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技術 アイジョイント金具取り付け用治具

出願人 横浜ゴム株式会社
発明者 長澤範明
出願日 2018年8月8日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-149108
公開日 2020年2月13日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-024008
状態 未査定
技術分野 流体を締め切る継手・ホース継手 管の調節可能継手
主要キーワード アイジョイント 軸方向流路 径方向流路 内側空 治具側 断面六角形 ユニオンボルト 係止壁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
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図面 (6)

課題

解決手段

治具側係合部34および係止ピン3602を下方に向けた状態でアイジョイント金具取り付け治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せ、ボルト頭部露出部33からユニオンボルト20の頭部22を露出させると共に、ホース連結部16の管体1602を治具側係合部34に挿通させる。係止ピン3602を係止孔2802に挿入し、アイジョイント金具取り付け用治具30の本体部38の端部を取り付け面2602に当接させる。アイジョイント金具10は、管体1602、アイジョイント金具取り付け用治具30の治具側係合部34、係止ピン3602、係止孔2802を介して取り付け面2602に対して雌ねじ2610の軸心周方向に対して位置決めされる。

概要

背景

流体流通用のホース機器や装置に接続する際に使用されるアイジョイント金具が知られている(特許文献1参照)。
このようなアイジョイント金具は、例えば、自動車パワーステアリングシステムにおける油圧ホースを機器に接続する際に使用される。
アイジョイント金具は、ユニオンボルト挿通部とユニオンボルト挿通部から突設されたホース連結部とを備え、ホース連結部には油圧ホースの端部が取着されている。
アイジョイント金具は、ユニオンボルト挿通部に挿通されたユニオンボルトの雄ねじが機器側の取り付け面の雌ねじ螺合することで取り付け面に取り付けられる。
この際、ユニオンボルトの締結によりアイジョイント金具がユニオンボルトとユニオンボルトの軸心回りに共回りしてしまうと、ホース連結部に連結された油圧ホースの位置が、予め定められた箇所からずれてしまう。
そのため、機器の取り付け面に係止孔を設けると共に、アイジョイント金具に係止孔に係止する係止ピンを突設しておき、アイジョイント金具を機器側の取り付け面に取り付ける際、係止ピンを係止孔に係止させてアイジョイント金具のユニオンボルトとの共回りを防止するようにしている。

概要

アイジョイント金具のコストダウンおよび取り扱い性の向上をる。治具側係合部34および係止ピン3602を下方に向けた状態でアイジョイント金具取り付け治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せ、ボルト頭部露出部33からユニオンボルト20の頭部22を露出させると共に、ホース連結部16の管体1602を治具側係合部34に挿通させる。係止ピン3602を係止孔2802に挿入し、アイジョイント金具取り付け用治具30の本体部38の端部を取り付け面2602に当接させる。アイジョイント金具10は、管体1602、アイジョイント金具取り付け用治具30の治具側係合部34、係止ピン3602、係止孔2802を介して取り付け面2602に対して雌ねじ2610の軸心周方向に対して位置決めされる。

目的

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、アイジョイント金具のコストダウンおよび取り扱い性の向上を図る上で有利なアイジョイント金具取り付け用治具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユニオンボルト挿通部と前記ユニオンボルト挿通部から突設されたホース連結部とを備えるアイジョイント金具を、前記ユニオンボルト挿通部にユニオンボルトを挿通し、前記ユニオンボルトの雄ねじ機器側の取り付け面の雌ねじ螺合させて前記アイジョイント金具を前記取り付け面に取り付ける際に用いるアイジョイント金具取り付け治具であって、前記アイジョイント金具取り付け用治具は、前記ユニオンボルト挿通部を収容する前記取り付け面側に開放状の収容部を備え、前記アイジョイント金具取り付け用治具は、前記ユニオンボルト挿通部を前記収容部で収容した状態で、前記ユニオンボルト挿通部に挿通される前記ユニオンボルトの頭部を露出させるボルト頭部露出部と、前記雌ねじの近傍の前記機器側に設けられた機器側係止部に係止し前記アイジョイント金具取り付け用治具の回転を阻止する治具側係止部と、前記ホース連結部に係合し前記アイジョイント金具の回転を阻止する治具側係合部とをさらに備える、ことを特徴とするアイジョイント金具取り付け用治具。

請求項2

前記ホース連結部は、前記ユニオンボルト挿通部から突設された管体と、前記管体の端部に設けられホースが取着されるホース取り付け部とを有し、前記治具側係合部は前記管体に係合する、ことを特徴とする請求項1記載のアイジョイント金具取り付け用治具。

請求項3

前記アイジョイント金具取り付け用治具は、中央孔貫通形成された筒状の本体を有し、前記収容部は前記中央孔の内側空間で構成され、前記ボルト頭部露出部は、前記中央孔で構成され、前記治具側係止部は、前記本体から突設され、前記治具側係合部は、前記本体に設けられ前記取り付け面側に開放状の溝で形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載のアイジョイント金具取り付け用治具。

技術分野

0001

本発明は、アイジョイント金具取り付け治具に関する。

背景技術

0002

流体流通用のホース機器や装置に接続する際に使用されるアイジョイント金具が知られている(特許文献1参照)。
このようなアイジョイント金具は、例えば、自動車パワーステアリングシステムにおける油圧ホースを機器に接続する際に使用される。
アイジョイント金具は、ユニオンボルト挿通部とユニオンボルト挿通部から突設されたホース連結部とを備え、ホース連結部には油圧ホースの端部が取着されている。
アイジョイント金具は、ユニオンボルト挿通部に挿通されたユニオンボルトの雄ねじが機器側の取り付け面の雌ねじ螺合することで取り付け面に取り付けられる。
この際、ユニオンボルトの締結によりアイジョイント金具がユニオンボルトとユニオンボルトの軸心回りに共回りしてしまうと、ホース連結部に連結された油圧ホースの位置が、予め定められた箇所からずれてしまう。
そのため、機器の取り付け面に係止孔を設けると共に、アイジョイント金具に係止孔に係止する係止ピンを突設しておき、アイジョイント金具を機器側の取り付け面に取り付ける際、係止ピンを係止孔に係止させてアイジョイント金具のユニオンボルトとの共回りを防止するようにしている。

先行技術

0003

特開2003−56705号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来技術では、アイジョイント金具に係止ピンを設けなくてはならないため、係止ピンの材料コスト、係止ピンをアイジョイント金具に取り付ける加工コストがかかっていた。
さらに、アイジョイント金具の搬送や組み付けの際、アイジョイント金具から突設された係止ピンが他の物にぶつかると係止ピンが変形してしまうおそれがあるため、アイジョイント金具の取り扱いに注意払う必要がある。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、アイジョイント金具のコストダウンおよび取り扱い性の向上を図る上で有利なアイジョイント金具取り付け用治具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上述の目的を達成するため、本発明は、ユニオンボルト挿通部と前記ユニオンボルト挿通部から突設されたホース連結部とを備えるアイジョイント金具を、前記ユニオンボルト挿通部にユニオンボルトを挿通し、前記ユニオンボルトの雄ねじを機器側の取り付け面の雌ねじに螺合させて前記アイジョイント金具を前記取り付け面に取り付ける際に用いるアイジョイント金具取り付け用治具であって、前記アイジョイント金具取り付け用治具は、前記ユニオンボルト挿通部を収容する前記取り付け面側に開放状の収容部を備え、前記アイジョイント金具取り付け用治具は、前記ユニオンボルト挿通部を前記収容部で収容した状態で、前記ユニオンボルト挿通部に挿通される前記ユニオンボルトの頭部を露出させるボルト頭部露出部と、前記雌ねじの近傍の前記機器側に設けられた機器側係止部に係止し前記アイジョイント金具取り付け用治具の回転を阻止する治具側係止部と、前記ホース連結部に係合し前記アイジョイント金具の回転を阻止する治具側係合部とをさらに備えることを特徴とする。

発明の効果

0006

本発明によれば、アイジョイント金具取り付け用治具を用いてアイジョイント金具を機器側の取り付け面に対してユニオンボルト挿通部の軸心周方向に対して位置決めできるため、ユニオンボルトを締結する際にアイジョイント金具のユニオンボルトとの共回りを確実に防止しつつユニオンボルトを締結することができる。
したがって、従来のようにアイジョイント金具の共回りを防止するための、機器側係止部に係止する係止ピンをアイジョイント金具に設ける必要がない。
そのため、係止ピンの材料コスト、係止ピンをアイジョイント金具に取り付ける加工コストを削減でき、アイジョイント金具のコストダウンを図る上で有利となる。
また、アイジョイント金具の搬送や組み付けの際、係止ピンが他の物にぶつかって係止ピンが変形することが無いため、アイジョイント金具の取り扱い性の向上を図る上で有利となる。

図面の簡単な説明

0007

第1の実施の形態に係るアイジョイント金具取り付け用治具に対応するアイジョイント金具の斜視図である。
第1の実施の形態に係るアイジョイント金具取り付け用治具の使用方法を説明する斜視図であり、(A)はアイジョイント金具を機器側に取り付ける前の状態を示し、(B)はアイジョイント金具取り付け用治具によりアイジョイント金具が位置決めされ締結された状態を示す。
アイジョイント金具がアイジョイント金具取り付け用治具およびユニオンボルトを介して機器側の取り付け面に締結された状態を示す部分断面図である。
第2の実施の形態に係るアイジョイント金具取り付け用治具の使用方法を説明する斜視図であり、(A)はアイジョイント金具を機器側に取り付ける前の状態を示し、(B)はアイジョイント金具取り付け用治具によりアイジョイント金具が位置決めされ締結された状態を示す。
第3の実施の形態に係るアイジョイント金具取り付け用治具の使用方法を説明する斜視図であり、(A)はアイジョイント金具を機器側に取り付ける前の状態を示し、(B)はアイジョイント金具取り付け用治具によりアイジョイント金具が位置決めされ締結された状態を示す。

実施例

0008

(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、アイジョイント金具について説明する。
図1図3に示すように、アイジョイント金具10は、金具本体12と、ユニオンボルト挿通部14と、ホース連結部16とを含んで構成されている。
金具本体12は、円筒状の周壁部1202と、周壁部1202の軸心方向の両端に設けられた一対の環状壁部1204とを備える。
ユニオンボルト挿通部14は、後述するユニオンボルト20が挿通される箇所であり、一対の環状壁部1204に同軸上に形成された中心孔1210と、この中心孔1210と同軸上で周壁部1202に形成された半径方向外側に窪む湾曲面1212とで構成されている。
図1に示すように、ホース連結部16は、管体1602と、ホース取り付け部1604とを備えている。
管体1602は、周壁部1202から周壁部1202の半径方向外側に突出する基部1602Aと、基部1602Aの端部に屈曲部を介して接続され周壁部1202から離れるにつれて周壁部1202の軸心方向に変位する傾斜部1602Bを有している。
基部1602Aの内部は、周壁部1202の湾曲面1212の内側空間に開口している。
ホース取り付け部1604は、ホース18が取着される箇所であり傾斜部1602Bの端部に設けられている。
ホース取り付け部1604は、不図示のニップルと、ニップルの半径方向外側に設けられその長手方向の一端がニップルに加締められたソケット1606とを備えている。
ホース取り付け部1604に対するホース18の端部の取着は、ニップルの外周面とソケット1606の内周面との間に形成される環状空間にホース18の端部を挿入した状態でソケット1606を加締めることでなされる。

0009

図2(A)、図3に示すように、ユニオンボルト20は、頭部22と、軸部24とを備えている。
頭部22は、例えば、スパナ掛止される断面六角形を呈し、頭部22の軸方向の一端には、環板状のフランジ2202が設けられている。
軸部24は、頭部22と同軸上で頭部22の一端から突設されている。
軸部24の中心には軸部24の軸心に沿って延在する軸方向流路2402が形成され、頭部22と反対側に位置する軸方向流路2402の端部は、軸部24の端面に開口している。
軸部24の頭部22寄りの箇所には、軸部24の半径方向の両側に、半径方向に貫通する径方向流路2404が形成されている。
軸部24の頭部22寄りの箇所を除く残りの部分には、機器26の雌ねじ2610に螺合する雄ねじ2410が形成されている。

0010

機器26の取り付け面2602には、ユニオンボルト20の雄ねじ2410が螺合される雌ねじ2610が形成され、また、雌ねじ2610に連通して機器26側の流路2604が設けられている。
また、後述するアイジョイント金具取り付け用治具30の治具側係止部36が係止する機器側係止部28が設けられ、本実施の形態では、機器側係止部28は、取り付け面2602と直交する方向に延在する断面円形の係止孔2802で構成されている。
図2(B)、図3に示すように、アイジョイント金具10は、ユニオンボルト挿通部14に挿通したユニオンボルト20の雄ねじ2410が、機器26側の取り付け面2602の雌ねじ2610に螺合することで機器26側に取り付けられる。
このようにアイジョイント金具10がユニオンボルト20を介して取り付け面2602に取り付けられた状態で、ホース18の内部と、雌ねじ2610に連通する機器26側の流路とは、管体1602の内側空間と、ユニオンボルト20の軸部24の外周面と周壁部1202の内周面と一対の環状壁部1204と頭部22下面と雌ねじ2610の周囲の取り付け面2602とにより形成される環状の流路と、ユニオンボルト20の径方向流路2404および軸方向流路2402により連通される。
そして、機器26の動作に応じて機器26からホース18へ、あるいは、ホース18から機器26へ流体流通する。

0011

次に本実施の形態のアイジョイント金具取り付け用治具30について説明する。
図2(A)、(B)、図3に示すように、アイジョイント金具取り付け用治具30は、収容部32と、ボルト頭部露出部33と、治具側係合部34と、治具側係止部36とを備えている。
アイジョイント金具取り付け用治具30は、筒状の本体38を備え、本体38の高さH1は、アイジョイント金具10のユニオンボルト挿通部14の軸心方向に沿った厚さTとほぼ同等に形成されている。
本体38の中心には中央孔3806が貫通形成されている。
中央孔3806は、ユニオンボルト20の頭部22またはユニオンボルト挿通部14ののうちの大きい方がその内側に入る内径で形成されている。
収容部32は、ユニオンボルト挿通部14を収容する箇所であり、本実施の形態では、収容部32は中央孔3806の内側空間で形成され、ユニオンボルト20のユニオンボルト挿通部14を収容する取り付け面2602側に開放状に形成されている。
なお、収容部32は、後述するようにユニオンボルト20の締め付け時にユニオンボルト挿通部14の回転を阻止できればよいので、必ずしもユニオンボルト挿通部14全体を収容する必要はなく、ユニオンボルト挿通部14の一部を収容できればよい。
ボルト頭部露出部33は、ユニオンボルト20の頭部22を露出させる箇所であり、本実施の形態では、中央孔3806がボルト頭部露出部33を構成しており、ユニオンボルト20の頭部22が中央孔3806が開口する本体部38の端面3804の上方に露出する。

0012

治具側係合部34は、ホース連結部16に係合しユニオンボルト挿通部14の軸心回りのアイジョイント金具10の回転を阻止する箇所である。
治具側係合部34は、本体38の周方向の一部に、ホース連結部16の管体1602の挿通を可能に設けられている。
治具側係合部34は、本体38の軸心方向の他方の端面に開放状の溝3810で形成されている。
治具側係止部36は、雌ねじ2410の近傍の機器26側に設けられた機器側係止部28に係止し、ユニオンボルト挿通部14の軸心回りのアイジョイント金具取り付け用治具30の回転を阻止する箇所である。
治具側係止部36は、本体38の軸心方向の他方に設けられている。
治具側係止部36は、本体38の軸心方向の他方の端部から突設された係止ピン3602で構成され、係止ピン3602は、係止孔2802に係合可能に形成されている。

0013

次に、アイジョイント金具取り付け用治具30の使用方法について説明する。
まず、図2(A)に示すように、機器26側の取り付け面2602に下ガスケット42、アイジョイント金具10の金具本体12、上ガスケット44の順番で重ね合わせた状態で、ユニオンボルト20の軸部24を上ガスケット44、ユニオンボルト挿通部14、下ガスケット42の順に挿通させ、ユニオンボルト20の雄ねじ2410を取り付け面2602の雌ねじ2610にある程度螺合させておく。

0014

次いで、図2(B)に示すように、治具側係合部34および係止ピン3602を下方に向けた状態でアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せ、収容部32にユニオンボルト挿通部14を収容しボルト頭部露出部33からユニオンボルト20の頭部22を露出させると共に、ホース連結部16の管体1602を治具側係合部34に挿通させる。
なお、機器26側の取り付け面2602に下ガスケット42、アイジョイント金具10の金具本体12、上ガスケット44の順番で重ね合わせた状態で、アイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せてもよく、このような使用の場合には、中央孔3806は、ユニオンボルト挿通部14がその内側に入る内径で形成される。
そして、係止ピン3602が係止孔2802と合致するようにアイジョイント金具10およびアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の軸心の周方向に動かす。
係止ピン3602と係止孔2802が合致したならば、アイジョイント金具取り付け用治具30を取り付け面2602に向けて押圧して係止ピン3602を係止孔2802に挿入し、アイジョイント金具取り付け用治具30の本体38の端部を取り付け面2602に当接させる。

0015

これにより、アイジョイント金具10は、管体1602、アイジョイント金具取り付け用治具30の治具側係合部34、係止ピン3602、係止孔2802を介して取り付け面2602に対して雌ねじ2610の軸心の周方向に対して位置決めされる。
このように位置決めされた状態で、ボルト頭部露出部33から露出するユニオンボルト20の頭部22にスパナを掛けてユニオンボルト20を回し、雄ねじ2410を雌ねじ2610に締結させる。
この場合に治具側係止部36を構成する係止ピン3602が機器側係止部28を構成する係止孔2802に挿入され、アイジョイント金具取り付け用治具30の回転は阻止された状態となっており、また、治具側係合部34を構成する溝3810にホース連結部16が係合し、これによりアイジョイント金具10がユニオンボルト挿通部14の軸心回りに回転不能に支持されているため、アイジョイント金具10は、機器26側の取り付け面2602に対してユニオンボルト挿通部14の軸心の周方向に対して位置決めされた状態で取り付けられる。
ユニオンボルト20が締結されたならば、アイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20および取り付け面2602から取り外す。
以上でアイジョイント金具10が機器26側の取り付け面2602に取り付けられる。

0016

本実施の形態によれば、アイジョイント金具取り付け用治具30を用いてアイジョイント金具10を機器26側の取り付け面2602に対してユニオンボルト挿通部14の軸心の周方向に対して位置決めできるため、ユニオンボルト20を締結する際にアイジョイント金具10の共回りを確実に防止しつつユニオンボルト20を締結することができる。
したがって、アイジョイント金具取り付け用治具30を用いれば、従来のようにアイジョイント金具10のユニオンボルト20との共回りを防止するための、機器側係止部28(係止孔2802)に係止する係止ピン3602をアイジョイント金具10に設ける必要がない。
そのため、係止ピン3602の材料コスト、係止ピン3602をアイジョイント金具10に取り付ける加工コストを削減でき、アイジョイント金具10のコストダウンを図る上で有利となる。
また、アイジョイント金具10の搬送や組み付けの際、アイジョイント金具10から突設された係止ピン3602が他の物にぶつかって係止ピン3602が変形することが無いため、アイジョイント金具10の取り扱い性の向上を図る上で有利となる。

0017

(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図4(A)、(B)を参照して説明する。
以下の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し、異なった箇所のみを重点的に説明する。
第2の実施の形態では、図4(A)に示すように、機器側係止部28が断面円形の係止孔2802ではなく、取り付け面2602から上方に突設された係止壁2804で構成されている点が第1の実施の形態と異なっており、これに対応し、治具側係止部36の構造が第1の実施の形態と異なっている。
また、第2の実施の形態では、本体38は、第1の実施の形態よりも肉厚の薄い筒状に形成され、ボルト頭部露出部33は中央孔3806で形成されている。
治具側係止部36は、本体38の長手方向の中間部から突設されたアーム3604で構成され、アーム3604の先端は係止壁2804に係止可能である。

0018

次に、第2の実施の形態のアイジョイント金具取り付け用治具30の使用方法について説明する。
第1の実施の形態と同様に、図1に示すように、機器26側の取り付け面2602に下ガスケット42、アイジョイント金具10の金具本体12、上ガスケット44の順番で重ね合わせた状態で、ユニオンボルト20の軸部24を上ガスケット44、ユニオンボルト挿通部14、下ガスケット42の順に挿通させ、ユニオンボルト20の雄ねじ2410を取り付け面2602の雌ねじ2610にある程度螺合させておく。

0019

次いで、治具側係合部34を下方に向けた状態でアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せ、収容部32にユニオンボルト挿通部14を収容しボルト頭部露出部33からユニオンボルト20の頭部22を露出させると共に、ホース連結部16の管体1602を治具側係合部34に挿通させ、アイジョイント金具取り付け用治具30の本体38の端部を取り付け面2602に当接させる。
そして、アーム3604の先端が係止壁2804に当接するようにアイジョイント金具10およびアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の軸心の周方向に動かす。
アーム3604の先端が係止壁2804に当接することで、アイジョイント金具10は、取り付け面2602に対して雌ねじ2610の軸心の周方向に対して位置決めされる。

0020

このように位置決めされた状態で、ボルト頭部露出部33から露出するユニオンボルト20の頭部22にスパナを掛けてユニオンボルト20を回し、雄ねじ2410を雌ねじ2610に締結させる。
この場合に治具側係止部36を構成するアーム3604が機器側係止部28を構成する係止壁2804に当接され、アイジョイント金具取り付け用治具30の回転は阻止された状態となっており、また、治具側係合部34を構成する溝3810にホース連結部16が係合し、これによりアイジョイント金具10がユニオンボルト挿通部14の軸心回りに回転不能に支持されているため、アイジョイント金具10は、機器26側の取り付け面2602に対してユニオンボルト挿通部14の軸心の周方向に対して位置決めされた状態で取り付けられる。
ユニオンボルト20が締結されたならば、アイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20および取り付け面2602から取り外す。
以上でアイジョイント金具10が機器26側の取り付け面2602に取り付けられる。
このような第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。

0021

(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について図5(A)、(B)を参照して説明する。
第3の実施の形態では、機器側係止部28が断面円形の係止孔2802ではなく、取り付け面2602から下方に垂設された係止壁2806で構成されている点が第1の実施の形態と異なっており、これに対応し、治具側係止部36の構造が第1の実施の形態と異なっている。
治具側係止部36は、本体38の長手方向の端部から下方に突設された係止ピン3606で構成され、係止ピン3606は係止壁2806に係止可能である。

0022

次に、第3の実施の形態のアイジョイント金具取り付け用治具30の使用方法について説明する。
第1の実施の形態と同様に、図1に示すように、機器26側の取り付け面2602に下ガスケット42、アイジョイント金具10の金具本体12、上ガスケット44の順番で重ね合わせた状態で、ユニオンボルト20の軸部24を上ガスケット44、ユニオンボルト挿通部14、下ガスケット42の順に挿通させ、ユニオンボルト20の雄ねじ2410を取り付け面2602の雌ねじ2610にある程度螺合させておく。

0023

次いで、治具側係合部34および係止ピン3606を下方に向けた状態でアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の頭部22の上方から被せ、収容部32にユニオンボルト挿通部14を収容しボルト頭部露出部33からユニオンボルト20の頭部22を露出させると共に、ホース連結部16の管体1602を治具側係合部34に挿通させ、アイジョイント金具取り付け用治具30の本体38の端部を取り付け面2602に当接させる。
そして、係止ピン3606が係止壁2806に当接するようにアイジョイント金具10およびアイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20の軸心の周方向に動かす。
係止ピン3606が係止壁2806に当接することで、アイジョイント金具10は、取り付け面2602に対して雌ねじ2610の軸心の周方向に対して位置決めされる。

0024

このように位置決めされた状態で、ボルト頭部露出部33から露出するユニオンボルト20の頭部22にスパナを掛けてユニオンボルト20を回し、雄ねじ2410を雌ねじ2610に締結させる。
この場合に治具側係止部36を構成する係止ピン3606が機器側係止部28を構成する係止壁2806に当接し、アイジョイント金具取り付け用治具30の回転は阻止された状態となっており、また、治具側係合部34を構成する溝3810にホース連結部16が係合し、これによりアイジョイント金具10がユニオンボルト挿通部14の軸心回りに回転不能に支持されているため、アイジョイント金具10は、機器26側の取り付け面2602に対してユニオンボルト挿通部14の軸心の周方向に対して位置決めされた状態で取り付けられる。
ユニオンボルト20が締結されたならば、アイジョイント金具取り付け用治具30をユニオンボルト20および取り付け面2602から取り外す。
以上でアイジョイント金具10が機器26側の取り付け面2602に取り付けられる。
このような第3の実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が奏される。

0025

10アイジョイント金具
14ユニオンボルト挿通部
16ホース連結部
1602管体
1604 ホース取り付け部
18 ホース
20 ユニオンボルト
2410雄ねじ
26機器
2602 取り付け面
2610雌ねじ
28 機器側係止部
30 アイジョイント金具取り付け用治具
32 収容部
33ボルト頭部露出部
34治具側係合部
3402 溝
36 治具側係止部
38 本体

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