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技術 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 桐原和子
出願日 2018年8月20日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-153896
公開日 2020年2月27日 (9ヶ月経過) 公開番号 2020-030452
状態 未査定
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 FAX伝送制御 ファクシミリ一般
主要キーワード 残存処理 連携処理装置 自動実行処理 複数装置 スキャンモジュール 翻訳情報 処理中断 画像処理フロー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

連携する装置に対して画像処理依頼することで一連処理フローを実行する場合において、画像処理を完了させるための必要な条件が満たされないときでも、そのときまでに実行された処理の結果(中間生成物)を活用し得る技術を提供する。

解決手段

ステムは、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16、制御サーバ18を備え、原画像に対して一連の画像処理フローを順次実行する。課金不足等、処理を実行するための条件が満たされず処理が不実行となった場合に、制御サーバ18は、それまでの処理で得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザの端末10に通知する。

概要

背景

特許文献1には、複数のタスク連携処理を定義した処理フローを実行する情報処理装置が記載されている。情報処理装置は、タスク毎に、現在の環境において実行可能か否かを判定し、実行可能と判定されたタスクを実行することにより、処理フローを実行可能な範囲で実行するとともに、実行されたタスクの出力データを保存しておく。この実行の結果、処理フローを完了できなかった場合は、未実行のタスクを示す未実行情報と共に処理フローを保留中として登録する。そして、登録された保留中の処理フローを、未実行情報と出力データを用いて再開実行させる。

特許文献2には、画像形成装置と外部装置とでの連携処理時に異常などを契機とする処理中断が発生した際にも、適正な課金処理を行なうことができる連携処理装置が記載されている。処理中断検知部は、複数装置間で連携処理を行なっている際に生じ得る、自装置もしくは連携する他装置に生じる異常やユーザ指示を契機とした処理中断を検知する。連携処理調整制御部は、処理中断が発生したことを処理中断検知部が検知したときに、自装置もしくは連携する他装置に残った連携処理ジョブに関するデータの全部もしくは一部をデータ保持部から廃棄する、あるいはデータを処理中断前の状態に戻すように制御する。課金制御部は、課金処理に関わるデータに基づいて連携処理に対する対価計算や精算処理などの課金処理に関わる処理を行なう、あるいは他の装置に対して課金処理指示を発する。

概要

連携する装置に対して画像処理依頼することで一連の処理フローを実行する場合において、画像処理を完了させるための必要な条件が満たされないときでも、そのときまでに実行された処理の結果(中間生成物)を活用し得る技術を提供する。システムは、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16、制御サーバ18を備え、原画像に対して一連の画像処理フローを順次実行する。課金不足等、処理を実行するための条件が満たされず処理が不実行となった場合に、制御サーバ18は、それまでの処理で得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザの端末10に通知する。

目的

本発明は、連携する装置に対して画像処理を依頼することで一連の処理フローを実行する場合において、画像処理を完了させるための必要な条件が満たされないときでも、そのときまでに実行された処理の結果(中間生成物)を活用し得る技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像処理の指示を受信する受信手段と、前記画像処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に、既に画像処理して得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する通知手段と、を備える情報処理装置

請求項2

前記必要な条件が満たされない場合は、前記処理を実行するために必要な金額がユーザの残高を超える場合である請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記選択肢は、前記中間生成物の出力に加え、実行される予定の処理の継続実行、実行される予定の処理以外の処理の実行の少なくともいずれかを含む請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項4

前記中間生成物の出力は、前記中間生成物の印刷出力と、前記中間生成物の転送の少なくともいずれかを含む請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項5

原画像に対して第1処理を実行して第1画像を生成する画像処理装置と、前記画像処理装置からの処理依頼、及び前記第1画像を受信し、前記第1画像を中間生成物として保持するとともに前記第1画像に対して第2処理を実行して第2画像を生成するサーバ装置と、前記サーバ装置において前記第2処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に前記中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する第2サーバ装置と、を備える情報処理システム

請求項6

原画像に対して第1処理を実行して第1画像を生成する画像処理装置と、前記画像処理装置からの処理依頼、及び前記第1画像を受信し、前記第1画像を中間生成物として保持するとともに前記第1画像に対して第2処理を実行して第2画像を生成するサーバ装置と、を備え、前記画像処理装置または前記サーバ装置は、前記第2処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に前記中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する情報処理システム。

請求項7

前記必要な条件が満たされない場合は、前記処理を実行するために必要な金額がユーザの残高を超える場合である請求項5,6のいずれかに記載の情報処理システム。

請求項8

コンピュータを、画像処理の指示を受信する受信手段と、前記画像処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に、既に画像処理して得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する通知手段として機能させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置情報処理システム及びプログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、複数のタスク連携処理を定義した処理フローを実行する情報処理装置が記載されている。情報処理装置は、タスク毎に、現在の環境において実行可能か否かを判定し、実行可能と判定されたタスクを実行することにより、処理フローを実行可能な範囲で実行するとともに、実行されたタスクの出力データを保存しておく。この実行の結果、処理フローを完了できなかった場合は、未実行のタスクを示す未実行情報と共に処理フローを保留中として登録する。そして、登録された保留中の処理フローを、未実行情報と出力データを用いて再開実行させる。

0003

特許文献2には、画像形成装置と外部装置とでの連携処理時に異常などを契機とする処理中断が発生した際にも、適正な課金処理を行なうことができる連携処理装置が記載されている。処理中断検知部は、複数装置間で連携処理を行なっている際に生じ得る、自装置もしくは連携する他装置に生じる異常やユーザ指示を契機とした処理中断を検知する。連携処理調整制御部は、処理中断が発生したことを処理中断検知部が検知したときに、自装置もしくは連携する他装置に残った連携処理ジョブに関するデータの全部もしくは一部をデータ保持部から廃棄する、あるいはデータを処理中断前の状態に戻すように制御する。課金制御部は、課金処理に関わるデータに基づいて連携処理に対する対価計算や精算処理などの課金処理に関わる処理を行なう、あるいは他の装置に対して課金処理指示を発する。

先行技術

0004

特開2007−257350号公報
特許第4737723号

発明が解決しようとする課題

0005

処理フローを実行して実行されたタスクの出力データを保存しておき、処理フローを完了できなかった場合に、未実行のタスクを示す未実行情報と共に処理フローを保留中とし、保留中の処理フローを未実行情報と出力データを用いて再開実行させる技術では、基本的に業務フロー等の処理フローは全て実行されるべきとの前提立脚している。しかし、業務フローではなく個人利用のフローの場合等においては、必ずしも処理フローは全て実行されなくてもよい場合も少なくなく、例えば課金額が足りなくなったため処理フローを完了できない場合には残存のフローはスキップして既に得られた実行結果を得たい、あるいは別の代替処理移行したい等の多様なニーズがあり得る。

0006

また、異常等により処理中断が発生したことを検知したときに、自装置もしくは連携する他装置に残った連携処理ジョブに関するデータの全部もしくは一部をデータ保持部から廃棄する、あるいはデータを処理中断前の状態に戻すように制御し、課金処理に関わるデータに基づいて連携処理に対する対価計算や精算処理を行なう場合、連携処理ジョブに関するデータの全部もしくは一部をデータ保持部から廃棄するため、ユーザの手元には何も残らないのでユーザは既になされた処理結果を活用することができず、連携処理に対する対価がユーザにとって納得のいくものとならない可能性がある。

0007

本発明は、連携する装置に対して画像処理依頼することで一連の処理フローを実行する場合において、画像処理を完了させるための必要な条件が満たされないときでも、そのときまでに実行された処理の結果(中間生成物)を活用し得る技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の発明は、画像処理の指示を受信する受信手段と、前記画像処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に、既に画像処理して得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する通知手段とを備える情報処理装置である。

0009

請求項2に記載の発明は、前記必要な条件が満たされない場合は、前記処理を実行するために必要な金額がユーザの残高を超える場合である請求項1に記載の情報処理装置である。

0010

請求項3に記載の発明は、前記選択肢は、前記中間生成物の出力に加え、実行される予定の処理の継続実行、実行される予定の処理以外の処理の実行の少なくともいずれかを含む請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置である。

0011

請求項4に記載の発明は、前記中間生成物の出力は、前記中間生成物の印刷出力と、前記中間生成物の転送の少なくともいずれかを含む請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置である。

0012

請求項5に記載の発明は、原画像に対して第1処理を実行して第1画像を生成する画像処理装置と、前記画像処理装置からの処理依頼、及び前記第1画像を受信し、前記第1画像を中間生成物として保持するとともに前記第1画像に対して第2処理を実行して第2画像を生成するサーバ装置と、前記サーバ装置において前記第2処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に前記中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する第2サーバ装置とを備える情報処理システムである。

0013

請求項6に記載の発明は、原画像に対して第1処理を実行して第1画像を生成する画像処理装置と、前記画像処理装置からの処理依頼、及び前記第1画像を受信し、前記第1画像を中間生成物として保持するとともに前記第1画像に対して第2処理を実行して第2画像を生成するサーバ装置とを備え、前記画像処理装置または前記サーバ装置は、前記第2処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に前記中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する情報処理システムである。

0014

請求項7に記載の発明は、前記必要な条件が満たされない場合は、前記処理を実行するために必要な金額がユーザの残高を超える場合である請求項5,6のいずれかに記載の情報処理システムである。

0015

請求項8に記載の発明は、コンピュータを、画像処理の指示を受信する受信手段と、前記画像処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に、既に画像処理して得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢をユーザに通知する通知手段として機能させるプログラムである。

発明の効果

0016

請求項1,5,6,8に記載の発明によれば、処理を完了させるための必要な条件が満たされないときでも、そのときまでに既に実行された処理の結果(中間生成物)を活用できる。

0017

請求項2,7に記載の発明によれば、さらに、処理を実行するために必要な金額がユーザの残高を超える場合においても、中間生成物を活用できる。

0018

請求項3に記載の発明によれば、さらに、中間生成物の出力に加え、実行される予定の処理の継続実行、実行される予定の処理以外の処理の実行の少なくともいずれかを選択し得る。

0019

請求項4に記載の発明によれば、さらに、中間生成物の印刷出力と、中間生成物の転送の少なくともいずれかを選択し得る。

図面の簡単な説明

0020

実施形態のシステム構成図である。
実施形態の処理フローチャート(その1)である。
実施形態の処理フローチャート(その2)である。
実施形態の端末の表示例を示す説明図である。
実施形態の端末の他の表示例を示す説明図である。
変形例のシステム構成図である。

実施例

0021

以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。

0022

図1は、本実施形態のシステム構成を示す。システムは、端末10、画像処理装置12,サーバA14,サーバB16,及び制御サーバ18を備え、これらは通信ネットワーク20を介してデータ送受信可能に接続される。なお、図ではサーバとしてサーバA14及びサーバB16のみを示しているが、さらに他のサーバが通信ネットワーク20に接続されていてもよい。

0023

端末10は、本システムを利用するユーザが操作する端末であり、操作部及び表示部に加え、通知受信部101を備える。通知受信部101は、通信ネットワーク20を介して制御サーバ18からの通知を受信する。通知は、サーバA及びサーバBにおける処理の実行状況の通知であり、処理を実行するために必要な条件が満たされない場合に、既に処理して得られた中間生成物の出力を含む複数の選択肢の通知である。通知受信部101は、制御サーバ18からの通知を受信すると、表示部に当該通知を表示してユーザに報知する。

0024

端末10は、PC(パーソナルコンピュータ)やタブレットスマートフォン等で構成され得る。

0025

画像処理装置12は、本システムを利用するユーザが操作する装置であり、ユーザからの依頼に応じてサーバA14及びサーバB16と連携して画像に対する一連の処理フローを実行する。画像処理装置12は、操作部、表示部、及び各種機能を実行する実行部に加え、処理依頼送信部121及び通知送受信部122を備える。実行部は、処理を実行する条件が満たされているか否かを判定し、条件が満たされていればユーザから指示された処理をジョブとして実行する。実行部は、ジョブ実行が完了すると、通知送受信部122を介して制御サーバ18に対して通知する。また、条件が満たされていない場合にはジョブを実行せず、条件が満たされていない旨及びジョブが不実行である旨を通知送受信部122を介して制御サーバ18に通知する。ここで、「条件」は、ジョブを実行するために必要な物理的または経済的な条件を意味し、前者には画像処理装置12各部の正常/異常が含まれ、後者には課金額の充足不足が含まれる。例えば、画像処理装置12の特定部位に機能異常が生じてジョブが実行不能である場合には条件が満たされていないと判定される。また、ユーザの課金額が不足している場合にも条件が満たされていないと判定される。処理依頼送信部121は、サーバA14に対して一連の処理フローを実行すべく当該処理フローを構成するジョブの実行依頼を送信する。画像処理装置12は、スキャンファックスコピープリントメール送受信等の複数の機能を実行する複合機で構成され得る。

0026

サーバA14は、画像処理装置12からの依頼に応じてジョブを実行するサービスサーバである。サーバA14は、ジョブを実行する実行部に加え、処理依頼送受信部141及び通知送受信部142を備える。処理依頼送受信部141は、サーバB16に対して一連の処理フローを実行すべく当該処理フローを構成するジョブの実行依頼を送信する。また、処理依頼送受信部141は、画像処理装置12の処理依頼送信部121から送信された処理依頼を受信する。処理依頼送受信部141は、画像処理装置12から処理依頼を受信すると、実行部に処理依頼を出力する。実行部は、処理を実行する条件が満たされているか否かを判定し、条件が満たされていれば依頼された処理をジョブとして実行する。実行部は、ジョブ実行が完了すると、通知送受信部142を介して制御サーバ18に対して通知する。また、条件が満たされていない場合にはジョブを実行せず、条件が満たされていない旨及びジョブが不実行である旨を通知送受信部142を介して制御サーバ18に通知する。ここで、「条件」は、ジョブを実行するために必要な物理的または経済的な状態を意味し、前者にはサーバA14各部の正常/異常が含まれ、後者には課金額の充足/不足が含まれる。例えば、サーバA14の特定部位に機能異常が生じてジョブが実行不能である場合には条件が満たされていないと判定される。また、ユーザの課金額が不足している場合にも条件が満たされていないと判定される。

0027

サーバB16は、サーバA14からの依頼に応じてジョブを実行するサービスサーバである。サーバB16は、ジョブを実行する実行部に加え、処理依頼送受信部161及び通知送受信部162を備える。処理依頼送受信部161は、必要な場合に他のサーバに対して一連の処理フローを実行すべく当該処理フローを構成するジョブの実行依頼を送信する。また、送信依頼送受信部161は、サーバA14の処理依頼送受信部141から送信された処理依頼を受信する。送信依頼送受信部161は、サーバA14から処理依頼を受信すると、実行部に処理依頼を出力する。実行部は、処理を実行する条件が満たされているか否かを判定し、条件が満たされていれば依頼された処理をジョブとして実行する。実行部は、ジョブ実行が完了すると、通知送受信部162を介して制御サーバ18に対して通知する。また、条件が満たされていない場合にはジョブを実行せず、条件が満たされていない旨及びジョブが不実行である旨を通知送受信部162を介して制御サーバ18に通知する。ここで、「条件」は、サーバA14と同様にジョブを実行するために必要な物理的または経済的な条件を意味し、前者にはサーバB16各部の正常/異常が含まれ、後者には課金額の充足/不足が含まれる。例えば、サーバB16の特定部位に機能異常が生じてジョブが実行不能である場合には条件が満たされていないと判定される。また、ユーザの課金額が不足している場合にも条件が満たされていないと判定される。

0028

制御サーバ18は、情報処理装置として機能し、端末10、画像処理装置12、サーバA14、及びサーバB16を統合制御するサーバである。制御サーバ18は、通知送受信部181、課金情報管理部182、出力管理部183、及びフロー制御部184を備える。通知送受信部181は、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16からの通知を受信するとともに、端末10に対して通知を送信する。課金情報管理部182は、ユーザの課金情報を管理する管理テーブルを保持し、この管理テーブルを随時更新することでユーザの課金情報を管理する。ユーザが端末10あるいは画像処理装置12を操作することで入金すると、制御サーバ18は、ユーザの入金を検知し、管理テーブルの残高を更新することで課金情報を管理する。また、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16でジョブが実行された場合に、当該ジョブの実行に必要な課金データを通知として画像処理装置12、サーバA14、サーバB16から受信すると、これらの課金データを用いて管理テーブルの残高を更新する。出力管理部183は、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16の出力を管理する。出力管理部183は、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16の少なくともいずれかにおいて条件が満たされずジョブが不実行となったときに、通知送受信部181を介して端末10に複数の選択肢を通知し、端末10におけるユーザの選択操作に応じて、それまでの処理結果である中間生成物を処理するように画像処理装置12、サーバA14、サーバB16に指令する。中間生成物の処理には、中間生成物の出力、中間生成物の転送、中間生成物の継続的な処理等が含まれる。例えば、サーバB16においてジョブを実行する際に条件が満たされないと判定された場合、出力管理部183は、端末10におけるユーザの選択操作に応じて、サーバB16の前段に位置しサーバB16でのジョブに先立つジョブを実行したサーバA14に対して中間生成物を出力するように指令する。フロー制御部184は、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16からの通知に応じて一連の処理フローの実行状況を管理する。

0029

通知送受信部181は、既述したように、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16からの通知を受信するとともに、出力管理部183からの指令により端末10に対して通知を送信するが、より詳細には、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16の少なくともいずれかにおいて条件が満たされずジョブが不実行となったときに通知を受信し、端末10に対してその後の処理をどのように実行するかについての複数の選択肢を端末10に通知する。具体的には、通知送受信部181は、出力管理部183からの指令により、
(1)処理を継続して実行する
(2)現時点までの処理で得られた中間生成物を出力する
(3)現時点までの処理で得られた中間生成物を別サービスで処理する
(4)現時点までの処理で得られた中間生成物を取得可能な場所に転送する
の4つの選択肢を端末10に通知し、ユーザにいずれかを選択させる。ここで、(1)は、当初に設定した一連の処理フローに従って処理を継続して実行する選択肢であり、ジョブ実行の条件が再び満たされることを前提とする。例えば、機能異常等であれば当該機能異常が修復されて正常な状態に復帰したことを前提とする。また、課金不足であればユーザが追加の入金を実行して課金不足が解消されたことを前提とする。(2)は、当初に設定した一例の処理フローを中断して中間生成物を出力することで当該中間生成物がユーザに対して提供され、ユーザが中間生成物を活用し得るようにする選択肢であり、ジョブ実行の条件が再び満たされることを前提としない。中間生成物の出力形態の一例は、中間生成物の印刷出力である。(3)は、当初に設定した一例の処理フローを中断して中間生成物を別サービスで処理することでユーザが中間生成物を活用し得るようにする選択肢であり、ジョブ実行の条件が再び満たされることを前提としない。(4)は、当初に設定した一例の処理フローを中断して中間生成物を転送することで当該中間生成物がユーザに対して提供され、ユーザが中間生成物を活用し得るようにする選択肢であり、ジョブ実行の条件が再び満たされることを前提としない。

0030

課金に即して説明すると、課金不足のためにジョブが不実行となったものとすると、(1)の選択肢はユーザからの追加の入金がない限り選択し得ない。(2)及び(3)の選択肢は、有料であるものとすると、現在の残高が許容する限り選択し得るが、現在の残高が不足する限り選択し得ない。(4)の選択肢は無料で提供され得るものとすると、現在の残高によらずに常に選択し得る。出力管理部183は、上記の(1)〜(4)を常に選択肢として通知送受信部181に提供する。出力管理部183は、課金情報管理部182の管理テーブルで管理されているユーザの課金情報、すなわち現在の残高の範囲内において可能な選択肢のみを選択肢として通知送受信部181に提供してもよい。

0031

サーバA14、サーバB16、及び制御サーバ18は、サーバコンピュータとしての構成を備え、具体的には1又は複数のプロセッサ、ROM、RAM、HDDハードディスクドライブ)やSDD(ソリッドステートドライブ)等の記憶装置入出力インターフェイス通信インターフェイス等を備える。制御サーバ18のプロセッサは、ROMやHDD等のプログラムメモリに記憶された処理プログラム読み出して実行することで、課金情報管理部182、出力管理部183、フロー制御部184を実現する。制御サーバ18の記憶装置は、課金情報を管理するための管理テーブル、及び一連の処理フローの実行状況を管理するテーブルを記憶する。また、本システムを利用するユーザの情報をユーザ情報テーブルとして記憶する。ユーザ情報テーブルには、ユーザの氏名、ID、パスワードの他、複数の選択肢の通知先情報が含まれる。また、サーバA14、サーバB16の記憶装置には、処理結果としての中間生成物が保持される。

0032

図2は、本実施形態の処理フローチャートを示す。画像処理装置12、サーバA14及び制御サーバ16の処理である。サーバB16については図示していないが、サーバB16の処理はサーバA14の処理に準ずる。

0033

制御サーバ18は、ユーザによる入金を検知すると管理テーブルに登録して残高を更新する(S101)。入金の検知は、端末10からの入金通知を受信することで行ってもよく、あるいは通信ネットワーク20を介して図示しない入金処理サーバからの入金通知を受信することで行ってもよい。管理テーブルは、ユーザ毎に入金日、入金額、課金額、及び残高を管理する。課金額は、画像処理装置12やサーバA14等でジョブを実行する際に要する費用である。ジョブを実行する毎に課金額が発生し、その分だけ残高が減少する。

0034

ユーザは、入金操作後、端末10あるいは画像処理装置12を操作して一連の処理フローの実行を指示する。一連の処理フローは任意であるが、例えば画像処理装置12が備えるスキャン機能を利用して文書をスキャンして電子データ化し、サーバA14その他のサーバにおいて電子データを処理(フォーマット変換翻訳処理等)する等である。ユーザからの指示を端末10を介して、あるいは画像処理装置12の操作部を介して受け付けると、画像処理装置12は、通信ネットワーク20を介して制御サーバ18にアクセスし、管理テーブルで管理されている当該ユーザの残高を問い合わせて確認する(S201)。制御サーバ18は、画像処理装置12からの問い合わせに対し、管理テーブルを参照して当該ユーザの残高を取得し、画像処理装置12に返信する。

0035

画像処理装置12は、制御サーバ18からの残高に基づき、当該ユーザから指示されたジョブを実行できるか否かを判定する(S202)。例えば、画像処理装置12で実行すべきジョブがスキャンであり、スキャンの課金額がa円であるとすると、当該ユーザの残高がa円以上であるか否かを判定する。また、画像処理装置12のスキャンを実行する機能部であるスキャンモジュールが正常に機能するか否かを判定する。スキャンモジュールが正常に機能し、当該ユーザの残高もa円以上ある場合には、ジョブを実行可能であると判定し(S202でYES)、画像処理装置12はスキャンを実行し(S203)、スキャンの実行結果を制御サーバ18に通知する。

0036

他方で、スキャンモジュールが正常に機能せず、あるいは当該ユーザの残高がa円未満である場合には、ジョブ実行の条件が満たされていないのでジョブを実行できないと判定し(S202でNO)、画像処理装置12はジョブ実行不能である旨、及びその理由を制御サーバ18に通知する。

0037

制御サーバ18は、画像処理装置12からの通知を受信すると、この通知に応じて処理フローの状況を更新する(S102)。具体的には、処理フローとして、
画像処理装置12で原画像をスキャン→サーバA14で電子データをフォーマット変換
であるとすると、フロー状況を管理するテーブルに
画像処理装置12でのスキャン不実行
とのステータスを登録することでフロー状況を更新する。また、制御サーバ18は、画像処理装置12でのジョブが不実行となったことに応じて、画像処理装置12でのジョブ実行が不能である旨、及びその理由を端末10に通知し、さらに上記の(1)〜(4)の選択肢を端末10に通知する。なお、一連の処理における最初の処理がスキャンであり、そのスキャンが不実行である場合には、中間生成物は未だ存在していないので、(1)の選択肢のみを端末10に通知してもよい。

0038

スキャンモジュールが正常に機能し、当該ユーザの残高もa円以上ある場合において、スキャンを実行し、スキャンの実行結果を制御サーバ18に通知したときには、制御サーバ18は、フロー状況を管理するテーブルに
画像処理装置12でのスキャン実行完了
とのステータスを登録することでフロー状況を更新し、また、スキャンに伴う課金額を管理テーブルに登録し、課金額を減算することで残高を更新する(S103)。スキャンが実行された場合、制御サーバ18は端末10に通知しないが、一連の処理フローのどの部分が完了したのかをユーザに報知すべく、スキャンが完了した旨を端末10に通知してもよい。

0039

画像処理装置12は、ジョブとしてのスキャンを完了すると、次に、一連の処理フローの残りの処理について、後段のサーバA14に対して通信ネットワーク20を介して処理を依頼する(S204)。このとき、画像処理装置12は、処理の依頼とともに、スキャンして得られた電子データをサーバA14に提供し、制御サーバ18のアドレス、ID、パスワード等、サーバA14が制御サーバ18にアクセスするために必要な情報も併せて通知する。

0040

サーバA14は、画像処理装置12からの処理依頼を受け付けると(S301)、電子データを保持し、通信ネットワーク20を介して制御サーバ18にアクセスして、管理テーブルで管理されている当該ユーザの残高を問い合わせて確認する(S302)。制御サーバ18は、サーバA14からの問い合わせに対し、管理テーブルを参照して当該ユーザの残高を取得し、サーバA14に返信する。

0041

サーバA14は、制御サーバ18からの残高に基づき、画像処理装置12から依頼されたジョブを実行できるか否かを判定する(S303)。例えば、サーバA14で実行すべきジョブがフォーマット変換であり、フォーマット変換の課金額がb円であるとすると、当該ユーザの残高がb円以上であるか否かを判定する。また、サーバA14のフォーマット変換を実行する機能部が正常に機能するか否かを判定する。機能部が正常に機能し、当該ユーザの残高もb円以上ある場合には、ジョブを実行可能であると判定し(S303でYES)、サーバA14は保持した電子データに対してフォーマット変換等のジョブを実行し(S304)、その実行結果を制御サーバ18に通知する。ジョブを実行した後、サーバA14は画像処理装置12から提供された元の電子化データを削除する。そして、一連の処理フローの残りの処理があれば、後段のサーバB16に対して通信ネットワーク20を介して処理を依頼する(S305)。このとき、サーバA14は、処理の依頼とともに、フォーマット変換後の電子化データをサーバB16に提供し、制御サーバ18のアドレス、ID、パスワード等、サーバB16が制御サーバ18にアクセスするために必要な情報も併せて通知する。

0042

他方で、機能部が正常に機能せず、あるいは当該ユーザの残高がb円未満である場合には、ジョブ実行の条件が満たされていないのでジョブを実行できないと判定し(S303でNO)、サーバA14はジョブ実行不能である旨、及びその理由を制御サーバ18に通知する。

0043

制御サーバ18は、サーバA14からの通知を受信すると、この通知に応じて処理フローの状況を更新する(S104)。具体的には、フロー状況を管理するテーブルに
サーバA14でのフォーマット変換不実行
とのステータスを登録することでフロー状況を更新する。また、制御サーバ18は、サーバA14でのジョブが不実行となったことに応じて、サーバA14でのジョブ実行が不能である旨、及びその理由を端末10に通知し、さらに上記の(1)〜(4)の選択肢を端末10に通知する。このとき、画像処理装置12におけるスキャンは完了しているので、サーバA14はスキャンして得られた中間生成物としての電子化データは保持しているので、(1)〜(4)の全ての選択肢を通知する。

0044

また、機能部が正常に機能し、当該ユーザの残高もb円以上ある場合において、フォーマット変換を実行し、フォーマット変換の実行結果を制御サーバ18に通知したときには、制御サーバ18は、フロー状況を管理するテーブルに
サーバA14でのフォーマット変換完了
とのステータスを登録することでフロー状況を更新し、フォーマット変換に伴う課金額を管理テーブルに登録し、課金額を減算することで残高を更新する(S105)。フォーマット変換が実行された場合、制御サーバ18は端末10に通知しないが、一連の処理フローのどの部分が完了したのかをユーザに報知すべく、フォーマット変換が完了した旨を端末10に通知してもよい。

0045

なお、S104で端末10に対して(1)〜(4)の選択肢を通知した場合において、ユーザが端末10を操作していずれかの選択肢を選択した場合の処理の流れは以下の通りである。

0046

ユーザが(1)を選択した場合、制御サーバ18は、処理不実行の理由が機能異常であればその旨を端末10に再通知する。処理不実行の理由が課金不足であればその旨を端末10に再通知してユーザに対して入金を促す。ユーザからの入金を検知し、残高が増額された場合にはサーバA14にその旨を通知する。サーバA14は、S302以降の処理を繰り返す。

0047

ユーザが(2)を選択した場合、制御サーバ18は、サーバA14に対して中間生成物の出力を指示する。サーバA14は、保持している中間生成物、すなわち画像処理装置12から提供された電子化データを例えばプリンタ印刷して出力する。サーバA14あるいは制御サーバ18からの依頼に応じ、画像処理装置12で電子化データを印刷しても良く、画像処理装置12とは別のプリンタで印刷して出力してもよい。制御サーバ18は、印刷に伴う課金額を端末10に通知してもよい。ユーザは、中間生成物を印刷出力として活用し得る。

0048

ユーザが(3)を選択した場合、制御サーバ18は、サーバA14に対して中間生成物の別サーバへの出力を指令する。制御サーバ18は別サーバでの処理に要する課金額を端末10に通知してもよい。ユーザは、当初の処理フローと異なる処理フローで中間生成物を活用し得る。

0049

ユーザが(4)を選択した場合、制御サーバ18は、サーバ14に対して中間生成物の端末10への転送を指令する。ユーザは、中間生成物をそのまま活用し得る。

0050

図3は、さらに別の処理フローを実行する場合の画像処理装置12、サーバA14、サーバB、及びサーバB16の後段に設けられたサーバCの処理フローチャートを示す。図3では、特に処理フローの各工程において生成される中間生成物に焦点を当てて説明する。
また、一連の処理は、
原画像をスキャン→OCR(Optical Character Recognition)処理→翻訳処理→レイアウト処理→印刷出力
であるとし、画像処理装置12で原画像のスキャンを実行し、サーバA14でOCR処理を実行し、サーバB16で翻訳処理を実行し、サーバCでレイアウト処理を実行し、画像処理装置12で印刷処理を実行するものとする。

0051

画像処理装置12は、端末10あるいはユーザによる操作部の操作に応じ、一連の処理フローを開始し、原画像として提供された文書のスキャン処理を実行する(S401)。スキャン処理を完了した後、画像処理装置12は一連の処理フローのうちの残存処理をサーバA14に依頼するとともに、スキャン処理して得られた中間生成物としての電子化データ200をサーバA14に送信する(S402)。

0052

サーバA14は、画像処理装置12から文書、すなわちスキャン処理された電子化データ200を受け取り(S501)、これを記憶装置に保持するとともに、電子化データ200を用いてOCR処理を実行する(S502)。サーバA14は、OCR処理において、電子化データ200を別のフォーマットに変換(例えば、searchable PDFへの変換)してもよい。サーバA14は、OCR処理を完了した後、変換後の電子化データ201を記憶装置に格納する(S503)。そして、OCR処理が完了した後、もはや不要であるので元文書、つまり画像処理装置12から提供された電子化データ200を記憶装置から削除する(S504)。元文書を削除した後、サーバA14は、一連の処理フローのうちの残存処理をサーバB16に依頼するとともに、OCR処理して得られた中間生成物としての電子化データ201をサーバB16に送信する(S505)。

0053

サーバB16は、サーバA14から依頼を受け取り(S601)、サーバA14の中間生成物である電子化データ201を用いて翻訳処理を実行する(S602)。サーバB16は、翻訳処理を実行した後、電子化データ201及び翻訳後の電子化データ202を記憶装置に格納する(S603)。そして、サーバB16は、一連の処理フローのうちの残存処理をサーバCに依頼するとともに、電子化データ201及び翻訳処理して得られた中間生成物としての電子化データ202をサーバCに送信する(S604)。電子化データ202のみならず電子化データ201もサーバCに送信する理由は、サーバCではレイアウト処理を行うが、この際に翻訳前のデータと翻訳後のデータをともに用いる(原文翻訳文併記する)ため、電子化データ201も必要となるからである。

0054

サーバCは、サーバB16から依頼を受け取り(S701)、サーバB16の中間生成物である電子化データ202を用いてレイアウト処理を実行する(S702)。レイアウト処理は、具体的には印刷物としての形に整形する処理である。サーバCは、レイアウト処理を実行した後、電子化データ201、電子化データ202及びレイアウト処理した電子化文書203を記憶装置に格納する(S703)。電子化文書203を生成した後、もはや元文書である電子化データ201、翻訳情報である電子化データ202は不要であるので、記憶装置から削除する(S704)。その後、サーバCは、画像処理装置12に対して印刷指示を行うとともに、生成した電子化文書203を送信する(S705)。

0055

画像処理装置12は、サーバCからの印刷指示に応じて電子化文書203を印刷して出力する。

0056

以上の処理により、一連の処理フローは通信ネットワーク20上に分散して存在する画像処理装置12、サーバA14、サーバB16、サーバCにより分散処理され、最終的に画像処理装置12で印刷出力されてユーザに提供される。サーバCは、画像処理装置12で印刷出力された場合、記憶装置に保持している電子化文書203を削除してもよい。

0057

なお、図3の処理では、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16、サーバCの間において処理を依頼しているが(S505、S604、S705)、制御サーバ18を介して処理を依頼してもよい。

0058

すなわち、画像処理装置12は、スキャン処理を実行すると(S401)、スキャン処理して得られた電子化データ200を制御サーバ18に送信する。制御サーバ18では、一連の処理フローを管理し、一連の処理フローのうちスキャン処理の次の処理であるOCR処理を実行し得るサーバを探索する。そして、サーバA14がOCR処理を実行し得ると判定すると、サーバA14に対して処理を依頼するとともに電子化データ200を送信する。

0059

サーバA14は、制御サーバ18からの依頼及び電子化データ200を受け取り、OCR処理を実行すると(S502)、OCR処理して得られた電子化データ201を制御サーバ18に送信する。制御サーバ18では、一連の処理フローを管理し、一連の処理フローのうちOCR処理の次の処理である翻訳処理を実行し得るサーバを探索する。そして、サーバB16が翻訳処理を実行し得ると判定すると、サーバB16に対して処理を依頼するとともに電子化データ201を送信する。

0060

サーバB16は、制御サーバ18からの依頼及び電子化データ201を受け取り、翻訳処理を実行すると(S602)、翻訳処理して得られた電子化データ202を制御サーバ18に送信する。制御サーバ18では、一連の処理フローを管理し、一連の処理フローのうち翻訳の次の処理であるレイアウト処理を実行し得るサーバを探索する。そして、サーバCがレイアウト処理を実行し得ると判定すると、サーバCに対して処理を依頼するとともに電子化データ201及び電子化データ202を送信する。

0061

サーバCは、制御サーバ18からの依頼、電子化データ201及び電子化データ202を受け取り、電子化データ202を用いてレイアウト処理を実行すると(S702)、レイアウト処理して得られた電子化文書203を制御サーバ18に送信する。制御サーバ18では、一連の処理フローを管理し、最終工程として画像処理装置12に対して印刷を依頼するとともに電子化文書203を送信する。

0062

制御サーバ18は、画像処理装置12から電子化データ200を受け取った後、一連の処理フローを実行し得るサーバを全て特定し、その後に順次、特定したサーバに対して処理を依頼してもよい。

0063

また、残高不足等によりサーバA14でOCR処理が不実行の場合、あるいはサーバB16で翻訳処理が不実行の場合、あるいはサーバCでレイアウト処理が不実行の場合、制御サーバ18は、上記の(1)〜(4)の選択肢を端末10に通知する。サーバA14では、OCR処理が不実行の場合に中間生成物として電子化データ200を記憶装置に保持しているので、ユーザは電子化データ200を活用し得る。また、サーバB16では、翻訳処理が不実行の場合に中間生成物として電子化データ201を記憶装置に保持しているので、ユーザは電子化データ201を活用し得る。さらに、サーバCでは、レイアウト処理が不実行の場合に中間生成物として電子化データ201及び電子化データ202を記憶装置に保持しているので、ユーザはこれらの中間生成物を活用し得る。例えば、残高不足のためサーバCにおいてレイアウト処理が不実行の場合、ユーザは、端末10に通知された選択肢のうちの(4)を選択すると、制御サーバ18は、サーバCから電子化データ202、つまり翻訳処理された電子化データをサーバCから取得して端末10に転送する。

0064

図4は、サーバA14,サーバB16,サーバCのいずれかにおいて処理を実行するための条件が満たされていない場合に端末10に通知され、端末10の表示部に表示される複数の選択肢を示す。

0065

表示部には、条件が満たされていない理由として、「課金不足です」と表示される。また、ユーザが取り得る措置として、
・継続実行
・現時点までの処理結果を印刷
・別サービスに連結
データ出力可能な場所に転送
の4つの選択肢が表示される。また、各選択肢には、課金額も併せて表示される。ユーザは、各選択肢に表示された課金額も参照して、所望の選択肢を選択して制御サーバ18に返信する。

0066

なお、継続実行及び別サービスに連結を削除し、
・現時点までの処理結果を印刷
・データ出力可能な場所に転送
の2つの選択肢を通知して表示してもよい。

0067

また、サーバA14,サーバB16,サーバCのいずれかにおいて処理を実行するための条件が満たされていない場合に複数の選択肢を端末10に通知するのではなく、予め条件が満たされていない場合に自動実行されるべき処理の内容を端末10に通知してもよい。

0068

図5は、この場合に端末10の表示部に表示される通知を示す。課金不足の場合の自動実行処理として
・データ出力可能な場所に転送
が表示される。この選択肢が設定されるのは、課金額が0円(無料)であるため課金不足であっても常に実行可能であることに基づく。ユーザは、この自動実行処理に同意する場合には「OK」ボタンを操作して制御サーバ18に返信する。また、同意しない場合には「キャンセル」ボタンを操作して制御サーバ18に返信する。キャンセルを操作した場合、制御サーバ18は図4に示される複数の選択肢を端末10に通知する。

0069

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形例が可能である。以下、変形例について説明する。

0070

<変形例1>
実施形態では、図1に示すようにシステムは端末10、画像処理装置12、サーバA14、サーバB16、及び制御サーバ18を備えるとしているが、制御サーバ18の機能を画像処理装置12で実現してもよく、この場合、画像処理装置12は情報処理装置としても機能し、制御サーバ18は不要である。

0071

図6は、変形例のシステム構成図を示す。システムは、端末10、画像処理装置12、サーバA14、及びサーバB16を備え、これらは通信ネットワーク20を介してデータ送受信可能に接続される。

0072

画像処理装置12は、本システムを利用するユーザが操作する装置であり、ユーザからの依頼に応じてサーバA14及びサーバB16と連携して画像に対する一連の処理フローを実行する。画像処理装置12は、操作部、表示部、及び各種機能を実行する実行部に加え、処理依頼送信部121、通知送受信部122、課金情報管理部123、出力管理部124、及びフロー制御部125を備える。通知送受信部122、課金情報管理部123、出力管理部124、及びフロー制御部125は、図1における制御サーバ18内の通知送受信部181、課金情報管理部182、出力管理部183、及びフロー制御部184と同一機能を備える。

0073

実行部で処理を実行すると、処理依頼送信部121は、サーバA14に対して一連の処理フローの残存処理を依頼する。通知送受信部122は、サーバA14、サーバB16からの通知を受信するとともに、複数の選択肢を端末10に通知する。課金情報管理部123は、管理テーブルによりユーザの入金、課金額、残高を管理する。課金情報管理部123は、サーバA14、サーバB16からの残高照会の通知に応じて当該ユーザの残高を管理テーブルから読み出して提供する。出力管理部124は、条件が満たされず処理が不実行の場合の選択肢を作成して通知送受信部122を介して端末10に通知する。また、ユーザが端末10を操作して複数の選択肢のいずれかを選択した場合、これに応じた処理を実行する。例えば、サーバA14において残高不足のため条件が満たされず処理が不実行の場合において、ユーザが中間生成物の転送を選択した場合、サーバA14から中間生成物を取得して端末10に転送する。サーバA14に対して中間生成物の転送を指示してもよい。フロー制御部125は、サーバA14、サーバB16からの通知に応じて一連の処理フローの状況を管理する。

0074

<変形例2>
実施形態では、処理を実行するために必要な条件が満たされていない場合に制御サーバ18から端末10に複数の選択肢を通知しているが、サーバA14あるいはサーバB16から通信ネットワーク20を介して端末10に複数の選択肢を通知してもよい。具体的には、サーバA14において処理を実行可能か否かを判定し(S303)、残高不足等で条件が満たされていないと判定された場合に(S303でNO)、サーバB16は端末10に対して処理が実行されないこと、及びその理由とともに、(1)〜(4)の選択肢を通知する。この場合、サーバA14あるいはサーバB16は情報処理装置として機能する。

0075

<変形例3>
実施形態では、サーバA14、サーバB16、サーバCにおいて前段の処理結果を中間生成物として保持しているが、中間生成物の保持期間を有限とし、期限内に何らかの処理が実行されない場合に中間生成物を自動的に削除してもよい。例えば、保持期間を24時間とし、サーバB16においてサーバA14での処理結果を中間生成物として保持しつつ、何らの処理も実行されないまま24時間が経過したときにはサーバB16は中間生成物を記憶装置から削除する。サーバB16は自動削除した場合には制御サーバ18にその旨を通知し、制御サーバ18は端末10にその旨を通知することでユーザに報知してもよい。

0076

<変形例4>
実施形態では、処理を実行するために必要な条件が満たされていない場合に、その直前に得られた中間生成物の出力を含む選択肢を端末10に通知しているが、一連の処理フローにおいて複数の中間生成物が存在する場合に、これら複数の中間生成物の少なくともいずれかの出力を含む選択肢を端末10に通知してもよい。例えば、図3の例では、中間生成物として電子化データ200,電子化データ201,電子化データ202が存在するが、これらの中間生成物を制御サーバ18に送信して制御サーバ18において保持し、制御サーバ18が電子化データ200,電子化データ201,電子化データ202の少なくともいずれを出力するかを端末10に通知する。ユーザは、一連の処理フローの各工程において得られた中間生成物のうち、所望の中間生成物を取得して活用できる。

0077

<変形例5>
実施形態では、制御サーバ18は端末10に対して複数の選択肢を通知しているが、ユーザに報知する手段は端末10に限定されず、他の装置に通知してもよい。例えば、端末10はPCであり、制御サーバ18は、処理を実行するために必要な条件が満たされていない場合に、ユーザが携帯するスマートフォンに複数の選択肢を通知する等である。通知先は、ユーザ情報として制御サーバ18の記憶装置に記憶し得る。

0078

10端末、12画像処理装置、14サーバA、16 サーバB、18制御サーバ、20通信ネットワーク。

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