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技術 化粧料組成物

出願人 信越化学工業株式会社
発明者 小西将幸
出願日 2019年12月18日 (1年0ヶ月経過) 出願番号 2019-227906
公開日 2020年3月19日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-040994
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード 長鎖アルキル変性シリコーン カルボキシル置換アルキル基 B型粘度計 非水系組成物 分岐状ポリグリセリン 清涼効果 ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル スティック容器
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

紫外線吸収剤の存在下でも粉体分散性に優れ、使用感展延性が良好で、製剤保存安定性に優れた化粧料組成物を提供することを目的とする。

解決手段

(a)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:0.1〜12質量%、(b)粉体:0.1〜45質量%、(c)紫外線吸収剤:6.5〜20質量%、(d)シリコーンオイル及びエステル油から選ばれる1種又は2種以上の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤:0.1〜60質量%を含有し、(b)粉体が、(I)(a)成分及び(d)成分、又は(II)(a)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する油相中に予め分散された分散体を含む化粧料組成物。

概要

背景

化粧料において、粉体を含有する際、シリコーン活性剤等を用いて、粉体の濡れ性分散性を向上させ、化粧持ちや保存安定性の向上をする技術が知られている(特許文献1:特開2014−043422号公報)。しかしながら、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤では分散性能は不十分な場合がある。

一方、サンスクリーン化粧料においては、酸化チタン酸化亜鉛等の金属酸化物粉体は、透明性を向上させ、且つ紫外線遮蔽効果を高めるために、平均一次粒子径が100nm以下のいわゆる微粒子金属酸化物粉体が汎用されている。しかしながら、微粒子化された金属酸化物粉体は、表面積が大きくなることで粒子同士の結合力が強くなり、その結果、凝集しやすいという性質を帯びてくる。このため、これら微粒子金属酸化物粉体を日焼け止め化粧料に用いる場合には、凝集しないで安定に含有できるということが重要である。一般に化粧料において、ポリグリセリン変性シリコーン系界面活性剤を配合することで製剤安定性の向上をする技術や(特許文献2:特開2013−035872号公報)、ポリグリセリン変性シリコーン系界面活性剤とトリメチルシロキシケイ酸を併用することで製剤安定性の向上をする技術が知られている(特許文献3:特開2007−182402号公報)。しかしながら、ここで用いられているポリグリセリン変性シリコーンは紫外線吸収剤の存在下では、製剤安定性の向上は不十分であった。

概要

紫外線吸収剤の存在下でも粉体の分散性に優れ、使用感展延性が良好で、製剤保存安定性に優れた化粧料組成物を提供することを目的とする。 (a)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:0.1〜12質量%、(b)粉体:0.1〜45質量%、(c)紫外線吸収剤:6.5〜20質量%、(d)シリコーンオイル及びエステル油から選ばれる1種又は2種以上の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤:0.1〜60質量%を含有し、(b)粉体が、(I)(a)成分及び(d)成分、又は(II)(a)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する油相中に予め分散された分散体を含む化粧料組成物。なし

目的

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、紫外線吸収剤の存在下でも粉体の分散性に優れ、使用感、展延性が良好で、製剤保存安定性に優れた化粧料組成物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(a)ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:0.1〜12質量%、(b)粉体:0.1〜45質量%、(c)紫外線吸収剤:6.5〜20質量%、(d)シリコーンオイル及びエステル油から選ばれる1種又は2種以上の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤:0.1〜60質量%を含有し、(b)粉体が、(I)(a)成分及び(d)成分、又は(II)(a)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する油相中に予め分散された分散体を含む化粧料組成物

請求項2

乳化組成物である請求項1記載の化粧料組成物。

請求項3

非水系組成物である請求項1記載の化粧料組成物。

技術分野

0001

本発明は、化粧料組成物に関する。なお、本発明では化粧料用組成物(化粧料組成物)を単に化粧料と記載することがある。

背景技術

0002

化粧料において、粉体を含有する際、シリコーン活性剤等を用いて、粉体の濡れ性分散性を向上させ、化粧持ちや保存安定性の向上をする技術が知られている(特許文献1:特開2014−043422号公報)。しかしながら、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤では分散性能は不十分な場合がある。

0003

一方、サンスクリーン化粧料においては、酸化チタン酸化亜鉛等の金属酸化物粉体は、透明性を向上させ、且つ紫外線遮蔽効果を高めるために、平均一次粒子径が100nm以下のいわゆる微粒子金属酸化物粉体が汎用されている。しかしながら、微粒子化された金属酸化物粉体は、表面積が大きくなることで粒子同士の結合力が強くなり、その結果、凝集しやすいという性質を帯びてくる。このため、これら微粒子金属酸化物粉体を日焼け止め化粧料に用いる場合には、凝集しないで安定に含有できるということが重要である。一般に化粧料において、ポリグリセリン変性シリコーン系界面活性剤を配合することで製剤安定性の向上をする技術や(特許文献2:特開2013−035872号公報)、ポリグリセリン変性シリコーン系界面活性剤とトリメチルシロキシケイ酸を併用することで製剤安定性の向上をする技術が知られている(特許文献3:特開2007−182402号公報)。しかしながら、ここで用いられているポリグリセリン変性シリコーンは紫外線吸収剤の存在下では、製剤安定性の向上は不十分であった。

先行技術

0004

特開2014−043422号公報
特開2013−035872号公報
特開2007−182402号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、紫外線吸収剤の存在下でも粉体の分散性に優れ、使用感展延性が良好で、製剤保存安定性に優れた化粧料組成物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(a)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン、(b)粉体、(c)紫外線吸収剤、(d)(c)成分以外の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤を配合することで、上記課題を解決できることを知見し、本発明をなすに至ったものである。

0007

従って、本発明は下記を提供する。
[1].(a)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン:0.1〜12質量%、(b)粉体:0.1〜45質量%、(c)紫外線吸収剤:0.1〜20質量%、(d)(c)成分以外の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤:0.1〜60質量%を含有する化粧料組成物。
[2].(a)成分が、ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンである[1]記載の化粧料組成物。
[3].(b)成分が、平均一次粒子径が1.0μm以下の着色顔料である[1]又は[2]記載の化粧料組成物。
[4].(b)成分が、平均一次粒子径が200nm以下の紫外線散乱剤である[1]又は[2]記載の化粧料組成物。
[5].(b)粉体が、(I)(a)成分及び(d)成分、又は(II)(a)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する油相中に予め分散させた分散体を含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の化粧料組成物。
[6].乳化組成物である[1]〜[5]のいずれかに記載の化粧料組成物。
[7].非水系組成物である[1]〜[5]のいずれかに記載の化粧料組成物。

発明の効果

0008

本発明の化粧料組成物は、紫外線吸収剤の存在下でも粉体の分散性に優れ、使用感、展延性、製剤保存安定性に優れている。

0009

以下、本発明について詳細に説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。

0010

<(a)成分>
<シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン>
本発明において使用されるシリコーン・アルキル分岐型のポリグリセリン変性シリコーン化合物は、シリコーン・アルキル鎖変性ポリグリセリン変性シリコーン界面活性剤である。
中でも下記一般式(1)で示されるシリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーンが好ましい。
R1aR2bR3cSiO(4-a-b-c)/2 (1)
[式中、aは1.0〜2.5、bは0.001〜1.5、cは0.001〜1.5である。
R1は炭素数1〜30アルキル基アリール基アラルキル基フッ素置換アルキル基アミノ置換アルキル基カルボキシル置換アルキル基等の非置換又は置換一価炭化水素基、及び下記一般式(2)
−CdH2d−O−(C2H4O)e(C3H6O)fR4 (2)
(式中、R4は水素原子、炭素数1〜30の一価炭化水素基、又はR5−(CO)−(但し、R5は炭素数1〜30の一価炭化水素基)で示される有機基から選択される同種又は異種の有機基であり、d、e、fは、それぞれ0≦d≦15、0≦e≦50、0≦f≦50の整数である。)
で表される有機基から選ばれる有機基である。
R2は下記一般式(3)及び/又は(4)で示されるポリグリセリン誘導体である。



(式中、R4は前記式(2)と同様の意味を示し、Qはエーテル結合及びエステル結合を含有してもよい炭素数2〜20の二価炭化水素基を示す。sは2〜10の整数、tは1〜10の整数である。)
R3は下記一般式(5)で示されるケイ素含有基である。



(式中、R1は上記式(1)と同様であり、gは1〜5の整数である。hは0〜500である。)]

0011

aは1.0〜2.5、好ましくは1.2〜2.3であり、aが1.0より小さいと油剤との相溶性に劣り、耐水性が得難くなるおそれがある。一方、2.5より大きいと親水性に乏しくなるため、粉体への吸着性が乏しくなり安定な分散性が得にくくなるおそれがある。bは0.001〜1.5、好ましくは0.01〜1.0であり、bが0.001より小さいと、親水性に乏しくなるため、粉体への吸着性が乏しくなり、1.5より大きいと親水性が高くなり過ぎるため、安定な分散性を得にくくなるおそれがある。cは0.001〜1.5、好ましくは0.01〜1.0であり、cが0.001より小さいと、シリコーン油との相溶性が劣り、耐水性が得難く、cが1.5より大きいと親水性に乏しくなるため、粉体への吸着性が乏しくなり安定な分散性を得にくくなるおそれがある。

0012

R1のうち、非置換又は置換一価炭化水素基の具体例としては、メチル基エチル基プロピル基ブチル基、ペンチル基ヘキシル基、ヘプチル基オクチル基、ノニル基、デシル基ウンデシル基、ドデシル基トリデシル基、テトラデシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基フェニル基トリル基等のアリール基、ベンジル基フェネチル基等のアラルキル基、トリフロロプロピル基ヘプタデカフロロデシル基等のフッ素置換アルキル基等を挙げることができる。さらに3−アミノプロピル基、3−[(2−アミノエチル)アミノ]プロピル基等のアミノ置換アルキル基、3−カルボキシプロピル基等のカルボキシ置換アルキル基等が挙げられる。R1の炭素数は1〜30であり、1〜16が好ましく、炭素数8以上の長鎖アルキル基であることが好ましく、8〜16のアルキル基が好ましく、さらに好ましくは10〜12のアルキル基がさらに好ましい。

0013

また、下記一般式(2)で表される有機基であってもよい。
−CdH2d−O−(C2H4O)e(C3H6O)fR4 (2)
R4は水素原子、炭素数1〜30、又はR5−(CO)−(但し、R5は炭素数1〜30、特には、メチル基等の炭素数1〜4のアルキル基等の一価炭化水素基)である。R4の一価炭化水素基は、メチル基等の炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。特に、R4全体の50モル%以上がメチル基であることが好ましく、より好ましくは70モル%以上がメチル基であることが好ましく、100モル%がメチル基であることがさらに好ましい。

0014

d、e、fは、それぞれ0≦d≦15、0≦e≦50、0≦f≦50の整数である。上記一般式(2)は、アルコール残基及びアルケニルエーテル付加物残基である。具体例としては、d=0の時:−O−(C2H4O)e(C3H6O)fR4かつe=0,f=0であれば、炭素数1〜30のアルコキシ基、例えばメトキシ基ブトキシ基等の低級アルコキシ基からセチルアルコールオレイルアルコールステアリルアルコール等のセチロキシ基、オレイロキシ基、ステアロキシ基等の高級アルコキシ基が挙げられる。また、酢酸乳酸酪酸オレイン酸ステアリン酸、ベヘニル酸等の脂肪酸残基が挙げられる。

0015

e,f>1であれば高級アルコールアルキレンオキサイド付加物末端水酸基)のアルコール残基となる。dが1以上、e=0、f=0の場合は、特にdが3、5又は11が好ましく、この場合はプロピルエーテルペンテニルエーテル、ウンデセニルエーテル残基であり、R4の置換基によって、例えばアリステアリルエーテル残基、ペンテニルベヘニルエーテル残基もしくはウンデセニルオレイルエーテル残基等が挙げられる。e又はfが0でない場合は、ポリオキシアルキレンを介してアルコキシ基やエステル基が存在する。ここで、e,fが何であれ、dが0の時は耐加水分解性に劣る場合があり、dが15以上であると油臭が強いため、3〜5であることが好ましい。

0016

R2は下記一般式(3)及び/又は(4)で示されるポリグリセリン誘導体である。

0017

R4は前記式(2)と同様の意味を示し、Qはエーテル結合及びエステル結合を含有してもよい炭素数2〜20の二価炭化水素基を示す。例えば、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2CH(CH3)CH2−、−(CH2)4−、−(CH2)5−、−(CH2)6−、−(CH2)7−、−(CH2)8−、−(CH2)2−CH(CH2CH2CH3)−、−CH2−CH(CH2CH3)−、−(CH2)3−O−(CH2)2−、−(CH2)3−O−(CH2)2−O−(CH2)2−、−(CH2)3−O−CH2CH(CH3)−、−CH2−CH(CH3)−COO(CH2)2−等を例示することができる。sは2〜10、特に2〜4の整数、tは1〜10、特に1〜4の整数である。

0018

R3は下記一般式(5)で示されるケイ素含有基である。

0019

一般式(5)において、R1は上記式(1)と同様であり、gは1〜5の整数であって、特にビニルシロキシ基SiH基との反応から合成する場合、gは2である。hは0〜500であり、好ましくは1〜50である。hが500より大きいと主鎖との反応性が悪くなる等の問題が起こる場合がある。

0020

本発明において用いられるシリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーンは、条件を満たせば特に限定されないが、好ましくは化粧品表示名称で定義される、ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等(ジメチコンのメチル基の一部をラウリル基トリグセリル基及びポリジメチルシロキシエチル基で置換したもの)である。市販品としては、信越化学工業製のKF−6105等が挙げられる。

0021

(a)成分の配合量は、化粧料組成物中0.1〜12質量%であり、好ましくは0.5〜5質量%である。

0022

<(b)成分>
<粉体>
本発明において用いられる粉体は、通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されないが、粒径が細かい方が分散は難しくなる傾向があり、特に顔料(着色顔料)や紫外線散乱剤等は分散性が顕著に現れる。さらに、別の有機粒子として、架橋型シリコーン粉末(即ち、ジオルガノシロキサン単位の繰返し連鎖が架橋した構造を有するオルガノポリシロキサンからなる、いわゆるシリコーンゴムパウダー)、シリコーン樹脂粒子三次元網状構造ポリオルガノシルセスキオキサン樹脂粒子)等が挙げられ、具体例としては、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーポリメチルシルセスキオキサン等の名称で知られている。これらは粉体として、或いは、シリコーンオイル等を含む膨潤物として市販され、例えば、KMP−598,590,591,KSG−016F等(何れも信越化学工業製)の商品名で市販されている。これらの粉体は1種又は2種以上を用いることができる。

0023

(b)成分の配合量は、化粧料組成物中0.1〜45質量%であり、好ましくは1〜35質量%である。

0024

特にシリコーン樹脂被覆シリコーンゴム粉末は、べたつきの防止等の感触向上効果や、しわ毛穴等の形態補正効果等から、サンスクリーンメイクアップコンシーラー等に応用される。シリコーン樹脂被覆シリコーンゴム粉末の具体例としては、化粧品表示名称で定義される、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコンビニルジフェニルジメチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ポリシリコーン−22、ポリシリコーン−1クロスポリマー等の名称で知られている。これらは、KSP−100,101,102,105,300,411,441等(何れも信越化学工業製)の商品名で市販されている。これらの粉体は1種又は2種以上を用いることができる。

0025

<顔料>
顔料(着色顔料)は、一般にメーキャップ化粧料に用いられるものであれば特に制限されない。例えばタルクマイカカオリンシリカ炭酸カルシウム亜鉛華、酸化チタン(二酸化チタン)、赤酸化鉄黄酸化鉄黒酸化鉄群青紺青カーボンブラック低次酸化チタンコバルトバイオレット酸化クロム水酸化クロムチタン酸コバルトオキシ塩化ビスマスチタン−マイカ系パール顔料等の無機顔料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、黄色205号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色404号、緑色3号等のジルコニウムバリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料クロロフィル、β−カロチン等の天然色素染料等が挙げられる。また、着色顔料の平均一次粒子径は、1.0μm以下が好ましく、具体的にはLL−100P(針状、平均一次粒子径:0.07μm×0.8μm)、R−516P(針状、平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)、BL−100P(平均一次粒子径:0.3μm)(何れもチタン工業製)、CR−50(平均一次粒子径:0.25μm(石原産業製)の商品名で市販されており、シリコーン等で表面処理したものも用いることができる。下限は特に限定されないが、0.02μmとすることもできる。顔料の場合、分散が難しいが、本発明に依れば良分散性が顕著である。なお、平均一次粒子径は、透過型電子顕微鏡写真により測定できる。

0026

本発明に用いられる顔料(着色顔料)を配合する場合、その配合量は特に限定されないが、化粧料組成物中、0.1〜25質量%配合することが好ましく、使用性から1〜20質量%がさらに好ましい。0.1質量%未満では十分な隠蔽効果着色効果を得ることができず、25質量%を超えて配合すると、使用時ののび広がりが悪くなったり、化粧膜に粉っぽさが発現したりする場合がある。

0027

<紫外線散乱剤>
本発明において用いられる紫外線散乱剤は通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されない。具体的には酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムの1種又は2種以上から選ばれる金属酸化物である。この金属酸化物は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムの2種以上の複合粉体でもよく、また他の粉体との複合粉体でもよい。平均一次粒子径は200nm以下が好ましく、さらに好ましくは120nm以下である。これ以上粒子径が大きいと紫外線防御機能が低下し、白残りしてしまう。下限は特に限定されないが、10nmとすることもできる。なお、本発明で定義するところの紫外線散乱剤として用いられる粉体の平均一次粒子径は、透過型電子顕微鏡写真により測定できる。一般的にこれらの粉体は真球状ではないため測定では、粒子の長径平均値を以って平均一次粒子径とする。紫外線散乱剤、特に酸化チタンの場合、分散が難しいが、本発明に依れば良分散性が顕著である。

0028

粉体は、未処理でも一般的に化粧品に使用される公知の表面処理でも特に限定はされない。例えば、無機系処理としてはシリカ被覆アルミナ被覆水酸化アルミニウム被覆等が挙げられ、有機系処理としては、カプリリルシラン(信越化学工業製:AES−3083)等のシラン類又はシリル化剤ジメチルシリコーン(信越化学工業製:KF−96Aシリーズ)、メチルハイドロジェンポリシロキサン(信越化学工業製:KF−99P,KF−9901等)、シリコーン分岐型シリコーン処理剤(信越化学工業製:KF−9908,KF−9909等)等のシリコーンオイル、ワックス類パラフィン類ペルフルオロアルキルリン酸塩等の有機フッ素化合物、界面活性剤、N−アシルグルタミン酸等のアミノ酸ステアリン酸アルミニウムミリスチン酸マグネシウム等の金属石鹸等が挙げられる。特に、KF−9909(信越化学工業製)はシリコーンオイルやエステル油等の油剤のどちらに対しても高い分散性を示すため、サンスクリーンやファンデーションに応用される。これらの表面処理は1種又は2種以上を目的に応じて組合せてもよく、無機/無機、有機/有機、無機/有機等いずれの組み合わせでもよい。

0029

これらの表面処理をした紫外線散乱剤は市販品も使用可能である。例えば微粒子酸化チタンでは、MT−01,05,100Z,100TV,100AQ,100WP,150EX,500B,505SAS、700B,014Z,SMT−500SAS(テイカ製)、ST−455,455WS,457ECS,495M(チタン工業製)、TTO−S1,S4,51(C),55(A),55(C),80(A)(石原産業製)等の商品名で市販されている。微粒子酸化亜鉛では、MZ−150,200,300,306X,500HP,505T,506X,MZY−203S,303S,210M3S,TMZ−HA1,MZX−3040TS(テイカ製)、FZO−50(石原産業製)等の商品名で市販されている。

0030

本発明に用いられる微粒子金属酸化物を配合する場合、その配合量は特に限定されないが、化粧料組成物中、0.1〜45質量%配合することが望ましく、使用性から1〜40質量%がさらに好ましい。0.1質量%未満では十分な紫外線遮蔽効果を得ることができず、45質量%を超えて配合すると、使用時ののび広がりが悪くなったり、化粧膜に白さや粉っぽさが発現したりする場合がある。

0031

なお、(b)粉体は、(I)(a)成分及び(d)成分、又は(II)(a)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する油相中に予め分散させた分散体として配合してもよい。

0032

<(c)成分>
<紫外線吸収剤>
本発明において用いられる紫外線吸収剤は、通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されない。具体的には、サリチル酸ホモメンチルオクトクリレン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−(2−β−グルコピラノシロキシプロポキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、サリチル酸オクチル、2−[4−(ジエチルアミノ)−2−ヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステルジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウムジヒドロキシベンゾフェノンジメチコジエチルベンザルマロネート、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオンジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシルテトラヒドロキシベンゾフェノン、テレフタリリデンカンフルスルホン酸、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニルアニリノ]−1,3,5−トリアジントリメトキシケイ皮酸メチルビストリメチルシロキシシリルイソペンチル、ドロメトリゾールトリシロキサンパラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその三水塩、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウムフェニルベンズイミダゾールスルホン酸、2,2’−メチレンビス[6−(2Hベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]等が挙げられる。また、UVA吸収剤(例えば、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等)と、UVB吸収剤(例えば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル等)を併用することが可能であり、それぞれを任意に組み合わせることも可能である。

0033

(c)成分の配合量は、本発明の化粧料全体の0.1〜20質量%であり、3.5〜18質量%がより好ましく、さらに好ましくは6.5〜16質量%である。

0034

<(d)成分>
(c)成分以外の25℃で粘度が1〜100mm2/sの油剤は、通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されない。具体的には、シリコーンオイル、エステル油、炭化水素油、及びフッ素系油剤を使用することができる。

0035

・シリコーンオイル
シリコーンオイルとしては、通常化粧料に配合できる原料であれば特に限定されないが、具体的には、ジメチルポリシロキサンシクロペンタシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサン)、シクロヘキサシロキサンジシロキサン、トリシロキサン、メチルトリメチコン、カプリリルメチコン、ジフェニルジメチコン(化粧品表示名称)、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(化粧品表示名称)等のメチルフェニルポリシロキサンメチルヘキシルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサンジメチルシロキサンメチルフェニルシロキサン共重合体等が挙げられる。これらの中でもさっぱりした使用感が得られる揮発性シリコーン〔市販品としては信越化学工業製:TMF−1.5、KF−995、KF−96A−1cs、KF−96A−1.5cs、KF−96A−2cs等〕や、低粘度のシリコーン〔市販品としては信越化学工業製:KF−96A−6cs等〕や、他の油剤との相溶性向上や艶出しの目的で使われるフェニルシリコーン〔市販品としては信越化学工業製:KF−56A〕等が好まれる。これらのシリコーンオイルは1種又は2種以上を用いることができる。

0037

(d)成分の粘度は25℃で1〜100mm2/sであり、好ましくは1〜50mm2/sであり、さらに好ましくは1〜30mm2/sである。配合量は、化粧料組成物中0.1〜60質量%であり、5〜55質量%がより好ましい。なお、本発明において、動粘度オストワルド粘度計による25℃の測定値である。

0038

<その他の任意成分>
本発明の化粧料には、通常の化粧料に使用される種々の成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。成分としては、例えば(1)(c),(d)成分以外の油剤、(2)水性成分、(3)皮膜剤、(4)(a)成分以外の界面活性剤、(5)架橋型オルガノポリシロキサン、(6)ワックス、(7)その他の添加剤を含んでよい。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。

0039

(1)(c),(d)成分以外の油剤
本発明において用いられる(c),(d)成分以外の油剤は、感触改良、エモリエント効果として用いられる通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されないが、高粘度の直鎖又は分岐状のオルガノポリシロキサン、アミノ変性オルガノポリシロキサンピロリドン変性オルガノポリシロキサン、ピロリドンカルボン酸変性オルガノポリシロキサン高重合度ガム状ジメチルポリシロキサン、ガム状アミノ変性オルガノポリシロキサン、及びシリコーンガム等の環状オルガノポリシロキサン溶液、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン高級脂肪酸変性シリコーンアルキル変性シリコーン長鎖アルキル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、シリコーン樹脂及びシリコーンレジン溶解物等が挙げられる。これらの中でも特に、艶出しや使用感調整の目的で使われるシリコーンワックス〔市販品としては信越化学工業製:KP−561P,562P,KF−7020S等〕が好ましく利用される。シリコーン以外では、ワセリン水添ポリイソブテン等高粘度の炭化水素油等が挙げられる。(c),(d)成分以外の油剤を配合する場合の配合量は、化粧料組成物中0.1〜20質量%が好ましい。

0041

(3)皮膜剤
皮膜剤としては、通常化粧料に配合できる原料であれば特に限定されないが、具体的には、ポリビニルアルコールポリビニルピロリドンポリ酢酸ビニルポリアクリル酸アルキル等のラテックス類、デキストリンアルキルセルロースニトロセルロース等のセルロース誘導体、トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン等のシリコーン化多糖化合物、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー等のアクリルシリコーン系グラフト共重合体、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコーン樹脂、シリコーン変性ポリノルボルネンフッ素変性シリコーン樹脂等のシリコーン系樹脂フッ素樹脂芳香族系炭化水素樹脂ポリマーエマルジョン樹脂テルペン系樹脂ポリブテンポリイソプレンアルキド樹脂、ポリビニルピロリドン変性ポリマーロジン変性樹脂ポリウレタン等が用いられる。皮膜剤を配合する場合の配合量は、化粧料組成物中0.1〜20質量%が好ましい。

0042

これらの中でも特に、シリコーン系の皮膜剤が好ましく、中でもトリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン〔市販品としては、溶剤に溶解したものとして、信越化学工業製:TSPL−30−D5,ID〕や、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー〔市販品としては、溶剤に溶解したものとして、信越化学工業製:KP−543,545,549,550,545L等〕や、トリメチルシロキシケイ酸〔市販品としては、溶剤に溶解したものとして、信越化学工業製:KF−7312J,X−21−5250等〕やシリコーン変性ポリノルボルネン〔市販品としては、溶剤に溶解したものとして、信越化学工業製:NBN−30−ID等〕を用いることができるが、これらに限定されるものではない。皮膜剤としては1種又は2種以上を用いることができる。

0043

(4)(a)成分以外の界面活性剤
界面活性剤としては、非イオン性アニオン性カチオン性及び両性の活性剤があるが、特に制限されるものではなく、通常の化粧料に使用されるものであれば、いずれのものも使用することができる。これらの界面活性剤の中でも、部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン、直鎖又は分岐状ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン、直鎖又は分岐状ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン変性オルガノポリシロキサン、直鎖又は分岐状ポリオキシエチレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、直鎖又は分岐状ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、直鎖又は分岐状ポリグリセリン変性オルガノポリシロキサン、直鎖又は分岐状ポリグリセリン・アルキル共変性オルガノポリシロキサンであることが好ましい。これらの界面活性剤において、親水性のポリオキシエチレン基ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン基又はポリグリセリン残基の含有量が、分子中の10〜70質量%を占めることが好ましい。具体例としては、信越化学工業製のKSG−210,240,310,320,330,340,320Z,350Z,710,810,820,830,840,820Z,850Z、KF−6011,6013,6043,6028,6038,6048,6100,6104,6106等が挙げられる。(a)成分以外の界面活性剤を配合する場合の配合量は、化粧料組成物中0.1〜10質量%が好ましい。

0044

(5)架橋型オルガノポリシロキサン
架橋型オルガノポリシロキサンとしては、通常化粧品に使用されるものであれば特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。(5)成分は、上記(4)成分とは異なり、分子構造中、ポリエーテル又はポリグリセリン構造を有しない化合物であり、油剤を膨潤することにより、構造粘性を有するエラストマーである。例えば、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン/ビスビニルジメチコン)クロスポリマー等が挙げられる。これらは室温で液状のオイルを含む膨潤物として市販され、具体例としては、信越化学工業製のKSG−15,1510,16,1610,18A,19,41A,42A,43,44,042Z,045Z,048Z等が挙げられる。なお、これらの製品中には溶剤として一部(d)成分が含まれる場合がある。

0045

(6)ワックス
本発明に用いられるワックスは、通常化粧料に配合できる原料であれば、特に限定されない。具体的には、セレシンオゾケライトパラフィン合成ワックスマイクロクリスタリンワックスポリエチレンワックス等の炭化水素ワックスカルナウバロウライスワックスコメヌカロウホホバワックス極度水添したホホバ油を含む)、キャンデリラロウ等の植物由来のワックス、鯨ロウミツロウロウ等の動物由来のワックス等が挙げられ、これらワックスはその1種又は2種以上を用いることができる。ワックスを配合する場合の配合量は、化粧料組成物中0.1〜10質量%が好ましい。

0047

・油溶性ゲル化剤
油溶性ゲル化剤としては、アルミニウムステアレートマグネシウムステアレートジンミリステート等の金属セッケン;N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体;デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステルショ糖パルミチン酸エステルショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステルフラクトオリゴ糖ステアリン酸エステル、フラクトオリゴ糖2−エチルヘキサン酸エステル等のフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルモノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体;ジステアルジモニウムヘクトライトステアラルコニウムクトライト、ヘクトライトの有機変性粘土鉱物等が挙げられる。

0049

本発明の化粧料組成物は、乳化組成物、非水系組成物のどちらでもよく、みずみずしい使用感を付与したいときは乳化組成物を選択する。乳化形態としては、O/W型エマルジョン、W/O型エマルジョン、W/O/W型エマルジョンのいずれの形態でもよく、油性感や耐水性を得たいときは非水系組成物を選択でき、いずれの場合でも良好な化粧料が得られる。なお、本発明において「非水系組成物」とは、水を実質的に配合しない油性組成物をいう。また、非水系組成物を分散物として用い、化粧料中に調整することも可能であり、紫外線散乱剤を配合する場合には、分散物の分散性が向上する等、透明性の向上や処方の自由度が増す。

0050

本発明における、化粧料とは、必須成分を含有する化粧料であれば、特に限定されるものではないが、例えば、美容液乳液クリームヘアケア、ファンデーション、化粧下地、コンシーラー、チークカラー口紅アイシャドーアイライナーボディーメーキャップデオドラント剤等、種々の製品に応用することが可能である。本発明の化粧料の性状としては、液状、クリーム状、固形状、ペースト状、ゲル状、ムース状スフレ状、粘土状パウダー状等の種々の性状を選択することができる。

0051

以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%である。

0052

[実施例1、比較例1〜4]
表1に示す処方によってペイントシェイカーを用いて(メディア直径1.5mm)スラリーを調製した。粘度の測定条件は、25℃・B型粘度計スピンドルLV−3、30回転で30秒後の粘度を測定した。単位はmPa・sである。

0053

※ST−455(チタン工業製)
平均一次粒子径120nm
(注1)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(KF−6105:信越化学工業社製)
(注2)シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(KF−6106:信越化学工業社製)
(注3)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(KF−6038:信越化学工業社製)
(注4)シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン(KF−6028:信越化学工業社製)
(注5)アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(KF−6048:信越化学工業社製)
(注6)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン:粘度15mm2/s(25℃)(KF−56A:信越化学工業社製)
(注7)デカメチルシクロペンタシロキサン:粘度4.0mm2/s(25℃)(KF−995:信越化学工業社製)
表中の配合量は、記載の配合製品の配合量(以下同様)。

0054

上記表1の結果より、本発明では紫外線吸収剤存在下で粉の分散性に優れており、より低粘度の化粧料を調製できることが分かった。

0055

[製造例1〜5、実施例2、比較例5〜8]
表2に示す処方によって3本ロールを用いてペーストを調製後、表3に示す処方の化粧料を作製した。粘度の測定条件は、25℃・B型粘度計、スピンドルT−E、30回転、30秒後の粘度を測定した。単位はmPa・sである。

0056

※BAE−チタンCR−50(三好化成製)
平均一次粒子径0.25μm
*注は上記と同じ、以下同様

0057

(注8)部分架橋ジメチルポリシロキサン組成物(KSG−15〈架橋物:4〜10%、デカメチルシクロペンタシロキサン:90〜96%〉:信越化学工業社製)
(注9)フェニル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(KSG−18A〈架橋物:10〜20%、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン:80〜90%〉:信越化学工業社製)

0058

上記表2の結果より、本発明では粉の分散性に優れており、より低粘度のペーストを調製できることが分かった。また、上記表3の結果より、ペーストの分散性が向上すると、それを配合した化粧料の粘度も下がり処方の自由度が増す。また、本発明は粉体の種類や分散工程に関わらず分散性が良好であることが分かった。

0059

[実施例3、比較例9〜12]
表4に示す処方によってペイントシェイカーを用いて(メディア直径1.5mm)スラリーを調製後、下記方法で表6に示す化粧料組成物を作製した。粘度の測定条件は、25℃・B型粘度計、スピンドルLV−4、6回転で60秒後の粘度を測定した。単位はmPa・sである。

0060

※1 ST−455(チタン工業製)
平均一次粒子径120nm
※2 MZY−506X(テイカ製)
平均一次粒子径25nm

0061

<化粧料組成物の調製>
A:成分(1)〜(8)を均一に混合した。
B:成分(9)〜(12)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。

0062

(1)特性評価
下記実施例3及び比較例9〜12の化粧料組成物について、化粧料の使用感(べたつきの無さ)及び伸び(展延性)について、表5に示される評価基準より評価した。結果を10名の平均値に基づき、下記判定基準に従って判定した。また、製剤保存安定性については50℃及び−5℃の条件でそれぞれ1か月の性状を確認し、保存前と比較して、下記判断基準に従って判定した。結果を表中に併記する。

0063

(2)判定基準
◎:平均点が4.5点以上
○:平均点が3.5点以上4.5点未満
△:平均点が2.5点以上3.5点未満
×:平均点が1.5点以上2.5点未満
××:平均点が1.5点未満

0064

0065

上記表6の結果より、本発明の化粧料は使用感(べたつきの無さ)、伸び(展延性)、及び製剤保存安定性が良好であることが分かった。

0066

[実施例4]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(10)を均一に混合した。
B:成分(11)〜(16)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3)

(2)フェニル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注9)
3.5
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 4.5
(4)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(注6) 4
(5)有機変性粘土鉱物0.7
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル7
(7)オクトクリレン2
(8)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル1
(9)酸化チタン分散物1 13
(10)酸化亜鉛分散物1 20
(11)ブチレングリコール4
(12)エタノール6
(13)メチルパラベン0.1
(14)クエン酸ナトリウム0.2
(15)塩化ナトリウム
(16)水 残量
合計 100.0%
このW/Oサンスクリーンは透明性が高く、使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0067

[実施例5]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(9)を均一に混合した。
B:成分(10)〜(15)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注10) 3.5
(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3)
1.5
(3)フェニル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注9)

(4)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 2
(5)イソノナン酸イソノニル6
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル7
(7)ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

(8)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル2.5
(9)酸化チタン分散物1 25
(10)ジプロピレングリコール
(11)エタノール8
(12)メチルパラベン0.1
(13)クエン酸ナトリウム0.2
(14)塩化ナトリウム1
(15)水 残量
合計 100.0%
(注10)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(KSG−240〈架橋物:15〜25%、デカメチルシクロペンタシロキサン:75〜85%〉:信越化学工業社製)
このW/Oサンスクリーンは透明性が高く、使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0068

W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(9)〜(11)をビーズミルにて分散した。
B:成分(1)〜(8)を均一に混合した。
C:成分(12)〜(17)を均一に混合した。
D:CをBに添加して乳化し、Aを加え、サンスクリーンを得た。
(1)アルキル変性・部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注11)
3.5
(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3)

(3)アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注5) 0.8
(4)アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注12)

(5)メチルトリメチコン4
(6)イソドデカン6
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル7
(8)サリチル酸エチルヘキシル2
(9)ジメチルポリシロキサン(2cs) 10.5
(10)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
1.5
(11)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛(平均一次粒子径:20nm)
18
(12)プロピレングリコール4
(13)エタノール8
(14)フェノキシエタノール0.3
(15)クエン酸ナトリウム0.2
(16)塩化ナトリウム0.5
(17)水 残量
合計 100.0%
(注11)アルキル変性・部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(KSG−330〈架橋物:15〜25%、トリエチルヘキサノイン:75〜85%〉:信越化学工業社製)
(注12)アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(KSG−43〈架橋物:25〜35%、トリエチルヘキサノイン:65〜75%〉:信越化学工業社製)
(注13)メチルトリメチコン(TMF−1.5:信越化学工業社製)
このW/Oサンスクリーンは透明性が高く、使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0069

[実施例7]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(7)を均一に混合した。
B:成分(8)〜(13)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)アルキル変性・部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(注14)

(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(3)シリコーン・アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注15)

(4)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 10
(5)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル6
(6)酸化チタン分散物1 13
(7)酸化亜鉛分散物1 20
(8)グリセリン4
(9)エタノール9
(10)フェノキシエタノール0.3
(11)クエン酸ナトリウム0.2
(12)硫酸マグネシウム0.5
(13)水 残量
合計 100.0%
(注14)アルキル変性・部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(KSG−830〈架橋物:15〜25%、トリエチルヘキサノイン:75〜85%〉:信越化学工業社製)
(注15)シリコーン・アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(KSG−045Z〈架橋物:15〜25%、シクロペンタシロキサン:75〜85%〉:信越化学工業社製)
このW/Oサンスクリーンは透明性が高く、使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0070

[実施例8]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(8)〜(11)、及び(12)〜(15)をそれぞれビーズミルにて分散した。
B:成分(1)〜(7)を均一に混合した。
C:成分(16)〜(21)を均一に混合した。
D:CをBに添加して乳化し、Aを加え、サンスクリーンを得た。
(1)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注8) 2
(2)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注16) 4
(3)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
0.5
(4)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 5
(5)イソノナン酸イソトリデシル4
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル4
(7)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注18) 1
(8)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 13.5
(9)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(10)シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注17)

(11)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:60nm)
13.5
(12)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 12.25
(13)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(14)シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注17)
0.75
(15)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛(平均一次粒子径:60nm)
21
(16)ブチレングリコール2
(17)エタノール3
(18)メチルパラベン0.1
(19)クエン酸ナトリウム0.2
(20)塩化ナトリウム0.5
(21)水 残量
合計 100.0%
(注16)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(KSG−16〈架橋物:20〜30%、ジメチコン(6cs):70〜80%〉:信越化学工業社製)
(注17)シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(KF−6106:信越化学工業社製)
(注18)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(KP−545:信越化学工業社製)
このW/Oサンスクリーンは透明性が高く、使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0071

[実施例9]
W/Oファンデーション
<化粧料の調製>
A:成分(9)〜(15)をロールミルにて分散した。
B:成分(1)〜(8)を均一に混合した。
C:成分(16)〜(21)を均一に混合した。
D:CをBに添加して乳化し、Aを加え、ファンデーションを得た。
(1)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注10) 3.5
(2)アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注5) 3
(3)フェニル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注9)

(4)有機変性粘土鉱物1.5
(5)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(注6) 9
(6)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 15
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル7
(8)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル2
(9)イソノナン酸イソトリデシル7.5
(10)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(11)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:60nm)

(12)シリコーン処理酸化チタン(平均一次粒子径:0.25μm)(注19)
6.5
(13)シリコーン処理黄酸化鉄(平均一次粒子径:0.07μm×0.8μm)(注19) 0.75
(14)シリコーン処理赤酸化鉄平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)(注19) 0.14
(15)シリコーン処理黒酸化鉄(平均一次粒子径:0.3μm(注19)
0.01
(16)グリセリン2
(17)ジブチレングリコール3
(18)フェノキシエタノール0.2
(19)クエン酸ナトリウム0.2
(20)塩化ナトリウム0.5
(21)水 残量
合計 100.0%
(注19)シリコーン処理粉体(KF−9909:信越化学工業社製を用い、酸化チタン黄酸化鉄、赤酸化鉄、黒酸化鉄を其々に疎水化表面処理されたシリコーン処理粉体)
このW/Oファンデーションは使用感、伸び、化粧持ち、及び製剤安定性が良好であった。

0072

[実施例10]
W/Oスティックファンデーション
<化粧料の調製>
A:成分(8)〜(13)をロールミルにて分散した。
B:A、成分(1)〜(7)を95℃まで加熱し、均一に混合した。
C:成分(14)〜(18)を均一に混合し、85℃まで加熱した。
D:CをBに添加して乳化し、スティック容器充填後、徐冷し、スティックファンデーションを得た。
(1)部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(注20)4
(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3)
1.5
(3)ステアリン酸イヌリン(注21) 2
(4)セレシン6
(5)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(注6) 11.5
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル5
(7)ポリメチルシルセスキオキサン(注22) 1.5
(8)イソノナン酸イソトリデシル4
(9)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(10)シリコーン処理酸化チタン(平均一次粒子径:0.25μm)(注19)
6.5
(11)シリコーン処理黄酸化鉄
(平均一次粒子径:0.07μm×0.8μm)(注19) 0.75
(12)シリコーン処理赤酸化鉄
(平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)(注19) 0.14
(13)シリコーン処理黒酸化鉄(平均一次粒子径:0.3μm(注19)
0.01
(14)ジプロピレングリコール6
(15)メチルパラベン0.1
(16)クエン酸ナトリウム0.2
(17)塩化ナトリウム0.5
(18)水 残量
合計 100.0%
(注20)部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(KSG−710〈架橋物:20〜30%、ジメチコン(6cs):70〜80%〉:信越化学工業社製)
(注21)ステアリン酸イヌリン(レオパールSK2:千葉製粉社製)
(注22)ポリメチルシルセスキオキサン(KMP−590:信越化学工業社製)
本W/Oスティックファンデーションは使用感、伸び、化粧持ち、及び製剤安定性が良好であった。

0073

[実施例11]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(6)を均一に混合した。
B:成分(7)〜(13)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)アルキル変性・部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(注23)

(2)アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注12)

(3)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
1.5
(4)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(注6) 12
(5)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル6
(6)シリコーン複合粉体(注24) 3
(7)キサンタンガム0.3
(8)ジプロピレングリコール5
(9)グリセリン3
(10)メチルパラベン0.1
(11)クエン酸ナトリウム0.2
(12)塩化ナトリウム0.5
(13)水 残量
合計 100.0%
(注23)アルキル変性・部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(KSG−840〈架橋物:25〜35%、スクワラン:65〜75%〉:信越化学工業社製)
(注24)シリコーン複合粉体(KSP−100:信越化学工業社製)
本サンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

0074

O/Wサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(7)〜(9)をロールミルにて分散した。
B:成分(1)〜(6)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
C:A、成分(10)〜(12)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
D:CをBに添加して乳化し、徐冷してサンスクリーンを得た。
(1)キサンタンガム0.3
(2)エタノール10
(3)ブチレングリコール6
(4)メチルパラベン0.1
(5)アクリル酸ナトリウムアクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体組成物(注25) 2
(6)水 残量
(7)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
0.5
(8)安息香酸アルキル(C12−C15) 7.5
(9)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛(平均一次粒子径:20nm)
10
(10)セタノール
(11)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル5
(12)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油1.5
合計 100.0%
(注25)アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体組成物(SIMULGEL EG〈重合体:35〜40%〉:SEPPIC社製)
このO/Wサンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好で、透明性が高く、耐水性を有した。

0075

[実施例13]
O/Wサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(7)〜(9)をロールミルにて分散した。
B:成分(1)〜(6)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
C:A、成分(10)〜(13)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
D:CをBに添加して乳化し、徐冷してサンスクリーンを得た。
(1)ヒドロキシエチルセルロース0.2
(2)エタノール10
(3)ブチレングリコール6
(4)フェノキシエタノール0.3
(5)アクリル酸アミド組成物(注26) 2.5
(6)水 残量
(7)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(8)トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル7.5
(9)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:80nm)

(10)ミリスチルアルコール
(11)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル5
(12)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル1
(13)モノステアリン酸POE(20)ソルビタン1.5
合計 100.0%
(注26)アクリル酸アミド組成物(セピゲル305〈重合体:40%〉:SEPPIC社製)
このO/Wサンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好で、透明性が高く、耐水性を有した。

0076

[実施例14]
O/Wサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(6)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
B:成分(7)〜(10)を70℃まで加熱し、均一に混合した。
C:B、(11)、(12)をAに添加して乳化し、徐冷してサンスクリーンを得た。
(1)キサンタンガム0.3
(2)ペンチレングリコール2
(3)ブチレングリコール10
(4)エチルヘキシルグリセリン0.1
(5)アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体組成物(注25) 2
(6)水 残量
(7)セタノール2
(8)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル3
(9)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油0.5
(10)ポリエーテル変性シリコーン(注27) 1
(11)酸化チタン分散物1 5
(12)酸化亜鉛分散物1 10
合計 100.0%
(注27)ポリエーテル変性シリコーン(KF−6043:信越化学工業社製)
このO/Wサンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好で、透明性が高く、耐水性を有した。

0077

[実施例15]
ムースファンデーション
<化粧料の調製>
A:成分(8)〜(15)をロールミルにて分散した。
B:A,成分(1)〜(5)を均一に混合した。
C:B、成分(6)〜(7)を均一に混合し、ムースファンデーションを得た。
(1)シリコーン・アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注15) 33
(2)トリメチルシロキシケイ酸組成物(注28) 10
(3)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(注6) 5
(4)スクワラン0.5
(5)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル5
(6)シリコーン複合粉体(注24) 15.5
(7)ポリメタクリル酸メチル
(8)ジメチルポリシロキサン(注29) 8.5
(9)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
0.5
(10)シリコーン処理酸化チタン(平均一次粒子径:0.25μm)(注19)

(11)シリコーン処理黄酸化鉄
(平均一次粒子径:0.07μm×0.8μm)(注19) 0.75
(12)シリコーン処理赤酸化鉄
(平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)(注19) 0.14
(13)シリコーン処理黒酸化鉄(平均一次粒子径:0.3μm(注19)
0.01
(14)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:60nm)

(15)シリコーン処理タルク(注30) 残量
合計 100.0%
(注28)トリメチルシロキシケイ酸組成物(KF−7312L:信越化学工業社製)
(注29)ジメチルポリシロキサン(KF−96A−6cs:信越化学工業社製)
(注30)シリコーン処理タルク(KF−9909:信越化学工業社製を用い、タルクを疎水化表面処理されたシリコーン処理粉体)
本ムースファンデーションは使用感、伸び、化粧持ち、及び製剤安定性が良好であった。

0078

[実施例16]
ムースファンデーション
<化粧料の調製>
A:成分(7)〜(16)をロールミルにて分散した。
B:A,成分(1)〜(6)を均一に混合し、ムースファンデーションを得た。
(1)トリメチルシロキシケイ酸組成物(注28) 10
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 11
(3)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル2
(4)シリコーン複合粉体(注24) 2
(5)ポリメタクリル酸メチル8
(6)シリコーン処理タルク(注30) 残量
(7)ジメチルポリシロキサン(注29) 9
(8)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注16) 30
(9)ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール5
(10)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)

(11)シリコーン処理酸化チタン(平均粒子径:0.25μm)(注19)

(12)シリコーン処理黄酸化鉄
(平均一次粒子径:0.07μm×0.8μm)(注19) 0.75
(13)シリコーン処理赤酸化鉄
(平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)(注19) 0.14
(14)シリコーン処理黒酸化鉄(平均一次粒子径:0.3μm(注19)
0.01
(15)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:120nm)

(16)ジメチルシリル無水ケイ酸(平均一次粒子径:16nm)(注31)
0.5
合計 100.0%
(注31)ジメチルシリル化無水ケイ酸(アエロジルR972:日本アエロジル社製)
本ムースファンデーションは使用感、伸び、化粧持ち、及び製剤安定性が良好であった。

0079

[実施例17]
口紅
<化粧料の調製>
A:成分(10)〜(18)をロールミルにて分散した。
B:成分(1)〜(9)を90℃で均一に混合した。
D:BにA、(19)及び(20)を添加し、80℃均一の混合し、金型に充填後、徐冷し、口紅を得た。
(1)キャンデリラロウ3
(2)ポリエチレン
(3)マイクロクリスタリンワックス2.5
(4)セレシン6
(5)シリコーンワックス(注32) 13
(6)マカデミアナッツ油23
(7)リンゴ酸ジイソステアリル
(8)水添ポリイソブテン8.5
(9)イソノナン酸イソトリデシル15
(10)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル1.5
(11)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 4.5
(12)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
2.5
(13)赤色201号 0.4
(14)赤色202号 0.4
(15)黄色4号 1.6
(16)シリコーン処理酸化チタン(平均一次粒子径:0.25μm)(注19)

(17)シリコーン処理赤酸化鉄
(平均一次粒子径:0.08μm×0.7μm)(注19) 0.7
(18)シリコーン処理黒酸化鉄(平均一次粒子径:0.3μm)(注19)
0.2
(19)シリコーン処理タルク(注29) 0.7
(20)マイカ4.5
合計 100.0%
(注32)シリコーンワックス(KP−561:信越化学工業社製)
本口紅は使用感、伸び、発色、及び製剤安定性が良好であった。

0080

[実施例18]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(9)を均一に混合後、(10)をディスパーにて均一に混合した。
B:成分(11)〜(16)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注10) 3.5
(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3)
1.5
(3)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
2.5
(4)フェニル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注9)

(5)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 14.5
(6)パルミチン酸エチルヘキシル6
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル7
(8)ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

(9)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル2.5
(10)金属石鹸処理微粒子酸化チタン(平均一次粒子径:120nm)
10
(11)ジプロピレングリコール4
(12)エタノール8
(13)メチルパラベン0.1
(14)クエン酸ナトリウム0.2
(15)塩化ナトリウム1
(16)水 残量
合計 100.0%
このW/Oサンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

実施例

0081

[実施例19]
W/Oサンスクリーン
<化粧料の調製>
A:成分(1)〜(9)を均一に混合後、(10)をディスパーにて均一に混合した。
B:成分(11)〜(16)を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、サンスクリーンを得た。
(1)アルキル変性・部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注11)
3.5
(2)シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注1)
1.5
(3)アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注5) 1.5
(4)アルキル変性・部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注12)

(5)デカメチルシクロペンタシロキサン(注7) 4
(6)エチルヘキサン酸セチル6
(7)オクトクリレン6
(8)ポリシリコーン−15 3
(9)ジメチルポリシロキサン(2cs) 10.5
(10)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛(平均一次粒子径:30nm)
18
(11)ジプロピレングリコール4
(12)エタノール8
(13)エチルヘキシルグリセリン0.1
(14)クエン酸ナトリウム0.2
(15)塩化ナトリウム0.5
(16)水 残量
合計 100.0%
W/Oサンスクリーンは使用感、伸び、及び製剤安定性が良好であった。

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