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技術 体温データ管理システム

出願人 トッパン・フォームズ株式会社
発明者 小俣景子廣瀬久美外山和典
出願日 2018年8月7日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-148553
公開日 2020年2月13日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-024133
状態 未査定
技術分野 温度及び熱量の測定 診断用測定記録装置
主要キーワード 測定終了時刻 フーリエの法則 外部温度センサ 測定開始時刻 アラームランプ 中継ケーブル 通信開始信号 就寝時刻
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得るとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減する。

解決手段

体温を測定する体温センサ11と、測定された体温データを記憶するメモリ15と、メモリ15に記憶された体温データを予め決められた時刻にて利用者端末20に送信する処理部17とを具備する体温測定デバイス10と、体温測定デバイス10から送信された体温データを取得するデータ取得部28と、提供データを表示する表示部27とを具備する利用者端末20と、データ取得部28にて取得された体温データに基づいて提供データを生成する演算部33を具備する管理サーバ30とを有する。

概要

背景

一般に妊娠のしやすさは、女性ホルモンバランスの変化による基礎体温の変化と密接に関連していることがよく知られている。基礎体温は、毎日一定時刻に測定することが好ましいが、例えば毎朝起床後に、体温計下や脇下密着させて一定時間安静状態を維持することは、のただでさえ時間がない中、余計な時間がとられることになり、精神的なストレスを受けてしまうことになりかねない。

特許文献1には、ショーツ等の下着に装着可能な身体温度情報端末装置が開示されている。この身体温度情報端末装置は、ケーシングに取り付けられたクリップによって下着に装着された状態で体温を測定するため、就寝中において体温を測定することができる。その後、利用者が、身体温度情報端末装置を、中継ケーブルや、赤外線等の無線を介して携帯端末等に接続し、測定された体温データを携帯端末等に送信することで、測定された体温データに基づく月経周期等の情報が携帯端末等にて分析され、利用者に提供されることになる。

概要

利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得るとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減する。体温を測定する体温センサ11と、測定された体温データを記憶するメモリ15と、メモリ15に記憶された体温データを予め決められた時刻にて利用者端末20に送信する処理部17とを具備する体温測定デバイス10と、体温測定デバイス10から送信された体温データを取得するデータ取得部28と、提供データを表示する表示部27とを具備する利用者端末20と、データ取得部28にて取得された体温データに基づいて提供データを生成する演算部33を具備する管理サーバ30とを有する。

目的

本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得ることができるとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減できる体温データ管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

体温を測定するデバイスと、前記デバイスにて測定された体温に基づいて、利用者に提供する提供データを生成する外部装置とを有する体温データ管理システムであって、前記デバイスは、体温を測定する測定手段と、前記外部装置との間にて通信を行う第1の通信手段と、前記測定手段にて測定された体温データを記憶する記憶手段と、前記測定手段にて測定された体温データを前記記憶手段に記憶させ、予め決められた時刻通信開始信号を前記第1の通信手段を介して送信し、体温データを要求するデータ要求信号を前記第1の通信手段を介して受信した場合、前記記憶手段に記憶された体温データを前記第1の通信手段を介して送信する処理手段とを有し、前記外部装置は、前記デバイスとの間にて通信を行う第2の通信手段と、前記通信開始信号を前記第2の通信手段を介して受信した場合に、前記データ要求信号を前記第2の通信手段を介して送信し、前記データ要求信号を受信したデバイスから送信された体温データを前記第2の通信手段を介して取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段にて取得された体温データに基づいて前記提供データを生成する演算手段と、前記演算手段にて生成された提供データを表示する表示手段とを有する、体温データ管理システム。

請求項2

請求項1に記載の体温データ管理システムにおいて、前記外部装置は、ネットワークを介して互いに通信可能な利用者端末サーバとからなり、前記利用者端末は、前記第2の通信手段、前記データ取得手段及び前記表示手段と、前記サーバとの間にて通信を行う第3の通信手段とを有し、前記データ取得手段は、前記第2の通信手段を介して体温データを取得した場合、該体温データを前記第3の通信手段を介して前記サーバに送信し、前記サーバから送信された前記提供データを前記第3の通信手段を介して受信し、前記表示手段は、前記データ取得手段にて受信された前記提供データを表示し、前記サーバは、前記演算手段と、前記利用者端末の間にて通信を行う第4の通信手段とを有し、前記演算手段は、前記利用者端末から送信された体温データを前記第4の通信手段を介して受信し、受信した体温データに基づいて前記提供データを生成し、該提供データを前記第4の通信手段を介して前記利用者端末に送信する、体温データ管理システム。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の体温データ管理システムにおいて、前記処理手段は、所定の期間分の体温データを前記第1の通信手段を介して送信した場合、前記記憶手段に記憶された体温データを消去する、体温データ管理システム。

技術分野

0001

本発明は、測定した体温に基づいて基礎体温情報等の提供データを生成して表示する体温データ管理システムに関する。

背景技術

0002

一般に妊娠のしやすさは、女性ホルモンバランスの変化による基礎体温の変化と密接に関連していることがよく知られている。基礎体温は、毎日一定時刻に測定することが好ましいが、例えば毎朝起床後に、体温計下や脇下密着させて一定時間安静状態を維持することは、のただでさえ時間がない中、余計な時間がとられることになり、精神的なストレスを受けてしまうことになりかねない。

0003

特許文献1には、ショーツ等の下着に装着可能な身体温度情報端末装置が開示されている。この身体温度情報端末装置は、ケーシングに取り付けられたクリップによって下着に装着された状態で体温を測定するため、就寝中において体温を測定することができる。その後、利用者が、身体温度情報端末装置を、中継ケーブルや、赤外線等の無線を介して携帯端末等に接続し、測定された体温データを携帯端末等に送信することで、測定された体温データに基づく月経周期等の情報が携帯端末等にて分析され、利用者に提供されることになる。

先行技術

0004

特許第3909301号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に開示されたものは、就寝中に体温を測定することができるため、例えば毎朝起床後に、体温計を舌下や脇下に密着させて一定時間安静状態を維持することはない。

0006

しかしながら、測定された体温データに基づく月経周期等の情報を利用者が得るためには、身体温度情報端末装置を、中継ケーブルや無線を介して携帯端末等に接続し、身体温度情報端末装置や携帯端末を利用者が操作することで、測定された体温データを携帯端末等に送信するという作業が発生することになる。そのため、利用者に煩わしさが生じ、毎日継続して基礎体温を測定することが億劫になってしまう虞がある。

0007

また、身体温度情報端末装置にて測定された体温データは、身体温度情報端末装置内のメモリに記憶されることになるが、利用者が体温データを携帯端末等に送信することを失念したり怠っていたりすると、その間に、デバイスバッテリーの残量がなくなったり、リセット操作等の誤った操作が行われたりすることによって、折角測定した体温データが消去されてしまう虞がある。また、メモリ容量を有効利用するために、記憶されてから一定時間を経過した体温データが自動的に消去される構成となっている場合においても、利用者が体温データを携帯端末等に送信することを失念したり怠っていたりすると、測定された体温データが、記憶されてから一定時間を経過すると自動的に消去されてしまい、利用できなくなってしまうという問題点がある。

0008

本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得ることができるとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減できる体温データ管理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために本発明は、
体温を測定するデバイスと、前記デバイスにて測定された体温に基づいて、利用者に提供する提供データを生成する外部装置とを有する体温データ管理システムであって、
前記デバイスは、
体温を測定する測定手段と、
前記外部装置との間にて通信を行う第1の通信手段と、
前記測定手段にて測定された体温データを記憶する記憶手段と、
前記測定手段にて測定された体温データを前記記憶手段に記憶させ、予め決められた時刻通信開始信号を前記第1の通信手段を介して送信し、体温データを要求するデータ要求信号を前記第1の通信手段を介して受信した場合、前記記憶手段に記憶された体温データを前記第1の通信手段を介して送信する処理手段とを有し、
前記外部装置は、
前記デバイスとの間にて通信を行う第2の通信手段と、
前記通信開始信号を前記第2の通信手段を介して受信した場合に、前記データ要求信号を前記第2の通信手段を介して送信し、前記データ要求信号を受信したデバイスから送信された体温データを前記第2の通信手段を介して取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段にて取得された体温データに基づいて前記提供データを生成する演算手段と、
前記演算手段にて生成された提供データを表示する表示手段とを有する。

0010

上記のように構成された本発明においては、デバイスの測定手段にて測定された体温データがデバイスの記憶手段に記憶された状態において、予め決められた時刻になると、デバイスの処理手段において通信開始信号が第1の通信手段を介して送信される。デバイスの処理手段から送信された通信開始信号が外部装置の第2の通信手段を介してデータ取得手段にて受信されると、体温データを要求するデータ要求信号がデータ処理手段から第2の通信手段を介して送信される。その後、データ取得手段から送信されたデータ要求信号がデバイスの処理手段にて受信されると、記憶手段に記憶された体温データがデバイスから第1の通信手段を介して送信され、第2の通信手段を介して外部装置のデータ取得手段にて取得されることになる。そして、外部装置の演算手段において、データ取得手段にて取得された体温データに基づいて、利用者に提供する提供データが生成され、生成された提供データが外部装置の表示手段にて表示される。

0011

このようにして、デバイスにて測定された体温データが、予め決められた時刻に外部装置にて自動的に取得され、取得された体温データに基づいて提供データが生成されるので、利用者が、デバイスにて測定された体温データを、体温データに基づいて提供データを生成する外部装置に送信する作業を行う必要がなく、また、デバイスに記憶された体温データがいつまでも外部装置に送信されなかった場合等において、測定された体温データが消去されて利用できなくなってしまう可能性が低減することになる。

0012

また、外部装置は、ネットワークを介して互いに通信可能な利用者端末サーバとから構成してもよい。

0013

その場合、利用者端末が、第2の通信手段、データ取得手段及び表示手段と、サーバとの間にて通信を行う第3の通信手段とを有し、データ取得手段が、第2の通信手段を介して体温データを取得した場合、取得した体温データを第3の通信手段を介してサーバに送信し、サーバから送信された提供データを第3の通信手段を介して受信し、表示手段が、データ取得手段にて受信された提供データを表示し、また、サーバが、演算手段と、利用者端末の間にて通信を行う第4の通信手段とを有し、演算手段が、利用者端末から送信された体温データを第4の通信手段を介して受信し、受信した体温データに基づいて提供データを生成し、その提供データを第4の通信手段を介して利用者端末に送信する構成とすることが考えられる。

0014

外部装置を、上記のような構成とすることで、利用者端末における処理負荷を低減することができるとともに、例えば、利用者端末にて一日分のデータのみを取扱い、サーバにて複数日あるいは複数人の体温データを用いた分析を行う構成とすることもできる。

0015

また、処理手段が、所定の期間分の体温データを前記第1の通信手段を介して送信した場合、記憶手段に記憶された体温データを消去する構成とすれば、利用者端末に送信された体温データがデバイスの記憶手段から消去されることとなり、記憶手段の容量を有効利用することができる。

発明の効果

0016

本発明によれば、デバイスにて測定された体温データが、予め決められた時刻に外部装置にて自動的に取得され、取得された体温データに基づいて提供データが生成されるため、利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得ることができるとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減できる。

0017

また、外部装置を、ネットワークを介して互いに通信可能な利用者端末とサーバとから構成し、利用者端末が、第2の通信手段、データ取得手段及び表示手段と、サーバとの間にて通信を行う第3の通信手段とを有し、データ取得手段が、第2の通信手段を介して体温データを取得した場合、取得した体温データを第3の通信手段を介してサーバに送信し、サーバから送信された提供データを第3の通信手段を介して受信し、表示手段が、データ取得手段にて受信された提供データを表示し、また、サーバが、演算手段と、利用者端末の間にて通信を行う第4の通信手段とを有し、演算手段が、利用者端末から送信された体温データを第4の通信手段を介して受信し、受信した体温データに基づいて提供データを生成し、その提供データを第4の通信手段を介して利用者端末に送信する構成としたものにおいては、利用者端末における処理負荷を低減することができるとともに、例えば、利用者端末にて一日分のデータのみを取扱い、サーバにて複数日あるいは複数人の体温データを用いた分析を行う構成とすることもできる。

0018

また、処理手段が、所定の期間分の体温データを前記第1の通信手段を介して送信した場合、記憶手段に記憶された体温データを消去するものにおいては、利用者端末に送信された体温データが記憶手段から消去されることとなり、記憶手段の容量を有効利用することができる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の体温データ管理システムの第1の実施の形態を示す図である。
図1に示した体温測定デバイスの装着状態の一例を示す図である。
図1に示した体温測定デバイスにおける測定処理を説明するためのフローチャートである。
図1に示した体温データ管理システムにおいて、体温測定デバイスにて測定された体温データが利用者端末にて取得され、取得された体温データに基づいて管理サーバにて提供データが生成されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。
図1に示した体温データ管理システムにおいて管理サーバにて生成された提供データを利用者端末にてダウンロードして表示する処理を説明するためのフローチャートである。
本発明の体温データ管理システムの第2の実施の形態を示す図である。
図6に示した体温データ管理システムにおいて、体温測定デバイスにて測定された体温データが利用者端末にて取得され、取得された体温データに基づいて提供データが生成されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。

実施例

0020

以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0021

(第1の実施の形態)
図1は、本発明の体温データ管理システムの第1の実施の形態を示す図である。

0022

本形態は図1に示すように、体温測定デバイス10と、外部装置となる利用者端末20及び管理サーバ30とを有して構成されている。

0023

体温測定デバイス10は、人体に着用される衣類に装着され、人体の体温を測定するデバイスであって、体温センサ11と、外部温度センサ12と、日時タイマ13と、アラームランプ14と、メモリ15と、BLE通信部16と、処理部17とを有している。

0024

体温センサ11は、本願発明における測定手段となるものである。体温センサ11は、体温測定デバイス10が装着された衣類を着用した人体の皮膚に接することで、皮膚の温度を体温として測定する。

0025

外部温度センサ12は、体温測定デバイス10の外部温度を測定する。

0026

日時タイマ13は、日時を計測するタイマである。

0027

アラームランプ14は、体温測定デバイス10の充電時や充電不足時、あるいは体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた温度測定時に点滅または点灯する。

0028

メモリ15は、本願発明における記憶手段となるものである。メモリ15には、体温測定デバイス10固有のデバイスIDが記憶されているとともに、体温センサ11にて測定された体温データと外部温度センサ12にて測定された外部温度データとが記憶される。さらに、メモリ15には、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻及び、開始時刻から測定を終了するまでの時間、並びに、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データの利用者端末20への送信を開始する時刻として、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻からの時間が記憶されている。

0029

BLE通信部16は、本願発明における第1の通信手段となるものである。BLE通信部16は、BLE(Bluetooth Low Energy)規格に従って、利用者端末20との間にて近距離無線通信を行う。

0030

処理部17は、メモリ15に記憶された測定条件に基づく時刻にて、体温センサ11にて体温を測定するとともに、外部温度センサ12にて体温測定デバイス10の外部温度を測定する。また、処理部17は、体温センサ11にて測定された体温と、外部温度センサ12にて測定された外部温度とを体温データ及び外部温度データとしてメモリ15に記憶させ、体温センサ11及び外部温度センサ12が測定されてからメモリ15に記憶された時間が経過した後に、通信開始信号となるアドバタイズ信号をBLE通信部16を介して送信し、その後、利用者端末20から送信された、体温データを要求する体温データ要求信号をBLE通信部16を介して受信した場合、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データを、BLE通信部16を介して利用者端末20に送信する。さらに、処理部17は、アラームランプ14における警告の出力も制御する。

0031

利用者端末20は、スマートフォン等の通信ネットワーク40に接続可能なモバイル端末であって、BLE通信部21と、ネット通信部22と、操作部23と、日時タイマ24と、アラーム出力部25と、メモリ26と、表示部27と、データ取得部28とを有している。

0032

BLE通信部21は、本願発明における第2の通信手段となるものである。BLE通信部21は、BLE規格に従って、体温測定デバイス10との間にて近距離無線通信を行う。

0033

ネット通信部22は、本願発明における第3の通信手段となるものである。ネット通信部22は、通信ネットワーク40に接続可能に構成され、通信ネットワーク40を介して管理サーバ30との間にて通信を行う。

0034

操作部23は、例えば、表示部27上に積層されたタッチパネル等から構成され、情報を入力したり、表示部27に表示された情報を選択したりするためのものである。

0035

日時タイマ24は、日時を計測するタイマである。

0036

アラーム出力部25は、BLE通信部21を介した体温測定デバイス10との通信状態等に応じてエラーメッセージ等の警告を出力する。

0037

メモリ26は、利用者端末20固有の端末IDの他、体温測定デバイス10のデバイスIDを記憶している。体温測定デバイス10のデバイスIDは、体温測定デバイス10の初期設定時に利用者端末20とペアリングする際に、体温測定デバイス10から取得され、メモリ26に記憶される。また、メモリ26には、体温測定デバイス10から取得した体温データ及び外部温度データが一時的に記憶される。

0038

表示部27は、メモリ26に記憶された情報やネット通信部22を介して受信した情報を表示する。

0039

データ取得部28は、利用者端末20の全体の動作を制御する制御部の一部として構成されている。データ取得部28は、体温測定デバイス10から送信されたアドバタイズ信号をBLE通信部21を介して受信した場合に、体温データを要求する体温データ要求信号をBLE通信部21を介して送信し、その後、これに対して体温測定デバイス10から送信された体温データ及び外部温度データをBLE通信部21を介して取得する。そしてデータ取得部28は、体温測定デバイス10から取得した体温データ及び外部温度データを、メモリ26に一時的に記憶させ、ネット通信部22を介して管理サーバ30に送信する。

0040

管理サーバ30は、ネット通信部31と、日時タイマ32と、演算部33と、データベース34と、データ提供部35とを有している。

0041

ネット通信部31は、本願発明における第4の通信手段となるものである。ネット通信部31は、通信ネットワーク40に接続可能に構成され、通信ネットワーク40を介して利用者端末20との間にて通信を行う。

0042

日時タイマ32は、日時を計測するタイマである。

0043

演算部33は、利用者端末20から送信された体温データ及び外部温度データをネット通信部31を介して受信した場合、データベース34に登録された利用者データを参照し、ネット通信部31を介して受信した体温データ及び外部温度データを用いた所定の演算を行うことで、利用者端末20のユーザに提供する提供データを生成してデータベース34に登録する。

0044

データベース34には、本システムによるサービスの利用者の生年月日身長、体重等の属性情報の他、初期設定時に利用者が利用者端末20を介して入力した情報が登録されている。また、データベース34には、利用者端末20の端末IDが、この利用者端末20とペアリングされた体温測定デバイス10のデバイスIDと対応づけて登録されている。さらに、データベース34には、ネット通信部31を介して利用者端末20から受信した体温データ及び外部温度データと、演算部33にて生成された提供データが登録されている。

0045

データ提供部35は、利用者端末20からのログインに応じて、データベース34に登録された提供データを検索し、検索した提供データを、ネット通信部31を介して利用者端末20に送信する。

0046

以下に、上記のように構成された体温データ管理システムにおける処理について説明する。

0047

まず、利用者が本システムに登録する際の初期設定時の処理について説明する。

0048

上記のように構成された体温データ管理システムによるサービスを受けるためには、利用者はまず、初期設定として、管理サーバ30に利用者登録をするとともに、体温測定デバイス10を利用者端末20とペアリングする必要がある。

0049

利用者は、管理サーバ30が提供する利用者登録画面に利用者端末20を用いてアクセスし、表示部27に表示された画面に従って、指定される利用者情報を入力することになる。例えば、ニックネームや生年月日、身長、体重等の属性情報や平均的な就寝時刻を入力したり、ログインIDを指定したりする。またその際、利用者端末20において、体温測定デバイス10とのペアリング処理によって、体温測定デバイス10のデバイスIDがBLE通信部21を介して取得される。

0050

利用者が入力、指定した情報は、表示部27に表示された送信ボタンが操作部23を介して押下されることで、ネット通信部22から送信され、通信ネットワーク40を介して管理サーバ30にて受信される。またその際、利用者端末20の端末IDと体測定デバイス10のデバイスIDとが対応づけられてネット通信部22から送信され、通信ネットワーク40を介して管理サーバ30にて受信される。

0051

管理サーバ30においては、利用者端末20から送信されてきた情報がネット通信部31を介して受信されると、受信された情報がデータベース34に登録される。それにより、データベース34には、本システムによるサービスの利用者毎に、ニックネームや生年月日、身長、体重等の属性情報や、平均的な就寝時刻や、ログインID、さらに、利用者端末20の端末IDと体温測定デバイス10のデバイスIDとが対応づけて登録されることになる。

0052

その後、サービスの利用者は、管理サーバ30が提供するイベント情報登録画面に利用者端末20を用いて適当なタイミングでアクセスし、表示部27に表示された画面に従って、イベント情報として、生理開始の有無や性交渉の有無、飲酒の有無、寝不足の有無、服薬の有無、おりものの有無等の情報を入力して管理サーバ20に送信することで、これらの情報も管理サーバ30のデータベース34に登録することができる。

0053

このようにしてサービスの利用者に関する情報と、利用者端末20の端末ID及び体温測定デバイス10のデバイスIDとが管理サーバ30のデータベース34に登録された後、利用者はサービスを利用することになる。

0054

次に、図1に示した体温測定デバイス10の装着方法について説明する。

0055

図2は、図1に示した体温測定デバイス10の装着状態の一例を示す図である。

0056

図1に示した体温データ管理システムにおけるサービスを利用する場合は、サービスの利用者の就寝時において、例えば図2に示すように、利用者2が着用する下着1に体温測定デバイス10を装着する。その際、体温測定デバイス10はクリップ等によって下着1に装着することが考えられるが、体温センサ11が、利用者2の皮膚の温度を測定するものであるため、下着1の裏側において体温センサ11が利用者2の皮膚に接するように体温測定デバイス10を下着1に装着する。

0057

次に、図1に示した体温測定デバイス10における測定処理について説明する。

0058

図3は、図1に示した体温測定デバイス10における測定処理を説明するためのフローチャートである。

0059

図1に示した体温測定デバイス10においては、日時タイマ13にて計測される日時が、メモリ15に記憶された測定開始時刻の例えば2時間前になると(ステップ1)、処理部17において、第1の間隔である例えば30分間隔で体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた測定が行われる(ステップ2)。例えば、メモリ15に記憶された測定開始時刻が午後10時である場合は、午後8時になると上記測定が開始される。なお、測定開始時刻としては、一般的な就寝時刻がメモリ15に予め記憶されているが、利用者が体温測定デバイス10を初期設定する際に、利用者端末20を操作することで利用者の就寝時刻を指定して体温測定デバイス10に送信することで、指定した就寝時刻を測定開始時刻としてメモリ15に記憶させることも考えられる。

0060

処理部17においては、体温センサ11にて測定された温度が、例えば33℃以上であるかどうかが確認され(ステップ3)、体温センサ11にて測定された温度が33℃以上である場合は、利用者が就寝していると判断される。これは、人体の体温が33℃以上であることから、体温センサ11にて測定された温度が33℃以上であれば、利用者が就寝時に体温測定デバイス10を下着に装着していることで、体温センサ11が利用者2の皮膚に接触していると判断できるためである。

0061

体温センサ11にて測定された温度が33℃以上である場合、すなわち、利用者が就寝していると判断された場合は、処理部17において、第1の間隔よりも短い第2の間隔である例えば5分間隔で体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた測定が行われる(ステップ4)。第2の間隔で体温センサ11及び外部温度センサ12にて測定された温度は、逐次測定時刻とともにメモリ15に記憶されていく。

0062

その後、ステップ4における測定開始時刻から、メモリ15に記憶された時間である、例えば6時間が経過すると(ステップ5)、処理部17における体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた測定が終了する(ステップ6)。例えば、午後10時から測定が行われた場合は、次の日の午前4時になると、測定が終了することになる。

0063

なお、体温測定デバイス10は、体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた測定、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データの利用者端末20への送信、並びに、体温データ及び外部温度データを利用者端末20に送信するためにデバイスIDを送信するタイミング以外の期間においては、スリープ状態となっており、それにより、電源(不図示)の無駄な消耗が回避されている。

0064

また、上述した一連の処理においては、処理部17において、体温センサ11にて測定された温度が33℃以上である場合に、利用者が就寝していると判断し、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定間隔を第1の間隔から第2の間隔に変更しているが、体温センサ11にて測定された温度の変化率所定値以上であった場合でも、体温センサ11が利用者の皮膚に接することで、測定された温度が急激に上昇したものと考えられるため、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定間隔を第1の間隔から第2の間隔に変更することとしてもよい。

0065

また、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻とともにメモリ15に記憶しておく条件として、開始時刻から測定を終了するまでの時間の代わりに、測定の終了時刻を記憶しておいてもよい。その場合、メモリ15に記憶された測定終了時刻になると、処理部17における体温センサ11及び外部温度センサ12を用いた測定が終了することになる。

0066

次に、図1に示した体温データ管理システムにおいて、体温測定デバイス10にて測定された体温データが利用者端末20にて取得され、取得された体温データに基づいて管理サーバ30にて提供データが生成されるまでの処理について説明する。

0067

図4は、図1に示した体温データ管理システムにおいて、体温測定デバイス10にて測定された体温データが利用者端末20にて取得され、取得された体温データに基づいて管理サーバ30にて提供データが生成されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。

0068

スリープ状態となっている体温測定デバイス10は、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻から日時タイマ13にて計測される経過時間が、メモリ15に予め決められた時刻として記憶された時間となると(ステップ11,12)、処理部17において、通信開始信号となるアドバタイズ信号がBLE通信部16を介して送信される(ステップ13)。例えば、メモリ15には、例えば体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻から4時間後という時間が設定されている。なお、アドバタイズ信号は、体温測定デバイス10の存在を示すものであり、体温測定デバイス10のデバイスID等の識別情報が含まれている。

0069

一方、待機状態にある利用者端末20において、体温測定デバイス10から送信されたアドバタイズ信号が利用者端末20のBLE通信部21を介してデータ取得部28にて受信されると(ステップ14,15)、データ取得部28において、体温データを要求する体温データ要求信号がBLE通信部21を介して送信される(ステップ16)。

0070

その後、体温測定デバイス10の処理部17において、利用者端末20から送信された体温データ要求信号がBLE通信部16を介して受信されると(ステップ17)、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データが読み出され、デバイスIDとともにBLE通信部16を介して利用者端末20に送信される(ステップ18)。

0071

そして、体温測定デバイス10から送信された体温データ及び外部温度データが、利用者端末20のBLE通信部21を介してデータ取得部28にて受信されると、取得された体温データ及び外部温度データがメモリ26に一時的に記憶される(ステップ19)。これにより、体温測定デバイス10にて測定された体温データ及び外部温度データが利用者端末20にて自動的に取得されることになる。なお、本形態においては、体温測定デバイス10にて体温データ及び外部温度データが測定、記憶され、これら体温データ及び外部温度データが利用者端末20にて取得される構成となっているが、これは、後述するように、本形態では、管理サーバ30にて提供データを生成する際に体温データ及び外部温度データを用いるためであり、体温データのみを体温測定デバイス10にて測定し、利用者端末20にて取得されるものであってもよい。すなわち、本形態における体温データ及び外部温度データを含めて体温データと称してもよい。

0072

なお、本形態においては、体温測定デバイス10の体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定の開始時刻から4時間後に、利用者端末20にて体温データ及び外部温度データを取得しているが、これは、後述する体温データ及び外部温度データを用いた演算のために十分な時間分であれば、4時間に限らない。また、上述したように、体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定が6時間行われるのであれば、体温測定デバイス10の体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定の開始時刻から6時間後に、利用者端末20にて体温データ及び外部温度データを取得する構成とすることで、体温測定デバイス10にて測定された体温データ及び外部温度データを利用者端末20にて一度に取得することができる。

0073

その後、利用者端末20においては、メモリ26に一時的に記憶された体温データ及び外部温度データが読み出され、その測定時刻と利用者端末20の端末ID及び体温測定デバイス10のデバイスIDとともにネット通信部22を介して送信される(ステップ20)。

0074

これにより、利用者が就寝時に図2に示したように体温測定デバイス10を下着1に装着し、利用者端末20を、例えば、元等の体温測定デバイス10のBLE通信部16と利用者端末20のBLE通信部21とが通信可能な距離に置いておくことで、利用者が起床した時には、就寝中に体温測定デバイス10にて測定された体温データ及び外部温度データの利用者端末20への送信が完了していることになる。

0075

一方、体温測定デバイス10においては、1日分の体温データ及び外部温度データを全て利用者端末20に送信した後(ステップ21)、処理部17によって、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データが消去される(ステップ22)。

0076

このように、体温測定デバイス10から1日分の体温データ及び外部温度データが利用者端末20に全て送信された場合、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データが消去される構成とすることで、利用者端末20に送信された体温データがメモリ15から消去されることとなり、メモリ15の容量を有効利用することができる。

0077

利用者端末20からその測定時刻と利用者端末20の端末ID及び体温測定デバイス10のデバイスIDとともに送信された体温データ及び外部温度データは、通信ネットワーク40を介して管理サーバ30にて受信される(ステップ23)。

0078

管理サーバ30においては、利用者端末20から送信された体温データ及び外部温度データがネット通信部31にて受信されると、まず、管理サーバ30から利用者端末20に対して、体温データ及び外部温度データを正常に受信した旨を示す受信完了信号が通信ネットワーク40を介して送信される(ステップ24)。

0079

管理サーバ30から送信された受信完了信号が利用者端末20のネット通信部22を介してデータ取得部28にて受信されると(ステップ25)、データ取得部28によって、メモリ26に記憶された体温データ及び外部温度データが消去され(ステップ26)、利用者端末20は、待機状態に移行する(ステップ27)。

0080

その後、演算部33においては、受信された体温データ及び外部温度データに基づいて、利用者端末20に提供する提供データの一部となる基礎体温データが算出される。基礎体温データの算出は、例えば、利用者端末20から受信した体温データ及び外部温度データから不要なデータを削除した上で、フーリエの法則によって外部温度データを用いて体温データを補正し、その後、平均値を算出することで行うことが考えられる。

0081

また、演算部33において、体温データ及び外部温度データとともに受信された端末ID及びデバイスIDに対応づけられた利用者の属性情報や就寝時刻、あるいは、イベント情報として登録された、生理開始の有無や性交渉の有無、飲酒の有無、寝不足の有無、服薬の有無、おりものの有無等による、生理日、性交渉日、飲酒日、寝不足日等の情報がデータベース34から抽出される。

0082

そして、演算部33において、算出された基礎体温データと、データベース34から抽出された生理日、性交渉日、飲酒日、寝不足日等の情報とに基づいて、生理予測日排卵の予測日、妊娠のしやすさ等が演算して求められることで提供データが生成される(ステップ28)。生成された提供データは、利用者端末20の端末ID及び体温測定デバイス10のデバイスIDと対応づけられてデータベース34に登録される。

0083

次に、管理サーバ30にて生成された提供データを利用者端末20にてダウンロードして表示する処理について説明する。

0084

図5は、図1に示した体温データ管理システムにおいて管理サーバ30にて生成された提供データを利用者端末20にてダウンロードして表示する処理を説明するためのフローチャートである。

0085

上記のようにして、利用者端末20にて取得された体温データ及び外部温度データがその測定時刻と利用者端末20の端末ID及び体温測定デバイス10のデバイスIDとともにネット通信部22を介して送信された後、利用者が、利用者端末20にて管理サーバ30から提供されたアプリ起動させることで、管理サーバ30のサイトにログインがなされると(ステップ41)、管理サーバ30のデータ提供部35にてログインが受け付けられる(ステップ42)。

0086

すると、データ提供部35において、ログインに伴って利用者端末20から送信されてくる端末IDに対応づけて登録された基礎体温データを含む提供データがデータベース34から検索され、ネット通信部31を介して送信される(ステップ43)。

0087

管理サーバ30から送信された提供データは、通信ネットワーク40を介して利用者端末20にて受信される(ステップ44)。

0088

利用者端末20においては、管理サーバ30から送信された提供データがネット通信部22を介してデータ取得部28にて受信され、データ取得部28において、受信された提供データが、操作部23にて指定された条件に応じた形態に加工され、表示部27に表示されることになる(ステップ45)。例えば、基礎体温データがグラフ表示されたり、過去の生理日が一覧表となって表示されたり、あるいは、次の生理や排卵の予測日が数値として表示されたりする。

0089

上述したように、本形態においては、体温測定デバイス10にて測定された体温データが、予め決められた時刻に利用者端末20にて自動的に取得され、取得された体温データが管理サーバ30に送信され、管理サーバ30において、体温データに基づいて提供データが生成されるため、利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得ることができるとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減できる。

0090

また、体温測定デバイス10にて測定された体温データを自動的に取得する処理と、生成された提供データを表示する処理とを利用者端末20が行い、体温測定デバイス10にて測定された体温データに基づいて提供データを生成する処理を管理サーバ30が行う構成とすることにより、利用者端末20における処理負荷を低減することができるとともに、例えば、利用者端末20にて一日分のデータのみを取扱い、管理サーバ30にて複数日あるいは複数人の体温データを用いた分析を行う構成とすることもできる。

0091

このように構成された体温管理システムは、体温測定デバイス10にて利用者の就寝中に測定された体温データ及び外部温度データに基づいて、様々な提供データが生成されることで、排卵予定日の情報に基づく妊活への利用の他、避妊ダイエット活動への利用が考えられる。

0092

なお、体温測定デバイス10にて測定され、メモリ15に一時的に記憶された体温データ及び外部温度データのうち朝までに利用者端末20に送信されなかったデータがある場合は、管理サーバ30において、利用者端末20にてとりあえず取得された体温データ及び外部温度データを用いて提供データを生成し、暫定的なものとして利用者端末20にて表示出力し、その後、残りの体温データ及び外部温度データを次の日の夜に利用者端末20にて取得し、管理サーバ30にアップロードすることで暫定的な提供データを修正して利用者端末20にて表示出力する構成とすることが考えられる。

0093

(第2の実施の形態)
図6は、本発明の体温データ管理システムの第2の実施の形態を示す図である。

0094

本形態は図6に示すように、図1に示したものに対して、外部装置が利用者端末120のみから構成されている点が異なるものである。

0095

本形態における利用者端末120は、スマートフォン等の通信ネットワーク40に接続可能なモバイル端末であって、BLE通信部21と、操作部23と、日時タイマ24と、アラーム出力部25と、メモリ26と、表示部27と、データ取得部28と、演算部29とを有している。

0096

BLE通信部21は、本願発明における第2の通信手段となるものである。BLE通信部21は、BLE規格に従って、体温測定デバイス10との間にて近距離無線通信を行う。

0097

操作部23は、例えば、表示部27上に積層されたタッチパネル等から構成され、情報を入力したり、表示部27に表示された情報を選択したりするためのものである。

0098

日時タイマ24は、日時を計測するタイマである。

0099

アラーム出力部25は、BLE通信部21を介した体温測定デバイス10との通信状態等に応じてエラーメッセージ等の警告を出力する。

0100

メモリ26は、利用者端末120固有の端末IDの他、体温測定デバイス10のデバイスIDを記憶している。体温測定デバイス10のデバイスIDは、体温測定デバイス10の初期設定時に利用者端末120とペアリングする際に、体温測定デバイス10から取得され、メモリ26に記憶される。また、メモリ26には、体温測定デバイス10から取得した体温データ及び外部温度データと、演算部29にて生成された提供データが記憶されている。その他にメモリ26には、本システムによるサービスの利用者の生年月日や身長、体重等の属性情報の他、初期設定時に利用者が操作部23を介して入力した情報が記憶されているとともに、初期設定後にサービスの利用者によってイベント情報として入力された、生理開始の有無や性交渉の有無、飲酒の有無、寝不足の有無、服薬の有無、おりものの有無等の情報に応じて、生理日や性交渉日、飲酒日、寝不足日、服薬日、おりものがあった日等の情報が記憶されている。

0101

表示部27は、メモリ26に記憶された情報を表示する。

0102

データ取得部28は、利用者端末120の全体の動作を制御する制御部の一部として構成されている。データ取得部28は、体温測定デバイス10から送信されたアドバタイズ信号をBLE通信部21を介して受信した場合に、体温データを要求する体温データ要求信号をBLE通信部21を介して送信し、その後、これに対して体温測定デバイス10から送信された体温データ及び外部温度データをBLE通信部21を介して取得してメモリ26に一時的に記憶させる。

0103

演算部29は、メモリ26に記憶された利用者データを参照し、データ取得部28にて取得された体温データ及び外部温度データを用いた所定の演算を行うことで、利用者端末20のユーザに提供する提供データを生成してメモリ26に記憶させる。

0104

以下に、上記のように構成された体温データ管理システムにおける処理について説明する。

0105

利用者が本システムに登録する場合は、第1の実施の形態に示したものと同様に体温測定デバイス10と利用者端末120とのペアリングを行うとともに、利用者情報を利用者端末120に入力し、メモリ26に記憶させておく。

0106

その後、体温測定デバイス10において、第1の実施の形態に示したものと同様にして測定処理が行われ、体温測定デバイス10にて測定された体温データが利用者端末120にて取得され、取得された体温データに基づいて提供データが生成されることになる。

0107

図7は、図6に示した体温データ管理システムにおいて、体温測定デバイス10にて測定された体温データが利用者端末120にて取得され、取得された体温データに基づいて提供データが生成されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。

0108

スリープ状態となっている体温測定デバイス10は、体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻から日時タイマ13にて計測される経過時間が、メモリ15に予め決められた時刻として記憶された時間となると(ステップ111,112)、処理部17において、通信開始信号となるアドバタイズ信号がBLE通信部16を介して送信される(ステップ113)。例えば、メモリ15には、例えば体温センサ11及び外部温度センサ12における測定の開始時刻から4時間後という時間が設定されている。なお、アドバタイズ信号は、体温測定デバイス10の存在を示すものであり、体温測定デバイス10のデバイスID等の識別情報が含まれている。

0109

一方、待機状態にある利用者端末120において、体温測定デバイス10から送信されたアドバタイズ信号が利用者端末120のBLE通信部21を介してデータ取得部28にて受信されると(ステップ114,115)、データ取得部28において、体温データを要求する体温データ要求信号がBLE通信部21を介して送信される(ステップ116)。

0110

その後、体温測定デバイス10の処理部17において、利用者端末120から送信された体温データ要求信号がBLE通信部16を介して受信されると(ステップ117)、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データが読み出され、デバイスIDとともにBLE通信部16を介して利用者端末120に送信される(ステップ118)。

0111

そして、体温測定デバイス10から送信された体温データ及び外部温度データが、利用者端末120のBLE通信部21を介してデータ取得部28にて受信されると、取得された体温データ及び外部温度データがメモリ26に一時的に記憶される(ステップ119)。これにより、体温測定デバイス10にて測定された体温データ及び外部温度データが利用者端末20にて自動的に取得されることになる。

0112

なお、本形態においては、体温測定デバイス10の体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定の開始時刻から4時間後に、利用者端末120にて体温データ及び外部温度データを取得しているが、これは、後述する体温データ及び外部温度データを用いた演算のために十分な時間分であれば、4時間に限らない。また、上述したように、体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定が6時間行われるのであれば、体温測定デバイス10の体温センサ11及び外部温度センサ12における体温データ及び外部温度データの測定の開始時刻から6時間後に、利用者端末120にて体温データ及び外部温度データを取得する構成とすることで、体温測定デバイス10にて測定された体温データ及び外部温度データを利用者端末120にて一度に取得することができる。

0113

体温測定デバイス10においては、1日分の体温データ及び外部温度データを全て送信した後、(ステップ120)、処理部17によって、メモリ15に記憶された体温データ及び外部温度データが消去される(ステップ121)。

0114

一方、利用者端末120の演算部29においては、メモリ26に一時的に記憶された体温データ及び外部温度データが読み出され、読み出された体温データ及び外部温度データに基づいて、提供データの一部となる基礎体温データが算出される。また、演算部29において、メモリ26に記憶された生理日、性交渉日、飲酒日、寝不足日等の情報が読み出され、算出された基礎体温データと、メモリ26から読み出された生理日、性交渉日、飲酒日、寝不足日等の情報とに基づいて、生理の予測日、排卵の予測日、妊娠のしやすさ等が演算して求められることで提供データが生成される(ステップ122)。

0115

その後、利用者端末120においては、データ取得部28によって、メモリ26に記憶された体温データ及び外部温度データが消去され(ステップ123)、利用者端末120は、待機状態に移行する(ステップ124)。

0116

その後、利用者が利用者端末120にて所定のアプリを起動させると、データ取得部28において、メモリ26に記憶された提供データが、操作部23にて指定された条件に応じた形態に加工され、表示部27に表示されることになる。

0117

上述したように、本形態においても、体温測定デバイス10にて測定された体温データが、予め決められた時刻に利用者端末120にて自動的に取得され、利用者端末120において、体温データに基づいて提供データが生成されるため、利用者が煩わしい操作を行うことなく、体温を測定し、測定された体温データに基づく提供データを得ることができるとともに、測定された体温データが無意識のうちに利用できなくなってしまう可能性を低減できる。

0118

1下着
2利用者
10体温測定デバイス
11体温センサ
12外部温度センサ
13,24,32 日時タイマ
14アラームランプ
15,26メモリ
16,21BLE通信部
17 処理部
20,120利用者端末
22,31ネット通信部
23 操作部
25アラーム出力部
27 表示部
28データ取得部
29,33演算部
30管理サーバ
34データベース
35データ提供部
40 通信ネットワーク

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