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技術 冷凍黒ニンニクの製造方法

出願人 豊田興産株式会社
発明者 勝山正美
出願日 2018年8月3日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2018-146488
公開日 2020年2月6日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-018263
状態 未査定
技術分野 果実または野菜の調製
主要キーワード 熟成装置 熟成促進 タブレット形状 黒ニンニク ニンニク臭 メインヒータ 計量スプーン 天日干し
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年2月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

従来の黒ニンニクと同等の有効成分を含み、従来の黒ニンニクよりもさらに臭いを抑えた冷凍黒ニンニクの製造方法の提供。

解決手段

収穫後生ニンニク含水率が60〜65%となるまで乾燥させて一次乾燥ニンニクを得る工程S1と、一次乾燥ニンニクを鱗片毎に分割しS2、熟成装置を用いて所定時間熟成させ、含水率が50〜52%の黒ニンニクを得る工程S3と、黒ニンニクを冷凍庫投入して冷凍させ、冷凍黒ニンニクを得る工程S4と、を有する冷凍黒ニンニクの製造方法。

概要

背景

生ニンニクには健康増進のための有効成分が多く含まれているが、いわゆるニンニク臭が強いこともあり、継続的に摂取することが困難である。このようなニンニク臭を軽減させると共に生ニンニクの有効成分を増強させた黒ニンニクの製造方法が特許文献1(特開2013−85499号公報)等において提案されている。

概要

従来の黒ニンニクと同等の有効成分を含み、従来の黒ニンニクよりもさらに臭いを抑えた冷凍黒ニンニクの製造方法の提供。収穫後の生ニンニクを含水率が60〜65%となるまで乾燥させて一次乾燥ニンニクを得る工程S1と、一次乾燥ニンニクを鱗片毎に分割しS2、熟成装置を用いて所定時間熟成させ、含水率が50〜52%の黒ニンニクを得る工程S3と、黒ニンニクを冷凍庫投入して冷凍させ、冷凍黒ニンニクを得る工程S4と、を有する冷凍黒ニンニクの製造方法。

目的

本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

収穫後生ニンニク含水率が60〜65%となるまで乾燥させて一次乾燥ニンニクを得る工程と、前記一次乾燥ニンニクを各々の鱗片に分割し、熟成装置を用いて所定時間熟成させ、含水率が50〜52%の黒ニンニクを得る工程と、前記黒ニンニクを冷凍庫投入して冷凍させ、冷凍黒ニンニクを得る工程と、を有することを特徴とする冷凍黒ニンニクの製造方法。

請求項2

前記黒ニンニクを前記冷凍庫に投入する前に、前記鱗片から保護葉を除去したものをすりつぶしペースト状にする工程をさらに有していることを特徴とする請求項1記載の冷凍黒ニンニクの製造方法。

請求項3

前記鱗片からさらに発葉を除去することを特徴とする請求項2記載の冷凍黒ニンニクの製造方法。

技術分野

0001

本発明は冷凍黒ニンニクの製造方法に関する。

背景技術

0002

生ニンニクには健康増進のための有効成分が多く含まれているが、いわゆるニンニク臭が強いこともあり、継続的に摂取することが困難である。このようなニンニク臭を軽減させると共に生ニンニクの有効成分を増強させた黒ニンニクの製造方法が特許文献1(特開2013−85499号公報)等において提案されている。

先行技術

0003

特開2013−85499号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1等に開示されている製造方法等により生産された現状の黒ニンニクにおいては、生ニンニクに対しニンニク臭が大幅に軽減されてはいるものの、臭いに敏感な人等にとっては依然としてニンニク臭が気になり、黒ニンニクの摂取を躊躇ってしまうといった課題がある。

課題を解決するための手段

0005

そこで本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、従来の黒ニンニクと同等の有効成分を含み、従来の黒ニンニクよりもさらに臭いを抑えることができる冷凍黒ニンニクの製造方法を提供することにある。

0006

上記課題を解決するため発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち本発明は、収穫後の生ニンニクを含水率が60〜65%となるまで乾燥させて一次乾燥ニンニクを得る工程と、前記一次乾燥ニンニクを各々の鱗片に分割し、熟成装置を用いて所定時間熟成させ、含水率が50〜52%の黒ニンニクを得る工程と、前記黒ニンニクを冷凍庫投入して冷凍させ、冷凍黒ニンニクを得る工程と、を有することを特徴とする冷凍黒ニンニクの製造方法である。

0007

これにより、従来の黒ニンニクと同等の有効成分を含み、従来の黒ニンニクよりもさらに臭いを抑えた冷凍黒ニンニクを提供することが可能になる。

0008

また、前記黒ニンニクを前記冷凍庫に投入する前に、前記鱗片から保護葉を除去したものをすりつぶしペースト状にする工程をさらに有していることが好ましい。

0009

このように黒ニンニクをペースト状にしてから冷凍させることにより、スプーン等により冷凍黒ニンニクを定量的に取り出しやすくすることができるため、冷凍黒ニンニクを定量的に摂取しやすくなり、過剰摂取による腹痛等の発生を防止することができる。

0010

また、前記鱗片からさらに発葉を除去することが好ましい。

0011

これにより、ペースト状の冷凍黒ニンニクの食感をさらに向上させることができ、様々な料理等に冷凍黒ニンニクを容易に混合させることができる。

発明の効果

0012

本発明にかかる冷凍黒ニンニクの製造方法を採用することにより、従来の黒ニンニクと同等の有効成分を含み、従来の黒ニンニクよりもさらに臭いを抑えた冷凍黒ニンニクを提供することが可能になる。また、冷凍庫に投入するまでの黒ニンニクの含水率が所定の含水率になるよう調整することにより、冷凍黒ニンニクの食感を向上させることも可能になる。

図面の簡単な説明

0013

第1実施形態における冷凍黒ニンニクの製造工程を示す概略フロー図である。
第2実施形態における冷凍黒ニンニクの製造工程を示す概略フロー図である。

実施例

0014

以下、本発明にかかる冷凍黒ニンニクの製造方法の実施形態について説明する。

0015

(第1実施形態)
図1は本実施形態における冷凍黒ニンニクの製造工程を示す概略フロー図である。収穫後のいわゆる生ニンニクは含水率が70〜80%(収穫直後の値)である。この生ニンニクを花茎、鱗片、盤のみの状態にして天日干し乾燥機を用い、含水率が60〜65%になるまで所定時間乾燥させて一次乾燥ニンニクを得る工程(S1)を行う。なお、天日干しの場合であれば10日間程度で一次乾燥ニンニクを得ることができる。

0016

一次乾燥ニンニクが得られた後、一次乾燥ニンニクから花茎および盤茎を除去する成形工程(S2)を行う。次に、成形工程を経た一次乾燥ニンニクを各々の鱗片となるように分割し、公知の熟成装置を用いて所定時間熟成させる熟成工程(S3)を行う。一次乾燥ニンニクを鱗片毎に分割する際は、保護葉を1枚または2枚残した状態にしておくと、後の熟成促進および熟成後の保存性を向上させることができる点において好都合である。

0017

また、本実施形態における熟成装置には、熟成庫内を加熱するメインヒータの他に、加熱温度が異なる複数種類遠赤外線ヒータを追加している。このような熟成装置を用いた熟成工程は一次乾燥ニンニクの熟成と乾燥を並行して行うものであり、一次乾燥ニンニクの含水率が50〜52%になるまで行われる。一次乾燥ニンニクの熟成に要する期間は、熟成装置の熟成条件(熟成庫内の温度および湿度と、これらの時間-変化量の設定条件)によって異なるが、30日程度の熟成時間で含水率50〜52%の黒ニンニクを得ることができる。

0018

熟成工程により得られた黒ニンニクを冷凍庫に投入して冷凍させる冷凍工程(S4)を行うことにより冷凍黒ニンニクを得ることができる(END)。冷凍庫内の温度はマイナス18度以下であればよいため、家庭用冷蔵庫冷凍室であっても良い。このような冷凍黒ニンニクは、従来の黒ニンニクが有する有効成分と同等の有効成分を有するが、ニンニク臭は従来の黒ニンニクに比較して大幅に低減させることができた。また、冷凍前の黒ニンニクの含水率を50〜52%に調整することで、冷凍黒ニンニクを室温20℃程度における完熟アボカドと同程度の硬さに仕上げることができるため、お年寄り、子供、女性であっても容易に冷凍黒ニンニクを摂取することができる点において好都合である。

0019

本実施形態における冷凍黒ニンニクは、含水率を調整していることに加え、鱗片の外表面を覆う保護葉を1,2枚残した状態で冷凍させているため、鱗片の表面へのの付着が防止され、冷凍黒ニンニクの食感を良好な状態にすることができる。また、鱗片の表面を露出させていないので、冷凍庫内における黒ニンニクの水分の飛散を防止することもできる。

0020

(第2実施形態)
図2は、第2実施形態における冷凍黒ニンニクの製造工程を示す概略フロー図である。本実施形態においては、黒ニンニクを冷凍庫に投入する前までの工程は第1実施形態と同様に行うことができるので、ここでの詳細な説明は省略する。

0021

本実施形態においては、黒ニンニクを冷凍庫に投入する前に鱗片から保護葉と発芽葉を除去し、貯蔵葉のみをすりつぶす等によってペースト状にする二次成形工程(S3A)を実行する点が特徴的である。本実施形態のように鱗片から保護葉と発芽葉を除去してペースト状にしたものを冷凍庫に投入して冷凍させる冷凍工程(S4)を経れば冷凍黒ニンニクを得ることができる(END)。このような二次成形工程(S3A)を追加することで、計量スプーン等を用いて冷凍黒ニンニクを定量的に取り出すことが可能になる。

0022

また、上述の二次成形工程(S3A)においては、黒ニンニクをペースト状にした後にタブレット形状に形成するようにしても良い。タブレットの形状は特に限定されるものではないが、それぞれのタブレットの質量は同一にしておくことが好ましい。これにより計量スプーンを使わずに冷凍黒ニンニクを摂取することができる点においてさらに好都合である。なお、本明細書中におけるタブレットとは、いわゆるひと口サイズ以下のブロック状の形態も含む概念である。

0023

すなわち、第1実施形態における冷凍黒ニンニクを摂取する際において、鱗片の大きさにより摂取量を一定にすることが難しいといった課題を解決することができ、過剰摂取による腹痛の発生を防止することができる。また、ペースト状の黒ニンニクを冷凍させていることで、冷凍状態を均一にすることができ、食感も良好で他の料理等に冷凍黒ニンニクを混合させやすくなるといった効果も得られる点において好都合である。

0024

以上に本発明にかかる冷凍黒ニンニクの製造方法について説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば第2実施形態においては、黒ニンニクを冷凍庫に投入する前に、鱗片の保護葉、発芽葉をそれぞれ除去した後にペースト状にする処理をしているが、鱗片から保護葉のみを除去した後にペースト状にして冷凍庫に投入する処理にすることもできる。これによれば、第2実施形態に比較して工程が簡素化されると共に、発芽葉に含まれる有効成分を摂取することができる。

0025

さらには、以上に説明した各実施形態と、上記変形例における任意の構成どうしを適宜組み合わせた形態であっても本発明の技術的範囲に属するものである。

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