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技術 皮膚洗浄剤組成物

出願人 クラシエホームプロダクツ株式会社
発明者 古俣裕子
出願日 2018年9月5日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-166123
公開日 2020年3月12日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-037542
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード スクイズ動作 イーサー ビート糖 ノンガスタイプ ポリグリセリンモノアルキルエーテル 弾力感 人未満 共重合体液
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月12日)のものです。
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課題

ノンガスタイプ泡吐出容器充填されている皮膚洗浄剤組成物において、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物を提供する。

解決手段

泡吐出容器に充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上(B)トリメチルグリシン(C)ソルビトールマンニトールキシリトールマルチトールイントールグリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物

概要

背景

ノンガスタイプ泡吐出容器充填され、使用時にこの容器から泡沫状吐出される液体洗浄剤組成物については、これまで種々提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。このような液体洗浄剤組成物は、泡吐出容器内部の多孔質膜を通過させることで、組成物と空気を混合して泡沫状とする。しかし、泡質(泡のクリーミーさ、泡の細かさ、等)に優れた泡形成ができる一方で、多孔質膜を通過させる必要があることから、組成物が多孔質膜で目詰まりを起すという問題がある。特に界面活性剤として脂肪酸石鹸を用いた場合、低温保存時における高級脂肪酸析出により、目詰まりが生じ易いといった問題がある。さらに近年、消費者使用性等に対する要求も従来に比べ高まる傾向がみられ、泡質のより一層の向上、洗浄後の使用感の向上、目詰まり防止等について、従来にもましてより一層の技術の向上が求められている。

概要

ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている皮膚洗浄剤組成物において、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物を提供する。泡吐出容器に充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上(B)トリメチルグリシン(C)ソルビトールマンニトールキシリトールマルチトールイントールグリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物なし

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている皮膚洗浄剤組成物において、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

泡吐出容器充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上(B)トリメチルグリシン(C)ソルビトールキシリトールマルチトールイントールグリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物

請求項2

泡吐出容器に充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上皮洗浄剤組成物総量に対して1〜20質量%(B)トリメチルグリシン皮膚洗浄剤組成物総量に対して0.01〜10質量%(C)ソルビトール、キシリトール、マルチトール、インシトール、グリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物皮膚洗浄剤組成物総量に対して0.5〜20質量%

請求項3

(D)30℃において固形状のHLB値が16.5〜19.5であるモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンを含有する請求項1または請求項2に記載の皮膚洗浄剤組成物。

請求項4

(E)下記一般式(1)で表されるポリグリセリルモノアルキルエーテルから選ばれる非イオン性界面活性剤を含有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の皮膚洗浄剤組成物。 (一般式(1)中、nは8〜18の整数を表し、mは3〜20の整数を表す。)

技術分野

0001

本発明はノンガスタイプ泡吐出容器充填されている皮膚洗浄剤組成物に関する。詳しくは、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物に関する。

背景技術

0002

ノンガスタイプの泡吐出容器に充填され、使用時にこの容器から泡沫状吐出される液体洗浄剤組成物については、これまで種々提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。このような液体洗浄剤組成物は、泡吐出容器内部の多孔質膜を通過させることで、組成物と空気を混合して泡沫状とする。しかし、泡質(泡のクリーミーさ、泡の細かさ、等)に優れた泡形成ができる一方で、多孔質膜を通過させる必要があることから、組成物が多孔質膜で目詰まりを起すという問題がある。特に界面活性剤として脂肪酸石鹸を用いた場合、低温保存時における高級脂肪酸析出により、目詰まりが生じ易いといった問題がある。さらに近年、消費者使用性等に対する要求も従来に比べ高まる傾向がみられ、泡質のより一層の向上、洗浄後の使用感の向上、目詰まり防止等について、従来にもましてより一層の技術の向上が求められている。

先行技術

0003

特開平5−132700号公報
特開平8−311498号公報
特開2005−187411号公報
特開2005−154651号公報
特許第6062279号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている皮膚洗浄剤組成物において、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、特定のN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び特定のN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上と、トリメチルグリシンと、特定の糖化合物を組み合わせて泡吐出容器に充填することにより、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。

0006

本願第一の発明は、泡吐出容器に充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上
(B)トリメチルグリシン
(C)ソルビトールキシリトールマルチトールイントールグリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物

0007

本願第二の発明は、泡吐出容器に充填して使用する液状洗浄剤組成物であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、高級脂肪酸塩を含まないことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
(A)炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上 皮膚洗浄剤組成物総量に対して1〜20質量%
(B)トリメチルグリシン皮膚洗浄剤組成物総量に対して0.01〜10質量% (C)ソルビトール、キシリトール、マルチトール、インシトール、グリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物
皮膚洗浄剤組成物総量に対して0.5〜20質量%

0008

本願第三の発明は、(D)30℃において固形状のHLB値が16.5〜19.5であるモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンを含有する本願第一の発明または本願第二の発明に記載の皮膚洗浄剤組成物である。

0009

本願第四の発明は、(E)下記一般式(1)で表されるポリグリセリルモノアルキルエーテルから選ばれる非イオン性界面活性剤を含有する本願第一の発明〜本願第三の発明のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。



(一般式(1)中、nは8〜18の整数を表し、mは3〜20の整数を表す。)

発明の効果

0010

本発明によれば、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填されている皮膚洗浄剤組成物において、低温下においても目詰まりがなく、クリーミーで安定した泡が得られ、かつ使用時に皮膚に刺激がなく、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感に優れる皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。

0011

以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物について詳細に説明する。

0012

本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(A)は炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシルアスパラギン酸又はその塩、及び炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩から選ばれる1種又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。かかる成分(A)を配合することにより、良好な泡立ちを保持しながら、きめが細かくクリーミーで肌への密着感が高い泡を実現することができる。N−アシルアスパラギン酸又はその塩における炭素数8〜18のアシル基は、良好な泡立ちと高い泡質とを実現する観点から、好ましくは炭素数8〜16であり、より好ましくは12〜16であって、飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖を有する脂肪酸又は混合脂肪酸由来としたものが好ましい。このような脂肪酸としては、カプリル酸カプリン酸ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸ステアリン酸オレイン酸ヤシ油脂肪酸パーム核油脂肪酸などの混合脂肪酸等が挙げられる。これら脂肪酸のなかでも、起泡性、泡質や保存安定性の点から、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸が好ましく、ラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸がより好ましく、さらにラウリン酸が好ましい。

0013

上記N−アシルアスパラギン酸又はその塩は、酸として配合した場合、泡立ちや泡質を確保するため、塩基によって所望のpHになるように中和して用いる。塩基としては水酸化ナトリウム水酸化カリウム炭酸ナトリウム炭酸カリウム等の無機アルカリモノエタノールアミンジエタノールアミントリエタノールアミントリメチルアミントリエチルアミン等の有機アルカリ等が挙げられる。なかでも、泡立ちや泡質、皮膚刺激性入手容易性の点から、ナトリウム塩カリウム塩トリエタノールアミン塩になるように、塩基として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミンを用いて調製することが好ましい。一方、予めN−アシルアスパラギン酸又はその塩が有するカルボキシル基の全部又は一部がアルカリによって中和された塩を配合してもよい。かかる中和された塩としては、泡立ちや泡質、皮膚刺激性や入手容易性の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩エタノールアミン塩から選ばれる塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩、エタノールアミン塩がより好ましく、とりわけナトリウム塩を用いることが好ましい。これらは市販品を使用することができ、例えばアミノフォーマーFLDS−L(旭化成ファインケム社製)、アミノフォーマーFCMT−L(旭化成ファインケム社製)等が挙げられる。

0014

炭素数8〜18のアシル基を有するN−アシル−α−アラニン又はその塩はN−アシル−D−アラニン、N−アシル−L−アラニン(塩)、若しくはN−アシル−DL−アラニン(塩)であっても、又は、これらから選ばれる2種以上の混合体であってもよい。N−アシル−α−アラニン又はその塩における炭素数8〜18のアシル基は、良好な泡立ちと高い泡質とを実現する観点から、好ましくは炭素数8〜16であり、より好ましくは12〜16であって、飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖を有する脂肪酸又は混合脂肪酸を由来としたものが好ましい。このような脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸やヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸などの混合脂肪酸等が挙げられる。これら脂肪酸のなかでも、起泡性、泡質や保存安定性の点から、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸が好ましく、ラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸がより好ましく、さらにヤシ油脂肪酸が好ましい。

0015

N−アシル−α−アラニン又はその塩の塩としては、ナトリウムカリウム等のアルカリ金属マグネシウムカルシウムなどのアルカリ土類金属、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールなどの有機アミンアンモニア等の無機アミンリジンオルニチンアルギニン等の塩基性アミノ酸等を塩基成分とする塩が挙げられる。当該塩においては製品形態の安定性等、皮膚刺激性やタオルドライ後のしっとり感といった観点からトリエタノールアミン塩が好ましい。これらは市販品を使用することができ、例えばアミライトACT−12(味の素社製)が挙げられる。

0016

本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)の配合量は全組成中1〜20質量%(以下、単に「%」と記す。)が必要であり、好ましくは1〜15%である。配合量が1%未満では泡質(クリーミー性)が悪くなる場合があり、20%を超えると低温での安定性が悪く、目詰まりが起こる場合があるとともに、すすぎ時のうるおい感やタオルドライ後のしっとり感の低下、使用時の皮膚刺激の発生が認められる。

0017

本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(B)トリメチルグリシンは広い範囲の動植物に含まれ、砂糖大根の他多くの植物やエビカニ等にも含まれており、アミノ基がトリメチル化されて分子内塩を形成している両イオン性の保湿剤である。ビート糖副産物である糖蜜からクロマトグラフィーによって取り出され、精製、結晶化して得られる既知物質でありこれらを購入して使用することができ、例えばアミノコート(旭化成社製)が挙げられる。

0018

本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(B)の配合量は0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%である。前記含有量が好ましい範囲内であると、皮膚に刺激がなく、タオルドライ後のしっとり感において、より優れた皮膚洗浄剤組成物を提供できる点で有利である。0.01%に満たないと保湿効果が表れないばかりかうるおい感も感じられないことがある。また10%を超えると低温での安定性が悪く、目詰まりが起こる場合がある。

0019

本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(C)はソルビトール、キシリトール、マルチトール、インシトール、グリコシルトレハロースから選択される少なくとも1種の糖化合物であり、これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、泡質の持続性及び低温安定性、すすぎ時のうるおい感の観点から、ソルビトール、マルチトール、グリコシルトレハロースが好ましく、グリコシルトレハロースが特に好ましい。

0020

本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(C)の配合量は0.5〜20%が好ましく、1〜15%がより好ましい。前記含有量が好ましい範囲内であると、泡の弾力感、泡の持続性、すすぎ時のうるおい感において、より優れた皮膚洗浄剤組成物を提供できる点で有利である。配合量が0.5%未満であると、泡質の持続性、すすぎ時のうるおい感が不十分となることがあり、20%を超えると低温での安定性が悪く、目詰まりが起こる場合がある。

0021

本発明の皮膚洗浄剤組成物は、高級脂肪酸塩を含まないことが好ましい。高級脂肪酸塩は、ラウリン酸、ミリスチン酸、ルミチン酸、ステアリン酸、ヤシ油等の高級脂肪酸と水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカリ剤ケン化、又は中和したものであり、高級脂肪酸塩を配合すると皮膚に刺激性を感じたり、すすぎ時のうるおい感がなくなったり、低温での安定性を損ねる場合がある。

0022

本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる成分(D)は、30℃において固形状のHLB値が16.5〜19.5であるモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンであり、泡質(クリーミー性)、泡質の持続性を向上させることができる。

0023

成分(D)の配合量は0.1%〜10%が好ましく、0.5%〜6%がより好ましい。前記含有量が好ましい範囲内であると、泡質の持続性において、より優れた皮膚洗浄剤組成物を提供できる点で有利である。配合量が0.1%未満であると、泡質の持続性が不十分となることがあり、10%を超えると低温での安定性を損ねる場合がある。

0024

本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(E)は、下記一般式(1)で表されるポリグリセリルモノアルキルエーテルで、非イオン性界面活性剤である。

0025

一般式(1)中、nは8〜18の整数を表す。nが8以上であると肌への刺激が少なく、18以下であると製剤の安定性が良好である。また、mは3〜20の整数を表し、mが3以上であると、肌への保湿効果が十分であり、20以下であると十分な洗浄力が得られる。より好ましいmは4〜10の整数であり、この範囲であれば、保湿効果と洗浄力においてより優れた効果を得ることができる。

0026

一般式(1)中のアルキル基(CnH2n+1)は直鎖であっても分岐鎖であってもいずれでも良く、またその一部がヒドロキシ基やアミノ基等で置換されていても良い。具体的には、カプリル基、ラウリル基ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基等が挙げられる。

0027

(E)成分として使用されるポリグリセリンモノアルキルエーテルは、市販品として入手が可能であり、ポリグリセリル−4ラウリルエーテルである「サンイーサーL−4」、ポリグリセリル−10ラウリルエーテルである「サンイーサーL−10」(いずれも太陽化学株式会社製)等が挙げられる。

0028

(E)成分の配合量は、本発明皮膚洗浄料組成物中に0.01〜10%が好ましく、より好ましくは0.05〜8%、特に好ましくは0.1〜5%である。0.01%未満では十分なすすぎ時のうるおい感やタオルドライ後のしっとり感を得られず、10%を超えると低温での安定性や泡の持続性を損ねる場合がある。(E)成分は1種または2種以上を用いることができる。

0029

本発明の洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、アニオン界面活性剤カチオン界面活性剤両性界面活性剤ノニオン界面活性剤水溶性高分子化合物ノニオン性アニオン性等を含む)、生理活性成分酸化防止剤金属イオン封鎖剤防腐剤紫外線吸収剤香料、保湿剤、塩類溶媒中和剤昆虫忌避剤酵素等の成分を適宜配合することができる。

0030

上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばN−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、N−パーム核油脂肪酸アシルグリシンアンモニウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルアラニンナトリウム、N−ステアロイルアラニンナトリウム、α−ラウロイルスルホン酸ナトリウムミリストイルアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウムラウリルエーテル硫酸ナトリウムポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。

0031

上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタインヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボ
シメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。

0034

上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤老化防止剤紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤抗菌剤殺菌剤乾燥剤冷感剤温感剤ビタミン類アミノ酸創傷治癒促進剤刺激緩和剤鎮痛剤細胞賦活剤酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分海藻抽出成分生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。

0035

上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキスアマチャエキスアルテアエキス、アロエエキスアンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキスエイジツエキスオウゴンエキスオウバクエキスオトギリソウエキスオランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物海藻エキス加水分解コムギ末、加水分解シルクカモミラエキス、カロットエキスカワラヨモギエキス甘草エキスカキョクエキス、キウイエキスキューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキスクララエキスクルミエキスグレープフルーツエキスクロレラエキスクワエキス、紅茶エキス酵母エキスコラーゲンサルビアエキスサボンソウエキスサンザシエキスジオウエキスシコンエキスシソエキスシナノキエキスシャクヤクエキスシラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキスセイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキスセイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキスセンブリエキスダイズエキスタイソウエキス、タイムエキス茶エキスチョウジエキス、チンピエキストウキエキストウニンエキス、ドクダミエキストマトエキス納豆エキスニンジンエキスニンニクエキス、ノバラエキス蜂蜜ハマメリスエキスヒキオコシエキスビサボロールビワエキスブクリョウエキス、プロポリスヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキスホップエキス、マドンリリー花エキスマロニエエキスムクロジエキスメリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキスユズエキス、ヨモギエキスラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキスローズマリーエキスローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。

0036

また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、コラーゲン、エラスチンキチンキトサン加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム尿素ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質セラミドコレステロールコレステロール誘導体リン脂質などの油性成分、ε−アミノカプロン酸グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸塩化リゾチームグアイアズレンヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウムビオチンニコチン酸アミドビタミンCエステル等のビタミン類、アラントインジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分トコフェロールカロチノイドフラボノイドタンニンリグナンサポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ−オリザノールビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノールトリクロサンヒノキチオール塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l−メントールハッカ油等の冷感剤、レチノールレチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。

0037

本発明に用いられるノンガスタイプの泡吐出容器とは、噴射剤を使用するエアゾール型の泡吐出容器以外のノンエアゾール型のものを意味し、吐出容器内に充填されている組成物と、空気とを混合して多孔質膜を通過させることにより泡沫状に吐出することができる容器である。具体的には、ポンプフォーマースクイズフォーマー等を例示することができる。

0038

また、吐出容器内部の多孔質膜は、一つ又は複数設けられ、それらの膜の孔数は特に限定されないが、キメ細かな泡質にする観点から、100〜400メッシュが好ましく、200〜300メッシュのものを用いるのがより好ましい。

0039

本発明の皮膚洗浄剤組成物は、常法により製造することができ、洗顔クレンジングボディシャンプーハンドソープシェービング料、マッサージ料等の皮膚洗浄剤組成物として好適に使用できる。

0040

次に本発明の皮膚洗浄剤組成物について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。

0041

実施例1〜23、及び比較例1〜19
表1および表2に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を常法に準じて調製し、容量200mLのポンプフォーマー型容器(200メッシュ2枚使用)に200mL充填し、ノンガスタイプの液体皮膚洗浄剤組成物を得た。得られた皮膚洗浄剤組成物について下記評価を行い、その結果を表1および表2に併せて示す。

0042

(1)室温での泡質持続性
室温にてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡吐出から1分経過後に、泡の見た目感触により、泡のクリーミー性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。

0043

<評価基準>
◎:泡が非常にクリーミーで、十分な弾力がある
○:泡がクリーミーで、やや弾力がある
△:泡が粗く、やや柔らかい
×:泡が非常に粗く、柔らかい

0044

(2)低温でのポンプフォーマー容器からの吐出性
皮膚洗浄剤組成物を5℃に1週間保存したのち、5℃の条件において容器から吐出させる操作を100回繰返し、下記評価基準に基づいてポンプの目詰まり性、吐出性を評価した。

0045

<評価基準>
◎:ポンプの目詰まりがなく、泡の吐出が容易にできる
○:部分的な目詰まりにより、泡を吐出するために力を要するが、
設定量の泡が吐出できる
△:部分的な目詰まりにより、泡を吐出するために強い力を要し、
設定量までの泡が吐出できない
×:ポンプの目詰まりにより、泡が吐出されない

0046

(3)低温での泡質持続性
皮膚洗浄剤組成物を5℃に1週間保存したのち、5℃の条件においてパネラー10名がそれぞれ通常のスクイズ動作を行い、内容物を吐出させて手に取り、泡吐出から1分経過後に、泡の見た目と感触により、泡のクリーミー性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。

0047

<評価基準>
◎:泡が非常にクリーミーで、十分な弾力がある
○:泡がクリーミーで、やや弾力がある
△:泡が粗く、やや柔らかい
×:泡が非常に粗く、柔らかい

0048

(4)低温安定性
皮膚洗浄剤組成物を50mL容透明サンプル管にそれぞれ充填し、5℃に1週間保存して、下記の基準で外観を評価した。

0049

<評価基準>
◎:外観が透明で析出物なし
○:ごく微かに濁っているが析出物なし
△:やや白濁し、析出物が少しある
×:析出物が多く認められる

0050

(5)すすぎ時の感触及び仕上がり感
10名の専門パネルにより、実施例及び比較例の皮膚洗浄剤組成物を使用し、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感の各項目について官能評価により評価を行った。尚、評価基準は以下の通りである。

0051

[すすぎ時のうるおい感]
◎:極めて良好 (うるおうと答え被験者の数が8人以上)
○:良好 (うるおうと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い (うるおうと答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (うるおうと答えた被験者の数が4人未満)

0052

[タオルドライ後のしっとり感]
◎:極めて良好 (しっとりすると答えた被験者の数が8人以上)
○:良好 (しっとりすると答えた被験者の数が6人以上、8人未満)
△:やや悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人以上、6人未満)
×:悪い (しっとりすると答えた被験者の数が4人未満)

0053

(6)使用時の皮膚の刺激性
20名の専門パネルに、3gの皮膚洗浄剤組成物を用いて、皮膚洗浄剤組成物を直接顔面に塗布してから洗顔した際の刺激性を下記評価基準に従って室温にて官能評価した。

0054

<評価基準>
◎:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が18人以上
○:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が14〜17人
△:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が9〜13人
×:使用時に刺激がないと答えた被験者の数が8人未満

0055

0056

0057

以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物のその他の処方例を実施例24、25として挙げる。

0058

実施例24ボディシャンプー
(1)N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン8.0
(2)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム2.0
(3)トリメチルグリシン3.0
(4)グリコシルトレハロース2.5
(5)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン3.0
(6)ポリグリセリル−4ラウリルエーテル0.5
(7)グリセリン5.0
(8)塩化ジメチルジアリルアンモニウムアクリルアミド共重合体0.5
(9)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン3.5
(10)モモ葉エキス0.5
(11)アロエベラ葉エキス0.5
(12)セラミド2 0.01(13)セラミド5 0.01(14)ラウロイルグルタミン酸ジフィトステリルオクチルドデシル) 0.01(15)ラウリルグルコシド3.0
(16)安息香酸ナトリウム0.3
(17)エデト酸二ナトリウム0.1
(18)香料0.2
(19)精製水残余

0059

実施例25洗顔料
(1)N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニントリエタノールアミン5.0
(2)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム5.0
(3)トリメチルグリシン2.0
(4)ソルビトール10.0
(5)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン2.0
(6)ポリグリセリル−4ラウリルエーテル1.0
(7)グリセリン15.0
(8)アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液
0.5
(9)ラウリルヒドロキシスルホベタイン5.0
(10)ウーロン茶エキス0.3
(11)ホップエキス0.7
(12)セラミド2 0.01(13)セラミド5 0.01(14)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.01(15)ラウリルグルコシド5.0
(16)グリチルリチン酸ジカリウム0.1
(17)イソプロピルメチルフェノール0.1
(18)安息香酸ナトリウム0.3
(19)エデト酸二ナトリウム0.1
(20)香料0.2
(21)精製水残余

実施例

0060

実施例1〜23と同様の方法により、実施例24、25に記載される組成の皮膚洗浄剤組成物を調製し、室温での泡質持続性、低温下での吐出性、及び泡質持続性、製剤の低温安定性、すすぎ時のうるおい感、タオルドライ後のしっとり感、使用時の皮膚の刺激性について評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

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