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技術 ガスメータシステム

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 長友謙治横畑光男伊佐地昭裕北野裕介
出願日 2018年9月7日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-167411
公開日 2020年3月19日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-042373
状態 未査定
技術分野 測定値信号、等のための伝送方式 体積流量の測定(I)
主要キーワード 遮断データ 流量計側 検定期間 設定電文 集中監視システム 指針値 設定コード 制御電文
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

通信規格で一度に送信可能なデータ量を有効に利用して、複数のコードデータを一度に送信することで、送信回数を少なくすることが可能なガスメータシステムを提供する。

解決手段

ガスメータと、ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文50を用いて通信を行うセンター装置からなり、所定の電文50は、命令コード52aと、第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータを複数まとめた付加データ52bを含んでいる構成とする。

概要

背景

この種のガスメータシステムにおいて、ガスメータで得られた検針値などの種々のデータを取得したり、或いは、ガスメータに対して時刻等を設定するための通信仕様規格化されており、現在、都市ガス用のAライン通信LPガス用のNライン通信といわれる通信規格を用いる通信方法が普及している。また、近年では、Aライン通信やNライン通信の通信速度(200〜300bps)よりも高速(9600bps)の通信規格であるUバス通信が規格化され、このUバス通信に対応したインターフェースを有するガスメータも普及しつつある。

そして、Nライン通信とUバス通信で異なる通信プロトコルを相互に変換する変換器を利用した集中監視システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによると、Uバス通信により監視を行う監視装置が、Nライン通信機能のみを有するガスメータと通信する場合、監視装置は、ガスメータに複数のデータを要求する際に、Uバス通信の通信規格に基づき複数の要求データをまとめて1つの要求電文として送信し、変換器が、通信速度の遅いNライン通信の仕様に合わせて変換して、個々のデータをそれぞれについてガスメータと通信を行った後、ガスメータから得られた複数のデータをまとめた応答電文を作成して監視装置にUバス通信で送信する構成としている。

概要

通信規格で一度に送信可能なデータ量を有効に利用して、複数のコードデータを一度に送信することで、送信回数を少なくすることが可能なガスメータシステムを提供する。ガスメータと、ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文50を用いて通信を行うセンター装置からなり、所定の電文50は、命令コード52aと、第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータを複数まとめた付加データ52bを含んでいる構成とする。

目的

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低速の通信規格で定義されたコマンド体系と、高速の通信規格で定義されたコマンド体系を組み合わせた電文により、必要なデータの取得、あるいは、設定を1回の通信で可能とするガスメータシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガスメータシステム

請求項2

ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格より通信速度が低速の第2通信規格に準拠して通信内容が定義されたコマンドデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガスメータシステム。

請求項3

ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータ及び/又は前記第1通信規格より通信速度が低速の第2通信規格に準拠して通信内容が定義されたコマンドデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガスメータシステム。

請求項4

前記付加データは、前記第1通信規格と前記第2通信規格の種別と、前記コードデータと前記コマンドデータのデータ長とを指定しながら連結して構成されたことを特徴とする請求項3に記載のガスメータシステム。

請求項5

前記付加データは、前記コードデータまたは前記コマンドデータを所定のコードで区切りながら連結して構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスメータシステム。

請求項6

前記付加データは、所定のデータを前記ガスメータから要求する要求コードと、ガスメータに対する設定を行う設定コードと、ガスメータに対してガス遮断等を命令する制御コードの何れか2つ以上を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスメータシステム。

技術分野

0001

本発明は、ガスメータセンター装置で構成されたガスメータシステムにおける通信方法に関するものである。

背景技術

0002

この種のガスメータシステムにおいて、ガスメータで得られた検針値などの種々のデータを取得したり、或いは、ガスメータに対して時刻等を設定するための通信仕様規格化されており、現在、都市ガス用のAライン通信LPガス用のNライン通信といわれる通信規格を用いる通信方法が普及している。また、近年では、Aライン通信やNライン通信の通信速度(200〜300bps)よりも高速(9600bps)の通信規格であるUバス通信が規格化され、このUバス通信に対応したインターフェースを有するガスメータも普及しつつある。

0003

そして、Nライン通信とUバス通信で異なる通信プロトコルを相互に変換する変換器を利用した集中監視システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによると、Uバス通信により監視を行う監視装置が、Nライン通信機能のみを有するガスメータと通信する場合、監視装置は、ガスメータに複数のデータを要求する際に、Uバス通信の通信規格に基づき複数の要求データをまとめて1つの要求電文として送信し、変換器が、通信速度の遅いNライン通信の仕様に合わせて変換して、個々のデータをそれぞれについてガスメータと通信を行った後、ガスメータから得られた複数のデータをまとめた応答電文を作成して監視装置にUバス通信で送信する構成としている。

先行技術

0004

特開2017−45227号公報

発明が解決しようとする課題

0005

Nライン通信の通信規格は、通信速度が低速であり、一度に複数のデータを送受信することが困難であるため、その電文は、要求データの種類や設定データの種類、対応する要求データや設定データを1つのコマンドコードとして定義されており、要求データの種類や応答データの種類に応じた数のコマンドコードが体系化され規格化されている。

0006

図6は、Uバス通信規格における電文構成の一例を示すもので、電文100は、送信元アドレスや宛先などの通信情報を指定するヘッダー101と、データ部102から構成されており、データ部102は、ガスメータ10との通信内容であり、ここでは、指針値セキュリティデータ漏洩日数を要求するコードデータU1として定義されている。そして、コードデータU1は、図6(b)に示すように命令コード102aと、命令コード102aに対応して必要に応じて付加される付加データ102bとで構成されている。

0007

電文には、センター装置がガスメータに対してデータを要求する要求電文、センター装置がガスメータに対して各種の設定を行う設定電文、センター装置がガスメータに対してガス遮断等を命令する制御電文、ガスメータがセンター装置からの電文に応じてデータ等を送信する応答電文があり、命令コードは、データの種類、設定の種類、命令等に応じて種々のコードが定められている。

0008

付加される付加データは、設定電文であれば設定値、要求電文であれば要求するデータ
種別値、応答電文であれば要求があったデータ等、必要に応じて命令コードと共に付加される。

0009

そして、Uバス通信で使用されるコードデータは、Nライン通信に比べ通信速度が高速になった分、情報量を大きくできる為、Nライン通信で規格化されたコマンドデータを目的に応じて単独、若しくは複数組み合わせて構成されており、より多くの情報を一度に通信できる仕様となっている。

0010

図6(c)はUバス通信の付加データの一例を示すもので、Nライン通信で定義された指針値を要求するコマンドデータN1、セキュリティデータを要求するコマンドデータN2、漏洩日数を要求するコマンドデータN3を連結して構成されている。なお、この場合の命令コード102aは、指針値とセキュリティデータと漏洩日数の3つのデータを要求するためのコードとして定義されたコードである。

0011

従って、指針値とセキュリティデータと漏洩日数の3つのデータを要求する場合、Nライン通信では、3つの電文による3回の通信が必要であったが、Uバス通信によると、1つの電文による1回の通信で実現することができる。

0012

このように、Uバス通信は、Nライン通信に対して高速の通信が可能になったことからNライン通信では個々に通信が必要であった複数のデータを一度に通信できるようになったものの、要求データの種類や応答データの種類は、Nライン通信で規格化された種類に対応するために、Nライン通信で規格化されたコマンドデータを複数組み合わせて1つのコードデータとしており、要求データの種類や設定データの種類、あるいは、メータを特定するコード等からなる命令コードと、対応する要求データや設定データである付加データの組み合わせで定義されている。

0013

したがって、前述のように必要な複数のデータ(指針値とセキュリティデータと漏洩日数の3つのデータ)が1つのコードデータU1として定義されている場合は、1つの要求電文で通信を行うことができるものの、必要な複数のデータが1つのコードデータとして定義されていない場合、例えば、指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値の3つのデータが必要で、この3つのデータを要求するコードデータが定義されていない場合は、コードデータU1を用いた電文で指針値とセキュリティデータと漏洩日数のデータを取得した後、遮断データ詳細値のデータ要求を含む別のコードデータ(U2とする)を用いた電文で更に通信する必要が生じるという課題があった。

0014

或いは、必要なデータ(指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値)を1回の通信で取得するためには、このデータの組み合わせを定義した新たなコードデータ(コードデータU3とする)を追加する必要がある。

0015

図7はこのコードデータU3を含む電文を示すもので、電文200は、ヘッダー部201とデータ部202(コードデータU3)からなり、コードデータU3は、命令コード202aと付加データ202bから構成されている。そして、付加データ202bは、Nライン通信で定義された指針値を要求するコマンドデータN1、セキュリティデータを要求するコマンドデータN2、遮断データ詳細値を要求するコマンドデータN4をまとめたものとして構成されて定義されることになる。

0016

しかし、この場合は、この新たなコードデータU3に対応したガスメータでなければ、必要なータデータを1回の通信で取得することはできなかった。つまり、コードデータU3が定義される以前の製造されたガスメータの場合は、1回の通信で必要なデータ(指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値)を取得することはできなかった。

0017

なお、ガスメータは、一度設置されると検定期間満了となる期間(例えば、10年間)は交換されず、また、ガスメータは電池電源としている為、電池寿命の関係で新たに定義されたコードデータU3に対応したプログラム更新も困難であることから、全てのガスメータが新たに定義されたコードデータU3に対応できるようになるまで10年を要することになる。

0018

以上のように、高速の通信規格であるUバス通信においても、必要なデータを得るために複数の通信を行う必要が生じると、通信のトラフィックが増大し、スマートメータ化が進む中での課題となる。また、ガスメータは電池を電源としているため、複数の通信を行うことは、消費電流の増大を伴い、高容量の電池を搭載する必要が生じガスメータ自体が大型化するといった課題があった。

0019

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低速の通信規格で定義されたコマンド体系と、高速の通信規格で定義されたコマンド体系を組み合わせた電文により、必要なデータの取得、あるいは、設定を1回の通信で可能とするガスメータシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0020

前記従来の課題を解決するために、本発明のガスメータシステムは、ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするものである。

0021

これによって、通信規格で一度に送信可能なデータ量を有効に利用して、複数のコードデータを一度に送信することで、通信時間の短縮や無線通信のトラフィックの削減を図ることができる。

0022

また、既存の電文コードの組み合わせを可能とすることで、新たな電文コードを規格化する必要もなくなるので、ガスメータを交換しなくても、複数のコードデータを一度に送信することが可能となる。

発明の効果

0023

本発明のガスメータシステムによると、通信時間の短縮や無線通信のトラフィックの削減を図ることができると共に、新たな電文コードを規格化する必要もなくなる。

図面の簡単な説明

0024

本発明の実施の形態1〜3におけるガスメータシステムの構成図
(a)〜(c)本発明の実施の形態1における電文構成を説明する図
(a)〜(c)本発明の実施の形態2における電文構成を説明する図
(a)〜(c)本発明の実施の形態3における電文構成を説明する図
(a)〜(c)本発明の実施の形態3における他の実施例の電文構成を説明する図
Uバス通信規格の電文構成の1例を説明する図
Uバス通信規格の電文構成の他の例を説明する図

実施例

0025

第1の発明は、ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガ
メータシステムであり、通信規格で一度に送信可能なデータ量を有効に利用して、複数のメータ制御コードを一度に送信することで、送信回数を少なくすることができる。

0026

第2の発明は、ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格より通信速度が低速の第2通信規格に準拠して通信内容が定義されたコマンドデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガスメータシステムである。

0027

第3の発明は、ガスメータと、該ガスメータと第1通信規格に準拠した所定の電文を用いて通信を行うセンター装置からなり、前記所定の電文は、前記第1通信規格に準拠して通信内容が定義されたコードデータ及び/又は前記第1通信規格より通信速度が低速の第2通信規格に準拠して通信内容が定義されたコマンドデータを複数連結した付加データを含むことを特徴とするガスメータシステムである。

0028

第4の発明は、特に第3の発明において、前記付加データは、前記第1通信規格と前記第2通信規格の種別と、前記コードデータと前記コマンドデータのデータ長とを指定しながら連結して構成されたことを特徴とするものである。

0029

第5の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明において、前記付加データは、前記コードデータまたは前記コマンドデータを所定のコードで区切りながら連結して構成されたことを特徴とするものである。

0030

第6の発明は、特に第1〜5のいずれか1つの発明において、前記付加データは、所定のデータを前記ガスメータから要求する要求コードと、ガスメータに対する設定を行う設定コードと、ガスメータに対してガスの遮断等を命令する制御コードの何れか2つ以上を含むことを特徴とするものである。

0031

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

0032

(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるガスメータシステムの構成を示す図で、図に示すように、ガスメータシステムは、ガスメータ10と、ガスメータ10に接続された無線子機20と、無線子機20と通信を行う無線親機30と、無線親機30と通信を行いガスメータ10を監視するセンター装置40で構成されている。

0033

ガスメータ10は、図示していない流量計側部によるガス使用量計測や積算、或いは、ガスを遮断する機能を有するとともに、Uバス通信用のインターフェース11を有しており、センター装置40からの電文に基づき、積算値を送信したり、センター装置40からの指示によりガスを遮断することができる。

0034

無線子機20は、ガスメータ10と通信を行うためのUバス通信用のインターフェース21及び無線親機30との通信を行うための無線通信部22を有している。無線親機30は、無線子機20との通信を行うための無線通信部31およびセンター装置40と通信を行う通信部32を有し、図では無線子機を1つのみ示しているが、複数の無線子機との通信が可能である。

0035

センター装置40と無線親機30との通信は、電話回線携帯電話回線ネット回線あるいは、無線通信など、種々の回線網Aを利用でき、特に制限はない。

0036

以上の構成により、センター装置40は無線親機30と通信を行うことで、無線親機30、無線子機20を介してガスメータ10と通信が可能であり、通信には、所定の通信規格に準拠した電文が使用される。

0037

なお、本実施の形態のガスメータシステムの構成は一例であり、無線子機がガスメータに内蔵された構成や、無線親機が別のガスメータの無線子機の機能を有する形態、あるいは、無線子機が中継機能を有することで、多段中継を行うなど、種々の構成が考えられる。

0038

また、ガスメータとセンター装置とが携帯電話回線により直接通信を行うことで、無線親機による中継を必要としない構成も考えられる。

0039

以下、本実施の形態の具体的な電文構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態における電文構成を示すもので、電文50は、Uバス通信の基本構成であるヘッダー部51とデータ部52から構成され、データ部52は、命令コード52aと付加データ52bから構成されている。

0040

そして、本実施の形態では、付加データ52bをUバス通信の規格に対応した2つのコードデータU1とコードデータU2を区切コード53を間に入れて連結した合成コードとして構成したものである。このとき、命令コード52aは、付加データ52bが、Uバスの通信規格で定義された既存のコードデータが区切コード53で区分されて複数連結されていることを示すものとして定義されたコードである。

0041

この電文構成によると、この電文50を受けたガスメータ10は、命令コード52aを認識することで、後に続く付加データ52bが既存のコードデータを複数合成したコードであることを識別でき、区切コード53毎にコードデータを分割して判別することができ、センター装置40からの指示を解読することができる。

0042

従って、電文50を解読したガスメータ10は、コードデータU1に基づき、指針値とセキュリティデータと漏洩日数、及び、コードデータU2に基づき、遮断データ詳細値を含むその他のデータを応答電文として、無線子機20、無線親機30を介してセンター装置40に送信することができるので、センター装置40は必要なデータである指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値を1回の通信で取得することができる。

0043

(実施の形態2)
次に、実施の形態2における電文構成を、図3を用いて説明する。ガスメータシステムの構成は図1と同様である。

0044

なお、本実施の形態において、第1通信規格をUバス通信規格とし、第1通信規格よりも低速な第2通信規格をNライン通信規格として説明する。

0045

図3は、本実施の形態における電文構成を示すもので、電文60は、Uバス通信の基本構成であるヘッダー部61とデータ部62から構成され、データ部62は、命令コード62aと付加データ62bから構成されている。

0046

そして、本実施の形態では、付加データ62bをNライン通信の規格に準拠したコマンドデータを複数連結して構成している。具体的には、付加データ62bを、指針値を要求するコマンドデータN1、セキュリティデータを要求するコマンドデータN2、遮断データ詳細値を要求するコマンドデータN4を区切コード63を挿入しながら連結した合成コードとして構成している。このとき、命令コード62aは、付加データ62bが、Nライ
ン通信規格によるコマンドデータが区切コード63で区分されて複数連結されていることを示すものとして定義されたコードである。

0047

この電文構成によると、この電文60を受けたガスメータ10は、命令コード62aを認識することで、後に続く付加データ62bがNライン通信規格によるコマンドデータが複数構成されたデータであることを識別でき、区切コード63毎にコマンドデータを分割して判別することができ、センター装置40からの指示を解読することができる。

0048

従って、電文60を解読したガスメータ10は、Nライン通信規格のコマンドデータN1、N2、N4に基づき、指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値を応答電文として、無線子機20、無線親機30を介してセンター装置40に送信することができるので、センター装置40は必要なデータである指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値を1回の通信で取得することができ、単時間で取得できる。

0049

(実施の形態3)
次に、実施の形態3における電文構成を、図4を用いて説明する。ガスメータシステムの構成は図1と同様である。

0050

なお、本実施の形態において、第1通信規格をUバス通信規格とし、第1通信規格よりも低速な第2通信規格をNライン通信規格として説明する。

0051

図4は、本実施の形態における電文構成を示すもので、電文70は、Uバス通信の基本構成であるヘッダー部71とデータ部72から構成され、データ部72は、命令コード72aと付加データ72bから構成されている。

0052

そして、本実施の形態では、付加データ72bをUバス通信の規格に準じた指針値とセキュリティデータと漏洩日数を要求するコードデータU1とNライン通信に準拠した遮断データ詳細値の要求コマンドであるコマンドデータN4とを、通信規格(本実施の形態では、Uバス通信とNライン通信)の種別73とデータ長74を指定して連結した合成コードとして構成したものである。このとき、命令コード72aは、付加データ72bが、Uバス通信の通信規格によるコードデータとNライン通信規格によるコマンドデータがその通信規格の種別73とデータ長74を指定して複数連結されていることを示すものとして定義されたコードである。

0053

この電文構成によると、この電文70を受けたガスメータ10は、命令コード72aを認識することで、後に続く付加データ72bがUバス通信規格のコードデータとNライン通信規格によるコマンドデータが複数連結して構成されたデータであることを識別でき、種別73とデータ長74に基づき、付加データ72bを分割して判別することができ、センター装置40からの指示を解読することができる。

0054

また、図5は、本実施の形態における他の実施例の電文構成を示すもので、電文80は、Uバス通信の基本構成であるヘッダー部81とデータ部82から構成され、データ部82は、命令コード82aと付加データ82bから構成されている。

0055

そして、付加データ82bをUバス通信の規格に準じた指針値とセキュリティデータと漏洩日数を要求するコードデータU1とNライン通信に準拠した遮断データ詳細値の要求コマンドであるコマンドデータN4とを、通信規格の種別を示す区切コード83,84を付加して連結して合成コードとして構成したものである。このとき、命令コード82aは、付加データ82bが、Uバス通信の通信規格によるコードデータとNライン通信規格によるコマンドデータがその通信規格の種別で区分される区切コードをデータの後に付加し
て複数連結されていることを示すものとして定義されたコードである。

0056

この電文構成によると、この電文80を受けたガスメータ10は、命令コード82aを認識することで、後に続く付加データ82bがUバス通信規格のコードデータとNライン通信規格によるコマンドデータが複数連結して構成されたデータであることを識別でき、区切コード83,84に基づき、付加データ82bを分割して判別することができ、センター装置40からの指示を解読することができる。

0057

従って、電文70、80を解読したガスメータ10は、コードデータU1とコマンドデータN4に基づき、指針値とセキュリティデータと漏洩日数と遮断データ詳細値を応答電文として、無線子機20、無線親機30を介してセンター装置40に送信することができるので、センター装置40は必要なデータである指針値とセキュリティデータと遮断データ詳細値を1回の通信で取得することができる。

0058

このように、通信規格の種別とデータ長、或いは区切コードを指定して連結すれば、Uバス通信で規格化された複数のデータを1つで扱えるコードデータと、Nライン通信で規格化されたコマンドデータを混在して電文を作成できるので、必要となる複数のデータを1回の通信で取得することができる。

0059

なお、上記実施の形態では付加データ72b、82bをUバス通信のコードデータU1とNライン通信のコマンドデータN4の2つのコードの合成コードで説明したが、Uバス通信のコードデータのみ、或いは、Nライン通信のコマンドデータのみの合成コードで構成できること、および、2つのコードだけでなく、3つ以上のコードを組み合わせて合成コードを構成できることは言うまでもない。

0060

以上のように、本実施の形態1〜3によると、通信規格で一度に送信可能なデータ量を有効に利用して、複数のコードデータを一度に送信することで、通信時間の短縮や無線通信のトラフィックの削減を図ることができる。

0061

また、既存の電文コードの組み合わせを可能とすることで、新たな電文コードを規格化する必要もなくなる。

0062

更に、ガスメータにおける電文の解読処理は、マイクロコンピュータのプログラムで実現できるが、本実施の形態における電文構成を解読できるプログラム、即ち、命令コード52a、62a、72a、82aの定義に対応して、付加データ52b、62b、72b、82bを解読できるプログラムが組み込まれたガスメータであれば、前述の新たなコードデータU3に対応していなくても、1つの電文で必要な通信を行うことができる。

0063

なお、Uバス通信規格においても、1回の通信で可能な通信容量には制限があるが、センター装置が、この制限を考慮して、コードデータやコマンドデータの組み合わせを設定する必要があることは言うまでもない。

0064

また、本実施の形態では、ガスメータ10が持つ種々のデータをセンター装置40で取得する要求電文について具体的に説明したが、通信の電文には、センター装置40がガスメータ10に対してデータを要求する要求電文、センター装置40がガスメータ10に対して各種の設定を行う設定電文、センター装置40がガスメータ10に対してガスの遮断等を命令する制御電文、ガスメータ10がセンター装置40からの電文に応じてデータ等を送信する応答電文があり、その内、センター装置40がガスメータ10に対して発信する要求電文と設定電文と制御電文に対応するコードの内の何れか2つ以上を付加データとすることで同じ電文に含めて送る構成としても良い。

0065

以上のように、本発明にかかるガスメータシステムは、種々のガスメータの通信規格として適用できる。

0066

10ガスメータ
40センター装置
50、60、70、80電文
U1、U2、U3 コードデータ
N1、N2、N3、N4コマンドデータ
52b、62b、72b、82b 付加データ
53、63、83、84 区切コード

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