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技術 案内システム

出願人 株式会社ソーシャル・キャピタル・デザイン
発明者 武藤信義今道周雄
出願日 2018年6月29日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2018-123941
公開日 2020年1月9日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2020-003377
状態 未査定
技術分野 航行(Navigation) 交通制御システム
主要キーワード 両端点間 点検場所 可搬型通信端末 近接範囲 傾き検出装置 位置情報検出装置 水平位 ポイント識別情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年1月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

利用者に複数の目的地及びまでの経路を案内する案内システムを提供する。

解決手段

複数のスポットスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,取得した経路情報を表示させる経路情報表示処理部と,地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部と,を有する。経路情報表示処理部は,少なくとも,案内画面と、方位情報表示画面と、AR表示画面切り替えながら表示処理を実行する。経路情報設定処理部は,スポット間の経路を設定する際に,各スポットの順序情報に基づいて連続する2点のスポットを直線で結び,ポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を直線上に設定し,点の位置を移動することで,その点と点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する処理を実行する。

概要

背景

旅行者などが観光を行う場合,ガイドブックなどで観光したい場所を選び,そこまで徒歩などで移動をして観光をする。この場合,タクシーバスなどの交通機関を利用すれば目的地まで容易に到達し得るが,たとえば京都のように,観光したい場所が近隣点在する場合には徒歩により移動するほうが効率的な場合もある。しかし,そのエリアに詳しくないことも多く,その場合には,地図を参照しながら目的地まで歩くこととなる。

一方,地図を参照する場合,現在地を特定し,そこから目的地までの経路を考える必要がある。そこでかかる作業を軽減するため,たとえば下記非特許文献1に示すように,スマートフォンなどの可搬型通信端末インストールした地図情報アプリケーションソフトウェアが用いられる。

地図情報アプリケーションソフトウェアの場合,現在地の緯度経度情報GPS装置によって取得し,目的地を設定すると,現在地から目的地までの経路が自動的に特定され,アプリケーションソフトウェアで表示がされる。そのため,旅行者は,この経路にしたがって歩くことができる。

また旅行以外であっても,たとえば設備施設建造物などの点検対象について点検をするなど,複数の目的地を巡る必要がある場合にも同様のことが該当する。すなわち,現在地の緯度・経度情報をGPS装置によって取得し,目的地となる点検対象の所在場所を設定することで,経路にしたがって点検者が向かい,点検作業を行う。このような従来例を特許文献1,特許文献2に示す。

概要

利用者に複数の目的地及びまでの経路を案内する案内システムを提供する。複数のスポットスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,取得した経路情報を表示させる経路情報表示処理部と,地情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部と,を有する。経路情報表示処理部は,少なくとも,案内画面と、方位情報表示画面と、AR表示画面切り替えながら表示処理を実行する。経路情報設定処理部は,スポット間の経路を設定する際に,各スポットの順序情報に基づいて連続する2点のスポットを直線で結び,ポイントを設定するための地情報上において移動可能な点を直線上に設定し,点の位置を移動することで,その点と点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する処理を実行する。

目的

これによって,たとえば企業がその会員向けの経路情報を設定し,会員のみに特別な観光情報(経路情報)を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,前記取得した経路情報を表示させる経路情報表示処理部と,地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部と,を有しており,前記経路情報表示処理部は,少なくとも,前記取得した経路情報における,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる案内画面と,方位を示す方位円と,前記利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,前記地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる方位情報表示画面と,前記利用者端末の撮像装置撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面と,を切り替えながら表示処理を実行し,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,ことを特徴とする案内システム。

請求項2

スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,前記取得した経路情報に基づいて,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる経路情報表示処理部,を有することを特徴とする案内システム。

請求項3

前記経路情報としてスポット関連情報を含み,前記経路情報表示処理部は,前記地図情報に重畳して,前記スポット標識が対応するスポットのスポット関連情報の一部または全部を表示させる,ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の案内システム。

請求項4

前記経路情報表示処理部は,さらに,方位を示す方位円と,前記利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,前記地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる,ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の案内システム。

請求項5

前記経路情報表示処理部は,さらに,前記利用者端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する,ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の案内システム。

請求項6

前記経路情報表示処理部は,前記利用者端末の垂直方向への傾きを監視しており,前記利用者端末があらかじめ定められた傾き以上,垂直方向へ傾けられたことを検出すると,前記AR表示画面の表示処理を行う,ことを特徴とする請求項1または請求項5に記載の案内システム。

請求項7

前記経路情報表示処理部は,所定の距離の範囲内,かつ前記特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を前記撮像装置で撮像した画像情報に重畳して表示させる,ことを特徴とする請求項1,請求項5または請求項6のいずれかに記載の案内システム。

請求項8

前記経路情報表示処理部は,前記利用者端末の垂直方向への傾きを監視しており,前記AR表示画面を表示している状態において,前記利用者端末2があらかじめ定められた傾き以上に,垂直方向へ傾けられていないことを検出すると,AR表示画面の表示処理を終了する,ことを特徴とする請求項1,請求項5から請求項7のいずれかに記載の案内システム。

請求項9

前記案内システムは,さらに,前記地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,を有することを特徴とする請求項2から請求項8のいずれかに記載の案内システム。

請求項10

前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の案内システム。

請求項11

前記案内システムは,さらに前記経路情報を記憶する経路情報記憶部,を有しており,前記経路情報設定処理部は,前記設定した経路情報の公開範囲の設定を受け付け,前記経路情報表示処理部は,利用者が対応する公開範囲内の経路情報を前記経路情報記憶部から取得して,前記利用者端末で経路情報の表示を行う,ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の案内システム。

請求項12

スポットを案内する案内システムであって,前記案内システムは,方位を示す方位円と,利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる処理部,を有することを特徴とする案内システム。

請求項13

前記経路情報表示処理部は,さらに,前記スポットへの経路の一部または全部を表示させる,ことを特徴とする請求項1,請求項4から請求項11のいずれかに記載の案内システム。

請求項14

前記経路情報表示処理部は,立体表示モードにおいて,前記スケール円と方位円とをその立体表示モードの仰角に応じて表示する,ことを特徴とする請求項1,請求項12または請求項13に記載の案内システム。

請求項15

スポットを案内する案内システムであって,前記案内システムは,前記利用者端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する処理部,を有することを特徴とする案内システム。

請求項16

スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,前記地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,を有しており,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,ことを特徴とする案内システム。

請求項17

可搬型通信端末を,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,前記取得した経路情報に基づいて,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる経路情報表示処理部,として機能させることを特徴とする案内プログラム

請求項18

可搬型通信端末を,方位を示す方位円と,利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる処理部,として機能させることを特徴とする案内プログラム。

請求項19

可搬型通信端末を,前記可搬型通信端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する処理部,として機能させることを特徴とする案内プログラム。

請求項20

コンピュータを,地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,として機能させる案内プログラムであって,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,ことを特徴とする案内プログラム。

技術分野

0001

利用者に対して目的地を案内するための案内システムに関する。

背景技術

0002

旅行者などが観光を行う場合,ガイドブックなどで観光したい場所を選び,そこまで徒歩などで移動をして観光をする。この場合,タクシーバスなどの交通機関を利用すれば目的地まで容易に到達し得るが,たとえば京都のように,観光したい場所が近隣点在する場合には徒歩により移動するほうが効率的な場合もある。しかし,そのエリアに詳しくないことも多く,その場合には,地図を参照しながら目的地まで歩くこととなる。

0003

一方,地図を参照する場合,現在地を特定し,そこから目的地までの経路を考える必要がある。そこでかかる作業を軽減するため,たとえば下記非特許文献1に示すように,スマートフォンなどの可搬型通信端末インストールした地図情報アプリケーションソフトウェアが用いられる。

0004

地図情報アプリケーションソフトウェアの場合,現在地の緯度経度情報GPS装置によって取得し,目的地を設定すると,現在地から目的地までの経路が自動的に特定され,アプリケーションソフトウェアで表示がされる。そのため,旅行者は,この経路にしたがって歩くことができる。

0005

また旅行以外であっても,たとえば設備施設建造物などの点検対象について点検をするなど,複数の目的地を巡る必要がある場合にも同様のことが該当する。すなわち,現在地の緯度・経度情報をGPS装置によって取得し,目的地となる点検対象の所在場所を設定することで,経路にしたがって点検者が向かい,点検作業を行う。このような従来例を特許文献1,特許文献2に示す。

0006

特開2017−62685号公報
特開2017−81685号公報

先行技術

0007

Google,”Googleマップアプリナビを使用する”,[online],インターネット<URL:https://support.google.com/maps/answer/3273406?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=ja>

発明が解決しようとする課題

0008

上述の特許文献1,特許文献2,非特許文献1などの従来技術を用いた場合,現在地から目的地までへの経路が表示されるので,その2点間の移動を行うことはできる。しかし,さらにそこから別の目的地に行きたい場合,再度,同じ操作を繰り返さなければならない。また複数の目的地まで行きたい場合,各目的地を巡る経路が最適なものとは限らない。たとえば,旅行者が,京都市内の近隣の複数の寺社を巡りたい場合,必ずしも現在地に近い順番に巡ればよいとは限らず,歴史背景や正式な参拝順番,混雑状況などの諸情報に基づいて適切に巡りたい場合もある。しかし,特に非特許文献1のようにアプリケーションソフトウェアを用いた場合には,最短経路で案内をすることが多いので,必ずしも旅行者の要望にかなったものとはならない。また,そもそも旅行者が適切な経路を知らなければ,複数の目的地を設定した経路設定自体を行うことができない。そのため,旅行者の知識が不足している場合,そのような経路を設定することができず,実際に巡った後に,それが適切な経路でなかったと後悔をすることもある。

0009

また,自分が巡った,あるいは設定した経路がよかった場合,その経路を第三者などに教えたい場合もあるが,そのようなことは非特許文献1のようなアプリケーションソフトウェアを用いた場合には行えない。

0010

点検の場合にも,定められた点検順番で回り,点検作業を行う必要がある場合もある。そのため,点検者が熟練であれば知識で補えるが,新人のように経験が浅い人の場合には,その都度,確認作業が必要となる。

0011

このように,従来の技術では,単に2地点間の経路は案内可能であるものの,複数の目的地について経路情報が提供されるシステムはなかった。また,かかる経路情報を簡単に作成するシステムもなかった。

課題を解決するための手段

0012

そこで本発明者らは,上記問題点に鑑み,設定した複数の目的地を案内する案内システムを発明した。また,複数の目的地までへの経路情報を作成することが可能な案内システムを発明した。

0013

第1の発明は,スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,前記取得した経路情報を表示させる経路情報表示処理部と,地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部と,を有しており,前記経路情報表示処理部は,少なくとも,前記取得した経路情報における,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる案内画面と,方位を示す方位円と,前記利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,前記地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる方位情報表示画面と,前記利用者端末の撮像装置撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面と,を切り替えながら表示処理を実行し,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,案内システムである。

0014

本発明によって,複数の目的地(スポット)を設定した経路情報に基づいて案内を行うことができる。そして単に目的地だけではなく,その経路も表示されるので,利用者はスムースに移動をすることができる。また,本発明によって,複数の目的地を設定した経路情報を容易に作成することもできる。これによって,たとえば利用者が自ら,旅行の前などに複数の目的地と,各目的地間の経路を含めた経路情報を作成しておくことができ,それを旅行などの際に利用することも可能となる。

0015

第2の発明は,スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,利用者端末において,前記取得した経路情報に基づいて,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる経路情報表示処理部,を有する案内システムである。

0016

本発明によって,複数の目的地(スポット)を設定した経路情報に基づいて案内を行うことができる。そして単に目的地だけではなく,その経路も表示されるので,利用者はスムースに移動をすることができる。

0017

上述の発明において,前記経路情報としてスポット関連情報を含み,前記経路情報表示処理部は,前記地図情報に重畳して,前記スポット標識が対応するスポットのスポット関連情報の一部または全部を表示させる,案内システムのように構成することができる。

0018

本発明によって,経路を利用者が閲覧している場合に,あわせてその目的地(スポット)に関する情報を閲覧することもできる。

0019

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,さらに,方位を示す方位円と,前記利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,前記地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる,案内システムのように構成することができる。

0020

本発明によって,利用者は目的地(スポット)までへの概略の距離と,方位とを一度に確認することができる。これによって,利用者は,どの方位に向かって移動したらよいのかを確認することができる。

0021

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,さらに,前記利用者端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する,案内システムのように構成することができる。

0022

本発明のように構成することで,利用者端末で撮像している画像情報に目的地(スポット)のスポット標識を重畳して表示させるAR表示画面を用いることで,目的地を容易に認識することが可能となる。

0023

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,前記利用者端末の垂直方向への傾きを監視しており,前記利用者端末があらかじめ定められた傾き以上,垂直方向へ傾けられたことを検出すると,前記AR表示画面の表示処理を行う,案内システムのように構成することができる。

0024

本発明のように構成することで,利用者がAR表示画面を利用したい場合には,利用者端末を垂直方向に傾けるだけで画面表示を切り替えることができる。これによって,画面の切り替えを迅速かつ容易に行える。ARは垂直に利用することが一般的である。そのため,利用者にとっては自然な動作で画面の切り替えが行える。

0025

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,所定の距離の範囲内,かつ前記特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を前記撮像装置で撮像した画像情報に重畳して表示させる,案内システムのように国政することができる。

0026

AR表示画面にスポット標識を表示する場合,撮像装置で撮像する視界範囲(角度内)には入っているが,自らの位置からは遠い場所にあるスポットのスポット標識も表示されてしまう可能性がある。AR表示画面は2次元であるので,自らの位置から近いスポットなのか遠いスポットなのかは,AR表示画面からは,スポット情報などを確認しなければすぐには特定できない可能性がある。そこで,所定の距離の範囲内のスポットを表示させることによって,遠方のスポットを表示させずにすみ,利用者の混乱を防止できる。

0027

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,前記利用者端末の垂直方向への傾きを監視しており,前記AR表示画面を表示している状態において,前記利用者端末があらかじめ定められた傾き以上に,垂直方向へ傾けられていないことを検出すると,AR表示画面の表示処理を終了する,案内システムのように構成することができる。

0028

AR表示画面に表示を切り替える場合とは逆に,AR表示画面からほかの画面に切り替えるためには,利用者端末の垂直方向の傾きが,あらかじめ定められた傾き以上ではないことを検出すれば,利用者にとって同じ操作で画面の切り替えができるので,利用者にとっては自然な動作で画面の切り替えができる。また,画面切り替え自体も迅速かつ容易に行える。

0029

上述の発明において,前記案内システムは,さらに,前記地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,を有する案内システムのように構成することができる。

0030

本発明によって,複数の目的地(スポット)を設定した経路情報を容易に作成することもできる。これによって,たとえば利用者が自ら,旅行の前などに複数の目的地と,各目的地間の経路を含めた経路情報を作成しておくことができ,それを旅行などの際に利用することも可能となる。

0031

上述の発明において,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する案内システムのように構成することができる。

0032

スポット間の経路は道に沿っていることがよい。しかし道に沿わせる場合,自動的にそれを行うと費用が発生する場合などがあり,コスト面で問題が生じる。そこで本発明のように手動であっても,簡単に道に沿った経路を作成することができる。

0033

上述の発明において,前記案内システムは,さらに,前記経路情報を記憶する経路情報記憶部,を有しており,前記経路情報設定処理部は,前記設定した経路情報の公開範囲の設定を受け付け,前記経路情報表示処理部は,利用者が対応する公開範囲内の経路情報を前記経路情報記憶部から取得して,前記利用者端末で経路情報の表示を行う,案内システムのように構成することができる。

0034

経路情報は自らが利用するほか,第三者に公開可能となっていてもよい。特定の第三者だけに利用させた場合には,公開範囲が設定できるとよい。これによって,たとえば企業がその会員向けの経路情報を設定し,会員のみに特別な観光情報(経路情報)を提供するなどのサービスも可能となる。

0035

第12の発明は,スポットを案内する案内システムであって,前記案内システムは,方位を示す方位円と,利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる表示処理部,を有する案内システムである。

0036

本発明によって,利用者は目的地(スポット)までへの概略の距離と,方位とを一度に確認することができる。これによって,利用者は,どの方位に向かって移動したらよいのかを確認することができる。

0037

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,さらに,前記スポットへの経路の一部または全部を表示させる,案内システムのように構成することができる。

0038

スポットへの経路はすべて表示する必要がない場合もある。そこで,地図情報の縮尺に応じてその一部を表示させるなど,適宜のサイズに応じた表示を行えばよい。

0039

上述の発明において,前記経路情報表示処理部は,立体表示モードにおいて,前記スケール円と方位円とをその立体表示モードの仰角に応じて表示する,案内システムのように構成することができる。

0040

立体表示モードは,鳥瞰図として地図を視認できるので,利用者が地図を立体的に認識でき,利用者の位置関係の理解につながる場合もある。そしてその場合には方位と距離がわかると利用者の理解を一層,高めることができる。

0041

第15の発明は,スポットを案内する案内システムであって,前記案内システムは,前記利用者端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する処理部,を有する案内システムである。

0042

本発明のように構成することで,利用者端末で撮像している画像情報に目的地(スポット)のスポット標識を重畳して表示させるAR表示画面を用いることで,目的地を容易に認識することが可能となる。

0043

第16の発明は,スポットへの経路を案内する案内システムであって,前記案内システムは,前記地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,を有しており,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,案内システムである。

0044

本発明のように構成することで,複数の目的地を設定した経路情報を容易に作成することもできる。これによって,たとえば利用者が自ら,旅行の前などに複数の目的地と,各目的地間の経路を含めた経路情報を作成しておくことができ,それを旅行などの際に利用することも可能となる。また,スポット間の経路について,道に沿った経路として,手動で,簡単に作成することができる。

0045

第2の発明は,本発明のプログラムを可搬型通信端末に読み込ませて実行することで実現できる。すなわち,可搬型通信端末を,複数のスポットとスポット間の経路とを含む経路情報のうち,少なくとも一以上の経路情報を取得し,前記取得した経路情報に基づいて,スポットを示すスポット標識とスポット間の経路とを,地図情報に重畳して表示させる経路情報表示処理部,として機能させる案内プログラムである。

0046

第12の発明は,本発明のプログラムを可搬型通信端末に読み込ませて実行することで実現できる。すなわち,可搬型通信端末を,方位を示す方位円と,利用者端末の位置を中心とした距離を示すスケール円とを同心円状に,地図情報に重畳して表示させ,前記スケール円で対応する距離および前記方位円で対応する方位の位置にスポット標識と,前記利用者端末の現在地標識とを表示させる経路情報表示処理部,として機能させる案内プログラムである。

0047

第15の発明は,本発明のプログラムを可搬型通信端末に読み込ませて実行することで実現できる。すなわち,可搬型通信端末を,前記利用者端末の撮像装置で撮像している方位を特定し,特定した方位を中心にした視界範囲内にあるスポットのスポット標識を,前記撮像装置で撮像している画像情報に重畳して表示するAR表示画面を表示する処理部,として機能させる案内プログラムである。

0048

第16の発明は,本発明のプログラムを可搬型通信端末に読み込ませて実行することで実現できる。すなわち,コンピュータを,地図情報に配置された複数のスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,スポット間の経路を含む経路情報を設定する経路情報設定処理部,として機能させる案内プログラムであって,前記経路情報設定処理部は,前記スポット間の経路を設定する際に,前記地図情報に配置されたスポットについて,各スポットの順序情報に基づいて,連続する2点のスポットを直線で結び,経由地点となるポイントを設定するための地図情報上において移動可能な点を,前記直線上に設定し,前記点の位置を移動することで,その点と前記点の両端点とを結ぶ直線上に新たな点を設定する,処理を実行する,案内プログラムである。

発明の効果

0049

本発明の案内システムを利用することによって,複数の目的地を容易に知ることができる。とくに複数の目的地までへの経路情報がある場合には,容易に,複数の目的地を適切に巡ることができる。また,経路情報を作成することも可能となる。そのため,たとえば旅行や点検作業などの前に,あらかじめ経路情報を作成しておき,実際に旅行や点検作業の際に,その経路情報にしたがって,各目的地を適切な順序で巡ることが可能となる。

図面の簡単な説明

0050

本発明の案内システムの全体の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
本発明の案内システムで用いるコンピュータのハードウェア構成の一例を模式的に示すブロック図である。
利用者端末と3軸(xyz軸)との対応関係を示す図である。
本発明の案内システムにおける経路情報設定処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおける経路情報の入力処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおけるハンドル位置移動処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおけるポイント・スポットの変更操作処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおけるポイント・スポットの削除操作処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおける経路情報表示処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
本発明の案内システムにおける移動経路記録処理の処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。
経路情報を設定するエリア(地域)の入力を受け付ける画面の一例を示す。
メニュー作成画面の一例を示す図である。
ハンドルを用いた経路設定処理の一例を模式的に示す図である。
地図情報に経路とスポット標識とが重畳表示された状態の案内画面の一例を示す図である。
スポット情報が表示されている状態の案内画面の一例を示す図である。
方位情報表示画面の一例を示す図である。
方位情報表示画面において立体表示モードの一例を示す図である。
AR表示画面の一例を示す図である。
利用者端末とスポットとが,あらかじめ定められた近接範囲内に位置している場合のAR表示画面の一例を示す図である。
移動経路記録画面の一例を示す図である。
移動経路記録画面にスポット標識が追加された画面の一例を示す図である。
地図情報表示画面の一例を示す図である。
経路情報設定処理において,スポットが配置された状態の画面の一例を示す図である。
スポット情報入力受付画面の一例を示す図である。
図23で配置されたスポット間に直線で経路を設定した状態の画面の一例を示す図である。
図25の状態の画面から,ハンドルの位置を変更した状態の画面の一例を示す図である。
図26の状態の画面から,ハンドルの位置移動処理をしたことで新たに設定されたポイントとスポット間の経路にハンドルが追加された状態の画面の一例を示す図である。
スポット2とスポット3との間のハンドルの位置を変更した状態の画面の一例を示す図である。
スポット3とスポット4との間のハンドルの位置を変更した状態の画面の一例を示す図である。
図29のハンドルの位置変更によりスポットに変更された点とスポット4との間のハンドルの位置を変更した状態の画面の一例を示す図である。
経路が設定された状態の画面の一例を示す図である。

0051

本発明の案内システム1の全体の構成のブロック図を図1に示す。また,本発明の案内システム1で用いるコンピュータのハードウェア構成の一例を図2に示す。

0052

案内システム1の利用者端末2,管理端末3は,サーバパーソナルコンピュータのほか,スマートフォンやタブレット型コンピュータなどの可搬型通信端末などのコンピュータによって実現される。コンピュータは,プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置70と,情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置71と,ディスプレイなどの表示装置72と,情報の入力を行う入力装置73と,演算装置70の処理結果や記憶装置71に記憶する情報の通信をする通信装置74とを有している。なお,コンピュータがタッチパネルディスプレイを備えている場合には表示装置72と入力装置73とが一体的に構成されていてもよい。タッチパネルディスプレイは,たとえばタブレット型コンピュータやスマートフォンなどの可搬型通信端末などで利用されることが多いが,それに限定するものではない。

0053

タッチパネルディスプレイは,そのディスプレイ上で,直接,所定の入力デバイスタッチパネル用のペンなど)や指などによって入力を行える点で,表示装置72と入力装置73の機能が一体化した装置である。

0054

案内システム1の管理端末3は一台のコンピュータによって実現されていてもよいが,その機能が複数のコンピュータによって実現されていてもよい。この場合のコンピュータとして,たとえばクラウドサーバであってもよい。

0055

本発明の案内システム1における各手段は,その機能が論理的に区別されているのみであって,物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。

0056

案内システム1は,利用者端末2と管理端末3とが用いられる。利用者端末2は,利用者が利用する可搬型通信端末やパーソナルコンピュータなどの各種コンピュータが含まれる。利用者が後述する経路情報の表示をする場合には,可搬型通信端末を用いることができるが,経路情報の設定を行う場合には可搬型通信端末のほか,パーソナルコンピュータであってもよい。可搬型通信端末には,本発明の案内システム1の各処理を実行するために必要なアプリケーションソフトウェアがインストールされており,そのアプリケーションソフトウェアによって,各処理が実行される。また,利用者端末2にはGPS装置などの位置情報検出装置と,利用者端末2の傾きを検出するための3軸(xyz軸)対応の加速度センサと,2軸(xy軸)または3軸(xyz軸)対応の地磁気センサと,撮像装置とを有する。傾きを検出するためには加速度センサのほか,傾きセンサなど異なる傾き検出のためのセンサ装置を用いることもできる。加速度センサ,傾きセンサを含め,傾き検出のためのセンサ装置を総称して傾き検出装置という。地磁気センサは方位を検出するためのセンサ装置であるが,ほかのセンサ装置を用いることもできる。方位を検出するためのセンサ装置を総称して方位検出装置という。利用者端末2と3軸との関係を図3に示す。管理端末3は,各種の情報を記憶したり,利用者端末2からの問い合わせに対する情報を返す端末である。

0057

管理端末3では,経路情報記憶部31と地図情報記憶部32とを有している。

0058

経路情報記憶部31は,複数の目的地(スポット)を巡る経路情報を記憶する。経路情報とは,後述するスポット情報と,ポイント情報と,2点のスポットを結ぶ経路204を示す情報のいずれか一以上を含む。スポット間の経路の途中には,後述する一以上のポイントを経由していてもよいし,経由していなくてもよい。スポットとは,観光地点検場所などの目的地である。地図情報においてスポットがある地点には,それがあることを示す標識(スポット標識201)が配置される。スポット標識201には,経路204におけるスポットの順序が表示されており,それは好ましくはスポット識別情報であるとよい。ポイントとはスポット間の経路204における経由地点であって,たとえば交差点建物などが該当する。ポイントがある地点には,それがあることを示す標識(ポイント標識202)が配置される。スポット情報とは,スポットを識別するスポット識別情報,スポット関連情報などがある。スポット関連情報としては,スポットに関連する情報であり,たとえば,スポットの画像情報,スポットの名称ジャンル住所電話番号,緯度・経度位置情報,スポットに関するウェブサイトのURL,コメント利用料金などの付随情報がある。ポイント情報とは,ポイントを識別するポイント識別情報,ポイントの緯度・経度の位置情報がある。2点のスポットを結ぶ経路204は直線であることが好ましいが,後述する移動経路記録処理部23による移動経路220を経路204とする場合には,位置情報を時系列化した情報であってもよいし,スポットおよび/またはポイントの2点間において,時系列化した位置情報ごとに,直線に近似をしたものであってもよい。またすべての位置情報ではなくても,スポットまたはポイントの各点を示す位置情報のみとしておき,その2点間の位置情報を結ぶ直線を経路204としてもよい。

0059

地図情報記憶部32は,地図に関する情報を記憶する。

0060

利用者端末2は,経路情報設定処理部21と経路情報表示処理部22と移動経路記録処理部23とを有する。

0061

経路情報設定処理部21は,経路情報を設定する処理を実行する。また,経路情報を設定する処理に必要な範囲の地図情報を,管理端末3の地図情報記憶部32から取得する。なお,地図情報は,管理端末3から取得せずとも,地図情報を記憶する所定の地図情報提供サーバから取得してもよいし,利用者端末2に地図情報を記憶しておき,それを取得してもよい。

0062

経路情報設定処理部21は,利用者端末2において所定の操作を受け付けることで,まず,経路情報を設定するエリア(地域)の設定を受け付ける処理を実行する。たとえば,図11に示す地図情報を表示する画面から,設定するエリアの範囲の入力を受け付ける。図11(a)では表示する日本地図から,エリアを設定しようとする領域をドラッグして範囲指定をし,そこからエリアの絞り込みを行う。そして複数の段階の絞り込みを行いながら,最終的に絞り込みを行うエリアを設定する。最終的に絞り込みを行うエリアの一例が図11(b)である。

0063

経路情報設定処理部21は,設定したエリアに対して,経路情報の入力を受け付ける処理を実行する。たとえば,図12に示すメニュー作成画面から,その経路情報の名称,エリア,キーワード最寄駅備考などのメニュー情報の入力を受け付ける。また経路情報を識別するための経路情報識別情報が自動的に付与されてもよい。そして,メニュー情報の入力を受け付けた後,スポットやポイント,経路204などの経路情報の入力を受け付ける。

0064

経路情報の入力を受け付ける場合,たとえば図11(b)で設定を受け付けたエリアの一部または全部を含む地図情報において,スポットの配置を受け付ける。スポットの配置を受け付けると,その各スポットのスポット情報の入力を受け付ける。なお,スポット情報のうち,スポット識別情報は,配置をした順番に自動的に付番されることが好ましい。地図情報にスポットを配置した場合,そこにスポットが配置されたことを示すため,スポット識別情報を表示するスポット標識201が配置されることが好ましい。

0065

各スポットについてスポットの情報の入力を受け付けると,連続するスポット同士を,直線で経路204として設定する。またその経路204上の任意の地点に,ハンドル203を追加する。ハンドル203は,その位置を変更することで,当該ハンドル203をポイントに変更し,そのポイント(ハンドル203から変更されたポイント)と,変更前のハンドル203の前後にあったスポットまたはポイントとの間を新たに直線を結び,2点間の新たな経路204を設定する。ポイントの位置には,ポイントがあることを示すポイント標識202が表示される。すなわち,ハンドル203の位置を変更する操作を受け付けた場合には,移動したハンドル203の属性をポイントに変更した上で,そのポイントにポイント識別情報を割り当てるとともに,その位置情報を記憶する。また移動したハンドル203の位置に,ハンドル203に代えてポイント標識202を表示させる。そして,変更したポイントの位置から,両端点(ポイントに変更されたハンドル203があった経路204における両端点(スポットまたはポイント)に対して,新たに直線で経路204として設定する。この直線の経路204についても同様に,ハンドル203を追加する。これを模式的に示すのが図13である。図13(a)は,2点(スポットとスポット)の間に経路204としての直線と,その経路204上にハンドル203が追加された状態を示す図である。図13(b)は,ハンドル203の位置を変更することで,ハンドル203から変更されたポイントと,変更前のハンドル203の両端点であった各スポットとの間でそれぞれ新たな経路204としての直線が設定されている状態を示す図である。図13(c)は,ハンドル203から変更されたポイントと,変更前のハンドル203の両端点であった各スポットとの間の新たな経路204としての直線に,それぞれ新たなハンドル203が追加された状態を示す図である。

0066

また,ポイントをスポットに,スポットをポイントに属性変更することも可能である。ポイントからスポットに変更する操作を受け付けた場合には,そのポイントを示すポイント標識202をスポット標識201に表示変更するとともに,スポット情報の入力を受け付け,スポット識別情報,ポイント識別情報の再割当を行う。また,スポットからポイントに変更する操作を受け付けた場合には,そのスポットを示すスポット標識201をポイント標識202に表示変更するとともに,スポット情報を削除し,スポット識別情報,ポイント識別情報の再割当を行う。同様に,ポイントまたはスポットの削除操作を受け付けた場合には,ポイント(およびポイント情報)またはスポット(およびスポット情報)を削除するとともに,削除されたポイントまたはスポットの両端点間を直線で経路204として設定し,この直線の経路204についても同様に,ハンドル203を追加する。そして,スポット識別情報,ポイント識別情報の再割当を行う。

0067

以上のような操作を反復することで,経路情報設定処理を実行する。また,設定した経路情報について,所定の操作を実行することで,経路情報設定処理部21は,管理端末3の経路情報記憶部31に記憶させてもよい。

0068

経路情報表示処理部22は,管理端末3から取得した経路情報や利用者端末2に記憶する経路情報に基づいて,利用者端末2において経路情報を表示することで,各目的地(スポット)を巡る経路情報の表示処理を実行する。また,経路情報を表示する処理に必要な範囲の地図情報を,管理端末3の地図情報記憶部32から取得する。なお,地図情報は,管理端末3から取得せずとも,地図情報を記憶する所定の地図情報提供サーバから取得してもよいし,利用者端末2に地図情報を記憶しておき,それを取得してもよい。

0069

経路情報表示処理部22は,利用者が利用者端末2において所定の操作をすることによって,利用者端末2で表示させる経路情報の選択を受け付けると,選択された経路情報を管理端末3の経路情報記憶部31から取得する。

0070

そして経路情報表示処理部22は,取得した経路情報と地図情報とに基づいて,地図情報に経路情報における経路204とスポット標識201とを重畳して表示させ,各地点への経路204を表示させる。この場合,地図情報の緯度・経度などの位置情報に対応させて,スポット標識201とを配置する。そしてスポットおよび/またはポイントを,それぞれの識別情報の順番に応じて,2点をそれぞれ直線で経路204として結ぶことで経路204を表示させる。ポイントを示すポイント標識202は表示させてもよいし,表示させなくてもよい。また,利用者の現在地を,利用者端末2に備えたGPS装置などの位置情報検出装置(図示せず)に基づいて取得し,現在地を示す現在地標識205を表示させてもよい。図14に,地図情報に経路204とスポット標識201とが重畳表示された状態の画面(案内画面)の一例を示す。また,スポットが押下されるなどによって選択されると,経路情報表示処理部22は,当該スポット標識201に対応したスポット情報を抽出し,表示させる。図15にスポットが選択され,スポット情報が表示されている状態の案内画面の一例を示す。地図情報に経路情報の一部または全部を重畳して表示させた画面が案内画面,地図情報に経路情報を表示させていない画面を地図情報表示画面とする。

0071

また経路情報表示処理部22は,案内画面において,拡大,縮小操作を受け付けると,それに応じて,地図情報を拡大,縮小表示させるほか,経路204を連動して拡大,縮小させる。経路204における各スポット,ポイントは緯度・経度などの位置情報があり,また経路204は2点間の直線で表示されるため,地図情報の拡大,縮小に応じて連動して拡大,縮小が可能である。

0072

さらに,経路情報表示処理部22は,案内画面または地図情報表示画面において,所定の操作,たとえば「方位」のボタンを押下する操作を検出すると,案内画面または地図情報表示画面において,地図情報に重畳して,方位情報を表示する。すなわち利用者端末2に備えた方位検出装置を起動し,方位検出装置を用いて,利用者端末2からの方位を特定することで,利用者端末2の位置情報を中心として,スポットやポイントへの方位と距離とを示す方位情報の表示処理を実行する。案内画面または地図情報表示画面に方位情報を重畳して表示した画面(方位情報表示画面)の一例を図16に示す。図16(a)は,案内画面に方位情報を重畳表示した方位情報表示画面の一例であり,図16(b)は,地図情報表示画面において方位情報を重畳表示した方位情報表示画面の一例である。

0073

方位情報表示画面では,利用者端末2の現在地を中心に,現在地からの距離を示す一または複数のスケール円206と,方位を示す方位円207と,スケール円206の半径が相当する距離の表示をする。スケール円206は現在地を中心に,地図情報の表示に応じた距離を同心円状で表示することが好ましい。図16(a)では,2つのスケール円206a,206bが表示されており,内側のスケール円206bは,たとえば外側のスケール円206aの半分の距離を示している。図16(a)では2つのスケール円206a,206bを示しているが,それに限定するものではなく,3以上のスケール円206であってもよいし,一つのスケール円206のみであってもよい。また,方位円207は,現在地を中心とした方位を示している。利用者端末2における方位検出装置で検出した方位に応じて,現在地を中心に,方位円207の方角の表示が回転することで方角の特定が可能となる。方位の表示は図16のように円に限定するものではない。また方位円207として表示する場合,方位円207とスケール円206との機能を兼ねていてもよい。

0074

方位情報表示画面においても,地図情報を縮小,拡大した場合,それに連動して現在地を中心としたスケール円206の半径も,地図情報に収まるように自動的に変更される。

0075

さらに,経路情報表示処理部22は,方位情報表示画面において,所定の操作をすることで,立体表示を行うことも可能である。立体表示とは,現在地(現在地標識205)を中心に位置するように,俯瞰図として地図情報を表示するモードである。立体表示の一例を図17に示す。立体表示でも同様に,現在地を中心としたスケール円206と方位円207とが,立体表示の仰角に連動して表示される。この場合,スケール円206と方位円207とが立体表示モードの方位情報表示画面からはみ出て表示されてもよい。立体表示においても,同様に,経路情報に基づいて,スポット,ポイント,経路204の一部または全部が表示されてもよい。

0076

さらに,経路情報表示処理部22は,案内画面,地図情報表示画面,方位情報表示画面を表示している状態において,所定の条件を充足した場合,AR表示を行うAR表示画面を表示する。所定の条件とは,利用者端末2がz軸方向に対して一定程度,傾けられた場合(利用者端末2の傾き検出装置がz軸方向に対して一定の傾きを検出した場合),利用者端末2がスポットから所定の近接範囲に接近した場合,各画面に設けたAR表示を行うためのボタンが押下された場合などがある。なお所定の条件としてはこれらに限定されず,任意に設定可能である。

0077

AR表示画面とは,利用者端末2の撮像装置で撮像している画像情報210に,スポットやポイントを示すマーク記号などの標識,経路204,スポット情報の一部または全部を重畳して表示させる画面である。AR表示画面の一例を図18に示す。図18のAR表示画面では,利用者端末2とスポットとがあらかじめ定められた近接範囲に位置していない場合に表示するAR表示画面である。また,利用者端末2とスポットとが,あらかじめ定められた近接範囲内に位置している場合には,図18のAR表示画面において,さらに,そのスポットのスポット情報,たとえばスポットの画像情報212,名称213などをさらに重畳して表示する。また利用者端末2の位置とスポットの位置とを演算することで,利用者端末2の位置からスポットの位置までの距離214を重畳して表示する。この場合のAR表示画面の一例を図19に示す。

0078

経路情報表示処理部22は,AR表示画面を表示する所定の条件を充足した場合,利用者端末2の撮像装置,とくに利用者端末2の背面側(表示装置72とは反対側の面側)の撮像装置を起動させ,その撮像装置で撮像している画像情報210をAR表示画面に表示させる。また,経路情報表示処理部22は,方位検出装置から検出した情報に基づいて,利用者端末2の撮像装置が撮像している方位を特定する。そして,特定した方位を中心に,たとえば45°(左右にそれぞれ22.5°)の範囲を利用者端末2の撮像装置の視界範囲とし,たとえば0.75°(45’)単位の方位スケール211を,AR表示画面に重畳して表示させる。そして,経路情報表示処理部22は,利用者端末2の撮像装置の視界範囲内にあるスポット標識201を,撮像装置が撮像する画像情報210に重畳して表示する。なお,撮像装置の視界範囲は,撮像装置の種類やレンズなどによって変化することがあるので,それに応じて適宜,変更することが可能である。

0079

撮像装置が撮像している画像情報210において,スポット標識201を表示する水平位置(X軸における位置)は,特定した方位を中心としてその位置情報に基づいて特定できるが,垂直位置(Y軸における位置)は特定できない。そこで,画像情報のY軸の中心または中心付近をその垂直位置とする。これは,人間が地面に立って利用者端末2の撮像装置で遠くの景色を撮像した場合に,垂直方向の中心または中心付近に地平線があることが多いためである。

0080

さらにスポットとして現在地からは遠いにもかかわらず,その視界範囲内にあるスポットのスポット標識201も表示されてしまう可能性がある。そこで経路情報表示処理部22は,方位情報表示画面で最外縁部のスケール円206の半径などに対応する実距離に基づいて,その実距離の視界範囲内,かつ,利用者端末2の撮像装置が撮像しているとして特定した方位を中心として視界範囲内にあるスポットを特定し,そのスポット標識201を撮像装置が撮像している画像情報210に重畳して表示することが好ましい。これによって,方位情報表示画面のスケール円206内にあるスポットのスポット標識201のみを表示でき,視界範囲内にあるが遠くの位置(最外縁部のスケール円206の実距離よりも遠くの距離)にあるスポットのスポット標識201を表示から除外することができる。なお,実距離は最外縁部のスケール円206とするほか,任意に設定してもよい。また実距離より遠いスポット標識201は,表示しないほか,スポット標識201の色,形状などを変更することで,遠いことを示すように表示するのであってもよい。

0081

なお,経路情報表示処理部22は,利用者が自らを中心に利用者端末2を左右に回転させることで撮像する視界範囲が変更されるので,方位検出装置からの情報に基づいて方位を特定し,それに応じて方位スケール211,スポット標識201の表示も連動して変更する。

0082

経路情報表示処理部22は,目的地となるスポットの位置情報と,利用者端末2の位置情報等に基づいて距離を算出し,その距離が所定値,たとえば10メートル以下になった場合に,利用者端末2を振動させるなどして,近づいていることを利用者に伝えてもよい。

0083

また経路情報表示処理部22は,AR表示画面を表示している状態において,所定の条件を充足しなくなった場合,たとえば利用者端末2の傾き検出装置がz軸方向への傾きが一定の傾き未満(または以下)であることを検出した場合には,AR表示画面から,案内画面,地図情報表示画面,方位情報表示画面またはAR表示画面へ切り替えた直前に表示していたモードの画面に表示を切り替える。

0084

このように経路情報表示処理部22は,案内画面,地図情報表示画面,方位情報表示画面,AR表示画面を,利用者の操作や表示条件の充足などによって切り替えながら表示を行う。

0085

移動経路記録処理部23は,経路情報を表示する場合,あるいは表示しない場合であって利用者端末2がその移動経路220を記録する操作を行う場合,利用者端末2の移動経路220を記録する処理を実行する。具体的には,一定時間ごと,たとえば1分,3分,5分ごとに,利用者端末2における位置情報検出装置でその位置情報を取得し,その位置情報とそれを取得した日時情報とを記録する。そして各時点における各位置情報を点で示し,それを時系列ごとに直線で結ぶことで,利用者端末2の移動経路220を記録する。この移動経路220は,地図情報に重畳して表示することもできる。移動経路220を地図情報に重畳して表示する画面(移動経路記録画面)の一例を図20に示す。

0086

また移動経路記録処理部23は,移動経路220の記録の際に,所定の操作,たとえば「スポットの設定」を押下することでスポットとして設定することも可能である。またある時点における位置情報を示す点に対して,長押しなどの所定の操作をすることでその点をスポットとして設定することも可能である。スポットを新たに設定する場合,スポット識別情報を自動的に付番して記憶する。スポットを追加し,移動経路記録画面にスポット標識201が追加された画面の一例を図21に示す。

0087

スポットを新たに追加した場合,スポット識別情報のほか,スポット情報の入力を受け付ける。スポット情報の入力の受付処理は,経路情報設定処理部21における処理と同様に行える。

0088

また,移動経路記録画面にはカメラボタン221が設けられており,カメラボタン221が押下されると,利用者端末2の撮影装置が起動し,撮影が可能となる。ここで撮影した画像情報は,スポットの画像情報として用いることができる。

0089

以上のようにして,利用者は,所定の終了操作を実行するまで,移動経路220を記録することができる。ここで記録した移動経路220(経路204)とスポット情報は,経路情報として記憶させることができる。

0090

つぎに本発明の案内システム1を利用する場合の処理プロセスの一例を図4乃至図10のフローチャートを用いて説明する。

0091

案内システム1を利用する場合,まず所定の操作を実行することで,管理端末3から案内システム1を利用者端末2で実行するためのアプリケーションソフトウェアをダウンロードしてインストールをしておく。

0092

利用者が旅行の前に,巡る観光地(スポット)の経路204を設定するなど経路情報を設定する処理を実行する場合,利用者が,アプリケーションソフトウェアで所定の操作をすることで,利用者端末2において,経路情報を設定する画面を表示させる。そして,経路情報設定処理部21が,経路情報を設定するエリアを選択する画面を表示させる(図11(a),(b))。たとえば,経路情報設定処理部21は,地図情報を表示し,経路情報を設定する地図情報における領域を指定することでエリアを設定する(S100,S110)。また地域名や名など場所を示す情報の入力を受け付けることで,経路情報を設定するエリアの設定を受け付けてもよい。

0093

S110でエリアの設定が終了すると,経路情報設定処理部21は,経路情報の入力を受け付ける処理を実行する(S120)。

0094

具体的には,経路情報設定処理部21は,まず,経路情報のメニュー作成画面(図12)を表示させ,そこに,経路情報を識別するための名称,エリア,キーワード,最寄駅,備考などのメニュー情報の入力を受け付け,「OK」ボタンなどの押下を受け付けることで,メニュー情報を記憶する。この際に,メニュー情報を識別するための識別情報も割り当てる。

0095

経路情報設定処理部21は,図22に示すように地図情報を画面に表示し,スポットの入力を受け付ける。すなわち,図22に示す地図情報表示画面において,たとえばスポットを配置する位置にタップ等をすることでスポットを追加する(S200)。そして追加されたスポットの順番にスポット識別情報を割り当てる(S210)。スポット識別情報は,「1」から順に付され,スポットを示すスポット標識201に当該スポット識別情報を表示してもよいが,それに限定するものではない。追加されたスポットの位置には,スポットを示す所定のスポット標識201が表示される。図23に,4つのスポットを追加した状態の画面の一例を示す。

0096

そして,「OK」ボタンが押下されるなどによって,スポットの配置が終了すると(S220),各スポットについてのスポット情報の入力を受け付ける(S230)。スポット情報の入力を行う場合,経路情報設定処理部21は,スポット情報の入力を受け付けるスポット情報入力受付画面を表示する。スポット情報入力受付画面の一例が図24(a)である。スポット情報入力受付画面では,タブによってスポットごとのスポット情報の入力の切り替えが可能となる。タブにはスポット識別情報が表示され,どのスポットのスポット情報の入力が可能であるかが判別可能となっている。タブを拡大したのが図24(b)である。

0097

図24(a)のスポット情報入力受付画面では,スポット識別情報が表示されており,そのほかにスポット情報として,スポットのジャンル(寺社・仏閣など),スポットの名称,電話番号,住所などの属性情報,緯度,経度などの位置情報,スポットの画像情報,スポットのウェブ情報,自由に入力ができる特記事項,スポットに関するコメント,利用金額などの入力が可能となっている。スポット情報はこれらに限定されない。また緯度,経度の位置情報は,地図情報表示画面においてタップされた位置を示す緯度,経度を自動的に反映してもよい。

0098

なお,スポット情報の入力を行う場合,「ウェブ情報取得」のボタンの押下を受け付けることで,ウェブブラウザを表示させ,入力されたスポットの名称に基づいて,自動的に検索を行う。そして,ウェブブラウザでの検索結果におけるテキストなどをコピーして,スポット情報入力受付画面に反映(ペースト)することも可能である。

0099

以上のように,各スポットのスポット情報の入力を受け付け,「OK」ボタンや「ルート設定」ボタンの押下を受け付けると,スポット情報を記憶する(S230)。

0100

そして,経路情報設定処理部21は,「ルート設定」のボタンの押下を受け付けると(S240),スポット識別情報の順序に基づいてスポット間を直線で結び,経路204として設定する(S250,S260)。スポット間の直線は,スポット標識201の中心同士を直線で結べばよい。またスポット間を結んだ直線の任意の位置に,ハンドル203を追加する(S270)。この状態の一例を模式的に図25に示す。なお,ハンドル203を追加するのは,直線で結んだ2点間の距離(実距離または画面上での相対距離)が一定以上にある場合としてもよい。2点間の距離は,位置情報や画面におけるピクセル数などから演算によって算出することができる。

0101

図25の場合,単にスポット間が直線で結ばれているだけであるので,道に沿った経路204とはなっていない。そこで,ハンドル203の位置移動処理を実行することで,2点間の経路204を道に沿って設定する(S280)。

0102

ハンドル203の位置移動処理は,図13に示すように実行される。すなわち,図25の画面で表示するハンドル203をドラッグするなどによって,ハンドル203の位置を変更する(S400)。この状態の一例を模式的に図26に示す。そして経路情報設定処理部21は,位置移動したハンドル203の移動後の位置情報と,位置移動したハンドル203の前後にあるスポットまたはポイントを特定する(S410)。そして,経路情報設定処理部21は,S410で,位置移動したハンドル203の前後にあるスポットまたはポイント(図25の場合,スポット1とスポット2)を特定すると,位置移動したハンドル203をポイントに属性変更する(S420)。そして,ハンドル203から属性変更したポイントにポイント識別情報を割り当て,その位置情報を記憶する(S430)。なお,ハンドル203とポイント標識202は識別可能なように,色を変更するなど,異なる標識とすることが好ましい。そして,ハンドル203から属性変更したポイントと,S410で特定したスポットまたはポイントとの2点間においてそれぞれ直線で結び,経路204として設定する(S250,S260)。すなわち,ハンドル203から属性変更したポイントとスポット1,ハンドル203から属性変更したポイントとスポット2の2点間について,それぞれ直線で結び,経路204として設定する。

0103

そして新たに設定した2点間の経路204において,ハンドル203を追加する(S270)。この状態の一例を模式的に図27に示す。なお,図27では,ハンドル203の位置を変更したことによって属性変更したポイントとスポット1との経路204が一定の距離未満であるので,その経路204上にはハンドル203が設定されていない。

0104

以上のように,各スポットについて道に沿うように,適宜,ハンドル203の位置を変更することによって,経路204を設定する操作を実行する。たとえば,図28乃至図30では,図27の状態から,ハンドル203の位置を変更することで,スポット1からスポット4までの経路204を設定する状態を,順次,模式的に示す図である。図28は,スポット2とスポット3との間のハンドル203の位置を変更した状態を示す図である。図29は,スポット3とスポット4との間のハンドル203の位置を変更した状態を示す図である。図30は,図29のハンドル203の位置変更によりスポットに変更された点とスポット4との間のハンドル203の位置を変更した状態を示す図である。このような処理を実行することで,スポット1からスポット4までの経路204を道に沿って変更することができる。そして,たとえば「OK」ボタンを押下することで,スポット1からスポット4までの経路204を確定し,経路設定処理を終了することができる(S250)。経路204を設定することによって,経路情報におけるハンドル203は削除される。経路204が設定された状態の一例を模式的に図31に示す。

0105

なお,上述ではスポット間の経路を手動で設定する場合を説明したが,スポット間の経路を道に沿って自動的に設定するように構成してもよい。この場合には,経路を自動的に設定するAPIなどを用いることができる。

0106

また,経路情報設定処理部21において,ポイントをスポットに,スポットをポイントに変更することもできる(S290)。

0107

この場合,たとえば変更する対象となるポイントのポイント標識202またはスポットのスポット標識201を長押しするなどの所定の操作の入力を受け付けることで(S500),ポイントをスポットに,スポットをポイントにそれぞれ属性変更をすることができる(S510)。

0108

ポイントをスポットに変更する場合,ポイント標識202を長押しすることで,「ポイントを削除」,「ポイントをスポットに変更」などを選択可能なダイアログを表示する。そして,「ポイントをスポットに変更」の選択を受け付けることで,当該ポイントをスポットに属性変更する。そして当該経路情報における各スポットのスポット識別情報と,各ポイントのポイント識別情報とを,それぞれ再度,割り当てる(S520)。

0109

この場合,当該ポイントを挟む前後のスポットを特定し,前のスポットのスポット識別情報の次に,ポイントから属性変更したスポットのスポット識別情報を割り当て,以降の各スポットのスポット識別情報を,順次,変更する。たとえば,スポット1からスポット4まで4つのスポットがあり,スポット1とスポット2との間にポイント1,スポット2とスポット3との間にポイント2,スポット3とスポット4との間にポイント3があったとする。そして,スポット2とスポット3との間のポイント2をスポットに属性変更する入力を受け付けた場合,経路情報設定処理部21は,属性変更したポイント2の前後のスポット(スポット2,スポット3)を特定する。そして,ポイント2から属性変更したスポットのスポット識別情報をスポット3として新たに割り当て,属性変更前にはスポット3,スポット4であった各スポットについて,それぞれスポット識別情報をスポット4,スポット5として新たに割り当てる。

0110

また,当該ポイントを挟む前後のポイントを特定する。そして当該ポイントのポイント識別情報を削除する。そして,属性変更したポイントの前のポイントのポイント識別情報の次に,属性変更したポイントの後のポイントのポイント識別情報を割り当て,以降の各ポイントのポイント識別情報を,順次,変更する。たとえば上述の例では,ポイント2をスポットに属性変更する操作がされるので,経路情報設定処理部21は,属性変更したポイント2の前後のポイント(ポイント1,ポイント3)を特定する。そして,属性変更したポイント2のポイント識別情報を削除し,属性変更前にはポイント3であったポイントについて,ポイント識別情報をポイント2として新たに割り当てる。

0111

そして各スポット,各ポイントについて,地図情報上にスポット標識201,ポイント標識202を,新たに割り当てたスポット識別情報とともに表示させる。また,所定のタイミングで,ポイントから属性変更したスポット3について,図24に示すスポット情報入力受付画面を表示させ,スポット情報の入力を受け付ける。

0112

スポットをポイントに変更する場合,スポット標識201を長押しすることで,「スポットを削除」,「スポットをポイントに変更」などを選択可能なダイアログを表示する。そして,「スポットをポイントに変更」の選択を受け付けることで,当該スポットをポイントに属性変更する。そして当該経路情報における各スポットのスポット識別情報を,各ポイントのポイント識別情報を,それぞれ再度,割り当てる。

0113

この場合,当該スポットを挟む前後のスポットを特定する。そして当該スポットのスポット識別情報を削除する。そして,属性変更したスポットの前のスポットのスポット識別情報の次に,属性変更したスポットの後のスポットのスポット識別情報を割り当て,以降の各スポットのスポット識別情報を,順次,変更する。たとえば上述と同様に,スポット1からスポット4まで4つのスポットがあり,スポット1とスポット2との間にポイント1,スポット2とスポット3との間にポイント2,スポット3とスポット4との間にポイント3があったとする。そして,スポット2をポイントに属性変更する入力を受け付けた場合,スポット2をポイントに属性変更する操作がされるので,経路情報設定処理部21は,属性変更したスポット2の前後のスポット(スポット1,スポット3)を特定する。そして,属性変更したスポット2のスポット識別情報を削除し,属性変更前にはスポット3,スポット4であった各スポットについて,スポット識別情報をスポット2,スポット3として新たに割り当てる。

0114

また,当該スポットを挟む前後のポイントを特定し,前のポイントのポイント識別情報の次に,スポットから属性変更したポイントのポイント識別情報を割り当て,以降の各ポイントのポイント識別情報を,順次,変更する。たとえば上述の例では,スポット2をポイントに属性変更する操作がされるので,経路情報編集処理は,属性変更したスポット2の前後のポイント(ポイント1,ポイント3)を特定する。そして,スポット2から属性変更したポイントのポイント識別情報をポイント3として新たに割り当て,属性変更前にはポイント3,ポイント4であった各ポイントについて,それぞれポイント識別情報をポイント4,ポイント5として新たに割り当てる。

0115

そして各スポット,各ポイントについて,地図情報上にスポット標識201,ポイント標識202を,新たに割り当てたスポット識別情報とともに表示させる。また,所定のタイミングで,ポイント3に属性変更したスポット2のスポット情報の削除を行う。

0116

また,経路情報設定処理部21において,ポイントまたはスポットを削除することもできる(S300)。

0117

この場合,たとえば削除する対象となるポイントまたはスポットの標識を長押しするなどの所定の操作の入力を受け付けることで(S600),ポイントまたはスポットを削除することができる(S610)。

0118

ポイントを削除する場合,ポイント標識202を長押しすることで,「ポイントを削除」,「ポイントをスポットに変更」などを選択可能なダイアログを表示し,「ポイントを削除」を選択することで,当該ポイントを削除する。

0119

この場合,当該ポイントを挟む前後のポイントを特定する。そして当該ポイントのポイント識別情報を削除する。そして,削除操作したポイントの前のポイントのポイント識別情報の次に,削除操作したポイントの後のポイントのポイント識別情報を割り当て,以降の各ポイントのポイント識別情報を,順次,変更する。たとえば,スポット1からスポット4まで4つのスポットがあり,スポット1とスポット2との間にポイント1,スポット2とスポット3との間にポイント2,スポット3とスポット4との間にポイント3があったとする。そして,スポット2とスポット3との間のポイント2を削除する入力を受け付けた場合,経路情報設定処理部21は,削除操作したポイント2の前後のポイント(ポイント1,ポイント3)を特定する。そして,削除操作したポイント2のポイントを削除して(S610),またポイント2のポイント識別情報を削除し,属性変更前にはポイント3であったポイントについて,ポイント識別情報をポイント2として新たに割り当てる(S620)。そして,削除操作したポイント(削除前のポイント2)の前後のスポットまたはポイントを特定し(S630),その2点間を直線で結び,経路204として設定する(S250,S260)。

0120

この2点間の直線は,上述の2点間の経路設定と同様に処理が実行できる。すなわち,2点間の直線は,スポット標識201またはポイント標識202の中心同士を直線で結べばよい。また2点間を結んだ直線の任意の地点に,ハンドル203を追加する(S270)。なお,このハンドル203の追加によって,ポイントが変更される場合,上述の各処理と同様に,ポイント識別情報の再割り当ての処理を実行する。

0121

つぎに,スポットを削除する場合,スポット標識201を長押しすることで,「スポットを削除」,「スポットをポイントに変更」などを選択可能なダイアログを表示し,「スポットを削除」を選択することで,当該スポットを削除する。

0122

この場合,当該スポットを挟む前後のスポットを特定する。そして当該スポットのスポット識別情報を削除する。そして,削除操作したスポットの前のスポットのスポット識別情報の次に,削除操作したスポットの後のスポットのスポット識別情報を割り当て,以降の各スポットのスポット識別情報を,順次,変更する。たとえば,上述の例と同様に,スポット1からスポット4まで4つのスポットがあり,スポット1とスポット2との間にポイント1,スポット2とスポット3との間にポイント2,スポット3とスポット4との間にポイント3があったとする。そして,スポット2を削除する入力を受け付けた場合,経路情報設定処理部21は,削除操作したスポット2の前後のスポット(スポット1,スポット3)を特定する。そして,削除操作したスポット2のスポットを削除して(S610),またスポット2のスポット識別情報を含むスポット情報を削除し,削除操作前にはスポット3,スポット4であったスポットについて,スポット識別情報をスポット2,スポット3として新たに割り当てる(S620)。そして,削除操作したスポット(削除前のスポット2)の前後のスポットまたはポイントを特定し(S630),その2点間を直線で結び,経路204として設定する(S250,S260)。

0123

この2点間の直線は,上述の2点間の経路設定と同様に処理が実行できる。すなわち,2点間の直線は,スポット標識201またはポイント標識202の中心同士を直線で結べばよい。また2点間を結んだ直線の任意の地点に,ハンドル203を追加する(S270)。なお,このハンドル203の追加によって,ポイントが変更される場合,上述の各処理と同様に,ポイント識別情報の再割り当ての処理を実行する。

0124

以上のように,各スポット,各ポイントについて,地図情報上にスポット標識201,ポイント標識202を,新たに割り当てたスポット識別情報とともに表示させる。

0125

以上のような操作を反復することで,経路情報設定処理が実行できる。

0126

そしてこのように設定した経路情報について,利用者端末2のアプリケーションソフトウェアにおいて所定の操作をすることで,経路情報を管理端末3に送る。そして管理端末3では経路情報記憶部31に記憶させる。経路情報を管理端末3に記憶させることで,経路情報をほかの利用者に対しても公開することができる。ここで経路情報の公開とは,利用者が経路情報を選択する際に,当該経路情報がメニュー情報などの検索によって,取得可能となることである。なお,経路情報を公開できる範囲を限定できてもよい。たとえば作成者のみ,全員に公開,作成者と一定の関係を有する利用者(たとえば会員)のみに公開などを適宜,設定することができる。

0127

経路情報は,個人のほか,企業などの組織体が設定し,公開してもよい。また,経路情報の設定処理を実行する利用者端末2としては,可搬型通信端末のほか,パーソナルコンピュータなどで経路情報の設定ができてもよい。

0128

つぎに,管理端末3に記憶している経路情報を利用者端末2で取得し,案内処理を実行する場合を説明する。

0129

まず経路情報の取得を希望する利用者は,利用者端末2において所定の操作をすることによって,利用者端末2で表示させる経路情報の選択を受け付けると(S700),経路情報表示処理部22が,選択された経路情報を管理端末3の経路情報記憶部31から取得する(S710)。経路情報の選択は,地図情報から選択を受け付けてもよいし,地名などをキーワードとして入力を受け付け,それによってメニュー情報から検索をして,該当する経路情報の絞り込みをすることで,経路情報の選択を受け付けてもよい。

0130

なお,経路情報のみならず,その経路情報が対応するエリアの地図情報を,管理端末3の地図情報記憶部32から取得してもよい(S710)。

0131

そして,利用者端末2の経路情報表示処理部22は,取得した経路情報,地図情報に基づいて,経路情報の表示処理を実行する(S720,S730,S740)。すなわち,地図情報に経路情報を重畳して表示させ,各地点への経路情報を表示させる。また,利用者の現在地を,利用者端末2に備えた位置情報検出装置に基づいて取得し,それを表示させる。この状態の案内画面の一例を図14に示す。

0132

そして利用者は,案内画面における,現在地と経路情報,とくに経路204とを参照しながら移動をする。そしてスポットの情報を閲覧したい場合には,スポット標識201を選択することで,図15に示すように,案内画面においてスポット情報を閲覧する。

0133

利用者が方位情報を閲覧することを所望する場合には,案内画面などの「方位」ボタンを押下するなどの所定の操作を行うことで,その操作を経路情報表示処理部22が検出し(S750),利用者端末2における方位検出装置を起動してその方位を検出して,案内画面や地図情報表示画面に方位情報を重畳した方位情報表示画面(図16)を表示させる(S760)。この場合,利用者端末2の現在地を中心に,スケール円206と方位円207とを,その地図情報における縮尺に応じて表示させる。

0134

また利用者端末2において,たとえば利用者が利用者端末2をz軸方向に対して所定の角度以上傾けた場合,スポットから所定の近接範囲に接近した場合,「AR」ボタンが押下された場合などの所定の条件を充足した場合には,経路情報表示処理部22は,図18または図19に示すAR表示画面を表示させる(S730,S770)。すなわち,経路情報表示処理部22は,利用者端末2の背面側の撮像装置を起動して,撮像している画像情報210を表示する。そして,利用者端末2がスポットから所定の近接範囲(たとえば50メートル)に位置している場合には,図19に示すように,利用者端末2の背面側の撮像装置で撮像した画像情報210に当該スポットの画像情報212,名称213,スポット標識201などを重畳して表示させる。またスポットと現在地との実距離を演算し,距離214を重畳して表示させる。さらに,利用者端末2で撮像している範囲の方位を示す方位スケール211を表示させる。

0135

以上のように,経路情報表示処理部22は,各種操作や傾き検出装置における利用者端末2の傾きなどを監視することで,案内画面,地図情報表示画面,方位情報表示画面,AR表示画面などを適宜,利用者による操作や所定条件の充足などに応じて,画面を切り替えて案内処理を実行する。

0136

このように,利用者は,利用者端末2で表示される画面を閲覧しながら,経路情報,とくに経路204にしたがって移動し,各スポットを巡ることができる。

0137

利用者が移動経路220を記録する操作を行った場合,移動経路記録処理部23は,利用者端末2に移動経路220を記録する処理を実行する。すなわち,移動経路記録処理部23は,利用者端末2の位置情報検出装置を起動させ,一定時間ごとに利用者端末2の位置情報を取得し,その位置情報とそれを取得した日時情報とを記録する(S810)。そして,各時点における各位置情報を,地図情報表示画面などに描画し,その各点を時系列順に直線で結ぶ。このように移動経路220を表示する画面の一例を図20に示す。

0138

さらに,利用者が移動をしていた途中で,ある地点をスポットとして設定したいと所望した場合,「スポットの設定」を押下することで,その操作を移動経路記録処理部23が検出する(S820)。そしてその地点をスポットとして追加するとともに(S830),その移動経路220におけるスポット識別情報を自動的に付番して割り当てる(S840)。そして,所定のタイミングにおいて,スポット情報の入力を受け付ける(S850)。また,カメラボタン221の押下を受け付けることで,利用者端末2の撮像装置を起動させて当該スポットの画像情報を撮像し,それをスポット情報における画像情報として記憶させる。以上のような処理を,利用者が,所定の終了操作を実行するまで,移動経路220を記録することができる。ここで記録した移動経路220とスポット情報は,経路情報として記憶させることができる(S860)。

0139

上述の実施例では,観光案内の場合を例に説明したが,それに限定されるものではなく,たとえば各種設備の点検作業など,さまざまな用途に適用することができる。

実施例

0140

本発明は,本発明の趣旨を逸脱しない範囲において,適宜,設計変更が可能である。また処理は一例であり,その処理を異なる順番で実行することも可能である。さらに,画面の表示についても適宜,変更可能である。また,すべての機能を備えずとも,一部の機能のみを備えるのであってもよい。

0141

本発明の案内システム1を利用することによって,複数の目的地を容易に知ることができる。とくに複数の目的地までへの経路情報がある場合には,容易に,複数の目的地を適切に巡ることができる。また,経路情報を作成することも可能となる。そのため,たとえば旅行や点検作業などの前に,あらかじめ経路情報を作成しておき,実際に旅行や点検作業の際に,その経路情報にしたがって,各目的地を適切な順序で巡ることが可能となる。

0142

1:案内システム
2:利用者端末
3:管理端末
21:経路情報設定処理部
22:経路情報表示処理部
23:移動経路記録処理部
31:経路情報記憶部
32:地図情報記憶部
70:演算装置
71:記憶装置
72:表示装置
73:入力装置
74:通信装置
201:スポット標識
202:ポイント標識
203:ハンドル
204:経路
205:現在地標識
206:スケール円
207:方位円
210:撮像装置で撮像した画像情報
211:AR表示画面に表示する方位スケール
212:AR表示画面に表示するスポットの画像情報
213:AR表示画面に表示するスポットの名称
214:AR表示画面に表示するスポットまでの距離
220:移動経路
221:カメラボタン

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