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技術 電気部品収容ケースの組付構造

出願人 株式会社クボタ
発明者 中北幸司西岡健二川那部元博飯盛陽介杉本雅彦
出願日 2018年6月28日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2018-123672
公開日 2020年1月9日 (11ヶ月経過) 公開番号 2020-004870
状態 未査定
技術分野 車両用電気・流体回路 電気装置のための箱体
主要キーワード 出し具合 内側対 ケース片 先拡がり テーパ壁 両ケース部材 下向き開放 防水シール材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年1月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

シール材を介して凹凸嵌合させる構造を踏襲しながらも、シール材がはみ出た場合の外観上の悪化も、はみ出ない場合のシール材の良否が不明となる不具合も解消され、十分にシール材が充填されながら外観も好ましいように改善される電気部品収容ケース組付構造を提供する。

解決手段

第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケースの組付構造において、第1ケース部材の第1周縁部と第2ケース部材の第2周縁部とがシール材を介して凹凸嵌合され、第1周縁部と第2周縁部とがケース最外側で当接又は向かい合う対向部に、ケース外側に向けて開口する周溝が形成されている。周溝13は、第1周縁部8Aと第2周縁部9Aとの隙間12がケース外側に行くほど広くなる先拡がり状開口部により形成されている。

概要

背景

第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケース組付構造としては、例えば、特許文献1により開示された防水ケースが知られている。

特許文献1により開示されている防水ケースでは、上ケース(第2ケース片:2b)の下向き開放コ字状の凹部(溝部:4)と、下ケース(第1ケース片:2a)の上向きの凸部(突条部:3)とが、シール材防水シール材:6)を介しての凹凸嵌合により貼着一体化されている。

概要

シール材を介して凹凸嵌合させる構造を踏襲しながらも、シール材がはみ出た場合の外観上の悪化も、はみ出ない場合のシール材の良否が不明となる不具合も解消され、十分にシール材が充填されながら外観も好ましいように改善される電気部品収容ケースの組付構造を提供する。第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケースの組付構造において、第1ケース部材の第1周縁部と第2ケース部材の第2周縁部とがシール材を介して凹凸嵌合され、第1周縁部と第2周縁部とがケース最外側で当接又は向かい合う対向部に、ケース外側に向けて開口する周溝が形成されている。周溝13は、第1周縁部8Aと第2周縁部9Aとの隙間12がケース外側に行くほど広くなる先拡がり状開口部により形成されている。

目的

本発明の目的は、シール材を介して凹凸嵌合させる構造を踏襲しながらも、シール材がはみ出た場合の外観上の悪化も、はみ出ない場合のシール材の良否が不明となる不具合も解消され、十分にシール材が充填されながら外観も好ましいように改善される電気部品収容ケースの組付構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケース組付構造であって、前記第1ケース部材の第1周縁部と前記第2ケース部材の第2周縁部とがシール材を介して凹凸嵌合され、前記第1周縁部と前記第2周縁部とがケース最外側で当接又は向かい合う対向部に、ケース外側に向けて開口する周溝が形成されている電気部品収容ケースの組付構造。

請求項2

前記周溝は、前記第1周縁部と前記第2周縁部との隙間がケース外側に行くほど広くなる先拡がり状開口部により形成されている請求項1に記載の電気部品収容ケースの組付構造。

請求項3

前記先拡がり状開口部は、前記対向部における前記第1周縁部の角部及び/又は前記第2周縁部の角部を丸めることにより構成されている請求項2に記載の電気部品収容ケースの組付構造。

請求項4

前記第1周縁部に凸条が、かつ、前記第2周縁部に前記凸条に外嵌する凹溝がそれぞれ形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の電気部品収容ケースの組付構造。

請求項5

前記凹溝の幅が前記凸条の幅より大きい構成及び/又は前記凹溝の深さが前記凸条の突出高さより大きい構成が備えられている請求項4に記載の電気部品収容ケースの組付構造。

請求項6

前記第1ケース部材がアルミ合金により形成され、かつ、前記第1ケース部材の蓋となる前記第2ケース部材が合成樹脂により形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の電気部品収容ケースの組付構造。

技術分野

0001

本発明は、電子部品やECUなどの電気部品を収容するケース組付け構造、即ち、電気部品収容ケース組付構造に関するものである。

背景技術

0002

第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケースの組付構造としては、例えば、特許文献1により開示された防水ケースが知られている。

0003

特許文献1により開示されている防水ケースでは、上ケース(第2ケース片:2b)の下向き開放コ字状の凹部(溝部:4)と、下ケース(第1ケース片:2a)の上向きの凸部(突条部:3)とが、シール材防水シール材:6)を介しての凹凸嵌合により貼着一体化されている。

先行技術

0004

特開2015−8248号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1の組付構造では、凹部(溝部:4)と凸部(突条部:3)とをシール材(防水シール材:6)を介して嵌合させるのであるが、この嵌合操作の際にシール材が、第1ケース部材と第2ケース部材との対向部である各外側端面(5b,5a)から外にはみ出ることがよくある。

0006

この場合、対向部からはみ出たシール材が対向部に付着したままとなり、製品としての外観上好ましくない。また、シール材の量が適切で対向部からはみ出ない場合は、外観上は好ましいが、シール材の量が適切か否かの視認判別ができない点で具合が悪い。

0007

本発明の目的は、シール材を介して凹凸嵌合させる構造を踏襲しながらも、シール材がはみ出た場合の外観上の悪化も、はみ出ない場合のシール材の良否が不明となる不具合も解消され、十分にシール材が充填されながら外観も好ましいように改善される電気部品収容ケースの組付構造を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、第1ケース部材と第2ケース部材とが、互いの周縁部を重ねての貼着により一体化されてなる電気部品収容ケースの組付構造において、
前記第1ケース部材の第1周縁部と前記第2ケース部材の第2周縁部とがシール材を介して凹凸嵌合され、
前記第1周縁部と前記第2周縁部とがケース最外側で当接又は向かい合う対向部に、ケース外側に向けて開口する周溝が形成されていることを特徴とする。

0009

例えば、周溝は、第1周縁部と第2周縁部との隙間がケース外側に行くほど広くなる先拡がり状開口部により形成され、先拡がり状開口部は、対向部における第1周縁部の角部及び/又は第2周縁部の角部を丸めることにより構成されている。また、第1周縁部に凸条と、第2周縁部の凸条とが凹凸嵌合する構成が採用されている。

発明の効果

0010

本発明によれば、詳しくは実施形態の項で説明するが、周溝の存在により、対向部からシール材がはみ出しても、そのはみ出たシール材は周溝内に留まって外に出てこないようになり、視覚的にも目立ち難くなって外観を明確に改善させることができる。そして、シール材の量が適切であるときに、組付けに伴う周溝へシール材が少しはみ出るように設定すれば、シール材の量に若干の多少があっても、はみ出したシール材が周溝から外に出ることがなく、また、適切な量であることの外部からの目視確認も行えるようになる。また、対向部から外側にはみ出したシール材は周溝内で留まり、ケース側面にまで垂れないので、はみ出したシール材を除去する手間が不要である。

0011

その結果、シール材を介して凹凸嵌合させる構造を踏襲しながらも、シール材がはみ出た場合の外観上の悪化も、はみ出ない場合のシール材の良否が不明となる不具合も解消され、十分にシール材が充填されながら外観も好ましいように改善される電気部品収容ケースの組付構造を提供する

図面の簡単な説明

0012

ECUケースの組付構造を示す要部の縦断面図
ECUケースのエンジンへの装着例の概略を示す斜視図
ECUケースの組付方法原理を示すケース端部の断面図
(A)第2別組付構造を示す要部の断面図、(B)第3別組付構造を示す要部の断面図

実施例

0013

以下に、本発明による電気部品収容ケースの組付構造の実施の形態を、産業エンジンのECUを防水収容するECUケースの場合について、図面を参照しながら説明する。なお、図2では横倒し姿勢で装着されているECUケース7は、製作時は下側となる第2ケース部材9が第1ケース部材8の左側に位置している。また、図3は概略の断面図であって図1の断面図と正確に一致するものではない。

0014

図2産業用ディーゼルエンジンE概略図が示されている。このエンジンEは、シリンダブロック1の上にシリンダヘッド2が組み付けられ、シリンダヘッド2の上にはシリンダヘッドカバー3が組み付けられている。シリンダブロック1の下にはオイルパン4が組み付けられている。シリンダブロック1の横一側方、例えば、図示しない吸気マニホルド側(右側)にECU5が装備されている。シリンダブロック1の前側にはエンジン冷却ファン22が配置されている。

0015

ECU5は、ECU本体(電気部品の一例)6を液密に収容するECUケース(電気部品収容ケースの一例)7を有している。ECUケース7は、ECU本体6を支持する第1ケース部材8と、第1ケース部材8の蓋となる第2ケース部材9とが、互いの周縁部8A,9Aを重ねての貼着により一体化されてなるものである。図示は省略するが、第1ケース部材8から外側に張り出た複数個所の取付片に通されたボルトにより、シリンダブロック1の側壁などにボルト止め装着されている。次に、電気部品収容ケースの組付構造について説明する。

0016

〔実施形態1〕
図1に、実施形態1による電気部品収容ケースの組付構造、即ち、ECUケース7の端部が示されている。第1ケース部材8の第1周縁部8Aと第2ケース部材9の第2周縁部9Aとがシール材(又は接着材)10を介して凹凸嵌合されている。第1周縁部8Aと第2周縁部9Aとがケース最外側で当接又は向かい合う対向部11に、ケース外側に向けて開口する周溝13が形成されている。周溝13は、第1周縁部8Aと第2周縁部9Aとの隙間12がケース外側に行くほど広くなる先拡がり状開口部により形成されている。

0017

図1図2に示されるように、第1ケース部材8は、若干上に(第2ケース側に)隆起した周縁を有する台座形状(厚板状)を呈するアルミ合金製であり、ECU本体6が支持固定されている。第2ケース部材9は、深さの浅い蓋状(無底箱状)を呈する合成樹脂製である。第1ケース部材8に第2ケース部材9で蓋をすることで密閉された液密なECUケース7が形成されている。なお、9rは補強リブであってもよい。

0018

第1周縁部8Aに上方突出する凸条14が、かつ、第2周縁部9Aに凸条14に遊外嵌する下向き開放状U字状(コ字状でも可)の凹溝15がそれぞれ形成されている。凸条14の先端部(図1では上部)及び凹溝15の底部(図1では上部)はそれぞれ円弧状に形成されているが、直線状や楕円状でもよい。第1周縁部8Aにおける凸条14の外側の外台周部17と、第2周縁部9Aにおける凹溝15の外側の外周壁部16とが当接(又は僅かに隙間が空いていてもよい)する周囲部分を最外側対向部(対向部)11と定義する。

0019

図1においては、第1周縁部8Aにおける凸条14の内側の内台周部19と、第2周縁部9Aにおける凹溝15の内側の内周壁部18とが当接(又は僅かに隙間が空いていてもよい)する周囲部分を最内側対向部20と定義する。加えて、凸条14の先端部と凹溝15の底部とが隙間を空けて対向(当接してもよい)している周囲部分を中間対向部21と定義する。

0020

先拡がり状開口部13は、最外対向部11における第1周縁部8Aの、即ち外台周部17の角部17a及び第2周縁部9Aの、即ち外周壁部16の外角部16aを丸めることにより構成されている。外台周部17の角部17aも外周壁部16の外角部16aも円弧に形成されることで丸められている。外周壁部16の内角部16b、凸条14の内外付け根の隅部14a,14b、内周壁部18の内外の角部18a,18b、及び内台周部19の角部19aも円弧などによる角R又は隅Rにより丸められているが、これらの限りではない。

0021

図1に示されるように、凹溝15の幅Dは凸条14の幅dより大きく、また、凹溝15の深さTは凸条14の突出高さtより大きい構成とされている。従って、凸条14と凹溝15との間の下向きU字状の間隙部(符記省略)にシール材10が充填させることが可能に構成されている。シール材10により、第1ケース部材8と第2ケース部材9とが接着(貼着の一例)されて一体化されるとともに、両ケース部材8,9間が液密(防水)にシールされる。

0022

次に、第1ケース部材8と第2ケース部材9との組付けについて説明する。
図3(A)に示されるように、まず、第2ケース部材9の凹溝15にシール材10を十分に塗布する(第1ケース部材8の凸条14の周囲にもシール材10を塗布しもよい)。次に、凸条14に凹溝15が被さるように、第2ケース部材9を第1ケース部材8に向かって下降移動させる。下降移動は、外周壁部16が外台周部17に当接するまで行う。

0023

その結果、図1図3(B),(C)に示されるように、外周壁部16と外台周部17とが当接して最外対向部11が形成され、かつ、内周壁部18と内台周部19とが当接して最内側対向部20が形成されるとともに、凸条14と凹溝15との間の間隙部にシール材10が充填される。シール材10が硬化すれば第1ケース部材8と第2ケース部材9とが液密に一体化され、ECUケース7(ECU5)が形成される。

0024

この組付けのときに、シール材10が外側にはみ出してはみ出しシール部10aの生じることがある。そのはみ出し量が図3(B)に示されるように多少多くても、先拡がり状開口部13内に収めることが可能であって、シール材10の余計なダレがなく外観を良好にすることができる。また、シール材10の量が適切であれば、図3(C)に示されるように、先拡がり状開口部13に少しのはみ出しシール部10aが生じるようにでき、シール材10のはみ出し具合の視認によるチェックが良好に行えるものとなる。なお、図1に示す10bは、ケース内側にはみ出た食み出しシール部である。

0025

はみ出し用空間部とも言える先拡がり状開口部13の存在により、実質的に食み出しシール部10aは視覚的に目立ち難くなり、外側に飛び出してはみ出す従来の場合に比べて、外観を明確に改善させることができる。故に、シール材10の量が適切であるときに、組付けに伴って少し先拡がり状開口部13にはみ出しシール部10aが形成されるように設定すれば、シール材10の量に若干の多少があっても、はみ出しシール部10aが先拡がり状開口部13から突出することがないとともに、適切な量であることの外部からの視認による確認も行えるようになる。

0026

はみ出しシール部10aは先拡がり状開口部13内で留まり、ケース側面にまで垂れないので、はみ出したシール材10を除去する手間(従来の欠点)が不要になる効果もある。つまり、ECUケース7の組付け時にはみ出したシール材10の量を、先拡がり状開口部13に溜まる程度に制御されるように調整することにより、はみ出しシール材10aの視認によって適切にシールされているかの確認が可能になり、かつ、外観の見栄えのよさも得ることができる。

0027

〔別実施形態1〕
図4(A)に示されるように、周溝13は、外周壁部16の外角部16aを外側に行くほど第1周縁部8Aから離れるように傾斜したテーパ壁に形成されることにより形成されてもよい。なお、外周壁部16のテーパ壁16aに加えて、外台周部17の角部17aを丸める或いはテーパ壁としてもよい。

0028

〔別実施形態2〕
図4(B)に示されるように、周溝13は、外周壁部16の外角部16a及び外台周部17の角部17aを逆R(凹状の円弧など)にすることによる先拡がり状開口部に形成されてもよい。外周壁部16の外角部16aと外台周部17の角部17aとの何れか一方のみ逆Rとする構成でもよい。

0029

〔その他の実施形態〕
周溝13は、外周壁部16の外角部16aや外台周部17の角部17aを直角に凹ませてなる断面が矩形の溝としてもよく、その他、種々の変更設定が可能である。また、シール材10に代えて、シール機能を備えた接着材としてもよい。

0030

8 第1ケース部材
8A 第1周縁部
9 第2ケース部材
9A 第2周縁部
10シール材
11対向部
12 隙間
13周溝(先拡がり状開口部)
14凸条
15凹溝
16a 角部
17a 角部
D 凹溝の幅
T 凹溝の深さ
d 凸条の幅
t 凸条の突出高さ

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