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技術 投光器

出願人 株式会社ライトボーイ
発明者 吉森徳仁石澤博俊土屋光史釘宮里美
出願日 2018年8月24日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-156931
公開日 2020年2月27日 (10ヶ月経過) 公開番号 2020-031000
状態 未査定
技術分野 照明装置の支持、つり下げ、取り付け装置 非携帯用の照明装置またはそのシステム
主要キーワード 動作規制 シリンダー側 略垂直下方 伸縮支柱 ガスダンパー 伸縮構造 バルーン型 伸縮機構
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

投光器で使用される伸縮支柱を円滑に昇降させることを1つの目的とする。

解決手段

本発明に係る投光器は、外径を順次小さくした複数の支柱21〜25を有し、支柱21〜25が遊嵌され、上下方向に伸縮可能な伸縮支柱2と、最も内側に位置する支柱25に取り付けられた照明部3と、支柱21〜25を連動して上下方向に伸縮させる昇降部26と、最も外側に位置する支柱21が固定される基台4と、最も外側に位置する支柱21の側面と、2番目に外側に位置する支柱22の側面を接続するダンパー27a、27bと、を備える。

概要

背景

道路工事建設工事、各種イベントにおいて周囲を照明する投光器は、照明範囲広範囲とする場合、できるだけ高い位置から照明を行うことが好ましい。そのため、投光器は照明手段の高さを調整するための伸縮支柱を備えたものが使用されることがある。

概要

投光器で使用される伸縮支柱を円滑に昇降させることを1つの目的とする。本発明に係る投光器は、外径を順次小さくした複数の支柱21〜25を有し、支柱21〜25が遊嵌され、上下方向に伸縮可能な伸縮支柱2と、最も内側に位置する支柱25に取り付けられた照明部3と、支柱21〜25を連動して上下方向に伸縮させる昇降部26と、最も外側に位置する支柱21が固定される基台4と、最も外側に位置する支柱21の側面と、2番目に外側に位置する支柱22の側面を接続するダンパー27a、27bと、を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外径を順次小さくした複数の支柱を有し、前記支柱が遊嵌され、上下方向に伸縮可能な伸縮支柱と、最も内側に位置する前記支柱に取り付けられた照明部と、前記支柱を連動して上下方向に伸縮させる昇降部と、最も外側に位置する前記支柱が固定される基台と、最も外側に位置する前記支柱の側面と、2番目に外側に位置する前記支柱の側面を接続するダンパーと、を備える投光器

請求項2

前記ダンパーは、シリンダーと、前記シリンダー部内に収容されるピストンを有し、前記ピストン側は、最も外側に位置する前記支柱の側面に固定され、前記シリンダー側は、2番目に外側に位置する前記支柱の側面に固定されている請求項1に記載の投光器。

請求項3

前記ダンパーの下方は、カバー内に位置している請求項2に記載の投光器。

請求項4

前記ダンパーは、複数設けられている請求項1に記載の投光器。

請求項5

隣接する前記支柱間において、断面上、動作規制部と空間形成部が形成され、前記動作規制部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が近接し、伸縮動作規制し、前記空間形成部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が離間し、伸縮動作を行う部材が配置されている請求項1に記載の投光器。

技術分野

0001

本発明は、道路工事建設工事、各種イベント等において周囲の照明を行う投光器であって、特に台車などの基台に設置される伸縮支柱を備える投光器に関する。

背景技術

0002

道路工事、建設工事、各種イベントにおいて周囲を照明する投光器は、照明範囲広範囲とする場合、できるだけ高い位置から照明を行うことが好ましい。そのため、投光器は照明手段の高さを調整するための伸縮支柱を備えたものが使用されることがある。

先行技術

0003

特開2005−203237号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1には、照明手段の高さを変更可能な伸縮支柱を有する投光器が開示されている。この伸縮支柱の内部には付勢手段としてのダンパーが設けられている。ダンパーの一端は、第1の支柱に固定され、他端は第2の支柱に固定されている。そして、ダンパーの先端には、第1の支柱と第3の支柱間に架け渡されたワイヤ摺動させる滑車が設けられている。このような構成により、第2の支柱を伸縮させることで、伸縮支柱全体が連動して伸縮することになる。また、第1〜第3の支柱が円管で構成されるものの、上記構成により支柱の回転位置を気にすることなく支柱の伸縮を行うことが可能となっている。

0005

ところで、特許文献1に記載の投光器で使用される伸縮支柱は、伸縮に付勢力を与えるためのダンパーが伸縮支柱内部に配置されている。ダンパーとしては、例えば、ガスダンパーを使用することが考えられるが、経年により内部のガスが抜けることによる不勢力が低下することが考えられる。このようにダンパーに支障が生じた場合には、伸縮支柱を解体する等、大がかりな修理が必要となる。また、ダンパーのロッドが傷付いた場合には、内部のガスが抜けやすくなることも考えられる。しかしながら、外部からロッドの様子を観察することは困難な状況にあった。

課題を解決するための手段

0006

(第1−1の構成)
本発明に係る投光器は、このような課題を解決することを一つの目的とし、伸縮時に付勢力を与えるダンパーのメンテナンスを容易にするとともに、ダンパーを外部から観察し易い状況とし、付勢力の低下等事前に防ぐため、以下の構成を採用するものである。
外径を順次小さくした複数の支柱を有し、前記支柱が遊嵌され、上下方向に伸縮可能な伸縮支柱と、
最も内側に位置する前記支柱に取り付けられた照明部と、
前記支柱を連動して上下方向に伸縮させる昇降部と、
最も外側に位置する前記支柱が固定される基台と、
最も外側に位置する前記支柱の側面と、2番目に外側に位置する前記支柱の側面を接続するダンパーと、を備える。

0007

(第1−2の構成)
さらに本発明に係る投光器において、
前記ダンパーは、シリンダーと、前記シリンダー部内に収容されるピストンを有し、
前記ピストン側は、最も外側に位置する前記支柱の側面に固定され、
前記シリンダー側は、2番目に外側に位置する前記支柱の側面に固定されている。

0008

(第1−3の構成)
さらに本発明に係る投光器において、
前記ダンパーの下方は、カバー内に位置している。

0009

(第1−4の構成)
さらに本発明に係る投光器において、
前記ダンパーは、複数設けられている。

0010

(第1−5の構成)
さらに本発明に係る投光器において、
隣接する前記支柱間において、断面上、動作規制部と空間形成部が形成され、
前記動作規制部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が近接し、伸縮動作規制し、
前記空間形成部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が離間し、伸縮動作を行う部材が配置されている。

0011

(第2−1の構成)
また、本発明は投光器のみならず、各種部材を昇降させる伸縮支柱のみを発明の客体としてもよい。そのため、本発明に係る伸縮支柱は、以下の構成を採用するものである。
外径を順次小さくした複数の支柱を有し、前記支柱が遊嵌され、上下方向に伸縮可能な伸縮支柱を有し、
隣接する前記支柱間において、断面上、動作規制部と空間形成部が形成され、
前記動作規制部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が近接し、伸縮動作を規制し、
前記空間形成部は、外側に位置する支柱に対して内側に位置する支柱が離間し、伸縮動作を行う部材が配置されている。

0012

(第2−2の構成)
さらに、第2−1の構成に係る伸縮支柱は、
前記空間形成部で形成された空間の外側に位置する前記支柱の内壁に配置された滑車と、
前記滑車に架け渡され、前記空間の内側に位置する前記支柱と、前記滑車が設けられた前記支柱の更に外側に位置する前記支柱を接続するワイヤと、を有する。

0013

(第2−3の構成)
さらに、第2−2の構成に係る伸縮支柱において、
前記滑車の回転軸は、前記支柱の壁面に垂直もしくは略垂直に設けられている。

0014

(第2−4の構成)
さらに、第2−1の構成に係る伸縮支柱において、
前記空間形成部は、隣接する前記支柱間毎に複数設けられ、
前記空間形成部は、前記支柱の断面円周上、異なる位置に設けられている。

0015

(第2−5の構成)
さらに、第2−1の構成に係る伸縮支柱は、
最も外側に位置する前記支柱の側面と、2番目に外側に位置する前記支柱の側面を接続するダンパーを備える。

発明の効果

0016

本発明に係る投光器によれば、伸縮支柱にダンパーを設けたことで、伸縮支柱の伸縮動作を円滑に行うことが可能となる。また、ダンパーは、伸縮支柱の外部に設けられているため、ダンパーの交換等、各種メンテナンスも容易となる。そして、ダンパーのロッドに生じた傷等を早期発見することも可能となり、ダンパーに生じる不具合を事前に防ぐことも可能となる。

0017

また、本発明に係る伸縮支柱は、隣り合っている支柱間に、動作規制部、空間形成部を設けたことで、支柱の摺動を滑らか、かつ、垂直(あるいは略垂直)に行うことを可能とし、空間形成部で形成された空間に滑車、ワイヤ等、伸縮動作を行う部材を収容することで、これら部材の動作を伸縮に阻害されることなく動作させ、円滑な伸縮を可能とし、滑車やワイヤ等、伸縮動作を行う部材の故障を抑制することを可能としている。

図面の簡単な説明

0018

本発明の実施形態に係る投光器の側面図
本発明の実施形態に係る投光器の正面図
本発明の実施形態に係る照明部の起立状態収納状態の側面図
本発明の実施形態に係る伸縮支柱の収縮状態伸長状態を示す図
本発明の実施形態に係る伸縮支柱の斜視図
本発明の実施形態に係る伸縮支柱の伸縮動作を説明するための図
本発明の実施形態に係る伸縮支柱の断面図

実施例

0019

図1は、本実施形態に係る投光器1の側面図であり、図2は、本実施形態に係る投光器1の正面図である。本実施形態の投光器1は、伸縮支柱2、昇降部26、ダンパー27a、27b、照明部3、基台4、カバー5、ピックアップグリップ6、電源部7を備えて構成されている。なお、本発明に係る投光器1としては、少なくとも伸縮支柱2、ダンパー27a、27b、昇降部26、照明部3、基台4を備えていれば足りるものである。

0020

伸縮支柱2は、照明部3を上下させる装置であって、本実施形態では第1〜第5支柱21〜25を有して構成されている。第1〜第5支柱21〜25は、その外径が順次小さく構成されており、互いに遊嵌された状態となっている。最も下方に位置する第1支柱21は、その下端が基台4に固定されている。なお、図1では、第1支柱21の下端はカバー5で覆われた状態となっている。

0021

昇降部26は、第1〜第5支柱が連動して上下方向に伸縮させる装置である。本実施形態では、第1支柱21の側面に、手動操作可能なハンドルが設けられている。ハンドルを操作することで、伸縮支柱2の内部に設けられたワイヤの長さを調整し、伸縮支柱2を上下方向に伸縮させることが可能である。伸縮支柱2の伸縮に伴い、第5支柱25に取り付けられた照明部3を上下させる。昇降部26の昇降機構は、ワイヤを使用する携帯に限られるものではなく、ギアを使用する等、各種機構を採用することが可能である。また、昇降部26は、ハンドルを使用した手動操作のみならず、モータエンジン等の駆動手段を使用するものであってもよい。

0022

ダンパー27a、27bは伸縮支柱2の左右側面に配置されている。本実施形態では、第1支柱21の側壁の下方位置と、第2支柱22の側壁の上方位置を接続するように固定されている。ダンパー27a、27bは、シリンダーとシリンダー内部で摺動するピストンを有して構成される。ダンパー27a、27bは、上下方向に付勢力を作用させ、万が一、昇降部26のワイヤが切れる等の障害が発生した場合でも、照明部3が落下することを抑制する機能を有する。また、伸縮支柱2を挟んで対称位置に配置されているため、伸縮支柱2を、バランスよく滑らかに伸縮させることを可能としている。

0023

ダンパー27a、27bには、ガスを使用したガスダンパーを使用することが考えられるが、ガスダンパーを使用する場合、ピストンに石や砂等の異物が付着したまま摺動させると、ピストンに傷が付き、傷から付勢力を働かせるためのガスが抜け、付勢力が無くなる、あるいは弱くなることが考えられる。そのため、本実施形態では、シリンダーが上方に、ピストンが下方に位置するように配置している。このように配置することで、カバー5内にピストンが配置されることとなり、ピストンを異物から保護することが容易となっている。

0024

また、本実施形態では、ダンパー27a、27bは、外部に設けられているため、ダンパー27a、27bに支障が生じた場合であっても容易に交換を行うことが可能となっている。さらに、ピストンの表面状態も外部から容易に視認することもできるため、上述したようなガス抜けの原因となる傷も早期に発見することが可能となっている。

0025

第5支柱25には、周囲を照明するための照明部3が設けられている。本実施形態の照明部3は、4個のライト31a〜31d、第5支柱25に固定された台座、ライト31a〜31dを支える支持部32を有して構成されている。本実施形態のライト31a〜31dにはLEDを使用しているが、LEDの他、メタルハライドランプ等、各種光源を使用することが可能である。また、本実施形態のライト31a〜31dは、前方を照明する指向性のある光源を採用しているが、現在、よく使用されるバルーン型照明のように、無指向性の光源を使用することとしてもよい。

0026

本実施形態の基台4は、移動を容易にするため2つの車輪を備えて構成されている。基台4は、伸縮支柱2を固定し、位置決めを行うことが可能な部材であればよく、車輪を有することを必須とするものではない。また、本実施形態では、基台4と第1支柱21は、回動可能に固定されており、基台4に対して第1支柱21を回動させることで、照明部3が照明する方向を変更することが可能となっている。基台4の上部であって、カバー5内部には、電源部7が設けられている。電源部7は、ライト31a〜31dに電源を供給する手段であって、発電用のエンジン、オルタネーター燃料タンクバッテリー等を有して構成される。なお、電源部7は、本実施形態のように基台4に設置される形態に限られるものではなく、外部に設置される構成であってもよい。

0027

カバー5の上方には、投光器1を運搬する際に使用するピックアップグリップ6が設けられている。ピックアップグリップ6は、基台4にしっかりと固定されている。ピックアップグリップ6にクレーンフック等を掛けることで、投光器1を吊荷することが可能となっている。ところで、本実施形態の投光器1は、運搬時等において、コンパクトに折り畳むことが可能となっている。

0028

図3(A)は、照明部3の起立状態を示す側面図であり、図3(B)は、照明部3の収納状態を示す側面図である。支持部32は、台座33に対して回動軸33aを中心として回動可能に設けられている。投光器1を使用する際等には、図3(A)のように照明部3を起立状態とし、投光器1を運搬する際等には、図3(B)のように回動軸33aを中心として支持部32を回動させて収納状態とする。このように収納状態とすることで、投光器1の高さを抑え、運搬等を容易に行うことが可能となる。

0029

また、ピックアップグリップ6は、照明部3を回動させた際、その鉛直上方が開けた状態、すなわち、照明部3は、吊荷するケーブルの障害とならないような構成とすることが好ましい。また、ライト31a〜31dは、重量もあるため、起立状態から収納状態にすると、投光器1の重心位置が変化する。そのため、ピックアップグリップ6の位置は、収納状態の重心位置に対応した位置とすることが好ましい。収納状態でピックアップグリップ6を使用して吊荷する際、投光器1を平行状態のままで吊荷することが可能となる。

0030

次に、本実施形態の伸縮支柱2について、その伸縮構造を詳細に説明する。図4は、本発明の実施形態に係る伸縮支柱2の収縮状態(図4(A))と伸長状態(図4(B))を示す図である。なお、図4図6において、第5支柱25の上端に位置する照明部3は、取り外した状態として記載している。

0031

図4(A)に示されるように、収縮状態では、第1〜第5支柱21〜25は、それぞれの内部に収まった状態となっており、最も短い状態となっている。また、第1支柱21の下端は基台4に固定されている。本実施形態では、第1支柱21は、基台4に対して回動可能とされており、照明部3による照明方向を変更することが可能となっている。また、図4(B)に示す伸長状態では、伸縮支柱2を上方向に延ばした状態となっている。なお、本実施形態では、伸縮支柱2を最大7mまで延ばすことが可能となっている。

0032

ダンパー27aは、シリンダー271、ピストン272、固定部273a、273bを有して構成されている。なお、本実施形態では2つのダンパー27a、27bを使用しており、もう一つのダンパー27bは、第1支柱21を挟んで、ダンパー27aと反対側に位置している。本実施形態では、ダンパー27a、27bにガスダンパーを使用しており、ダンパー27a、27b内に封入されたガスにより、シリンダー271、ピストン272間で付勢力を作用させることが可能となっている。

0033

シリンダー271側の固定部273aは、第2支柱22の側壁に固定されている。また、ピストン272側の固定部273bは第1支柱21の側壁に固定されている。本実施形態では、固定部273aを第2支柱22の上方に、固定部273bを第1支柱21の下方に固定することで、第1支柱21と第2支柱22の伸びる量を最大限に活かすこととしている。本実施形態では、第1〜第5支柱21〜25が連動して伸縮する構成としているが、例えば、昇降部26で使用するワイヤが切れる等の不具合が生じた場合であっても、ダンパー27a、27bの付勢力により、照明部3が急激に落下することを防ぐことが可能となっており、照明部3の損傷、あるいは、照明部3が作業員衝突することを抑制することが可能となっている。

0034

なお、第1支柱21と第2支柱22のみを延ばしたときの照明部3の位置は、一般的な人(作業員)の高さよりも高くしておくことが好ましい。昇降部26の不具合等により、第3〜第5支柱23〜25が落下した場合であっても、ダンパー27a、27bの付勢力により、照明部3が作業員等の頭部に衝突することを抑制することが可能となる。

0035

伸縮支柱2の下方は、カバー5の内部に位置している。このような構成により、図4(A)の収縮時には、ダンパー27aの下方は、カバー5内に位置することになり、ピストン272に異物が付着することを抑制できる。また、図4(B)の伸張時には、カバー5からピストン272が露出することになるため、ピストン272の周囲には、蛇腹状等、伸縮可能な被覆部材を設けておくことが更に好ましい。

0036

図5は、本発明の実施形態に係る伸縮支柱2の斜視図である。本実施形態において、伸縮支柱2を構成する第1〜第5支柱21〜25の断面形状は、4角形状の4隅を直線で面取りした8角形状となっている。このような断面形状により、第1〜第5支柱21〜25が不用意に回転することなく、円滑に伸縮動作を行うことが可能となっている。

0037

図6は、本発明の実施形態に係る伸縮支柱2の伸縮動作を説明するための図であり、図7は、本発明の実施形態に係る伸縮支柱2の断面図を示している。図6図7を使用して伸縮支柱2の伸縮機構を説明する。図5で説明したように、第1〜第5支柱21〜25は、4角形状の4隅が面取りされた8角形状の断面形状を有している。図7に示されるように、第1支柱21の内側には第2支柱22が遊嵌しているが、第1支柱21と第2支柱22の間は、互いに近接されることで伸縮動作を規制する動作規制部(図7の上方、右方、下方近傍)と、互いに離間して滑車211等を設ける空間を形成する空間形成部(図7の左方近傍)で構成されている。動作規制部が設けられることで、伸縮動作を規制して第1支柱21と第2支柱の伸縮を滑らかに行うことを可能とするとともに、空間形成部で形成される空間が、第1支柱21と第2支柱の移動により潰されることなく、一定量の空間を保つことを可能としている。

0038

第1支柱21と第2支柱による空間形成部が形成する空間内には、滑車211が配置されている。第1支柱21の壁面には、滑車211を配設するための貫通孔214が設けられている。これは、ワイヤ212を外部から第1支柱21と第2支柱22の間の空間に導入するためである。滑車211は、貫通孔214にその回転面が第1支柱21の壁面に直交するように配置されている。外部から導入されるワイヤ212は、滑車211に架け渡された後、垂直下方あるいは略垂直下方に降下され、第2支柱22の壁面に設けられた固定部213に固定される。

0039

図6(A)には、ワイヤ212の配置の様子が開示されている。ワイヤ212を外部から引くことで、第1支柱21に対して第2支柱22が上昇することになる。その際、前述した伸縮規制部により、第1支柱21と第2支柱22は、レールを沿うように伸縮することになり、滑らかな伸縮を行うこと、そして、第1支柱21に対して第2支柱22が大きく曲がって伸長することなく、略鉛直上方に伸長することが可能となっている。また、第1支柱21と第2支柱22の摺動により空間が潰されることなく、一定の大きさの空間を担保可能な空間形成部により、十分な大きさの滑車211を配置することが可能となる。そのため、ワイヤ212による滑らかな移動動作を行うことが可能となっている。

0040

次に、第2支柱22の昇降に伴う、第3支柱23の昇降について説明を行う。図7に示されるように、第2支柱22の内側には第3支柱23が遊嵌しているが、第1支柱21と第2支柱22の場合と同様、第2支柱22と第3支柱23の間は、互いに近接されることで伸縮動作を規制する動作規制部(図7の右方、下方、左方近傍)と、互いに離間して滑車221等を設ける空間を形成する空間形成部(図7上方近傍)で構成されている。

0041

第2支柱22と第3支柱23による空間形成部で形成される空間には、滑車221が配置されている。滑車221は、第2支柱22の内壁に固定され、第1支柱21と第3支柱23を接続するワイヤ222が架け渡されている。ここで、滑車221の回転軸は、第2支柱22の壁面に垂直(あるいは略垂直)に設けられている。したがって、滑車221の回転面は、第2支柱22の壁面に沿うように配置されることになり、第2支柱22を不用意に太くする必要なく、十分な大きさの滑車221を配置することが可能となっている。

0042

また、滑車221に架け渡されるワイヤ222は、一方の端が第1支柱21の下方に設けられた固定部224に固定され、他方の端が、第3支柱23の側面に設けられた固定部223に固定されている。また、図6(B)、図7から分かるように、ワイヤ222は、滑車221から固定部223、あるいは、固定部224に対して、略垂直に下降するように配置されている。このようなワイヤ222の配置によって、ワイヤ222、滑車221を滑らかに移動させることを可能としている。また、ワイヤ222、滑車221は、第2支柱22、第3支柱23の伸縮によって阻害されることのない空間(空間形成部によって形成される空間)に配置されているため、第2支柱22、第3支柱23の伸縮を円滑に行うこと、並びに、滑車221等が度重なる摺動により故障すること、あるいは、度重なる摺動によりワイヤ222が切れる等の不具合を抑制することを可能としている。

0043

図6(A)で説明したように、ワイヤ212を外部から引くことで、第2支柱22が上昇することになる。図6(B)を参照するに、第2支柱22の上昇に応じて、第2支柱22に設けられた滑車221が上昇することになり、滑車221に架け渡されたワイヤ222が、第3支柱23に固定された固定部223を引き上げることによって第3支柱23が上昇を行う。

0044

次に、第3支柱23の昇降に伴う、第4支柱24の昇降について説明を行う。図7に示されるように、第3支柱23の内側には第4支柱24が遊嵌しているが、第1支柱21と第2支柱22の場合と同様、第3支柱23と第4支柱24の間は、互いに近接されることで伸縮動作を規制する動作規制部(図7の下方、左方、右方近傍)と、互いに離間して滑車231等を設ける空間を形成する空間形成部(図7の右方近傍)で構成されている。

0045

第3支柱23と第4支柱24による空間形成部で形成される空間には、滑車231が配置されている。滑車231は、第3支柱23の内壁に固定され、第2支柱22と第4支柱24を接続するワイヤ232が架け渡されている。ここで、滑車231の回転軸は、第3支柱23の壁面に垂直(あるいは略垂直)に設けられている。したがって、滑車231の回転面は、第3支柱23の壁面に沿うように配置されることになり、第3支柱23を不用意に太くする必要なく、十分な大きさの滑車231を配置することが可能となっている。

0046

また、滑車231に架け渡されるワイヤ232は、一方の端が第2支柱22の下方に設けられた固定部234に固定され、他方の端が、第4支柱24の側面に設けられた固定部233に固定されている。また、図6(C)、図7から分かるように、ワイヤ232は、滑車231から固定部233、あるいは、固定部234に対して、略垂直に下降するように配置されている。

0047

図6(A)、図6(B)で説明したように、ワイヤ212が引かれることに連動して、第3支柱23が上昇することになる。図6(C)を参照するに、第3支柱23の上昇に応じて、第3支柱23に設けられた滑車231が上昇することになり、滑車231に架け渡されたワイヤ232が、第4支柱24に固定された固定部233を引き上げることによって第4支柱24が上昇を行う。

0048

次に、第4支柱24の昇降に伴う、第5支柱25の昇降について説明を行う。図7に示されるように、第5支柱25の内側には第4支柱24が遊嵌しているが、第1支柱21と第2支柱22の場合と同様、第4支柱24と第5支柱25の間は、互いに近接されることで伸縮動作を規制する動作規制部(図7の左方、上方、右方近傍)と、互いに離間して滑車241等を設ける空間を形成する空間形成部(図7の下方近傍)で構成されている。

0049

第4支柱24と第5支柱25による空間形成部で形成される空間には、滑車241が配置されている。滑車241は、第4支柱24の内壁に固定され、第3支柱23と第5支柱25を接続するワイヤ242が架け渡されている。ここで、滑車241の回転軸は、第4支柱24の壁面に垂直(あるいは略垂直)に設けられている。したがって、滑車241の回転面は、第4支柱24の壁面に沿うように配置されることになり、第4支柱24を不用意に太くする必要なく、十分な大きさの滑車241を配置することが可能となっている。

0050

また、滑車241に架け渡されるワイヤ242は、一方の端が第3支柱23の下方に設けられた固定部244に固定され、他方の端が、第5支柱25の側面に設けられた固定部243に固定されている。また、図6(D)、図7から分かるように、ワイヤ242は、滑車241から固定部243、あるいは、固定部244に対して、略垂直に下降するように配置されている。

0051

図6(A)〜図6(C)で説明したように、ワイヤ212が引かれることに連動して、第4支柱24が上昇することになる。図6(D)を参照するに、第4支柱24の上昇に応じて、第4支柱24に設けられた滑車241が上昇することになり、滑車241に架け渡されたワイヤ242が、第5支柱25に固定された固定部243を引き上げることによって第5支柱25が上昇を行う。

0052

以上、図6(A)〜図6(D)、図7を用いて説明したように、伸縮支柱2の外部に露出したワイヤ212を、昇降部26に設けられたドラムで巻き取ることで、第2支柱22が上昇する。そして、第2支柱22の上昇に応じて、第3支柱23、第4支柱24、第5支柱25が連動して上昇する。本実施形態では、第1支柱21と第2支柱22等、隣り合っている第1〜第5支柱21〜25間に、動作規制部が設けられることで、支柱の摺動を滑らか、かつ、垂直(あるいは略垂直)に昇降させることを可能としている。また、空間形成部を設けることで、第1〜第5支柱21〜25の摺動に阻害されない空間に滑車211、221、231、241を配置して、円滑な昇降動作を可能としている。

0053

なお、図7に示されるように、空間形成部によって形成される空間位置を、伸縮支柱2の断面円周上、異なる位置に配置する(第1支柱21と第2支柱22によって形成される空間は、図7の左方であり、第2支柱22と第3支柱23によって形成される空間は、図7の上方であり、第3支柱23と第4支柱24によって形成される空間は、図7の右方であり、第4支柱24と第5支柱25によって形成される空間は、図7の下方である。)ことにより、伸縮支柱2が不必要に太くならないようにするとともに、伸縮支柱2をバランスよく伸縮させることが可能となっている。

0054

以上、本実施形態の投光器1で使用される伸縮支柱2について、その伸縮機構を説明したが、本実施形態の伸縮支柱2は、図7の断面に示されるように、隣り合っている第1〜第5支柱21〜25間に、動作規制部、空間形成部を設けたことで、摺動を滑らか、かつ、垂直(あるいは略垂直)に行うことを可能とし、空間形成部で形成された空間に滑車211、221、231、241、ワイヤ212、222、232、242等、伸縮動作を行う部材を収容することで、これら部材の動作を伸縮に阻害されることなく動作させ、円滑な伸縮を可能とし、滑車やワイヤ等、伸縮動作を行う部材の故障を抑制することを可能としている。また、本実施形態では、第1支柱21と第2支柱22間にダンパー27a、27bを設けたことで、第1支柱21に対する第2支柱22の昇降方向を適切な方向に規制し、伸縮支柱2の昇降を更に円滑なものとしている。

0055

なお、本実施形態では、図7に示されるように、第1〜第5支柱21〜25は、その断面として、4角形状の4隅が面取りされた8角形状の断面形状を使用して、動作規制部、空間形成部を実現しているが、断面の形状は、このような形状に限られるものではなく、5角形以上の多角形であってもよい。あるいは、曲面を有する形状で構成することとしても構わない。

0056

また、本実施形態では、投光器1において、照明部3を上昇、下降させる伸縮支柱2について説明を行ったが、伸縮支柱2は、投光器1以外に適用する、すなわち伸縮支柱2を単体として発明の客体とすることも可能である。

0057

1:投光器
2:伸縮支柱
3:照明部
4:基台
5:カバー
6:ピックアップグリップ
7:電源部
21〜25:第1〜第5支柱
26:昇降部
27a、27b:ダンパー
31a〜31d:ライト
32:支持部
33:台座
33a:回動軸
211、221、231、241:滑車
212、222、232、242:ワイヤ
213、223、233、243:固定部
214、224、234、244:固定部
214:貫通孔
271:シリンダー
272:ピストン
273a、273b:固定部

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