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図面 (8)

課題

シートを片寄せしながら搬送する搬送機構において、シートと接触する回転体耐久性を向上させることのできる画像形成装置を提供する。

解決手段

画像形成装置は、シートの搬送方向と直交する主走査方向Wに沿って像を形成する像形成部と、前記像形成部よりも前記搬送方向の上流側で前記主走査方向Wの一方側に配置された、前記搬送方向と平行な当接面51aを有する片当て部材51と、前記片当て部材51を前記主走査方向に移動させる移動機構53と、を備えるスキュー補正部43と、シートの搬送枚数所定枚数に達した場合に、前記片当て部材51を前記主走査方向Wに所定のシフト量だけ移動させるように前記移動機構53を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記片当て部材51を前記シフト量移動させた場合に、前記像形成部による像形成位置を前記主走査方向に前記シフト量だけ移動させる。

概要

背景

画像形成装置には、シートスキュー補正するために、特許文献1に記載されているように、シートを幅方向(主走査方向)の一方の側に片寄せしながら搬送する搬送機構が備えられる場合がある。

この搬送機構は、シートの搬送経路の幅方向における一方の側に、搬送方向に沿って設けられるサイドガイドと、このサイドガイドに向けてシートを斜めに搬送する斜行ローラーと、を備えている。斜行ローラーによってサイドガイドに向かってシートを斜め方向に沿って搬送すると、シートの先端側の角がサイドガイドに当接し、その後、シートの搬送に伴ってシートの側縁がサイドガイドに沿って案内されるので、シートは搬送方向に沿って搬送される。

概要

シートを片寄せしながら搬送する搬送機構において、シートと接触する回転体耐久性を向上させることのできる画像形成装置を提供する。画像形成装置は、シートの搬送方向と直交する主走査方向Wに沿って像を形成する像形成部と、前記像形成部よりも前記搬送方向の上流側で前記主走査方向Wの一方側に配置された、前記搬送方向と平行な当接面51aを有する片当て部材51と、前記片当て部材51を前記主走査方向に移動させる移動機構53と、を備えるスキュー補正部43と、シートの搬送枚数所定枚数に達した場合に、前記片当て部材51を前記主走査方向Wに所定のシフト量だけ移動させるように前記移動機構53を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記片当て部材51を前記シフト量移動させた場合に、前記像形成部による像形成位置を前記主走査方向に前記シフト量だけ移動させる。

目的

本発明は上記事情を考慮し、シートを片寄せしながら搬送する搬送機構において、シートと接触あるいは近接する部材の耐久性を向上させることのできる画像形成装置を提供する

効果

実績

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請求項1

シートの搬送方向と直交する主走査方向に沿って像を形成する像形成部と、前記像形成部よりも前記搬送方向の上流側で前記主走査方向の一方側に配置された、前記搬送方向と平行な当接面を有する片当て部材と、前記片当て部材の当接面にシートの前記一方側の側縁を当接させながら該シートを搬送する搬送部材と、前記片当て部材を前記主走査方向に移動させる移動機構と、を備えるスキュー補正部と、シートの搬送枚数所定枚数に達した場合に、前記片当て部材を前記主走査方向に所定のシフト量だけ移動させるように前記移動機構を制御する制御部と、を備え前記制御部は、前記片当て部材を前記シフト量移動させた場合に、前記像形成部による像形成位置を前記主走査方向に前記シフト量だけ移動させることを特徴とする画像形成装置

請求項2

シートのサイズを判定し、判定されたサイズ毎にシートの搬送枚数をカウントするサイズ判定部をさらに備え、前記制御部は、前記サイズ判定部でカウントされる搬送枚数が所定の枚数に達した場合に前記移動機構を制御して前記片当て部材を移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

シートの種類を判定し、判定された種類毎にシートの搬送枚数をカウントする種類判定部をさらに備え、前記制御は、前記種類判定部でカウントされる搬送枚数が所定の枚数に達した場合に前記移動機構を制御して前記片当て部材を移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項4

前記像形成部は、前記主走査方向に沿って感光体静電潜像を書き込む露光装置を備え、前記制御部は、前記移動機構を制御して前記片当て部材を前記シフト量移動させた場合に、前記露光装置が前記感光体に静電潜像を書き込む位置を、前記主走査方向に前記シフト量移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、シート幅方向に片寄せしながら搬送する搬送機構を備えている画像形成装置に関する。

背景技術

0002

画像形成装置には、シートのスキュー補正するために、特許文献1に記載されているように、シートを幅方向(主走査方向)の一方の側に片寄せしながら搬送する搬送機構が備えられる場合がある。

0003

この搬送機構は、シートの搬送経路の幅方向における一方の側に、搬送方向に沿って設けられるサイドガイドと、このサイドガイドに向けてシートを斜めに搬送する斜行ローラーと、を備えている。斜行ローラーによってサイドガイドに向かってシートを斜め方向に沿って搬送すると、シートの先端側の角がサイドガイドに当接し、その後、シートの搬送に伴ってシートの側縁がサイドガイドに沿って案内されるので、シートは搬送方向に沿って搬送される。

先行技術

0004

特開平5−43092号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記の搬送機構では、シートは常にサイドガイドに沿って搬送されるので、幅方向における通紙領域は一定である。言い換えると、シートの両側縁は幅方向における同じ位置を通過する。シートの両側縁は、シート裁断の影響によって断面が荒く、紙粉が発生しやすくなっている。このため、シートの両側縁が、例えば、感光体ドラム定着ローラー等のシートと接触する回転体の同じ位置を通過し続けると、両側縁が通過する部分が削れて、回転体の耐久性が悪くなる虞がある。

0006

本発明は上記事情を考慮し、シートを片寄せしながら搬送する搬送機構において、シートと接触あるいは近接する部材の耐久性を向上させることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、シートの搬送方向と直交する主走査方向に沿って像を形成する像形成部と、前記像形成部よりも前記搬送方向の上流側で前記主走査方向の一方側に配置された、前記搬送方向と平行な当接面を有する片当て部材と、前記片当て部材の当接面にシートの前記一方側の側縁を当接させながら該シートを搬送する搬送部材と、前記片当て部材を前記主走査方向に移動させる移動機構と、を備えるスキュー補正部と、シートの搬送枚数所定枚数に達した場合に、前記片当て部材を前記主走査方向に所定のシフト量だけ移動させるように前記移動機構を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記片当て部材を前記シフト量移動させた場合に、前記像形成部による像形成位置を前記主走査方向に前記シフト量だけ移動させることを特徴とする。

0008

本発明の画像形成装置において、シートのサイズを判定し、判定されたサイズ毎にシートの搬送枚数をカウントするサイズ判定部をさらに備え、前記制御部は、前記サイズ判定部でカウントされる搬送枚数が所定の枚数に達した場合に前記移動機構を制御して前記片当て部材を移動させることを特徴としてもよい。

0009

本発明の画像形成装置において、シートの種類を判定し、判定された種類毎にシートの搬送枚数をカウントする種類判定部をさらに備え、前記制御は、前記種類判定部でカウントされる搬送枚数が所定の枚数に達した場合に前記移動機構を制御して前記片当て部材を移動させることを特徴としてもよい。

0010

本発明の画像形成装置において、前記像形成部は、前記主走査方向に沿って感光体静電潜像を書き込む露光装置を備え、前記制御部は、前記移動機構を制御して前記片当て部材を前記シフト量移動させた場合に、前記露光装置が前記感光体に静電潜像を書き込む位置を、前記主走査方向に前記シフト量移動させることを特徴としてもよい。

発明の効果

0011

本発明によれば、主走査方向に通紙領域がシフトするので、シートの両側縁が接触する、あるいは、近接する部材の耐久性を向上できる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の一実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置において、スキュー補正部を模式的に示す平面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御部を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけるスキュー補正部の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、スキュー補正部によるシートの移動位置を説明する図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、基準位置における感光体ドラムへの書き込み位置を示す図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、片当て部材移動時の感光体ドラムへの書き込み位置を示す図である。

実施例

0013

以下、図面を参照しつつ本発明の画像形成装置について説明する。

0014

まず、画像形成装置1の全体の構成について、図1を参照して説明する。以下、図1における紙面手前側を画像形成装置1の前側とする。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、Rは、それぞれ画像形成装置1の前側、後側、左側、右側を示している。

0015

画像形成装置1の装置本体3には、シートPを収容する給紙カセット5と、給紙カセット5からシートPを給紙する給紙装置7と、シートPにトナー像を形成する画像形成部9と、トナー像をシートPに定着する定着装置11と、トナー像が形成されたシートPを排出する排出装置13と、排出されたシートPが積載される排紙トレイ15と、が備えられている。また、装置本体3には、給紙装置7から画像形成部9と定着装置11とを通って排出装置13へ向かうシートの搬送経路17が形成されている。さらに、装置本体3には、上記の各要素を制御し、後述するトナー像形成動作シート搬送動作とを実行する制御部19が備えられている。

0016

画像形成部9には、感光体としての感光体ドラム21と、感光体ドラム21を帯電させる帯電装置23と、帯電した感光体ドラム21に、シートPの搬送方向Dと直交する主走査方向Wに沿って画像を書き込んで静電潜像を形成する像形成部としての露光装置25と、静電潜像をトナー像に現像する現像装置27と、トナー像を感光体ドラム21からシートPに転写する転写ローラー29と、が備えられている。

0017

次に、このような構成を備えた画像形成装置1の動作について説明する。

0018

まず、画像形成部9において、感光体ドラム21が帯電装置23で帯電された後、露光装置25から照射されるレーザー光図1二点鎖線参照)により、感光体ドラム21に主走査方向Wに沿って静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置27によってトナー像に現像される。

0019

一方、給紙装置7によって給紙カセット5から給紙されたシートPは、上記したトナー像形成動作とタイミングを合わせて画像形成部9へ搬送される。画像形成部9においては、上記のトナー像が転写ローラー29によって、感光体ドラム21からシートPに転写される。トナー像を転写されたシートPは、搬送経路17を下流側へ搬送されて定着装置11に進入し、この定着装置11においてシートPにトナー像が定着される。トナー像が定着されたシートPは、排出装置13から排出されて排紙トレイ15に積載される。

0020

次に、給紙装置7と画像形成部9との間の搬送経路17について説明する。給紙装置7と画像形成部9との間の搬送経路17は、給紙装置7から右斜め上方向に延びた後、左方向に向かって湾曲して、画像形成部9へ向かってほぼ水平に延びるように形成されている。搬送経路17の水平部は、上下方向に所定の間隔を開けて配置された上ガイド板31と下ガイド板33との間に形成されている。

0021

給紙装置7と画像形成部9との間の搬送経路17には、中間ローラー41と、スキュー補正部43と、が搬送方向Dに沿って順に備えられている。中間ローラー41は、搬送経路17の湾曲部に配置されている。スキュー補正部43は、搬送経路17の水平部に配置されている。

0022

次に、図2を参照してスキュー補正部43について説明する。図2はスキュー補正部を上方から見た平面図である。スキュー補正部43は、片当て部材51と、片当て部材51を主走査方向Wに移動させる移動機構53と、シートPを片当て部材51に向けて搬送する搬送部材としての搬送ローラー対55及び斜行ローラー57と、を備え、主走査方向WにおけるシートPのスキューを補正する。

0023

片当て部材51は、シートの搬送方向Dと平行で垂直な当接面51aを有する板状部材である。当接面51aには、搬送方向Dに所定の間隔を開けて接触センサー52が備えられている。片当て部材51は、中間ローラー41と感光体ドラム21との間の搬送経路17において、主走査方向Wの一方の側(前側)に、当接面51aが搬送経路17の側に向く姿勢で配置されている。

0024

移動機構53は、片当て部材51に設けられるラック61と、ラック61に噛み合うピニオン63と、制御部19で制御されてピニオン63を回転させるステッピングモーター65と、片当て部材51のホームポジションを検知するホームポジションスイッチ(図示省略)と、を備えている。

0025

ラック61は、片当て部材51の、当接面51aとは反対側の面に、主走査方向Wに沿うように固定されている。ピニオン63は、ラック61と係合可能に配置されて、下ガイド板33に回転可能に支持されている。ピニオン63がモーター65で駆動されて回転すると、ピニオン63に噛み合うラック61と共に、片当て部材51が主走査方向Wに沿って移動する。

0026

搬送ローラー対55は、駆動ローラー従動ローラーとを有している。駆動ローラーは、駆動源(図示省略)によって駆動されて回転する。従動ローラーは、駆動ローラーに接触して両ローラー間に加圧力を発生する搬送位置と、駆動ローラーから下方に離間して加圧力を解除する解除位置とに移動可能に支持されている。従動ローラーが搬送位置に移動して駆動源が駆動されて駆動ローラーが回転すると、両ローラー間に搬送されたシートPは搬送方向Dに沿って下流側に搬送される。

0027

斜行ローラー57は、搬送ローラー対55よりも搬送方向Dの下流側に、搬送方向Dに対して傾斜して配置されている。斜行ローラー57は、駆動源(図示省略)によって駆動されて回転する。また、斜行ローラー57は、シートPに接触する位置とシートPから離間する位置とに移動可能に支持されている。

0028

スキュー補正部43におけるスキュー補正動作について説明する。片当て部材51は、移動機構53によってホームポジションHPに移動している。ホームポジションHPは、例えば、シートPの通紙領域よりも外側(搬送経路17の最も前側)とすることができる。シートPの搬送が開始されると、移動機構53は、片当て部材51をホームポジションHPから基準位置Sへ移動させる。

0029

シートPは、搬送ローラー対55によって搬送方向Dに沿って搬送される。シートPの先端が所定の位置に達すると、搬送ローラー対55の従動ローラーが解除位置に移動して、搬送ローラー対55の両ローラー間の加圧力が解除される。同時に、斜行ローラー57がシートPに接触するように移動する。これにより、シートPは斜行ローラー57によって斜め方向に搬送されて、前側の角Cが片当て部材51の当接面51aに当接する。その後、斜行ローラー57の回転によって、シートPは前側の側縁Eが片当て部材51の当接面51aに当接しながら下流側へ搬送される。すなわち、シートPのスキューが補正される。

0030

シートPの前側の側縁Eが当接面51aに当接したことが2つの接触センサー52で検知されると、斜行ローラー57はシートPから離間する位置へ移動し、同時に、搬送ローラー対55の従動ローラーが搬送位置に移動する。これにより、スキューが補正されたシートPは搬送ローラー対55によって搬送方向Dに沿って下流側へ搬送される。

0031

次に、制御部19について、図3のブロック図を参照して説明する。制御部19には、サイズ判定部101と種類判定部103と、が設けられている。サイズ判定部101は、シートPのサイズを判定し、判定されたサイズ毎にシートPの搬送枚数をカウントする。種類判定部103は、シートPの種類(裁断面が粗い、あるいは、裁断面が平滑)を判定し、判定された種類毎にシートPの搬送枚数をカウントする。

0032

制御部19は、サイズ判定部101で判定されたサイズ毎にカウントされるシートPの搬送枚数が所定の枚数に達したかどうかを判定する。また、制御部19は、種類判定部103で判定された種類毎にカウントされるシートPの搬送枚数が所定の枚数に達したかどうかを判定する。制御部19は、各判定部で判定されたシートPの搬送枚数が所定の枚数に達した場合に、移動機構53を制御して、片当て部材51を所定のシフト量だけ移動させる(詳細後述)。

0033

また、制御部19は、各判定部で判定されたシートPの搬送枚数が所定の枚数に達したと判定した場合に、露光装置25を制御して、感光体ドラム21への書き込み開始位置を、片当て部材51のシフト量だけ主走査方向Wに移動させる。

0034

上記構成を有するスキュー補正部43における片当て部材51の移動動作の一例について、図2及び図3と、図4〜図6Cを参照して説明する。図4はスキュー補正部の動作を示すフローチャート、図5はシートの主走査方向における位置を説明する図、図6A図6Bは感光体ドラムへの書き込み位置を説明する図である。

0035

図4を参照して、まず、ステップS1において、制御部19のサイズ判定部101が、画像形成されるシートPのサイズ(例えば、A4横、B5横等)を判定し、ステップS2に進む。ステップS2では、制御部19が、判定されたサイズ毎に、初期状態からのシートPの搬送枚数をカウントし、最も多いカウント枚数Cが、所定枚数X1以下かどうかを判定する。所定枚数X1は、例えば、画像形成装置1の寿命に相当する印字枚数の1/3程度の枚数である。カウントされた枚数Cが所定枚数X1以下の場合、ステップS3に進む。

0036

一例として、所定枚数X1が1000枚とし、全カウント枚数が1500枚で、その内訳がA4サイズ1000枚、B5サイズ500枚の場合、カウント枚数の多いA4サイズのシートPが所定枚数に達していることになる。また、全カウント枚数が1500枚で、その内訳がA4サイズ750枚、B5サイズ750枚の場合、両サイズとも所定枚数には達していないことになる。

0037

ステップS3では、移動機構53によって片当て部材51をホームポジションHPから基準位置Sへ移動させる(図5参照)。その後、ステップS4に進んで、露光装置25が感光体ドラム21に静電潜像の書き込みを開始する。

0038

一方、ステップ2で、制御部19が、カウントされた枚数が所定枚数X1よりも多いと判定すると、ステップS5に進む。ステップS5では、制御部19は、シフト量YをY1に設定し、ステップS6に進む。Y1は、一例として0.5mmである。

0039

ステップS6では、制御部19が、移動機構53のモーター65を駆動して、片当て部材51を、ホームポジションHPから、設定されたシフト量Y1だけ基準位置Sから離間した位置S1に移動させる(図5参照)。この際、基準位置Sよりもシフト量Y1だけ搬送経路17の内方向あるいは外方向のいずれに移動させてもよい。このように片当て部材51を移動させることで、図5に示されるように、シートPの幅方向における通紙領域が、図5実線で示される領域から、図5の二点鎖線で示される領域に変更される。言い換えると、シートPの両側縁が通過する位置が今までの位置とは異なることになる。

0040

次に、ステップS7に進み、制御部19が、露光装置25を制御して、感光体ドラム21への潜像を書き込む位置を、ステップS6における片当て部材51のシフト方向と同じ主走査方向Wにシフト量Y1だけ移動させる(図6参照)。これにより、潜像の書き込み開始位置が、シートPの移動位置S1に対応する。その後、ステップS4に進み、露光装置25による静電潜像の書き込みが開始される。

0041

上記説明したように、本発明によれば、片当て部材51が、シートPのサイズが同じ場合でも、搬送枚数に応じた所定の頻度で主走査方向Wに移動する。すなわち、シートPの通紙領域が主走査方向Wに変化するので、シートPの両側縁が感光体ドラム21と当接する位置が、所定の頻度で変化する。これにより、感光体ドラム21とシートPの側縁との当接位置が主走査方向Wに分散するので、シートPの側縁との接触による感光体ドラム21の削れを低減でき、感光体ドラム21の耐久性の低下を防止できる。

0042

また、感光体ドラム21のみではなく、シートPの両側縁が接触する転写ローラー29や、定着装置11に含まれる加熱ローラー及び加圧ローラーも、シートPの側縁との当接による削れを低減でき、各ローラーの耐久性の低下を防止できる。

0043

本実施形態では、スキュー補正部43を、中間ローラー41と感光体ドラム21との間に配置したが、必ずしもこの位置に配置しなくてもよい。また、スキュー補正部43を複数個所に配置してもよい。

0044

本実施形態では、片当て部材51を1段階で移動させたが、感光体ドラム21等の材質や画像形成装置1のスペック等によって、移動させる段階や移動量を変更することができる。また、片当て部材51の移動方向は同じ方向に限らず、基準位置Sと異なる位置に移動させるようにすればよい。

0045

また、本実施形態では、片当て部材51の基準位置Sを変更する頻度を、シートPのサイズ毎の搬送枚数によって設定した。しかし、シートPの種類毎の搬送枚数によって設定してもよい。例えば、種類判定部103が、裁断面が荒いシートか裁断面が平滑なシートかを判定し、判定されたシートPの種類の搬送枚数に応じて頻度を変更してもよい。この場合、例えば、片当て部材51の基準位置Sを変更する頻度を、裁断面が粗いシートの方を、裁断面が平滑なシートよりも高くする。

0046

また、本実施形態では、電子写真方式で画像を形成する画像形成装置1のスキュー補正部43について説明したが、インクジェット方式で画像を形成する画像形成装置にも、同様のスキュー補正部を設けることができる。インクジェット方式の場合は、シートを案内するガイドインクヘッドの耐久性を向上できる。すなわち、シートの両側縁が接触するガイドの削れを防止したり、シートの両側縁が近接するインクヘッドに紙粉が詰まることを防止したりできる。

0047

上記した本発明の実施形態の説明は、本発明の好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。

0048

1画像形成装置
19 制御部
21感光体ドラム
25露光装置(像形成部)
43スキュー補正部
51 片当て部材
51a 当接面
53移動機構
55搬送ローラー対(搬送部材)
57斜行ローラー(搬送部材)
101サイズ判定部
103種類判定部

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