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技術 端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジング

出願人 矢崎総業株式会社
発明者 望月惣義吉田耕輔
出願日 2018年8月27日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-158633
公開日 2020年3月5日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-035543
状態 未査定
技術分野 雄雌嵌合接続装置細部 コネクタハウジング及び接触部材の保持
主要キーワード 上方内壁 下方外壁 対面接触 上下方向寸法 組付構造 端子箱 前端近傍 加締め固定
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月5日)のものです。
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図面 (5)

課題

端子収容室隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる、端子とハウジング組付構造を提供すること。

解決手段

端子とハウジングとの組付構造は、複数の端子収容室11を有するハウジング10と、端子収容室11へ挿入されて収容される端子20と、を備える。ハウジング10は、複数の端子収容室11の少なくとも1つの内壁に、端子20の挿入方向に延びる断面形状が三角形である少なくとも2つの溝部15,16を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する。端子20は、端子20の少なくとも1つの外壁に、前記挿入方向に延びる溝部15,16の断面形状に対応した断面形状を有する少なくとも2つの突条22,23を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する。

概要

背景

従来から、ハウジング端子収容室端子を挿入するにあたり、端子の誤挿入を検知する仕組みが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、具体的には、端子(メス端子)の箱状部の前端部に、箱状部から縦方向の一方の側に突出する突出部が設けられ、ハウジングの端子収容室に、端子の箱状部が挿入される端子箱状部挿入部と、端子の突出部が挿入される端子突出部挿入部とが設けられている。これにより、端子収容室への端子の挿入を開始するときに、端子の逆挿入(誤った姿勢での端子の挿入)を検知することができるようになっている。

概要

端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる、端子とハウジングの組付構造を提供すること。端子とハウジングとの組付構造は、複数の端子収容室11を有するハウジング10と、端子収容室11へ挿入されて収容される端子20と、を備える。ハウジング10は、複数の端子収容室11の少なくとも1つの内壁に、端子20の挿入方向に延びる断面形状が三角形である少なくとも2つの溝部15,16を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する。端子20は、端子20の少なくとも1つの外壁に、前記挿入方向に延びる溝部15,16の断面形状に対応した断面形状を有する少なくとも2つの突条22,23を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する。

目的

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる、端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジングを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

複数の端子収容室を有するハウジングと、前記端子収容室へ挿入されて収容される端子と、を備えた、端子とハウジングとの組付構造であって、前記ハウジングは、前記複数の前記端子収容室の少なくとも1つの内壁に、前記端子の挿入方向に延びる断面形状が三角形である少なくとも2つの溝部を、前記挿入方向に沿って並ぶように有し、前記端子は、当該端子の少なくとも1つの外壁に、前記挿入方向に延びる前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有する少なくとも2つの突条を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する、端子とハウジングとの組付構造。

請求項2

請求項1に記載の組付構造において、前記少なくとも2つの突条の前記挿入方向における長さは、前記端子の前記挿入方向における長さよりも短く、前記少なくとも2つの突条は、前記挿入方向における異なる位置に配置される、端子とハウジングとの組付構造。

請求項3

複数の端子収容室を有するハウジングと、前記端子収容室へ挿入されて収容される端子と、を備えた端子付きハウジングであって、請求項1又は請求項2に記載の組付構造によって前記端子収容室へ前記端子が収容されている、端子付きハウジング。

技術分野

0001

本発明は、端子ハウジング組付構造、及び、端子付きハウジングに関する。

背景技術

0002

従来から、ハウジングの端子収容室に端子を挿入するにあたり、端子の誤挿入を検知する仕組みが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、具体的には、端子(メス端子)の箱状部の前端部に、箱状部から縦方向の一方の側に突出する突出部が設けられ、ハウジングの端子収容室に、端子の箱状部が挿入される端子箱状部挿入部と、端子の突出部が挿入される端子突出部挿入部とが設けられている。これにより、端子収容室への端子の挿入を開始するときに、端子の逆挿入(誤った姿勢での端子の挿入)を検知することができるようになっている。

先行技術

0003

特開2015−022797号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、ハウジングの小型化の要請から、隣接する端子収容室の間の隔壁の厚さは薄くなる傾向がある。しかし、隔壁を過度に薄くした場合、誤挿入検知機能つきの端子とハウジングの組付構造に限らないが、端子収容室の隔壁に端子が強く接触すると、隔壁が破損し、隣接する端子同士が導通ショート)するような不具合が生じる懸念がある。

0005

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる、端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジングを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前述した目的を達成するために、本発明に係る端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジングは、下記[1]〜[3]を特徴としている。
[1]
複数の端子収容室を有するハウジングと、前記端子収容室へ挿入されて収容される端子と、を備えた、端子とハウジングとの組付構造であって、
前記ハウジングは、
前記複数の前記端子収容室の少なくとも1つの内壁に、前記端子の挿入方向に延びる断面形状が三角形である少なくとも2つの溝部を、前記挿入方向に沿って並ぶように有し、
前記端子は、
当該端子の少なくとも1つの外壁に、前記挿入方向に延びる前記溝部の断面形状に対応した断面形状を有する少なくとも2つの突条を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する、
端子とハウジングとの組付構造であること。
[2]
上記[1]に記載の組付構造において、
前記少なくとも2つの突条の前記挿入方向における長さは、前記端子の前記挿入方向における長さよりも短く、
前記少なくとも2つの突条は、
前記挿入方向における異なる位置に配置される、
端子とハウジングとの組付構造であること。
[3]
複数の端子収容室を有するハウジングと、前記端子収容室へ挿入されて収容される端子と、を備えた端子付きハウジングであって、
上記[1]又は上記[2]に記載の組付構造によって前記端子収容室へ前記端子が収容されている、
端子付きハウジングであること。

0007

上記(1)の構成の組付構造によれば、端子収容室への端子の挿入時、端子の突条が端子収容室の溝部に案内されることにより、端子の誤挿入が抑制される。仮に、端子収容室の高さ方向の上方内壁に溝部が設けられる場合、端子が端子収容室の幅方向ズレたとしても、溝部の三角形状の内壁と、端子の突条の三角形状の外壁と、の係り合いにより、端子が端子収容室の高さ方向に変位し、端子収容室の下方内壁に端子の下方外壁押し付けられる。その結果、端子の幅方向へのズレが抑制または修正され、端子が端子収容室の隔壁に接触しにくくなる。よって、端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる。

0008

上記(2)の構成の組付構造によれば、端子が挿入方向における異なる位置に突条を有することで、端子収容室の溝部に突条が入り込むタイミングを、突条ごとに異ならせることができる。このため、全ての突条が全ての溝部に同時に入り込む場合に比べ、挿入開始時点許容できる端子の傾きを大きくできる。よって、端子収容室への端子の挿入が容易になる。

0009

上記(3)の構成の端子付きハウジングによれば、端子収容室への端子の挿入時、端子の突条が端子収容室の溝部に案内されることにより、端子の誤挿入が抑制される。仮に、端子収容室の高さ方向の上方内壁に溝部が設けられる場合、端子が端子収容室の幅方向にズレたとしても、溝部の三角形状の内壁と、端子の突条の三角形状の外壁と、の係り合いにより、端子が端子収容室の高さ方向に変位し、端子収容室の下方内壁に端子の下方外壁が押し付けられる。その結果、端子の幅方向へのズレが抑制または修正され、端子が端子収容室の隔壁に接触しにくくなる。よって、端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる。

発明の効果

0010

本発明によれば、端子収容室の隔壁を薄くしながら、更に端子の誤挿入検知の機能を実現できる、端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジングを提供できる。

0011

以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。

図面の簡単な説明

0012

図1(a)は、本実施形態に係る端子とハウジングとの組付構造におけるハウジングの斜視図であり、図1(b)は、同組付構造における端子の斜視図である。
図2(a)は、ハウジングの端子収容室の拡大図であり、図2(b)は、図2(a)における2つの溝部の周囲の拡大図である。
図3(a)は、ハウジングの端子収容室に端子が正常に挿入された状態を示す断面図であり、図3(b)は、図3(a)における、2つの溝部及び2つの突条の周囲の拡大図であり、図3(c)は、図3(a)における、端子収容室の下方内壁の周囲の拡大図である。
図4(a)は、ハウジングの端子収容室に端子が左方向にズレて挿入された状態における図3(a)に対応する断面図であり、図4(b)は、ハウジングの端子収容室に端子が傾いて挿入された状態における図3(a)に対応する断面図である。

実施例

0013

<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る「端子とハウジングとの組付構造」(端子付きハウジング)について説明する。

0014

図1に示すように、本発明の実施形態に係る「端子とハウジングとの組付構造」(端子付きハウジング)は、ハウジング10と、ハウジング10に収容される端子20とを備える。以下、説明の便宜上、図1に示すように、前後方向、上下方向、幅方向、前、後、上、下、左、右を定義する。前後方向、上下方向、及び幅方向は互いに直交している。前後方向は、ハウジング10と相手側ハウジングとの嵌合方向に一致しており、嵌合方向正面側相手側コネクタに近づく側)が前側に対応し、嵌合方向解除側(相手側コネクタから遠ざかる側)が後側に対応している。前後方向は、端子20のハウジング10への挿入方向にも一致している。また、以下、断面形状とは、前後方向に直交する断面の形状を指すものとする。

0015

先ず、ハウジング10について説明する。図1(a)に示すように、樹脂製のハウジング10は、本例では、直方体状の形状を有する。ハウジング10には、前後方向に貫通する複数の端子収容室11が、上下方向に複数段(本例では、3段)で幅方向に並ぶように形成されている。図2(a)に示すように、各端子収容室11の断面形状は、大略的には、上下方向に延びる一対の側壁12と、幅方向に延びる上壁13と、幅方向に延びる下壁14とで囲まれた縦長の矩形状(上下方向寸法が幅方向寸法より大きい矩形状)である。図2(a)から理解できるように、側壁12は、幅方向に隣接する端子収容室11を仕切仕切壁としても機能している。側壁12の厚さ(幅方向の寸法)を「t」とする。

0016

図2(a)に示すように、各端子収容室11の上壁13の内面(下面)には、前後方向に延びる断面形状が三角形である2つの溝部15,16が、幅方向全域に亘って幅方向に並んで設けられている。具体的には、図2(b)に示すように、溝部15は、左側の斜面15aと右側の斜面15bとで構成され、溝部16は、左側の斜面16aと右側の斜面16bとで構成されている。溝部15,16はそれぞれ、ハウジング10の前端近傍から後端までに亘って前後方向に延びている。

0017

更に、図2(a)に示すように、各端子収容室11の下壁14の内面(上面)の左端部には、断面形状が矩形であるランス収容溝17が設けられている。ランス収容溝17は、本例では、ハウジング10の前端近傍部分のみにおいて前後方向に延びている。以上、ハウジング10について説明した。

0018

次いで、端子20について説明する。図1(b)に示すように、端子20(メス端子)は、1枚の金属板プレス加工及び曲げ加工等の機械加工を施すことで形成されている。端子20は、角筒状の箱状部21を備える。箱状部21は、相手側ハウジングに収容されたオス端子を挿入して当該オス端子と電気的に接続する機能を果たす。角筒状の箱状部21の断面形状は、端子収容室11の上述した縦長の矩形状に対応する矩形状を有している。また、図1(b)には図示していないが、実際には、箱状部21の後端側には、電線(図示省略)の端部を加締め固定するための加締め固定部が接続されている。

0019

箱状部21の上壁の外面(上面)には、前端部の左側部分にて、前後方向に延びると共に、溝部15の断面形状に対応した三角形の断面形状を有する突条22が、溝部15に対応する位置に設けられ、後端部の右側部分にて、前後方向に延びると共に、溝部16の断面形状に対応した三角形の断面形状を有する突条23が、溝部16に対応する位置に設けられている。具体的には、突条22は、左側の斜面22aと右側の斜面22bとで構成され、突条23は、左側の斜面23aと右側の斜面23bとで構成されている。このように、突条22,23それぞれの前後方向長さは、端子20の箱状部21の前後方向長さよりも短く、突条22,23は、箱状部21の前後方向における異なる位置に配置されている。

0020

更に、図1(b)には図示していないが、実際には、箱状部21の下壁の外面(下面)の前端近傍部分の左端部には、ランス(具体的には、箱状部21の前端部から下方且つ後方に斜めに延びる片持ち梁状の切り起こし片)が、ランス収容溝17に対応する位置に設けられている。以上、端子20について説明した。

0021

端子20は、ハウジング10の後端側から、図3(a)に示すように、端子20の突条22,23が端子収容室11の溝部15,16にそれぞれ案内されるように、且つ、ランスが弾性変形されながら、端子収容室11に挿入される。ここで、端子20が上下逆向きの状態(突条22,23が下方に突出する状態)、並びに、端子20が横向きの状態(突条22,23が幅方向に突出する状態)では、端子20の箱状部21の前端面の一部とハウジング10の後端面の一部とが干渉することで、端子20が端子収容室11に挿入できない。これにより、端子20の誤挿入が抑制される。

0022

端子20が端子収容室11における前後方向の正規位置まで挿入されると、端子20のランスが弾性復帰してハウジング10のランス収容溝17に進入する。この結果、ランスの先端とランス収容溝17の後壁との当接により、端子20のハウジング10からの後方側への抜けが防止される。

0023

図3(a)に示すように、端子20が端子収容室11に正常に挿入されて、端子20の箱状部21の下面が端子収容室11の下壁14の内面(上面)に対面接触した状態において、図3(b)に示すように、斜面15a及び斜面22aの幅方向の隙間を「a」、斜面15b及び斜面22bの幅方向の隙間を「b」、斜面16a及び斜面23aの幅方向の隙間を「c」、斜面16b及び斜面23bの幅方向の隙間を「d」と定義し、図3(c)に示すように、箱状部21の左側面と端子収容室11の左側の側壁12の内面との間の幅方向の隙間を「e」、箱状部21の右側面と端子収容室11の右側の側壁12の内面との間の幅方向の隙間を「f」と定義すると、「a=c<e、且つ、b=d<f」が成立している。ここで、斜面15a,22a、斜面15b,22b、斜面16a,23a、及び、斜面16b,23bは、それぞれ、互いに平行である。

0024

図4(a)に示すように、端子20が端子収容室11にて左方向にズレて挿入された場合、斜面15aと斜面22a、並びに、斜面16aと斜面23aが当接することで、斜面22a,23a(即ち、箱状部21)は、斜面15a,16aから下方向の分力を受ける。このため、斜面15aと斜面22a、並びに、斜面16aと斜面23aが当接した状態で滑りながら箱状部21が下方に変位する。この結果、斜面15aと斜面22a、並びに、斜面16aと斜面23aが互いに押圧され(当接し)、且つ、箱状部21の下面と端子収容室11の下壁14の内面(上面)とが互いに押圧された(当接した)状態が維持される(図4(a)参照)。

0025

この状態では、上述した「a=c<e」という関係に起因して、箱状部21の左側面と端子収容室11の左側の側壁12の内面との間に隙間g(>0)(図4(a)参照)が確保される。即ち、端子20(箱状部21)が端子収容室11の左側の側壁12に接触しない。なお、端子20が端子収容室11にて右方向にズレて挿入された場合においても、同様の理由(b=d<f)により、端子20(箱状部21)が端子収容室11の右側の側壁12に接触しない。

0026

図4(b)に示すように、端子20が端子収容室11にて時計回りに若干傾いて挿入された場合、図4(b)に示す3つの点P1,P2,P3にて端子20の箱状部21の角部が端子収容室11の対応する内壁に当接することで、箱状部21の左側面と端子収容室11の左側の側壁12の内面との間に隙間h(>0)(図4(b)参照)が確保される。即ち、端子20(箱状部21)が端子収容室11の左側の側壁12に接触しない。なお、端子20が端子収容室11にて反時計回りに若干傾いて挿入された場合においても、同様の理由により、端子20(箱状部21)が端子収容室11の右側の側壁12に接触しない。

0027

以上、本発明の実施形態に係る「端子とハウジングとの組付構造」(端子付きハウジング)によれば、端子収容室11への端子20の挿入時、端子20の突条22,23が端子収容室11の溝部15,16に案内されることにより、端子20の誤挿入が抑制される。更に、端子20が端子収容室11の幅方向にズレたとしても、溝部15,16の三角形状の内壁と、端子20の突条22,23の三角形状の外壁と、の係り合いにより、端子20が端子収容室11の下方向に変位し、端子収容室11の下方内壁に端子20の下方外壁が押し付けられる。その結果、端子20の幅方向へのズレが抑制または修正され、端子20が端子収容室11の側壁12に接触しにくくなる。よって、端子収容室11の側壁12を薄くしながら(即ち、厚さt(図2(a)参照)を小さくしながら)、更に端子20の誤挿入検知の機能を実現できる。

0028

更に、端子20の箱状部21が、前後方向における異なる位置に突条22,23を有することで、端子収容室11の溝部15,16に突条22,23が入り込むタイミングを、突条22,23ごとに異ならせることができる。このため、突条22,23が溝部15,16に同時に入り込む場合に比べ、挿入開始時点に許容できる端子20の傾きを大きくできる。よって、端子収容室11への端子20の挿入が容易になる。

0029

<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。

0030

上記実施形態では、端子20の箱状部21が、前後方向における異なる位置に突条22,23を有している。これに対し、端子20の箱状部21が、前後方向における同じ位置に突条22,23を有していてもよい。

0031

更に、上記実施形態では、端子収容室11の1つの内壁に2つの溝部15,16が設けられ、且つ、端子20(箱状部21)の1つの外壁に2つの突条22,23が設けられている。これに対し、端子収容室11の1つの内壁に3つ以上の溝部が設けられ、且つ、端子20(箱状部21)の1つの外壁に3つ以上の突条が設けられてもよいし、端子収容室11の2つ以上の内壁に跨って2つ以上の溝部が設けられ、且つ、端子20(箱状部21)の2つ以上の外壁に跨って2つ以上の突条が設けられてもよい。

0032

ここで、上述した本発明に係る端子とハウジングの組付構造、及び、端子付きハウジングの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
複数の端子収容室(11)を有するハウジング(10)と、前記端子収容室(11)へ挿入されて収容される端子(20)と、を備えた、端子とハウジングとの組付構造であって、
前記ハウジング(10)は、
前記複数の前記端子収容室(11)の少なくとも1つの内壁に、前記端子(20)の挿入方向に延びる断面形状が三角形である少なくとも2つの溝部(15,16)を、前記挿入方向に沿って並ぶように有し、
前記端子(20)は、
当該端子(20)の少なくとも1つの外壁に、前記挿入方向に延びる前記溝部(15,16)の断面形状に対応した断面形状を有する少なくとも2つの突条(22,23)を、前記挿入方向に沿って並ぶように有する、
端子とハウジングとの組付構造。
[2]
上記[1]に記載の組付構造において、
前記少なくとも2つの突条(22,23)の前記挿入方向における長さは、前記端子(20)の前記挿入方向における長さよりも短く、
前記少なくとも2つの突条(22,23)は、
前記挿入方向における異なる位置に配置される、
端子とハウジングとの組付構造。
[3]
複数の端子収容室(11)を有するハウジング(10)と、前記端子収容室(11)へ挿入されて収容される端子(20)と、を備えた端子付きハウジングであって、
上記[1]又は上記[2]に記載の組付構造によって前記端子収容室(11)へ前記端子(20)が収容されている、
端子付きハウジング。

0033

10ハウジング
11端子収容室
15 溝部
16 溝部
20端子
22突条
23 突条

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