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技術 車両ドア構造

出願人 スズキ株式会社
発明者 上橋彰教原口修一
出願日 2018年7月31日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2018-143763
公開日 2020年2月6日 (1年3ヶ月経過) 公開番号 2020-019340
状態 未査定
技術分野 車両用電気・流体回路 車両のドア
主要キーワード 配置線 気圧上昇 サービスホールカバー エア抜き性 上下配置 開環状 サービスホール クリップ状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

作業性を向上させつつコネクタを水から保護することができる車両ドア構造を提供する。

解決手段

カバーフィルム3の第2カバー部32によってコネクタ42が室内側から覆われることで、カバーフィルム3にワイヤハーネス4を挿通する必要がなく、作業性を向上させることができる。また、コネクタ42を固定するための固定部6が、第1カバー部31と第2カバー部32との重複部A1よりも下方側に位置することで、第1カバー部31によってコネクタ42を室内側から覆う必要がなく、インナパネル2と第1カバー部31とを近接させて配置することができる。従って、固定部6よりも上方側において、インナパネル2と第1カバー部31との間に接着剤を設けやすく、コネクタを水から保護することができる。

概要

背景

一般に、車両用サイドドアの構造として、インナパネルに対して室内側にカバーフィルムが設けられるものが知られている。このような車両ドア構造として、サービスホールカバー(カバーフィルム)に、ワイヤハーネスが通過可能なスリットが形成されたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された構造では、ワイヤハーネスが、インナパネルのサービスホール(開口部)を室外側から室内側に向かって通過し、さらにサービスホールカバーを通過するようになっている。即ち、ワイヤハーネスの端部に設けられたコネクタが、サービスホールカバーよりも室内側に配置されるようになっている。

概要

作業性を向上させつつコネクタを水から保護することができる車両ドア構造を提供する。カバーフィルム3の第2カバー部32によってコネクタ42が室内側から覆われることで、カバーフィルム3にワイヤハーネス4を挿通する必要がなく、作業性を向上させることができる。また、コネクタ42を固定するための固定部6が、第1カバー部31と第2カバー部32との重複部A1よりも下方側に位置することで、第1カバー部31によってコネクタ42を室内側から覆う必要がなく、インナパネル2と第1カバー部31とを近接させて配置することができる。従って、固定部6よりも上方側において、インナパネル2と第1カバー部31との間に接着剤を設けやすく、コネクタを水から保護することができる。

目的

本発明の目的は、作業性を向上させつつコネクタを水から保護することができる車両ドア構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

インナパネルの室内側にカバーフィルムが設けられる車両ドア構造であって、前記インナパネルには、ワイヤハーネス室内外に通過する開口部が形成されるとともに、当該ワイヤハーネスの端部のコネクタを室内側の面に固定する固定部が設けられ、前記カバーフィルムは、前記開口部を覆う第1カバー部と、少なくとも前記第1カバー部の下方側に設けられるとともに前記コネクタを室内側から覆う第2カバー部と、を有し、前記第1カバー部のうち前記開口部よりも下方側に位置する下端縁部に対し、前記第2カバー部の上端縁部が室内側に配置されることで重複部が形成され、前記固定部は、前記重複部よりも下方側に配置され、前記第1カバー部と前記インナパネルとの間には、前記固定部を上方側から覆う位置に止水部材が設けられていることを特徴とする車両ドア構造。

請求項2

前記カバーフィルムは、前記下端縁部と前記上端縁部との間に連続部を有し、前記第1カバー部と前記第2カバー部とが、1枚のシート部材を折り曲げることで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両ドア構造。

請求項3

前記第1カバー部と前記インナパネルとの間には、前記開口部の外周部に沿うように前記止水部材が設けられる配置部と、前記止水部材が設けられない非配置部と、が形成され、前記非配置部は、前記外周部のうち前記固定部側に位置するとともに該固定部と対向する対向部以外の部分に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両ドア構造。

請求項4

前記ワイヤハーネスは、前記開口部を通過し、前記重複部を跨いで前記固定部まで配索されるとともに、前記重複部が形成された領域において、前記第1カバー部と前記インナパネルとによって挟まれつつ前記止水部材によって保持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両ドア構造。

技術分野

0001

本発明は、車両ドア構造に関するものである。

背景技術

0002

一般に、車両用サイドドアの構造として、インナパネルに対して室内側にカバーフィルムが設けられるものが知られている。このような車両ドア構造として、サービスホールカバー(カバーフィルム)に、ワイヤハーネスが通過可能なスリットが形成されたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された構造では、ワイヤハーネスが、インナパネルのサービスホール(開口部)を室外側から室内側に向かって通過し、さらにサービスホールカバーを通過するようになっている。即ち、ワイヤハーネスの端部に設けられたコネクタが、サービスホールカバーよりも室内側に配置されるようになっている。

先行技術

0003

特開2008−284966号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載されたようにサービスホールカバーのスリットにワイヤハーネスを通過させる構成では、挿通作業が必要となり、作業工数が増加するという不都合があった。そこで、カバーフィルムに対してワイヤハーネスを通過させず、インナパネルとカバーフィルムとの間にコネクタを配置する構成が考えられる。

0005

このような構成では、室外側から室内側に向かって開口部を通過した水がコネクタに到達しないように、インナパネルとカバーフィルムとの間に接着剤等の止水部材を設ける必要がある。しかしながら、インナパネルとカバーフィルムとの間にコネクタを配置すると、これらの間には、コネクタの厚み(ドア板厚方向における寸法)に応じた間隔が形成され、大量の接着剤を使用する必要があり、止水が困難となる可能性がある。

0006

本発明の目的は、作業性を向上させつつコネクタを水から保護することができる車両ドア構造を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の車両ドア構造は、インナパネルの室内側にカバーフィルムが設けられる車両ドア構造であって、前記インナパネルには、ワイヤハーネスが室内外に通過する開口部が形成されるとともに、当該ワイヤハーネスの端部のコネクタを室内側の面に固定する固定部が設けられ、前記カバーフィルムは、前記開口部を覆う第1カバー部と、少なくとも前記第1カバー部の下方側に設けられるとともに前記コネクタを室内側から覆う第2カバー部と、を有し、前記第1カバー部のうち前記開口部よりも下方側に位置する下端縁部に対し、前記第2カバー部の上端縁部が室内側に配置されることで重複部が形成され、前記固定部は、前記重複部よりも下方側に配置され、前記第1カバー部と前記インナパネルとの間には、前記固定部を上方側から覆う位置に止水部材が設けられていることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明の車両ドア構造によれば、作業性を向上させつつコネクタを水から保護することができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施例に係る車両ドア構造を示す側面図である。
前記車両ドア構造の要部を拡大して示す側面図である。
前記車両ドア構造の要部を示す断面図である。
本発明の変形例に係る車両ドア構造を示す断面図である。
本発明の他の変形例に係る車両ドア構造の要部を拡大して示す側面図である。

0010

請求項1に記載された発明は、インナパネルの室内側にカバーフィルムが設けられる車両ドア構造であって、インナパネルには、ワイヤハーネスが室内外に通過する開口部が形成されるとともに、このワイヤハーネスの端部のコネクタを室内側の面に固定する固定部が設けられ、カバーフィルムは、開口部を覆う第1カバー部と、少なくとも第1カバー部の下方側に設けられるとともにコネクタを室内側から覆う第2カバー部と、を有し、第1カバー部のうち開口部よりも下方側に位置する下端縁部に対し、第2カバー部の上端縁部が室内側に配置されることで重複部が形成され、固定部は、重複部よりも下方側に配置され、第1カバー部とインナパネルとの間には、固定部を上方側から覆う位置に止水部材が設けられていることを特徴とする車両ドア構造である。

0011

カバーフィルムの第2カバー部によってコネクタが室内側から覆われることで、カバーフィルムにワイヤハーネスを挿通する必要がなく、作業性を向上させることができる。また、コネクタを固定するための固定部が重複部よりも下方側に位置することで、第1カバー部によってコネクタを室内側から覆う必要がなく、インナパネルと第1カバー部とを近接させて配置することができる。従って、固定部よりも上方側においてインナパネルと第1カバー部との間に止水部材を設けやすく、コネクタを水から保護することができる。

0012

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例の車両ドア構造10は、車両のフロントサイドドア1の構造であって、図1に示すように、インナパネル2の室内側にカバーフィルム3が設けられ、インナパネル2とカバーフィルム3との間にワイヤハーネス4が配索されている。以下では、右側のフロントサイドドアの構造について説明するが、左側のフロントサイドドアも同様の構造を有している。

0013

尚、本実施例では、車両の進行方向をX方向とし、車幅方向をY方向とし、上下方向をZ方向とする。また以下では、X方向における前後を単に前後と呼び、Y方向においてフロントサイドドアを基準として車内側を単に室内側と呼ぶとともに車外側を単に室外側と呼び、Z方向における上下を単に上下と呼ぶ。

0014

インナパネル2は、例えば板金によって形成されることでZX平面に沿って延び、アウタパネルとともにドアパネルを構成し、複数の開口部(サービスホール)21〜26が形成されている。インナパネル2における前側且つ上側の角部に配置された開口部21は、ドアミラー5の取付作業に利用されるほか、図2にも示すように、ドアミラー5に電力を供給するために利用され、図2にも示すように、X方向に沿った前後辺211と、Z方向に沿った上下辺212と、前方側に向かうにしたがって下方側に向かうように延びる傾斜辺213と、を有して三角形状に形成されている。

0015

カバーフィルム3は、例えば樹脂製の防水フィルムによって形成されることでZX平面に沿って延び、室外側の面のうち外縁に沿った部分に接着剤が設けられることにより、インナパネル2に固定される。このようにカバーフィルム3の外縁に沿うように接着剤が設けられた部分を第1配置線L1とする。接着剤は、例えばブチルゴム系のものであって、止水性を有することにより、止水部材として機能する。

0016

カバーフィルム3は、互いに別体に形成された第1カバー部31と第2カバー部32とを有する。第1カバー部31は、開口部21を覆うように三角形状に形成され、開口部21の傾斜辺213よりも下方側に位置しつつ略平行に延びる下端縁311を有する。

0017

第2カバー部32は、第1カバー部31よりも下方側に位置する部分を有し、他の開口部22〜26を覆うように配置される。第2カバー部32は、開口部21の傾斜辺213よりも上方(即ち第1カバー部31の下端縁311よりも上方側)に位置しつつ略平行に延びる上端縁321を有する。尚、第2カバー部は、複数の部材(例えば各開口部を覆う独立した部材)が接合されたものであってもよいし、1枚のシート部材によって形成されたものであってもよい。

0018

ワイヤハーネス4は、サイドドア1に搭載された各電装品(例えば電子ロック、カーテシライトパワーウインドウ等)に電力を供給するために設けられ、ドアミラー5に電力を供給するためのドアミラーハーネス41を有する。ドアミラーハーネス41の端部には、インナパネル2の室内側に配置されるコネクタ42が設けられている。

0019

ドアミラーハーネス41は、コネクタ42から室外側に向かって延び、開口部21を通過し、ドアミラー5の駆動部に接続される。即ち、ドアミラーハーネス41が開口部21を室内外に通過するようになっている。ドアミラーハーネス41によって、車体側のバッテリからドアミラー5の駆動部に電力が供給され、ドアミラー5を開閉したり、ミラー角度を調節したりすることができるようになっている。

0020

コネクタ42は、図3に示すようなクリップ状の固定部6によって保持される。固定部6は、インナパネル2のうち傾斜辺213の下方側に形成された孔状の取付部27に取り付けられる。即ち、固定部6は、取付部27に挿通されて係止される係止部61を有している。

0021

ここで、開口部21およびその近傍における各部の位置関係および接続構造の詳細について説明する。上記のように、第1カバー部31の下端縁311よりも第2カバー部32の上端縁321が上方側に位置することで、第1カバー部31の下端縁部312と第2カバー部32の上端縁部322とが重なり、カバーフィルム3には重複部A1が形成される。尚、重複部A1とは、下端縁部312および上端縁部322と、これらによって挟まれる空間と、を指す。このとき、第1カバー部31の下端縁部312に対し、第2カバー部32の上端縁部322が室外側に配置される。

0022

重複部A1は、Y方向から見て、前方側に向かうにしたがって下方側に向かうように延びる帯状に形成され、所定の幅を有している。第1カバー部31と第2カバー部32とは、重複部A1における両端部において例えば溶着や接着剤によって接合され、接合部A11、A12が形成されている。

0023

インナパネル2の取付部27は、第1カバー部31の下端縁311よりも下方側に配置されている。即ち、固定部6が重複部A1よりも下方側に配置される。尚、下端縁311は、固定部6およびコネクタ42に対し、Y方向から見て多少の重なりを有していてもよい。このとき、第2カバー部32がコネクタ42に対して室内側から当接しつつ重ねられ、固定部6およびコネクタ42が第2カバー部32によって室内側から覆われる。図3に示すように、重複部A1のX方向中央部において、第1カバー部31と第2カバー部32とがY方向に離隔しており、固定部6およびコネクタ42の上方側にはカバーフィルム3が設けられていない。

0024

第1カバー部31とインナパネル2との間には、接着剤が設けられている。即ち、カバーフィルム3全体の外縁に沿う第1配置線L1の一部として前後配置線L11と上下配置線L12とが形成され、さらに傾斜配置線L2が形成されている。

0025

前後配置線L11は、開口部21の前後辺211の上方側に沿って接着剤が設けられることで形成されている。このとき、前後辺211の後方側略半分にのみ対応するように接着剤が設けられており、前後配置線L11は上下配置線L12と繋がっていない。このように、接着剤が設けられず配置線が途切れた部分が非配置部BLとなる。

0026

上下配置線L12は、開口部21の上下辺212の前方側に沿って接着剤が設けられることで形成され、上下辺212全体を前方側から覆っている。傾斜配置線L2は、開口部21の傾斜辺213の下方側に沿って接着剤が設けられることで形成され、傾斜辺213全体を下方側から覆っている。傾斜配置線L2の両端はそれぞれ、前後配置線L11と上下配置線L12とに接続される。

0027

前後配置線L11と上下配置線L12と傾斜配置線L2とによって、開口部21の外周部に沿った開環状開環配置線L3が形成される。開環配置線L3が、接着剤が設けられる配置部となる。非配置部BLには接着剤が配置されていないことから、気体が通過することができる。このように、非配置部BLによって途切れた開環配置線L3が形成されていることで、インナパネル2の室内側の空間と室外側の空間とは、開口部21および非配置部BLによって連通される。

0028

傾斜配置線L2の一部は、Y方向から見て重複部A1に重なるように配置されている。即ち、Y方向から見て重複部A1に重なり、且つ、固定部6およびコネクタ42を上方側から覆う位置に接着剤が設けられている。開口部21の外周部は、傾斜辺213が固定部6側に位置するとともに固定部6と対向し、傾斜辺213が対向部となる。従って、前後辺211の上方側に形成された非配置部BLは、開口部21の外周部のうち固定部6側に位置するとともに固定部6と対向する対向部以外の部分に形成されている。

0029

取付部27が重複部A1の下方側に配置されていることから、ドアミラーハーネス41は、開口部21を通過し、重複部A1を跨いで固定部6まで配索される。Y方向から見て重複部A1に重なる領域には、傾斜配置線L2の一部が配置されており、ドアミラーハーネス41と傾斜配置線L2とが交差する。従って、ドアミラーハーネス41は、重複部A1と重なる領域において、第1カバー部31とインナパネル2とによって挟まれつつ接着剤によって保持される。

0030

このような本実施例によれば、以下のような効果がある。即ち、カバーフィルム3の第2カバー部32によってコネクタ42が室内側から覆われることで、カバーフィルム3にワイヤハーネス4を挿通する必要がなく、作業性を向上させることができる。また、コネクタ42を固定するための固定部6が、第1カバー部31と第2カバー部32との重複部A1よりも下方側に位置することで、第1カバー部31によってコネクタ42を室内側から覆う必要がなく、インナパネル2と第1カバー部31とを近接させて配置することができる。従って、固定部6よりも上方側において、インナパネル2と第1カバー部31との間に接着剤を設けやすく、コネクタを水から保護することができる。

0031

また、開口部21の外周部に沿うように接着剤が設けられて開環配置線L3が形成されていることで、インナパネル2の室内側の空間と室外側の空間とが、開口部21および非配置部BLによって連通され、サイドドア1のエア抜き性を向上させることができる。即ち、サイドドア1を閉じる際の室内空間気圧上昇を抑制することができる。このとき、接着剤が設けられない非配置部BLが、開口部21の外周部のうち固定部6と対向する対向部以外の部分に形成されていることで、コネクタ42を水から保護することができる。

0032

また、ドアミラーハーネス41が重複部A1を跨ぎ、第1カバー部31とインナパネル2とによって挟まれつつ接着剤によって保持されることで、ドアミラーハーネス41およびコネクタ42の保持力を向上させることができ、ドアミラーハーネス41の配索作業およびコネクタ42の固定作業の作業性を向上させることができる。

0033

なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。

0034

例えば、前記実施例では、カバーフィルム3が互いに別体に形成された第1カバー部31と第2カバー部32とを有するものとしたが、第1カバー部と第2カバー部とは一体に形成されていてもよい。例えば、図4に示すように、第1カバー部33と第2カバー部34とが一体に形成されたカバーフィルム3Bを用いてもよい。

0035

カバーフィルム3Bは、第1カバー部33と第2カバー部34と連続部35とを一体に有し、その全体が、1枚のシート部材を折り曲げることで形成されている。即ち、第1カバー部33の下端縁部332と第2カバー部34の上端縁部342との間に連続部35が設けられている。

0036

連続部35は、第1カバー部33の下端縁331から室内側且つ上方側に向かって延び、第2カバー部34の上端縁341に連続している。カバーフィルム3Bには、前記実施例と同様に重複部A1が形成されている。下端縁部332と連続部35と上端縁部342とは、重複部A1の両端において、3枚が重なるようにして例えば溶着や接着剤によって接合され、接合部が形成されている。即ち、溶着の場合、下端部332と連続部35と上端縁部342とが同一の位置で溶着され、接着の場合、下端縁部332と連続部35との間に接着剤が設けられるとともに、連続部35と上端縁部342との間に接着剤が設けられる。尚、このような接合部は形成されていなくてもよい。

0037

また、前記実施例では、開口部21の外周部に開環配置線L3が形成されるとともに、前後辺211の上方側に非配置部BLが形成されるものとしたが、他の部分に非配置部BLが形成されてもよい。

0038

例えば、図5に示すように、傾斜辺213の下方側に配置された傾斜配置線L4が後方側において途切れることにより、非配置部BL1が形成されていてもよい。図5に示す構成では、前後辺211の上方側の前後配置線L13が、上下配置線L12に接続されるように延びている。傾斜配置線L4は、傾斜辺213全体を下方側から覆うような範囲において延在しており、開口部21の外周部のうち固定部6と対向する対向部には接着剤が配置されている。即ち、非配置部BL1は対向部以外の部分に形成されている。

0039

また、例えば他の開口部等によってサイドドアのエア抜き性が確保されている場合には、非配置部は形成されていなくてもよく、即ち、開口部の外周部に、閉環状に接着剤が配置されていてもよい。

0040

また、前記実施例では、ドアミラーハーネス41が重複部A1を跨ぎ、第1カバー部31とインナパネル2とによって挟まれつつ接着剤によって保持されるものとしたが、ワイヤハーネスの配索形状はこのような形状に限定されない。例えば、ワイヤハーネスが重複部を跨ぎつつ、この交差部に接着剤が設けられない構成としてもよいし、ワイヤハーネスが重複部を迂回するように配索されて固定部まで延びる構成としてもよい。

0041

また、前記実施例では、カバーフィルム3が、ドアミラー5に電力を供給するための開口部21を対象として第1カバー部31および第2カバー部32を有するものとしたが、カバーフィルムは、他の用途の開口部を対象として第1カバー部および第2カバー部を有し、これらに重複部が形成されていてもよい。

実施例

0042

その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施例に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。

0043

10車両ドア構造
2インナパネル
21 開口部
3カバーフィルム
31 第1カバー部
312下端縁部
32 第2カバー部
322上端縁部
4ワイヤハーネス
42コネクタ
6 固定部
A1重複部
L3開環状配置線(配置部)
BL非配置部

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