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技術 遠心式送風機

出願人 株式会社デンソー
発明者 鈴木祐哉小坂翔平井伸一郎小田修三
出願日 2019年7月8日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-127170
公開日 2020年1月30日 (1年3ヶ月経過) 公開番号 2020-016233
状態 未査定
技術分野 非容積形ポンプの構造
主要キーワード 対向範囲 二層流 周方向全域 分離筒 ラジアルファン ファン軸方向 ファン径方向 温度調整器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年1月30日)のものです。
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図面 (20)

課題

分離筒分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げる。仕切板と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げる。

解決手段

遠心式送風機は、遠心ファンと、ファンケーシングと、分離筒18とを備える。分離筒18は、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する。遠心ファンは、分離筒18で分離された2つの空気流れを分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板13を有する。ファンケーシングは、分離筒18および分離板13で分離された2つの空気流れの混合を抑制するための仕切板15を有する。分離板13の内側端面131の高さH1は、分離筒18の分離筒端面181の高さH3よりも高い。分離板13の外側端面132の高さH2は、仕切板15の仕切板端面151の高さH4よりも高い。

概要

背景

特許文献1に、内外気二層流式の車両用空調装置に適用される遠心式送風機が記載されている。この遠心式送風機は、2つの空気流れを区分して同時に片方から吸入することができる。この遠心式送風機は、ファン軸心を中心に回転する遠心ファンと、遠心ファンを収容するファンケースとを備えている。さらに、この遠心式送風機は、2つの空気流れを分離するために、分離筒と、分離板と、仕切板とを備えている。

分離筒は、遠心ファンの径方向内側に配置される。分離筒は、ファンケースの吸入口から遠心ファンに至る空気通路を2つの空気通路に仕切る。分離板は、遠心ファンのブレードに設けられる。分離板は、ブレードとブレードとの間を通過する空気流れを、2つの空気流れに仕切る。仕切板は、ファンケースの内部のうち遠心ファンの周囲に位置する空気通路に設けられる。仕切板は、その空気通路を2つの空気通路に仕切る。

分離筒、分離板および仕切板のそれぞれのファン軸心の軸方向での位置は、2つの空気流れの分離性を維持できる位置に設定される。

概要

分離筒と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げる。仕切板と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げる。遠心式送風機は、遠心ファンと、ファンケーシングと、分離筒18とを備える。分離筒18は、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する。遠心ファンは、分離筒18で分離された2つの空気流れを分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板13を有する。ファンケーシングは、分離筒18および分離板13で分離された2つの空気流れの混合を抑制するための仕切板15を有する。分離板13の内側端面131の高さH1は、分離筒18の分離筒端面181の高さH3よりも高い。分離板13の外側端面132の高さH2は、仕切板15の仕切板端面151の高さH4よりも高い。

目的

本発明は、分離筒と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げることができる遠心式送風機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記複数のブレードに対して前記遠心ファンの径方向の内側に配置され、前記軸方向の両側に開口部を有するとともに、前記軸方向の前記一方側から前記軸方向の他方側の端に向かうにつれて前記径方向に拡大する筒状であり、前記遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記分離筒で分離された2つの空気流れを、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の前記他方側を流れる空気とに分離した状態で、前記遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、前記分離板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する内側端面(131)を有し、前記分離筒は、前記軸方向の前記他方側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する分離筒端面(181)を有し、前記分離筒端面と前記内側端面との一方の端面の前記軸方向での高さ(H1、H3)は、前記分離筒端面と前記内側端面との他方の端面の前記軸方向での高さ(H3、H1)よりも高い、遠心式送風機。

請求項2

前記分離筒端面の前記軸方向での高さ(H3)は、前記内側端面の前記軸方向での高さ(H1)よりも高い、請求項1に記載の遠心式送風機。

請求項3

前記分離筒は、前記軸方向の前記一方側から前記他方側の端へ向かって延伸するとともに、前記軸方向の前記他方側の端に向かうにつれて前記径方向の外側に位置するように延伸する分離筒本体部(182)と、前記分離筒本体部のうち前記径方向の外側の部分であって、前記分離筒の前記径方向の外側の端を含む外側部分(182a)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側との少なくとも一方へ突出する分離筒突出部(183、184)とを有し、前記分離筒端面は、前記分離筒本体部の前記径方向の外側の端面(181c)と、前記分離筒突出部の前記径方向の外側の端面(181d、181e)とによって構成される、請求項2に記載の遠心式送風機。

請求項4

前記分離筒突出部の前記端面の法線方向での前記分離筒突出部の厚み(T22、T23)は、前記分離筒本体部の表面の法線方向での前記分離筒本体部の厚み(T21)以下である、請求項3に記載の遠心式送風機。

請求項5

前記内側端面の前記軸方向での高さ(H1)は、前記分離筒端面の前記軸方向での高さ(H3)よりも高い、請求項1に記載の遠心式送風機。

請求項6

前記分離板は、前記径方向の内側から外側へ延伸する分離板本体部(133)と、前記分離板本体部のうち前記径方向の内側の部分であって、前記分離板の前記径方向の内側の端を含む内側部分(133a)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側の少なくとも一方へ突出する内側突出部(134、135)とを有し、前記内側端面は、前記分離板本体部の前記径方向の内側の端面(131c)と、前記内側突出部の前記径方向の内側の端面(131d、131e)とによって構成される、請求項5に記載の遠心式送風機。

請求項7

前記内側突出部の前記端面の法線方向での前記内側突出部の厚み(T12、T13)は、前記分離板本体部の表面の法線方向での前記分離板本体部の厚み(T11)以下である、請求項6に記載の遠心式送風機。

請求項8

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記軸方向の前記一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、前記遠心ファンを収容するとともに、前記遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、前記ファンケーシングは、前記空気通路に設けられており、前記径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、前記分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、前記軸方向の前記一方側の空気通路(142b)と、前記軸方向の前記他方側の空気通路(142c)とに、前記空気通路を仕切仕切板(15)を有し、前記分離板は、前記径方向の外側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する外側端面(132)を有し、前記仕切板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する仕切板端面(151)を有し、前記仕切板端面と前記外側端面との一方の端面の前記軸方向での高さ(H2、H4)は、前記仕切板端面と前記外側端面との他方の端面の前記軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い、遠心式送風機。

請求項9

前記外側端面の前記軸方向での高さ(H2)は、前記仕切板端面の前記軸方向での高さ(H4)よりも高い、請求項8に記載の遠心式送風機。

請求項10

前記分離板は、前記径方向の内側から外側へ延伸する分離板本体部(133)と、前記分離板本体部のうち前記径方向の外側の部分であって、前記分離板の前記径方向の外側の端を含む外側部分(133b)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側の少なくとも一方へ突出する外側突出部(136、137)とを有し、前記外側端面は、前記分離板本体部の前記径方向の外側の端面(132c)と、前記外側突出部の前記径方向の外側の端面(132d、132e)とによって構成される、請求項9に記載の遠心式送風機。

請求項11

前記外側突出部の前記端面の法線方向での前記外側突出部の厚み(T14、T15)は、前記分離板本体部の表面の法線方向での前記分離板本体部の厚み(T11)以下である、請求項10に記載の遠心式送風機。

請求項12

前記仕切板端面の前記軸方向での高さ(H4)は、前記外側端面の前記軸方向での高さ(H2)よりも高い、請求項8に記載の遠心式送風機。

請求項13

前記仕切板は、前記径方向の外側から内側へ延伸する仕切板本体部(152)と、前記仕切板本体部のうち前記径方向の内側の部分であって、前記仕切板の前記径方向の内側の端を含む内側部分(152a)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側の少なくとも一方へ突出する仕切板突出部(153、154)とを有し、前記仕切板端面は、前記仕切板本体部の前記径方向の内側の端面(151c)と、前記仕切板突出部の前記径方向の内側の端面(151d、151e)とによって構成される、請求項12に記載の遠心式送風機。

請求項14

前記仕切板突出部の前記端面の法線方向での前記仕切板突出部の厚み(T32、T33)は、前記仕切板本体部の表面の法線方向での前記仕切板本体部の厚み(T31)以下である、請求項13に記載の遠心式送風機。

請求項15

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記複数のブレードに対して前記遠心ファンの径方向の内側に配置され、前記軸方向の両側に開口部を有するとともに、前記軸方向の前記一方側から前記軸方向の他方側の端に向かうにつれて前記径方向に拡大する筒状であり、前記遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)と、前記軸方向の前記一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、前記遠心ファンを収容するとともに、前記遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記分離筒で分離された2つの空気流れを、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の前記他方側を流れる空気とに分離した状態で、前記遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、前記ファンケーシングは、前記空気通路に設けられており、前記径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、前記分離筒および前記分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、前記軸方向の前記一方側の空気通路(142b)と、前記軸方向の前記他方側の空気通路(142c)とに、前記空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、前記分離板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する内側端面(131)と、前記径方向の外側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する外側端面(132)とを有し、前記分離筒は、前記軸方向の前記他方側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する分離筒端面(181)を有し、前記仕切板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する仕切板端面(151)を有し、前記分離筒端面と前記内側端面との一方の端面の前記軸方向での高さ(H1、H3)は、前記分離筒端面と前記内側端面との他方の端面の前記軸方向での高さ(H3、H1)よりも高く、前記仕切板端面と前記外側端面との一方の端面の前記軸方向での高さ(H2、H4)は、前記仕切板端面と前記外側端面との他方の端面の前記軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い、遠心式送風機。

請求項16

前記内側端面の前記軸方向での高さ(H1)は、前記分離筒端面の前記軸方向での高さ(H3)よりも高く、前記外側端面の前記軸方向での高さ(H2)は、前記仕切板端面の前記軸方向での高さ(H4)よりも高い、請求項15に記載の遠心式送風機。

請求項17

前記分離板は、前記径方向の内側から外側へ延伸する分離板本体部(133)と、前記分離板本体部のうち前記径方向の内側の部分であって、前記分離板の前記径方向の内側の端を含む内側部分(133a)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側の少なくとも一方へ突出する内側突出部(134、135)と、前記分離板本体部のうち前記径方向の外側の部分であって、前記分離板の前記径方向の外側の端を含む外側部分(133b)から前記軸方向の前記一方側と前記他方側の少なくとも一方へ突出する外側突出部(136、137)とを有し、前記内側端面は、前記分離板本体部の前記径方向の内側の端面(131c)と、前記内側突出部の前記径方向の内側の端面(131d、131e)とによって構成され、前記外側端面は、前記分離板本体部の前記径方向の外側の端面(132c)と、前記外側突出部の前記径方向の外側の端面(132d、132e)とによって構成される、請求項16に記載の遠心式送風機。

請求項18

前記内側突出部の前記端面の法線方向での前記内側突出部の厚み(T12、T13)は、前記分離板本体部の表面の法線方向での前記分離板本体部の厚み(T11)以下であり、前記外側突出部の前記端面の法線方向での前記外側突出部の厚み(T14、T15)は、前記分離板本体部の前記厚み以下である、請求項17に記載の遠心式送風機。

請求項19

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記複数のブレードに対して前記遠心ファンの径方向の内側に配置され、前記軸方向の両側に開口部を有するとともに、前記軸方向の前記一方側から前記軸方向の他方側の端に向かうにつれて前記径方向に拡大する筒状であり、前記遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記分離筒で分離された2つの空気流れを、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の前記他方側を流れる空気とに分離した状態で、前記遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、前記分離板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する内側端面(131)と、前記径方向の中央に位置する分離板中央部(133c)とを有し、前記分離筒は、前記軸方向の前記他方側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する分離筒端面(181)と、前記軸方向での中央に位置する分離筒中央部(182b)とを有し、前記内側端面の前記軸方向での高さ(H1)は、前記分離板中央部の表面の法線方向での前記分離板中央部の厚み(T51)よりも大きく、前記分離筒端面の前記軸方向での高さ(H3)は、前記分離筒中央部の表面の法線方向での前記分離筒中央部の厚み(T52)よりも大きい、遠心式送風機。

請求項20

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記軸方向の前記一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、前記遠心ファンを収容するとともに、前記遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、前記分離板は、前記径方向の外側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する外側端面(132)と、前記径方向の中央に位置する分離板中央部(133c)とを有し、前記ファンケーシングは、前記空気通路に設けられており、前記径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、前記分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、前記軸方向の前記一方側の空気通路(142b)と、前記軸方向の前記他方側の空気通路(142c)とに、前記空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、前記仕切板は、前記径方向の内側の端の位置で、前記軸方向の前記一方側から前記他方側へ延伸する仕切板端面(151)と、前記径方向での中央に位置する仕切板中央部(152b)とを有し、前記外側端面の前記軸方向での高さ(H2)は、前記分離板中央部の表面の法線方向での前記分離板中央部の厚み(T51)よりも大きく、前記仕切板端面の前記軸方向での高さ(H4)は、前記仕切板中央部の表面の法線方向での前記仕切板中央部の厚み(T53)よりも大きい、遠心式送風機。

請求項21

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記複数のブレードに対して前記遠心ファンの径方向の内側に配置され、前記軸方向の両側に開口部を有するとともに、前記軸方向の前記一方側から前記軸方向の他方側の端に向かうにつれて前記径方向に拡大する筒状であり、前記遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記分離筒で分離された2つの空気流れを、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の前記他方側を流れる空気とに分離した状態で、前記遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、前記分離筒は、前記軸方向の前記他方側の開口部の周りに位置し、前記分離筒の前記径方向の外側の端を含む分離筒縁部(300)を有し、前記分離板は、前記分離板の前記径方向の内側の端を含む内側縁部(100)を有し、前記分離筒縁部と前記内側縁部との一方の縁部の前記軸方向での高さ(H1、H3)は、前記分離筒縁部と前記内側縁部との他方の縁部の前記軸方向での高さ(H3、H1)よりも高い、遠心式送風機。

請求項22

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記軸方向の前記一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、前記遠心ファンを収容するとともに、前記遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、前記ファンケーシングは、前記空気通路に設けられており、前記径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、前記分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、前記軸方向の前記一方側の空気通路(142b)と、前記軸方向の前記他方側の空気通路(142c)とに、前記空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、前記分離板は、前記分離板の前記径方向の外側の端を含む外側縁部(200)を有し、前記仕切板は、前記仕切板の前記径方向の内側の端を含む仕切板縁部(400)を有し、前記外側縁部と前記仕切板縁部との一方の縁部の前記軸方向での高さ(H2、H4)は、前記外側縁部と前記仕切板縁部との他方の縁部の前記軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い、遠心式送風機。

請求項23

遠心式送風機であって、ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、前記ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、前記複数のブレードに対して前記遠心ファンの径方向の内側に配置され、前記軸方向の両側に開口部を有するとともに、前記軸方向の前記一方側から前記軸方向の他方側の端に向かうにつれて前記径方向に拡大する筒状であり、前記遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)と、前記軸方向の前記一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、前記遠心ファンを収容するとともに、前記遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、前記遠心ファンは、前記複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、前記径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、前記分離筒で分離された2つの空気流れを、前記軸方向の前記一方側を流れる空気と、前記軸方向の前記他方側を流れる空気とに分離した状態で、前記遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、前記ファンケーシングは、前記空気通路に設けられており、前記径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、前記分離筒および前記分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、前記軸方向の前記一方側の空気通路(142b)と、前記軸方向の前記他方側の空気通路(142c)とに、前記空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、前記分離筒は、前記軸方向の前記他方側の開口部の周りに位置し、前記分離筒の前記径方向の外側の端を含む分離筒縁部(300)を有し、前記分離板は、前記分離板の前記径方向の内側の端を含む内側縁部(100)と、前記分離板の前記径方向の外側の端を含む外側縁部(200)とを有し、前記仕切板は、前記仕切板の前記径方向の内側の端を含む仕切板縁部(400)を有し、前記分離筒縁部と前記内側縁部との一方の縁部の前記軸方向での高さ(H1、H3)は、前記分離筒縁部と前記内側縁部との他方の縁部の前記軸方向での高さ(H3、H1)よりも高く、前記外側縁部と前記仕切板縁部との一方の縁部の前記軸方向での高さ(H2、H4)は、前記外側縁部と前記仕切板縁部との他方の縁部の前記軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い、遠心式送風機。

技術分野

0001

本発明は、遠心式送風機に関するものである。

背景技術

0002

特許文献1に、内外気二層流式の車両用空調装置に適用される遠心式送風機が記載されている。この遠心式送風機は、2つの空気流れを区分して同時に片方から吸入することができる。この遠心式送風機は、ファン軸心を中心に回転する遠心ファンと、遠心ファンを収容するファンケースとを備えている。さらに、この遠心式送風機は、2つの空気流れを分離するために、分離筒と、分離板と、仕切板とを備えている。

0003

分離筒は、遠心ファンの径方向内側に配置される。分離筒は、ファンケースの吸入口から遠心ファンに至る空気通路を2つの空気通路に仕切る。分離板は、遠心ファンのブレードに設けられる。分離板は、ブレードとブレードとの間を通過する空気流れを、2つの空気流れに仕切る。仕切板は、ファンケースの内部のうち遠心ファンの周囲に位置する空気通路に設けられる。仕切板は、その空気通路を2つの空気通路に仕切る。

0004

分離筒、分離板および仕切板のそれぞれのファン軸心の軸方向での位置は、2つの空気流れの分離性を維持できる位置に設定される。

先行技術

0005

特開2004−132342号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上記の構成の遠心式送風機では、遠心式送風機の構成部品の組み付け時に、分離筒と分離板との軸方向での相対的な位置の位置ずれが生じる場合がある。この場合、両者の相対的な位置関係が、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲から外れたとき、2つの空気流れの分離性を維持することができない。

0007

そこで、位置ずれが生じても、分離性を維持できるように、分離筒と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げられることが望まれる。

0008

同様に、遠心式送風機の構成部品の組み付け時に、仕切板と分離板との軸方向での相対的な位置の位置ずれが生じる場合がある。この場合、両者の相対的な位置関係が、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲から外れたとき、2つの空気流れの分離性を維持することができない。

0009

そこで、位置ずれが生じても、分離性を維持できるように、仕切板と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げられることが望まれる。

0010

本発明は、分離筒と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げることができる遠心式送風機を提供することを目的とする。また、本発明は、仕切板と分離板との軸方向での相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる範囲を広げることができる遠心式送風機を提供することを別の目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
複数のブレードに対して遠心ファンの径方向の内側に配置され、軸方向の両側に開口部を有するとともに、軸方向の一方側から他方側の端に向かうにつれて径方向に拡大する筒状であり、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、分離筒で分離された2つの空気流れを、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、
分離板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する内側端面(131)を有し、
分離筒は、軸方向の他方側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する分離筒端面(181)を有し、
分離筒端面と内側端面との一方の端面の軸方向での高さ(H1、H3)は、分離筒端面と内側端面との他方の端面の軸方向での高さ(H3、H1)よりも高い。

0012

これによれば、他方の端面の高さが請求項1に記載の発明と同じであって、一方の端面の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の端面の高さが増大している。これにより、分離板に対する分離筒の軸方向での位置の範囲であって、分離筒端面と内側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する分離筒の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、分離筒端面と内側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、分離筒と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0013

また、上記目的を達成するため、請求項8に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
軸方向の一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、遠心ファンを収容するとともに、遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、
ファンケーシングは、空気通路に設けられており、径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、軸方向の一方側の空気通路(142b)と、軸方向の他方側の空気通路(142c)とに、空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、
分離板は、径方向の外側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する外側端面(132)を有し、
仕切板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する仕切板端面(151)を有し、
仕切板端面と外側端面との一方の端面の軸方向での高さ(H2、H4)は、仕切板端面と外側端面との他方の端面の軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い。

0014

これによれば、他方の端面の高さが請求項8に記載の発明と同じであって、一方の端面の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の端面の高さが増大している。これにより、分離板に対する仕切板の軸方向での位置の範囲であって、仕切板端面と外側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する仕切板の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、仕切板端面と外側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、仕切板と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0015

また、上記目的を達成するため、請求項15に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
複数のブレードに対して遠心ファンの径方向の内側に配置され、軸方向の両側に開口部を有するとともに、軸方向の一方側から他方側の端に向かうにつれて径方向に拡大する筒状であり、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)と、
軸方向の一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、遠心ファンを収容するとともに、遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、分離筒で分離された2つの空気流れを、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、
ファンケーシングは、空気通路に設けられており、径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、分離筒および分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、軸方向の一方側の空気通路(142b)と、軸方向の他方側の空気通路(142c)とに、空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、
分離板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する内側端面(131)と、径方向の外側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する外側端面(132)とを有し、
分離筒は、軸方向の他方側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する分離筒端面(181)を有し、
仕切板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する仕切板端面(151)を有し、
分離筒端面と内側端面との一方の端面の軸方向での高さ(H1、H3)は、分離筒端面と内側端面との他方の端面の軸方向での高さ(H3、H1)よりも高く、
仕切板端面と外側端面との一方の端面の軸方向での高さ(H2、H4)は、仕切板端面と外側端面との他方の端面の軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い。

0016

これによれば、分離筒端面と内側端面とにおいて、他方の端面の高さが請求項15に記載の発明と同じであって、一方の端面の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の端面の高さが増大している。これにより、分離板に対する分離筒の軸方向での位置の範囲であって、分離筒端面と内側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する分離筒の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、分離筒端面と内側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、分離筒と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0017

さらに、これによれば、仕切板端面と外側端面とにおいて、他方の端面の高さが請求項15に記載の発明と同じであって、一方の端面の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の端面の高さが増大している。これにより、分離板に対する仕切板の軸方向での位置の範囲であって、仕切板端面と外側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する仕切板の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、仕切板端面と外側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、仕切板と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0018

また、上記目的を達成するため、請求項19に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
複数のブレードに対して遠心ファンの径方向の内側に配置され、軸方向の両側に開口部を有するとともに、軸方向の一方側から他方側の端に向かうにつれて径方向に拡大する筒状であり、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、分離筒で分離された2つの空気流れを、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、
分離板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する内側端面(131)と、径方向の中央に位置する分離板中央部(133c)とを有し、
分離筒は、軸方向の他方側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する分離筒端面(181)と、軸方向での中央に位置する分離筒中央部(182b)とを有し、
内側端面の軸方向での高さ(H1)は、分離板中央部の表面の法線方向での分離板中央部の厚み(T51)よりも大きく、
分離筒端面の軸方向での高さ(H3)は、分離筒中央部の表面の法線方向での分離筒中央部の厚み(T52)よりも大きい。

0019

これによれば、分離板中央部の厚みが請求項19に記載の発明と同じであって、内側端面の高さが分離板中央部の厚みと同じ場合と比較して、内側端面の高さが増大している。さらに、分離筒中央部の厚みが請求項19に記載の発明と同じであって、分離筒端面の高さが分離筒中央部の厚みと同じ場合と比較して、分離筒端面の高さが増大している。

0020

これらにより、分離板に対する分離板の軸方向での位置の範囲であって、分離筒端面と内側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する分離筒の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、分離筒端面と内側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、分離筒と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0021

また、上記目的を達成するため、請求項20に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
軸方向の一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、遠心ファンを収容するとともに、遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、
分離板は、径方向の外側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する外側端面(132)と、径方向の中央に位置する分離板中央部(133c)とを有し、
ファンケーシングは、空気通路に設けられており、径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、軸方向の一方側の空気通路(142b)と、軸方向の他方側の空気通路(142c)とに、空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、
仕切板は、径方向の内側の端の位置で、軸方向の一方側から他方側へ延伸する仕切板端面(151)と、径方向での中央に位置する仕切板中央部(152b)とを有し、
外側端面の軸方向での高さ(H2)は、分離板中央部の表面の法線方向での分離板中央部の厚み(T51)よりも大きく、
仕切板端面の軸方向での高さ(H4)は、仕切板中央部の表面の法線方向での仕切板中央部の厚み(T53)よりも大きい。

0022

これによれば、分離板中央部の厚みが請求項20に記載の発明と同じであって、外側端面の高さが分離板中央部の厚みと同じ場合と比較して、外側端面の高さが増大している。さらに、仕切板中央部の厚みが請求項20に記載の発明と同じであって、仕切板端面の高さが仕切板中央部の厚みと同じ場合と比較して、仕切板端面の高さが増大している。

0023

これらにより、分離板に対する仕切板の軸方向での位置の範囲であって、仕切板端面と外側端面とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する仕切板の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、仕切板端面と外側端面との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、仕切板と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0024

また、請求項21に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
複数のブレードに対して遠心ファンの径方向の内側に配置され、軸方向の両側に開口部を有するとともに、軸方向の一方側から軸方向の他方側の端に向かうにつれて径方向に拡大する筒状であり、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、分離筒で分離された2つの空気流れを、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、
分離筒は、軸方向の他方側の開口部の周りに位置し、分離筒の径方向の外側の端を含む分離筒縁部(300)を有し、
分離板は、分離板の径方向の内側の端を含む内側縁部(100)を有し、
分離筒縁部と内側縁部との一方の縁部の軸方向での高さ(H1、H3)は、分離筒縁部と内側縁部との他方の縁部の軸方向での高さ(H3、H1)よりも高い。

0025

これによれば、他方の縁部の高さが請求項21に記載の発明と同じであって、一方の縁部の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の縁部の高さが増大している。これにより、分離板に対する分離筒の軸方向での位置の範囲であって、分離筒縁部と内側縁部とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する分離筒の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、分離筒縁部と内側縁部との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、分離筒と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0026

また、請求項22に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
軸方向の一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、遠心ファンを収容するとともに、遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、複数のブレードにおける隣り合うブレードの間を流れる空気を、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離する分離板(13)を有し、
ファンケーシングは、空気通路に設けられており、径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、軸方向の一方側の空気通路(142b)と、軸方向の他方側の空気通路(142c)とに、空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、
分離板は、分離板の径方向の外側の端を含む外側縁部(200)を有し、
仕切板は、仕切板の径方向の内側の端を含む仕切板縁部(400)を有し、
外側縁部と仕切板縁部との一方の縁部の軸方向での高さ(H2、H4)は、外側縁部と仕切板縁部との他方の縁部の軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い。

0027

これによれば、他方の縁部の高さが請求項22に記載の発明と同じであって、一方の縁部の高さが他方の縁部の高さと同じ場合と比較して、一方の縁部の高さが増大している。これにより、分離板に対する仕切板の軸方向での位置の範囲であって、仕切板縁部と外側縁部とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する仕切板の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、仕切板縁部と外側縁部との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、仕切板と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0028

請求項23に記載の発明によれば、
遠心式送風機は、
ファン軸心(CL)の周りに配置された複数のブレード(121)を有し、ファン軸心の軸方向の一方側から吸入した空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心ファン(12)と、
複数のブレードに対して遠心ファンの径方向の内側に配置され、軸方向の両側に開口部を有するとともに、軸方向の一方側から軸方向の他方側の端に向かうにつれて径方向に拡大する筒状であり、遠心ファンに向かう空気流れを2つの空気流れに分離する分離筒(18)と、
軸方向の一方側に空気を吸入する吸入口(14a)を有し、遠心ファンを収容するとともに、遠心ファンから吹き出された空気が流れる空気通路(142a)を形成するファンケーシング(14)とを備え、
遠心ファンは、複数のブレードのそれぞれと交差して設けられており、径方向の内側から外側へ延伸する板状であり、分離筒で分離された2つの空気流れを、軸方向の一方側を流れる空気と、軸方向の他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる分離板(13)を有し、
ファンケーシングは、空気通路に設けられており、径方向の外側から内側へ延伸する板状であり、分離筒および分離板で分離された2つの空気流れの混合を抑制するために、軸方向の一方側の空気通路(142b)と、軸方向の他方側の空気通路(142c)とに、空気通路を仕切る仕切板(15)を有し、
分離筒は、軸方向の他方側の開口部の周りに位置し、分離筒の径方向の外側の端を含む分離筒縁部(300)を有し、
分離板は、分離板の径方向の内側の端を含む内側縁部(100)と、分離板の径方向の外側の端を含む外側縁部(200)とを有し、
仕切板は、仕切板の径方向の内側の端を含む仕切板縁部(400)を有し、
分離筒縁部と内側縁部との一方の縁部の軸方向での高さ(H1、H3)は、分離筒縁部と内側縁部との他方の縁部の軸方向での高さ(H3、H1)よりも高く、
外側縁部と仕切板縁部との一方の縁部の軸方向での高さ(H2、H4)は、外側縁部と仕切板縁部との他方の縁部の軸方向での高さ(H4、H2)よりも高い。

0029

これによれば、他方の縁部の高さが請求項23に記載の発明と同じであって、一方の縁部の高さが他方の端面の高さと同じ場合と比較して、一方の縁部の高さが増大している。これにより、分離板に対する分離筒の軸方向での位置の範囲であって、分離筒縁部と内側縁部とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する分離筒の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、分離筒縁部と内側縁部との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、分離筒と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0030

さらに、これによれば、他方の縁部の高さが請求項23に記載の発明と同じであって、一方の縁部の高さが他方の縁部の高さと同じ場合と比較して、一方の縁部の高さが増大している。これにより、分離板に対する仕切板の軸方向での位置の範囲であって、仕切板縁部と外側縁部とが遠心ファンの径方向で対向するときの対向範囲が拡大する。分離板に対する仕切板の軸方向での位置が、この対向範囲以内で変動したとき、仕切板縁部と外側縁部との間の隙間の大きさは所定値以下となる。このため、2つの空気流れの分離性は維持される。よって、仕切板と分離板との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できる軸方向での範囲を広げることができる。

0031

なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。

図面の簡単な説明

0032

第1実施形態の遠心式送風機の断面図である。
図1中の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
図1中の分離板、分離筒および仕切板の断面図であり、許容される分離筒と分離板との位置関係および許容される仕切板と分離板との位置関係を示す図である。
比較例1の遠心式送風機における分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第2実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第3実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第4実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第5実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第6実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第7実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第8実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第9実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第10実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第11実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第12実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第12実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図であって、許容される分離筒と分離板との位置関係および許容される仕切板と分離板との位置関係を示す図である。
第13実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第14実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第15実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第16実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第17実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第18実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第19実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第20実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第21実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第22実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第23実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第24実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第25実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第26実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第27実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第28実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第29実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第30実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第31実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
比較例2の遠心式送風機における分離筒および仕切板の断面図である。
第32実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第33実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
第34実施形態の分離板、分離筒および仕切板の断面図である。
他の実施形態の分離筒の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の分離板の断面図である。
他の実施形態の仕切板の断面図である。
他の実施形態の仕切板の断面図である。

実施例

0033

以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。

0034

(第1実施形態)
図1に示す本実施形態の遠心式送風機10は、内外気二層流式の車両用空調装置に適用される。この車両用空調装置は、車室内空気(すなわち、内気)および車室外空気(すなわち、外気)を区分して同時に吸入することができる。以下では、遠心式送風機10を単に送風機10と呼ぶ。

0035

送風機10は、遠心ファン12と、ファンケーシング14と、モータ16と、分離筒18とを備えている。遠心ファン12は、ファン軸心CLを中心に回転する。遠心ファン12は、ファン軸心CLの軸方向DRaの一方側から吸入した空気を遠心ファン12の径方向DRrの外側に向けて吹き出す。なお、本実施形態では、ファン軸心CLの軸方向DRaすなわち遠心ファン12の軸方向DRaをファン軸方向DRaと呼ぶ。ファン軸心CLの径方向DRrすなわち遠心ファン12の径方向DRrをファン径方向DRrと呼ぶ。ファン径方向DRrは、ファン軸方向DRaに対して垂直な方向である。

0036

遠心ファン12は、複数のブレード121と、主板122と、補強部材123とを有している。複数のブレード121は、ファン軸心CLの周りに配置されている。複数のブレード121のそれぞれは、ファン軸方向DRaの一方側の端である一方端121aと、ファン軸方向DRaの他方側の端である他方端121bとを有する。主板122は、ファン径方向DRrへ拡がる円盤状である。主板122の中心部には、モータ16の回転軸161が連結されている。主板122のうちファン径方向DRrの外側の部分に、複数のブレード121の他方端121bが固定されている。補強部材123は、遠心ファン12を補強する。補強部材123は、環状である。補強部材123は、複数のブレード121のそれぞれのうち一方端121a側かつファン径方向DRrの外側の部分に、固定されている。

0037

遠心ファン12は、分離板13を有している。分離板13は、複数のブレード121における隣り合うブレード121の間のそれぞれを流れる空気を、ファン軸方向DRaの一方側を流れる空気と、ファン軸方向DRaの他方側を流れる空気とに分離する。換言すると、分離板13は、分離筒18で分離された2つの空気流れを、ファン軸方向DRaの一方側を流れる空気と、ファン軸方向DRaの他方側を流れる空気とに分離した状態で、遠心ファンから吹き出させる。

0038

分離板13は、ファン軸心CLを中心とする円環状である。分離板13は、ファン径方向DRrに延伸する板状である。分離板13は、複数のブレード121のそれぞれと交差している。複数のブレード121のそれぞれと分離板13とは、ブレード121と分離板13とが交差している部分で、互いに固定されている。

0039

本実施形態では、複数のブレード121、主板122、補強部材123および分離板13は、一体に樹脂成形された一体成形品として構成されている。なお、分離板13は、複数のブレード121と別体に成形された後に、複数のブレード121に固定されてもよい。

0040

また、複数のブレード121のそれぞれにおいて、分離板13よりもファン軸方向DRaの一方側の部分の翼型として、シロッコファンの翼型が採用されている。分離板13よりもファン軸方向DRaの他方側の部分の翼型として、シロッコファンの翼型が採用されている。なお、一方側の部分の翼型と、他方側の部分の翼型との組み合わせとして、他の組み合わせを採用してもよい。他の組み合わせとして、シロッコファンの翼型とラジアルファンの翼型との組み合わせ、ラジアルファンの翼型とシロッコファンの翼型との組み合わせ、ラジアルファンの翼型とラジアルファンの翼型との組み合わせ、シロッコファンの翼型とターボファンの翼型との組み合わせ、ターボファンの翼型とシロッコファンの翼型との組み合わせ、ターボファンの翼型とターボファンの翼型との組み合わせ、ラジアルファンの翼型とターボファンの翼型との組み合わせ、ターボファンの翼型とラジアルファンの翼型との組み合わせ等が挙げられる。

0041

ファンケーシング14は、ファンケーシング14の内部に遠心ファン12を収容している。ファンケーシング14のうち遠心ファン12に対するファン軸方向DRaの一方側に、空気を吸入する吸入口14aが形成されている。ファンケーシング14は、吸入口14aの周縁部を構成するベルマウス141を有する。吸入口14aを空気が円滑に流れるように、ベルマウス141の断面形状は、円弧状となっている。なお、ベルマウス141の断面形状は、円弧状でなくてもよい。

0042

ファンケーシング14は、空気通路形成部142を有する。この空気通路形成部142は、遠心ファン12から吹き出された空気が集まって流れる空気通路142aを形成する。この空気通路142aは、遠心ファン12の周りに渦巻き状に形成されている。空気通路形成部142は、遠心ファン12の周囲で、ファン軸方向DRaに延伸する周囲壁部143を有する。

0043

ファンケーシング14は、仕切板15を有している。仕切板15は、空気通路142aに設けられている、仕切板15は、分離筒18および分離板13で分離された2つの空気流れの混合を抑制するための部材である。仕切板15は、ファン軸方向DRaの一方側の第1空気通路142bと、ファン軸方向DRaの他方側の第2空気通路142cとに、空気通路142aを仕切る。仕切板15は、ファン径方向DRrに延伸する板状である。仕切板15は、周囲壁部143から遠心ファン12に向かって延伸している。本実施形態では、空気通路形成部142と仕切板15とは、一体に樹脂成形された一体成形品として構成されている。なお、仕切板15は、空気通路形成部142と別体に成形された後に、空気通路形成部142に固定されてもよい。

0044

モータ16は、遠心ファン12を回転させる電動式駆動装置である。モータ16は、回転軸161と、本体部162とを有する。回転軸161は、本体部162からファン軸方向DRaの一方側に向かって延伸している。回転軸161が回転することで、遠心ファン12が回転する。本体部162は、モータハウジング163を介して、ファンケーシング14に固定される。

0045

分離筒18は、吸入口14aから遠心ファン12に向かう空気流れを2つの空気流れに分離する。分離筒18は、吸入口14aから遠心ファン12に至る空気通路を2つの空気通路に仕切っている。分離筒18は、ファン軸方向DRaに延伸する筒状の部材である。分離筒18は、ファン軸方向DRaの一方側の端と他方側の端とのそれぞれに開口部を有する。

0046

分離筒18は、複数のブレード121およびベルマウス141に対してファン径方向DRrの内側に配置されている。分離筒18のうちファン軸方向DRaの他方側では、ファン軸方向DRaの一方側から他方側の端へ向かうにつれて分離筒18がファン径方向DRrに拡大している。

0047

分離筒18は、樹脂で成形されている。分離筒18は、図示しない内外気切替ユニットの一部として構成されている。分離筒18は、内外気切替ユニットのケーシングと一体または別体として成形される。内外気切替ユニットは、送風機10に空気を吸入するモードとして、内気を吸入する内気モードと、外気を吸入する外気モードと、内気と外気とを分けて吸入する内外気モードとを切り替える。内外気切替ユニットは、ファンケーシング14のうち吸入口14a側に固定されている。このため、分離筒18は、遠心ファン12の回転時に回転しない。

0048

図2に示すように、分離板13は、ファン径方向DRrの内側の端に位置する内側端面131を有する。内側端面131は、分離板13に対してファン径方向DRrの内側の空間に面している。分離板13は、ファン径方向DRrの外側に位置する外側端面132を有する。外側端面132は、分離板13に対してファン径方向DRrの外側の空間に面している。

0049

内側端面131および外側端面132は、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。内側端面131は、ファン軸方向DRaの一方側の端である一方端131aと、ファン軸方向DRaの他方側の端である他方端131bとを有する。外側端面132は、ファン軸方向DRaの一方側の端である一方端132aと、ファン軸方向DRaの他方側の端である他方端132bとを有する。本実施形態では、内側端面131の延伸方向および外側端面132の延伸方向は、ファン軸方向DRaに平行である。

0050

分離筒18は、ファン軸方向DRaの他方側の端に位置する分離筒端面181を有する。分離筒端面181は、分離筒18に対してファン径方向DRrの外側の空間に面している。

0051

分離筒端面181は、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。分離筒端面181は、ファン軸方向DRaの一方側の端である一方端181aと、ファン軸方向DRaの他方側の端である他方端181bとを有する。本実施形態では、分離筒端面181の延伸方向は、ファン軸方向DRaに平行である。

0052

仕切板15は、ファン径方向DRrの内側の端に位置する仕切板端面151を有する。仕切板端面151は、仕切板15に対してファン径方向DRrの内側の空間に面している。

0053

仕切板端面151は、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。仕切板端面151は、ファン軸方向DRaの一方側の端である一方端151aと、ファン軸方向DRaの他方側の端である他方端151bとを有する。本実施形態では、仕切板端面151の延伸方向は、ファン軸方向DRaに平行である。

0054

分離板13の厚みは、分離板13の延伸方向の全域にわたって同じである。分離筒18の厚みは、分離筒18の延伸方向の全域にわたって同じである。仕切板15の厚みは、仕切板15の延伸方向の全域にわたって同じである。そして、分離板13の厚みは、分離筒18の厚みよりも厚い。分離板13の厚みは、仕切板15の厚みよりも厚い。各部材13、15、18の厚みは、部材の延伸方向に対して垂直な方向での部材の長さである。換言すると、各部材13、15、18の厚みは、部材の表面の法線方向での部材の長さである。本明細書において、表面が平面である場合の法線方向は、表面に垂直な方向である。表面が曲面である場合の法線方向は、表面上の一点で、その表面に接する接平面に垂直な方向である。

0055

このため、内側端面131のファン軸方向DRaでの高さH1は、分離筒端面181のファン軸方向DRaでの高さH3よりも高い。外側端面132のファン軸方向DRaでの高さH2は、仕切板端面151のファン軸方向DRaでの高さH4よりも高い。各端面131、132、181、151の高さH1、H2、H3、H4は、一方端131a、132a、181a、151aから他方端131b、132b、181b、151bまでのファン軸方向DRaでの距離である。

0056

本実施形態の送風機10では、モータ16によって遠心ファン12が回転する。これにより、遠心ファン12の軸方向DRaの一方側から遠心ファン12のファン径方向DRrの内側に空気が吸込まれる。吸込まれた空気は、遠心ファン12からファン径方向DRrの外側へ吹き出される。遠心ファン12から吹出された空気は、ファンケーシング14の空気通路142aを流れた後、ファンケーシング14の出口から吹出される。

0057

このとき、図1に示すように、送風機10の内部では、分離筒18、分離板13および仕切板15によって、2つの空気流れFL1、FL2が分離した状態で流れる。2つの空気流れFL1、FL2は、分離筒18の内側を流れる第1流れFL1と、分離筒18の外側を流れる第2流れFL2である。

0058

送風機10から吹出された空気は、図示しない車両用空調装置の空調ケーシングを流れる。空調ケーシングの内部には、空気温度を調整する温度調整器が配置されている。送風機から吹出された空気は、温度調整器によって温度が調整された後、車室内に吹出される。空調ケーシングの内部でも、2つの空気流れが分離された状態が維持される。2つの空気流れのそれぞれが、温度調整された後、車室内へ吹出される。例えば、内外気モードでは、吸入口から吸い込まれた外気が、温度調整された後、デフロスタ吹出口から吹出される。吸入口から吸い込まれた内気が、温度調整された後、フット吹出口から吹出される。

0059

図3に示すように、本実施形態の送風機10では、分離筒端面181の他方端181bのファン軸方向DRaでの位置が、第1範囲R1以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。送風機10の組み付け時に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置の位置ずれが生じる場合がある。この場合、分離筒端面181の他方端181bの位置が、第1範囲R1以内であれば、分離性を維持することができる。したがって、第1範囲R1は、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる範囲である。

0060

第1範囲R1は、ファン軸方向DRaでの分離筒18と分離板13との相対的な位置関係において、分離筒18と分離板13との間の隙間の大きさを、所定値以下にすることができる範囲である。この所定値は、分離性を維持できるときの隙間の最大値であり、実験等によって決定される値である。

0061

第1範囲R1のファン軸方向DRaの一方側の端である一方端R1aの位置は、内側端面131の一方端131aよりもファン軸方向DRaの一方側の位置である。第1範囲R1のファン軸方向DRaの他方側の端である他方端R1bの位置は、ファン軸方向DRaで、分離筒端面181の一方端181aの位置が、内側端面131の他方端131bと同じときの分離筒端面181の他方端181bの位置である。

0062

また、仕切板端面151の一方端151aのファン軸方向DRaでの位置が、第2範囲R2以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。送風機10の組み付け時に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置の位置ずれが生じる場合がある。この場合、仕切板端面151の一方端151aの位置が、第2範囲R2以内であれば、分離性を維持することができる。したがって、第2範囲R2は、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる範囲である。

0063

第2範囲R2は、ファン軸方向DRaでの仕切板15と分離板13との相対的な位置関係において、仕切板15と分離板13との間の隙間の大きさを、所定値以下にすることができる範囲である。この所定値は、分離性を維持できるときの隙間の最大値であり、実験等によって決定される値である。

0064

第2範囲R2のファン軸方向DRaの一方側の端である一方端R2aの位置は、ファン軸方向DRaで、仕切板端面151の他方端151bの位置が、外側端面132の一方端132aと同じときの仕切板端面151の一方端151aの位置である。第2範囲R2のファン軸方向DRaの他方側の端である他方端R2bの位置は、外側端面132の他方端132bよりもファン軸方向DRaの他方側の位置である。

0065

次に、本実施形態の送風機10と、図4に示す比較例1の送風機J10とを比較する。比較例1の送風機J10では、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3と同じである。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4と同じである。比較例1の送風機J10の分離筒端面181の高さH3および仕切板端面151の高さH4は、本実施形態の送風機10と同じである。比較例1の送風機J10の上記以外の構成は、本実施形態の送風機10と同じである。

0066

比較例1の送風機J10においても、分離筒端面181の他方端181bのファン軸方向DRaでの位置が、第1範囲Rc1以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。第1範囲Rc1の端Rc1a、Rc1bと内側端面131との位置関係は、本実施形態の送風機10の第1範囲R1と同じである。

0067

また、仕切板端面151の一方端151aのファン軸方向DRaでの位置が、第2範囲Rc2以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。第2範囲Rc2の端Rc2a、Rc2bと外側端面132との位置関係は、本実施形態の送風機10の第2範囲R2と同じである。

0068

本実施形態の送風機10では、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。このため、本実施形態の送風機10では、比較例1の送風機J10と比較して、内側端面131の高さH1が増大している。

0069

これにより、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、分離筒端面181と内側端面131とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。ここで、分離板13に対する分離筒18の位置が、対向範囲R3以内で、ファン軸方向DRaに変動しても、分離筒端面181と内側端面131との間の隙間の大きさは一定である。このため、2つの空気流れFL1、FL2の分離性は維持される。

0070

よって、本実施形態の送風機10によれば、第1範囲R1を、比較例1の送風機J10の第1範囲Rc1よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、分離筒端面181の他方端181bの位置を第1範囲R1以内とすることが可能となる。2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0071

同様に、本実施形態の送風機10では、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。このため、本実施形態の送風機10では、比較例1の送風機J10と比較して、外側端面132の高さH2が増大している。

0072

これにより、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、仕切板15と外側端面132とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。ここで、分離板13に対する仕切板15の位置が、対向範囲R4以内で、ファン軸方向DRaに変動しても、仕切板端面151と外側端面132との間の隙間の大きさは一定である。このため、2つの空気流れFL1、FL2の分離性は維持される。

0073

よって、本実施形態の送風機10によれば、第2範囲R2を、比較例1の第2範囲Rc2よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、仕切板端面151の一方端151aの位置を第2範囲R2以内とすることが可能となる。2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0074

別の観点によると、図2に示すように、本実施形態の送風機10では、分離筒18は、分離筒縁部300を有する。分離筒縁部300は、分離筒18のうちファン軸方向DRaの他方側の端側の部分である。分離筒縁部300は、ファン軸方向DRaの他方側の開口部の周りに位置する。分離筒縁部300は、分離筒18のうちファン径方向DRrの外側の端を含む部分である。分離筒縁部300には、分離筒18のうちファン径方向DRrの外側の端の近傍が含まれる。分離筒縁部300は、ファン軸心CLを中心とする周方向に沿って延びている。

0075

分離板13は、内側縁部100を有する。内側縁部100は、分離板13のうち分離板13のファン径方向DRrの内側の端を含む部分である。内側縁部100には、分離板13のうち分離板13のファン径方向DRrの内側の端の近傍が含まれる。内側縁部100は、ファン軸心CLを中心とする周方向に沿って延びている。

0076

内側縁部100のファン軸方向DRaでの高さH1は、分離筒縁部300のファン軸方向DRaでの高さH3よりも高い。

0077

内側縁部100の高さH1は、分離板13の一方側表面13S1のファン径方向DRrの内側の端131aと、分離板13の他方側表面13S2のファン径方向DRrの内側の端131bとのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面13S1は、分離板13のファン軸方向DRaの一方側の表面である。他方側表面13S2は、分離板13のファン軸方向DRaの他方側の表面である。一方側表面13S1の端131aの位置は、内側端面131の一方端131aと同じ位置である。他方側表面13S2の端131bの位置は、内側端面131の他方端131bと同じ位置である。このため、内側縁部100の高さH1は、内側端面131の高さH1と同じである。

0078

分離筒縁部300の高さH3は、分離筒18の一方側表面18S1のファン径方向DRrの外側の端181aと、分離筒18の他方側表面18S2のファン径方向DRrの外側の端181bとのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面18S1は、分離筒18のうちファン径方向DRrの外側の部分におけるファン軸方向DRaの一方側の表面である。他方側表面18S2は、分離筒18のうちファン径方向DRrの外側の部分におけるファン軸方向DRaの他方側の表面である。一方側表面18S1の端181aの位置は、分離筒端面181の一方端181aと同じ位置である。他方側表面18S2の端181bの位置は、分離筒端面181の他方端181bと同じ位置である。このため、分離筒縁部300の高さH3は、分離筒端面181の高さH3と同じである。

0079

これによれば、図3に示すように、分離筒縁部300と内側縁部100とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。このため、分離筒18と分離板13との関係において、上記した本実施形態の効果が得られる。

0080

また、分離板13は、外側縁部200を有する。外側縁部200は、分離板13のうち分離板13のファン径方向DRrの外側の端を含む部分である。外側縁部200には、分離板13のうち分離板13のファン径方向DRrの外側の端の近傍が含まれる。外側縁部200は、ファン軸心CLを中心とする周方向に沿って延びている。

0081

仕切板15は、仕切板縁部400を有する。仕切板縁部400は、仕切板15のうち仕切板15のファン径方向DRrの内側の端を含む部分である。仕切板縁部400には、仕切板15のうち仕切板15のファン径方向DRrの内側の端の近傍が含まれる。仕切板縁部400は、ファン軸心CLを中心とする周方向に沿って延びている。

0082

外側縁部200のファン軸方向DRaでの高さH2は、仕切板縁部400のファン軸方向DRaでの高さH4よりも高い。

0083

外側縁部200の高さH2は、一方側表面13S1のファン径方向DRrの外側の端132aと、他方側表面13S2のファン径方向DRrの外側の端132bとのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面13S1の外側の端132aの位置は、外側端面132の一方端132aと同じ位置である。他方側表面13S2の外側の端132bの位置は、外側端面132の他方端132bと同じ位置である。このため、外側縁部200の高さH2は、外側端面132の高さH2と同じである。

0084

仕切板縁部400の高さH4は、一方側表面15S1のファン径方向DRrの内側の端151aと、他方側表面15S2のファン径方向DRrの内側の端151bとのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面15S1は、仕切板15のファン軸方向DRaの一方側の表面である。他方側表面15S2は、仕切板15のファン軸方向DRaの他方側の表面である。一方側表面15S1の端151aの位置は、仕切板端面151の一方端151aの位置と同じである。他方側表面15S2の端151bの位置は、仕切板端面151の他方端151bの位置と同じである。このため、仕切板縁部400の高さH4は、仕切板端面151の高さH1と同じである。

0085

これによれば、図3に示すように、仕切板縁部400と外側縁部200とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。このため、仕切板15と分離板13との関係において、上記した本実施形態の効果が得られる。
なお、本実施形態では、分離板13の周方向全域において、上記した高さの関係が満たされている。しかしながら、分離板13の周方向での一部の領域のみにおいて、上記した高さの関係が満たされていてもよい。遠心ファン12を通過する風流れは、分離板13の周方向全域で、必ずしも一致しない。このため、周方向全域のうち2つの空気流れの分離性の維持に持に影響がある領域のみが、上記した高さの関係が満たされていればよい。これによっても、上記した本実施形態の効果が得られる。このことは、後述する実施形態においても同様である。

0086

(第2実施形態)
図5に示すように、本実施形態では、分離板13の形状が第1実施形態と異なる。送風機10の分離板13以外の他の構成は、第1実施形態と同じである。

0087

分離板13は、分離板本体部133と、内側突出部134と、外側突出部136とを有する。分離板本体部133は、ファン径方向DRrの内側から外側へ延伸している。分離板本体部133には、分離板13のうちファン径方向DRrの両側の端が含まれる。分離板本体部133では、ファン径方向DRrの中央側からファン径方向DRrの両端にわたって、分離板本体部133の延伸方向に垂直な方向での分離板本体部133の厚みT11が一定である。

0088

分離板本体部133には、分離板13のファン径方向DRrの内側の端が含まれる。分離板本体部133は、分離板本体部133のうちファン径方向DRrの内側の部分であって、分離板13のファン径方向DRrの内側の端を含む内側部分133aを有する。内側突出部134は、内側部分133aからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。

0089

分離板本体部133には、分離板13のファン径方向DRrの外側の端が含まれる。分離板本体部133は、分離板本体部133のうちファン径方向DRrの外側の部分であって、分離板13のファン径方向DRrの外側の端を含む外側部分133bを有する。外側突出部136は、外側部分133bからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。

0090

本実施形態では、内側端面131は、分離板本体部133のファン径方向DRrの内側の端面131cと、内側突出部134のファン径方向DRrの内側の端面131dとによって構成されている。外側端面132は、分離板本体部133のファン径方向DRrの外側の端面132cと、外側突出部136のファン径方向DRrの外側の端面132dとによって構成されている。

0091

また、本実施形態では、分離板本体部133の延伸方向は、ファン軸方向DRaに垂直な方向である。内側突出部134の突出方向は、ファン軸方向DRaに平行な方向である。外側突出部136の突出方向は、ファン軸方向DRaに平行な方向である。

0092

本実施形態においても、第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。換言すると、内側縁部100は、内側突出部134を含む。これによって、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200は、外側突出部136を含む。これによって、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。

0093

さらに、本実施形態によれば、分離板本体部133、内側突出部134および外側突出部136のうち分離板本体部133のみで構成されている部分での分離板13の厚みは、内側端面131の高さH1および外側端面132の高さH2よりも薄い。分離板13の厚みは、分離板13の延伸方向に垂直な方向で計測される厚みである。換言すると、分離板13の表面の法線方向での厚みである。

0094

このため、分離板13の全体において、分離板13の厚みが、内側端面131の高さH1または外側端面132の高さH2と同じ大きさで均一である場合と比較して、分離板13の形成に必要な材料を低減することができる。

0095

さらに、本実施形態によれば、内側突出部134の厚みT12は、分離板本体部133の厚みT11と同じである。内側突出部134の厚みT12は、内側突出部134の端面131dの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面131dの法線方向は、ファン径方向DRrである。分離板本体部133の厚みT11は、分離板本体部133の延伸方向に垂直な方向での厚みである。換言すると、分離板本体部133の厚みT11は、分離板本体部133の表面の法線方向での厚みである。本実施形態では、分離板本体部133の表面の法線方向は、ファン軸方向DRaである。

0096

同様に、外側突出部136の厚みT14は、分離板本体部133の厚みT11と同じである。外側突出部136の厚みT14は、外側突出部136の端面132dの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面132dの法線方向は、ファン径方向DRrである。

0097

このように、本実施形態では、分離板13の肉厚は、分離板13の全体にわたって均一である。分離板13の肉厚とは、分離板13の板状部分の厚み(すなわち、板厚)である。

0098

ここで、樹脂成形品の成形において、樹脂成形品の肉厚が大きいほど、冷却時間が長くなる。このため、樹脂成形品の肉厚は所定値よりも薄いことが望まれる。この所定値は、冷却時間が許容される時間内となるときの肉厚の最大値である。

0099

本実施形態によれば、分離板13が本実施形態の分離板本体部133のみで構成されている場合と比較して、分離板13の肉厚の増大を抑えつつ、内側端面131の高さH1および外側端面132の高さH2を増大させることができる。すなわち、分離板13の肉厚を、所定値以下に抑えることができる。このため、分離板13の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0100

なお、分離板13の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制するためには、内側突出部134の厚みT12は、分離板本体部133の厚みT11以下であればよい。同様に、外側突出部136の厚みT14は、分離板本体部133の厚みT11以下であればよい。

0101

(第3実施形態)
図6に示すように、本実施形態では、分離板13は、内側突出部135を有する。内側突出部135は、第2実施形態の内側突出部134とは反対側へ突出している。すなわち、内側突出部135は、内側部分133aからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。内側突出部135の突出方向は、第2実施形態の内側突出部134の突出方向と同じである。本実施形態では、内側端面131は、分離板本体部133のファン径方向DRrの内側の端面131cと、内側突出部135のファン径方向DRrの内側の端面131eとによって構成されている。内側縁部100は、内側突出部135を含む。これによって、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。

0102

内側突出部135の厚みT13は、第2実施形態の内側突出部134と同様に、分離板本体部133の厚みT11と同じである。内側突出部135の厚みT13は、内側突出部135の端面131eの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面131eの法線方向は、ファン径方向DRrである。送風機10の他の構成は、第2実施形態と同じである。

0103

本実施形態によっても、第2実施形態と同様の効果が得られる。なお、分離板13の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制するためには、内側突出部135の厚みT13は、分離板本体部133の厚みT11以下であればよい。

0104

(第4実施形態)
図7に示すように、本実施形態では、分離板13は、外側突出部137を有する。外側突出部137は、第2実施形態の外側突出部136とは反対側へ突出している。すなわち、外側突出部137は、外側部分133bからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。外側突出部137の突出方向は、第2実施形態の外側突出部136の突出方向と同じである。本実施形態では、外側端面132は、分離板本体部133のファン径方向DRrの外側の端面132cと、外側突出部137のファン径方向DRrの外側の端面132eとによって構成されている。外側縁部200は、外側突出部137を含む。これによって、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。

0105

外側突出部137の厚みT15は、第2実施形態の外側突出部136と同様に、分離板本体部133の厚みT11と同じである。外側突出部137の厚みT15は、外側突出部137の端面132eの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面132eの法線方向は、ファン径方向DRrである。送風機10の他の構成は、第2実施形態と同じである。

0106

本実施形態によっても、第2実施形態と同様の効果が得られる。なお、分離板13の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制するためには、外側突出部137の厚みT15は、分離板本体部133の厚みT11以下であればよい。

0107

(第5実施形態)
図8に示すように、本実施形態では、分離板13は、第3実施形態と同様に、内側突出部135を有する。分離板13は、第4実施形態と同様に、外側突出部137を有する。送風機10の他の構成は、第2実施形態と同じである。本実施形態によっても、第2実施形態と同様の効果が得られる。

0108

(第6実施形態)
図9に示すように、本実施形態は、分離板13が2つの内側突出部134、135と2つの外側突出部136、137とを有する点で、第2実施形態と異なる。

0109

2つの内側突出部134、135のうち一方の内側突出部134は、内側部分133aからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。2つの内側突出部134、135のうち他方の内側突出部135は、内側部分133aからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。2つの外側突出部136、137のうち一方の外側突出部136は、外側部分133bからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。2つの外側突出部136、137のうち他方の外側突出部137は、外側部分133bからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。

0110

本実施形態では、内側端面131は、分離板本体部133のファン径方向DRrの内側の端面131cと、一方の内側突出部134のファン径方向DRrの内側の端面131dと、他方の内側突出部135のファン径方向DRrの内側の端面131eとによって構成されている。外側端面132は、分離板本体部133のファン径方向DRrの外側の端面132cと、一方の外側突出部136のファン径方向DRrの外側の端面132dと、他方の外側突出部137のファン径方向DRrの外側の端面132eとによって構成されている。

0111

本実施形態においても、2つの内側突出部134、135のそれぞれの厚みT12、T13は、分離板本体部133の厚みT11と同じである。2つの外側突出部136、137のそれぞれの厚みT14、T15は、分離板本体部133の厚みT11と同じである。

0112

内側縁部100は、2つの内側突出部134、135を含む。これによって、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200は、2つの外側突出部136、137を含む。これによって、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。送風機10の他の構成は、第2実施形態と同じである。本実施形態によっても、第2実施形態と同様の効果が得られる。

0113

(第7実施形態)
図10に示すように、本実施形態では、第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの内側突出部134、135を有している。これによって、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。すなわち、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。

0114

しかしながら、第6実施形態と異なり、分離板13は、2つの外側突出部136、137を有していない。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4と同じである。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4と同じである。

0115

本実施形態によれば、第6実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0116

なお、第2−第5実施形態において、分離板13が外側突出部136、137を有していない構成としてもよい。この場合も、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4と同じである。これによっても、第2−第5実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0117

(第8実施形態)
図11に示すように、本実施形態では、第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの外側突出部136、137を有している。これによって、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。

0118

しかしながら、第6実施形態と異なり、分離板13は、2つの内側突出部134、135を有していない。内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3と同じである。すなわち、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3と同じである。

0119

本実施形態によれば、第6実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0120

なお、第2−第5実施形態において、分離板13が内側突出部134、135を有していない構成としてもよい。この場合も、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3と同じである。これによっても、第2−第5実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0121

(第9実施形態)
図12に示すように、本実施形態では、分離板13の形状が第1実施形態と異なる。送風機10の分離板13以外の他の構成は、第1実施形態と同じである。

0122

分離板13は、ファン径方向DRrの外側から内側に延伸している。分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの外側の端から分離板13のファン径方向DRrの内側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっている。第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。一方、第1実施形態と異なり、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも低い。換言すると、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも低い。

0123

本実施形態によれば、第1実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0124

(第10実施形態)
図13に示すように、本実施形態では、分離板13の形状が第1実施形態と異なる。送風機10の分離板13以外の他の構成は、第1実施形態と同じである。

0125

分離板13は、ファン径方向DRrの内側から外側に延伸している。分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの内側の端から分離板13のファン径方向DRrの外側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっている。第1実施形態と同様に、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。一方、第1実施形態と異なり、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも低い。換言すると、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも低い。

0126

本実施形態によれば、第1実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0127

(第11実施形態)
図14に示すように、本実施形態では、分離板13の形状が第1実施形態と異なる。送風機10の分離板13以外の他の構成は、第1実施形態と同じである。

0128

分離板13は、ファン径方向DRrの外側から内側に延伸している。分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの中央側の部分から分離板13のファン径方向DRrの内側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっている。そして、第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。

0129

また、分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの中央側の部分から分離板13のファン径方向DRrの外側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっている。そして、第1実施形態と同様に、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。

0130

換言すると、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。

0131

(第12実施形態)
図15に示すように、本実施形態では、分離筒18の厚みは、分離板13の厚みよりも厚い。仕切板15の厚みは、分離板13の厚みよりも厚い。なお、分離板13の厚みは、分離板13の延伸方向の全域にわたって同じである。分離筒18の厚みは、分離筒18の延伸方向の全域にわたって同じである。仕切板15の厚みは、仕切板15の延伸方向の全域にわたって同じである。

0132

このため、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。換言すると、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも低い。

0133

図16に示すように、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、分離筒端面181の他方端181bのファン軸方向DRaでの位置が、第1範囲R1以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。第1範囲R1の一方端R1aおよび他方端R1bの位置は、第1実施形態と同様に設定される。

0134

また、第1実施形態と同様に、仕切板端面151の一方端151aのファン軸方向DRaでの位置が、第2範囲R2以内のとき、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することができる。第2範囲R2の一方端R2aおよび他方端R2bの位置は、第1実施形態と同様に設定される。

0135

次に、本実施形態の送風機10と、図4に示す比較例1の送風機J10とを比較する。本実施形態の送風機10の分離板13の厚みは、比較例1の送風機J10の分離板13の厚みと同じである。

0136

本実施形態の送風機10では、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。このため、本実施形態の送風機10では、比較例1の送風機J10と比較して、分離筒端面181の高さH3が増大している。

0137

これにより、第1実施形態の送風機10と同様に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、分離筒端面181と内側端面131とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。すなわち、分離筒縁部300と内側縁部100とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。

0138

よって、本実施形態の送風機10によれば、第1範囲R1を、比較例1の送風機J10の第1範囲Rc1よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0139

同様に、本実施形態の送風機10では、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。このため、本実施形態の送風機10では、比較例1の送風機J10と比較して、仕切板端面151の高さH4が増大している。

0140

これにより、第1実施形態の送風機10と同様に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、仕切板15と外側端面132とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。すなわち、仕切板縁部400と外側縁部200とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。

0141

よって、本実施形態の送風機10によれば、第2範囲R2を、比較例1の第2範囲Rc2よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0142

(第13実施形態)
図17に示すように、本実施形態では、第12実施形態と同様に、分離筒18の厚みは、分離板13の厚みよりも厚い。このため、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。

0143

しかしながら、第12実施形態と異なり、仕切板15の厚みは、分離板13の厚みと同じである。このため、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2と同じである。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2と同じである。

0144

本実施形態によれば、第12実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0145

(第14実施形態)
図18に示すように、本実施形態では、第12実施形態と同様に、仕切板15の厚みは、分離板13の厚みよりも厚い。このため、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。

0146

しかしながら、分離筒18の厚みは、分離板13の厚みと同じである。このため、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1と同じである。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1と同じである。

0147

本実施形態によれば、第12実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0148

(第15実施形態)
図19に示すように、分離筒18のうちファン径方向DRrの外側の部分であって、分離筒18のファン径方向DRrの端を含む外側部分18aでは、ファン径方向DRrの内側から外側に向かうにつれて、分離筒18の厚みが徐々に厚くなっている。そして、第12実施形態と同様に、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。

0149

また、仕切板15のうちファン径方向DRrの内側の部分であって、仕切板15のファン径方向DRrの内側の端を含む内側部分15aでは、ファン径方向DRrの外側から内側に向かうにつれて、仕切板15の厚みが徐々に厚くなっている。そして、第12実施形態と同様に、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。

0150

本実施形態によれば、第12実施形態と同様の効果が得られる。

0151

(第16実施形態)
図20に示すように、第15実施形態と同様に、分離筒18の外側部分18aでは、ファン径方向DRrの内側から外側に向かうにつれて、分離筒18の厚みが徐々に厚くなっている。分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。

0152

しかしながら、第15実施形態と異なり、仕切板15の厚みは、仕切板15の延伸方向の全域において均一であって、分離板13の厚みと同じである。このため、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2と同じである。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2と同じである。

0153

本実施形態によれば、第15実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0154

(第17実施形態)
図21に示すように、第15実施形態と同様に、仕切板15の内側部分15aでは、ファン径方向DRrの外側から内側に向かうにつれて、仕切板15の厚みが徐々に厚くなっている。そして、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。

0155

しかしながら、第15実施形態と異なり、分離筒18の厚みは、分離筒18の延伸方向の全域において均一であって、分離板13の厚みと同じである。このため、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1と同じである。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1と同じである。

0156

本実施形態によれば、第15実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0157

(第18実施形態)
図22に示すように、分離筒18は、分離筒本体部182と、2つの分離筒突出部183、184とを有する。分離筒本体部182は、ファン軸方向DRaの一方側から他方側の端へ向かって延伸するとともに、ファン軸方向DRaの他方側の端に向かうにつれてファン径方向DRrの外側に位置するように延伸している。分離筒本体部182には、分離筒18のファン径方向DRrの外側の端が含まれる。分離筒本体部182は、分離筒本体部182のうちファン径方向DRrの外側の部分であって、分離筒18のファン径方向DRrの外側の端を含む外側部分182aを有する。

0158

2つの分離筒突出部183、184のうち一方の分離筒突出部183は、外側部分182aからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。2つの分離筒突出部183、184のうち他方の分離筒突出部184は、外側部分182aからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。2つの分離筒突出部183、184の突出方向は、ファン軸方向DRaに平行な方向である。

0159

本実施形態では、分離筒端面181は、分離筒本体部182のファン径方向DRrの外側の端面181cと、一方の分離筒突出部183のファン径方向DRrの外側の端面181dと、他方の分離筒突出部184のファン径方向DRrの外側の端面181eとによって構成されている。

0160

仕切板15は、仕切板本体部152と、2つの仕切板突出部153、154とを有する。仕切板本体部152は、ファン径方向DRrの外側から内側に向かって延伸している。仕切板本体部152には、仕切板15のうちファン径方向DRrの内側の端が含まれる。仕切板本体部152は、仕切板本体部152のうちファン径方向DRrの内側の部分であって、仕切板15のファン径方向DRrの内側の端を含む内側部分152aを有する。

0161

2つの仕切板突出部153、154のうち一方の仕切板突出部153は、内側部分152aからファン軸方向DRaの一方側へ突出している。2つの仕切板突出部153、154のうち他方の仕切板突出部154は、内側部分152aからファン軸方向DRaの他方側へ突出している。2つの仕切板突出部153、154の突出方向は、ファン軸方向DRaに平行な方向である。

0162

本実施形態では、仕切板端面151は、仕切板本体部152のファン径方向DRrの内側の端面151cと、一方の仕切板突出部153のファン径方向DRrの内側の端面151dと、他方の仕切板突出部154のファン径方向DRrの内側の端面151eとによって構成されている。

0163

本実施形態においても、第12実施形態と同様に、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。換言すると、分離筒縁部300は、2つの分離筒突出部183、184を含む。これによって、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。仕切板縁部400は、2つの仕切板突出部153、154を含む。これによって、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。このため、本実施形態によれば、第12実施形態と同様の効果が得られる。

0164

さらに、本実施形態によれば、分離筒本体部182と2つの分離筒突出部183、184とのうち分離筒本体部182のみで構成されている部分での分離筒18の厚みは、分離筒端面181の高さH3よりも薄い。分離筒18の厚みは、分離筒18の表面の法線方向での厚みである。

0165

このため、分離筒18の全体において、分離筒18の厚みが、分離筒端面181の高さH3と同じ大きさで均一である場合と比較して、分離筒18の形成に必要な材料を低減することができる。

0166

同様に、本実施形態によれば、仕切板本体部152と2つの仕切板突出部153、154とのうち仕切板本体部152のみで構成されている部分での仕切板15の厚みは、仕切板端面151の高さH4よりも薄い。仕切板15の厚みは、仕切板15の表面の法線方向での厚みである。

0167

このため、仕切板15の全体において、仕切板15の厚みが、仕切板端面151の高さH4と同じ大きさで均一である場合と比較して、仕切板15の形成に必要な材料を低減することができる。

0168

さらに、本実施形態によれば、2つの分離筒突出部183、184のそれぞれの厚みT22、T23は、分離筒本体部182の厚みT21と同じである。2つの分離筒突出部183、184のそれぞれの厚みT22、T23は、2つの分離筒突出部183、184のそれぞれの端面181d、181eの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面181d、181eの法線方向は、ファン径方向DRrである。分離筒本体部182の厚みT21は、分離筒本体部182の表面の法線方向での厚みである。分離筒本体部182の厚みT21は、分離筒本体部182と2つの分離筒突出部183、184とのうち分離筒本体部182のみで構成されている部分で測定される。

0169

このように、本実施形態では、分離筒18の肉厚は、分離筒18の全体にわたって均一である。分離筒18の肉厚とは、分離筒18の板状部分の厚み(すなわち、板厚)である。

0170

これによれば、分離筒18が本実施形態の分離筒本体部182のみで構成されている場合と比較して、分離筒18の肉厚の増大を抑えつつ、分離筒端面181の高さH3を増大させることができる。このため、第2実施形態の分離板13と同様に、分離筒18の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0171

なお、分離筒18の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制するためには、2つの分離筒突出部183、184のそれぞれの厚みT22、T23は、分離筒本体部182の厚みT21以下であればよい。

0172

同様に、本実施形態によれば、2つの仕切板突出部153、154のそれぞれの厚みT32、T33は、仕切板本体部152の厚みT31と同じである。2つの仕切板突出部153、154のそれぞれの厚みT32、T33は、2つの仕切板突出部153、154のそれぞれの端面151d、151eの法線方向での厚みである。本実施形態では、端面151d、151eの法線方向は、ファン径方向DRrである。仕切板本体部152の厚みT31は、仕切板本体部152の表面の法線方向での厚みである。本実施形態では、仕切板本体部152の表面の法線方向は、ファン軸方向DRaに垂直な方向である。仕切板本体部152の厚みT31は、仕切板本体部152と2つの仕切板突出部153、154とのうち仕切板本体部152のみで構成されている部分で測定される。

0173

このように、本実施形態では、仕切板15の肉厚は、仕切板15の全体にわたって均一である。仕切板15の肉厚とは、仕切板15の板状部分の厚み(すなわち、板厚)である。

0174

これによれば、仕切板15が本実施形態の仕切板本体部152のみで構成されている場合と比較して、仕切板15の肉厚の増大を抑えつつ、仕切板端面151の高さH4を増大させることができる。このため、第2実施形態の分離板13と同様に、仕切板15の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0175

なお、仕切板15の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制するためには、2つの仕切板突出部153、154のそれぞれの厚みT32、T33は、仕切板本体部152の厚みT31以下であればよい。

0176

(第19実施形態)
図23に示すように、本実施形態では、第18実施形態と同様に、分離筒18は、分離筒本体部182と、2つの分離筒突出部183、184とを有する。これによって、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。

0177

しかしながら、第18実施形態と異なり、仕切板15は、2つの仕切板突出部153、154を有していない。仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2と同じである。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2と同じである。

0178

本実施形態によっても、第18実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。なお、本実施形態および第18実施形態では、分離筒18は、2つの分離筒突出部183、184を有している。しかしながら、分離筒18は、2つの分離筒突出部183、184のうち一方の分離筒突出部のみを有していてもよい。これによっても、2つの分離筒突出部183、184を有する場合と同様の効果が得られる。

0179

(第20実施形態)
図24に示すように、本実施形態では、第18実施形態と同様に、仕切板15は、仕切板本体部152と、2つの仕切板突出部153、154とを有する。これによって、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。

0180

しかしながら、第18実施形態と異なり、分離筒18は、2つの分離筒突出部183、184を有していない。分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1と同じである。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1と同じである。

0181

本実施形態によっても、第18実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。なお、本実施形態および第18実施形態では、仕切板15は、2つの仕切板突出部153、154を有している。しかしながら、仕切板15は、2つの仕切板突出部153、154のうち一方の仕切板突出部のみを有していてもよい。これによっても、2つの仕切板突出部153、154を有する場合と同様の効果が得られる。

0182

(第21実施形態)
図25に示すように、第15実施形態と同様に、分離筒18の外側部分18aでは、ファン径方向DRrの内側から外側の端に向かうにつれて、分離筒18の厚みが徐々に厚くなっている。そして、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。このため、本実施形態によれば、第15実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0183

また、分離板13のうちファン径方向DRrの外側の部分であって、分離板13のファン径方向DRrの外側の端を含む外側部分13bでは、ファン径方向DRrの内側から外側の端に向かうにつれて、分離板13の厚みが徐々に厚くなっている。そして、第1実施形態と同様に、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によれば、第1実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0184

(第22実施形態)
図26に示すように、本実施形態では、第18実施形態と同様に、分離筒18は、分離筒本体部182と、2つの分離筒突出部183、184とを有する。これによって、分離筒端面181の高さH3は、内側端面131の高さH1よりも高い。すなわち、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。このため、本実施形態によっても、第18実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。なお、分離筒18は、2つの分離筒突出部183、184のうち一方の分離筒突出部のみを有していてもよい。

0185

また、本実施形態では、第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの外側突出部136、137を有している。これによって、分離板13の外側端面132のファン軸方向DRaでの高さH2は、仕切板端面151のファン軸方向DRaでの高さH4よりも高い。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によれば、第6実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。なお、分離板13は、2つの外側突出部136、137のうち一方の外側突出部のみを有していてもよい。

0186

(第23実施形態)
図27に示すように、分離板13のうちファン径方向DRrの内側の部分であって、ファン径方向DRrの内側の端を含む内側部分13aでは、ファン径方向DRrの外側から内側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっている。そして、第1実施形態と同様に、内側端面131のファン軸方向DRaでの高さH1は、分離筒端面181のファン軸方向DRaでの高さH3よりも高い。すなわち、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。このため、本実施形態によれば、第1実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0187

また、第15実施形態と同様に、仕切板15の内側部分15aでは、ファン径方向DRrの外側から内側に向かうにつれて、仕切板15の厚みが徐々に厚くなっている。そして、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。すなわち、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。このため、本実施形態によれば、第15実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0188

(第24実施形態)
図28に示すように、本実施形態では、第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの内側突出部134、135を有している。これによって、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。換言すると、内側縁部100は、2つの内側突出部134、135を含む。これによって、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。このため、本実施形態によっても、第6実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0189

なお、分離板13は、2つの内側突出部134、135のうち一方の内側突出部のみを有していてもよい。これによっても、2つの内側突出部134、135を有する場合と同様の効果が得られる。

0190

本実施形態では、第18実施形態と同様に、仕切板15は、仕切板本体部152と、2つの仕切板突出部153、154とを有する。これによって、仕切板端面151の高さH4は、外側端面132の高さH2よりも高い。換言すると、仕切板縁部400は、2つの仕切板突出部153、154を含む。これによって、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。このため、本実施形態によれば、第18実施形態の効果のうち本実施形態と共通の構成によって得られる効果と同様の効果が得られる。

0191

なお、仕切板15は、2つの仕切板突出部153、154のうち一方の仕切板突出部のみを有していてもよい。これによっても、2つの仕切板突出部153、154を有する場合と同様の効果が得られる。

0192

(第25実施形態)
図7に示す第4実施形態では、分離板本体部133の延伸方向は、ファン軸方向DRaに垂直な方向である。これに対して、図29に示すように、本実施形態では、分離板本体部133の延伸方向は、分離板本体部133の内側部分133aが外側部分133bよりもファン軸方向DRaの一方側に位置するように、ファン軸方向DRaに垂直な方向に対して傾いた方向である。

0193

また、本実施形態では、仕切板15のうちファン径方向DRrの内側の部分であって、仕切板15のファン径方向DRrの内側の端を含む内側部分15bの延伸方向は、ファン軸方向DRaに垂直な方向に対して傾いた方向である。

0194

本実施形態においても、第1、第2実施形態と同様の効果が得られる。なお、上記各実施形態においても、本実施形態のように、分離板13の全部または一部の延伸方向が、ファン軸方向DRaに垂直な方向に対して傾いた方向であってもよい。また、上記各実施形態においても、本実施形態のように、仕切板15の全部または一部の延伸方向が、ファン軸方向DRaに垂直な方向に対して傾いた方向であってもよい。

0195

(第26実施形態)
図7に示す第4実施形態では、内側端面131および外側端面132は、ファン軸方向DRaに平行である。これに対して、図30に示すように、本実施形態では、内側端面131および外側端面132は、ファン軸方向DRaに対して傾いた方向に延伸している。

0196

具体的には、内側端面131は、一方端131aが他方端131bよりもファン径方向DRrの内側に位置するように、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。外側端面132は、一方端132aが他方端132bよりもファン径方向DRrの内側に位置するように、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。

0197

本実施形態においても、第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。換言すると、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。

0198

なお、本実施形態では、次のように、ファン軸方向DRaに対する内側端面131の角度と、ファン軸方向DRaに対する外側端面132の角度とが設定される。分離板13に対する分離筒18の位置が、図3に示す対向範囲R3以内で、ファン軸方向DRaに変動したときを想定する。このとき、分離筒端面181と内側端面131との間の隙間の大きさが所定値以下となるように、内側端面131の角度が設定される。同様に、分離板13に対する仕切板15の位置が、図3に示す対向範囲R4以内で、ファン軸方向DRaに変動したときを想定する。このとき、仕切板端面151と外側端面132との間の隙間の大きさが所定値以下となるように、外側端面132の角度が設定される。

0199

このように、第1実施形態と同様の効果が得られれば、内側端面131および外側端面132は、ファン軸方向DRaに対して少し傾いていてもよい。また、図示しないが、上記各実施形態において、第1実施形態と同様の効果が得られれば、分離筒端面181および仕切板端面151は、本実施形態と同様に、ファン軸方向DRaに対して傾いた方向に延伸していてもよい。

0200

(第27実施形態)
図31に示すように、本実施形態では、第26実施形態に対して、内側端面131および外側端面132の傾きの向きが異なる。内側端面131は、一方端131aが他方端131bよりもファン径方向DRrの外側に位置するように、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。外側端面132は、一方端132aが他方端132bよりもファン径方向DRrの外側に位置するように、ファン軸方向DRaの一方側から他方側へ延伸している。

0201

本実施形態においても、第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。換言すると、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。

0202

本実施形態では、第26実施形態と同様に、ファン軸方向DRaに対する内側端面131の角度と、ファン軸方向DRaに対する外側端面132の角度とが設定される。

0203

このように、第1実施形態と同様の効果が得られれば、内側端面131および外側端面132は、ファン軸方向DRaに対して少し傾いていてもよい。また、図示しないが、上記各実施形態において、第1実施形態と同様の効果が得られれば、分離筒端面181および仕切板端面151は、本実施形態と同様に、ファン軸方向DRaに対して傾いた方向に延伸していてもよい。

0204

(第28実施形態)
図32に示すように、分離板13は、分離板本体部133と、内側突出部134と、外側突出部137とを有する。分離板本体部133、内側突出部134および外側突出部137は、第4実施形態のものと同じである。

0205

内側端面131の高さH1は、分離板中央部133cの厚みT51よりも大きい。外側端面132の高さH2は、分離板中央部133cの厚みT51よりも大きい。分離板中央部133cは、分離板13のファン径方向DRrでの中央に位置する。分離板中央部133cの厚みT51は、分離板中央部133cの表面の法線方向での分離板中央部133cの長さである。

0206

分離筒18は、分離筒本体部182と、2つの分離筒突出部183、184とを有する。分離筒本体部182および2つの分離筒突出部183、184は、第18実施形態のものと同じである。

0207

分離筒端面181の高さH3は、分離筒中央部182bの厚みT52よりも大きい。分離筒中央部182bは、分離筒18のファン軸方向DRaでの中央に位置する。分離筒中央部182bの厚みT52は、分離筒中央部182bの表面の法線方向での分離筒中央部182bの長さである。

0208

仕切板15は、仕切板本体部152と、2つの仕切板突出部153、154とを有する。仕切板本体部152および2つの仕切板突出部153、154は、第18実施形態のものと同じである。

0209

仕切板端面151の高さH4は、仕切板中央部152bの厚みT53よりも大きい。仕切板中央部152bは、仕切板15のファン径方向DRrでの中央に位置する。仕切板中央部152bの厚みT53は、仕切板中央部152bの表面の法線方向での仕切板中央部152bの長さである。

0210

本実施形態では、内側端面131の高さH1と分離筒端面181の高さH3とは、同じ高さである。外側端面132の高さH2と仕切板端面151の高さH4とは、同じ高さである。上記以外の送風機10の構成は、第1実施形態と同じである。

0211

次に、本実施形態の送風機10と、図4に示す比較例1の送風機J10とを比較する。比較例1の送風機J10は、分離板13が内側突出部134と外側突出部137とを有していない点、分離筒18が2つの分離筒突出部183、184を有していない点、仕切板15が2つの仕切板突出部153、154を有していない点で、本実施形態の送風機10と異なる。比較例1の送風機J10では、内側端面131の高さH1は、分離板中央部133cの厚みT51と同じである。分離筒端面181の高さH3は、分離筒中央部182bの厚みT52と同じである。仕切板端面151の高さH4は、仕切板中央部152bの厚みT53と同じである。

0212

本実施形態の送風機10では、第1実施形態と同様に、比較例1の送風機J10と比較して、内側端面131の高さH1が増大している。さらに、本実施形態の送風機10では、第12実施形態と同様に、比較例1の送風機J10と比較して、分離筒端面181の高さH3が増大している。

0213

これらにより、第1実施形態および第12実施形態と同様に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、分離筒端面181と内側端面131とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。

0214

よって、本実施形態の送風機10によれば、分離筒18と分離板13との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できるファン軸方向DRaでの範囲を、比較例1の送風機J10の第1範囲Rc1よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、分離筒18と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0215

同様に、本実施形態の送風機10では、第1実施形態と同様に、比較例1の送風機J10と比較して、外側端面132の高さH2が増大している。さらに、本実施形態の送風機10では、第12実施形態と同様に、比較例1の送風機J10と比較して、仕切板端面151の高さH4が増大している。

0216

これらにより、第1実施形態および第12実施形態と同様に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置関係において、仕切板15と外側端面132とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。

0217

よって、本実施形態の送風機10によれば、仕切板15と分離板13との相対的な位置関係において、2つの空気流れの分離性を維持できるファン軸方向DRaでの範囲を、比較例1の第2範囲Rc2よりも広げることができる。したがって、送風機10の組み付け時に、仕切板15と分離板13とのファン軸方向DRaでの相対的な位置に位置ずれが発生しても、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を維持することが可能となる。

0218

また、本実施形態によれば、第4実施形態および第18実施形態と共通の構成を有する。このため、第4実施形態および第18実施形態と同様の効果が得られる。

0219

なお、分離板13の形状は、内側端面131の高さH1が分離板中央部133cの厚みT51よりも大きければ、本実施形態に限定されない。図8に示す第5実施形態と同様に、分離板13は、ファン軸方向DRaの他方側に突出する内側突出部135を有していてもよい。図9に示す第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの内側突出部134、135を有していてもよい。図14に示す第11実施形態と同様に、分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの中央側の部分から分離板13のファン径方向DRrの内側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっていてもよい。

0220

また、外側端面132の高さH2が分離板中央部133cの厚みT51よりも大きければ、分離板13の形状は、本実施形態に限定されない。図5に示す第2実施形態と同様に、分離板13は、ファン軸方向DRaの一方側に突出する外側突出部136を有していてもよい。図9に示す第6実施形態と同様に、分離板13は、2つの外側突出部136、137とを有していてもよい。図14に示す第11実施形態と同様に、分離板13の厚みは、分離板13のファン径方向DRrの中央側の部分から分離板13のファン径方向DRrの外側の端に向かうにつれて徐々に厚くなっていてもよい。

0221

また、分離筒18の形状は、分離筒端面181の高さH3が分離筒中央部182bの厚みT52よりも大きければ、本実施形態に限定されない。分離筒18は、2つの分離筒突出部183、184のうち一方のみを有していてもよい。図19に示す第15実施形態のように、分離筒18の外側部分18aにおいて、ファン径方向DRrの内側から外側に向かうにつれて、分離筒18の厚みが徐々に厚くなっていてもよい。

0222

また、仕切板15の形状は、仕切板端面151の高さH4が仕切板中央部152bの厚みT53よりも大きければ、本実施形態に限定されない。仕切板15は、2つの仕切板突出部153、154のうち一方の仕切板突出部のみを有していてもよい。図19に示す第15実施形態のように、仕切板15の内側部分15aにおいて、ファン径方向DRrの外側から内側に向かうにつれて、仕切板15の厚みが徐々に厚くなっていてもよい。

0223

また、内側端面131の高さH1と分離筒端面181の高さH3とは、異なる高さであってもよい。外側端面132の高さH2と仕切板端面151の高さH4とは、異なる高さであってもよい。これらの場合であっても、本実施形態と同様の効果が得られる。

0224

(第29実施形態)
図33に示すように、本実施形態では、図7の第4実施形態の分離筒18に対して分離筒突出部184が追加されている。分離筒18は、分離筒本体部182と、分離筒突出部184とを有する。分離筒突出部184は、図22の第18実施形態の他方の分離筒突出部184と同じものである。

0225

本実施形態では、分離筒端面181は、分離筒本体部182のファン径方向DRrの外側の端面181cと、分離筒突出部184のファン径方向DRrの外側の端面181eとによって構成されている。分離筒縁部300は、分離筒本体部182のファン径方向DRrの外側の部分と、分離筒突出部184とを含む。

0226

また、分離筒端面181の一方端181aは、内側端面131の一方端131aよりも、ファン軸方向DRaの一方側にある。

0227

送風機10の上記以外の構成は、第4実施形態と同じである。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、内側端面131の高さH1は、分離筒端面181の高さH3よりも高い。すなわち、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。

0228

(第30実施形態)
図34に示すように、本実施形態では、図33の第29実施形態の仕切板15に対して2つの仕切板突出部153、154が追加されている。

0229

仕切板15は、図22の第18実施形態と同様に、仕切板本体部152と、2つの仕切板突出部153、154とを有する。仕切板端面151は、仕切板本体部152のファン径方向DRrの内側の端面151cと、一方の仕切板突出部153のファン径方向DRrの内側の端面151dと、他方の仕切板突出部154のファン径方向DRrの内側の端面151eとによって構成されている。ただし、第18実施形態と異なり、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも高い。すなわち、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。

0230

送風機10の上記以外の構成は、第29実施形態と同じである。本実施形態においても、第29実施形態と同様の効果が得られる。

0231

(第31実施形態)
図35に示すように、本実施形態では、分離筒18の形状が第1実施形態と異なる。分離筒18は、分離筒18のファン軸方向DRaの他方側の端側で、二股に分かれている。

0232

具体的には、分離筒18は、分岐基部191と、第1ガイド部192と、第2ガイド部193とを有する。分岐基部191は、分離筒18のうちファン軸方向DRaの他方側の端側に位置する。分岐基部191は、第1ガイド部192と第2ガイド部193とが連なる部分である。第1ガイド部192は、分岐基部191からファン径方向DRrの外側に向かって延伸する。第2ガイド部193は、分岐基部191からファン径方向DRrの外側に向かって延伸する。第2ガイド部193は、第1ガイド部192に対してファン軸方向DRaに並んで配置されている。第2ガイド部193は、第1ガイド部192よりもファン軸方向DRaの他方側に位置する。第2ガイド部193は、第1ガイド部192との間に空間を形成している。

0233

第1ガイド部192は、分離筒18の外側を流れる空気流れF2をファン径方向DRrの外側に向けて案内する第1ガイド面18S1を有する。第1ガイド面18S1は、第1ガイド部192のファン軸方向DRaの一方側の表面である。すなわち、第1ガイド面18S1は、分離筒18の一方側表面18S1である。

0234

第2ガイド部193は、分離筒18の内側を流れる空気流れF1をファン径方向DRrの外側に向けて案内する第2ガイド面18S2を有する。第2ガイド面18S2は、第2ガイド部193のファン軸方向DRaの他方側の表面である。すなわち、第2ガイド面18S2は、分離筒18の他方側表面18S2である。なお、空気流れF1は、図1に示される主板122のファン軸方向DRaの一方側の表面と、第2ガイド面18S2との両方によって、ファン径方向DRrの外側に向けて案内される。

0235

本実施形態では、分離筒縁部300には、第1ガイド部192のうちファン径方向DRrの外側の端と、第2ガイド部193のうちファン径方向DRrの外側の端とが含まれる。分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。分離筒縁部300の高さH3は、第1ガイド面18S1のファン径方向DRrの外側の端301と、第2ガイド面18S2のファン径方向DRrの外側の端302とのファン軸方向DRaでの距離である。内側縁部100の高さH1は、内側端面131の高さH1と同じである。

0236

これによれば、第12実施形態と同様に、分離筒縁部300と内側縁部100とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。このため、分離筒18と分離板13との関係において、第12実施形態と同じ効果が得られる。

0237

また、第1実施形態と同様に、外側端面132の高さH2は、仕切板端面151の高さH4よりも大きい。すなわち、外側縁部200のH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。外側縁部200の高さH2は、外側端面132の高さH2と同じである。仕切板縁部400の高さH4は、仕切板端面151の高さH4と同じである。

0238

これによれば、第1実施形態と同様に、仕切板縁部400と外側縁部200とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。このため、分離板13と仕切板15との関係において、第1実施形態と同じ効果が得られる。

0239

送風機10の上記以外の構成は、第1実施形態と同じである。本実施形態によれば、下記の効果がさらに得られる。

0240

図36に示す比較例2の送風機の分離筒18は、本実施形態と同じ形状である。比較例2の送風機は、本実施形態と異なり、分離板13を有していない。送風機が分離板13を有していない場合、分離筒18が、本実施形態と同様に、二股に分かれていることで、分離筒18が二股に分かれていない場合と比較して、2つの空気流れFL1、FL2をファン軸方向DRaで離すことができる。よって、2つの空気流れFL1、FL2の分離性を向上させることができる。

0241

しかし、比較例2の送風機では、分離筒18と仕切板15との間の空間において、図36に示す空気流れFL3、FL4が生じる。これが、ファン効率の低下および騒音の増加の原因となる。

0242

これに対して、本実施形態によれば、分離筒18と仕切板15との間の空間に、分離板13が配置されている。これにより、空気流れFL3、FL4の発生を抑制することができる。よって、ファン効率の低下および騒音の増加を抑制することができる。

0243

(第32実施形態)
図37に示すように、図35の第31実施形態に対して、分離板13の形状が変更されている。分離板13の形状は、図9の第6実施形態の分離板13の形状と同じである。すなわち、分離板13は、2つの内側突出部134、135と2つの外側突出部136、137とを有する。

0244

内側縁部100に、2つの内側突出部134、135が含まれている。内側縁部100の高さH1は、内側端面131の高さH1と同じである。また、外側縁部200に、2つの外側突出部136、137が含まれている。外側縁部200の高さH2は、外側端面132の高さH2と同じである。

0245

分離筒18および仕切板15の形状は、第31実施形態と同じである。そして、第30実施形態と同様に、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。このため、第31実施形態と同じ効果が得られる。

0246

なお、本実施形態と異なり、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高くてもよい。仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高くてもよい。

0247

また、本実施形態と異なり、分離板13は、2つの内側突出部134、135のうち一方のみを有していてもよい。分離板13は、2つの外側突出部136、137のうち一方のみを有していてもよい。

0248

(第33実施形態)
図38に示すように、本実施形態では、分離板13の形状が第1実施形態と異なる。具体的には、分離板13のファン径方向DRrの内側の部分は、二股に分かれている。そして、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。

0249

内側縁部100には、二股に分かれている部分のファン径方向DRrの内側の端が含まれる。内側縁部100の高さH1は、一方側表面13S1のファン径方向DRrの内側の端101と、他方側表面13S2のファン径方向DRrの内側の端102とのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面13S1は、分離板13のファン軸方向DRaの一方側の表面である。他方側表面13S2は、分離板13のファン軸方向DRaの他方側の表面である。

0250

分離板13のファン径方向DRrの外側の部分も、二股に分かれている。そして、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。

0251

外側縁部200には、二股に分かれている部分のファン径方向DRrの外側の端が含まれる。外側縁部200の高さH2は、一方側表面13S1のファン径方向DRrの外側の端201と、他方側表面13S2のファン径方向DRrの外側の端202とのファン軸方向DRaでの距離である。

0252

送風機10の上記以外の構成は、第1実施形態と同じである。上記の通り、本実施形態では、内側縁部100の高さH1は、分離筒縁部300の高さH3よりも高い。これによれば、第1実施形態と同様に、分離筒縁部300と内側縁部100とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R3が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc3よりも拡大する。このため、このため、分離筒18と分離板13との関係において、第1実施形態と同じ効果が得られる。

0253

また、本実施形態では、外側縁部200の高さH2は、仕切板縁部400の高さH4よりも高い。これによれば、第1実施形態と同様に、仕切板縁部400と外側縁部200とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。このため、分離板13と仕切板15との関係において、第1実施形態と同じ効果が得られる。

0254

なお、本実施形態では、分離板13のファン径方向DRrの内側、外側の両側の部分が二股に分かれている。しかしながら、分離板13のファン径方向DRrの内側、外側の部分のうち一方のみが、二股に分かれていてもよい。

0255

また、内側縁部100の高さH1と分離筒縁部300の高さH3との高さの大小関係は、本実施形態と逆であってもよい。外側縁部200の高さH2と仕切板縁部400の高さH4との大小関係は、本実施形態と逆であってもよい。

0256

(第34実施形態)
図39に示すように、本実施形態では、分離筒18の形状は、図35の第31実施形態と同じである。第31実施形態と同様に、分離筒縁部300の高さH3は、内側縁部100の高さH1よりも高い。このため、分離筒18と分離板13との関係において、第31実施形態と同様の効果が得られる。

0257

また、本実施形態では、仕切板15のファン径方向DRrの内側の部分は、二股に分かれている。そして、仕切板縁部400の高さH4は、外側縁部200の高さH2よりも高い。

0258

仕切板縁部400には、二股に分かれている部分のファン径方向DRrの内側の端が含まれる。仕切板縁部400の高さH4は、一方側表面15S1のファン径方向DRrの内側の端401と、他方側表面15S2のファン径方向DRrの内側の端402とのファン軸方向DRaでの距離である。一方側表面15S1は、仕切板15のファン軸方向DRaの一方側の表面である。他方側表面15S2は、仕切板15のファン軸方向DRaの他方側の表面である。外側縁部200の高さH2は、外側端面132の高さと同じである。

0259

これによれば、第12実施形態と同様に、仕切板縁部400と外側縁部200とがファン径方向DRrで対向するときの対向範囲R4が、比較例1の送風機J10での対向範囲Rc4よりも拡大する。このため、分離板13と仕切板15との関係において、第12実施形態と同じ効果が得られる。

0260

なお、内側縁部100の高さH1と分離筒縁部300の高さH3との高さの大小関係は、本実施形態と逆であってもよい。外側縁部200の高さH2と仕切板縁部400の高さH4との大小関係は、本実施形態と逆であってもよい。

0261

(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、内側端面131、外側端面132、仕切板端面151および分離筒端面181は、それぞれ、平坦面である。しかしながら、これらの端面131、132、151、181は、屈曲部を有していたり、曲面であったりしてもよい。

0262

例えば、図40に示すように、分離筒縁部300が丸みを有する場合がある。すなわち、分離筒端面181が曲面である場合がある。図40では、分離筒18のうちファン軸方向DRaの他方側の部分は、ファン軸方向DRaの一方側から他方側の端へ向かうにつれて分離筒18はファン径方向DRrに拡大している。

0263

この場合、一方側表面18S1のうち接線TLとファン軸方向DRaとのなす角度θが最大となる位置が、一方側表面18S1の端181a、すなわち、分離筒端面181の一方端181aである。接線TLは、ファン軸心CLを通る送風機10の断面において、一方側表面18S1の任意の位置で接する仮想直線である。接点の位置がファン軸方向DRaの他方側へ移動するにつれて、角度θは、徐々に増大して最大になった後、徐々に減少する。

0264

また、分離筒18のうちファン軸方向DRaで最も他方側の位置が、他方側表面18S2の端181b、すなわち、分離筒端面181の他方端181bである。

0265

図41に示すように、分離板13の内側縁部100が丸みを有する場合がある。すなわち、内側端面131が曲面である場合がある。図41では、一方側表面13S1および他方側表面13S2は、ファン軸方向DRaに対して垂直な平坦面である。この場合、一方側表面13S1に対して表面が曲がり始めている位置が、一方側表面13S1の内側の端131a、すなわち、内側端面131の一方端131aである。他方側表面13S2に対して表面が曲がり始めている位置が、他方側表面13S2の内側の端131b、すなわち、内側端面131の他方端131bである。

0266

図42に示すように、分離板13の内側縁部100が丸みを有する場合がある。図42では、分離板13は、ファン径方向DRrの内側の端側に向かうにつれて、ファン軸方向DRaの一方側に位置するように、ファン軸方向DRaに対して傾いている。この場合、分離板13のうちファン軸方向DRaで最も一方側の位置が、一方側表面13S1の内側の端131a、すなわち、内側端面131の一方端131aである。ファン軸心CLを通る送風機10の断面において、一方側表面13S1の内側の端131aを通るファン軸方向DRaに平行な仮想直線VL1と分離板13の表面との交点の位置が、他方側表面13S2の内側の端131b、すなわち、内側端面131の他方端131bである。

0267

図43に示すように、分離板13の内側縁部100が丸みを有する場合がある。図43では、内側縁部100に、内側突出部134が含まれている。この場合、内側突出部134のうちファン軸方向DRaで最も一方側の位置が、一方側表面13S1の内側の端131a、すなわち、内側端面131の一方端131aである。平坦面である他方側表面13S2に対して表面が曲がり始めている位置が、他方側表面13S2の内側の端131b、すなわち、内側端面131の他方端131bである。

0268

図44に示すように、分離板13の外側縁部200が丸みを有する場合がある。すなわち、外側端面132が曲面である場合がある。図44では、一方側表面13S1および他方側表面13S2は、ファン軸方向DRaに対して垂直な平坦面である。この場合、一方側表面13S1に対して表面が曲がり始めている位置が、一方側表面13S1の外側の端132a、すなわち、外側端面132の一方端132aである。他方側表面13S2に対して表面が曲がり始めている位置が、他方側表面13S2の外側の端132b、すなわち、外側端面132の他方端132bである。

0269

図45に示すように、分離板13の外側縁部200が丸みを有する場合がある。図45では、分離板13は、ファン径方向DRrの外側の端側に向かうにつれて、ファン軸方向DRaの他方側に位置するように、ファン軸方向DRaに対して傾いている。この場合、分離板13のうちファン軸方向DRaで最も他方側の位置が、他方側表面13S2の外側の端132b、すなわち、外側端面132の他方端132bである。ファン軸心CLを通る送風機10の断面において、他方側表面13S2の外側の端132bを通るファン軸方向DRaに平行な仮想直線VL2と分離板13の表面との交点の位置が、一方側表面13S1の外側の端132a、すなわち、外側端面132の一方端132aである。

0270

図46に示すように、分離板13の外側縁部200が丸みを有する場合がある。図46では、外側縁部200に、外側突出部137が含まれている。この場合、外側突出部137のうちファン軸方向DRaで最も他方側の位置が、他方側表面13S2の外側の端132b、すなわち、外側端面132の他方端132bである。平坦面である一方側表面13S1に対して表面が曲がり始めている位置が、一方側表面13S1の外側の端132a、すなわち、内側端面131の一方端132aである。

0271

図47に示すように、仕切板縁部400が丸みを有する場合がある。すなわち、仕切板端面151が曲面である場合がある。図47では、一方側表面15S1および他方側表面15S2は、ファン軸方向DRaに対して垂直な平坦面である。この場合、一方側表面15S1に対して表面が曲がり始めている位置が、一方側表面15S1の端151a、すなわち、仕切板端面151の一方端151aである。他方側表面15S2に対して表面が曲がり始めている位置が、他方側表面15S2の端151b、すなわち、仕切板端面151の他方端151bである。

0272

図48に示すように、仕切板縁部400が丸みを有する場合がある。図48では、仕切板15は、ファン径方向DRrの内側の端側に向かうにつれて、ファン軸方向DRaの一方側に位置するように、ファン軸方向DRaに対して傾いている。この場合、仕切板15のうちファン軸方向DRaで最も一方側の位置が、一方側表面15S1の端151a、すなわち、仕切板端面151の一方端151aである。ファン軸心CLを通る送風機10の断面において、一方側表面15S1の端151aを通るファン軸方向DRaに平行な仮想直線VL3と仕切板15の表面との交点の位置が、他方側表面15S2の端151b、すなわち、仕切板端面151の他方端151bである。

0273

(2)本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。

0274

(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、遠心式送風機は、遠心ファンと、分離筒とを備える。遠心ファンは、分離板を有する。分離板は、内側端面を有する。分離筒は、分離筒端面を有する。分離筒端面と内側端面との一方の端面の軸方向での高さは、分離筒端面と内側端面との他方の端面の軸方向での高さよりも高い。

0275

また、第2の観点によれば、分離筒端面の軸方向での高さは、内側端面の軸方向での高さよりも高い。第1の観点において、第2の観点を採用することができる。

0276

また、第3の観点によれば、分離筒は、分離筒本体部と、分離筒本体部とを有する。分離筒本体部は、軸方向の一方側から他方側の端へ向かって延伸するとともに、軸方向の他方側の端に向かうにつれて径方向の外側に位置するように延伸する。分離筒本体部は、分離筒本体部のうち径方向の外側の部分であって、分離筒の径方向の外側の端を含む外側部分を有する。分離筒突出部は、分離筒本体部のその外側部分から軸方向の一方側と他方側との少なくとも一方へ突出する。分離筒端面は、分離筒本体部の径方向の外側の端面と、分離筒突出部の径方向の外側の端面とによって構成される。

0277

これによれば、分離筒本体部と分離筒突出部とのうち分離筒本体部のみで構成されている部分での分離筒の厚みは、分離筒端面の高さよりも薄い。このため、分離筒の延伸方向の全域にわたって、分離筒の厚みが分離筒端面の高さと同じ大きさで均一である場合と比較して、分離筒の形成に必要な材料を低減することができる。

0278

また、第4の観点によれば、分離筒突出部の端面の法線方向での分離筒突出部の厚みは、分離筒本体部の表面の法線方向での分離筒本体部の厚み以下である。

0279

これによれば、分離筒が分離筒本体部のみで構成されている場合と比較して、分離筒の肉厚の増大を抑えつつ、分離筒端面の高さを増大させることができる。樹脂成形品の肉厚が厚いほど、樹脂成形時の冷却時間が増大する。よって、これによれば、分離筒の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0280

また、第5の観点によれば、内側端面の軸方向での高さは、分離筒端面の軸方向での高さよりも高い。第1の観点において、第5の観点を採用することができる。

0281

また、第6の観点によれば、分離板は、分離板本体部と、内側突出部とを有する。分離板本体部は、径方向の内側から外側へ延伸する。分離板本体部は、分離板本体部のうち径方向の内側の部分であって、分離板の径方向の内側の端を含む内側部分を有する。内側突出部は、分離板本体部のその内側部分から軸方向の一方側と他方側の少なくとも一方へ突出する。内側端面は、分離板本体部の径方向の内側の端面と、内側突出部の径方向の内側の端面とによって構成される。

0282

これによれば、分離板本体部と内側突出部とのうち分離板本体部のみで構成されている部分での分離板の厚みは、内側端面の高さよりも薄い。このため、分離板の延伸方向の全域にわたって、分離板の厚みが、内側端面の高さと同じ大きさで均一である場合と比較して、分離板の形成に必要な材料を低減することができる。

0283

また、第7の観点によれば、内側突出部の端面の法線方向での内側突出部の厚みは、分離板本体部の表面の法線方向での分離板本体部の厚み以下である。

0284

これによれば、分離板が分離板本体部のみで構成されている場合と比較して、分離板の肉厚の増大を抑えつつ、内側端面の高さを増大させることができる。樹脂成形品の肉厚が厚いほど、樹脂成形時の冷却時間が増大する。よって、これによれば、分離板の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0285

また、第8の観点によれば、遠心式送風機は、遠心ファンと、ファンケーシングとを備える。遠心ファンは、分離板を有する。ファンケーシングは、仕切板を有する。分離板は、外側端面を有する。仕切板は、仕切板端面を有する。仕切板端面と外側端面との一方の端面の軸方向での高さは、仕切板端面と外側端面との他方の端面の軸方向での高さよりも高い。

0286

また、第9の観点によれば、外側端面の軸方向での高さは、仕切板端面の軸方向での高さよりも高い。第8の観点において、第9の観点を採用することができる。

0287

また、第10の観点によれば、分離板は、分離板本体部と、外側突出部とを有する。分離板本体部は、径方向の内側から外側へ延伸する。分離板本体部は、分離板本体部のうち径方向の外側の部分であって、分離板の径方向の外側の端を含む外側部分を有する。外側突出部は、分離板本体部のその外側部分から軸方向の一方側と他方側の少なくとも一方へ突出する。外側端面は、分離板本体部の径方向の外側の端面と、外側突出部の径方向の外側の端面とによって構成される。

0288

これによれば、分離板本体部と外側突出部とのうち分離板本体部のみで構成されている部分での分離板の厚みは、外側端面の高さよりも薄い。このため、分離板の延伸方向の全域にわたって、分離板の厚みが、外側端面の高さと同じ大きさで均一である場合と比較して、分離板の形成に必要な材料を低減することができる。

0289

また、第11の観点によれば、外側突出部の端面の法線方向での外側突出部の厚みは、分離板本体部の表面の法線方向での分離板本体部の厚み(T11)以下である。

0290

これによれば、分離板が分離板本体部のみで構成されている場合と比較して、分離板の肉厚の増大を抑えつつ、外側端面の高さを増大させることができる。樹脂成形品の肉厚が厚いほど、樹脂成形時の冷却時間が増大する。よって、これによれば、分離板の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0291

また、第12の観点によれば、仕切板端面の軸方向での高さは、外側端面の軸方向での高さよりも高い。第8の観点において、第12の観点を採用することができる。

0292

また、第13の観点によれば、仕切板は、仕切板本体部と、仕切板突出部とを有する。仕切板本体部は、径方向の外側から内側へ延伸する。仕切板本体部は、仕切板本体部のうち径方向の内側の部分であって、仕切板の径方向の内側の端を含む内側部分を有する。仕切板突出部は、仕切板本体部のその内側部分から軸方向の一方側と他方側の少なくとも一方へ突出する。仕切板端面は、仕切板本体部の径方向の内側の端面と、仕切板突出部の径方向の内側の端面とによって構成される。

0293

これによれば、仕切板本体部と仕切板突出部とのうち仕切板本体部のみで構成されている部分での仕切板の厚みは、仕切板端面の高さよりも薄い。このため、仕切板の延伸方向の全域にわたって、仕切板の厚みが、仕切板端面の高さと同じ大きさで均一である場合と比較して、仕切板の形成に必要な材料を低減することができる。

0294

また、第14の観点によれば、仕切板突出部の端面の法線方向での仕切板突出部の厚みは、仕切板本体部の表面の法線方向での仕切板本体部の厚み以下である。

0295

これによれば、仕切板が仕切板本体部のみで構成されている場合と比較して、仕切板の肉厚の増大を抑えつつ、仕切板端面の高さを増大させることができる。樹脂成形品の肉厚が厚いほど、樹脂成形時の冷却時間が増大する。よって、これによれば、仕切板の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0296

また、第15の観点によれば、遠心式送風機は、遠心ファンと、分離筒と、ファンケーシングとを備える。遠心ファンは、分離板を有する。ファンケーシングは、仕切板を有する。分離板は、内側端面と、外側端面とを有する。分離筒は、分離筒端面を有する。仕切板は、仕切板端面を有する。分離筒端面と内側端面との一方の端面の軸方向での高さは、分離筒端面と内側端面との他方の端面の軸方向での高さよりも高い。仕切板端面と外側端面との一方の端面の軸方向での高さは、仕切板端面と外側端面との他方の端面の軸方向での高さよりも高い。

0297

また、第16の観点によれば、内側端面の軸方向での高さは、分離筒端面の軸方向での高さよりも高い。外側端面の軸方向での高さは、仕切板端面の軸方向での高さよりも高い。第15の観点において、第16の観点を採用することができる。

0298

また、第17の観点によれば、分離板は、分離板本体部と、内側突出部と、外側突出部とを有する。分離板本体部は、径方向の内側から外側へ延伸する。分離板本体部は、分離板本体部のうち径方向の内側の部分であって、分離板の径方向の内側の端を含む内側部分を有する。内側突出部は、分離板本体部のその内側部分から軸方向の一方側と他方側の少なくとも一方へ突出する。分離板本体部は、分離板本体部のうち径方向の外側の部分であって、分離板の径方向の外側の端を含む外側部分を有する。外側突出部は、分離板本体部のその外側部分から軸方向の一方側と他方側の少なくとも一方へ突出する。内側端面は、分離板本体部の径方向の内側の端面と、内側突出部の径方向の内側の端面とによって構成される。外側端面は、分離板本体部の径方向の外側の端面と、外側突出部の径方向の外側の端面とによって構成される。

0299

これによれば、分離板本体部、内側突出部および外側突出部のうち分離板本体部のみで構成されている部分での分離板の厚みは、内側端面の高さおよび外側端面の高さよりも薄い。このため、分離板の延伸方向の全域にわたって、分離板の厚みが、内側端面の高さまたは外側端面と同じ大きさで均一である場合と比較して、分離板の形成に必要な材料を低減することができる。

0300

また、第18の観点によれば、内側突出部の端面の法線方向での内側突出部の厚みは、分離板本体部の表面の法線方向での分離板本体部の厚み以下である。外側突出部の端面の法線方向での外側突出部の厚みは、分離板本体部の厚み以下である。

0301

これによれば、分離板が分離板本体部のみで構成されている場合と比較して、分離板の肉厚の増大を抑えつつ、内側端面の高さおよび外側端面の高さを増大させることができる。樹脂成形品の肉厚が厚いほど、樹脂成形時の冷却時間が増大する。よって、これによれば、分離板の樹脂成形時における冷却時間の増大を抑制することができる。

0302

10遠心式送風機
12遠心ファン
13分離板
131内側端面
132外側端面
15仕切板
151 仕切板端面
18分離筒
181 分離筒端面

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