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技術 滅菌処理装置、及び、滅菌処理方法

出願人 株式会社ミライト
発明者 川本剛生
出願日 2018年7月20日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2018-137009
公開日 2020年1月23日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-010978
状態 未査定
技術分野 消毒殺菌装置 固体廃棄物の処理
主要キーワード 気化媒体 運搬カート 水管ボイラー 排出用コンベヤ 高圧力容器 筒状通路 真空耐圧 既定条件
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

医療廃棄物分別可能な状態で、効率的に滅菌する滅菌処理装置を提供する。

解決手段

滅菌処理装置は、医療廃棄物を収容する滅菌乾燥処理槽120と、滅菌乾燥処理槽120内部にある医療廃棄物を125℃以下で加熱殺菌する加熱殺菌部123と、加熱殺菌部123により加熱滅菌する前後に滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧する真空ポンプ204と、滅菌乾燥処理槽120の内部へ通じる投入口104と、 投入口104を開閉する開閉扉106とを有する。真空ポンプ204は、開閉扉106が投入口104を開ける場合に、滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧し、開閉扉106が投入口104を閉じたことを条件として、開閉扉106により投入口104が開かれた時よりさらに滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧し、加熱殺菌部123による加熱滅菌処理が終了したことを条件として、滅菌乾燥処理槽120内部を減圧する。

概要

背景

例えば、特許文献1では、廃棄物を密閉された容器の中で破砕し、その破砕は当該廃棄物の内面高圧蒸気に接触するのに十分な程度に小さい破片に剪断又は圧潰するものであって、次に当該容器内の空気を外部に排気し、その際排気した空気は大気解放する前に除菌又は滅菌し、続いて当該容器内で発生させた110℃以上150℃以下の高圧蒸気で当該容器内を10分以上満たすことによって破片となっている廃棄物やそれに触れた容器内壁及び容器内の構造物滅菌処理する、以上の過程をこの順に包含した一サイクルの処理工程をとることを特徴とする医療廃棄物処理方法として開示されている。

概要

医療廃棄物を分別可能な状態で、効率的に滅菌する滅菌処理装置を提供する。 滅菌処理装置は、医療廃棄物を収容する滅菌乾燥処理槽120と、滅菌乾燥処理槽120内部にある医療廃棄物を125℃以下で加熱殺菌する加熱殺菌部123と、加熱殺菌部123により加熱滅菌する前後に滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧する真空ポンプ204と、滅菌乾燥処理槽120の内部へ通じる投入口104と、 投入口104を開閉する開閉扉106とを有する。真空ポンプ204は、開閉扉106が投入口104を開ける場合に、滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧し、開閉扉106が投入口104を閉じたことを条件として、開閉扉106により投入口104が開かれた時よりさらに滅菌乾燥処理槽120内部の圧力を減圧し、加熱殺菌部123による加熱滅菌処理が終了したことを条件として、滅菌乾燥処理槽120内部を減圧する。

目的

本発明は、医療廃棄物を分別可能な状態で、効率的に滅菌する滅菌処理装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

医療廃棄物を収容するための容器と、前記容器内部にある医療廃棄物を125℃以下で加熱殺菌する殺菌用加熱手段と、前記殺菌用加熱手段により加熱殺菌する前後に前記容器内部の圧力を減圧する減圧手段とを有する滅菌処理装置

請求項2

前記容器の内部へ通じる投入口と、前記投入口を開閉する開閉手段と、前記容器内部を加圧する加圧手段とをさらに有し、前記減圧手段は、前記開閉手段が前記投入口を開ける場合に、前記容器内部の圧力を減圧し、前記開閉手段が前記投入口を閉じたことを条件として、前記開閉手段により前記投入口が開かれた時よりさらに前記容器内部の圧力を減圧し、前記殺菌用加熱手段による加熱殺菌により医療廃棄物が滅菌状態となる処理が終了したことを条件として、前記容器内部を減圧する請求項1に記載の滅菌処理装置。

請求項3

前記殺菌用加熱手段は、前記容器内部の温度が121℃以上125℃以下となるように、前記容器内部に水蒸気を供給され、前記加圧手段は、前記殺菌用加熱手段により前記容器が加熱されているときに、前記容器内部を加圧する請求項2に記載の滅菌処理装置。

請求項4

前記減圧手段により前記容器から回収された気体滅菌するガス滅菌手段と、前記容器の内部を乾燥状態で加熱する乾燥用加熱手段とをさらに有し、前記減圧手段は、前記乾燥用加熱手段により加熱された前記容器の内部を減圧し、前記乾燥用加熱手段は、前記減圧手段により減圧された前記容器にある医療廃棄物を乾燥させる請求項3に記載の滅菌処理装置。

請求項5

前記投入口より前記容器に収容される医療廃棄物を破砕する破砕手段と、前記容器から排出された医療廃棄物の中から、金属部材選別する選別手段とをさらに有する請求項4に記載の滅菌処理装置。

請求項6

前記容器の中に設けられ、前記容器内に収容された医療廃棄物を攪拌する攪拌手段をさらに有し前記殺菌用加熱手段は、前記攪拌手段により攪拌される医療廃棄物を加熱滅菌し、前記乾燥用加熱手段は、前記攪拌手段により攪拌される医療廃棄物を乾燥させる請求項4に記載の滅菌処理装置。

請求項7

耐圧性のある容器の内部を減圧する工程と、医療廃棄物を前記容器に投入する工程と、医療廃棄物が投入された前記容器の内部を加圧し、当該容器に収容されている医療廃棄物を加熱殺菌することにより医療廃棄物を滅菌状態とする工程と、前記容器の内部を減圧して、滅菌された医療廃棄物を乾燥させる工程とを有する滅菌処理方法

技術分野

0001

本発明は、滅菌処理装置、及び、滅菌処理方法に関するものである。

背景技術

0002

例えば、特許文献1では、廃棄物を密閉された容器の中で破砕し、その破砕は当該廃棄物の内面高圧蒸気に接触するのに十分な程度に小さい破片に剪断又は圧潰するものであって、次に当該容器内の空気を外部に排気し、その際排気した空気は大気解放する前に除菌又は滅菌し、続いて当該容器内で発生させた110℃以上150℃以下の高圧蒸気で当該容器内を10分以上満たすことによって破片となっている廃棄物やそれに触れた容器内壁及び容器内の構造物滅菌処理する、以上の過程をこの順に包含した一サイクルの処理工程をとることを特徴とする医療廃棄物処理方法として開示されている。

先行技術

0003

特公平7−114799号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、医療廃棄物を分別可能な状態で、効率的に滅菌する滅菌処理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明に係る滅菌処理装置は、医療廃棄物を収容するための容器と、前記容器内部にある医療廃棄物を125℃以下で加熱殺菌する殺菌用加熱手段と、前記殺菌用加熱手段により加熱殺菌する前後に前記容器内部の圧力を減圧する減圧手段とを有する。

0006

好適には、前記容器の内部へ通じる投入口と、前記投入口を開閉する開閉手段と、前記容器内部を加圧する加圧手段とをさらに有し、前記減圧手段は、前記開閉手段が前記投入口を開ける場合に、前記容器内部の圧力を減圧し、前記開閉手段が前記投入口を閉じたことを条件として、前記開閉手段により前記投入口が開かれた時よりさらに前記容器内部の圧力を減圧し、前記殺菌用加熱手段による加熱殺菌により医療廃棄物が滅菌状態となる処理が終了したことを条件として、前記容器内部を減圧する。

0007

好適には、前記殺菌用加熱手段は、前記容器内部の温度が121℃以上125℃以下となるように、前記容器内部に水蒸気を供給され、前記加圧手段は、前記殺菌用加熱手段により前記容器が加熱されているときに、前記容器内部を加圧する。

0008

好適には、前記減圧手段により前記容器から回収された気体を滅菌するガス滅菌手段と、 前記容器の内部を乾燥状態で加熱する乾燥用加熱手段とをさらに有し、前記減圧手段は、前記乾燥用加熱手段により加熱された前記容器の内部を減圧し、前記乾燥用加熱手段は、前記減圧手段により減圧された前記容器にある医療廃棄物を乾燥させる。

0009

好適には、前記投入口より前記容器に収容される医療廃棄物を破砕する破砕手段と、前記容器から排出された医療廃棄物の中から、金属部材選別する選別手段とをさらに有する。

0010

好適には、前記容器の中に設けられ、前記容器内に収容された医療廃棄物を攪拌する攪拌手段をさらに有し前記殺菌用加熱手段は、前記攪拌手段により攪拌される医療廃棄物を加熱滅菌し、前記乾燥用加熱手段は、前記攪拌手段により攪拌される医療廃棄物を乾燥させる。

0011

また、本発明に係る滅菌処理方法は、耐圧性のある容器の内部を減圧する工程と、医療廃棄物を前記容器に投入する工程と、医療廃棄物が投入された前記容器の内部を加圧し、当該容器に収容されている医療廃棄物を加熱殺菌することにより医療廃棄物を滅菌状態とする工程と、前記容器の内部を減圧して、滅菌された医療廃棄物を乾燥させる工程とを有する。

発明の効果

0012

本発明によれば、医療廃棄物を収容する滅菌処理槽内の圧力を変化させることにより、医療廃棄物を分別可能な状態で効率的に滅菌できる。

図面の簡単な説明

0013

本実施形態における滅菌処理装置1の概要を例示する図である。
滅菌乾燥処理槽120の構成を詳細に説明する図である。
本実施形態における滅菌処理工程(S10)を説明するフローチャートである。

実施例

0014

まず、本発明がなされた背景を説明する。
従来、医療関係機関等から廃棄された感染性廃棄物(いわゆる医療廃棄物)の滅菌処理は、例えば湿熱滅菌を行う。具体的には、高圧蒸気滅菌オートクレーブ)装置を用いて滅菌(オートクレーブ滅菌処理)し、滅菌後に医療廃棄物を加熱乾燥し、廃棄処理を行っていた。しかしながら、オートクレーブ滅菌処理後、医療廃棄物を加熱乾燥する場合に、オートクレーブにて使用した水蒸気の一部が医療廃棄物内に残留してしまう虞があり、十分に医療廃棄物を乾燥させることは難しかった。一方で、医療廃棄物内に残留した水分を十分に乾燥させるために十分に加熱すると、医療廃棄物を構成する材料によっては形状を保持することができず異種材料同士が融合し、加熱乾燥処理後に分別することが困難となっていたため、リサイクル性が低かった。
また、オートクレーブ滅菌処理と加熱乾燥処理とを別々の装置で行う場合もあり、オートクレーブ滅菌処理を行う滅菌処理槽から加熱乾燥処理を行う加熱乾燥処理槽に医療廃棄物を移動させる場合に、処理槽内に残留した気体が作業者噴出する虞もあった。

0015

そこで、本実施形態の滅菌処理装置は、オートクレーブ滅菌処理と加熱乾燥処理とを同一槽内で行うことで、上記問題を解決する。本例の滅菌処理装置によれば、オートクレーブ滅菌処理装置に加熱乾燥処理槽と処理槽内部の圧力を低減させる真空ポンプとを複合化することにより、加熱乾燥処理において、医療廃棄物内に残留する水分を効率的に水分を蒸発させることができる。加えて、医療廃棄物と作業者との接触回数を減らし作業者の安全を確保することができる。

0016

以下、本発明の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
次に、本発明における実施形態の概要を説明する。
図1は、本実施形態に係る滅菌処理装置1の概要を例示する図である。
図1に例示するように、まず作業者は、メディカルボックス2に廃棄した医療廃棄物3を、メディカルボックス2に入れたままの状態で、滅菌処理装置1の滅菌乾燥処理部10に投入する。
ここで、医療廃棄物3とは、例えば、医療現場で使用された注射器注射針プラスチック試薬容器、及びビニールチューブ等である。なお、本例での医療廃棄物3は、はさみやメス等の硬い金属器具は含まないものとする。また、メディカルボックス2とは、合成樹脂で構成され(例えばプラスチック製)、医療廃棄物3を廃棄するための容器である。メディカルボックス2の容量は、約45リットルの医療廃棄物3を入れることができる。なお。本例のメディカルボックス2は、医療廃棄物3を廃棄するための容器の一例であり、大きさ、形状、及び容量は適宜に選択できる。
次に、滅菌処理装置1は、滅菌乾燥処理部10にて、医療廃棄物3を破砕し、破砕した医療廃棄物3を既定の圧力や温度下で既定時間、加熱殺菌する。これにより、加熱殺菌された医療廃棄物3は、滅菌状態に移行する。滅菌状態となった医療廃棄物3を乾燥させる。
ここで、本実施形態における「殺菌」とは、例えば医療廃棄物に付着している菌を殺すことであり、一部の菌を殺すことも含まれる。また、「滅菌」とは、例えば医療廃棄物に付着している菌をほぼすべて死滅させた状態であり、既定条件下で加熱殺菌することで滅菌状態となる。
次に、滅菌処理装置1は、分別部30にて、乾燥させた医療廃棄物3を分別する。例えば、磁性を有する金属と、それ以外の部材(磁性の無い金属、又は合成樹樹脂)に分別する。

0017

次に、本実施形態における滅菌処理装置1の構成を説明する。
図1に例示すように、滅菌処理装置1は、滅菌乾燥処理部10と、制御部20と、分別部30とを有する。
(滅菌乾燥処理部10)
滅菌乾燥処理部10は、投入部100と、破砕装置110と、滅菌乾燥処理槽120とを有する。
投入部100は、投入用通路102、開閉扉106、吸気レン枝管108とを有する。
投入用通路102は、耐食性のある金属、例えば、アルミニウム系合金ニッケル系合金銅系合金、又は、鉄系合金で構成されている。なお、本例の投入用通路102は、ステンレス鋼で構成されている。
投入用通路102は、複数の既存配管接合し、側面視において略L字状に構成された筒状通路である。投入用通路102は、一方の端部が投入口104となっており、他方の端部が破砕装置110に接続されている。投入用通路102は、略鉛直方向に立ち上がり立ち上がってから水平方向に対して既定の角度、例えば作業者がメディカルボックス2を投入用通路102に投入しやすい角度に傾けられている。これにより、投入用通路102に投入した医療廃棄物3の飛び出しを防止できる。また、投入用通路102は、通路内部の中間部分に扉をさらに設けて、投入された医療廃棄物3の飛び出しを防止してもよい。
また、投入用通路102は、破砕装置110に接続された端部において、大径から小径縮径しており、破砕装置110に流入する医療廃棄物3の量を調節することができる。

0018

投入口104は、滅菌乾燥処理槽120の容器本体122における加熱殺菌部123の内部に通じる投入口である。投入口104は、投入用通路102の一方の端部に設けられている。投入口104は、医療廃棄物3を入れるためのメディカルボックス2を投入できる程度の大きさであり、例えば直径700mm以上直径900mm以下の大きさである。なお、本例の投入口104の大きさは、直径800mm程度の大きさである。
なお、投入口104は、本発明に係る投入口の一例である。

0019

開閉扉106は、投入口104を開閉するための扉である。開閉扉106は、半球状に形成され、投入口104の外形形状や大きさに合わせて形成されている。
開閉扉106は、耐食性のある金属、例えば、アルミニウム系合金、ニッケル系合金、銅系合金、又は、鉄系合金で構成されている。なお、本例の投入用通路102は、ステンレス鋼で構成されている。
また、開閉扉106は、開閉するときの状態を事前に検知するセンサーを有し、開閉扉106の開閉の動作を行う前に開閉状態を事前に検知することができる。これにより、例えば、開閉部8は、センサー付きの鍵を有し、開錠及び施錠の動作を検知することができる。 また、開閉扉106の開閉方法は、手動又は自動である。
なお、開閉扉106は、本発明に係る開閉手段の一例である。

0020

吸気ドレン用枝管108は、投入用通路102の側壁面に接続された枝配管であり、入用通路102内の気体を排出するための配管である。吸気ドレン用枝管108は、後述する吸気用ドレン80Aと接続され、間接的に真空ポンプ204(詳しくは後述)とガス滅菌装置206(詳しくは後述)と繋がっている。

0021

破砕装置110は、投入用通路102と滅菌乾燥処理槽120との間に設置され、投入用通路102内に投入された医療廃棄物3を破砕刃を用いて破砕する破砕機である。破砕装置110は、医療廃棄物3を破砕するための破砕刃を有し、本例の破砕装置110は、2軸破砕機である。なお、破砕装置110は、既存の破砕機で実現でき、2軸破砕機に限定するものではなく、どのような破砕機構のものでも適宜選択し使用することができる。
なお、破砕装置110は、本発明に係る破砕手段の一例である。

0022

図2は、滅菌乾燥処理槽120の構成を詳細に説明する図である。
図2(A)は滅菌乾燥処理槽120の内部構造を例示する図であり、図2(B)は、A−A線断面を例示する図である。
滅菌乾燥処理槽120は、図1に例示するように、破砕装置110と接続しており、破砕装置110により破砕された医療廃棄物3の滅菌処理及び乾燥処理を行う処理槽である。
図2に例示するように、滅菌乾燥処理槽120は、容器本体122と、攪拌装置1266と、排出口129とを有する。
容器本体122は、耐食性のある金属、例えば、アルミニウム系合金、ニッケル系合金、銅系合金、又は、鉄系合金で構成されている。なお、本例の容器本体122は、ステンレス鋼で構成されている。容器本体122は、有底の略円筒状であり、側面において二重構造となっている。なお、本例の容器本体122は、端面の直径より側面が長い有底の略円筒であり、水平面に対して水平に設置されている。
容器本体122は、医療廃棄物を収容するための耐圧容器であり、加熱殺菌部123と、加熱乾燥部124とを有する。容器本体122は、二重構造において、内側が高圧力容器部分(加熱殺菌部123)であり、外側が加熱部分(加熱乾燥部124)となっている。また、容器本体122の端面には、滅菌処理を終えた医療廃棄物3を排出する排出口129が設けられている。
また、容器本体122は、側壁面に吸気用ドレン80Aを接続する枝配管82を有し、間接的に真空ポンプ204と接続している。なお、接続された吸気ドレン用枝配管82と吸気用ドレン80Aとの間には、フィルターを挟み込ませてもよい。また、容器本体122は、側壁面に蒸気供給管90を接続する枝配管92を有し、間接的に加熱装置202(詳しくは後述)と接続している。また、側壁面に空気供給管70を接続する枝配管94(不図示)を有し、間接的に圧縮ポンプ205と接続している。
なお、容器本体122は、本発明に係る容器の一例である。

0023

加熱殺菌部123は、容器本体122の二重構造において内側に位置し、破砕された医療廃棄物3のオートクレーブ滅菌処理を行う処理室である。加熱殺菌部123は、最大3000リットルを収容できる容量を備える真空耐圧容器(第一種圧力容器)となっている。加熱殺菌部123の最高使用圧力は、0.3MPaに設定されている。
また、加熱殺菌部123は、蒸気供給管90と接続しており、加熱装置202により高温飽和水蒸気が供給される。また、加熱殺菌部123は、吸気用ドレン80Aと接続しており、真空ポンプ204により、加熱殺菌部123内の気体が加熱殺菌部123外(ガス滅菌装置206)に排気される。また、加熱殺菌部123は、空気供給管70と接続しており、圧縮ポンプ205により加熱殺菌部123内の圧力を加圧される。
また、加熱殺菌部123は、加熱殺菌部123の内壁125を介して加熱乾燥部124と隣接している。
なお、加熱殺菌部123は、本発明に係る殺菌用加熱手段の一例である。

0024

加熱乾燥部124は、容器本体122の二重構造において外側に位置し、加熱殺菌部123を加熱する領域である。加熱乾燥部124は、加熱乾燥部124の内壁面125を介して加熱殺菌部123と隣接している。
加熱乾燥部124は、側壁面に蒸気供給管90を接続できる枝配管92を有し、蒸気供給管90及び加熱装置202と接続している。加熱乾燥部124は、蒸気供給管90を通じて、加熱装置202から供給された水蒸気を利用して加熱殺菌部123を加熱する。
なお、加熱乾燥部124は、本発明に係る乾燥用加熱手段の一例である。

0025

攪拌装置126は、耐食性のある金属、例えば、アルミニウム系合金、ニッケル系合金、銅系合金、又は、鉄系合金で構成されている。なお、本例の攪拌装置126は、ステンレス鋼で構成されている。攪拌装置126は、容器本体122の内部に設けられ、軸部127を中心に回転自在に設けられている。攪拌装置126は、容器本体122の医療廃棄物3を撹拌する。攪拌装置126は、軸部127と攪拌羽根128とで構成されている。
軸部127は、中空状である筒体(例えばパイプ材)であり、容器本体122の軸方向に横貫して設けられている。軸部127は、中空状であるため、加熱装置202から供給された水蒸気を通すことができる。また、軸部127は、壁面に複数の貫通穴127Aが設けられ、軸部127の内部と外部(容器本体122の内部)との空間を接続している。貫通穴127Aは、加熱装置202から供給された水蒸気を容器本体122の内部に供給するための貫通穴である。なお、貫通穴127Aは、攪拌羽根128にも設けてもよい。

0026

また、容器本体122の内部に横貫して設けられた軸部127は、複数の攪拌羽根を有する。攪拌羽根128は、軸部127から容器本体122の内壁面に向かって突出した突出片である。攪拌羽根128は、軸部127に接続され、攪拌羽根128同士が互いに既定の間隔をあけて設けられている。既定の間隔とは例えば等間隔である。なお、本例の攪拌羽根128は、軸部127に設けた場合を説明するが、これに限定するものではなく、容器本体122のの内壁面に設けてもよい。
また、攪拌羽根の形状は、容器本体122の医療廃棄物3を混ぜることができる形状に形成され、板状、又は、筒状である。
なお、攪拌装置126は、本発明に係る攪拌手段の一例である。

0027

図1に例示するように、排出口129は、加熱殺菌部123の内部と接続しており、加熱殺菌部123にて滅菌処理及び加熱乾燥処理を施した医療廃棄物3を、加熱殺菌部123の内部から外部に排出するための排出口である。排出口129の下方には、後述する排出用コンベヤー302が配置されている。
このように、滅菌乾燥処理槽120は、容器本体122と、攪拌装置126とにより構成されている。

0028

(制御部20)
図1に例示するように、制御部20は、制御装置200と、加熱装置202と、真空ポンプ204と、ガス滅菌装置206とを有する。
制御装置200は、例えば、開閉扉106の開閉状態の管理、医療廃棄物3の投入、破砕、滅菌、乾燥、排出、及び、分別の各処理の開始から終了までの作業工程管理、及び、各作業工程における必要な装置や設定条件及び所要時間の管理をし、管理する内容に基づいて各装置に指示し操作する。

0029

加熱装置202は、高温の飽和水蒸気を発生させる装置であり、本例の加熱装置202は、ボイラーである。ボイラーには、水管ボイラー貫流ボイラー強制循環ボイラー等が含まれる。なお、本例の加熱装置202は、貫流ボイラーである。貫流ボイラーは、長い水管の一端から給水し、給水した水管を加熱することで他端から蒸気を発生させる。また、加熱装置202は、滅菌乾燥処理槽120の側壁にある枝配管92に蒸気供給管90を接続しており、枝配管92及び蒸気供給管90を通して、滅菌乾燥処理槽120の容器本体122内部(加熱殺菌部123及び加熱乾燥部124)に高温の飽和水蒸気を供給する。
加熱装置202は、加熱殺菌部123に水蒸気を供給する場合、攪拌装置126の軸部127を介して飽和水蒸気を供給する。加熱装置202は、加熱殺菌部123の内部温度が125℃以下程度の温度となるように飽和水蒸気を供給する。具体的には、加熱装置202は、加熱殺菌部123の内部温度が121℃以上125℃以下の温度となるように、130℃程度の飽和水蒸気を供給する。
また、加熱装置202は、加熱乾燥部124に水蒸気を供給する場合、加熱殺菌部123内の圧力を減圧した状態において、水蒸気を供給する。なお、加熱装置202は、飽和水蒸気を更に加熱した過熱水蒸気を、加熱殺菌部123及び加熱乾燥部124に供給してもよい。

0030

真空ポンプ204は、投入部100の投入用通路102内、及び、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内の気体を吸引して外部に排出し、内部圧力を減圧するポンプである。本例の真空ポンプ204は、水封式である。真空ポンプ204は、吸気用ドレン80Aを通して、投入部100の投入用通路102内、及び、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内の気体を吸引する。真空ポンプ204は、吸引した気体を復水器に通して抽水し、抽水処理した気体を排気ドレン80Bに通して、後述するガス滅菌装置206に供給する。
なお、真空ポンプ204は、本発明に係る減圧手段の一例である。

0031

圧縮ポンプ205は、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123の内部に空気を圧送し、加熱殺菌部123の内部に大気圧以上の圧力を加えるポンプであり、例えばコンプレッサーである。圧縮ポンプ205は、空気供給管70を通して、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内に空気を圧送する。
なお、圧縮ポンプ205は、本発明に係る加圧手段の一例である。

0032

ガス滅菌装置206は、燃焼炉であり、本例のガス滅菌装置206は、直燃式である。ガス滅菌装置206は、真空ポンプ204により、投入部100の投入用通路102内、又は、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内から吸引し回収した気体を加熱し、吸引した気体に含まれる感染性のある菌を滅菌する。
なお、ガス滅菌装置206は、本発明に係るガス滅菌手段の一例である。
このように、制御部20は、制御装置200と、加熱装置202と、真空ポンプ204と、ガス滅菌装置206とにより構成されている。

0033

(分別部30)
分別部30は、排出用コンベヤー302と、選別装置304と、処理物運搬カート306とを有する。
排出用コンベヤー302は、滅菌乾燥処理槽120内で滅菌乾燥された医療廃棄物3を、滅菌乾燥処理槽120の排出口129から処理物運搬カート306まで搬送するコンベヤーである。

0034

選別装置304は、滅菌乾燥済みの破砕された医療廃棄物3を材質毎に選別する。選別装置304は、様々な材質入り混じった状態の医療廃棄物3から、例えば金属、非金属、又は、合成樹脂に選別する。本例の選別装置304は、磁気により磁性を有する金属部材と、それ以外の部材とに選別する。
なお、選別装置304は、本発明に係る選別手段の一例である。

0035

フレキシブルコンテナバッグ306は、選別装置304により選別された医療廃棄物3を一時的に貯めておくための包装材である。
このように、分別部30は、排出用コンベヤー302と、選別装置304と、処理物運搬カート306とにより構成されている。

0036

次に、本実施形態における滅菌処理方法を説明する。
図3は、本実施形態における滅菌処理工程(S10)を説明するフローチャートである。
本実施形態の滅菌処理装置1は、滅菌処理工程(S10)を3時間程度で行う。
図3に例示するように、ステップ100(S100)において、作業者は、開閉扉106の鍵を解除する。

0037

ステップ105(S105)において、制御装置200は、開閉扉106の鍵が解除されたことを検知し、滅菌乾燥処理槽120内の気体、及び、投入用通路102の気体を真空ポンプ204に吸引させ、滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内の圧力を減圧する。吸引された滅菌乾燥処理槽120内の気体、及び、投入用通路102の気体は、ガス滅菌装置206にて滅菌される。

0038

ステップ110(S110)において、制御装置200は、滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内の気体が吸引されている状態で、作業者に開閉扉106の開扉を行ってよい旨を作業者に通知する。作業者は、前記通知を確認し、開閉扉106を開扉し、投入口104を開口する。予め滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内の気体が吸引されている状態で、開閉扉106の開扉することにより、滅菌未処理の気体が投入口104から外部に流出することを防ぐことができる。なお、制御装置200が開閉扉106の開扉を自動的に行ってもよい。

0039

ステップ115(S115)において、作業者は、投入口104に医療廃棄物3を廃棄したメディカルボックス2を投入する。このとき、制御装置200は、開閉扉106が開扉状態であるため、滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内の気体の吸引状態を維持する。言い換えると、滅菌乾燥処理槽120及び投入用通路102内部の圧力を減圧した状態で維持する。これにより、外気が投入口104から投入用通路102内に流入するため、メディカルボックス2を投入する作業者に対して、処理槽120内の残留気体が噴出することを防止することができる。

0040

ステップ120(S120)において、作業者は、メディカルボックス2を投入し、投入完了後に投入口104を開閉扉106で閉扉する。
制御装置200は、開閉扉106が閉扉されたことを条件として、S105の場合の吸引力よりさら強い吸引力で真空ポンプ204に吸引させ、滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内部の圧力をより減圧する。

0041

ステップ125(S125)において、制御装置200は、投入用通路102に一時的に貯蔵された医療廃棄物3入りのメディカルボックス2を、破砕装置110に破砕させる。破砕された医療廃棄物3は、滅菌乾燥処理槽120の容器本体122の加熱殺菌部123に収容される。このとき、滅菌乾燥処理槽120内及び投入用通路102内部の圧力をより減圧しているため、破砕した医療廃棄物3の紛体等の舞いあがりを防止する。

0042

ステップ126(S126)において、制御装置200は、投入されたメディカルボックスル2が全て破砕し終えたか否かを判断する。全てのメディカルボックスル2の破砕が終了した場合、S128の処理に移行する。また、。全てのメディカルボックスル2の破砕が未終了である場合、S125の処理に移行する。

0043

ステップ128(S128)において、制御装置200は、投入された全てのメディカルボックスル2を破砕したと判断し、破砕装置110、及び、真空ポンプ204の動作を停止させる。

0044

ステップ130(S130)において、制御装置200は、圧縮ポンプ205に空気を圧送させ加熱殺菌部123の内部を加圧すると共に、加熱装置202に高温の飽和水蒸気を滅菌乾燥処理槽120の容器本体122の加熱殺菌部123に供給させる。このとき、圧縮ポンプ205は、加熱殺菌部123内の圧力が2気圧となるように空気を圧送して内部を加圧する。また、加熱装置202は、加熱殺菌部123内の温度が121℃以上125℃以下となるように、130℃程度の飽和水蒸気を加熱殺菌部123に供給する。

0045

ステップ135(S135)において、制御装置200は、加熱殺菌部123内の圧力が2気圧、かつ、加熱殺菌部123の内部温度が121℃以上125℃以下の条件下で15分〜25分間、医療廃棄物3を加熱殺菌し、滅菌状態に移行させる(いわゆるオートクレーブ滅菌処理)。なお、本例でオートクレーブ滅菌処理は、20分間行う。このとき、制御装置200は、加熱殺菌部123内において、攪拌装置126の軸部127を回転させ、破砕された医療廃棄物3を撹拌しながら滅菌処理を行う。
また、加熱殺菌部123の内部温度を125℃以下とすることにより、合成樹脂部材溶融を防止することができる。言い換えると、加熱殺菌部123内の温度は、合成樹脂部材が溶融しない温度であることが好ましい。

0046

ステップ140(S140)において、制御装置200は、オートクレーブ滅菌処理後、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内の気体を真空ポンプ204に吸引させ、加熱殺菌部123内部の圧力を減圧する。

0047

ステップ145(S145)において、制御装置200は、容器本体122の加熱乾燥部124に対して、加熱装置202から高温の飽和水蒸気を供給させ、飽和水蒸気の熱エネルギーで加熱殺菌部123を加熱させる。減圧状態にした加熱殺菌部123を加熱することで、医療廃棄物3を乾燥させる(いわゆる加熱乾燥処理)。乾燥させた医療廃棄物3の水分量は、15%以下、具体的には10%以下にする。このとき、制御装置200は、加熱殺菌部123内において、攪拌装置126の軸部127を回転させ、滅菌された医療廃棄物3を撹拌しながら加熱して乾燥させる。
このように、オートクレーブ滅菌処理後に、加熱殺菌部123内部を減圧した状態で医療廃棄物3の加熱乾燥を行うことにより、医療廃棄物3内に残留する水分を、低温かつ短時間で沸点に到達させ、効率的に水分を蒸発させることができる。

0048

ステップ150(S150)において制御装置200は、滅菌し乾燥させた医療廃棄物3を排出口129から滅菌乾燥処理槽120の外部に排出する。排出口129は、排出用コンベヤー302の上方に位置する。そのため、排出した医療廃棄物3は、排出口129から排出用コンベヤー302上に排出され、排出用コンベヤー302により運搬される。制御装置200は、排出用コンベヤー302により運搬された医療廃棄物3を選別装置304に選別させる。選別装置304は、医療廃棄物3に混在する金属部材を磁気選別し、選別された医療廃棄物3は、素材毎のフレキシブルコンテナバッグ306に入れられる。
このように、本実施形態の滅菌処理装置1は、医療廃棄物3の滅菌乾燥処理を行うと共に、素材毎に分別できる高いリサイクル性を発揮する装置である。

0049

以上、説明したように、本実施形態の滅菌処理装置1によれば、オートクレーブ滅菌処理において、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123内の圧力を2気圧とした状態で滅菌処理を行うことにより、1気圧における沸点よりも高い温度で滅菌できる。また、オートクレーブ滅菌処理後の加熱乾燥処理において、滅菌乾燥処理槽120の加熱殺菌部123の気圧を下げた状態で医療廃棄物3を加熱することにより、医療廃棄物3内に残留する水分を、低温かつ短時間で沸点に到達させ、効率的に水分を蒸発させることができる。これにより、水分内に生存する菌も十分に滅菌することができる。つまり、滅菌温度、及び、加熱温度を低く抑えることができるため、金属部材と合成樹脂部材との溶融融合を防止することができる。よって、これらを選別することも可能となり再利用性が高まる。
また、滅菌処理装置1によれば、窒素ガスのような特別なガスは必要なく、水蒸気のみで滅菌処理を行うことができるため、低コストであり、環境にも良好である。

0050

なお、本実施形態の滅菌処理装置1では、水蒸気を用いる形態を説明したが、これに限定されるものではなく、有機溶媒アルコール類などの他の気化媒体気体状態として使用してもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。

0051

1滅菌処理装置
2メディカルボックス
3医療廃棄物
10滅菌乾燥処理部
100投入部
102 投入用通路
106開閉扉
108吸気ドレン用枝管
110破砕装置
120 滅菌乾燥処理槽
122容器本体
123加熱殺菌部
124加熱乾燥部
126攪拌装置
129 排出口
20 制御部
200制御装置
202加熱装置
204真空ポンプ
206滅菌装置
30分別部
302排出用コンベヤー
304選別装置
306 フレキシブルコンテナバッグ

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