図面 (/)

技術 車両用撮像ユニット

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 澤田真
出願日 2018年8月28日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2018-159705
公開日 2020年3月5日 (1年2ヶ月経過) 公開番号 2020-032819
状態 未査定
技術分野 光学的視認装置 スタジオ装置
主要キーワード フード壁 底部ハウジング 中央領 キャラクターライン 内側辺 後端領域 内側ハウジング 外側辺
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年3月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

撮像レンズへの水滴の付着を抑制できる車両用撮像ユニットを提供する。

解決手段

撮像ユニットは、撮像装置と、ハウジング19と、レンズフード37と、を備えている。撮像装置は、撮像レンズ15Bを有し、車両の周囲を撮像する。ハウジング19は、撮像レンズ15Bを外部に露出させた状態で撮像装置を収納する。レンズフード37は、ハウジング19の撮像レンズ15Bの周囲部分に配置され、撮像レンズ15Bの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びる。レンズフード37のうちの、撮像レンズ15Bの光軸方向から見て撮像レンズ15Bの上方領域には、撮像方向に指向する段部39が設けられている。

概要

背景

車両の側部後方撮像する撮像部を有する撮像ユニットカメラ)と、撮像部で撮像した画像を表示するモニタとが一体化され、その一体化されたモニタユニットフロントサイドドアの前部の三角窓部分に取り付けられたものが知られている(特許文献1参照)。

特許文献1に記載のモニタユニットは、フロントサイドドアの三角窓部分に取り付けられた状態において、モニタが車室内に配置され、撮像ユニットが車室外に配置されている。撮像ユニットの撮像レンズは、光軸が車両の側部後方に向くようにハウジングの後面に設置されている。

概要

撮像レンズへの水滴の付着を抑制できる車両用撮像ユニットを提供する。撮像ユニットは、撮像装置と、ハウジング19と、レンズフード37と、を備えている。撮像装置は、撮像レンズ15Bを有し、車両の周囲を撮像する。ハウジング19は、撮像レンズ15Bを外部に露出させた状態で撮像装置を収納する。レンズフード37は、ハウジング19の撮像レンズ15Bの周囲部分に配置され、撮像レンズ15Bの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びる。レンズフード37のうちの、撮像レンズ15Bの光軸方向から見て撮像レンズ15Bの上方領域には、撮像方向に指向する段部39が設けられている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

撮像レンズを有し車両の周囲を撮像する撮像装置と、前記撮像レンズを外部に露出させた状態で前記撮像装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの前記撮像レンズの周囲部分に配置され、前記撮像レンズの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びるレンズフードと、を備え、前記レンズフードのうちの、前記撮像レンズの光軸方向から見て前記撮像レンズの上方領域には、撮像方向に指向する段部が設けられていることを特徴とする車両用撮像ユニット

請求項2

前記段部は、前記撮像レンズの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びる前記レンズフードの傾斜面に対し、撮像方向に突出する突条に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用撮像ユニット。

請求項3

前記突条は、前記光軸方向から見て、前記レンズフードの外周縁部に略沿った円弧状、若しくは、円形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用撮像ユニット。

請求項4

前記段部は、前記レンズフードの外周端部よりも、前記撮像レンズの光軸方向に窪んだ位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用撮像ユニット。

技術分野

0001

本発明は、車両の周囲を撮像する撮像装置を備えた車両用撮像ユニットに関するものである。

背景技術

0002

車両の側部後方を撮像する撮像部を有する撮像ユニット(カメラ)と、撮像部で撮像した画像を表示するモニタとが一体化され、その一体化されたモニタユニットフロントサイドドアの前部の三角窓部分に取り付けられたものが知られている(特許文献1参照)。

0003

特許文献1に記載のモニタユニットは、フロントサイドドアの三角窓部分に取り付けられた状態において、モニタが車室内に配置され、撮像ユニットが車室外に配置されている。撮像ユニットの撮像レンズは、光軸が車両の側部後方に向くようにハウジングの後面に設置されている。

先行技術

0004

特表2013−520363号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1に記載のモニタユニットは、車外に配置される撮像レンズに対する防滴について対策が施されていない。このため、雨天走行時等に撮像ユニットの後部に回り込んだ水滴が撮像レンズのレンズ面に付着し、撮像部で撮像する画像が不鮮明になることが懸念される。

0006

そこで本発明は、撮像レンズへの水滴の付着を抑制できる車両用撮像ユニットを提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る車両用撮像ユニットは、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両用撮像ユニットは、撮像レンズ(例えば、実施形態の撮像レンズ15B)を有し車両の周囲を撮像する撮像装置(例えば、実施形態の後方撮像装置15)と、前記撮像レンズを外部に露出させた状態で前記撮像装置を収納するハウジング(例えば、実施形態のハウジング19)と、前記ハウジングの前記撮像レンズの周囲部分に配置され、前記撮像レンズの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びるレンズフード(例えば、実施形態のレンズフード37)と、を備え、前記レンズフードのうちの、前記撮像レンズの光軸方向から見て前記撮像レンズの上方領域には、撮像方向に指向する段部(例えば、実施形態の段部39)が設けられていることを特徴とする。

0008

上記の構成により、車両の雨天走行時等に、ハウジングからレンズフードのうちの、撮像レンズの上方領域に水滴が流れ込むと、その水滴は、段部に沿って下方に流れ、下端からそのまま下方に滴下する。これにより、ハウジングからレンズフードに流れ込んだ水滴が撮像レンズのレンズ面に流れ込むのを抑制される。

0009

前記段部は、前記撮像レンズの周囲から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びる前記レンズフードの傾斜面に対し、撮像方向に突出する突条(例えば、実施形態の突条40)に形成されるようにしても良い。

0010

この場合、レンズフードの傾斜面から撮像方向により離間した位置において、水滴を、段部に沿わせて下方に滴下させることができる。このため、この構成を採用した場合には、撮像レンズのレンズ面に水滴が付着するのをより抑制することができる。

0011

前記突条は、前記光軸方向から見て、前記レンズフードの外周縁部に略沿った円弧状、若しくは、円形状に形成されるようにしても良い。

0012

この場合、ハウジングから突条方向に流れ込んだ水滴を、突条の円弧形状、若しくは、円形状に沿わせて撮像レンズの光軸から離間した部位に誘導することができる。このため、この構成を採用した場合には、撮像レンズのレンズ面に水滴が付着するのをより抑制することができる。

0013

前記段部は、前記レンズフードの外周端部よりも、前記撮像レンズの光軸方向に窪んだ位置に設けられるようにしても良い。

0014

この場合、レンズフードの外周端部を、ハウジングの端面とほぼ面一になるように配置すると、レンズフードの段部がハウジングの端面から窪んだ位置に配置されることになる。これにより、ハウジングの端面に流れ込んだ水滴の一部は、ハウジングの端面からそのまま下方に滴下する。この結果、レンズフードの段部方向への水滴の流れ込み量が減少し、撮像レンズのレンズ面に水滴がより付着しにくくなる。
また、段部が、レンズフードの外周端部よりも、撮像レンズの光軸方向に窪んだ位置に設けられているため、段部がハウジングの端面とオフセットするように配置しても、ハウジングの端面とレンズフードの外周端部とを密着させることができる。このため、ハウジングの端面とレンズフードの間に埃や汚れが溜まりにくい。したがって、この構成を採用した場合には、外観を良好に保つためのメンテナンスが容易になる。

発明の効果

0015

本発明によれば、ハウジングから下方のレンズフードに水滴が流れ込むと、その水滴が、撮像レンズの上方領域において、段部に沿って下方に滴下するため、撮像レンズに水滴が付着するのを抑制できる。また、本発明においては、水滴を撮像レンズから離れた位置で下方に滴下させる段部が、ハウジングではなくレンズフードに設けられているため、外観の低下をより抑えることができるとともに、型成形等による段部の成形が容易になる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態の車両の車室内を示す斜視図である。
本発明の実施形態の車両の側面図である。
本発明の実施形態の車両の上面図である。
本発明の実施形態の車両の前面図である。
本発明の実施形態の車両の後面図である。
本発明の実施形態の後方表示ステムのモニタの表示を示す図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの上面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの下面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの前面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの側面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの後面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの斜視図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの図11のXIII−XIII線に沿う断面図である。
本発明の実施形態の撮像ユニットの図11のXIV−XIV線に沿う断面図である。

実施例

0017

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後や上下、左右については、特別に断らない限り、車両についての前後や上下、左右を意味するものとする。また、図面の適所には、車両の上方を指す矢印UPと、車両の前方を指す矢印FRと、車両の左側方を指す矢印LHが記されている。

0018

図1は、実施形態の車両1の車室内を示す図である。図1は、車両の前席(運転席助手席)の前方を後斜め上方から見た図である。
図1中の符号2は、図示しない運転席用シートの前方に配置されたステアリングホイールであり、符号3は、インストルメントパネル、符号4は、車室前方ウインドシールドガラス、符号5は、運転席側のフロントサイドドア(サイドドア)である。また、符号6は、フロントサイドドア5に昇降可能に設けられたドアガラスである。本実施形態の車両1は、車両の側部後方を車室内に表示する後方表示システム10を装備している。後方表示システム10は、車両の左右後方を後方撮像装置15(撮像装置。図7等参照。)によって撮像し、その撮像を車室内のモニタ11(表示装置)に表示する。

0019

後方表示システム10は、左右の各フロントサイドドア5の外側に配置された後方撮像装置15と、左右の後方撮像装置15に対応して車室内に設置された一対のモニタ11と、後方撮像装置15とモニタ11を制御する図示しない制御装置と、を備えている。左右の後方撮像装置15に対応するモニタ11は、車室内の左右のフロントピラー7の下端付近に設置されている。車両の左後方の撮像は、左側のフロントピラー7の下端のモニタ11に表示され、車両の右後方の撮像は、右側のフロントピラー7の下端のモニタ11に表示される。

0020

図2は、車両1を左側方から見た図であり、図3は、車両1の左半領域を上方から見た図である。また、図4は、車両1の左半領域を前方から見た図であり、図5は、車両の左半領域を後方から見た図である。
これらの図に示すように、左側のフロントサイドドア5の外側面には、上記の後方撮像装置15を内蔵する車両用撮像ユニット12(以下、「撮像ユニット12」と呼ぶ。)が取り付けられている。なお、右側のフロントサイドドア5の外側面にも、左側と同様の撮像ユニット12が取り付けられている。

0021

図6は、車室内に設置されるモニタ11の表示画面13を示す図である。
モニタ11の表示画面13には、後方撮像装置15によって撮像された側部後方の画像が自車両の側部の車体Bの一部とともに映し出される。表示画面13には、車両1が平坦な路面を走行しているときに、車両後方水平線hと車両の所定距離後方の路面rが同時に映し出されるように設定されている。この表示画面13に映り込む撮像対象は、表示画面13のサイズ、後方撮像装置15の設置高さ及び前後方向位置画角等によって適宜設定される。また、表示画面13での自車両の映り込み量は、例えば、表示画面13全体の10%以下に設定される。

0022

図7は、左側のフロントサイドドア5に設置される撮像ユニット12の上面図であり、図8は、同じ撮像ユニット12の下面図である。図9図10図11は、それぞれ同じ撮像ユニット12の前面図、側面図、後面図である。
これらの図に示すように、撮像ユニット12は、車両の側部後方を撮像する後方撮像装置15と、車両の側部下方を撮像する下方撮像装置17と、ターンランプ車幅灯等を構成する灯体ユニット18と、これらを収容するハウジング19と、を備えている。ハウジング19は、図示しないベース部材を介してフロントサイドドア5の前部寄りの外面に取り付けられている。

0023

ハウジング19は、フロントサイドドア5の外面(車体の側部)に取り付けられる内側ハウジング19iと、内側ハウジング19iの車幅方向外側に組付けられる外側ハウジング19oと、内側ハウジング19iと外側ハウジング19oの底部の開口20に組み付けられる底部ハウジング19bと、を備えている。内側ハウジング19iと外側ハウジング19oと底部ハウジング19bとは、ビス止めやクリップ止め凹凸嵌合等によって相互に脱着可能に組み付けられている。内側ハウジング19i、外側ハウジング19o、底部ハウジング19bは、例えば、硬質樹脂材料によって形成されている。

0024

ハウジング19は、図7に示すように、フロントサイドドア5に取り付けられる車幅方向内側の内側辺aに対して車幅方向外側の外側辺bの幅が狭い略台形状の上面視形状に形成されている。内側辺aの前端部と外側辺bの前端部とは、傾斜辺cによって接続されている。傾斜辺cは、内側辺aの前端部から後方側に向かって車幅方向外側に傾斜している。傾斜辺cと外側辺bとは滑らかな湾曲によって接続されている。ハウジング19の外側面のうちの、傾斜辺cと、傾斜辺cと外側辺bを接続する湾曲部分に相当する部分をハウジング19の傾斜領域21と呼ぶ。また、ハウジング19の外側面のうちの、内側辺aと外側辺bの後端部同士を結ぶ辺dに相当する部分をハウジング19の後端領域22と呼ぶ。

0025

ハウジング19の上面側には、図7に示すように、内側ハウジング19iと外側ハウジング19oの分割境界部23が配置されている。ハウジング19の上面側の分割境界部23は、車両前後方向に略沿って直線状に延びている。ハウジング19の上面側の分割境界部23は、ハウジングの車幅方向の中央(図7中の中心線cl)よりも車幅方向外側に偏った位置に配置されている。また、ハウジング19の外面は、分割境界部23を挟んで車幅方向内側と外側とで異なる色に設定されている。ただし、内側ハウジング19iの外面と外側ハウジング19oの外面とは、分割境界部23を挟んで滑らかに連続した面によって構成されている。

0026

また、内側ハウジング19iと外側ハウジング19oの分割境界部23は、内側ハウジング19iと外側ハウジング19oの前後の各端部を跨いで下面側に延びている。外側ハウジング19oの下面には、図8に示すように、分割境界部23よりも車幅方向外側に入り込むように上記の開口20が形成されている。外側ハウジング19oの開口20の車幅方向外側に入り込んだ部分は、底部ハウジング19bと外側ハウジング19oの分割境界部24とされている。底部ハウジング19bは、内側ハウジング19iと外側ハウジング19oの両下壁に跨って脱着可能に組み付けられている。

0027

後方撮像装置15は、イメージセンサや各種の処理回路を内蔵する装置本体15Aと、撮像対象の像を取り込む撮像レンズ15Bと、を備えている。後方撮像装置15は、ハウジング19内の後部の車幅方向外側寄り部分に配置されている。撮像レンズ15Bは、ハウジング19の後端領域22の車幅方向外側寄り部分において、車体外部に露出している。ハウジング19(外側ハウジング19o)の後端領域22の車幅方向外側寄り部分には、車両の側部後方に指向する後傾斜面22Aが設けられている。後傾斜面22Aには、撮像レンズ15Bを外部に露出させるための第1レンズ露出孔25(レンズ配置部)が設けられている。撮像レンズ15Bの光軸oa1は、図7に示すように、車幅方向外側に若干傾斜した状態で車両後方側に向いている。

0028

また、下方撮像装置17は、運転席からの死角となる車両の側部下方を運転席側の図示しないモニタに映し出すブラインドモニタシステム等に用いられる。下方撮像装置17は、イメージセンサや各種の処理回路を内蔵する装置本体17Aと、撮像対象の像を取り込む撮像レンズ17Bと、を備えている。撮像レンズ17Bは、ハウジング19の車両前後方向の中央領域の下面において、車体外部に露出している。底部ハウジング19bの下面には、撮像レンズ17Bを外部に露出させるための第2レンズ露出孔26が設けられている。撮像レンズ17Bの光軸oa2は、図9に示すように、車幅方向外側に若干傾斜した状態で車両下方側に向いている。

0029

ここで、後方撮像装置15は、図7に示すように、ハウジング19を上方から見たときに下方撮像装置17よりも車両後方側に位置され、かつ、撮像レンズ15Bの車幅方向の外側端が下方撮像装置17よりも車幅方向の外側に位置されるようにハウジング19の内部に配置されている。また、後方撮像装置15と下方撮像装置17は、図10に示すように、ハウジング19がフロントサイドドア5の側部に取り付けられた状態において、両者の装置本体15A,17Aの中心c1,c2の位置が略水平になるようにハウジング19内に配置されている。

0030

灯体ユニット18は、図7に示すように、ハウジング19の内部に取り付けられるベースブロック27と、ベースブロック27に保持される回路基板28と、回路基板28に実装されたLED等の灯体29と、ベースブロック27に保持され、灯体29の光をハウジング19の外面の所定部位に導く長尺導光体30と、を備えている。導光体30は、ベースブロック27から車体後方側に向かって車幅方向外側に傾斜して延びる傾斜部30aと、傾斜部30aの後端部から車両後方に直線状に延びる光照射部30bと、を有している。

0031

図12は、撮像ユニット12の後端領域22を車幅方向外側の下方から見た図であり、図13は、図11のXIII−XIII線に沿う断面を示す図である。
ハウジング19の車幅方向外側の側面は、上下方向に湾曲した円弧面によって形成されている。車幅方向外側の側面のうちの、車幅方向外側への最大膨出部31よりも若干下方位置には、断面略矩形状の溝32(切欠き部)が車体前後方向に略沿って形成されている。このハウジング19の溝32には、灯体ユニット18の導光体30のうちの光照射部30bが配置されている。なお、導光体30の光照射部30bの後端部は、ハウジング19の溝32のうちの後傾斜面22Aに臨む位置の手前側に配置されている。つまり、ハウジング19の溝32の後端部付近には光照射部30bが配置されていない。これにより、光照射部30bから発された光が、後方撮像装置15の撮像レンズ15Bに入射するのを未然に防止することができる。
なお、ハウジング19の溝32の後端部は、光透過性を持たない部材によって閉塞するようにしても良い。

0032

一方、灯体ユニット18の導光体30のうちの傾斜部30aと、ベースブロック27や回路基板28、灯体29等は、ハウジング19の内部に配置されている。導光体30の傾斜部30aは、ハウジング19の外側面の傾斜領域21に略沿って配置されている。下方撮像装置17は、ハウジング19内のうちの、導光体30の傾斜部30aの車幅方向内側部分に配置されている。下方撮像装置17の撮像レンズ17Bは、装置本体17Aから車幅方向外側に向かって斜め下方に傾斜している。導光体30の傾斜部30aの車幅方向内側部分には、撮像レンズ17Bの斜め下方に傾斜した部分が配置されている。また、灯体ユニット18は、図10に示すように、ハウジング19がフロントサイドドア5の側部に取り付けられた状態において、灯体ユニット18の上下方向の中心c3が後方撮像装置15と下方撮像装置17の各装置本体15A,17Aの中心c1,c2の位置と略水平になるようにハウジング19内に配置されている。

0033

なお、底部ハウジング19bの車幅方向外側領域には、下方に膨出する凸部33が設けられている。凸部33は、車両前後方向に長い紡錘形状に形成されている。凸部33には、下方撮像装置17の撮像レンズ17Bを底部ハウジング19bの下方に露出させるための第2レンズ露出孔26が形成されている。第2レンズ露出孔26は、凸部33のうちの、当該第2レンズ露出孔26の車幅方向の幅よりも広い領域、例えば、第2レンズ露出孔26の車幅方向の幅よりも2倍以上広い領域に配置されている。凸部33は、第2レンズ露出孔26(撮像レンズ17B)よりも車両後方側に延びる領域を有している。
また、下方撮像装置17の撮像レンズ17Bは、その外表面が底部ハウジング19bの凸部33の表面形状に連続するように配置されている。また、紡錘状収斂する凸部33の後端部は、車幅方向において、後方撮像装置15の撮像レンズ15Bの一部と重なる位置に配置されている。

0034

図14は、図11のXIV−XIV線に沿う断面を示す図である。
図12図14に示すように、ハウジング19(外側ハウジング19o)の後端の第1レンズ露出孔25には、後方撮像装置15の撮像レンズ15Bの周域を覆うレンズフード37が取り付けられている。レンズフード37は、撮像レンズ15Bの周域から撮像方向に向かって径方向外側に傾斜して延びる截頭円錐状フード壁38を有している。フード壁38の撮像レンズ15Bの光軸oa1に対する傾斜角度は、光軸oa1を挟んでハウジング19の溝32(切欠き部)のある外領域と、外領域と逆側の内領域とで異なって設定されている。

0035

具体的には、図13に示すように、外領域の傾斜角度α1は、撮像レンズ15Bの画角以上で、かつ、内領域の傾斜角度α2よりも小さく設定されている。そして、フード壁38の円周方向においては、内領域の傾斜角度α1と外領域の傾斜角度α2が最も角度差が大きく、内領域と外領域の間では傾斜角度が連続的に変化している。また、光軸oa1に対するフード壁38の傾斜角度は、ハウジング19を後方から視認した際に、フード壁38の放射方向の幅が外領域と内領域で同幅に見えるように設定されている。

0036

また、図12図14に示すように、レンズフード37のフード壁38うちの、撮像レンズ15Bの光軸oa1の方向から見て、撮像レンズ15Bの上方領域には、撮像方向に指向する略鉛直面39aを有する段部39が形成されている。段部39は、フード壁38の傾斜面に対し、撮像方向に突出する突条40によって形成されている。突条40は、光軸oa1の方向から見て、フード壁38の外周縁部に略沿った円弧状に形成されている。なお、突条40は、光軸oa1の方向から見て、円環状に形成することも可能である。
突条40(段部39)は、レンズフード37の外周端部37a(撮像対象方向の端部)よりも前方側に窪んで形成されている。

0037

ところで、本実施形態の撮像ユニット12は、車両1の側部の以下の高さに配置されている。
以下、図2を参照して説明する。なお、図2において、符号35は、車体側部のキャラクターラインであり、符号36は、ドアウェスト部である。キャラクターライン35は、フロントサイドドア5を含む車体側部の外面に隆起して設けられた凸状の稜線部であり、車両前後方向に略沿って延びている。また、ドアウェスト部36は、フロントサイドドア5のドア本体の上辺部分であり、ドアガラス6の昇降する窓枠部の外観上の下辺を構成している。

0038

撮像ユニット12は、フロントサイドドア5のキャラクターライン35の高さh1よりも上方で、かつ、地面から925mm以上、最大車高h2以下の高さ範囲に配置されている。このため、図2に示すように、車両走行時に自車両の前輪Wfが跳ね上げ飛沫sは、キャラクターライン35の隆起部分によって遮られ、撮像ユニット12に付着しにくい。
本実施形態の場合、撮像ユニット12の設置高さが地面から925mm以上に設定されていることから、後続車両ヘッドライトの光によるハレーションが生じにくい。つまり、本実施形態では、公道で使用される一般的な車両のヘッドライドの最大設置高さである950mmに、ヘッドライトの光軸の下方傾斜を考慮した925mm以上の高さに撮像ユニット12が配置されるため、後続車両のヘッドライトの光が後方撮像装置15に直接入射し、モニタ11の映像にハレーションが生じるのを抑制することができる。

0039

また、本実施形態の場合、撮像ユニット12は、フロントサイドドア5のドアウェスト部36よりも下方位置に配置されている。このため、撮像ユニット12がフロントサイドドア5の窓枠部を通して運転者視界に入りにくくなる。

0040

また、図2に示すように、フロントサイドドア5の外面の後縁部には、格納式フラッシュドアハンドル45が設けられている。フラッシュドアハンドル45は、車両側面視で横長の長方形状に形成されている。フロントサイドドア5の外面の前縁部に取り付けられた撮像ユニット12は、車両側面視がフラッシュドアハンドル45と同サイズ、ほぼ同形状の横長の長方形状に形成されている。そして、撮像ユニット12とフラッシュドアハンドル45とは、車両側面視において、キャラクターライン35上の点を中心とした点対称位置に配置されている。

0041

以上のように、本実施形態の撮像ユニット12は、レンズフード37のうちの、撮像レンズ15Bの光軸方向から見て少なくとも撮像レンズ15Bの上方領域に、撮像方向に指向する略鉛直面39aを有する段部39が設けられている。このため、ハウジング19から下方のレンズフード37に水滴が流れ込むと、その水滴が、撮像レンズ15Bの上方領域において、段部39の略鉛直面39aに沿って下方に滴下し、撮像レンズ15Bに水滴が付着するのを抑制することができる。

0042

また、本実施形態の撮像ユニット12では、水滴を撮像レンズ15Bから離れた位置で下方に滴下させる段部39が、ハウジング19ではなくレンズフード37に設けられている。このため、段部39が目につくことによる外観の低下をより抑えることができるとともに、小型部品であるレンズフード37に段部39を型成形等によって容易に一体形成することができる。

0043

また、本実施形態の撮像ユニット12は、レンズフード37の傾斜面に対して撮像方向に突出する突条40が設けられ、その突条40に段部39が形成されている。このため、レンズフード37の傾斜面から撮像方向により離間した位置において、水滴を、略鉛直面39aに沿わせて下方に滴下させることができる。したがって、上記の構成を採用することにより、撮像レンズ15Bのレンズ面に水滴が付着するのをより抑制することができる。

0044

さらに、本実施形態の場合、突条40が、光軸方向から見て、レンズフード37の外周縁部に略沿った円弧状、若しくは、円形状(円環形状)に形成されている。このため、ハウジング19から突条40の方向に流れ込んだ水滴を、突条40の円弧形状、若しくは、円形状(円環形状)に沿わせて撮像レンズ15Bの光軸oa1から離間した部位に誘導することができる。したがって、上記の構成を採用した場合には、撮像レンズ15Bのレンズ面に水滴が付着するのをより抑制することができる。

0045

また、本実施形態の撮像ユニット12においては、段部39(突条40)が、レンズフード37の外周端部よりも、撮像レンズ15Bの前方に(光軸方向に)窪んだ位置に設けられている。このため、レンズフード37の外周端部37aを、ハウジング19の端面(第1レンズ露出孔25の縁部)とほぼ面一になるように配置すると、レンズフード37の段部39(突条40)がハウジング19の端面から窪んで配置され、ハウジング19の端面に流れ込んだ水滴の一部は、ハウジング19の端面からそのまま下方に滴下する。この結果、レンズフード37の段部39の方向への水滴の流れ込み量が減少する。したがって、上記の構成を採用することにより、撮像レンズ15Bのレンズ面に対する水滴の付着をより抑制することができる。

0046

さらに、本実施形態の場合、段部39が、レンズフード37の外周端部37aよりも、撮像レンズ15Bの光軸方向に窪んだ位置に配置されるため、段部39がハウジング19の端面とオフセットするように配置されても、ハウジング19の端面とレンズフード37の外周端部37aとを密着させることができる。したがって、上記の構成を採用した場合には、ハウジング19の端面とレンズフード37の外周端部37aとの間に埃や汚れが溜まりにくくなり、外観を良好に保つためのメンテナンスが容易になる。

0047

なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。

0048

12…撮像ユニット(車両用撮像ユニット)
15…後方撮像装置
15B…撮像レンズ
19…ハウジング
37…レンズフード
39…段部
40…突条

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社PFAの「 カメラモジュール製造装置及びカメラモジュール製造方法」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題・解決手段】撮影レンズ(41)が組み込まれたレンズユニット(40)と、撮像素子(52)が取付けられたセンサ基板(51)とを接合するカメラモジュール製造装置(100)であって、コリメータレンズ(3... 詳細

  • ソニー株式会社の「 撮像装置及び撮像ユニット」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題・解決手段】冷却用ファンのメンテナンス性の向上を図り良好な動作状態を確保する。冷却用ファンが挿入される挿入孔が形成された外筐と、アクセサリーが取り付けられるマウント部を有し外筐に対して着脱可能に... 詳細

  • 株式会社フジクラの「 撮像モジュール及び内視鏡」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題・解決手段】撮像モジュールは、撮像素子と、発光素子と、撮像素子および発光素子を保持するケースと、を備える。ケースは、ケースの前面に開口する投光孔と、投光孔よりも後方に位置して発光素子を収容するラ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ