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技術 インクジェットプリンタ

出願人 ローランドディー.ジー.株式会社
発明者 川越健二
出願日 2018年7月3日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2018-126813
公開日 2020年1月16日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-006523
状態 未査定
技術分野 インクジェット(粒子形成、飛翔制御) インクジェット(インク供給、その他)
主要キーワード 解析制御装置 設計線 カッティング機 ロック用ソレノイド 検出制御装置 センサ移動機構 検出長 目盛り線
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

課題

メイン液滴サテライト液滴とを有する液滴が媒体着弾した際、インクの液滴の着弾位置を適切に補正する。

解決手段

プリンタ100の位置検出装置80は、媒体5に着弾した液滴D1のメイン液滴D10の輪郭線のうち、サテライト液滴D11と少なくとも重ならない輪郭線L1上の点である検出点P1〜P3を少なくとも1つ検出する検出機構81と、検出機構81によって検出された検出点P1〜P3に基づいて、媒体5に対する液滴D1の位置を検出する検出制御装置82と、を備えている。印刷制御装置60は、検出制御装置82によって検出された媒体5に対する液滴D1の位置に基づいて、インクヘッド22におけるインクの吐出タイミングを補正する印刷補正部63を備えている。

概要

背景

従来から、インクヘッドから媒体インク吐出して、所望の画像を印刷するインクジェットプリンタが知られている。この種のインクジェットプリンタでは、例えばインクヘッドが媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動するときに媒体にインクを吐出して、所望の印刷を行う。

インクヘッドは主走査方向に移動しながらインクを吐出するため、インクヘッドの移動速度に誤差があると、媒体上のインクの着弾位置が主走査方向にずれることがあり得る。また、インクジェットプリンタは、複数の構成部品を組み付けて構成されている。そのため、構成部品相互の相対位置がずれる組み付け誤差によって、インクヘッドのインク吐出位置が、設定された位置からずれ、媒体上のインクの着弾位置が主走査方向にずれることがあり得る。そこで、所望の画像を印刷するのに先立って、インクの着弾位置を補正することが行われている(例えば特許文献1参照)。

かかる補正作業では、例えば媒体に位置補正の基準となる基準目盛り調整用目盛りとを重ねうちした一組の目盛りを印刷する。基準目盛りは、例えば所定の中心位置を基準にして複数の目盛り線が所定のピッチで並んでいるものである。調整用目盛りは、例えば基準目盛りにインクヘッドのインクの吐出タイミングを変更したときの印刷結果のずれを加算したものである。利用者は、基準目盛りと調整用目盛りとが一致した位置から補正値読み取り、インクの吐出位置を調整する。これによって、インクの着弾位置のずれを緩和して、媒体上に設定された位置にインクを着弾させることができる。

概要

メイン液滴サテライト液滴とを有する液滴が媒体に着弾した際、インクの液滴の着弾位置を適切に補正する。プリンタ100の位置検出装置80は、媒体5に着弾した液滴D1のメイン液滴D10の輪郭線のうち、サテライト液滴D11と少なくとも重ならない輪郭線L1上の点である検出点P1〜P3を少なくとも1つ検出する検出機構81と、検出機構81によって検出された検出点P1〜P3に基づいて、媒体5に対する液滴D1の位置を検出する検出制御装置82と、を備えている。印刷制御装置60は、検出制御装置82によって検出された媒体5に対する液滴D1の位置に基づいて、インクヘッド22におけるインクの吐出タイミングを補正する印刷補正部63を備えている。A

目的

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メイン液滴とサテライト液滴とを有する液滴が媒体に着弾した際、インクの液滴の着弾位置を適切に補正することが可能なインクジェットプリンタを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

媒体が載置される載置台と、前記載置台に載置された前記媒体にインクの液滴を吐出する複数のノズルを有するインクヘッドと、印刷時に前記インクヘッドを所定の主走査方向に移動させる第1移動機構と、前記インクヘッドおよび前記第1移動機構を制御することで、前記載置台に載置された前記媒体に前記液滴を吐出させる印刷制御装置と、前記媒体に着弾した前記液滴の位置を検出する位置検出装置と、を備え、前記液滴は、メイン液滴と、前記メイン液滴よりも後に前記媒体に着弾するサテライト液滴と、を有し、前記位置検出装置は、前記媒体に着弾した前記液滴の前記メイン液滴の輪郭線のうち、前記サテライト液滴と少なくとも重ならない前記輪郭線上の点である検出点を少なくとも1つ検出する検出機構と、前記検出機構によって検出された前記検出点に基づいて、前記媒体に対する前記液滴の位置を検出する検出制御装置と、を備え、前記印刷制御装置は、前記検出制御装置によって検出された前記媒体に対する前記液滴の位置に基づいて、前記インクヘッドにおけるインクの吐出タイミング補正する印刷補正部を備えた、インクジェットプリンタ

請求項2

前記検出機構は、前記媒体に着弾した前記液滴を撮影する撮影装置と、前記撮影装置によって撮影された前記液滴の画像である液滴画像解析することで、前記検出点を設定する解析制御装置と、を備え、前記解析制御装置は、前記媒体に着弾した前記液滴を撮影するように前記撮影装置を制御する撮影制御部と、前記撮影制御部によって撮影された前記液滴画像から、前記検出点である第1検出点、第2検出点および第3検出点を設定する検出点設定部と、を備え、前記検出制御装置は、前記第1検出点、前記第2検出点および前記第3検出点から前記メイン液滴の中心を算出することで、前記媒体に対する前記液滴の位置を検出する、請求項1に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項3

前記解析制御装置は、前記メイン液滴を前記主走査方向で2分割し、前記サテライト液滴とは反対側の部分を検出部分とする分割部を備え、前記検出点設定部は、前記検出部分内の前記メイン液滴の輪郭線上の点を少なくとも前記第1検出点に設定する、請求項2に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項4

前記分割部は、前記メイン液滴の前記サテライト液滴とは反対側の端から前記サテライト液滴に向かって、所定の間隔ごとに、前記メイン液滴の前記主走査方向と交差する副走査方向の長さである検出長を順に測定し、前記主走査方向に隣り合う2つの前記検出長のうち、前記サテライト液滴と反対側の前記検出長を第1検出長とし、かつ、前記サテライト液滴側の前記検出長を第2検出長としたとき、前記第2検出長から前記第1検出長を引いた値が所定の値未満のときの前記第1検出長の位置を、前記メイン液滴を2分割する位置とする、請求項3に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項5

前記印刷制御装置は、1つの前記液滴が形成されたテストパターン、および、前記液滴同士が重ならない間隔で、複数の前記液滴が形成されたテストパターンの何れかを前記載置台に載置された前記媒体に印刷するテストパターン印刷部を備え、前記撮影制御部は、前記テストパターン印刷部によって印刷された前記テストパターンを前記撮影装置に撮影させる、請求項2から4までの何れか1つに記載されたインクジェットプリンタ。

請求項6

前記印刷制御装置は、前記テストパターンにおいて、前記媒体に対する前記メイン液滴の設計上の中心の位置である設計中心位置が記憶された記憶部を備え、前記印刷補正部は、前記検出制御装置によって算出された前記メイン液滴の中心の位置と、前記設計中心位置とに基づいて、前記インクヘッドにおけるインクの吐出タイミングを補正する、請求項5に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項7

前記載置台の上方において、前記主走査方向に延びたガイドレールと、前記ガイドレールと係合し、前記インクヘッドを支持するキャリッジと、を備え、前記撮影装置は、前記キャリッジに設けられている、請求項2から6までの何れか1つに記載されたインクジェットプリンタ。

請求項8

前記載置台の上方において、前記主走査方向に延びたガイドレールと、前記ガイドレールと係合し、前記インクヘッドを支持するキャリッジと、を備え、前記検出機構は、前記キャリッジに設けられ、前記媒体に着弾した前記液滴の端を検出するセンサと、前記センサを前記主走査方向に移動させるセンサ移動機構と、前記センサ移動機構を制御するセンサ制御装置と、を備え、前記センサ制御装置は、前記センサ移動機構を制御することで、前記センサを前記主走査方向へ移動させる移動制御部と、前記センサが前記載置台に載置された前記媒体上を通過する際、前記センサによって検出された前記メイン液滴の前記サテライト液滴と反対側の端の点を前記検出点に設定する検出点設定部と、を備えた、請求項1に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項9

前記印刷制御装置は、前記媒体に複数の前記ノズルから同時に前記液滴を吐出されて形成されたテストパターンを印刷するテストパターン印刷部を備え、前記検出点設定部は、前記テストパターンの複数の前記液滴の前記メイン液滴における前記反対側の端の点のそれぞれを前記検出点に設定し、前記検出制御装置は、複数の前記液滴のそれぞれの前記検出点を繋ぐ線を検出線に設定する、請求項8に記載されたインクジェットプリンタ。

請求項10

前記載置台に支持された前記媒体を切断するカッティングヘッドと、カッティング時に前記載置台に載置された前記媒体を前記カッティングヘッドに対し、前記主走査方向と交差する副走査方向に相対的に移動させる第2移動機構と、を備え、前記第1移動機構は、カッティング時に前記カッティングヘッドを前記主走査方向に移動させ、前記カッティングヘッド、前記第1移動機構および前記第2移動機構を制御することで、前記媒体を切断するカッティング制御装置を備え、前記カッティング制御装置は、前記テストパターンにおいて、前記媒体に対する複数の前記メイン液滴の設計上の前記反対側の端の位置を繋いだ線である設計線が記憶された記憶部と、前記検出制御装置によって設定された前記検出線と、前記設計線とに基づいて、前記カッティングヘッドの切断位置を補正するカッティング補正部と、を備えた、請求項8または9に記載されたインクジェットプリンタ。

技術分野

0001

本発明は、インクジェットプリンタに関する。

背景技術

0002

従来から、インクヘッドから媒体インク吐出して、所望の画像を印刷するインクジェットプリンタが知られている。この種のインクジェットプリンタでは、例えばインクヘッドが媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動するときに媒体にインクを吐出して、所望の印刷を行う。

0003

インクヘッドは主走査方向に移動しながらインクを吐出するため、インクヘッドの移動速度に誤差があると、媒体上のインクの着弾位置が主走査方向にずれることがあり得る。また、インクジェットプリンタは、複数の構成部品を組み付けて構成されている。そのため、構成部品相互の相対位置がずれる組み付け誤差によって、インクヘッドのインク吐出位置が、設定された位置からずれ、媒体上のインクの着弾位置が主走査方向にずれることがあり得る。そこで、所望の画像を印刷するのに先立って、インクの着弾位置を補正することが行われている(例えば特許文献1参照)。

0004

かかる補正作業では、例えば媒体に位置補正の基準となる基準目盛り調整用目盛りとを重ねうちした一組の目盛りを印刷する。基準目盛りは、例えば所定の中心位置を基準にして複数の目盛り線が所定のピッチで並んでいるものである。調整用目盛りは、例えば基準目盛りにインクヘッドのインクの吐出タイミングを変更したときの印刷結果のずれを加算したものである。利用者は、基準目盛りと調整用目盛りとが一致した位置から補正値読み取り、インクの吐出位置を調整する。これによって、インクの着弾位置のずれを緩和して、媒体上に設定された位置にインクを着弾させることができる。

先行技術

0005

特開2001−18375号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、インクの着弾位置の補正を自動で行うことが可能である。この場合、インクジェットプリンタには、例えば媒体に対するインクの液滴の設計上の位置である設計位置が記憶されている。インクジェットプリンタは、媒体に対する上記設計位置にインクの液滴を着弾させるように液滴を吐出し、画像処理などを利用して、媒体に対するインクの液滴の着弾位置である実位置を算出する。そして、上記設計位置と実位置とを比較して、補正値を算出し、その補正値に基づいてインクの吐出タイミングを制御する。

0007

しかしながら、上述のように、印刷時、インクヘッドは主走査方向に移動しながらインクの液滴を吐出する。例えば、図13Aに示すように、インクの液滴D100は、インクヘッド122のノズル122aから吐出される。インクの液滴D100は、液滴D100の表面張力、および、液滴D100の落下速度などに影響され、液滴本体D101から吐出方向と逆方向(ここでは、上方)にインク尾D102を引く。インク尾D102の上端には、液滴本体D101よりも径が小さいサブ液滴本体D103が形成される。この液滴D100が媒体5に着弾する際において、液滴本体D101とサブ液滴本体D103とがマージしない場合、図13Bに示すように、メイン液滴D110とサテライト液滴D111とが媒体5に形成されることになる。液滴本体D101とサブ液滴本体D103との落下速度の差が大きいほど、サテライト液滴D111は、メイン液滴D110よりも主走査方向Y側に離れて形成される。

0008

上記実位置を算出する際、メイン液滴D110とサテライト液滴D111とを含めた全体の位置に基づいて上記実位置が算出される。そのため、算出上の上記実位置と実際の上記実位置とがずれ、その結果、インクの着弾位置のずれが解消されないことがあった。

0009

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メイン液滴とサテライト液滴とを有する液滴が媒体に着弾した際、インクの液滴の着弾位置を適切に補正することが可能なインクジェットプリンタを提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係るインクジェットプリンタは、載置台と、インクヘッドと、第1移動機構と、印刷制御装置と、位置検出装置とを備えている。前記載置台には、媒体が載置される。前記インクヘッドは、前記載置台に載置された前記媒体にインクの液滴を吐出する複数のノズルを有する。前記第1移動機構は、印刷時に前記インクヘッドを所定の主走査方向に移動させる。前記印刷制御装置は、前記インクヘッドおよび前記第1移動機構を制御することで、前記載置台に載置された前記媒体に前記液滴を吐出させる。前記位置検出装置は、前記媒体に着弾した前記液滴の位置を検出する。前記液滴は、メイン液滴と、前記メイン液滴よりも後に前記媒体に着弾するサテライト液滴と、を有する。前記位置検出装置は、検出機構と、検出制御装置とを備えている。前記検出機構は、前記媒体に着弾した前記液滴の前記メイン液滴の輪郭線のうち、前記サテライト液滴と少なくとも重ならない前記輪郭線上の点である検出点を少なくとも1つ検出する。前記検出制御装置は、前記検出機構によって検出された前記検出点に基づいて、前記媒体に対する前記液滴の位置を検出する。前記印刷制御装置は、前記検出制御装置によって検出された前記媒体に対する前記液滴の位置に基づいて、前記インクヘッドにおけるインクの吐出タイミングを補正する印刷補正部を備えている。

0011

媒体に着弾した液滴の位置の基準は、液滴のメイン液滴の位置である。前記インクジェットプリンタによれば、検出機構は、メイン液滴の輪郭線のうちサテライト液滴と少なくとも重ならない輪郭線上の点を検出点として検出している。よって、サテライト液滴を考慮せずに、メイン液滴から液滴の位置を検出することができる。したがって、サテライト液滴に起因して、媒体に対する液滴の実際の検出する位置がずれることを抑制することができる。その結果、媒体に対する液滴の実際の位置を適切に検出することができるため、インクヘッドにおけるインクを吐出するタイミングを適切に補正することができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、メイン液滴とサテライト液滴とを有する液滴が媒体に着弾した際、インクの液滴の着弾位置を適切に補正することができる。

図面の簡単な説明

0013

第1実施形態に係るプリンタの斜視図である。
印刷ヘッドおよびカッティングヘッドの正面図である。
印刷ヘッドおよびカッティングヘッドの正面図である。
インクヘッドの底面図である。
プリンタの制御系ブロック図である。
コントローラのブロック図である。
メイン液滴とサテライト液滴とを有するインクの液滴を示す模式図である。
メイン液滴とサテライト液滴とを有するインクの液滴を示す模式図である。
媒体に対するインクの液滴の位置を検出する手順を示したフローチャートである。
テストパターンを示す模式図である。
第2実施形態に係るプリンタのブロック図である。
第2実施形態において、媒体に対するインクの液滴の位置を検出する手順を示したフローチャートである。
第2実施形態に係るテストパターンを示す模式図である。
他の実施形態に係る検出部分を示す模式図である。
インクの液滴の着弾状態を示す模式図である。
メイン液滴とサテライト液滴とを有するインクの液滴を示す模式図である。

実施例

0014

以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。

0015

<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、プリンタという。)100の斜視図である。本実施形態に係るプリンタ100は、媒体5に対して印刷およびカッティングが可能なカッティング機能付きプリンタである。図示は省略するが、本実施形態に係る媒体5は、台紙と、台紙上に積層されかつ粘着剤が塗布された剥離紙とを有するシール材である。ただし、媒体5は印刷およびカッティングが可能な媒体であればよく、その種類は特に限定されない。例えば媒体5は、記録紙、樹脂製のシートなどであってもよい。本明細書において「カッティング」、「切断」とは、媒体5の厚み方向の全体を切断する場合(例えば、シール材の台紙および剥離紙の両方を切断する場合)と、媒体5の厚み方向の一部を切断する場合(例えば、シール材の台紙は切断せず、剥離紙のみを切断する場合)とが含まれる。

0016

プリンタ100は、媒体5が載置されるプラテン12と、プラテン12に載置された媒体5に対し印刷を行う印刷ヘッド20と、プラテン12に載置された媒体5を切断するカッティングヘッド30とを備えている。なお、詳細は後述するが、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30は、図示Y方向に移動可能に構成されている。以下では、Y方向を主走査方向または左右方向という。Y方向に対して直交する方向であるX方向を副走査方向または前後方向という。なお、主走査方向Yは媒体5の幅方向に対応する。副走査方向Xは媒体5の長手方向に対応する。図面において、符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表している。

0017

プラテン12は、媒体5を支持する。プラテン12には、グリットローラ13が設けられている。グリットローラ13は、フィードモータ51(図4参照)に駆動されることによって回転する。プラテン12の上方には、ガイドレール15が設けられている。ガイドレール15は主走査方向Yに延びている。ガイドレール15の下方には、ピンチローラ14が設けられている。ピンチローラ14は、グリットローラ13の上方に配置されている。ピンチローラ14は、グリットローラ13に対し接近および離反が可能なように、上下方向に揺動自在に構成されている。媒体5がピンチローラ14とグリットローラ13との間に挟み込まれた状態でグリットローラ13が回転すると、媒体5は前方または後方に搬送される。なお、図1では、3つのグリットローラ13および2つのピンチローラ14しか図示されていないが、実際にはより多くのグリットローラ13およびピンチローラ14がそれぞれ主走査方向Yに配列されている。本実施形態では、グリットローラ13およびフィードモータ51(図4参照)は、本発明の「第2移動機構」に対応している。

0018

印刷ヘッド20は、インクジェット式である。図2Aおよび図2Bは、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30の正面図である。図2Aに示すように、印刷ヘッド20は、キャリッジ21を介してガイドレール15に支持されている。カッティングヘッド30は、キャリッジ31を介してガイドレール15に支持されている。キャリッジ21およびキャリッジ31は、ガイドレール15に対し、主走査方向Yに移動自在に係合している。

0019

図2Aに示すように、カッティングヘッド30が支持されたキャリッジ31には、ソレノイド32を介してカッター33が取り付けられている。ソレノイド32は、コントローラ50(図4参照)によって制御される。ソレノイド32がON/OFFされると、カッター33は上下方向に移動して媒体5に接触し、あるいは媒体5から離反する。キャリッジ31の右側には、磁石によって構成される連結部材34が固定されている。

0020

キャリッジ31の背面上部には、主走査方向Yに延びるベルト16が固定されている。ベルト16は、スキャンモータ52(図4参照)に接続されている。スキャンモータ52が回転すると、ベルト16が主走査方向Yに走行する。このことによって、キャリッジ31は主走査方向Yに移動する。なお、スキャンモータ52はコントローラ50によって制御される。なお、本実施形態では、スキャンモータ52は、本発明の「第1移動機構」の一例である。

0021

印刷ヘッド20のキャリッジ21には、インクを吐出する複数のインクヘッド22が支持されている。インクヘッド22は、プラテン12に載置された媒体5に向かってインクを吐出するものである。インクヘッド22は、プラテン12よりも上方に配置されている。図3は、インクヘッド22の底面図である。図3に示すように、インクヘッド22は、底面に形成された複数のノズル22aを有する。複数のノズル22aは、副走査方向Xに配列されている。複数のノズル22aからインクの液滴が吐出される。なお、インクヘッド22の数は特に限定されない。本実施形態では、インクヘッド22の数は5つである。5つのインクヘッド22は、主走査方向Yに並んで配置されている。5つのインクヘッド22はキャリッジ21に支持されている。5つのインクヘッド22は、互いに異なる5つの色のインクを吐出する。5つのインクヘッド22は、例えばイエローインクマゼンタインクシアンインクブラックインクホワイトインクの何れかを吐出する。ただし、インクヘッド22が吐出するインクの色は何ら限定されない。

0022

図2Aに示すように、キャリッジ21の左側部分には、磁石によって構成される連結部材24が設けられている。この連結部材24は、カッティングヘッド30の連結部材34に対し、着脱自在に連結する。本実施形態では、連結部材24,34は、磁力を利用するものである。ただし、連結部材24,34は磁力を利用するものに限られず、係合部材等の他の構成を備えたものであってもよい。キャリッジ21の右側には、L字状に形成された受け金具25が設けられている。

0023

プラテン12の左右両端部には、サイドフレーム17L,17Rが配置されている。ガイドレール15は、両サイドフレーム17L,17Rに支持されている。図2Bに示すように、右側のサイドフレーム17Rには、印刷ヘッド20を待機位置にロックするためのロック装置40が設けられている。ロック装置40は、受け金具25に引っ掛けられる受け金具41と、受け金具41をロック位置(図2B参照)と非ロック位置図2A参照)との間で移動させるロック用ソレノイド42(図4参照)とを備えている。ロック用ソレノイド42は、コントローラ50によって制御される。

0024

図2Aに示すように、複数のインクヘッド22による印刷を行う際には、受け金具41が非ロック位置に設定される。カッティングヘッド30のキャリッジ31が右方に移動し、連結部材34と連結部材24とが接触すると、キャリッジ31とキャリッジ21とが連結される。その結果、複数のインクヘッド22は、カッティングヘッド30と共に主走査方向Yに移動可能となる。一方、カッティングヘッド30によるカッティングの際には、図2Bに示すように、印刷ヘッド20が待機位置に位置付けられ、ロック装置40の受け金具41がロック位置に設定される。これにより、印刷ヘッド20の移動が阻止される。キャリッジ31が左方へ移動すると、連結部材34と連結部材24とが離反し、キャリッジ31とキャリッジ21との連結が解除される。その結果、印刷ヘッド20が待機位置に待機した状態で、カッティングヘッド30が主走査方向Yに移動可能となる。

0025

図1に示すように、プリンタ100は、上側の筐体を構成する上カバー18を備えている。サイドフレーム17Lの左側、および、サイドフレーム17R(図2A参照)の右側には、サイドカバー19L,19Rがそれぞれ設けられている。右側のサイドカバー19Rの前面には、ボタンおよびディスプレイを有する操作パネル45が配置されている。プラテン12の下方には、キャスター付きスタンド46が設けられている。

0026

図示は省略するが、プリンタ100は、印刷前の媒体5が巻かれた供給ローラを備えている。供給ローラはプラテン12の後斜め下方に配置されている。印刷時には、供給ローラに巻かれた媒体5は、プラテン12上を経由して前方に搬送される。

0027

図4は、プリンタ100の制御系のブロック図である。図4に示すように、プリンタ100は、コントローラ50を備えている。コントローラ50は、図示しないCPU、ROM、およびRAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されている。コントローラ50は、インターフェース53を介して、外部のコンピュータ55に有線または無線による通信が可能に接続されている。コンピュータ55には、印刷およびカッティングのためのデータが保存されている。コントローラ50は、コンピュータ55からデータを受け、フィードモータ51、スキャンモータ52、ロック装置40、カッティングヘッド30、および印刷ヘッド20を制御する。コンピュータ55には、キーボードマウスなどからなる入力装置56と、液晶ディスプレイなどからなる表示装置57とが接続されている。

0028

図5は、コントローラ50の機能ブロック図である。すなわち、図5は、コントローラ50がコンピュータ55からデータを受信することにより、コントローラ50が果たすようになる機能を示すブロック図である。後述するコントローラ50の各部は、物理的には、1つまたは2つ以上のプロセッサによって構成される。図5に示すように、コントローラ50は、印刷制御部60とカッティング制御部70とを有している。

0029

印刷制御部60は印刷を実行する。印刷制御部60は、スキャンモータ52を駆動することによって印刷ヘッド20を主走査方向Yに移動させつつ、印刷ヘッド20の各インクヘッド22からインクの液滴を吐出させる。これにより、一走査ラインの印刷が行われる。印刷ヘッド20の主走査方向Yの移動が済むと、フィードモータ51を駆動することにより、次の走査ラインの位置まで媒体5を副走査方向Xに搬送する。媒体5の副走査方向Xの搬送が済むと、再びスキャンモータ52を駆動すると共に印刷ヘッド20を駆動し、次の走査ラインの印刷を行う。以下、印刷の終了まで同様の動作を繰り返す。なお、本実施形態では、印刷制御部60は本発明の「印刷制御装置」の一例である。

0030

カッティング制御部70はカッティングを実行する。カッティング制御部70は、スキャンモータ52を駆動すると共にフィードモータ51を駆動することにより、媒体5に対しカッティングヘッド30を2次元的に相対移動させる。ソレノイド32をONすると、カッター33を媒体5に押し当てることができる。カッター33を媒体5に押し当てたままカッティングヘッド30を媒体5に対し相対移動させることにより、媒体5を任意のカット線に沿って切断することができる。なお、本実施形態では、カッティング制御部70は本発明の「カッティング制御装置」の一例である。

0031

ところで、印刷時、インクヘッド22は、主走査方向Yに移動しながら、ノズル22a(図3参照)からインクの液滴を吐出する。図13Aに示すように、インクの液滴D100は、ノズル122aが形成されたインクヘッド122の面の撥水性、液滴D100の表面張力、および、液滴D100の落下速度などに影響され、液滴本体D101から吐出方向と逆方向(ここでは、上方)にインク尾D102を引く。インク尾D102の上端には、液滴本体D101よりも径が小さいサブ液滴本体D103が形成される。図13Bに示すように、この液滴D100が媒体5に着弾する際において、メイン液滴D110とサテライト液滴D111とが媒体5に形成されることになる。液滴本体D101とサブ液滴本体D103との落下速度の差が大きいほど、サテライト液滴D111は、メイン液滴D110よりも主走査方向Y側に離れて形成される。なお、図13Bでは、1つの液滴D100において、1つのサテライト液滴D111が示されているが、1つの液滴D100には、複数のサテライト液滴D111が有されることがあり得る。

0032

例えば、プリンタ100の構成部品を組み付ける際やインクヘッド22を交換する際において、プラテン12に対するインクヘッド22の位置が適切な位置から多少ずれた位置に取り付けられることで、組み付け誤差が生じるおそれがあり得る。このようなインクヘッド22の組み付け誤差が生じている場合、媒体5に対するインクの液滴の設計上の着弾位置と、媒体5へのインクの液滴の実際の着弾位置とがずれることがあり得る。

0033

そのため、本実施形態では、プリンタ100の各構成部品の組み付け後、または、インクヘッド22の交換後、かつ、印刷前において、インクヘッド22のインクの吐出タイミングの補正を行う。例えば、印刷制御部60は、所定のテストパターンをプラテン12に載置された媒体5に印刷する。このとき、印刷制御部60には、所定のテストパターンにおけるインクの液滴の設計上の中心位置(以下、設計中心位置という。)が記憶されている。印刷制御部60は、所定のテストパターンが印刷された媒体5から画像処理などによって液滴の中心の位置(以下、実中心位置という。)を算出する。そして、印刷制御部60は、設計中心位置と実中心位置との差を算出し、その差を補正値として記憶する。印刷時には、印刷制御部60は、記憶された補正値に基づいて、インクの吐出タイミングを制御する。なお、この補正値に基づくインクの吐出タイミングの制御は、従来の種々の手法で行うことができるため、その具体的な制御の説明は省略する。インクの吐出タイミングの制御として、例えば、インクを吐出する際のインクヘッド22の位置を制御するものであってもよいし、インクの吐出速度を制御するものであってもよいし、インクヘッド22の駆動波形の変更を制御するものであってもよい。

0034

図6Aおよび図6Bは、メイン液滴D10とサテライト液滴D11とを有するインクの液滴D1を示す模式図である。図6Aは、メイン液滴D10の一部とサテライト液滴D11の一部とが重なっている状態を示す図である。図6Bは、メイン液滴D10の一部とサテライト液滴D11の全部とが重なっている状態を示す図である。ところで、図6Aに示すように、インクの液滴D1の中心とは、メイン液滴D10の中心C1である。インクの液滴D1は、メイン液滴D10と、メイン液滴D10よりも後に媒体5に着弾するサテライト液滴D11とを有する。例えば、図6Bに示すように、メイン液滴D10の内部にサテライト液滴D11の全てが位置しているときは、実中心位置を適切に算出することが可能である。しかしながら、図6Aのように、メイン液滴D10に対してサテライト液滴D11が主走査方向Yにずれて位置している場合、メイン液滴D10とサテライト液滴D11とを含めた全体の中心C10の位置(以下、従来中心位置という。)を算出していた。この場合、従来中心位置は、メイン液滴D10の中心C1の位置とは異なる。そのため、設計中心位置と従来中心位置との差の値を補正値とし、この補正値に基づいてインクの吐出タイミングを制御した場合であっても、インクの液滴D1の着弾位置のずれが解消しないことがあり得る。

0035

そこで、本実施形態では、インクのメイン液滴D10の中心C1を適切に算出することで、液滴D1の位置を適切に検出する。本実施形態では、図5に示すように、プリンタ100は、位置検出装置80を備えている。位置検出装置80は、プラテン12に載置された媒体5に着弾したインクの液滴D1の位置を検出する装置である。位置検出装置80は、検出機構81と、検出制御部82とを備えている。検出機構81は、媒体5に着弾した液滴D1のメイン液滴D10の輪郭線のうち、サテライト液滴D11と重ならない輪郭線L1(図6A参照)上の点を検出点として検出する。この検出点を検出する手順は後述する。本実施形態では、検出機構81は、撮影装置83と、解析制御部90とを備えている。

0036

撮影装置83は、プラテン12に載置された媒体5に着弾した液滴D1を撮影するものである。撮影装置83の種類は特に限定されない。例えば、撮影装置83は、カメラであるが、スキャナーであってもよい。また、撮影装置83の位置は特に限定されない。例えば、撮影装置83は、図2Aに示すように、印刷ヘッド20が支持されたキャリッジ21に設けられている。ただし、撮影装置83は、カッティングヘッド30が支持されたキャリッジ31に設けられていてもよい。撮影装置83は、ガイドレール15に沿って主走査方向Yに移動可能なものである。

0037

本実施形態では、図5に示すように、検出制御部82および解析制御部90は、コントローラ50に設けられており、コントローラ50によって実現される。ただし、検出制御部82および解析制御部90は、コントローラ50とは異なるマイクロコンピュータによって実現されるものであってもよい。ここでは、検出制御部82は本発明の「検出制御装置」の一例であり、解析制御部90は本発明の「解析制御装置」の一例である。

0038

解析制御部90は、撮影装置83によって撮影された液滴D1の画像である液滴画像を解析することで、液滴D1の中心C1を設定するものである。解析制御部90は、撮影装置83と通信可能であり、撮影装置83と電気的に接続されている。なお、解析制御部90の具体的な構成は特に限定されない。ここでは、解析制御部90は、撮影制御部91と、分割部92と、検出点設定部93とを備えている。なお、撮影制御部91、分割部92および検出点設定部93の具体的な制御の説明は後述する。

0039

検出制御部82は、検出機構81によって検出された検出点に基づいて、媒体5に対する液滴D1の実際の位置(以下、実位置という。)を検出する。検出制御部82は、解析制御部90と通信可能であり、解析制御部90と電気的に接続されている。なお、検出制御部82の具体的な制御の説明は後述する。

0040

本実施形態では、印刷制御部60は、記憶部61と、テストパターン印刷部62と、印刷補正部63とを備えている。記憶部61、テストパターン印刷部62および印刷補正部63の具体的な制御の説明は後述する。

0041

以上、本実施形態に係るプリンタ100の構成について説明した。図7は、媒体5に対するインクの液滴D1の位置を検出する手順を示したフローチャートである。次に、インクの液滴D1のメイン液滴D10の中心C1を算出することで、媒体5に対するインクの液滴D1の位置を検出する手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、この媒体5に対するインクの液滴D1の位置を検出する手順は、例えば、プリンタ100の各構成部品を組み付けた後であって、プリンタ100を出荷する前、または、インクヘッド22を交換した後に行われるものである。

0042

まず、ステップS101では、印刷制御部60のテストパターン印刷部62は、プラテン12に載置された媒体5に、所定のテストパターンTP1(図8参照)を印刷する。ここでは、例えば、印刷ヘッド20が支持されたキャリッジ21は、ガイドレール15の右端(ここでは待機位置)に位置しているものとする。このとき、テストパターン印刷部62は、スキャンモータ52を駆動させて、キャリッジ21を右方から左方に向かって移動させることで、インクヘッド22を右方から左方へ移動させる。そして、プラテン12に載置された媒体5上をインクヘッド22が通過する際、テストパターン印刷部62は、所定のテストパターンTP1に沿ってインクを媒体5に吐出する。

0043

なお、所定のテストパターンTP1は、記憶部61に予め記憶されている。所定のテストパターンTP1の具体的なパターンは特に限定されない。図8は、テストパターンTP1の模式図である。例えば、図8に示すように、テストパターンTP1は、複数のノズル22aのうち一部のノズル22aから液滴D1が同時に吐出されるパターンである。本実施形態に係るテストパターンTP1では、複数の液滴D1が副走査方向Xに並んで配置されている。副走査方向Xに隣り合う液滴D1同士は、重なっていない。すなわち、副走査方向Xに隣り合う液滴D1の間には、インクが着弾していない領域が形成されている。なお、本実施形態に係るテストパターンTP1は、複数の液滴D1によって構成されておらず、1つの液滴D1によって構成されるものであってもよい。

0044

次に、図7のステップS103では、解析制御部90の撮影制御部91は、媒体5に印刷されたテストパターンTP1を撮影装置83に撮影させる。言い換えると、撮影制御部91は、媒体5に着弾した液滴D1を撮影装置83に撮影させる。具体的には、スキャンモータ52を駆動させることで、キャリッジ21を主走査方向Yに移動させる。このとき、撮影制御部91は、撮影装置83に撮影信号を送信する。撮影信号を受信した撮影装置83は、媒体5に印刷されたテストパターンTP1上を通過する際に、テストパターンTP1、すなわち、媒体5に着弾した液滴D1を撮影する。以下、撮影された液滴D1の画像のことを液滴画像という。撮影装置83によって撮影された液滴画像は、記憶部61に記憶される。

0045

次に、図7のステップS105では、解析制御部90の分割部92は、図6Aに示すように、液滴画像のメイン液滴D10を分割し、分割したメイン液滴D10の各部分のうち、検出点を設定する点の部分を検出部分D10bに設定する。この検出部分D10bを設定する手順は特に限定されない。この検出部分D10bは、液滴D1のメイン液滴D10のうち、サテライト液滴D11と少なくとも重なっていない部分である。メイン液滴D10は、サテライト液滴D11よりも径が大きい。サテライト液滴D11の少なくとも一部は、メイン液滴D10の左方に位置する。ここでは、分割部92は、まず液滴画像のメイン液滴D10を主走査方向Yに2分割する。詳しくは、メイン液滴D10を2等分するが、その2等分する具体的な処理は特に限定されない。ここでは、2等分には、正確な2等分以外に多少の誤差が含まれる。

0046

ここでは、メイン液滴D10は円形であり、主走査方向Yに2等分したときの境目となる副走査方向Xに延びた線は、メイン液滴D10の他の副走査方向Xに延びた線の長さよりも長い。分割部92は、メイン液滴D10のサテライト液滴D11の反対側の端(図6Aでは右端)からサテライト液滴D11(図6Aでは左方)に向かって、所定の間隔ごとに、副走査方向Xの長さである検出長を測定する。ここで、主走査方向Yに隣り合う2つの検出長のうち、サテライト液滴D11と反対側(図6Aでは右側)の検出長を第1検出長L11とし、サテライト液滴D11側(図6Aでは左側)の検出長を第2検出長L12とする。分割部92は、第2検出長L12から第1検出長L11を引いた差の値が所定の値未満(例えば、0未満)のとき、その第1検出長L11を、メイン液滴D10を2分割する分割線とする。すなわち、分割部92は、図6Aにおける左隣りの検出長が右隣りの検出長よりも短くなったときの右隣りの検出長を上記分割線とする。

0047

2分割したメイン液滴D10の各部分のうちサテライト液滴D11側の部分(図6Aでは、左側の部分)を第1部分D10aとし、サテライト液滴D11とは反対側の部分(図6Aでは、右側の部分)を第2部分D10bとする。第1部分D10aには、サテライト液滴D11の一部が含まれることがあり得る。しかしながら、第2部分D10bには、サテライト液滴D11が含まれることがあり得るが、サテライト液滴D11がメイン液滴D10の内部に完全に配置されている状態となる。そのため、分割部92は、第2部分D10bを検出部分に設定する。

0048

次に、ステップS107では、解析制御部90の検出点設定部93は、検出部分D10b内に位置するメイン液滴D10の輪郭線L1上の3つの点を第1検出点P1、第2検出点P2および第3検出点P3に設定する。なお、3つの検出点P1〜P3を設定する手順は特に限定されない。例えば、検出点設定部93は、検出部分D10b内に位置するメイン液滴D10の輪郭線L1上の点の中から、ランダムに3つの点を抽出する。検出点設定部93は、抽出した3点を第1検出点P1、第2検出点P2および第3検出点P3に設定する。なお、第1〜第3検出点P1〜P3のうち少なくとも1つの検出点は、メイン液滴D10を副走査方向Xに2等分したときの一方側の部分の輪郭線上に設定され、他の少なくとも1つの検出点は、メイン液滴D10を副走査方向Xに2等分したときの他方側の部分の輪郭線上に設定されているとよい。

0049

次に、ステップS109では、検出制御部82は、検出点設定部93によって設定された第1検出点P1、第2検出点P2および第3検出点P3に基づいてメイン液滴D10の中心C1の位置を算出する。このように、円形の輪郭線上の3つの点から円形の中心の位置を算出する方法は特に限定されず、従来の方法を用いることができる。そのため、メイン液滴D10の中心C1を算出する具体的な説明は省略する。ステップS109において算出されたメイン液滴D10の中心C1の位置を実中心位置とする。

0050

以上のような手順によって、媒体5に印刷されたテストパターンTP1のメイン液滴D10の中心C1の位置を検出することができる。なお、本実施形態では、印刷制御部60の記憶部61には、テストパターンTP1において、媒体5に対するメイン液滴D10の設計上の中心の位置である設計中心位置が予め記憶されている。この設計中心位置は、理論値である。印刷制御部60の印刷補正部63は、設計中心位置とステップS109において算出された実中心位置との差の値を補正値とする。そして、印刷制御部60は、印刷時において、上記補正値に基づいてインクの吐出タイミングを制御する。例えば、実中心位置が設計中心位置よりも主走査方向Yの一方側(例えば、図6Aでは右側)に位置しているとき、実中心位置が設計中心位置になるように、吐出タイミングを遅らせる。例えば、実中心位置が設計中心位置よりも主走査方向Yの他方側(例えば、図6Aでは左側)に位置しているとき、実中心地位が設計中心位置となるように、吐出タイミングを早くする。このようにして、インクの着弾位置がずれることを抑制することができる。

0051

以上、本実施形態では、媒体5に着弾したインクの液滴D1は、図6Aに示すように、メイン液滴D10と、メイン液滴D10よりも後に媒体5に着弾するサテライト液滴D11とを有している。媒体5に着弾した液滴D1の位置の基準とは、メイン液滴D10の位置である。本実施形態に係るプリンタ100によれば、検出機構81は、メイン液滴D10の輪郭線のうちサテライト液滴D11と少なくとも重ならない輪郭線L1上の点を検出点P1〜P3として検出している。よって、サテライト液滴D11を考慮せずに、メイン液滴D10から液滴D1の実際の位置を検出することができる。したがって、サテライト液滴D11に起因して、媒体5に対する液滴D1の実際の検出する位置がずれることを抑制することができる。その結果、媒体5に対する液滴D1の実際の位置を適切に検出することができるため、インクヘッド22におけるインクを吐出するタイミングを適切に補正することができる。

0052

本実施形態では、検出点設定部93は、撮影装置83によって撮影された液滴画像から、メイン液滴D10の輪郭線L1上の第1検出点P1、第2検出点P2および第3検出点P3の3つの検出点を設定している。このように、メイン液滴D10の輪郭線L1上の3つの検出点P1〜P3を設定することで、3つの検出点P1〜P3からメイン液滴D10の中心C1を容易に算出することができる。

0053

本実施形態では、テストパターン印刷部62によって印刷されるテストパターンTP1は、図8に示すように、液滴D1同士が重ならない間隔で複数の液滴D1によって形成されたものである。撮影制御部91は、テストパターン印刷部62によって印刷されたテストパターンTP1を撮影装置83に撮影させる。このように、テストパターンTP1では、複数の液滴D1同士は重ならないため、メイン液滴D10の輪郭線L1が他の液滴D1と重なることを防ぐことができるため、検出点P1〜P3を設定することができる。

0054

また、本実施形態では、印刷制御部60の記憶部61には、テストパターンTP1において、媒体5に対するメイン液滴D10の設計上の中心の位置である設計中心位置が記憶されている。印刷補正部63は、検出制御部82によって算出されたメイン液滴D10の中心C1(図6A参照)の位置(実中心位置)と、上記設計中心位置とに基づいて、インクヘッド22のインクの吐出タイミングを補正する。このように、メイン液滴D10の中心C1を算出することで、媒体5に対する液滴D1の位置を検出し易い。

0055

本実施形態では、分割部92は、図6Aに示すように、メイン液滴D10を主走査方向Yで2分割し、サテライト液滴D11とは反対側の部分を検出部分D10bとしている。検出点設定部93は、検出部分D10b内のメイン液滴D10の輪郭線L1上の点を少なくとも第1検出点P1に設定する。検出点設定部93は、検出部分D10bのメイン液滴D10の輪郭線L1上の点を第2検出点P2および第3検出点P3に設定してもよい。このことによって、検出部分D10b内のメイン液滴D10の輪郭線L1は、サテライト液滴D11と確実に重ならない輪郭線である。よって、サテライト液滴D11と確実に重ならないメイン液滴D10の輪郭線L1上の点を少なくとも第1検出点P1に設定しているため、媒体5に対する液滴D1の位置をより適切に検出することができる。

0056

本実施形態では、分割部92は、メイン液滴D10のサテライト液滴D11とは反対側の端からサテライト液滴D11に向かって、所定の間隔ごとに、メイン液滴D10の副走査方向Xの長さである検出長を順に測定する。ここで、主走査方向Yに隣り合う2つの検出長のうち、サテライト液滴D11と反対側の検出長を第1検出長L11とし、かつ、サテライト液滴D11側の検出長を第2検出長L12とする。分割部92は、第2検出長L12から第1検出長L11を引いた値が所定の値未満のときの第1検出長L11の位置を、メイン液滴D10を2分割する位置とする。このことによって、メイン液滴D10における副走査方向Xの長さを算出するという簡単な手順で、メイン液滴D10を2等分することができる。

0057

本実施形態では、図2Aに示すように、キャリッジ21に撮影装置83が設けられている。このことによって、キャリッジ21を主走査方向Yに移動させるスキャンモータ52(図4参照)を駆動させることで、キャリッジ21と一緒に撮影装置83を主走査方向Yに移動させることができる。よって、撮影装置83を媒体5に印刷されたテストパターンTP1に接近させてテストパターンTP1を撮影することができる。また、撮影装置83を主走査方向Yに移動させるための専用の駆動源を設けなくてよいため、部品点数を削減することができる。

0058

以上、第1実施形態に係るプリンタ100について説明した。次に、第2実施形態に係るプリンタ200について説明する。なお、以下の説明において、既に説明した構成と同様の構成には同じ符号を使用し、その説明は適宜省略する。

0059

<第2実施形態>
第2実施形態では、メイン液滴D10の端の点P10(図11参照)を検出して、液滴D1の位置を算出することで、印刷物をカッティングする際にズレ難くする。図9は、第2実施形態に係るプリンタ200のブロック図である。

0060

図9に示すように、本実施形態に係るプリンタ200は、位置検出装置180を備えている。位置検出装置180は、検出機構181と、検出制御部182とを備えている。検出機構181は、センサ183と、センサ制御部190とを備えている。

0061

センサ183は、プラテン12に載置された媒体5に着弾した液滴D1の端の点P10を検出するものである。センサ183の種類は特に限定されない。例えば、センサ183は、位置センサであり、画像処理などによって液滴D1の端点を検出することが可能である。センサ183の位置は特に限定されない。図示は省略するが、ここではセンサ183は、印刷ヘッド20が支持されたキャリッジ21に設けられている。センサ183は、インクヘッド22よりも右方に設けられている。そのため、センサ183は、ガイドレール15に沿って主走査方向Yに移動可能である。ここでは、スキャンモータ52(図4参照)は、本発明の「センサ移動機構」に対応している。

0062

検出制御部182およびセンサ制御部190は、コントローラ50に設けられており、コントローラ50によって実現される。ただし、検出制御部182およびセンサ制御部190は、コントローラ50とは異なるマイクロコンピュータによって実現されるものであってもよい。ここでは、センサ制御部190は本発明の「センサ制御装置」の一例である。

0063

センサ制御部190は、移動制御部191と、検出点設定部192とを備えている。移動制御部191は、スキャンモータ52の駆動を制御することで、センサ183を主走査方向Yに移動させる。検出点設定部192は、メイン液滴D10のサテライト液滴D11と反対側の端を検出点に設定する。なお、移動制御部191および検出点設定部192の具体的な制御の説明は後述する。

0064

本実施形態では、印刷制御部60は、テストパターン印刷部162を備えている。カッティング制御部70は、記憶部171と、カッティング補正部173とを備えている。なお、テストパターン印刷部162、記憶部171およびカッティング補正部173の具体的な制御の説明は後述する。

0065

次に、本実施形態において、媒体5に対するインクの液滴D1の位置を検出する手順について、図10のフローチャートを用いて説明する。例えば、この手順は、プリンタ200を組み立てた後であって、プリンタ200を出荷する前、または、カッティングヘッド30を交換した後に行われるものである。

0066

まず、ステップS201では、印刷制御部60のテストパターン印刷部162は、プラテン12に載置された媒体5に、所定のテストパターンTP2を印刷する。ここでは、印刷ヘッド20が支持されたキャリッジ21は、ガイドレール15の右端に位置しており、キャリッジ21が右方から左方に向かって移動することで、インクヘッド22が右方から左方に移動する。そして、プラテン12上をインクヘッド22が通過する際、テストパターン印刷部162は、所定のテストパターンTP2を媒体5に印刷する。

0067

図11は、本実施形態に係るテストパターンTP2を示す模式図である。図11に示すように、ここでのテストパターンTP2は、記憶部171に予め記憶されており、複数のノズル22aから液滴D1が同時に吐出されるパターンである。ここでは、テストパターンTP2は、複数の液滴D1が副走査方向Xに並んで配置されている。副走査方向Xに隣り合う液滴D1の一部は重なっていてもよい。

0068

次に、図10のステップS203では、検出点設定部192は、テストパターンTP2の複数のメイン液滴D10におけるサテライト液滴D11と反対側の端(ここでは右端)の点を検出点P10に設定する。具体的には、センサ制御部190の移動制御部191は、センサ183を主走査方向Yへ移動させる。ここでは、センサ183の移動方向と、ステップS201におけるテストパターン印刷時のインクヘッド22の移動方向とは同じである。そのため、まず、移動制御部191は、センサ183およびキャリッジ21がガイドレール15の右端に位置するように、スキャンモータ52の駆動を制御する。そして、センサ183がガイドレール15の右端に位置したとき、移動制御部191は、センサ183が左方に移動するようにスキャンモータ52の駆動を制御する。

0069

プラテン12に載置された媒体5上をセンサ183が通過する際、検出点設定部192は、センサ183によってメイン液滴D10の右端の位置を検出する。例えば、検出点設定部192からセンサ183に検出開始信号を送信する。検出開始信号を受信したセンサ183は、媒体5に着弾したメイン液滴D10の右端上を通過する際、画像処理などによってメイン液滴D10の右端を検出し、その右端上の点を検出点P10に設定する。本実施形態では、テストパターンTP2には、複数の液滴D1が存在する。検出点設定部192は、全ての液滴D1のメイン液滴D10の右端上の点を検出点P10に検出する。ここでは、ステップS203において、テストパターンTP2の複数の液滴D1の端の位置が検出される。センサ183によって検出したメイン液滴D10の右端の位置に関する情報は、記憶部171に記憶される。なお、センサ183がガイドレール15の左端まで移動したとき、このステップS203の処理は終了する。

0070

次に、ステップS205では、検出制御部182は、複数の液滴D1の検出点P10を繋ぐ線を検出線L20に設定する。ここでは、検出線L20は副走査方向Xに延びた線となる。なお、ステップS205において設定された検出線L20を実検出線という。

0071

以上のような手順によって、媒体5に印刷されたテストパターンTP2の複数の液滴D1の右端を検出することができる。なお、本実施形態では、カッティング制御部70の記憶部171には、テストパターンTP2において、媒体5に対する複数の液滴D1の右端上の設計上の検出点を繋いだ線である設計検出線が予め記憶されている。この設計検出線の位置は理論値であり、副走査方向Xに延びた線である。カッティング制御部70のカッティング補正部173は、設計検出線の位置とステップS205において設定された実検出線L20の位置との差を補正値とする。そして、カッティング制御部70は、カッティング時において、上記補正値に基づいて、カッティングの位置を制御する。例えば、実検出線L20が設計検出線の位置よりも主走査方向Yの一方側(例えば、右側)に位置しているとき、実検出線L20と設計検出線とが重なるように、カッティングの位置を左側にずらす。例えば、実検出線L20が設計検出線の位置よりも主走査方向Yの他方側(例えば、左側)に位置しているとき、実検出線L20と設計検出線とが重なるように、カッティングの位置を右側にずらす。このようにして、印刷物に対してカッティング位置がずれることを抑制することができる。

0072

以上、本実施形態では、検出点設定部192は、センサ183がプラテン12に載置された媒体5上を通過する際、センサ183によって検出されたメイン液滴D10のサテライト液滴D11と反対側の端を検出点P10に設定する。メイン液滴D10のサテライト液滴D11と反対側の端の点とは、メイン液滴D10の輪郭線L1上の点であって、サテライト液滴D11と重ならない点である。よって、メイン液滴D10のサテライト液滴D11と反対側の端の点を検出点P10とすることで、媒体5に対する液滴D1の位置を適切に検出することができる。

0073

本実施形態では、検出点設定部192は、テストパターンTP2における副走査方向Xに並んだ複数の液滴D1のメイン液滴D10におけるサテライト液滴D11と反対側の端の点を検出点P10に設定する。検出制御部182は、複数の液滴D1のそれぞれの検出点P10を繋ぐ線を検出線L20に設定する。カッティング補正部173は、検出線L20と、記憶部171に記憶された設計検出線とに基づいてカッティングヘッド30の切断位置を補正する。このように、検出線L20と設計検出線とを比較することで、カッティングヘッド30の組み付け誤差を補正することができる。したがって、切断位置がずれることを抑制することができる。

0074

なお、第2実施形態において、ステップS201とステップS203と同時に行われてもよい。すなわち、ステップS201において、主走査方向Yの右方から左方にキャリッジ21が移動しているときにおいて、テストパターンTP2の印刷と、ステップS203の液滴D1の右端の位置の検出とが行われてもよい。

0075

第1実施形態では、図6Aに示すように、検出部分D10bは、メイン液滴D10を主走査方向Yに2等分したときのサテライト液滴D11と反対側の部分(例えば第2部分)であった。しかしながら、検出部分D10bは、メイン液滴D10の輪郭線のうちサテライト液滴D11と重ならない輪郭線L1が含まれるメイン液滴D10の部分であるとよい。そのため、検出部分D10bは、図12に示すような部分であってもよい。この場合、例えば、メイン液滴D10のサテライト液滴D11の反対側の端(図12では右端)からサテライト液滴D11(図12では左方)に向かって、所定の間隔ごとに、副走査方向Xの長さである検出長を測定する。ここで、主走査方向Yに隣り合う2つの検出長のうち、サテライト液滴D11と反対側(図12では右側)の検出長を第1検出長L21とし、サテライト液滴D11側(図12では左側)の検出長を第2検出長L22とする。第2検出長L22と第1検出長L21との変化量が所定の変化量よりも大きいとき、その第1検出長L21を、メイン液滴D10を2分割する分割線とする。ここでは、メイン液滴D10の輪郭線とサテライト液滴D11の輪郭線との境目となる点を繋いだ線を分割線とする。このことで、検出部分D10bの範囲を広くすることができる。

0076

上記各実施形態では、プリンタ100、200は印刷ヘッド20と共にカッティングヘッド30を備えており、カッティング機能を有するプリンタであった。しかし、本発明に係るインクジェットプリンタは、カッティングヘッド30を備えていないプリンタであってもよい。本発明に係るインクジェットプリンタは、カッティング機能を有していないプリンタであってもよい。

0077

上記各実施形態では、プリンタ100、200は、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30を主走査方向Yに移動させ、媒体5を副走査方向Xに搬送するように構成されていた。しかしながら、プリンタ100、200は、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30が媒体5に対して2次元的に相対移動可能に構成されていれば足り、例えば、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30を主走査方向Yおよび副走査方向Xに移動させるように構成されていてもよい。例えば、プリンタ100、200は、媒体5を支持するフラットベッドと、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30を主走査方向Yに移動自在に支持するガイドレールと、印刷ヘッド20およびカッティングヘッド30を主走査方向Yに移動させるモータなどの駆動装置と、ガイドレールを副走査方向Xに移動可能に支持するレールと、ガイドレールを副走査方向Xに移動させるモータなどの駆動装置とを備えていてもよい。

0078

12プラテン(載置台)
22インクヘッド
22aノズル
60印刷制御部(印刷制御装置)
63印刷補正部
70カッティング制御部(カッティング制御装置)
80位置検出装置
81検出機構
82位置検出制御部(位置検出制御装置
83撮影装置
90解析制御部(解析制御装置)
91撮影制御部
92 分割部
93検出点設定部
100、200プリンタ(インクジェットプリンタ)

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