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技術 納骨施設

出願人 屋根裏株式会社宗教法人光聖寺
発明者 寺田雅史
出願日 2018年8月8日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-149811
公開日 2020年2月13日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-023855
状態 特許登録済
技術分野 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設
主要キーワード 設置場所周辺 立体形 ウッドデッキ 納骨堂 遮断せず 周辺住民 御影石 休眠状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
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図面 (12)

課題

空地等の設置場所建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることが可能な納骨施設を提供する。

解決手段

複数の納骨ユニット10を連結して構成される納骨施設100であって、納骨ユニット10は、遺骨収容部31が形成されたユニット本体30と、ユニット本体30に挿通される連結部50と、を備え、複数のユニット本体30を積層するとともに、複数の連結部50同士を連結させることにより、複数の納骨ユニット10を上下方向および水平方向に連結させて構成される。

概要

背景

従来、故人遺骨埋葬または安置し、故人を偲ぶための施設として墓地霊園納骨施設納骨堂)が知られている。

近年は、高齢者人口の増加に伴って、墓地や霊園、納骨施設の需要が増加しており、特に都市部においてその傾向は顕著である。

都市部ではこれらの施設に対する需要増加に対応して施設の整備が求められているものの、施設を設置するための土地確保が困難であり、需要に対応できているとはいい難い状況である。

墓地や霊園、納骨施設のうち、新規に設置できる可能性が比較的高い施設は、納骨施設である。一般的な納骨施設は、建物の内部に多数の納骨壇ロッカー状に配置されている。各納骨壇は故人の遺骨を収容した骨壺を安置できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

空地等の設置場所に建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることが可能な納骨施設を提供する。複数の納骨ユニット10を連結して構成される納骨施設100であって、納骨ユニット10は、遺骨収容部31が形成されたユニット本体30と、ユニット本体30に挿通される連結部50と、を備え、複数のユニット本体30を積層するとともに、複数の連結部50同士を連結させることにより、複数の納骨ユニット10を上下方向および水平方向に連結させて構成される。

目的

本発明は、空地等の設置場所に建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることが可能な納骨施設を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の納骨ユニットを連結して構成される納骨施設であって、前記納骨ユニットは、遺骨収容部が形成されたユニット本体と、前記ユニット本体に挿通される連結部と、を備え、複数の前記ユニット本体を積層するとともに、複数の前記連結部同士を連結させることにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させて構成される、納骨施設。

請求項2

前記連結部は、上下方向に配置される前記連結部同士を連結させるように配置されており、複数の前記ユニット本体を、相互に水平方向にずらせて積層することにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させる、請求項1に記載の納骨施設。

請求項3

複数の前記納骨ユニットのうち、第1の前記納骨ユニットおよび第2の前記納骨ユニットを水平方向に並設し、前記第1および前記第2の納骨ユニットの上部および/または下部において、前記第1および前記第2の納骨ユニットの両方に第3の前記納骨ユニットが連結されることにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させる、請求項1または請求項2に記載の納骨施設。

請求項4

前記第1の納骨ユニットおよび前記第2の納骨ユニットは、水平方向に間隔をおいて配置され、前記第3の納骨ユニットは、前記間隔の上方および/または下方に配置される、請求項3に記載の納骨施設。

請求項5

前記第1の納骨ユニットおよび前記第2の納骨ユニットは、水平面内において相互に屈曲させた状態で連結可能である、請求項3または請求項4に記載の納骨施設。

請求項6

前記第3の納骨ユニットは、前記第1および前記第2の納骨ユニットに対して水平方向に変位させた位置に連結される、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の納骨施設。

請求項7

前記ユニット本体は、上下方向に形成される複数の挿通孔、を有し、前記連結部は、連結部本体と、前記連結部本体に設けられるとともに、前記挿通孔に挿通される挿通部と、前記連結部本体に設けられるとともに、他の前記連結部に設けられた前記挿通部が取り付けられる取付部と、を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の納骨施設。

請求項8

前記ユニット本体は、前記連結部本体を収容する連結部本体収容部が形成されている、請求項7に記載の納骨施設。

請求項9

前記連結部本体収容部は、内部に収容された前記連結部本体が回動可能な形状を有する、請求項8に記載の納骨施設。

技術分野

0001

本発明は、納骨施設に関し、より具体的には、複数の納骨ユニットを連結して構成される納骨施設に関する。

背景技術

0002

従来、故人遺骨埋葬または安置し、故人を偲ぶための施設として墓地霊園、納骨施設(納骨堂)が知られている。

0003

近年は、高齢者人口の増加に伴って、墓地や霊園、納骨施設の需要が増加しており、特に都市部においてその傾向は顕著である。

0004

都市部ではこれらの施設に対する需要増加に対応して施設の整備が求められているものの、施設を設置するための土地確保が困難であり、需要に対応できているとはいい難い状況である。

0005

墓地や霊園、納骨施設のうち、新規に設置できる可能性が比較的高い施設は、納骨施設である。一般的な納骨施設は、建物の内部に多数の納骨壇ロッカー状に配置されている。各納骨壇は故人の遺骨を収容した骨壺を安置できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0006

特開2009‐215869号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、都市部には、休眠状態にある大小さまざまな空地点在している。これらの空地に納骨施設を設置することができれば、都市部における納骨施設への需要に対応することが可能となる。

0008

しかしながら、従来の納骨施設は、多数の納骨壇を内部に配置するための建物を設置する必要があり、納骨施設の規模は、設置される土地の面積だけでなく建物の大きさによって制限される。また、都市部の空地に納骨施設の建物を設置することは、設置場所周辺景観に影響を与えるおそれがある。このため、都市部の空地に納骨施設を設置することは容易ではない。

0009

本発明は、空地等の設置場所に建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることが可能な納骨施設を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明の納骨施設は、複数の納骨ユニットを連結して構成される納骨施設であって、
前記納骨ユニットは、
遺骨収容部が形成されたユニット本体と、
前記ユニット本体に挿通される連結部と、を備え、
複数の前記ユニット本体を積層するとともに、複数の前記連結部同士を連結させることにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させて構成される。

発明の効果

0011

本発明の納骨施設によれば、複数の納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させて構成されるため、建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、納骨施設の規模を容易に変化させることができる。また、納骨施設の形態を自由に設定できるため、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0012

図1は、本発明の実施形態1に係る納骨施設の正面図である。
図2は、納骨施設の平面図である。
図3は、図2のA—A線における側面断面図である。
図4は、納骨ユニットの正面図である。
図5は、図4のB—B線における平面断面図である。
図6は、図4のC—C線における側面断面図である。
図7は、連結部の斜視図である。
図8は、納骨ユニット同士相対角度を変化させて連結する状態を示す平面図である。
図9は、納骨ユニットを連結する状態を示す側面図である。
図10は、納骨施設のレイアウトの一例を示す平面図である。
図11は、納骨ユニットの他の例を示す平面図である。

実施例

0013

本発明の一実施形態にかかる納骨施設は、複数の納骨ユニットを連結して構成される納骨施設であって、
前記納骨ユニットは、
遺骨収容部が形成されたユニット本体と、
前記ユニット本体に挿通される連結部と、を備え、
複数の前記ユニット本体を積層するとともに、複数の前記連結部同士を連結させることにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させて構成される(第1の構成)。

0014

上記構成によれば、納骨施設は、複数の納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させて構成されるため、建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、納骨施設の規模を容易に変化させることができる。また、納骨施設の形態を自由に設定できるため、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることができる。

0015

上記第1の構成において、
前記連結部は、上下方向に配置される前記連結部同士を連結させるように配置されており、
複数の前記ユニット本体を、相互に水平方向にずらせて積層することにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させてもよい(第2の構成)。

0016

上記構成によれば、連結部は、上下方向に配置される連結部同士を連結するように構成されており、複数のユニット本体は、相互に水平方向にずらせて積層されることにより、複数の納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させる。このため、上下方向に連結させる簡易な構成の連結部を用いて、複数の納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させることができる。

0017

上記第1または第2の構成において、
複数の前記納骨ユニットのうち、第1の前記納骨ユニットおよび第2の前記納骨ユニットを水平方向に並設し、前記第1および前記第2の納骨ユニットの上部および/または下部において、前記第1および前記第2の納骨ユニットの両方に第3の前記納骨ユニットが連結されることにより、複数の前記納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させてもよい(第3の構成)。

0018

上記構成によれば、水平方向に並設される第1の納骨ユニットおよび第2の納骨ユニットを、上部および/または下部に配置される第3の納骨ユニットで連結することにより、複数の納骨ユニットを上下方向および水平方向に連結させることができる。

0019

上記第3の構成において、
前記第1の納骨ユニットおよび前記第2の納骨ユニットは、
水平方向に間隔をおいて配置され、前記第3の納骨ユニットは、前記間隔の上方および/または下方に配置されてもよい(第4の構成)。

0020

上記構成によれば、複数の納骨ユニットが間隔をおいて配置されるため、納骨ユニットの独立性を高め、心地よく故人を偲ぶ環境とすることができる。また、納骨ユニットの間隔により、納骨施設の高さが人の目の高さ以上となっても、視界遮断せず、見通しがよいため、圧迫感の少ない納骨施設とすることができ、設置場所の景観を良好にすることができる。また、納骨ユニットの間に花等を供えることもできる。

0021

上記第3または第4の構成において、
前記第1の納骨ユニットおよび前記第2の納骨ユニットは、水平面内において相互に屈曲させた状態で連結可能としてもよい(第5の構成)。

0022

上記構成によれば、第1の納骨ユニットおよび第2の納骨ユニットは、水平面内において相互に屈曲させた状態で連結可能であるため、納骨施設を水平面内において湾曲させて設置することができる。このため、納骨施設の形状を設置場所に合わせることができるとともに、設置場所の景観を良好にすることができる。

0023

上記第3から第5の構成において、
前記第3の納骨ユニットは、前記第1および前記第2の納骨ユニットに対して水平方向に変位させた位置に連結されてもよい(第6の構成)。

0024

上記構成によれば、複数の納骨ユニットを水平方向および上下方向に連結させることにより、上段の納骨ユニットを下段の納骨ユニットに対して水平方向に変位させることができる。このため、納骨施設の形状を上下方向に傾斜させることができ、設置場所の景観を良好にすることができる。

0025

上記第1から第6の構成において、
前記ユニット本体は、
上下方向に形成される複数の挿通孔、を有し、
前記連結部は、
連結部本体と、
前記連結部本体に設けられるとともに、前記挿通孔に挿通される挿通部と、
前記連結部本体に設けられるとともに、他の前記連結部に設けられた前記挿通部が取り付けられる取付部と、を有してもよい(第7の構成)。

0026

上記構成によれば、複数のユニット本体が連結部によって連結されることにより納骨施設が構成されるため、納骨施設を容易に設置することができる。

0027

上記第7の構成において、
前記ユニット本体は、
前記連結部本体を収容する連結部本体収容部が形成されていてもよい(第8の構成)。

0028

上記構成によれば、連結部本体は、連結部本体収容部に収容されるため、外部から連結部が見えないようにすることができる。このため、納骨施設の安全性を高めることができるとともに、外観体裁を向上させることができる。

0029

上記第8の構成において、
前記連結部本体収容部は、
内部に収容された前記連結部本体が回動可能な形状を有してもよい(第9の構成)。

0030

上記構成によれば、連結部本体収容部に収容された連結部本体が回動可能であることにより、第1の納骨ユニットおよび第2の納骨ユニットは、水平面内において相互に屈曲させた状態で連結可能である。

0031

[実施形態1]
以下、図面を参照し、本発明の実施形態1に係る納骨施設100を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。

0032

[全体構成]
まず、納骨施設100の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る納骨施設100の正面図である。図2は、納骨施設100の平面図である。以下の図では、矢印Uは納骨施設100の上方向を示し、矢印Dは下方向を示す。矢印Fは前方向、矢印Bは後方向を示す。矢印Rは右方向、矢印Lは左方向を示す。

0033

図1に示すように、納骨施設100は、複数の納骨ユニット10を連結して構成されている。各納骨ユニット10は、ユニット本体30および連結部50を備えている(図3参照)。本実施形態の各ユニット本体30の外形略直方体であり、遺骨収容部31を備えている。納骨施設100は、複数のユニット本体30を積層するとともに、複数の連結部50同士を連結させることにより、複数の納骨ユニット10を上下方向および水平方向に連結させて構成されている(図3参照)。

0034

本実施形態では、複数の納骨ユニット10によって、第1段101、第2段102、第3段103、第4段104、および第5段105が構成されており、第1段101から第5段105までが上下方向に積層された構成を有している。また、図2に示すように、第1段101、第2段102、第3段103、第4段104、および第5段105はそれぞれ後方に突出するように湾曲しており、納骨施設100全体として湾曲した形状となるように構成されている。

0035

各段の構成についてより具体的に説明する。図1に示すように、第1段101は、複数の納骨ユニット10がそれぞれ水平方向に間隔S1をおいて並設されている。例えば、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)は、間隔S1をおいて並設されている。第1段101を構成する各納骨ユニット10の下部は、設置場所の地面Gに埋設された基礎部110に連結されて固定されている。

0036

第2段102は、複数の納骨ユニット10が水平方向に間隔S2をおいて並設されている。例えば、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)および納骨ユニット10(1022)は、間隔S2をおいて並設されている。また、第2段102を構成する各納骨ユニット10は、それぞれ、第1段101を構成する納骨ユニット10間に形成される間隔S1の上方に配置されている。

0037

具体的には、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)の間に形成される間隔S1の上方に配置されている。そして、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)と、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、連結部50によって相互に連結されている。

0038

第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)を本発明の第1および第2の納骨ユニットとすると、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、本発明の第3の納骨ユニットに相当する。

0039

同様に、第3段103は、複数の納骨ユニット10が水平方向に間隔S3をおいて並設されている。例えば、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および納骨ユニット10(1032)は、間隔S3をおいて並設されている。また、第3段103を構成する各納骨ユニット10は、それぞれ、第2段102を構成する納骨ユニット10間に形成される間隔S2の上方に配置されている。

0040

具体的には、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)は、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)および納骨ユニット10(1022)の間に形成される間隔S2の上方に配置されている。そして、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)および納骨ユニット10(1022)と、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)は、連結部50によって相互に連結されている。

0041

第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)および納骨ユニット10(1022)を本発明の第1および第2の納骨ユニットとすると、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)は、本発明の第3の納骨ユニットに相当する。

0042

また、第4段104は、複数の納骨ユニット10が水平方向に間隔S4をおいて並設されている。例えば、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および納骨ユニット10(1042)は、間隔S4をおいて並設されている。また、第4段104を構成する各納骨ユニット10は、それぞれ、第3段103を構成する納骨ユニット10間に形成される間隔S3の上方に配置されている。

0043

具体的には、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)は、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および納骨ユニット10(1032)の間に形成される間隔S3の上方に配置されている。そして、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および納骨ユニット10(1032)と、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、連結部50によって相互に連結されている。

0044

第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および納骨ユニット10(1032)を本発明の第1および第2の納骨ユニットとすると、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、本発明の第3の納骨ユニットに相当する。

0045

第5段105は、複数の納骨ユニット10が水平方向に間隔S5をおいて並設されている。例えば、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)および納骨ユニット10(1052)は、間隔S5をおいて並設されている。また、第5段105を構成する各納骨ユニット10は、それぞれ、第4段104を構成する納骨ユニット10間に形成される間隔S4の上方に配置されている。

0046

具体的には、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)は、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および納骨ユニット10(1042)の間に形成される間隔S4の上方に配置されている。そして、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および納骨ユニット10(1042)と、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)は、連結部50によって相互に連結されている。

0047

第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および納骨ユニット10(1042)を本発明の第1および第2の納骨ユニットとすると、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)は、本発明の第3の納骨ユニットに相当する。

0048

図2に示すように、第1段101から第5段105を構成する納骨ユニット10は、平面視では全体として湾曲するように構成されている。言い換えると、各段を構成する複数の納骨ユニット10のうち、隣接する納骨ユニット10は、水平面内において相互に屈曲させた状態で配置されている。本実施形態では、第1段101から第5段105を構成する複数の納骨ユニット10は、平面視において、仮想中心点Cに正対するように配置されている。

0049

また、第1段101から第5段105までの各段は、上方の段が下方の段に対して前方に変位するように配置されている。具体的には、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)と、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は連結部50によって連結されており、納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1012)に対して納骨ユニット10(1021)は前方に変位するように配置されている。

0050

同様に、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)および納骨ユニット10(1022)に対して、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)は前方に変位するように配置されている。

0051

また、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)および納骨ユニット10(1032)に対して、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)は前方に変位するように配置されている。

0052

また、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)および納骨ユニット10(1042)に対して、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)は前方に変位するように配置されている。

0053

このため、第1段101から第5段105は、平面視において、いずれも仮想の中心点Cを中心とする円弧状に湾曲しており、下方の段から上方の段に向かうに従って、仮想の中心点Cからの曲率半径が短くなるように配置されている。

0054

図3は、図2のA—A線における側面断面図である。図3に示すように、連結部50は、上下方向に配置される連結部50同士を連結させるように配置されており、複数のユニット本体30を、相互に水平方向にずらせて積層することにより、複数の納骨ユニット10を上下方向および水平方向に連結させている。

0055

第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)の連結部50(5011)は、設置場所の地面Gに埋設された基礎部110に連結されて固定されている。

0056

そして、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)の連結部50(5011)にユニット本体30(3011)が挿通され、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)の連結部50(5021)に連結されることにより、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)は、基礎部110に固定される。

0057

同様に、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)の連結部50(5021)にユニット本体30(3021)が挿通され、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)の連結部50(5031)に連結されることにより、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)は、第1段101を構成する納骨ユニット10(1011)に固定される。

0058

第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)の連結部50(5031)にユニット本体30(3031)が挿通され、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)の連結部50(5041)に連結されることにより、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)は、第2段102を構成する納骨ユニット10(1021)に固定される。

0059

第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)の連結部50(5041)にユニット本体30(3041)が挿通され、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)の連結部50(5051)に連結されることにより、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)は、第3段103を構成する納骨ユニット10(1031)に固定される。

0060

第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)の連結部50(5051)にユニット本体30(3051)が挿通され、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)の連結部50(5051)に連結されて固定されることにより、第5段105を構成する納骨ユニット10(1051)は、第4段104を構成する納骨ユニット10(1041)に固定される。

0061

[納骨ユニット]
次に、納骨ユニット10の構成について詳細に説明する。図4は、納骨ユニット10の正面図である。図5は、図4のB—B線における平面断面図である。図6は、図4のC—C線における側面断面図である。図7は、連結部50の斜視図である。

0062

図4に示すように、納骨ユニット10は、ユニット本体30および連結部50を備えている。

0063

ユニット本体30は、略直方体の外形を有しており、遺骨収容部31、挿通孔33、連結部本体収容部35を備えている(図5および図6参照)。

0064

連結部50は、ユニット本体30を別の納骨ユニット10のユニット本体30と連結させる部材である。連結部50は、連結部本体51、挿通部53、取付部55(図5図6参照)、ワッシャ56、およびナット57を有している(図7参照)。

0065

ユニット本体30は、御影石などの自然石を用いることが好ましいが、金属、コンクリート合成樹脂などの素材を用いることもでき、ユニット本体30の素材は限定されない。ユニット本体30の素材としては、耐候性を有することが好ましい。また、ユニット本体30の形状は略直方体の外形に限定されず、複数の遺骨ユニット10を積層して相互に連結可能な形状であればよい。

0066

遺骨収容部31は、ユニット本体30の内部に形成される空間である。遺骨収容部31の開口部32は、ユニット本体30の正面に形成されている(図5および図6参照)。遺骨収容部31の形状は限定されないが、例えば、1個から数個の程度の骨壷を配置でき、さらに故人の戒名、俗名、没年月日等を記載したプレート供物等を配置できるスペースを確保することが好ましい。また、本実施形態では、開口部32は開放されているが、開閉および施錠が可能な扉を設けてもよい。

0067

挿通孔33は、連結部50の挿通部53を挿通させる孔である。本実施形態では、挿通孔33は、遺骨収容部31を挟んで左右対称の位置であって、かつ前後方向の中央の位置において、上下方向に形成されている(図5および図6参照)。

0068

図4に示すように、連結部本体収容部35は、連結部50の連結部本体51を収容する部分である。連結部本体収容部35は、ユニット本体30の下部に形成されている。

0069

連結部本体収容部35は、内部に収容された連結部本体51が水平方向に回動可能な形状を有している。具体的には、図5に示すように、連結部本体収容部35は、平面視で連結部本体51よりも大きく形成されており、連結部50の挿通部53が挿通孔33に挿通された状態で、挿通部53を軸として連結部本体51が左右方向に回動可能とされている(図8参照)。このため、納骨ユニット10同士の相対角度を変化させた状態で納骨ユニット10同士を連結することが可能である。

0070

連結部本体収容部35の空間の高さは、連結部本体51に別の連結部50の挿通部53が連結された状態で、別の連結部50の挿通部53が干渉しない高さに設定されている(図3参照)。

0071

図7に示すように、連結部本体51は、連結部50の基体をなす部分である。本実施形態では、連結部本体51は、平面視で長方形金属板である。

0072

挿通部53は、ユニット本体30に形成された挿通孔33に挿通可能な金属棒である。挿通部53は、連結部本体51に対して垂直に立設されている。挿通部53の上部には螺条が形成されており、ワッシャ56を介してナット57を螺合させることができる。挿通部53の長さは、ユニット本体30の挿通孔33に挿通部53を挿通させ、上部にナット57を螺合させることができる長さとする。

0073

取付部55は、連結部本体51に形成された貫通孔である。取付部55は、他の連結部50の挿通部53を挿通させ取り付けることが可能である。取付部55に他の連結部50の挿通部53を挿通させ、挿通部53にワッシャ56を介してナット57を螺合させることにより、連結部50同士を連結させることができる。

0074

図8は、納骨ユニット10同士の相対角度を変化させて連結する状態を示す平面図である。上述のように、連結部50は、挿通部53がユニット本体30の挿通孔33に挿通された状態で、挿通部53を軸として左右方向に回動可能である。このため図8に示すように、例えば、下方に配置される納骨ユニット1011と上方に配置される納骨ユニット1021は、水平面内において相対角度を変化させることができ、相互に屈曲させた状態で連結させることが可能である。

0075

[納骨ユニットの連結]
次に複数の納骨ユニット10を連結する場合について説明する。図9は、納骨ユニット10を連結する状態を示す側面図である。図9に示した納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1021)は、図3に示した納骨ユニット10(1011)および納骨ユニット10(1021)に対応している。

0076

図9に示すように、納骨ユニット10(1011)の連結部50(5011)は、設置場所の地面Gに埋設された基礎部110に連結されて固定されている。

0077

納骨ユニット10(1011)の連結部50(5011)には、ユニット本体30(3011)が挿通されており、納骨ユニット10(1011)の連結部50(5011)と、上方に配置される納骨ユニット10(1021)の連結部50(5021)とが連結されることにより、納骨ユニット10(1011)が基礎部110に固定される。

0078

次に図9に示すように、納骨ユニット10(1021)の連結部50(5021)に、ユニット本体30(3021)を挿通させる。具体的には、連結部50(5021)の挿通部53をユニット本体30(3021)の挿通孔33に挿通させる。

0079

連結部50(5021)の挿通部53をユニット本体30(3021)の挿通孔33に挿通させた状態で、納骨ユニット10(1021)の上方に配置される納骨ユニット10(1031)の連結部50(5031)を連結部50(5021)に連結させる。具体的には、連結部50(5021)の挿通部53を連結部50(5031)の取付部55に挿通させ、ワッシャ56を介してナット57を螺合させる。これにより、納骨ユニット10(1021)が納骨ユニット10(1011)の上に固定される。以下、同様にして複数の納骨ユニット10を水平方向および上下方向に連結していく。

0080

[納骨施設のレイアウト]
図10は、納骨施設100のレイアウト200の一例を示す平面図である。図10に示すレイアウト200では、都市部の空地に納骨施設100を2基設置している。納骨施設100の周囲には植栽Pを配置している。納骨施設100の形状およびレイアウトは図10に示したものに限定されず、様々な形状やレイアウトを採用することができる。また、植栽Pの他、芝生ウッドデッキ、自然石などを配置することもできる。

0081

以上説明した本実施形態に係る納骨施設100によれば、複数の納骨ユニット10を上下方向および水平方向に連結させて構成されるため、建物を設けることなく設置することが可能であるとともに、納骨施設100の規模を容易に変化させることができる。また、納骨施設100の形態を自由に設定できるため、設置場所の景観を良好なものとし、周辺住民の憩いの場としての機能を向上させることができる。

0082

[変形例]
本発明に係る納骨施設は、上記説明した本実施形態に限定されない。例えば、納骨ユニット10の形状や連結手段は、本実施形態のものに限定されない。

0083

本実施形態の納骨ユニット10は、ユニット本体30を略直方体としたが、これに限定されない。例えば、図11に示すように、ユニット本体130の形状を平面視で楕円形となるようにしてもよい。また、ユニット本体を截頭四角柱などのように他の立体形状としてもよい。

0084

また、本実施形態の納骨ユニット10は、ユニット本体30の左右対称位置の2箇所に連結部50を配置したが、これに限定されない。例えば、ユニット本体の左右対称位置以外の位置に連結部を配置してもよく、3箇所以上の位置に連結部を配置してもよい。

0085

本実施形態では、納骨ユニット10は、全て同じ形状を有するものとしたが、異なる形状の納骨ユニットを組み合わせてもよい。

0086

本実施形態では、納骨ユニット10は、上方の段が下方の段に対して前方に変位するように配置されているが、上方の段が下方の段の真上に配置されるようにしてもよい。

0087

本実施形態では、納骨施設100は、平面視で湾曲するように構成されているが、これに限定されない。例えば、平面視で直線状に構成されてもよく、直線と曲線を組み合わせた構成としてもよい。

0088

本実施形態では、納骨施設100は、屋外に設置されるとしたが、屋内に設置されてもよい。

0089

以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施形態を適宜変形して実施することが可能である。

0090

100納骨施設
10納骨ユニット
30 ユニット本体
31遺骨収容部
50 連結部

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