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技術 作業車

出願人 株式会社クボタ
発明者 田島慎也柴田隆史平井良太飯塚篤史
出願日 2018年7月5日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2018-128511
公開日 2020年1月16日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-006774
状態 未査定
技術分野 車両用車体構造
主要キーワード 可動支持フレーム 柱状脚 回収姿勢 動力取り出し機構 横架部材 立体形 各回転ブレード 排出作動
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

左右の主フレームにわたる前車軸取付ブラケットを、ホイールベース相違に拘わらず対応可能にして、車体フレームの種類を削減できるようにする。

解決手段

前輪後輪に支持された左右一対の主フレーム10Aと、主フレーム10Aの前部に位置する原動部と、原動部の下部で左右の主フレーム10Aにわたる前車軸取付ブラケット7と、が備えられた作業車であって、前車軸取付ブラケット7の左右方向の端部に、左右の主フレーム10Aの機体内方側の横側面に対向する取付面を備えた取付板70が備えられ、取付板70は、左右の主フレーム10Aに対して、ボルト連結機構を介して脱着可能に、かつ機体後方向で連結位置を変更可能に構成されている。

概要

背景

この種の作業車では、前車軸取付ブラケットの両端部を、左右の主フレーム溶接して固定していた(例えば特許文献1参照。)。

概要

左右の主フレームにわたる前車軸取付ブラケットを、ホイールベース相違に拘わらず対応可能にして、車体フレームの種類を削減できるようにする。前輪後輪に支持された左右一対の主フレーム10Aと、主フレーム10Aの前部に位置する原動部と、原動部の下部で左右の主フレーム10Aにわたる前車軸取付ブラケット7と、が備えられた作業車であって、前車軸取付ブラケット7の左右方向の端部に、左右の主フレーム10Aの機体内方側の横側面に対向する取付面を備えた取付板70が備えられ、取付板70は、左右の主フレーム10Aに対して、ボルト連結機構を介して脱着可能に、かつ機体後方向で連結位置を変更可能に構成されている。

目的

効果

実績

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請求項1

前輪後輪に支持された左右一対主フレームと、前記主フレームの前部に位置する原動部と、前記原動部の下部で左右の前記主フレームにわたる前車軸取付ブラケットと、が備えられた作業車であって、前記前車軸取付ブラケットの左右方向の端部に、左右の前記主フレームの機体内方側の横側面に対向する取付面を備えた取付板が備えられ、前記取付板は、左右の前記主フレームに対して、ボルト連結機構を介して脱着可能に、かつ機体後方向で連結位置を変更可能に構成されている作業車。

請求項2

前記ボルト連結機構は、前記取付板及び左右の前記主フレームに形成されたボルト挿通孔と、前記ボルト挿通孔に挿通可能な連結ボルトを備え、前記連結ボルトを挿通可能な前記ボルト挿通孔が、機体前後方向での所定位置で前記取付板と左右の前記主フレームを連結可能な第一孔群と、前記所定位置とは機体前後方向での異なる位置で前記取付板と左右の前記主フレームを連結可能な第二孔群と、を備えたものである請求項1記載の作業車。

請求項3

前記ボルト挿通孔における前記第一孔群と前記第二孔群は、前記取付板及び左右の前記主フレームのうちの、前記主フレームに形成されている請求項2記載の作業車。

請求項4

前記ボルト挿通孔における前記第一孔群と前記第二孔群は、前記取付板及び左右の前記主フレームのうちの、前記取付板に形成されている請求項2記載の作業車。

技術分野

0001

本発明は、原動部の下方で左右一対主フレームにわたって前車軸取付ブラケットが備えられた作業車に関する。

背景技術

0002

この種の作業車では、前車軸取付ブラケットの両端部を、左右の主フレームに溶接して固定していた(例えば特許文献1参照。)。

先行技術

0003

特開平08−020251号公報(段落「0011」、図1図5参照)

発明が解決しようとする課題

0004

上記の特許文献1に記載の作業車においては、前車軸取付ブラケットを用いて前車軸をローリング可能に支持し得る点で有用なものである。
しかしながら、主フレームに搭載するエンジンとして、出力の異なる複数種のものを採用して、機種多様化を図りたい場合がある。この場合には、エンジンの出力の相違に関連してホイールベースも異なる複数の仕様要望され、その複数のホイールベースに対応した車体フレームを構成する必要がある。このため、車体フレームの種類が増えてしまう傾向があるという点で改善の余地がある。

0005

本発明は、左右の主フレームにわたる前車軸取付ブラケットを、ホイールベースの相違に拘わらず対応可能な構造にして、車体フレームの種類を削減できるようにした作業車を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明における作業車は、前輪後輪に支持された左右一対の主フレームと、前記主フレームの前部に位置する原動部と、前記原動部の下部で左右の前記主フレームにわたる前車軸取付ブラケットと、が備えられた作業車であって、前記前車軸取付ブラケットの左右方向の端部に、左右の前記主フレームの機体内方側の横側面に対向する取付面を備えた取付板が備えられ、前記取付板は、左右の前記主フレームに対して、ボルト連結機構を介して脱着可能に、かつ機体後方向で連結位置を変更可能に構成されている、という特徴構成を有している。

0007

本発明によれば、取付板と左右の主フレームとの連結箇所を機体前後方向で位置変更することにより、主フレームに対する前車軸取付ブラケットの前後方向位置を変更することができ、ホイールベースが異なる仕様の車体フレームを簡単に構成し得る。
したがって、車体フレームの種類をホイールベースの種類毎に準備する必要がなく、結果的に車体フレームの種類を削減し得る利点がある。

0008

上記構成において、前記ボルト連結機構は、前記取付板及び左右の前記主フレームに形成されたボルト挿通孔と、前記ボルト挿通孔に挿通可能な連結ボルトを備え、前記連結ボルトを挿通可能な前記ボルト挿通孔が、機体前後方向での所定位置で前記取付板と左右の前記主フレームを連結可能な第一孔群と、前記所定位置とは機体前後方向での異なる位置で前記取付板と左右の前記主フレームを連結可能な第二孔群と、を備えたものであると好適である。

0009

本構成によれば、機体前後方向での所定位置で取付板と左右の主フレームを連結可能な第一孔群と、所定位置とは機体前後方向での異なる位置で取付板と左右の主フレームを連結可能な第二孔群と、を備えるという簡単な構造でホイールベースの相違に対応可能な車体フレームを得られる。

0010

上記構成において、ボルト挿通孔における前記第一孔群と前記第二孔群は、前記取付板及び左右の前記主フレームのうちの、前記主フレームに形成されていると好適である。

0011

本構成によれば、第一孔群と第二孔群が主フレームに形成されているので、ホイールベースの変化量が大きい場合にも、取付板の大きさを変更することなく対応し易いものである。

0012

上記構成において、ボルト挿通孔における前記第一孔群と前記第二孔群は、前記取付板及び左右の前記主フレームのうちの、前記取付板に形成されていると好適である。

0013

本構成によれば、第一孔群と第二孔群が取付板に形成されているので、主フレーム側での強度低下を抑制し得る。

図面の簡単な説明

0014

乗用型草刈機の全体側面図である。
車体フレームを示す平面図である。
前車軸取付ブラケットにおける前後方向に沿う方向での上下方向断面を示す断面図である。
前車軸取付ブラケットにおける左右方向に沿う方向での上下方向断面を示す断面図である。
主フレームと前車軸取付ブラケットを示す分解斜視図である。
ボンネットカバーの支持部を示す斜視図である。
ボンネット前カバーの動きを示す説明図である。
別実施形態における主フレームと前車軸取付ブラケットを示す説明図である。
別実施形態における主フレームと前車軸取付ブラケットを示す説明図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施の形態を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用した作業車の一例である乗用型草刈機の作業走行時における前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。

0016

〔乗用型草刈機の全体構成〕
図1には作業車としての乗用型草刈機の全体側面が、図2には車体フレーム10の全体平面が示されている。この乗用型草刈機は、走行機体1における車体フレーム10の前側に左右一対の操向操作自在な前輪11,11を備え、後側に左右一対の駆動自在な後輪12,12を備えて自走するように構成されている。
車体フレーム10の下方で、前後方向における前輪11と後輪12の間に、リヤディスチャージ型式のモアー装置4が昇降操作可能に吊り下げ装着されている。その走行機体1の後方側に、モアー装置4で刈り取られた刈草を収容する集草装置5が設けられている。

0017

図1及び2に示すように、走行機体1の車体フレーム10上には、その前部に原動部2が設けられ、原動部2の後部側に搭乗運転部3が設けられている。
原動部2では、エンジン20が、エンジンボンネット21に内装された状態で車体フレーム10に搭載されている。エンジン20の後方側から取り出された動力は、主伝動軸22を介して後方位置の静油圧式無段変速装置6に入力され、静油圧式無段変速装置6からの出力が、ギヤ伝動機構を内装したミッションケース23を介して、左右の後車軸ケース24に支持された後車軸12aに伝達され、後輪12が駆動される。
前輪11の操向操作は、搭乗運転部3に備えたステアリングホイール31の操作に伴って作動するパワーステアリング装置35によって行われる。

0018

エンジン20の前方側からは、作業用の動力が取り出し可能に構成されている。つまり、エンジン20の前側に、ベルト伝動機構によって構成された動力取り出し機構25が設けられ、この動力取り出し機構25に備えたPTO軸26を介して、エンジン20の動力がモアー装置4に伝達されている。

0019

原動部2の後方側における搭乗運転部3には、エンジンボンネット21の後方側に連なる操縦パネル30、及びステアリングホイール31等を備えた操縦部3Aが設けられている。そして、操縦部3Aの後方側には、足元に位置する搭乗ステップ32の上側に運転座席33が設置され、その運転座席33の後部箇所にロプス34が立設されている。

0020

ロプス34は正面視で門形に形成され、車体フレーム10の後端部に一体に備えた左右一対のロプスベース(図示せず)に対して、左右両側における柱状脚部34a,34aの下端側が連結固定されている。左右の柱状脚部34a,34aの上端部側は門形の上部枠34bで連結され、運転座席33の上方側を覆う状態に設けられている。

0021

車体フレーム10は、左右一対の主フレーム10A,10Aを備えている。左右の主フレーム10A,10Aの前部には、機体前部の保護部材となるガードフレーム15が設けられている。このガードフレーム15には、複数個バランスウェイトを装着可能な、バランスウェイト取付部14が、設けられている。
左右の主フレーム10A,10Aの後部は、ミッションケース23によって連結されている。
そして、左右の主フレーム10A,10Aの前部寄りの箇所で、エンジン20の下面側に対向する箇所では、左右の主フレーム10A,10Aにわたって前車軸取付ブラケット7が設けられている。この前車軸取付ブラケット7に、前車軸ケース27が前後方向の揺動軸心p2回りでローリング作動自在に連結されている。

0022

〔搭乗運転部〕
搭乗運転部3には、図1に示されるように、搭乗ステップ32の上側で、操縦部3Aの右横側方の足元に位置する状態で、変速操作ペダル(図外)、及びブレーキペダル(図外)が配設されている。
変速操作ペダルは、変速操作機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置6に連係され、この変速操作ペダルの踏み込み操作によって静油圧式無段変速装置6が変速操作される。
ブレーキペダルは、制動連係機構(図示せず)を介して走行ブレーキ装置(図外)に連係されている。

0023

〔モアー装置〕
モアー装置4は、リンク装置13を介して車体フレーム10に対して昇降可能に吊り下げ支持されたハウジング40を備えている。
リンク装置13は、モアー装置4の前部の左右両側に連結された前リンク13aと、前記モアー装置4の後部の左右両側に連結された後リンク13bと、左右両側の前リンク13aと後リンク13bを連動させる連結リンク13cと、を備え、かつ前リンク13aの上端部には、モアー昇降シリンダ43が連結されている。
このモアー昇降シリンダ43の伸縮作動に伴ってハウジング40の車体フレーム10に対する上下高さ位置を変更することができる。

0024

ハウジング40内には、左右一対の回転ブレード41,41が配設されている。各回転ブレード41は、上下軸心回りに回転し、その回転軌跡の一部が互いに重複した状態で、等速回転駆動されることにより、草類刈り取りを行うとともに、その回転運動生起される搬送風によって、ハウジング40の後部に形成された排出口から刈草を後方へ向けて排出するように構成されている。

0025

〔集草装置〕
図1に示されるように集草装置5は、刈草を収容する集草容器50と、その集草容器50を走行機体1に対して昇降作動及び刈草排出作動が可能であるように操作する昇降駆動機構51とを備えている。
集草容器50は、モアー装置4側から搬送ダクト42を介して供給される刈草を受け入れ受入口(図示せず)を前端側に備え、後端側に排出用の排出口50aと、その排出口50aを覆う開閉蓋50bとを備えている。

0026

昇降駆動機構51は、走行機体1の後方側に設けられたロプス34に対して集草容器50を連結する昇降リンク52と、その昇降リンク52をロプス34に対して昇降作動させるリフトシリンダ53と、昇降リンク52に対する集草容器50の姿勢を、水平に近い回収姿勢の状態から後下がり後傾姿勢に変更して、集草容器50の開閉蓋50bを開閉作動させるためのダンプシリンダ54とを備えている。
昇降リンク52は、左右一対のアッパーリンク52aと、左右一対のロアーリンク52bとを備え、各アッパーリンク52aとロアーリンク52bの前端側がロプス34の上部に着脱可能に連結され、後部側が集草容器50の後端側近くの下部に連結されている。そして、油圧シリンダで構成されているリフトシリンダ53の上端部はロアーリンク52bに対して連結され、リフトシリンダ53の伸縮作動によって、昇降リンク52が揺動し、集草容器50の昇降作動が行われる。

0027

油圧シリンダで構成されたダンプシリンダ54は、集草容器50の後端側の下方に配置されている。このダンプシリンダ54の伸縮作動によって、集草容器50を後端側の下部に備えた揺動支点p1回りに揺動させることができる。これによって、集草容器50の姿勢を、前端側が持ち上げられて後傾した排出姿勢と、前端側が降ろされた水平に近い状態の回収姿勢と、に切り換え操作することが可能であるように、ダンプシリンダ54の一端部を周知のダンプ操作機構(図示せず)に連結させている。
上記のリフトシリンダ53及びダンプシリンダ54は左右一対備えられていて、左右で同時作動するように油圧回路配備されている。

0028

上記の静油圧式無段変速装置6、パワーステアリング装置35、リフトシリンダ53、ダンプシリンダ54、及びモアー昇降シリンダ43には、エンジン20の動力によって駆動される圧油供給ポンプ(図示せず)からの圧油が供給される。
静油圧式無段変速装置6は、圧油供給ポンプとともにエンジン20の動力によって駆動される可変容量型油圧ポンプ(図示せず)と、可変容量型の油圧モータ(図示せず)と、を閉回路で接続した周知の構造のものである。

0029

〔前車軸取付ブラケット〕
左右の主フレーム10A,10Aにわたって取り付けられる前車軸取付ブラケット7は、図2乃至図5に示すように、主フレーム10A,10Aの機体内方側の面に対向して面接触する左右の取付板70,70と、その左右の取付板70,70にわたる横架部材71と、横架部材71の左右方向の中央部において横架部材71を前後両側から挟み込むようにして固定された接続部材72,72と、を備えている。

0030

横架部材71の左右両端部は、左右の取付板70,70のそれぞれに対して溶接接続され、横架部材71の前後両側位置する接続部材72,72は、横架部材71の前後両端縁に溶接接続されている。このとき、横架部材71は、左右方向での中央部側が先窄まり状に低くなる逆台形状屈曲された形状である。このため、その屈曲した部位の両側にわたって接続部材72,72が溶接固定されることにより、横架部材71の左右方向の中央部が、左右と前後に縦壁状の部位を有した立体形状となり、横架部材71自体の強度向上に役立つ。

0031

また、横架部材71のうち、左右の取付板70,70に対して接続される両端部では、その横架部材71の前後両端縁に補強片73,73が溶接接続されている。この補強片73,73は、左右の取付板70,70に対向する左右方向での外端部が左右の取付板70,70に対して溶接固定されている。
その結果、溶接されて横架部材71の前後に一体化された補強片73,73が、その左右方向での外端部を、横架部材71の左右方向での外端部とともに、左右の取付板70,70に対して溶接固定される。
つまり、左右両側に位置する取付板70,70に対して、横架部材71と補強片73,73の結合体が溶接固定されるものである。これによって、取付板70,70に対する結合体の溶接長さが、横架部材71の外端部と補強片73,73の外端部との総和となり、取付板70,70に対する横架部材71及び補強片73,73の取付強度を向上させることができる。

0032

上記のように構成された前車軸取付ブラケット7は、ボルト連結機構を介して左右の主フレーム10A,10Aに取り付けられる。
すなわち、左右の主フレーム10A,10Aに、連結ボルト74を挿通可能なボルト挿通孔10aが形成されている。そして、その主フレーム10A,10Aの機体内方側の面に対向して面接触する、左右の取付板70,70にも、連結ボルト74を挿通可能なボルト挿通孔70a,70bが形成されている。

0033

図3乃至図5に示す構造では、左側の主フレーム10Aに形成された四個のボルト挿通孔10aと、左側の取付板70に形成された八個のボルト挿通孔70a,70bのうちの四個のボルト挿通孔70aに、二本の連結ボルト74を挿通し、二個のナット75で締め付け固定している。
また、右側においても、右側の主フレーム10Aに形成された四個のボルト挿通孔10aと、右側の取付板70に形成された八個のボルト挿通孔70a,70bのうちの四個のボルト挿通孔70aに、二本の連結ボルト74を挿通し、二個のナット75で締め付け固定している。

0034

上記のように、取付板70に形成された八個のボルト挿通孔70a,70bのうちの四個のボルト挿通孔70aが、機体前後方向での所定位置で取付板70と主フレーム10Aを連結可能な第一孔群a1に相当するものである。
そして、取付板70に形成された八個のボルト挿通孔70a,70bのうちの残りの四個のボルト挿通孔70bが、前記所定位置とは機体前後方向での異なる位置で取付板70と主フレーム10Aを連結可能な第二孔群a2に相当するものである。
したがって、連結ボルト74の挿通対象箇所を、第一孔群a1から第二孔群a2に変更すると、主フレーム10Aに対する前車軸取付ブラケット7の取付位置を、距離d1だけ後方側へ移動させた状態とすることができる。これによってホイールベースを変更することができる。

0035

横架部材71の前後両側位置する接続部材72,72には、前車軸ケース27を前後方向の揺動軸心p2回りで揺動自在に支持するための支持軸76を挿通するための支持孔72aが形成されている。

0036

〔前カバー〕
図6及び図7に示すように、原動部2に備えたエンジンボンネット21の内部では、エンジン20の前側にマフラー28が設けられている。このマフラー28の排気管28aは、排ガス吐出口28bを斜め前方下方に向けて配設されている。
そして、エンジンボンネット21の前部で、前記排ガス吐出口28bに対向する箇所に、排気用開口21aが形成されている。

0037

エンジンボンネット21は、車体フレーム10の前部に備えた左右一対の固定ブラケット16に対して、左右方向の揺動支点p3回りで揺動可能に支持された可動支持フレーム29に支持されている。したがって、可動支持フレーム29が揺動支点p3回りで揺動するに伴って、エンジンボンネット21も揺動支点p3回りで揺動する。この可動支持フレーム29にはダンパー29aが接続されている。

0038

固定ブラケット16の前部には、エンジン20の前側に備えた動力取り出し機構25のフライホイール(図示せず)の上部等を覆う前カバー17が備えられている。
固定ブラケット16と前カバー17とは、左右一対の揺動リンク18を介して連結されており、図7実線で示す格納姿勢と、同図中に二点鎖線で示す開放姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
前カバー17の開放姿勢への姿勢変更は、可動支持フレーム29を揺動支点p3回りに揺動させてエンジンボンネット21を開放姿勢に姿勢変更した際に行われ、開放姿勢のエンジンボンネット21が前カバー17と干渉することを避けられるようにしてある。

0039

〔別実施形態の1〕
実施の形態では、ボルト連結機構として、連結ボルト74の挿通対象箇所となる第一孔群a1と第二孔群a2を取付板70に形成した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、図8及び図9に示すように、連結ボルト74の挿通対象箇所となる第一孔群a1と第二孔群a2を、主フレーム10A側に設けた構造のものであってもよい。

0040

この構造によれば、図8に示すように、連結ボルト74を、主フレーム10Aに形成された第一孔群a1のボルト挿通孔10aと取付板70のボルト挿通孔70aとに挿通して、ナット75で締め付け固定した状態と、図9に示すように、連結ボルト74を、主フレーム10Aに形成された第二孔群a2のボルト挿通孔10bと取付板70のボルト挿通孔70aとに挿通して、ナット75で締め付け固定した状態と、に切り換えることができる。
このようにして、連結ボルト74の挿通対象箇所を、主フレーム10Aに形成された第一孔群a1から第二孔群a2に変更すると、主フレーム10Aに対する前車軸取付ブラケット7の取付位置を、距離d1だけ後方側へ移動させた状態とすることができる。これによってホイールベースを変更することができる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。

0041

〔別実施形態の2〕
実施の形態では、連結ボルト74の挿通対象箇所として、主フレーム10A側もしくは取付板70側に、第一孔群a1と第二孔群a2の二種類の孔群が形成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、所定位置からの離間距離が異なる三種類以上の孔群が形成された構造のものであってもよい。また、主フレーム10A側と取付板70側との双方に複数種の孔群が形成された構造のものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。

0042

〔別実施形態の3〕
実施の形態では、ボルト連結機構として、丸孔で形成されたボルト挿通孔10a,10b,70a,70bを採用した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、主フレーム10A側もしくは取付板70側の一方の孔群を、長孔切り欠きで形成するなど、適宜変更して用いることも可能である。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。

0043

本発明は、大型機から小型機に至る各種の乗用型草刈機のみならず、各種の作業機利用可能である。

0044

2原動部
7前車軸取付ブラケット
10A主フレーム
10Cニュートラル基準孔
10a,10bボルト挿通孔
11前輪
12後輪
70取付板
70a,70b ボルト挿通孔
74連結ボルト
a1 第一孔群
a2 第二孔群

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