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技術 情報処理方法

出願人 パナソニックインテレクチュアルプロパティコーポレーションオブアメリカ
発明者 松井修平米田孝弘
出願日 2018年7月20日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2018-136660
公開日 2020年1月23日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-013451
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード シェアラ 類似度計算式 適性度 傾向解析 各移動体装置 制限設定処理 サービサ マッチング要求
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重要な関連分野

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図面 (20)

課題

動体を利用したシェアライドサービスを利用するユーザ間のマッチングにおいて、従来よりも、より適切なマッチングを実現し得る情報処理方法を提供する。

解決手段

情報処理方法は、コンピュータを用いて、移動体の内部空間についての第1ユーザの特性を示す第1特性情報及び1以上の移動体の空き情報を取得し、第1特性情報及び空き情報を用いて、1以上の移動体において空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成し、提示情報を提示装置提示させる。

概要

背景

従来、移動体の利用を希望するユーザに対して、移動体を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

移動体を利用したシェアライドサービスを利用するユーザ間のマッチングにおいて、従来よりも、より適切なマッチングを実現し得る情報処理方法を提供する。情報処理方法は、コンピュータを用いて、移動体の内部空間についての第1ユーザの特性を示す第1特性情報及び1以上の移動体の空き情報を取得し、第1特性情報及び空き情報を用いて、1以上の移動体において空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成し、提示情報を提示装置提示させる。

目的

従来、移動体の利用を希望するユーザに対して、移動体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータを用いて、移動体の内部空間についての第1ユーザの特性を示す第1特性情報及び1以上の移動体の空き情報を取得し、前記第1特性情報及び前記空き情報を用いて、前記1以上の移動体において空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、前記第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成し、前記提示情報を提示装置提示させる情報処理方法

請求項2

移動体の内部空間についての前記第2ユーザの特性を示す第2特性情報を取得し、前記第2特性情報をさらに用いて、前記第1ユーザの特性と前記第2ユーザの特性との関係に応じて示す前記提示情報を生成する請求項1に記載の情報処理方法。

請求項3

前記関係が所定の条件を満たす前記第1ユーザによって予約済みの移動体を対象として、前記提示情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項4

前記第1ユーザによって予約済みの移動体を対象として、前記空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、前記関係の程度に応じて示す前記提示情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項5

前記提示情報は、前記第1特性情報を含む請求項4に記載の情報処理方法。

請求項6

前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含む請求項2に記載の情報処理方法。

請求項7

前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含む請求項2に記載の情報処理方法。

請求項8

前記移動体の内部空間の状態は、汚れ、臭い、明るさ、音、振動、温度のうちの少なくとも1つの状態を含む請求項6又は7に記載の情報処理方法。

請求項9

前記第1ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含み、前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含み、前記第2ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、前記第1ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、前記第1ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、前記提示情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項10

前記第1ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含み、前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含み、前記第1ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、前記第2ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、前記第1ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、前記提示情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項11

前記1以上の移動体の内部空間の状態を示す状態情報を取得し、内部空間の状態が、前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性の少なくとも一方に応じた状態である移動体を対象として、前記提示情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項12

前記第1ユーザによる前記1以上の移動体の利用履歴から、前記第1特性情報を生成し、前記第2ユーザによる前記1以上の移動体の利用履歴から、前記第2特性情報を生成する請求項2に記載の情報処理方法。

請求項13

前記第1ユーザによる利用前後の、前記1以上の移動体の内部空間の状態から、前記第1特性情報を生成し、前記第2ユーザによる利用前後の、前記1以上の移動体の内部空間の状態から、前記第2特性情報を生成する請求項12に記載の情報処理方法。

技術分野

0001

本開示は、移動体に係る情報についての情報処理方法に関する。

背景技術

0002

従来、移動体の利用を希望するユーザに対して、移動体を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2013−54537号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、従来技術では、同じ移動体を利用する複数のユーザ間で、移動体の利用における特性が異なる場合、当該複数のユーザの少なくとも一人は快適に移動体を利用することが困難となる。

0005

そこで、本開示は、同じ移動体を複数のユーザで利用するサービスにおいて、異なる特性のユーザそれぞれが移動体を快適に利用することが可能な情報処理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本開示の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータを用いて、移動体の内部空間についての第1ユーザの特性を示す第1特性情報及び1以上の移動体の空き情報を取得し、前記第1特性情報及び前記空き情報を用いて、前記1以上の移動体において空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、前記第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成し、前記提示情報を提示装置提示させる。

発明の効果

0007

本開示の一態様に係る情報処理方法によれば、同じ移動体を複数のユーザで利用するサービスにおいて、異なる特性のユーザそれぞれが移動体を快適に利用することが可能である。

図面の簡単な説明

0008

図1は、実施の形態に係る情報提示システムの構成を示すブロック図である。
図2は、実施の形態に係る移動体情報の一例を示すデータ構成図である。
図3は、実施の形態に係る実績情報の一例を示すデータ構成図である。
図4は、実施の形態に係る特性情報の一例を示すデータ構成図である。
図5は、実施の形態に係る移動体内状態取得処理のシーケンス図である。
図6は、実施の形態に係る移動体内部状態解析処理のシーケンス図である。
図7は、実施の形態に係る車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理フローチャートである。
図8は、実施の形態に係る座席制限設定処理のフローチャートである。
図9は、実施の形態に係る座席制限反映処理のフローチャートである。
図10は、実施の形態に係る利用傾向取得処理のシーケンス図である。
図11Aは、実施の形態に係る第1利用傾向解析処理のフローチャートである。
図11Bは、実施の形態に係る第2利用傾向解析処理のフローチャートである。
図12は、実施の形態に係る予約傾向取得処理のシーケンス図である。
図13は、実施の形態に係る予約傾向解析処理のフローチャートである。
図14は、実施の形態に係るレベルヒストグラムの一例を示す模式図である。
図15は、実施の形態に係る第1耐性取得処理のシーケンス図である。
図16は、実施の形態に係る第2耐性取得処理のシーケンス図である。
図17は、実施の形態に係る耐性解析処理のフローチャートである。
図18は、実施の形態に係る提示処理のシーケンス図である。
図19は、実施の形態に係る予約要望入力情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。
図20は、実施の形態に係る提示情報生成処理のフローチャートである。
図21は、実施の形態に係るマッチング処理のフローチャートである。
図22は、実施の形態に係る移動体利用希望ユーザ特性情報の一例を示すデータ構成図である。
図23は、実施の形態に係る移動体利用希望ユーザ特性情報の一具体例を示すデータ構成図である。
図24は、実施の形態に係る相乗り候補ユーザ特性情報の一例を示すデータ構成図である。
図25は、実施の形態に係る、特性と、評価式と、重みとの対応関係の一例を示す対応表である。
図26Aは、実施の形態に係る提示情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。
図26Bは、実施の形態に係る第1提示情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。
図26Cは、実施の形態に係る第1提示情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。
図26Dは、実施の形態に係る第1提示情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。
図27は、他の実施の形態に係る情報提示システムの構成を示すブロック図である。
図28は、他の実施の形態に係る変形提示情報生成処理のフローチャートである。

実施例

0009

(本発明の一態様を得るに至った経緯)
近年、移動体を利用したシェアライドサービスが提供されている。

0010

従来の移動体のシェアライドサービスにおいては、同一の移動体に相乗りする相乗りユーザのマッチングの際に、移動体の内部空間についてのユーザの特性が考慮されない。

0011

一般に、人によって、移動体の利用における特性(例えば、快適に感じる移動体内の温度の範囲、不快に感じる移動体内の臭いの種類等。)は異なる。このため、移動体を利用したシェアライドサービスを運用する場合において、互いに異なる特性を有するユーザが同一の移動体に相乗りする相乗りユーザとしてマッチングされてしまうと、一方又は双方のユーザは、その移動体の利用において不快感を覚えることがある。

0012

不快感を覚えるユーザは、不快な思いをしながらその移動体を利用することとなる。このため、そのユーザは、シェアライドサービスの運用者に対して、悪い印象抱くことがある。

0013

発明者は、このような問題に鑑みて、同じ移動体を複数のユーザで利用するサービスにおいて、異なる特性のユーザそれぞれが移動体を快適に利用することが可能な、下記本開示の一態様に係る情報処理方法に想到した。

0014

本開示の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータを用いて、移動体の内部空間についての第1ユーザの特性を示す第1特性情報及び1以上の移動体の空き情報を取得し、前記第1特性情報及び前記空き情報を用いて、前記1以上の移動体において空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、前記第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成し、前記提示情報を提示装置に提示させる。

0015

上記情報処理方法によると、シェアリングされる移動体の利用を希望する第2ユーザ向けに、空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方が、他のユーザである第1ユーザの特性に応じて提示される。これにより、第2ユーザは、シェアリングされる移動体の利用において、自身の特性に対して適切にマッチングする移動体を選択することが可能になる。このように、上記情報処理方法によると、同じ移動体を複数のユーザで利用するサービスにおいて、異なる特性のユーザそれぞれが移動体を快適に利用することが可能となる。例えば、移動体を利用したシェアライドサービスを利用するユーザ間のマッチングにおいて、従来よりも、より適切なマッチングを実現することができる。また、第2ユーザに提示される情報が、第1ユーザの特性に応じて示されるため、第2ユーザによる再度のマッチング要求が減り、結果として、提示に要するメモリ容量またはプロセッサ処理量を低減することができる。

0016

また、移動体の内部空間についての前記第2ユーザの特性を示す第2特性情報を取得し、前記第2特性情報をさらに用いて、前記第1ユーザの特性と前記第2ユーザの特性との関係に応じて示す前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、第2ユーザが自身で判断することなく、第2ユーザの特性にも応じた移動体を提示することができる。また、第2ユーザに提示される情報が、第2ユーザの特性に適した状態の移動体又は座席になることにより、提示の情報量が削減され、提示に要するメモリ容量又はプロセッサの処理量を低減することができる。

0017

また、前記関係が所定の条件を満たす前記第1ユーザによって予約済みの移動体を対象として、前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、第2ユーザの特性に適した特性を有する第1ユーザが予約する移動体を第2ユーザに提示することができる。

0018

また、前記第1ユーザによって予約済みの移動体を対象として、前記空いている移動体及び空いている座席の少なくとも一方を、前記関係の程度に応じて示す前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、提示される移動体について、第2ユーザの特性に対する適性度を提示することができ、第2ユーザはより自身に適した移動体又は座席を選ぶことができる。

0019

また、前記提示情報は、前記第1特性情報を含むとしてもよい。これにより、予約済みの第1ユーザの特性を第2ユーザが把握することができ、第2ユーザはより自身に適した移動体又は座席を選ぶことができる。

0020

また、前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含むとしてもよい。これにより、許容できる状態が類似するユーザをマッチングさせることができる。

0021

また、前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含むとしてもよい。これにより、取る行動が類似する、すなわち当該行動により至った状態を互いに許容できるユーザをマッチングさせることができる。

0022

また、前記移動体の内部空間の状態は、汚れ、臭い、明るさ、音、振動、温度のうちの少なくとも1つの状態を含むとしてもよい。これにより、移動体の利用において重視される状態についてのユーザの特性を用いてユーザをマッチングさせることができ、ユーザの印象悪化又は予約キャンセルなどを抑制することができる。

0023

また、前記第1ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含み、前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含み、前記第2ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、前記第1ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、前記第1ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、第1ユーザが不快になるおそれがある第2ユーザと第1ユーザとのマッチングを回避することができる。

0024

また、前記第1ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含み、前記第2ユーザの特性は、移動体の内部空間の状態に対する耐性を含み、前記第1ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、前記第2ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、前記第1ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、第2ユーザが不快になるおそれがある第1ユーザと第2ユーザとのマッチングを回避することができる。

0025

また、前記1以上の移動体の内部空間の状態を示す状態情報を取得し、内部空間の状態が、前記第1ユーザの特性及び前記第2ユーザの特性の少なくとも一方に応じた状態である移動体を対象として、前記提示情報を生成するとしてもよい。これにより、移動体の実際の状態に応じて第2ユーザに適した移動体又は座席を提示することができる。

0026

また、前記第1ユーザによる前記1以上の移動体の利用履歴から、前記第1特性情報を生成し、前記第2ユーザによる前記1以上の移動体の利用履歴から、前記第2特性情報を生成するとしてもよい。これにより、より正確なユーザの特性に応じた提示情報を提示することができる。

0027

また、前記第1ユーザによる利用前後の、前記1以上の移動体の内部空間の状態から、前記第1特性情報を生成し、前記第2ユーザによる利用前後の、前記1以上の移動体の内部空間の状態から、前記第2特性情報を生成するとしてもよい。これにより、実際の利用実績に基づいて特性情報を生成することができ、ユーザの特性をより正確にすることができる。

0028

以下、本開示の一態様に係る情報処理方法の具体例について、図面を参照しながら説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本開示を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。

0029

なお、本開示の包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

0030

(実施の形態1)
以下、実施の形態に係る情報提示システムについて説明する。この情報提示システムは、移動体を利用したシェアライドサービスを利用するユーザ間のマッチングを行うシステムである。

0031

ここでは、シェアライドサービスで利用される移動体が、複数のユーザが同時に搭乗可能な自動運転車両であるとして説明するが、複数のユーザが同時に搭乗可能な移動体であれば、必ずしも自動運転車両に限定される必要はない。複数のユーザが搭乗可能な移動体としては、例えば、運転手付きのタクシー座席指定特急列車等が考えられる。

0032

[1.情報提示システムの構成]
図1は、実施の形態に係る情報提示システム1の構成を示すブロック図である。

0033

図1に示されるように、情報提示システム1は、ユーザ端末10と、移動体装置20と、管制センタ端末30とを含んで構成される。

0034

ユーザ端末10は、例えば、情報提示システム1のユーザに利用される端末である。図1では、ユーザ端末10があたかも1個であるかのように描写されているが、ユーザ端末10の数は、必ずしも1個である場合に限定されず、複数であってもよい。

0035

ユーザ端末10は、制御部100と、入力部110と、提示部120と、通信部130とを含んで構成される。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンであってもよいし、タブレット型端末であってもよい。

0036

入力部110は、ユーザ端末10を利用するユーザからの入力を受け付ける。入力部110は、例えば、タッチパッドを備え、ユーザ端末10を利用するユーザによる、タッチ操作による入力を受け付けるとしてもよい。また、入力部110は、例えば、入力キーを備え、ユーザ端末10を利用するユーザによる、キー操作による入力を受け付けるとしてもよい。また、入力部110は、例えば、マイクを備え、ユーザ端末10を利用するユーザによる、音声による入力を受け付けるとしてもよい。

0037

提示部120は、ユーザ端末10を利用するユーザへ情報を提示する。提示部120は、例えば、液晶ディスプレイを備え、ユーザ端末10を利用するユーザへ画像を表示することで情報を提示するとしてもよい。また、提示部120は、例えば、スピーカを備え、ユーザ端末10を利用するユーザへ音声を出力することで情報を提示するとしてもよい。

0038

通信部130は、通信可能な他の機器と通信する。他の機器には、移動体装置20と、管制センタ端末30とが含まれる。通信部130は、例えば、無線通信機を備え、無線を利用して他の機器と通信するとしてもよい。

0039

制御部100は、入力部110と、提示部120と、通信部130とを制御する。制御部100は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、ユーザ端末10がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0040

移動体装置20は、例えば、移動体に搭載される装置である。図1では、移動体装置20があたかも1個であるかのように描写されているが、移動体装置20の数は、必ずしも1個である場合に限定されず、複数であってもよい。

0041

移動体装置20は、制御部200と、内部状態取得部210と、通信部220と、座席制限部230とを含んで構成される。

0042

内部状態取得部210は、移動体装置20が搭載される移動体の内部空間をセンシングセンシング結果から検出される、移動体の内部空間の状態を示す状態情報を出力する。内部状態取得部210は、例えば、デジタルビデオカメラデジタルスチルカメラ等の撮像装置を備え、移動体の内部空間(例えば、座席)の画像を撮像し、撮像した画像を状態情報として出力するとしてもよい。この場合、撮像装置は、例えば、可視光により画像を撮像し、可視光画像を状態情報として出力するとしてもよいし、赤外光により画像を撮像し、赤外光画像を状態情報として出力するとしてもよい。また、撮像装置は、可視光又は赤外光を利用して測距画像を撮像し、測距画像を状態情報として出力するとしてもよい。また、内部状態取得部210は、例えば、臭いセンサを備え、移動体内部の臭いをセンシングし、センシングした臭いを示す情報を状態情報として出力するとしてもよい。また、内部状態取得部210は、集音マイクを備え、移動体内部の音声を電気信号である音声信号に変換し、変換した音声信号を状態情報として出力するとしてもよい。

0043

通信部220は、通信可能な他の機器と通信する。他の機器には、ユーザ端末10と、管制センタ端末30とが含まれる。通信部220は、例えば、無線通信機を備え、無線を利用して他の機器と通信するとしてもよい。

0044

座席制限部230は、移動体装置20が搭載される移動体の各座席に対して、座席の利用が可能なアンロック状態と、座席の利用が不可能なロック状態とを切り替える。より具体的には、座席制限部230は、移動体の各座席について、ロック状態とアンロック状態とを切り替える座席制限反映処理を行う。座席制限反映処理については、後程図面を用いて詳細に説明する。座席制限部230は、例えば、着席不可を示す文言が記載された座席カバーを、移動体の各座席に着脱可能に装着するカバー装着装置を備え、座席にカバーを装着することでその座席をロック状態とし、座席からカバーを取り外すことでその座席をアンロック状態にするとしてもよい。

0045

制御部200は、内部状態取得部210と、通信部220と、座席制限部230とを制御する。制御部200は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、移動体装置20がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0046

管制センタ端末30は、例えば、情報提示システム1を運用する運用会社が利用する端末である。

0047

管制センタ端末30は、制御部300と、予約管理部310と、予約管理データベース311と、通信部320と、移動体管理部330と、移動体管理データベース331と、入力部340と、提示部350と、ユーザ情報解析部360と、内部状態解析部370と、提示情報生成部380と、ユーザ管理部390と、ユーザ管理データベース391とを含んで構成される。管制センタ端末30は、例えば、コンピュータであってよい。

0048

移動体管理データベース331は、移動体装置20から取得した状態情報と、状態情報に基づいて生成された移動体内部の状態を示す移動体情報と、空いている移動体及び移動体の座席を示す空き情報とを格納する。移動体管理データベース331は、例えば、管制センタ端末30に内蔵されたハードディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なDVDディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に内容されたメモリによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なUSBメモリによって実現されてもよい。

0049

図2は、移動体管理データベース331に格納される移動体情報の一例を示すデータ構成図である。

0050

図2に示されるように、移動体情報は、例えば、車両ID1010と、座席1020と、汚れレベル1030と、ゴミ1040と、濡れ1050と、臭気1060と、状態1070と、初期状態1080とが対応付けられて構成される。

0051

車両ID1010は、移動体の一例である車両を特定する情報である。座席1020は、対応する車両ID1010によって特定される車両に含まれる座席を示す情報である。汚れレベル1030は、対応する座席の汚れのレベルを示す情報である。ここでは、汚れレベル1030は、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。ゴミ1040は、対応する座席のごみのレベルを示す情報である。ここでは、ゴミ1040は、数値がより大きい程よりゴミの量が多い旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。濡れ1050は、対応する座席の濡れのレベルを示す情報である。ここでは、濡れ1050は、数値がより大きい程より濡れている量が多い旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。臭気1060は、対応する座席の臭気のレベルを示す情報である。ここでは、臭気1060は、数値がより大きい程より臭いがきつい旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。状態1070は、対応する座席の状態を示す情報である。ここでは、状態1070は、座席に異常がない旨を示す異常なし、又は、座席が破れている旨を示す破れありのいずれかを示す情報である。初期状態1080は、対応する座席の初期状態の画像である。ここで、初期状態とは、対象とする座席が、ゴミが存在しておらず、濡れておらず、破れていない状態であることを言う。

0052

再び図1に戻って、情報提示システム1の説明を続ける。

0053

移動体管理部330は、移動体管理データベース331を更新し、管理する。移動体管理部330は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0054

予約管理データベース311は、移動体の予約情報とユーザの利用実績とを含む実績情報を格納する。予約管理データベース311は、例えば、管制センタ端末30に内蔵されたハードディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なDVDディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に内容されたメモリによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なUSBメモリによって実現されてもよい。

0055

図3は、予約管理データベース311に格納される実績情報の一例を示すデータ構成図である。

0056

図3に示されるように、実績情報は、例えば、予約ID1110と、ユーザID1120と、利用日時1130と、予約時の汚れレベル1140と、乗車時の汚れレベル1150と、降車時の汚れレベル1160と、車内設定温度1170と、車内通話1180と、匂いレベル1190とが対応付けられて構成される。

0057

予約ID1110は、移動体に対してなされた利用の予約を特定する情報である。ユーザID1120は、対応する予約IDによって特定される予約を行ったユーザを特定する情報である。利用日時1130は、対応する予約IDによって特定される予約が行なわれた日時を示す情報である。予約時の汚れレベル1140は、対応する予約IDによって特定される予約が行なわれた時点における、予約対象の座席の汚れのレベルを示す情報である。ここでは、予約対象の座席の汚れレベル1140は、汚れレベル1030と同様に、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。乗車時の汚れレベル1150は、対応する予約IDによって特定される予約の予約対象の座席を有する移動体に、対応するユーザIDによって特定されるユーザが乗車した時点における、予約対象の座席の汚れのレベルを示す情報である。ここでは、乗車時の座席の汚れレベル1150は、汚れレベル1030と同様に、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。降車時の汚れレベル1160は、対応する予約IDによって特定される予約の予約対象の座席を有する移動体から、対応するユーザIDによって特定されるユーザが降車した時点における、予約対象の座席の汚れのレベルを示す情報である。ここでは、降車時の座席の汚れレベル1160は、汚れレベル1030と同様に、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。車内設定温度1170は、対応する予約IDによって特定される予約において、予約対象の座席を有する移動体において設定された車内温度を示す情報である。車内通話1180は、対応する予約IDによって特定される予約において、予約対象の座席を有する移動体において、携帯電話等による通話が行われたか否かを示す情報である。ここでは、車内通話1180は、通話が行われた旨を示すありと、通話が行われなかった旨を示すなしとのいずれかで表現される。匂いレベル1190は、対応する予約IDによって特定される予約において、予約対象の座席を有する移動体の内部空間の匂いのレベルを示す情報である。ここでは、匂いレベル1190は、数値がより大きい程より匂いがきつい旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。なお、予約傾向解析結果1220及び利用傾向解析結果1230及び耐性1240は、汚れレベルを表す数値の昇順(又は降順)に限定されず、程度が区別できる指標であればよい。また、それらは一回の利用から決定してもよいし、複数回の利用から総合して決定してもよい。

0058

再び図1に戻って、情報提示システム1の説明を続ける。

0059

予約管理部310は、予約管理データベース311を更新し、管理する。予約管理部310は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0060

ユーザ管理データベース391は、移動体の内部空間についてのユーザの特性を示す特性情報を格納する。移動体の内部空間についてのユーザの特性は、移動体の内部空間の状態を変える行動の特性を含んでいてもよい。移動体の内部空間の状態とは、例えば、汚れ、臭い、明るさ、音、振動、温度等が該当する。また、移動体の内部空間についてのユーザの特性としては、例えば、車内の明るさに関する特性であってもよいし、空調(車内温度、風量)に関する特性であってもよいし、窓の開閉に関する特性であってもよいし、車内の臭いに関する特性であってもよいし、車内の汚れ、壊れ等に関する特性であってもよいし、個人の特徴に関する特性であってもよい。個人の特徴に関する特性としては、例えば、匂いの有無に関する特性であってもよいし、ヘッドフォン等からの音漏れの有無に関する特性であってもよいし、特定の行動(貧乏ゆすり、足組み)に関する特性であってもよいし、選択する座席位置に関する特性であってもよく、閉鎖された空間においてユーザに対し影響を及ぼす特性であれば、上記の例に限定されない。ユーザ管理データベース391は、例えば、管制センタ端末30に内蔵されたハードディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なDVDディスクによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に内容されたメモリによって実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30に着脱自在なUSBメモリによって実現されてもよい。

0061

図4は、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報の一例を示すデータ構成図である。

0062

図4に示されるように、特性情報は、例えば、ユーザID1210と、予約傾向解析結果1220と、利用傾向解析結果1230と、耐性1240と、車内設定平均温度1250と、通話の有無1260と、匂いレベル1270とが対応付けられて構成される。

0063

ユーザID1210は、ユーザを特定する情報である。予約傾向解析結果1220は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザによって予約された座席の汚れレベルの傾向を示す情報である。ここでは、予約傾向解析結果1220は、汚れレベル1030と同様に、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階、又は傾向を特定することができない旨を示すundefinedで表現される。利用傾向解析結果1230は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザによって利用された座席において、乗車時と降車時の汚れレベルの変化の傾向を示す情報である。ここでは、利用傾向解析結果1230は、数値がより大きい程より汚れる傾向にある旨を示すlevel−5〜level5の11段階、又は傾向を特定することができない旨を示すundefinedで表現される。耐性1240は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザについての、移動体の内部空間の状態に対する耐性を示す情報である。数値がより大きい程より耐性が高い旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。車内設定平均温度1250は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザによって利用された座席を有する移動体において、設定された車内温度の平均温度を示す情報である。通話の有無1260は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザによって利用された座席を有する移動体において、携帯電話等による通話が行われた傾向にあるか否かを示す情報である。ここでは、通話の有無1260は、通話が行われた傾向にある旨を示す1と、通話が行われなかった傾向にある旨を示す0とのいずれかで表現される。匂いレベル1270は、対応するユーザID1210によって特定されるユーザによって利用された座席を有する移動体において、移動体の内部空間の匂いレベルの傾向を示す情報である。ここでは、匂いレベル1270は、数値がより大きい程より匂いがきつい旨を示すlevel1〜level6の6段階で表現される。

0064

再び図1に戻って、情報提示システム1の説明を続ける。

0065

ユーザ管理部390は、ユーザ管理データベース391を更新し、管理する。ユーザ管理部390は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0066

入力部430は、管制センタ端末30を利用するユーザからの入力を受け付ける。入力部430は、例えば、タッチパッドを備え、管制センタ端末30を利用するユーザによる、タッチ操作による入力を受け付けるとしてもよい。また、入力部430は、例えば、入力キーを備え、管制センタ端末30を利用するユーザによる、キー操作による入力を受け付けるとしてもよい。また、入力部430は、例えば、マイクを備え、管制センタ端末30を利用するユーザによる、音声による入力を受け付けるとしてもよい。

0067

提示部350は、管制センタ端末30を利用するユーザへ情報を提示する。提示部350は、例えば、液晶ディスプレイを備え、管制センタ端末30を利用するユーザへ画像を表示することで情報を提示するとしてもよい。また、提示部350は、例えば、スピーカを備え、管制センタ端末30を利用するユーザへ音声を出力することで情報を提示するとしてもよい。

0068

通信部320は、通信可能な他の機器と通信する。他の機器には、ユーザ端末10と、移動体装置20とが含まれる。通信部320は、例えば、無線通信機を備え、無線を利用して他の機器と通信するとしてもよい。

0069

ユーザ情報解析部360は、情報提示システム1を利用するユーザに関する情報に対する処理を行う。より具体的には、ユーザ情報解析部360は、ユーザによる移動体の利用履歴から、ユーザによる移動体の利用傾向を解析する利用傾向解析処理と、ユーザによる移動体の予約履歴から、ユーザによる移動体の予約傾向を解析する予約傾向解析処理と、ユーザによる移動体の利用履歴から、移動体の内部空間についてのユーザの耐性を解析する耐性解析処理とを行う。予約傾向解析処理と、利用傾向解析処理と、耐性解析処理とについては、後程図面を用いて詳細に説明する。ユーザ情報解析部360は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0070

内部状態解析部370は、移動体の内部空間の状態に関する情報に対する処理を行う。より具体的には、内部状態解析部370は、移動体の内部空間の状態を解析する移動体内部状態解析処理と、移動体の座席に利用制限を設定する座席制限設定処理とを行う。移動体内部状態解析処理と、座席制限設定処理とについては、後程図面を用いて詳細に説明する。内部状態解析部370は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0071

提示情報生成部380は、提示装置に提示させる提示情報を生成する処理を行う。そして、生成した提示情報を提示装置に提示させる。より具体的には、提示情報生成部380は、第1ユーザの特性を示す特性情報及び空き情報を用いて、空いている移動体及び移動体の座席の少なくとも一方を、第1ユーザの特性に応じて示す、第2ユーザ向けの提示情報を生成する提示情報生成処理を行う。提示情報生成処理については、後程図面を用いて詳細に説明する。また、提示装置に提示される提示情報の具体例についても、後程図面を用いて詳細に説明する。ここで、提示装置は、例えば、提示部120を備えるユーザ端末10であってもよいし、提示部350を備える管制センタ端末30であってもよい。また、提示情報生成部380は、特性情報から、同一の移動体に相乗りする相乗りユーザのマッチングを行うマッチング処理を行う。マッチング処理については、後程図面を用いて詳細に説明する。提示情報生成部380は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0072

制御部300は、予約管理部310と、通信部320と、移動体管理部330と、入力部340と、提示部350と、ユーザ情報解析部360と、内部状態解析部370と、提示情報生成部380とユーザ管理部390とを制御する。制御部300は、例えば、専用ハードウエアにより実現されてもよいし、例えば、管制センタ端末30がプロセッサとメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することで実現されてもよい。

0073

以下、構成の情報提示システム1の行う処理について説明する。

0074

[2.情報提示システムの動作]
情報提示システム1は、移動体内部状態取得処理、利用傾向取得処理、予約傾向取得処理、第1耐性取得処理、第2耐性取得処理及び、提示処理を行う。以下、これらの処理について、図面を用いて順に説明する。

0075

まず、移動体内部状態取得処理について説明する。

0076

移動体内部状態取得処理は、移動体から状態情報を取得し、取得した状態情報に基づいて、移動体管理データベース331に格納される移動体情報を更新する処理である。

0077

図5は、移動体内部状態取得処理のシーケンス図である。

0078

移動体内部状態取得処理は、情報提示システム1が運用されている期間中、随時繰り返し実行される。移動体内部状態取得処理は、例えば、所定期間T1(例えば1分)毎に繰り返し実行されてもよい。

0079

移動体内部状態取得処理が開始されると、情報提示システム1を構成する各移動体装置20は、移動体装置20が搭載される移動体の内部空間をセンシングし、センシング結果から検出される、移動体の内部空間の状態を示す状態情報を、管制センタ端末30へ送信する(ステップS10)。状態情報は、例えば、移動体の座席を撮像した画像であってもよいし、移動体内部の臭いをセンシングした臭いを示す情報であってもよいし、移動体内部で集音された音声が電気信号に変換された音声信号であってもよい。ここでは、状態情報が、移動体の座席を撮像した画像である場合を例に説明する。画像の例としては、例えば、可視光により撮像された可視光画像であってもよいし、赤外光により撮像された赤外光画像であってもよいし、可視光又は赤外光を利用して撮像された測距画像であってもよい。

0080

移動体装置20から状態情報が送信されると、内部状態解析部370は、移動体内部状態解析処理を開始する(ステップS20)。

0081

図6は、移動体内部状態解析処理のフローチャートである。

0082

移動体内部状態解析処理が開始されると、内部状態解析部370は、移動体装置20から送信された状態情報を取得し、移動体管理データベース331に格納される空き情報を取得する(ステップS21)。この際、内部状態解析部370は、取得した状態情報を、移動体管理データベース331に格納させる。

0083

状態情報と空き情報とを取得すると、内部状態解析部370は、車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理(ステップS22)を開始する。

0084

図7は、車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理のフローチャートである。

0085

車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理が開始されると、内部状態解析部370は、取得した状態情報と空き情報とに基づいて、空き座席を撮像した座席画像を特定し、特定した座席画像のうち、未選択の座席画像を1つ選択する(ステップS221)。

0086

未選択の座席画像を選択すると、内部状態解析部370は、選択した座席画像と同じ座席の、前回取得した座席画像(以下、「前回の座席画像」とも呼ぶ。)を、移動体管理データベース331から取得する(ステップS222)。

0087

次に、内部状態解析部370は、選択した座席画像と、取得した前回の座席画像との差分画像を生成し(ステップS223)、差分画像の輝度値の総和を算出する(ステップS224)。そして、内部状態解析部370は、算出した総和に応じて、対応する座席の汚れレベルを算出する(ステップS225)。汚れレベルは、例えば、予め定められた基準に従って、数値がより大きい程より汚れている旨を示すlevel1〜level6の6段階のうちのいずれか1つに算出される。

0088

汚れレベルを算出すると、内部状態解析部370は、ステップS221の処理において特定した座席画像のうち、未選択の座席画像が存在するか否かを調べる(ステップS226)。

0089

ステップS226の処理において、未選択の座席画像が存在する場合に(ステップS226:YES)、内部状態解析部370は、再びステップS222の処理に戻って、ステップS222以降の処理を行う。

0090

ステップS226の処理において、未選択の座席画像が存在しない場合に(ステップS226:YES)、内部状態解析部370は、車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理を終了する。

0091

なお、ステップS224の処理及びステップS225の処理は、内部状態取得部210による移動体の内部空間のセンシングに用いられるセンサの種類に応じて、その処理内容が変更されてもよい。

0092

再び図6に戻って、移動体内部状態解析処理の説明を続ける。

0093

車内空間に影響を及ぼす状態の判定処理(ステップS22)が終了すると、内部状態解析部370は、移動体管理データベース331に格納された移動体情報を取得する(ステップS23)。

0094

移動体情報を取得すると、内部状態解析部370は、各座席の汚れ度合い判定処理において算出された汚れレベルの中に、取得した移動体情報の構成要素から変化しているものが存在するか否かを調べる(ステップS24)。

0095

ステップS24の処理において、移動体情報の構成要素から変化する汚れレベルが存在する場合に(ステップS24:YES)、内部状態解析部370は、その汚れレベルで移動体情報を更新する(ステップS25)。

0096

ステップS24の処理において、移動体情報の構成要素から変化して汚れレベルが存在しない場合に(ステップS24:NO)、内部状態解析部370は、その移動体内部状態解析処理を終了する。

0097

再び図5に戻って、移動体内部状態取得処理の説明を続ける。

0098

移動体内部状態解析処理(ステップS20)が終了すると、管制センタ端末30は、更新した移動体情報を、移動体管理データベース331に格納する(ステップS30)。ステップS20の処理において、移動体情報が更新されていない場合には、ステップS30の処理は行われない。

0099

移動体情報が更新された場合において、その移動体情報において、移動体の座席に異常が検知された旨を示す所定の条件を満たす座席(以下、「異常検知座席」ともよぶ。)が存在する場合には、内部状態解析部370は、座席制限設定処理(ステップS40)を開始する。ここで、移動体の座席に異常が検知された旨を示す所定の条件は、例えば、座席1020に対応付けられた汚れレベル1030が、所定のレベル(例えば、level5)以上であるという条件であってもよい。

0100

図8は、座席制限設定処理のフローチャートである。

0101

座席制限設定処理が開始されると、内部状態解析部370は、座席への利用制限を自動で行うように設定されているか否かを調べる(ステップS41)。

0102

ステップS41の処理において、座席への利用制限を自動で行われるように設定されている場合に(ステップS41:YES)、内部状態解析部370は、異常検知座席毎の汚れレベル1030を取得し(ステップS42)、座席に利用制限を設定するルールを示す座席制限ルールを読み込む(ステップS43)。

0103

座席制限ルールを読み込むと、内部状態解析部370は、異常検知座席のうち、未選択の異常検知座席を1つ選択する(ステップS44)。

0104

未選択の異常検知座席を選択すると、内部状態解析部370は、その座席の汚れレベル1030が、座席制限ルールに適合するか否かを調べる(ステップS45)。

0105

ステップS45の処理において、座席制限ルールに適合する場合に(ステップS45:YES)、内部状態解析部370は、選択中の異常検知座席を、座席の利用を制限する座席利用不可座席に設定する(ステップS46)。

0106

ステップS45の処理において、座席制限ルールに適合しない場合に(ステップS45:NO)、内部状態解析部370は、選択中の異常検知座席を、座席の利用を制限しない座席利用可能座席に設定する(ステップS47)。

0107

ステップS46の処理が終了した場合と、ステップS47の処理が終了した場合とに、内部状態解析部370は、異常検知座席のうち、未選択の異常検知座席が存在するか否かを調べる(ステップS48)。

0108

ステップS48の処理において、未選択の異常通知座席が存在する場合に(ステップS48:YES)、内部状態解析部370は、再びステップS44の処理に戻って、ステップS44以下の処理を行う。

0109

ステップS41の処理において、座席への利用制限を自動で行われるように設定されていない場合に(ステップS41:No)、内部状態解析部370は、各異常検知座席についての、座席利用不可座席と座席利用可能座席とのいずいれに設定するかを示す入力を、管制センタ端末30を利用するユーザから受け付けて(ステップS401)、各異常検知座席を、座席利用不可座席と座席利用可能座席とのいずれかに設定する(ステップS402)。

0110

ステップS48の処理において、未選択の異常通知座席が存在しない場合(ステップS48:NO)と、ステップS402の処理が終了した場合とに、内部状態解析部370は、異常検知座席のそれぞれについて、座席利用不可座席に設定されたか、座席利用可能座席に設定されたかのいずれであるかを示す座席利用可否通知を生成し(ステップS49)、異常検知座席に対して設定した内容で、移動体管理データベース331に格納された移動体情報を更新する。

0111

ステップS49の処理が終了すると、内部状態解析部370は、座席制限設定処理を終了する。

0112

再び図5に戻って、移動体内部状態取得処理の説明を続ける。

0113

座席制限設定処理(ステップS40)が終了すると、管制センタ端末30は、異常検知座席を有する移動体に搭載される移動体装置20のそれぞれに対して、座席利用可否通知を送信する(ステップS50)。

0114

座席利用可否通知が送信されると、異常検知座席を有する移動体に搭載される移動体装置20のそれぞれは、座席制限反映処理を開始する(ステップS60)。

0115

図9は、座席制限反映処理のフローチャートである。

0116

座席制限反映処理が開始されると、座席制限部230は、管制センタ端末30から送信された座席利用可否通知を受信する(ステップS51)。

0117

座席利用可否通知を受信すると、座席制限部230は、対象となる座席のロック状態とアンロック状態とを切り替える座席制限機構(例えば、カバー装着装置)が使用可能であるか否かを調べる(ステップS52)。

0118

ステップS52の処理において、座席制限機構が使用可能である場合に(ステップS52:YES)、座席制限部230は、受信した座席利用可否通知に従って、座席利用可否通知が座席利用不可座席に設定された旨を示すときには、対象となる座席をロック状態とし、座席利用可否通知が座席利用可能座席に設定された旨を示すときには、対象となる座席をアンロック状態とする(ステップS53)。

0119

ステップS53の処理が終了した場合と、ステップS52の処理において、座席制限機構が使用可能でない場合とに(ステップS52:NO)、座席制限部230は、座席制限反映処理を終了する。

0120

再び図5に戻って、移動体内部状態取得処理の説明を続ける。

0121

ステップS60の処理が終了した場合と、ステップS30の処理において移動体情報が更新された場合において、その移動体情報に異常検知座席が存在しない場合と、ステップS20の処理において移動体情報が更新されていない場合とに、情報提示システム1は、移動体内部状態取得処理を終了する。

0122

次に、利用傾向取得処理について説明する。

0123

利用傾向取得処理は、ユーザが移動体を利用した場合に、移動体から、ユーザ乗車前の状態情報とユーザ降車後の状態情報とを取得し、取得した状態情報に基づいて、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する処理である。

0124

図10は、利用傾向取得処理のシーケンス図である。

0125

利用傾向取得処理は、ユーザが移動体に乗車することで開始される。

0126

利用傾向取得処理が開始されると、ユーザが乗車する移動体に搭載された移動体装置20は、ユーザが移動体に乗車した旨を示す乗車通知を管制センタ端末30に送信する(ステップS110)。そして、移動体装置20は、ユーザが利用する座席について、ユーザが乗車する直前にセンシングされたセンシング結果から検出された状態情報(ここでは、状態情報が、座席を撮像した画像である場合を例として説明する。)を管制センタ端末30に送信する(ステップS120)。

0127

移動体装置20から、乗車通知と状態情報とが送信されると、内部状態解析部370は、移動体内部状態解析処理(図6参照)を行う(ステップS130)。

0128

ステップS130の移動体内部状態解析処理が終了すると、内部状態解析部370は、ステップS130の処理において更新した移動体情報を、移動体管理データベース331に格納する(ステップS140)。ステップS130の処理において、移動体情報が更新されていない場合には、ステップS140の処理は行われない。

0129

次に、内部状態解析部370は、ステップS130の移動体内部状態解析処理において算出された、ユーザが利用する座席の汚れレベルを、乗車時の汚れレベル1150として、予約管理データベース311に格納される実績情報を更新する(ステップS150)。

0130

その後、ユーザが移動体から降車すると、その移動体に搭載された移動体装置20は、ユーザが移動体から降車した旨を示す降車通知を管制センタ端末30に送信する(ステップS160)。そして、移動体装置20は、ユーザが利用した座席について、ユーザが降車した直後にセンシングされたセンシング結果から検出された状態情報(ここでは、座席を撮像した画像)を管制センタ端末30に送信する(ステップS170)。

0131

移動体装置20から、降車通知と状態情報とが送信されると、内部状態解析部370は、移動体内部状態解析処理(図6参照)を行う(ステップS180)。

0132

ステップS180の移動体内部状態解析処理が終了すると、内部状態解析部370は、ステップS180の処理において更新した移動体情報を、移動体管理データベース331に格納する(ステップS190)。ステップS180の処理において、移動体情報が更新されていない場合には、ステップS190の処理は行われない。

0133

次に、内部状態解析部370は、ステップS180の移動体内部状態解析処理において算出された、ユーザが利用した座席の汚れレベルを、降車時の汚れレベル1160として、予約管理データベース311に格納される実績情報を更新する(ステップS200)。この際、内部状態解析部370は、降車通知と共に送信された状態情報に基づいて予約管理データベース311に格納される実績情報の更新も行う。より具体的には、内部状態解析部370は、降車通知と共に送信された状態情報に基づいて、乗車中の車内設定温度を車内設定温度1170とし、乗車中の通話の有無を車内通話1180とし、乗車中の匂いレベルを匂いレベル1190として、予約管理データベース311に格納される実績情報を更新する。

0134

実績情報が更新されると、ユーザ情報解析部360は、予約管理データベース311から、更新された実績情報を取得する(ステップS210)。

0135

更新された実績情報を取得すると、ユーザ情報解析部360は、利用傾向解析処理を開始する(ステップS220)。

0136

利用傾向解析処理は、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報においてユーザID1210に対応付けられた構成要素のうち、予約傾向解析結果1220と、耐性1240とを除くL(Lは2以上の整数)個の構成要素(ここでは、利用傾向解析結果1230、車内設定平均温度1250、通話の有無1260、匂いレベル1270等)のそれぞれに対応する第1利用傾向解析処理〜第L利用傾向解析処理で構成される処理である。ここで、第1利用傾向解析処理〜第L利用傾向解析処理は、それぞれ、上記L個の構成要素を算出するための処理となっている。

0137

利用傾向解析処理が開始されると、ユーザ情報解析部360は、第1利用傾向解析処理〜第L利用傾向解析処理を順に実行する。

0138

ここでは、これらL個の処理のうち、代表として、予約傾向解析結果1210に対応する第1利用傾向解析処理と、車内設定平均温度1250に対応する第2利用傾向解析処理とについて説明する。

0139

図11Aは、第1利用傾向解析処理のフローチャートである。

0140

第1利用傾向解析処理が開始されると、ユーザ情報解析部360は、取得した実績情報から、移動体に乗車したユーザを特定するユーザID1120に対応付けられた、乗車時の汚れレベル1150と、降車時の汚れレベル1160とを取得する(ステップS91A)。

0141

次に、ユーザ情報解析部360は、取得した乗車時の汚れレベル1150と、降車時の汚れレベル1160とを取得する(ステップS91A)。

0142

次に、ユーザ情報解析部360は、取得した、乗車時の汚れレベル1150と降車時の汚れレベル1160とを対象として、同じ予約ID1110に対応付けられた、乗車時の汚れレベル1150と降車時の汚れレベル1160との差の平均値を、利用傾向解析結果として算出する(ステップS92A)。

0143

ステップS92Aの処理が終了すると、ユーザ情報解析部360は、第1利用傾向解析処理を終了する。

0144

図11Bは、第2利用傾向解析処理のフローチャートである。

0145

第2利用傾向解析処理が開始されると、ユーザ情報解析部360は、取得した実績情報から、移動体に乗車したユーザを特定するユーザID1120に対応付けられた車内設定温度1170を取得する(ステップS91B)。

0146

次に、ユーザ情報解析部360は、取得した車内設定温度1170の平均値を、車内設定平均温度として算出する(ステップS92B)。

0147

ステップS92Bの処理が終了すると、ユーザ情報解析部360は、第2利用傾向解析処理を終了する。

0148

第1利用傾向解析処理〜第L利用傾向解析処理が終了すると、ユーザ情報解析部360は、利用傾向解析処理を終了する。

0149

再び図10に戻って、利用傾向解析処理の説明を続ける。

0150

利用傾向解析処理(ステップS220)が終了すると、ユーザ情報解析部360は、ステップS220の処理において算出した算出結果に基づいて、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する(ステップS230)。すなわち、ユーザ情報解析部360は、例えば、算出した利用傾向解析結果を、利用傾向解析結果1230とし、算出した車内設定平均温度を、車内設定平均温度1250として、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する。

0151

ステップS230の処理が終了すると、情報提示システム1は、利用傾向取得処理を終了する。なお、利用傾向解析は任意のタイミングで行ってもよい。

0152

次に、予約傾向取得処理について説明する。

0153

予約傾向取得処理は、予約管理データベース311に格納される実績情報に基づいて、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する処理である。

0154

図12は、予約傾向取得処理のシーケンス図である。

0155

予約傾向取得処理は、情報提示システム1が運用されている期間中、随時繰り返し実行される。移動体内部状態取得処理は、例えば、移動体の利用を提供するサービサ営業時間帯の終了後の特定時刻(例えば、午前3時)毎に、毎日繰り返し実行されてもよい。

0156

予約傾向取得処理が開始されると、ユーザ情報解析部360は、ユーザ管理データベース391に対する特性情報取得要求を出力し(ステップS310)、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を取得する(ステップS320)。また、ユーザ情報解析部360は、予約管理データベース311に対する実績情報取得要求を出力し(ステップS330)、予約管理データベース311に格納される実績情報を取得する(ステップS340)。

0157

特性情報と実績情報とを取得すると、ユーザ情報解析部360は、予約傾向解析処理を開始する(ステップS350)。

0158

図13は、予約傾向解析処理のフローチャートである。

0159

予約傾向解析処理が開始されると、ユーザ情報解析部360は、取得した特性情報を構成するユーザID1210のうち、未選択のユーザIDを選択する(ステップS111)。

0160

未選択のユーザIDを選択すると、ユーザ情報解析部360は、取得した実績情報において、選択したユーザIDに対応付けられている予約時の汚れレベル1140を全て取得する(ステップS112)。実績情報における予約時の汚れレベル1140の更新については、後程、提示処理を説明する際に説明する。

0161

予約時の汚れレベル1140を取得すると、ユーザ情報解析部360は、予約時の汚れレベル1140のレベル毎頻度を算出し(ステップS113)、最も高い頻度のレベルを、予約傾向解析結果として算出する(ステップS114)。

0162

図14は、ユーザ情報解析部360によって取得された、予約時の汚れレベル1140におけるレベルのヒストグラムの一例を示す模式図である。

0163

図14に示される例の場合では、ユーザ情報解析部360は、最も高い頻度のlevel1を、予約傾向解析結果として算出する。

0164

なお、ステップS114の処理において、ユーザ情報解析部360は、予約時の汚れレベル1140のレベル毎の頻度のうち、最も高い頻度のレベルを予約傾向解析結果として算出するとしたが、予約時の汚れレベル1140に基づいて予約傾向解析結果を算出すれば、他の方法で予約傾向解析結果を算出してもよい。例えば、ユーザ情報解析部360は、予約時の汚れレベル1140の平均値を、予約会傾向解析結果として算出するとしてもよい。

0165

再び図13に戻って、予約傾向取得処理の説明を続ける。

0166

予約傾向解析結果を算出すると、ユーザ情報解析部360は、取得した特性情報を構成するユーザID1210のうち、未選択のユーザIDが存在するか否かを調べる(ステップS115)。

0167

ステップS115の処理において、未選択のユーザIDが存在する場合に(ステップS115:YES)、ユーザ情報解析部360は、再びステップS111の処理に戻って、ステップS111以降の処理を行う。

0168

ステップS115の処理において、未選択のユーザIDが存在しない場合に(ステップS115:NO)、ユーザ情報解析部360は、予約傾向解析処理を終了する。

0169

再び図12に戻って、予約傾向取得処理の説明を続ける。

0170

予約傾向解析処理(ステップS350)が終了すると、ユーザ情報解析部360は、ステップS350の処理において算出された予約傾向解析結果を、予約傾向解析結果1220として、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する(ステップS360)。

0171

ステップS360の処理が終了すると、情報提示システム1は、予約傾向取得処理を終了する。

0172

次に、第1耐性取得処理について説明する。

0173

第1耐性取得処理は、ユーザに対してアンケートを行い、そのアンケートの結果に基づいて、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する処理である。

0174

図15は、第1耐性取得処理のシーケンス図である。

0175

第1耐性取得処理は、情報提示システム1が運用されている期間中、随時繰り返し実行される。第1耐性取得処理は、例えば、ユーザが移動体を利用した場合に、その移動体の利用後の特定の時間(例えば、利用の翌日の午後6時)に、そのユーザを対象として行われてもよい。

0176

第1耐性取得処理が開始されると、管制センタ端末30は、対象とするユーザのユーザ端末10に対して、移動体の内部空間についてのユーザの耐性に関する質問事項を含むアンケートフォームを送信する(ステップS410)。

0177

アンケートフォームを受信したユーザ端末10は、ユーザによる、そのアンケートフォームに対する回答を受け付け、受け付けたアンケート回答を管制センタ端末30に送信する(ステップS420)。

0178

アンケート回答を受信すると、管制センタ端末30は、受信したアンケート回答から、移動体の内部空間についてのユーザの耐性を抽出し(ステップS430)、抽出した耐性を、耐性1240として、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する(ステップS440)。

0179

次に、第2耐性取得処理について説明する。

0180

第2耐性取得処理は、予約管理データベース311に格納される実績情報に基づいて、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する処理である。第2耐性取得処理は、予約傾向取得処理から、その一部の処理が変更された処理となっている。

0181

図16は、第2耐性取得処理のシーケンス図である。

0182

図16に示されるように、第2耐性取得処理は、予約傾向取得処理(図12参照)から、ステップS350の処理がステップS550の処理に変更され、ステップS360の処理がステップS560の処理に変更された処理である。

0183

このため、ここでば、予約傾向取得処理からの変更点である、ステップS550の処理と、ステップS560の処理を中心に説明する。

0184

ステップS340の処理が終了すると、ユーザ情報解析部360は、耐性解析処理を開始する(ステップS550)。

0185

図17は、耐性解析処理のフローチャートである。

0186

図17に示されるように、耐性解析処理は、予約傾向解析処理(図13参照)から、ステップS114の処理がステップS514の処理に変更された処理である。

0187

このためここでは、予約傾向解析処理からの変更点であるステップS514の処理を中心に説明する。

0188

ステップS113の処理が終了すると、ユーザ情報解析部360は、最も高い頻度のレベルを、移動体の内部空間についてのユーザの耐性として算出する(ステップS514)。

0189

再び図16に戻って、第2耐性取得処理の説明を続ける。

0190

ステップS550の処理を終了すると、ユーザ情報解析部360は、ステップS550の処理において算出された耐性を、耐性1240として、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を更新する(ステップS560)。

0191

ステップS560の処理が終了すると、情報提示システム1は、第2耐性取得処理を終了する。

0192

次に、提示処理について説明する。

0193

提示処理は、ユーザが移動体の利用を希望する場合に、そのユーザと、そのユーザが搭乗する移動体に相乗りする候補となる相乗り候補ユーザとのマッチングを行い、マッチング結果に基づいてそのユーザ向けの提示情報を生成し、生成した提示情報をそのユーザに提示する処理である。

0194

図18は、提示処理のシーケンス図である。

0195

提示処理は、ユーザ端末10が、移動体の利用を希望するユーザ(以下、「移動体利用希望ユーザ」とも呼ぶ。)による、移動体の利用の予約に対する要望を示す予約要望を受け付けることで開始される。ユーザ端末10は、例えば、提示部120に、ユーザ端末10を利用する移動体利用希望ユーザに対して予約要望の入力を促す予約要望入力情報を提示させて、その予約要望入力情報に応じてなされる、入力部110への入力操作を受け付けることで、予約要望を受け付けるとしてもよい。

0196

図19は、提示部120に予約要望入力情報が提示されている様子の一例を示す模式図である。図19に示されるように、予約要望入力情報は、移動体の利用時間に対する要望の入力を促す情報、乗車位置に対する要望の入力を促す情報、目的地に対する要望の入力を促す情報、座席に対する要望の入力を促す情報、移動体内部の環境に対する要望の入力を促す情報を含んでいてもよい。

0197

再び図18に戻って、提示処理の説明を続ける。

0198

予約要望を受け付けたユーザ端末10は、管制センタ端末30に、受け付けた予約要望を送信する(ステップS610)。

0199

予約要望を受信すると、提示情報生成部380は、ユーザ管理データベース391に対する特性情報取得要求を出力し(ステップS620)、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報を取得する(ステップS630)。また、提示情報生成部380は、移動体管理データベース331に対する移動体情報と空き情報との取得要求を出力し(ステップS640)、移動体管理データベース331に格納される移動体情報と実績情報とを取得する(ステップS650)。

0200

特性情報と移動体情報と空き情報とを取得すると、提示情報生成部380は、提示情報生成処理を開始する(ステップS660)。

0201

図20は、提示情報生成処理のフローチャートである。

0202

提示情報生成処理が開始されると、提示情報生成部380は、取得した空き情報に基づいて、移動体利用希望ユーザが利用可能な移動体(以下、「利用可能移動体」とも呼ぶ。)を特定する(ステップS661)。

0203

利用可能な移動体を特定すると、提示情報生成部380は、マッチング処理(ステップS662)を開始する。

0204

図21は、マッチング処理のフローチャートである。

0205

マッチング処理が開始されると、提示情報生成部380は、受け付けた予約要望と、取得した特性情報とに基づいて、移動体利用希望ユーザのM(Mは2以上の整数)個の数値化された特性を算出し、算出したM個の数値化された特性を含む移動体利用希望ユーザ特性情報を生成する。

0206

図22は、移動体利用希望ユーザ特性情報の一例を示すデータ構成図である。

0207

図21に示されるように、移動体利用希望ユーザ特性情報は、移動体利用希望ユーザを特定するユーザIDと、M個の特性とが対応付けられて構成される。

0208

図23に、動体利用希望ユーザ特性情報の一具体例を示す。

0209

図23に示されるように、数値化された特性は、例えば、喫煙の有無を0か1かで示す情報であってもよいし、窓開けの有無を0か1かで示す情報であってもよいし、利用する座席が前部であるか後部であるかを0か1かで示す情報であってもよいし、移動体内の汚しやすさの程度を5段階で示す情報であってもよい。

0210

再び図22に戻って、マッチング処理の説明を続ける。

0211

移動体利用希望ユーザ特性情報を生成すると、提示情報生成部380は、取得した特性情報に基づいて、相乗り候補ユーザのM個の数値化された特性を算出し、算出したM個の数値化された特性を含む相乗り候補ユーザ特性情報を生成する。ここで、生成するM個の数値化された特性は、それぞれ、移動体利用希望ユーザ特定情報に含まれるM個の数値化された特性と同一の特性である。

0212

図24は、相乗り候補ユーザ特性情報の一例を示すデータ構成図である。

0213

図24に示されるように、相乗り候補ユーザ特性情報は、相乗り候補ユーザを特定するユーザIDと、相乗り候補ユーザにより予約済みの車両を特定する車両IDと、M個の数値化された特性とが対応付けられて構成される。

0214

再び図21に戻って、マッチング処理の説明を続ける。

0215

相乗り候補ユーザ特性情報を生成すると、提示情報生成部380は、受け付けた予約要望の中に、M個の特性に関わる要望があるか否かを調べる(ステップS830)。

0216

ステップS830の処理において、M個の特性に関わる要望がある場合に(ステップS830:YES)、提示情報生成部380は、該当する要望に合わせて、相乗り候補ユーザ及び利用可能移動体の絞り込みを行う(ステップS840)。すなわち、提示情報生成部380は、該当する要望を満たさない相乗り候補ユーザを除外し、該当する要望を満たさない利用可能移動体を除外する。

0217

相乗り候補ユーザ及び利用可能移動体の絞り込みを行うと、提示情報生成部380は、後述する類似度計算式で用いる、該当する要望に対応する特性の重みW[j]を0に設定する(ステップS850)。

0218

ステップS850の処理が終了した場合と、ステップS830の処理において、M個の特性に関わる要望がない場合(ステップS830:NO)とに、提示情報生成部380は、式1で示される類似度計算式を用いて、移動体利用希望ユーザ(userA)の特性と相乗り候補ユーザ(useri)の特性との類似度を計算する(ステップS860)。そして、計算した類似度に基づいて、より類似度が高い相乗り候補ユーザを、よりマッチング度が高い相乗り候補ユーザとして算出する。

0219

0220

ここで、iは相乗り候補ユーザのIDであり、jは相乗り候補ユーザの特性のIDであり、Nは相乗り候補ユーザの総数であり、Mは相乗り候補ユーザの特性の総数である。また、fj(x1,x2)は、相乗り候補ユーザの特性毎の評価式であり、W[j]は、相乗り候補ユーザの特性毎の重みである。

0221

fj(x1,x2)は、特性毎に評価方法が変わることが想定される。例えば、特性が、好みの明るさ等の場合には、一致を評価し、例えば、特性が乗車する座席位置等の場合には、不一致を評価し、例えば、特性が汚しやすさ等の場合には、程度の近さを評価する。

0222

図25は、特性と、評価式と、重みとの対応関係の一例を示す対応表である。

0223

図25に示されるように、評価式と重みとは、特性毎に設定される。

0224

再び図21に戻って、マッチング処理の説明を続ける。

0225

ステップS860の処理が終了すると、提示情報生成部380は、マッチング処理を終了する。

0226

再び図20に戻って、提示情報生成処理の説明を続ける。

0227

マッチング処理(ステップS662)が終了すると、提示情報生成部380は、ステップS662の処理で計算された類似度に応じた、利用可能移動体のフィルタリングを行い(ステップS663)、空いている移動体及び移動体の座席の少なくとも一方を、相乗り候補ユーザの特性に応じて示す、移動体利用希望ユーザ向けの提示情報を生成する(ステップS664)。そして、提示情報を生成すると、提示情報生成部380は、提示情報生成処理を終了する。

0228

ステップS664の処理において、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザの特性と移動体利用希望ユーザの特性との関係に応じて示す提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザの特性と移動体利用希望ユーザの特性との関係の程度に応じて示す提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザの特性と移動体利用希望ユーザの特性との関係が所定の条件を満たす相乗り候補ユーザによって予約済みの移動体を対象として、提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザの特性含む提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、移動体利用希望ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、相乗り候補ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、その相乗り候補ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザの特性が、移動体の内部空間の状態を、移動体利用希望ユーザの耐性が低い状態に変える行動の特性である場合に、その相乗り候補ユーザによって予約済みの移動体と異なる移動体を対象として、提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、移動体の内部空間の状態が、相乗り候補ユーザの特性及び移動体利用希望ユーザの特性の少なくとも一方に応じた状態である移動体を対象として、提示情報を生成してもよい。

0229

図26A図26B図26C図26Dは、それぞれ、提示情報生成部380によって生成された提示情報が、提示部120に提示されている様子の一例を示す模式図である。図26A図26B図26C図26Dに示される例は、それぞれ、図19に示される予約要望入力情報の提示に応じて入力された予約入力情報に基づいて生成された提示情報が提示される例となっている。

0230

図26Aは、マッチング処理により計算された類似度を、おすすめ度等の評価値として提示する提示情報の例である。図26Aに示されるように、提示情報生成部380は、例えば、相乗り候補ユーザそのものを提示するのではなく、相乗り候補ユーザにより予約済みの移動体を提示する提示情報を生成してもよい。また、提示情報生成部380は、例えば、提示対象を、おすすめ度などの評価値でソートしてリスト状に提示する提示情報を生成してもよい。

0231

図26Bは、移動体の内部空間についての相乗り候補ユーザの特性を提示する提示情報の例である。図26Bに示される例では、特性を文字で示しているが、例えば、特性を、直感的でわかりやすいピクトグラムで示してもよい。また、相乗り候補ユーザの特性の替わりに、移動体の内部空間の状態を示す状態情報を提示してもよい。

0232

図26Cは、マッチング処理により計算された類似度が最も高い相乗り候補ユーザを提示する提示情報の例である。図26Cに示されるように、提示情報生成部380は、例えば、該当する相乗り候補ユーザの画像を提示する提示情報を生成してもよい。

0233

図26Dは、マッチング処理により計算された類似度が最も高い相乗り候補ユーザによって予約済みの移動体を提示する提示情報の例である。図26Dに示されるように、提示情報生成部380は、例えば、該当する移動体の画像を提示する提示情報を生成してもよい。

0234

再び図18に戻って、提示処理の説明を続ける。

0235

ステップS660の処理が終了すると、提示情報生成部380は、移動体利用希望ユーザのユーザ端末10に対して、提示情報を送信し、提示部120に、提示情報を提示させる(ステップS670)。

0236

提示部120に提示情報が提示されると、移動体利用希望ユーザは、提示部120に提示された提示情報の内容を確認することで、相乗り候補ユーザの特性を考慮しつつ、予約する移動体又は移動体の座席を決定する。

0237

提示情報を提示したユーザ端末10は、移動体利用希望ユーザによる、その提示に応じてなされた、移動体の利用の予約の依頼内容を示す予約依頼の入力を受け付けると、受け付けた予約依頼を管制センタ端末30に送信する(ステップS680)。

0238

管制センタ端末30は、予約依頼を受信すると、受け付けた予約依頼による、移動体の利用の予約を受け付ける(ステップS690)。

0239

移動体の利用の予約を受け付けると、提示情報生成部380は、移動体管理データベース331に対する移動体情報の取得要求を出力し(ステップS700)、移動体管理データベース331に格納される移動体情報を取得する(ステップS710)。

0240

移動体情報を取得すると、提示情報生成部380は、予約対象の移動体の座席1020に対応付けられた、汚れレベル1030を、予約時の汚れレベル1140として、予約管理データベース311に格納される実績情報を更新する(ステップS720)。

0241

実績情報を更新すると、管制センタ端末30は、予約された移動体の配車手配を行う(ステップS730)。

0242

ステップS730の処理が終了すると、情報提示システム1は、提示処理を終了する。

0243

[3.考察]
上述したように、情報提示システム1によると、移動体利用希望ユーザが、ユーザ端末10に対して移動体の利用の予約に対する要望を示す予約要望を入力すると、そのユーザ端末10に、空いている移動体及び移動体の座席の少なくとも一方を、相乗り候補ユーザの特性に応じて示す、移動体利用希望ユーザ向けの提示情報が提示される。このため、移動体利用希望ユーザは、相乗り候補ユーザの特性を考慮しつつ、予約する移動体又は移動体の座席を決定することができる。

0244

このように、情報提示システム1によると、従来よりも、より適切なマッチングを実現し得る。

0245

(他の実施の形態)
以上、本開示の1つまたは複数の態様に係る情報提示システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。

0246

(1)実施の形態において、情報提示システム1は、ユーザ端末10と移動体装置20と管制センタ端末30とを含んで構成されるとして説明した。しかしながら、管制センタ端末30によって実現される機能は、必ずしも1つの装置によって実現される必要はなく、互いに通信可能な複数の装置によって実現されても構わない。

0247

図27は、他の実施の形態に係る情報提示システム1Aの構成を示すブロック図である。

0248

図27に示されるように、情報提示システム1Aは、実施の形態に係るユーザ端末10と、実施の形態に係る移動体装置20とに加えて、実施の形態に係る管制センタ端末30からその構成の一部が変更された管制センタ端末30Aと、サービサ端末40とを含んで構成される。

0249

管制センタ端末30Aは、実施の形態に係る管制センタ端末30から、移動体管理部330と、移動体管理データベース331と、内部状態解析部370とが削除されるように変更されて構成される。管制センタ端末30Aは、例えば、情報提示システム1を運用する運用会社が利用する端末である。管制センタ端末30Aは、例えば、コンピュータであってよい。

0250

サービサ端末40は、実施の形態に係る管制センタ端末30から削除された、移動体管理部330と、移動体管理データベース331と、内部状態解析部370とを含んで構成される。サービサ端末40は、例えば、移動体装置20を搭載する移動体を提供するサービサが利用する端末である。サービサ端末40は、例えば、コンピュータであってよい。

0251

上記構成の管制センタ端末30Aとサービサ端末40とは、互いに通信しながら協調して動作することで、実施の形態に係る管制センタ端末30が実現する機能と同等の機能を実現する。これにより、情報提示システム1Aは、実施の形態に係る情報提示システム1と同等の機能を実現する。

0252

また、管制センタ端末30によって実現される機能は、例えば、分散コンピューティング又はクラウドコンピューティングによって実現されても構わない。

0253

(2)実施の形態において、提示情報生成部380は、図20に示される提示情報生成処理を行うとして説明した。これに対して、提示情報生成部380は、提示情報生成処理の替わりに、以下で説明する変形提示情報生成処理を行うとしてもよい。

0254

図28は、他の実施例に係る変形提示情報生成処理のフローチャートである。

0255

変形提示情報生成処理は、例えば、提示処理(図18参照)におけるステップS650の処理が終了することで開始される。

0256

変形提示情報生成処理が開始されると、提示情報生成部380は、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報から、移動体利用希望ユーザ以外のユーザ(以下、「他のユーザ」とも呼ぶ。)の特性を示す情報を取得する(ステップS910)。

0257

次に、提示情報生成部380は、移動体管理データベース331から、空き情報を取得する(ステップS920)。

0258

次に、提示情報生成部380は、取得した、他のユーザの特性を示す情報及び空き情報を用いて、空いている移動体及び移動体の座席の少なくとも一方を、他のユーザの特性に応じて示す、移動体利用希望ユーザ向けの提示情報を生成する(ステップS930)。

0259

ステップS930の処理が終了すると、提示情報生成部380は、変形提示情報生成処理を終了する。

0260

(3)管制センタ端末30、ユーザ端末10、又は移動体装置20が備える構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含んで構成されるコンピュータシステムである。ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。

0261

なお、ここでは、システムLSIとしたが、集積度の違いにより、IC、LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、あるいはLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。

0262

さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロック集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。

0263

(4)本開示の一態様は、このような情報提示システムだけではなく、情報提示システムに含まれる特徴的な構成部をステップとする情報処理方法であってもよい。また、本開示の一態様は、情報処理方法に含まれる特徴的な各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであってもよい。また、本開示の一態様は、そのようなコンピュータプログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体であってもよい。

0264

(5)実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウエアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。

0265

(6)上記実施の形態では、本開示の一態様に係る情報処理システム、情報処理方法がシェアライドサービスに適用される例を説明したが、適用先のサービスはこれに限定されない。例えば、カーシェアリングサービスなどに適用されてもよい。具体的には、第1ユーザと第2ユーザとは同乗しない代わりに、第2ユーザは第1ユーザが利用した移動体を利用するユーザとしてマッチングされる。すなわち、提示情報は、先に利用する第1ユーザの特性に応じて空いている移動体を示す。この場合、第2ユーザが第1ユーザの特性(例えば、臭いなど)を要因として、第1ユーザの利用した移動体を利用時に間接的に不快となることを抑制することができる。なお、シェアライドサービスにおいても、このように前に移動体を利用するユーザの特性を用いて空いている移動体又は座席が提示されてもよい。

0266

(7)実施の形態において、予約要求を受信した管制センタ端末30は、ユーザ管理データベース391に格納される特性情報に基づいてマッチングから配車手配までを自動で行い、配車が完了した旨の提示情報を生成してもよい。

0267

なお、ユーザ情報解析部360及び内部状態解析部370で行う処理は、機械学習を用いてもよい。機械学習には、例えば、入力情報に対してラベル(出力情報)が付与された教師データを用いて入力と出力との関係を学習する教師あり学習、ラベルのない入力のみからデータの構造を構築する教師なし学習、ラベルありとラベルなしのどちらも扱う半教師あり学習、状態の観測結果から選択した行動に対するフィードバック報酬)を得ることにより、最も多く報酬を得ることができる連続した行動を学習する強化学習などが挙げられる。また、機械学習の具体的な手法として、ニューラルネットワーク多層のニューラルネットワークを用いた深層学習を含む)、遺伝的プログラミング決定木ベイジアンネットワークサポートベクターマシンSVM)などが存在する。本開示においては、以上で挙げた具体例のいずれかを用いればよい。

0268

本開示は、移動体を運用するシステムに広く利用可能である。

0269

1、1A情報処理システム
10ユーザ端末
20移動体装置
30、30A管制センタ端末
40サービサ端末
100、200、300、400 制御部
110、340、440 入力部
120、350、450提示部
130、220、320、420通信部
210内部状態取得部
310予約管理部
311予約管理データベース
330 移動体管理部
331 移動体管理データベース
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