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技術 長傘

出願人 西日本電信電話株式会社エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
発明者 小池田貴浅尾淳一
出願日 2018年9月11日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-169728
公開日 2020年3月19日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-039617
状態 拒絶査定
技術分野 杖,傘,扇
主要キーワード 中心棒 大径パイプ 小径パイプ 折りたたみ傘 生地面 折り畳み機 ジャンプ傘 梨地加工
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

風が強い雨の際に、子供の足下濡れないようにする。

解決手段

開き状態中心棒を短縮可能である長傘を用いる。

概要

背景

は、親骨を折り畳み中心棒を短縮してコンパクトに格納できる折り畳み傘と、そのような構造を持たず親骨が一連の部材からなる長傘とに分けられる。用途としては雨傘日傘、その両方を兼ねた晴雨兼用傘がある。

雨傘では、足下まで風雨が到達することをできるだけ防ぐ必要があるため、できるだけ親骨及び生地が長い方が望ましい。また、日傘でも保護者が子供を同伴している場合など、カバーする面積が広い方が望ましい場合が多い。このため、傘の用途に寄らず、大きな傘は便利である。

身長の高い大人が使う分には、柄が長い方が混雑した場所を通過する際に互いの傘が当たらないように持ち上げたり傾けたりといった取り回しが容易になる。このため、使用時には柄(中心棒)を長くし、不使用時には柄を短くして携帯しやすくした長傘が特許文献1に記載されている。このような傘を持つ身長の高い人ならば、腕も長いため、風雨が強いときには生地が頭に近づくように持ってもそれほどの負担にはならない。

概要

風が強い雨の際に、子供の足下が濡れないようにする。傘開き状態で中心棒を短縮可能である長傘を用いる。

目的

この発明は、親骨を折り畳む機構の無い長傘において、身長の低い人でも持ちやすくかつ足下が濡れにくくすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

中心棒と、前記中心棒の上端側に設けられた上ロクロと、前記中心棒の下端側に設けられた握柄と、前記上ロクロに基端部で連結された複数本親骨と、を有し、前記親骨が、一連の部材からなり、前記複数本の親骨が前記中心棒に対して放射状に開ききった開き状態と、前記中心棒に対して閉じきった傘閉じ状態とを切り替えられる長傘において、傘開き状態で前記中心棒を短縮可能である長傘。

請求項2

前記中心棒が、前記握柄と前記上ロクロとの間で長さを調整可能である請求項1に記載の長傘。

請求項3

前記中心棒として大径パイプ小径パイプとを有し、前記大径パイプに前記小径パイプを収納することで短縮し、短縮状態ロックするロック機構を有する請求項2に記載の長傘。

請求項4

前記小径パイプが、径方向外側に向かって弾性体付勢された突起部を有し、前記大径パイプが、前記突起部が突き出ることが可能な係止孔を有する、請求項3に記載の長傘。

請求項5

前記大径パイプの先端は、縮径可能な分割部を有し、前記分割部に隣接して雄ネジ部が形成されており、前記雄ネジ部に対して嵌め合わせられる雌ネジ部を有する縮径器が取り付けられ、前記縮径器を締めると前記分割部が縮径されて、前記小径パイプを固定し、前記縮径器を緩めると前記分割部が拡径されて、前記小径パイプの固定状態解除されてスライド可能になる、請求項3に記載の長傘。

請求項6

前記握柄の端部が前記握柄の持ち手部分の断面積よりも拡大された平面部を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の長傘。

技術分野

0001

この発明は、長に関する。

背景技術

0002

傘は、親骨を折り畳み中心棒を短縮してコンパクトに格納できる折り畳み傘と、そのような構造を持たず親骨が一連の部材からなる長傘とに分けられる。用途としては雨傘日傘、その両方を兼ねた晴雨兼用傘がある。

0003

雨傘では、足下まで風雨が到達することをできるだけ防ぐ必要があるため、できるだけ親骨及び生地が長い方が望ましい。また、日傘でも保護者が子供を同伴している場合など、カバーする面積が広い方が望ましい場合が多い。このため、傘の用途に寄らず、大きな傘は便利である。

0004

身長の高い大人が使う分には、柄が長い方が混雑した場所を通過する際に互いの傘が当たらないように持ち上げたり傾けたりといった取り回しが容易になる。このため、使用時には柄(中心棒)を長くし、不使用時には柄を短くして携帯しやすくした長傘が特許文献1に記載されている。このような傘を持つ身長の高い人ならば、腕も長いため、風雨が強いときには生地が頭に近づくように持ってもそれほどの負担にはならない。

先行技術

0005

特開2003−111608号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、大きな傘を身長の低い人や子供が持つ場合には状況が変わる。大きな傘は、大きな親骨や生地に比例してそれらを支える中心棒も長くなる。中心棒が長いと、傘の生地が広がる位置はその分だけ高くなり、身体から離れるため、風の強い日には足下をカバーできなくなってしまう。子供では大きな傘を自在に取り回すほどの力はなく、特許文献1のような傘は扱いにくい。

0007

これに対して、持ち手ではない中心棒の中程を持つという対策が実際に行われることが多い。しかし、滑りにくく持ちやすくした握柄部分と違って、金属製で細い中心棒の中程を持つと、抵抗が小さいため滑りやすく、手に無理な力が掛かる。特に生地を身体に近づけてしっかり持たねばならなくなる風の強い日には、できるだけ握柄部分を持つことが望ましい。だが、そうなると生地の位置は高くなってしまい、上記の通り身体から離れてしまう。

0008

折りたたみ傘の場合は、収納のために中心棒を短縮する機構を有するため、中心棒を短縮して握柄を持つことが可能である。しかし、折り畳み傘は長傘に比べて収納及び展開の際に手間がかかる。また、親骨を折り畳まなければならない構造上、長傘に比べて耐久性及び安定性の点で劣る。さらに、折り畳み傘はコンパクトに格納することが大きな目的の一つであるため、長く生地が広い傘にすることが難しい。

0009

そこでこの発明は、親骨を折り畳む機構の無い長傘において、身長の低い人でも持ちやすくかつ足下が濡れにくくすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

この発明は、中心棒と、
前記中心棒の上端側に設けられた上ロクロと、
前記中心棒の下端側に設けられた握柄と、
前記上ロクロに基端部で連結された複数本の親骨と、を有し、
前記親骨が、一連の部材からなり、
前記複数本の親骨が前記中心棒に対して放射状に開ききった傘開き状態と、前記中心棒に対して閉じきった傘閉じ状態とを切り替えられる長傘において、
傘開き状態で前記中心棒を短縮可能である長傘により、上記の課題を解決したのである。

0011

なお、この発明において長傘とは親骨が一連の部材からなる傘をいう。すなわち、親骨が折り畳み機構を有さず、折り畳み傘でない傘である。

0012

前記中心棒を短縮できる機構としては、前記握柄と前記上ロクロとの間で長さを調整可能である機構が採用できる。

0013

このような機構としては、前記中心棒として大径パイプ小径パイプを有し、前記大径パイプに前記小径パイプを収納することで短縮し、短縮状態ロックするロック機構を有する構成が採用できる。

0014

前記大径パイプ及び前記小径パイプを含む複数本のパイプにより構成された前記中心棒を、長さを変えて固定する機構としては、前記小径パイプが、径方向外側に向かって弾性体付勢された突起部を有し、前記大径パイプが、前記突起部が突き出ることが可能な係止孔を有する構成を採用することができる。

0015

前記大径パイプ及び前記小径パイプを含む複数本のパイプにより構成された前記中心棒を、長さを変えて固定する他の機構としては、
前記大径パイプの先端は、縮径可能な分割部を有し、
前記分割部に隣接して雄ネジ部が形成されており、
前記雄ネジ部に対して嵌め合わせられる雌ネジ部を有する縮径器が取り付けられ、
前記縮径器を締めると前記分割部が縮径されて、前記小径パイプを固定し、
前記縮径器を緩めると前記分割部が拡径されて、前記小径パイプの固定状態解除されてスライド可能になる
機構を採用することができる。

0016

さらに、前記握柄の端部が前記握柄の持ち手部分の断面積よりも拡大された平面部を有する構成を採用することができる。

発明の効果

0017

この発明により、身長が比較的小さいユーザが傘を差す際にも、長傘として十分に広い生地面積を確保しながら、中心棒を短縮することで足元にまで雨がかかる可能性を抑えることができる。

図面の簡単な説明

0018

(a)この発明にかかる長傘を短くする前の利用形態図、(b)この発明にかかる長傘を短くした際の利用形態図
(a)この発明にかかる長傘を閉じた状態の外観例図、(b)この発明にかかる長傘を開いて中心棒を短縮した際の構成図
(a)第一の実施形態での保管時の中心棒を示す外観図、(b)短縮時の中心棒を示す外観図
(a)第一の実施形態での保管時の係止孔付近の拡大断面図、(b)第一の実施形態での短縮時の係止孔付近の拡大断面図
(a)第二の実施形態での縮径器付近の拡大図、(b)(a)の縮径器を透視した状態の図
握柄の先端に平面部を設けた長傘を荷物置きとして使う際の外観図
(a)三本のパイプで構成される伸縮可能な中心棒の概念図、(b)(a)の短縮状態の概念図、(c)(a)の延伸状態の概念図
(a)二本のパイプで構成される伸縮可能な中心棒の概念図、(b)(a)の短縮状態の概念図、(c)(a)の延伸状態の概念図

実施例

0019

以下、この発明について具体的な実施形態とともに詳細に説明する。この発明の効果を示す概略図を図1(a)及び(b)に示す。この発明は折り畳み傘ではない長傘である。この長傘とは、具体的には親骨17が一連の部材からなる傘である。

0020

親骨17の長さは65cm以上であると好ましく、より好ましくは70cm以上の大型の長傘であるとよい。小さい傘ではこの発明にかかる長傘で足元をカバーする恩恵を十分に受けることが難しくなる。一方、身長の小さな利用者使いやすくするためのものであるため、親骨17の長さが80cm以下であると好ましく、75cm以下であるとより望ましい。長すぎると小学校低学年のような小さな子供では持ち運ぶのに苦労してしまい、デメリットが大きくなりすぎてしまう。

0021

この発明にかかる長傘は、長い親骨17に対応して中心棒12も長いため、そのまま傘開き状態にすると、長傘10の生地16が身体から遠く離れてしまう。こうなると風によって雨の角度が傾くと足元が濡れやすくなってしまう(図1(a))。そこで、必要なときには長い中心棒12を短縮することができる機構を備える(図1(b))。中心棒12を短縮すると、持っている握柄11から生地までの距離が短くなり、雨が風によって傾いても、容易に濡れなくなるようにする。

0022

この発明にかかる長傘10は、中心棒12以外は一般的な構成を採用することができる。この実施形態にかかる長傘10は、中心棒12と、中心棒12の上端側に設けられた上ロクロ20と、中心棒12の下端側に設けられた握柄11と、上ロクロ20に基端部で連結された複数本の親骨17と、を有する。上記の通り親骨17は一連の部材からなる。一般的な長傘10の機構として、複数の親骨17が中心棒12に対して放射状に開ききった傘開き状態と、前記中心棒に対して閉じきった傘閉じ状態とを切り替えられる。ただし、この発明にかかる長傘10の特徴として、傘開き状態で中心棒12を短縮可能である。

0023

また、中心棒12を囲んで軸方向にスライド可能なスライダ18を有しており、スライダ18の上部に設けた下ロクロ(図示せず)と前記複数本の親骨17とを接続する複数本の受骨21を有する。スライダ18が上端側でロックされると、受骨21が親骨17を押し上げて、傘開き状態となる。

0024

なお、上記の傘開き状態と傘閉じ状態を切り替える傘の開閉機構については、特に限定されず、ジャンプ傘でもノーマル傘でもよい。ここでジャンプ傘とは、スライダ18が親骨17を開くように付勢されており、傘閉じ状態でスライダ18を握柄11近くに固定するストッパ(図示せず)を解除すると、自動的に傘開き状態になるものをいう。一方、ノーマル傘とは、握柄11近くに固定されたスライダ18を先端に向かって手で持ってスライドさせ、握柄11と反対側の先端の近くに中心棒に設けられた上ハジキ19により固定させるものである。上ハジキ19は中心棒12から径方向に突き出ており一時的に押し込むことが可能であり、スライダ18には上ハジキ19を一旦乗り越えさせてから、突き出た上ハジキ19で握柄11側に戻ろうとするスライダ18を受け止めて、傘開き状態で固定できる。その他、他の開閉機構であっても基本的に採用可能である。

0025

この発明にかかる長傘10を使用していないときには、親骨17は折り曲げられることなく中心棒12に対して寄せられた傘閉じ状態となる。傘閉じ状態での中心棒12は親骨17と同程度の長さであり、親骨17と生地16に囲まれた中心棒12から握柄11が突き出ており、握柄11を握って持ち運ぶことができる。この状態の外観を図2(a)に示す。この状態では中心棒12は短縮されていない。長傘10を開いてから中心棒12を短縮する状況を図2(b)に示す。握柄11が生地に近づき、図1(b)のように足下が濡れにくくなる。

0026

このような中心棒12を短縮できる構造としては、特に限定されない。握柄11と上ロクロ20との間で長さを調整可能としておくとよい。調整する構成としては例えば、中心棒12が径の異なる複数本のパイプ(12a,12b)を組み合わせて構成され、大径パイプ12aに小径パイプ12bを格納することで前記中心棒の長さを短縮することができる。複数本とは2本以上であればよく、径が段階的に異なる3本のパイプからなる構造でもよい。ただし、5本以上になると部品点数が多くなる割に、そこまでして短くして握柄11を生地16に近づけるとかえって持ちにくくなってしまう。このため、ほとんどの場合、パイプは2本から4本であればよい。

0027

中心棒12を構成する複数本のパイプは互いに抜けないような抜け止めさえあれば、互いの位置を固定する機構を有さなくても実用可能である。固定されない場合、先端を下向きに持っていれば、親骨や生地の重さに引っ張られて、中心棒12の長さは、パイプが抜け止めによって止められた最大長さを維持する。一方、使用時には図2(b)のような状態となり、親骨17や生地16の重さでパイプが押し込まれて短くなる。ただし、強い横風を受けた場合には上側のパイプ(12b)が風の力を受けて引っ張られてしまい、中心棒12の長さが安定しなくなる。このため、パイプは互いの位置を固定可能な機構を有していることが望ましい。

0028

中心棒12を構成するパイプ同士を短縮状態で固定する構造の第一の実施形態を図3及び図4に示す。図3(a)に示すのは傘閉じ状態の親骨17に合わせた長さに固定した中心棒12である。大径パイプ12aに、小径パイプ12bが格納されることで、図3(b)のように短縮された中心棒12に変形される。小径パイプ12bは、上端側と下端側とにそれぞれ固定用の突起部14a,14bを有する。大径パイプ12aは、上端側に、突起部14a,14bが突き出ることができる係止孔13cが空けてある。図3(a)では小径パイプ12bの下端側の突起部14aが大径パイプ12aの上端側に空けられた係止孔13cを通して固定されている。この突起部14aを押し込むと、大径パイプ12aと小径パイプ12bとが互いにスライド可能になり、大径パイプ12aに小径パイプ12bを挿入すると中心棒12が短縮できる。図3(b)では小径パイプ12bの上端側にある突起部14bが、上端側へ移動した大径パイプ12aの係止孔13cを通して固定されている。

0029

下端側の突起部14aが係止孔13cに相対している状況での断面概略図を図4(a)に示す。なお、この図では抜け止めなどの突起部に関係しない部品の記載を省いている。小径パイプ12bの下端側の内部に、径方向外側へ向かって弾性体15aで付勢された突起部14aが設けてある。この突起部14aは、小径パイプ12bに設けられた貫通孔13aを通り、係止孔13cから突き出ると、大径パイプ12aと小径パイプ12bとを互いに動かないように固定できる。これが破線表記した状態である。一方、付勢された突起部14aを一時的に指先で押し込み、実線で表記した状態になると、大径パイプ12aは固定されなくなる。こうなると、小径パイプ12bを大径パイプ12aの中へ押し込み、中心棒12を短縮させることができる。

0030

中心棒12を短縮させた状態で固定するため、小径パイプ12bは上端側にも同様の突起部14bを設けてある。なお、小径パイプ12bは、スライダ18を傘開き状態で固定するための上ハジキ19と干渉するため、突起部14bは上ハジキ19よりも下端側に設けてある。係止孔13cが上端側の突起部14bの位置までスライドされると、弾性体15bによって付勢された突起部14bが小径パイプ12bに設けられた貫通孔13bを通り、大径パイプ12aの係止孔13cに嵌ってパイプ同士を固定する。この状態を図4(b)に示す。こうすると、中心棒12を短縮した状態で長傘10を使用することができる。

0031

短縮する中心棒12を固定する構造の第二の実施形態を図5に示す。外観を図5(a)に、固定する縮径器44を透視した図を図5(b)に示す。大径パイプ42aの先端は、複数の切れ目45が入った分割部49となっており、外側から径方向の力を受けると縮径して、内側に挿入された小径パイプ42bを固定する。また、分割部49に隣接して大径パイプ42aには雄ネジ部46が形成されている。さらに、この雄ネジ部46に対して嵌め合わされる雌ネジ部47と縮径部48を有する縮径器44が取り付けられる。縮径器44を締めると縮径部48に押し込まれた分割部49が縮径されて、小径パイプ42bを固定し、縮径器44を緩めると前記分割部が拡径されて、小径パイプ42bの固定状態が解除されてスライド可能になる。第一の実施形態に比べて、長さの変更が段階的ではなく自由に可能となるため、その時々に適した調整が可能となる。一方で、手が濡れているときには縮径器44を握って調整しようとすると滑る可能性があり、単に縮径するだけならば第一の実施形態の方が容易である。

0032

いずれの実施形態であっても、特に子供が傘を持つ際に無理に手を伸ばさなくても、身体の近くでを自然に曲げて握柄11を持つだけで、身体に近い位置に生地16が配置され、楽な姿勢で雨風を避けることができる。

0033

この発明にかかる長傘10は、折り畳み傘と違って傘閉じ状態では中心棒12を長いままにしておくことができる。握柄11の端部に、握柄11の持ち手部分の断面積よりも拡大された平面部30を有するようにしておくと、この平面部30の上に荷物を置いて支えとしたり、腰掛することができる。この状態の例を図6に示す。一本足であるため、バランスを取るため横から支える必要はあるが、荷物の重量を長傘10に預けることができる。交通機関を待っている時や、交通機関に乗車している際など、傘閉じ状態で立っている状況で、さらに楽な姿勢でいることができる。なお、傘の一部であるため濡れていることも多く、平面部30に載せた荷物や持ち主が表面で滑るおそれがある。このため、平面部30は滑りにくい素材で構成されていることが望ましい。滑りにくい素材としては、木材が挙げられる。プラスチックで構成される場合、表面に梨地加工をするなどして表面の凹凸を増やし、摩擦を向上させておくと望ましい。

0034

なお、この発明にかかる長傘10は、中心棒12を短縮する上記の機構に加えて、中心棒12を親骨17よりもさらに長くする機構を備えていてもよい。さらに中心棒12を長くする機構としては、第一の実施形態であればパイプの数をさらに増やし、別途突起部を設けて、伸ばす前の通常時の位置と、伸ばした後の延長時の位置とのそれぞれでパイプを固定できる構造を採用することができる。三本のパイプ(51a,51b,51c)を組み合わせて中心棒12とするとき、図7(a)を傘閉じ状態として、図7(b)のように中心棒12を短くすることも、図7(c)のように長くすることもできる。また、2本のパイプを組み合わせて中心棒12とするとき、傘閉じ状態で大径パイプ61aと小径パイプ61bとが重なっている部分を半分程度にし(図8(a))、中心棒12を短くすることも(図8(b))、長くすることも(図8(c))できるように長さを余しておく構造も採用できる。

0035

10 長傘
11 握柄
12中心棒
12a,42a、61a大径パイプ
12b、42b、61b小径パイプ
51a,51b,51cパイプ
13a,13b貫通孔
13c係止孔
14a、14b突起部
15a,15b弾性体
16生地
17親骨
18スライダ(下ロクロ)
19 上ハジキ
20 上ロクロ
21受骨
30平面部
44縮径器
45切れ目
46雄ネジ部
47雌ネジ部
48 縮径部
49 分割部

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