図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2020年2月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

ペプチドワクチンの開発における重要な問題は、唯一ワクチン成分としてのペプチドにより示される免疫原性欠如である。先天性免疫系の成分を活性化するよう企画されたアジベント(例えば、フロイントアジュバント)を、ワクチンに含めることは、通常必要である。

解決手段

本発明は、アミノ酸及びペプチド接合体、アミノ酸及びペプチド接合体の製造方法、前記方法により製造される接合体、前記接合体を含む医薬組成物、対象における免疫応答を誘発する方法及び対象をワクチン接種する方法、それらのためへの接合体の使用、及びそれらのための薬剤の製造への接合体の使用に関する。

概要

背景

合成ペプチドワクチンは一般的に、タンパク質抗原免疫原性部分の合成コピーを含む。ワクチン開発へのアプローチは、多くの利点、例えば合成の容易さ、潜在的に有毒生物学的副産物の回避、及び簡単な特性評価を有する。

ペプチドワクチンの開発における重要な問題は、唯一ワクチン成分としてのペプチドにより示される免疫原性欠如である。先天性免疫系の成分を活性化するよう企画されたアジベント(例えば、フロイントアジュバント)を、ワクチンに含めることは、通常必要である。

ペプチドワクチン企画の他の手段は、目的のペプチドエピトープが適切なアジュバント共有結合されている自己アジュバントワクチン創造することである。そのような自己アジュバントワクチンは、外部アジュバントとの抗原の単純な同時配合に比較して、抗原取り込み、提示及び樹状細胞成熟を増強することができる。

いくつかの自己アジュバントワクチンは、開発されてきたが、しかしワクチンの調製は複雑にされ得る。

新規の自己アジュバントワクチン、及び自己アジュバントワクチンの新規製造方法についての継続的な必要性がある。それらの必要性を満たし;そして/又は少なくとも有用な選択技を公衆に提供することが、本発明の目的である。

本発明の他の目的は、ほんの一例として与えられる以下の説明から明らかになるのであろう。

本明細書に包含されている、文書、行為、材料、装置、記事又は同様のことの任意の議論は、本発明のための文脈を提供する目的のために過ぎない。それらの事項の何れか又はすべては、従来技術基盤の一部を形成するか、又は優先日前に存在していた本発明に関連する分野において共通の一般的知識であったことは、容認されるものとして解釈されるべきではない。

概要

ペプチドワクチンの開発における重要な問題は、唯一のワクチン成分としてのペプチドにより示される免疫原性の欠如である。先天性免疫系の成分を活性化するよう企画されたアジュベント(例えば、フロイントアジュバント)を、ワクチンに含めることは、通常必要である。本発明は、アミノ酸及びペプチド接合体、アミノ酸及びペプチド接合体の製造方法、前記方法により製造される接合体、前記接合体を含む医薬組成物、対象における免疫応答を誘発する方法及び対象をワクチン接種する方法、それらのためへの接合体の使用、及びそれらのための薬剤の製造への接合体の使用に関する。なし

目的

ペプチドワクチン企画の他の手段は、目的のペプチドエピトープが適切なアジュバントに共有結合されている自己アジュバントワクチンを創造することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

アミノ酸−又はペプチド接合体の製造方法であって、脂質含有接合パートナー、及びアミノ酸含有接合パートナー、を、チオールによる炭素炭素二重結合ハイドロチオール化により、脂質含有接合パートナーを、アミノ酸含有接合パートナーに接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る方法。

請求項2

前記アミノ酸含有接合パートナーが、ペプチド含有接合パートナーである、請求項1記載の方法。

請求項3

前記アミノ酸含有接合パートナーがエピトープを含む、請求項1又は2に記載の方法。

請求項4

ペプチド接合体を提供するために、アミノ酸又はペプチドに、アミノ酸接合体のアミノ酸をカップリングすることを、さらに含んで成る、請求項1記載の方法。

請求項5

ペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供するために、アミノ酸又はペプチドに、前記アミノ酸接合体のアミノ酸又は前記ペプチド接合体のアミノ酸をカップリングすることを、さらに含んで成る、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法。

請求項6

前記アミノ酸接合体のアミノ酸又は前記ペプチド接合体のアミノ酸に、エピトープをカップリングすることを、さらに含んで成る、請求項5記載の方法。

請求項7

前記エピトープが、ペプチドエピトープである、請求項3、5、及び6の何れか1項に記載の方法。

請求項8

前記エピトープが、リンカー基を介してカップリングされるか又は接合される。請求項7記載の方法。

請求項9

前記脂質含有接合体が接合される、前記ペプチド接合体のアミノ酸が、N−末端アミノ酸残基である、請求項4〜8の何れか1項に記載の方法。

請求項10

前記アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸が、炭酸−炭素二重接合又はチオールを含む、請求項1〜9の何れか1項に記載の方法。

請求項11

前記炭素−炭素二重結合又はチオールを含む前記アミノ酸が、N−末端アミノ酸残基である、請求項10記載の方法。

請求項12

前記炭素−炭素二重結合を含むアミノ酸のアミノ基が、アシル化される、請求項10又は11に記載の方法。

請求項13

前記アミノ酸接合体のアミノ酸のアミノ基、又は前記脂質含有接合パートナーが接合されているペプチド接合体のアミノ酸残基をアシル化することを、さらに含んで成る、請求項1〜12の何れか1項に記載の方法。

請求項14

前記アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸が、チオールを含む、請求項10〜13の何れか1項に記載の方法。

請求項15

前記チオールが、システイン残基のチオールである、請求項14記載の方法。

請求項16

前記システイン残基のアミノ基が、C2−20の脂肪酸によりアシル化される、請求項15記載の方法。

請求項17

前記C2−20の脂肪酸がアセチルである、請求項16記載の方法。

請求項18

前記ペプチド接合体又はアミノ酸含有接合パートナーが、1又は2以上の可溶化基を含む、請求項1〜17の何れか1項に記載の方法。

請求項19

前記可溶化基が、ペプチド鎖に複数の連続した親水性アミノ酸残基の配列を含むアミノ酸配列である。請求項18記載の方法。

請求項20

前記ペプチド接合体又はアミノ酸含有接合体パートナーが、脂質含有接合パートナーが接合されるアミノ酸残基に隣接したセリン残基を含む、請求項1〜17の何れか1項に記載の方法。

請求項21

前記ペプチドが、前記セリン残基に隣接した複数の親水性アミノ酸残基の連続配列をさらに含む、請求項20記載の方法。

請求項22

前記アミノ酸含有接合パートナーの1又は2以上のアミノ酸の1又は2以上の反応性官能基が保護されていない、請求項1〜3、5,7,8及び10〜21の何れか1項に記載の方法。

請求項23

前記アミノ酸含有接合パートナーが、ペプチドから成る、請求項1〜3、5,7,8及び10〜22の何れか1項に記載の方法。

請求項24

前記アミノ酸含有接合パートナーが、アミノ酸から成る、請求項1〜4、及び12〜21の何れか1項に記載の方法。

請求項25

前記アミノ酸のカルボキシル基が、カルボキシル保護基により保護され、そして/又は前記アミノ酸のアミノ基がアミノ保護基により保護される、請求項24記載の方法。

請求項26

前記脂質含有接合パートナーが、少なくとも4又は少なくとも6の鎖−連結された原子をそれぞれ含む、1又は2以上の任意に置換された直鎖状又は分枝脂肪族又はヘテロ脂肪鎖を含む、請求項1〜25の何れか1項に記載の方法。

請求項27

前記1又は2以上の鎖が、ヘテロ原子含有官能基により、炭素−炭素二重結合又はチオールを含む部分に共有結合される、請求項26記載の方法。

請求項28

前記脂質含有接合パートナーが、下記式(A1):[式中、Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;mは、0−4の整数であり;mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR3は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;R3、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR3はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;但し:R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;そしてmが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そしてR1、R2、R3、R4、R5、L1及びL2に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である、請求項1〜27の何れか1項に記載の方法。

請求項29

前記脂質含有接合パートナーが、下記式(B1):[式中、Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;pは、0−4の整数であり;pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;R33、及びR44は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;但し:R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;そしてpが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そしてR11、R22、R33、R44、L1及びL2に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である、請求項1〜27の何れか1項に記載の方法。

請求項30

前記アミノ酸又はペプチド接合体が、下記式(A):[式中、Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;mは、0−4の整数であり;nは、1又は2であり;mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR1は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR3は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20ヘテロアルキルであり;L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ鎖又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;但し、R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;そしてmが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そしてR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含む、請求項1〜28の何れか1項に記載の方法。

請求項31

前記アミノ酸又はペプチド接合体が、下記式(B):[式中、Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;pは、0−4の整数であり;qは、0−2の整数であり;pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;R33、R44、R55、R66、R77、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;qの各場合でのRa及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;但し、R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;そしてpが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そしてR11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1、L2及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物を含む、請求項1〜27及び29の何れか1項に記載の方法。

請求項32

R9が独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR9が、L3−C(O)又はA2であり;そしてA1及びA2がそれぞれ独立して、ペプチドであるか;又はA1は、OHであり;但し、R9がA2でない場合、A1はペプチドである、請求項30又は31に記載の方法。

請求項33

前記アミノ酸又はペプチド接合体が、下記式(I):[式中、m、n、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びA1は、請求項30に定義された通りである]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含み;そして前記方法が、下記式(II):で表されるコンストラクトを含む脂質含有接合パートナー、及び下記式(III):で表されるコンストラクトを含むペプチド含有接合パートナーを、式(III)の化合物におけるチオールによる、式(II)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(III)の化合物により式(II)の化合物を接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る、請求項1〜28、30及び32の何れか1項に記載の方法。

請求項34

前記アミノ酸又はペプチド接合体が、下記式(IA):[式中、p、q、R11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1及びA1は、請求項31に定義される通りである]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含み;そして前記方法が、下記式(IIA):で表される化合物、及び下記式(IIIA):で表される化合物を、式(IIA)の化合物におけるチオールによる、式(IIIA)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(IIIA)の化合物により式(IIA)の化合物を接合するのに効果的な条件下で反応せしめることを含んで成る、請求項1〜27、29、31及び32の何れか1項に記載の方法。

請求項35

pが、0−2の整数である、請求項29、31、32及び34の何れか1項に記載の方法。

請求項36

pが0又は1である、請求項35に記載の方法。

請求項37

pの各場合でのR11及びR22が、それぞれ独立して、水素である、請求項29、31、32及び34−36の何れか1項に記載の方法。

請求項38

R33及びR44がそれぞれ水素である、請求項29、31、32及び34−37の何れか1項に記載の方法。

請求項39

qが0又は1である、請求項31、32及び34−38の何れか1項に記載の方法。

請求項40

R55、R66及びR77がそれぞれ、水素である、請求項31、32及び34−39の何れか1項に記載の方法。

請求項41

qの各場合でのRa及びRbがそれぞれ、水素である、請求項31、32及び34−40の何れか1項に記載の方法。

請求項42

mが0〜2の整数である、請求項28、30、32及び33の何れか1項に記載の方法。

請求項43

mが0又は1である、請求項42に記載の方法。

請求項44

mの各場合でのR1及びR2がそれぞれ独立して、水素である、請求項28、30、32、33、42及び43の何れか1項に記載の方法。

請求項45

R4及びR5がそれぞれ、水素である、請求項28、30、32、33、42及び44の何れか1項に記載の方法。

請求項46

R6及びR7がそれぞれ、水素である、請求項30、32、33及び42−45の何れか1項に記載の方法。

請求項47

前記式(I)の化合物が、下記式(IV):[式中、R3は、水素又はL2−C(O)−OCH2であり;R9は、水素、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;そしてL1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基である]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物。

請求項48

R9が、水素、L3−C(O)又はA2であり;そしてA1及びA2がそれぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1がOHであり;但し、R9がA2でない場合、A1がペプチドである、請求項47に記載の方法。

請求項49

L1がC5−21アルキルである、請求項28−48の何れか1項に記載の方法。

請求項50

L1が、線状C15アルキルである、請求項49に記載の方法。

請求項51

L2がC5−21アルキルである、請求項28−50の何れか1項に記載の方法。

請求項52

R3が水素である、請求項28、30、32、33及び42−51の何れか1項に記載の方法。

請求項53

R9が水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である、請求項30−52の何れか1項に記載の方法。

請求項54

R9が水素又はアミノ保護基であり、そして前記方法がさらに、R9での水素又はアミノ保護基を、L3−C(O)により置換するために、アミノ酸接合体又はペプチド接合体をアシル化することを包含する、請求項30−53の何れか1項に記載の方法。

請求項55

L3がメチル又は線状C15アルキルである、請求項30−54の何れか1項に記載の方法。

請求項56

L3がメチルである、請求項55に記載の方法。

請求項57

前記アミノ保護基がBoc又はFmocである、請求項25−56の何れか1項に記載の方法。

請求項58

A1及び/又はA2がアミノ酸又はペプチドである、請求項30−57の何れか1項に記載の方法。

請求項59

A1がOP1又はOHであり、そしてR9が水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である、請求項30−57の何れか1項に記載の方法。

請求項60

前記方法がさらに、A1及び/又はR9を、アミノ酸又はペプチドにより置換するために、アミノ酸又はペプチドをカップリングすることを包含する、請求項59に記載の方法。

請求項61

前記ペプチドが、エピトープを含む、請求項58又は60に記載の方法。

請求項62

前記ペプチドが、下記:a.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4GARGESRLLEFYLAMPFATMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号1]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、b.配列Xaa1Xaa2Xaa3GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号2]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、c.配列Xaa1Xaa2GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号3]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、d.配列SKKKKGARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号4]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、e.配列GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号5]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、f.配列LAMPFATPM[配列番号6]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、g.FATPMEAEL[配列番号7]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、h.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTADHR[配列番号8]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、i.配列Xaa1Xaa2Xaa3VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号9]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、j.配列Xaa1Xaa2VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号10]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、k.配列SKKKKVPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号11]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、l.配列VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号12]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、m.配列EFTVSGNIL[配列番号13]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、n.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号14]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、o.配列Xaa1Xaa2Xaa32LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号15]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、p.配列Xaa1Xaa22LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号16]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、q.配列SKKKKLQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号17]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、r.配列LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号18]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、s.配列SLLMWITQCFLPVF[配列番号19]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、t.配列SLLMWITQC[配列番号20]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、u.配列番号1−20の何れか1つの配列、又はv.複数の上記(a)〜(u)の組合せ、から成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る、請求項3及び5−61の何れか1項に記載の方法。

請求項63

前記アミノ酸含有接合パートナーに前記脂質含有接合パートナーを接合するのに効果的な条件は、熱開始剤熱分解、又は光化学開始剤光化学分解により開始される1又は2以上の遊離基の分解を包含する、請求項1−62の何れか1項に記載の方法。

請求項64

前記熱開始剤がA1BNである、請求項63に記載の方法。

請求項65

前記光開始剤DMPAである、請求項64に記載の方法。

請求項66

前記遊離基開始剤の光化学分解が、約364nmの波長を有する紫外線による照射を包含する、請求項63又は65に記載の方法。

請求項67

前記反応が、溶媒を含む液体媒体下で実施され、ここで前記溶媒がNMP、DMSO、又はその混合物を包含する、請求項1−66の何れか1項に記載の方法。

請求項68

前記反応が、二量体化テロメリゼーション又は重合阻害する1又は2以上の添加剤の存在下で行われる、請求項1−67の何れか1項に記載の方法。

請求項69

前記添加剤が、DTT又はtert−ブチルメルカプタンである、請求項68に記載の方法。

請求項70

請求項1−69の何れか1項に記載の方法により製造されるアミノ酸又はペプチド接合体。

請求項71

下記式(V):[式中、mは、0〜4の整数であり;nは、1又は2であり;mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR9はアミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;L1は、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;L3は、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;ここでR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3の何れかに存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルは、任意に置換される]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物。

請求項72

R9が独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR9はL3−C(O)又はA2であり;そしてA1及びA2はそれぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;但し;A1及びA2の少なくとも1つは、エピトープを含み;そしてR9がA2でない場合、A1はペプチドである、請求項72に記載の化合物。

請求項73

L1が請求項49又はn50に定義される通りであり、請求項72に記載の化合物。

請求項74

mが、請求項42又は43に定義される通りである、請求項72−73の何れか1項に記載の化合物。

請求項75

mが0である、請求項72−74の何れか1項に記載の化合物。

請求項76

mの各場合でのR1及びR2がそれぞれ独立して、水素である、請求項72−75の何れか1項に記載の化合物。

請求項77

R3が水素である、請求項72−76の何れか1項に記載の化合物。

請求項78

R4及びR5がそれぞれ水素である、請求項72−77の何れか1項に記載の化合物。

請求項79

R6及びR7がそれぞれ水素である、請求項72−78の何れか1項に記載の化合物。

請求項80

R8が水素であり、そしてR9が水素、アミノ保護基、L3−C(O)、又はA2である、請求項72−79の何れか1項に記載の化合物。

請求項81

A1がOP1又はOHであり、そしてR9が水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である、請求項72−80の何れか1項に記載の化合物。

請求項82

L3がMeである、請求項72−81の何れか1項に記載の化合物。

請求項83

A1及び/又はA2が、アミノ酸又はペプチドである、請求項72−82の何れか1項に記載の化合物。

請求項84

前記ペプチドがエピトープを含む、請求項72−83の何れか1項に記載の化合物。

請求項85

A1がセリン、又は第1のN末端アミノ酸残基としてセリンを含むペプチドである、請求項72−81及び82−84の何れか1項に記載の化合物。

請求項86

A1及び/又はA2が、ペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む可溶化基を含むペプチドである、請求項72−81及び83−85の何れか1項に記載の化合物。

請求項87

前記ペプチドが、下記:a.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号1]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、b.配列Xaa1Xaa2Xaa3GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号2]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、c.配列Xaa1Xaa2GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号3]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、d.配列SKKKKGARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号4]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、e.配列GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号5]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、f.配列LAMPFATPM[配列番号6]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、g.FATPMEAEL[配列番号7]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、h.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号8]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、i.配列Xaa1Xaa2Xaa3VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号9]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、j.配列Xaa1Xaa2VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号10]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、k.配列SKKKKVPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号11]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、l.配列VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号12]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、m.配列EFTVSGNIL[配列番号13]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、n.配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号14]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、o.配列Xaa1Xaa2Xaa32LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号15]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、p.配列Xaa1Xaa22LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号16]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、q.配列SKKKKLQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号17]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、r.配列LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号18]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、s.配列SLLMWITQCFLPVF[配列番号19]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、t.配列SLLMWITQC[配列番号20]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、u.配列番号1−20の何れか1つの配列、又はv.複数の上記(a)〜(u)の組合せ、から成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る、請求項83−86の何れか1項に記載の化合物。

請求項88

配列番号1−5、8−12又は14−18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、成るか又は実質的に成る、単離され、精製されたか、又は組換えペプチド

請求項89

前記ペプチドが、配列番号4、5、11、12、17及び18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸配列から成る、請求項88に記載の化合物。

請求項90

有効量の請求項71〜87の何れか1項記載のペプチド接合体、又は請求項88又は89に記載のペプチド、又は医薬敵に許容できるその塩又は溶媒和物、又はその何れかの組合せ、及び医薬的に許容できる担体を含む医薬組成物

請求項91

有効量の請求項71〜87の何れか1項記載の複数のペプチド接合体、又は請求項88又は89に記載の複数のペプチド、又は請求王71〜87の何れか1項記載の複数のペプチド接合体及び請求項88又は89に記載の1又は2以上のペプチドの何れかの組合せを含む、請求項90に記載の医薬的組成物

請求項92

有効量の請求項71〜87の何れか1項記載のペプチド接合体、又は請求項88又は89に記載のペプチド、又は医薬敵に許容できるその塩又は溶媒和物を、対象に投与することを含んで成る、対象にワクチン接合するか又は免疫応答を誘発する方法。

請求項93

有効量の請求項90又は91に記載の医薬組成物を、対象に投与することを含んで成る、対象にワクチン接種するか又は免疫応答を誘発する方法。

技術分野

0001

本発明は、アミノ酸及びペプチド接合体、アミノ酸及びペプチド接合体の製造方法、前記方法により製造される接合体、前記接合体を含む医薬組成物、対象における免疫応答を誘発する方法及び対象をワクチン接種する方法、それらのためへの接合体の使用、及びそれらのための薬剤の製造への接合体の使用に関する。

背景技術

0002

合成ペプチドワクチンは一般的に、タンパク質抗原免疫原性部分の合成コピーを含む。ワクチン開発へのアプローチは、多くの利点、例えば合成の容易さ、潜在的に有毒生物学的副産物の回避、及び簡単な特性評価を有する。

0003

ペプチドワクチンの開発における重要な問題は、唯一ワクチン成分としてのペプチドにより示される免疫原性欠如である。先天性免疫系の成分を活性化するよう企画されたアジベント(例えば、フロイントアジュバント)を、ワクチンに含めることは、通常必要である。

0004

ペプチドワクチン企画の他の手段は、目的のペプチドエピトープが適切なアジュバント共有結合されている自己アジュバントワクチン創造することである。そのような自己アジュバントワクチンは、外部アジュバントとの抗原の単純な同時配合に比較して、抗原取り込み、提示及び樹状細胞成熟を増強することができる。

0005

いくつかの自己アジュバントワクチンは、開発されてきたが、しかしワクチンの調製は複雑にされ得る。

0006

新規の自己アジュバントワクチン、及び自己アジュバントワクチンの新規製造方法についての継続的な必要性がある。それらの必要性を満たし;そして/又は少なくとも有用な選択技を公衆に提供することが、本発明の目的である。

0007

本発明の他の目的は、ほんの一例として与えられる以下の説明から明らかになるのであろう。

0008

本明細書に包含されている、文書、行為、材料、装置、記事又は同様のことの任意の議論は、本発明のための文脈を提供する目的のために過ぎない。それらの事項の何れか又はすべては、従来技術基盤の一部を形成するか、又は優先日前に存在していた本発明に関連する分野において共通の一般的知識であったことは、容認されるものとして解釈されるべきではない。

0009

1つの側面においては、本発明は、
脂質含有接合パートナー、及び
アミノ酸含有接合パートナー、
を、チオールによる炭素炭素二重結合ハイドロチオール化により、脂質含有接合パートナーを、アミノ酸含有接合パートナーに接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る、アミノ酸−又はペプチド接合体の製造方法を提供する。

0010

本明細書に記載される実施形態の何れかは、本明細書における側面の何れかに関する。

0011

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、ペプチド含有接合パートナーであり、そして脂質含有接合パートナーは、ペプチド含有接合パートナーのペプチドにカップリングされる。

0012

いくつかの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸又はペプチド含有接合パートナーのペプチドに接合される。

0013

特定の実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸に接合される。

0014

従って、もう1つの側面によれば、本発明は、
脂質含有接合パートナー、及び
ペプチド含有接合パートナー、
を、チオールによる炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、脂質含有接合パートナーを、ペプチド含有接合パートナーのペプチドに接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る、ペプチド接合体の製造方法を提供する。

0015

1つの実施形態によれば、接合体はリポペプチドであり、結果的に、前記方法は、リポペプチドを製造するためのものである。

0016

1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、炭素−炭素二重結合を含み、そしてペプチド含有接合パートナーのペプチドはチオールを含む。

0017

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーはエピトープを含む。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーはエピトープを含む。1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは複数のエピトープを含む。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは複数のエピトープを含む。1つの実施形態によれば、ペプチド接合体は、複数のエピトープを含む。1つの実施形態によれば、エピトープは、ペプチドエピトープである。1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、ペプチドから成る。1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、ペプチドエピトープを含むペプチドから成る。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、ペプチドから成る。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、ペプチドエピトープを含むペプチドから成る。

0018

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、その接合パートナーのアミノ酸に接合されるエピトープを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、ペプチド含有接合パートナーのペプチドに接合されるエピトープを含む。いくつかの実施形態によれば、エピトープは、リンカー基を介してペプチドに接合される。

0019

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、リンカー基を介して、その接合パートナーのアミノ酸に接合されるペプチドエピトープを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、リンカー基を介してペプチドに接合されるペプチドエピトープを含む。

0020

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド含有接合パートナーは、抗原ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチド接合体は、抗原ペプチドを含む。

0021

いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、ペプチド接合体を提供するために、アミノ酸接合体のアミノ酸を、アミノ酸又はペプチドにカップリングすることを包含する。

0022

いくつかの実施形態によれば、ペプチドのカップリングは、1又は2以上のアミノ酸及び/又は1又は2以上のペプチドを、それぞれカップリングすることを包含する。

0023

いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、リンカー基又は1又は2以上のそのアミノ酸を含むペプチド接合体を提供するために、アミノ酸又はペプチドに、アミノ酸接合体のアミノ酸又はペプチド接合体のアミノ酸をカップリングすることを包含する。

0024

いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、脂質含有接合パートナーがリンカー基を介して接合されているアミノ酸に結合されるペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供するために、リンカー基を1又は2以上のそのアミノ酸を含むペプチド接合体のアミノ酸を、アミノ酸又はペプチドにカップリングすることを包含する。

0025

いくつかの実施形態によれば、脂質含有接合体が接合される、前記ペプチド接合体のアミノ酸が、N−末端アミノ酸残基である。

0026

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、ペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供するために、アミノ酸又はペプチドに、アミノ酸接合体のアミノ酸又はペプチド接合体のアミノ酸をカップリングすることを、さらに含んで成る。

0027

いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、アミノ酸接合体のアミノ酸又はペプチド接合体のアミノ酸に、エピトープをカップリングすることを、さらに含んで成る。いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、アミノ酸接合体のアミノ酸又はペプチド接合体のアミノ酸に、ペプチドエピトープをカップリングすることを、さらに含んで成る。いくつかの実施形態によれば、エピトープは、リンカー基を介してカップリングされるか、又は接合される。

0028

いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、ペプチド接合体のペプチドに、エピトープをカップリングすることを包含する。いくつかの実施形態によれば、前記方法はさらに、ペプチド接合体のペプチドに、ペプチドエピトープをカップリングすることを包含する。いくつかの実施形態によれば、エピトープは、リンカー基を介してペプチドに接合される。

0029

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、アミノ酸から成る。1つの実施形態によれば、アミノ酸のC末端カルボキシル基は、カルボキシル保護基により保護され、そして/又はアミノ酸のNa−アミノ基は、アミノ保護基により保護される。

0030

いくつかの実施形態によれば、ペプチドのC末端のカルボキシル基は、カルボキシル保護基により保護され、そして/又はペプチドのNa−アミノ基は、アミノ保護基により保護される。

0031

1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、少なくとも4個の鎖連結された原子を、それぞれ含む、1つは2以上の任意に置換された直鎖又は分枝脂肪族又はヘテロ脂肪族鎖を含む。1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、少なくとも6個の鎖連結された原子を、それぞれ含む、1つは2以上の任意に置換された直鎖又は分枝状脂肪族又はヘテロ脂肪族鎖を含む。1つの特に具体的な実施形態によれば、1又は2以上の鎖は、脂肪族である。1つの特に具体的な実施形態によれば、1又は2以上の鎖は飽和されている。

0032

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の鎖は任意には、置換される。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の鎖は任意には、1又は2以上のアリール基により置換される。

0033

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の鎖は、少なくとも4、6、8、10、12又は14個の鎖連結された原子を含む。いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の鎖は、4−22、6−22、8−22、10−22、12−22又は14−22個の鎖連結された原子を含む。

0034

1つの実施形態によれば、1又は2以上の鎖は、ヘテロ原子含有官能基により、炭素−炭素二重結合又はチオールを含む成分に共有結合される。ヘテロ原子含有官能基の例としては、エーテルアミンスルフィドスルホキシドスルホンエステルアミドカーボネートカルバメート及びウレア基を挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。

0035

典型的な実施形態によれば、1又は2以上の鎖は、エステル官能基により、前記成分に共有結合される。

0036

1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、1又は2以上の飽和又は不飽和脂肪酸エステルを含む。いくつかの実施形態によれば、脂肪酸は飽和される。1つの実施形態によれば、1又は2以上の脂肪酸エステルは、炭素−炭素二重結合又はチオールを含む成分に結合される。1つの実施形態によれば、エステルは、脂肪酸のカルボキシル基、及び前記成分のアルコールのエステルである。

0037

1つの実施形態によれば、脂肪酸はC4−22脂肪酸である。1つの実施形態によれば、脂肪酸はC6−22脂肪酸である。別の実施形態によれば、脂肪酸はC10−22脂肪酸である。さらに別の実施形態によれば、脂肪酸はC12−22脂肪酸である。1つの典型的な実施形態によれば、脂肪酸はC12、C14、C16、C18又はC20脂肪酸である。

0038

いくつかの実施形態によれば、脂肪酸は、ラウリン酸ミリスチン酸パルミチン酸ステアリン酸アラキジン酸パルミトレイン酸オレイン酸エライジン酸リノール酸、α−リノレン酸、及びアラキドン酸である。1つの実施形態によれば、脂肪酸は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、又はステアリン酸である。特に意図される実施形態によれば、脂肪酸はパルミチン酸である。

0039

1つの典型的な実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、1又は2以上の脂肪酸エステルを含む。特に意図される実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、1つの脂肪酸エステルを含む。

0040

特定の実施形態によれば、脂肪酸エステルは、炭素−炭素二重結合又はチオールを含むアルコールのエステルである。1つの典型的な実施形態によれば、アルコールは、単価二価又は三価のC2−6脂肪族アルコールである。別の実施形態によれば、アルコールは、単価又は二価のC2−4脂肪族アルコールである。1つの典型的な実施の形態によれば、アルコールは、単価のC2脂肪族、又は単価又は二価のC3脂肪族アルコールである。特に意図される実施形態によれば、アルコールは単価のC2アルコールである。

0041

特定の実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、炭素−炭素二重結合を含む。

0042

1つの典型的な実施形態によれば、アルコールは、炭素−炭素二重結合を含む。特に具体的な実施形態によれば、アルコールは、ビニルアルコールである。

0043

特に具体的な実施形態によれば、ペプチドは、合成ペプチドである。

0044

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、合成ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、合成ペプチドは、固相ペプチド合成(SPPS)を包含する方法により調製されるペプチドである。

0045

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸は、炭素−炭素二重結合又はチオールを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸残基は、炭素−炭素二重結合及びチオールを含む。

0046

いくつかの実施形態によれば、炭素−炭素二重結合又はチオールを含むアミノ酸残基は、末端アミノ酸残基である。いくつかの実施形態によれば、末端アミノ酸残基は、N−末端残基である。

0047

いくつかの実施形態によれば、炭素−炭素二重結合又はチオールを含むアミノ酸のNa−アミノ基は、アシル化される。

0048

特定の実施形態によれば、前記方法はさらに、アミノ酸接合体のアミノ酸のNa−アミノ基、又は脂肪含有接合パートナーが接合されるペプチド接合体のアミノ酸残基のアシル化を包含する。特定の実施形態によれば、前記方法はさらに、C2−20脂肪酸によるNa−アミノ基のアシル化を包含する。

0049

特定の実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーのアミノ酸は、チオールを含む。特定の実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸残基はチオールを含む。特定の実施形態によれば、チオールは、システイン残基のチオールである。

0050

特定の実施形態によれば、システイン残基は、末端残基である。特定の実施形態によれば、システイン残基は、N−末端残基である。

0051

いくつかの実施形態によれば、システイン残基のアミノ基はアシル化される。

0052

1つの実施形態によれば、アミノ基は、C2−20脂肪酸によりアシル化される。

0053

1つの典型的な実施形態によれば、C2−30脂肪酸は、アセチル又はパルミトイルである。別の典型的な実施形態によれば、C2−20脂肪酸は、アセチルである。

0054

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、8−220、8−200、8−175、8−150、8−125、8−100、8−90、8−80、8−70、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、8−20、又は8−15個のアミノ酸を含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、8−220、8−200、8−175、8−150、8−125、8−100、8−90、8−80、8−70、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、8−20、又は8−15個のアミノ酸を含む。

0055

1つの典型的な実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、8−60個のアミノ酸を含むペプチドを含む。1つの典型的な実施形態によれば、ペプチドは8−60個のアミノ酸を含む。

0056

他の実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、5−220、8−220、5−175、8−175、8−150、10−150、15−125、20−100、20−80、20−60、25−100、25−80、25−60、30−80、40−60又は50−60個のアミノ酸を含む。他の実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、5−220、8−220、5−175、8−175、8−150、10−150、15−125、20−100、20−80、20−60、25−100、25−80、25−60、30−80、40−60又は50−60個のアミノ酸を含む。

0057

他の実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、5−150、5−125、5−100、5−75、5−60、5−50、5−40、5−30、5−25、5−20、8−150、8−125、8−100、8−75、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、又は8−20個のアミノ酸を含む。他の実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、5−150、5−125、5−100、5−75、5−60、5−50、5−40、5−30、5−25、5−20、8−150、8−125、8−100、8−75、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、又は8−20個のアミノ酸を含む。

0058

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー及び/又はペプチド接合体は、1又は2以上の可溶化基を含む。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、1又は2以上の可溶化基を含む。

0059

特定の実施形態によれば、可溶化基は、ペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列である。特定の実施形態によれば、可溶化基は、ペプチド鎖に複数の連続した親水性アミノ酸残基の配列を含むアミノ酸配列である。1つの実施形態によれば、親水性アミノ酸残基は、カチオン性アミノ酸残基である。1つの実施形態によれば、カチオン性アミノ酸残基は、アルギニン又はリシン残基である。1つの特に意図される実施形態によれば、カチオン性アミノ酸残基は、リシン残基である。1つの実施形態によれば、配列は、2−20、2−15、2−10、3−7、又は3−5個のアミノ酸を含む。1つの実施形態によれば、可溶化基は、トリ−、テトラ−、ペンタ−、ヘキサ−又はヘプタリシン配列である。1つの特に意図される実施形態によれば、可溶化基は、テトラリシン配列である。

0060

いくつかの実施形態によれば、ペプチド接合体及び/又はアミノ酸含有接合パートナーは、脂質含有接合パートナーが接合されるアミノ酸残基に隣接するセリン残基を含む。特に意図される実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのペプチドは、脂質含有接合パートナーが接合されるアミノ酸残基に隣接するセリン残基を含む。典型的な実施形態によれば、脂質含有接合パートナーが接合されているアミノ酸残基は、N−末端である。特に意図される実施形態によれば、ペプチドはさらに、セリン残基に隣接する複数の親水性アミノ酸残基の連続配列を含む。

0061

特定の実施形態によれば、ペプチド接合体及び/又はアミノ酸含有接合パートナーは、セリン残基に隣接する複数の親水性アミノ酸残基の連続配列を含む。

0062

特定の実施形態によれば、ペプチド接合体及び/又はアミノ酸含有接合パートナーは、天然に存在するアミノ酸のみを含む。特定の実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、天然に存在するアミノ酸のみを含む。他の実施形態によれば、ペプチドにおける75%又はそれ以上、80%又はそれ以上、85%又はそれ以上、90%又はそれ以上、95%又はそれ以上、97%又はそれ以上、又は99%又はそれ以上のアミノ酸残基が、天然に存在するアミノ酸である。

0063

他の実施形態によれば、ペプチド接合体及び/又はアミノ酸含有接合パートナーにおける75%又はそれ以上、80%又はそれ以上、85%又はそれ以上、90%又はそれ以上、95%又はそれ以上、97%又はそれ以上、又は99%又はそれ以上のアミノ酸残基が、天然に存在するアミノ酸である。

0064

典型的な実施形態によれば、ペプチド接合体及び/又はアミノ酸含有接合パートナーは、ペプチドエピトープを含むペプチドである。典型的な実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのペプチドは、1又は2以上のペプチドエピトープを含む。

0065

1つの実施形態によれば、
前記ペプチドが、下記:
(a)配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4GARGESRLLEFYLAMPFATMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号1]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、
(b)配列Xaa1Xaa2Xaa3GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号2]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、
(c)配列Xaa1Xaa2GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号3]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、
(d)配列SKKKKGARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号4]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(e)配列番号1−4の何れか1つの配列、
(f)配列GARGPESRLLEFYLAMPFATPMEAELARRSLAQDAPPL[配列番号5]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(g)配列番号5の配列、
(h)配列LAMPFATPM[配列番号6]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(i)配列番号6の配列、
(j)FATPMEAEL配列番号7]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(k)配列番号7の配列、
(l)配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTADHR[配列番号8]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、
(m)配列Xaa1Xaa2Xaa3VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号9]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、
(n)配列Xaa1Xaa2VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号10]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、
(o)配列SKKKKVPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号11]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(p)配列番号8−11の何れか1つの配列、
(q)配列VPGVLLKEFTVSGNILTIRLTAADHR[配列番号12]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(r)配列番号12の配列、
(s)配列EFTVSGNIL[配列番号13]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(t)配列番号13の配列、
(u)配列Xaa1Xaa2Xaa3Xaa4LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号14]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、Xaa3は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa4は不在であるか、又は1又は2以上の親水性アミノ酸であり、
(v)配列Xaa1Xaa2Xaa3LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号15]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、Xaa2は不在であるか、又は親水性アミノ酸であり、そしてXaa3は不在であるか、又は1〜10個の親水性アミノ酸であり、
(w)配列Xaa1Xaa2LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号16]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、ここで前記配列において、Xaa1は不在であるか、又はSであり、そしてXaa2は不在であるか、又は1〜4個の親水性アミノ酸であり、
(x)配列SKKKKLQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号17]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(y)配列番号14−17の何れか1つの配列、
(z)配列LQQLSLLMWITQCFLPVFLAQPPSGQRR[配列番号18]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(aa)配列番号18の配列、
(bb)配列SLLMWITQCFLPVF[配列番号19]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(cc)配列番号19の配列、
(dd)配列SLLMWITQC[配列番号20]からの8又はそれ以上の連続するアミノ酸残基、
(ee)配列番号20の配列、又は
(ff)複数の上記(a)〜(ee)の組合せ、
から成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0066

1つの典型的な実施形態によれば、ペプチドエピトープは、NY−ESO−1に由来する。1つの特に意図される実施形態によれば、ペプチドは、配列番号5、6、7、12、13、18、19及び20の何れか1つからの8又はそれ以上の連続アミノ酸残から成る群から選択されたアミノ酸を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0067

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号5、6、7、12、13、18、19及び20の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0068

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号5、12及び18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0069

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号5、12及び18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0070

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号4、11及び17の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸を含むか、それらから実質的に成るか、又はそれらから成る。

0071

1つの特に意図される実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのアミノ酸の反応性官能基は、保護されていない。

0072

特定の実施形態によれば、ペプチド接合体の1又は2以上のアミノ酸の1又は2以上の反応性官能基は、保護されていない。

0073

特定の実施形態によれば、アミノ酸接合体のアミノ酸の1又は2以上の反応性官能基は、保護されていない。

0074

特定の実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーの1又は2以上のアミノ酸の1又は2以上の反応性官能基は、保護されていない。

0075

特定の実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、ペプチドを含み、ここで前記ペプチドのアミノ酸の側鎖の反応性官能基は保護されておらず、但し反応されるチオール以外の任意のチオールを除く。

0076

1つの特に意図される実施形態によれば、ぺプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸の反応性官能基は、保護されていない。1つの特に意図される実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸の反応性官能基は、保護されておらず、但し反応されるチオール以外の任意のチオールを除く。

0077

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(A):

0078

0079

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
mは、0−4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR1は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR3は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20ヘテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ鎖又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;
但し、
R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
mが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含む、アミノ酸又はペプチド接合体を製造することを包含する。

0080

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(A):

0081

0082

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
mは、0−4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR1は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR3は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
又はR9は、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20ヘテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
但し、
R9がA2でない場合、A1はペプチドであり;
R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
mが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含む、ペプチド接合体を製造することを包含する。

0083

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(B):

0084

0085

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
pは、0−4の整数であり;
qは、0−2の整数であり;
pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R33、R44、R55、R66、R77、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
又は、R9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
qの各場合でのRa及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;
但し、
R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
pが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1、L2及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物を含む、アミノ酸又はペプチド接合体を製造することを包含する。

0086

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(B):

0087

0088

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
pは、0−4の整数であり;
qは、0−2の整数であり;
pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R33、R44、R55、R66、R77、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
又はR9は、L3−C(O)又はA2であり;
qの各場合でのRa及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
但し、
R9がA2でない場合、A1はペプチドであり;
R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
pが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1、L2及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容されるその塩又は溶媒和物を含む、ペプチド接合体を製造することを包含する。

0089

1つの実施形態によれば、前記脂質含有接合パートナーは、下記式(A1):

0090

0091

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
mは、0−4の整数であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR3は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R3、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR3はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
但し:
R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
mが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R1、R2、R3、R4、R5、L1及びL2に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である。

0092

1つの実施形態によれば、前記脂質含有接合パートナーは、下記式(B1):

0093

0094

[式中、
Zは、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−OC(O)O−、−NRC(O)O−、−OC(O)NR−、及び−NRC(O)NR−から成る群から選択され;
Rは、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり、ここでアルキル又はシクロアルキルは任意に置換され;
pは、0−4の整数であり;
pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R33、及びR44は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
但し:
R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
pが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R11、R22、R33、R44、L1及びL2に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である。

0095

1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(II)の化合物である。

0096

1つの実施形態によれば、脂質含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(IIA)の化合物である。

0097

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(III)の化合物である。

0098

1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(III)の化合物である。

0099

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(IIIA)の化合物である。

0100

1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義されるような、式(IIIA)の化合物である。

0101

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(I):

0102

0103

[式中、
mは、0−4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR1は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR3は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20ヘテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ鎖又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;
但し、
R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
mが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含むアミノ酸又はペプチド接合体を製造することを含んで成り;
前記方法が、下記式(II):

0104

0105

[式中、m、R1、R2、R3、R4、R5、及びL1は、式(I)の化合物に定義される通りである]で表されるコンストラクトを含む脂質含有接合パートナー、及び下記式(III):

0106

0107

[式中、n、R6、R7、R8、R9、及びA1は、式(I)の化合物に定義される通りである]で表されるコンストラクトを含むペプチド含有接合パートナーを、式(III)の化合物におけるチオールによる、式(II)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(III)の化合物により式(II)の化合物を接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る。

0108

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(I):

0109

0110

[式中、
mは、0−4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR1は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであるか;又はR3は、L2−C(O)−OC1−6アルキルであり;
又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20ヘテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
但し、
R9がA2でない場合、A1はペプチドであり;
R3がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R1はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
mが2−4の整数である場合、1つだけのR1がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含むペプチド接合体を製造することを含んで成り;
前記方法が、下記式(II):

0111

0112

[式中、m、R1、R2、R3、R4、R5、及びL1は、式(I)の化合物に定義される通りである]で表されるコンストラクトを含む脂質含有接合パートナー、及び下記式(III):

0113

0114

[式中、n、R6、R7、R8、R9、及びA1は、式(I)の化合物に定義される通りである]で表されるコンストラクトを含むペプチド含有接合パートナーを、式(III)の化合物におけるチオールによる、式(II)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(III)の化合物により式(II)の化合物を接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを含んで成る。

0115

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(IA):

0116

0117

[式中、
pは、0−4の整数であり;
qは、0−2の整数であり;
pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R33、R44、R55、R66、R77、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
又はR9は、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
qの各場合でのRa及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;
但し、
R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
pが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1、L2及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含むアミノ酸又はぺプチド接合体を製造することを含んで成り;
ここで前記方法は、下記式(IIA):

0118

0119

[式中、p、R11、R22、R33、R44、及びL1は、式(IA)の化合物に定義される通りである]で表される化合物、及び下記式(IIIA):

0120

0121

[式中、q、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb及びA1は、式(IA)の化合物に定義される通りである]で表される化合物を、式(IIA)の化合物におけるチオールによる、式(IIIA)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(IIIA)の化合物により式(IIA)の化合物を接合するのに効果的な条件下で反応せしめることを含んで成る。

0122

1つの実施形態によれば、前記方法は、下記式(IA):

0123

0124

[式中、
pは、0−4の整数であり;
qは、0−2の整数であり;
pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR11は、L2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
R33、R44、R55、R66、R77、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、又はC3−6シクロアルキルであり;又はR33はL2−C(O)−CO1−6アルキルであり;
又はR9は、L3−C(O)又はA2であり;
qの各場合でのRa及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
但し、
R9がA2でない場合、A1はペプチドであり;
R33がL2−C(O)−CC1−6アルキルである場合、R11はL2−C(O)−OC1−6アルキルではなく;
そして
pが2−4の整数である場合、1つだけのR11がL2−C(O)−OC1−6アルキルであり;そして
R11、R22、R33、R44、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb、L1、L2及びL3に存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルが任意に置換されている]で表されるコンストラクト、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を含むぺプチド接合体を製造することを含んで成り;
ここで前記方法は、下記式(IIA):

0125

0126

[式中、p、R11、R22、R33、R44、及びL1は、式(IA)の化合物に定義される通りである]で表される化合物、及び下記式(IIIA):

0127

0128

[式中、q、R55、R66、R77、R8、R9、Ra、Rb及びA1は、式(IA)の化合物に定義される通りである]で表される化合物を、式(IIA)の化合物におけるチオールによる、式(IIIA)の化合物における炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化により、式(IIIA)の化合物により式(IIA)の化合物を接合するのに効果的な条件下で反応せしめることを含んで成る。

0129

1つの実施形態によれば、L1及びL2の少なくとも1つは、C5−22アルキルである。

0130

1つの実施形態によれば、pは0−2の整数である。別の実施形態によれば、pは0又は1である。

0131

いくつかの実施形態によれば、pの各場合でのR11及びR22は、お互い独立して、水素であり;又はR11はL2−C(O)−OCH2である。1つの実施形態によれば、L1−C(O)−Oに隣接する炭素上のR11は、L2−C(O)−OCH2である。

0132

1つの特に意図される実施形態によれば、pの各場合でのR11及びR22は、それぞれ独立して、水素である。

0133

1つの実施形態によれば、R33は水素又はL2−C(O)−OCH2である。

0134

1つの実施形態によれば、R33及びR44のそれぞれ、水素である。

0135

1つの特に意図される実施形態によれば、qは0又は1である。1つの特に意図される実施形態によれば、qは0である。

0136

1つの特に意図される実施形態によれば、R55、R66及びR77はそれぞれ、水素である。

0137

いくつかの実施形態によれば、qの各場合でのRa及びRbはそれぞれ、水素である。

0138

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;pは1であり;R11は水素又はL2−C(O)−OCH2であり;R22は水素であり;R33は水素又はL2−C(O)−OCH2であり;R44は水素であり;そしてL2はC11−21アルキルである。

0139

1つの実施形態によれば、R55、R66、R77、Ra、Rb及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、R55、R66、R77、Ra、Rb及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)である。

0140

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;pは1であり;R11は水素又はL2−C(O)−OCH2であり;R22は水素であり;R33は水素又はLC−C(O)−OCH2であり;R44は水素であり;L2はC11−21アルキルであり;R55、R66、R77、Ra、Rb及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。

0141

1つの実施形態によれば、L1はC5−21アルキルである。別の実施形態によれば、L1はC9−21アルキルである。さらに別の実施形態によれば、L1はC11−21アルキルである。1つの典型的な実施形態によれば、L1はC11、13、C15、C17又はC19アルキルである。1つの特に意図される実施形態によれば、L1はC15アルキルである。

0142

1つの実施形態によれば、L1は、9−21個の炭素原子の直鎖を含む。1つの特に意図される実施形態によれば、L1は線状C15アルキルである。

0143

1つの実施形態によれば、mは0−2の整数である。別の実施形態によれば、mは0又は1である。1つの特に意図される実施形態によれば、mは0である。

0144

いくつかの実施形態によれば、mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素であり;又はR1は、L2−C(O)−OCH2である。1つの実施形態によれば、L1−C(O)−0に隣接する炭素原子上のR1は、L2−C(O)−OCH2である。

0145

1つの特に意図される実施形態によれば、mの各場合でのR1及びR2はそれぞれ独立して、水素である。

0146

1つの実施形態によれば、R3は水素又はLC−C(O)−OCH2である。1つの特に意図される実施形態によれば、R3は水素である。

0147

1つの実施形態によれば、L2はC5−21アルキルである。別の実施形態によれば、L2はC9−21アルキルである。さらに別の実施形態によれば、L2はC11−21アルキルである。1つの典型的な実施形態によれば、L2はC11、C13、C15、C17又はC19アルキルである。別の典型的な実施形態によれば、L2はC15アルキルである。

0148

1つの特に意図される実施形態によれば、R4及びR5はそれぞれ、水素である。

0149

1つの特に意図される実施形態によれば、nは1である。

0150

1つの特に意図される実施形態によれば、R6及びR7はそれぞれ、水素である。

0151

典型的な実施形態によれば、R8は、水素である。

0152

1つの実施形態によれば、R8及びR9はそれぞれ、水素であり;又はR9はL3−C(O)又はA2である。1つの典型的な実施形態によれば、R8は水素であり、そしてR9はLC−C(O)である。

0153

いくつかの実施形態によれば、L3はC1−21アルキルである。1つの特に意図される実施形態によれば、L3はメチル又は線状C15アルキルである。典型的な実施形態によれば、L3はメチルである。

0154

業者は、式(III)及び(IIIA)のコンストラクトがペプチド含有接合パートナーのペプチドを含むことができることを理解しているであろう。本明細書に記載されるように、ペプチドは、ペプチド含有接合パートナーを提供するために、本明細書に記載されるような種々の他の成分に、任意には置換され、修飾されるか又は結合され得る。

0155

1つの実施形態によれば、A1は、エピトープを含むペプチドである。1つの実施形態によれば、A2は、エピトープを含むペプチドである。

0156

いくつかの実施形態によれば、A1はペプチドエピトープを含むペプチドである。いくつかの実施形態によれば、A2は、ぺプチドエピトープを含むペプチドである。1つの実施形態によれば、A1は、ペプチドエピトープを含むペプチドである。

0157

別の実施形態によれば、A2は、ペプチドエピトープを含むペプチドである。

0158

1つの実施形態によれば、A1は、エピトープにより置換されたペプチドである。1つの実施形態によれば、A2は、エピトープにより置換されたペプチドである。

0159

1つの実施形態によれば、エピトープは、リンカー基を介してペプチドに結合される。

0160

1つの実施形態によれば、エピトープは、ペプチドエピトープである。

0161

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、それぞれ独立して、約8−220、8−200、8−175、8−150、8−125、8−100、8−90、8−80、8−70、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、8−20、又は8−15個のアミノ酸を含むペプチドである。1つの典型的な実施形態によれば、A1及びA2は、それぞれ独立して、約8〜60個のアミノ酸を含むペプチドである。

0162

他の実施形態によれば、A1及び/又はA2は、それぞれ独立して、約8−220、8−200、8−175、8−150、8−125、8−100、8−90、8−80、8−70、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、8−20、又は8−15個のアミノ酸を含むペプチドである。

0163

他の実施形態によれば、A1及び/又はA2は、それぞれ独立して、約5−150、5−125、5−100、5−75、5−60、5−50、5−40、5−30、5−25、5−20、8−150、8−125、8−100、8−75、8−60、8−50、8−40、8−30、8−25、又は8−20個のアミノ酸を含むペプチドである。

0164

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、それぞれ独立して、8−60個のアミノ酸を含むペプチドである。

0165

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、それぞれ独立して、8−60個のアミノ酸を含むペプチドエピトープを含むか又はそれらにより置換されたペプチドである。

0166

1つの実施形態によれば、L1は、C11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素又はL2−C(O)−OCH2であり;L2はC11−21アルキルであり;そしてR4及びRはそれぞれ、水素である。

0167

1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、又はL3−C(O)である。1つの実施形態によれば、L3は、メチル又は線状C15アルキルである。

0168

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素又はL2−C(O)−OCH2であり;L2はC11−21アルキルであり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6,R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は水素、L3−CIO)又はA2である。1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素又はL2−CIO)−OCH2であり;L2はC11−21アルキルであり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は水素又はL3−C(O)である。

0169

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;そしてR4及びR5はそれぞれ、水素である。

0170

1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)であり、ここでL3はメチルである。

0171

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、L3−C(0)又はA2である。1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)である。

0172

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)であり、ここでL3はメチルである。

0173

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;そしてR4及びR5はそれぞれ、水素である。

0174

1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)であり、ここでL3はメチルである。

0175

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、L3−C(0)又はA2である。1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)である。

0176

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)であり、ここでL3はメチルである。

0177

いくつかの実施形態によれば、A1は、最初のN末端アミノ酸残基としてセリンを含むペプチドである。いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、可溶化基を含むペプチドである。いくつかの実施形態によれば、可溶化基は、ペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む。特定の実施形態によれば、A1は、ペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む可溶化基を含むペプチドである。

0178

いくつかの実施形態によれば、A1は、最初のN末端アミノ酸残基として、セリンを、及び前記セリンに隣接するペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸残基を含む可溶化基を、含むペプチドである。

0179

いくつかの実施形態によれば、可溶化基は、ペプチド鎖に、複数の連続した親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む。

0180

1つの実施形態によれば、親水性アミノ酸残基は、カチオン性アミノ酸残基である。1つの実施形態によれば、カチオン性アミノ酸残基は、アルギニン又はリシン残基である。1つの特に意図される実施形態によれば、カチオン性アミノ酸残基は、リシン残基である。1つの実施形態によれば、配列は、2−20、2−15、2−10、3−7又は3−5個のアミノ酸を含む。1つの実施形態によれば、可溶化基は、トリ−、テトラ−、ペンタ−、ヘキサ−又はヘプタ−リシン配列である。1つの特に意図される実施形態によれば、可溶化基は、テトラリシン配列である。

0181

いくつかの実施形態によれば、R9は、水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である。いくつかの実施形態によれば、R9は、水素又はL3−C(O)である。

0182

いくつかの実施形態によれば、R9は水素又はアミノ保護基であり、そして前記方法はさらに、R9での水素又はアミノ保護基を、L3−C(O)により置換するために、アミノ酸接合体又はぺプチド接合体をアシル化することを包含する。いくつかの実施形態によれば、R9でのアミノ保護基を、L3−C(O)により置換するためへのアミノ酸接合体又はペプチド接合体のアシル化は、R9で水素を提供するためにアミノ保護基を除くことを包含する。

0183

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、アミノ酸又はペプチドである。いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、ペプチドである。

0184

いくつかの実施形態によれば、A1はOH又はOP1であり、そして/又はR9は水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である。いくつかの実施形態によれば、A1はOP1又はOHであり、そして/又はR9は水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である。いくつかの実施形態によれば、A1はOP1又はOHであり、そしてR9は水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である。

0185

いくつかの実施形態によれば、A1はOP1又はOHであり、そして/又はR9は水素、アミノ保護基又はL3−C(O)であり、そして前記方法は、A1及び/又はR9を、アミノ酸又はペプチドにより置換するために、アミノ酸又はペプチドをカップリングすることを包含する。

0186

いくつかの実施形態によれば、A1はOP1又はOHであり、そしてR9は水素、アミノ保護基又はL3−C(O)であり、そして前記方法はさらに、A1及び/又はR9を、アミノ酸又はペプチドにより置換するために、アミノ酸又はペプチドをカップリングすることを包含する。

0187

いくつかの実施形態によれば、ペプチドのカップリングは、1又は2以上のアミノ酸及び/又は1又は2以上のペプチドを、個々にカップリングすることを包含する。

0188

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸又はペプチドのカップリングは、ペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供する。いくつかの実施形態によれば、アミノ酸又はペプチドのカップリングは、リンカー基又は1又は2以上のそのアミノ酸を含むペプチド接合体を提供する。いくつかの実施形態によれば、アミノ酸又はペプチドのカップリングは、脂質含有接合パートナーがリンカー基を介して接合されているアミノ酸に接合されるペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供する。

0189

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸保護基は、Boc、Fmoc、Cbzで(カルボキシベンジル)、ノシル(O−又はp−ニトロフェニルスルホニル)、Bpoc(2−(4−ビフェニルイソプロポキシカルボニル)及びDde(1−(4,4−ジメチル−2,6−ジオキソベンジリデンエチル)である。いくつかの実施形態によれば、アミノ保護基は、Boc又はFmocである。

0190

いくつかの実施形態によれば、カルボキシル保護基は、tert−ブチル又はベンジルである。1つの実施形態によれば、式(I)の化合物は、下記式(IV):

0191

0192

[式中、
R3は、水素又はL2−C(O)−OCH2であり;
R9は、水素、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;そして
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基である]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である。

0193

1つの実施形態によれば、式(I)の化合物は、下記式(IV):

0194

0195

[式中、
R3は、水素又はL2−C(O)−OCH2であり;
R9は、水素、L3−C(O)又はA2であり;そして
L1及びL2は、それぞれ独立して、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
ただし、
R9がA2でない場合、A1はペプチドである]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物である。

0196

1つの実施形態によれば、式(IV)の化合物中のL1、A1、A2、L2及びL3は、それぞれ独立して、式(I)の化合物に関連しての実施形態の何れかに定義される通りである。

0197

1つの特に意図される実施形態によれば、R3は水素である。

0198

1つの特に意図される実施形態によれば、R9はアセチルである。

0199

1つの特に意図される実施形態によれば、R3は水素であり、そしてR9はアセチルである。

0200

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、式(IV)(式中、L1はC15線状アルキルであり、Rは水素であり、R9はFmocであり、そしてA1はOHである)の化合物を製造するためであり、そして前記方法は、ビニルパルミテート及びFmoc−Cys−OHを反応せしめることを包含する。

0201

いくつかの実施形態によれば、アミノ保護基は、Fmocではない。いくつかの実施形態によれば、アミノ保護基は、Bocである。

0202

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーは、Fmoc−Cys−OHではない。

0203

いくつかの実施形態によれば、ペプチド接合体は、3又はそれ以上、4又はそれ以上、又は5又はそれ以上の連続アミノ酸を含む。いくつかの実施形態によれば、式(I)の化合物は、3又はそれ以上、4又はそれ以上、又は5又はそれ以上の連続アミノ酸を含む。

0204

1つの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナーに、脂質含有接合パートナーを接合するのに効果的な条件は、1又は2以上の遊離基の生成を包含する。1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーに、脂質含有接合パートナーを接合するのに効果的な条件は、1又は2以上の遊離基の生成を包含する。

0205

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の遊離基の生成は、熱的に及び/又は光化学的に開始される。特定の実施形態によれば、1又は2以上の遊離基の生成は、遊離基開始剤の熱及び/又は光化学分離により開始される。典型的な実施形態によれば、1又は2以上の遊離基の生成は、熱開始剤の分解又は光化学開始剤光化学分解により開始される。

0206

いくつかの実施形態によれば、遊離基開始剤の熱分解は、適切な温度で、反応混合物を加熱することを包含する。いくつかの実施形態によれば、反応混合物は、約40℃−約200℃、約50℃−約180℃、約60℃−約150℃、約65℃−約120℃、約70℃−約115℃、約75℃−約110℃、又は約80℃−約100℃の温度で加熱される。他の実施形態によれば、反応混合物は、少なくとも約40℃、少なくとも約50℃、少なくとも約60℃、又は少なくとも約65℃の温度で加熱される。1つの特に意図される実施形態によれば、反応混合物は、約90℃の温度で加熱される。

0207

いくつかの実施形態によれば、遊離基開始剤の光化学分解は、紫外線による照射を包含する。1つの特に意図される実施形態によれば、紫外線は、約365nmの波長を有する。典型的な実施形態によれば、遊離基開始剤の光化学分解は、ほぼ周囲温度で実施される。

0208

1つの特に意図される実施形態によれば、熱開始剤は、2,2′−アザビスイソブチロニトリルAIBN)である、1つの特に意図される実施形態によれば、光開始剤は、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンDMPA)である。

0209

特定の実施形態によれば、反応は、液体媒体下で行われる。1つの実施形態によれば、液体媒体は、溶媒を包含する。1つの実施形態によれば、溶媒は、N−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N、N−ジメチルホルムアミドDMF)、ジクロロメタン(DCM)、1,2−ジクロロエタン、及びそれらの混合物から成る群から選択される。1つの特に意図される実施形態によれば、溶媒は、NMP、DMSO、又はそれらの混合物を包含する。

0210

1つの特に意図される実施形態によれば、溶媒は、DMSOを包含する。

0211

いくつかの実施形態によれば、反応は、二量体化テロメリゼーション重合阻害する1又は2以上の添加剤の存在下で実施される。いくつかの典型的な実施形態によれば、添加剤は、還元グルタチオン(GSH)、2,2’−(エチレンジオキシ)ジエタンチオールDODT)、1,4−ジチオスレイトール(DTT)、及びタンパク質から成る群から選択される。1つの特に意図される実施形態によれば、添加剤はDTTである。いくつかの実施形態によれば、添加剤は、DTT又はtert−ブチルメルカプタンである。

0212

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の添加剤が、TFA、tert−ブチルメルカプタン及びそれらの組合せから成る群から選択される。特定の実施形態によれば、1又は2以上の添加剤は、TFA及びtert−ブチルメルカプタンの組合せである。いくつかの実施形態によれば、反応は、約5分−約48時間、約5分−約24時間、約5分−約12時間、約5分−約6時間、約5分−約3時間、約5分−約2時間、又は約5分−約1時間、実施される。典型的な実施形態によれば、反応は、約5分−約1時間、行われる。いくつかの実施形態によれば、反応は、接合パートナーの1つが少なくとも約70%、80%、90%、95%、97%、99%、又は100%消費されるまで、実施される。

0213

特定の実施形態によれば、反応は、実質的に酸素を含まない条件下で行われる。

0214

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、
アミノ酸又はペプチド接合体を提供するために、脂質含有接合パートナー及びアミノ酸含有接合パートナーを反応せしめ;
固相ペプチド合成(SPPS)により、ペプチドのアミノ酸配列を合成し;
ペプチドエピトープを含むペプチド接合体、リンカー基、又は1又は2以上のそのアミノ酸を含むペプチド接合体、又は脂質含有接合パートナーがリンカー基を介して接合されているアミノ酸に結合されるペプチドエピトープを含むペプチド接合体を提供するために、SPPSにより、固相結合ペプチドに、アミノ酸接合体のアミノ酸又はペプチド接合体のアミノ酸をカップリングすることを含んで成る。

0215

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、さらに、アミノ酸接合体のアミノ酸、又はペプチド接合体の何れか1つの脂質含有接合パートナーが接合されるアミノ酸のNa−アミノ基をアシル化することを包含する。

0216

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、固相支持体からペプチド接合体を切断することを包含する。

0217

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、
固相ペプチド合成(SPPS)により、ペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸配列を合成し;そして
本明細書に記載される実施形態の何れかに従って、脂質含有接合パートナー及びペプチド含有接合パートナーを反応せしめることを包含する。

0218

典型的な実施形態によれば、前記方法は、
SPPSにより、ペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸配列を合成し;
固相支持体からペプチドを切断し;そして
本明細書に記載される実施形態の何れかに従って、脂質含有接合パートナー及びペプチド含有接合パートナーを反応せしめることを包含する。

0219

1つの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナーは、脂質含有接合パートナーとの反応の前、精製されていない。

0220

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の保護基が、固相支持体からのペプチドの切断に基づいて除かれる。特定の実施形態によれば、ぺプチドに存在する保護基のすべてが除かれる。

0221

1つの実施形態によれば、SPPSは、Fmoc−SPPSである。

0222

いくつかの実施形態によれば、反応されるべき炭素−炭素二重結合又はチオールを担持するペプチド含有接合パートナーのペプチドにおけるアミノ酸残基は、N−末端アミノ酸残基であり、そして前記方法は、固相からペプチドの切断の前、N−末端アミノ基をアシル化することを包含する。典型的な実施形態によれば、アミノ酸残基は、N−末端残基である。1つの特に意図される実施形態によれば、N−末端残基は、システイン残基である。

0223

1つの実施形態によれば、前記方法はさらに、反応媒体からペプチド接合体を分離し、そして任意には、ペプチド接合体を精製することを包含する。

0224

別の側面によれば、本発明は、本発明の方法により製造されるアミノ酸接合体又はペプチド接合体を提供する。

0225

別の側面によれば、本発明は、本発明の方法により製造されるペプチド接合体を提供する。

0226

別の側面によれば、本発明は、下記式(V):

0227

0228

[式中、
mは、0〜4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR9はアミノ保護基、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1は、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、アミノ酸又はペプチドであり;又はA1はOH又はOP1であり、ここでP1はカルボキシル保護基であり;
ここでR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3の何れかに存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルは、任意に置換される]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を提供する。

0229

別の側面によれば、本発明は、下記式(V):

0230

0231

[式中、
mは、0〜4の整数であり;
nは、1又は2であり;
mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
R3、R4、R5、R8及びR9は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;又はR9は、L3−C(O)又はA2であり;
nの各場合でのR6及びR7は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
L1は、C5−21アルキル又はC4−20へテロアルキルであり;
L3は、C1−6アルキル又はC3−6シクロアルキルであり;
A1及びA2は、それぞれ独立して、ペプチドであり;又はA1はOHであり;
但し、
A1及びA2の少なくとも1つは、エピトープを含み;そして
R9がA2でない場合、A1はペプチドであり;そして
ここでR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、L1及びL3の何れかに存在する何れかのアルキル、シクロアルキル又はヘテロアルキルは、任意に置換される]で表される化合物、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を提供する。

0232

1つの実施形態によれば、m、n、R6、R7、A1及びA2はお互い独立して、式(I)の化合物に関する実施形態の何れかに定義される通りである。

0233

1つの実施形態によれば、L1はC5−21アルキルである。1つの実施形態によれば、L1はC5−21アルキルである。別の実施形態によれば、L1はC9−21アルキルである。さらにもう1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルである。1つの典型的な実施形態によれば、L1は、C11、C13、C14、C17又はC19アルキルである。1つの特に意図される実施形態によれば、L1はC15アルキルである。

0234

1つの実施形態によれば、L1は、9−21個の炭素原子の直鎖を含む。1つの特に意図される実施形態によれば、L1は線状C15アルキルである。

0235

1つの実施形態によれば、mは0−2の整数である。別の実施形態によれば、mは0又は1である。1つの特に意図される実施形態によれば、mは0である。

0236

1つの特に意図される実施形態によれば、mの各場合でのR1及びR2は、それぞれ独立して、水素である。

0237

1つの特に意図される実施形態によれば、R3は水素である。

0238

1つの特に意図される実施形態によれば、R4及びR5はそれぞれ、水素である。

0239

1つの特に意図される実施形態によれば、nは1である。

0240

1つの特に意図される実施形態によれば、R6及びR7はそれぞれ、水素である。

0241

典型的な実施形態によれば、R8は水素である。

0242

いくつかの実施形態によれば、R8は水素であり、そしてR9は水素、アミノ保護基、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、R8及びR9はそれぞれ、水素であり;又はR9はL3−C(O)又はA2である。1つの典型的な実施形態によれば、R8は水素であり、そしてR9はL3−C(O)である。1つの特に意図される実施形態によれば、L3はメチルである。

0243

いくつかの実施形態によれば、A1はOP1又はOHであり、そしてR9は、水素、アミノ保護基又はL3−C(O)である。

0244

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、アミノ酸又はペプチドである。いくつかの実施形態によれば、ペプチドは、エピトープを含む。

0245

いくつかの実施形態によれば、A1は、セリン、又は最初のN末端をアミノ酸残基としてセリンを含むペプチドである。

0246

いくつかの実施形態によれば、A1及び/又はA2は、ペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む可溶化基を含むペプチドである。

0247

いくつかの実施形態によれば、A1は、最初のN末端アミノ酸残基としてのセリン、及び前記セリンに隣接するペプチド鎖に複数の親水性アミノ酸残基を含むアミノ酸配列を含む可溶化基を含むペプチドである。

0248

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;そしてR4及びR5はそれぞれ、水素である。

0249

1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素、L3−C(O)又はA2である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)である。1つの実施形態によれば、nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;そしてR9は水素又はL3−C(O)であり、ここでL3はメチルである。

0250

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、L3−C(0)又はA2である。1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)である。

0251

1つの実施形態によれば、L1はC11−21アルキルであり;mは0であり;R3は水素であり;R4及びR5はそれぞれ、水素であり;nは1であり;R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9は、水素、又はL3−C(0)であり、ここでL3はメチルである。

0252

いくつかの実施形態によれば、L1はC15線状アルキルであり;mは0であり;nは1であり;R3、R4、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ、水素であり;R9はFmocであり、そしてA1は、式(V)の化合物におけるOHである。

0253

いくつかの実施形態によれば、R9のアミノ保護基は、Fmocではない。いくつかの実施形態によれば、R9のアミノ保護基は、Bocである。

0254

いくつかの実施形態によれば、式(V)の化合物は、3又はそれ以上、4又はそれ以上、又は5又はそれ以上の連続アミノ酸を含む。

0255

いくつかの実施形態によれば、アミノ及び/又はカルボキシル保護基は、式(I)の化合物に関しての実施形態の何れかに定義される通りである。

0256

当業者は、式(V)の化合物が、ペプチド接合体であり、そして本明細書に記載される接合方法のペプチド接合体に関連する特定の実施形態が、式(V)の化合物にも適用されることを理解しているであろう。

0257

いくつかの実施形態によれば、式(V)の化合物は、自己アジュバントペプチドである。

0258

いくつかの実施形態によれば、前記化合物は、リンカー、又は1又は2以上のそのアミノ酸を含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチドは、リンカー、又は1又は2以上のそのアミノ酸を含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチドは、L1が結合されるアミノ酸に、リンカーを介して結合されるペプチドエピトープを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチドは、複数のエピトープを含む。いくつかの実施形態によれば、ペプチドは、ペプチド抗原を含む。いくつかの実施形態によれば、リンカーは、約2−20、2−18、2−16、2−14、2−12、2−10又は2−8個の長さのアミノ酸のアミノ酸配列である。

0259

別の側面によれば、本発明は、配列番号1−5、8−12又は14−16の何れか1つのアミノ酸配列からの20又はそれ以上の連続アミノ酸を含むか又はそれらから成る、単離された、精製された、又は組換えペプチドを提供する。

0260

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号1−5、8−12又は14−18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、それらから成るか、又はそれらから実質的に成る。

0261

1つの実施形態によれば、ペプチドは、配列番号4、5、11、12、17及び18の何れか1つから成る群から選択されたアミノ酸配列を含むか、それらから成るか、又はそれらから実質的に成る。

0262

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物、及び医薬的に許容できる担体を含む医薬組成物を提供する。

0263

1つの実施形態によれば、医薬組成物は、免疫原性組成物である。

0264

1つの実施形態によれば、前記組成物は、外因性アジュバントを含まない。

0265

いくつかの実施形態によれば、前記組成物は、ワクチンである。

0266

1つの実施形態によれば、医薬組成物は、有効量の本発明の複数のペプチド接合体を含み、例えば医薬組成物は、有効量の本発明の3又はそれ以上のペプチド接合体を含む。

0267

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明のペプチド、又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物、及び医薬的に許容できる担体を含む医薬組成物を提供する。

0268

1つの実施形態によれば、医薬組成物は、有効量の本発明の複数のペプチド接合体を含み、例えば医薬組成物は、有効量の本発明の3又はそれ以上のペプチド接合体を含む。

0269

1つの実施形態によれば、医薬組成物は、有効量の本発明の1又は2以上のペプチド接合体、及び1又は2以上の本発明のペプチド、又はそれらの何れかの組合せを含む。例えば、医薬組成物は、有効量の本発明の複数のペプチド接合体、及び本発明の1又は2以上のペプチド、又は有効量の本発明の1又は2以上のペプチド接合体及び本発明の複数のペプチドを含む。

0270

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明のペプチド接合体又はペプチドを、対象に投与することを含んで成る、対象にワクチン接種するか、又は対象における免疫応答を誘発する方法を提供する。

0271

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するためへの、本発明のペプチド接合体又はペプチドの使用を提供する。

0272

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するための薬剤の製造への、本発明のペプチド接合体又はペプチドの使用を提供する。

0273

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明の医薬組成物を、対象に投与することを含んで成る、対象にワクチン接種するか、又は対象における免疫応答を誘発する方法を提供する。

0274

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するためへの、本発明の医薬組成物の使用を提供する。

0275

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するための薬剤の製造への、本発明の1又は2以上のペプチド、又は本発明の1又は2以上のペプチド接合体の使用を提供する。

0276

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を、対象に投与することを含んで成る、対象において免疫応答を誘発する方法を提供する。

0277

別の側面によれば、本発明は、対象において免疫応答を誘発するためへの、本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物の使用を提供する。

0278

別の側面によれば、本発明は、対象において免疫応答を誘発するための薬剤の製造への、本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物の使用を提供する。

0279

別の側面によれば、本発明は、有効量の本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物を、対象に投与することを含んで成る、対象をワクチン接種するための方法を提供する。

0280

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するためへの、本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物の使用を提供する。

0281

別の側面によれば、本発明は、対象にワクチン接種するための薬剤の製造への、本発明のペプチド接合体又は医薬的に許容できるその塩又は溶媒和物の使用を提供する。

0282

いくつかの実施形態によれば、前記方法は、1又は2以上の本発明のペプチド及び/又は1又は2以上の本発明のペプチド接合体、例えば1又は2以上のペプチド接合体と組合して、1又は2以上のペプチドの対象への投与を包含する。

0283

いくつかの実施形態によれば、1又は2以上の本発明のペプチド及び/又は1又は2以上の本発明のペプチド接合体、例えば1又は2以上のペプチド接合体と組合して、1又は2以上のペプチドが、対象をワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するために、又は対象をワクチン接種するか、又は対象において免疫応答を誘発するための薬剤の製造に使用される。

0284

いくつかの実施形態によれば、複数のペプチド、複数のペプチド接合体、又は1又は2以上のペプチド及び1又は2以上のペプチド接合体が使用されるか、又は投与される。いくつかの実施形態によれば、複数のペプチド、複数のペプチド接合体、又は1又は2以上のペプチド及び1又は2以上のペプチド接合体は、同時に、連続的に、又は別々に使用されるか、又は投与される。

0285

不斉中心は、本明細書に記載される化合物に存在することができる。不斉中心は、キラル炭素原子の三次元空間での置換基立体配置に依存して、(R)又は(S)として指定され得る。化合物のすべての立体化学的異性体形、すなわちジアステレオマー鏡像異性体及び異性体形、並びにD−異性体及びL−異性体、及びそれらの混合物、例えば立体化学異性体鏡像異性体的富化された及びジアステレオマー的に富化された混合物は、本発明の範囲内にある。

0286

個々の鏡像異性体は、市販の光学純度出発材料から、又は鏡像異性体混合物を調製し、そしてその混合物を、個々の鏡像異性体に分割することにより、合成的に調製され得る。分割方法は、ジアステレオマーの混合物への鏡像異性体混合物の転換、及び例えば再結晶化又はクロマトグラフィー処理、及び当業界において知られている何れか他の適切な方法による、ジアステレオマーの分離を包含する。定義される立体化学の出発材料は、市販されているか、又は必要なら、当業界において良く知られている技法により分割され得る。

0287

本明細書に記載される化合物はまた、立体配座又は幾何学的異性体、例えばcis、trans、syn、anti、entgegen(E)及びzusammen(Z)異性体としても存在することができる。すべてのそのような異性体及びそれらの何れかの混合物は、本発明の範囲内にある。

0288

記載される化合物の任意の互変異性異性体又はその混合物もまた、本発明の範囲内にある。当業者により理解されるように、広範囲の種類の官能基及び他のコンストラクトが互変異性を示すことができる。例としては、ケトエノールイミンエナミン、及びチオケトンエンチオール互変異性を挙げることができるが、但しそれらだけには制限されない。

0289

本明細書に記載される化合物はまた、同位体及びアイトポーマーとしても存在することができ、ここで化合物中の1又は2以上の原子は、異なった同位体により置換されている。適切な同位体は、例えば1H、2H(D)、3H(T)、12C、13C、14C、16O及び18Oを包含する。そのような同位体を、本明細書に記載される化合物に組込むための方法は、当業者に明らかである。本明細書に記載される化合物の同位体及びアイソトポーマーもまた、本発明の範囲内である。

0290

本明細書に記載される化合物の医薬的に許容できる塩及び溶媒和物、例えば水和物もまた、本発明の範囲内である。そのような塩は、酸付加塩塩基付加塩、及び塩基性窒素含有基四級塩を包含する。

0291

酸付加塩は、遊離塩基形での化合物と、無機又は有機塩とを反応せしめることにより調製され得る。無機酸の例としては、塩酸臭化水素酸硝酸硫酸、及びリン酸を挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。有機酸の例としては、酢酸トリフルオロ酢酸プロピオン酸コハク酸グリコール酸乳酸リンゴ酸酒石酸クエン酸アスコルビン酸マレイン酸フマル酸ピルビン酸アスパラギン酸グルタミン酸、ステアリン酸、サリチル酸メタンスルホン酸ベンゼンスルホン酸イセチオン酸スルファニル酸アジピン酸酪酸、及びピバル酸を挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。

0292

塩基付加塩は、遊離酸形での化合物と、無機又は有機塩基とを反応せしめることにより調製され得る。無機塩基付加塩の例は、アルカリ金属塩アルカリ土類金属塩、及び他の生理学的に許容できる金属塩、例えばアルミニウムカルシウムリチウムマグネシウムカリウムナトリウム又は亜鉛塩を包含する。有機塩基付加塩の例は、アミン塩、例えばトリメチルアミンジエチルアミンエタノールアミンジエタノールアミン及びエチレンジアミンの塩を包含する。

0293

化合物中の塩基性窒素含有基の四級塩は、例えば、化合物と、アルキルハロゲン化物、例えばメチル、プロピル及びブチル塩化物臭化物及びヨウ化物硫酸ジアルキル、例えば硫酸ジメチルジエチルジブチル及びジアミル、及び同様のものとを反応せしめることにより調製され得る。

0294

本明細書における式に使用される一般的化学用語は、それらの通常の意味を有する。

0295

用語「脂肪族(aliphatic)」とは、飽和及び不飽和、非芳香族、直鎖、枝分かれ非環式及び環式炭化水素を含むことが意図される。当業者は、脂肪族基が例えば、アルキル、アルケニルアルキニル、シクロアルキル、及びシクロアルケニル基を包含することを理解しているのであろう。いくつかの実施形態によれば、脂肪族基は、飽和される。

0296

用語「ヘテロ脂肪族(heteroaliphatic)」とは、1又は2以上の鎖炭素原子ヘテロ原子により置換されている脂肪族基を含むことが意図される。いくつかの実施形態によれば、ヘテロ脂肪族は、飽和される。

0297

用語「アルキル(alkyl)」とは、飽和又は不飽和の直鎖及び枝分かれ鎖炭化水素基を含むことが意図される。飽和炭化水素基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルn−ブチル、t−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、及び同様のものを挙げることができる。不飽和アルキル基は、1又は2以上の炭素−炭素二重結合又は三重結合を有する。不飽和アルキル基の例としては、ビニル、プロプ−2−エニルが、クロチル、イソペント−2−エニル、2−ブタジエニル、ペンタ−2,4−ジエニル、ペンタ−1,4−ジエニル、エチニル、プロプ−3−イニルブト−3−イニル、及び同様のものを挙げることができる。いくつかの実施形態によれば、アルキルは飽和される。

0298

用語「ヘテロアルキル(heteroalkyl)」とは、1又は2以上の鎖炭素原子がへテロ原子により置換されているアルキル基を含むことが意図される。いくつかの実施形態によれば、ヘテロアルキルは飽和される。

0299

用語「シクロアルキル(cycloalkyl)」とは、非芳香族環状アルキル基を含むことが意図される。シクロアルキル基の例としては、シクロペンチルシクロヘキシルシクロヘキサ−1−エニル、シクロヘキサ−3−エニル、シクロペンチルを挙げることができるが但しそれらだけには限定されない。いくつかの実施形態によれば、シクロアルキルは飽和される。

0300

用語「ヘテロ原子(heteroatom)」とは、酸素、窒素硫黄又はリンを含むことが意図される。いくつかの実施形態によれば、ヘテロ原子は、酸素、窒素及び硫黄から成る群から選択される。

0301

用語「アリール(aryl)」とは、芳香族基を含むことが意図される。例としては、フェニルトリルナフチルインダニル及び同様のものを挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。いくつかの実施形態によれば、アリール基は、芳香族環系に4−8又は6−8個の炭素原子を含む。

0302

本明細書において使用される場合、用語「置換された(substituted)」とは、示される基における1又は2以上の水素原子が、1又は2以上の独立して選択された適切な置換基により置換され、但し、置換基が結合される各原子の通常の原子価を越えず、そしてその置換が安定した化合物をもたらすことを意味する。

0303

本明細書に記載される化合物における脂肪族、ヘテロ脂肪族、アルキル、ヘテロアルキル及びシクロアルキル基のための任意の置換基の例としては、ハロ、CN、NO2、OH、NH2、NHR1、NR1R2、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C(O)NH2、C(O)NHR1、C(O)NR1R1、SO2R1、OR1、SR1、S(O)R1、C(O)R1、及びc1−6脂肪族(ここで、R1及びR2はそれぞれ独立してC1−C6アルキルである)を挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。

0304

用語「カルボキシル保護基(carboxyl protecting group)」とは、本明細書に使用される場合、カルボキシル基のOH基を提供するために容易に除去され得、そして合成の間、所望しない反応に対してカルボキシル基を保護する基を意味する。そのような保護基は、Protective Groups in Organic Synthesis edited byT.W.Greene et al.(John Wiley & Sons,1999)及び‘Amino Acid−Protecting Groups’by Fernando Albericio(with Albert Isidro−Llobet and Mercedes Alvarez)Chemical Reviews 2009(109)2455−2504に記載されている。例としては、アルキル及びシリル基、例えばメチル、エチル、tert−ブチル、メトキシメチル、2,2,2−トリクロロエチル、ベンジル、ジフェニルメチルトリメチルシリル、及びtert−ブチルジメチルシリル、及び同様のものを挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。

0305

用語「アミン保護基(amine protecting group)」とは、本明細書において使用される場合、アミン基のNH2基を提供するために、容易に除去され得、そのような保護基は、Protective Groups in Organic Synthesis edited by T.W.Greene et al.(John Wiley & Sons,1999)及び‘Amino Acid−Protecting Groups’ by Fernando Albericio(with Albert Isidro−Llobet and Mercedes Alvarez)Chemical Reviews 2009(109)2455−2504に記載されている。例としては、アシル及びアシルオキシ基、例えばアセチル、クロロアセチルトリクロロアセチル、O−ニトロフェニル、O−ニトロフェノキシアセチル、トリフルオロアセチルアセトアセチル、4−クロロブチ、イソブチリルピコリノイル、アミノカプロン、ベンジル、メトキシカルボニル、9−フルオレニルカルボニル、2,2,2−トリフルオロエトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニル、tert−ブチルオキシカルボニルベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジル、2,4−ジクロロベンジルオキシカルボニル、及び同様のものを挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。さらなる例として、CBZ(カルボキシベンジル)、Nosyl(o−又はp−ニトロフェニルスルホニル)、BPOC(2−(4−ビフェニル)イソ)及びDDE(1−(4,4−ジメチル−2,6−ジベンジリデン)エチル)を挙げることができる。

0306

本明細書において使用される場合、用語「及び/又は」とは、「及び」又は「又は」、又は両者を意味する。

0307

各詞の後の用語「(s)」は、単数形及び複数形、又は両者を意味する。

0308

用語「含む(comprising)」とは、本明細書において使用される場合、「〜から少なくとも一部、成る」ことを意味する。用語「含む(comprising)」を包含する、本明細書における各文を解釈する場合、その用語により前置きされるそれ又はそれ以外の特徴がまた存在することができる。関連する用語、例えば「含む(cpmprises)」とは、同じ態様で解釈されるべきである。「含む(cpntaining)」とはまた、同じ態様で解釈されるべきである。

0309

本発明はまた、本出願の明細書に言及されるか又は示される、部分、要素及び特徴、個々には又は集合的には、複数の前記部分、要素又は特徴の何れか又はそれらのすべての組合せで構成されると、広く言われ、そして本発明が関連する技術分野における既知同価物を有する特定の整数が本明細書において言及される場合、そのような既知同価物は、個別に記載されたかのように、本明細書に組込まれたものと見なされる。

0310

本明細書に開示される数の範囲(例えば、1−10)への参照は、その範囲内のすべての有理数(例えば、1、1.1、2、3、3.9、4、5、6、6.5、7、8、9、及び10)への参照、及びまた、その範囲内の何れかの有理数(例えば、2−8、1.5−5.5及び3.1−4.7)も組込み、そして従って、本明細書に明確に開示される全ての範囲のすべてのサブ範囲が本明細書に明示的に開示されることが意図される。それらは、具体的に意図されるものの例に過ぎず、そして列挙される最低値最高値との間の数値のすべての可能な組合せが、類似する態様で本出願に開示されるものとして見なされるべきである。

0311

本発明は上記で定義されたように広義であるが、当業者は、本発明がそれらに制限されず、そして本発明がまた、以下の記載が例を付与する実施形態も包含することを理解しているであろう。

0312

本発明は添付される図を参照して記載されるであろう。

図面の簡単な説明

0313

図1は、5つのドナーわたって、Pam3CSK4、22、20及び26のCP80応答を示す一連グラフである。MFI:平均蛍光強度UT:未処理;Pam3CSK4=Pam3Cys;22=8;20=9;26=11。
図2a及び2bは、純粋25(2a)及び26(2b)の210nmでのHPLCクロマトグラムである。図2cは、26のHPLCクロマトグラムの主要ピークのESI−MSである。
図3は、実施例に記載されるように、APCとしての同種異系HLA−A2+MoDCと共に、CMV pp65495−503コンストラクト及びCD8+T細胞クローン4D9を用いてのT細胞活性アッセイの結果を示すグラフである。
図4は、実施例5に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−1153−180コンストラクト及びCD8+T細胞クローン2F2を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図5は、実施例5に記載されるように、APCとしての同種異系HLA−A2+ HLA−DP4+ MoDCと共に、NY−ESO−1153−180コンストラクト 及び CD8+ T細胞クローン2F2を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図6は、実施例6に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−1153−180コンストラクト及びCD4+ T細胞クローン1B7を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図7は、実施例6に記載されるように、APCとしての同種異系HLA−A2+ HLA−DP4+ MoDCと共に、NY−ESO−1153−180コンストラクト及びCD4+ T細胞クローン1B7を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図8は、実施例6に記載されるように、APCとしての同種異系HLA−A2+ HLA−DP4+ MoDCと共に、NY−ESO−1153−180コンストラクト及びCD4+ T細胞クローン1C11を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図9は、実施例7に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−179−116コンストラクト及びCD8+ T細胞クローン1D7を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図10は、実施例7に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−179−116コンストラクト及びCD8+ T細胞クローン1F10を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図11は、実施例8に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−1118−143コンストラクト及びCD8+ T細胞クローン1C11を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図12は、実施例9に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−1118−143コンストラクト及びCD4+ T細胞クローン1E4を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図13は、実施例9に記載されるように、APCとしての自系LCLと共に、NY−ESO−1118−143コンストラクト及びCD4+ T細胞クローン1D6を用いてのT細胞活性化アッセイの結果を示すグラフである。
図14は、実施例10に記載されるように、NY−ESO−1コンストラクト及びHekBlue(登録商標)を用いてのTLアルゴニズムアッセイの結果を示すグラフである。
図15は、実施例10に記載されるように、NY−ESO−1コンストラクト及びIL−8アッセイを用いてのTLRアゴニズムの結果を示す4種のグラフである。

0314

本発明は、アミノ酸及びペプチド接合体の製造方法に関する。前記方法は、脂質含有接合パートナー、及びアミノ酸含有接合パートナーを、チオール−エン反応において、脂質含有接合パートナーを、アミノ酸含有接合パートナーに接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを包含する。いくつかの実施形態によれば、前記方法は、脂質含有接合パートナー、及びペプチド含有接合パートナーを、チオール−エン反応において、脂質含有接合パートナーを、ペプチド含有接合パートナーに接合するのに効果的な条件下で、反応せしめることを包含する。

0315

チオール−エン反応は、非芳香族炭素−炭素二重結合へのチオールの添加(すなわち、炭素−炭素二重結合のハイドロチオール化)を包含する。反応は遊離基機構を介して進行する。反応には次の3種の明確な相が存在する:開始、重合又はカップリング、及び終結。基発生は、エン基を通して伝播し、炭素中心の基を形成する求電子性イル基をもたらす。次に、追加のチオール分子からの連鎖移動が、最終生成物を得るために、炭素上の基を反応停止する。

0316

本発明の方法においては、1つの接合パートナーは、チオールを含み、そして他のパートナーは炭素−炭素二重結合を含む。

0317

1又は2以上の遊離基が、当業界において知られている何れかの方法により、本発明の方法において生成され得る。遊離基は、熱的に及び/又は光化学的に生成され得る。1又は2以上の遊離基開始剤を用いて、遊離基の生成を開始することができる。適切な遊離基開始剤は、熱開始剤及び光開始剤を包含する。

0318

遊離基は、加熱により熱開始剤から生成される。熱開始剤の分解及び得られる遊離基形成の速度は、開始剤、及び開始剤が加熱される温度に依存する。より高い温度が一般的に、より早い分解をもたらす。当業者は、過度実験なしで、開始剤を加熱するための適切な温度を選択することができるであろう。

0319

多くの熱開始剤は市販されている。熱開始剤の例としては、次のものを列挙することができるが、但しそれらだけには限定されない:tert−アミルペルオキシベンゾエート、1,1’−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル)、2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、過酸化ベンゾイルt−ブチルヒドロペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、tert−ブチルペルオキシド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート、過酸化ラウロイル過酢酸、及び過硫酸カリウム

0320

遊離基は、光による照射により、光開始剤から生成され得る。光開始剤の分解及び遊離基形成を誘発するのに必要な光の周波数は、開始剤に依存する。多くの光開始剤は、紫外線により開始され得る。

0321

特定の波長又は波長範囲の光を用いて、開始剤を選択的に照射することができ、ここで脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーは、感光性基を含む。本発明の方法の特定の実施形態によれば、約365nmの周波数が用いられる。この周波数の光は一般的に、天然に存在するアミノ酸の側鎖と適合できる。

0322

広範囲の光開始剤は、市販されている。光開始剤の例としては、次のものを挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない:アセトフェノンアニソイン、アントラキノン、アントラキノン−2−スルホン酸、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインメチルエーテルベンゾフェノン、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、4−ベンゾイルビフェニル、2−ベンジル−2−(ジメチルアミノ)−4’−モルホリノブチロフェノン、4’−ビスジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、カンファーキノン、2−クロロチオキサンテン−9−オンジベンゾスベレノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(DMPA)、4−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ジメチルベンジル、2,5−ジメチルベンゾフェノン、3,4−ジメチルベンゾフェノン、4’−メトキシアセトフェノン、2−エチルアントラキノン、3’−ヒドロキシアセトフェノン、4’−ヒドロキシアセトフェノン、3−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2−メチルベンゾフェノン、3−メチルベンゾフェノン、メティベンゾイルホルメート、2−メチル−4’−(メチルチオ)−2−モルホリノプロピオフェノンフェナントレンキノン、4’−フェニル、及びオキサンテン−9−オン。

0323

当業者は、例えば脂質含有接合パートナー、アミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナー、及び反応混合物に存在する任意の他の成分の性質を考慮して、本発明の方法への使用のための適切な遊離基開始剤を選択することができるであろう。いくつかの実施形態によれば、反応に存在する開始剤:チオールを含む出発材料の化学量論的比は、約20:1−約0.05:1、約10:1−約0.05:1、約5:1−約0.05:1、約3:1−約0.5:1である。

0324

反応における脂質含有接合パートナー及びアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーは、本明細書に記載される実施形態の何れかに定義される通りである。

0325

脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーは、既知の合成化学技法(例えば、Louis F Fieser and Mary F,Reagents for Organic Synthesis v.1−19,Wiley,New York(1967−1999 ed.)又はBeilsteins Handbuch der organischen Chemie,4,Aufl.Ed.Springer−Verlag Berlin,、補充(また、Beilsteinオンラインデータベースを介して入手できる)を包含する)を用いて調製され得るか、又はいくつかの実施形態によれば、市販されている。

0326

下記式(II):

0327

0328

[式中、m、R1、R2、R3、R4、R5及びL1は、それぞれ独立して、式(I)の化合物について記載される実施形態の何れかに定義される通りである]で表される脂質含有接合パートナーは、
下記式(VI):

0329

0330

[式中、XはOH、又は適切な脱離基である]で表される化合物と、下記式(VII):

0331

0332

で表される化合物とを、エステル化のために効果的な条件下で反応せしめることにより調製され得る。エステル化のための方法は、当業界において良く知られている。例えば、Xがクロロである場合、反応ハ、適切な溶媒中、塩基、例えばピリジン又はトリエチルアミンの存在下で実施され得る。酸塩化物は、より反応性の種(例えば、ヨウ化ナトリウムを用いて、その対応するヨウ化物)に現場転換され得る。反応が実施される温度は、酸種及び使用される溶媒の反応性に依存する。

0333

式(VI)の多数の化合物は市販されている。他は、市販の前駆体から、標準の合成化学技法を用いて調製され得る。式(VI)(式中、Xはクロロである)の化合物は、適切な溶媒又は溶媒混合物中塩化チオニルにより、その対応するカルボン酸を処理することにより調製され得る。

0334

下記式(IIA):

0335

0336

[式中、p、R11、R22,R33、R44及びL1は、式(IA)の化合物に定義される通りである]で表される脂質含有接合パートナーは、下記式(VIII):

0337

0338

[式中、pは適切な保護基である]で表される化合物と、上記で定義されたような式(VI)の化合物とを、エステル化のために効果的な条件下で反応せしめ、そして次に、保護基を除去することにより、調製され得る。

0339

他方では、式(IIA)の化合物は、下記式(IX):

0340

0341

[式中、pは適切な保護基である]で表される化合物と、上記に定義されるような式(VI)の化合物とを、エステル化のために効果的な条件下で反応せしめ、保護基を除去し、そして次に、チオールに、その対応するアルコールを転換することにより、調製され得る。アルコールを、チオールに転換するための適切な方法は、当業者に明らかであろう。

0342

前記化合物の調製は、種々の化学基の保護及び保護解除を包含することができる。保護及び保護解除のための必要性、及び適切な保護基の選択は、当業者により容易に決定され得る。保護基、及び保護及び保護解除のための方法は、当業界においてはよく知られている(例えば、T.W.Greene and P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Ed.,Wiley & Sons,Inc.,New York(1999)を参照のこと)。

0343

同様に、式(VII)、(VIII)及び(IX)の化合物はまた、市販されているか、又は標準の合成化学技法を用いて、市販の前駆体から調製され得る。

0344

脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナー、及び反応混合物に存在する何れか他の成分が、反応容器中に導入される順序は変えることができる。反応は、ワンーポット法(one−pot procedure)として実施され得る。

0345

反応における、脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーの化学論は、変えることができる。いくつかの実施形態によれば、アミノ酸含有接合パートナー:脂質含有接合パートナーの化学量論的比は、約1:0.5−約1:20、約1:1−約1:10、約1:1−約1:5、約1:1−約1:3である。いくつかの実施形態によれば、ペプチド含有接合パートナー:脂質含有接合パートナーの化学論的比は、約:1:0.5−約1:20、約:1:1−約1:10、約:1:1−約1:5、約:1:1−約1:3である。

0346

反応は、何れか適切な温度で実施され得る。約:1:0.5−約1:20、反応は、約−25℃−約200℃、約−10℃−約150℃、約0℃−約125℃、ほぼ周囲温度−約100℃で実施される。いくつかの実施形態によれば、反応は、約200℃末端、約175℃末端、約150℃末端、約125℃末端、又は約100℃末端の温度で実施される。

0347

いくつかの実施形態によれば、反応は、周囲温度以上の温度で実施される。1つの実施形態によれば、反応は、40−200℃、50−150℃、60−100℃、65−90℃、又は70−80℃の温度で実施される。いくつかの実施形態によれば、反応は、40℃以上、50℃以上、75℃以上、100℃以上、又は150℃以上の温度で実施される。

0348

反応が実施される温度は、遊離基が反応において何にして生成されるかに依存する。使用される温度は、反応の速度を調節するよう選択され得る。温度は、反応速度を調節するために、反応の間、調節され得る。反応速度を調節することにより、所望しない副産物(例えば、テロメリゼーション又は重合生成物)の形成を最小化又は回避することが可能である。

0349

遊離基が熱的に生成される場合(例えば、熱開始剤を用いて)、反応は一般的に、周囲温度上の温度で実施されるであろう。

0350

遊離基が光化学的に生成される場合、反応は、好都合には、周囲温度で実施され得る。特定の実施形態によれば、反応速度を遅くするためには、反応混合物を冷却するか、又は逆に、反応速度を早めるためには、反応混合物を加熱することが所望される。

0351

当業者は、脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナー、及び使用される場合、遊離基開始剤の反応性に関する方法を実施するための適切な温度を選択することができる。

0352

反応が行われる温度は、反応混合物を加熱するか、又は冷却することにより、調節され得る。反応混合物の温度は、当業界において知られている適切な方法により調節され得る。熱は、反応容器内の熱交換器、反応容器を取り囲む加熱ジャケットを用いて、又は加熱された液体(例えば、オイル又は砂浴)に反応容器を浸漬することにより、反応混合物に適用され得る。特定の典型的な実施形態によれば、反応混合物は、マイクロ波照射により加熱される。

0353

反応の進行は、何れか適切な手段、例えば薄層クロマトグラフィーTLC)、又は高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)によりモニターされ得る。反応は、出発材料の少なくとも1つの消費によりモニターされる場合、実質的に完了するまで進行させても良い。いくつかの実施形態によれば、反応は1分−7日、5分−72時間、10−48時間、10分−24時間、進行させられる。他の実施形態によれば、反応は、72時間未満、48時間未満、24時間未満、12時間未満、6時間未満、4時間未満、2時間未満、又は1時間未満、進行させられる。

0354

いくつかの実施形態によれば、反応は、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%、少なくとも約99%の脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナーが、化学量論的にはより少なくても良いが、消費されるまで、実施される。いくつかの実施形態によれば、反応は、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%、少なくとも約99%の脂質含有接合パートナー又はペプチド含有接合パートナーが、化学量論的にはより少なくても良いが、消費されるまで、実施される。出発材料の消費は、何れか適切な方法、例えばHPLCによりモニターされ得る。

0355

反応混合物は、当業界において知られている何れか適切な方法により、例えば磁気又は機械的攪拌機を用いて、混合され得る。使用される方法は、反応が行われる規模に依存する。

0356

反応は一般的に、液体反応媒体において行われる。液体反応媒体は、溶媒を含むことができる。適切な溶媒の例として、ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム四塩化炭素、水、メタノールエタノール、ジメチルスルホキシド、トリフルオロ酢酸、酢酸、アセトニトリル、及びそれらの混合物を挙げることができる。

0357

溶媒は、溶媒における、脂質含有接合パートナー又はアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーの溶解性に基づいて選択され得る。遊離基開始剤の溶解性もまた、関連する。いくつかの実施形態によれば、脂質含有生接合パートナーは、疎水性である。アミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーの疎水性又は親水性は、例えばペプチド含有接合パートナーのペプチドのアミノ酸配列に依存して変化することができる。ペプチド含有接合パートナーにおける可溶化基の存在は、極性溶媒、例えば水において溶解性を高めることができる。当業者は、過度の実験ナシで、適切な溶媒を選択することができるであろう。

0358

反応は、実質的に無酸素素条件下で行われ得る。酸素は、反応において形成される遊離基を不活性化することができる。反応混合物は、遊離基が生成される前、何れかの溶解される酸素を除くために実質的に無酸素である不活性ガス(例えば、窒素又はアルゴン)により脱気され得る。他方では、反応混合物中の個々の成分は、反応容器において組合される前、実質的に酸素を含まない不活性ガスにより脱気され得る。反応は、実質的に酸素を有さない不活性ガスの雰囲気下で実施され得る。

0359

本発明の方法は、周囲圧力で実施され得る。

0360

チオール−エン反応において伝播への連鎖移動の相対速度が遅い場合、所望しない二量体化、テロメリゼーション又は重合が発生する可能性がある。

0361

二量体化、テロメリゼーション又は重合を阻害する添加剤が、本発明の方法における反応混合物に含まれ得る。本発明者は、いくつかの実施形態によれば、反応混合物において添加剤として連鎖移動を促進する外来性チオールの包含が、望ましくない副生成物の形成を低めることを見出した。外来性チオールは、いくつかの実施形態によれば、所望のチオール−エン反応の効率を高めることができる。適切な外来性チオールの例としては、還元グルタチオン、DODT、DTT、タンパク質及び同様のものを挙げることができるが、但しそれらだけには限定されない。本発明者は、いくつかの実施形態によれば、DTTの包含が所望しない副生成物をもたらさなかったことを見出した。

0362

特定の実施形態によれば、外来性チオールは、立体的ヒンダードチオールである。適切な外来性の立体的ヒンダードチオールの非制限的例は、tert−ブチルメルカプタン及び1−メチルプロピルメルカプランを包含する。

0363

いくつかの実施形態によれば、酸の包含はまた、二量体化、テロメリゼーション又は重合を阻害することができる。酸は、強無機酸、例えばHCl、又は有機酸、例えばTFAであり得る。特定の実施形態によれば、添加剤はTFAである。

0364

本発明者は、いくつかの実施形態によれば、反応混合物における活性剤としてのtert−ブチルメルカプタン及びTFAの両者の包含は、オリゴマーの形成を低め、そして所望する生成物への出発材料の転換を高めることを見出した。従って、特定の典型的な実施形態によれば、反応混合物は、TFA及びtert−ブチルメルカプタンの組合せを含む。

0365

添加剤は一般的に、反応、又は前記方法における何れか、任意の続く工程に悪影響を与えないで、所望しない副産物の形成を最少にするのに十分な量で使用される。いくつかの実施形態によれば、反応における添加剤:チオールを含む出発材料の化学量論的比は、約20:1−約0.05:1、約10:1−約0.05:1、約5:1−約1:1、約3:1−約1:1である。

0366

いくつかの実施形態によれば、反応に使用される出発材料の脂質含有接合パートナー及びアミノ酸含有接合パートナーの約50重量%未満、約40重量%未満、約30重量%未満、約25重量%未満、約20重量%未満、約15重量%未満、約10重量%未満、約5重量%未満、約3重量%未満、又は約1重量%未満が、二量体化、テロメリゼーション又は重合に起因する所望しない副産物である。いくつかの実施形態によれば、反応に使用される出発材料の脂質含有接合パートナー及びペプチド含有接合パートナーの約50重量%未満、約40重量%未満、約30重量%未満、約25重量%未満、約20重量%未満、約15重量%未満、約10重量%未満、約5重量%未満、約3重量%未満、又は約1重量%未満が、二量体化、テロメリゼーション又は重合に起因する所望しない副産物である。反応の生成物の純度は、例えばHPLCにより決定され得る。

0367

反応混合物における、脂質含有接合パートナー及びアミノ酸含有接合パートナー、例えばペプチド含有接合パートナーのそれぞれの濃度はまた、反応に影響を及ぼすことができる。当業者は、例えば、過度の実験なしで、収率及び純度を最適にするために、反応混合物における脂質含有接合パートナー及びペプチド含有接合パートナーの濃度を変えることができるであろう。

0368

いくつかの実施形態によれば、チオールを含む出発材料は、約0.05mM−約1M、約0.5mM−約1M、1mM−約1Mの濃度で存在する。いくつかの実施形態によれば、前記濃度は少なくとも約0.05mM、0.5mM又は1mMである。

0369

いくつかの実施形態によれば、アルケンを含む出発材料の濃度は、少なくとも約0.05mM、0.5mM又は1mMである。

0370

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸接合体又はペプチド接合体は、反応の後、反応媒体から分離され、そして任意には、精製され得る。いくつかの実施形態によれば、ペプチド接合体は、反応の後、反応の媒体から分離され、そして任意には、精製される。接合体は、当業界において知られている何れか適切な方法、例えば沈殿法を用いて、反応媒体から分離され得る。

0371

いくつかの実施形態によれば、アミノ酸又はペプチド接合体は、それを反応媒体から分離した後、精製される。いくつかの実施形態によれば、ペプチド接合体は、それを反応媒体から分離した後、精製される。1つの特に意図される実施形態によれば、接合体は、1又は2以上の適切な溶媒を用いて、HPLCにより精製される。

0372

本発明の方法におけるペプチド含有接合パートナーにより生成されるペプチド接合体は、合成ペプチドを含むことができる。合成ペプチドは、固相ペプチド合成(SPPS)を用いて、調製される。

0373

固相ペプチド合成(SPPS)のための基本的原理は、ポリペプチド鎖が完結すると、切断及び精製を可能にする、固相支持体、典型的には樹脂粒子に、リンカー分子を介して固定される、成長ポリペプチド鎖へのアミノ酸の段階的付加である。手短に言及すれば、固相樹脂支持体及び出発アミノ酸が、リンカー分子を介して、お互い結合されるそのような樹脂−リンカー−酸マトリックスは、市販されている。

0374

樹脂にカップリングされるアミノ酸は、化学保護基によりそのNa−末端で保護される。

0375

アミノ酸はまた、側鎖保護基を有する。そのような保護基は、カップリングされるアミノ酸のカルボキシル基と、樹脂に結合されるペプチド鎖の保護されていないNa−アミノ基との間で新規ペプチド結合を形成する工程の間に生じる、所望しないか又は有害な反応を妨げる。

0376

カップリングされるアミノ酸が、ペプチド鎖のN−末端アミノ酸の保護されていないNa−アミノ基と反応せしめられ、1つのアミノ酸によるペプチド鎖の鎖長延長される。カップリングされるアミノ酸のカルボキシル基は、ペプチド鎖のNa−アミノ基との反応を促進するために、適切な化学活性剤により活性化され得る。次に、ペプチド鎖のN−末端アミノ酸のNa−保護基が、次のアミノ酸残基とのカップリングの調製において除去される。この技法は、可能な場合いつでも、自動化を魅力的にする多くの反復工程から構成される。当業者は、例えば収束ペプチド合成が所望される場合、個々のアミノ酸の代わりに、固相結合アミノ酸又はペプチドのNa−アミノ基にカップリングされ得ることを理解するであろう。

0377

アミノ酸の所望する配列が達成される場合、ぺプチドは、リンカー分子で固相支持体から切断される。

0378

SPPSは、連続フロー法又はバッチフロー法を用いて行われ得る。連続フローは、分光光度計を介して反応の進行のリアルタイムモニタリングを可能にするが、しかし次の2つの明白な欠点を有する:樹脂上のペプチドと接触する試薬希釈され、そして固相樹脂の物理的なサイズの制約のために、スケールがより制限される。バッチフローは、フィルター反応容器内で起こり、そして反応物アクセス可能であり、そして手動的に又は自動的に添加され得るので、有用である。

0379

次のタイプの保護基が通常、N−α−アミノ末端を保護することに使用される:「Boc」(tert−ブチルオキシカルボニル)及び「Fmoc」(9−フルオレニルメチルオキシカルボニル)。Boc方法のための試薬は、比較的安価であるが、しかしそれらは、非常に腐食性であり、そして高価な機器及びより厳密な予防措置を必要とする。低腐食性であるが、より効果な試薬を使用するFmoc法が典型的には、好ましい。

0380

SPPSに関しては、広範囲の種類の固体支持体相が利用できる。合成のために使用される固体支持相は、合成目的のために適切な、合成樹脂合成ポリマーフィルム、又はシリコン又はシリカ表面(例えば、制御された多孔性ガラス)であり得る。一般的に、樹脂、通常ポリスチレン懸濁液、又はポリスチレン−ポリエチレングリコール、又はポリマー支持体、例えばポリアミドが使用される。Boc—化学のために適切なリンカーにより官能化された樹脂の例は、PAM樹脂、オキシム樹脂SSフェノール樹脂臭素化Wang樹脂及び臭素化PPOA樹脂を包含する。Fmoc化学のために適切な樹脂の例は、AMPB−BHA樹脂、Sieberアミド樹脂、Rink酸樹脂、Tentagel S AC樹脂、2−クロロトリチルクロライド樹脂、2−クロロトリチルアルコール樹脂、TentaGel S Trt−OH樹脂、Knorr−2−クロロトリチル樹脂ヒドラジン−2−クロロトリチル樹脂、ANP樹脂、Fmoc光解離性樹脂、HMBA−MBHA樹脂、TentaGel S HMB樹脂、Aromatic Safety Catch樹脂、BAl樹脂及びFmoc−ヒドロキシルアミン2 クロロトリチル樹脂を包含する。他の樹脂は、PLCl−Trt樹脂、PL−Oxime樹脂及びPL−HMBA樹脂を包含する。

0381

各樹脂のために適切なカップリング条件は、出発モノマー又はサブユニットの結合について文献において知られている。

0382

固相支持体の調製は、適切な溶媒(例えば、ジメチルホルムアミド)において支持体を溶媒和することを包含する。固相は典型的には、溶媒和の間、体積上昇し、これが、ペプチド合成を実施するために利用できる表面積を高める。

0383

次に、リンカー分子が、固相支持体にペプチド鎖を連結するために、支持体に結合される。リンカー分子は一般的に、最終的な切断がC−末端で遊離酸又はアミドの何れかを提供するよう企画される。リンカーは一般的に、樹脂特異的ではない。リンカーの例は、ペプチド酸、例えばヒドロキシメチルフェノキシアセチル−4’−メチルベンズヒドリルアミン(HMP)、又はベンズヒドリルアミン誘導体のためのペプチドアミドを包含する。

0384

ペプチド配列の最初のアミノ酸は、リンカーが固相支持体に結合されるか、又はペプチド配列の最初のアミノ酸を含むリンカーを用いて、固相支持体に結合された後、リンカーに結合され得る。アミノ酸を含むリンカーは、市販されている。

0385

次の工程は、最初のアミノ酸のNa−アミノ基を保護解除することである。Fmoc SPPSに関しては、Na−アミノ基の保護解除は、弱塩基処理(例えば、ピペラジン又は(ピペリジン)により行われ得る。側鎖保護基は、適度な酸分解(例えば、トリフルオロ酢酸(TFA))により除去され得る。Boc SPPSに関しては、Na−アミノ基の保護解除は、例えばTFAを用いて行われ得る。

0386

保護解除に続いて、アミノ酸鎖伸長、又はカップリングは、ペプチド結合の形成により進行する。この工程は、カップリングされるアミノ酸のC−a−カルボキシル基の活性化を必要とする。これは例えば、現場試薬、予備形成された対称無水物、活性エステル酸ハロゲン化物、又はウレタン保護N−カルボキシ無水物を用いて達成され得る。現場方法は、同時活性化及びカップリングを可能にする。カップリング試薬は、カルボジイミド誘導体、例えばジシクロキシルカルボジイミド又はN,N−ジイソプロピルカルボジイミドを包含する。カップリング試薬はまた、ベンゾトリアゾールウロニウム又はホスホニウム塩誘導体も包含する。そのようなウロニウム又はホスホニウム塩の例は、次のものを包含する:HBTU(O−1H−ベンゾトリアゾ−ル−1−イル)−N、N、N’、N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェ−ト)、BOP(ベンゾトリアゾ−ル−1−イルオキシ−トリス−(ジメチルアミノ)−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェ−ト)、PyBOP(ベンゾトリアゾ−ル−1−イル−オキシ−トリスピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェ−ト)、PyBOP、HBTU(O−(1H−6クロロベンゾトリアゾ−ル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェ−ト)、TCTU(O−1H−6−クロロベンゾトリアゾ−ル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレ−ト)、HATU(O−(−7−アザベンゾトリアゾ−ル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェ−ト)、TATU(O−(−7−アザベンゾトリアゾ−ル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレ−ト)、TOTU(O−[シアノ(エトキシカルボニルアミノ]−N、N、N’、N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレ−ト)、及びHAPU(O−(ベンゾトリアゾ−ル−1−イル)オキシビス−(ピロリジノ)−ウロニウムヘキサフルオロホスフェ−ト。いくつかの実施形態によれば、カップリング試薬は、HBTU、HATU、BOP又はPyBOPである。

0387

所望のアミノ酸配列が合成された後、ペプチドは、樹脂から切断される。この工程に使用される条件は、ペプチド及び側鎖保護基のアミノ酸組成感受性に依存する。一般的に、切断は、保護基及びリンカーに起因する反応性カルボニウムイオンクエンチするために複数のスカベンジング剤を含む環境下で行われる。一般的な切断剤は、例えばTFA及び弗化水素(HF)を包含する。いくつかの実施形態によれば、ペプチドがリンカーを介して固相支持体に結合される場合、ペプチド鎖は、リンカーからペプチドを切断することにより、固相支持体から切断される。

0388

樹脂からペプチドを切断するために使用される条件は、1又は2以上の側鎖保護基を同時に除去することができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 日本メナード化粧品株式会社の「 白髪の遺伝的素因の判定方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】個人の白髪の遺伝的素因を正確かつ簡便に判定する手段の提供。【解決手段】被験者から採取したDNA含有試料について、特定の遺伝子のうち1種又は2種以上の一塩基多型(SNP)のアレルを検出する工程と... 詳細

  • ミナト製薬株式会社の「 乾燥桑葉の製造方法、乾燥桑葉および桑葉粉末」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】フェオホルバイドの生成を抑えつつ、有効成分である1−デオキシノジリマイシンの損失が少ない乾燥桑葉の製造方法、および、桑葉粉末の製造方法の提供。【解決手段】枝付き桑葉を熱湯ブランチングする工程(... 詳細

  • 株式会社堀場製作所の「 エクソソーム表面分子を特定する方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】本発明はエクソソーム表面分子に対する結合性分子が固相化された担体をカゼイン溶液またはカゼイン分解物溶液でブロックおよび洗浄すること、ならびに該担体とエクソソームを含む被験試料の接触前... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ