図面 (/)

技術 不動産情報提供装置、及び不動産情報提供プログラム

出願人 株式会社登喜和
発明者 原英晴
出願日 2018年8月8日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-149810
公開日 2020年2月13日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-024642
状態 特許登録済
技術分野 検索装置
主要キーワード 直接条件 スライダボタン プライバシー確保 スタイリッシュ アラート音 住まい方 各評価点 ディンプルキー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

ユーザからの回答を有効に利用し、ユーザ自身も気づかない真のニーズ顕在化できる不動産情報提供装置、及びそのプログラムを提供する。

解決手段

サーバ装置1(不動産情報提供装置)は、タブレット端末3に、ユーザへの質問を表示させる属性条件入力部5、及び情緒条件入力部6を備える。また、ユーザへの質問の回答を基礎として評価を行う属性評価算出部7、及び情緒評価算出部8を備える。ユーザが質問に答えると、属性評価算出部7はユーザによって入力された属性条件から、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出し、レーダーチャート16を作成する。ユーザの属性評価と情緒評価に齟齬があるときは、ユーザはレーダーチャート16上で直接条件修正微調整)が可能となる。

概要

背景

不動産情報を提供するシステムとしては、不動産を取り扱う業者賃貸住宅情報や売買住宅情報等の不動産情報をホームページ掲載し、そのホームページに掲載された物件情報の中からユーザが自己希望に沿ったものを選択し、その物件を取り扱う業者に連絡する等の手続を行うものが一般的である。

しかしながら、不動産情報は非常に数多くあり、そのような膨大な不動産情報の中からユーザが真に求める物件を探し出すのは容易なことではない。従って、ユーザは自分ではよい物件を見つけたと思った場合であっても、実際に住んでみると期待外れだったというような事態もしばしば生じている。

特許文献1では、住宅等の購入に関する情報を提供する方法であって、ユーザが真に求めるものを抽出し、かつ、それに関する種々の情報を提供する方法が提案されている。当該特許文献1の方法においては、ユーザに対して質問項目を示し、ユーザからの回答受理し、その回答に対して素点を与え、この素点をユーザの指向を示す便益因子ごと集計し、その集計結果からユーザのタイプを決定する。

そして、スペック特定部が、ユーザのタイプに基づいて、ユーザが求めると考えられる不動産のスペックを取得し、そのスペックを備えた物件の情報をユーザに与えるという処理を行っている。

当該特許文献1の方法によれば、ユーザが指向する因子に基づき分類されたユーザのタイプに基づき、当該タイプのユーザが対象物望むと考えられるスペックが特定される。さらに、当該スペックを備えた対象物が特定され、その情報がユーザに提示される。このため、ユーザが真に求める対象物をユーザに紹介できるとされている。

概要

ユーザからの回答を有効に利用し、ユーザ自身も気づかない真のニーズ顕在化できる不動産情報提供装置、及びそのプログラムを提供する。サーバ装置1(不動産情報提供装置)は、タブレット端末3に、ユーザへの質問を表示させる属性条件入力部5、及び情緒条件入力部6を備える。また、ユーザへの質問の回答を基礎として評価を行う属性評価算出部7、及び情緒評価算出部8を備える。ユーザが質問に答えると、属性評価算出部7はユーザによって入力された属性条件から、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出し、レーダーチャート16を作成する。ユーザの属性評価と情緒評価に齟齬があるときは、ユーザはレーダーチャート16上で直接条件修正微調整)が可能となる。

目的

特許文献1では、住宅等の購入に関する情報を提供する方法であって、ユーザが真に求めるものを抽出し、かつ、それに関する種々の情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ユーザに対して不動産情報を提供する装置であって、前記ユーザが操作する操作端末に対して、前記ユーザに不動産に対して要求する属性条件を入力させる属性条件入力部と、前記操作端末に対して、前記ユーザに不動産に対する情緒的条件を入力させる情緒条件入力部と、前記ユーザが入力した前記属性条件から、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出する属性評価算出部と、前記ユーザが入力した前記情緒的条件から、前記機能的評価に対応する情緒評価点を算出する情緒評価算出部と、前記属性評価点が第一閾値以上か否か、及び前記情緒評価点が第二閾値以上か否かを判定する評価判定部とを備え、前記評価判定部は、前記属性評価点が前記第一閾値以上で、前記情緒評価点が前記第二閾値以上の場合は「真」と判定し、前記属性評価点が前記第一閾値以上で前記情緒評価点が前記第二閾値未満の場合、及び、前記属性評価点が前記第一閾値未満で前記情緒評価点が前記第二閾値以上の場合は「」と判定し、前記属性評価点が前記第一閾値未満で前記情緒評価点が前記第二閾値未満の場合は「真」と判定し、前記評価判定部の判定結果が「偽」であるときは、前記ユーザに対して報知を行うことを特徴とする不動産情報提供装置

請求項2

請求項1に記載の不動産情報提供装置であって、前記評価判定部は、前記報知を行う際に、前記機能的評価を特定することを特徴とする不動産情報提供装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の不動産情報提供装置であって、前記評価判定部は、前記操作端末に対して、前記属性評価点、又は前記情緒評価点を修正可能とする評価点修正画面を表示させることを特徴とする不動産情報提供装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれか一項に記載の不動産情報提供装置であって、前記情緒条件入力部は、前記ユーザの過去の経験と、前記ユーザの将来の希望に分けて選択肢提示することを特徴とする不動産情報提供装置。

請求項5

コンピュータを、請求項1〜4のいずれか一項に記載の不動産情報提供装置として機能させるための不動産情報提供プログラム

技術分野

0001

本発明は、不動産物件に関する情報を提供する不動産情報提供装置、及び同装置を動作させるためのプログラムに関する。

背景技術

0002

不動産情報を提供するシステムとしては、不動産を取り扱う業者賃貸住宅情報や売買住宅情報等の不動産情報をホームページ掲載し、そのホームページに掲載された物件情報の中からユーザが自己希望に沿ったものを選択し、その物件を取り扱う業者に連絡する等の手続を行うものが一般的である。

0003

しかしながら、不動産情報は非常に数多くあり、そのような膨大な不動産情報の中からユーザが真に求める物件を探し出すのは容易なことではない。従って、ユーザは自分ではよい物件を見つけたと思った場合であっても、実際に住んでみると期待外れだったというような事態もしばしば生じている。

0004

特許文献1では、住宅等の購入に関する情報を提供する方法であって、ユーザが真に求めるものを抽出し、かつ、それに関する種々の情報を提供する方法が提案されている。当該特許文献1の方法においては、ユーザに対して質問項目を示し、ユーザからの回答受理し、その回答に対して素点を与え、この素点をユーザの指向を示す便益因子ごと集計し、その集計結果からユーザのタイプを決定する。

0005

そして、スペック特定部が、ユーザのタイプに基づいて、ユーザが求めると考えられる不動産のスペックを取得し、そのスペックを備えた物件の情報をユーザに与えるという処理を行っている。

0006

当該特許文献1の方法によれば、ユーザが指向する因子に基づき分類されたユーザのタイプに基づき、当該タイプのユーザが対象物望むと考えられるスペックが特定される。さらに、当該スペックを備えた対象物が特定され、その情報がユーザに提示される。このため、ユーザが真に求める対象物をユーザに紹介できるとされている。

先行技術

0007

特開2003−337828号公報

発明が解決しようとする課題

0008

特許文献1に記載の方法では、質問に対するユーザの回答からユーザのタイプを導き出し、予め収拾したデータからそのタイプの人が好むと思われるスペックを導き出し、そのスペックを有する物件(不動産等)をユーザに紹介するものとなっている。

0009

しかしながら、収拾してあるデータが必ずしもそのユーザにマッチしているとは限らない。従って、特許文献1に記載の方法は、同文献で言うところのユーザの便益に沿った物件の紹介ができる可能性があるが、必ずしもユーザが真に求める対象物を紹介できるとは限らない。

0010

本発明は、上記不都合を解消するために、ユーザからの質問の回答を有効に利用し、ユーザ自身も気づかない真のニーズ顕在化させることができる不動産情報提供装置、及び不動産情報提供プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するために、本発明の不動産情報提供装置は、
ユーザに対して不動産情報を提供する装置であって、
前記ユーザが操作する操作端末に対して、前記ユーザに不動産に対して要求する属性条件を入力させる属性条件入力部と、
前記操作端末に対して、前記ユーザに不動産に対する情緒的条件を入力させる情緒条件入力部と、
前記ユーザが入力した前記属性条件から、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出する属性評価算出部と、
前記ユーザが入力した前記情緒的条件から、前記機能的評価に対応する情緒評価点を算出する情緒評価算出部と、
前記属性評価点が第一閾値以上か否か、及び前記情緒評価点が第二閾値以上か否かを判定する評価判定部とを備え、
前記評価判定部は、
前記属性評価点が前記第一閾値以上で、前記情緒評価点が前記第二閾値以上の場合は「真」と判定し、
前記属性評価点が前記第一閾値以上で前記情緒評価点が前記第二閾値未満の場合、及び、前記属性評価点が前記第一閾値未満で前記情緒評価点が前記第二閾値以上の場合は「」と判定し、
前記属性評価点が前記第一閾値未満で前記情緒評価点が前記第二閾値未満の場合は「真」と判定し、
前記評価判定部の判定結果が「偽」であるときは、前記ユーザに対して報知を行うことを特徴とする。

0012

本発明の不動産情報提供装置によれば、ユーザが不動産に対して要求する属性条件を入力すると、属性評価算出部が複数の機能的評価について属性評価点を算出する。また、ユーザが不動産に対して要求する情緒的条件を入力すると、情緒評価算出部が複数の機能的評価について情緒評価点を算出する。これにより、ユーザの属性評価と情緒評価が、共通する評価基準である機能的評価に変換される。

0013

そして、属性評価点及び情緒評価点が、それぞれの閾値以上であるかが判定され、その判定結果をつきあわせることにより、ユーザの持っている属性に関する要求と情緒に関する要求の整合性が判断される。ここで、評価判定部の判定結果が「真」であれば、ユーザの持っている属性に関する要求と情緒に関する要求の整合性があるということであり、「偽」であれば整合性がないということになる。

0014

不動産に関する情報は、概ね業者側の意向に沿った情報が多い。このため、このような情報を入手したユーザは、不動産の属性条件や、不動産の賃貸や売買等の目的と理由を含む情緒的条件について、真のニーズとは離れた方向に誘導される。このような場合、ユーザが認識している属性条件と情緒的条件との間に齟齬が生じることが多い。

0015

本発明の不動産情報提供装置によれば、ユーザが認識している属性情報と情緒的情報を質問により抽出し、これらの情報をそれぞれ機能的評価に変換して対比するため、ユーザが認識している属性情報と情緒的情報との間に齟齬があれば、その相違点について指摘することで、ユーザに対して諸条件の見直しの機会を与え、ユーザの真のニーズを顕在化させることが可能となる。

0016

本発明の不動産情報提供装置において、前記評価判定部は、前記報知を行う際に、前記機能的評価を特定することが好ましい。当該構成によれば、前記報知によって、ユーザは齟齬が生じた機能的評価を特定することができるので、修正すべき機能的評価を迅速に知ることができる。

0017

また、本発明の不動産情報提供装置において、前記評価判定部は、前記操作端末に対して、前記属性評価点、又は前記情緒評価点を修正可能とする評価点修正画面を表示させることが好ましい。

0018

当該構成によれば、属性情報と情緒的情報との間に齟齬が生じていることが報知された際に、評価点修正画面によってユーザが属性評価点又は情緒評価点を修正することができる。従って、ユーザは自分では気づかなかった属性評価点及び情緒評価点の齟齬が明らかになった際に、その齟齬が生じた原因を考慮しながら属性評価点又は情緒評価点を修正するので、当該修正によって、ユーザが入力した情報をユーザ自身の真のニーズに近づけることができる。

0019

また、本発明の不動産情報提供装置において、前記情緒条件入力部は、前記ユーザの過去の経験と、前記ユーザの将来の希望に分けて選択肢を提示することが好ましい。不動産に関する情報のうち、属性情報は将来借りる不動産、又は将来購入する不動産に関する情報であり、将来の希望のみの情報となる。一方で、情緒条件入力部において、ユーザの過去の経験についても選択肢を提示することにより、ユーザが過去に不動産に対して抱いていた印象を再度確認することができる。よって、ユーザは、より客観的に不動産に対する要望を入力することができる。

0020

また、本発明の不動産情報提供プログラムは、コンピュータを上記各不動産情報提供装置として機能させるためのプログラムである。当該プログラムは、コンピュータを有するサーバ装置等に組み込まれて使用される。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施形態である不動産情報提供装置を示す説明図。
図1の主要部の機能的構成を示す説明図。
属性条件入力画面の一例を示す説明図。
情緒条件入力画面の一例を示す説明図。
入力された属性条件を機能的評価に置き換えた結果を示すグラフ
評価判定部による判定の内容を示す表。
ユーザがレーダーチャートを操作している状態を示す説明図。

実施例

0022

次に、図1乃至図7を参照して、本発明の不動産情報提供装置の実施形態の一例について説明する。本実施形態の不動産情報提供装置は、図1及び図2に示すサーバ装置1にインストールされた不動産情報提供プログラムによって実現される。

0023

図1に示すように、サーバ装置1はインターネット等のネットワーク2に接続されており、ネットワーク2には、操作端末の一例であるタブレット端末3が接続されている。また、ネットワーク2には、サーバ装置1に接続してユーザ等の管理を行う管理端末4が接続されている。

0024

サーバ装置1は、図2に示すように、タブレット端末3に対して、ユーザへの質問を表示させる属性条件入力部5、及び情緒条件入力部6を備えている。また、ユーザへの質問の回答を基礎として評価を行う属性評価算出部7、及び情緒評価算出部8を備えている。

0025

また、サーバ装置1は、属性評価算出部7、及び情緒評価算出部8によってなされた評価値について判定を行う評価判定部9を備えている。その他、サーバ装置1は、各種データの記憶を行う記憶部10と、ネットワーク2等との通信を行う通信部11を備えている。

0026

サーバ装置1は、装置構成の面から見ると、CPU等の各プロセッサ、記憶部10等を含みRAM又はROM、或いはハードディスク等から構成される記憶媒体、通信部11等を含む各種インターフェースを備えた装置であり、各種のレンタルサーバ、或いは社内のコンピュータ等によって構成される。

0027

サーバ装置1のうち、属性条件入力部5、情緒条件入力部6、属性評価算出部7、情緒評価算出部8、及び評価判定部9は、コンピュータプログラムによって構成されており、ハードウエアであるサーバ装置1のコンピュータによって実行される。本実施形態における不動産情報提供プログラムは、いわゆるクラウドタイプのプログラムとなっている。

0028

タブレット端末3は、一般にタブレットとよばれているタッチパネルを有する端末であり、OSの種類を問わず、複数のOSの端末に対応可能である。タブレット端末3には、後述する属性条件入力画面12、情緒条件入力画面13等を含む各種の画面が表示され、ユーザに対して不動産に対する属性条件、或いは情緒条件の入力を促すように構成される。また、タブレット端末3には、設定した検索条件で抽出される不動産情報を見ることができる検索結果表示画面17が表示される。

0029

ユーザは、タブレット端末3を用いて、各種画面の質問に対して、タッチパネルの機能を用いてチェックマーク等の入力が可能である。また、タブレット端末3上での手書き入力や、別途キーボード等を用いて、タブレット端末3にデータを入力することも可能である。このタブレット端末3は、不動産会社所有する端末でもよく、ユーザが日使用している端末でもよい。

0030

管理端末4は、サーバ装置1の属性条件入力部5、情緒条件入力部6、属性評価算出部7、情緒評価算出部8、及び評価判定部9等の設定等を行う端末である。管理端末4は、汎用のコンピュータにより構成されているため、詳細な説明は省略する。

0031

図3は、属性条件入力部5に入力されるデータを取得するためにユーザに提示される属性条件入力画面12である。この属性条件入力画面12では、ユーザに対して、不動産の属性に関する質問をユーザに提示し、例えば、家族構成についてであれば、チェックボックス12aにチェックを入れてもらうこと等でユーザの希望する属性の情報を入手する。

0032

図3において、予算について(月額)の欄では、ユーザに予算額スライダ12bを操作してもらうこと等により、月額の予算を入力してもらう。図3においては、ユーザの指Fでスライダボタン12cを8〜10万円の範囲としているが、これを右側にずらせば、12〜15万円の範囲となる(図3点線部分)。

0033

また、属性条件入力画面12においては、スライダボタン12cの長さも変更することができるようになっており、幅広い範囲から狭い範囲まで予算の幅を指定することができる。なお、この予算額スライダ12bの表示形態は例示であり、適宜他の表示形態のスライダを採用することが可能である。

0034

また、重視したい要件については、第2スライダ12dによって、各条件の重視の度合いをユーザに入力してもらう。この重視したい要件は、例えば図3に示すように、RC構造戸建て、角部屋、2階以上等の項目を挙げることができる。図3においては、ユーザの指Fによってスライダポイント12eを左右に移動させている状態を示している。

0035

この状態では、スライダポイント12eの上方に、現在のスライダポイント12eの数値が表示されるようになっている。なお、各項目の第2スライダ12dに目盛りを付けていないが、適宜目盛りを付けてもよく、形状も任意に変更が可能である。

0036

また、属性条件入力画面12によって選択される条件については、どうしても譲れない条件である必須条件、これは譲りたくないという優先条件、できれば欲しいという希望条件等の優先順位付けを行うことが好ましい。ユーザから入力された条件について、このような優先順位付けを行うことで、後に行われるユーザによる条件変更の際に、変更すべき条件の優先順位付けを行うことができる。

0037

図3において、あったらいいと思うもの等の項目については、高速インターネット等の項目について、チェックボックス12fで選択するようにしている。しかしながら、これらの項目についても、第2スライダ12dを用いて選択するようにしてもよい。

0038

図4は、情緒条件入力部6に入力されるデータを取得するためにユーザに提示される情緒条件入力画面13である。この情緒条件入力画面13では、ユーザに対して、これまでの住まいで嫌だったところと、次の住まいで叶えたいことという2つの項目に分け、それぞれについて、不動産に対するユーザの情緒条件に関してチェックボックス15にチェックを入れてもらい、ユーザの感じている情緒条件に関する情報を入手する。即ち、情緒条件入力画面13では、ユーザの過去の経験と、ユーザの将来の希望に分けて選択肢を提示している。

0039

次に、属性評価算出部7について説明する。属性評価算出部7は、ユーザによって属性条件入力画面12から入力された属性条件から、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出するものである。本実施形態では、機能的評価の項目として、プライバシー確保セキュリティ充実、生活便利、居住快適、スマートライフ、及びスタイリッシュの6項目を選定している(図5参照)。

0040

機能的評価とは、不動産が有している機能について、ユーザがどれだけ重要視しているかを示す評価である。不動産が有している機能は、プライバシー確保機能、セキュリティ機能、生活の利便性をよくする機能、居住空間を快適に保つための機能、先進的な機能、新たなスタイル確立するための機能、その他にも複数の機能がある。本実施形態では、これらの機能の中から、ユーザが不動産を選ぶために重視すると思われる機能を抽出し、機能的評価を行っている。

0041

属性評価算出部7は、図3に示す属性条件入力画面12で提示されている各属性情報について、どの機能にどの程度の割合で属しているかのテーブルを持っており、ユーザによってチェックが入れられた属性から、機能的評価の算出を行う。

0042

例えば、2階以上という属性は、機能としてはプライバシー確保、セキュリティ充実、及び居住快適の機能に属しており、機能的評価としては、一例として、プライバシー確保が20点、セキュリティ充実が18点、居住快適が10点の各評価点割り当てることができる。その他の属性についても、2階以上の属性と同様に、該当する機能と、その機能に対する評価点が割り当てられている。

0043

次に、情緒評価算出部8について説明する。情緒評価算出部8は、ユーザによって情緒条件入力画面13から入力された情緒条件から、複数の機能的評価に対応する情緒評価点を算出するものである。本実施形態において、情緒評価算出部8が行う情緒評価点の算出は以下のように行われる。

0044

情緒評価算出部8は、図4に示す情緒条件入力画面13において、「これまでの住まいで嫌だったところ」、「次の住まいで叶えたいこと」のいずれかのチェックボックス15にチェックが入っていれば、50点、両方のチェックボックス15にチェックが入っていれば100点、両方ともチェックボックス15にチェックが入っていなければ0点というように情緒評価点を算出する。

0045

本実施形態における機能的評価は、機能的ベネフィット言い換えることができる。即ち、不動産の機能によって、ユーザが得られる本来の利益を反映する指標として、機能的評価を行っている。

0046

次に、本実施形態の不動産情報提供装置の作動について説明する。ユーザは、自己の希望する不動産物件を検索するため、タブレット端末3を用いて各種の入力を行う。まず、図3に示すように、属性条件入力画面12において、家族構成についてシングルファミリーかを選択し、予算については上限額がいくらかを選択する。

0047

また、ユーザは、重視したい要件、あったらいいと思う要件、新生活に欠かせないと思われる要件、及び新しい住まい方で快適さをどこに求めるかという要件についてそれぞれ選択を行う。なお、ユーザは、予め自身の個人情報等をサーバ装置1に登録しており、記憶部10にその情報が記憶されている。

0048

この属性条件入力画面12の各質問項目には、属性条件入力部5において設定された質問事項を含んでいる。属性条件入力部5における質問事項としては、2階以上、角部屋、メゾネット、又はRC構造等、不動産の有する属性に関する質問事項が挙げられる。これらの入力項目は、属性評価算出部7によって、プライバシー確保、又はセキュリティ充実等の機能的評価における評価の対象となる。

0049

次に、ユーザは、図4に示す情緒条件入力画面13において、家賃やプライバシー確保等の各設問に対してチェックボックス15にチェックを行うことによりそれぞれの選択を行う。ここで、図4におけるプライバシーの問題、及びプライバシーの充実という項目が、プライバシー確保という機能的項目に関する機能的評価となる。

0050

同様に、セキュリティが低い、及びセキュリティの充実という項目がセキュリティ充実に関する機能的評価となり、生活が不便、生活便利性という項目が生活便利に関する機能的評価となる。また、住み心地、快適な居住空間という項目が居住快適に関する機能的評価となり、設備が古い、スマートな生活という項目がスマートライフに関する機能的評価となる。

0051

同様に、魅力欠ける、及びスタイリッシュな生活という項目がスタイリッシュに関する機能的評価となる。なお、その他の項目については、別個に条件入力画面を設けて、ユーザに入力を促すようにしている(図示省略)。

0052

このように、ユーザによる属性条件入力画面12及び情緒条件入力画面13による入力が終了すると、入力された情報が、ネットワーク2を介して属性条件入力部5及び情緒条件入力部6に入力される。

0053

次に、属性評価算出部7が、属性条件入力画面12で入力された属性条件に基づき、複数の機能的評価に対応する属性評価点を算出する。機能的評価としては、本実施形態では、プライバシー確保、セキュリティ充実、生活便利、居住快適、スマートライフ、及びスタイリッシュ等の項目に関する評価を行っている。

0054

プライバシー確保に関する評価としては、例えば、RC構造、戸建て、角部屋、2階以上、道路に面しない等の属性が関係する。セキュリティ充実に関する評価としては、例えば、2階以上、道路に面しない、モニタ付インターホン防犯カメラオートロックディンプルキースマートキー等の属性が関係する。

0055

生活便利に関する評価としては、宅配ボックススーパーマーケット病院コンビニから徒歩10分以内等の属性が関係する。居住快適に関する評価としては、日当たり洗浄便座システムキッチン追い炊き給湯、独立洗面台、部屋の広さ等の属性が関係する。

0056

スマートライフに関する評価としては、高速インターネット、オール電化省エネルギーエアーコンディショナーLED照明IoT機器、省エネルギー給湯機等の属性が関係する。スタイリッシュに関する評価としては、図3では記載していないが、リノベーション物件、デザイナーズマンションハイクオリティ住宅設備カスタマイズ可能等の属性が関係する。

0057

属性評価算出部7は、上記評価項目について、ユーザのチェックの有無、各評価値との相対的な重み付け係数)等を案して、各機能的評価について属性評価点を算出し、図5に示すレーダーチャート16に属性評価点を当てはめてグラフ化を行う。

0058

レーダーチャート16は、中心位置が評価点0点、外側の頂点の位置が100点と定められ、属性評価算出部7によって得られた評価点をそれぞれの機能的評価の線上にプロットされており、隣接する評価点同士を結び合わせてグラフが形成される。

0059

図5においては、属性評価算出部7による演算結果として、プライバシー確保が約80点、セキュリティ充実が約92点、生活便利が約60点、居住快適が約46点、スマートライフが約32点、スタイリッシュが約20点となった状態が示されている。このように、ユーザは、属性条件入力画面12で入力した自己の情報が、機能的評価としてどのような評価がなされているか、レーダーチャート16を見ることにより一目で認識することができる。

0060

次に、情緒評価算出部8が、ユーザによって情緒条件入力画面13から入力された情緒的条件について、機能的評価に対応する情緒評価点を算出する。上記の通り、チェックボックス15の一方にチェックが入っていれば50点、両方チェックが入っていれば100点、両方ともチェックが入っていなければ0点となる。

0061

次に、評価判定部9が、上記の通り算定された属性評価点が第一閾値以上であるか否かを判定する。また、同時に、評価判定部9が、上記の通り算定された情緒評価点が第二閾値以上であるか否かを判定する。

0062

ここで、本実施形態において、属性評価点に関する第一閾値は50点に設定されている。従って、機能的評価となる属性評価点が50点以上(第一閾値以上)であれば、評価をプラス「+」とする。逆に、属性評価点が50点未満(第一閾値未満)の場合は、評価をマイナス「−」とする。

0063

また、本実施形態において、情緒評価点に関する第二閾値は、第一閾値と同様に50点とされており、機能的評価となる情緒評価点が50点以上(第二閾値以上)であれば、評価をプラス「+」とする。逆に、情緒評価点が50点未満(第二閾値未満)の場合は、評価をマイナス「−」とする。

0064

次に、評価判定部9は、上記各評価から、ユーザが不動産に対して要求する属性条件と情緒的条件とが一致しているか、即ち両条件に齟齬がないかの確認を行う。具体的には、機能的評価についてプライバシー確保を例にして説明すると、プライバシー確保の属性評価点が50点以上であれば評価は「+」になり、50点未満であれば評価は「−」になる。

0065

一方で、機能的評価についてプライバシー確保を例にして説明すると、第二閾値は50点である。従って、これまでの住まいで嫌だったところ、或いは、次の住まいで叶えたいことの少なくともいずれか一方にチェックが入っていれば、情緒評価点が50点以上になるので、「+」となる。一方で、これまでの住まいで嫌だったところ、及び、次の住まいで叶えたいことの双方がチェック無しのときは、情緒評価点が0点になるので、評価は「−」になる。

0066

これらの機能的評価による評価判定は、図6に示す表の通りとなる。ここでも、機能的評価についてプライバシー確保を例にして説明すると、図6の表の1行目を見ると、属性評価が「+」で情緒評価が「+」のときは、判定結果は「真」となっている。一方で、2行目は、属性評価が「−」で情緒評価が「+」であり、判定結果は「偽」となる。

0067

この場合、ユーザは、属性評価を見ると、不動産に対する要望として、プライバシー確保に関する属性をあまり選択していない状態で、情緒的にはプライバシー確保を求めているという状態となる。例えば、図3における属性条件入力画面12において、2階以上という項目の評価が低い、或いは、戸建てという項目についても評価が低いときは、ユーザとしてはあまりプライバシー確保について関心を持っていないと判断することができる。

0068

ところが、情緒評価においては、プライバシー確保に関する質問において、これまでの住まいで嫌だったところ、及び、次の住まいで叶えたいことの双方にチェックが入っている状態である。この場合、ユーザ自身は、属性条件入力画面12での入力時、及び情緒条件入力画面13での入力時には、そのような齟齬があることは把握できていない場合が多い。

0069

本実施形態の不動産情報提供装置によれば、このような場合に、評価判定部9が、判定結果が「偽」となった際に、ユーザに対し、ユーザが不動産に対して要求する属性条件と情緒的条件との間に齟齬があるとして、その旨の報知を行っている。

0070

ユーザは、その事実を報知されることにより、本来の自分の希望がどこにあるのか、客観的に判断することができるようになる。図6には、属性評価と情緒評価の組み合わせとして8通りの組み合わせが記載されており、その真偽に対する判定結果、及びユーザに行う報知の有無が記載されている。

0071

ユーザへの報知は、タブレット端末3に上記齟齬が生じた属性条件又は情緒条件について、メッセージアラート音という形で行われる。例えば、機能的評価として居住快適の部分に齟齬が生じたときは、「○○様(ユーザ名)は、これまでの住まいで嫌だったところとして「日当たり」にチェックされていますが、ご希望の物件の条件に「日当たり」が入っていません。条件の整合性が取れていません。条件の微調整を行いますか?」等というようなメッセージをタブレット端末3に表示させる。ユーザへの報知は、上記に限定されるものではなく、メッセージ、アラート音に加えて、文字の拡大、文字の色変更等の手段もとることができる。

0072

ここで、ユーザが条件の微調整をする場合、評価判定部9は、図5に示すレーダーチャート16を特定して提示する。このとき提示される画面が、評価点修正画面となる。また、属性条件入力画面12又は情緒条件入力画面12のいずれか一方の画面を提示することも可能である。この場合、タブレット端末3でスクロール等の操作を行い、他方の画面に移動することも可能である。

0073

図7は、レーダーチャート16上で、ユーザが直接条件の微調整を行っている状態を示している。タブレット端末3に、図5に示すレーダーチャート16が表示されると、「日当たり」に関係する「住居快適」の文字が点滅してユーザが操作する項目を明示する。図5の「居住快適」という文字の横に矢印の図形等を表示させてもよい。

0074

タブレット端末3に、このようにレーダーチャート16が表示されると、ユーザは自己の希望と情緒条件の整合性を確認することができ、自己の希望について重みづけをすべき条件が「住居快適」であることが理解できる。図7に示すように、ユーザは、タブレット端末3において、「住居快適」の部分のグラフの頂点を指Fで押さえ、縦の線に沿って上下に移動させて、直接グラフを操作することにより値が修正可能(微調整可能)となっている。

0075

このとき、ユーザは、「住居快適」という条件について、0から100までのどの部分に自己の希望があるか、感覚的に操作することができるため、よりユーザの感性を機能的評価に対して反映することができる。

0076

このように、本実施形態の不動産情報提供装置によれば、ユーザが属性条件入力画面12及び情緒条件入力画面13を用いて、自己が不動産に求める属性条件及び目的と理由を含む情緒条件を入力し、属性条件と情緒条件との間に齟齬がないか判定され、齟齬がある場合はユーザに報知が行われる。これにより、ユーザは、自己が気づいていない属性と情緒の齟齬に気づくことができ、属性条件又は情緒条件の確認又は修正(微調整)を行うことができる。

0077

不動産業者としては、このように属性条件又は情緒条件が修正(微調整)された情報を元に、ユーザの潜在化する真のニーズを確認することができ、提供すべき不動産情報の絞り込みを行うことができる。絞り込んだ結果は、ユーザがタブレット端末3に表示される検索結果表示画面17で確認することができる。従って、本実施形態の不動産情報提供装置においては、ユーザの真のニーズに対応した不動産情報の提供が可能となる。

0078

なお、上記実施形態においては、不動産情報提供プログラムをいわゆるクラウドタイプのプログラムとしているが、これに限らず、クライアントサーバ型のプログラムとしてもよく、サービスの提供の形式には限定されない。

0079

また、上記実施形態において、ユーザが条件の微調整をする際に、図5に示すレーダーチャート16を特定して提示しているが、これに限らず、図4に示す情緒条件入力画面13を特定して提示してもよい。この場合、「住み心地」、又は「快適な居住空間」のチェックボックス15にチェックを入れ、或いは入っているチェックを外す等の操作を行うことができる。

0080

1…サーバ装置、2…ネットワーク、3…タブレット端末、4…管理端末、5…属性条件入力部、6…情緒条件入力部、7…属性評価算出部、8…情緒評価算出部、9…評価判定部、10…記憶部、11…通信部、12…属性条件入力画面、12a…チェックボックス、12b…予算額スライダ、12c…スライダボタン、12d…第2スライダ、12e…スライダポイント、12f…チェックボックス、13…情緒条件入力画面、15…チェックボックス、16…レーダーチャート、17…検索結果表示画面、F…ユーザの指。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ