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技術 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

出願人 株式会社リコー
発明者 吉田裕一
出願日 2018年7月11日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2018-131820
公開日 2020年1月16日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-009331
状態 未査定
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 記憶装置の機密保護 暗号化・復号化装置及び秘密通信
主要キーワード ユーザ履歴情報 本体機器 イメージログ ポイントアンドプリント 保存先フォルダ ドライバ設定情報 設定者 表示画
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題

処理の履歴情報を暗号化する情報処理システムにおいて、一般のユーザに対して自己履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることを容易にする。

解決手段

情報処理装置は、プリンタドライバインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、を有する。

概要

背景

例えば、スキャン機能コピー機能印刷機能ファクシミリ機能等を備えたMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等の画像形成装置による画像形成処理を制御するプログラムであるプリンタドライバが知られている。

また、イメージログ機能を有する画像処理装置において、イメージログを介した情報の漏洩を防止できるように、重要文書を暗号化して、管理者であってもイメージログを復号できないようにする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

処理の履歴情報を暗号化する情報処理システムにおいて、一般のユーザに対して自己履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることを容易にする。情報処理装置は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、を有する。

目的

出力データ送信部522は、出力データ生成部521が生成した出力データを、例えば、OSが提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

プリンタドライバインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、を有する、情報処理装置。

請求項2

前記履歴情報の記憶先を設定する設定部を有し、前記判断部は、前記記憶先を設定する設定者の権限が管理者権限であるかを判断し、前記設定部は、前記記憶先を設定する設定者の権限が管理者権限である場合、複数のユーザに共通の前記記憶先の設定を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記設定部は、前記履歴情報の記憶先を、QueuePropertyBagに記憶する、請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記履歴情報の記憶先を設定する設定部を有し、前記設定部は、ユーザ毎に異なる前記記憶先の設定を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項5

前記設定部は、前記履歴情報の記憶先を、UserPropertyBagに記憶する、請求項4に記載の情報処理装置。

請求項6

前記要求者の権限が管理者権限であり、かつ前記履歴情報の出力の要求が特定のユーザに関する前記履歴情報の出力要求である場合、前記出力部は、前記特定のユーザの前記鍵情報を取得して、前記特定のユーザの前記履歴情報を復号して出力する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項7

前記要求者の権限が管理者権限であり、かつ前記履歴情報の出力の要求が特定のユーザに関する前記履歴情報の出力要求でない場合、前記出力部は、論理プリンタ共有する全てのユーザの前記履歴情報を復号して出力する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項8

画像形成装置と、前記画像形成装置による所定の処理を制御するプリンタドライバがインストールされた情報処理装置とを含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記プリンタドライバによる前記所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、を有する、情報処理システム。

請求項9

コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、前記プログラムによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、として機能させる、プログラム。

請求項10

プリンタドライバがインストールされたコンピュータが、前記プリンタドライバによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する処理と、前記履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する処理と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力する処理と、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する処理と、を実行する、情報処理方法

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置情報処理システム情報処理方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

例えば、スキャン機能コピー機能印刷機能ファクシミリ機能等を備えたMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等の画像形成装置による画像形成処理を制御するプログラムであるプリンタドライバが知られている。

0003

また、イメージログ機能を有する画像処理装置において、イメージログを介した情報の漏洩を防止できるように、重要文書を暗号化して、管理者であってもイメージログを復号できないようにする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

発明が解決しようとする課題

0004

プリンタドライバによる所定の処理(例えば、ファクス送信等)の履歴情報をPC(Personal Computer)等の情報処理装置に残したいという要求がある。

0005

例えば、複数のユーザで共有する共有プリンタの管理者は、機密情報等がファクス送信により流出した際に、流出元を特定できるように、全てのユーザのファクス送信における送信履歴改竄できない保存場所に保存したいという要求がある。また、共有プリンタを利用するユーザは、ファクス送信が正しく行われたかをジョブ毎に確認したいという要求がある。

0006

しかし、特許文献1に開示された技術では、重要文書を暗号化して、一般のユーザに対して自己履歴のみを閲覧可能にすることはできるが、管理者に対して全てのユーザ履歴情報を閲覧可能にすることはできないという問題がある。

0007

このように、従来の技術では、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システムにおいて、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることには困難を伴っていた。

0008

本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システムにおいて、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることを容易にする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、プリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、前記プリンタドライバによる所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部と、前記履歴情報の出力を要求する要求者権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する判断部と、前記要求者の権限が管理者権限である場合、任意のユーザの前記鍵情報を取得して、前記任意のユーザの前記履歴情報を復号して出力し、前記要求者の権限がユーザ権限である場合、前記要求者の前記鍵情報を取得して、前記要求者の前記履歴情報を復号して出力する出力部と、を有する。

発明の効果

0010

本発明の一実施形態によれば、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システムにおいて、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることが容易になる。

図面の簡単な説明

0011

一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。
一実施形態に係るコンピュータハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係る情報処理システムの機能構成概要を示す図である。
一実施形態に係るプリンタドライバの機能構成の例を示す図である。
一実施形態に係る表示画面の一例のイメージを示す図(1)である。
一実施形態に係る表示画面の一例のイメージを示す図(2)である。
一実施形態に係る表示画面の一例のイメージを示す図(3)である。
一実施形態に係るV4プリンタドライバが利用可能な記憶領域について説明するための図である。
一実施形態に係る履歴情報の記憶先を設定する処理の例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る履歴情報の出力処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図(1)である。
第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図(2)である。
第2の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図(1)である。
第2の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図(2)である。

実施例

0012

以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。

0013

<システム構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。情報処理システム100は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク104に接続された管理者用PC(Personal Computer)101、1つ以上のユーザ用PC102a、102b、・・・、及び画像形成装置103等を含む。なお、以下の説明の中で、1つ以上のユーザ用PC102a、102b、・・・のうち、任意のユーザ用PCを示す場合、「ユーザ用PC102」を用いる。また、図1に示すユーザ用PC102の数は一例であり、他の数であっても良い。

0014

管理者用PC101は、情報処理システム100、画像形成装置103等を管理する管理者が利用する情報処理装置であり、画像形成装置103が実行する画像形成処理(例えば、印刷、ファクス送信等)を制御するプリンタドライバがインストールされている。

0015

ユーザ用PC102は、画像形成装置103を利用するユーザが利用する情報処理装置である。ユーザ用PC102は、例えば、Windows(登録商標) OS(Operating System)のポイントアンドプリント機能等を利用して、管理者用PC101にインストールされたプリンタドライバ、及びプリンタドライバの設定情報等を共有している。なお、以下の説明の中で、ユーザ用PC102aの利用者を「ユーザA」と呼び、ユーザ用PC102bの利用者を「ユーザB」と呼ぶものとする。

0016

画像形成装置103は、例えば、スキャン機能、コピー機能、印刷機能、ファクシミリ機能等を備えたMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等の画像形成機能を有する電子機器である。

0017

上記の構成において、例えば、ユーザAは、ユーザ用PC102aを用いて、例えば、画像形成装置103の画像形成機能(例えば、ファクス送信、印刷等)を利用することができる。また、ユーザ用PC102aは、ユーザAが実行した画像形成処理の履歴情報(例えば、ファクスの送信履歴、印刷履歴等)を、ユーザAが予め設定した暗号鍵を用いて暗号化し、所定の記憶先に記憶する。

0018

さらに、ユーザ用PC102aは、例えば、プリンタドライバのUI(User Interface)により、ユーザAによる履歴情報の出力要求受け付けると、所定の記憶先に記憶した履歴情報をユーザAの暗号鍵を用いて復号して出力(表示)する。これにより、ユーザAは、例えば、プリンタドライバのUI等を用いて、画像形成処理が正しく行われたか否かを確認することができる。

0019

同様にして、ユーザBは、ユーザ用PC102bを用いて、例えば、画像形成装置103の画像形成機能を利用し、プリンタドライバのUI等を用いて、画像形成処理の処理結果を参照することができる。

0020

一方、管理者用PC101は、例えば、Windows OSのActive Directry(登録商標)等の機能を利用して、ネットワーク104に接続されたユーザ用PC102a、102b、・・・から、ユーザ設定情報を取得することができる。この機能を利用して、管理者用PC101は、例えば、プリンタドライバのUIから、管理者による全ユーザの履歴情報の出力要求を受け付けると、各ユーザ用PC102a、102b、・・・から暗号鍵を取得する。また、管理者用PC101は、前述した所定の記憶先に記憶された複数のユーザ(例えば、ユーザA、ユーザB)の履歴情報を取得し、各ユーザの暗号鍵を用いて復号することにより、複数のユーザの履歴情報をまとめて出力(表示)することができる。

0021

好ましくは、管理者用PC101は、全ユーザの中から、管理者によって指定された任意のユーザの鍵情報と履歴情報とを取得し、任意のユーザの履歴情報を出力することができる。

0022

ここで、「全ユーザ」には、例えば、同じ論理プリンタプリンタアイコン)を共有する複数のユーザ等が含まれる。

0023

このように、本実施形態によれば、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システム100において、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることを容易にすることができる。

0024

なお、図1に示す情報処理システム100のシステム構成は一例である。例えば、画像形成装置103は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、又は無線通信等により、ネットワーク104を介さずに、管理者用PC101に接続されているものであっても良い。また、情報処理システム100には、複数の画像形成装置103が含まれていても良い。さらに、ユーザ用PC102は、例えば、無線LANアクセスポイント等を介して、ネットワーク104に接続されているものであっても良い。

0025

<ハードウェア構成>
(管理者用PC、及びユーザ用PCのハードウェア構成)
管理者用PC101、及びユーザ用PC102は、一般的なコンピュータのハードウェア構成を有している。ここでは、一般的なコンピュータのハードウェア構成について説明する。

0026

図2は、一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。コンピュータ200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、ストレージ装置204、ネットワークI/F(Interface)205、入力装置206、表示装置207、外部接続I/F208、及びバス209等を有する。

0027

CPU201は、ROM203やストレージ装置204等に格納されたプログラムやデータをRAM202上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ200の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性メモリである。ROM203は、電源を切ってもプログラムやデータを保持する不揮発性のメモリである。

0028

ストレージ装置204は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等の大容量の記憶デバイスであり、OS、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと呼ぶ)、各種のデータ等を記憶する。ネットワークI/F205は、コンピュータ200をネットワーク104等に接続するための通信インタフェースである。

0029

入力装置206は、例えば、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等の入力デバイスであり、コンピュータ200に各操作信号を入力するために用いられる。表示装置207はディスプレイ等の表示デバイスであり、コンピュータ200による処理結果等を表示する。

0030

外部接続I/F208は、コンピュータ200に外部装置を接続するためのインタフェースである。外部装置には、例えば、画像形成装置103、記憶媒体等が含まれ得る。バス209は、上記の各構成要素に接続され、アドレス信号データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。

0031

(画像形成装置のハードウェア構成)
図3は、一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。画像形成装置103は、例えば、コントローラ310、操作パネル320、通信I/F330、プロッタ340、スキャナ350、及びファクスコントロールユニット(以下、FCUと呼ぶ)360等を有する。

0032

コントローラ310は、コンピュータの構成を有しており、例えば、CPU311、RAM312、ROM313、NVRAM(Non-Volatile RAM)314、及びHDD315等を含む。

0033

ROM313は、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。RAM312は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の記憶装置である。NVRAM314は、例えば設定情報等を格納する書き込み可能な不揮発性の記憶装置である。HDD315は、各種プログラムやデータを格納している大容量の記憶装置である。

0034

CPU311は、ROM313、NVRAM314、HDD315等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM312上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置103の全体を制御して、各機能を実現する演算装置である。

0035

操作パネル320は、ユーザからの入力を受付する入力部と、表示を行う表示部とを備えている。通信I/F330は、画像形成装置103をネットワーク104に接続するための通信インタフェースである。

0036

プロッタ340は、印刷データを印刷する印刷装置である。スキャナ350は、原稿等を読み取る読取装置である。FCU360は、ファクスデータ送受信等を行う。

0037

<機能構成>
(情報処理システムの機能構成)
図4は、一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の概要を示す図である。なお、図4に示す管理者用PC101、ユーザ用PC102a、102b、及び画像形成装置103は、図1で説明した同じ名前の各装置に対応している。

0038

管理者用PC101は、Windowsサーバ等のサーバ用のOSを実行する情報処理装置であり、例えば、Windowsサーバが備えるActive Directry機能を利用して、ネットワーク104に接続されているユーザ用PC102を管理している。管理者用PC101を利用する管理者は、例えば、管理者(Administrator)権限を持つアカウントで、Active Directry内の全てのユーザ用PC102にログインすることができる。また、管理者用PC101は、Active Directry機能を利用して、各ユーザ用PC102のユーザ設定情報記憶部403に記憶されたユーザ情報を参照することができる。

0039

また、管理者用PC101には、画像形成装置103の画像形成機能を制御するプリンタドライバ401がインストールされており、ドライバ設定情報記憶部402には、例えば、プリンタドライバ401に関する設定情報が記憶されている。

0040

ユーザ用PC102a、102bは、例えば、Windows OSのポイントアンドプリント機能等を利用して、管理者用PC101にインストールされているプリンタドライバ401、及びプリンタドライバ401に関する設定情報を共有している。

0041

また、ユーザ用PC102aは、例えば、ユーザ用PC102aを利用するユーザAが設定した暗号鍵等のユーザ毎の設定情報を、ユーザ設定情報記憶部403aに記憶している。同様に、ユーザ用PC102bは、例えば、ユーザ用PC102bを利用するユーザBが設定した暗号鍵等のユーザ毎の設定情報を、ユーザ設定情報記憶部403bに記憶している。なお、以下の説明の中で、ユーザ設定情報記憶部403a、403bのうち、任意のユーザ設定情報記憶部を示す場合、「ユーザ設定情報記憶部403」を用いる。

0042

管理者用PC101を利用する管理者は、ユーザ用PC102を利用するユーザ(ここでは、ユーザA、ユーザB)の履歴情報を記憶する共通の記憶先である履歴情報記憶部404の情報を設定し、ドライバ設定情報記憶部402に記憶することができる。

0043

この場合、ユーザ用PC102aは、管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402から、共通の記憶先である履歴情報記憶部404の情報を取得し、ユーザAの履歴情報405aを暗号化して、履歴情報記憶部404に記憶する。同様にして、ユーザ用PC102bは、管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402から、共通の記憶先である履歴情報記憶部404の情報を取得し、ユーザBの履歴情報405aを暗号化して、履歴情報記憶部404に記憶する。

0044

なお、ユーザ設定情報記憶部403a、403bは、プリンタドライバ401による所定の処理の履歴情報を暗号化する鍵情報をユーザ毎に記憶する記憶部の一例である。

0045

(プリンタドライバの機能構成)
図5は、一実施形態に係るプリンタドライバの機能構成の例を示す図である。管理者用PC101、又はユーザ用PC102(以下、「情報処理装置」と呼ぶ)は、例えば、図2のCPU201でプリンタドライバ401を実行することにより、図5に示す各機能構成を実現している。

0046

例えば、情報処理装置は、プリンタドライバ401を実行することにより、設定部511、ユーザ情報管理部512、ドライバ情報管理部513、履歴情報出力部514、判断部515、出力データ生成部521、出力データ送信部522、及び履歴情報管理部523等を実現している。

0047

なお、上記の各機能構成のうち、設定部511、ユーザ情報管理部512、ドライバ情報管理部513、履歴情報出力部514、及び判断部515は、一例として、プリンタドライバ401の印刷設定画面等を表示するUI部510に含まれる。また、上記の各機能構成のうち、出力データ生成部521、出力データ送信部522、及び履歴情報管理部523は、一例として、プリンタドライバ401の出力データを生成する描画部520に含まれる。ただし、これはあくまで一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。

0048

設定部511は、プリンタドライバ401に関する各種の設定を行うための設定画面(UI)を、例えば、図2の表示装置207等の表示部に表示させて、利用者(管理者、又はユーザ)による設定情報の入力操作等を受け付ける。なお、設定部511は、履歴情報の記憶先を設定する設定部の一例である。また、設定部511が表示させる設定画面の一例については、図6、7を用いて後述する。

0049

ユーザ情報管理部(管理部)512は、設定部511が受け付けたユーザ毎の設定情報(例えば、暗号鍵等)を、ユーザ毎に異なる記憶領域であるユーザ設定情報記憶部403に記憶して、管理する。

0050

ドライバ情報管理部513は、設定部511が受け付けた各ユーザに共通の設定情報(例えば、履歴情報の記憶先等)を、ドライバ設定情報記憶部402に記憶して、管理する。

0051

なお、情報処理装置が管理者用PC101である場合、「各ユーザ」には、同じ論理プリンタ(プリンタアイコン)を共有するユーザ用PC102のユーザ等が含まれる。また、情報処理装置がユーザ用PC102である場合、「各ユーザ」には、当該ユーザ用PC102で同じ論理プリンタを共有する1人以上のユーザが含まれ得る。

0052

履歴情報出力部514は、例えば、利用者による履歴情報の出力操作等に応じて、プリンタドライバ401に関する処理の履歴である履歴情報(例えば、ファクス送信履歴、印刷履歴等)を出力する。例えば、履歴情報出力部514は、プリンタドライバ401に関する処理の履歴である履歴情報含む表示画面を、表示装置207等の表示部に表示させる。なお、履歴情報出力部514が表示させる表示画面の一例については、図8を用いて後述する。

0053

判断部515は、履歴情報の出力を要求する利用者(以下、要求者と呼ぶ)、又は履歴情報の記憶先を設定する利用者(以下、設定者と呼ぶ)の権限が、管理者(Administrator)権限であるか、管理者権限を有さないユーザ権限であるかを判断する。例えば、判断部515は、WindowsOSのAPI(Application Programming Interface)のIsUserAnAdmin()関数等を利用して、情報処理装置にログインしている利用者(要求者)の権限が、管理者権限を有しているか否かを判断する。

0054

上記の構成により、例えば、履歴情報出力部514は、判断部515を利用して、要求者の権限が管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する。

0055

また、履歴情報出力部514は、要求者の権限が管理者権限であると判断された場合(例えば、要求者が管理者である場合)、任意のユーザの鍵情報を取得して、任意のユーザの履歴情報を復号して出力することができる。例えば、履歴情報出力部514は、要求者が管理者である場合、プリンタドライバ401を共有するユーザ用PC102a、102bから、ユーザA、ユーザBの鍵情報を取得して、ユーザA、ユーザBの履歴情報を復号して出力することができる。

0056

好ましくは、履歴情報出力部514は、要求者が管理者である場合、管理者によって指定された特定のユーザ(例えば、ユーザA)が利用するユーザ用PC102から、指定されたユーザの暗号鍵を取得して、指定された特定のユーザの履歴情報を復号して出力することもできる。

0057

一方、履歴情報出力部514は、要求者の権限がユーザ権限であると判断された場合(例えば、要求者がユーザA、又はユーザBである場合)、要求者の鍵情報を、ユーザ設定情報記憶部403から取得して、要求者の履歴情報を復号して出力する。

0058

出力データ生成部521は、画像形成装置103に出力する出力データを生成する。例えば、出力データ生成部521は、画像形成装置103の出力(ファクス送信、印刷等)の対象となる文書データ等から、画像形成装置103が出力可能な出力データを生成する。

0059

出力データ送信部522は、出力データ生成部521が生成した出力データを、例えば、OSが提供するスプーラ等を介して、画像形成装置103に送信する。なお、出力データ生成部521、及び出力データ送信部522の機能は、一般的なプリンタドライバの描画部が備える機能と同様で良い。

0060

履歴情報管理部523は、プリンタドライバ401に関する処理(例えば、ファクス送信、印刷等)の履歴である履歴情報を、履歴情報記憶部404に記憶して管理する。履歴情報管理部523は、例えば、取得部524、及び保存部525を含む。

0061

取得部524は、例えば、FTP(File Transfer Protocol)等の所定の通信プロトコルで画像形成装置103と通信を行い、出力データ送信部522が送信した出力データの出力結果を取得する。

0062

保存部525は、取得部524が取得した出力結果を、利用者の暗号鍵を用いて暗号化して、履歴情報記憶部404に記憶する。例えば、情報処理装置がユーザ用PC102aである場合、保存部525は、ユーザ用PC102aを利用するユーザAの鍵情報を、ユーザ設定情報記憶部403から取得することができる。

0063

なお、一例として、図4に示す管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402には、管理者によって設定された、各ユーザに共通の記憶先であるドライバ設定情報記憶部402の情報(例えば、パス情報フォルダ名等)が記憶されている。この場合、保存部525は、管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402から、履歴情報の記憶先であるユーザ設定情報記憶部403の情報を取得する。

0064

また、別の一例として、履歴情報記憶部404は、ユーザ毎に異なる記憶領域であっても良い。この場合、例えば、図4に示すユーザ用PC102aの保存部525は、ユーザ用PC102aのドライバ設定情報記憶部402(又はユーザ設定情報記憶部403)から、履歴情報の記憶先である履歴情報記憶部404の情報を取得する。

0065

(表示画面の例)
図6、7は、情報処理装置が表示装置207等に表示させる表示画面の例を示す図である。

0066

図6は、設定部511が表示させる設定画面の一例として、ファクス送信に関する設定を行う設定画面600を示している。利用者(管理者、又はユーザ)は、例えば、設定画面600に表示された「保存条件設定」ボタン601を選択することにより、図7に示すような保存条件の設定画面700を表示させることができる。

0067

図7は、設定部511が表示させる保存条件の設定画面700の例を示している。利用者(管理者、又はユーザ)は、保存条件の設定画面700に表示された「保存先フォルダ」の入力欄701に、フォルダ名等を入力することにより、履歴情報の記憶先である履歴情報記憶部404の場所等を設定することができる。

0068

なお、利用者が管理者権限を有する管理者である場合、保存条件の設定画面700には、例えば、「保存先のフォルダを共通の保存先に設定する」チェックボックス702が表示される。管理者は、このチェックボックス702をチェックすることにより、保存先フォルダ」の入力欄701に入力したフォルダ等を、複数のユーザに共通の記憶先として設定することができる。ここで設定された複数のユーザに共通の記憶先は、例えば、管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402等に記憶される。

0069

一方、利用者が管理者権限を有していないユーザである場合、保存条件の設定画面700には、「保存先のフォルダを共通の保存先に設定する」チェックボックス702が表示されない。この場合、保存先フォルダ」の入力欄701に入力したフォルダ等は、ユーザ毎に異なる記憶先として、ユーザ用PC102のドライバ設定情報記憶部402、又はユーザ設定情報記憶部403等に記憶される。

0070

図8は、履歴情報出力部514が表示させる履歴情報の表示画面800の一例を示している。図8の例では、履歴情報の一例として、ファクス送信の送信結果の一覧が表示されている。この履歴情報の表示画面800は、例えば、図6の設定画面600において、「本体機器のPCFAX送信結果」の文字列(又はリンク)602を選択することにより、表示される。

0071

図8の例では、履歴情報の表示画面800には、日時801、送信ファイル名802、相手先803、状態804等の情報が表示されている。日時801は、ファクス送信が実行された日時等を示す情報である。送信ファイル名802は、ファクス送信された文書ファイルファイル名等を示す情報である。相手先803は、ファクス送信の送信先(例えば、電話番号、登録名等)を示す情報である。状態804は、ファクス送信の結果(成功/失敗)、送信中、保留中等の状態を示す情報である。

0072

利用者が、管理者権限を持たないユーザである場合、このような履歴情報の表示画面800により、ユーザは、ファクス送信が正しく行われたかをジョブ毎に確認することができる。

0073

一方、利用者が、管理者権限を有する管理者である場合、履歴情報の表示画面800には、例えば、ユーザ名を指定する検索欄805が表示される。管理者は、この検索欄805を用いて、特定のユーザ、或いは全ユーザを指定することにより、任意のユーザの履歴情報を表示させることができる。これにより、管理者は、例えば、機密情報等がファクス送信により流出した際に、流出元を特定できるように、全てのユーザのファクス送信における送信履歴を閲覧することができる。

0074

ユーザ設定記憶部、及びドライバ設定記憶部)
ここで、プリンタドライバ401が、Windows OSのVersion4プリンタドライバ(以下、「V4プリンタドライバ」と呼ぶ)である場合のユーザ設定情報記憶部403、及びドライバ設定情報記憶部402の例について説明する。

0075

図9は、一実施形態に係るV4プリンタドライバが利用可能な記憶領域について説明するための図である。図9に示すように、V4プリンタドライバ900が利用可能な記憶領域には、DriverPropertyBag901、QueuePropertyBag902、UserPropertyBag903、独自領域904等がある。

0076

DriverPropertyBag901は、例えば、プリンタドライバのパッケージに含まれるプリンタドライバの構成ファイル等を記憶する記憶領域である。V4プリンタドライバ900は、DriverPropertyBag901から各種情報読出しが可能である。一方で、V4プリンタドライバ900は、DriverPropertyBag901に対して、各種情報の書き込みを行うことはできない。

0077

QueuePropertyBag902は、論理プリンタ(プリンタアイコン)毎の設定情報を記憶する記憶領域である。なお、管理者用PC101のQueuePropertyBag902は、論理プリンタ(プリンタアイコン)を共有する全てのユーザが参照することができる。従って、前述したドライバ設定情報記憶部402として、管理者用PC101のQueuePropertyBag902を用いることにより、論理プリンタを共有する全てのユーザに共通の履歴情報記憶部404を設定することができる。従って、プリンタドライバ401がV4プリンタドライバである場合、QueuePropertyBag902を、ドライバ設定情報記憶部402として好適に利用することができる。

0078

UserPropertyBag903は、ユーザ毎の設定情報を記憶する記憶領域である。なお、ユーザ用PC102のUserPropertyBag903は、ユーザ毎に異なる情報を記憶することができる。従って、前述したドライバ設定情報記憶部402として、ユーザ用PC102のUserPropertyBag903を用いることにより、ユーザ毎に異なる履歴情報記憶部404を設定することができる。

0079

独自領域904は、上記の各PropertyBagとは異なるファイル、フォルダ、レジストリ等の記憶領域であり、独自にフォーマットを決めて、任意の情報を記憶することができる。独自領域904は、例えば、前述した履歴情報記憶部404として、好適に利用することができる。

0080

<処理の流れ>
続いて、本実施形態に係る情報処理方法の処理の流れについて説明する。

0081

(履歴情報の記憶先を設定する処理)
図10は、一実施形態に係る履歴情報の記憶先を設定する処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図6に示す設定画面600において、「保存条件の設定」ボタン601が選択されたときに、情報処理装置(管理者用PC101、又はユーザ用PC102)が実行する処理の例を示している。

0082

テップS1001において、プリンタドライバ401の設定部511は、履歴情報の記憶先の設定操作を受け付けると、ステップS1002以降の処理を開始させる。例えば、設定部511は、図6に示す設定画面600において、「保存条件の設定」ボタン601が選択されると、処理をステップS1002に移行させる。

0083

ステップS1002において、プリンタドライバ401の設定部511は、判断部515を用いて、履歴情報の記憶先の設定操作を行った設定者の権限が、管理者権限であるか、ユーザ権限であるかを判断する。判断部515は、例えば、前述したWindows OSのAPIを用いて、履歴情報の記憶先の設定操作を行った設定者が、管理者権限を有しているか否かを判断する。

0084

設定者の権限が管理者権限である場合、設定部511は、処理をステップS1003に移行させる。一方、設定者の権限が管理者権限を持たないユーザ権限である場合、設定部511は、処理をステップS1005に移行させる。

0085

ステップS1003に移行すると、プリンタドライバ401の設定部511は、複数のユーザに共通の記憶先の設定を受け付ける設定画面を、図2の表示装置207等の表示部に表示させる。例えば、設定部511は、図7に示すような保存条件の設定画面700を、表示部に表示させる。

0086

ステップS1004において、プリンタドライバ401の設定部511は、設定された記憶先を複数のユーザに共通の記憶先として、ドライバ情報管理部513を用いて、ドライバ設定情報記憶部402に記憶する。

0087

例えば、図7に示す保存条件の設定画面700において、設定者は、「保存先のフォルダを共通の保存先に設定する」チェックボックス702をチェックし、「保存先フォルダ」の入力欄701に記憶先のフォルダ名等を入力する。また、設定部511は、「保存先フォルダ」の入力欄701に入力されたフォルダ名等を、複数のユーザに共通の記憶先として、ドライバ設定情報記憶部402に記憶する。なお、「フォルダ名」は、履歴情報の記憶先の一例である。

0088

一方、ステップS1002からステップS1005に移行すると、プリンタドライバ401の設定部511は、ユーザ毎の記憶先の設定を受け付ける設定画面を、表示装置207等の表示部に表示させる。例えば、設定部511は、図7に示すような保存条件の設定画面700において、「保存先のフォルダを共通の保存先に設定する」チェックボックス702が表示されていない設定画面を、表示部に表示させる。

0089

ステップS1006において、プリンタドライバ401の設定部511は、設定された記憶先をユーザ毎の記憶先として、例えば、ユーザ設定情報記憶部403に記憶する。

0090

上記の処理により、管理者用PC101を利用する管理者は、例えば、管理者用PC101のプリンタドライバを共有する複数のユーザに共通の履歴情報の記憶先(例えば、図4の履歴情報記憶部404)を設定することができる。

0091

また、ユーザ用PC102を利用するユーザは、ユーザ毎に異なる履歴情報の記憶先を設定することができる。

0092

なお、図10に示す履歴情報の記憶先を設定する処理は一例である。例えば、設定部511は、図10のステップS1002において、設定者の権限が管理者権限でない場合、履歴情報の記憶先の設定を拒否するものであっても良い。

0093

また、別の一例として、設定部511は、図10のステップS1002〜S1004の処理を行わずに、ステップS1005、S1006の処理のみを受け付けるものであっても良い。

0094

(履歴情報の出力処理)
図11は、一実施形態に係る履歴情報の出力処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図6に示す設定画面600において、「本体機器のPCFAX送信結果」の文字列(又はリンク)602が選択されたときに、情報処理装置(管理者用PC101、又はユーザ用PC102)が実行する処理の例を示している。

0095

ステップ1101において、プリンタドライバ401の設定部511は、履歴情報の出力要求を受け付けると、ステップS1102以降の処理を開始させる。例えば、設定部511は、図6に示す設定画面600において、「本体機器のPCFAX送信結果」の文字列602が選択されると、処理をステップS1102に移行させる。

0096

ステップS1102において、プリンタドライバ401の履歴情報出力部514は、判断部515を用いて、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。判断部515は、例えば、前述したWindows OSのAPIを用いて、情報処理装置にログインしているユーザが、管理者権限を有しているか否かを判断する。

0097

要求者の権限が管理者権限である場合、履歴情報出力部514は、処理をステップS1103に移行させる。これにより、ステップS1103〜S1107の処理は、例えば、図4において、管理者が利用する管理者用PC101で実行されるものとして、以下の説明を行う。

0098

一方、要求者の権限が管理者権限を持たないユーザ権限である場合、履歴情報出力部514は、処理をステップS1108に移行させる。これにより、ステップS1108、S1109の処理は、図4において、ユーザA、又はユーザBが利用するユーザ用PC102のいずれかで実行されるものとして、以下の説明を行う。

0099

ステップS1103に移行すると、管理者用PC101の履歴情報出力部514は、特定のユーザに対する履歴情報の出力要求を受け付けたか否かを判断する。例えば、履歴情報出力部514は、設定部511が、特定のユーザに対する出力要求を受け付けたか否かを判断する。

0100

特定のユーザに対する履歴情報の出力要求を受け付けていない場合、履歴情報出力部514は、処理をステップS1104に移行させる。一方、特定のユーザに対する履歴情報の出力要求を受け付けた場合、履歴情報出力部514は、処理をステップS1106に移行させる。

0101

ステップS1103からステップS1104に移行すると、管理者用PC101の履歴情報出力部514は、全ユーザの鍵情報を取得する。図4の例では、履歴情報出力部514は、ユーザ用PC102aのユーザ設定情報記憶部403aに記憶されたユーザAの暗号鍵、及びユーザ用PC102bのユーザ設定情報記憶部403に記憶されたユーザBの暗号鍵を取得する。

0102

ステップS1105において、管理者用PC101の履歴情報出力部514は、履歴情報記憶部404に記憶された全ユーザ(例えば、ユーザA、及びユーザB)の履歴情報を取得し、ステップS1104で取得した全ユーザの暗号鍵を用いて復号する。

0103

また、ステップS1103からステップS1106に移行すると、管理者用PC101の履歴情報出力部514は、特定のユーザの鍵情報を取得する。例えば、特定のユーザがユーザAである場合、履歴情報出力部514は、ユーザ用PC102aのユーザ設定情報記憶部403aに記憶された、ユーザAの鍵情報を取得する。

0104

ステップS1107において、管理者用PC101の履歴情報出力部514は、履歴情報記憶部404に記憶された特定のユーザの履歴情報を取得し、ステップS1106で取得した特定のユーザの鍵情報を用いて復号する。例えば、特定のユーザがユーザAである場合、履歴情報出力部514は、履歴情報記憶部404に記憶されたユーザAの履歴情報405aを、取得したユーザAの鍵情報を用いて復号する。

0105

さらに、ステップS1102からステップS1108に移行すると、ユーザ用PC102の履歴情報出力部514は、要求者の鍵情報を取得する。例えば、要求者がユーザAである場合、ユーザAが利用するユーザ用PC102aの履歴情報出力部514は、ユーザ設定情報記憶部403aから、ユーザAの鍵情報を取得する。

0106

ステップS1109において、ユーザ用PC102の履歴情報出力部514は、履歴情報記憶部404に記憶された要求者の履歴情報を、取得した要求者の鍵情報を用いて復号する。例えば、要求者がユーザAである場合、履歴情報出力部514は、履歴情報記憶部404に記憶されたユーザAの履歴情報405aを、取得したユーザAの鍵情報を用いて復号する。

0107

ステップS1110において、情報処理装置(管理者用PC101、又はユーザ用PC102)の履歴情報出力部514は、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に、復号した履歴情報を出力(表示)する。

0108

<情報処理システムの処理>
続いて、例えば、図4に示す情報処理システム100における情報処理方法の流れについて説明する。

0109

[第1の実施形態]
図12、13は、第1の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。なお、図12、13において、ドライバ情報管理部513x、及び履歴情報出力部514xは、図4に示した、管理者用PC101で実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。

0110

また、履歴情報管理部523a、ユーザ情報管理部512a、出力データ生成部521a、及び出力データ送信部522aは、図4に示した、ユーザ用PC102aで実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。また、図12では、出力データ生成部521aと出力データ送信部522aをまとめて、「出力データ生成部/送信部」521a/522aと表記している。

0111

さらに、ユーザ情報管理部512bは、図4に示した、ユーザ用PC102bで実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。

0112

(処理の流れ)
図12において、ステップS1211以降の処理を開始する前に、例えば、ステップS1201〜S1204の処理により、履歴情報の記憶先、及びユーザの暗号鍵が設定されているものとする。

0113

例えば、ステップS1201において、管理者は、管理者用PC101を用いて、図10に示す履歴情報の記憶先の設定を行う。これにより、ステップS1202において、管理者用PC101のドライバ情報管理部513xは、設定された履歴情報の記憶先を、管理者用PC101のドライバ設定情報記憶部402に記憶する。

0114

また、ステップS1203において、ユーザAは、ユーザ用PC102aを用いて、例えば、図6に示すような設定画面600において、「認証設定」ボタン603を選択して、暗号鍵(例えば、所定の文字数の文字列等)を設定する。これにより、ステップS1204において、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aは、設定された暗号鍵を、ユーザ用PC102aのユーザ設定情報記憶部403aに記憶する。

0115

同様にして、他のユーザであるユーザBも、ユーザ用PC102bを用いて、暗号鍵の設定を行う。なお、ステップS1201〜S1204の処理は、ステップS1211より前に行われていれば良く、任意の順番で実行することができる。

0116

ステップS1211において、ユーザAが、ユーザ用PC102aを用いて出力操作(例えば、ファクス送信操作)を行うものとする。これにより、ステップS1212において、ユーザ用PC102aの出力データ生成部521aは出力データを生成し、出力データ送信部522aは生成された出力データを画像形成装置103に送信する。なお、ステップS1211、S1212の処理は、一般的なプリンタドライバによる処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。

0117

ステップS1213において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、出力データを出力した画像形成装置103と双方向通信を行い、出力データの出力結果を取得する。

0118

ステップS1214において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ユーザAの暗号鍵を、ユーザ情報管理部512a(又はユーザ設定情報記憶部403a)から取得する。

0119

ステップS1215において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、管理者用PC101のドライバ情報管理部513xが管理する、履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0120

ステップS1216において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ステップS1213で取得した出力結果を、ステップS1214で取得した暗号鍵を用いて暗号化し、ステップS1215で取得した記憶先(履歴情報記憶部404)に記憶する。

0121

上記のステップS1211〜S1216の処理により、ユーザAが、プリンタドライバ401を用いて実行した処理の履歴が、図4に示す履歴情報記憶部404のユーザAの履歴情報405aに記憶される。また、同様の処理により、ユーザBが、プリンタドライバ401を用いて実行した処理の履歴が、図4に示す履歴情報記憶部404のユーザBの履歴情報405bに記憶されるものとする。

0122

続いて、ステップS1221において、管理者が、管理者用PC101を用いて、全ユーザの履歴情報の出力を要求する出力操作を行うものとする。例えば、管理者は、図6に示すような設定画面600において、「本体機器のPCFAX送信結果」の文字列602を選択することにより、全ユーザの履歴情報の出力を要求することができる。

0123

ステップS1222において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。なお、この処理は、図11のステップS1102の処理に対応している。ここでは、要求者が、管理者権限を有する管理者であり、かつ特定のユーザに対する出力要求ではないので、図11のステップS1104以降の処理が実行される。

0124

ステップS1223、S1224において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、全ユーザの暗号鍵を取得する。

0125

例えば、全ユーザが、ユーザAとユーザBである場合、ステップS1223において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理するユーザAの暗号鍵を取得する。また、ステップS1224において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102bのユーザ情報管理部512bが管理するユーザBの暗号鍵を取得する。

0126

ステップS1225において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、管理者用PC101のドライバ情報管理部513xが管理する履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0127

ステップS1226において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ステップS1125で取得した履歴情報の記憶先である履歴情報記憶部404から、全てのユーザ(例えば、ユーザA、及びユーザB)の履歴情報を読み出す。

0128

ステップS1227において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、全てのユーザの履歴情報を復号して、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に出力(表示)する。

0129

例えば、履歴情報出力部514xは、ステップS1223で取得したユーザAの暗号鍵を用いて、ユーザAの履歴情報405aを復号すると共に、ステップS1224で取得したユーザBの暗号鍵を用いて、ユーザBの履歴情報405bを復号し、出力する。

0130

上記の処理により、管理者は、例えば、プリンタドライバ401を共有する全てのユーザ、又は論理プリンタを共有する全てのユーザの履歴情報を、容易に閲覧することができる。

0131

なお、管理者は、例えば、図13のステップS1231〜S1236の処理により、特定のユーザ(例えば、ユーザB)の履歴情報のみを選択的に閲覧することもできる。

0132

ステップS1231において、管理者が、管理者用PC101を用いて、ユーザB(特定のユーザの一例)の履歴情報の出力を要求する出力操作を行うものとする。例えば、管理者は、図8に示すような履歴情報の表示画面800に表示されているユーザ名を指定する検索欄805を用いて、ユーザBを検索することにより、ユーザBの履歴情報の出力を要求することができる。

0133

ステップS1232において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。ここでは、要求者が、管理者権限を有する管理者であり、かつ特定のユーザに対する出力要求なので、図11のステップS1106以降の処理が実行される。

0134

ステップS1233において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、
ユーザ用PC102bのユーザ情報管理部512bが管理するユーザBの暗号鍵を取得する。

0135

ステップS1234において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、管理者用PC101のドライバ情報管理部513xが管理する履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0136

ステップS1235において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ステップS1134で取得した履歴情報の記憶先である履歴情報記憶部404から、ユーザBの履歴情報を読み出す。

0137

ステップS1236において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザBの履歴情報を復号して、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に出力(表示)する。

0138

このように、本実施形態に係る情報処理システム100では、管理者は、管理者用PC101を用いて、任意のユーザの履歴情報を閲覧することができる。これにより、管理者は、例えば、機密情報等がファクス送信により流出した際に、全てのユーザのファクス送信における送信履歴を閲覧して、流出元を特定することができる。

0139

一方、管理者権限を持たないユーザは、例えば、図13のステップS1231〜S1236に示す処理により、自己の履歴情報を閲覧することができる。

0140

例えば、図13のステップS1241において、ユーザAが、ユーザ用PC102aを用いて、履歴情報の出力を要求する出力操作を行うものとする。ユーザAは、例えば、図6に示すような設定画面600において、「本体機器のPCFAX送信結果」の文字列602を選択することにより、履歴情報の出力を要求することができる。

0141

ステップS1242において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。この処理は、図11のステップS1102の処理に対応している。また、ここでは、要求者が、管理者権限を持たないユーザAなので、図11のステップS1108以降の処理が実行される。

0142

ステップS1243において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理するユーザAの暗号鍵を取得する。

0143

ステップS1244において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、管理者用PC101のドライバ情報管理部513xが管理する履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0144

ステップS1245において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ステップS1144で取得した履歴情報の記憶先である履歴情報記憶部404から、ユーザAの履歴情報を読み出す。

0145

ステップS1246において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ユーザAの履歴情報を復号して、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に出力(表示)する。

0146

このように、本実施形態に係る情報処理システム100では、管理者権限を持たないユーザは、自己の履歴情報のみを閲覧可能であり、他のユーザの履歴情報を閲覧することができない。

0147

以上、本実施形態によれば、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システム100において、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることが容易になる。

0148

[第2の実施形態]
第1の実施形態では、管理者が、複数のユーザに共通の履歴情報の記憶先(履歴情報記憶部404)を設定していた。ただし、これは一例であり、履歴情報の記憶先は、ユーザ毎に異なる記憶先であっても良い。

0149

第2の実施形態では、各ユーザが、ユーザ毎に異なる履歴情報の記憶先を設定する場合の処理の例について説明する。

0150

なお、第2の実施形態に係るプリンタドライバ401の機能構成は、図5に示した一実施形態に係るプリンタドライバ401の機能構成と同様で良い。

0151

図14、15は、第2の実施形態に係る情報処理システムの処理の例を示すシーケンス図である。

0152

なお、図15において、履歴情報出力部514xは、第1の実施形態と同様に、管理者用PC101で実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。

0153

また、図14、15において、ドライバ情報管理部513a、履歴情報管理部523a、ユーザ情報管理部512a、出力データ生成部521a、及び出力データ送信部522aは、ユーザ用PC102aで実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。また、図14において、出力データ生成部521aと、出力データ送信部522aとをまとめて、「出力データ生成部/送信部」521a/522aと表記している。

0154

さらに、図14、15において、ドライバ情報管理部513b、及びユーザ情報管理部512bは、ユーザ用PC102bで実行されるプリンタドライバ401によって実現されるものとする。

0155

なお、図14、15に示す各処理の基本的な処理内容は、第1の実施形態と同様なので、ここでは、同様の処理内容に対する詳細な説明は省略する。

0156

(処理の流れ)
第2の実施形態では、図14のステップS1411以降の処理を開始する前に、例えば、ステップS1401〜S1408の処理により、履歴情報の記憶先、及びユーザの暗号鍵が設定されているものとする。

0157

例えば、ステップS1401において、ユーザAは、ユーザ用PC102aを用いて、図10に示す履歴情報の記憶先の設定を行う。これにより、ステップS1402において、例えば、ユーザ用PC102aのドライバ情報管理部513aは、設定された履歴情報の記憶先を、ユーザ用PC102aのドライバ設定情報記憶部402に記憶する。

0158

また、別の一例として、ステップS1402において、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが、設定された履歴情報の記憶先を、ユーザ用PC102aのユーザ設定情報記憶部403aに記憶して、管理するものであっても良い。

0159

また、ステップS1403において、ユーザAは、ユーザ用PC102aを用いて、第1の実施形態と同様にして、暗号鍵を設定する。これにより、ステップS1404において、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aは、設定された暗号鍵を、ユーザ用PC102aのユーザ設定情報記憶部403aに記憶する。

0160

同様にして、他のユーザであるユーザBも、ステップS1405〜1408において、ユーザ用PC102bを用いて、履歴情報の記憶先、及び暗号鍵の設定を行う。なお、ステップS1401〜S1208の処理は、ステップS1411より前に行われていれば良く、任意の順番で実行することができる。

0161

ステップS1411において、ユーザAが、ユーザ用PC102aを用いて出力操作(例えば、ファクス送信操作)を行うものとする。これにより、ステップS1412において、ユーザ用PC102aの出力データ生成部521aは出力データを生成し、出力データ送信部522aは生成された出力データを画像形成装置103に送信する。

0162

ステップS1413において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、出力データを出力する画像形成装置103と双方向通信を行い、出力データの出力結果を取得する。

0163

ステップS1414において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ユーザ情報管理部512aが管理するユーザAの暗号鍵を取得する。

0164

ステップS1415において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ユーザ用PC102aのドライバ情報管理部513aが管理する、履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0165

なお、前述したように、履歴情報の記憶先の情報は、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理するものであっても良い。この場合、ステップS1415において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理する、履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0166

ステップS1416において、ユーザ用PC102aの履歴情報管理部523aは、ステップS1413で取得した出力結果を、ステップS1414で取得した暗号鍵を用いて暗号化し、ステップS1415で取得した記憶先に記憶する。

0167

上記のステップS1411〜S1416の処理により、ユーザAが、プリンタドライバ401を用いて実行した処理の履歴が、ユーザAが設定した履歴情報の記憶先に記憶される。また、同様にして、ユーザBが、プリンタドライバ401を用いて実行した処理の履歴は、ユーザBが設定した履歴情報の記憶先に記憶されるものとする。

0168

続いて、図15のステップS1421において、管理者が、管理者用PC101を用いて、全ユーザの履歴情報の出力を要求する出力操作を行うものとする。

0169

ステップS1422において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。

0170

なお、この処理は、図11のステップS1102の処理に対応している。また、ここでは、要求者が、管理者権限を有する管理者であり、かつ特定のユーザに対する出力要求ではないので、図11のステップS1104以降の処理が実行される。

0171

ステップS1423において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理するユーザAの暗号鍵を取得する。

0172

ステップS1424において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102aのドライバ情報管理部513a(又は、ユーザ情報管理部512a)が管理するユーザAの履歴情報の記憶先を取得する。

0173

ステップS1425において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、取得した記憶先から、ユーザAの履歴情報を読み出す。

0174

ステップS1426において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102bのユーザ情報管理部512bが管理するユーザBの暗号鍵を取得する。

0175

ステップS1427において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、ユーザ用PC102bのドライバ情報管理部513b(又は、ユーザ情報管理部512b)が管理するユーザBの履歴情報の記憶先を取得する。

0176

ステップS1428において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、取得した記憶先から、ユーザBの履歴情報を読み出す。

0177

ステップS1429において、管理者用PC101の履歴情報出力部514xは、全てのユーザ(ここでは、ユーザA、及びユーザB)の履歴情報を復号して、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に出力(表示)する。

0178

上記の処理により、管理者は、第1の実施形態と同様に、プリンタドライバ401を共有する全てのユーザ、又は論理プリンタを共有する全てのユーザの履歴情報を、容易に閲覧することができる。

0179

一方、管理者権限を持たないユーザは、例えば、図15のステップS1431〜S1436に示す処理により、自己の履歴情報を閲覧することができる。

0180

例えば、図15のステップS1431において、ユーザAが、ユーザ用PC102aを用いて、履歴情報の出力を要求する出力操作を行うものとする。

0181

ステップS1432において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、履歴情報の出力を要求する要求者の権限が、管理者権限であるか、管理者権限を持たないユーザ権限であるかを判断する。

0182

この処理は、図11のステップS1102の処理に対応している。また、ここでは、要求者が、管理者権限を持たないユーザAなので、図11のステップS1108以降の処理が実行される。

0183

ステップS1433において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ユーザ用PC102aのユーザ情報管理部512aが管理するユーザAの暗号鍵を取得する。

0184

ステップS1434において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ユーザ用PC102aのドライバ情報管理部513a(又は、ユーザ情報管理部512a)が管理する履歴情報の記憶先の情報を取得する。

0185

ステップS1435において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ステップS1434で取得した履歴情報の記憶先から、ユーザAの履歴情報を読み出す。

0186

ステップS1436において、ユーザ用PC102aの履歴情報出力部514aは、ユーザAの履歴情報を復号して、例えば、図8に示すような履歴情報の表示画面800に出力(表示)する。

0187

このように、第2の実施形態に係る情報処理システム100においても、第1の実施形態と同様に、管理者権限を持たないユーザは、自己の履歴情報のみを閲覧可能であり、他のユーザの履歴情報を閲覧することができない。

0188

以上、本発明の各実施形態によれば、処理の履歴情報を暗号化する情報処理システム100において、一般のユーザに対して自己の履歴のみを閲覧可能としつつ、管理者に対して全てのユーザの履歴情報を閲覧可能とすることが容易になる。

0189

100情報処理システム
101管理者用PC(情報処理装置)
102 ユーザ用PC
103画像形成装置
401プリンタドライバ
403ユーザ設定情報記憶部(記憶部)
511 設定部
514履歴情報出力部(出力部)
515 判断部
901 DriverPropertyBag
902 QueuePropertyBag
903 UserPropertyBag

先行技術

0190

特開2007−214611号公報

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