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技術 会員型現地情報収集支援システム

出願人 株式会社ビースタイル
発明者 茅野智路北澤幸啓巽幸亮
出願日 2018年8月6日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-148031
公開日 2020年2月13日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-024527
状態 未査定
技術分野 計算機間の情報転送
主要キーワード 空き家 選定候補 製品取り 指定区域 行動属性 目標区域 飲料メーカー 管理用端末装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
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図面 (16)

課題

現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を、低いコストで収集する会員型の仕組みを、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置サーバ装置とを備えて構成されたシステムによって実現すること。

解決手段

本発明における会員型現地情報収集支援システムは、現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を、低いコストで収集する会員型の仕組みを、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置とサーバ装置とを備えて構成されたシステムによって実現する。

概要

背景

近年、企業におけるマーケティング活動において、商品販売サービスの提供などを効率的、効果的に行うために諸々の情報の収集分析がますます重要になっている。マーケティング活動で利用するために収集し、分析する情報には、商品の販売やサービスの提供をする店舗現場などの現地でなければ収集できない情報がある。そして、この現地でなければ収集できない情報を適切に利用するためには、情報を収集した現地の位置情報が含まれることが必要である。なお、本特許出願に係る書面においては、このように商品やサービスを提供する現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を「現地情報」といい、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報を「位置情報」という。以下において同様である。

現地情報の収集には、人が現地に赴いて情報を収集することが最も原始的な方法であるが、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストがかかる。コスト軽減のひとつの解決策として、人が現地に赴かずに情報を収集する技術が提案されている。具体的には、現地の位置が長期に渡って固定しており、継続的に収集する情報(例えば、店舗への来店者の数や属性など)については、POSレジ監視カメラなどの設備設置による現地情報の収集が従来から行われている。

しかし、現地の位置が長期に渡って固定していない場合(例えば、イベントでの展示ブース来場者属性情報感想の収集など)や、継続的に情報を収集する必要が無い場合(例えば、新商品についての店舗での展示の様子の収集など)には、設備の設置は必ずしも適さない。

また、現地の位置が固定していない場合は、現地情報の収集には、情報を取得した現地の位置情報が必要となる。これについては、全地球測位システム(以下、GPS)などによる測位情報を位置情報として取得し、収集した情報に付随して現地情報とする技術も提案されている。特許文献1、特許文献2は、その例である。

しかし、特許文献1、特許文献2などの技術によって、収集した情報に情報を取得した現地の位置情報を付随して現地情報とすることはできるものの、人が現地に赴いて情報を収集する点は変わらないため、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストは必要との課題は残る。

また、継続的に情報を収集する必要が無く、現地情報収集の頻度が低い場合についても、結局、人が現地に赴いて情報を収集することが多く、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストをいかに軽減するかの課題が残る。

概要

現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を、低いコストで収集する会員型の仕組みを、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置サーバ装置とを備えて構成されたシステムによって実現すること。 本発明における会員型現地情報収集支援システムは、現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を、低いコストで収集する会員型の仕組みを、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置とサーバ装置とを備えて構成されたシステムによって実現する。

目的

なお、本特許出願に係る書面においては、このように商品やサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信ネットワークを介して相互に連携する、現地情報収集する会員所持する無線通信機能を有する端末装置と、サーバ装置と、を備えて構成された会員型現地情報収集支援ステムであって、前記端末装置は、現地情報収集ジョブで取得を指示された情報を入力する情報入力部と、静止画または動画撮像する撮像部と、端末装置の存在地点を示す位置情報を取得する端末位置情報取得部と、情報入力部で入力された情報、撮像部で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、を現地情報としてサーバ装置に転送する現地情報転送部と、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報を、端末装置の画面に表示した地図を介して出力する出力部と、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行うことが可能な区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する第1のジョブ制御部と、を備え、前記サーバ装置は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報を含む、現地情報収集ジョブについての情報を管理するジョブ情報管理部と、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する前記端末装置を特定するための情報を含む、会員についての属性情報を管理する会員情報管理部と、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理するジョブ実行状態管理部と、を備えることを特徴とする会員型現地情報収集支援システム。

請求項2

通信ネットワークを介して相互に連携する、現地情報を収集する会員が所持する無線通信機能を有する端末装置と、サーバ装置と、を備えて構成された会員型現地情報収集支援システムであって、前記端末装置は、現地情報収集ジョブで取得を指示された情報を入力する情報入力部と、静止画または動画を撮像する撮像部と、端末装置の存在地点を示す位置情報を取得する端末位置情報取得部と、情報入力部で入力された情報、撮像部で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、を現地情報としてサーバ装置に転送する現地情報転送部と、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報を、端末装置の画面に表示した地図を介して出力する出力部と、を備え、前記サーバ装置は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報を含む、現地情報収集ジョブについての情報を管理するジョブ情報管理部と、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する前記端末装置を特定するための情報を含む、会員についての属性情報を管理する会員情報管理部と、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行うことが可能な区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する第2のジョブ制御部と、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理するジョブ実行状態管理部と、を備えることを特徴とする会員型現地情報収集支援システム。

請求項3

前記現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報が、情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報であって、前記情報収集を行うことが可能な区域が、情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域であること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の会員型現地情報収集支援システム。

請求項4

前記現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報が、情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域を特定する座標情報であって、前記情報収集を行うことが可能な区域が、前記ジョブ指定区域であること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の会員型現地情報収集支援システム。

請求項5

前記サーバ装置は、前記会員情報管理部及び前記ジョブ実行状態管理部と連携して、現地情報収集ジョブの実行を完了した会員に支払報酬を決定し、会員への報酬の支払いを管理する報酬管理部、を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の会員型現地情報収集支援システム。

請求項6

前記ジョブ情報管理部で管理される現地情報収集ジョブについての情報には、現地情報収集ジョブへの会員の取り組みやすさの指標となるジョブレベル属性とその属性値を含み、前記会員情報管理部は、前記端末位置情報取得部から端末装置の存在地点を示す位置情報を定期的に取得する機能を備え、前記会員情報管理部で管理される会員についての属性情報には、定期的に取得する会員が所持する端末の位置情報に基づく会員行動属性とその属性値と、現地情報収集ジョブの実行内容の評価に基づく会員評価属性とその属性値とを含み、前記サーバ装置は、前記ジョブレベル属性とその属性値と、前記会員行動属性とその属性値と、前記会員評価属性とその属性値とから各々の属性についての属性値が類似する会員群における典型的な会員を示す類似度モデルを定期的に生成する類似度モデル生成部と、各々の会員について対応する前記類似度モデルを選出し、類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定する推定部と、前記推定部が推定した類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブと、前記ジョブ実行状態管理部で管理する会員が実行完了した情報収集ジョブと、会員が所持する前記端末装置の位置情報とから選定された現地情報収集ジョブの実行を会員に促すジョブリコメンド部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の会員型現地情報収集支援システム

技術分野

0001

本発明は、会員現地情報収集支援ステムに関するものである。

背景技術

0002

近年、企業におけるマーケティング活動において、商品販売サービスの提供などを効率的、効果的に行うために諸々の情報の収集や分析がますます重要になっている。マーケティング活動で利用するために収集し、分析する情報には、商品の販売やサービスの提供をする店舗現場などの現地でなければ収集できない情報がある。そして、この現地でなければ収集できない情報を適切に利用するためには、情報を収集した現地の位置情報が含まれることが必要である。なお、本特許出願に係る書面においては、このように商品やサービスを提供する現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を「現地情報」といい、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報を「位置情報」という。以下において同様である。

0003

現地情報の収集には、人が現地に赴いて情報を収集することが最も原始的な方法であるが、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストがかかる。コスト軽減のひとつの解決策として、人が現地に赴かずに情報を収集する技術が提案されている。具体的には、現地の位置が長期に渡って固定しており、継続的に収集する情報(例えば、店舗への来店者の数や属性など)については、POSレジ監視カメラなどの設備設置による現地情報の収集が従来から行われている。

0004

しかし、現地の位置が長期に渡って固定していない場合(例えば、イベントでの展示ブース来場者属性情報感想の収集など)や、継続的に情報を収集する必要が無い場合(例えば、新商品についての店舗での展示の様子の収集など)には、設備の設置は必ずしも適さない。

0005

また、現地の位置が固定していない場合は、現地情報の収集には、情報を取得した現地の位置情報が必要となる。これについては、全地球測位システム(以下、GPS)などによる測位情報を位置情報として取得し、収集した情報に付随して現地情報とする技術も提案されている。特許文献1、特許文献2は、その例である。

0006

しかし、特許文献1、特許文献2などの技術によって、収集した情報に情報を取得した現地の位置情報を付随して現地情報とすることはできるものの、人が現地に赴いて情報を収集する点は変わらないため、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストは必要との課題は残る。

0007

また、継続的に情報を収集する必要が無く、現地情報収集の頻度が低い場合についても、結局、人が現地に赴いて情報を収集することが多く、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストをいかに軽減するかの課題が残る。

先行技術

0008

特開2008−41086号公報
特開2003−187030号公報

発明が解決しようとする課題

0009

上記の通り、現地情報の収集において、現地の位置が固定していない場合や収集の頻度が低い場合は、人手に頼ることとなり、人件費、現地までの移動のための費用、時間などのコストをいかに軽減するかが課題である。加えて、収集が必要な現地情報が簡便な手段で取得できるような場合(例えば、現地で写真を撮るなど)であって、現地の数が多いほど、位置が分散しているほど、コストをいかに軽減するかとの課題の解決が一層重要になる。

0010

具体例として、「飲料メーカーが新製品発売した場合に、全国の自動販売機での新製品取り扱い状況と販売価格を地域ごとに調査する」場合をあげることができる。この例では、新製品の発売タイミングに限って行う現地情報の収集であって頻度が低い。また、自動販売機の写真を撮ることで必要な情報が取得できるため簡便な手段で必要な情報を取得できる。全国の自動販売機は、数も多く、位置も広範囲に分散している。この例において、コストを軽減しつつ必要な現地情報を収集する方法として、現地の周辺日常的に通過する人に依頼して撮影した自動販売機の写真を情報として収集することが考えられる。

0011

上記の具体例で示すように、日常的な活動範囲において現地情報の収集に協力意思がある人を会員として組織化することで、現地の位置が固定していない場合や収集の頻度が低い場合であって、現地の数が多く、位置が分散している場合においても、コストを軽減しつつ、会員への現地情報収集ジョブの依頼に基づいた必要な現地情報を収集する仕組みを構築できる。なお、ここで「現地情報収集ジョブ」とは、現地に赴いて現地情報を取得する業務または行動をいう。以下、本特許出願に係る書面において同様である。

0012

しかし、このような会員型現地情報収集の仕組みを構築して、会員がストレスなく、モチベーション高く、効果的に、現地情報の収集を実現するためには、次のような課題がある。会員とは、日常的な活動範囲において現地情報の収集に協力の意思がある人であるが、継続的な協力を得るためには、会員が日常的な活動においてストレスなく、モチベーション高く、効果的に、現地情報収集できるように仕組みを構築する必要がある。まず、そのためには、日常的な活動範囲において実行可能な現地情報収集ジョブのみが会員に通知され、実行できるなど、ジョブを制御して会員にジョブの実行を促さなければならないとの課題がある。次に、分かりやすいジョブの提示手段と、簡便な現地情報の取得手段を会員に提供しなければならないとの課題がある。さらに、多くの会員の属性情報を管理しなければならず、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理するとともに、会員のモチベーションを向上し、継続的な協力を得るための会員への報酬支払いについて管理しなければならないとの課題がある。また、会員型現地情報収集の仕組みで収集した情報については、現地で取得した情報であることを保証するために情報を取得した現地の位置情報が付随した現地情報としなければならないとの課題がある。

0013

加えて、会員型現地情報収集の仕組みとして構築し、運用するためには、上記課題を別個に解決するのではなく、一連の課題として解決する必要がある。

課題を解決するための手段

0014

上記課題を解決して、会員型現地情報収集の仕組みを構築して、会員がストレスなく、モチベーション高く、効果的に、現地情報の収集と管理を実現するための手段として、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置サーバ装置とを備えて構成された会員型現地情報収集支援システムが本発明である。

0015

上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムは、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行うことが可能な区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可するジョブ制御部と、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報を含む、現地情報収集ジョブについての情報を管理するジョブ情報管理部と、を備える。なお、ここで、「地理的空間情報」とは、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(位置情報)とそれに関連付けられた様々な事象に関する情報、もしくは、位置情報のみからなる情報をいう。以下、本特許出願に係る書面において同様である。

0016

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、会員がストレスなく、モチベーション高く、効果的に、現地情報収集できるように、日常的な活動範囲において実行可能な現地情報収集ジョブのみが会員に通知され、実行できるなど、ジョブを制御することで会員にジョブの実行を促すことができる。

0017

上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムの構成要素である端末装置は、現地情報収集ジョブで取得を指示された情報を入力する情報入力部と、静止画または動画撮像する撮像部と、端末装置の存在地点を示す位置情報を取得する端末位置情報取得部と、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報を、端末装置の画面に表示した地図を介して出力する出力部と、を備える。

0018

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、分かりやすいジョブの提示手段と、簡便な現地情報の取得手段が会員に提供される。

0019

上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムの構成要素であるサーバ装置は、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置を特定するための情報を含む、会員についての属性情報を管理する会員情報管理部、を備える。

0020

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、多くの会員の属性情報を管理することができる。

0021

上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムの構成要素であるサーバ装置は、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理するジョブ実行状態管理部と、会員情報管理部及びジョブ実行状態管理部と連携して、現地情報収集ジョブの実行を完了した会員に支払う報酬を決定し、会員への報酬の支払いを管理する報酬管理部と、を備える。

0022

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理することができる。また、会員のモチベーションを向上し、継続的な協力を得るための会員への報酬の支払いについて管理することができる。

0023

上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムの構成要素である端末装置は、情報入力部で入力された情報、撮像部で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、を現地情報としてサーバ装置に転送する現地情報転送部、を備える。

0024

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、会員型現地情報収集の仕組みで収集した情報について、現地で取得した情報であることを保証することができる。

0025

さらに、上記課題を解決するための手段として、会員型現地情報収集支援システムの構成要素であるサーバ装置のジョブ情報管理部で管理される現地情報収集ジョブについての情報には現地情報収集ジョブへの会員の取り組みやすさの指標となるジョブレベル属性とその属性値を含み、会員情報管理部は端末位置情報取得部から端末装置の存在地点を示す位置情報を定期的に取得する機能を備え、会員情報管理部で管理される会員についての属性情報には会員の日常行動に基づく会員行動属性とその属性値と、現地情報収集ジョブの実行内容の評価に基づく会員評価属性とその属性値とを含み、かつ、サーバ装置は、ジョブレベル属性とその属性値と、会員行動属性とその属性値と、会員評価属性とその属性値とから各々の属性についての属性値が類似する会員群における典型的な会員を示す類似度モデルを定期的に生成する類似度モデル生成部と、各々の会員について対応する類似度モデルを選出し、類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定する推定部と、推定部が推定した類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブと、ジョブ実行状態管理部で管理する会員が実行完了した情報収集ジョブと、会員が所持する前記端末装置の位置情報とから選定された現地情報収集ジョブの実行を会員に促すジョブリコメンド部と、を備えてもよい。

0026

これにより、本発明である会員型現地情報収集支援システムでは、会員に対してより効果的に現地情報収集ジョブを提示して利便性を高めることができるとともに、収集する現地情報の数を増やすことができる。

発明の効果

0027

以上のように本発明によれば、前述の課題を一連の課題として解決しつつ、現地情報を低いコストで収集する会員型の仕組みを構築できるとともに、本発明によって、会員がストレスなく、モチベーション高く、効果的に、現地情報の収集と管理を実現することができる。

図面の簡単な説明

0028

本発明における会員型現地情報収集支援システムの全体構成例を示す図である。
本発明における会員型現地情報収集支援システムの機能構成を示すブロック図である。
実施例1において、端末装置と、サーバ装置とが、通信ネットワークを介して相互に連携して、現地情報を収集する流れについて記述した図である。
実施例1において、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報が端末装置の出力部に出力された様子を示す図である。
実施例1における端末装置と情報収集を行う目標の関係を模式的に示した図である。
実施例1における第1のジョブ制御部の処理について示したフローチャートである。
実施例1における端末装置の画面に表示される現地情報収集ジョブの指示及び情報入力画面の例である。
実施例1における端末装置の画面に表示される現地情報収集ジョブの指示画面の例である。
実施例1における報酬管理部が端末装置に提供する報酬管理画面の例である。
実施例2における端末装置と情報収集を行う目標の関係を模式的に示した図である。
実施例2における第1のジョブ制御部のジョブ制御処理について示したフローチャートである。
実施例2において、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域、及び、現地情報収集ジョブについての情報が端末装置の出力部に出力された様子を示す図である。
実施例3において、端末装置と、サーバ装置とが、通信ネットワークを介して相互に連携して、現地情報を収集する流れについて記述した図である。
実施例4において、類似度モデル生成部260、推定部270、及び、ジョブリコメンド部280の動作で処理されるデータの関係を模式的に示した図である。
実施例4において、端末装置に推薦する現地情報収集ジョブの情報を表示した例である。

0029

本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、重複する説明は省略し、各図面において同一又は相当部分には同一の符号を付す。

0030

本発明における会員型現地情報収集支援システムは、現地情報(現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報)を、低いコストで収集する会員型の仕組みを実現する、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置とサーバ装置とを備えて構成されたシステムである。

0031

図1は、本発明における会員型現地情報収集支援システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、本発明における会員型現地情報収集支援システムは、無線通信機能を有する端末装置(以下、端末装置)10、サーバ装置20、通信ネットワーク30及び管理端末装置40を備えて構成されている。端末装置10、サーバ装置20は、通信ネットワーク30を介して相互に接続可能に構成されている。また、管理端末装置40は、サーバ装置20の入出力装置として機能する。

0032

端末装置10は、現地情報を収集する会員が所持する端末装置であって、会員が現地情報収集ジョブの発見、実行、管理等に使用する。端末装置10は、専用の端末装置であってもよいし、例えば、スマートフォン情報携帯端末ゲーム端末などの通信ネットワーク30を介してサーバ装置20に接続する機能を持つ汎用電化製品であってもよい。端末装置10は、物理的には、中央演算装置(CPU)、入力装置出力装置主記憶装置(RAM/ROM)、補助記憶装置を含むコンピュータシステムとして構成される。端末装置10は、無線通信機能を有し、無線接続により通信ネットワーク30を介してサーバ装置20と相互に接続可能である。

0033

サーバ装置20は、現地情報収集ジョブの管理等を行う。サーバ装置20は、物理的には、中央演算装置(CPU)、入力装置、出力装置、主記憶装置(RAM/ROM)、補助記憶装置を含むコンピュータシステムとして構成される。サーバ装置20は、ひとつのコンピュータで構成されていてもよいし、複数のコンピュータで機能を分散して構成されていてもよい。サーバ装置20は、通信ネットワーク30を介して端末装置10と相互に接続可能である。

0034

通信ネットワーク30は、インターネット携帯電話通信網のようなオープンネットワークでもよいし、本システム専用に構築された専用線網のようなクローズドなネットワークでもよい。

0035

管理端末装置40は、サーバ装置20の入出力装置として機能する。管理端末装置40は、図1に示すようにLANや通信ネットワークを介してサーバ装置20と接続されるコンピュータであってもよいし、サーバ装置20の入力装置、出力装置が管理端末装置40として機能してもよい。

0036

図2は、本発明における会員型現地情報収集支援システムの機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本発明における端末装置10は、その機能ブロックとして、情報入力部110、撮像部120、端末位置情報取得部130、現地情報転送部140、出力部150及び第1のジョブ制御部160を備える。

0037

各機能ブロック110から160は、ハードウェアソフトウェアのいずれによっても構成することができる。例えばソフトウェアによって構成する場合、各機能ブロック110から160は、コンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。また、各機能ブロック110から160により管理または制御される情報は、記憶媒体に記憶される。情報を保存、蓄積する記憶媒体は端末装置10の内部(例えば、半導体メモリなど)にあってもよいし、外部(例えば、端末装置10から着脱可能なメモリカードや、通信ネットワークを介して接続するクラウドサーバなど)にあってもよい。

0038

情報入力部110は、現地情報収集ジョブで取得を指示された情報を会員が入力する。スマートフォンにみられるようなタッチスクリーンからの入力であってもよいし、物理的な入力キーなどの入力手段でもよい。

0039

撮像部120は、静止画または動画を撮像する。レンズを介して入力された光学的な信号を電気的な信号に変換して、画像データまたは動画データとして管理する。

0040

端末位置情報取得部130は、端末装置の存在地点を示す位置情報を取得する。位置情報としては、GPSによる測位情報やビーコン信号による測位情報などがあるが、本発明においては、端末装置の存在地点を示す位置情報が特定できれば、位置情報の取得手段は限定されない。

0041

現地情報転送部140は、情報入力部110で入力された情報、撮像部120で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部130で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、を現地情報としてサーバ装置に転送する。

0042

出力部150は、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報を、端末装置の画面に表示した地図を介して出力する。地図情報は、端末装置10が保持してもよいし、サーバ装置20から提供してもよい。また、端末装置10、サーバ装置20のいずれでもない情報提供元から通信ネットワーク30を介して地図情報を取得してもよい。また、ここで地図情報とは、道路建物などの位置情報や、植生、崖、岩、構造物などの土地の状況を表す位置情報のデータを指す。例えば、道路地図住宅地図地形図などに加え、衛星情報なども含む。

0043

第1のジョブ制御部160は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行うことが可能な区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する機能を備える。地理的空間情報が、情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報であって、情報収集を行うことが可能な区域が、情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域である場合を実施例1として、地理的空間情報が、情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域を特定する座標情報であって、情報収集を行うことが可能な区域が、ジョブ指定区域である場合を実施例2として、詳細は後述する。

0044

図2に示すように、サーバ装置20は、その機能ブロックとして、ジョブ情報管理部210、会員情報管理部220、ジョブ実行状態管理部230、報酬管理部240及び第2のジョブ制御部250を備える。

0045

各機能ブロック210から250は、ハードウェア、ソフトウェアのいずれによっても構成することができる。例えばソフトウェアによって構成する場合、各機能ブロック210から250は、コンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。また、各機能ブロック210から250により管理または制御される情報は、記憶媒体に記憶される。情報を保存、蓄積する記憶媒体はサーバ装置20の内部(例えば、半導体メモリや、ハードディスクなど)にあってもよいし、外部(例えば、LANを介してサーバ装置20と接続するハードディスク装置や、通信ネットワークを介して接続するクラウドサーバなど)にあってもよい。

0046

ジョブ情報管理部210は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報を含む、現地情報収集ジョブについての情報を管理する。

0047

会員情報管理部220は、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する前記端末装置を特定するための情報を含む、会員についての属性情報を管理する。

0048

ジョブ実行状態管理部230は、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理する。

0049

報酬管理部240は、会員情報管理部及びジョブ実行状態管理部と連携して、現地情報収集ジョブの実行を完了した会員に支払う報酬を決定し、会員への報酬の支払いを管理する。

0050

第2のジョブ制御部250は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を会員が発見するための地理的空間情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行うことが可能な区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する機能を備える。前述の第1のジョブ制御部160と同様の機能をサーバ装置20で提供する。このため、端末装置10が第1のジョブ制御部160を備える場合には、第2のジョブ制御部250は不要となる。逆に、サーバ装置20が第2のジョブ制御部250を備える場合には、第1のジョブ制御部160は不要となる。端末装置10が第1のジョブ制御部160を備える場合を実施例1として、サーバ装置20が第2のジョブ制御部250を備える場合を実施例3として、詳細は後述する。

0051

図2破線部26に示すように、サーバ装置20は、その機能ブロックとして、類似度モデル生成部260、推定部270、及び、ジョブリコメンド部280を備えることができる。これは、会員の日常行動や現地情報収集ジョブへ取り組みなどの属性から属性値が類似する典型的な会員のモデルを生成し、そのモデルが実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定して、類似する属性を持つ会員に推定した現地情報収集ジョブを提示することで、利便性を高めるとともに、収集する現地情報の数を増やすための機能を実現する。実施例4として、詳細は後述する。

0052

各機能ブロック260から280は、ハードウェア、ソフトウェアのいずれによっても構成することができる。例えばソフトウェアによって構成する場合、各機能ブロック260から280は、コンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。また、各機能ブロック260から280により管理または制御される情報は、記憶媒体に記憶される。情報を保存、蓄積する記憶媒体はサーバ装置20の内部(例えば、半導体メモリや、ハードディスクなど)にあってもよいし、外部(例えば、LANを介してサーバ装置20と接続するハードディスク装置や、通信ネットワークを介して接続するクラウドサーバなど)にあってもよい。

0053

類似度モデル生成部260は、ジョブレベル属性とその属性値と、会員行動属性とその属性値と、会員評価属性とその属性値とから各々の属性についての属性値が類似する会員群における典型的な会員を示す類似度モデルを定期的に生成する。

0054

推定部270は、各々の会員について対応する類似度モデルを選出し、類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定する。

0055

ジョブリコメンド部280は、推定部が推定した類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブと、ジョブ実行状態管理部で管理する会員が実行完了した情報収集ジョブと、会員が所持する端末装置の位置情報とから選定された現地情報収集ジョブの実行を会員に促す。

0056

実施例1は、端末装置10が第1のジョブ制御部160を備える場合であって、第1のジョブ制御部160は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する機能を備える場合の例を示す。なお、説明理解の容易性を考慮して、以下では、端末装置10はスマートフォンとし、情報入力部110と出力部150はスマートフォンの画面を介して入出力を行い、撮像部120はスマートフォンが備えるカメラ機能によるものとし、端末位置情報取得部130はスマートフォンが備えるGPS測位機能による測位情報を位置情報として使うものとして説明するが、これに限るものではなく、端末装置10が同様の挙動をとる環境であれば同じである。他の実施例(実施例2、3、4)においても同様である。

0057

実施例1に示す情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報が現地情報収集ジョブで指示される具体的な例としては、コンビニエンスストア棚割り調査、店頭ポップアイテム利用状況調査、ピザ店舗の覆面調査、キャンプ場の情報調査、店舗でのビール販売状況の調査、駐車場の利用状況調査、既存の工事現場の調査、飲食店の調査、ビルテナントの調査などがある。

0058

図3は、実施例1において、端末装置10と、サーバ装置20とが、通信ネットワーク30を介して相互に連携して、現地情報を収集する流れについて記述した図である。

0059

以下、図3により、端末装置10と、サーバ装置20とが、通信ネットワーク30を介して相互に連携して、現地情報を収集する流れについて説明する。

0060

S301は、サーバ装置20の会員情報管理部220に会員情報を登録するプロセスである。

0061

会員情報管理部220では、会員についての属性情報を管理する。まず、会員についての属性情報として、会員が所持する端末装置10を特定するための情報が必要である。現地情報は、端末10から現地情報転送部140を介して送られてくるため、現地情報収集ジョブを実行した会員が所持する端末装置10を特定することが必要となるためである。具体的には、加入者識別モジュールSIM:Subscriber Identity Module)に格納された固有コードなどであるが、電話番号や電子メールアドレスなど会員が所持する端末装置10を特定できるのであれば他の情報でもよい。会員が所持する端末装置10を特定するための情報は、ジョブ実行状態管理部230に受け渡されて(S321)ジョブ実行状態の管理や、報酬管理部240に受け渡されて(S323)ジョブ実行に基づく報酬の管理にも利用される。

0062

会員情報管理部220では、端末装置10を特定するための情報とづけて、会員についての属性情報を管理する。例えば、会員を特定するためのコード、氏名、電話番号、電子メールアドレスなど必要に応じた属性情報を管理する。

0063

会員情報管理部220への会員情報の登録(S301)は、端末装置10から通信ネットワーク30を介して会員が自ら行うことでもよいし、管理用端末装置40からサーバ装置20にシステム管理者が登録することでもよい。また、端末装置10に端末装置側機能を実現するアプリケーションインストールする際に会員に認証を求めることで、アプリケーションのインストールと同時に端末装置10を特定するための情報を含む、会員についての属性情報を会員情報管理部220へ転送することでもよい。

0064

S303は、サーバ装置20のジョブ情報管理部210にジョブ情報を登録するプロセスである。ここで「ジョブ情報」とは、現地情報収集ジョブの実行及び管理ために必要な情報をいう。以下、本特許出願に係る書面において同様である。

0065

ジョブ情報管理部210では、ジョブ情報を管理する。まず、ジョブ情報として、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報が必要である。現地情報は、現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報だからである。
目標は、二次元座標で特定する場合と、三次元座標で特定する場合がある。二次元座標で特定する場合には、緯度経度の二次元座標で目標を特定できる。例えば、現地情報収集ジョブが「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」である場合、コンビニエンスストアの緯度経度情報は、情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報となる。三次元座標で特定する場合には、緯度、経度に高さを加えた三次元座標で目標を特定できる。

0066

ジョブ情報管理部210では、情報取得を行う目標の位置情報提供と紐づけて、現地情報収集ジョブについて会員への依頼に関する情報を管理する。例えば、依頼する現地情報収集ジョブの内容(写真撮影、コメント入力など)、報酬(ポイント数金額など)、現地情報収集ジョブの実行可能期間(開始日開始時刻終了日終了時刻など)など必要に応じた情報を管理する。

0067

ジョブ情報管理部210への現地情報収集ジョブについての情報の登録(S303)は、管理用端末装置40からサーバ装置20に登録することで行う。また、他のサービスが提供する位置情報を利用して、これに紐づけて、現地情報収集ジョブについて会員への依頼に関する情報を登録してもよい。例えば、現地情報収集ジョブが前述の「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」場合では、他の地図情報アプリケーションからコンビニエンスストアの位置情報を抽出し、これに紐づけて、現地情報収集ジョブについて会員への依頼に関する情報を登録などである。

0068

S305は、端末装置10の第1のジョブ制御部160が、通信ネットワーク30を介して、サーバ装置20のジョブ情報管理部210からジョブ情報を取得するプロセスである。S307は、端末装置10の第1のジョブ制御部160が、端末位置情報取得部130から端末装置の存在地点を示す位置情報を取得するプロセスである。S309は、端末装置10の第1のジョブ制御部160が、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報を出力部150に出力するプロセスである。第1のジョブ制御部160は、ジョブ情報管理部210から取得した現地情報収集ジョブの実行可能期間から実行可能な現地情報収集ジョブのみの端末装置10への表示を出力部150に指示(S309)する。

0069

端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報、及び、現地情報収集ジョブについての情報が端末装置10の出力部150に出力された様子を図4に示す。図4では、端末装置10の画面で、地図上に、端末装置の存在地点を示す位置41、端末装置の存在地点から一定の距離の区域42、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標43、44が表示されている様子を示している。図4に示す画面で目的とする目標をタッチ等で選択することで、選択した目標についての現地情報収集ジョブの指示内容簡易的に表示(45)され、詳細指示画面(図7)及び情報入力画面(図8)に遷移する。後述のとおり、第1のジョブ制御部160は、端末装置の存在地点から一定の距離の区域42の内部にある情報収集を行う目標43については詳細指示画面(図7)及び情報入力画面(図8)に遷移するが、端末装置の存在地点から一定の距離の区域42の外部にある情報収集を行う目標44については詳細指示画面(図7)及び情報入力画面(図8)に遷移しないといった制御を行う。

0070

第1のジョブ制御部160は、ジョブ情報管理部210から取得(S305)したジョブ情報に含まれる現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報、及び、端末位置情報取得部130から取得(S307)した端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する。

0071

第1のジョブ制御部160による通知は、端末装置10を鳴動させる、端末装置10宛てに電子メールを送信する、端末装置10の表示画面に通知メッセージを表示するなどの方法による。端末装置10に、情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域にあることを通知できれば他の方法でもよい。

0072

S311は、第1のジョブ制御部160が、現地情報収集ジョブの実行を許可するプロセスである。端末装置10が、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点から一定の距離の区域にあると第1のジョブ制御部160が判断した場合に、当該現地情報収集ジョブについて情報入力部110からの情報入力を可能とするように制御し、撮像部120が起動可能とするように制御する。

0073

図5図6では、第1のジョブ制御部160の処理について説明する。

0074

図5は、実施例1における端末装置10と情報収集を行う目標の関係を模式的に示した図である。目標A、目標Bは、それぞれ現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標であって、位置は固定である。端末装置は、現地情報を収集する会員が所持する端末装置であって、会員とともに位置は移動する。図5では、端末装置の位置が、(過去)から(現在)に移動していることを示している。区域A、区域Bは、それぞれ目標A、目標Bの存在地点から一定の距離Lの区域である。端末装置(現在)と目標A、端末装置と目標Bとの距離はそれぞれLA、LBで表し、LA<L<LBであることから、端末装置(現在)は、区域Aの内にあるが、区域Bの外である。例えば、前述の現地情報収集ジョブが「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」である場合、目標A、目標Bは、それぞれ現地情報収集ジョブで指定されたコンビニエンスストアであり、端末装置を所持した会員が目標周辺を移動している状態となる。

0075

図6は、実施例1における第1のジョブ制御部160のジョブ制御処理について示したフローチャートである。図5とも対応させながら、図6に沿ってジョブ制御処理を説明する。

0076

第1のジョブ制御部160のジョブ制御処理は、一定の時間間隔で開始(S601)される。図5では、S601の処理開始前の端末装置の位置を端末装置(過去)、S501の処理開始後の端末装置の位置を端末装置(現在)で示している。

0077

ジョブ制御処理が開始(S601)されると、第1のジョブ制御部160は、ジョブ情報管理部210からジョブ情報を取得し、取得したジョブ情報から情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報を取得する(S603)。

0078

第1のジョブ制御部160は、S603の処理の後、端末位置情報取得部130から現在の端末位置情報を取得する(S605)。

0079

第1のジョブ制御部160は、S605の処理の後、現在の端末位置から一定の距離(L)の区域を設定する(S607)。図5では、破線で示す区域である。この区域内に目標が存在すれば、逆にその目標から一定の距離(L)の区域内に端末装置が存在することになる。図5における目標Aと端末装置(現在)の関係である。

0080

第1のジョブ制御部160は、S607の処理の後、S607で設定した区域内に新たな目標が出現したか判定(S609)する。図5では、目標Aが新たに出現したと判定される。

0081

第1のジョブ制御部160は、S609の処理で新たに出現した目標を発見した場合、S611の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての情報入力可能な状態への設定を情報入力部110に指示する。また、S611の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての撮像可能な状態への設定を撮像部120に指示する。

0082

第1のジョブ制御部160は、S609、S611の処理の後、S607で設定した区域内に存在した既存の目標が消滅したか判定(S613)する。図5では、目標Bが区域内から消滅したと判定される。

0083

第1のジョブ制御部160は、S613の処理で区域内から消滅した目標を発見した場合、S615の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての情報入力可能な状態の解除を情報入力部110に指示する。また、S611の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての撮像可能な状態の解除を撮像部120に指示する。

0084

図3戻り、端末装置10の現地情報転送部140の動作から引き続き説明する。現地情報転送部140は、情報入力部110で入力された情報、撮像部120で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部130で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、を現地情報としてサーバ装置に転送する。また、現地情報転送部140は、情報を取得した端末装置を特定するための情報や日時を特定するための情報など現地情報収集ジョブの管理に使用する情報をジョブ実行状態管理部230に転送する。S313は、現地情報転送部140が、情報入力部110から入力された現地情報収集ジョブで取得を指示された情報を取得するプロセスである。S315は、現地情報転送部140が、撮像部120で撮像された静止画または動画を取得するプロセスである。S317は、現地情報転送部140が、端末位置情報取得部130から端末装置の位置情報を取得するプロセスである。S319は、現地情報転送部140が、現地情報と現地情報収集ジョブの管理に使用する情報をサーバ装置に転送するプロセスである。

0085

図7は、端末装置10の画面に表示される現地情報収集ジョブの指示及び情報入力画面の例である。図4に示す画面で選択可能な現地情報収集ジョブ43を選択することで、選択した現地情報収集ジョブについての画面(図7)に遷移する。図7は、アンケート画面で、テキスト情報チェックボックス等による選択肢の情報を入力できる。例えば、前述の現地情報収集ジョブが「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」である場合、棚割りについてのコメントを入力するなどに使用される。入力された情報は、情報入力部110を介して、現地情報転送部140で現地情報として統合される。

0086

図8は、端末装置10の画面に表示される現地情報収集ジョブの指示画面の例である。図4に示す画面で選択可能な現地情報収集ジョブ43を選択することで、選択した現地情報収集ジョブについての画面(図8)に遷移する。図8は、撮像指示画面である。例えば、前述の現地情報収集ジョブが「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」である場合、図8の画面からサインインすることでカメラが起動する。撮像された静止画または動画は、撮像部120を介して、現地情報転送部140で現地情報として統合される。

0087

S319は、端末装置10の現地情報転送部140が、通信ネットワーク30を介して、サーバ装置20のジョブ実行状態管理部230へ現地情報を転送するプロセスである。情報入力部110で入力された情報、撮像部120で撮像された静止画または動画、及び、端末位置情報取得部130で取得された端末装置の存在地点を示す位置情報、が現地情報としてサーバ装置20に転送される。現地情報転送部140からサーバ装置20へのデータ転送は、情報入力部110、撮像部120、及び、端末位置情報取得部130の各々が情報を取得の都度行う方式でもよいし、一旦データを蓄積して同じ情報収集ジョブに関連する情報を結合した後にデータ転送する方式であってもよい。

0088

ジョブ実行状態管理部230は、会員による現地情報収集ジョブの実行状態を管理する。ジョブ実行状態管理部230は、ジョブ情報管理部210から取得(S321)するジョブ情報、会員情報管理部220から取得(S323)する会員情報、及び、現地情報転送部140から転送(S319)される現地情報を結合してジョブ実行状態情報を作成して管理する。具体的には、現地情報収集ジョブの実行が完了しているか、完了している場合には、どの会員が、いつ実行したかといった完了に伴う情報と、収集した現地情報を保存、管理する。また、ジョブ実行状態管理部230は、現地情報に付随する情報取得時の端末装置の存在地点を示す位置情報と、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標の存在地点を示す位置情報をともに保持することで現地情報であることを保証する。ジョブ実行状態管理部230は、完了した現地情報収集ジョブについては、完了情報ジョブ管理部210に転送(S325)することで完了した現地情報収集ジョブが会員に提示されないように制御する。ジョブ実行状態管理部230は、完了した現地情報収集ジョブについては、報酬管理部240にジョブ実行状態情報を転送(S327)する。

0089

報酬管理部240は、ジョブ実行状態管理部230から転送(S327)された完了した現地情報収集ジョブについてのジョブ実行状態情報をうけて、会員情報管理部220から取得する会員情報に基づいて報酬の支払い情報を生成する。報酬は、金銭の他、ポイントなどでもよい。図9は、報酬管理部240が端末装置10に提供する報酬管理画面の例である。

0090

実施例2は、端末装置10が第1のジョブ制御部160を備える場合であって、第1のジョブ制御部160は、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行うジョブ指定区域を特定する座標情報、及び、現地情報収集ジョブを実行する会員が所持する端末装置の存在地点を示す位置情報から判断して、前記ジョブ指定区域にある端末装置のみに、通知するとともに、現地情報収集ジョブの実行を許可する機能を備える場合の例を示す。

0091

実施例1では、現地情報収集ジョブの例として「コンビニエンスストアの棚割りを写真撮影する」である場合をあげた。この例の場合、地図情報などから情報収集を行う目標であるコンビニエンスストアの存在地点を示す位置情報を取得することができる。一方、例えば、現地情報収集ジョブが「ある区域に設置されている飲料の自動販売機を写真撮影する」である場合、地図情報などから情報収集を行う目標である飲料の自動販売機の存在地点を示す位置情報を取得することは難しい。実施例2は、このような情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域で指示される現地情報収集ジョブについての会員型現地情報収集支援システムである。

0092

実施例2に示す情報収集を行うジョブ指定区域が現地情報収集ジョブで指示される具体的な例としては、目標区域内の自動販売機の調査、喫煙可能な場所の調査、地元の名所の調査、空きテナントの探索、店舗の開店閉店の状況調査、空き広告看板の調査、空き家や更地の調査、新しく始まった工事現場の調査、用途地域特定エリア調査などがある。

0093

実施例2に係る会員型現地情報収集支援システムの構成を示す図は、図1から図3と同様である。実施例1と大きく相違するのはジョブ情報管理部210で管理する情報と、第1のジョブ制御部160を中心とした動作である。実施例1と相違する点を重点的に説明する。

0094

端末装置10の第1のジョブ制御部160が、通信ネットワーク30を介して、サーバ装置20のジョブ情報管理部210からジョブ情報を取得するプロセス(S305)、端末位置情報取得部130から端末装置の存在地点を示す位置情報を取得するプロセス(S307)について実施例1と同様である。実施例2では、図3に示すS309は、端末装置10の第1のジョブ制御部160が、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行うジョブ指定区域、及び、現地情報収集ジョブについての情報を出力部150に出力するプロセスである。第1のジョブ制御部160は、ジョブ情報管理部210から取得した現地情報収集ジョブの実行可能期間から実行可能な現地情報収集ジョブのみの端末装置10への表示を出力部150に指示(S309)する。

0095

実施例2において、ジョブ情報管理部210では、ジョブ情報として、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行うジョブ指定区域を特定する座標情報を管理する。具体的には、ジョブ指定区域を多角形頂点の座標情報で特定する。ジョブ指定区域は、二次元座標で特定する場合と、三次元座標で特定する場合がある。例えば、二次元座標で特定する場合には、緯度、経度の二次元座標でジョブ指定区域を特定できる。三次元座標で特定する場合には、緯度、経度に高さを加えた三次元座標でジョブ指定区域を特定できる。ジョブ指定区域は、外縁で特定された区域内部にジョブ指定区域から除く区域を座標情報によって指定することができる。

0096

図10図11では、第1のジョブ制御部160の処理について説明する。ここでは、ジョブ指定領域が二次元の例で説明する。

0097

図10は、実施例2における端末装置と情報収集を行う目標の関係を模式的に示した図である。目標C、目標D、目標E、及び、目標Fは、位置は固定である。端末装置は、現地情報を収集する会員が所持する端末装置であって、会員とともに位置は移動する。ジョブ指定区域は、現地情報収集ジョブで指示された座標情報で指定された情報収集を行う区域である。図10で、ジョブ指定区域の外縁は、座標1、座標2、座標3、及び、座標4で特定される。また、座標5、座標6、座標7、及び、座標8で特定される区域はジョブ指定区域から除かれていることを表している。図10では、目標Cと目標Eはジョブ指定区域の内部に存在するが、目標Dと目標Fはジョブ指定区域の外部に存在する。よって、現地情報収集ジョブで指示された目標は、目標Cと目標Eであって、目標Dと目標Fは対象とならない。例えば、前述の現地情報収集ジョブが「ある区域に設置されている飲料の自動販売機を写真撮影する」である場合、自動販売機D(目標D)が自動販売機E(目標E)より近くにあったとしても情報収集の対象とはならない。また、自動販売機F(目標F)は、座標1、座標2、座標3、及び、座標4で特定されるジョブ指定区域の外縁の内側にあるが情報収集の対象とはならない。

0098

図11は、実施例2における第1のジョブ制御部160のジョブ制御処理について示したフローチャートである。図11に沿ってジョブ制御処理を説明する。

0099

第1のジョブ制御部160のジョブ制御処理は、一定の時間間隔で開始(S1101)される。

0100

ジョブ制御処理が開始(S1101)されると、第1のジョブ制御部160は、ジョブ情報管理部210からジョブ情報を取得し、取得したジョブ情報からジョブ指定区域を特定する情報を取得する(S1103)。ジョブ指定区域を特定する情報は、ジョブ指定区域の外縁の座標(図10では、座標1、座標2、座標3、及び、座標4)と、ジョブ指定区域から除く区域の座標(図10では、座標5、座標6、座標7、及び、座標8)である。

0101

第1のジョブ制御部160は、S1103の処理の後、端末位置情報取得部130から現在の端末位置情報を取得する(S1105)。図10では、座標(Xo,Yo)である。

0102

第1のジョブ制御部160は、S1105の処理の後、端末位置がジョブ指定区域の内部であるジョブ指定区域を抽出する(S1107)。図10では、X1<X4<Xo<X2<X3かつY1<Y2<Yo<Y4<Y3であることから端末装置がジョブ指定区域の外縁の内側に存在し、X5<X8<X6<X7<XoかつYo<Y5<Y6<Y8<Y7であることから端末装置がジョブ指定区域から除く区域の外側に存在することから、端末位置がジョブ指定区域の内部であるジョブ指定区域として抽出される。

0103

第1のジョブ制御部160は、S1107の処理の後、S1107で抽出したジョブ指定区域に新たなジョブ指定区域が出現したか判定(S1109)する。

0104

第1のジョブ制御部160は、S1109の処理で新たに出現したジョブ指定区域を発見した場合、S1111の処理として、発見したジョブ指定区域と発見したジョブ指定区域に含まれる現地情報収集ジョブについての目標の画面への表示を出力部150に指示する。また、S1111の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての情報入力可能な状態への設定を情報入力部110に指示する。さらに、S1111の処理として、発見した新たな目標に紐づく現地情報収集ジョブについての撮像可能な状態への設定を撮像部120に指示する。図12は、実施例2において、端末装置の存在地点を示す位置情報、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域、及び、現地情報収集ジョブについての情報が端末装置の出力部に出力された様子を示す図である。図12では、端末装置10の画面で、地図上に、端末装置の存在地点を示す位置121、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標を区域内に含むジョブ指定区域122、現地情報収集ジョブで指示された情報収集を行う目標123が表示されている様子を示している。図12に示すように、第1のジョブ制御部160は、ジョブ指定区域に含まれない目標は表示しないといった制御を行う。図12に示す画面で目的とする目標123をタッチ等で選択することで、選択した目標についての現地情報収集ジョブの指示が簡易的に表示(124)され、詳細指示画面(図7)及び情報入力画面(図8)に遷移する。

0105

第1のジョブ制御部160は、S1109、S1111の処理の後、S1107で抽出したジョブ指定区域で既存のジョブ指定区域が消滅したか判定(S1113)する。

0106

第1のジョブ制御部160は、S1113の処理で区域内から消滅したジョブ指定区域を発見した場合、S1115の処理として、消滅したジョブ指定区域と消滅したジョブ指定区域に含まれる現地情報収集ジョブについての目標を画面から非表示とするよう出力部150に指示する。また、S1115の処理として、消滅したジョブ指定区域に紐づく現地情報収集ジョブについての情報入力可能な状態の解除を情報入力部110に指示する。さらに、S1115の処理として、消滅した目標に紐づく現地情報収集ジョブについての撮像可能な状態の解除を撮像部120に指示する。

0107

実施例3は、サーバ装置20が第2のジョブ制御部250を備える場合の例を示す。実施例1、実施例2では、ジョブ制御の機能を端末装置10にインストールしたアプリケーションで実現するなどの態様であるのに対して、実施例3は、第2のジョブ制御部250をサーバ装置20に備えてASPで端末装置10に機能提供するなどの態様である。

0108

図13は、実施例3において、端末装置10と、サーバ装置20とが、通信ネットワーク30を介して相互に連携して、現地情報を収集する流れについて記述した図である。実施例3は、図13において破線で示されるS1305、S1307、S1309、S1311のプロセスが図3(実施例1、実施例2の場合)と異なる。ただし、第1のジョブ制御部160と第2のジョブ制御部250は、機能は同じであって、端末装置10に備えるか、サーバ装置20に備えるかの違いにすぎない。

0109

実施例4は、サーバ装置が類似度モデル生成部260、推定部270、及び、ジョブリコメンド部280を備える場合の例を示す。実施例4に示す形態では、会員の行動や評価、現地情報収集ジョブの属性などから推定される当該会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブの実行を促すことで、利便性を高めるとともに、収集する現地情報の数を効果的に増やすことができる。また、端末装置10を所持した会員が同時に複数のジョブ指定区域にいる場合には多くの現地情報収集ジョブが画面表示されてかえって利便性が低下することが考えられるが、実施例4に示す形態では、現地情報収集ジョブ及び会員の属性情報と会員が所持する現在の端末位置情報とから当該会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定して画面表示することが可能となる。

0110

図14は、類似度モデル生成部260、推定部270、及び、ジョブリコメンド部280の動作で処理されるデータの関係を模式的に示した図である。図14に従って説明する。

0111

実施例4に示す形態では、会員情報管理部220は、端末位置情報取得部130から端末装置10の存在地点を示す位置情報を定期的に取得する機能を備える。図14に示す端末位置情報は、会員情報管理部220が端末位置情報取得部130から定期的に取得する端末装置10の位置情報の例である。図14では、SIMのICCID(8981XXXXXXXXXXXXXX1)で特定される端末装置についての位置座標を10分間隔で取得した例を示している。なお、図14では、SIMのICCIDで端末装置を特定しているが、一意に端末装置特定できるのであればこれに限るものではない。

0112

実施例4に示す形態では、会員情報管理部220は、会員行動属性とその属性値を属性情報として管理する。会員行動属性とは、会員情報管理部220が端末位置情報取得部130から定期的に取得する端末装置10の位置情報とその端末を所持する会員を紐づけることで得られる会員の行動履歴に関する属性情報をいう。会員行動属性として、ジョブ情報管理部210で管理するジョブ指定区域と関連づけることで訪問頻度の高いジョブ指定区域や、公開されている地図情報などと関連づけることで訪問頻度の高い店舗や地域などを属性として保持することができる。また、行動の時間帯訪問する場所(書店カフェ、住宅街など)の傾向なども会員行動属性として保持できる。図14は、端末位置情報と会員行動属性の連携を示す。なお、図14では、端末位置情報と会員行動属性の連携によって会員と位置情報及び取得日時を紐づけているが、端末位置情報を介さず会員行動属性として直接に会員と位置情報及び取得日時を紐づけてもよい。また、会員が所持する端末装置以外からの位置情報も併せて利用するなどによって、会員行動属性として会員と位置情報及び取得日時を紐づけてもよい。

0113

実施例4に示す形態では、会員情報管理部220は、会員評価属性とその属性値を属性情報として管理する。会員評価属性とは、現地情報収集ジョブの完了後における会員についての評価を示す属性である。例えば、丁寧さ、コミュニケーションのスムーズさ、現地情報収集ジョブの完了を承認した率など現地情報収集ジョブの依頼者から評価した結果に基づく会員属性である。

0114

実施例4に示す形態では、ジョブ情報管理部210は、現地情報収集ジョブへの会員の取り組みやすさの指標となるジョブレベル属性とその属性値を属性情報として管理する。ジョブレベル属性とは、現地情報収集ジョブへの会員の取り組みやすさの指標を示す属性である。現地収集ジョブの難度(実行にかかる手間、取得する情報量、実行頻度実行時間帯など)や報酬(金額やポイント数など)である。

0115

類似度モデル生成部260は、ジョブレベル属性とその属性値と、会員行動属性とその属性値と、会員評価属性とその属性値とから各々の属性についての属性値が類似する会員群における典型的な会員を示す類似度モデルを定期的に生成する。類似度モデルの生成については、協調フィルタリングを用いて1日1回程度モデルを生成することが考えられる。協調フィルタリングでは、コサイン類似度ピアソン相関を用いることが望ましいが、それ以外の手法を用いることを排除するものではない。図14は、ジョブレベル属性とその属性値と、会員行動属性とその属性値と、会員評価属性とその属性値とからの類似度モデルの生成を示している。

0116

推定部270は、各々の会員について対応する類似度モデルを選出し、類似度モデルで示される典型的な会員が実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定する。類似度モデルが実行する可能性の高い現地情報収集ジョブを推定についても、コサイン類似度やピアソン相関を用いた協調フィルタリングによることが望ましいが、それ以外の手法を用いることを排除するものではない。また、推定部270が推定する、類似度モデルが実行する可能性の高い現地情報収集ジョブは複数であってもよい。図14の例では、会員080XXXは、推定部270によって類似度モデルXXXAが最も属性が類似するモデルとして選出された。類似度モデルXXXAは、報酬100以上の現地情報収集ジョブを実行し、J−XXX1のエリア滞在する頻度が高く、カフェによく訪れるなどの属性を持つ。推定部270は、ジョブ情報管理部210が管理する現地情報収集ジョブから類似度モデルXXXAが実行する可能性の高い現地情報収集ジョブとしてJ−XXX1(訪問頻度が高く、報酬が100以上、カフェに関連するジョブ内容)を推定した。

0117

ジョブリコメンド部280は、推定部270が推定した類似度モデルが実行する可能性の高い現地情報収集ジョブと、ジョブ実行状態管理部210で管理する会員が実行完了した情報収集ジョブと、会員が所持する端末装置10の位置情報とから選定された現地情報収集ジョブの実行を会員に促す。図14の例では、会員080XXXが所持する端末の現在位置がJ—XXX1にあることから、会員080XXXに対応する類似度モデルXXXAについて推定部270が実行する可能性の高いと推定された現地情報収集ジョブJ−XXX1をリコメンド対象として選定する。また、ジョブリコメンド部280は、選定の際にジョブ実行状態管理部230に問い合わせて、会員080XXXが現地情報収集ジョブJ−XXX1を実行済みの場合は選定候補から排除する。

0118

ジョブリコメンド部280は、推定部270が推定した会員に対して現地情報収集ジョブの実行を促す。ジョブリコメンド部280は、現地情報収集ジョブの実行を促す会員の所持する端末装置10の出力部150に推薦する現地情報収集ジョブの情報を表示することで実行を促す。図15は、その例である。その他、会員に電子メールやメッセージ送信などプッシュ通知する手段によってもよい。

実施例

0119

以上のように、本実施形態(実施例1から実施例4)による会員型現地情報収集支援システムは、現地でなければ収集できない情報であって、少なくとも情報を収集した現地の位置情報が含まれる情報を、低いコストで収集する会員型の仕組みを、通信ネットワークを介して相互に連携する無線通信機能を有する端末装置とサーバ装置とを備えて構成されたシステムによって実現する。

0120

10端末装置
110情報入力部
120撮像部
130端末位置情報取得部
140現地情報転送部
150 出力部
160 第1のジョブ制御部
20サーバ装置
210ジョブ情報管理部
220会員情報管理部
230ジョブ実行状態管理部
240報酬管理部
250 第2のジョブ制御部
260類似度モデル生成部
270推定部
280ジョブリコメンド部
30通信ネットワーク
40管理端末装置
50 通信ネットワーク

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