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技術 グリーティングカード及びそのグリーティングカード収容ケース

出願人 山本瑚涼
発明者 山本瑚涼
出願日 2019年5月24日 (1年5ヶ月経過) 出願番号 2019-098151
公開日 2020年3月19日 (8ヶ月経過) 公開番号 2020-040387
状態 未査定
技術分野 本・特殊印刷物 クレジットカード等
主要キーワード 片側辺 起立部材 内側対向面 ビニール材 触感情報 洗濯板 視覚情報表示 連結索
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

十分な情報を感覚的に把握することが容易なグリーティングカード及びそのグリーティングカード収容ケースを提供する。

解決手段

基材141と折畳材142の間に視覚情報担持する起立部材145を設け、折畳材142を起立させることによって起立部材145が立ち上がる情報担持ユニット14、13、12、11を複数重ね合わせてグリーティングカード1を構成する。ケース2からグリーティングカード1を引き出すことにより、情報担持ユニット14、13、12、11が順番に開いて、時系列を追った視覚情報が表示される。

概要

背景

従来グリーティングカードは、例えば友人や顧客などに送られるカードであり、クリスマスや新年などの年中行事には、特に交わされることが多い。このカードには、伝えたい気持ちがしたためられた文章が記され、或いはイラスト写真などが描かることもある。
グリーティングカードは、あらかじめ特定の図柄が印刷されているカードを選び、又はカードに文章や図柄を描いて作成される。作成されたグリティナグカードは、封筒に入れて郵送などによって送られる。
近年のグリーティングカードには、折りたたまれたカードを広げると、折りたたまれた構造が、立体的起立してカードの平面から手前に飛び出す仕掛けのあるものが提案されている。

概要

十分な情報を感覚的に把握することが容易なグリーティングカード及びそのグリーティングカード収容ケースを提供する。基材141と折畳材142の間に視覚情報担持する起立部材145を設け、折畳材142を起立させることによって起立部材145が立ち上がる情報担持ユニット14、13、12、11を複数重ね合わせてグリーティングカード1を構成する。ケース2からグリーティングカード1を引き出すことにより、情報担持ユニット14、13、12、11が順番に開いて、時系列を追った視覚情報が表示される。

目的

この発明は、十分な情報を感覚的に把握することが容易なグリーティングカード及びそのグリーティングカード収容ケースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シート状の基材と、該基材に折り目を介して接続されたシート状の折畳材と、前記基材と前記折畳材とが前記折り目で折り畳まれて重ねられた状態における内側対向面に配置され、前記基材に対する前記折畳材の起立角度に応じて、前記内側対向面から立ち上がる起立部材と、前記起立部材に設けられ、視覚情報担持された視覚情報表示部とを有する情報担持ユニットが、前記基材と前記折畳材が重なっている方向に複数個重ね合わせられており、重ね合された各情報担持ユニットが担持する視覚情報は、相互に関連性のある情報であることを特徴とするグリーティングカード

請求項2

重ね合わされた情報担持ユニットにおいて、隣接する重ねられた情報担持ユニットの基材と折畳材とは、同一の部材で構成されている請求項1に記載のグリーティングカード。

請求項3

前記各情報担持ユニットが担持する視覚情報は、前記情報担持ユニットの重ね合わせられた順番に応じて連続した関連性を有する請求項1又は2に記載のグリーティングカード。

請求項4

前記起立部材は、折り畳まれた状態において前記折り目にたいして反対側に折り込まれた折込部材によって構成されている請求項1〜3のいずれか1に記載のグリーティングカード。

請求項5

記相互に関連性のある視覚情報とは、特定の地域的範囲内に位置する場所の景色景勝地名勝地又は観光地を表す視覚情報、特定の地域的範囲内において作られる物産、食べ物又は料理収穫される農産物及び採取される海産物を表す視覚情報、特定の経時的範囲内において生じる事象を表す視覚情報の内、1又は2以上を含む情報である請求項1〜4のいずれか1に記載のグリーティングカード。

請求項6

隣接する一対の情報担持ユニットにおいて、一方の情報担持ユニットの基材と、これに重なる他方の情報担持ユニットの折畳材との間で、一方には孔が形成され、他方の外側面には視覚情報が担持され、該視覚情報を前記孔を介して視認可能に構成されている請求項1〜5のいずれか1に記載のグリーティングカード。

請求項7

前記請求項1〜6に記載のいずれかのグリーティングカードを内側に収容する収容部と、該収容部を閉じる蓋部と、該蓋部の両端に渡って形成され、所定の間隔をあけて配置された切込みによって構成された一対の切り取り線と、前記一対の切り取り線によって画成された切り取り部と、前記切り取り部と前記グリーティングカードとを連結する連結索とを有することを特徴とするグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース

請求項8

前記重ね合された複数の情報担持ユニットは、グリーティングカード収容ケースへの挿入方向に向けて、各折り目の位置が間隔を開けて配置されており、グリーティングカード収容ケースからグリーティングカードを引き出すことにより、順番に情報担持ユニットが開く構成となっている請求項7に記載のグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース。

請求項9

前記切り取り部には、情報担持ユニットが担持する情報に関連する情報が担持されている請求項7又は8に記載のグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース。

技術分野

0001

この発明は、メッセージを記録して渡すグリーティングカード及びグリーティングカード収容ケース係り、詳しくはカード上に立体的仕掛けが表れるグリーティングカード及びそのグリーティングカードを収容したケースに関するものである。

背景技術

0002

従来グリーティングカードは、例えば友人や顧客などに送られるカードであり、クリスマスや新年などの年中行事には、特に交わされることが多い。このカードには、伝えたい気持ちがしたためられた文章が記され、或いはイラスト写真などが描かることもある。
グリーティングカードは、あらかじめ特定の図柄が印刷されているカードを選び、又はカードに文章や図柄を描いて作成される。作成されたグリティナグカードは、封筒に入れて郵送などによって送られる。
近年のグリーティングカードには、折りたたまれたカードを広げると、折りたたまれた構造が、立体的に起立してカードの平面から手前に飛び出す仕掛けのあるものが提案されている。

先行技術

0003

実用新案登録第3199001号

発明が解決しようとする課題

0004

従来のグリーティングカードでは、2つ折りのカードを開くと、立体的な仕掛けが、平面から飛び出すものはある。しかし、従来のグリーティングカードを送る者の意図を十分に表現することが難しかった。特にグリーティングカードは、カードにメッセージを視覚的に、或いは短文簡潔的に表現することで、カードの受け手に対して送り手のメッセージを端的に伝えるための伝達手段である。

0005

詳しい内容を表現する方法は、手紙となるが、従来のグリーティングカードでは、あまりに簡潔過ぎて、送り手のメッセージが十分に受け手に伝わらない、とった欠点があり、また、手紙のように文章によって表現したのでは、簡潔に受け手に伝わらない、といった問題があった。

0006

特許文献1に記載の発明ように、グリーティングカードから、仕掛けが飛び出す構造では、平面的に表現された情報よりも、より詳しい情報を受け手に伝達することは可能である。しかし、立体的な仕掛けを受け手に視認させた後、新たな情報に発展させることはできず、伝達できる情報量は十分とは言えない。

0007

この発明は、十分な情報を感覚的に把握することが容易なグリーティングカード及びそのグリーティングカード収容ケースを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

以上のような問題を解決する本発明は以下の構成を備える。
(1)シート状の基材と、
該基材に折り目を介して接続されたシート状の折畳材と、
前記基材と前記折畳材とが前記折り目で折り畳まれて重ねられた状態における内側対向面に配置され、前記基材に対する前記折畳材の起立角度に応じて、前記内側対向面から立ち上がる起立部材と、
前記起立部材に設けられ、視覚情報担持された視覚情報表示部とを有する情報担持ユニットが、
前記基材と前記折畳材が重なっている方向に複数個重ね合わせられており、
重ね合された各情報担持ユニットが担持する視覚情報は、相互に関連性のある情報であることを特徴とするグリーティングカード。

0009

(2)重ね合わされた情報担持ユニットにおいて、隣接する重ねられた情報担持ユニットの基材と折畳材とは、同一の部材で構成されている上記(1)に記載のグリーティングカード。

0010

(3)前記各情報担持ユニットが担持する視覚情報は、前記情報担持ユニットの重ね合わせられた順番に応じて連続した関連性を有する上記(1)又は(2)に記載のグリーティングカード。

0011

(4)前記起立部材は、折り畳まれた状態において前記折り目にたいして反対側に折り込まれた折込部材によって構成されている上記(1)〜(3)のいずれか1に記載のグリーティングカード。

0012

(5)前記相互に関連性のある視覚情報とは、特定の地域的範囲内に位置する場所の景色景勝地名勝地又は観光地を表す視覚情報、特定の地域的範囲内において作られる物産、食べ物又は料理収穫される農産物及び採取される海産物を表す視覚情報、特定の経時的範囲内において生じる事象を表す視覚情報の内、1又は2以上を含む情報である上記(1)〜(4)のいずれか1に記載のグリーティングカード。

0013

(6)隣接する一対の情報担持ユニットにおいて、一方の情報担持ユニットの基材と、これに重なる他方の情報担持ユニットの折畳材との間で、一方には孔が形成され、他方の外側面には視覚情報が担持され、該視覚情報を前記孔を介して視認可能に構成されている上記(1)〜(5)のいずれか1に記載のグリーティングカード。

0014

(7)上記(1)〜(6)に記載のいずれかのグリーティングカードを内側に収容する収容部と、
該収容部を閉じる蓋部と、
該蓋部の両端に渡って形成され、所定の間隔をあけて配置された切込みによって構成された一対の切り取り線と、
前記一対の切り取り線によって画成された切り取り部と、
前記切り取り部と前記グリーティングカードとを連結する連結索とを有することを特徴とするグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース。

0015

(8)前記重ね合された複数の情報担持ユニットは、グリーティングカード収容ケースへの挿入方向に向けて、各折り目の位置が間隔を開けて配置されており、グリーティングカード収容ケースからグリーティングカードを引き出すことにより、順番に情報担持ユニットが開く構成となっている上記(7)に記載のグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース。

0016

(9)前記切り取り部には、情報担持ユニットが担持する情報に関連する情報が担持されている上記(7)又は(8)に記載のグリーティングカードを収容したグリーティングカード収容ケース。

発明の効果

0017

請求項1に記載の発明によれば、折畳材を開くことにより、基材と折畳材との間から起立部材が立ち上がり、起立部材に設けられた視覚情報表示部の視覚情報を視認可能となる。複数重ねられた情報担持ユニットを構成する折畳材を順番に開くと、起立部材が順に立ち上がり、各情報担持ユニットの視覚情報が順に視認でき、複数の情報担持ユニットの有する視覚情報によって構成される相互に関連のある纏まった情報を、カードの受け手に伝えることができる。

0018

請求項2に記載の発明によれば、隣接する重ねられた情報担持ユニットの基材と折畳材とは、同一の部材で構成されているので、
請求項3に記載の発明によれば、前記各情報担持ユニットが担持する視覚情報は、前記情報担持ユニットの重ね合わせられた順番に応じて連続した関連性を有しているので、経時的要素を含む情報を表示できる。

0019

請求項4に記載の発明によれば、折畳材を起立させると折り目に対して反対側に折り込まれていることにより、折込部材が起立し、起立部材が立ち上がる。これにより、立体的な視覚情報を表現することができる。
請求項5に記載の発明によれば、特定の地域的範囲内に位置する場所の景色、景勝地、名勝地又は観光地を表す視覚情報を担持することによって、その特定地域訪問したことを、暗示的に表現することができる。特定の地域的範囲内において作られる物産、食べ物又は料理、収穫される農産物及び採取される海産物を表す視覚情報を担持することによって、その特定位置に訪問したことを暗示できるとともに、その表示された産物を味わい、或いは経験したことを、暗示的に表現することができる。特定の経時的範囲内において生じる事象を表す視覚情報を表す情報を担持することによって、時間の経過とともに経験した事柄を、暗示的に表現することができる。

0020

請求項6に記載の発明によれば、一方の情報担持ユニットに形成された孔を介して他方の情報担持ユニットに記載された視覚情報を視認できるので、2つの情報担持ユニットに担持された視覚情報を合成することによって、より広範な情報をグリーティングカードに持たせることができる。
請求項7に記載の発明によれば、切り取り部を切り取り線で切り取って、ケースから切り離すと、連結索によって収容されているグリーティングカードをケースから引っ張り出すことが容易となる。

0021

請求項8に記載の発明によれば、複数の情報担持ユニットは、グリーティングカード収容ケースへの挿入方向に向けて、各折り目の位置が間隔を開けて配置されているので、グリーティングカードをケースから引き出すと、引き出し量に応じて、最も手前に折り目がある情報担持ユニットの折畳材から順に開かれる。
請求項9に記載の発明によれば、切り取り部に情報担持ユニットが担持する情報に関連する情報が担持されているので、受け手は、グリーティングカードの内容を予測することができ、また、より詳しい情報を表現することができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードの全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明のグリーティングカード収容ケースの全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明のグリーティングカードのケースから引き出した状態を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードの全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた状態を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた最初の頁を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた2頁目を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた3頁目を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた4頁目を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた状態において、他の視覚情報の表示例を示す全体斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードの分解斜視図である。
本発明の他の構成例を示すグリーティングカードを開いた状態において、他の視覚情報の表示例を示す全体斜視図である。

実施例

0023

以下、本発明の好適実施形態について、添付図面に基づいて詳説する。図1は、本発明のグリーティングカード1及びそのグリーティングカード収容ケース2を示す斜視図、図2は、グリーティングカード収容ケース2内に収容されている状態におけるグリーティングカード1を示す全体斜視図である。

0024

グリーティングカード1は、相互に厚さ方向に重ねられた情報担持ユニット11、12、13、14を有している。各情報担持ユニットは、略同様の構成を備え、大きさが順に異なっている。いずれの情報担持ユニットも、シート状基材と、該基材に折り目を介して接続されたシート状の折畳材と、折り目に重なって設けられた折込部と、折込部に設けられた起立部材とを有している。
以下、それぞれの情報担持ユニットについて説明する。図2に示されているとおり、この実施形態の情報担持ユニット11、12、13、14は、それぞれ折り目110、120、130、140で折り畳まれた状態で、厚さ方向に重ねられており、第1情報担持ユニット14、第2情報担持ユニット13、第3情報担持ユニット12、第4情報担持ユニット11の順に、大きさが大きくなっている。そして、それぞれ折り目に対して対向する開口側端辺が揃った状態で、重ねられて貼り付けられている。

0025

もっとも小さい第1情報担持ユニット14は、矩形の基材141と、基材141の長辺に折り目140を介して接続された折畳材142と、折り目140の略中央部に設けられた折込部と、折込部に貼り付けられた起立部材145とを有している。折込部は、折り目140に直交する方向に形成された平行な一対の切込みによって形成された、起立部144と、架設部143とから構成され、起立部144と架設部143の間の折り目は、折り目140に対して反対方向に折り曲げられている。起立部144に起立部材145が取り付けられている。起立部材145には、視覚情報F1が表示されている。この実施形態では、視覚情報F1は、小魚の絵となっている。

0026

起立部材145の小魚の絵において、小魚の口の部分には、糸146の一端が接続され、その糸の他端は、基材141の開口側端辺の中央部に接続されている。第1情報担持ユニット14が折り畳まれた状態では、図2に示されているとおり、折込部は折り目140に対して反対側に折り畳まれているので、折込部の対応する位置には凹部147が形成される。

0027

以上のような構成において、折畳材142を起立させると、折畳材の起立角度に応じて折込部の起立部144が起立し、同時に起立部材145が立ち上がる。折畳材142を基材141に対して90度近くに起立させると、起立部材145に描かれている小魚F1も、基材141と折畳材142の内側面内から立体的に浮き上がった状態となる。基材141と折畳材142の内側面には、波の図柄や水中を示す図柄を描いておくことによって、あたかも小魚が水中を泳いでいるように表現することができる。このように、基材141と折畳材142の内側面にも、視覚情報を担持させる(表示させる)ことができるので、これらの内側面も視覚情報表示部として機能する。

0028

第1情報担持ユニット14の基材141は、その下側に重ねられている第2情報担持ユニット13の折畳材132の外側面に貼り付けられている。図3に示されているように、2番目に小さい第2情報担持ユニット13は、矩形の基材131と、基材131の長辺に折り目130を介して接続された折畳材132と、折り目130の略中央部に設けられた折込部(図示外)と、折込部に貼り付けられた起立部材135とを有している。折込部は、折り目130に直交する方向に形成された平行な一対の切込みによって形成された、起立部(図示外)と、架設部(図示外)とから構成され、起立部と架設部の間の折り目は、折り目130に対して反対方向に折り曲げられている。起立部に起立部材135が取り付けられている。起立部材135には、視覚情報F2が表示されている。この実施形態では、視覚情報F2は、小魚F1を飲み込もうとしている大きなの絵となっている。

0029

起立部材135の小魚の絵において、小魚の口の部分には、糸136の一端が接続され、その糸の他端は、基材131の開口側端辺の中央部に接続されている。第2情報担持ユニット13が折り畳まれた状態では、図2に示されているとおり、折込部は折り目130に対して反対側に折り畳まれているので、折込部の対応する位置には凹部137が形成される。

0030

以上のような構成において、折畳材132を起立させると、折畳材の起立角度に応じて折込部の起立部が起立し、同時に起立部材135が立ち上がる。折畳材132を基材131に対して90度近くに起立させると、起立部材135に描かれている小魚F1と大きな魚F2も、基材131と折畳材132の内側面内から立体的に浮き上がった状態となる。基材131と折畳材132の内側面には、波の図柄や水中を示す図柄を描いておくことによって、あたかも小魚と大きな魚が水中を泳いでいるように表現することができる。このように、基材131と折畳材132の内側面にも、視覚情報を担持させる(表示させる)ことができるので、これらの内側面も視覚情報表示部として機能する。

0031

第2情報担持ユニット13の基材131は、その下側に重ねられている第3情報担持ユニット12の折畳材122の外側面に貼り付けられている。図4に示されているように、3番目に小さい第3情報担持ユニット12は、矩形の基材121と、基材121の長辺に折り目120を介して接続された折畳材122と、折り目120の略中央部に設けられた折込部(図示外)と、折込部に貼り付けられた起立部材125とを有している。折込部は、折り目120に直交する方向に形成された平行な一対の切込みによって形成された、起立部(図示外)と、架設部(図示外)とから構成され、起立部と架設部の間の折り目は、折り目120に対して反対方向に折り曲げられている。起立部に起立部材125が取り付けられている。起立部材125には、視覚情報F3が表示されている。この実施形態では、視覚情報F3は、小魚F1を飲み込んでしまった大きな魚の絵となっている。

0032

起立部材125の魚の絵において、魚の口の部分には、糸126の一端が接続され、その糸の他端は、基材121の開口側端辺の中央部に接続されている。そして、糸126の他端が接続されている位置には、後述する連結索222の一端が接続されている。
第3情報担持ユニット12が折り畳まれた状態では、図2に示されているとおり、折込部は折り目120に対して反対側に折り畳まれているので、折込部の対応する位置には凹部127が形成される。

0033

以上のような構成において、折畳材122を起立させると、折畳材の起立角度に応じて折込部の起立部が起立し、同時に起立部材125が立ち上がる。折畳材122を基材121に対して90度近くに起立させると、起立部材125に描かれている小魚を食べた大きな魚F2も、基材121と折畳材122の内側面内から立体的に浮き上がった状態となる。基材121と折畳材122の内側面には、波の図柄や水中を示す図柄を描いておくことによって、あたかも小魚を食べた大きな魚が水中を泳いでいるように表現することができる。このように、基材121と折畳材122の内側面にも、視覚情報を担持させる(表示させる)ことができるので、これらの内側面も視覚情報表示部として機能する。

0034

第3情報担持ユニット12の基材121は、その下側に重ねられている第4情報担持ユニット11の折畳材112の外側面に貼り付けられている。図5に示されているように、最も大きい第4情報担持ユニット11は、矩形の基材111と、基材121の長辺に折り目110を介して接続された折畳材112と、折り目110の略中央部に設けられた折込部(図示外)と、折込部に貼り付けられた起立部材115とを有している。折込部は、折り目110に直交する方向に形成された平行な一対の切込みによって形成された、起立部(図示外)と、架設部(図示外)とから構成され、起立部と架設部の間の折り目は、折り目110に対して反対方向に折り曲げられている。起立部に起立部材115が取り付けられている。起立部材115には、視覚情報F4b、F4d、F4f、F4kが表示されている。この実施形態では、視覚情報F4は、魚の骨F4b、皿F4d、ナイフF4k、フォークF4fの絵となっている。起立部材115には、折り畳まれた状態で折り込まれる折り目115aが設けられている。

0035

第4情報担持ユニット11が折り畳まれた状態では、図2に示されているとおり、折込部は折り目110に対して反対側に折り畳まれているので、折込部の対応する位置には凹部117が形成される。
以上のような構成において、折畳材112を起立させると、折畳材の起立角度に応じて折込部の起立部が起立し、同時に起立部材115が立ち上がる。折畳材112を基材111に対して90度近くに起立させると、起立部材115に描かれている魚の骨F4b等も、基材111と折畳材112の内側面内から立体的に浮き上がった状態となる。基材111と折畳材112の内側面にも、視覚情報を担持させる(表示させる)ことができるので、これらの内側面も視覚情報表示部として機能する。

0036

この実施形態では、基材、折畳材、起立部材、ケースを構成する材料としては、紙が用いられるが、ある程度の剛性を有するシート材であれば、紙以外の材料でもよく、例えば、ビニール材や、プラスチック材などを用いることもできる。また、担持される視覚情報は、色彩、線図、文字、或いはこれらの組み合わせによって構成することができ、例えば、図形、絵、文などが挙げられている。起立部材145、135、125、115には、視覚情報の他、皮膚に接触させることによって、触覚に何らかの情報を伝える触感情報を担持させてもよい。例えば、粗さの度合を変化させたものや、凹凸点字などである。

0037

次に以上のように構成されたグリーティングカード1を収容するグリーティングカード収容ケース2について説明する。図6及び図7に示されているとおり、グリーティングカード1の形状に沿った形状を有するケース2は、本体21の内側にグリーティングカード1を収容する収容部27を有し、本体21の側面部25は、マチが設けられている。一方の長辺部26には、長辺の淵に沿って形成された切り取り線23a、23bが設けられている。切り取り線23aは、長辺に重ねて設けられ、切り取り線23bは、切り取り線23aに平行に設けられている。切り取り線23a、23bは、それぞれ複数の短い切込み23cを等間隔で配置することによって構成されている。一対の切り取り線23a、23bの間に切り取り部22が形成される。切り取り部22には、グリーティングカード1の起立部材145、135、125、115に担持されている情報に関連のある情報が担持されている。この実施形態では、釣竿221が描かれている。

0038

グリーティングカード1には、視覚情報として水中の魚が描かれており、切り取り部22には、魚を釣り上げる道具である釣竿が、視覚情報として担持されている。釣竿の先端部分には、グリーティングカード1に一端が接続されている連結索222の他端が接続されている。切り取り部22の一端が開け口24となっており、この開け口24を摘まんで剥がすことにより、切り取り部22が切り取り線23a、23bに沿って、ケース2から破り取られる。
破り取った切り取り部22には、連結索222が接続されているので、図7に示されているように、切り取り部22を引っ張ることにより、グリーティングカード1をケース2の収容部27から容易に引き出すことができる。

0039

図8に示されているように、グリーティングカード1をケース2から引き出して行くと、第1情報担持ユニット14〜第4情報担持ユニット11の折り目140、130、120、110の順番でケース2の外側に引き出されるので、最初に第1情報担持ユニット14の折畳材142が開かれ、次に第2情報担持ユニット13の折畳材132、第3情報担持ユニット12の折畳材122、第4情報担持ユニット11の折畳材112の順番で開かれる。
このように順番に視覚情報が示されることによって、釣竿221で連れた小魚F1に、大きな魚F2が喰らいつき、その大きな魚は料理されて食べられてしまって骨F4になった、といった時系列を追った情報が、受け手に伝達される。

0040

次に他の実施形態のグリーティングカード1Aについて、図9図15に基づいて説明する。グリーティングカード1Aは、ケース3内に収容されており、ケース3に一体として取り付けられている。ケース3は、内側に収容しているグリーティングカード1Aを外側から包み込む構成となっており、グリーティングカード1Aと同じ大きさで同じ形状(この実施形態では矩形)の基体31と、基体31の1対の長辺に内蓋32と外蓋33が、折り曲げ自在に接続されている。内蓋32は、グリーティングカード1Aとおり、グリーティングカード1Aと同じ大きさで同じ形状(この実施形態では矩形)の基体31と、基体31の1対の長辺に内蓋32と外蓋33が、折り曲げ自在に接続されている。

0041

内蓋32は、グリーティングカード1Aと略同じ大きさに形成され、収容されているグリーティングカード1Aの上に覆い被せられ、その上から外蓋33が被せられる。外蓋33の長さは、内蓋32よりも少し短く形成されている。内蓋32の折り目に近い位置には、内蓋32の先端へ向けて凸状に湾曲した形状の切込322が形成されており、この切込322に外蓋33の先端辺331が挿入される。凸状の湾曲部が外蓋33の先端辺331に引っ掛かり、グリーティングカード1Aは被包装状態となる。切込322の周囲には、切手貼付領域を示す線323a、323bが描かれている。線323aは内蓋32側に、線323bは外蓋33側に設けられており、先端辺331を切込322に挿入した状態で、切手貼付領域が画成される構成となっている。この切手貼付領域に切手を貼ることによって、内蓋32と外蓋33の間に渡って切手が貼られ、ケース3が封されることとなる。

0042

図10に示されているように、基体31の短辺には、折込片311、312が設けられ、これらの折込片311、312を、折り畳まれたグリーティングカード1Aの上に覆い被せるように、内側に折り込み、内蓋32と外蓋33を封することで、グリーティングカード1Aは、ケース3内に完全に収容される。

0043

以上のようにしてケース3内に収容されるグリーティングカード1Aは、相互に厚さ方向に重ねられた情報担持ユニット40A、40B、40C、40Dを有している。各情報担持ユニットは、構成される部材としては略同様の構成を備えている。いずれの情報担持ユニットも、シート状基材と、該基材に折り目を介して接続されたシート状の折畳材と、折り目に重なって設けられた折込部と、折込部に設けられた起立部材とを有している。

0044

以下、図10に示されているとおり、この実施形態の情報担持ユニット40A、40B、40C、40Dは、それぞれ折り目410、420、430、440で折り畳まれた状態で、厚さ方向に重ねられており、各情報担持ユニットは、それぞれ同じ大きさに構成されている。各情報担持ユニットは、下側の情報担持ユニットの折畳材の外側面に、上側に隣接する情報担持ユニットの基材の外側面が、順に接着された構成となっている。この実施形態では、最も上部に位置する情報担持ユニット40Aの折畳材41の外側面には、ケース3の内蓋32が貼り付けられており、最も下部に位置する情報担持ユニット40Dの基材の外側面には、ケース3の基体31が貼り付けられている。このようにして、グリーティングカード1Aは、ケース3と一体となって構成されているが、ケース3に貼り付けられず、グリーティングカード1Aがケース3から分離できる構成であってもよい。

0045

各情報担持ユニット40A、40B、40C、40Dの基材と折畳材の外側面を貼りあわせることによって、カード41、42、43、44、45が構成される。そして、複数のカード41、42、43、44、45の片側辺綴じられた冊子が形成され、見開きページで順に見ることができるグリーティングカード1Aが構成される。

0046

それぞれの情報担持ユニットについて説明する。図11に示されているように、情報担持ユニット40Aは、矩形の基材421と、基材421の長辺に折り目410を介して接続された折畳材412と、折り目410の略中央部に設けられた折込部511と、折込部511に貼り付けられた起立部材51とを有している。折込部511は、折り目410を跨いで、基材421と折畳材412とに両端部が接着され、起立部511a、架設部511bを有している。起立部511aは、基端部に接着部511sが接続され、該接着部511sを介して、基材421側に接着されている。架設部511bは、先端部に接着部511cが接続され、該接着部511cを介して折畳材412側に接着されている。起立部511aには、起立部材51が接着されている。
起立部511aと架設部511bとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材421と折畳材412とが折り目410で折り畳まれている状態では、折り目410に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。

0047

起立部材51には、視覚情報として自動車の絵が描かれており、起立部材51自体の形状も、自動車の絵に沿った輪郭に形成されている。折畳材412の内側面は視覚情報が示される領域となっている。そして、この領域には、視覚情報として海の景色が描かれており、太陽の絵412a、海原の絵412b、の絵412c、の絵412dが配置され、更に、折り目410に近い位置には、ガードレールの絵412eが配置されている。描かれている絵の構図では、最も手前にガードレール412eが位置し、手前から順に海原412b、鳥412d、雲412c、太陽412aの順で景色が見えるような構図となっている。

0048

一方、基材421の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、折り目410が手前に向けて、視覚情報である道路の絵421c、道路のセンターラインの絵421d、さらにその手前に道路脇に生えている草の絵421bが描かれている。
このように、折畳材412と基材421に、上記のような絵が描かれていることによって、基材421に対して折畳材412を起立させることで、道路の向こう側に海が見える情景を立体的に表すことができ、さらに、起立部材51の自動車が、道路を走る情景が表される。起立部材51の自動車は、起立している折畳材412に対して、所定の距離(架設部材511bの長さ)を隔てて手前側に位置するため、立体感増し車窓から見える海の景色を立体的にイメージできる。

0049

基材421の内側面の一部には、文字情報等を記入できる記入領域421dが設けられており、この領域には、文字情報や記号情報イメージ情報などを手書きで記入する領域となっている。また、このような記入領域を特別に作らなくとも、任意の場所に手書きで情報を記入する構成であってもよい。この実施形態では、「休み、家族みんなでおばあちゃんのうちに遊びにいきました」と、手書きで記入されている。このような文章と、情報担持ユニット40A全体からあらわされる視覚情報から、自動車を運転して海の見える田舎にいったことが、暗示的に表現される。

0050

図12に示されているように、情報担持ユニット40Bは、矩形の基材431と、基材431の長辺に折り目420を介して接続された折畳材422と、折り目420の略中央部に設けられた折込部521と、折込部521に貼り付けられた起立部材52とを有している。折込部521は、折り目420を跨いで、基材431と折畳材422とに両端部521s、521cが接着され、起立部521a、架設部521bを有している。起立部521aは、基端部に接着部521sが接続され、該接着部521sを介して、基材431側に接着されている。架設部521bは、先端部に接着部521cが接続され、該接着部521cを介して折畳材422側に接着されている。起立部521aには、起立部材52が接着されている。

0051

起立部521aと架設部521bとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材431と折畳材422とが折り目420で折り畳まれている状態では、折り目420に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。
起立部材52には、視覚情報として子供の後ろ姿で、虫取り網と虫を持った状態の絵が描かれており、起立部材52自体の形状も、子供の姿の絵に沿った輪郭に形成されている。折畳材422の内側面は視覚情報が示される領域となっている。そして、この領域には、視覚情報として山の風景が描かれており、空に雲が描かれた絵422a、422b、葉の付いた木の絵422c、連なる山の絵422d、山の間から流れ出る小川の絵422eが配置されている。描かれている絵の構図では、小川の絵422eは、手前に流れでるに従って川幅漸増するように描かれており、遠近感が得られる絵となっている。

0052

一方、基材431の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、折り目420から手前に向けて流れる小川の絵431c、小川の畔に生える草の絵431bが描かれている。基材431に描かれている小川の絵431cは、折畳材422の小川の絵422eと、折り目420を介して繋がっており、2つの小川の絵422e、431cで、一つの小川が表現されている。そして、小川の絵422eは、起立している折畳材422に描かれているので、小川422eから小川431cへ(高所から低所へ)川が流れているように暗示される。

0053

そして、川の畔には、虫とりをしている子供の絵52が起立する。このような構図から、木の絵422cと虫取り網から、子供が虫取りをしていることが連想され、また、小川から魚釣りなどの川遊びをしていることも連想される。基材431の内側面の一部には、文字情報等を記入できる記入領域431dが設けられており、この領域には、文字情報や記号情報、イメージ情報などを手書きで記入する領域となっている。また、このような記入領域を特別に作らなくとも、任意の場所に手書きで情報を記入する構成であってもよい。この実施形態では、「セミヤマメをたくさんつかまえました」と、手書きで記入されている。このような文章と、情報担持ユニット40B全体からあらわされる視覚情報から、及びその前の情報担持ユニット40Aであらわされた情報から、自動車で田舎に行ったこどもは、山の中で、虫取りや川遊びをしたことが、暗示的に表現される。

0054

図13に示されているように、情報担持ユニット40Cは、矩形の基材441と、基材441の長辺に折り目430を介して接続された折畳材432と、折り目430に設けられた折込部531と、折込部531に貼り付けられた起立部材53とを有している。折込部531は、折り目430を跨いで、基材441と折畳材432とに両端部531s、531cが接着され、起立部531a、架設部531bを有している。起立部531aは、基端部に接着部531sが接続され、該接着部531sを介して、基材441側に接着されている。架設部531bは、先端部に接着部531cが接続され、該接着部531cを介して折畳材432側に接着されている。起立部531aには、起立部材53が接着されている。

0055

起立部531aと架設部531bとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材441と折畳材432とが折り目430で折り畳まれている状態では、折り目430に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。
起立部材53には、視覚情報として皿に載っているスイカの絵が描かれており、起立部材53自体の形状も、皿に載っているスイカの絵に沿った輪郭に形成されている。折畳材432の内側面は視覚情報が示される領域となっている。そして、この領域には、視覚情報として家の中ら庭を見た情景が描かれており、風鈴の絵432a、縁台の絵432b、柱の絵432c、柱に連なる壁の絵432d、軒下に掛かっているスダレの絵432e、縁台に載っている鉢植え朝顔432fが配置されている。

0056

一方、基材441の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、折り目430から順に、縁側の絵441c、畳の絵441bの順に描かれている。起立部材53は、縁側441cの位置に配置されており、縁側に座ってスイカを食べる情景を暗示させるように構成されている。
基材441に対して折畳材432が起立することで、畳441b敷きの部屋に対して、柱432cやスダレ432eが起立した状態となり、立体的な家屋の情景を暗示することができる。
基材441の内側面の一部には、文字情報等を記入できる記入領域441aが設けられており、この領域には、文字情報や記号情報、イメージ情報などを手書きで記入する領域となっている。また、このような記入領域を特別に作らなくとも、任意の場所に手書きで情報を記入する構成であってもよい。この実施形態では、「えんがわで、とってもあまいスイカを食べました」と、手書きで記入されている。このような文章と、情報担持ユニット40C全体からあらわされる視覚情報から、及びその前の情報担持ユニット40A、40Bであらわされた情報から、自動車で田舎に行ったこどもは、山の中で、虫取りや川遊びをし、田舎のおばあちゃんの家では、スイカを食べたことが、暗示的に表現される。

0057

図14に示されているように、情報担持ユニット40Dは、矩形の基材451と、基材451の長辺に折り目440を介して接続された折畳材442と、折り目440に設けられた折込部541と、折込部541に貼り付けられた起立部材54とを有している。折込部541は、折り目440を跨いで、基材451と折畳材442とに両端部541s、541cが接着され、起立部541a、架設部541bを有している。起立部541aは、基端部に接着部541sが接続され、該接着部541sを介して、基材451側に接着されている。架設部541bは、先端部に接着部541cが接続され、該接着部541cを介して折畳材442側に接着されている。起立部541aには、起立部材54が接着されている。

0058

起立部541aと架設部541bとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材451と折畳材442とが折り目440で折り畳まれている状態では、折り目440に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。
起立部材54には、視覚情報として列になって盆踊りっている人影の絵が描かれており、起立部材54自体の形状も、列になっている人影の絵に沿った輪郭に形成されている。この情報担持ユニット40Dでは、折込部541は、左右両側に配置されている。
折畳材442の内側面は視覚情報が示される領域となっている。

0059

そして、この領域には、視覚情報として盆踊りの情景が描かれており、の上で太鼓を叩いている人の絵442a、櫓から伸びている縄に付けられた提灯の絵442b、打ち上げられた花火の絵442cが配置されている。
一方、基材451の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、金魚すくいの水槽の絵451bが描かれている。起立部材54は、櫓の絵442aの囲む位置に配置されており、櫓の周りを人が踊りながら回っている情景を暗示させるように構成されている。

0060

基材451に対して折畳材442が起立することで、櫓を中心として、人が踊りながら回り、空には花火が上がっている情景を表すことができる。
基材451の内側面の一部には、文字情報等を記入できる記入領域451aが設けられており、この領域には、文字情報や記号情報、イメージ情報などを手書きで記入する領域となっている。また、このような記入領域を特別に作らなくとも、任意の場所に手書きで情報を記入する構成であってもよい。この実施形態では、「お祭りで盆踊りをしました 花火もあがりました」と、手書きで記入されている。このような文章と、情報担持ユニット40D全体からあらわされる視覚情報から、及びその前の情報担持ユニット40A、40B、40Cであらわされた情報から、自動車で田舎に行ったこどもは、山の中で、虫取りや川遊びをし、田舎のおばあちゃんの家では、スイカを食べ、田舎でのクライマックスは、盆踊りと花火であったことが、暗示的に表現される。

0061

このように、一連の情報担持ユニット40A、40B、40C、40Dであわされた相互に関連する視覚情報によって、田舎で体験したことを、時系列で、表すことができる。また、立体的に表現された視覚情報によって、より情緒深く表現することができる。
複数の情報担持ユニットで表現される情報は、その内容が相互に何らかの関連性を有するものとなっている。上記の実施形態の例では、夏休みに田舎に行った体験の内容が、時系列に沿って表され、1つのストーリを表現している。つまり夏休みの田舎での体験といった1つの時系列に沿った関連性を有している。

0062

このような関連性は、時系列を有さなくてもよく、地域的な関連性であってもよい。地域的な関連性を有する視覚情報とは、例えば、特定の地域的範囲内に位置する場所の景色、景勝地、名勝地又は観光地を表す視覚情報である。具体的には、九州という地位的範囲内において、島、阿蘇山、軍艦島、高千、鬼の洗濯板に関する景色などの視覚的情報を表すことによって、相互に関連性を有する視覚的情報となる。これらの視覚的情報を各情報担持ユニットに表示することによって、グリーティングカード1Aで、九州を旅したことを示すことができる。

0063

また、特定の地域的範囲内において作られる物産、食べ物又は料理、収穫される農産物及び採取される海産物を表す視覚情報で、地域的な関連性を有する視覚情報として表示することができる。具体的には、瀬戸内という地位的範囲内において、香川県のうどん、広島のお好み焼き、岡山のきびだんご、庫の神戸ステーキなどに関する絵を、例えば起立部材に表示される視覚情報として表示し、基材や折畳材に表示する視覚情報として、各地域の景色を表示することで、ご当地の視覚情報を、特定の地域と関連付けて表示する。
このような視覚情報を、各情報担持ユニットにおいて表示することで、グリーティングカードから瀬戸内を旅行したことを印象付けることができる。

0064

また、時系列的な関連性を示す例として、特定の経時的範囲内において生じる事象を表す視覚情報がある。例えば、子供の誕生、お参り、初節幼稚園入学式といった、子供の成長を表すという点で関連性を有する。この他、地方に住んでいる両親に対して、都会に住んでいる子供が、都会での生活を示すために、グリーティングカードを送る場合には、都会での生活を示すといった関連性の下に、基材と折畳材に自宅の様子を背景として表し、食卓の内容を起立部材に表示した情報担持ユニット、会社で働いている様子を表示した情報担持ユニット、休日買い物に行く近所ショッピングセンタの様子を表示した情報担持ユニット、夜の飲み会の様子を表示した情報担持ユニットを組み合わせることができる。

0065

情報担持ユニットの視覚情報が相互に有する関連性とは、上記場合に限られず、順番に見開く情報担持ユニットの前後で関連性があればよく、複数の情報担持ユニットで共通の関連性がなくてもよい。例えば、最初に開いた情報担持ユニットには、老人が表示され、次に開いた情報担持ユニットには、桜が表示され、次に開いた情報担持ユニットには、花見の情景が表示され、最後に開いた情報担持ユニットには、お酒が表示される。これら4つの情報には関連性はないが、老人→花咲か爺さん→桜と、連想され、桜から花見の宴が連想され、花見の宴からお酒が連想される。このように、順に見開く情報担持ユニットの前後で関連性があればよい。

0066

この実施形態のグリーティングカード1Aにおける各記入領域は、記入領域が設けられている面の裏側面の折込部及び起立部材に対応する位置に重ならない位置に設けられている。このような位置にするすることにより、記入領域に文字等を記入する際、筆記具の先端が裏側の折込部などの凹凸に引っ掛かり、書き損じすることが抑制される。
なお、情報担持ユニットには、視覚情報のみでなく、評価情報を担持させてもよい。図15は、情報担持ユニット40Eの構成例を示す全体斜視図である。情報担持ユニット40Eは、矩形の基材471と、基材471の長辺に折り目460を介して接続された折畳材462と、折り目460に設けられた折込部551と、折込部551に貼り付けられた起立部材55とを有している。折込部551は、折り目460を跨いで、基材471と折畳材462とに両端部が接続され、起立部551a、架設部551bを有している。

0067

起立部551aと架設部551bとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材471と折畳材462とが折り目460で折り畳まれている状態では、折り目460に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。
起立部材55には、視覚情報として鳥居の絵が描かれており、起立部材55自体の形状も、鳥居の絵に沿った輪郭に形成されている。この情報担持ユニット40Eでは、折込部541は、鳥居の2つの柱の左右基端部に配置されている。
折畳材462の内側面は視覚情報が示される領域となっている。そして、この領域には、視覚情報として海との情景が描かれており、海の絵462dと、海の向こう側の山の絵462a、山の端から覗いている月の絵462b、もみじの木の絵462cが配置されている。

0068

一方、基材451の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、海原471aが描かれている。起立部材54の鳥居は、海原471aの中に位置している情景を示すように構成されている。
基材471に対して折畳材462が起立することで、海の中に鳥居が立っている情景を表すことができる。
基材471の内側面の一部には、文字情報等を記入できる記入領域471bが設けられており、この領域には、文字情報や記号情報、イメージ情報などを手書きで記入する領域となっている。また、記入領域471bには、もみじ饅頭の絵が付与されている。

0069

また、このような記入領域を特別に作らなくとも、任意の場所に手書きで情報を記入する構成であってもよい。この実施形態では、「宮島でもみじ饅頭を食べました」と、手書きで記入されている。この情報担持ユニット40Eでは、広島の厳島神社など、広島に関する景色や物産が表示されている。記入領域471bの近傍には、評価情報記入領域472が設けられている。評価情報記入領域472は、複数の評価部がもうけられ、評価部にチェックや、塗りつぶしをすることより、評価の内容が表示される。例えば、チェックを入れた評価部が多ければ、良い評価、少なければ悪い評価を表す。この他、評価部の数によって評価を表すのではなく、例えば、A〜Eの文字が表示され、その中の1つの文字を丸で囲むことによって、評価を示す構成としてもよい。Aが最も良い評価、Eが最も悪い評価を表す。

0070

このような評価情報記入領域を設けることで、グリーティングカード1Aの送り手の気持ちを、受け手に端的に表すことができる。
以上のような構成の他、グリーティングカードは、矩形のカードを複数枚重ねて、一辺を綴じた状態とし、その見開きページ(2頁分)に、視覚情報と、起立部材等を配置して情報担持ユニットを構成してもよい。この場合には、綴りを構成する1片のカードの両面に視覚情報が担持され、一片のカードが基材と折畳材の両方の機能を有することとなる。

0071

次に、図16及び図17に基づいて、他の実施形態のグリーティングカード1Bの構成について説明する。グリーティングカード1Bは、情報担持ユニット61、62を複数重ねて構成されている点は、既述の実施形態のグリーティングカード1と同様である。隣接する情報担持ユニット60A、60Bの各構成は、既述の情報担持ユニット40Aの構成と略同様である。情報担持ユニット60Aは、矩形の基材62と、基材62の長辺に折り目610を介して接続された折畳材61と、折り目610において、両端から略同じ間隔で設けられた折込部711とを有している。折込部711は、折り目610を跨いで、基材62と折畳材61とに両端部が接着され、起立部711a、架設部711sを有している。

0072

起立部711aと架設部711sとは折り目を介して接続されており、その折り目は、基材62と折畳材61とが折り目610で折り畳まれている状態では、折り目610に対して反対方向に折り畳まれた状態となっている。

0073

基材62の内側面は、視覚情報が示される領域となっており、この利用域には、折り目610から手前に向けて、視覚情報である屋根の絵624、さらにその手前に窓の絵621、さらに左側手前ドアの絵622が描かれている。
なお、屋根の絵624を描かずに、起立部711a又は架設部711sに、屋根が描かれた起立部材を貼り付けてもよい。このようにすることで、より立体的にドアや窓のある建物を表すことができる。

0074

窓の絵621は、その一部の輪郭(上辺下辺及び中央の縦線)621aが切込みとなっており、中央の縦線621aも切込みとなっている。残りの輪郭(両端の縦線)が折れ線621bとなっており、窓の絵621が、折れ線621bで折り曲げられる折り曲げ片621cを構成している。ドアの絵622は、その一部の輪郭622aが切込みとなっており、残りの輪郭部(右側縦辺)が折れ線622bとなっており、窓の絵621が、折れ線622bで折り曲げられる折り曲げ片622cを構成している。

0075

情報担持ユニット60Bは、情報担持ユニット60Aと同形状で同じ大きさの矩形の基材63と、基材64の長辺に折り目630を介して接続された折畳材63とを有している。折畳材63の外側面、すなわち情報担持ユニット60Aの基材62の外側面と重ね合される面には、視覚情報が表示されている。その視覚情報は、引出台632の上に置いてある鉢植えの花の絵631と、テーブルの絵634と、その周囲に置かれている椅子の絵635、636、更に、の子の絵633が絵かがれている。また、折畳材63の外側面において、折り目630に沿って境界線630bが設けられ、折り目630と境界線630bの間が糊付け領域630aとなっている。基材62の外側面と、折畳材63の外側面とを重ねて貼りあわせる場合には、折り目630と折り目610を重ねて、糊付け領域630aにおいて両者が貼り付けられる。このような構成とすることによって、基材62と折畳材63の間にも、情報担持領域が形成される。

0076

図17に示されているとおり、基材62と折畳材63とが重ねられた状態で、基材62の窓の絵621の位置に、折畳材63の鉢植えの花の絵631が位置し、基材62のドアの絵622の位置に、折畳材63の女の子の絵633が位置する。そして、窓の絵621の折り曲げ片621cを開けると、孔621wが形成され、孔621wを介して鉢植えの花の絵631を視認できるように構成されている。また、ドアの絵622の折り曲げ片622cを開けると、孔622wが形成され、孔622wを介して女の子の絵633を視認できるように構成されている。このような構成とすることで、家の中に、女の子や鉢植えがあるように表示され、平面的な視覚情報から、前後に奥行きのある立体的情報を表すことができる。

0077

また、折畳材63から基材62を捲り上げると、折畳材63の外側面に表示さている家の中の状態を表す絵、例えば、引出台632、テーブルの絵634と、その周囲に置かれている椅子の絵635、636が表れる。このような構成によって、更に詳しく立体的な情報を表すことが可能となる。

0078

1、1Aグリーティングカード
14〜11、40A〜40E、60A〜60B 情報担持ユニット
140折り目
141基材
142折畳材
145起立部材
F1〜F4視覚情報
2 グリーティングカード収容ケース
22切り取り部
23a、23b切り取り線
27 収容部

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