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技術 ガスコンロ

出願人 株式会社ハーマン
発明者 三宅寿朗赤井卓司
出願日 2018年7月26日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2018-140144
公開日 2020年1月30日 (1年3ヶ月経過) 公開番号 2020-016401
状態 未査定
技術分野 気体燃料用ストーブまたはレンジ ストーブまたはレンジの細部1
主要キーワード 回し操作 ドロップインタイプ 通流量 吸気口カバー 操作ツマミ バルブカバー 消火装置 調節バルブ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

こぼれ水滴が、操作軸を伝って燃料ガス通流量を調節するガスバルブ調節バルブ)に流下することを抑制、防止することが可能で、点消火つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることのないガスコンロを提供する。

解決手段

操作軸21は、その外周面21aに密着・固定され、天板12の貫通孔12aの下方に位置し、バルブカバー33の挿通孔33aの上方を覆う態様で配設された、弾性材料からなるパッキン22を備え、かつ、パッキンの下面には、(a)点消火つまみ25が押し操作されず、操作軸が降下しない状態ではバルブカバーと離間し、(b)点消火つまみが押し操作され、操作軸が降下した状態ではバルブカバーと当接してバルブカバーの挿通孔を覆うように構成された立ち下がり筒部23が配設されている構成とする。

概要

背景

例えば、ガスコンロの中には、天板上の操作つまみ(点消火つまみ)を押し回すことによりコンロバーナの点消火を行うように構成されたガスコンロがある。

そして、そのようなガスコンロの1つに、特許文献1に記載されているようなガスコンロがある。

この特許文献1のガスコンロにおいては、天板上の操作つまみ(点消火つまみ)と、下方の調節バルブ燃料ガス供給量を調節するバルブ)とが、天板の貫通孔に通したシャフト操作軸)によって接続されている。

また、調節バルブの上方を覆うバルブカバーにはシャフトの挿通孔が設けられており、シャフトには、弾性材料から形成され、中央部が上方に向かって突出した凸形のパッキンが天板とバルブカバーとの間に装着されている。

そして、押し下げられた操作つまみ(点消火つまみ)とともにパッキンが回転すると、パッキンの外縁の一部に設けた剥離部がバルブカバーの上面の突出部に乗り上げることで、パッキンの下端とバルブカバーの上面との間に通気路が確保されるように構成されている。

特許文献1のガスコンロは、このような構成を備えているので、押し下げられて変形していたパッキンが戻る際に通気路を通って空気が流入するので(すなわち、パッキンの内部と外部の間の気密が破られるので)、バルブカバーの上面の煮こぼれを吸い込むことが抑制、防止される。

その結果、パッキンとバルブカバーとの隙間を小さくすることができ、ガスコンロを薄型化を図ることが可能になるとされている。

概要

煮こぼれや水滴が、操作軸を伝って燃料ガスの通流量を調節するガスバルブ(調節バルブ)に流下することを抑制、防止することが可能で、点消火つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることのないガスコンロを提供する。操作軸21は、その外周面21aに密着・固定され、天板12の貫通孔12aの下方に位置し、バルブカバー33の挿通孔33aの上方を覆う態様で配設された、弾性材料からなるパッキン22を備え、かつ、パッキンの下面には、(a)点消火つまみ25が押し操作されず、操作軸が降下しない状態ではバルブカバーと離間し、(b)点消火つまみが押し操作され、操作軸が降下した状態ではバルブカバーと当接してバルブカバーの挿通孔を覆うように構成された立ち下がり筒部23が配設されている構成とする。

目的

本発明は、上記の課題を解決するものであり、点消火つまみの操作軸(シャフト)に装着されたパッキンとバルブカバーとの間に煮こぼれや水滴が侵入した場合にも、煮こぼれや水滴が、操作軸を伝って燃料ガスの通流量を調節するガスバルブ(調節バルブ)に流下することを抑制、防止することが可能で、点消火つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることのないガスコンロを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上面が開口したコンロ本体と、下記点消火つまみを支持する操作軸挿通される貫通孔を備え、前記コンロ本体の上面の開口を覆うように配設された天板と、前記天板上に配設された点消火つまみと、前記コンロ本体内に収容されたガスバーナ、前記ガスバーナへの燃料ガス通流量を調節するガスバルブ、および、前記操作軸を挿通させる挿通孔を備え、前記ガスバルブを覆うバルブカバーと、を備え、前記操作軸は、前記天板の前記貫通孔および前記バルブカバーの前記挿通孔を経て前記ガスバルブに接続されている上面操作式ガスコンロであって、前記操作軸は、その外周面密着・固定され、前記天板の前記貫通孔の下方に位置し、前記バルブカバーの前記挿通孔の上方を覆う態様で配設された、弾性材料からなるパッキンを備えており、前記パッキンの下面には、(a)前記点消火つまみが押し操作されず、前記操作軸が降下しない状態では前記バルブカバーと離間し、(b)前記点消火つまみが押し操作され、前記操作軸が降下した状態では前記バルブカバーと当接して前記バルブカバーの前記挿通孔を覆うように構成された立ち下がり筒部が配設されていることを特徴とするガスコンロ。

請求項2

前記パッキンの前記立ち下がり筒部の内周面と、前記操作軸の外周面とは、平面視同心円を形成するように構成されており、前記立ち下がり筒部の前記内周面と、前記操作軸の前記外周面の間に形成される隙間の、前記同心円の径方向の寸法が、0.5mm以下となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。

請求項3

前記パッキンは、平面視で前記立ち下がり筒部よりも外側に突出した部を備えており、前記庇部の下端は、前記点消火つまみが押し操作されず前記操作軸が降下しない状態、および、前記点消火つまみが押し操作され前記操作軸が降下した状態のいずれの場合にも、前記バルブカバーと当接しないように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のガスコンロ。

技術分野

0001

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、コンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火装置を備えたガスコンロに関する。

背景技術

0002

例えば、ガスコンロの中には、天板上の操作つまみ(点消火つまみ)を押し回すことによりコンロバーナの点消火を行うように構成されたガスコンロがある。

0003

そして、そのようなガスコンロの1つに、特許文献1に記載されているようなガスコンロがある。

0004

この特許文献1のガスコンロにおいては、天板上の操作つまみ(点消火つまみ)と、下方の調節バルブ燃料ガス供給量を調節するバルブ)とが、天板の貫通孔に通したシャフト操作軸)によって接続されている。

0005

また、調節バルブの上方を覆うバルブカバーにはシャフトの挿通孔が設けられており、シャフトには、弾性材料から形成され、中央部が上方に向かって突出した凸形のパッキンが天板とバルブカバーとの間に装着されている。

0006

そして、押し下げられた操作つまみ(点消火つまみ)とともにパッキンが回転すると、パッキンの外縁の一部に設けた剥離部がバルブカバーの上面の突出部に乗り上げることで、パッキンの下端とバルブカバーの上面との間に通気路が確保されるように構成されている。

0007

特許文献1のガスコンロは、このような構成を備えているので、押し下げられて変形していたパッキンが戻る際に通気路を通って空気が流入するので(すなわち、パッキンの内部と外部の間の気密が破られるので)、バルブカバーの上面の煮こぼれを吸い込むことが抑制、防止される。

0008

その結果、パッキンとバルブカバーとの隙間を小さくすることができ、ガスコンロを薄型化を図ることが可能になるとされている。

先行技術

0009

特開2017−009160号公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、特許文献1に記載のガスコンロの場合、上述の構成によりパッキンの内部の気密が破られ、パッキンの下端とバルブカバーの上面との間に通気路が確保されるが、この通気路を経由して、万一、煮こぼれや水滴がパッキンとバルブカバーとの間に形成される空間に浸入した場合、操作つまみ(点消火つまみ)を押し下げられて、シャフトが降下することでパッキンが押し下げられ、パッキンとバルブカバーとの間に形成される空間に侵入した煮こぼれや水(水滴)が、シャフトとバルブカバーに設けられたシャフトの挿通孔との間を通って、バルブカバーの下方に流下することが考えられる。

0011

このようにして浸入した煮こぼれや水がバルブカバーの下方に流下した場合、浸入した煮こぼれや水が、そのままシャフトを伝って流下することになる。

0012

このようにして浸入した煮こぼれや水が、そのままシャフトを伝って流下した場合、浸入した煮こぼれや水が、シャフトと調節バルブとの接続箇所に付着することになる。

0013

そして、シャフトと調節バルブとの接続箇所に煮こぼれや水滴が付着した後、時間が経過すると、シャフトと調節バルブとが固着することが考えられる。

0014

シャフトと調節バルブとが固着すると、天板上の操作つまみ(点消火つまみ)を操作してシャフトを回動させる場合に、シャフトの回動に要するトルクが大きくなり、操作つまみ(点消火つまみ)の操作感を損なってしまうという問題点がある。

0015

本発明は、上記の課題を解決するものであり、点消火つまみの操作軸(シャフト)に装着されたパッキンとバルブカバーとの間に煮こぼれや水滴が侵入した場合にも、煮こぼれや水滴が、操作軸を伝って燃料ガスの通流量を調節するガスバルブ(調節バルブ)に流下することを抑制、防止することが可能で、点消火つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることのないガスコンロを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0016

上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
上面が開口したコンロ本体と、
下記点消火つまみを支持する操作軸が挿通される貫通孔を備え、前記コンロ本体の上面の開口を覆うように配設された天板と、
前記天板上に配設された点消火つまみと、
前記コンロ本体内に収容されたガスバーナ、前記ガスバーナへの燃料ガスの通流量を調節するガスバルブ、および、前記操作軸を挿通させる挿通孔を備え、前記ガスバルブを覆うバルブカバーと、を備え、
前記操作軸は、前記天板の前記貫通孔および前記バルブカバーの前記挿通孔を経て前記ガスバルブに接続されている上面操作式のガスコンロであって、
前記操作軸は、その外周面密着・固定され、前記天板の前記貫通孔の下方に位置し、前記バルブカバーの前記挿通孔の上方を覆う態様で配設された、弾性材料からなるパッキンを備えており、
前記パッキンの下面には、(a)前記点消火つまみが押し操作されず、前記操作軸が降下しない状態では前記バルブカバーと離間し、(b)前記点消火つまみが押し操作され、前記操作軸が降下した状態では前記バルブカバーと当接して前記バルブカバーの前記挿通孔を覆うように構成された立ち下がり筒部が配設されていること
を特徴としている。

0017

本発明のガスコンロにおいては、
前記パッキンの前記立ち下がり筒部の内周面と、前記操作軸の外周面とは、平面視同心円を形成するように構成されており、
前記立ち下がり筒部の前記内周面と、前記操作軸の前記外周面の間に形成される隙間の、前記同心円の径方向の寸法が、0.5mm以下となるように構成されていること
が好ましい。

0018

また、前記パッキンは、平面視で前記立ち下がり筒部よりも外側に突出した部を備えており、
前記庇部の下端は、前記点消火つまみが押し操作されず前記操作軸が降下しない状態、および、前記点消火つまみが押し操作され前記操作軸が降下した状態のいずれの場合にも、前記バルブカバーと当接しないように構成されていること
が好ましい。

発明の効果

0019

本発明のガスコンロは上述のように構成されており、天板の貫通孔の下方に位置し、操作軸(シャフト)の外周面に密着・固定され、バルブカバーの挿通孔の上方を覆うパッキンには、(a)点消火つまみが押し操作されず、操作軸が降下しない状態ではバルブカバーと離間し、(b)点消火つまみが押し操作され、操作軸が降下した状態ではバルブカバーと当接してバルブカバーの挿通孔を覆うように構成された立ち下がり筒部が配設されているので、点消火つまみにおける操作軸(シャフト)に装着されたパッキンとバルブカバーとの間に煮こぼれや水滴が侵入した場合において、点消火つまみが押し下げられ、操作軸が降下したときにも、侵入した煮こぼれや水滴が、操作軸とバルブカバーに設けられた操作軸の挿通孔との間を通って、操作軸を伝って、バルブカバーのガスバルブに流下することが抑制され、点消火つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることを防止することができる。

0020

また、パッキンの立ち下がり筒部の内周面と、操作軸の外周面とは、平面視同心円を形成するように構成され、立ち下がり筒部の内周面と、操作軸の外周面の間に形成される隙間の、同心円の径方向の寸法が、0.5mm以下となるように構成されている場合、パッキンの立ち下がり筒部の内周面と、操作軸の外周面との間に形成される空間(隙間)が小さくなり、それに対応して、該空間に溜まる煮こぼれや水滴の量を少なくすることが可能になる。したがって、操作軸を伝って煮こぼれや水滴がガスバルブに流下するおそれを、さらに確実に低減することが可能になる。

0021

また、パッキンが、平面視で立ち下がり筒部よりも外側に突出した庇部を備えかつ、庇部の下端が、点消火つまみが押し操作されず操作軸が降下しない状態、および、点消火つまみが押し操作され操作軸が降下した状態のいずれの場合にも、バルブカバーと当接しないように構成されている場合、庇部により天板の貫通孔から侵入した煮こぼれや水滴が、パッキンの立ち下がり筒部とバルブカバーの挿通孔の近傍に落下することが抑制、防止されるため、パッキンの立ち下がり筒部の内周面と、操作軸の外周面との間からバルブカバーの挿通孔を経てガスバルブに流下するおそれをさらに確実に低減することが可能になるとともに、点消火つまみを押し操作した場合にも庇部の下端がバルブカバーと当接しないため、庇部とバルブカバーとによって密閉された空間が形成されることがなく、庇部とバルブカバーとによって形成される空間に溜まった煮こぼれや水滴が、上記空間が加圧状態になることで、ガスバルブ内に流下することを防止することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明の一実施形態にかかるガスコンロの外観構成を示す斜視図である。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの点消火つまみが押し操作されていないときの、点消火つまみの周辺の要部断面図である。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの点消火つまみが押し操作されたときの、点消火つまみの周辺の要部断面図である。

実施例

0023

以下、本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。

0024

[実施形態]
図1は、本発明の実施形態にかかるガスコンロAの外観構成を示す斜視図である。

0025

このガスコンロAは、図1に示すように、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)を備えた、キッチンカウンターに埋め込まれて設置されるドロップインタイプ(埋め込み型)のガスコンロである。

0026

そして、このガスコンロAは、コンロ本体20と、コンロ本体20の上面の開口を覆う天板12とを備えている。

0027

本実施形態にかかるガスコンロAが備える3つのコンロバーナ10はいずれもブンゼン式のガスバーナであり、2つのコンロバーナ10a、10bは、天板12の前方側の左右に、天板12から上方にバーナヘッド露出するような態様で配設され、残りの1つのコンロバーナ10cは、天板12の後方に配設されている。なお、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)は、それぞれ天板12から上方にバーナヘッドが露出するような態様で配設されている。

0028

また、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)の周囲には、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)により加熱される調理容器(図示せず)が載置される五徳13がそれぞれ配設されている。

0029

また、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)の中央には、五徳13上に載置された調理容器の底部の温度を検出するための温度センサ14が配設されている。この温度センサ14は、五徳13上に載置された調理容器の底面に接することで調理容器の温度を検出することができるように構成されている。

0030

また、天板12の手前側の左右には三つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)用の点火や消火、炎調節のための回転操作式(押し回し式)の操作部である点消火つまみ25(25a,25b、25c)が配置されている。

0031

なお、このガスコンロAはなどを調理するグリルを備えていないが、天板の奥側には三つのブンゼン式のコンロバーナ10(10a、10b、10c)に一次空気を供給するための吸気口17を備えており、この吸気口の上方は、吸気孔カバー体16によって覆われている。

0032

上述のように、本実施形態にかかるガスコンロAは、コンロ本体20の上面を覆う天板12上に、コンロバーナ10(10a、10b、10c)の点消火を行う押し回し式の点消火つまみ25(25a,25b、25c)が配設された構造を有する上面操作式のガスコンロである。

0033

本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、天板12を貫通する貫通孔12aに、点消火つまみ25を支持する操作軸21が挿通されている(図2図3参照)。

0034

なお、操作軸21は、ガスバルブ30の機構部31を収容するガスバルブ本体(ケース)32(図2図3)と連結されており、点消火つまみ25を押し回し操作することで、ガスバルブ30が開弁して、当該点消火つまみ25に対応するコンロバーナ10に燃料ガスが供給されるように構成されている。

0035

なお、このような押し回し操作式のガスバルブの構成は周知であることから、本明細書では詳細な説明を省略する。

0036

<本実施形態にかかるガスコンロの特徴的構成
本実施形態にかかるガスコンロAは、ガスバルブ本体32の上方を覆うバルブカバー33を備えており、バルブカバー33には、操作軸21を挿通させる挿通孔33aが設けられている。

0037

また、ガスバルブ30の機構部31を収容するガスバルブ本体32にも、操作軸21を挿通させるための挿通孔であるバルブ本体側挿通孔32aが設けられている。

0038

すなわち、操作軸21は、天板12の貫通孔12a、バルブカバー33に設けた挿通孔33a、および、バルブ本体側挿通孔32aを経て、ガスバルブ30の機構部31に接続されている。

0039

そして、操作軸21には、図2図3に示すように、合成ゴム製のパッキン22が、操作軸21の外周面に密着・固定された状態で装着されている。

0040

パッキン22は、天板12の貫通孔12aの下方に位置するとともに、バルブカバー33に設けられた挿通孔33aの上方を覆う態様で配設されている。

0041

パッキン22の下面には、操作軸21の外周側に位置する形態で、下方に向かって突出した立ち下がり筒部23が設けられている。

0042

そして、立ち下がり筒部23は、点消火つまみ25が押し操作されず、操作軸21が降下しない状態では、バルブカバー33の上面と離間するように構成されている(図2参照)。

0043

また、立ち下がり筒部23は、点消火つまみ25が押し操作され、操作軸21が降下した状態では、バルブカバー33の上面と当接してバルブカバー33の挿通孔33aを覆うように構成されている(図3参照)。

0044

すなわち、点消火つまみ25が押し操作され、操作軸21が降下した状態では、立ち下がり筒部23の外側領域と、バルブカバー33の挿通孔33aが存在する、立ち下がり筒部23の内側領域とが連通しないように構成されている。

0045

因みに、図2は、点消火つまみ25が押し操作されておらず、立ち下がり筒部23(の下端)がバルブカバー33と離間している状態を示し、図3は、点消火つまみ25が押し操作されて、立ち下がり筒部23(の下端)がバルブカバー33と当接して、バルブカバー33に設けられた、操作軸21が挿通される挿通孔33aを覆っている状態(すなわち、立ち下がり筒部23の外側領域と、バルブカバー33の挿通孔33aが存在する、立ち下がり筒部23の内側領域とが連通していない状態)を示している。

0046

また、パッキン22の立ち下がり筒部23は、その内周面23aと、操作軸21の外周面21aとが平面視同心円を形成するように構成されており、立ち下がり筒部23の内周面23aと、操作軸21の外周面21aの間に形成される隙間Gの寸法、すなわち、隙間Gの上記同心円の径方向の寸法X(図2図3参照)が、0.5mm以下となるように構成されている。
つまり、筒部23の内周面23aと操作軸21の外周面21aの間に形成される隙間Gの容積が大きくなり過ぎないように、上述の構成とされている。

0047

また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、パッキン22が、平面視で立ち下がり筒部23よりも外側に突出した庇部24を備えている。

0048

そして、庇部24の下端24aは、点消火つまみ25が押し操作されず、操作軸21が降下しない状態、および、点消火つまみ25が押し操作され、操作軸21が降下した状態のいずれの状態においても、バルブカバー33と当接しないように構成されている。

0049

本実施形態にかかるガスコンロAは、上述のように構成されているので、点消火つまみ25における操作軸21に装着されたパッキン22とバルブカバー33との間に煮こぼれや水滴が侵入した場合に、操作ツマミ25が押し操作され、操作軸21が降下したときにも、侵入した煮こぼれや水滴が操作軸21と、バルブカバー33に設けられた挿通孔33aの間から、バルブカバーの下方に流下することが抑制される。

0050

その結果、侵入した煮こぼれや水滴が、操作軸21を伝って、ガスバルブ本体32内の機構部31に流下することが抑制され、点消火つまみ25を押し操作するときの操作感が損なわれるようなことのない、使い勝手の良好なガスコンロを実現することができる。

0051

また、パッキン22の立ち下がり筒部23の内周面23aと、操作軸21の外周面21aとの間の隙間Gの寸法(すなわち、隙間Gの径方向の寸法X(図2図3参照))が、0.5mm以下となるように(つまり、筒部23の内周面23aと、操作軸21の外周面21aの間に大きな隙間Gが形成されないように)構成されているので、該隙間Gに侵入しうる煮こぼれや水滴の量が少なくなり、煮こぼれや水滴が操作軸21と、バルブカバー33に設けられた挿通孔33aとの隙間を通って、バルブカバーの下方に流下することをより確実に抑制することが可能になる。

0052

また、パッキン22は、平面視で立ち下がり筒部23よりも外側に突出した庇部24を備え、庇部24の下端24aは、点消火つまみ25が押し操作されていない場合はもちろん、点消火つまみ25が押し操作された場合にも、バルブカバー33と当接しないように構成されているので、庇部24により煮こぼれや水滴が、バルブカバー33の挿通孔33a近傍に流下することが抑制されるとともに、庇部24とバルブカバー33との間に密閉空間が形成されることがないため、密閉空間が形成される場合には懸念される、当該密閉空間が加圧状態になることにより煮こぼれや水滴が操作軸21とバルブカバー33に設けられた挿通孔33aとの間からバルブカバーの下方に流下すること、をより確実に抑制することが可能になる。

0053

なお、隙間Gの寸法Xを規定した構成、および、パッキンが上述の庇部を備えるようにした構成は、本発明の必須の要件ではなく、場合によっては、これらの構成を省略した構成とすることも可能である。

0054

本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。

0055

Aガスコンロ
10(10a、10b、10c)コンロバーナ
12天板
12a 天板に形成された貫通孔
13五徳
14温度センサ
17吸気口
16吸気口カバー
20コンロ本体
21操作軸
21a 操作軸の外周面
22パッキン
23立ち下がり筒部
23a 立ち下がり筒部の内周面
24庇部
24a 庇部の下端
25(25a、25b、25c) 点消火つまみ
30ガスバルブ
31 ガスバルブの機構部
32 ガスバルブ本体(ケース)
32aバルブ本体側挿通孔
33バルブカバー
33a バルブカバーの挿通孔
G 立ち下がり筒部の内周面と操作軸の外周面の間に形成される隙間 X 隙間の寸法

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