図面 (/)

技術 多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子、及びそれら粒子の製造方法

出願人 信越化学工業株式会社
発明者 大木貴仁井口良範青木俊司木村恒雄
出願日 2018年9月6日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-166492
公開日 2020年3月12日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-037664
状態 未査定
技術分野 多孔性物品の製造および廃物の回収・処理 高分子物質の処理方法
主要キーワード 流動熱媒体 天然水溶性高分子化合物 付着密度 錨型撹拌翼 無機系粉末 空孔直径 高圧噴射式乳化分散機 硬化性液状シリコーン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

高い光散乱性能を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子及びそれら粒子の製造方法を提供する。

解決手段

粒子内部又は表面に空孔を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子。

概要

背景

従来より、化粧料にさらさら感、滑らかさ等の使用感及び伸展性を付与することを目的として、様々な球状のシリコーン粒子が用いられている。例えば、ポリメチルシルセスキオキサン粉末を含有する化粧料(特許文献1:特開昭63−297313号公報)、球状シリコーンゴム粉末を含有するメーキャップ化粧料(特許文献2:特開平8−12524号公報)、球状シリコーンゴム微粒子ポリオルガノシルセスキオキサン樹脂被覆した複合シリコーン粉末を含有する化粧料(特許文献3:特開平9−20631号公報)が既に提案されている。

また、球状シリコーン粒子は、ファンデーション等のメークアップ化粧料に配合することで、不自然な光沢(つや)のない自然な仕上がりとなる効果(ソフトフォーカス効果)を付与できる。例えば、特許文献3に記載の製造方法によって得られるものは、シリコーン粒子を被覆しているポリオルガノシルセスキオキサンが、およそ100nmの粒径を有しているため、また該ポリオルガノシルセスキオキサン自体も光を散乱させるため、化粧料へのソフトフォーカス効果の向上が期待できる。

また、球状シリコーン粒子の表面に多数の凸凹部を形成させたり、シリコーン粒子の形状を球状以外とすることにより、光散乱性を向上させることが提案されている。例えば、特許文献4(特開2004−359592号公報)には、粒子表面に突起を有するポリオルガノシルセスキオキサン粒子が記載されている。特許文献5(特開2000−191788号公報)には、粒子表面に多数のくぼみを有する球状の有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献6(特開2011−1537号公報)には、表面に複数の凹部を有する紡錘形状中空異形を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献7(特開2011−57785号公報)には、全体として六面体以上である多面体の各面が凹面で形成された形状を有する異形有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献8(国際公開第2011/074066号)には、表面に複数の不定形の面と、不定形の面を囲む網状の凸部を有する、全体として球状を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献9(国際公開第2011/111179号)には、全体として四面体の各面に相当する面に、開口部が概ね円形である凹部が形成された形状を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。

概要

高い光散乱性能を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子及びそれら粒子の製造方法を提供する。粒子内部又は表面に空孔を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子。

目的

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ファンデーション等のメークアップ化粧料において、高いソフトフォーカス効果の付与が期待できる、高い光散乱性能を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子、及びそれら粒子の製造方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

粒子内部又は表面に空孔を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子

請求項2

体積平均粒径が0.5〜100μmであり、空孔が球状又は半球状であり、その直径が0.2〜30μmである請求項1記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子。

請求項3

シリコーンゴムが、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)との付加反応物である請求項1又は2に記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子。

請求項4

請求項1記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に、球状のポリオルガノシルセスキオキサンが付着しており、その量が多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して1〜25質量%である多孔質シリコーン複合粒子

請求項5

体積平均粒径が0.5〜100μmであり、空孔の直径が0.2〜30μmである、請求項4に記載の多孔質シリコーン複合粒子。

請求項6

シリコーンゴムが、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)との付加反応物である請求項4又は5に記載の多孔質シリコーン複合粒子。

請求項7

(i)内水相成分と、硬化性液状シリコーン組成物からなる油相成分とからなる、W/O(内水相油相型乳化物を得る工程、(ii)上記(i)で得られたW/O型乳化物と、外水相成分からなる、W/O/W(内水相/油相/外水相)型乳化物を得る工程、(iii)触媒存在下において、(ii)で得られたW/O/W型乳化物中の油相である硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得る工程、及び(iv)(iii)で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液から、外相の水及び多孔質シリコーンゴム球状粒子中に存在する水を除去する工程を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子を製造する製造方法。

請求項8

請求項7の製造方法で得られる多孔質シリコーンゴム球状粒子と、水、アルカリ性物質との存在下で、オルガノトリアルコキシシラン加水分解及び縮合反応させて、上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面にポリオルガノシルセスキオキサンを付着させる工程を含む、請求項4〜6のいずれか1項に記載の多孔質シリコーン複合粒子を製造する製造方法。

技術分野

0001

本発明は、多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子、及びそれら粒子の製造方法に関するものである。

背景技術

0002

従来より、化粧料にさらさら感、滑らかさ等の使用感及び伸展性を付与することを目的として、様々な球状のシリコーン粒子が用いられている。例えば、ポリメチルシルセスキオキサン粉末を含有する化粧料(特許文献1:特開昭63−297313号公報)、球状シリコーンゴム粉末を含有するメーキャップ化粧料(特許文献2:特開平8−12524号公報)、球状シリコーンゴム微粒子ポリオルガノシルセスキオキサン樹脂被覆した複合シリコーン粉末を含有する化粧料(特許文献3:特開平9−20631号公報)が既に提案されている。

0003

また、球状シリコーン粒子は、ファンデーション等のメークアップ化粧料に配合することで、不自然な光沢(つや)のない自然な仕上がりとなる効果(ソフトフォーカス効果)を付与できる。例えば、特許文献3に記載の製造方法によって得られるものは、シリコーン粒子を被覆しているポリオルガノシルセスキオキサンが、およそ100nmの粒径を有しているため、また該ポリオルガノシルセスキオキサン自体も光を散乱させるため、化粧料へのソフトフォーカス効果の向上が期待できる。

0004

また、球状シリコーン粒子の表面に多数の凸凹部を形成させたり、シリコーン粒子の形状を球状以外とすることにより、光散乱性を向上させることが提案されている。例えば、特許文献4(特開2004−359592号公報)には、粒子表面に突起を有するポリオルガノシルセスキオキサン粒子が記載されている。特許文献5(特開2000−191788号公報)には、粒子表面に多数のくぼみを有する球状の有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献6(特開2011−1537号公報)には、表面に複数の凹部を有する紡錘形状中空異形を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献7(特開2011−57785号公報)には、全体として六面体以上である多面体の各面が凹面で形成された形状を有する異形有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献8(国際公開第2011/074066号)には、表面に複数の不定形の面と、不定形の面を囲む網状の凸部を有する、全体として球状を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。特許文献9(国際公開第2011/111179号)には、全体として四面体の各面に相当する面に、開口部が概ね円形である凹部が形成された形状を有する有機シリコーン微粒子が記載されている。

先行技術

0005

特開昭63−297313号公報
特開平8−12524号公報
特開平9−20631号公報
特開2004−359592号公報
特開2000−191788号公報
特開2011−1537号公報
特開2011−57785号公報
国際公開第2011/074066号
国際公開第2011/111179号

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子や有機シリコーン微粒子は、いずれもレジン質等の硬い材質からなっており、化粧料に柔らかな感触を付与することができない。また近年、ファンデーション等のメークアップ化粧料においては、人工的でない自然な仕上がり感素肌感)を有することが重視されてきており、シリコーンゴム粒子により、さらに高い光散乱性を付与することが求められている。

0007

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ファンデーション等のメークアップ化粧料において、高いソフトフォーカス効果の付与が期待できる、高い光散乱性能を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子、及びそれら粒子の製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、粒子の構造内部及び表面に、球状又は半球状の空孔を有する、新規の多孔質シリコーンゴム球状粒子、特に、油相成分硬化性液状シリコーン組成物であるW/O/W(内水相油相外水相型乳化物を経由してなる、多孔質シリコーンゴム球状粒子、多孔質シリコーン複合粒子、及びそれら粒子の製造方法を見出し、本発明を完成させるに至った。本発明の多孔質シリコーンゴム球状粒子は、粒子内部又は表面に空孔を有するため、高い光散乱性能を有すると共に、吸油性能を有する。

0009

従って、本発明は下記発明を提供する。
1.粒子内部又は表面に空孔を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子。
2.体積平均粒径が0.5〜100μmであり、空孔が球状又は半球状であり、その直径が0.2〜30μmである1記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子。
3.シリコーンゴムが、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)との付加反応物である1又は2に記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子。
4.1記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に、球状のポリオルガノシルセスキオキサンが付着しており、その量が多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して1〜25質量%である多孔質シリコーン複合粒子。
5.体積平均粒径が0.5〜100μmであり、空孔の直径が0.2〜30μmである、4に記載の多孔質シリコーン複合粒子。
6.シリコーンゴムが、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)との付加反応物である4又は5に記載の多孔質シリコーン複合粒子。
7.(i)内水相成分と、硬化性液状シリコーン組成物からなる油相成分とからなる、W/O(内水相/油相)型乳化物を得る工程、
(ii)上記(i)で得られたW/O型乳化物と、外水相成分からなる、W/O/W(内水相/油相/外水相)型乳化物を得る工程、
(iii)触媒存在下において、(ii)で得られたW/O/W型乳化物中の油相である硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得る工程、及び
(iv)(iii)で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液から、外相の水及び多孔質シリコーンゴム球状粒子中に存在する水を除去する工程
を有する、1〜3のいずれかに記載の多孔質シリコーンゴム球状粒子を製造する製造方法。
8.7の製造方法で得られる多孔質シリコーンゴム球状粒子と、水、アルカリ性物質との存在下で、オルガノトリアルコキシシラン加水分解及び縮合反応させて、上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面にポリオルガノシルセスキオキサンを付着させる工程を含む、4〜6のいずれかに記載の多孔質シリコーン複合粒子を製造する製造方法。

発明の効果

0010

本発明によれば、粒子内部又は表面に空孔を有する多孔質シリコーンゴム球状粒子を提供することができ、高い光散乱性能や、吸油性能を有することが期待される。

図面の簡単な説明

0011

実施例1で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真である。
実施例2で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子破断面の電子顕微鏡写真である。
実施例4で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られた多孔質シリコーン複合粒子表面の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られた多孔質シリコーン複合粒子破断面の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られたW/O乳化物の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られたW/O/W乳化物の電子顕微鏡写真である。
実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の電子顕微鏡写真である。

0012

[多孔質シリコーンゴム球状粒子]
本発明の多孔質シリコーンゴム球状粒子は、粒子内部又は表面に、球状又は半球状の空孔を有するものである。空孔は粒子内部又は表面に存在し、粒子内部又は表面のいずれであってもよく、粒子内部及び表面に存在してもよい。空孔の数は、多孔質シリコーンゴム球状粒子1個当たり1個以上であり、好ましくは2個以上である。また、空孔の形状は、球状又は半球状、不定形状のいずれでもよいが、球状又は半球状が好ましく、内部では球状、表面では半球状が好ましい。

0013

多孔質シリコーンゴム球状粒子の形状は、表面構造に関しては電子顕微鏡にて観察することで確認できる。多孔質シリコーンゴム球状粒子の内部構造に関しては、粒子を破断した断面を用いた電子顕微鏡観察又は光学顕微鏡観察により確認できる。

0014

本発明の多孔質シリコーンゴム球状粒子の体積平均粒径(MV値)は、0.5〜100μmが好ましく、1〜20μmがより好ましい。体積平均粒径が上記範囲内であると、多孔質シリコーンゴム球状粒子は凝集性がより低く、一次粒子にまで容易に分散すると共に、さらさら感が向上する。また、100μm以下とすることで、さらさら感やなめらかさが向上し、ざらつき感もない。なお、本発明の体積平均粒径は、得られる多孔質シリコーンゴム球状粒子の粒径に合わせ、1μm以上は電気抵抗法にて、1μm未満はレーザー回折/散乱法にて測定する。

0015

球状又は半球状の空孔は、その直径が0.2〜30μmが好ましく、0.2〜10μmがより好ましい。空孔直径を0.2μm以上とすることで、W/O型乳化物の調製が容易となり、光散乱性能の発現がより期待できる。また、30μm以下とすることで、多孔質シリコーンゴム球状粒子内に、2個以上の空孔を形成させやすくなる。空孔の直径は、粒子を破断した断面を用いた電子顕微鏡観察又は光学顕微鏡観察により測定する。

0016

多孔質シリコーンゴム球状粒子を構成するシリコーンゴムは、べたつきがないことが好ましく、そのゴム硬度はJIS K 6253に規定されているタイプAデュロメータによる測定において、5〜90の範囲であることが好ましく、より好ましくは10〜80の範囲である。ゴム硬度を上記範囲とすることで、多孔質シリコーンゴム球状粒子の凝集性がより低く、一次粒子にまで容易に分散すると共に、さらさら感が向上する。また、90以下とすることで、多孔質シリコーンゴム球状粒子の柔らかな感触が向上する。

0017

多孔質シリコーンゴム球状粒子のシリコーンゴムは、平均組成式(R12SiO2/2)nで示される線状オルガノシロキサンブロックを有する硬化物からなることが好ましい。ここで、式中のR1は、置換又は非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基であり、nは5〜5,000の正の整数である。

0019

上記シリコーンゴムは、硬化性液状シリコーンの硬化により得られるものであり、架橋構造(即ち、三次元網目構造)を有する。硬化性液状シリコーンの硬化により多孔質シリコーンゴム球状粒子を得る方法は、従来公知の方法に従えばよい。例えば、白金族金属系触媒存在下において、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基、例えば、ビニルシリル基(≡SiCH=CH2)を有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子、即ち、ヒドロシリル基(≡Si−H,Si−H基)を有するオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとを、付加反応させる製造方法が挙げられる。より具体的には、上記シリコーンゴムは、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)との付加反応物であることが好ましい。

0020

上記オルガノ(ポリ)シロキサンと、オルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの組み合わせとしては、下記が挙げられる。上記組み合わせにおいて、オルガノ(ポリ)シロキサンと、オルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの比は、1価脂肪族不飽和基1個に対してSi−H基が0.5〜2.0個となるような比率で配合することが好ましい。
R2aR3bSiO(4-a-b)/2で示され、1分子中に1価脂肪族不飽和基を少なくとも2個有するオルガノ(ポリ)シロキサンと、平均組成式R4cHdSiO(4-c-d)/2で示され、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも3個有するオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの組み合わせ
R2aR3bSiO(4-a-b)/2で示され、1分子中に1価脂肪族不飽和基を少なくとも3個有するオルガノ(ポリ)シロキサンと、平均組成式R4cHdSiO(4-c-d)/2で示され、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有するオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの組み合わせ

0021

上記式中のR2は、脂肪族不飽和基を除く、置換又は非置換の炭素数1〜30の1価炭化水素基であり、R3は炭素数2〜6の1価脂肪族不飽和基である。a,bは、0<a<3、0<b≦3、及び0.1≦a+b≦3を満たす正数であり、好ましくは0<a≦2.295、0.005≦b≦2.3、及び0.5≦a+b≦2.3を満たす正数である。R4は、脂肪族不飽和基を除く、置換又は非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である。c,dは、0<c<3、0<d≦3、及び0.1≦c+d≦3を満たす正数であり、好ましくは0<c≦2.295、0.005≦d≦2.3、及び0.5≦c+d≦2.3を満たす正数である。

0022

上記R2としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘニコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラシル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;及びこれら官能基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)等の原子及び/又はアクリロキシ基、メタクリロキシ基、エポキシ基、グリシドキシ基、カルボキシル基等の置換基で置換した炭化水素基等が挙げられるが、工業的には、全R2基中の50モル%以上がメチル基であることが好ましい。

0023

上記R3としては、例えば、ビニル基、アリル基、プロぺニル基ブテニル基ペンテニル基ヘキセニル基等が挙げられるが、工業的には、ビニル基であることが好ましい。

0024

上記R4としては、上記R2で例示したものと同様の官能基が挙げられる。

0025

また、オルガノ(ポリ)シロキサン及びオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンの25℃における動粘度は、100,000mm2/s以下が好ましく、10,000mm2/s以下がより好ましい。動粘度が上記上限値を超えると、後述する本発明の製造方法において、粒度分布の狭い粒子を得ることが難しくなるおそれがある。下限は特に限定されないが、1mm2/s以上が好ましい。なお、本発明における動粘度は、オストワルド粘度計による25℃下での測定値である。また、上記オルガノ(ポリ)シロキサン及びオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンの構造は、直鎖状、環状、分岐状のいずれであってもよいが、特に直鎖状が好ましい。

0026

上記オルガノ(ポリ)シロキサンとしては、例えば、以下のものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なお、下記式中におけるMe、Viは、それぞれメチル基、ビニル基を表す。括弧内に示される各シロキサン単位結合順序は、下記に制限されるものではない。



(0≦n1≦1,000)



(0≦n2≦1,000)



(0≦n3≦1,000、2≦n4≦100)



(0≦n5≦1,000、1≦n6≦100)

0027

オルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとしては、例えば、以下のものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なお、下記式中におけるMeは、メチル基を表す。括弧内に示される各シロキサン単位の結合順序は、下記に制限されるものではない。

0028

(2≦n7≦1,000)



(2≦n8≦1,000、1≦n9≦500)



(0≦n10≦1,000、1≦n11≦500)

0029

白金族金属系触媒は、ヒドロシリル化反応に用いられる公知又は周知の触媒であればよい。例えば、白金白金黒を含む)、ロジウムパラジウム等の白金族金属単体;H2PtCl4・kH2O、H2PtCl6・kH2O、NaHPtCl6・kH2O、KHPtCl6・kH2O、Na2PtCl6・kH2O、K2PtCl4・kH2O、PtCl4・kH2O、PtCl2、Na2HPtCl4・kH2O(但し、式中のkは0〜6の整数であり、好ましくは0又は6である)等の塩化白金塩化白金酸及び塩化白金酸塩;アルコール変性塩化白金酸(米国特許第3,220,972号明細書参照);塩化白金酸とオレフィンとの複合体(米国特許第3,159,601号明細書、同第3,159,662号明細書、同第3,775,452号明細書参照);白金黒、パラジウム等の白金族金属をアルミナシリカカーボン等の担体担持させたもの;ロジウム−オレフィン複合体;クロロトリストリフェニルフォスフィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒);白金、塩化白金、塩化白金酸又は塩化白金酸塩とビニル基含有シロキサン、特に、白金とビニル基含有ジシロキサン又はビニル基含有環状シロキサンとの複合体等が挙げられる。

0030

白金族金属系触媒の配合量は、ヒドロシリル化反応を促進するための有効量でよい。触媒の添加量が過剰であると、後述する界面活性剤ポリエーテル部分酸化し、臭気が発生する場合がある。特には、上記オルガノ(ポリ)シロキサンとオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの合計質量に対する触媒中の白金族金属の質量換算量が、0.1〜100ppm(質量)が好ましく、0.5〜50ppmがより好ましく、1〜30ppmがさらに好ましい。

0031

本発明の多孔質シリコーンゴム球状粒子は、当該粒子中にシリコーンオイル無機系粉末有機系粉末等を含有してもよい。

0032

[多孔質シリコーン複合粒子]
本発明の多孔質シリコーン複合粒子は、上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に、球状のポリオルガノシルセスキオキサンが付着したものである。ポリオルガノシルセスキオキサンは、多孔質シリコーンゴム球状粒子表面にまばらに付着してもよいし、隙間なく付着してもよいが、付着密度の高い方が、窪みを有する粒子が得られやすい。多孔質シリコーン複合粒子は球状であり、ポリオルガノシルセスキオキサンの形状は、殆ど球状(真球状)もしくは半球状が好ましい。球状のポリオルガノシルセスキオキサンの粒径は10〜400nmが好ましく、10〜200nmがより好ましい。ポリオルガノシルセスキオキサンの粒径が10nm未満だと、得られる多孔質シリコーン複合粒子の光散乱性能が低下するおそれがある。また、当該粒径が400nmを超えると、得られる多孔質シリコーン複合粒子は柔らかな感触が乏しくなるおそれがあり、また光散乱性能が低下するおそれがある。但し、本発明において、ポリオルガノシルセスキオキサンの粒径は、上述した多孔質シリコーンゴム球状粒子の粒径より小さいことが好ましい。
ポリオルガノシルセスキオキサンの粒径や形状、及び多孔質シリコーンゴム球状粒子表面での付着密度は、得られた多孔質シリコーン複合粒子を電子顕微鏡にて観察することにより確認できる。

0033

上記ポリオルガノシルセスキオキサンは、例えば、R5SiO3/2で示される単位が、三次元網目状架橋したレジン状固形物である。上記式中のR5は、置換又は非置換の炭素数1〜20の一価炭化水素基である。R5としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘニコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラシル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;及びこれら官能基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)等の原子及び/又はアクリロキシ基、メタクリロキシ基、エポキシ基、グリシドキシ基、カルボキシル基等の置換基で置換した炭化水素基等が挙げられる。

0034

後述する本発明の製造方法により、多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面にポリオルガノシルセスキオキサンを付着させるためには、上記R5の50モル%以上がメチル基、ビニル基、またはフェニル基であることが好ましく、より好ましくは80モル%以上、より好ましくは90モル%以上である。

0035

多孔質シリコーンゴム球状粒子表面に付着するポリオルガノシルセスキオキサンの量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量部に対し1〜25質量部が好ましく、より好ましくは2〜25質量部である。ポリオルガノシルセスキオキサンの量を上記範囲内とすることで、得られる多孔質シリコーン複合粒子の光散乱性能がより向上し、また、さらさら感がより向上する。さらに、後述する本発明の製造方法においては、表面に凹凸を有する多孔質シリコーン複合粒子を得やすくなる場合がある。また、ポリオルガノシルセスキオキサンの量が上記上限値を超えると、多孔質シリコーン複合粒子の柔らかな感触が乏しくなるおそれがある。

0036

ポリオルガノシルセスキオキサンは、得られる多孔質シリコーン複合粒子の非凝集性分散性等の特性や、さらさら感、なめらかさ等の使用感、柔らかい感触を損なわない範囲で、R5SiO3/2単位の他に、R52SiO2/2単位、R53SiO1/2単位及びSiO4/2単位の少なくとも1種を含んでいてもよい。このようなポリオルガノシルセスキオキサンにおいて、R5SiO3/2単位の含有率は、全シロキサン単位中、好ましくは70〜100モル%、より好ましくは80〜100モル%である。

0037

多孔質シリコーン複合粒子の体積平均粒径は、0.5〜100μmが好ましく、1〜20μmがより好ましい。多孔質シリコーン複合粒子の直径は0.2〜30μmが好ましく、0.2〜10μmがより好ましい。測定方法及びその理由は、上記多孔質シリコーンゴム球状粒子と同じである。

0038

[多孔質シリコーンゴム球状粒子の製造方法]
本発明の多孔質シリコーンゴム球状粒子は、例えば、下記工程を有する製造方法により得ることができる。
(i)内水相成分と、硬化性液状シリコーン組成物からなる油相成分とからなる、W/O(内水相/油相)型乳化物を得る工程、
(ii)上記(i)で得られたW/O型乳化物と、外水相成分からなる、W/O/W(内水相/油相/外水相)型乳化物を得る工程、
(iii)触媒存在下において、(ii)で得られたW/O/W型乳化物中の油相である硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得る工程、及び
(iv)(iii)で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液から、外相の水及び多孔質シリコーンゴム球状粒子中に存在する水を除去する工程

0039

(i)内水相成分と、硬化性液状シリコーン組成物からなる油相成分とからなる、W/O(内水相/油相)型乳化物を得る工程
W/O型乳化物は、公知の方法により製造することができる。一般的には、水相成分を油相成分に分散・乳化する方法で調製される。

0040

上記内水相成分としては、各種水溶性有効成分を含有することができ、これらは特に限定されない。例えば、化粧品の一成分として通常使用されるところの水(純水)、ならびに水に添加剤を混合して得られる溶液及び分散液等を含む。上記添加剤は、上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の使用目的に応じて適宜変更可能であり、化粧料に使用される場合、その有効成分としては、例えば、保湿剤柔軟剤香料紫外線吸収剤増粘剤防腐剤殺菌剤アルコール水溶性塩、及び各種の色素等が挙げられる。

0041

本発明における構成要素の一つである内水相成分は、得られるW/O型乳化物の濃度の制御や、多孔質シリコーンゴム球状粒子の空孔サイズを制御するものであるが、その配合量は、W/O型乳化物100質量部中10〜90質量部が好ましく、30〜70質量部の範囲がより好ましい。配合量が10質量部未満であると、得られるW/O型乳化物は液滴の非常に少ないものになると共に、次工程を経て得られる多孔質シリコーンゴム球状粒子の空孔形成率が大幅に低下するおそれがある。また、90質量部を超えると、得られるW/O型乳化物の粘度が非常に高くなり、次工程(ii)での乳化性能が低下するおそれがある。

0042

上記油相成分としては、得られるW/O型乳化物の内水相成分に対する分散媒であり、多孔質シリコーンゴム球状粒子のゴム成分に相当するものである。この油相成分は、硬化性液状シリコーン組成物からなり、上記で示している通り、ケイ素原子に結合した1価脂肪族不飽和基、例えば、ビニルシリル基(≡SiCH=CH2)を有するオルガノ(ポリ)シロキサンと、ケイ素原子に結合した水素原子、即ち、ヒドロシリル基(≡Si−H,Si−H基)を有するオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサン(但し、上記脂肪族不飽和基と上記水素原子の少なくとも一方は、1分子中に少なくとも3個存在する)とを含むものが挙げられる。

0043

オルガノ(ポリ)シロキサン、オルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンの例示、好ましい範囲、25℃下における動粘度、オルガノ(ポリ)シロキサンとオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサンとの比は、上記「多孔質シリコーンゴム球状粒子」に記載されたものと同様である。

0044

(i)工程では、上記内水相成分を油相成分で乳化し、W/O型乳化物とするため、乳化剤として界面活性剤が好ましく使用される。本発明における界面活性剤は、特に限定されるものではなく、非イオン性界面活性剤アニオン性界面活性剤カチオン性界面活性剤、及び両イオン性界面活性剤が挙げられ、1種単独又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。

0046

シリコーン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサンポリオキシプロピレン変性オルガノポリシロキサンポリオキシエチレンポリオキシプロピレン変性オルガノポリシロキサン等のポリエーテル変性シリコーンポリグリセリン変性シリコーンポリエーテルアルキル共変性シリコーンポリグリセリン・アルキル共変性シリコーン、ポリエーテル・シリコーン・アルキル共変性シリコーン、ポリグリセリン・シリコーン・アルキル共変性シリコーン等が挙げられる。これらは、それぞれ直鎖型分岐型架橋型のものが挙げられる。

0050

これらの界面活性剤は、HLB値が10以下のものが好ましく、8以下のものがより好ましい。少量で上記液状シリコーン組成物を乳化し、微細な乳化物を得る点から、ノニオン性界面活性剤が好ましい。

0051

上記界面活性剤の使用量は、硬化性液状シリコーン組成物100質量部に対して、0.01〜20質量部の範囲とすることが好ましく、0.05〜5質量部がより好ましい。界面活性剤の使用量が、0.01質量部未満であると、微細な乳化物を得ることが困難になるおそれがある。20質量部を超えると、乳化に寄与しない油相中に溶解している界面活性剤の割合が高まり、経済的不利となる可能性がある。

0052

乳化方法としては、一般的な乳化分散機を用いて行えばよい。乳化分散機としては、例えば、ホモディスパー等の高速回転遠心放射型攪拌機ホモミキサー等の高速回転せん断型攪拌機ホモジナイザー等の高圧噴射式乳化分散機コロイドミル、超音波乳化機等が挙げられる。

0053

なお、次工程である下記(ii)における乳化の簡便性の点から、上記(i)で得られたW/O型乳化物の粘度に応じて、オルガノ(ポリ)シロキサン及びオルガノハイドロジェン(ポリ)シロキサン等の硬化性液状シリコーンによる希釈を行ってもよい。

0054

(ii)上記(i)で得られたW/O型乳化物と、外水相成分からなる、W/O/W(内水相/油相/外水相)型乳化物を得る工程

0055

W/O/W型乳化物は、公知の方法により製造することができる。一般的には、(i)にて製造したW/O型乳化物を外水相成分に分散・乳化させる方法で調製される。

0056

外水相成分としては、各種水溶性有効成分を含有することができ、上記(i)工程で例示されたものが同様に示される。さらに、外水相成分に増粘剤等の水溶性高分子化合物を含んでいてもよい。

0057

水溶性高分子化合物は、特に限定されるものではなく、公知の水溶性高分子化合物を使用すればよい。例えば、天然水溶性高分子化合物半合成の水溶性高分子化合物、合成水溶性高分子化合物等が挙げられる。
天然水溶性高分子化合物としては、例えば、アラビアガムグアガムカラギーナンペクチンカンテンクインスシード、デンプン(コメ、トウモロコシバレイショコムギ)、グリチルリチン酸等の植物系高分子キサンタンガムデキストラン、ブルラン等の微生物系高分子;コラーゲンカゼインアルブミンゼラチン等の動物系高分子等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子化合物としては、例えば、カルボキシメチルデンプンメチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロースニトロセルロースエチルセルロースヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルセルロースカルボキシメチルセルロースナトリウムCMC)、結晶性セルロースセルロース粉末等のセルロース系高分子アルギン酸ナトリウムアルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。
合成水溶性高分子化合物としては、例えば、ポリビニルアルコールポリビニルメチルエーテルカルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子ポリエチレングリコール(分子量:1500,4000,6000)等のポリオキシエチレン系高分子化合物;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等の共重合系高分子化合物;ポリアクリル酸ナトリウムポリアクリルアミドアクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体等のアクリル系高分子化合物ポリエチレンイミンカチオン性ポリマー等が挙げられる。

0058

水溶性高分子化合物を用いる場合、その配合量は、本工程より得られるW/O/W型乳化物中において0.01〜50質量%が好ましく、0.1〜20質量%がより好ましく、0.3〜10質量%がさらに好ましい。

0059

(ii)工程では、上記(i)のW/O型乳化物を外水相成分で乳化し、W/O/W型乳化物とするための乳化剤として、界面活性剤が好ましく使用される。(ii)工程で用いる界面活性剤としては、上記(i)で用いる界面活性剤が同様に例示され、1種単独で、又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。中でも、HLB値が8以上のものが好ましく、10以上のものがより好ましい。ただし、(i)工程で使用した界面活性剤のHLBよりも、高いHLBを有する界面活性剤を使用することが好ましい。特に、少量で上記液状シリコーン組成物を乳化し、微細な乳化物を得る点から、ノニオン性界面活性剤が好ましい。中でも、W/O/W型乳化物の安定性に寄与する点から、ポリオキシエチレン系界面活性剤が好ましく、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンPOEソルビタンモノオレート)等がより好ましい。

0060

上記界面活性剤の使用量は、W/O型乳化物100質量部に対して、0.01〜10質量部の範囲とすることが好ましく、0.05〜5質量部がより好ましい。界面活性剤量が10質量部を超えると、W/O/W型乳化物とならず、転相によるO/W型乳化物となる場合があると共に、本発明の製造方法によりポリオルガノシルセスキオキサンを多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に付着させる場合、これが困難となるおそれがある。また、0.01質量部未満だと、安定なW/O/W型乳化物を得ることが困難になるおそれがある。

0061

乳化方法としては、一般的な乳化分散機を用いて行えばよい。乳化分散機としては、例えば、ホモディスパー等の高速回転遠心放射型攪拌機、ホモミキサー等の高速回転せん断型攪拌機、ホモジナイザー等の高圧噴射式乳化分散機、コロイドミル等が挙げられる。
但し、該乳化分散機を用いる際のせん断力は、上記(i)工程よりも小さいことが好ましい。上記(i)工程よりもせん断力が大きい場合、W/O/W型乳化物とならず、転相によるO/W型乳化物となるおそれがある。

0062

(iii)触媒存在下において、(ii)で得られたW/O/W型乳化物中の油相である硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得る工程
多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液は、上記(i)、(ii)の工程により得られる乳化物に触媒を添加し、硬化反応を起こすことで製造できる。
触媒は、例えば、硬化性液状シリコーン組成物が付加硬化型である場合、上記[多孔質シリコーンゴム球状粒子]中で記載されたものと同様の白金族金属系触媒が挙げられる。ここで、触媒の水に対する分散性が低い場合においては、触媒を界面活性剤に分散又は溶解した状態で、乳化物に添加するのが好ましい。また、硬化反応は室温下で行ってもよいが、反応が十分に進行・完結しない場合においては、100℃未満の加熱下で行ってもよい。

0063

触媒は、硬化性液状シリコーン組成物に予め添加しておいてもよい。この場合、上記(i)、(ii)の製造工程が終了する前に硬化性液状シリコーン組成物が硬化しないよう、硬化性液状シリコーン組成物の温度及び時間を考慮して乳化を行うのがよい。さらに、触媒の反応性を制御するため、予め硬化性液状シリコーン組成物に反応制御剤を配合してもよい。

0064

(iv)(iii)で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液から、外相の水、及び多孔質シリコーンゴム球状粒子中に存在する水を除去する工程
水を除去する方法としては、例えば、水分散液を、常圧下又は減圧下において加熱する方法が挙げられる。具体的には、分散液を加熱下で静置して水分を除去する方法、分散液を加熱下で撹拌流動させながら水分を除去する方法、スプレードライヤーのように熱風気流中に分散液を噴霧・分散させる方法、流動熱媒体を利用する方法等が挙げられる。

0065

水分散液は、そのままの状態で水分を除去してもよいが、必要であれば分散液を濃縮してもよいし、分散液を水や水溶性アルコール等で洗浄してもよい。また、水分散液にさらに水を添加・希釈してもよい。分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子は、水100質量部に対し1〜150質量部となる量で含まれることが好ましく、5〜70質量部がより好ましい。分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子の割合が1質量部未満だと、目的とする多孔質シリコーン複合粒子の生成効率が低くなる可能性がある。また、150質量部を超えると、多孔質シリコーンゴム球状粒子表面にポリオルガノシルセスキオキサンを付着させる場合、これが困難になると共に、粒子同士の凝集融着が生じる可能性がある。

0066

また、多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に付着させるポリオルガノシルセスキオキサンの付着性や、得られるポリオルガノシルセスキオキサン粒子のサイズを制御する目的として、界面活性剤や水溶性高分子化合物を上記水分散液に添加してもよい。

0067

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液に添加する界面活性剤は、特には限定されず、上述した界面活性剤を適宜使用すればよい。添加する界面活性剤は、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液中に既に配合されている界面活性剤と同一であっても、異なってもよく、2種以上の界面活性剤を追加で添加してもよい。

0068

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液に添加する水溶性高分子化合物は、特には限定されず、非イオン性水溶性高分子化合物アニオン性水溶性高分子化合物カチオン性水溶性高分子化合物、及び両イオン性水溶性高分子化合物が挙げられ、1種単独で又は2種以上を併用してもよい。

0069

非イオン性水溶性高分子化合物としては、例えば、ビニルアルコール酢酸ビニル共重合体アクリルアミド重合体ビニルピロリドンの重合体、ビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ポリエチレングリコール、イソプロピルアクリルアミドの重合体、メチルビニルエーテルの重合体、デンプン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、グアガム、キサンタンガム等が挙げられる。

0070

アニオン性水溶性高分子化合物としては、例えば、アクリル酸ナトリウムの重合体、アクリル酸ナトリウムとマレイン酸ナトリウムとの共重合体、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの共重合体、スチレンスルホン酸ナトリウムの重合体、ポリイソプレンスルホン酸ナトリウムスチレンとの共重合体、ナフタレンスルホン酸ナトリウムの重合体、カルボキシメチルデンプン、リン酸デンプン、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、カラギーナン、コンドロイチン硫酸ナトリウムヒアルロン酸ナトリウム等が挙げられる。

0071

カチオン性水溶性高分子化合物としては、例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの重合体、ビニルイミダゾリンの重合体、メチルビニルイミダゾリウムクロライドの重合体、アクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロライドの重合体、メタクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロライドの重合体、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライドの重合体、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライドの重合体、エピクロルヒドリンジメチルアミン共重合体、エチレンイミンの重合体、エチレンイミンの重合体4級化物アリルアミン塩酸塩の重合体、ポリリジンカチオンデンプンカチオン化セルロースキトサン、及びこれらに非イオン性基アニオン性基を持つモノマーを共重合した、これらの誘導体等が挙げられる。

0072

両イオン性水溶性高分子化合物としては、例えば、アクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリル酸とアクリルアミドの共重合体、メタクリル酸エチルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリル酸とアクリルアミドの共重合体、アクリルアミドの重合体のホフマン分解物等が挙げられる。

0073

[多孔質シリコーン複合粒子の製造方法]
多孔質シリコーン複合粒子とする場合は、
(付着工程)多孔質シリコーンゴム球状粒子、水、アルカリ性物質との存在下で、オルガノトリアルコキシシランを加水分解及び縮合反応させて、多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面にポリオルガノシルセスキオキサンを付着させる工程を含む。具体的には、上記(iii)工程で得られた水分散液に、アルカリ性物質及びオルガノトリアルコキシシランを添加し、オルガノトリアルコキシシランを加水分解及び縮合反応させる工程を有する。この工程により、多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面に、球状のポリオルガノシルセスキオキサンが付着した多孔質シリコーン複合粒子が得られる。

0074

アルカリ性物質は、オルガノトリアルコキシシランを加水分解及び縮合反応させる触媒、又は縮合反応させる触媒として作用する。アルカリ性物質は、1種単独で用いても2種以上を併用してもよい。アルカリ性物質はそのまま添加しても、アルカリ性水溶液として添加してもよく、上記(iii)工程で得られた水分散液に、(iii’)オルガノトリアルコキシシランを添加する前に配合してもよいし、オルガノトリアルコキシシランを添加する後に添加してもよい。

0075

アルカリ性物質は、特には限定されず、オルガノトリアルコキシシランの加水分解及び縮合反応を進行させるものであればよい。例えば、水酸化カリウム水酸化ナトリウム水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物水酸化カルシウム水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物炭酸カリウム炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩アンモニアテトラメチルアンモニウムヒドロキシドテトラエチルアンモニウムヒドロキシド等のテトラアルキルアンモニウムヒドロキシドモノメチルアミンモノエチルアミン、モノプロピルアミン、モノブチルアミン、モノペンチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミントリメチルアミントリエタノールアミンエチレンジアミン等のアミン類等が挙げられる。中でも、得られる多孔質シリコーン複合粒子の粉末から、揮発させることにより容易に除去できることから、アンモニアが最適である。アンモニアは、市販のアンモニア水溶液を使用することができる。

0076

アルカリ性物質の添加量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子水分散液のpHが好ましくは9.0〜13.0、より好ましくは9.5〜12.5の範囲となる量である。pHが上記範囲内であれば、オルガノトリアルコキシシランの加水分解及び縮合反応を十分に進行させることができ、また、得られるポリオルガノシルセスキオキサンが、多孔質シリコーンゴム球状粒子表面に付着しやすくなる。

0077

上記オルガノトリアルコキシシランは、例えば、R5Si(OR6)3で示されるものが挙げられる。式中、R5は上記記載内容と同様であり、R6は、非置換の炭素数1〜6の1価炭化水素基である。R6としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等が挙げられるが、反応性の点からメチル基であることが好ましい。ポリオルガノシルセスキオキサン中にR52SiO2/2単位、R53SiO1/2単位、及びSiO4/2単位の1種以上をさらに導入する場合、それぞれに対応するR52Si(OR6)2、R53SiOR6、及びSi(OR6)4の1種以上を添加すればよい(これらの式中、R5及びR6は上述の記載内容と同様である)。例えば、ポリオルガノシルセスキオキサンの原料として、R5Si(OR6)3と、R52Si(OR6)2、R53SiOR6、及びSi(OR6)4から選ばれる1種以上とを用いる場合、R5Si(OR6)3の含有率は、総原料中、70〜100モル%が好ましく、80〜100モル%がより好ましい。

0078

オルガノトリアルコキシシランの添加量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量部に対し、ポリオルガノシルセスキオキサンの量が1〜50質量部の範囲となる量が好ましく、2〜25質量部の範囲となる量がより好ましい。

0079

オルガノトリアルコキシシランの添加は、プロペラ翼平板翼等の通常の攪拌機を用いて撹拌下で行うことが好ましい。撹拌は、オルガノトリアルコキシシランの添加後、アルコキシシランの加水分解及び縮合反応が完結するまで継続する。

0080

多孔質シリコーンゴム球状粒子水分散液にアルカリ性物質を配合した後に、オルガノトリアルコキシシランを添加する場合、オルガノアルコキシシランを一度に添加してもよいが、時間をかけて徐々に添加する方が好ましい。添加時における反応液の温度は、0〜60℃であることが好ましく、より好ましくは0〜40℃の範囲である。温度が上記範囲内であれば、多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面にポリオルガノシルセスキオキサンを上手く付着させることができる。加水分解及び縮合反応を完結させる為、加水分解及び縮合反応は室温下で行っても、40〜100℃程度の加熱下で行ってもよく、また、アルカリ性物質を適宜追加してもよい。

0081

本発明の製造方法では、アルカリ性物質を添加する前にオルガノトリアルコキシシランを添加してもよい。この場合はまず、水中にアルコキシシランを添加してオルガノトリアルコキシシラン水溶液とするとよい。アルコキシシランは、一度に水に添加してもよいが、時間をかけて徐々に添加してもよい。また、アルコキシシランに水を添加してもよいし、水とオルガノトリアルコキシシランを同時に反応系に入れて混合してもよい。オルガノトリアルコキシシランを水に添加する際の温度は、特には限定されず、例えば、0〜100℃の範囲で行えばよい。その後、該アルコキシシランの加水分解反応が進行して、少なくとも水にアルコキシシランが溶解するまでの間は撹拌を継続する。この時、加水分解反応を促進させるため、少量の酸を添加してもよい。

0082

上記で得られたオルガノトリアルコキシシラン水溶液に、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を添加し、次いでアルカリ性物質を添加する。アルカリ性物質を添加すると、オルガノトリアルコキシシラン加水分解物の縮合反応が進行し、ポリオルガノシルセスキオキサンが生成する。但し、この時、ポリオルガノシルセスキオキサンが生成する前に撹拌を停止する、又は非常にゆっくりとした撹拌にする必要がある。ポリオルガノシルセスキオキサン生成時に反応液が高速流動していると、ポリオルガノシルセスキオキサンが多孔質シリコーンゴム球状粒子表面に、付着し難くなるおそれがある。

0083

縮合反応時の温度は0〜60℃であることが好ましく、0〜40℃の範囲であることがより好ましい。該温度が上記範囲内にあると、多孔質シリコーンゴム球状粒子表面にポリオルガノシルセスキオキサンを上手く付着させることができる。ポリオルガノシルセスキオキサンが生成(該ポリオルガノシルセスキオキサンが多孔質シリコーンゴム球状粒子表面に付着)するまでは、反応液を静置又は非常にゆっくりとした撹拌状態にしておくのがよい。尚、静置時間は、10分〜24時間の範囲にあるのが好ましい。その後、縮合反応を完結させる為、アルカリ性物質を追加で添加する、あるいは40〜100℃下で加熱してもよい。

0084

加水分解及び縮合反応後の水分散液から、(iv)外相の水及び多孔質シリコーンゴム球状粒子中に存在する水を除去する工程を行う。具体的な方法としては、上記(iv)で記載した内容と同様である。

0085

なお、水分の揮発・蒸発除去により得られた多孔質シリコーン複合粒子の粉体が、凝集・融着している場合においては、ジェットミルボールミルハンマーミル等の粉砕機解砕すればよい。

0086

以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下において、粘度は25℃でのオストワルド粘度計により測定した動粘度の値であり、濃度及び含有率を表す「%」は「質量%」を示す。

0087

[実施例1]
ポリエーテル変性シリコーン(直鎖型)を用いた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の調製
下記式(1)で表され、動粘度が8.4mm2/sのメチルビニルポリシロキサン31g、



下記式(2)で表され、動粘度が28mm2/sのメチルハイドロジェンポリシロキサン17g(脂肪族不飽和基1個に対し、ヒドロシリル基が1.13個となる配合量)、



直鎖型ポリエーテル変性シリコーン:PEG−3.6プロピルエーテルジメチコン(KF−6052;信越化学工業(株)製)10g及び酸化防止剤:dl−α−トコフェロールビタミンE・EFC;国貞化学工業(株)製)0.02gを、容量500mLのデスカップに仕込み、ホモミキサーを用いて2,000rpmで撹拌溶解・分散させた。次いで、ホモディスパーを用いて撹拌させながら0.67%NaCl水溶液142gを徐々に添加し、全量添加してから2,000rpmで撹拌したところ、油中水滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O型乳化物を得た。

0088

得られたW/O型乳化物に、上記式(1)で表されるメチルビニルポリシロキサン及び上記式(2)で表されるメチルハイドロジェン(ポリ)シロキサン混合液を加え、ホモディスパーを用いて1,000rpm前後で撹拌を行い、W/O型乳化物を3倍希釈したW/O型乳化液を得た。この乳化液200gを、500mLデスカップに予め仕込んでおいた、脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤:POE(20)ソルビタンモノオレエートレオドールTW−O120V;花王(株)製)1.9gとPOE(6)ソルビタンモノオレエート(レオドールTW−O106V;花王(株)製)0.8gを水65gに溶解させた界面活性剤水溶液に、ホモディスパーを用いて撹拌させながら徐々に加え、全量添加してから2,000rpmで撹拌したところ水中油滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O/W型乳化物を得た。

0089

次いで、ホモミキサーを用いて1,000rpm前後で撹拌しながら、水232gを添加し、W/O/W型乳化物を希釈したW/O/W型乳化液を得た。得られたW/O/W型乳化液を、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのデスカップに移し、20〜25℃に温調した後、撹拌下で塩化白金酸−オレフィン錯体トルエン溶液白金含有量:0.5%)0.3gとPOE(9)ラウリルエーテル(エマルゲン109P;花王(株)製)0.3gの混合溶解物を添加し、同温度で5時間撹拌し、付加硬化反応を十分に進行させた結果、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得た。

0090

得られた水分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子の形状を、光学顕微鏡装置ECLIPSE LV100POL」((株)Nikon製)にて観察したところ、球状であり、粒子表面は複数の直径0.5〜4μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。体積平均粒径を電気抵抗法粒度分布測定装置マルチサイザー3」(ベックマンコールター(株)製)を用いて測定した結果、5.6μmであった。

0091

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の硬度を、以下のように測定した。上記式(1)で示されるメチルビニル(ポリ)シロキサン、上記式(2)で示されるメチルハイドロジェン(ポリ)シロキサン、及び塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量:0.5%)を、上記の配合割合で混合し、厚みが10mmとなるようアルミシャーレ流し込んだ。25℃下で24時間放置後、50℃の恒温槽内で1時間加熱し、シリコーンゴムを得た。得られたシリコーンゴムをアルミシャーレから外し、ゴムの硬度をデュロメータA硬度計で測定した結果、70であった。

0092

上記で得られた、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液315gを、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのガラスフラスコに移し、水168g、28%アンモニア水8.9g及び40%ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合体水溶液(MEポリマーH40W;東邦化学工業(株)製)0.4gを添加した。5〜10℃に温調した後、メチルトリメトキシシランKBM−13;信越化学工業(株)製)8.5gを、20分かけて滴下し、この間の液温を5〜10℃に保ちながら、さらに1時間撹拌を行った。次いで、55〜60℃まで加熱し、その温度を保持したまま1時間撹拌を行い、メチルトリメトキシシランの加水分解及び縮合反応を十分に進行・完結させた。

0093

得られた多孔質シリコーン複合粒子の水分散液を、加圧ろ過器を用いて水分約30%に脱水した。脱水物を錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量2Lのガラスフラスコに移し、水1,000mLを添加し、30分間撹拌を行った後、加圧ろ過器を用いて脱水した。脱水物を再度錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量2Lのガラスフラスコに移し、水1,000mLを添加し、30分間撹拌を行った後、加圧ろ過器を用いて脱水した。その後、該脱水物を減圧乾燥機中で3×10-3Paの減圧度、100℃の温度下で乾燥し、水を除去した。最後に、得られた乾燥物をジェットミルで解砕した結果、流動性のある多孔質シリコーン複合粒子を得た。

0094

上記で得られた多孔質シリコーン複合粒子を、界面活性剤を用いて水に分散させ、電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」(ベックマン・コールター(株)製)を用いて測定した結果、体積平均粒径6μmであった。また、該多孔質シリコーン複合粒子を電子顕微鏡(走査型顕微鏡S−4700;日立ハイテクノロジーズ(株)製)で観察したところ、粒子表面は複数の直径0.5〜4.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。さらに、多孔質シリコーン複合粒子表面には、粒径100nm以下の粒状のポリメチルシルセスキオキサンが付着していることが確認された。その付着量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して4.1質量%であった。

0095

[実施例2]
ポリグリセリン変性シリコーン(分岐型)を用いた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の調製
上記式(1)で示される、動粘度:8.4mm2/sのメチルビニル(ポリ)シロキサン31g、上記式(2)で示される、動粘度:28mm2/sのメチルハイドロジェン(ポリ)シロキサン17g(脂肪族不飽和基1個に対し、ヒドロシリル基が1.13個となる配合量)及び分岐型ポリグリセリン変性シリコーン:ラウリルポリグリセリルー3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(KF−6105;信越化学工業(株)製)4gと酸化防止剤:dl−α−トコフェロール0.02gを、容量500mLのデスカップに仕込み、ホモミキサーを用いて2,000rpmで撹拌溶解・分散させた。次いで、ホモディスパーを用いて撹拌させながら0.67%NaCl水溶液148gを徐々に添加し、全量添加してから4,000rpmで撹拌したところ油中水滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O型乳化物を得た。

0096

得られたW/O型乳化物に、上記式(1)で表されるメチルビニルポリシロキサン、及び上記式(2)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン混合液を加え、ホモディスパーを用いて1,000rpm前後で撹拌を行い、W/O型乳化物を3倍希釈したW/O型乳化液を得た。この乳化液200gを、500mLデスカップに予め仕込んでおいた、脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤:POE(20)ソルビタンモノオレエート1.9gとPOE(6)ソルビタンモノオレエート0.8gを水65gに溶解させた界面活性剤水溶液に、ホモディスパーを用いて撹拌させながら徐々に加え、全量添加してから2,000rpmで撹拌したところ水中油滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O/W型乳化物を得た。次いで、ホモミキサーを用いて1,000rpm前後で撹拌しながら、0.86%NaCl水溶液232gを添加し、W/O/W型乳化物を希釈したW/O/W型乳化液を得た。

0097

このW/O/W型乳化液を、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのデスカップに移し、20〜25℃に温調した後、撹拌下で塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量:0.5%)0.3gとPOE(9)ラウリルエーテル0.3gの混合溶解物を添加し、同温度で5時間撹拌し、付加硬化反応を十分に進行させた結果、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得た。

0098

得られた水分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子の形状を、光学顕微鏡装置「ECLIPSE LV100POL」にて観察したところ、球状であり、粒子表面は複数の直径0.5〜4.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。体積平均粒径を電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、14μmであった。

0099

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の硬度を、上記と同様の方法を用い、デュロメータA硬度計で測定した結果、70であった。

0100

上記で得られた、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液315gを、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのガラスフラスコに移し、実施例1と同様の原料、配合量、及び各種条件・方法と同様の操作を行い、メチルトリメトキシシランの加水分解及び縮合反応を十分に進行・完結させた。

0101

得られた多孔質シリコーン複合粒子の水分散液を、加圧ろ過器を用いて水分約30%に脱水した。脱水物を錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量2Lのガラスフラスコに移し、実施例1に示した条件・方法と同様の操作を行い、水を除去した。最後に、得られた乾燥物をジェットミルで解砕した結果、流動性のある多孔質シリコーン複合粒子を得た。

0102

上記で得られた多孔質シリコーン複合粒子を、界面活性剤を用いて水に分散させ、電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、体積平均粒径15μmであった。また、該多孔質シリコーン複合粒子を電子顕微鏡「走査型顕微鏡S−4700」で観察したところ、粒子表面は複数の直径0.5〜4.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。さらに、該多孔質シリコーン複合粒子の表面には、粒径100nm以下の粒状のポリメチルシルセスキオキサンが付着していることが確認された。その付着量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して4.1質量%であった。

0103

[実施例3]
ポリエーテル変性シリコーンゲル(架橋型)を用いた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の調製
上記式(1)で示される、動粘度:8.4mm2/sのメチルビニル(ポリ)シロキサン31g、上記式(2)で示される、動粘度:28mm2/sのメチルハイドロジェン(ポリ)シロキサン17g(脂肪族不飽和基1個に対し、ヒドロシリル基が1.13個となる配合量)、及び、ポリエーテル変性シリコーンゲル:(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー(KSG−210;信越化学工業(株)製)15gと酸化防止剤:dl−α−トコフェロール0.02gを、容量500mLのデスカップに仕込み、ホモミキサーを用いて2,000rpmで撹拌溶解・分散させた。次いで、ホモディスパーを用いて撹拌させながら0.25%NaCl水溶液137gを徐々に添加し、全量添加してから4,000rpmで撹拌したところ油中水滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O型乳化物を得た。

0104

得られたW/O型乳化物に、上記式(1)で表されるメチルビニルポリシロキサン及び上記式(2)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン混合液を加え、ホモディスパーを用いて1,000rpm前後で撹拌を行い、W/O型乳化物を2倍希釈したW/O型乳化液を得た。得られた乳化液200gを、500mLデスカップに予め仕込んでおいた、POE(9)ラウリルエーテル(エマルゲン109P;花王(株)製)1.5gを水65gに溶解させた界面活性剤水溶液に、ホモミキサーを用いて撹拌させながら徐々に加え、全量添加してから4,000rpmで撹拌したところ水中油滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O/W型乳化物を得た。

0105

次いで、ホモミキサーを用いて1,000rpm前後で撹拌しながら、0.32%NaCl水溶液232gを添加し、W/O/W型乳化液を得た。得られたW/O/W型乳化液を、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのデスカップに移し、20〜25℃に温調した後、撹拌下で塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量:0.5%)0.3gとPOE(9)ラウリルエーテル0.3gの混合溶解物を添加し、同温度で5時間撹拌し、付加硬化反応を十分に進行させた結果、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得た。

0106

得られた水分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子の形状を、光学顕微鏡装置「ECLIPSE LV100POL」にて観察したところ、球状であり、粒子表面は複数の直径0.5〜3.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。体積平均粒径を電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、28μmであった。

0107

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の硬度を、上記と同様の方法を用い、デュロメータA硬度計で測定した結果、70であった。

0108

上記で得られた、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液315gを、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのガラスフラスコに移し、実施例1と同様の原料、配合量、及び各種条件・方法と同様の操作を用い、メチルトリメトキシシランの加水分解及び縮合反応を十分に進行・完結させた。

0109

得られた多孔質シリコーン複合粒子の水分散液を、加圧ろ過器を用いて水分約30%に脱水した。脱水物を錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量2Lのガラスフラスコに移し、実施例1と同様の条件・方法と同様の操作を行い、水を除去した。最後に、得られた乾燥物をジェットミルで解砕した結果、流動性のある多孔質シリコーン複合粒子を得た。

0110

上記で得られた多孔質シリコーン複合粒子を、界面活性剤を用いて水に分散させ、電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、体積平均粒径29μmであった。また、該多孔質シリコーン複合粒子を電子顕微鏡「走査型顕微鏡S−4700」で観察したところ、粒子表面は複数の直径0.5〜3.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。さらに、多孔質シリコーン複合粒子の表面には、粒径100nm以下の粒状のポリメチルシルセスキオキサンが付着していることが確認された。その付着量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して4.1質量%であった。

0111

[実施例4]
非イオン陰イオン性界面活性剤混合系を用いた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の調製
上記式(1)で示される、動粘度:8.4mm2/sのメチルビニルポリシロキサン31g、上記式(2)で示される、動粘度:28mm2/sのメチルハイドロジェンポリシロキサン17g(脂肪族不飽和基1個に対し、ヒドロシリル基が1.13個となる配合量)、及び、ポリエーテル変性シリコーンゲル:(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー(KSG−210;信越化学工業(株)製)20gと酸化防止剤:dl−α−トコフェロール0.02gを、容量500mLのデスカップに仕込み、ホモミキサーを用いて2,000rpmで撹拌溶解・分散させた。次いで、ホモディスパーを用いて撹拌させながら0.25%NaCl水溶液132gを徐々に添加し、全量添加してから4000rpmで撹拌したところ油中水滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O型乳化物を得た。

0112

得られたW/O型乳化物に、上記式(1)で表されるメチルビニルポリシロキサン及び上記式(2)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン混合液を加え、ホモディスパーを用いて1,000rpm前後で撹拌を行い、W/O型乳化物を2倍希釈したW/O型乳化液を得た。この乳化液200gを、500mLデスカップに予め仕込んでおいた、POE(9)ラウリルエーテル1.05gとPOE(23)ラウリルエーテル(エマルゲン123P;花王(株)製)0.15g、さらにPOE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(エマール20C;花王(株)製)1.2gを水30gに溶解させた界面活性剤水溶液に、ホモミキサーを用いて撹拌させながら徐々に加え、全量添加してから2,000rpmで撹拌したところ水中油滴型となり、増粘が認められ、さらに10分間撹拌を継続した結果、白色均一なW/O/W型乳化物を得た。次いで、ホモミキサーを用いて1000rpm前後で撹拌しながら、0.32%NaCl水溶液267gを添加し、W/O/W型乳化物を希釈したW/O/W型乳化液を得た。

0113

このW/O/W型乳化液を、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのデスカップに移し、20〜25℃に温調した後、撹拌下で塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量:0.5%)0.3gとPOE(9)ラウリルエーテル0.3gの混合溶解物を添加し、同温度で5時間撹拌し、付加硬化反応を十分に進行させた結果、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液を得た。

0114

得られた水分散液中の多孔質シリコーンゴム球状粒子の形状を、光学顕微鏡装置「ECLIPSE LV100POL」にて観察したところ、球状であり、粒子表面は複数の直径0.5〜3.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。体積平均粒径を電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、13μmであった。

0115

上記多孔質シリコーンゴム球状粒子の硬度を、上記と同様の方法を用い、デュロメータA硬度計で測定した結果、70であった。

0116

上記で得られた、多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液315gを、錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量1Lのガラスフラスコに移し、実施例1と同様の原料、配合量、及び各種条件・方法と同様の操作を用い、メチルトリメトキシシランの加水分解及び縮合反応を十分に進行・完結させた。

0117

得られた多孔質シリコーン複合粒子の水分散液を、加圧ろ過器を用いて水分約30%に脱水した。脱水物を錨型撹拌翼による撹拌装置の付いた容量2Lのガラスフラスコに移し、実施例1に示した条件・方法と同様の操作を行い、水を除去した。最後に、得られた乾燥物をジェットミルで解砕した結果、流動性のある多孔質シリコーン複合粒子を得た。

0118

上記で得られた多孔質シリコーン複合粒子を、界面活性剤を用いて水に分散させ、電気抵抗法粒度分布測定装置「マルチサイザー3」を用いて測定した結果、体積平均粒径13μmであった。また、該多孔質シリコーン複合粒子を電子顕微鏡「走査型顕微鏡S−4700」で観察したところ、粒子表面は複数の直径0.5〜3.0μmの球状〜半球状の空孔を有していることが確認された。さらに、多孔質シリコーン複合粒子の表面には、粒径100nm以下の粒状のポリメチルシルセスキオキサンが付着していることが確認された。その付着量は、多孔質シリコーンゴム球状粒子100質量%に対して4.1質量%であった。

0119

図1に実施例1で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の表面の電子顕微鏡写真、
図2に実施例2で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真、
図3に実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真、
図4に実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子破断面の電子顕微鏡写真、
図5に実施例4で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子表面の電子顕微鏡写真、
図6に実施例3で得られた多孔質シリコーン複合粒子表面の電子顕微鏡写真、
図7に実施例3で得られた多孔質シリコーン複合粒子破断面の電子顕微鏡写真、
図8に実施例3で得られたW/O乳化物の電子顕微鏡写真、
図9に実施例3で得られたW/O/W乳化物の電子顕微鏡写真、
図10に実施例3で得られた多孔質シリコーンゴム球状粒子の水分散液の電子顕微鏡写真を示す。

0120

本発明における多孔質シリコーンゴム球状粒子、及び多孔質シリコーン複合粒子は、その特徴的な構造より、高い光散乱性能及び吸油性能を有するため、化粧料等に有用であることが期待される。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ