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技術 部品供給装置

出願人 トヨタ紡織株式会社
発明者 大川恭平岡野正範石郷岡治
出願日 2018年7月5日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2018-128178
公開日 2020年1月16日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-006457
状態 未査定
技術分野 物品のコンベヤ等への供給 自動組立
主要キーワード ガイド底面 延出軸 受け皿状 部品選別 整列器 シュートレール 投入容器 押し上げ操作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (18)

課題

外部動力を効率的に利用して部品切り出しを簡便に行える部品供給装置を提供すること。

解決手段

貯留容器11内に貯留された複数のナットNを1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構10を備えた部品供給装置1であって、更に、台座23の通し棒23Aに重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャWを1つずつ順に切り出して供給するワッシャ供給機構20を有する。ナット供給機構10が、組み立てラインを流れるコンベヤCからの動力伝達を受けた回転板14の回転により、貯留容器11内のナットNを整列送出部16へと1列に順に送り出してストックさせる構成とされ、フットペダル18の操作毎にストッパ17が解除されてナットNが1つずつ順に切り出されると共に、ワッシャ供給機構20を成すマグネット24A付きの引上げ部24も操作されて、上記重ね合わせ状にセットされた上端側のワッシャWが1つずつ貼着されて引き出される。

概要

背景

従来、各種部品を組み立てる組み立てラインでは、ナットワッシャ等の締付け用部品作業者に1つずつ切り出して供給する部品供給装置が用いられている(特許文献1)。上述した部品供給装置は、容器内に溜め込まれた複数の部品を、外部動力を用いた駆動により1つずつ順に切り出して、一定方向に並べた状態にして次の生産工程へと送り出すように構成されている。

概要

外部動力を効率的に利用して部品の切り出しを簡便に行える部品供給装置を提供すること。貯留容器11内に貯留された複数のナットNを1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構10を備えた部品供給装置1であって、更に、台座23の通し棒23Aに重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャWを1つずつ順に切り出して供給するワッシャ供給機構20を有する。ナット供給機構10が、組み立てラインを流れるコンベヤCからの動力伝達を受けた回転板14の回転により、貯留容器11内のナットNを整列送出部16へと1列に順に送り出してストックさせる構成とされ、フットペダル18の操作毎にストッパ17が解除されてナットNが1つずつ順に切り出されると共に、ワッシャ供給機構20を成すマグネット24A付きの引上げ部24も操作されて、上記重ね合わせ状にセットされた上端側のワッシャWが1つずつ貼着されて引き出される。

目的

本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、外部動力を効率的に利用して部品の切り出しを簡便に行える部品供給装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

貯留容器内貯留された複数のナットを1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構を備えた部品供給装置であって、更に、整列器重力方向に重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャを1つずつ順に切り出して供給するワッシャ供給機構を有し、前記ナット供給機構が、組み立てラインを流れるコンベヤに押し当てられて該コンベヤからの動力伝達を受けて回転する回転駆動部と、該回転駆動部からの動力伝達を受けて回転し、前記貯留容器内に貯留された前記複数のナットを撹拌する撹拌部と、前記貯留容器内に内側面が臨む形に設けられて前記回転駆動部からの動力伝達を受けた回転により、前記内側面に形成された凹部を前記貯留容器内に臨ませて該凹部内に前記複数のナットのうちの1つを受け入れ回転板と、該回転板の回転により前記凹部と前記貯留容器外の領域で臨む形に設けられて前記回転板の回転により前記凹部が通る毎に該凹部内に受け入れた前記1つのナットを重力作用により前記凹部の外へと1列に順に並べて送り出す整列送出部と、該整列送出部の出口領域に設けられて該整列送出部に送り出された先頭のナットとの当接により、該先頭のナット及び続いて送り出されるナットを前記整列送出部に縦列状に並ばせた状態にストックさせるストッパと、該ストッパを操作毎に順次、前記先頭のナットとの当接状態から外して該先頭のナットを重力作用により供給口へと順に排出する排出操作部と、を有し、前記ワッシャ供給機構が、前記排出操作部と連動可能に連結されて、前記排出操作部の操作毎に前記整列器にセットされた上端側のワッシャにマグネットを貼着させると共に前記排出操作部の操作解除に伴い前記上端側のワッシャを前記整列器から上側に引き上げ引上げ部を有する部品供給装置。

請求項2

請求項1に記載の部品供給装置であって、前記回転板に形成された前記凹部が、前記貯留容器内の底領域に臨む位置に形成され、前記貯留容器が、該貯留容器内に貯留された前記複数のナットを重力作用により前記底領域へと導くガイド底面を有する部品供給装置。

請求項3

請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置であって、前記回転駆動部から前記回転板への動力伝達がベルト伝動により行われ、前記撹拌部が前記回転板に一体的に設けられた部品供給装置。

技術分野

0001

本発明は、部品供給装置に関する。詳しくは、貯留容器内貯留された複数のナットを1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構を備えた部品供給装置に関する。

背景技術

0002

従来、各種部品を組み立てる組み立てラインでは、ナットやワッシャ等の締付け用部品作業者に1つずつ切り出して供給する部品供給装置が用いられている(特許文献1)。上述した部品供給装置は、容器内に溜め込まれた複数の部品を、外部動力を用いた駆動により1つずつ順に切り出して、一定方向に並べた状態にして次の生産工程へと送り出すように構成されている。

先行技術

0003

実開平6−42029号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来技術では、部品供給装置を駆動させるための専用の駆動源が必要であると共に、部品の送り出し方向が所々で切り換えられる複雑な構成となっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、外部動力を効率的に利用して部品の切り出しを簡便に行える部品供給装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために、本発明の部品供給装置は次の手段をとる。

0006

第1の発明は、貯留容器内に貯留された複数のナットを1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構を備えた部品供給装置であって、更に、整列器重力方向に重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャを1つずつ順に切り出して供給するワッシャ供給機構を有する。ナット供給機構が、組み立てラインを流れるコンベヤに押し当てられてコンベヤからの動力伝達を受けて回転する回転駆動部と、回転駆動部からの動力伝達を受けて回転し、貯留容器内に貯留された複数のナットを撹拌する撹拌部と、貯留容器内に内側面が臨む形に設けられて回転駆動部からの動力伝達を受けた回転により、上記内側面に形成された凹部を貯留容器内に臨ませて凹部内に複数のナットのうちの1つを受け入れ回転板と、回転板の回転により凹部と貯留容器外の領域で臨む形に設けられて回転板の回転により凹部が通る毎に凹部内に受け入れた1つのナットを重力作用により凹部の外へと1列に順に並べて送り出す整列送出部と、整列送出部の出口領域に設けられて整列送出部に送り出された先頭のナットとの当接により、同先頭のナット及び続いて送り出されるナットを整列送出部に縦列状に並ばせた状態にストックさせるストッパと、ストッパを操作毎に順次、先頭のナットとの当接状態から外して同先頭のナットを重力作用により供給口へと順に排出する排出操作部と、を有する。ワッシャ供給機構が、排出操作部と連動可能に連結されて、排出操作部の操作毎に整列器にセットされた上端側のワッシャにマグネットを貼着させると共に排出操作部の操作解除に伴い上端側のワッシャを整列器から上側に引き上げ引上げ部を有する。

0007

この第1の発明によれば、組み立てラインのコンベヤの駆動力を利用して貯留容器内に貯留された複数のナットを1つずつ切り出して整列送出部に1列に並べた状態に供給することができる。そして、排出操作部の操作毎に、上記切り出されたナットと整列器に並ぶワッシャとを、それぞれ1つずつ取り出すことができる。このように、外部動力を効率的に利用して、ナット及びワッシャの切り出しを一度に簡便に行うことができる。

0008

第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。回転板に形成された凹部が、貯留容器内の底領域に臨む位置に形成されている。貯留容器が、貯留容器内に貯留された複数のナットを重力作用により底領域へと導くガイド底面を有する。

0009

この第2の発明によれば、貯留容器内に貯留されたナットを、回転板の凹部内に入れやすくすることができる。

0010

第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。回転駆動部から回転板への動力伝達がベルト伝動により行われ、撹拌部が回転板に一体的に設けられている。

0011

この第3の発明によれば、回転駆動部から回転板及び撹拌部に動力伝達する構造を合理的に簡素化することができる。

図面の簡単な説明

0012

実施例1の部品供給装置の概略構成を表した正面図である。
図1の側面図である。
図1の平面図である。
フットペダル踏み込み操作を行った状態を表した正面図である。
図4の側面図である。
図4の平面図である。
フットペダルの踏み込み操作を解除した状態を表した正面図である。
図7の側面図である。
図7の平面図である。
回転板の回転運動により貯留容器内のナットが凹部内に入る状態を模式的に表した側面図である。
図10の平面図である。
更なる回転板の回転運動により凹部内のナットが整列送出部へと送り出された状態を模式的に表した側面図である。
図12の平面図である。
図5のXIV部拡大図である。
図4のXV部拡大図である。
部品選別機によりナットとワッシャとが選別される状態を模式的に表した側面図である。
図16の平面図である。

0013

以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。

0014

《部品供給装置1の概略構成について》
始めに、実施例1の部品供給装置1の構成について、図1図17を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。

0015

図1図3に示すように、本実施例の部品供給装置1は、組み立てラインを流れるコンベヤCの動力を利用して、組み立て作業に必要なナットNとワッシャWとを1つずつ順に切り出して作業者に供給することが可能なナット供給機構10とワッシャ供給機構20とを備えた構成とされている。また、上述した部品供給装置1は、上述したナットNとワッシャWとがひとまとめに複数個混ざり合って持ち込まれることがあった場合に、これらを無差別流し込むだけの簡便な作業によってこれらを種類毎に選別して回収することのできる部品選別機30も備えた構成とされている。

0016

具体的には、上述した部品供給装置1は、図4図6及び図7図9に示すように、作業者が部品供給装置1の正面に立った位置からフットペダル18の踏み込み操作を行うことで、その都度、貯留容器11内に貯留された複数のナットNのうちの1つと、通し棒23Aに重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャWのうちの1つと、を作業者の手元に切り出して供給することができるようになっている。それにより、作業者が上記取り出されたナットNとワッシャWとを1つずつ簡便に掴み取って組み立ての作業を行えるようになっている。

0017

《各部の具体的な構成について》
以下、上述した部品供給装置1の各部の具体的な構成について、詳しく説明していく。すなわち、図1図3に示すように、上述した部品供給装置1は、そのフロアF上に設置される本体枠2に対して、上述したナット供給機構10とワッシャ供給機構20と部品選別機30とが組み付けられた構成とされている。

0018

《ナット供給機構10の構成について》
上述したナット供給機構10は、ナットNを多数個貯留することが可能な貯留容器11と、上述したコンベヤCに当てられてコンベヤCからの動力伝達を受けて回転する駆動輪12と、駆動輪12の回転動力伝動するベルト伝動部13と、ベルト伝動部13からの動力伝達を受けて回転する回転板14と、回転板14と連動した回転により貯留容器11内のナットNを撹拌する撹拌部15と、上述した回転板14の回転により貯留容器11内から送り出されたナットNを1列に順に並べて送り出す整列送出部16と、同整列送出部16の出口領域へと送り出されるナットNの動きを食い止めるストッパ17と、ストッパ17の解除操作を行うフットペダル18と、整列送出部16から送り出されたナットNを受け取る受け皿19と、を有する構成とされている。

0019

ここで、上述した駆動輪12が本発明の「回転駆動部」に相当し、フットペダル18が本発明の「排出操作部」に相当し、受け皿19が本発明の「供給口」に相当する。

0020

上述した貯留容器11は、上向きに開口した容器形状とされており、外部から持ち込まれた多数個のナットNを上側から投入して内部に貯留することのできる構成とされている。上述した貯留容器11は、その底面部が、左側壁11Aの下端側領域(貯留容器11内の底領域)に貫通形成された側壁開口11A1に向かって斜め下がり状に傾斜したガイド底面11Cを有した形状に形成されている。上記構成により、貯留容器11内に貯留された各ナットNが、各々の重力作用によって、上述した側壁開口11A1へ向かって漸次流される形に付勢されるようになっている。それにより、貯留容器11内に貯留された各ナットNを、貯留容器11内の途中位置に滞留させることなく、側壁開口11A1へ向けて効率的に流し込むことができるようになっている。

0021

駆動輪12は、図1に示すように、上述した本体枠2に対して左右方向に延びる軸回りに回転可能な状態に連結されており、本体枠2の右側の位置でコンベヤCに上側から当てられるように設けられている。なお、駆動輪12は、コンベヤCに下側から当てられるようになっていてもよい。また、駆動輪12の押し当てに伴うコンベヤCの撓み(逃げ)を抑制するために、コンベヤCの駆動輪12の当てられる部位の裏面側に別途、不図示の転動部材を当てるようにしてもよい。上述した不図示の転動部材は、コンベヤCの動きを阻害しないように転動する部材であることが好ましい。

0022

ベルト伝動部13は、図2に示すように、図1で上述した駆動輪12の回転中心から左側へ一体的に延びる駆動軸12Aに中心部が一体的に連結されたプーリ13Aと、同プーリ13Aの直上に位置して上述した回転板14の左側面部に同心状となる形に一体的に連結されたプーリ13Bと、これらプーリ13A,13Bの間に掛け合わされたチェーンベルト13Cと、によって構成されている。上述したプーリ13Aは、上述した駆動軸12Aを介して駆動輪12と一体的に連結されていることにより、駆動輪12と同軸回りに一体的となって回転することができるようになっている。そして、上述したプーリ13Aの回転により、上述したチェーンベルト13Cを介して、上述した回転板14と一体的に連結されたプーリ13Bが回転動力の伝達を受けて回転するようになっている。

0023

回転板14は、図1図3に示すように、左右方向に延びる回転軸14Aを介して、上述した貯留容器11の左側壁11Aに回転可能な状態に連結されている。詳しくは、上述した回転板14は、上述した貯留容器11の左側壁11Aの左側面に、その内側面14Bとなる右側面を対面状に接近させた状態として設けられている。また、図10図13に示すように、上述した回転板14の内側面14B上には、その周方向の4箇所の位置に、回転板14の回転に伴って貯留容器11内のナットNをそれぞれ1つずつ軸方向に受け入れることのできる大きさを持つ凹部14Cが形成されている。

0024

上述した回転板14は、図10図11に示すように、上述したベルト伝動部13からの動力伝達を受けて回転することにより、その内側面14B上に形成された各凹部14Cを、貯留容器11の左側壁11Aの下端側領域(貯留容器11内の底領域)に貫通形成された側壁開口11A1内に順に臨ませるようになっている。そして、上述した回転板14は、上述した各凹部14Cが貯留容器11の側壁開口11A1内に順に臨むことにより、側壁開口11A1から貯留容器11内のナットNを各凹部14C内に順に1つずつ受け入れるようになっている。

0025

上述した側壁開口11A1は、上述した回転板14と同心状の円弧を描く形に延びる長孔形状とされており、回転板14の回転に伴って側壁開口11A1に臨んだ状態から回転方向に移動していく各凹部14C内にナットNを適切に送り込めるようなっている。なお、上述した回転板14は、図10反時計回り方向に回転するようになっている。

0026

上述した各凹部14Cは、それぞれ、回転板14の径方向の外側にも開口した凹形状に形成されており、それぞれの内部にナットNを受け入れて回転を進行させることで、内部のナットNを重力作用によって径方向の外側へと追いやるようになっている。しかし、上述した回転板14の外周部には、同外周部を外周側からぐるりと取り囲むように延びる外周リング14Dが設けられている。上述した外周リング14Dは、上述した回転板14と対面する貯留容器11の左側壁11Aの左側面上に取り付けられている。上記外周リング14Dによる取り囲みにより、上述した回転板14の各凹部14C内に取り込まれた各ナットNは、各凹部14Cから径方向の外側に脱落することなく回転板14の回転方向に漸次搬送されていくようになっている。

0027

上述した外周リング14Dは、詳しくは、上述した回転板14の外周部を全周に亘って取り囲んでいるのではなく、回転板14の回転中心より作業者側に近い手前下側となる領域において回転板14の外周部を径方向の外側に開放させられる送出口14D1を有した形に形成されている。上記構成により、回転板14は、図12図13に示すように、その回転の進行によって、上述したナットNを取り込んだ各凹部14Cが上述した送出口14D1へと順に臨むことにより、同送出口14D1から各凹部14C内のナットNを順に外側へと送り出すようになっている。そして、上記送出口14D1から送り出された各ナットNは、同送出口14D1に受け皿状に接続される形に設けられた整列送出部16へと送り出されるようになっている。

0028

撹拌部15は、図3に示すように、上述した回転板14の回転中心から一体的となって貯留容器11の左側壁11Aと右側壁11Bとに貫通して右側へ延びる第1延出軸15Aと、第1延出軸15Aの貯留容器11内に臨む途中箇所から放射状に延びる撹拌棒15Bと、第1延出軸15Aの貯留容器11の右側壁11Bを貫通した先の箇所に中心部が一体的に連結された第1平歯車15Cと、第1平歯車15Cに前側から噛合する形に設けられた第2平歯車15Dと、第2平歯車15Dの回転中心から一体的となって貯留容器11の右側壁11Bを貫通して左側へ延びる第2延出軸15Eと、第2延出軸15Eの貯留容器11内に臨む途中箇所から放射状に延びる撹拌板15Fと、を有する構成とされている。

0029

上述した撹拌部15は、上述した回転板14がベルト伝動部13からの動力伝達を受けて回転するのに伴い、回転板14と一体を成す第1延出軸15Aが回転し、同回転により撹拌棒15Bが貯留容器11内で回転して、貯留容器11内に貯留されたナットNを撹拌することで、貯留容器11内のナットNを上述した側壁開口11A1へと流しやすくするようになっている。また、撹拌部15は、上述した第1延出軸15Aの回転に伴い、同第1延出軸15Aと一体を成す第1平歯車15C及びこれと噛合する第2平歯車15Dが噛合回転して、第2平歯車15Dと一体を成す第2延出軸15Eが逆回りに回転し、撹拌板15Fも貯留容器11内で回転するようになっている。それにより、上述した撹拌棒15Bと撹拌板15Fとが互いに貯留容器11内で逆方向に回転して、貯留容器11内のナットNを広く掻き回すように撹拌しながら上述した側壁開口11A1へと流しやすくするようになっている。

0030

整列送出部16は、図10図13に示すように、上述した本体枠2に一体的に固定された状態として設けられている。上述した整列送出部16は、上述した送出口14D1に受け皿状に接続された形となって、送出口14D1から送り出されたナットNを作業者側に向かって重力作用により滑り落とすことができる斜め下がりのストレートレール形状に形成されている。詳しくは、上述した整列送出部16は、送出口14D1から送り出されたナットNを作業者側に向かって1列で流し出せるように両サイドからガイドするレール幅を有した形に形成されている。それにより、整列送出部16は、後述するストッパ17によって出口領域が塞がれた状態では、送出口14D1から順に送り出されるナットNを1列に順に縦列状に並ばせた状態としてストックさせることができるようになっている。

0031

上述した整列送出部16は、その内部にナットNが複数個ストックされて最後尾のナットNにより送出口14D1を塞ぐ状態となることにより、同最後尾のナットNによって上述した回転板14の各凹部14Cから送り出されるナットNの動きを遮って、それ以上ナットNを受け入れない状態をとるようになっている。それにより、ナットNが整列送出部16内に無理に詰め込まれることを防止して、整列送出部16内のナットNが外部に排出されてから次のナットNを受け入れるようになっている。

0032

また、上述した回転板14の各凹部14Cも同様に、それらの内部にナットNを1つ取り込んだ状態となることにより、それ以上ナットNを受け入れない状態をとるようになっている。それにより、ナットNが各凹部14C内に無理に詰め込まれることを防止して、各凹部14C内のナットNが外部に排出されてから次のナットNを受け入れるようになっている。

0033

ストッパ17は、上述した整列送出部16の出口領域に左右方向に延びる回転軸17Aを介して回転可能な状態に連結されている。上述したストッパ17は、上述した整列送出部16との間に掛着されたバネ17Bの付勢力により、自由状態とされる常時は、整列送出部16の出口領域を塞いだ初期位置の状態に保持されるようになっている。それにより、ストッパ17は、上述した整列送出部16に流された先頭のナットNと当接して、同ナットN及び続いて送り出されるナットNを整列送出部16に縦列状に並ばせた状態にストックさせることができるようになっている。

0034

上述したストッパ17は、図5で上述したフットペダル18が作業者によって踏み込まれるように操作されることにより、図14に示すように上述したバネ17Bの付勢力に抗して整列送出部16の出口側に前倒れする形に回転し、同整列送出部16の出口領域を開いた状態へと切り換えられるようになっている。上記切り換えにより、先頭側のナットNが受け皿19へと落とし込まれる。しかし、続く2番目のナットNは、上記ストッパ17の回転に伴いストッパ17のカム面17Cが整列送出部16の出口領域を塞いだ状態へと切り換えられることから、連続的に落とし込まれることなく係止された状態として保持されるようになっている。

0035

そして、上記ストッパ17は、上述したフットペダル18の踏み込み操作が解除されることで、図2で前述した初期位置の状態へと戻されるようになっている。上述したフットペダル18の踏み込み操作に伴うストッパ17の回転操作は、図5に示すように、同ストッパ17とフットペダル18の踏み込み操作によって押し上げ操作される後述する昇降スライダ22との間に架橋されたケーブル17Dの操作によって行われるようになっている。上記構成により、ストッパ17は、上述したフットペダル18の踏み込み操作が解除されることで、図2で前述した初期位置の状態へと戻されるようになっている。

0036

《ワッシャ供給機構20の構成について》
続いて、ワッシャ供給機構20の構成について説明する。ワッシャ供給機構20は、図1図2に示すように、上述した本体枠2に固定された高さ方向に真っ直ぐ延びる昇降レール21と、昇降レール21に対して高さ方向に摺動可能に組み付けられた昇降スライダ22と、昇降スライダ22に固定された台座23と、昇降スライダ22とは別に昇降スライダ22の上側で昇降レール21に対して高さ方向に摺動可能に組み付けられた引上げ部24と、を有する構成とされている。

0037

上述した台座23は、その中央部から上方側に向かって真っ直ぐ延びる丸棒形状の通し棒23Aを一体的に有した形に形成されている。上述した通し棒23Aは、外部から持ち込まれた多数個のワッシャWを上側から順に通す形にセットすることにより、各ワッシャWを通し棒23Aに沿って重力方向に真っ直ぐ積み重ねた状態にストックすることができるようになっている。

0038

引上げ部24は、上述した昇降スライダ22とケーブル24Cを介して接続されており、同ケーブル24Cが本体枠2の上部に固定された滑車24Dに逆U字状に掛けられた状態とされていることにより、上記の滑車24Dを介して上側から吊り下げられた状態として設けられている。上述した引上げ部24は、上述した昇降レール21との連結箇所から上述した通し棒23Aの直上位置へ向けて平面視略U字状の形に延び出す形状とされている。そして、上記引上げ部24のU字状に延び出した先の各下面部には、上述したワッシャWとの接触によりワッシャWを両持ち状に1枚貼着させることのできるマグネット24Aが固定されている。

0039

昇降スライダ22は、上述したフットペダル18とリンク機構18Aを介して連結されており、フットペダル18の踏み込み操作が行われる前の常時は、自重により昇降レール21に対して可動範囲内における下端側位置に係止された状態として保持されている。上記昇降スライダ22が下端側位置に下げられた状態では、引上げ部24は、ケーブル24Cを介して上述した通し棒23Aよりも高い位置まで引き上げられた状態として保持されるようになっている。それにより、上述した通し棒23Aの上端と引上げ部24との間に高さ方向の隙間が空けられて、同隙間から作業者が通し棒23AにワッシャWを通す作業を行えるようになっている。

0040

上述したワッシャ供給機構20は、図4に示すように、上述したフットペダル18が作業者によって踏み込まれるように操作されることにより、上述した昇降スライダ22がリンク機構18Aを介して昇降レール21に沿って上方側に真っ直ぐ押し上げられる形に操作されるようになっている。上記昇降スライダ22の上昇により、図15に示すように、台座23上に積み重ねられた各ワッシャWが上方側へと押し上げられると共に、昇降スライダ22とケーブル24Cを介して接続された引上げ部24が滑車24Dから下降する形に送られて、引上げ部24がそのU字の開口部位を成す通し溝24B内に通し棒23Aを受け入れる形で左右のマグネット24Aを通し棒23Aに通された最上端のワッシャWに押し付けて同ワッシャWを貼着させるようになっている。

0041

その際、フットペダル18の過剰な押し込み操作移動量は、上述した滑車24Dに掛けられたケーブル24Cの撓みによって吸収されるようになっている。したがって、通し棒23Aに通されたワッシャWの数の増減に関わらず、作業者が、常に、フットペダル18を同じ操作感覚で踏み込み操作して、引上げ部24のマグネット24Aに最上端のワッシャWを貼着させることができるようになっている。そして、上記フットペダル18の踏み込み操作の後、フットペダル18の踏み込み操作が戻されることにより、上述した昇降スライダ22が自重により先の最下端位置へと戻されて、上記ワッシャWを1枚貼着させた引上げ部24が通し棒23Aの上方側へと引き出された状態となる。

0042

それにより、作業者が、上記引上げ部24に貼着された1枚のワッシャWを手で簡便に摘み取ることができる。詳しくは、上記ワッシャWは、引上げ部24に貼着されて引き上げられた状態では、同引上げ部24の左右のマグネット24A間に跨って通し溝24Bの下側領域を左右に横切る形となって保持されるようになっている。したがって、作業者が通し孔に指を上側から差し込みながら、上記貼着されたワッシャWを手で簡便に摘み取ることができる。

0043

《部品選別機30の構成について》
続いて、部品選別機30の構成について説明する。部品選別機30は、図16図17に示すように、上述した本体枠2に固定された投入容器31と、投入容器31の下側の開口部位に受け皿状に接続されて斜め下がりのストレートなレール形状となって延びるシュートレール32と、を有する構成とされている。上述したシュートレール32は、上述した投入容器31内に投入されて下側の開口部位から流れ出るナットNやワッシャWを、そのレール形状に沿って1列で下流側へと流し出せるように両サイドからガイドするレール幅を有した形に形成されている。

0044

そして、上述したシュートレール32には、そのレール経路の途中箇所に、ナットNの外径よりもひとまわり大きいがワッシャWの外径よりはひとまわり小さい孔形状を持つ選別孔32Aが高さ方向に貫通した形となって形成されている。それにより、シュートレール32は、投入容器31内にナットNが投入された場合には、同ナットNがシュートレール32の選別孔32Aを通る際に、同ナットNを選別孔32Aから脱落させて、その直下にセットされた部品箱B1内に落とし込むようになっている。一方で、シュートレール32は、投入容器31内にワッシャWが投入された場合には、ワッシャWを選別孔32Aから脱落させることなく、選別孔32Aを通過させてその出口領域にセットされた部品箱B2内に落とし込むようになっている。

0045

したがって、作業者は、上述したナットNとワッシャWとが外部からひとまとめに複数個混ざり合って持ち込まれることがあった場合に、これらを無差別に投入容器31内に流し込む作業を行うのみで、これらを種類毎に簡便に選別して回収することができる。

0046

《まとめ》
以上をまとめると、本実施例の部品供給装置(1)は次のような構成とされている。すなわち、貯留容器(11)内に貯留された複数のナット(N)を1つずつ順に切り出して供給するナット供給機構(10)を備えた部品供給装置(1)であって、更に、整列器(23)に重力方向に重ね合わせ状にセットされた複数のワッシャ(W)を1つずつ順に切り出して供給するワッシャ供給機構(20)を有する。

0047

ナット供給機構(10)が、組み立てラインを流れるコンベヤ(C)に押し当てられてコンベヤ(C)からの動力伝達を受けて回転する回転駆動部(12)と、回転駆動部(12)からの動力伝達を受けて回転し、貯留容器(11)内に貯留された複数のナット(N)を撹拌する撹拌部(15)と、貯留容器(11)内に内側面(14B)が臨む形に設けられて回転駆動部(12)からの動力伝達を受けた回転により、上記内側面(14B)に形成された凹部(14C)を貯留容器(11)内に臨ませて凹部(14C)内に複数のナット(N)のうちの1つを受け入れる回転板(14)と、回転板(14)の回転により凹部(14C)と貯留容器(11)外の領域で臨む形に設けられて回転板(14)の回転により凹部(14C)が通る毎に凹部(14C)内に受け入れた1つのナット(N)を重力作用により凹部(14C)の外へと1列に順に送り出す整列送出部(16)と、整列送出部(16)の出口領域に設けられて整列送出部(16)に送り出された先頭のナット(N)との当接により、同先頭のナット(N)及び続いて送り出されるナット(N)を整列送出部(16)に縦列状に並ばせた状態にストックさせるストッパ(17)と、ストッパ(17)を操作毎に順次、先頭のナット(N)との当接状態から外して同先頭のナット(N)を重力作用により供給口(19)へと順に排出する排出操作部(18)と、を有する。

0048

ワッシャ供給機構(20)が、排出操作部(18)と連動可能に連結されて、排出操作部(18)の操作毎に整列器(23)にセットされた上端側のワッシャ(W)にマグネット(24A)を貼着させると共に排出操作部(18)の操作解除に伴い上端側のワッシャ(W)を整列器(23)から上側に引き上げる引上げ部(24)を有する。

0049

このような構成とされていることにより、組み立てラインのコンベヤ(C)の駆動力を利用して貯留容器(11)内に貯留された複数のナット(N)を1つずつ切り出して整列送出部(16)に1列に並べた状態に供給することができる。そして、排出操作部(18)の操作毎に、上記切り出されたナット(N)と整列器(23)に並ぶワッシャ(W)とを、それぞれ1つずつ取り出すことができる。このように、外部動力を効率的に利用して、ナット(N)及びワッシャ(W)の切り出しを一度に簡便に行うことができる。

0050

また、回転板(14)に形成された凹部(14C)が、貯留容器(11)内の底領域に臨む位置に形成されている。貯留容器(11)が、貯留容器(11)内に貯留された複数のナット(N)を重力作用により底領域へと導くガイド底面(11C)を有する。このような構成とされていることにより、貯留容器(11)内に貯留されたナット(N)を、回転板(14)の凹部(14C)内に入れやすくすることができる。

0051

また、回転駆動部(12)から回転板(14)への動力伝達がベルト伝動により行われ、撹拌部(15)が回転板(14)に一体的に設けられている。このような構成とされていることにより、回転駆動部(12)から回転板(14)及び撹拌部(15)に動力伝達する構造を合理的に簡素化することができる。

0052

《その他の実施形態について》
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、組み立てラインを流れるコンベヤに押し当てられてコンベヤからの動力伝達を受けて回転する回転駆動部は、単一の車輪から成る駆動輪の他、キャタピラ歯車列等の複数の車輪を持つ機構から成るものであってもよい。

0053

また、回転駆動部から回転板への動力伝達は、ベルト伝動の他、チェーン伝動ギア伝達等の他の動力伝動手段によって行われるようになっていてもよい。また、回転駆動部から撹拌部への動力伝達は、回転駆動部から回転板への動力伝達とは別の動力伝達によって行われるようになっていてもよい。

実施例

0054

また、複数のワッシャを重力方向に重ね合わせ状にセットするための整列器は、通し棒を備えた台座の他、複数のワッシャを整列状に収容することが可能な容器から成るものであってもよい。また、回転板に形成される凹部の数は特に限定されず、いくつ形成されるものであってもよい。また、排出操作部は、フットペダルの他、各種レバーやボタンから成るものであってもよい。

0055

1部品供給装置
2 本体枠
10ナット供給機構
11貯留容器
11A左側壁
11A1側壁開口
11B右側壁
11Cガイド底面
12駆動輪(回転駆動部)
12A駆動軸
13ベルト伝動部
13Aプーリ
13B プーリ
13Cチェーンベルト
14回転板
14A回転軸
14B 内側面
14C 凹部
14D外周リング
14D1送出口
15撹拌部
15A 第1延出軸
15B撹拌棒
15C 第1平歯車
15D 第2平歯車
15E 第2延出軸
15F撹拌板
16整列送出部
17ストッパ
17A 回転軸
17Bバネ
17Cカム面
17Dケーブル
18フットペダル(排出操作部)
18Aリンク機構
19受け皿(供給口)
20ワッシャ供給機構
21昇降レール
22昇降スライダ
23台座(整列器)
23A 通し棒
24引上げ部
24Aマグネット
24B 通し溝
24C ケーブル
24D滑車
30部品選別機
31投入容器
32シュートレール
32A選別孔
Cコンベヤ
Nナット
W ワッシャ
Fフロア
B1部品箱
B2 部品箱

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