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技術 野生動物目撃情報収集システム

出願人 MOGコンサルタント株式会社
発明者 森石勇人
出願日 2018年7月2日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2018-125695
公開日 2020年1月9日 (1年4ヶ月経過) 公開番号 2020-004307
状態 未査定
技術分野 教示用装置 検索装置 計算機間の情報転送 警報システム
主要キーワード フィルタリング表 通信インターフェース装置 cm位 生活圏 被害情報 インターネットブラウザアプリケーション 目撃情報 餌付け
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年1月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

野生動物目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムを提供する。

解決手段

クライアント端末及びユーザ端末からインターネットを介してアクセス可能に接続されたサーバ装置を備え、サーバ装置は、クライアント端末から投稿された野生動物の目撃情報の投稿を受け付ける投稿受付部とクライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答して目撃情報の表示する表示制御部とを含むウェブサーバと、受け付けられた目撃情報を蓄積する目撃情報データベースとを備え、クライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答してデータベース操作を実行し、要求に応答して出力されるデータベース操作の実行結果を、クライアント端末またはユーザ端末に表示させる野生動物目撃情報収集システム

概要

背景

近年、イノシシクマシカサル等の野生動物が人の生活圏に出没し、車両に衝突する交通事故や、人に危害を加える人的被害や、農作物を食い荒らしたりする農作物被害が増加している。このような問題は、人が野生動物の生活圏に進出したことによる不足や、野生動物への餌付けによる人馴れや、狩猟者の減少等が原因であるとされている。このような問題を解決するために、各自治体等で独自の対策が採用されているが、充分に問題は解決されておらず、地域によっては、深刻な被害が頻発している。

上述したような被害の処理や対策においては、野生動物の被害情報共有が重要である。現在のところ、一部の自治体では野生動物による被害情報を収集しているが、情報が速やか且つ適切に共有されていないために、処理や対策の効率化に充分に活かされていないことがあった。野生動物による被害情報や野生動物の目撃情報は、自治体の関連部署通報されることが多い。しかし、情報の内容に応じて担当する部署が異なり、通報者が担当外の部署に通報することも多く、情報が担当部署全体に伝達されるまでに、時間を要したり、通報先が適切でない場合には、部署間をたらい回しされたりすることもあった。

具体的には、例えば、野生動物が道路で轢死していることを発見した場合には、その目撃情報は道路を管理する管理担当者に通報されるとともに、死骸の処理が必要である場合には、清掃担当者や清掃会社に通報される。その場合において、国が管理する国道であるか、自治体が管理する県道や府道等であるか、または、私道であるかによって道路を管理する管轄が異なる。また、生存している野生動物が人に危害を加える等の被害が出ている場合、警察等や狩猟者に通報する必要があるときもある。一つの目撃情報を通報するための通報先が多かったり、適切な通報先が分からない場合には、目撃情報が速やかに伝達されなかったりすることがあった。

野生動物の目撃情報を収集するシステムではないが、特定地域に存在する野生動物の撮影画像を地図上に表示させる技術は知られている。具体的には、例えば、下記特許文献1は、地点ごと撮像された複数の動物および植物を含む生物が含まれる撮影画像を記憶する画像記憶部、および複数の生物に関する生物情報を記憶する生物情報記憶部を含む記憶部と、ユーザが指定した地点の撮影画像を画像記憶部から取得して出力する画像出力部と、ユーザが撮影画像中において指定した生物の撮影画像を解析してその特徴を抽出する特徴抽出部と、特徴抽出部が抽出した特徴に基づいて、生物情報記憶部から当該特徴に該当する生物情報を抽出して出力する情報出力部とを具備する生物情報提供装置を開示する。また、その生物情報提供装置と、生物情報提供装置とネットワーク回線を介して通信可能なユーザ端末とを備え、ユーザ端末が、地域を指定するとともに、撮影画像中における生物の撮影画像を指定するための操作部と、画像出力部が出力した撮影画像を表示するとともに、情報出力部が出力した生物情報をユーザに報知する報知部とを有する生物情報提供システムを開示する。

しかし、特許文献1に開示された生物情報提供装置及び生物情報提供システムは、予め車載カメラなどを用いて地点ごとに撮影された撮影画像をデータベース化し、ユーザの選択する地図上の地点の撮影画像を地図上に表示させるものであり、野生動物の目撃情報を効率的に収集したり、目撃情報を共有したりするためのシステムではない。

概要

野生動物の目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムを提供する。クライアント端末及びユーザ端末からインターネットを介してアクセス可能に接続されたサーバ装置を備え、サーバ装置は、クライアント端末から投稿された野生動物の目撃情報の投稿を受け付ける投稿受付部とクライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答して目撃情報の表示する表示制御部とを含むウェブサーバと、受け付けられた目撃情報を蓄積する目撃情報データベースとを備え、クライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答してデータベース操作を実行し、要求に応答して出力されるデータベース操作の実行結果を、クライアント端末またはユーザ端末に表示させる野生動物目撃情報収集システム

目的

本発明は、野生動物の目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

野生動物目撃情報投稿者が用いるクライアント端末及びシステムのユーザが用いるユーザ端末からインターネットを介してアクセス可能に接続されたサーバ装置を備えた、野生動物の目撃情報を収集するための野生動物目撃情報収集システムであって、前記サーバ装置は、前記クライアント端末から投稿された目撃地点及び動物種の情報を含む野生動物の目撃情報の投稿を受け付ける投稿受付部と前記クライアント端末または前記ユーザ端末からの要求に応答して前記目撃情報の表示を出力する表示制御部とを含むウェブサーバと、前記投稿受付部に受け付けられた前記目撃情報を蓄積することにより生成された目撃情報データベースと、を備え、前記クライアント端末または前記ユーザ端末からの要求に応答して前記目撃情報データベースにデータベース操作を実行し、前記表示制御部が、前記要求に応答して出力される前記データベース操作の実行結果を、前記クライアント端末または前記ユーザ端末に表示させることを特徴とする野生動物目撃情報収集システム。

請求項2

地図データを格納する地図データベースをさらに含み、前記表示制御部は、前記実行結果を前記地図データベースから取得した地図上の前記目撃地点にピンマーカー)を掲示して、前記クライアント端末または前記ユーザ端末に表示させる請求項1に記載の野生動物目撃情報収集システム。

請求項3

前記ウェブサーバは、電子メールを送信するメール送信部をさらに含み、前記メール送信部は、前記各ユーザが予め設定した前記目撃情報の選択条件に一致する場合に特定の送信先アドレスに前記電子メールの自動送信を実行する請求項1または2に記載の野生動物目撃情報収集システム。

請求項4

前記目撃情報は、目撃日時、個体数、目撃された動物の状態、画像情報映像情報、及び音声情報から選ばれる少なくとも1種の情報をさらに含む請求項1〜3の何れか1項に記載の野生動物目撃情報収集システム。

技術分野

0001

本発明は、ICT(Information and Communication Technology)を利用して、野生動物目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムに関する。

背景技術

0002

近年、イノシシクマシカサル等の野生動物が人の生活圏に出没し、車両に衝突する交通事故や、人に危害を加える人的被害や、農作物を食い荒らしたりする農作物被害が増加している。このような問題は、人が野生動物の生活圏に進出したことによる不足や、野生動物への餌付けによる人馴れや、狩猟者の減少等が原因であるとされている。このような問題を解決するために、各自治体等で独自の対策が採用されているが、充分に問題は解決されておらず、地域によっては、深刻な被害が頻発している。

0003

上述したような被害の処理や対策においては、野生動物の被害情報共有が重要である。現在のところ、一部の自治体では野生動物による被害情報を収集しているが、情報が速やか且つ適切に共有されていないために、処理や対策の効率化に充分に活かされていないことがあった。野生動物による被害情報や野生動物の目撃情報は、自治体の関連部署通報されることが多い。しかし、情報の内容に応じて担当する部署が異なり、通報者が担当外の部署に通報することも多く、情報が担当部署全体に伝達されるまでに、時間を要したり、通報先が適切でない場合には、部署間をたらい回しされたりすることもあった。

0004

具体的には、例えば、野生動物が道路で轢死していることを発見した場合には、その目撃情報は道路を管理する管理担当者に通報されるとともに、死骸の処理が必要である場合には、清掃担当者や清掃会社に通報される。その場合において、国が管理する国道であるか、自治体が管理する県道や府道等であるか、または、私道であるかによって道路を管理する管轄が異なる。また、生存している野生動物が人に危害を加える等の被害が出ている場合、警察等や狩猟者に通報する必要があるときもある。一つの目撃情報を通報するための通報先が多かったり、適切な通報先が分からない場合には、目撃情報が速やかに伝達されなかったりすることがあった。

0005

野生動物の目撃情報を収集するシステムではないが、特定地域に存在する野生動物の撮影画像を地図上に表示させる技術は知られている。具体的には、例えば、下記特許文献1は、地点ごと撮像された複数の動物および植物を含む生物が含まれる撮影画像を記憶する画像記憶部、および複数の生物に関する生物情報を記憶する生物情報記憶部を含む記憶部と、ユーザが指定した地点の撮影画像を画像記憶部から取得して出力する画像出力部と、ユーザが撮影画像中において指定した生物の撮影画像を解析してその特徴を抽出する特徴抽出部と、特徴抽出部が抽出した特徴に基づいて、生物情報記憶部から当該特徴に該当する生物情報を抽出して出力する情報出力部とを具備する生物情報提供装置を開示する。また、その生物情報提供装置と、生物情報提供装置とネットワーク回線を介して通信可能なユーザ端末とを備え、ユーザ端末が、地域を指定するとともに、撮影画像中における生物の撮影画像を指定するための操作部と、画像出力部が出力した撮影画像を表示するとともに、情報出力部が出力した生物情報をユーザに報知する報知部とを有する生物情報提供システムを開示する。

0006

しかし、特許文献1に開示された生物情報提供装置及び生物情報提供システムは、予め車載カメラなどを用いて地点ごとに撮影された撮影画像をデータベース化し、ユーザの選択する地図上の地点の撮影画像を地図上に表示させるものであり、野生動物の目撃情報を効率的に収集したり、目撃情報を共有したりするためのシステムではない。

先行技術

0007

特開2015−80154号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、野生動物の目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の一局面は、野生動物の目撃情報の投稿者が用いるクライアント端末及びシステムのユーザが用いるユーザ端末からインターネットを介してアクセス可能に接続されたサーバ装置を備えた、野生動物の目撃情報を収集するための野生動物目撃情報収集システムであって、サーバ装置は、クライアント端末から投稿された目撃地点及び動物種の情報を含む野生動物の目撃情報の投稿を受け付ける投稿受付部とクライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答して目撃情報の表示を出力する表示制御部とを含むウェブサーバと、投稿受付部に受け付けられた目撃情報を蓄積することにより生成された目撃情報データベースと、を備え、クライアント端末またはユーザ端末からの要求に応答して目撃情報データベースにデータベース操作を実行し、表示制御部が、要求に応答して出力されるデータベース操作の実行結果を、クライアント端末またはユーザ端末に表示させる野生動物目撃情報収集システムである。このような野生動物目撃情報収集システムによれば、徘徊する野生動物の目撃情報や死骸の目撃情報、野生動物の事故の目撃情報、野生動物による人的被害の目撃情報等の目撃情報をその目撃者がクライアント端末からサーバ装置に投稿し、その投稿をサーバ装置の目撃情報データベースに蓄積してデータベースを生成させることにより、野生動物に関する目撃情報を一元化して収集し、速やかに共有することができる。また、目撃情報データベースでデータベース操作を実行することにより、例えば、動物種、野生動物の農作物被害や交通事故等の状況、目撃地点の範囲、目撃日時の範囲等、を指定してフィルタリングできるために、必要な目撃情報のみをフィルタリングして、例えば、特定の動物種のみ、交通事故のみ、農作物被害のみのように項目によって抽出して分析することができる。

0010

また、地図データを格納する地図データベースをさらに含み、表示制御部は、実行結果を地図データベースから取得した地図上の目撃地点にピンマーカー)を掲示して、クライアント端末またはユーザ端末に表示させることが、ユーザや目撃者が目撃地点及び動物種の情報を含む野生動物の目撃情報の分布直感的に把握することができる点から好ましい。

0011

また、ウェブサーバは電子メールを送信するメール送信部をさらに含み、メール送信部は、各ユーザが予め設定した目撃情報の選択条件に一致する場合に特定の送信先アドレスに電子メールの自動送信を実行することが、予め条件設定された適切な関係者にメール送信することにより目撃情報を速やかに伝達することができるために、処理や対策を担当する者に必要な対応を速やかにとらせることができる点から好ましい。

0012

また、目撃情報が、目撃日時、個体数、目撃された動物の状態、画像情報映像情報、及び音声情報から選ばれる少なくとも1種の情報をさらに含むことにより、より詳細な情報を含む目撃情報を生成できる点から好ましい。

発明の効果

0013

本発明によれば、野生動物の目撃情報を効率的に収集し、活用するために用いられるシステムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0014

図1は、実施形態の野生動物目撃情報収集システムの全体構成図である。
図2は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す構成図である。
図3は、投稿者が目撃情報を投稿する手順を示すフローチャートである。
図4は、目撃情報の投稿を受け付けるために、クライアント端末の画面に表示される野生動物の目撃地域を検索する画面表示の一例を示す。
図5は、クライアント端末の画面から野生動物の目撃地点を入力するときの画面表示の一例を示す。
図6は、クライアント端末の画面から野生動物の目撃情報を入力するときの画面表示の一例を示す。
図7は、目撃情報の投稿により生成された目撃情報データベースの一例を示す。
図8は、ユーザの要求による目撃情報データベースの操作の実行結果を活用する手順を示すフローチャートである。
図9は、ユーザ端末から野生動物目撃情報収集システムにアクセスしたときに示される、ログイン画面の画面表示の一例を示す。
図10は、ユーザ端末から野生動物目撃情報収集システムにログインしたときに示される、データベース操作画面メニュー選択画面の画面表示の一例を示す。
図11は、データベース操作画面で「3.ログインユーザ管理」を選択したときに表示されるログインユーザ管理画面の表示の一例を示す。
図12は、データベース操作画面で、「50.目撃情報」メニューを選択したときに表示される、多数の目撃情報から所定の条件を設定してフィルタリングするための目撃情報画面の表示の一例を示す。
図13は、データベース操作画面で、「50.目撃情報」メニューを選択したときに表示される、多数の目撃情報から「動物種クマ」のフィルタ条件を設定してフィルタリングしたときの画面表示の一例を示す。
図14は、データベース操作画面で、「51.ユーザ地図」メニューを選択したときに表示される、地図上に掲示された野生動物の目撃情報画面の表示の一例を示す。
図15は、ユーザが設定する、目撃情報の項目の選択条件設定とその選択条件に一致する場合にメール送信する送信先のメールアドレスを設定するときの画面表示の一例を示す。
図16は、投稿者からの目撃情報をメール送信する手順を示すフローチャートである。

実施例

0015

本発明に係る野生動物目撃情報収集システムの一実施形態を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施形態の野生動物目撃情報収集システム100の全体構成図である。

0016

図1中、10は野生動物の目撃情報を投稿する投稿者(クライアント)が利用するためのクライアント端末、20(20a,20b,20c)は野生動物目撃情報収集システム100を利用する者(ユーザ)が用いるユーザ端末である。また、25a,25bは、互いに異なるメールアドレスを設定されたメール受信端末である。なお、クライアント端末10、ユーザ端末20、メール受信端末25a,25bは、同じ端末であってもよい。

0017

図1に示すように、野生動物目撃情報収集システム100は、野生動物の目撃情報を投稿する者が用いるクライアント端末10及びシステムを利用するユーザが利用するユーザ端末20と所定のURLを階層的に割り当てられたサーバ装置30とが、インターネットを介してアクセス可能に接続されたシステムである。また、本実施形態においては、サーバ装置30は、地図データベース71を含む地図データベースサーバ70にインターネットを介して接続されている。

0018

サーバ装置30は、Webアプリケーションを格納するウェブサーバ40と、目撃情報データベース51を格納する目撃情報データベースサーバ50と、通信部60とを含むサーバ装置である。サーバ装置30にはURLが階層的に割り当てられて、インターネットの通信回線網に接続されている。

0019

図2は、サーバ装置30のハードウェア構成の一例を示す構成図である。本実施形態のサーバ装置30は、相互にバスBで接続された、補助記憶装置1、メモリ装置2、演算処理装置3、インターフェース装置4、及び入力装置5を有する。また、必要に応じて、ディスプレイ装置等の出力装置を備えてもよい。補助記憶装置1には、サーバ装置30のウェブサーバ40を機能させるためのWebアプリケーション、及び目撃情報データベースサーバ50を機能させるデータベースアプリケーションインストールされており、さらに、投稿情報を蓄積して目撃情報データベース51を構成するデータファイル、及びその他の必要なデータファイル等が格納されている。メモリ装置2はサーバ装置30の起動時に補助記憶装置1から各アプリケーションプログラム読み出して格納する。演算処理装置3はメモリ装置2に読み込まれた各アプリケーションのプログラムを実行させる。インターフェース装置4は、モデムLANカードLANポート等を含み、インターネット回線に接続するための通信部60を構成する。入力装置5は、例えばポインティングデバイスキーボード等であり、各種信号を入力するために用いられる。

0020

図1を参照すれば、ウェブサーバ40は、サーバ制御部41と表示制御部42と投稿受付部43とデータ出力部44とメール送信部45とから構成される。

0021

サーバ制御部41は、表示制御部42、投稿受付部43、データ出力部44、メール送信部45を含むウェブサーバ40の全体の動作を制御するプログラムモジュールにより構成される。

0022

また、表示制御部42は、クライアント端末10及びユーザ端末20のディスプレイ(出力装置)の画面に、目撃情報を投稿させるために用いられるUIを含む画面表示や、後述する目撃情報データベースから抽出された目撃情報を地図データベースから選択された目撃地域の地図上の目撃地点にピン(マーカー)を掲示して表示する画面表示や、その他の画面への表示出力を実行する機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。

0023

また、投稿受付部43は、クライアント端末10から目撃情報の投稿を受け付け、目撃情報を目撃情報データベースサーバ50に送信して目撃情報データベース51を生成させる機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。

0024

また、データ出力部44は、クライアント端末10またはユーザ端末20からの要求を受け取って、目撃情報データベース51から必要な目撃情報データを受け取って、要求に応じたデータを出力する機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。

0025

また、メール送信部45は、指定されたメールアドレスに電子メール(以下、単にメールとも称する)を送信するメールサーバ機能を有し、また、予め設定された目撃情報の選択条件の充足を自動送信メール選択条件として管理し、投稿された目撃情報が自動送信メール選択条件を充足するときに、予め設定されたメールアドレスにメールを自動送信する機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。

0026

また、目撃情報データベースサーバ50は、データベース操作実行可能に各種データを格納するサーバ機能を実現させるプログラムモジュールにより構成される。本実施形態においては、投稿受付部43で受け付けられた野生動物の目撃情報データを蓄積するための目撃情報データベース51を備える。

0027

目撃情報データベース51は、投稿受付部43がクライアント端末10から受け付けた目撃情報をデータベース操作可能に蓄積する。具体的には、例えば、図7に示すように、目撃日時、目撃地域、目撃地点(緯度経度)、動物種、目撃した動物の状態、その他付加情報、画像や映像ファイル等を項目によってフィルタリング可能に蓄積されたデータベースである。

0028

サーバ装置30は、インターネットを介して地図データベース71を含む地図データベースサーバ70に接続されている。地図データベースサーバ70は、商用または非商用の地図データを提供する地図データベースサーバであれば特に限定なく用いられる。地図データベースサーバの具体例としては、例えば、オープンストリートマップ(OpenStreetMap, OSM)やグーグルマップ(Google Maps)が挙げられる。また、本実施形態においては、インターネットを介して地図データベースサーバにアクセスする例を例示しているが、インターネットを介さずにサーバ装置30からアクセスできる地図データベースサーバを用いてもよい。

0029

地図データベース71には、全国各地の地図データが格納されており、サーバ装置30からの要求に応じて、クライアント端末10またはユーザ端末20から指示された地域の地図データを提供する。なお、地図データとは、道路や建築物等の表示を含む一般的な地図データである。

0030

メール送信部45は、送信先のメールアドレスにメールを送信するメール送信サーバを含む。メール送信部45は、目撃情報が投稿されたとき、投稿された目撃情報が選択条件を充足するか否かを判定し、選択条件を充足するときにその目撃情報を含むテキストデータ、画像データ、目撃情報を表示するURLのリンク、等を含む電子メールを自動作成させ、選択条件に紐付けられて指定された送信先のメールアドレスに自動送信するように設定されている。特定の選択条件Iをメールアドレスaaa@bbb.com"に紐付け、特定の選択条件IIをメールアドレス"bbb@aaa.com"に紐付け、目撃情報が選択条件Iを充足するときにはメールアドレス"aaa@bbb.com"に、目撃情報が選択条件IIを充足するときにはメールアドレス"bbb@aaa.com"にメールを自動送信するように設定されている。

0031

また、通信部60はインターネット回線に常時接続する通信を制御し、インターネットを介したクライアント端末10、ユーザ端末20または地図データベースサーバ70との情報通信を制御する。

0032

クライアント端末10としては、インターネットを介して所定のURLで指定されたウェブサーバにアクセス可能なインターネットブラウザアプリケーションをインストールされた補助記憶装置と、メモリ装置と、演算処理装置と、情報を入力するためのタッチパネルやキーボードやマウス等の入力装置と、各種情報画像表示するためのディスプレイ(出力装置)と、通信インターフェース装置、とを有する、スマートフォンタブレット型端末携帯電話機等の携帯情報端末パーソナルコンピュータが挙げられる。また、好ましくは、電子メールの送受信機能や、野生動物を撮影するためのカメラ機能録音機能や、GPSデータ受信機能等を備える。また、ユーザ端末20としては、インターネットを介して所定のURLで指定されたウェブサーバにアクセス可能なインターネットブラウザアプリケーションをインストールされた補助記憶装置と、メモリ装置と、演算処理装置と、情報を入力するためのタッチパネルやキーボードやマウス等の入力装置と、各種情報を画像表示するためのディスプレイ(出力装置)と、通信インターフェース装置、とを有し、好ましくは電子メールの送受信機能を備えた、スマートフォン,タブレット型端末,携帯電話機等の携帯情報端末やパーソナルコンピュータが挙げられる。また、メール受信端末としては、メール受信機能を備えた携帯情報端末やパーソナルコンピュータが挙げられる。なお、クライアント端末10は目撃情報を投稿するための端末であり、ユーザ端末20は目撃情報を利用するための端末であり、メール受信端末のメールを受信するための端末であるが、ユーザ端末をクライアント端末やメール受信端末として利用しても、クライアント端末をユーザ端末やメール受信端末として利用してもよい。

0033

次に、野生動物目撃情報収集システム100についてフローチャートを参照してその運用の手順を説明する。図3は、投稿者がクライアント端末10からサーバ装置30にアクセスして目撃情報を投稿するときの手順を示すフローチャートである。各クライアント端末10は、投稿受付部43に割り当てられたURLを指定することにより、サーバ装置30の投稿受付部43にアクセスできる。

0034

投稿者が野生動物目撃情報収集システム100に目撃情報を投稿するとき、投稿者は保有するクライアント端末10にインストールされたインターネットブラウザから投稿受付部43に割り当てられたURLを指定して、投稿受付部43にアクセスする(ステップS1)。

0035

クライアント端末10から投稿受付部43にアクセスされたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、クライアント端末10のディスプレイの画面に、例えば、図4に示すような「野生動物目撃情報収集システム目撃地域検索」のタイトルと、「都道府県・市区を選択し『地図表示』をクリックもしくはタップしてください。」の入力方法の説明と、都道府県及びその市区町村を選択するためのプルダウンメニューを含む画面を表示させることを指令する。また、サーバ制御部41は、投稿受付部43に対して、クライアント端末10からの目撃情報の入力情報を記憶させる指令をする。

0036

投稿者は、クライアント端末10のディスプレイに表示された画面のプルダウンメニューから目撃地域の都道府県を選択し、さらに、選択された都道府県の市区町村のプルダウンメニューから目撃地域を含む市区町村を選択する。そして、投稿者は、クライアント端末10の画面上で目撃地域の市区町村を選択した後、『地図表示』のアイコンボタンをクリックやタップして選択することにより、目撃地域の選択が確定される(ステップS2)。図4では、一例として、目撃地域として「福島県山市」が選択された例を示している。

0037

ステップS2において、クライアント端末10から目撃地域の入力が確定されたとき、サーバ制御部41は、選択された目撃地域を含む地図データをインターネットに接続された地図データベースサーバ70の地図データベース71から取得し、表示制御部42に対して、クライアント端末10の画面に目撃地域の地図を表示することを指令する。具体的には、例えば、図5に示すように「福島県郡山市地図」のようなタイトルと、「目撃した地点をクリック(またはタップ)して目撃情報を登録してください」のような入力方法の説明と、福島県郡山市付近の地図を表示させることを指令する(ステップS3)。

0038

投稿者は、クライアント端末10のディスプレイの画面に表示された選択した目撃地域の地図から、野生動物の目撃地点を探し、クライアント端末10の入力装置から目撃地点を入力する。具体的には、例えば、クライアント端末10が入力装置としてタッチパネルを備えたスマートフォン等の携帯情報端末である場合、ディスプレイの画面に表示された地図上の目撃地点に一致する箇所をタップすることにより目撃地点が入力される。また、クライアント端末10がタッチパネルを備えた携帯情報端末である場合には、ディスプレイに表示された画面をピンチアウトまたはピンチインすることにより、地図の拡大縮小操作ができるように構成されていてもよい。また、2本の指を画面に同時に当てるマルチタッチ感知した場合には、地図の移動操作ができるように構成されていてもよい。サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、タッチパネルの操作により、変更の指示を受けた地図を表示させるように指令する。このようにして、投稿者は、選択した目撃地域の地図から目撃地点を探し、クライアント端末10の入力装置から目撃地点を入力する。なお、目撃地点を手入力する代わりに、目撃地域の地図から目撃地点を探すことなく、クライアント端末10に実装されたGPSデータ受信機能等の現在地情報(緯度、経度)を直接入力してもよい。このようにして目撃地点が入力される(ステップS4)。

0039

ステップS4で目撃地点が入力されたとき、サーバ制御部41は、目撃地点における目撃情報の入力を要求する画面を表示するように表示制御部42に指令する。表示制御部42は、サーバ制御部41からの指令を受けて、目撃情報を入力するフォームを含むUIを備えた画面表示をクライアント端末10のディスプレイに表示させる。具体的には、表示制御部42は、例えば、図6に示すような、「目撃情報を登録」のモーダルウィンドウを表示させる。図6に示すモーダルウィンドウには、目撃日時を指定する「目撃日時」入力メニューと、目撃した動物の種類を選択させる「目撃した動物の種類」プルダウンメニューと、目撃したときの野生動物の状況を選択させる「状況」プルダウンメニューと、その他の付加情報を入力する「コメント」のテキスト入力カラムが表示されている。また、目撃した画像や映像を撮影した場合には、それらの画像や映像をファイルとして投稿するための「画像有り」のアイコンボタンが表示されている。「画像有り」のアイコンボタンを選択したときには、さらに、画像ファイルを投稿するためのモーダルウィンドウが表示される。投稿者は投稿する画像ファイルを選択して投稿することができる。このようにして、投稿者は、クライアント端末10の入力装置から、目撃地点で目撃した野生動物の目撃情報をモーダルウィンドウに表示された項目に沿って入力する(ステップS5)。

0040

目撃情報に含まれる項目としては、例えば、次のような項目が含まれる。(1)目撃日時情報、(2)イノシシ、クマ、シカ、キツネウサギ、タヌキ、アライグマカラスネコイヌ、不明、のような動物種情報、(3)道路横切り、轢死、轢死を除く死骸、怪我、農作物被害、ゴミ荒らし、等の状況情報、(4)大人、子供、100cm位、5匹程度の群れ、つがい、等の任意にテキスト入力された付加情報等が挙げられる。また、画像や映像を撮影した場合には、「画像有り」のアイコンボタンを選択することにより、画像または映像の選択画面が表示され、撮影した画像や映像を選択することにより目撃情報にそれらを含ませて投稿される。

0041

そして、ステップS5において入力された目撃情報が目撃情報データベース51に登録される。具体的には、投稿者がクライアント端末10の入力装置から、例えば、図6に示すモーダルウィンドウに目撃情報を入力したのち、「この内容で登録」のアイコンボタンをクリックまたはタップする等して選択する。投稿受付部43は、目撃情報が登録されたときに、登録された目撃情報を目撃情報データベースサーバ50に送信し、目撃情報データベース51にその目撃情報を格納するように指令する(ステップS6)。このようにして目撃情報の投稿処理が完了する。

0042

このような一連の投稿処理により、目撃情報データベース51に投稿された目撃情報が登録される。そして、多数の投稿者から投稿された多数の目撃情報は逐次、目撃情報データベース51に登録されていく。このようにして投稿された目撃情報が蓄積されることにより、図7に示すような大量の目撃情報データを含む目撃情報データベースが生成される。

0043

次に、野生動物目撃情報収集システム100のユーザがユーザ端末20からサーバ装置30にアクセスして、目撃情報データを含む目撃情報データベース51を利用するときの手順を図8のフローチャートを参照して説明する。

0044

野生動物の目撃情報を利用するユーザは、保有するユーザ端末20にインストールされたインターネットブラウザに野生動物目撃情報収集システム100のウェブサーバ40のデータ出力部44に割り当てられたURLを指定して、データ出力部44にアクセスする(ステップS11)。

0045

ユーザ端末20がデータ出力部44のURLを指定してアクセスしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、例えば、図9に示すような「野生動物目撃情報収集システム」のタイトルと、ユーザID及びパスワードを入力させるログイン画面を表示させることを指令する。ユーザは、ユーザ端末20のディスプレイに表示されたログイン画面から、予め割り当てられたユーザID及びパスワード入力する。ユーザには、アクセス権限を付与されたユーザID及びパスワードが割り当てられている。また、ユーザは、ユーザIDに紐付けられた目撃情報の出力を必要とする地域が設定されている。本実施形態では、ユーザは「福島県郡山市」を地域設定しているものとする。サーバ制御部41は、データ出力部44に対して、ユーザ端末20から入力されたユーザID及びパスワードが予め割り当てたユーザID及びパスワードに一致する場合には、ユーザをデータ出力部44にログインさせる指令をする(ステップS12)。

0046

ステップS12において、ユーザがデータ出力部44にログインしたとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、野生動物の目撃情報の利用方法を選択させるためのUIを含む画面を表示させることを指令する。具体的には、例えば、図10に示すように「ユーザID、パスワード、ログイン名」のようなユーザ情報の表示と、「メニュー番号を入力し、エンターキーを押してください。」の表示とともにメニュー番号入力欄が表示される。さらに、メニュー番号として、例えば、「3.ログインユーザ管理」、「50.目撃情報」、「51.ユーザ地図」、「100.自動メール送信設定」等のように、番号に対応する各メニューの説明が表示される。

0047

ユーザは、ユーザ端末20のディスプレイの画面に表示された、「3.ログインユーザ管理」、「50.目撃情報」、「51.ユーザ地図」、「100.自動メール送信設定」等の各メニューから、目的とするメニューを選択し、メニュー番号入力欄にその番号を入力する(ステップS13)。

0048

ここで、各メニューの内容を説明すれば、「3.ログインユーザ管理」メニューは、ログインユーザのアクセス権限等に関する情報を表示または設定する画面である。また、「50.目撃情報」メニューは目撃情報データベース51からユーザが選択した地域の目撃情報を読み込んで表示し、またその目撃情報を所定の項目でフィルタリングしてデータ抽出するためのメニューである。また、「51.ユーザ地図」メニューはユーザが選択した地域の目撃情報またはそれをフィルタリングしてデータ抽出して生成させた目撃情報を読み込んで地図上に表示させるためのメニューである。また、「100.自動メール送信設定」メニューはユーザが設定した目撃情報の選択条件を特定の送信先のメールアドレスに紐付けて、そのメールアドレスにメールを自動送信させるための条件を設定するメニューである。

0049

ステップS13でユーザがメニュー番号入力欄に、「3.ログインユーザ管理」を入力したとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、例えば、図11に示すような、ログインユーザのアクセス権限やログインユーザが予め設定した目撃情報を必要とする地域等を表示または設定する画面を表示することを指令する。ユーザはこの画面において、ログインユーザのアクセス権限等に関する情報を表示または設定することができる。

0050

ステップS13でユーザがメニュー番号入力欄に、「50.目撃情報」を入力したとき、サーバ制御部41は、データ出力部44に対して目撃情報データベース51からユーザが設定した目撃地域の目撃情報を読み込むことを指令し、さらに、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、例えば、図12に示すような、選択された目撃地域(本実施形態では「福島県郡山市」)における投稿された目撃情報の一覧を表示することを指令する(ステップS14)。図12に示す「50.目撃情報」メニューにおいては、目撃地点(緯度及び経度)、目撃日時、動物種、状態、「画像」アイコン、「選択」チェックボックスが表示されている。

0051

また、図12に示すように、「50.目撃情報」メニューにおいては、表示された多数の目撃情報を各項目によってフィルタリングするための入力欄が設けられている。具体的には、目撃日時の範囲でフィルタリングするための目撃日付範囲入力欄、動物種でフィルタリングするための「動物種」のプルダウンメニュー、「状態」でフィルタリングするための「状態」のプルダウンメニュー、「備考」欄をテキスト検索するための「備考検索ワード」の入力ボックスがそれぞれ配されている。

0052

ログインユーザは、「50.目撃情報」メニューにおいて、フィルタリング機能によって各項目のフィルタリング条件を設定して目撃情報をフィルタリングすることができる。また、フィルタリング機能によらず、ユーザが選択チェックボックスチェックを入力した行のみを任意に選択してフィルタリングすることもできる。このようにして、ユーザが必要とする条件を設定し、フィルタリングされたデータのみをフィルタリング表示させて出力することができる(ステップS15)。図13は、例えば、「目撃日時2018-11-1〜2018-11-15」、「クマ」でフィルタリングしたときのフィルタリング表示の一例を示す。図13においては、上記フィルタリング条件において、6頭のクマの目撃情報がヒットしたことが表示されている。このようにして、目撃情報をフィルタリングして表示させる出力工程が終了する。

0053

なお、「50.目撃情報」メニューの画面においては、関連する目撃情報が通報されたり、情報が誤っていた場合等に、「編集ボタン」を押すことにより編集画面を表示させ、目撃情報に追加の情報を付加したり、修正する等して編集することもできる。また、目撃情報またはフィルタリング後の目撃情報は、地図上の目撃地点にピン(マーカー)を掲示して表示させるようにして出力したり、汎用表計算ソフトデータ移行して出力したりすることにより、さらに、目撃情報を効率的に利用することもできる。

0054

また、ステップS13でユーザがメニュー番号入力欄に、「51.ユーザ地図」を入力したとき、サーバ制御部41は、データ出力部44に対して目撃情報データベース51からユーザが設定した目撃地域の目撃情報を読み込むことを指令し、さらに、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、例えば、図14に示すように、ユーザが選択した地域(本実施形態では「福島県郡山市」)における投稿された目撃情報を地図データサーバ71から取得した「福島県郡山市」付近の地図上に経度と緯度に基づいてピンを掲示して重畳して表示することを指令する(ステップS16)。ユーザは地図上に重畳して掲示されたピン(マーカー)を参照して、目撃情報の分布を把握することができる。また、目撃情報は、ステップS15でフィルタリングした目撃情報データを参照してフィルタリングされた目撃情報であってもよい。また、例えば、ピンは、例えば、クマは赤、タヌキは緑のようにピンを色分けして表示してもよい。さらに、例えば、ユーザがピンにカーソルを重ねたときに、そのピンの目撃情報をポップアップさせて表示させてもよい。

0055

また、ステップS13でユーザがメニュー番号入力欄に、「100.自動メール送信設定」を入力したとき、サーバ制御部41は、表示制御部42に対して、ユーザ端末20のディスプレイの画面に、例えば、図15に示すような「自動送信メール選択条件設定」を表示することを指令する。図15に示す「自動送信メール選択条件設定」画面には、「自動送信メール選択条件設定」のタイトルと、「メールアドレス」、「メールタイトル」、「メール本文」の入力画面と、設定条件を設定するためのチェックボックスが配されている。ユーザは、目撃情報が投稿されたとき、その目撃情報の選択条件に応じてメールを自動送信する送信先のメールアドレスを設定する(ステップS17)。

0056

具体的には、例えば、清掃対応が必要な野生動物の死骸に関する目撃情報を清掃担当者が有するメール受信端末25aに送信したい場合、「メールアドレス」に清掃担当者のメールアドレス"aaa@bbb.com"を設定し、「メールタイトル」に”死骸の目撃の通知”と設定し、「メール本文」に”"yyyy"年"mm"月"dd"日"hh"時"mm"分に以下の地点で"eee"の死骸の目撃情報が投稿されました。”のようなメールを自動送信するように設定する。"yyyy"は西を、"mm"は月を、"dd"は日を"hh"は時を、"mm"は分を、"eee"は動物種を示し、これらの項目にデータベースを参照する引数指定する。そして、選択条件として、例えば、「動物種」の全てチェックボックスにチェックし、「状態」の”轢死”及び“その他の死亡”のチェックボックスにチェックする。このように自動送信メールの選択条件を設定することにより、清掃対応が要求される動物の”轢死”及び“その他の死亡”の目撃情報の投稿があったときには、清掃担当者が有するメール受信端末25aのメールアドレスにその情報の詳細が速やかに通知される。また、メールには詳細情報を参照するための情報を掲示する画面を表示するURLを添付してもよい。

0057

また、例えば、高速道路上での野生動物の目撃情報を高速道路の管理担当者が有するメール受信端末25bに送信したい場合、「メールアドレス」に高速道路の管理担当者のメールアドレス"bbb@aaa.com"を設定し、「メールタイトル」に”高速道路上での動物の目撃の通知”と設定し、「メール本文」に”"yyyy"年"mm"月"dd"日"hh"時"mm"分に以下の地点で"eee"の死骸の目撃情報が投稿されました。”のようなメールを自動送信するように設定し、選択条件として、「動物種」の全てチェックボックスにチェックし、「状態」の「高速道路目撃」のチェックボックスにチェックする。このように自動送信メールの選択条件を設定することにより、高速道路の安全確保が要求される動物の目撃情報の投稿があったときには、高速道路の管理担当者が有するメール受信端末25bのメールアドレスにその情報の詳細が速やかに通知される。また、メールには地図情報を掲示する画面を表示するURLを添付することが、動物の出没地域を容易に把握することができる点から好ましい。

0058

図16は、メール送信の手順を示すフローチャートである。図16に示すように、投稿受付部43は新たな目撃情報が投稿されることを待機する(S18)。そして、投稿受付部43が新たな目撃情報の投稿を受け付けたとき、サーバ制御部41は、受け付けられた目撃情報をメール送信部45に送信することを投稿受付部43に指令する。

0059

メール送信部45は、サーバ制御部41から受信した目撃情報が、予め設定された自動送信メール選択条件を充足するか否かを判定する(S19)。具体的には、受信した目撃情報が、自動送信メール選択条件に一致する場合(Yes)、その自動送信メール選択条件に紐付けられたメールアドレスに予め設定された情報を含むメールを自動送信する(S20)。そして、メールの自動送信により、メール受信端末の使用者がメールを受信することにより、自動送信メール選択条件を充足する目撃情報が通知されたことを速やかに知ることができる。一方、受信した目撃情報が、自動送信メール選択条件に一致しない場合(No)、メールは送信されない。そして、再び、投稿受付部43は新たな目撃情報が投稿されることを待機する(S18)。

0060

このようなシステムによれば、例えば、清掃対応が必要な野生動物の死骸に関する目撃情報は、清掃担当者が有するユーザ端末のメールアドレスに選択的に自動送信し、また、クマ等の人への危害が及ぶ野生動物の徘徊の目撃情報は、警察の担当者が有するユーザ端末のメールアドレスに選択的に自動送信し、また、道路上での野生動物の目撃情報は、特定の地域の道路管理担当者が有するユーザ端末のメールアドレスに選択的に自動送信するような処理により、必要な対応者に必要な目撃情報のみを適切に通報することができる。

0061

以上、本発明に係る野生動物目撃情報収集システムの一実施形態を説明した。本発明の実施形態は、以上説明したような形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。

0062

1補助記憶装置
2メモリ装置
3演算処理装置
4インターフェース装置
5入力装置
10クライアント端末
20(20a〜20c)ユーザ端末
30サーバ装置
40ウェブサーバ
41サーバ制御部
42表示制御部
43投稿受付部
44データ出力部
45メール送信部
50目撃情報データベースサーバ
51 目撃情報データベース
52地図データベース
60通信部
70 地図データベースサーバ
71 地図データベース
100野生動物目撃情報収集システム

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