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技術 情報処理装置および情報処理システム

出願人 富士通フロンテック株式会社
発明者 須藤恵荒井亮平
出願日 2018年9月6日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-166489
公開日 2020年3月12日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-038584
状態 未査定
技術分野 測定値信号、等のための伝送方式 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 鉛筆型 準備表示 検知場所 タブレット型パソコン 気圧センサー グラフ表示領域 媒体リーダ センサー情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月12日)のものです。
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図面 (13)

課題

情報の表示操作簡易に行うことができる。

解決手段

情報処理装置20は、制御部21を備える。制御部21は、ビーコン10a,10b,10c,10dが送信したビーコン情報を受信し、ビーコン情報に含まれる情報に基づきビーコン10a,10b,10c,10dの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定し、ビーコン姿勢状態に応じた表示指示表示装置30に送信する。

概要

背景

近年、無線技術を利用した情報の伝達手段としてビーコン(Beacon)が活用されてきている。ビーコンは、各種センサーを備え、所定時間ごとセンサーから取得した情報を発信する機能を備える。ビーコンを用いた情報処理システムにおいて、サーバがビーコンから発信された情報を受信し、記録や分析を行う。

施設内に設置したビーコンを利用し、GPS(Global Positioning System)電波が届かない施設内においても、目的地まで、より確実に案内可能とする技術が知られている。

概要

情報の表示操作簡易に行うことができる。情報処理装置20は、制御部21を備える。制御部21は、ビーコン10a,10b,10c,10dが送信したビーコン情報を受信し、ビーコン情報に含まれる情報に基づきビーコン10a,10b,10c,10dの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定し、ビーコン姿勢状態に応じた表示指示表示装置30に送信する。

目的

このような状況に対処するため、ビーコンの情報の表示操作を簡易に行うことができる技術が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ビーコンが送信したビーコン情報を受信し、前記ビーコン情報に含まれる情報に基づき前記ビーコンの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定し、前記ビーコン姿勢状態に応じた表示指示表示装置に送信する制御部を備える、情報処理装置

請求項2

前記ビーコン情報に含まれる情報のうちの1つとして、前記ビーコンが備える加速度センサーから取得した加速度の値が含まれ、前記制御部は、前記加速度の値に基づいて前記ビーコン姿勢状態を判定する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項3

前記制御部は、前記ビーコン姿勢状態が第1状態であると判定した場合、前記ビーコン情報に含まれる情報を表示する表示指示を前記表示装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項4

前記制御部は、前記ビーコン姿勢状態が第2状態であると判定した場合、前記ビーコン情報に含まれる情報を非表示とする表示指示を前記表示装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項5

前記制御部は、前記ビーコン姿勢状態が第3状態であると判定した場合、前記ビーコン情報に含まれる情報の表示について準備中である旨を表示する表示指示を前記表示装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項6

前記制御部は、前記ビーコン姿勢状態が第4状態であると判定した場合、前記ビーコン情報に含まれる情報について前記第4状態と判定した時点よりも以前に表示した情報を非表示とする表示指示を前記表示装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項7

前記第1状態は、前記ビーコンが備える6面のうちの1面である基準面を上向きとして略水平に載置された状態である、請求項3記載の情報処理装置。

請求項8

前記第2状態は、前記ビーコンが備える6面のうちの1面である基準面を横向きとして略垂直に載置された状態である、請求項4記載の情報処理装置。

請求項9

前記第3状態は、前記ビーコンが備える6面のうちの1面である基準面を下向きとして略水平に載置された状態である、請求項5記載の情報処理装置。

請求項10

前記第4状態は、前記ビーコンが揺さ振られた状態である、請求項6記載の情報処理装置。

請求項11

前記制御部は、前記ビーコンから第1ビーコン情報と第2ビーコン情報とを受信し、前記第1ビーコン情報に含まれる時間情報と前記第2ビーコン情報に含まれる時間情報との差分から前記第1ビーコン情報と前記第2ビーコン情報との送信間隔を求め、前記送信間隔に応じて前記第2ビーコン情報に含まれる複数の情報のうち前記表示装置に表示させる情報であるビーコン表示情報を決定し、前記ビーコン表示情報を表示させる表示指示を前記表示装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。

請求項12

前記第2ビーコン情報には、前記ビーコンが備える第1センサーから取得した情報である第1センサー情報および前記ビーコンが備える第2センサーから取得した情報である第2センサー情報が含まれ、前記制御部は、前記送信間隔が第1送信間隔である場合、前記第1センサー情報を前記ビーコン表示情報とし、前記送信間隔が第2送信間隔である場合、前記第2センサー情報を前記ビーコン表示情報とする、請求項11記載の情報処理装置。

請求項13

ビーコンと情報処理装置と表示装置とを備える情報処理システムであって、前記ビーコンは、前記情報処理装置にビーコン情報を送信する制御部を備え、前記情報処理装置は、前記ビーコン情報を受信し、前記ビーコン情報に含まれる情報に基づき前記ビーコンの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定し、前記ビーコン姿勢状態に応じて、前記ビーコン情報に含まれる情報の表示指示を前記表示装置に送信する制御部を備える、情報処理システム。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置および情報処理システムに関する。

背景技術

0002

近年、無線技術を利用した情報の伝達手段としてビーコン(Beacon)が活用されてきている。ビーコンは、各種センサーを備え、所定時間ごとセンサーから取得した情報を発信する機能を備える。ビーコンを用いた情報処理システムにおいて、サーバがビーコンから発信された情報を受信し、記録や分析を行う。

0003

施設内に設置したビーコンを利用し、GPS(Global Positioning System)電波が届かない施設内においても、目的地まで、より確実に案内可能とする技術が知られている。

先行技術

0004

特開2017−162216号公報

発明が解決しようとする課題

0005

規模な施設の状態を把握するためには、ビーコンを施設内の各所に設置し、多数のビーコンから情報を取得する必要がある。しかしながら、取得した全てのビーコンの情報が同等に注目すべき情報であるとは限らない。また、全てのビーコンの情報を施設の利用者に対して表示した場合、情報量が過多となり表示された情報が理解しづらくなる場合がある。

0006

ビーコンを用いた情報処理システムにおいては、サーバを操作するシステム管理者が、ビーコンから受信した情報の表示操作を行う。このため、一般の利用者は、情報の表示や非表示の設定を行うことができず、システム管理者に依頼する必要があり、依頼の手続きやシステム管理者側の対処に時間と労力が費やされていた。

0007

このような状況に対処するため、ビーコンの情報の表示操作を簡易に行うことができる技術が望まれている。
一側面では、本発明は、情報の表示操作を簡易に行うことができる情報処理装置および情報処理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、以下に示すような情報処理装置を提供する。情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、ビーコンが送信したビーコン情報を受信し、ビーコン情報に含まれる情報に基づきビーコンの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定し、ビーコン姿勢状態に応じた表示指示表示装置に送信する。

発明の効果

0009

一態様によれば、情報の表示操作を簡易に行うことができる。

図面の簡単な説明

0010

第1の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。
第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。
第2の実施形態のサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコンデータの一例を示す図である。
第2の実施形態のグループ情報の一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン管理情報の一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン情報表示画面の一例を示す図である。
第2の実施形態のサーバ処理フローチャートの一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン情報表示処理のフローチャートの一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン情報非表示処理のフローチャートの一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン情報準備表示処理のフローチャートの一例を示す図である。
第2の実施形態のビーコン情報初期化処理のフローチャートの一例を示す図である。

実施例

0011

以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の情報処理システムについて図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。

0012

情報処理システム60は、施設において載置されたビーコン10a,10b,10c,10dから採取した情報を表示装置30に表示するシステムである。情報処理システム60は、ビーコン10a,10b,10c,10d、情報処理装置20、表示装置30を含む。なお、ビーコン10a,10b,10c,10dは、ある1つのビーコンについて姿勢が異なる状態を示したものであり、同一の機能を備えた同一の装置である。以下、特にビーコンを特定する場合を除き、ビーコン10aと記載する。情報処理システム60を適用する施設は、ビーコン10aを用いて監視対象となる場所であればどこでもよく、たとえば、工場オフィスビル店舗倉庫空港等である。ビーコン10aは、施設内のエリアごとに1つずつ載置されてもよいし、1つのエリア内に複数載置されてもよい。

0013

情報処理システム60において、ビーコン10a、情報処理装置20、表示装置30はネットワークを介して情報通信が可能である。ビーコン10aと情報処理装置20とは、無線ネットワークを介して情報通信が可能である。また、情報処理装置20と表示装置30とは、有線ネットワークまたは無線ネットワークを介して情報通信が可能である。

0014

ビーコン10aは、各種のセンサーを備え、センサーから取得した情報およびビーコン10aを識別する情報(ビーコンアドレス)を所定時間ごとに送信する機能を備えた装置である。ビーコン10aが備えるセンサーとして、加速度センサー温度センサー湿度センサー等がある。ビーコン10aは、利用者が手で持ち上げて所持することが可能な程度の大きさである。ビーコン10aの形状として、たとえば、略直方体キーホルダー型、コイン型カード型シート型等がある。図1においては、ビーコン10aの形状として略直方体で6面を備える形状を図示しているが、これは一例に過ぎずその他の形状であってもよい。ビーコン10aの姿勢や傾きの状態を説明するため、ビーコン10aが備える6面のうち1面を基準面とする。

0015

ビーコン10aは、センサーから取得した情報とビーコンアドレスとをビーコン情報として送信する。ビーコン情報には、ビーコン10aが備える各センサーから取得した情報が含まれる。ビーコン10aが、加速度センサー、温度センサー、湿度センサー等を備えているものとする。ビーコン情報には、加速度センサーから取得した加速度、温度センサーから取得した温度、湿度センサーから取得した湿度のそれぞれの値が含まれる。ビーコン情報に含まれる情報のうち、加速度センサーから取得した値を、ビーコン10aの姿勢を判定する情報である姿勢判定情報ともいう。また、ビーコン情報に含まれる情報のうち、温度センサーや湿度センサー等から取得した値を、ビーコン10aが監視対象とする施設の環境を測定する情報である環境測定情報ともいう。また、ビーコン情報に含まれる情報のうち、表示装置30に表示させる情報をビーコン表示情報ともいう。

0016

情報処理装置20は、ビーコン10aが送信したビーコン情報を直接受信してもよいし、中継器を介して受信してもよい。なお、図1において、中継器の図示を省略する。
情報処理装置20は、ビーコン10aから情報を受信し、表示装置30に対して情報を表示させる表示指示を送信する機能を備えたコンピュータである。情報処理装置20は、制御部21および記憶部22を備える。制御部21は、情報処理装置20全体を制御するものであり、たとえば、プロセッサ等である。制御部21は、ビーコン10aや表示装置30と情報通信を行う。また、制御部21は、記憶部22に対して情報の記憶および読み出しが可能である。記憶部22は、メモリディスク等の記憶装置であり、ビーコン情報や表示装置30に表示指示を行うために必要なデータを記憶する。情報処理装置20は、ビーコン情報とともに時間情報を記憶できる。情報処理装置20は、ビーコン情報を受信した時刻を時間情報として記憶してもよいし、ビーコン情報に含まれる時刻を時間情報として記憶してもよいし、その他の時刻を時間情報として記憶してもよい。

0017

表示装置30は、情報を表示する機能を備えた装置であり、たとえば、ディスプレイである。なお、表示装置30は、ディスプレイに限らず、プロジェクターシステム等の情報を表示可能な装置であれば他の装置でもよい。

0018

ここで、情報処理システム60における情報表示方法について説明する。情報処理装置20の制御部21は、ビーコン情報をビーコン10aから受信し、記憶部22に記憶する。制御部21は、ビーコン情報に含まれる情報に基づき、ビーコン10aの姿勢の状態であるビーコン姿勢状態を判定する。ビーコン姿勢状態には、ビーコン10aの傾き、ビーコン10aが検知した衝撃の回数等を含む。制御部21は、ビーコン姿勢状態に応じた表示指示を表示装置30に送信する。これにより、施設の利用者が、ビーコン10aの姿勢を変化させる(略水平上向きに載置、略垂直に載置、ひっくり返して載置(略水平下向きに載置)、揺さ振る)ことで、表示装置30に表示される画面を変化させることが可能となる。

0019

制御部21は、ビーコン情報に含まれる加速度の値に基づいてビーコン姿勢状態を判定する。制御部21は、ビーコン姿勢状態が第1状態であると判定した場合、ビーコン情報に含まれる情報(温度、湿度等の環境測定情報)を表示する表示指示を表示装置30に送信する。第1状態とは、たとえば、ビーコン10aが備える6面のうちの1面である基準面を上向きとして略水平に載置された状態である。なお、第1状態は、ビーコン10aの形状等に応じて定めることが可能であり、その他の姿勢(傾き)であってもよい。表示装置30は、制御部21から表示指示を受信し、ビーコン情報に含まれる情報(温度、湿度等)を第1表示画面50aに表示する。第1表示画面50aは、表示指示として受信した温度の値を「温度」の項目と対応づけて表示し、湿度の値を「湿度」の項目と対応づけて表示し、温度および湿度の値をグラフとして表示した画面の一例である。

0020

また、制御部21は、ビーコン姿勢状態が第2状態であると判定した場合、ビーコン情報に含まれる情報を非表示とする表示指示を表示装置30に送信する。第2状態とは、たとえば、ビーコン10bが備える6面のうちの1面である基準面を横向きとして略垂直に載置された状態である。なお、第2状態は、ビーコン10bの形状等に応じて定めることが可能であり、その他の姿勢(傾き)であってもよい。表示装置30は、制御部21から情報を非表示とする表示指示を受信し、ビーコン情報に含まれる情報(温度、湿度等)を非表示とし第2表示画面50bに表示する。第2表示画面50bは、非表示とする指示にもとづき、「温度」の項目と「湿度」の項目を表示し、各項目に対応する値を非表示とし、温度および湿度の値をグラフに非表示とした画面の一例である。

0021

また、制御部21は、ビーコン姿勢状態が第3状態であると判定した場合、ビーコン情報に含まれる情報の表示について準備中である旨を表示する表示指示を表示装置30に送信する。第3状態は、たとえば、ビーコン10cが備える6面のうちの1面である基準面を下向きとして略水平に載置された状態である。なお、第3状態は、ビーコン10cの形状等に応じて定めることが可能であり、その他の姿勢(傾き)であってもよい。表示装置30は、制御部21からビーコン情報に含まれる情報の表示について準備中である旨を表示する表示指示を受信し、表示が準備中である旨を第3表示画面50cに表示する。第3表示画面50cは、表示項目(温度、湿度等)の表示領域およびグラフの表示領域それぞれに「準備中」の文字を表示した画面の一例である。

0022

また、制御部21は、ビーコン姿勢状態が第4状態であると判定した場合、ビーコン情報に含まれる情報について第4状態と判定した時点よりも以前に表示した情報を非表示とする表示指示を表示装置30に送信する。第4状態は、たとえば、ビーコンが揺さ振られた状態である。なお、第4状態は、ビーコン10dの形状等に応じて定めることが可能であり、その他の姿勢(傾き)であってもよい。表示装置30は、制御部21からビーコン情報に含まれる情報について第4状態と判定した時点よりも以前に表示した情報を非表示とする表示指示を受信し、第4表示画面50dを表示する。ここで、第4状態と判定した時点を、時刻t1とする。言い換えると、ビーコン10dが揺さ振られた状態と判定可能な加速度の値が含まれるビーコン情報と対応づけられる時刻(時間情報)がt1であるとする。第4表示画面50dは、時刻t1以前に表示したグラフの値を非表示とし、時刻t1以降にビーコン情報に含まれる情報(温度、湿度)を表示する表示指示を受けた場合の画面の一例である。

0023

このように、情報処理システム60において、施設の利用者が、載置されているビーコン10a,…の状態(傾きや姿勢)を変更することで、表示装置30の表示を変更することができる。これにより、利用者自身がビーコン10a,…を手に取り、ビーコン10aの姿勢を変更する(略水平上向きに載置、略垂直に載置、所定の角度で載置、ひっくり返す、揺さ振る等)という簡易な動作により、表示装置30の表示操作が可能となる。このため、情報処理システム60のシステム管理者は、表示設定に費やす労力を軽減することができる。

0024

こうして、情報処理システム60により、情報の表示操作を簡易に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、情報処理装置20をサーバに適用した情報処理システムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。

0025

情報処理システム500は、施設400に載置されたビーコン300a,300b,300c,300d,…から情報を取得し、取得した情報を表示装置200に表示するシステムである。以下の説明において、特にビーコン300a,300b,300c,300d,…を特定せずに説明する場合には、ビーコン300aと記載する。情報処理システム500は、サーバ100、表示装置200およびビーコン300aを含む。

0026

サーバ100は、ネットワーク550を介してビーコン300aと、表示装置200と情報通信を行う。サーバ100は、たとえば、施設400のシステム管理者が用いるコンピュータである。サーバ100は、ビーコン300aが送信する情報を受信し、受信した情報を管理する。サーバ100は、ビーコン300aから受信した情報に基づき、表示装置200に表示を指示する。なお、ネットワーク550は、無線ネットワーク、有線ネットワークを問わない。

0027

表示装置200は、サーバ100からの表示指示を受け付け、情報を表示する。表示装置200は、情報を表示可能な装置であればよい。たとえば、表示装置200は、ディスプレイ、各種表示パネルプロジェクタ等である。また、表示装置200は、大勢で閲覧可能な大型ディスプレイであってもよいし、個人で閲覧可能な携帯端末タブレット型パソコンに用いられる液晶パネルであってもよいし、その他のサイズの装置であってもよい。

0028

ビーコン300aは、センサーを備え、所定時間ごとにセンサーから取得したデータを送信する機能を備える。ビーコン300aがデータを送信する時間の間隔は、システム管理者によって適宜設定を行うことが可能である。たとえば、1秒間隔であってもよいし、30秒間隔であってもよいし、その他の時間間隔であってもよい。ビーコン300aは、温度センサー、湿度センサー、照度センサーを備える。また、ビーコン300aは、加速度センサーを備え、ビーコン300aの傾き(姿勢)を測定することが可能である。また、ビーコン300aは、時計の機能や位置検出の機能も備えることが可能である。ビーコン300aは、利用者の手で持ち上げることが可能な程度の大きさであるものとする。図2において、ビーコン300aが略直方体の形状をしているが、略直方体の形状に限られるものではなく、キーホルダー型、コイン型、カード型、シール型、等の様々な形状のものを用いることができる。なお、ビーコン300aは、衝撃検知機能を搭載し、衝撃の回数や最大値等を記録する機能を備えることもできる。なお、ビーコン300aは、センサーを備え、センサーで検知した情報を所定時間ごとに送信可能な機能を備えた装置の一例であり、同様の機能を備えたその他のもので代用してもよい。ビーコン300b,300c,300d,…も、ビーコン300aと同様である。

0029

施設400は、ビーコン300aを用いて各種の情報を収集して監視を行う対象であり、たとえば、工場、倉庫、店舗、オフィスビル、空港、等である。施設400は、複数のエリア(エリアA、エリアB、エリアC、…)を含む。ビーコン300aは、監視を行うエリアに載置される。たとえば、エリアAに、ビーコン300aが載置される。エリアBに、ビーコン300bが載置される。エリアCに、ビーコン300c,300dが載置される。施設400におけるビーコン300a,300b,300c,300d,…の載置場所は、固定されるものではなく、上、の中、床上等どこでもよい。また、ビーコン300a,300b,300c,300d,…の形状に応じて、エリア内に設置された器具から吊り下げたり、エリア内に設置された備品に貼り付けたりすることも可能である。

0030

なお、施設400は、ビーコン300aが送信する情報をサーバ100に中継する中継器をエリアごと(または、所定の位置)に備えることが可能である。サーバ100は、ビーコン300aの情報を経由した中継器の位置情報判別することにより、ビーコン300aの所在地を判定することも可能である。中継器については、図示を省略する。

0031

なお、図2において、サーバ100および表示装置200が施設400の外部に存在するように図示したが、この構成は一例に過ぎず、サーバ100および表示装置200が施設400の内部に存在してもよい。

0032

次に、第2の実施形態のサーバのハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態のサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ100は、プロセッサ111、RAM(Random Access Memory)112、HDD(Hard Disk Drive)113、画像信号処理部114、入力信号処理部115、媒体リーダ116、通信インタフェース117を含む。サーバ100は、プロセッサ111によって装置全体が制御されている。プロセッサ111には、バス118を介してRAM112と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ111は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ111は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ111は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。

0033

RAM112は、サーバ100の主記憶装置として使用される。RAM112には、プロセッサ111に実行させるOS(Operating System)のプログラムアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に記憶される。また、RAM112には、プロセッサ111による処理に必要な各種データが記憶される。

0034

バス118に接続されている周辺機器としては、HDD113、画像信号処理部114、入力信号処理部115、媒体リーダ116および通信インタフェース117がある。
HDD113は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD113は、サーバ100の補助記憶装置として使用される。HDD113には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが記憶される。なお、HDD113に限らず、SSD(Solid State Drive)を使用することもできる。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。

0035

画像信号処理部114は、プロセッサ111からの命令に従って、サーバ100に接続されたディスプレイ114aに画像を出力する。ディスプレイ114aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ有機EL(OEL:Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等、任意の種類のディスプレイを用いることができる。

0036

入力信号処理部115は、サーバ100に接続された入力デバイス115aから入力信号を取得し、プロセッサ111に出力する。入力デバイス115aとしては、マウスタッチパネルタッチパッドトラックボールキーボードリモートコントローラ、ボタンスイッチ等、任意の種類の入力デバイスを用いることができる。

0037

媒体リーダ116は、記録媒体119に記録されたプログラムやデータを読み取る読み取り装置である。記録媒体119として、たとえば、磁気ディスク光ディスク光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)、半導体メモリ等を使用できる。磁気ディスクには、フレキシブルディスクFD:Flexible Disk)やHDDが含まれる。光ディスクには、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。

0038

媒体リーダ116は、たとえば、記録媒体119から読み取ったプログラムやデータを、RAM112やHDD113等の他の記録媒体にコピーする。読み取られたプログラムは、たとえば、プロセッサ111によって実行される。なお、記録媒体119は可搬型記録媒体であってもよく、プログラムやデータの配布に用いられることがある。また、記録媒体119やHDD113を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体と言うことがある。

0039

通信インタフェース117は、ネットワーク550に接続されている。通信インタフェース117は、他のコンピュータ、記憶装置、または通信機器との間でデータの送受信を行う。

0040

以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施形態のサーバ100の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施形態の情報処理装置20は、図3に示したサーバ100のハードウェア構成で実現できる。

0041

なお、上記の構成は一例であり、構成部の組み合わせは適宜決定できる。たとえば、上記構成のうち必要のないものを削除するとしてもよい。
サーバ100は、たとえばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施形態の処理機能を実現する。サーバ100に実行させる処理内容記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。たとえば、サーバ100に実行させるプログラムをHDD113に記憶しておくことができる。プロセッサ111は、HDD113内のプログラムの少なくとも一部をRAM112にロードし、プログラムを実行する。また、サーバ100に実行させるプログラムを、光ディスク、メモリ装置メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に記憶されたプログラムは、たとえばプロセッサ111からの制御により、HDD113にインストールされた後、実行可能となる。また、プロセッサ111が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。

0042

次に、第2の実施形態のビーコン300aが送信するビーコンデータの一例について図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態のビーコンデータの一例を示す図である。
ビーコンデータ600は、ビーコン300aが所定時間ごとに送信する情報である。サーバ100は、ビーコンデータ600を受信し、HDD113やRAM112等の記憶部にビーコンデータ600を記憶する。

0043

ビーコンデータ600は、ビーコンアドレス、機種検知場所送信日時、温度、湿度、照度、X軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度、緯度経度の項目を含む。
ビーコンアドレスの項目には、ビーコンデータ600を送信するビーコン300aのアドレスが登録される。ビーコンアドレスは、ビーコン300aを一意に識別するための識別情報である。ビーコンアドレスは、通信プロトコルに従って設定される。機種の項目には、ビーコン300aの機種や型式が登録される。検知場所の項目には、ビーコンデータ600を検知した場所や、ビーコンデータ600を受信してサーバに中継した中継器の設置場所等が登録される。

0044

送信日時の項目には、ビーコン300aがビーコンデータ600を送信した送信日時が登録される。温度の項目には、ビーコン300aが備える温度センサーが検知した温度が登録される。湿度の項目には、ビーコン300aが備える湿度センサーが検知した湿度が登録される。照度の項目には、ビーコン300aが備える照度センサーが検知した照度が登録される。

0045

X軸加速度の項目には、ビーコン300aが備える加速度センサーが検知したX軸加速度が登録される。Y軸加速度の項目には、ビーコン300aが備える加速度センサーが検知したY軸加速度が登録される。Z軸加速度の項目には、ビーコン300aが備える加速度センサーが検知したZ軸加速度が登録される。

0046

緯度の項目には、ビーコン300aが検知した経度が登録される。経度の項目には、ビーコン300aが検知した経度が登録される。なお、緯度および経度は、位置情報の一例に過ぎず、ビーコン300aの所在を示す情報であればその他の情報であってもよい。

0047

たとえば、ビーコンデータ600には、ビーコンアドレスが「EF:3B:44:55:B5:77」、機種が「OM1」、検知場所が「CE01」、送信日時が「2018/6/30 23:57:01」、温度が「25.7」、湿度が「54.7」、照度が「30」という情報が登録される。また、X軸加速度が「6.48」、Y軸加速度が「0.67」、Z軸加速度が「0.78」、緯度が「32.123」、経度が「149.342」という情報が登録される。

0048

これは、ビーコンデータ600を送信したビーコン300aのビーコンアドレスが「EF:3B:44:55:B5:77」であり、機種が「OM1」であり、ビーコンデータ600の検知場所が「CE01」で示される場所であることを示す。また、ビーコン300aがビーコンデータ600を送信した日時が「2018年6月30日23時57分1秒」であることを示す。また、ビーコン300aが備えるセンサーで検知した温度が「25.7(℃)」、湿度が「54.7(%)」、照度が「30(lx)」であることを示す。また、ビーコン300aが備えるセンサーで検知した加速度について、X軸加速度が「6.48」、Y軸加速度が「0.67」、Z軸加速度が「0.78」であることを示す。また、ビーコン300aが検知した位置情報について、緯度が「32.123」、経度が「149.342」であることを示す。

0049

なお、ビーコンデータ600に含まれる項目は一例に過ぎず、項目の組み合わせは適宜決定できる。たとえば、上記項目のうち必要のないものを削除するとしてもよい。たとえば、ビーコンデータ600の項目のうち、検知場所の項目を削除してもよい。また、ビーコン300aが、気圧センサーを備えており、気圧のデータを取得可能である場合は、ビーコンデータ600に気圧の項目を加えるとしてもよい。

0050

また、ビーコン300b,300c,300d,…についても、ビーコン300aと同様である。
次に、第2の実施形態のグループ情報の一例について図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態のグループ情報の一例を示す図である。

0051

グループ情報610は、ビーコン300a,300b,300c,300d,…をグループに分けて管理する情報である。サーバ100は、HDD113やRAM112等の記憶部にグループ情報610を記憶する。グループ情報610は、システム管理者等によって予め設定される情報である。ここで、システム管理者等は、施設400のエリアごとにビーコン300a,300b,300c,300d,…のグループ分けを行い、グループ情報610を用いて管理するものとする。

0052

グループ情報610は、グループID、ビーコンID、ビーコンアドレスの項目を含む。グループIDの項目には、グループを識別する識別情報(グループID)が登録される。ここで、グループIDの一例として、施設400のエリア名称と対応する名称をグループIDとして用いるものとする。たとえば、エリアAに載置されるビーコン300aのグループIDを「A」とし、エリアBに載置されるビーコンのグループIDを「B」とする。

0053

ビーコンIDの項目には、ビーコン300aを一意に識別する識別情報(ビーコンID)が登録される。ビーコンアドレスの項目には、ビーコンIDで特定されるビーコン300aのビーコンアドレスが登録される。

0054

たとえば、グループ情報610には、グループIDが「A」のエントリに、3件のビーコンID(「BE0314」、「BE0315」、「BE0316」)と、各ビーコンIDに対応するビーコンアドレス(「EF:3B:44:55:B5:77」、「EF:3B:44:55:B5:88」、「EF:3B:44:55:B5:99」)が登録される。

0055

これは、グループIDが「A」であるグループに所属するビーコンが3台、つまり、施設400におけるエリアAに載置されたビーコンの台数が3台であることを示す。また、1台目のビーコンIDとビーコンアドレスが「BE0314」と「EF:3B:44:55:B5:77」、2台目が「BE0315」と「EF:3B:44:55:B5:88」、3台目が「BE0316」と「EF:3B:44:55:B5:99」であることを示す。

0056

なお、グループ情報610において、エリア名称(エリアA、エリアB、エリアC、…)に基づいてグループID(A、B、C、…)を設定し、エリアごとに載置されるビーコンをグループとして管理するが、これは一例に過ぎず、他の方法で管理してもよい。

0057

次に、第2の実施形態のビーコン管理情報の一例について図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態のビーコン管理情報の一例を示す図である。
ビーコン管理情報620は、サーバ100が受信したビーコンデータ600を管理する情報である。サーバ100は、受信したビーコンデータ600を蓄積し、ビーコン管理情報620として記憶する。サーバ100は、HDD113やRAM112等の記憶部にビーコン管理情報620を記憶する。

0058

ビーコン管理情報620は、ビーコンアドレス、ビーコンID、グループID、機種、送信日時、温度、湿度、照度、X軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度、緯度、経度の項目を含む。サーバ100は、受信したビーコンデータ600に含まれるビーコンアドレスに対応するビーコンIDとグループIDとをグループ情報610から取得し、ビーコンデータ600と対応づけ、ビーコン管理情報620として記録する。

0059

なお、ビーコン管理情報620に含まれる項目のうち、ビーコンアドレス、機種、送信日時、温度、湿度、照度、X軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度、緯度、経度の項目は、ビーコンデータ600と同様であるため、説明を省略する。また、ビーコンID、グループIDの項目は、グループ情報610と同様であるため、説明を省略する。

0060

なお、ビーコン管理情報620に含まれる項目は一例に過ぎず、項目の組み合わせは適宜決定できる。たとえば、ビーコン管理情報620の項目として、検知場所の項目を加えてもよい。また、ビーコン300aがビーコンデータ600に受信信号強度RSSI:Received Signal Strength Indication)を含む情報を送信する場合は、受信信号強度の項目をビーコン管理情報620に加えてもよい。

0061

次に、第2の実施形態の表示装置200に表示されるビーコン情報表示画面の一例について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施形態のビーコン情報表示画面の一例を示す図である。

0062

ビーコン情報表示画面700は、施設400に含まれる各エリアの地図情報と、各エリアに載置されたビーコン300aから送信された情報とを組み合わせて表示した画面の一例である。サーバ100は、ビーコン管理情報620に基づく表示指示を表示装置200に送信する。サーバ100は、ビーコン300a,300b,300c,300d,…の傾き(姿勢)をX軸加速度等の値から求め、傾き(姿勢)に応じた表示指示を表示装置200に送信する。なお、傾き(姿勢)と、各傾き(姿勢)に応じた表示指示との定義は、予めサーバ100のHDD113等の記憶部にシステム管理者によって設定されているものとする。図7の説明においては、施設400のエリアAに載置されたビーコン300aが情報を表示する姿勢(第1状態)で載置され、エリアBに載置されたビーコン300bが情報を非表示とする姿勢(第2状態)で載置されているものとする。また、施設400のエリアCに載置されたビーコン300c,300dが「準備中」を表示する姿勢(第3状態)で載置されているものとする。

0063

サーバ100が、表示装置200に対して表示指示を行う処理については、後で図8図12を用いて説明する。表示装置200は、サーバ100から受信した表示指示に基づいてビーコン情報表示画面700を表示する。

0064

ビーコン情報表示画面700は、エリア表示領域710、グラフ表示領域720を含む。エリア表示領域710は、施設400に含まれる各エリアについて、エリアごとに載置されたビーコン300aから送信された情報を、ビーコン300aの状態に応じて表示する領域である。エリア表示領域710は、エリアA表示領域711、エリアB表示領域712、エリアC表示領域713を含む。なお、これらの表示領域は一例に過ぎず、サーバ100に記憶された施設400の地図情報に応じて平面表示から立体表示等に変更することが可能である。また、エリアA表示領域711、エリアB表示領域712、エリアC表示領域713における情報を表示する位置は、サーバ100のHDD113等の記憶部に予め記憶されており、サーバ100が表示する情報および位置を表示装置200に指示するものとする。

0065

エリアA表示領域711は、エリアAに載置されたビーコン300aから受信した情報(温度、湿度、照度)を表示する領域である。サーバ100は、エリアAに載置されたビーコン300aが、情報を表示する姿勢で載置されていると判定し、エリアA表示領域711にビーコン300aから取得した情報を表示する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、サーバ100からの指示に応じてエリアA表示領域711を表示する。エリアA表示領域711は、各情報を示す図形(温度、湿度、照度を示すアイコン)と温度(25.7)、湿度(54.7)、照度(30)の数値情報とを対応づけ、左から順に横並びに表示する。

0066

エリアB表示領域712は、エリアBに載置されたビーコン300bから受信した情報を表示する領域である。しかし、現在のエリアB表示領域712は、各情報を示す図形(温度、湿度、照度を示すアイコン)のみが表示され数値情報が非表示となっている。サーバ100は、エリアBに載置されたビーコン300bが、情報を非表示とする姿勢で載置されていると判定し、エリアB表示領域712にビーコン300bから取得した情報を非表示とする表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、サーバ100からの指示に応じてエリアB表示領域712においてアイコンのみ表示し、数値情報を非表示とする。

0067

エリアC表示領域713は、エリアCに載置されたビーコン300c,300dから受信した情報を表示する領域である。しかし、現在のエリアC表示領域713は、「準備中」という文字情報の表示となっている。サーバ100は、エリアCに載置されたビーコン300c,300dが、「準備中」を表示する姿勢で載置されていると判定し、エリアC表示領域713にビーコン300c,300dから取得した情報を表示せずに「準備中」を表示する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、サーバ100からの指示に応じてエリアC表示領域713において各情報を示す図形および数値情報を消去し、「準備中」の文字情報を表示する。

0068

グラフ表示領域720は、表示されている情報(温度、湿度、照度)の履歴(過去のデータ)をグラフで表示する領域である。言い換えると、グラフ表示領域720は、情報を表示する姿勢(第1状態)で載置されているビーコン300aから受信した過去の情報を表示する領域である。グラフ表示領域720は、エリアAの温度、湿度、照度をグラフで表示した一例である。なお、表示装置200は、グラフ表示領域720に複数のグラフが表示される場合、エリアごとまたはビーコンごとに異なる色、線のスタイル実線点線鎖線等)でデータをプロットしてグラフを表示できる。

0069

サーバ100は、いずれかのビーコンが情報を初期化する姿勢(第4状態)であることを検知した場合、グラフ表示領域720に表示されたグラフを初期化(過去の情報を消去)することが可能である。ビーコン300a,…がシャッフルされた状態を第4状態と定めた場合、利用者は、ビーコン300aをシャッフルする(揺さ振る)ことで、グラフ表示領域720の過去のグラフの表示を消去することができる。

0070

たとえば、グラフ表示領域720を用いて利用者が12時にビーコン300aをシャッフルした場合について説明する。サーバ100は、ビーコン300aから受信したビーコンデータ600を蓄積したビーコン管理情報620に基づき、ビーコン300aが12時にシャッフルされたことを検知する。サーバ100は、ビーコン300aの情報を表示したグラフ表示領域720について12時以前のデータを消去する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、サーバ100の表示指示に従い、グラフ表示領域720に情報を表示する。グラフ表示領域720は、ビーコン300aが検知した温度、湿度、照度のうち、12時以前のデータを消去し12時以降のデータのみを表示した状態を表示する。なお、サーバ100が表示装置200に初期化の表示指示を行う処理については、後で図8および図12を用いて説明する。

0071

このように、情報処理システム500において、施設400の利用者が、各エリアに載置されているビーコン300a,…の状態(ビーコン300aの傾きや姿勢)を変更することで、表示装置200の表示を変更することができる。これにより、利用者自身がビーコン300a,…を手に取り姿勢変更を行う簡易な動作により、表示装置200の表示操作が可能となるため、情報処理システム500のシステム管理者による表示設定に費やされる労力を軽減することができる。

0072

次に、第2の実施形態のサーバ処理について図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態のサーバ処理のフローチャートの一例を示す図である。
サーバ処理は、サーバ100がビーコンデータ600を受信し、受信した情報に基づき表示装置200に表示指示を行う処理である。サーバ100の制御部(プロセッサ111)は、ビーコン300a,…からビーコンデータ600を受信し、サーバ処理を実行する。なお、サーバ100は、HDD113等の記憶部に施設400内の地図情報(各エリアを図示可能とするマップ情報)を記憶しており、表示装置200に地図情報の表示指示を送信するものとする。

0073

[ステップS11]制御部は、ビーコン300a,…のいずれかからビーコンデータ600を受信する。以下、制御部がビーコン300aからビーコンデータを受信したものとしてフローチャートの処理を説明するが、他のビーコン300b,300c,300d,…についても同様である。

0074

[ステップS12]制御部は、受信したビーコンデータ600をビーコン管理情報620に記憶する。具体的には、制御部は、ビーコンデータ600に含まれるビーコンアドレスと対応するビーコンIDとグループIDをグループ情報610から取得し、ビーコンデータ600とともにビーコン管理情報620に記憶する。以下、ステップS12でビーコン管理情報620に記憶したエントリを、対象エントリと記載する。

0075

[ステップS13]制御部は、受信したビーコンデータ600と同一のビーコンIDのデータのエントリ数が、ビーコン管理情報620に2以上存在するか否かを判定する。制御部は、データ数が2以上である場合はステップS14にすすみ、データ数が2以上でない場合はステップS11にもどる。

0076

[ステップS14]制御部は、受信したビーコンデータ600に含まれるX軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度に基づき、ビーコン300aの傾き(姿勢)を判定する。制御部は、X軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度の3軸全ての値ではなく、いずれか1軸の値を用いて傾き(姿勢)を算出してもよいし、2軸の値を用いて傾き(姿勢)を算出してもよい。また、制御部が、ビーコン300aの傾き(姿勢)を求める算出方法については、どのような方法であってもよい。

0077

制御部は、ビーコン300aの傾きが0度(第1状態)である場合はステップS15にすすむ。制御部は、ビーコン300aの傾きが90度(第2状態)である場合はステップS16にすすむ。制御部は、ビーコン300aの傾きが180度(第3状態)である場合はステップS17にすすむ。制御部は、ビーコン300aがシャッフルされた場合(第4状態)はステップS18にすすむ。制御部は、ビーコンの傾きが0度、90度、180度以外であり、かつ、シャッフルされていない場合はステップS19にすすむ。

0078

ここで、ビーコン300aの傾き(姿勢)について説明する。ビーコン300aは、略直方体の形状であり、6面のうちの1面(たとえば、製品名が印刷されている面)を基準面として備えるものとする。また、ビーコン300aを載置するエリアは、室内であり机が備えられているものとする。

0079

ビーコン300aの傾きが0度とは、ビーコン300aが床に対して略水平の状態を保ち、基準面が天井と対向する向き(上向き)に載置されている状態である。たとえば、利用者が、ビーコン300aの基準面を上にしてビーコン300aを机上に載置した場合、ビーコン300aが傾き0度で載置された状態になる。

0080

ビーコン300aの傾きが90度とは、ビーコン300aが床に対して略垂直の状態を保ち、基準面が壁面と対向する向き(横向き)に載置されている状態である。言い換えると、ビーコン300aが傾き0度の状態に対して略垂直の状態で載置されている状態である。たとえば、利用者が、ビーコン300aの基準面が壁面に向かうようにしてビーコン300aを机上に立てて載置した場合、ビーコン300aが傾き90度で載置された状態になる。

0081

ビーコン300aの傾きが180度とは、ビーコン300aが床に対して略水平の状態を保ち、基準面が床と対向する向き(下向き)に載置されている状態である。言い換えると、ビーコン300が傾き0度の状態に対して逆向きに載置されている状態である。

0082

たとえば、利用者が、0度の状態で載置されているビーコン300aをひっくり返した場合、ビーコン300aが傾き180度で載置された状態となる。
ビーコン300aの姿勢がシャッフルされた状態とは、ビーコン300aが複数回の衝撃を受けた状態や、加速度の値や位置情報が所定時間内に複数回変更した状態である。たとえば、利用者が、ビーコン300aを揺さ振るとビーコン300aがシャッフルされた状態となる。

0083

ビーコン300aの傾きがその他の状態とは、ビーコン300aが上述以外の角度で載置されている状態である。たとえば、利用者が、ビーコン300aを机上の物品に立て掛けて載置したために、ビーコン300aの傾きが36度を保つと、ビーコン300aの傾きがその他の状態となる。

0084

なお、ステップS14で説明したビーコン300aの傾きや姿勢は一例に過ぎず、ビーコン300aの各種の状態(上述以外の角度での傾きや姿勢、回転、温度・湿度・照度の変化等)をステップS15〜ステップS19の実行条件としてもよい。たとえば、ビーコン300aの形状が略6角柱(鉛筆型)である場合、第1状態を傾き0度、第2状態を傾き60度、第3状態を傾き90度、第4状態を傾き120度として設定する。この場合、制御部は、ビーコン300aが第1状態の場合はステップS15にすすみ、第2状態の場合はステップS16にすすみ、第3状態の場合はステップS17にすすみ、第4状態の場合はステップS18にすすみ、その他の状態はステップS19にすすむよう設定することができる。

0085

[ステップS15]制御部は、ビーコン情報表示処理を実行する。ビーコン情報表示処理は、ビーコンデータ600に含まれる情報の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報表示処理は、後で図9を用いて説明する。

0086

[ステップS16]制御部は、ビーコン情報非表示処理を実行する。ビーコン情報非表示処理は、ビーコンデータ600に含まれる情報の非表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報非表示処理は、後で図10を用いて説明する。

0087

[ステップS17]制御部は、ビーコン情報準備表示処理を実行する。ビーコン情報準備表示処理は、情報の表示が準備中である旨の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報準備表示処理は、後で図11を用いて説明する。

0088

[ステップS18]制御部は、ビーコン情報初期化処理を実行する。ビーコン情報初期化処理は、表示された情報を初期化する旨の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報初期化処理は、後で図12を用いて説明する。

0089

[ステップS19]制御部は、エラー通知を送信する。具体的には、制御部は、ビーコンデータ600の送信元であるビーコン300aの傾きおよび姿勢が不適切である旨をシステム管理者宛に通知する。システム管理者宛の通知方法として、制御部は、ディスプレイ114aにメッセージを表示してもよいし、予め登録されているシステム管理者のメールアドレス宛にメールを送信してもよいし、その他の方法で通知してもよい。

0090

次に、第2の実施形態のビーコン情報表示処理について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態のビーコン情報表示処理のフローチャートの一例を示す図である。
ビーコン情報表示処理は、ビーコンデータ600に含まれる情報の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報表示処理は、サーバ処理のステップS15でサーバ100の制御部(プロセッサ111)が実行する処理である。

0091

[ステップS21]制御部は、ビーコンデータ600を送信した送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されているか否かを判定する。具体的には、制御部は、ビーコン管理情報620の対象エントリに含まれるビーコンアドレスと同一の値がグループ情報610のビーコンアドレスに登録されているか否かを判定する。制御部は、送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されている場合はステップS22にすすみ、登録されていない場合はステップS25にすすむ。

0092

[ステップS22]制御部は、ビーコンデータ600の送信間隔所定間隔(1秒間隔、または30秒間隔)であるか否かを判定する。制御部は、対象エントリの送信日時と、対象エントリに対して直近の同一ビーコンIDのエントリの送信日時との差分を求めることにより、ビーコンデータ600の送信間隔を求め、所定間隔か否かを判定できる。言い換えると、制御部は、同一のビーコン300aから送信された直近の2つの情報(第1ビーコン情報、第2ビーコン情報)に基づいて、ビーコン300aが情報を送信する送信間隔を求めることができる。

0093

たとえば、ビーコン管理情報620に含まれるエントリのうち、ビーコンIDが「BE0314」である2つのエントリを例にして説明する。1つ目のエントリは、送信日時が「2018年6月30日23時57分1秒」である。2つ目のエントリは、送信日時が「2018年6月30日23時57分2秒」である。制御部は、これらの送信日時の差分からビーコンID「0314」で識別されるビーコンのビーコンデータ600の送信間隔が1秒間隔であると判定できる。

0094

制御部は、送信間隔が1秒間隔である場合はステップS23にすすみ、送信間隔が30秒間隔である場合はステップS24にすすみ、その他の場合はステップS25にすすむ。なお、ビーコンデータ600の送信間隔を判定する条件(所定間隔)は、予めシステム管理者等がサーバ100の記憶部に設定することができる。また、所定間隔の一例として、1秒間隔(第1送信間隔)と30秒間隔(第2送信間隔)を示したが、これらは一例であり、その他の時間間隔であってもよいし、3以上の送信間隔を判定してもよい。

0095

[ステップS23]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアに、対象エントリに含まれる温度と湿度を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。また、制御部は、対象エントリに含まれる温度と湿度をグラフ表示領域720に表示させる表示指示を表示装置200に送信する。

0096

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「A」、温度が「25.7」、湿度が「54.7」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアA表示領域711およびグラフ表示領域720に温度「25.7」および湿度「54.7」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて温度および湿度を表示する。以下の他の説明においても同様に、表示装置200は、制御部からの指示に基づいて表示を行うものとする。

0097

なお、温度および湿度の表示指示は、文字や数字の表示指示に限られず、温度および湿度を示す図形、記号、グラフ等による表示指示も含まれる。
[ステップS24]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアに、対象エントリに含まれる照度を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。また、制御部は、対象エントリに含まれる照度をグラフ表示領域720に表示させる表示指示を表示装置200に送信する。

0098

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「A」、照度が「30」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアA表示領域711に照度「30」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて照度を表示する。

0099

[ステップS25]制御部は、エラー通知を送信する。具体的には、制御部は、ステップS21の次に本ステップを実行する場合、グループに所属していないビーコンからビーコンデータ600を受信した旨をシステム管理者宛に通知する。また、制御部は、ステップS22の次に本ステップを実行する場合、ビーコンデータ600の送信間隔が不適切である旨をシステム管理者宛に通知する。制御部は、通知内容にビーコンデータ600の送信元のビーコン300aのビーコンアドレス、ビーコンID、機種、送信日時等の情報を含めることができる。制御部は、システム管理者宛の通知を行う方法として、ディスプレイ114aにメッセージを表示してもよいし、予め登録されているシステム管理者宛のメールアドレスにメールを送信してもよいし、その他の方法で通知してもよい。

0100

このように、制御部は、ビーコンデータ600の送信間隔が、第1送信間隔である場合に温度と湿度の表示指示を行い、第2送信間隔である場合に照度の表示指示を行うが、これらの処理は一例であり、表示する情報はその他の情報でもよい。ここで、ビーコンが2つのセンサー(第1センサー、第2センサー)を備える場合について説明する。制御部は、第1送信間隔の場合に、第1センサーから取得した情報である第1センサー情報の表示指示を行い、第2送信間隔の場合に、第2センサーから取得した情報である第2センサー情報の表示指示を行うことも可能である。

0101

次に、第2の実施形態のビーコン情報非表示処理について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態のビーコン情報非表示処理のフローチャートの一例を示す図である。

0102

ビーコン情報非表示処理は、ビーコンデータ600に含まれる情報の非表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報非表示処理は、サーバ処理のステップS16でサーバ100の制御部(プロセッサ111)が実行する処理である。

0103

[ステップS31]制御部は、ビーコンデータ600を送信した送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されているか否かを判定する。制御部は、送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されている場合はステップS32にすすみ、登録されていない場合はステップS35にすすむ。

0104

[ステップS32]制御部は、ビーコンデータ600の送信間隔が所定間隔(1秒間隔、または30秒間隔)であるか否かを判定する。制御部は、送信間隔が1秒間隔である場合はステップS33にすすみ、送信間隔が30秒間隔である場合はステップS34にすすみ、その他の場合はステップS35にすすむ。

0105

[ステップS33]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアに、対象エントリに含まれる温度と湿度を非表示にさせる表示指示を表示装置200に送信する。

0106

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「B」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアB表示領域712において温度および湿度を非表示にさせる表示指示を表示装置200に送信する。言い換えると、制御部は、エリアB表示領域712に表示されていた温度および湿度の数値の表示を消去する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて温度および湿度を非表示とする。

0107

[ステップS34]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアに、対象エントリに含まれる照度を非表示にさせる表示指示を表示装置200に送信する。

0108

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「B」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアB表示領域712に照度を非表示にさせる表示指示を表示装置200に送信する。言い換えると、制御部は、エリアB表示領域712に表示されていた照度の数値の表示を消去する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて照度を非表示とする。

0109

[ステップS35]制御部は、エラー通知を送信する。具体的には、制御部は、ステップS31の次に本ステップを実行する場合、グループに所属していないビーコンからビーコンデータ600を受信した旨をシステム管理者宛に通知する。また、制御部は、ステップS32の次に本ステップを実行する場合、ビーコンデータ600の送信間隔が不適切である旨をシステム管理者宛に通知する。制御部は、通知内容にビーコンデータ600の送信元のビーコン300aのビーコンアドレス、ビーコンID、機種、送信日時等の情報を含めることができる。制御部は、システム管理者宛の通知を行う方法として、ディスプレイ114aにメッセージを表示してもよいし、予め登録されているシステム管理者宛のメールアドレスにメールを送信してもよいし、その他の方法で通知してもよい。

0110

次に、第2の実施形態のビーコン情報準備表示処理について図11を用いて説明する。図11は、第2の実施形態のビーコン情報準備表示処理のフローチャートの一例を示す図である。

0111

ビーコン情報準備表示処理は、情報の表示が準備中である旨の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報準備表示処理は、サーバ処理のステップS17でサーバ100の制御部(プロセッサ111)が実行する処理である。

0112

[ステップS41]制御部は、ビーコンデータ600を送信した送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されているか否かを判定する。制御部は、送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されている場合はステップS42にすすみ、登録されていない場合はステップS45にすすむ。

0113

[ステップS42]制御部は、ビーコンデータ600の送信間隔が所定間隔(1秒間隔、または30秒間隔)であるか否かを判定する。制御部は、送信間隔が1秒間隔である場合はステップS43にすすみ、送信間隔が30秒間隔である場合はステップS44にすすみ、その他の場合はステップS45にすすむ。

0114

[ステップS43]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアにおいて、温度と湿度の表示位置に「準備中」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。なお、制御部は、予め各エリアの情報(温度、湿度、照度等)を画面の定められた表示位置(画面における座標位置)に表示する指示を表示装置200に送信しているものとする。

0115

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「C」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアC表示領域713におけるエリアCの温度および湿度の表示位置に「準備中」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。言い換えると、制御部は、エリアC表示領域713に表示されていた温度および湿度を示す図形および数値を消去して「準備中」を表示する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて「準備中」を表示する。

0116

[ステップS44]制御部は、エリア表示領域710におけるグループIDと対応するエリアに、照度の表示位置に「準備中」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。

0117

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリに、グループIDが「C」という情報が登録された場合について説明する。制御部は、エリアC表示領域713におけるエリアCの照度の表示位置に「準備中」を表示させる表示指示を表示装置200に送信する。言い換えると、制御部は、エリアC表示領域713に表示されていた照度を示す図形および数値を消去して「準備中」を表示する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部から表示指示を受信し、表示指示に基づいて「準備中」を表示する。

0118

[ステップS45]制御部は、エラー通知を送信する。具体的には、制御部は、ステップS41の次に本ステップを実行する場合、グループに所属していないビーコンからビーコンデータ600を受信した旨をシステム管理者宛に通知する。また、制御部は、ステップS42の次に本ステップを実行する場合、ビーコンデータ600の送信間隔が不適切である旨をシステム管理者宛に通知する。制御部は、通知内容にビーコンデータ600の送信元のビーコン300aのビーコンアドレス、ビーコンID、機種、送信日時等の情報を含めることができる。制御部は、システム管理者宛の通知を行う方法として、ディスプレイ114aにメッセージを表示してもよいし、予め登録されているシステム管理者宛のメールアドレスにメールを送信してもよいし、その他の方法で通知してもよい。

0119

このように、サーバ100は、ビーコン300a,…から取得した情報を表示せずに、非表示や「準備中」と表示することにより、表示装置200において情報過多となることを低減できる。また、サーバ100は、表示装置200において情報を非表示や「準備中」と表示した場合であっても、ビーコン300a,…から取得した情報をビーコン管理情報620に蓄積を継続できる。これにより、システム管理者は、ビーコン管理情報620に蓄積された情報を防犯防災、環境維持等に役立てることができる。また、サーバ100は、ビーコン300a,…の姿勢が第2状態や第3状態から第1状態に変化したことを検知した場合、ビーコン管理情報620に蓄積した情報に基づいて、エリア表示領域710およびグラフ表示領域720の表示指示を表示装置200に送信できる。

0120

次に、第2の実施形態のビーコン情報初期化処理について図12を用いて説明する。図12は、第2の実施形態のビーコン情報初期化処理のフローチャートの一例を示す図である。

0121

ビーコン情報初期化処理は、表示された情報を初期化する旨の表示指示を表示装置200に送信する処理である。ビーコン情報初期化処理は、サーバ処理のステップS18でサーバ100の制御部(プロセッサ111)が実行する処理である。

0122

[ステップS51]制御部は、ビーコンデータ600を送信した送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されているか否かを判定する。制御部は、送信元のビーコン300aがグループ情報610に登録されている場合はステップS52にすすみ、登録されていない場合はステップS55にすすむ。

0123

[ステップS52]制御部は、ビーコンデータ600の送信間隔が所定間隔(1秒間隔、または30秒間隔)であるか否かを判定する。制御部は、送信間隔が1秒間隔である場合はステップS53にすすみ、送信間隔が30秒間隔である場合はステップS54にすすみ、その他の場合はステップS55にすすむ。

0124

[ステップS53]制御部は、グラフ表示領域720において温度と湿度のグラフを初期化する表示指示を表示装置200に送信する。具体的には、制御部は、グラフ表示領域720において、対象エントリに含まれる送信日時以前のデータを消去させる表示指示を表示装置200に送信する。

0125

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリについて、グループIDが「A」という情報が登録され、送信日時が「2018年6月30日12時」にシャッフル(第4状態)が検知された場合について説明する。制御部は、対象エントリに含まれるビーコンIDに対応する温度および湿度のデータについて12時以前のデータを消去する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部からの表示指示に従い、対象エントリに含まれるビーコンIDに対応する温度および湿度のデータについて、12時以前のデータを消去し12時以降のデータのみを表示した状態をグラフ表示領域720に表示する。

0126

[ステップS54]制御部は、グラフ表示領域720において照度のグラフを初期化する表示指示を表示装置200に送信する。具体的には、制御部は、グラフ表示領域720において、対象エントリに含まれる送信日時以前のデータを消去させる表示指示を表示装置200に送信する。

0127

たとえば、ビーコン管理情報620の対象エントリについて、グループIDが「A」という情報が登録され、送信日時が「2018年6月30日12時」にシャッフル(第4状態)が検知された場合について説明する。制御部は、対象エントリに含まれるビーコンIDに対応する照度のデータについて12時以前のデータを消去する表示指示を表示装置200に送信する。表示装置200は、制御部からの表示指示に従い、対象エントリに含まれるビーコンIDに対応する照度のデータについて、12時以前のデータを消去し12時以降のデータのみを表示した状態をグラフ表示領域720に表示する。

0128

[ステップS55]制御部は、エラー通知を送信する。具体的には、制御部は、ステップS51の次に本ステップを実行する場合、グループに所属していないビーコンからビーコンデータ600を受信した旨をシステム管理者宛に通知する。また、制御部は、ステップS52の次に本ステップを実行する場合、ビーコンデータ600の送信間隔が不適切である旨をシステム管理者宛に通知する。制御部は、通知内容にビーコンデータ600の送信元のビーコン300aのビーコンアドレス、ビーコンID、機種、送信日時等の情報を含めることができる。制御部は、システム管理者宛の通知を行う方法として、ディスプレイ114aにメッセージを表示してもよいし、予め登録されているシステム管理者宛のメールアドレスにメールを送信してもよいし、その他の方法で通知してもよい。

0129

なお、サーバ100は、初期化の指示(第4状態)を検知した場合であっても、ビーコン300aから受信したビーコンデータ600をビーコン管理情報620に蓄積し続けることができる。このため、システム管理者は、ビーコン管理情報620を施設400の保安、監視等のために役立てることができる。また、利用者は、表示装置200の表示を初期化することにより、表示されるグラフの本数を減らすことで、グラフ表示領域720のグラフを見易くすることができる。

0130

このように、情報処理システム500において、施設400の利用者が、各エリアに載置されているビーコン300a,…の状態(傾きや姿勢)を変更することで、表示装置200の表示を変更することができる。これにより、利用者自身がビーコン300a,…を手に取り姿勢の変更(略水平上向きに載置、略垂直に載置、所定の角度で載置、ひっくり返す、揺さ振る等)を行う簡易な動作により、表示装置200の表示操作が可能となる。このため、情報処理システム500のシステム管理者は、表示設定に費やす労力を軽減することができる。

0131

こうして、情報処理システム500により、情報の表示操作を簡易に行うことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置20およびサーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM(Read Only Memory)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO等がある。

0132

プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。

0133

プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。

0134

また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。

0135

10aビーコン(第1状態)
10b ビーコン(第2状態)
10c ビーコン(第3状態)
10d ビーコン(第4状態)
20情報処理装置
21 制御部
22 記憶部
30表示装置
50a 第1表示画面
50b 第2表示画面
50c 第3表示画面
50d 第4表示画面
60 情報処理システム

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