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図面 (19)

課題

試料極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイス監視および制御する遠隔システムを提供する。

解決手段

試料の極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイスを監視および制御する遠隔システムを提供する。遠隔サーバは、冷凍プロフィルデータを1つまたは複数の冷凍機伝送し、輸送プロフィルデータを1つまたは複数の輸送デバイスに伝送し、解凍プロフィルデータを1つまたは複数の解凍機に伝送することができる。遠隔サーバは、また、冷凍プロフィルデータに従う試料の冷凍に関係する検出データを1つまたは複数の冷凍機から受信し、輸送プロフィルデータに従う試料の輸送に関係する検出データを1つまたは複数の輸送デバイスから受信し、解凍プロフィルデータに従う試料の解凍に関係する検出データを1つまたは複数の解凍機から受信することもできる。

概要

背景

試料極低温処理は、-90℃(-130°F)未満の温度を伴う。試料の極低温冷凍は、試料の温度を-90℃以下に低下させることを伴う。試料の極低温解凍は、試料の温度を-90℃以下から上昇させることを伴う。試料の極低温保管および極低温輸送は、試料の温度を-90℃以下に維持することを伴う。ほとんどの場合には、試料の極低温保管および極低温輸送は、試料の温度を、その試料を極低温冷凍させた温度に維持することを伴う。

極低温処理は、再生医療バイオバンク大気物理学保全生殖補助医療、遺伝子移植食品加工フリーズドライなど、多くの様々な分野で利用することができる。極低温処理は、様々な製品に使用することができ、これらの製品は、例えば解凍時の細胞生存性および機能、または組織完全性および機能性を維持することが求められる、再生医療、移植、輸血、および予防接種の分野など、臨床への応用では、細胞および組織を含む。極低温処理は、非細胞材料とともに使用することもでき、例えば従来のワクチンとともに使用したり、バイオバンクでは無細胞試料に使用したりすることもできる。

本明細書に記載する極低温処理は、T細胞および造血細胞などの試料を患者から免疫療法剤または遺伝子治療剤を製造するセンターに輸送したり、検査用生体組織手術室から長期保管のためにバイオバンクに輸送したりするなど、試料の輸送に使用することができる。また、本明細書に記載する極低温処理は、免疫療法剤または遺伝子治療剤などの製造した細胞製品を製造した場所から患者のところまで輸送するために使用することもできる。

概要

試料の極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイス監視および制御する遠隔システムを提供する。試料の極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイスを監視および制御する遠隔システムを提供する。遠隔サーバは、冷凍プロフィルデータを1つまたは複数の冷凍機伝送し、輸送プロフィルデータを1つまたは複数の輸送デバイスに伝送し、解凍プロフィルデータを1つまたは複数の解凍機に伝送することができる。遠隔サーバは、また、冷凍プロフィルデータに従う試料の冷凍に関係する検出データを1つまたは複数の冷凍機から受信し、輸送プロフィルデータに従う試料の輸送に関係する検出データを1つまたは複数の輸送デバイスから受信し、解凍プロフィルデータに従う試料の解凍に関係する検出データを1つまたは複数の解凍機から受信することもできる。

目的

試料の極低温処理(例えば冷凍、冷却、および/または解凍)に使用される1つまたは複数のデバイスを監視および制御する遠隔システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

試料解凍する少なくとも1つの解凍機と、前記解凍機から遠隔に位置する遠隔サーバであって、試料解凍プロフィルデータを前記少なくとも1つの解凍機に伝送するように構成された、遠隔サーバと、を備える、試料の極低温処理遠隔監視するシステムであって、前記少なくとも1つの解凍機が、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する解凍センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した解凍センサデータを前記少なくとも1つの解凍機から受信するようにさらに構成される、システム。

請求項2

前記少なくとも1つの解凍機が、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する、解凍機データ、試料解凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した解凍機データ、試料解凍データ、および/または使用者データを前記解凍機から受信するようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記遠隔サーバが、前記試料解凍プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの解凍機に伝送するようにさらに構成される、請求項1または2に記載のシステム。

請求項4

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの解凍機から、連続的に、定期的に、または解凍サイクルの終了時に受信するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。

請求項5

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータから実際の解凍グラフを生成するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。

請求項6

前記遠隔サーバが、前記試料解凍プロフィルを、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。

請求項7

複数の解凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の解凍機について生成された前記実際の解凍グラフを比較するように構成される、請求項5に記載のシステム。

請求項8

複数の解凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の解凍機から受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。

請求項9

複数の解凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の解凍機から選択された解凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。

請求項10

前記解凍センサデータが、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の解凍室内の少なくとも1つの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の加熱ユニットの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機における外部温度、解凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。

請求項11

前記解凍機データが、解凍機識別子、解凍サイクル中の解凍機エネルギー消費、解凍機位置、解凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項2から10のいずれか一項に記載のシステム。

請求項12

前記試料解凍データが、試料識別子、試料組成データ試料サイズデータ、試料容器データ、試料解凍プロフィルデータ、試料解凍日、試料解凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項2から11のいずれか一項に記載のシステム。

請求項13

前記少なくとも1つの解凍機が、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。

請求項14

前記試料を冷凍する少なくとも1つの極低温冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記冷凍機から遠隔に位置し、試料冷凍プロフィルデータを前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成され、前記少なくとも1つの冷凍機が、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した冷凍機センサデータを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するようにさらに構成される、請求項1から13のいずれか一項に記載のシステム。

請求項15

前記少なくとも1つの冷凍機が、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、冷凍機データ、試料冷凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データを前記冷凍機から受信するようにさらに構成される、請求項14に記載のシステム。

請求項16

前記遠隔サーバが、前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成される、請求項14または15に記載のシステム。

請求項17

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの冷凍機から、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に受信するように構成される、請求項14から16のいずれか一項に記載のシステム。

請求項18

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから実際の冷凍グラフを生成するように構成される、請求項14から17のいずれか一項に記載のシステム。

請求項19

前記遠隔サーバが、前記試料冷凍プロフィルを、前記少なくとも1つの冷凍機から受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項14から18のいずれか一項に記載のシステム。

請求項20

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機について生成された前記実際の冷凍グラフを比較するように構成される、請求項18に記載のシステム。

請求項21

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機から受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項14から20のいずれか一項に記載のシステム。

請求項22

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機から選択された冷凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項14から20のいずれか一項に記載のシステム。

請求項23

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項14から22のいずれか一項に記載のシステム。

請求項24

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項15から23のいずれか一項に記載のシステム。

請求項25

前記試料冷凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項15から24のいずれか一項に記載のシステム。

請求項26

前記少なくとも1つの冷凍機が、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項14から25のいずれか一項に記載のシステム。

請求項27

前記試料を輸送する少なくとも1つの輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記輸送デバイスから遠隔に位置し、試料輸送プロフィルデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するようにさらに構成され、前記少なくとも1つの輸送デバイスが、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項1から26のいずれか一項に記載のシステム。

請求項28

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項27に記載のシステム。

請求項29

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの極低温輸送デバイスに伝送するようにさらに構成される、請求項27または28に記載のシステム。

請求項30

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するように構成される、請求項27から29のいずれか一項に記載のシステム。

請求項31

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するように構成される、請求項27から30のいずれか一項に記載のシステム。

請求項32

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項27から31のいずれか一項に記載のシステム。

請求項33

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するように構成される、請求項31に記載のシステム。

請求項34

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項27から33のいずれか一項に記載のシステム。

請求項35

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項27から33のいずれか一項に記載のシステム。

請求項36

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項27から35のいずれか一項に記載のシステム。

請求項37

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項28から36のいずれか一項に記載のシステム。

請求項38

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項28から37のいずれか一項に記載のシステム。

請求項39

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項27から38のいずれか一項に記載のシステム。

請求項40

前記遠隔サーバが、前記検出したデータに基づいて観察を生成するように構成される、請求項1から39のいずれか一項に記載のシステム。

請求項41

前記遠隔サーバが、前記検出したデータに基づいて警告を生成するように構成される、請求項1から40のいずれか一項に記載のシステム。

請求項42

前記使用者データが、使用者識別子を含む、請求項1から41のいずれか一項に記載のシステム。

請求項43

試料の極低温処理を遠隔監視する方法であって、試料解凍プロフィルデータを遠隔サーバから少なくとも1つの解凍機に伝送するステップと、前記少なくとも1つの解凍機において、前記試料解凍プロフィルデータに従って前記試料を解凍するステップと、前記少なくとも1つの解凍機において、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する解凍センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した解凍センサデータを前記少なくとも1つの解凍機から受信するステップと、を含む、方法。

請求項44

前記少なくとも1つの解凍機において、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する、解凍機データ、試料解凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した解凍機データ、試料解凍データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの解凍機から受信するステップと、をさらに含む、請求項43に記載の方法。

請求項45

前記試料解凍プロフィルデータの更新を、前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの解凍機に伝送するステップをさらに含む、請求項43または44に記載の方法。

請求項46

前記検出したデータを、前記少なくとも1つの解凍機から、連続的に、定期的に、または解凍サイクルの終了時に受信するステップをさらに含む、請求項43から45のいずれか一項に記載の方法。

請求項47

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータから実際の解凍グラフを生成するステップをさらに含む、請求項43から46のいずれか一項に記載の方法。

請求項48

前記遠隔サーバにおいて、前記試料解凍プロフィルデータを、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項43から47のいずれか一項に記載の方法。

請求項49

前記少なくとも1つの解凍機が、複数の解凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の解凍機について生成された前記実際の解凍グラフを比較するステップをさらに含む、請求項47に記載の方法。

請求項50

前記少なくとも1つの解凍機が、複数の解凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の解凍機から受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項43から49のいずれか一項に記載の方法。

請求項51

前記少なくとも1つの解凍機が、複数の解凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の解凍機から選択された解凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項43から50のいずれか一項に記載の方法。

請求項52

前記解凍センサデータが、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の解凍室内の少なくとも1つの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の加熱ユニットの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機における外部温度、解凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項43から51のいずれか一項に記載の方法。

請求項53

前記解凍機データが、解凍機識別子、解凍サイクル中の解凍機エネルギー消費、解凍機位置、解凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項44から52のいずれか一項に記載の方法。

請求項54

前記試料解凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料解凍プロフィルデータ、試料解凍日、試料解凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項44から53のいずれか一項に記載の方法。

請求項55

前記少なくとも1つの解凍機において、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップとをさらに含む、請求項43から54のいずれか一項に記載の方法。

請求項56

試料冷凍プロフィルデータを、前記遠隔サーバから少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するステップと、前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従って前記試料を冷凍するステップと、前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した冷凍機センサデータを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するステップとをさらに含む、請求項43から55のいずれか一項に記載の方法。

請求項57

前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、冷凍機データ、試料冷凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するステップとをさらに含む、請求項56に記載の方法。

請求項58

前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するステップをさらに含む、請求項56または57に記載の方法。

請求項59

前記検出したデータを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に受信するステップをさらに含む、請求項56から58のいずれか一項に記載の方法。

請求項60

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから実際の冷凍グラフを生成するステップをさらに含む、請求項56から59のいずれか一項に記載の方法。

請求項61

前記遠隔サーバにおいて、前記試料冷凍プロフィルを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項56から60のいずれか一項に記載の方法。

請求項62

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機について生成された前記実際の冷凍グラフを比較するステップをさらに含む、請求項60に記載の方法。

請求項63

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機から受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項56から62のいずれか一項に記載の方法。

請求項64

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機から選択された冷凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項56から62のいずれか一項に記載の方法。

請求項65

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項56から64のいずれか一項に記載の方法。

請求項66

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項57から65のいずれか一項に記載の方法。

請求項67

前記試料冷凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項57から66のいずれか一項に記載の方法。

請求項68

前記少なくとも1つの冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップをさらに含む、請求項56から67のいずれか一項に記載の方法。

請求項69

試料輸送プロフィルデータを前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するステップと、前記試料輸送プロフィルデータに従って前記試料を前記少なくとも1つの輸送デバイスに入れて輸送するステップと、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップとをさらに含む、請求項43から68のいずれか一項に記載の方法。

請求項70

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップとをさらに含む、請求項69に記載の方法。

請求項71

前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの極低温輸送デバイスに伝送するステップをさらに含む、請求項69または70に記載の方法。

請求項72

前記遠隔サーバにおいて、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するステップをさらに含む、請求項69から71のいずれか一項に記載の方法。

請求項73

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するステップをさらに含む、請求項69から72のいずれか一項に記載の方法。

請求項74

前記遠隔サーバにおいて、前記試料輸送プロフィルデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項69から73のいずれか一項に記載の方法。

請求項75

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するステップをさらに含む、請求項73に記載の方法。

請求項76

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項69から75のいずれか一項に記載の方法。

請求項77

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項69から76のいずれか一項に記載の方法。

請求項78

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項69から77のいずれか一項に記載の方法。

請求項79

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項70から78のいずれか一項に記載の方法。

請求項80

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項70から79のいずれか一項に記載の方法。

請求項81

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップとをさらに含む、請求項69から80のいずれか一項に記載の方法。

請求項82

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータに基づいて観察を生成するステップをさらに含む、請求項43から81のいずれか一項に記載の方法。

請求項83

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータに基づいて警告を生成するステップをさらに含む、請求項43から82のいずれか一項に記載の方法。

請求項84

前記使用者データが、使用者識別子を含む、請求項43から83のいずれか一項に記載の方法。

請求項85

遠隔サーバから試料冷凍プロフィルデータを受信するように構成された通信モジュールと、前記試料冷凍プロフィルデータに従う試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するように構成された少なくとも1つのセンサとを備える、試料冷凍プロフィルに従って試料を冷凍する極低温冷凍機であって、前記通信モジュールが、前記検出した冷凍機センサデータを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、極低温冷凍機。

請求項86

前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、冷凍機データ、試料冷凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成された制御モジュールをさらに備え、前記通信モジュールが、前記検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項85に記載の冷凍機。

請求項87

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから受信するようにさらに構成される、請求項85または86に記載の冷凍機。

請求項88

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記遠隔サーバに、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に伝送するようにさらに構成される、請求項85から87のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項89

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項85から88のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項90

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項86から89のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項91

前記試料冷凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項86から90のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項92

前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るように構成されたユーザインターフェースをさらに備え、前記通信モジュールが、前記ユーザ入力を前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項85から91のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項93

前記検出したデータを前記遠隔サーバに伝送する前に前記検出したデータを記憶するように構成されたデータ記憶装置をさらに備える、請求項85から92のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項94

前記少なくとも1つのセンサが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを、冷凍サイクル中に連続的に検出するように構成される、請求項85から93のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項95

前記少なくとも1つのセンサが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを、冷凍サイクル中に定期的に検出するように構成される、請求項85から93のいずれか一項に記載の冷凍機。

請求項96

試料解凍プロフィルデータを遠隔サーバから受信するように構成された通信モジュールと、前記試料解凍プロフィルデータに従う試料の解凍に関係する解凍センサデータを検出するように構成された少なくとも1つのセンサとを備える、試料解凍プロフィルに従って試料を解凍する極低温解凍機であって、前記通信モジュールが、前記検出した解凍センサデータを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、極低温解凍機。

請求項97

前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する、解凍機データ、試料解凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成された制御モジュールをさらに備え、前記通信モジュールが、前記検出した解凍機データ、試料解凍データ、および/または使用者データを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項96に記載の解凍機。

請求項98

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから受信するようにさらに構成される、請求項96または97に記載の解凍機。

請求項99

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記遠隔サーバに、連続的に、定期的に、または解凍サイクルの終了時に伝送するようにさらに構成される、請求項96から98のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項100

前記解凍センサデータが、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の解凍室内の少なくとも1つの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の加熱ユニットの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機における外部温度、解凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項96から99のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項101

前記解凍機データが、解凍機識別子、解凍サイクル中の解凍機エネルギー消費、解凍機位置、解凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項97から100のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項102

前記試料解凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料解凍プロフィルデータ、試料解凍日、試料解凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項97から101のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項103

前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係するユーザ入力を受け取るように構成されたユーザインターフェースをさらに備え、前記通信モジュールが、前記ユーザ入力を前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項96から102のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項104

前記検出したデータを前記遠隔サーバに伝送する前に前記検出したデータを記憶するように構成されたデータ記憶装置をさらに備える、請求項96から103のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項105

前記少なくとも1つのセンサが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する解凍センサデータを、解凍サイクル中に連続的に検出するように構成される、請求項96から104のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項106

前記少なくとも1つのセンサが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する解凍センサデータを、解凍サイクル中に定期的に検出するように構成される、請求項96から104のいずれか一項に記載の解凍機。

請求項107

試料輸送プロフィルデータを遠隔サーバから受信するように構成された通信モジュールと、前記試料輸送プロフィルデータに従う試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するように構成された少なくとも1つのセンサとを備える、試料輸送プロフィルに従って極低温冷凍試料を輸送する極低温輸送デバイスであって、前記通信モジュールが、前記検出した輸送センサデータを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、極低温輸送デバイス。

請求項108

前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成された制御モジュールをさらに備え、前記通信モジュールが、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項107に記載の輸送デバイス。

請求項109

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから受信するようにさらに構成される、請求項107または108に記載の輸送デバイス。

請求項110

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記遠隔サーバに、連続的または定期的に伝送するようにさらに構成される、請求項107から109のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項111

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの輸送室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記少なくとも1つの輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項107から110のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項112

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項108から111のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項113

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍日、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項108から112のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項114

前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るように構成されたユーザインターフェースをさらに備え、前記通信モジュールが、前記ユーザ入力を前記遠隔サーバに伝送するようにさらに構成される、請求項107から113のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項115

前記検出したデータを前記遠隔サーバに伝送する前に前記検出したデータを記憶するように構成されたデータ記憶装置をさらに備える、請求項107から114のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項116

携帯型電源をさらに備える、請求項107から115のいずれか一項に記載の輸送デバイス。

請求項117

試料の極低温処理を遠隔監視する遠隔サーバであって、試料冷凍プロフィルデータを少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送し、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する検出した冷凍機センサデータを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するように構成された通信モジュールと、前記受信したデータを記憶するように構成されたデータ記憶装置とを備える、遠隔サーバ。

請求項118

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するようにさらに構成される、請求項117に記載のサーバ

請求項119

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの冷凍機に伝送するようにさらに構成される、請求項117または118に記載のサーバ。

請求項120

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの冷凍機から、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に受信するようにさらに構成される、請求項117から119のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項121

前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから実際の冷凍グラフを生成するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から120のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項122

前記試料冷凍プロフィルデータを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータと比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から121のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項123

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータを複数の極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記複数の冷凍機について生成された前記実際の冷凍グラフを比較するようにさらに構成される、請求項121に記載のサーバ。

請求項124

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータを複数の極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の冷凍機から受信した前記検出したデータを比較するように構成されるプロセッサをさらに備える、請求項117から123のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項125

前記通信モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータを複数の極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の冷凍機から選択された冷凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から123のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項126

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項117から125のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項127

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項118から126のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項128

前記試料冷凍機データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項118から127のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項129

前記通信モジュールが、前記少なくとも1つの冷凍機における前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るようにさらに構成される、請求項117から128のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項130

前記通信モジュールが、試料解凍プロフィルデータを少なくとも1つの解凍機に伝送し、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する検出した解凍センサデータを前記少なくとも1つの解凍機から受信するようにさらに構成される、請求項117から129のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項131

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する、検出した解凍機データ、試料解凍データ、および/または使用者データのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの解凍機から受信するようにさらに構成される、請求項130に記載のサーバ。

請求項132

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの解凍機に伝送するようにさらに構成される、請求項130または131に記載のサーバ。

請求項133

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの解凍機から、連続的に、定期的に、または解凍サイクルの終了時に受信するようにさらに構成される、請求項130から132のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項134

前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータから実際の解凍グラフを生成するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項130から133のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項135

前記試料解凍プロフィルデータを、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータと比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項130から134のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項136

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータを複数の解凍機に伝送するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記複数の解凍機について生成された前記実際の解凍グラフを比較するようにさらに構成される、請求項134に記載のサーバ。

請求項137

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータを複数の解凍機に伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の解凍機から受信した前記検出したデータを比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項130から136のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項138

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータを複数の解凍機に伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の解凍機から選択された解凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項130から136のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項139

前記解凍センサデータが、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の解凍室内の少なくとも1つの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機の加熱ユニットの温度、解凍サイクル中の前記少なくとも1つの解凍機における外部温度、解凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項130から138のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項140

前記解凍機データが、解凍機識別子、解凍サイクル中の解凍機エネルギー消費、解凍機位置、解凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項131から139のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項141

前記試料解凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料解凍プロフィルデータ、試料解凍日、試料解凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項131から140のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項142

前記通信モジュールが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係するユーザ入力を前記少なくとも1つの解凍機から受け取るようにさらに構成される、請求項130から141のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項143

前記通信モジュールが、試料輸送プロフィルデータを少なくとも1つの輸送デバイスに伝送し、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項117から142のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項144

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項143に記載のサーバ。

請求項145

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するようにさらに構成される、請求項143または144に記載のサーバ。

請求項146

前記通信モジュールが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するようにさらに構成される、請求項143から145のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項147

前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項143から146のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項148

前記試料輸送プロフィルデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項143から147のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項149

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータを複数の輸送デバイスに伝送するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するようにさらに構成される、請求項147に記載のサーバ。

請求項150

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータを複数の輸送デバイスに伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項143から149のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項151

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータを複数の輸送デバイスに伝送するようにさらに構成され、前記サーバが、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項143から149のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項152

前記輸送センサデータが、輸送サイクル中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの輸送室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記少なくとも1つの輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項143から151のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項153

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項144から152のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項154

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項144から153のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項155

前記通信モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を前記少なくとも1つの輸送デバイスから受け取るようにさらに構成される、請求項143から154のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項156

前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて観察を生成するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から155のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項157

前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて警告を生成するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から156のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項158

請求項43から84、および201から245のいずれか一項に記載の方法を実行するためのコンピュータコードを含む、コンピュータプログラム製品

請求項159

試料の極低温処理を遠隔監視するシステムであって、試料解凍プロフィルデータに従って前記試料を解凍する少なくとも1つの解凍機であり、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料解凍プロフィルデータに従う前記試料の解凍に関係する解凍センサデータを検出するように構成される、少なくとも1つの解凍機と、前記解凍機から遠隔に位置する遠隔サーバであり、前記少なくとも1つの解凍機から前記検出した解凍センサデータを受信するように構成される、遠隔サーバと、を備えるシステム。

請求項160

試料の極低温処理を遠隔監視するシステムであって、試料冷凍プロフィルデータに従って前記試料を冷凍する少なくとも1つの極低温冷凍機であり、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するように構成される、少なくとも1つの極低温冷凍機と、前記冷凍機から遠隔に位置する遠隔サーバであり、前記少なくとも1つの冷凍機から前記検出した冷凍機センサデータを受信するように構成される、遠隔サーバと、を備えるシステム。

請求項161

試料の極低温処理を遠隔監視するシステムであって、試料輸送プロフィルデータに従って前記試料を輸送する少なくとも1つの輸送デバイスであり、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するように構成される、少なくとも1つの輸送デバイスと、前記輸送デバイスから遠隔に位置する遠隔サーバであり、前記少なくとも1つの輸送デバイスから前記検出した輸送センサデータを受信するように構成される、遠隔サーバと、を備えるシステム。

請求項162

試料を冷凍する少なくとも1つの極低温冷凍機と、前記冷凍機から遠隔に位置する遠隔サーバであり、試料冷凍プロフィルデータを前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するように構成された、遠隔サーバと、を備える、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムであって、前記少なくとも1つの冷凍機が、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した冷凍機センサデータを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するようにさらに構成される、システム。

請求項163

前記少なくとも1つの冷凍機が、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、冷凍機データ、試料冷凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データを前記冷凍機から受信するようにさらに構成される、請求項162に記載のシステム。

請求項164

前記遠隔サーバが、前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するようにさらに構成される、請求項162または163に記載のシステム。

請求項165

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの冷凍機から、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に受信するように構成される、請求項162から164のいずれか一項に記載のシステム。

請求項166

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから実際の冷凍グラフを生成するように構成される、請求項162から165のいずれか一項に記載のシステム。

請求項167

前記遠隔サーバが、前記試料冷凍プロフィルを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項162から166のいずれか一項に記載のシステム。

請求項168

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機について生成された前記実際の冷凍グラフを比較するように構成される、請求項166に記載のシステム。

請求項169

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機から受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項162から168のいずれか一項に記載のシステム。

請求項170

複数の冷凍機をさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の冷凍機から選択された冷凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項162から168のいずれか一項に記載のシステム。

請求項171

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項162から170のいずれか一項に記載のシステム。

請求項172

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項163から171のいずれか一項に記載のシステム。

請求項173

前記試料冷凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項163から172のいずれか一項に記載のシステム。

請求項174

前記少なくとも1つの冷凍機が、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項162から173のいずれか一項に記載のシステム。

請求項175

前記試料を輸送する少なくとも1つの輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記輸送デバイスから遠隔に位置し、試料輸送プロフィルデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するようにさらに構成され、前記少なくとも1つの輸送デバイスが、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項162から174のいずれか一項に記載のシステム。

請求項176

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項175に記載のシステム。

請求項177

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するようにさらに構成される、請求項175または176に記載のシステム。

請求項178

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するように構成される、請求項175から177のいずれか一項に記載のシステム。

請求項179

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するように構成される、請求項175から178のいずれか一項に記載のシステム。

請求項180

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項175から179のいずれか一項に記載のシステム。

請求項181

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するように構成される、請求項179に記載のシステム。

請求項182

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項175から181のいずれか一項に記載のシステム。

請求項183

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項175から181のいずれか一項に記載のシステム。

請求項184

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項175から183のいずれか一項に記載のシステム。

請求項185

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項176から184のいずれか一項に記載のシステム。

請求項186

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項174から185のいずれか一項に記載のシステム。

請求項187

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項175から186のいずれか一項に記載のシステム。

請求項188

試料を輸送する少なくとも1つの輸送デバイスと、前記輸送デバイスから遠隔に位置する遠隔サーバであり、試料輸送プロフィルデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するように構成された、遠隔サーバと、を備える、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムであって、前記少なくとも1つの輸送デバイスが、少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、システム。

請求項189

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、制御モジュールをさらに備え、前記制御モジュールが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するように構成され、前記遠隔サーバが、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記輸送デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項188に記載のシステム。

請求項190

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するようにさらに構成される、請求項188または189に記載のシステム。

請求項191

前記遠隔サーバが、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するように構成される、請求項188から190のいずれか一項に記載のシステム。

請求項192

前記遠隔サーバが、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するように構成される、請求項188から191のいずれか一項に記載のシステム。

請求項193

前記遠隔サーバが、前記試料輸送プロフィルを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するように構成される、請求項188から192のいずれか一項に記載のシステム。

請求項194

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するように構成される、請求項192に記載のシステム。

請求項195

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項188から194のいずれか一項に記載のシステム。

請求項196

複数の輸送デバイスをさらに備え、前記遠隔サーバが、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するように構成される、請求項188から194のいずれか一項に記載のシステム。

請求項197

前記輸送デバイスセンサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項188から196のいずれか一項に記載のシステム。

請求項198

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項189から197のいずれか一項に記載のシステム。

請求項199

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項189から198のいずれか一項に記載のシステム。

請求項200

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、ユーザインターフェースを備え、前記ユーザインターフェースが、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るように構成され、前記遠隔サーバが、前記ユーザ入力を受信するようにさらに構成される、請求項188から199のいずれか一項に記載のシステム。

請求項201

試料の極低温処理を遠隔監視する方法であって、試料冷凍プロフィルデータを遠隔サーバから少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するステップと、前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従って前記試料を冷凍するステップと、前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する冷凍機センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した冷凍機センサデータを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するステップと、を含む、方法。

請求項202

前記少なくとも1つの極低温冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係する、冷凍機データ、試料冷凍データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した冷凍機データ、試料冷凍データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの冷凍機から受信するステップと、をさらに含む、請求項201に記載の方法。

請求項203

前記試料冷凍プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの極低温冷凍機に伝送するステップをさらに含む、請求項201または202に記載の方法。

請求項204

前記検出したデータを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から、連続的に、定期的に、または冷凍サイクルの終了時に受信するステップをさらに含む、請求項201から203のいずれか一項に記載の方法。

請求項205

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから実際の冷凍グラフを生成するステップをさらに含む、請求項201から204のいずれか一項に記載の方法。

請求項206

前記遠隔サーバにおいて、前記試料冷凍プロフィルを、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項201から205のいずれか一項に記載の方法。

請求項207

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機について生成された前記実際の冷凍グラフを比較するステップをさらに含む、請求項205に記載の方法。

請求項208

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機から受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項201から207のいずれか一項に記載の方法。

請求項209

前記少なくとも1つの極低温冷凍機が、複数の冷凍機を含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の冷凍機から選択された冷凍機のグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項201から207のいずれか一項に記載の方法。

請求項210

前記冷凍機センサデータが、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機の冷凍室内の少なくとも1つの温度、冷凍サイクル中の前記試料の温度、冷凍サイクル中の前記少なくとも1つの冷凍機における外部温度、冷凍機扉データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項201から209のいずれか一項に記載の方法。

請求項211

前記冷凍機データが、冷凍機識別子、冷凍サイクル中の冷凍機エネルギー消費、冷凍機位置、冷凍機警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項202から210のいずれか一項に記載の方法。

請求項212

前記試料冷凍データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料冷凍日、試料冷凍時、のうちの1つまたは複数を含む、請求項202から211のいずれか一項に記載の方法。

請求項213

前記少なくとも1つの冷凍機において、前記試料冷凍プロフィルデータに従う前記試料の冷凍に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップとをさらに含む、請求項201から212のいずれか一項に記載の方法。

請求項214

試料輸送プロフィルデータを前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するステップと、前記試料輸送プロフィルデータに従って、前記試料を前記少なくとも1つの輸送デバイスに入れて輸送するステップと、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップとをさらに含む、請求項201から213のいずれか一項に記載の方法。

請求項215

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップとをさらに含む、請求項214に記載の方法。

請求項216

前記試料輸送プロフィルデータの更新を前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するステップをさらに含む、請求項214または215に記載の方法。

請求項217

前記遠隔サーバにおいて、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するステップをさらに含む、請求項214から216のいずれか一項に記載の方法。

請求項218

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するステップをさらに含む、請求項214から217のいずれか一項に記載の方法。

請求項219

前記遠隔サーバにおいて、前記試料輸送プロフィルデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項214から218のいずれか一項に記載の方法。

請求項220

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するステップをさらに含む、請求項218に記載の方法。

請求項221

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項214から220のいずれか一項に記載の方法。

請求項222

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項214から221のいずれか一項に記載の方法。

請求項223

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項214から222のいずれか一項に記載の方法。

請求項224

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項215から223のいずれか一項に記載の方法。

請求項225

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項215から224のいずれか一項に記載の方法。

請求項226

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップとをさらに含む、請求項214から225のいずれか一項に記載の方法。

請求項227

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて観察を生成するステップをさらに含む、請求項201から226のいずれか一項に記載の方法。

請求項228

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて警告を生成するステップをさらに含む、請求項201から227のいずれか一項に記載の方法。

請求項229

前記使用者データが、使用者識別子を含む、請求項201から228のいずれか一項に記載の方法。

請求項230

試料の極低温処理を遠隔監視する方法であって、試料輸送プロフィルデータを遠隔サーバから少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するステップと、前記試料輸送プロフィルデータに従って、前記試料を前記少なくとも1つの輸送デバイスに入れて輸送するステップと、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する輸送センサデータを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送センサデータを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップと、を含む、方法。

請求項231

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係する、輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および使用者データのうちの少なくとも1つを検出するステップと、前記遠隔サーバにおいて、前記検出した輸送デバイスデータ、試料輸送データ、および/または使用者データを前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信するステップと、をさらに含む、請求項230に記載の方法。

請求項232

前記試料輸送プロフィルデータの更新を、前記遠隔サーバから前記少なくとも1つの輸送デバイスに伝送するステップをさらに含む、請求項230または231に記載の方法。

請求項233

前記遠隔サーバにおいて、前記検出したデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから、連続的または定期的に受信するステップをさらに含む、請求項230から232のいずれか一項に記載の方法。

請求項234

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから実際の輸送グラフを生成するステップをさらに含む、請求項230から233のいずれか一項に記載の方法。

請求項235

前記遠隔サーバにおいて、前記試料輸送プロフィルデータを、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータと比較するステップをさらに含む、請求項230から234のいずれか一項に記載の方法。

請求項236

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフを比較するステップをさらに含む、請求項234に記載の方法。

請求項237

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項230から236のいずれか一項に記載の方法。

請求項238

前記少なくとも1つの輸送デバイスが、複数の輸送デバイスを含み、前記方法が、前記遠隔サーバにおいて、前記複数の輸送デバイスから選択された輸送デバイスのグループから受信した前記検出したデータを比較するステップをさらに含む、請求項230から237のいずれか一項に記載の方法。

請求項239

前記輸送センサデータが、輸送中の前記少なくとも1つの輸送デバイスの保管室内の少なくとも1つの温度、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける外部温度、輸送デバイス扉データ、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおけるg力、前記輸送デバイスの配向、前記少なくとも1つの輸送デバイスにおける内部湿度および/または外部湿度、電力接続データ、バッテリ寿命データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項230から238のいずれか一項に記載の方法。

請求項240

前記輸送デバイスデータが、輸送デバイス識別子、輸送デバイスエネルギー消費データ、輸送デバイス位置データ、輸送デバイス警報データ、のうちの1つまたは複数を含む、請求項231から239のいずれか一項に記載の方法。

請求項241

前記試料輸送データが、試料識別子、試料組成データ、試料サイズデータ、試料容器データ、試料冷凍プロフィルデータ、試料輸送プロフィルデータ、試料解凍プロフィルデータ、試料輸送日、のうちの1つまたは複数を含む、請求項231から240のいずれか一項に記載の方法。

請求項242

前記少なくとも1つの輸送デバイスにおいて、前記試料輸送プロフィルデータに従う前記試料の輸送に関係するユーザ入力を受け取るステップと、前記遠隔サーバにおいて前記ユーザ入力を受信するステップとをさらに含む、請求項230から241のいずれか一項に記載の方法。

請求項243

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて観察を生成するステップをさらに含む、請求項230から242のいずれか一項に記載の方法。

請求項244

前記遠隔サーバにおいて、前記少なくとも1つの冷凍機、および/または前記少なくとも1つの解凍機、および/または前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信する前記検出したデータに基づいて警告を生成するステップをさらに含む、請求項230から243のいずれか一項に記載の方法。

請求項245

前記使用者データが、使用者識別子を含む、請求項230から244のいずれか一項に記載の方法。

請求項246

前記試料解凍プロフィルが、前記少なくとも1つの解凍機から受信した前記検出したデータから逸脱しているときに、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項6に記載のシステム。

請求項247

前記複数の解凍機について生成された前記実際の解凍グラフが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項7に記載のシステム。

請求項248

前記複数の解凍機から受信した検出したデータが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項8に記載のシステム。

請求項249

前記試料冷凍プロフィルが、前記少なくとも1つの極低温冷凍機から受信した前記検出したデータから逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項19または167に記載のシステム。

請求項250

前記複数の解凍機について生成された前記実際の冷凍グラフが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項20または168に記載のシステム。

請求項251

前記複数の冷凍機から受信した検出したデータが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項21または169に記載のシステム。

請求項252

前記試料輸送プロフィルが、前記少なくとも1つの輸送デバイスから受信した前記検出したデータから逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項32、180、または193に記載のシステム。

請求項253

前記複数の解輸送デバイスについて生成された前記実際の輸送グラフが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項33、181、または194に記載のシステム。

請求項254

前記複数の輸送デバイスから受信した検出したデータが互いに逸脱しているときには、前記遠隔サーバが、前記逸脱の原因についての示唆を提供するようにさらに構成される、請求項34、182、または195に記載のシステム。

請求項255

前記遠隔サーバが、前記検出したデータに対して示差熱分析(DTA)を実行するようにさらに構成される、請求項1から42、159から200、および246から254のいずれか一項に記載のシステム。

請求項256

前記遠隔サーバが、前記検出したデータが予測データから逸脱するときを判定するようにさらに構成される、請求項255に記載のシステム。

請求項257

前記遠隔サーバが、前記検出したデータが予想データから逸脱するときを判定するようにさらに構成される、請求項255に記載のシステム。

請求項258

前記検出したデータに対して示差熱分析(DTA)を実行するように構成されたプロセッサをさらに備える、請求項117から157のいずれか一項に記載のサーバ。

請求項259

前記プロセッサが、前記検出したデータが予測データから逸脱するときを判定するようにさらに構成される、請求項255に記載のサーバ。

請求項260

前記プロセッサが、前記検出したデータが予想データから逸脱するときを判定するようにさらに構成される、請求項255に記載のサーバ。

請求項261

前記検出したデータに関する使用者観察を受信するユーザインターフェースをさらに備える、請求項1から42、159から200、および246から257のいずれか一項に記載のシステム。

技術分野

0001

本技術は、試料極低温処理遠隔監視するシステムおよび方法に関する。さらに詳細には、本技術は、試料の極低温冷凍極低温保管、極低温輸送、および極低温解凍を遠隔監視するシステムおよび方法に関する。

背景技術

0002

試料の極低温処理は、-90℃(-130°F)未満の温度を伴う。試料の極低温冷凍は、試料の温度を-90℃以下に低下させることを伴う。試料の極低温解凍は、試料の温度を-90℃以下から上昇させることを伴う。試料の極低温保管および極低温輸送は、試料の温度を-90℃以下に維持することを伴う。ほとんどの場合には、試料の極低温保管および極低温輸送は、試料の温度を、その試料を極低温冷凍させた温度に維持することを伴う。

0003

極低温処理は、再生医療バイオバンク大気物理学保全生殖補助医療、遺伝子移植食品加工フリーズドライなど、多くの様々な分野で利用することができる。極低温処理は、様々な製品に使用することができ、これらの製品は、例えば解凍時の細胞生存性および機能、または組織完全性および機能性を維持することが求められる、再生医療、移植、輸血、および予防接種の分野など、臨床への応用では、細胞および組織を含む。極低温処理は、非細胞材料とともに使用することもでき、例えば従来のワクチンとともに使用したり、バイオバンクでは無細胞試料に使用したりすることもできる。

0004

本明細書に記載する極低温処理は、T細胞および造血細胞などの試料を患者から免疫療法剤または遺伝子治療剤を製造するセンターに輸送したり、検査用生体組織手術室から長期保管のためにバイオバンクに輸送したりするなど、試料の輸送に使用することができる。また、本明細書に記載する極低温処理は、免疫療法剤または遺伝子治療剤などの製造した細胞製品を製造した場所から患者のところまで輸送するために使用することもできる。

発明が解決しようとする課題

0005

冷凍から保管、輸送、さらには解凍に至るまで、処理中のあらゆるポイントで試料の完全性を維持し、確認するためには、試料を監視することが必要である。

課題を解決するための手段

0006

本技術の第1の態様によれば、添付の独立請求項1に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0007

本技術の第2の態様によれば、添付の独立請求項43に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視する方法が提供される。

0008

本技術の第3の態様によれば、添付の独立請求項85に記載する、試料冷凍プロフィルに従って試料を冷凍する極低温冷凍機が提供される。

0009

本技術の第4の態様によれば、添付の独立請求項96に記載する、試料解凍プロフィルに従って試料を解凍する極低温解凍機が提供される。

0010

本技術の第5の態様によれば、添付の独立請求項107に記載する、試料輸送プロフィルに従って極低温冷凍試料を輸送する極低温輸送デバイスが提供される。

0011

本技術の第6の態様によれば、添付の独立請求項117に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視する遠隔サーバが提供される。

0012

本技術の第7の態様によれば、本明細書に記載する方法のいずれかを実行するためのコンピュータコードを含むコンピュータプログラム製品が提供される。

0013

本技術の第8の態様によれば、添付の独立請求項159に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0014

本技術の第9の態様によれば、添付の独立請求項160に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0015

本技術の第10の態様によれば、添付の独立請求項161に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0016

本技術の第11の態様によれば、添付の独立請求項162に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0017

本技術の第12の態様によれば、添付の独立請求項188に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視するシステムが提供される。

0018

本技術の第13の態様によれば、添付の独立請求項201に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視する方法が提供される。

0019

本技術の第14の態様によれば、添付の独立請求項230に記載する、試料の極低温処理を遠隔監視する方法が提供される。

0020

好ましい特徴は、添付の従属請求項に記載されている。

0021

次に、添付の図面を参照して、実施形態について説明する。

図面の簡単な説明

0022

極低温冷凍機を示す概略図である。
所定の冷凍プロフィルを示す図である。
冷凍サイクル中検出プレート温度を示す図である。
冷凍サイクル中の検出試料温度を示す図である。
図2の所定の冷凍プロフィル、図3の検出プレート温度、および図4の検出試料温度を示す図である。
遠隔サーバを示す概略図である。
1つまたは複数の極低温冷凍機を監視するシステムを示す概略図である。
「観察」を注釈として付記した、図3の検出プレート温度および図4の検出試料温度を示すグラフである。
生物学的試料の処理の概要を示す概略図である。
解凍機を示す概略図である。
解凍プロフィルを示す図である。
解凍サイクル中の検出試料温度を示す図である。
1つまたは複数の解凍機を監視するシステムを示す概略図である。
「観察」を注釈として付記した、図6のサーバ転送された図12の検出試料温度を示す図である。
保管デバイスを示す概略図である。
試料の極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイスを監視する遠隔システムを示す概略図である。
2組の異なる検出解凍温度のセットを示すグラフである。
形成領域を通して生物学的試料を冷却するために必要な電力を示すグラフである。

実施例

0023

試料の極低温処理(例えば冷凍、冷却、および/または解凍)に使用される1つまたは複数のデバイスを監視および制御する遠隔システムを提供する。この遠隔システムは、極低温処理のための冷凍プロフィルデータおよび/または解凍プロフィルデータを使用することがある。遠隔サーバは、冷凍プロフィルデータを1つまたは複数の冷凍機伝送し、保管プロフィルデータを1つまたは複数の保管デバイスおよび/または輸送デバイスに伝送し、解凍プロフィルデータを1つまたは複数の解凍デバイスに伝送することができる。遠隔サーバは、また、冷凍プロフィルデータに従った試料の冷凍に関する検出データを1つまたは複数の冷凍機から受信し、保管プロフィルデータに従った試料の保管および/または輸送に関する検出データを1つまたは複数の保管デバイスおよび/または輸送デバイスから受信し、解凍プロフィルデータに従った試料の解凍に関する検出データを1つまたは複数の解凍機から受信することもできる。検出冷凍データおよび/または検出解凍データは、記録/記憶することができ、使用者/第三者に提供することもできる。

0024

試料を極低温冷凍するためには、Asymptote(登録商標)のVIA Freeze(登録商標)シリーズの冷凍機などの極低温冷凍機を使用すればよい。図1は、極低温冷凍機1を示す概略図である。図1から分かるように、極低温冷凍機1は、熱除去ユニット32に結合された、冷凍対象の試料30がその内部に配置される冷凍室28を備える。冷凍機10は、また、少なくとも1つのメモリ18と、少なくとも1つのユーザインターフェース14と、少なくとも1つの通信インターフェース26と、少なくとも1つのデータ記憶装置16と、少なくとも1つのセンサ20、22、24、…、nとに結合された少なくとも1つのプロセッサ12を含む制御モジュール10も含む。冷凍機1は、図示していないその他の要素を含むこともある。

0025

メモリ18は、本明細書に記載するように試料30を冷凍するために熱除去ユニット32を制御するためのコンピュータプログラムコードを記憶するプログラムメモリと、プロセッサ12が受信または処理するデータ、プログラム、または命令を記憶するためのワーキングメモリとを含むことがある。メモリ18および/またはデータ記憶装置16は、一時的メモリとして使用される、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリを含むこともある。これに加えて、または別法として、メモリ18およびデータ記憶装置16は、フラッシュメモリ読取り専用メモリ(ROM)、または電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)などの不揮発性メモリを含むこともある。

0026

プロセッサ12は、データ(例えばセンサ20、22、24、…、nから受信したデータ、プログラム、使用者からユーザインターフェース14を介して受信した命令など)を処理し、その処理に応じた出力信号を生成する処理論理を含むことがある。制御モジュール10は、任意の適当な回路または論理を含む可能性があり、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップデバイス、マイクロプロセッサデバイスマイクロ制御装置、および1つまたは複数の集積回路のうちの任意の1つまたは複数を含む可能性がある。制御モジュール10は、冷凍室28の温度を制御するために、熱除去ユニット32に結合されている。

0027

ユーザインターフェース14は、コンピュータ画面タッチスクリーンキーボードマウススピーカバーコードスキャナ指紋スキャナなどのうちの1つまたは複数である可能性がある。

0028

通信モジュール26は、1つまたは複数の外部デバイス(本明細書に記載する遠隔サーバなど)からデータまたはデータ信号を受信するように構成することができる。通信モジュール26は、通信インターフェースまたは通信ユニットであることもある。通信モジュールは、インターネットなど、有線または無線ネットワークを介してデータを受信するように構成することができる。通信モジュールは、また、インターネットなど、有線または無線のネットワークを介して1つまたは複数の外部デバイス(遠隔サーバなど)にデータまたはデータ信号を伝送するように構成することもできる。

0029

データ記憶装置16は、センサ20、22、24、…、nからのデータを記憶するように構成することができる。データ記憶装置16は、少なくとも1つの通信モジュール26、および少なくとも1つのプロセッサ12に結合することができる。

0030

制御モジュール10の構成要素は、ハードウェア構成要素ソフトウェア構成要素組合せであってもよいし、全てがソフトウェア構成要素であってもよいし、全てがハードウェア構成要素であってもよい。

0031

図1に示すような極低温冷凍機は、冷凍プロフィルに従って試料を極低温冷凍する。様々な試料のそれぞれの冷凍プロフィルは、熟練した科学者によって予め決定される必要があることは既知である。冷凍プロフィルは、試料の組成、使用する細胞の1つまたは複数の種類、試料のサイズ(重量)、核生成温度、使用する凍結保護物質の量、試料を収容する容器など多数の因子に基づいて、熟練した科学者によって決定される。凍結保存中に保護的な影響を及ぼす化合物を、凍結保護物質と呼ぶ。いくつかの実施形態では、凍結保護物質は、ジメチルスルホキシド(DMSO)、グリセロールグルコースプロピレングリコールポリエチレングリコール、糖類、アルコール類糖アルコール類アポトーシス抑制剤フィコールポリビニルピロリドン、あるいはこれらの凍結保護物質のうちの2つ以上を0から100%の範囲の濃度で組み合わせたものから選択することができる。

0032

冷凍プロフィルは、それを決定する際に用いた因子に固有のものとなる。例えば、2mlの試料Aについて決定した冷凍プロフィルは、250mlの試料Aについて決定した冷凍プロフィルとは異なる可能性があり、DMSOを10%含む200mlの試料Aについて決定した冷凍プロフィルは、DMSOを12%含む200mlの試料Aについて決定した冷凍プロフィルとは異なる可能性がある。

0033

図2は、ある試料の例示的な所定の冷凍プロフィルを示す概略図である(時間に対する温度のグラフを用いて示してある)。冷凍プロフィルは、フォーマットにかかわらず、冷凍サイクル中の試料の冷却速度を規定する、冷凍機に入力される1組の命令セットを含む。冷凍サイクルは、試料が冷凍機内に配置された時点t=0分から開始する。ほとんどの場合には、試料は、冷凍サイクルの開始時には、室温からその試料の凍結温度までの間である。冷凍サイクルは、試料が冷凍プロフィルで規定されている所望の温度に到達したときに終了する。例えば、図2によれば、冷凍サイクルは、時点t=180分に終了する。

0034

冷凍プロフィルは、様々な直線状冷却速度(ランプ)、ならびに一定温度保持期間(休止期間)を含むことがあり、直線状および非直線状冷却プロトコルを含むことがある。上述のように、冷凍プロフィルは、様々な試料のそれぞれについて予め決定されている。所定の冷凍プロフィルで規定されているのと同じ試料組成、試料サイズ、凍結保護物質量、および容器などを有する試料を冷凍するときには、その所定の冷凍プロフィルを冷凍機にプログラムする必要がある。既知のシステムでは、所定の冷凍プロフィルのそれぞれを人間のオペレータに通常はインストラクションマニュアルの一部として紙媒体で与え、その人間のオペレータが、冷凍機のユーザインターフェース14を介して所定の冷凍プロフィルを入力する必要がある。

0035

しかし、所定の冷凍プロフィルを使用者が手作業で入力するので、誤りが発生する可能性がある。例えば、紙媒体から所定の冷凍プロフィルをコピーするときには、システムの使用者による入力で誤植が起きる可能性がある。

0036

上述のように、冷凍機1は、少なくとも1つのセンサ20、22、24、…、nを備える。これらのセンサ20、22、24、…、nのうちの1つまたは複数は、冷凍サイクル中に冷凍室28内の温度を監視するために設けられた温度センサを含む。温度センサは、冷凍室29内のプレートにおける温度など、冷凍室28内の1つまたは複数の異なる位置における温度を検出する。温度は、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍中に検出され、データ記憶装置16が、これらの検出した温度を、センサの位置、および/またはセンサID、ならびにその温度が感知された時間とともに記憶する。

0037

図3は、図2の所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍中の時間に対するプレートの検出温度を示す概略図である。

0038

冷凍室28内の異なる位置における温度を検出するだけでなく、冷凍サイクル中の試料の実際の温度を検出する1つまたは複数のセンサ20、22、24、…、nを設けることもできる。センサ20、22、24、…、nは、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍中に実際の温度を検出し、データ記憶装置16は、これらの検出した温度を、センサの位置、および/またはセンサID、ならびにその温度が感知された時間とともに記憶する。

0039

図4は、図2の所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍中の時間に対する試料の検出温度を示す概略図である。

0040

図5は、図2の所定の冷凍プロフィル、図3のプレートの検出温度、および図4の試料の検出温度を示す概略図である。当技術分野で理解されているように、また図5に示すように、各冷凍機で行われる実際に検出した試料の冷凍は、所定の冷凍プロフィルと異なっていることがある。ばらつきは、試料の準備の精度など、多数の要因の結果として生じる可能性がある。例えば、特定の所定の冷凍プロフィルは、10%のDMSOと混合した200mlの試料Aを必要とすることがある。しかし、ある使用者120、121、…、12nが、10.5%のDMSOと混合した195mlの試料A、または11%のDMSOと混合した202mlの試料Aを不注意に加えることもある。また、ばらつきは、冷凍機のばらつきの結果として生じることもある。例えば、冷凍機の熱除去ユニット32が最大効率で機能していないこともある。

0041

冷凍サイクルに実際の温度を検出するだけでなく、冷凍サイクル中に冷凍機の外部温度を検出する1つまたは複数のセンサ20、22、24、…、nを設けることもできる。さらに、冷凍機の扉が開けられたとき、冷凍機の扉が閉じられたとき、扉が開閉された日時、および/または扉が開いていた時間の長さを検出する1つまたは複数のセンサを設けることもできる。

0042

一実施形態によれば、センサ20、22、24、…、nは、冷凍サイクル中に連続的に検出を行う。別の実施形態によれば、センサ20、22、24、…、nは、冷凍サイクル中に定期的に検出を行う。

0043

センサ20、22、24、…、nによって検出されたセンサデータは、冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係している。センサ20、22、24、…、nによって検出されたセンサデータは、冷凍サイクル中の冷凍室28内の1つまたは複数の異なる位置における温度、冷凍サイクル中の試料の温度、冷凍サイクル中の冷凍機の外部温度、冷凍サイクル中に冷凍機の扉が開けられたとき、および/または閉じられたとき、ならびに扉が開いていた時間の長さなどの冷凍機扉データのうちの1つまたは複数を含む可能性がある。それぞれの検出について、検出の日時も、検出したセンサを示す指標とともに記録する。

0044

センサ20、22、24、…、nによって検出されるセンサデータに加えて、制御モジュール10は、冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関するその他のデータを検出して記憶することもできる。その他のデータは、冷凍機データ、および/または試料データ、および/または使用者データなどを含む可能性がある。制御モジュール10は、冷凍機の識別子、冷凍機のエネルギー消費(冷凍サイクル中に冷凍機が消費するエネルギー、および/または冷凍サイクル中に冷凍機の様々な構成要素が消費するエネルギー)、冷凍機の位置(冷凍機の実際の位置、および/または冷凍機のIPアドレス)、冷凍機の警報データ(例えば開扉警報などの警報が冷凍機で起動されたかどうか、および/または例えば扉を閉じるなど、警報に応答して任意のアクションが行われたかどうかなど)などの冷凍機データを記憶することがある。制御モジュール10は、試料の識別子、試料の組成データ(試料の組成に関する情報など)、試料のサイズ/重量データ(試料のサイズ/重量に関する情報など)、試料の容器データ(試料の容器に関する情報など)、所定の冷凍プロフィル、試料の冷凍日(冷凍プロフィルに従って試料を冷凍した日付など)、試料の冷凍時間(冷凍サイクルの開始時間、冷凍サイクルの終了時間、および/または冷凍サイクルの持続時間など)などの試料データを記憶することもある。制御モジュール10は、使用者の識別子、以下でさらに詳細の説明する使用者の観察など、使用者データを記憶することもある。

0045

センサ20、22、24、…、nによって検出されるセンサデータ、ならびに冷凍機データ、および/または試料データ、および/または使用者データは、全て冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係するものであり、使用者にとって関心のあるものである。しかし、例えば使用者が複数の冷凍機のデータを必要としている、または複数の位置からのデータを必要とする臨床試験を行っているなどの理由で、使用者が冷凍機のある位置にいないこともある。したがって、通信モジュール26を使用して、データを遠隔サーバに転送することもできる。

0046

図6は、遠隔サーバ50を示す概略図である。遠隔サーバ50は、少なくとも1つのプロセッサ52と、少なくとも1つのワーキングメモリ54と、少なくとも1つの記憶プログラムメモリ58と、少なくとも1つのデータ記憶装置56と、少なくとも1つの通信モジュール60とを備える。遠隔サーバ50は、図示していないその他の構成要素を含むこともある。遠隔サーバ50の構成要素は、ハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素の組合せであってもよいし、全てがソフトウェア構成要素であってもよいし、全てがハードウェア構成要素であってもよい。

0047

遠隔サーバは、少なくとも1つの冷凍機に通信可能に結合されている。一実施形態によれば、通信モジュール60を使用して、インターネットなどのネットワークを介して、遠隔サーバ50を少なくとも1つの極低温冷凍機に接続する。この接続は、有線であっても、無線であってもよい。これで、この少なくとも1つの極低温冷凍機は、遠隔サーバ50とデータを交換することができる。例えば、この少なくとも1つの極低温冷凍機は、遠隔サーバ50にデータを伝送することができ、遠隔サーバ50は、この少なくとも1つの極低温冷凍機から伝送されたデータを受信することができる。さらに、遠隔サーバ50は、この少なくとも1つの極低温冷凍機にデータを伝送することもでき、この少なくとも1つの極低温冷凍機も、遠隔サーバ50から伝送されたデータを受信することができる。

0048

一実施形態によれば、冷凍機とサーバの間で転送されるデータは、例えば秘密鍵/公開鍵の対などを使用して暗号化される。

0049

使用者は、任意のコンピューティングデバイス(ラップトップコンピュータタブレットスマートフォンパーソナルコンピュータなど)からウェブブラウザを介して遠隔サーバ50にアクセスすることができる。一実施形態によれば、使用者は、遠隔サーバにログインし、アカウントを保有することを求められることがある。遠隔サーバ50に接続した後は、使用者は、冷凍機からのデータにアクセスすることができる。一実施形態によれば、データの照合をしなければ不可能であったはずの情報および/またはパターンをデータから抽出するために、遠隔サーバで集められたデータにデータマイニングプロセスを適用することもある。

0050

図7は、1つまたは複数の極低温冷凍機を監視するシステムを示す概略図である。複数の極低温冷凍機100、101、102、…、10nが、図7には示してある。疑義を避けるために付言すると、複数とは、1を含む任意の数であり得る。複数の冷凍機100、101、102、…、10nはそれぞれ、他の冷凍機と同じ位置に設けられていることもあれば、異なる位置に設けられていることもある。各冷凍機100、101、102、…、10nは、人間のオペレータ(使用者120、121、122、…、12n)によって操作することができる。さらに、各冷凍機100、101、102、…、10nは、遠隔サーバ130に通信可能に結合されている。遠隔サーバ130は、冷凍機を監視するために冷凍機からデータを受信することができ、また冷凍機にデータを伝送することもできる。

0051

上述のように、冷凍プロフィルは、熟練した科学者によって予め決定される。この所定の冷凍プロフィルを、次いで、試料の組成、試料のサイズ、試料に添加する凍結保護物質の量および組成、試料を配置する容器の種類など、それらに関連する基準とともに、遠隔サーバ130に提供する。一実施形態によれば、遠隔サーバ130は、所定の冷凍プロフィルを複数の冷凍機100、101、102、…、10nに伝送する。一実施形態によれば、所定の冷凍プロフィルは、これら複数の冷凍機に実質的に同時に伝送することができる。所定の冷凍プロフィルを複数の冷凍機に伝送することにより、所定の冷凍プロフィルを入力する際にヒューマンエラーが生じるケースが減少するので、一貫性を高めることができる。

0052

複数の冷凍機のうちの1つで試料を冷凍する必要があるときには、その冷凍機のところにいる使用者120、121、122、…、12nは、その冷凍機のタッチスクリーンなどのユーザインターフェース14を介して複数の所定の冷凍プロフィルから適当な所定の冷凍プロフィルを選択するだけでよい。その冷凍機のところにいる使用者120、121、122、…、12nは、所定の冷凍プロフィルを冷凍機に手作業で入力する必要はない。その冷凍機のところにいる使用者は、冷凍機を使用する前に、ユーザインターフェース14を介して自分の使用者IDを入力することを求められることもある。その冷凍機のところにいる使用者は、タッチスクリーンを使用したり、試料IDがバーコードとして記憶されているときにはバーコードスキャナを使用したり、試料IDがQRコード(登録商標)として記憶されているときには撮像デバイスを使用したりして、ユーザインターフェース14を介して試料IDを入力することを求められることもある。

0053

所定の冷凍プロフィルを複数の冷凍機に伝送することは、それにより遠隔サーバ130のところにいる使用者140が、各冷凍機が同じ試料を冷凍するときに同じ所定の冷凍プロフィルを使用していることを保証することができるという点でも有利である。これは、全てが同じ所定の冷凍プロフィルを実行している複数の冷凍機から収集したデータ内で異常を特定するときに有用である。さらに、例えば新たなデータが利用可能になった結果として、所定の冷凍プロフィルが熟練した科学者によって更新されたときに、その所定の冷凍プロフィルの更新版を遠隔サーバから複数の冷凍機に配布して、冷凍機のネットワーク全体の一貫性を向上させることができる。一実施形態によれば、更新された所定の冷凍プロフィルは、複数の冷凍機に実質的に同時に伝送することができる。

0054

所定の冷凍プロフィルは、図2に示すようなグラフとして、または命令セットとして、複数の冷凍機に提供することができる。図2に示すグラフの例示的な命令セットは、以下のように表すこともできる。

0055

0056

複数の冷凍機のうちの1つである所定の冷凍プロフィルが選択されると、その冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する検出センサデータ、冷凍機データ、試料データ、および/または使用者データが、その冷凍機から遠隔サーバ130に伝送される。このデータは、必要に応じて、冷凍機から遠隔サーバに連続的に伝送されることもあるし、定期的に伝送されることもあるし、あるいは冷凍サイクルの終了時に伝送されることもある。したがって、遠隔サーバは、ほぼ実時間でこのデータを受信することができる。遠隔サーバ130は、受信したデータをデータ記憶装置56に記憶する。

0057

所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する検出冷凍データは、図4に示すようなグラフとして、冷凍機から遠隔サーバ130に伝送することができる。あるいは、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する検出冷凍データは、複数のデータログとして、冷凍機から遠隔サーバ130に伝送することもできる。別の代替形態では、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する検出冷凍データは、グラフ(1つまたは複数)および/または複数のデータログの組合せとして、冷凍機から遠隔サーバ130に伝送することもできる。

0058

遠隔サーバ130は、複数の検出データログを受信すると、図4に示すグラフなど、試料の冷凍を表すこの複数のデータログから、実際の冷凍グラフを生成することができる。

0059

使用者140は、遠隔サーバ130で、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する受信した冷凍データにアクセスすることができる。サーバ130は、1つまたは複数の冷凍機、および/あるいは1つまたは複数の冷凍から得られるデータを使用者に提供することができる。例えば、臨床試験は、複数の試料(同じ種類のもの)を、全て同じ冷凍プロフィルを使用する複数の異なる冷凍機で冷凍することを伴うことがある。この場合、複数の異なる冷凍機における複数の冷凍に関する受信データを、使い易いフォーマットで使用者140に対して提示することができる。例えば、遠隔サーバ130は、受信データから「冷凍一貫性レポート」を生成することができる。「冷凍一貫性レポート」は、複数の冷凍機から受信される受信冷凍データを1つのグラフで提供して、使用者がある範囲の様々な冷凍機および/または冷凍をまとめて参照して、例えば最短冷凍時間、最長冷凍時間、および平均冷凍時間を比較することが容易になるようにすることができる。さらに、厳密なグループ分けは、非常に一貫性の高いパフォーマンスを示す可能性があり、大きな開きは、何かが十分に制御されていなかったことを示唆している可能性がある。さらに、受信冷凍データ中に異常があれば、使用者によって容易に特定することができる。「冷凍一貫性レポート」は、また、使用者140がさらに解析を厳密にする、例えば1つの冷凍機、1人の使用者、1つの冷凍プロフィルにまで解析を厳密にすることができるように、ドロップダウンフィルタを提供することもできる。複数の異なる冷凍機から受信した複数の異なる冷凍に関するデータを記憶することができることは、遠隔の使用者が異常を迅速に識別できるので、有利である。このことは、特に、臨床試験を行っている使用者にとって有益である。以前なら、臨床試験では、遠隔の使用者は、場合によっては冷凍後数週間もデータを受信しない、かつ/あるいは以前はセンサ冷凍データしか提供されなかったために同じ量または質のデータを受信しないこともあったはずであるからである。

0060

一実施形態によれば、遠隔サーバ130は、受信冷凍データに「観察」を注釈として付記することができる。図8は、遠隔サーバが受信データログから生成し、観察を注釈として付記した、実際の冷凍グラフを示す図である。観察は、冷凍機から受信したデータに基づいて、遠隔サーバが生成する。例えば、図8を参照すると、観察は「蓋を閉じる」である。観察「蓋を閉じる」は、受信センサデータから決定される。例えば、扉センサデータが、01:43に蓋が閉じられたと扉センサが検出したことを示している。したがって、遠隔サーバは、01:43の観察「蓋を閉じる」を、受信冷凍データに追加する。

0061

さらに、冷凍機のオペレータ、すなわち使用者120、121、122、…、12nは、使用者観察を作成し、注釈を追加することができる。この注釈は、冷凍機から遠隔サーバ130に転送される。例えば、臨床試験の一部として生物学的試料を冷凍しているときには、使用者120、121、122、…、12nは、試料を冷凍する前に、試料が患者から採取された時間などの観察を追加することがある。こうした使用者観察は、冷凍機においてユーザインターフェース14を介して追加され、所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する他のデータとともに、使用者データとして遠隔サーバ130に転送される。

0062

遠隔サーバ130で受信された、冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する受信センサデータ、冷凍機データ、試料データ、および/または使用者データを解析して、冷凍プロセスチェックを行うこともできる。例えば、所定の冷凍プロフィルは、冷凍を完了するために約500ジュールのエネルギーを必要とすることがある。冷凍機のうちの5つは、約500ジュールのエネルギーを使用して所定の冷凍プロフィルによる冷凍サイクルを完了したことを示すデータを転送するが、冷凍機のうちの1つが、800ジュールのエネルギーを使用して所定の冷凍プロフィルによる冷凍サイクルを完了したことを示すデータを転送する場合には、その1つの冷凍機で未知事象が起こっており、さらなる調査が必要であると判定することができる。以前であれば、このようなデータを比較することは不可能であり、したがって、さらなる調査を必要とする未知の事象が冷凍機で起こっていることを突き止めることも不可能であったはずである。

0063

一実施形態によれば、遠隔サーバは、その事象が何であるかについての示唆を提供することができる。例えば、試料を冷凍するために追加の電力が必要であった場合には、サーバは、その試料が選択した所定の冷凍プロフィルで示されているサイズより大きなサイズであったと示唆する可能性がある。一実施形態によれば、サーバは、使用者に警告を与えることができる。例えば、ほとんどの冷凍機は、扉が開いたままになっているときに、そのことを冷凍機の近傍にいる使用者に対して示す警報装置を備える。ただし、遠隔サーバは、ある事象が冷凍機で起きたときに、使用者のモバイルデバイスに対して与えるなど、使用者に直接警告を与えることもできる。これらの警告は、視覚的警告、および/または音声的警告とすることができる。

0064

試料の極低温冷凍は、通常は、生物学的試料の処理における一段階に過ぎない。図9は、生物学的試料の処理の簡単な概要を示す概略図である。図9に示すように、ステップS200で、試料を得る。この試料を、次いで、ステップS210で、上述のように所定の冷凍プロフィルに従って、制御した速度で冷凍する。冷凍後、ステップS230の制御解凍およびステップS240の利用を行う前に、ステップS220で、試料を保管し、かつ/または別の位置に輸送する必要があることもある。冷凍と解凍の間に、別の位置に輸送する必要がある場合には、その輸送の間、試料を極低温保管する必要がある。これらの段階の全てにおいて、試料を所定の状態に保つことが、試料の完全性にとって重要である。

0065

これらの各ステージで記録したデータは、必要に応じて、連続的に、定期的に、またはプロセス中の各段階の終了時に、遠隔サーバ130に転送することができる。

0066

例えばAsymptote(登録商標)のVIA Thaw(登録商標)機などの解凍機を使用して、試料の制御解凍を行うことができる。図10は、解凍機350を示す概略図である。図10から分かるように、解凍機350は、加熱ユニット380に結合された、例えば解凍対象の試料30をその中に配置することができる水槽などの解凍室370を備える。解凍機350は、また、少なくとも1つのメモリ363と、少なくとも1つのユーザインターフェース363と、少なくとも1つの通信インターフェース365と、少なくとも1つのデータ記憶装置364と、少なくとも1つのセンサ366、367、368、…、36nとに結合された少なくとも1つのプロセッサ361を含む制御モジュール360も含む。解凍機350は、図示していないその他の要素を含むこともある。

0067

メモリ363は、本明細書に記載するように解凍室370に配置された試料30を解凍するために加熱ユニット380を制御するためのコンピュータプログラムコードを記憶するプログラムメモリと、プロセッサ361により受信または処理するデータ、プログラム、または命令を記憶するためのワーキングメモリとを含むことがある。メモリ363および/またはデータ記憶装置364は、一時的メモリとして使用される、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリを含むこともある。これに加えて、または別法として、メモリ363およびデータ記憶装置364は、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、または電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)などの不揮発性メモリを含むこともある。

0068

プロセッサ361は、データ(例えばセンサ366、367、368、…、36nから受信したデータ、プログラム、使用者からユーザインターフェース363を介して受信した命令など)を処理し、その処理に応じた出力信号を生成する処理論理を含むことがある。制御モジュール360は、任意の適当な回路または論理を含む可能性があり、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップデバイス、マイクロプロセッサデバイス、マイクロ制御装置、および1つまたは複数の集積回路のうちの任意の1つまたは複数を含む可能性がある。制御モジュール360は、解凍室370の温度を制御するために、加熱ユニット380に結合されている。

0069

ユーザインターフェース363は、コンピュータ画面、タッチスクリーン、キーボード、マウス、スピーカ、バーコードスキャナ、指紋スキャナなどのうちの1つまたは複数である可能性がある。

0070

通信モジュール365は、1つまたは複数の外部デバイス(本明細書に記載する遠隔サーバなど)からデータまたはデータ信号を受信するように構成することができる。通信モジュール365は、通信インターフェースまたは通信ユニットであることもある。通信モジュール365は、インターネットなど、有線または無線のネットワークを介してデータを受信するように構成することができる。通信モジュール365は、また、インターネットなど、有線または無線のネットワークを介して1つまたは複数の外部デバイス(遠隔サーバなど)にデータまたはデータ信号を伝送するように構成することもできる。

0071

データ記憶装置364は、センサ366、367、368、…、36nからのデータを記憶するように構成することができる。データ記憶装置364は、少なくとも1つの通信モジュール365、および少なくとも1つのプロセッサ361に結合することができる。

0072

制御モジュール360の構成要素は、ハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素の組合せであってもよいし、全てがソフトウェア構成要素であってもよいし、全てがハードウェア構成要素であってもよい。

0073

図10に示すような極低温解凍機は、解凍プロフィルに従って試料を解凍する。各試料について、それぞれの解凍プロフィルを熟練した科学者が決定する必要がある。冷凍プロフィルの場合と同様に、各解凍プロフィルは、試料の組成、試料のサイズ(重量)、冷凍前に試料に添加された凍結保護の量、試料を収容する容器など多数の因子に基づいて決定される。

0074

解凍プロフィルは、通常は冷凍プロフィルより簡単であり、例えば加熱ユニットの温度、容器の種類、容器のサイズ(ml)、解凍のために試料を解凍機に載置したときに温度が何度になったら「高温」警告を発するか、試料の解凍に時間がかかりすぎているときにどれくらいの時間で「時間超過」警告を発するか、などを指定する。一実施形態によれば、解凍プロフィルは、命令のリストとして規定される。図11は、例示的な解凍プロフィルを示す図である。

0075

図12は、例示的な検出した試料解凍温度(実線)を、ヒータ温度(点線)とともに示す図である。

0076

解凍プロフィルは、フォーマットにかかわらず、解凍サイクル中の試料の温度上昇速度を規定する、解凍機に入力される1組の命令セットを含む。解凍サイクルは、試料が解凍機内に配置された時点t=0分から開始する。解凍サイクルは、試料が所望の温度に到達したときに終了し、この所望の温度は、ほとんどの場合には、試料の融点よりわずかに高い温度である。

0077

上述のように、解凍機350は、少なくとも1つのセンサ366、367、368、…、36nを含む。これらのセンサ366、367、368、…、36nのうちの1つまたは複数は、解凍サイクル中に解凍室370内の温度を監視するために設けられた温度センサを含む。温度センサは、解凍サイクル中の加熱ユニット380の温度も検出する。検出した温度は、センサの位置、および/またはセンサID、ならびにその温度を感知した時間とともに、データ記憶装置364に記憶される。

0078

解凍サイクル中に解凍機内の温度を検出するだけでなく、解凍サイクル中の解凍機の外部温度を検出する1つまたは複数のセンサ366、367、368、…、36nを設けることもできる。さらに、解凍機の扉が開いたときにそのことを検出する、解凍機の扉が閉じたときにそのことを検出する、扉が開閉した日時を検出する、かつ/または扉が開いていた時間の長さを検出する、1つまたは複数のセンサを設けることもできる。

0079

一実施形態によれば、センサ366、367、368、…、36nは、解凍サイクル中に連続的に検出を行う。別の実施形態によれば、センサ366、367、368、…、36nは、解凍サイクル中に定期的に検出を行う。

0080

センサ366、367、368、…、36nによって検出されるセンサデータは、解凍プロフィルによる試料の解凍に関係している。センサ366、367、368、…、36nによって検出されるセンサデータは、解凍サイクル中の解凍室内の1つまたは複数の位置における温度、解凍サイクル中の加熱ユニットの温度、解凍サイクル中の解凍機の外部温度、ならびに解凍サイクル中に解凍機の扉が開いたとき、および/または閉じたときなどの解凍機扉データのうちの1つまたは複数を含む可能性がある。それぞれの検出について、検出の日時も、検出したセンサを示す指標とともに記録する。

0081

センサ366、367、368、…、36nによって検出されるセンサデータに加えて、制御モジュール360は、解凍プロフィルによる試料の解凍に関するその他のデータを検出して記憶することもできる。その他のデータは、解凍機データ、および/または試料データ、および/または使用者データなどを含む可能性がある。制御モジュール360は、解凍機の識別子、解凍機のエネルギー消費(解凍サイクル中に解凍機が消費するエネルギー、および/または解凍サイクル中に解凍機の様々な構成要素が消費するエネルギー)、解凍機の位置(例えば、解凍機の実際の位置、および/または解凍機のIPアドレス)、解凍機で警報(例えば試料高温警報)が起動されたかどうか、および/または警報に応答して任意のアクションが行われたかどうかなどの解凍機の警報データなどの解凍機データを記憶することがある。制御モジュール360は、試料の識別子、試料の組成データ(試料の組成に関する情報など)、試料のサイズ/重量データ(試料のサイズ/重量に関する情報など)、試料の容器データ(試料の容器に関する情報など)、所定の解凍プロフィル、試料の解凍日(解凍プロフィルに従って試料を解凍した日付など)、試料の解凍時間(解凍サイクルの開始時間、解凍サイクルの終了時間、および/または解凍サイクルの持続時間など)などの試料データを記憶することもある。制御モジュール360は、使用者の識別子、以下でさらに詳細の説明する使用者の観察など、使用者データを記憶することもある。

0082

センサデータ366、367、368、…、36nによって検出されるセンサデータ、ならびに解凍機データ、および/または試料データ、および/または使用者データは、全て解凍プロフィルによる試料の解凍に関係するものであり、使用者にとって関心のあるものである。しかし、例えば使用者が複数の解凍機のデータを必要としている、または複数の位置からのデータを必要とする臨床試験を行っているなどの理由で、使用者が解凍機のある位置にいないこともある。したがって、図6に示して上述したように、通信モジュール365を使用して、解凍機の検出データを遠隔サーバ50に転送することもできる。

0083

図13は、1つまたは複数の解凍機を監視するシステムを示す概略図である。複数の解凍機300、301、302、…、30nが、図13には示してある。複数の解凍機300、301、302、…、30nはそれぞれ、他の解凍機と同じ位置に設けられていることもあれば、異なる位置に設けられていることもある。さらに、各解凍機300、301、302、…、30nは、冷凍機と同じ位置に設けられていることもあれば、冷凍機と異なる位置に設けられていることもある。各解凍機300、301、302、…、30nは、人間のオペレータ(使用者320、321、322、…、32n)によって操作することができる。さらに、各解凍機300、301、302、…、30nは、遠隔サーバ130に通信可能に結合されている。

0084

遠隔サーバ130は、少なくとも1つの解凍機に通信可能に結合されている。一実施形態によれば、通信モジュール60を使用して、インターネットなどのネットワークを介して遠隔サーバを少なくとも1つの解凍機に接続する。この接続は、有線であっても、無線であってもよい。この複数の解凍機300、301、302、…、30nは、遠隔サーバ130とデータを交換することができる。例えば、この複数の解凍機300、301、302、…、30nは、遠隔サーバ130にデータを伝送することができ、遠隔サーバ130は、複数の解凍機300、301、302、…、30nから伝送されたデータを受信することができる。さらに、遠隔サーバ130は、複数の解凍機300、301、302、…、30nにデータを伝送することもでき、複数の解凍機300、301、302、…、30nも、遠隔サーバ130から伝送されたデータを受信することができる。

0085

一実施形態によれば、解凍機とサーバの間で転送されるデータは、例えば秘密鍵/公開鍵の対などを使用して暗号化される。

0086

上述のように、解凍プロフィルは、熟練した科学者によって予め決定される。この所定の解凍プロフィルは、試料の組成、試料のサイズ、試料に添加する凍結保護物質の量、試料を配置する容器の種類など、それらに関連する基準とともに、遠隔サーバ130に提供される。一実施形態によれば、遠隔サーバ130は、所定の解凍プロフィルを複数の解凍機300、301、302、…、30nに伝送する。所定の解凍プロフィルは、これら複数の解凍機300、301、302、…、30nに実質的に同時に伝送することができる。所定の解凍プロフィルが熟練した科学者によって更新されると、その所定の解凍プロフィルの更新版を、遠隔サーバから複数の解凍機に配布することができる。更新された所定の解凍プロフィルは、複数の解凍機に実質的に同時に伝送することができる。

0087

複数の解凍機のうちの1つで試料を解凍する必要があるときには、その解凍機のところにいる使用者320、321、322、…、32nは、その解凍機のタッチスクリーンなどのユーザインターフェース363を介して複数の所定の解凍プロフィルから適当な所定の解凍プロフィルを選択するだけでよい。その解凍機のところにいる使用者320、321、322、…、32nは、所定の解凍プロフィルを解凍機に手作業で入力する必要はない。その解凍機のところにいる使用者320、321、322、…、32nは、解凍機を使用する前に、ユーザインターフェース363を介して自分の使用者IDを入力することを求められることもある。その解凍機のところにいる使用者は、タッチスクリーンを使用したり、試料IDがバーコードとして記憶されているときにはバーコードスキャナを使用したり、試料IDがQRコード(登録商標)として記憶されているときには撮像デバイスを使用したりして、ユーザインターフェース363を介して試料IDを入力することを求められることもある。

0088

当技術分野で理解されているように、各解凍機で実現される実際の解凍温度は、所定の解凍プロフィルと異なっていることがある。ばらつきは、試料の準備の精度など、多数の要因の結果として生じる可能性がある。例えば、所定の解凍プロフィルは、解凍が(適宜)試料を冷凍および/または保管する温度から開始すると指定することがある。しかし、実際の試料は、その試料が保管ユニットから取り出された瞬間に解凍が始まるので、解凍機に入れられたときの試料の実際の温度は、解凍プロフィルに規定されている温度と異なる可能性がある。これは、保管デバイスから解凍機への試料の移送が瞬間的でないときには、特に明白である。例えば、試料が-196℃に保たれているときには、試料は、解凍機に入れる前に保管環境から室温環境に取り出されたときに非常に急速に解凍が始まる。このような所定の解凍プロフィルの指定基準からのばらつきにより、試料温度などの検出解凍データが、所定の解凍プロフィルと異なるものになる可能性がある。

0089

複数の解凍機のうちの1つで所定の解凍プロフィルが選択され、選択された解凍プロフィルに従って試料が解凍されると、その所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する検出センサデータ、解凍機データ、試料データ、および/または使用者データが、その解凍機から遠隔サーバ130に伝送される。このデータは、必要に応じて、解凍機から遠隔サーバに連続的に伝送されることもあるし、定期的に伝送されることもあるし、あるいは解凍サイクルの終了時に伝送されることもある。したがって、遠隔サーバは、ほぼ実時間でこのデータを受信することができる。遠隔サーバ130は、受信したデータをデータ記憶装置56に記憶する。

0090

所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する検出解凍データは、図12に示すようなグラフとして、解凍機から遠隔サーバ130に伝送することができる。あるいは、所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する検出解凍データは、試料の解凍中に実際に何が起こっていたかを示す複数のデータログとして、解凍機から遠隔サーバ130に伝送することもできる。別の代替形態では、所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する検出解凍データは、グラフ(1つまたは複数)および/または複数のデータログの組合せとして、解凍機から遠隔サーバ130に伝送することもできる。

0091

遠隔サーバ130は、複数の検出データログを受信すると、図12に示すグラフなど、試料の解凍を表すこの複数のデータログから、実際の解凍グラフを生成することができる。

0092

その後、使用者140は、遠隔サーバ130で、所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する受信データにアクセスすることができる。サーバ130は、1つまたは複数の解凍機、および/あるいは1つまたは複数の解凍から得られるデータを使用者に提供することができる。例えば、臨床試験は、複数の試料(同じ種類のもの)を、全て同じ解凍プロフィルを使用する複数の異なる解凍機で解凍することを伴うことがある。この場合、複数の異なる解凍機における複数の解凍に関するデータを、使い易いフォーマットで使用者140に対して提示することができる。例えば、遠隔サーバ130は、受信データから「解凍一貫性レポート」を生成することができる。「解凍一貫性レポート」は、複数の解凍機から受信される受信解凍データを1つのグラフで提供して、使用者がある範囲の様々な解凍機および/または解凍をまとめて参照して、例えば最短解凍時間、最長解凍時間、および平均解凍時間を比較することが容易になるようにすることができる。さらに、厳密なグループ分けは、非常に一貫性の高いパフォーマンスを示す可能性があるが、大きな開きは、何かが十分に制御されていなかったことを示唆している可能性がある。さらに、受信解凍データ中に異常があれば、使用者によって容易に特定することができる。「解凍一貫性レポート」は、また、使用者がさらに解析を厳密にする、例えば1つの解凍機、1人の使用者、1つの解凍プロフィルにまで解析を厳密にすることができるように、ドロップダウンフィルタを提供することもできる。複数の異なる解凍機から受信した複数の異なる解凍に関するデータを記憶することができることは、遠隔の使用者が異常を迅速に識別できるので、有利である。このことは、特に、臨床試験を行っている使用者にとって有益である。以前なら、臨床試験では、遠隔の使用者は、場合によっては解凍後数週間もデータを受信しない、かつ/あるいは以前は検出温度データしか提供されないこともあったので、同じ量のデータを受信しないこともあったはずであるからである。

0093

一実施形態によれば、遠隔サーバ130は、受信解凍データに「観察」を注釈として付記することができる。図14は、観察を注釈として付記した、検出された解凍試料温度を示す図である。観察は、解凍機から受信したデータに基づいて生成される。例えば、図14を参照すると、観察は「使用者がバイアルを載置した」である。観察「使用者がバイアルを載置した」は、例えばバイアルが加えられていることを解凍機が感知した時点など、受信センサデータから決定される。

0094

さらに、解凍機のオペレータ、すなわち使用者320、321、322、…、32nは、使用者観察を作成し、使用者データとして注釈を追加することができる。この注釈も、解凍機から遠隔サーバ130に転送される。例えば、臨床試験の一部として生物学的試料を解凍しているときには、使用者320、321、322、…、32nは、試料を解凍した後で、その試料を患者に投与した時間などの観察を追加することがある。こうした使用者観察は、解凍機においてユーザインターフェースを介して追加され、遠隔サーバ130に転送される。別の実施形態によれば、使用者観察は、アプリケーションを介して遠隔サーバ130に追加されることもある。

0095

遠隔サーバ130で受信された、所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する受信センサデータ、解凍機データ、試料データ、および/または使用者データを解析して、解凍プロセスのチェックを行うこともできる。例えば、所定の解凍プロフィルは、解凍を完了するために約500ジュールのエネルギーを必要とすることがある。解凍機のうちの5つは、約500ジュールのエネルギーを使用して所定の解凍プロフィルを完了したことを示すデータを転送するが、解凍機のうちの1つが、800ジュールのエネルギーを使用して所定の解凍プロフィルを完了したことを示すデータを転送する場合には、その1つの解凍機で未知の事象が起こっており、さらなる調査が必要であると判定することができる。以前であれば、このようなデータを比較することは不可能であり、したがって、さらなる調査を必要とする未知の事象が解凍機で起こっていることを突き止めることも不可能であったはずである。

0096

図17は、検出した回答温度の2組の異なるセットを示すグラフであり、これらは両方とも、同じ所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係している。この2組の異なる解凍温度のセットは、ある解凍機で温度センサによって記録され、遠隔サーバ130で受信されたものである。実線は、10%DMSO水溶液を有する試料を解凍する間に検出された温度を示し、破線は、DMSOが添加されていない、「不正確な」調合の溶液を有する試料を解凍する間に検出された温度を示している。温度上昇速度が異なることにより、また溶液の融点を示す温度プラトーがはるかに高いことにより、「不正確な」調合の溶液が正しい調合物から逸脱していることは、図17のグラフを見れば、当業者には明らかであろう。複数の異なる解凍機のデータ、および/または複数の異なる解凍に関するデータを比較することができることは、不正確な解凍を迅速に特定することができるので有利であり、これは、それらの溶液の品質管理として利用することができる。さらに、サーバ130で受信されたデータは、解凍後直ちに参照することができ、また、そのデータがサーバに保存されるので、後に再度参照することもできる。

0097

一実施形態によれば、遠隔サーバは、所定の解凍プロフィルからの逸脱、および/または同じ解凍プロフィルを用いて検出したデータの間の逸脱の原因が何であるかについての示唆を提供することができる。例えば、解凍温度プラトーが異なるときには、遠隔サーバは、冷凍保存溶液の調合が不正確であったと示す可能性がある。

0098

一実施形態によれば、遠隔サーバは、使用者に警告を与えることができることもある。例えば、解凍機は、載置されたバイアルが高温すぎると、解凍機の近傍にいる使用者に対して示す警報装置を備えることがある。ただし、遠隔サーバも、ある事象が解凍機で起きたときに、使用者のモバイルデバイスに対して警告を与えるなど、使用者に直接警告を与えることができることもある。これらの警告は、視覚的警告、および/または音声的警告とすることができる。

0099

さらなる品質管理情報などの情報は、遠隔サーバに伝送された検出データに対して示差熱分析(DTA)を行うことによって決定することができる。DTAは、冷凍機、解凍機、および輸送デバイス(後述)から受信したデータに対して行うことができる。以下の例では、冷凍機から受信したデータについて述べる。上述のように、冷凍機は、検出したセンサデータ(冷凍サイクル中の試料プレートの検出温度など)、および/または冷凍機データ(冷凍サイクル中に冷凍機に供給される電圧など)、および/または試料データ(選択した所定の冷凍プロフィルなど)、および/または使用者データなどを伝送する。例えば図18に示す検出電力極線を積分することによって、冷凍サイクルに必要なエネルギーを計算することができる。

0100

図18に示す試料冷凍例の測定電力/時間曲線から、冷凍サイクル中に消費される測定電力(実線)を、冷凍サイクル中に試料から除去される予想電力(破線)と関係付けることができる。核生成後、相変化の大部分の間は、直線的な温度低下速度を維持するための電力が大きく増大し(図18では電力は実線で示してある)、これを記録して、遠隔サーバに伝送することができる。核生成前、また冷凍の大部分の後は、図18は、測定電力が時間とともにほぼ線形に増大することを示している。これにより、破線の予想電力線を導出する。ただし、核生成前に、温度が直線的に低下しているときに、試料(一定の質量および比熱容量を有する)からの熱除去速度は、一定でなければならないことが既知である。これは、つまり、核生成前のほぼ線形の電力が、試料からの熱除去の一定の「基準」速度(図18の破線)とともに、プレート自体に供給する冷凍機のもう1つの線形増加電力要件、およびシステム内の任意の損失を表していなければならない、ということである。このバルク氷形成の前後の記録した電力データプロフィル(図18の破線)は、試料から除去される測定電力(図18の実線)から容易に引くことができ、冷凍中の放熱の変化の直接の推定を得ることができる。

0101

これを行うためには、例えば、シンプソンの公式、または当業者には明らかなその他の任意の適当な方法を用いて、2本の線が別れる核生成点と2本の線が再度交わる点との間で、図18の曲線間の領域を積分すればよい。

0102

このデータは、形成される氷の総量を決定するために使用することができ、予測または別個対照試料と異なっていれば、当業者なら、例えば冷凍している試料の体積または組成が不正確であることが分かる。さらに、冷凍機で記録されて遠隔サーバに伝送される電力の大きな増大は、冷凍サイクル中に氷が核生成したときと、そのときの温度とを示している。

0103

さらに、別の例によれば、解凍サイクル中に解凍機で記録されて遠隔サーバに伝送される電力を使用して、溶液の熱容量を決定することができ、これを、既知の値と比較して品質管理を行うことができる。

0104

図9を参照すると、冷凍後、解凍する前に、試料を保管し、かつ/または別の位置に輸送する必要があることがある。各試料の追跡を簡単にするために、各試料が、バーコード、QRコード(登録商標)、あるいは数字および/または文字の任意の組合せとすることができる識別コードなどの一意的な識別子(試料ID)を備えることもある。試料を冷凍するときには、冷凍機100、101、102、…、10nにおいて、使用者120、121、122、…、12nが、その試料IDを入力することができる。例えば、試料IDがバーコードであるときには、使用者は、試料を冷凍する前に、バーコードスキャナを使用してバーコードをスキャンすればよい。次いで、試料IDを、使用者120、121、122、…、12nが選択した所定の冷凍プロフィル、ならびに上述のように所定の冷凍プロフィルによる試料の冷凍に関係する、検出センサデータ、冷凍機データ、試料データ、および/または使用者データと関連付ける。

0105

さらに、試料を解凍するときには、解凍機300、301、302、…、30nにおいて、使用者320、321、322、…、32nが、その試料IDを入力することができる。例えば、試料IDがバーコードであるときには、使用者は、試料を解凍する前に、バーコードスキャナを使用してバーコードをスキャンすればよい。次いで、試料IDを、使用者320、321、322、…、32nが選択した所定の解凍プロフィル、ならびに上述のように所定の解凍プロフィルによる試料の解凍に関係する、検出センサデータ、解凍機データ、試料データ、および/または使用者データと関連付ける。

0106

遠隔サーバの使用者140は、特定の試料IDに関連する全ての入力を検索することができる。使用者140は、その後、冷凍から解凍まで、その試料を追跡することができる。

0107

遠隔サーバは、極低温冷凍後の試料を異なる位置に輸送する(そして保管する)輸送デバイスに所定の輸送プロフィルを伝送することができる。解凍プロフィルの場合と同様に、輸送プロフィルは、通常は冷凍プロフィルより簡単であり、例えば試料を保管する温度、容器の種類、容器のサイズ(ml)、試料の最低湿度および最高湿度、試料の最小g力および最大g力、温度が何度になったら「高温」警告を発するか、温度が何度になったら「低温」警告を発するか、試料の保管が長期にわたりすぎているときにどれくらいの時間で「時間超過」警告を発するか、などを指定する。一実施形態によれば、輸送プロフィルは、命令のリストとして規定される。

0108

輸送デバイスのところにいる使用者は、輸送デバイスのタッチスクリーンなどのユーザインターフェース14を介して、複数の所定の輸送プロフィルから適当な所定の輸送プロフィルを選択するだけでよい。輸送デバイスのところにいる使用者は、輸送デバイスを使用する前に、ユーザインターフェース14を介して自分の使用者IDを入力することを求められることもある。輸送デバイスのところにいる使用者は、輸送デバイスを使用する前に、バーコードスキャナを使用するなどして、ユーザインターフェース14を介して試料IDを入力することを求められることもある。

0109

遠隔サーバは、極低温冷凍後の試料を保管して輸送する輸送デバイスからデータを受信することもできる。図15は、極低温輸送デバイス500を示す概略図である。極低温輸送デバイス500は、バッテリなどの携帯型電源550を備えており、かつ/または輸送車両に設けられた電源に接続されていることもある。

0110

図15から分かるように、輸送デバイス500は、加熱ユニット580および熱除去ユニット590に結合された、その内部に試料30が配置される保管室570を備える。保管デバイスは、試料を一定温度に保つことを求められる。輸送デバイス500は、また、少なくとも1つのメモリ562と、少なくとも1つのユーザインターフェース563と、少なくとも1つの通信インターフェース565と、少なくとも1つのデータ記憶装置564と、少なくとも1つのセンサ566、567、568、…、56nと、少なくとも1つの位置検出モジュール540とに結合された少なくとも1つのプロセッサ561を含む制御モジュール560も備える。輸送デバイス500は、図示していないその他の要素を含むこともある。

0111

メモリ563は、保管室570内で試料30を一定温度に維持するように加熱ユニット580および熱除去ユニット590を制御するためのコンピュータプログラムコードを記憶するプログラムメモリと、プロセッサ561が受信または処理するデータ、プログラム、または命令を記憶するためのワーキングメモリとを含むことがある。メモリ563および/またはデータ記憶装置564は、一時的メモリとして使用される、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリを含むこともある。これに加えて、または別法として、メモリ563およびデータ記憶装置564は、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、または電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)などの不揮発性メモリを含むこともある。

0112

プロセッサ561は、データ(例えばセンサ566、567、568、…、56n、位置検出モジュール540から受信したデータ、プログラム、使用者からユーザインターフェース563を介して受信した命令など)を処理し、その処理に応じた出力信号を生成する処理論理を含むことがある。制御モジュール560は、任意の適当な回路または論理を含む可能性があり、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップデバイス、マイクロプロセッサデバイス、マイクロ制御装置、および1つまたは複数の集積回路のうちの任意の1つまたは複数を含む可能性がある。制御モジュール560は、保管室570内の温度を制御するために、加熱ユニット580および熱除去ユニット590に結合されている。

0113

ユーザインターフェース563は、コンピュータ画面、タッチスクリーン、キーボード、マウス、スピーカ、バーコードスキャナ、指紋スキャナなどのうちの1つまたは複数である可能性がある。

0114

通信モジュール565は、1つまたは複数の外部デバイス(本明細書に記載する遠隔サーバなど)からデータまたはデータ信号を受信するように構成することができる。通信モジュール565は、通信インターフェースまたは通信ユニットであることもある。通信モジュールは、インターネットなど、有線または無線のネットワークを介してデータを受信するように構成することができる。通信モジュールは、また、インターネットなど、有線または無線のネットワークを介して1つまたは複数の外部デバイス(遠隔サーバなど)にデータまたはデータ信号を伝送するように構成することもできる。

0115

データ記憶装置564は、センサ566、567、568、…、56nおよび位置検出モジュール540からのデータを記憶するように構成することができる。データ記憶装置564は、少なくとも1つの通信モジュール565、および少なくとも1つのプロセッサ561に結合することができる。

0116

位置検出モジュール540は、GPS位置特定デバイスなど、輸送デバイス500の位置を検出することができる任意のデバイスとすることができる。

0117

制御モジュール560の構成要素は、ハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素の組合せであってもよいし、全てがソフトウェア構成要素であってもよいし、全てがハードウェア構成要素であってもよい。

0118

上述のように、輸送デバイス500は、少なくとも1つのセンサ566、567、568、…、56nを備える。これらのセンサ566、567、568、…、56nのうちの1つまたは複数は、輸送中に保管室570内の温度を監視するために設けられた温度センサを含む。検出した温度は、センサID、およびその温度を感知した時間とともに、データ記憶装置564に記憶される。

0119

保管中に輸送デバイス内の温度を検出するだけでなく、輸送デバイス500の外部温度を検出する1つまたは複数のセンサ566、567、568、…、56nを設けることもできる。さらに、輸送デバイス500の扉が開いたときにそのことを検出する、輸送デバイス500の扉が閉じたときにそのことを検出する、扉が開閉した日時を検出する、かつ/または扉が開いていた時間の長さを検出する、1つまたは複数のセンサを設けることもできる。さらに、センサ566、567、568、…、56nのうちの1つまたは複数は、輸送中に輸送デバイス500に加わるg力を検出するために設けられるg力センサを含むことがある。さらに、センサ566、567、568、…、56nのうちの1つまたは複数は、輸送中に輸送デバイス500の内部湿度および/または外部湿度を検出するために設けられる湿度センサを含むこともある。さらに、センサ566、567、568、…、56nのうちの1つまたは複数は、輸送デバイス500の配向を検出することもある。さらに、センサ566、567、568、…、56nのうちの1つまたは複数は、輸送デバイス500の電源を検出することもあり、例えば、輸送デバイス500が車両の電源に接続されているとき、輸送デバイス500が携帯型電源550の電力を必要としているとき、輸送デバイス500が電力切れになっているとき(例えば携帯型電源550の電力残量が20%しかないときなど)に、そのことを検出することもある。

0120

一実施形態によれば、センサ566、567、568、…、56nは、輸送中に連続的に検出を行う。別の実施形態によれば、センサ566、567、568、…、56nは、輸送中に定期的に検出を行う。

0121

センサ566、567、568、…、56nによって検出されたセンサデータは、試料輸送プロフィルデータによる試料の輸送に関係している。センサ566、567、568、…、56nによって検出された輸送センサデータは、保管室内の温度、輸送デバイスの外部温度、保管中に輸送デバイスの扉が開けられたとき、および/または閉じられたときなどの輸送デバイス扉データ、輸送デバイスにかかるg力、輸送デバイスの配向、輸送デバイスの内部湿度および/または外部湿度、電力接続、ならびにバッテリ寿命のうちの1つまたは複数を含む可能性がある。それぞれの検出について、検出の日時も、検出したセンサを示す指標とともに記録する。

0122

センサ566、567、568、…、56nによって検出されるセンサデータに加えて、制御モジュール560は、試料の輸送に関係するその他のデータを検出して記憶することもできる。その他のデータは、輸送デバイスデータ、および/または試料データ、および/または使用者データなどを含む可能性がある。制御モジュール560は、輸送デバイスの識別子、輸送デバイスのエネルギー消費(保管中に輸送デバイスが消費するエネルギー、および/または保管中に輸送デバイスの様々な構成要素が消費するエネルギーなど)、輸送デバイスの位置(例えばGPS座標などの輸送デバイスの実際の位置など)、輸送デバイスで警報が起動されたかどうか(例えば試料高温警報、および警報に応答して任意のアクションが行われたかどうかなど)などの輸送デバイスの警報データ、輸送デバイスの電源、輸送デバイスで利用可能な電力量(例えばバッテリ残量など)などの輸送デバイスデータを記憶することがある。制御モジュール560は、試料の識別子、試料の組成に関する情報、試料のサイズ/重量に関する情報、試料の容器に関する情報、所定の冷凍プロフィル、所定の輸送プロフィルデータ、所定の解凍プロフィル、試料の冷凍日などの試料データを記憶することもある。制御モジュール560は、使用者の識別子、使用者の観察などの使用者データを記憶することもある。

0123

センサ566、567、568、…、56nによって検出されるデータ、ならびにその他のデータは、全て試料の輸送に関係するものであり、輸送デバイスの通信モジュール565を介して、図6に示して上述したような遠隔サーバ50に転送することができる。

0124

図16は、試料の極低温処理に使用される1つまたは複数のデバイスを監視する遠隔システムを示す概略図である。図16に示すように、遠隔サーバ130は、冷凍機10nから試料の冷凍に関するデータを受信し、保管デバイス420から試料の保管に関するデータを受信し、試料を異なる位置に輸送するときには輸送デバイス440から試料の保管/輸送に関するデータを受信し、解凍機30nから試料の解凍に関するデータを受信するように構成されている。これらのデバイスのそれぞれで記録されるデータは、必要に応じて、連続的に、定期的に、またはプロセス中の各段階の終了時に、遠隔サーバに伝送することができる。図16には、冷凍機10n、保管デバイス420、輸送デバイス440、および解凍機30nを1つしか図示していないが、遠隔サーバ130は、複数の冷凍機10n、複数の保管デバイス420、複数の輸送デバイス440、および複数の解凍機30nと通信することができる。

0125

遠隔サーバ130は、少なくとも1つの輸送デバイス440に通信可能に結合されている。一実施形態によれば、通信モジュール60を使用して、インターネットなどのネットワークを介して、遠隔サーバを少なくとも1つの輸送デバイス440に接続する。この接続は、有線であっても、無線であってもよい。この複数の輸送デバイスは、遠隔サーバ130とデータを交換することができる。例えば、この複数の輸送デバイスは、遠隔サーバ130にデータを伝送することができ、遠隔サーバ130は、この複数の輸送デバイスから伝送されたデータを受信することができる。さらに、遠隔サーバ130は、この複数の輸送デバイスにデータを伝送することもでき、この複数の輸送デバイスも、遠隔サーバ130から伝送されたデータを受信することができる。

0126

一実施形態によれば、輸送デバイスとサーバの間で転送されるデータは、例えば秘密鍵/公開鍵の対などを使用して暗号化される。

0127

輸送プロフィルは、熟練した科学者によって予め決定される。この所定の輸送プロフィルは、試料の組成、試料のサイズ、試料に添加する凍結保護物質DMSOの量、試料を配置する容器の種類など、それらに関連する基準とともに、遠隔サーバ130に提供される。一実施形態によれば、遠隔サーバ130は、所定の輸送プロフィルを複数の輸送デバイスに伝送する。所定の輸送プロフィルは、これら複数の輸送デバイスに実質的に同時に伝送することができる。所定の輸送プロフィルが熟練した科学者によって更新されたときには、この所定の輸送プロフィルの更新版を、遠隔サーバからこの複数の輸送デバイスに配布することができる。更新された所定の輸送プロフィルは、複数の輸送デバイスに実質的に同時に伝送することができる。

0128

試料を輸送する必要があるときには、輸送デバイスのところにいる使用者は、その輸送デバイスのタッチスクリーンなどのユーザインターフェース563を介して複数の所定の輸送プロフィルから適当な所定の輸送プロフィルを選択するだけでよい。その輸送デバイスのところにいる使用者は、所定の冷凍プロフィルを輸送デバイスに手作業で入力する必要はない。その輸送デバイスのところにいる使用者は、輸送デバイスを使用する前に、ユーザインターフェース563を介して自分の使用者IDを入力することを求められることもある。その輸送デバイスのところにいる使用者は、輸送デバイスを使用する前に、タッチスクリーンを使用したり、試料IDがバーコードとして記憶されているときにはバーコードスキャナを使用したり、試料IDがQRコード(登録商標)として記憶されているときには撮像デバイスを使用したりして、ユーザインターフェース563を介して試料IDを入力することを求められることもある。

0129

当技術分野で理解されているように、実際の検出輸送データは、所定の輸送プロフィルと異なっていることがある。

0130

輸送デバイスで所定の輸送プロフィルが選択され、選択された輸送プロフィルに従って試料が輸送されると、その所定の輸送プロフィルによる試料の輸送に関係する検出センサデータ、輸送デバイスデータ、試料データ、および/または使用者データが、その輸送デバイスから遠隔サーバ130に伝送される。このデータは、必要に応じて、連続的に、または定期的に、輸送デバイスから遠隔サーバに伝送することができる。したがって、遠隔サーバは、ほぼ実時間でこのデータを受信することができる。遠隔サーバ130は、受信したデータをデータ記憶装置56に記憶する。

0131

所定の輸送プロフィルによる試料の輸送に関係する検出輸送データは、グラフとして、輸送デバイスから遠隔サーバ130に伝送することができる。あるいは、所定の輸送プロフィルによる試料の輸送に関係する検出輸送データは、試料の輸送中に実際に何が起こっていたかを示す複数のデータログとして、輸送デバイスから遠隔サーバ130に伝送することもできる。別の代替形態では、所定の輸送プロフィルによる試料の輸送に関係する検出輸送データは、グラフ(1つまたは複数)および/または複数のデータログの組合せとして、輸送デバイスから遠隔サーバ130に伝送することもできる。

0132

遠隔サーバ130は、複数の検出データログを受信すると、輸送デバイスによる試料の輸送を表すこの複数のデータログから、実際の輸送グラフを生成することができる。

0133

その後、使用者340は、遠隔サーバ130で、所定の輸送プロフィルによる試料の輸送に関係する受信データにアクセスすることができる。サーバ130は、1つまたは複数の輸送デバイス、および/あるいは1つまたは複数の輸送から得られるデータを使用者に提供することができる。複数の異なる輸送デバイスによる複数の輸送に関するデータは、使い易いフォーマットで使用者340に対して提示することができる。

0134

冷凍機/解凍機/輸送デバイスは、インターネットを介して遠隔サーバにデータを伝送する。一実施形態によれば、冷凍機/解凍機/輸送デバイスは、遠隔サーバによるそのデータの受信が確認されるまで、そのデータをローカルデータ記憶装置に保持する。これにより、データは、遠隔サーバ、例えばデータ記憶装置56に安全に記憶されるまで、削除されないことを保証する。冷凍機/解凍機/輸送デバイスは、その後に、必要があればそのデータを削除することができる。冷凍機/解凍機/輸送デバイスが伝送したデータを削除するかどうかは、冷凍機/解凍機/輸送デバイスに設けられているデータ記憶装置のサイズによって決まる。一実施形態によれば、データは、1週間、1ヶ月、1年など、所定期間だけ冷凍機/解凍機/輸送デバイスで記憶された後で、削除される。

0135

その後、使用者140は、遠隔サーバ130から受信したデータを閲覧することができる。使用者140は、冷凍機ID、冷凍プロフィル、試料ID、解凍機IDなどの基準に基づいてデータを検索することもできる。例えば、所定の冷凍プロフィルを検査するときには、1つの冷凍機および/または1人の使用者によって得られる結果が他より良好である、あるいは1つの冷凍機が、常に他の冷凍機よりも大きく所定のプロフィルから逸脱した冷凍プロフィルを生じるということが見られることがある。その場合には、使用者140は、当該の冷凍機をさらに調査することができ、例えば、その冷凍機が正しく機能していないように見える可能性がある。しかし、その冷凍機の結果を他の冷凍機と比較することができなければ、この誤作動が直ちに明らかになることはないはずである。

0136

複数のデバイスおよび試料からデータをコンパイルし、またデータをフィルタリングおよび編成することができることにより、以前なら不可能であった、または現実的ではなかったさらなる解析を行うことができるので、データの有用性が高まる。サーバを使用して、上述のように、使用者140の必要に応じて、レポートおよび/またはグラフを生成することもできる。

0137

サーバ130は、インターネットに接続されているので、サーバの使用者140は、データにアクセスするためにサーバ130のところにいる必要はない。これは、臨床試験が複数の異なる位置で行われているときには特に有用である。各プロセス(すなわち冷凍/保管/輸送/解凍など)に関するデータは、試験を実施している使用者に、ほぼ実時間で転送することができる。

0138

遠隔サーバによって生成されるレポートの一例は、複数の冷凍(同じ所定の冷凍プロフィルを使用するもの)、または複数の解凍(同じ所定の解凍プロフィルを使用するもの)から得られるデータを、異常が使用者にとって明白になるように提示するレポートである。一実施形態によれば、複数の冷凍または複数の回答から得られるデータは、異常が使用者に明白に見えるように、同じ時間対温度グラフで提供される。

0139

使用者140は、各レポートを生成する対象となるグループを選択することができる。例えば、使用者は、冷凍機IDを使用して選択される複数の冷凍機、解凍機IDを使用して選択される複数の解凍機、所定の冷凍プロフィルを使用して選択される複数の冷凍、使用者ID、試料IDを使用して選択される複数の試料などを選択することができる。また、使用者340は、位置IDによって選択される機械拠点を置いている国に基づいて、各レポートを生成する対象となるグループを選択することができ、あるいは、デバイスID(冷凍機ID、解凍機ID、輸送デバイスIDなど)を使用して、特定の国によって所有される全てのデバイスを選択する、またはデバイスID(冷凍機ID、解凍機ID、輸送デバイスIDなど)を使用して、特定の試験に関与する全てのデバイスを選択することもできる。

0140

さらに、遠隔サーバが、冷凍機、解凍機、および/または輸送デバイスに所定の冷凍プロフィル、解凍プロフィル、および/または輸送プロフィルを提供するので、各特定のプロフィルを受信するデバイスのグループを選択することができ、使用者が選択した基準に基づいて、デバイスごとに異なるプロフィル/異なるバージョンのプロフィルを受信することもできる。例えば、同じ企業に属するデバイスが第1の所定のプロフィルを受信し、異なる企業に属する全てのデバイスが、異なる所定のプロフィルを受信するようにすることもできる。

0141

さらに、使用者は、使用者の必要に応じて、個々のデバイス、全てのデバイス、またはデバイスの部分集合に適用される規則を作成することができる。このような遠隔サーバで予め規定される規則の一例としては、解凍機は、試料が装荷されたときに高温すぎると温度データから判定し、その解凍機でローカルに警報を生成するというものであることもあり、この規則は、遠隔サーバも、関連する警報を有するので、使用者がこのログを閲覧するタスクを生成するというものであることもある。他の規則の例としては、冷凍または解凍のログで処理中の試料の詳細などの情報が不足している場合に、遠隔サーバが、使用者がこの情報を追加するタスクを生成するというものや、前週の機器ログの要約を、毎週設定された時刻に特定の使用者に電子メールで送るというものや、あるいは解凍機A、B、またはCで任意の解凍が中止した、または失敗した場合に、使用者Yに直ちに電子メールを送って、使用者Yに警告するというものなどがある。

0142

別の実施形態によれば、遠隔サーバは、必要に応じて、冷凍機/解凍機/輸送デバイスに命令を伝送することもできる。例えば、遠隔サーバは、オペレータが仕事にかかるときに使用できるようにするために早朝に冷却を開始するように冷凍機に命令を送信することもある。

0143

別の実施形態によれば、遠隔サーバは、開扉、高温/低温などの警告を生成および伝送することもできる。デバイスに活動状態の警報装置があることもある。しかし、サーバは、警告を生成して、例えば使用者のモバイルデバイスを介して使用者に警告を伝送することもできる。使用者がアクションをキャンセルした、使用者が警報を無効にしたなど、警告に対する使用者の応答を記録することもできる。

0144

別の実施形態によれば、遠隔サーバを使用して、冷凍機/解凍機のところにいる使用者にタスクを実行するように促すこともできる。例えば、試料が解凍された後で、使用者は、試料を解凍機から取り出すように遠隔サーバから促されることもある。これは、冷凍機/解凍機で設定された警告に追加されることもある。

0145

別の実施形態によれば、遠隔サーバのところにいる使用者は、受信した解凍、冷凍、または輸送のデータログに関して観察を追加し、かつ/または観測結果の注釈を付記するために、例えばウェブページを介して遠隔サーバと対話することもできる。例えば、使用者は、異常を調査した後で、その異常を説明する観察を追加することもできる。

0146

別の実施形態によれば、遠隔サーバは、インボイスを生成することもできる。例えば、試料を使用するために解凍した後で、遠隔サーバは、試料の製造元から試料の使用者に対するインボイスを生成する。

0147

本技術は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として実施することができることを、当業者なら理解するであろう。したがって、本技術は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態の形態をとる可能性がある。

0148

さらに、本技術は、コンピュータ可読プログラムコードが実施されたコンピュータ可読媒体に実施されたコンピュータプログラム製品の形態をとる可能性もある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、またはコンピュータ可読記憶媒体である可能性がある。コンピュータ可読媒体は、これらに限定されるわけではないが、例えば、電子的な、磁気的な、光学的な、電磁気的な、赤外線の、または半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいはこれらの任意の適当な組合せである可能性がある。

0149

本技術の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、オブジェクト指向プログラミング言語、および従来の手続き形プログラミング言語など、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書き込むことができる。

0150

例えば、本技術の動作を実行するためのプログラムコードは、C、アセンブリコードASIC(特定用途向け集積回路)またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)をセットアップまたは制御するためのコード、あるいはVerilog(登録商標)またはVHDL(超高速集積回路ハードウェア記述言語)などのハードウェア記述のためのコードなど、従来のプログラミング言語(インタプリタ型またはコンパイル型)のソースオブジェクト、または実行可能コードを含む可能性がある。

0151

コード構成要素は、手続き、または方法などとして実施することができ、ネイティブ命令セットの直接機械命令から、高水準のコンパイル型またはインタプリタ型言語構成要素まで、任意の抽象化レベルの命令、または命令のシーケンスの形態をとることがある下位構成要素を含むこともある。

0152

また、本技術の好ましい実施形態による論理的方法の全体または一部は、その方法のステップを実行する論理要素を含む論理装置に適当に実施することができること、およびそのような論理要素は、例えばプログラマブル論理アレイまたは特定用途向け集積回路内の論理ゲートなどの構成要素を含む可能性があることも、当業者には明白であろう。このような論理構成は、さらに、例えば固定型または伝送可能なキャリア媒体を使用して記憶および伝送することができる仮想ハードウェア記述子言語を使用して上記のようなアレイまたは回路において論理構造を一時的または永続的に確立する要素を使用可能にする際に実施することもできる。

0153

1つの代替形態では、本技術の実施形態は、コンピュータインフラストラクチャまたはネットワークに導入されてそこで実行されたときに、そのコンピュータシステムまたはネットワークにその方法の全てのステップを実行させるように動作可能なコンピュータプログラムコードを導入するステップを含むサービスを導入するコンピュータ実施方法の形態で実現することもできる。

0154

別の代替形態では、本技術の好ましい実施形態は、コンピュータシステムまたはネットワークにロードされたそれにより作動したときにそのコンピュータシステムがその方法の全てのステップを実行することを可能にする機能コンピュータデータ構造を含む機能データを有するデータキャリアの形態で実現することもでる。

0155

本技術の範囲を逸脱することなく、上述の例示的な実施形態に多数の改良および修正を加えることができることは、当業者には明白であろう。

0156

1冷凍機
10制御モジュール
12プロセッサ
14ユーザインターフェース
16データ記憶装置
18メモリ
20、22、24、…、nセンサ
26通信モジュール、通信インターフェース
28冷凍室
30試料
32熱除去ユニット
50サーバ
52 プロセッサ
54ワーキングメモリ
56 データ記憶装置
58記憶プログラムメモリ
60 通信モジュール
100 冷凍機
110 試料A
120使用者
130 サーバ
140 使用者
350解凍機
360 制御モジュール
361 プロセッサ
362 メモリ
363 ユーザインターフェース
364 データ記憶装置
365 通信モジュール、通信インターフェース
366、367、368、…、36n センサ
370 冷凍室
380加熱ユニット
500輸送デバイス
540位置検出モジュール
550携帯型電源
560 制御モジュール
561 プロセッサ
562 メモリ
563 ユーザインターフェース
564 データ記憶装置
565 通信モジュール、通信インターフェース
566、567、568、…、56n センサ
570保管室
580 加熱ユニット
590 熱除去ユニット

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