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技術 車両運転支援システム

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 島田昌彦齋木俊範伯川弘昭
出願日 2018年6月26日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2018-121126
公開日 2020年1月9日 (1年4ヶ月経過) 公開番号 2020-001495
状態 特許登録済
技術分野 車両用電気・流体回路
主要キーワード 非保持位置 振動付与装置 消灯条件 視覚的注意 ブラインドスポット ターン操作 スイッチング態様 警告音出力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年1月9日)のものです。
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図面 (11)

課題

一方側への操作に応じたターンシグナルの発生中に他方側への操作が行われた場合または、他方側への操作が誤って行われた場合に聴覚的及び/又は触覚的注意喚起が行われるおそれを抑制する。

解決手段

車両運転支援システムは、中立位置から一方側の位置または他方側の位置に操作可能な操作部と、操作部の位置に応じてオン信号またはオフ信号を出力するスイッチ部と、スイッチ部の出力に応じてターンシグナルを発生する制御部と、車両の後側方の状況を検知する検知部と、スイッチ部のオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて注意喚起を行う注意喚起部とを有し、一方側への操作に応じたターンシグナルの発生中に他方側への操作が行われる場合または一方側への操作に応じたターンシグナルの発生後に他方側への操作が行われる場合に、視覚的な注意喚起のみを行う制御が実行さる。

概要

背景

従来、操作を容易にした旋回方向指示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この旋回方向指示装置では、レバーを揺動操作した時に、レバーが中立位置に自動復帰するように形成され、制御手段が点灯装置への駆動信号を所定時間だけ出力することによって、車線変更等のハンドル回転操作角度が小さな場合、所定時間だけターンシグナルランプが点滅される。
また従来、ユーザの意志に沿った正確な点灯動作を確保することを目的としたターンシグナル点灯制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このターンシグナル点灯制御装置では、モーメンタリ式のターンレバーが操作されると、左右のターンシグナルのうち、操作された側のターンシグナルが点灯し、点灯中のターンシグナルの消灯条件満足されると、ターンシグナルが消灯し、ターンシグナルが自動消灯されたとき、この時点から一定時間の間、ターンレバー操作による点灯操作禁止状態に入る。
ところで、特許文献1、特許文献2には、車両の後側方の状況などに応じて運転者などに注意喚起を行う旨が記載されていない。
仮に、例えば左旋回方向のターンシグナルランプの点滅を解除するために、右旋回方向のレバーの揺動操作が要求される場合に、運転者が右側への車線変更を意図していないにもかかわらず、車両の右後方の状況に応じて聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうと、運転者などが不快に感じてしまうおそれがある。
また、例えば左旋回方向のターンシグナルランプの点滅を解除するためにレバーを中立位置に戻そうとする運転者が、右側への車線変更を意図していないにもかかわらず、誤ってレバーを右旋回方向の操作位置まで操作してしまう場合がある。この場合に車両の右後方の状況に応じて聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうと、上述した場合と同様に、運転者などが不快に感じてしまうおそれがある。

概要

一方側への操作に応じたターンシグナルの発生中に他方側への操作が行われた場合または、他方側への操作が誤って行われた場合に聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われるおそれを抑制する。車両運転支援システムは、中立位置から一方側の位置または他方側の位置に操作可能な操作部と、操作部の位置に応じてオン信号またはオフ信号を出力するスイッチ部と、スイッチ部の出力に応じてターンシグナルを発生する制御部と、車両の後側方の状況を検知する検知部と、スイッチ部のオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて注意喚起を行う注意喚起部とを有し、一方側への操作に応じたターンシグナルの発生中に他方側への操作が行われる場合または一方側への操作に応じたターンシグナルの発生後に他方側への操作が行われる場合に、視覚的な注意喚起のみを行う制御が実行さる。

目的

また従来、ユーザの意志に沿った正確な点灯動作を確保することを目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

中立位置から一方側の位置および他方側の位置に操作可能に設けられ、操作後又所定条件を満たした後に前記中立位置に復帰する操作部と、前記操作部の位置に応じてオン信号またはオフ信号のいずれかを出力するスイッチ部と、前記スイッチ部の出力に応じてターンシグナルを発生する制御部と、車両の後側方の状況を検知する検知部と、前記スイッチ部のオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて注意喚起を行う注意喚起部と、を有する車両運転支援システムであって、前記注意喚起部は、視覚的注意喚起部と、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部とを備え、前記制御部は、第1設定期間にわたってターンシグナルを発生するワンタッチターン制御、および、前記所定条件を満たすまでターンシグナルを継続して発生するフルターン制御の少なくともいずれかを実行し、前記一方側の位置に応じた前記ワンタッチターン制御中に、前記スイッチ部が前記他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合に、前記制御部が、前記他方側の位置に応じたターンシグナルを発生せず、前記一方側の位置に応じた前記ワンタッチターン制御をキャンセルし、かつ、前記注意喚起部のうちの前記視覚的注意喚起部のみが、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて視覚的な注意喚起を行う第1制御と、前記制御部が前記一方側の位置に応じたフルターンシグナルを発生中または発生後に、前記スイッチ部が前記他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合に、前記制御部が、前記他方側の位置に応じたターンシグナルを発生せず、前記一方側の位置に応じた前記フルターン制御をキャンセルし、かつ、前記注意喚起部のうちの前記視覚的注意喚起部のみが、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて視覚的な注意喚起を行う第2制御との少なくともいずれかが実行される、車両運転支援システム。

請求項2

前記視覚的注意喚起部は、前記車両のサイドミラーに設けられた第1表示部、及び/又は、ステアリング車幅方向位置から外れた場所に設けられた第2表示部を備える、請求項1に記載の車両運転支援システム。

請求項3

前記制御部は、前記第1制御の開始とともに第2設定期間を設定し、前記第2設定期間の経過後に前記他方側のオン信号の出力が継続している場合に、前記制御部は、前記他方側のターンシグナルを発生し、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部は、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う、請求項1または請求項2に記載の車両運転支援システム。

請求項4

前記第1制御は、 前記第2設定期間中に前記操作部が前記中立位置に復帰する操作の後、再度前記他方側の位置に操作された場合、前記第2設定期間経過前に前記他方側のターンシグナルを発生させ、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部を、前記操作部の前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う、 請求項3記載の車両運転支援システム。

請求項5

前記制御部は、前記第2制御の開始とともに第3設定期間を設定し、前記第3設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が発生している場合に、前記制御部は、前記他方側のターンシグナルを発生し、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部は、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両運転支援システム。

請求項6

前記第2制御は、前記第3設定期間中に前記操作部が前記中立位置に復帰する操作の後、再度前記他方側の位置に操作された場合、前記第3設定期間経過前に前記他方側のターンシグナルを発生させ、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部を、前記操作部の前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う、請求項5記載の車両運転支援システム。

請求項7

前記第2設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が継続している場合に、前記制御部は、前記車両の左側方および右側方のうちの前記他方側のターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生する、請求項3に記載の車両運転支援システム。

請求項8

前記第3設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が発生している場合に、前記制御部は、前記車両の左側方および右側方のうちの前記他方側のターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生する、請求項5に記載の車両運転支援システム。

技術分野

0001

本発明は、車両運転支援システムに関する。

背景技術

0002

従来、操作を容易にした旋回方向指示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この旋回方向指示装置では、レバーを揺動操作した時に、レバーが中立位置に自動復帰するように形成され、制御手段が点灯装置への駆動信号を所定時間だけ出力することによって、車線変更等のハンドル回転操作角度が小さな場合、所定時間だけターンシグナルランプが点滅される。
また従来、ユーザの意志に沿った正確な点灯動作を確保することを目的としたターンシグナル点灯制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このターンシグナル点灯制御装置では、モーメンタリ式のターンレバーが操作されると、左右のターンシグナルのうち、操作された側のターンシグナルが点灯し、点灯中のターンシグナルの消灯条件満足されると、ターンシグナルが消灯し、ターンシグナルが自動消灯されたとき、この時点から一定時間の間、ターンレバー操作による点灯操作禁止状態に入る。
ところで、特許文献1、特許文献2には、車両の後側方の状況などに応じて運転者などに注意喚起を行う旨が記載されていない。
仮に、例えば左旋回方向のターンシグナルランプの点滅を解除するために、右旋回方向のレバーの揺動操作が要求される場合に、運転者が右側への車線変更を意図していないにもかかわらず、車両の右後方の状況に応じて聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうと、運転者などが不快に感じてしまうおそれがある。
また、例えば左旋回方向のターンシグナルランプの点滅を解除するためにレバーを中立位置に戻そうとする運転者が、右側への車線変更を意図していないにもかかわらず、誤ってレバーを右旋回方向の操作位置まで操作してしまう場合がある。この場合に車両の右後方の状況に応じて聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうと、上述した場合と同様に、運転者などが不快に感じてしまうおそれがある。

先行技術

0003

特開2006−117047号公報
特開2012−096708号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述した問題点に鑑み、本発明は、運転者などが望んでいない聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われるおそれを抑制することができる車両運転支援システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

(1)本発明の一態様に係る車両運転支援システムは、中立位置から一方側の位置および他方側の位置に操作可能に設けられ、操作後又所定条件を満たした後に前記中立位置に復帰する操作部と、前記操作部の位置に応じてオン信号またはオフ信号のいずれかを出力するスイッチ部と、前記スイッチ部の出力に応じてターンシグナルを発生する制御部と、車両の後側方の状況を検知する検知部と、前記スイッチ部のオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて注意喚起を行う注意喚起部と、を有する車両運転支援システムであって、前記注意喚起部は、視覚的注意喚起部と、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部とを備え、前記制御部は、第1設定期間にわたってターンシグナルを発生するワンタッチターン制御、および、前記所定条件を満たすまでターンシグナルを継続して発生するフルターン制御の少なくともいずれかを実行し、前記一方側の位置に応じた前記ワンタッチターン制御中に、前記スイッチ部が、前記他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合に、前記制御部が、前記他方側の位置に応じたターンシグナルを発生せず、前記一方側の位置に応じた前記ワンタッチターン制御をキャンセルし、かつ、前記注意喚起部のうちの前記視覚的注意喚起部のみが、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて視覚的な注意喚起を行う第1制御と、前記制御部が前記一方側の位置に応じたフルターンシグナルを発生中または発生後に、前記スイッチ部が、前記他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合に、前記制御部が、前記他方側の位置に応じたターンシグナルを発生せず、前記一方側の位置に応じた前記フルターン制御をキャンセルし、かつ、前記注意喚起部のうちの前記視覚的注意喚起部のみが、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて視覚的な注意喚起を行う第2制御との少なくともいずれかが実行される。

0006

(2)上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、前記視覚的注意喚起部は、前記車両のサイドミラーに設けられた第1表示部、及び/又は、ステアリング車幅方向位置から外れた場所に設けられた第2表示部を備えてもよい。

0007

(3)上記(1)または(2)に記載の車両運転支援システムでは、前記制御部は、前記第1制御の開始とともに第2設定期間を設定し、前記第2設定期間の経過後に前記他方側のオン信号の出力が継続している場合に、前記制御部は、前記他方側のターンシグナルを発生し、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部は、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0008

(4)上記(3)に記載の車両運転支援システムでは、前記第1制御は、前記第2設定期間中に前記操作部が前記中立位置に復帰する操作の後、再度前記他方側の位置に操作された場合、前記第2設定期間経過前に前記他方側のターンシグナルを発生させ、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部を、前記操作部の前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0009

(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の車両運転支援システムでは、前記制御部は、前記第2制御の開始とともに第3設定期間を設定し、前記第3設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が発生している場合に、前記制御部は、前記他方側のターンシグナルを発生し、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部は、前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0010

(6)上記(4)に記載の車両運転支援システムでは、前記第2制御は、前記第3設定期間中に前記操作部が前記中立位置に復帰する操作の後、再度前記他方側の位置に操作された場合、前記第3設定期間経過前に前記他方側のターンシグナルを発生させ、前記聴覚的注意喚起部及び/又は前記触覚的注意喚起部を、前記操作部の前記他方側の位置に応じたオン信号の出力と前記検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0011

(7)上記(3)に記載の車両運転支援システムでは、前記第2設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が継続している場合に、前記制御部は、前記車両の左側方および右側方のうちの前記他方側のターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生してもよい。

0012

(8)上記(5)に記載の車両運転支援システムでは、前記第3設定期間の経過後前記他方側のオン信号の出力が発生している場合に、前記制御部は、前記車両の左側方および右側方のうちの前記他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生してもよい。

発明の効果

0013

操作部の一方側の位置に応じたワンタッチターン制御中にスイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合には、例えば車両の運転者が、操作部の一方側の位置に応じたターンシグナルを解除しようとしており、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしていない場合であって、例えば車両の運転者が、聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を望んでいない場合が含まれる。
そこで、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、そのような場合に、注意喚起部のうちの聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部は聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を行わない。
そのため、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、例えば車両の運転者が望んでいないとき(例えば、単にワンタッチターンのキャンセルを望む場合等)に聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。
一方、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、例えば、他方側への車線変更を望む車両の運転者に対しては、早期に視覚的手法の警報を行うため、安全性を向上させることができる。なお、車線変更を望む運転者は、注意力通常走行の場合より増しているため、視覚的注意喚起のみの警報であっても十分に安全性の向上を図ることができる。
つまり、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、車線変更を望まない運転者への不快感低減と、車線変更を望む運転者に対する安全性向上を両立させることができる。
また、制御部が操作部の一方側の位置に応じたフルターンシグナルを発生中または発生後にスイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力する場合には、操作部の一方側の位置に応じたターンシグナルを解除しようとする例えば車両の運転者が、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生する意図がないにもかかわらず、誤って操作部を他方側の位置に操作してしまった場合が含まれる。
そこで、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、そのような場合に、注意喚起部のうちの聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部は聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を行わない。
そのため、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、例えば車両の運転者が誤って操作部を操作した場合に聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。つまり、例えば車両の運転者が望んでいないときに聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。
一方、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、例えば、他方側への車線変更を望む車両の運転者に対しては、早期に視覚的手法の警報を行うため、安全性を向上させることができる。なお、車線変更を望む運転者は、注意力が通常走行の場合より増しているため、視覚的注意喚起のみの警報であっても十分に安全性の向上を図ることができる。
つまり、上記(1)に記載の車両運転支援システムでは、車線変更を望まない運転者への不快感低減と、車線変更を望む運転者に対する安全性向上を両立させることができる。

0014

上記(2)に記載の車両運転支援システムでは、視覚的注意喚起部は、車両のサイドミラーに設けられた第1表示部、及び/又は、ステアリングの車幅方向位置から外れた場所に設けられた第2表示部を備えてもよい。
視覚的注意喚起部が第1表示部及び/又は第2表示部を備える場合、上記(2)に記載の車両運転支援システムでは、ステアリングの車幅方向位置に設けられている視覚的注意喚起部が視覚的な注意喚起を行う場合よりも、運転者が不快感を有するおそれを抑制することができる。一方、車線変更を望む運転者は、注意力が通常走行の場合より増しているため、サイドミラー及び/又は、ステアリングの車幅方向位置から外れた場所への視覚的注意喚起により、十分に安全性の向上を図ることができる。

0015

スイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力し続けている場合又は第2設定期間中に操作部が中立位置に復帰する操作の後、再度他方側の位置に操作がなされた場合には、例えば車両の運転者が、操作部の一方側の位置に応じたターンシグナルを解除しようとしているのみならず、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしていると推定できる。
そこで、上記(3)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間の経過後に、制御部は、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生し、かつ、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部は、操作部の他方側の位置に応じたオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。
第2設定期間の経過後に、制御部が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生する場合、上記(3)に記載の車両運転支援システムでは、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしている例えば車両の運転者の要求を満足させることができる。
また、第2設定期間の経過後に、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部が聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う場合、上記(3)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間の経過後に聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。
また、上記(4)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間中に操作部が中立位置に復帰する操作の後、再度他方側の位置に操作された場合、第1制御は、第2設定期間経過前に他方側のターンシグナルを発生させ、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部を、操作部の他方側の位置に応じたオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。
第1制御が第2設定期間経過前に他方側のターンシグナルを発生させる場合、上記(4)に記載の車両運転支援システムでは、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしている例えば車両の運転者の要求を満足させることができる。
また、第2設定期間経過前に聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部が聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う場合、上記(4)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間経過前に聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。

0016

スイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力し続けている場合または第3設定期間中に操作部が中立位置に復帰する操作の後、再度他方側の位置に操作がなされた場合には、例えば車両の運転者の誤操作によって操作部が他方側に位置しているのではなく、例えば車両の運転者が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしていると推定できる。
そこで、上記(5)に記載の車両運転支援システムでは、第3設定期間の経過後に、制御部は、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生し、かつ、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部は、操作部の他方側の位置に応じたオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。
第3設定期間の経過後に、制御部が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生する場合、上記(5)に記載の車両運転支援システムでは、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしている例えば車両の運転者の要求を満足させることができる。
また、第3設定期間の経過後に、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部が聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う場合、上記(5)に記載の車両運転支援システムでは、第3設定期間の経過後に聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。
また、上記(6)に記載の車両運転支援システムでは、第3設定期間中に操作部が中立位置に復帰する操作の後、再度他方側の位置に操作された場合、第2制御は、第3設定期間経過前に他方側のターンシグナルを発生させ、聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部を、操作部の他方側の位置に応じたオン信号の出力と検知部の検知結果とに基づいて聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行ってもよい。
第2制御が第3設定期間経過前に他方側のターンシグナルを発生させる場合、上記(6)に記載の車両運転支援システムでは、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしている例えば車両の運転者の要求を満足させることができる。
また、第3設定期間経過前に聴覚的注意喚起部及び/又は触覚的注意喚起部が聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起を行う場合、上記(6)に記載の車両運転支援システムでは、第6設定期間経過前に聴覚的な及び/又は触覚的な注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。

0017

上述したように、スイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力し続けている場合には、例えば車両の運転者が、操作部の一方側の位置に応じたターンシグナルを解除しようとしているのみならず、操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしていると推定できる。
そこで、上記(7)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間の経過後に、制御部は、車両の左側方および右側方のうちの操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生してもよい。
第2設定期間の経過後に、制御部が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する車両の側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生する場合、上記(7)に記載の車両運転支援システムでは、第2設定期間の経過後に操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する車両の側方に光が照射されない場合よりも、安全性を向上させることができる。

0018

上述したように、スイッチ部が操作部の他方側の位置に応じたオン信号を出力し続けている場合には、例えば車両の運転者の誤操作によって操作部が他方側に位置しているのではなく、例えば車両の運転者が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルを発生させようとしていると推定できる。
そこで、上記(8)に記載の車両運転支援システムでは、第3設定期間の経過後に、制御部は、車両の左側方および右側方のうちの操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生してもよい。
第3設定期間の経過後に、制御部が操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する車両の側方に光を照射するコーナリングライトを作動する信号を発生する場合、上記(8)に記載の車両運転支援システムでは、第3設定期間の経過後に操作部の他方側の位置に応じたターンシグナルに対応する車両の側方に光が照射されない場合よりも、安全性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0019

第1実施形態の車両運転支援システムなどの機能の一例を示す図である。
制御部がワンタッチターンシグナルを発生し、次いで、そのワンタッチターンシグナルがキャンセルされる一例を説明するための図である。
制御部がワンタッチターンシグナルを発生し、次いで、そのワンタッチターンシグナルがキャンセルされる他の例を説明するための図である。
制御部がフルターンシグナルを発生し、次いで、そのフルターンシグナルを解除しようとする車両の運転者が操作部を誤って操作した一例を説明するための図である。
制御部が左折用のフルターンシグナルを発生し、次いで、右折用のターンシグナルを発生させようとする車両の運転者が操作部を操作した一例を説明するための図である。
オルタイト式の操作部を備える第1実施形態の車両運転支援システムにおいて実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
モーメンタリ式の操作部を備える第1実施形態の車両運転支援システムにおいて実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
表示部などの配置を説明するための図である。
左側サイドミラーに設けられている表示部の一例を説明するための図である。
左側サイドミラーに配置されたカメラ撮影範囲の一例を説明するための図である。

実施例

0020

以下、本発明の車両運転支援システムの実施形態について添付図面を参照しながら説明する。

0021

図1は第1実施形態の車両運転支援システム1などの機能の一例を示す図である。
図1に示す例では、車両運転支援システム1が、例えば左側ターンシグナルランプV1と、右側ターンシグナルランプV2と、左側コーナリングライトV3と、右側コーナリングライトV4と、左側サイドミラーV5と、右側サイドミラーV6と、運転席V7とを備える車両Vに適用されている。
左側ターンシグナルランプV1および右側ターンシグナルランプV2は、例えば特開2015−11960号公報に記載されたターンシグナルランプと同様に構成されており、後述する操作部11の操作に応じて点滅する。
左側コーナリングライトV3および右側コーナリングライトV4は、例えば特開2012−113947号公報に記載されたコーナリングライトと同様に構成されている。左側コーナリングライトV3は、車両Vの左側方に光を照射する。右側コーナリングライトV4は、車両Vの右側方に光を照射する。
左側サイドミラーV5および右側サイドミラーV6は、例えば特開2015−16708号公報に記載されたミラーユニットと同様に構成されている。左側サイドミラーV5は、車両Vの運転席V7の運転者が、車両Vの左後方を確認するために用いられる。右側サイドミラーV5は、運転者が車両Vの右後方を確認するために用いられる。
図1に示す例では、サイドミラーV5、V6が車両Vのドアミラーであるが、他の例では、サイドミラーV5、V6が車両Vのフェンダーミラーであってもよい。

0022

図1に示す例では、車両運転支援システム1が、操作部11と、スイッチ部12と、制御部13と、検知部14と、注意喚起部15とを備えている。
操作部11は、例えばWO2013/160998に記載された第2操作レバーと同様に構成されている。操作部11は、車両Vの運転席V7に設けられ、運転者によって操作される。操作部11は、中立位置11Aと、第1位置11Bと、第2位置11Cとを備えている。操作部11は、中立位置11Aから第1位置11Bの側(一方側)および第2位置11Cの側(他方側)に操作可能に設けられている。
中立位置11Aは、基本的に、制御部13がターンシグナルを発生しない位置である。第1位置11Bは、基本的に、制御部13が例えば車両Vの左折用のターンシグナルを発生する位置である。第2位置11Cは、基本的に、制御部13が例えば車両Vの右折用のターンシグナルを発生する位置である。
操作部11は、運転者によって第1位置11Bに操作された後または所定条件を満たした後に中立位置11Aに復帰する機能、および、運転者によって第2位置11Cに操作された後または所定条件を満たした後に中立位置11Aに復帰する機能を有する。「所定条件を満たした後」には、例えば、運転者が手動で後述するキャンセルを行った後、右左折が完了した後などが含まれる。
WO2013/160998に記載された技術では、操作部としての第2操作レバーが、ステアリングシャフト中心軸線の左側に配置されているが、操作部11は、WO2013/160998に記載された技術と同様に、ステアリングシャフトの中心軸線の左側に配置されていても、ステアリングシャフトの中心軸線の右側に配置されていてもよい。

0023

図1に示す例では、スイッチ部12が、例えば特開2008−162485号公報に記載されたウインカスイッチ、特開昭58−106714号公報に記載されたターンシグナルスイッチ等と同様に構成されている。スイッチ部12は、操作部11の位置(中立位置11A、第1位置11B、第2位置11C)に応じてスイッチング態様を変化させる。
例えば操作部11が中立位置11Aに位置する場合に、スイッチ部12は、基本的に、オフ信号「Turn SW L OFF」(図2(A)参照)(左折用のターンシグナルを制御部13に発生させず、左側ターンシグナルランプV1を点滅させない信号)を出力する。また、操作部11が中立位置11Aに位置する場合に、スイッチ部12は、基本的に、オフ信号「Turn SW R OFF」(図2(C)参照)(右折用のターンシグナルを制御部13に発生させず、右側ターンシグナルランプV2を点滅させない信号)を出力する。
操作部11が第1位置11Bに位置する場合に、スイッチ部12は、基本的に、オン信号「Turn SW L ON」(図2(A)参照)(左折用のターンシグナルを制御部13に発生させ、左側ターンシグナルランプV1を点滅させる信号)を出力する。
操作部11が第2位置11Cに位置する場合に、スイッチ部12は、基本的に、オン信号「Turn SW R ON」(図2(C)参照)(右折用のターンシグナルを制御部13に発生させ、右側ターンシグナルランプV2を点滅させる信号)を出力する。

0024

図1に示す例では、制御部13は、スイッチ部12が出力する信号に応じてターンシグナルを発生する。詳細には、スイッチ部12がオフ信号「Turn SW L OFF」を出力する場合、制御部13は、基本的に、左側ターンシグナルランプV1を点滅させる左折用のターンシグナルを発生しない。スイッチ部12がオフ信号「Turn SW R OFF」を出力する場合、制御部13は、基本的に、右側ターンシグナルランプV2を点滅させる右折用のターンシグナルを発生しない。スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力する場合、制御部13は、基本的に、左側ターンシグナルランプV1を点滅させる左折用のターンシグナル「TurnLTL」(図2(B)参照)を発生する。スイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力する場合、制御部13は、基本的に、右側ターンシグナルランプV2を点滅させる右折用のターンシグナル「Turn LT R」(図3(D)参照)を発生する。
また、制御部13は判定部13Aを備えている。判定部13Aは、後述する判定を行う。

0025

図1に示す例では、操作部11がオルタネイト式であり、制御部13は、後述するワンタッチターンシグナル「TurnLTL」(図2(B)参照)を発生する機能を有する。
操作部11の第1位置11Bには、運転者が操作部11から手を離しても操作部11が第1位置11Bに保持される保持位置と、運転者が操作部11から手を離すと操作部11が第1位置11Bに保持されず、中立位置11Aに自動的に復帰する非保持位置とが含まれる。
操作部11の第2位置11Cには、運転者が操作部11から手を離しても操作部11が第2位置11Cに保持される保持位置と、運転者が操作部11から手を離すと操作部11が第2位置11Cに保持されず、中立位置11Aに自動的に復帰する非保持位置とが含まれる。

0026

運転者が、操作部11を第1位置11Bの保持位置に移動させる場合には、上述したように、操作部11が、第1位置11Bの保持位置に保持される。操作部11が第1位置11Bの保持位置に位置する期間中、スイッチ部12は、オン信号「Turn SW L ON」(図4(A)参照)を出力し、制御部13が、左折用のターンシグナル(フルターンシグナル)「TurnLTL」(図4(B)参照)を発生し、左側ターンシグナルランプV1が点滅する。
次いで、操作部11が第1位置11Bの保持位置から中立位置11Aに復帰すると、スイッチ部12が出力する信号は、オン信号「Turn SW L ON」からオフ信号「Turn SW L OFF」(図4(A)参照)に切り替わり、制御部13は、左折用のターンシグナル「Turn LT L」(図4(B)参照)を発生しなくなり、左側ターンシグナルランプV1が消灯する。
また、運転者が、操作部11を第2位置11Cの保持位置に移動させる場合には、操作部11が、第2位置11Cの保持位置に保持される。操作部11が第2位置11Cの保持位置に位置する期間中、スイッチ部12は、オン信号「Turn SW R ON」を出力し、制御部13が、右折用のターンシグナル(フルターンシグナル)「Turn LT R」を発生し、右側ターンシグナルランプV2が点滅する。
次いで、操作部11が第2位置11Cの保持位置から中立位置11Aに復帰すると、スイッチ部12が出力する信号は、オン信号「Turn SW R ON」からオフ信号「Turn SW R OFF」に切り替わり、制御部13は、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生しなくなり、右側ターンシグナルランプV2が消灯する。

0027

一方、運転者が、操作部11を第1位置11Bの非保持位置に移動させる場合には、上述したように、運転者が操作部11から手を離すと、操作部11が、第1位置11Bの非保持位置から中立位置11Aに自動的に復帰する。スイッチ部12は、操作部11が第1位置11Bの非保持位置に位置する期間中、オン信号「Turn SW L ON」(図2(A)参照)を出力する。制御部13は、操作部11が第1位置11Bの非保持位置に位置する期間中のみならず、操作部11が中立位置11Aに復帰した後もしばらくの間、左折用のターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「TurnLTL」(図2(B)参照)を発生する。左側ターンシグナルランプV1は、制御部13が左折用のターンシグナル「Turn LT L」を発生する期間中、点滅する(例えば3回点滅する)。
次いで、制御部13が、左折用のターンシグナル「Turn LT L」を発生しなくなると、左側ターンシグナルランプV1は消灯する。
また、運転者が、操作部11を第2位置11Cの非保持位置に移動させる場合には、運転者が操作部11から手を離すと、操作部11が、第2位置11Cの非保持位置から中立位置11Aに自動的に復帰する。スイッチ部12は、操作部11が第2位置11Cの非保持位置に位置する期間中、オン信号「Turn SW R ON」を出力する。制御部13は、操作部11が第2位置11Cの非保持位置に位置する期間中のみならず、操作部11が中立位置11Aに復帰した後もしばらくの間、右折用のターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「Turn LT R」を発生する。右側ターンシグナルランプV2は、制御部13が右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生する期間中、点滅する(例えば3回点滅する)。
次いで、制御部13が、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生しなくなると、右側ターンシグナルランプV2は消灯する。

0028

他の例では、操作部11がモーメンタリ式(上述した保持位置が無い方式)であってもよい。この例においても、制御部13はワンタッチターンシグナルを発生する機能を有する。
つまり、モーメンタリ式の操作部11の第1位置11Bには、運転者が操作部11から手を離すと操作部11が第1位置11Bに保持されず、中立位置11Aに自動的に復帰する非保持位置のみが含まれる。
また、モーメンタリ式の操作部11の第2位置11Cには、運転者が操作部11から手を離すと操作部11が第2位置11Cに保持されず、中立位置11Aに自動的に復帰する非保持位置のみが含まれる。

0029

図1に示す例では、検知部14は、車両Vの左後側方の状況および右後側方の状況を検知する。検知部14は、例えばカメラ14Aと、カメラ14Bとを備えている。カメラ14A、14Bは、例えば特開2017−47817号公報に記載されたカメラと同様に構成されている。カメラ14Aは、例えば左側サイドミラーV5に配置され、車両Vの左後側方の状況の画像を撮影する。カメラ14Bは、例えば右側サイドミラーV6に配置され、車両Vの右後側方の状況の画像を撮影する。
他の例では、検知部14が、例えば特開2018−34654号公報に記載された後方ソナーなどのようなカメラ以外の手段によって車両Vの左後側方の状況および右後側方の状況を検知してもよい。

0030

図10は左側サイドミラーV5に配置されたカメラ14Aの撮影範囲の一例を説明するための図である。
図10に示す例では、カメラ14Aの撮影範囲が、左側サイドミラーV5を介して車両Vの運転者が確認できる範囲よりも広い範囲に設定されている。

0031

図1に示す例では、注意喚起部15が、スイッチ部12のオン信号「Turn SW L ON」、「Turn SW R ON」の出力と検知部14の検知結果とに基づいて、例えば車両Vの運転席V7の運転者などに対して注意喚起を行う。注意喚起部15は、視覚的注意喚起部15Aと、聴覚的注意喚起部15Bと、触覚的注意喚起部15Cとを備えている。
視覚的注意喚起部15Aは、例えば車両Vの運転席V7の運転者などに対して視覚的な注意喚起を行う。視覚的注意喚起部15Aは、表示部15A1、15A2、15A3、15A4を備えている。表示部15A1、15A2は、例えば特開2015−16708号公報に記載されたインジケータと同様に構成されている。表示部15A1は、左側サイドミラーV5に設けられている。

0032

図9は左側サイドミラーV5に設けられている表示部15A1の一例を説明するための図である。詳細には、図9(A)は左側サイドミラーV5の一部を示す図である。図9(B)は左側サイドミラーV5に設けられている表示部15A1の拡大図である。図9(C)は車両Vと車両Vの左後側方に存在する他車両との関係を示す図である。
図9に示す例では、車両Vの走行中、検知部14が、車両Vの左後側方に存在する他車両を検知している場合(図9(C)参照)、かつ、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」(図4(A)参照)を出力している場合に、注意喚起部15の視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1が、警告表示点滅表示)を行う(図9(A)および図9(B)参照)。

0033

図1に示す例では、表示部15A2は、右側サイドミラーV6に設けられている。表示部15A3は、例えば特開2009−211499号公報に記載されたインジケータと同様に構成されている。
表示部15A3は、車両Vの室内のうちの運転席V7の前方から外れた場所に設けられている。詳細には、表示部15A3は、例えば車両Vのフロントピラー(図示せず)の下部に配置されている。表示部15A4は、例えば特開2017−21441号公報に記載された表示部と同様に構成されている。

0034

図8は表示部15A4などの配置を説明するための図である。
図8に示す例では、表示部15A4が、ステアリングSTの車幅方向位置から外れた場所に設けられている。

0035

図1に示す例では、聴覚的注意喚起部15Bは、例えば車両Vの運転席V7の運転者などに対して聴覚的な注意喚起を行う。聴覚的注意喚起部15Bは、例えば特開2014−56295号公報に記載されたスピーカと同様に構成されたスピーカ(図示せず)を備えている。
触覚的注意喚起部15Cは、例えば車両Vの運転席V7の運転者などに対して触覚的な注意喚起を行う。触覚的注意喚起部15Cは、例えば特開2018−62296号公報に記載された振動付与装置と同様に構成された振動付与装置(図示せず)を備えている。振動付与装置は、例えばステアリング、座席などを振動させることによって、車両Vの運転席V7の運転者に対して触覚的な注意喚起を行う。
図1に示す例では、注意喚起部15が、視覚的注意喚起部15Aと聴覚的注意喚起部15Bと触覚的注意喚起部15Cとを備えているが、他の例では、注意喚起部15が、視覚的注意喚起部15Aと聴覚的注意喚起部15Bとを備えており、触覚的注意喚起部15Cを備えていなくてもよい。更に他の例では、注意喚起部15が、視覚的注意喚起部15Aと触覚的注意喚起部15Cとを備えており、聴覚的注意喚起部15Bを備えていなくてもよい。

0036

図1に示す例では、車両運転支援システム1が、運転者の死角になりやすい車両Vの斜め後方に存在する他車両を車両Vの走行中に検知して運転者に注意を促す(ブラインドスポットインフォメーション)機能を有する(図9参照)。
詳細には、車両Vの走行中、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合、または、検知部14のソナー等が、車両Vの左後側方に存在する他車両を検知している場合(図9(C)参照)、かつ、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力している場合に、注意喚起部15の視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が、警告表示(点滅表示)を行う。また、車両Vの走行中、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合、または、検知部14のソナー等が、車両Vの右後側方に存在する他車両を検知している場合、かつ、スイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力している場合に、注意喚起部15の視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が、警告表示(点滅表示)を行う。
車両Vの走行中、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合、または、検知部14のソナー等が、車両Vの左後側方に存在する他車両を検知している場合(図9(C)参照)、かつ、制御部13がターンシグナル「TurnLTL」を発生している場合に、注意喚起部15の聴覚的注意喚起部15Bが、警告音を出力する。また、車両Vの走行中、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合、または、検知部14のソナー等が、車両Vの右後側方に存在する他車両を検知している場合、かつ、制御部13がターンシグナル「Turn LT R」を発生している場合に、注意喚起部15の聴覚的注意喚起部15Bが、警告音を出力する。

0037

また、図1に示す例では、車両運転支援システム1が、左側サイドミラーV5に配置されたカメラ14Aが撮影している車両Vの左後側方の状況(図10参照)の画像または右側サイドミラーV6に配置されたカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像を、表示部15A4(図8参照)に表示させる(レーンウォッチ)機能を有する。
詳細には、車両Vの走行中、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力している場合に、注意喚起部15の視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4(図8参照)は、検知部14のカメラ14Aが撮影している車両Vの左後側方の状況(図10参照)の画像を表示する。また、車両Vの走行中、スイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力している場合に、注意喚起部15の視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像を表示する。

0038

また、図1に示す例では、車両運転支援システム1が、運転者の点灯操作によることなくコーナリングライトV3、V4を点灯させる(アクティブコーナリングライト)機能を有する。
詳細には、制御部13がターンシグナル「TurnLTL」を発生している場合に、制御部13が左側コーナリングライトV3を作動する信号を発生し、左側コーナリングライトV3が、点灯し、車両Vの左側方に光を照射する。また、制御部13がターンシグナル「Turn LT R」を発生している場合に、制御部13が右側コーナリングライトV4を作動する信号を発生し、右側コーナリングライトV4が、点灯し、車両Vの右側方に光を照射する。

0039

図2は制御部13がワンタッチターンシグナル「TurnLTL」を発生し、次いで、そのワンタッチターンシグナル「Turn LT L」がキャンセルされる一例を説明するための図である。詳細には、図2(A)はスイッチ部12が出力する左折用のオン信号「Turn SW L ON」およびオフ信号「Turn SW L OFF」を示している。図2(B)は制御部13が発生する左折用のターンシグナル「Turn LT L」を示している。図2(C)はスイッチ部12が出力する右折用のオン信号「Turn SW R ON」およびオフ信号「Turn SW R OFF」を示している。図2(D)は制御部13が発生する右折用のターンシグナル「Turn LT R」を示している。図2(E)は左側ターンシグナルランプV1の状態(点滅または消灯)を示している。図2(F)は右側ターンシグナルランプV2の状態(点滅または消灯)を示している。図2(G)は右側コーナリングライトV4の状態(点灯または消灯)を示している。図2(H)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3の状態(点滅表示中または非表示中)を示している。図2(I)は聴覚的注意喚起部15Bの状態(警告音出力中または非出力中)を示している。図2(J)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4の状態(画像表示中または非表示中)を示している。

0040

図2に示す例では、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」(図2(A)参照)を出力する期間である判定期間DP1(図2(A)参照)が、設定期間SP1(例えば1000[ms])(図2(A)参照)以上であるか否かを判定する。
制御部13は、判定期間DP1が設定期間SP1未満である場合に、設定期間SP1よりも長い設定期間SP2(図2(B)参照)にわたってターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「TurnLTL」(図2(B)参照)を発生するワンタッチターン制御(図2に示す制御)を実行する。

0041

図2に示す例では、時刻t1に、運転者が、操作部11を第1位置11Bの非保持位置に移動させる。それに伴って、スイッチ部12が、オン信号「Turn SW L ON」を出力し始める(図2(A)参照)。それに伴って、制御部13が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生し始める(図2(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が点滅し始める(図2(E)参照)。
図2に示す例では、時刻t1に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影していないため、左側コーナリングライトV3が点灯せず、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始せず、聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始しない。
一方、他の例では、時刻t1に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、左側コーナリングライトV3が点灯し、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始し、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する。

0042

図2に示す例では、次いで、時刻t2に、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW L ON」からオフ信号「Turn SW L OFF」に切り替わる(図2(A)参照)。制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力する判定期間DP1(時刻t1〜時刻t2)が、設定期間SP1(時刻t1〜時刻t3)未満であると判定する。その結果、制御部13は、時刻t2以降も、左折用のターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「TurnLTL」を発生し続ける(図2(B)参照)。詳細には、制御部13は、左側ターンシグナルランプV1を3回点滅させようとする。

0043

次いで、制御部13が左折用のワンタッチターンシグナル「TurnLTL」を発生している設定期間SP2(時刻t1〜時刻t5)(図2(B)参照)中の時刻t4に、運転者が、左折用のワンタッチターンシグナル「Turn LT L」(図2(B)参照)をキャンセルする(すなわち、ワンタッチターン制御がキャンセルされる)。詳細には、運転者が、例えば操作部11を第2位置11Cの非保持位置に移動させる。つまり、運転者は、右折用の(つまり、逆方向の)ワンタッチターン操作を行う。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が消灯する(図2(E)参照)。また、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し始める(図2(C)参照)。一方、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生し始めない(図2(D)参照)。そのため、右側ターンシグナルランプV2は点滅し始めない(図2(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4も点灯しない(図2(G)参照)。
また、時刻t4に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始する(図2(H)参照)。一方、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合であっても、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始しない(図2(I)参照)。
また、時刻t4に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を開始する(図2(J)参照)。
他の例では、表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始するタイミングおよび/または表示部15A4が画像の表示を開始するタイミングが、例えばライムラグ分だけ、時刻t4と異なっていてもよい。

0044

図2に示す例では、次いで、時刻t6に、操作部11が中立位置11Aに復帰する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW R ON」からオフ信号「Turn SW R OFF」に切り替わる(図2(C)参照)。制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力する判定期間DP2(時刻t4〜時刻t6)(図2(C)参照)が、設定期間SP3(例えば350[ms])(図2(C)参照)以上であるか否かを判定する。詳細には、判定部13Aは、判定期間DP2(時刻t4〜時刻t6)が設定期間SP3未満であると判定する。その結果、時刻t6以降に、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生せず(図2(D)参照)、右側ターンシグナルランプV2は点滅し始めない(図2(F)参照)。
また、時刻t6に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を終了する(図2(H)参照)。
また、時刻t6に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を終了する(図2(J)参照)。

0045

つまり、図2に示す例では、制御部13が操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生している設定期間SP2(時刻t1〜時刻t5)中に、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力する場合に、判定部13Aは、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力する期間である判定期間DP2(時刻t4〜時刻t6)が設定期間SP3以上であるか否かを判定する。
判定期間DP2(時刻t4〜時刻t6)が設定期間SP3未満である場合には、例えば車両Vの運転者が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「Turn LT L」を解除しようとしており、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生させようとしていないと推定でき、例えば車両Vの運転者が、聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を望んでいないと推定できる。
そこで、図2に示す例では、判定期間DP2(時刻t4〜時刻t6)が設定期間SP3未満である場合に、注意喚起部15のうちの聴覚的注意喚起部15B及び/又は触覚的注意喚起部15Cは聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を行わない。
そのため、図2に示す例では、例えば車両Vの運転者が望んでいないときに聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。

0046

図2に示す例では、時刻t4〜時刻t6に、注意喚起部15のうちの視覚的注意喚起部15Aのみ(詳細には、表示部15A2または表示部15A3、および表示部15A4)が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図2(C)参照)の出力と、検知部14の検知結果(車両Vの右後側方に存在する他車両の画像)とに基づいて視覚的な注意喚起を行う。

0047

また、図2に示す例では、時刻t4〜時刻t6に、右側サイドミラーV6に設けられている表示部15A2、または、車両Vの室内のうちの運転席V7の前方から外れた場所に設けられている表示部15A3および15A4が、視覚的な注意喚起を行う。
そのため、図2に示す例では、運転席V7の前方で視覚的な注意喚起を行う場合よりも、運転者が不快感を有するおそれを抑制することができる。

0048

図3は制御部13がワンタッチターンシグナル「TurnLTL」を発生し、次いで、そのワンタッチターンシグナル「Turn LT L」がキャンセルされる他の例を説明するための図である。詳細には、図3(A)はスイッチ部12が出力する左折用のオン信号「Turn SW L ON」およびオフ信号「Turn SW L OFF」を示している。図3(B)は制御部13が発生する左折用のターンシグナル「Turn LT L」を示している。図3(C)はスイッチ部12が出力する右折用のオン信号「Turn SW R ON」およびオフ信号「Turn SW R OFF」を示している。図3(D)は制御部13が発生する右折用のターンシグナル「Turn LT R」を示している。図3(E)は左側ターンシグナルランプV1の状態(点滅または消灯)を示している。図3(F)は右側ターンシグナルランプV2の状態(点滅または消灯)を示している。図3(G)は右側コーナリングライトV4の状態(点灯または消灯)を示している。図3(H)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3の状態(点滅表示中または非表示中)を示している。図3(I)は聴覚的注意喚起部15Bの状態(警告音出力中または非出力中)を示している。図3(J)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4の状態(画像表示中または非表示中)を示している。

0049

図3に示す例では、図2に示す例と同様に、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」(図3(A)参照)を出力する期間である判定期間DP1(図3(A)参照)が、設定期間SP1(例えば1000[ms])(図3(A)参照)以上であるか否かを判定する。
制御部13は、判定期間DP1が設定期間SP1未満である場合に、設定期間SP1よりも長い設定期間SP2(図3(B)参照)にわたってターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「TurnLTL」(図3(B)参照)を発生するワンタッチターン制御(図3に示す制御)を実行する。

0050

図3に示す例では、時刻t11に、運転者が、操作部11を第1位置11Bの非保持位置に移動させる。それに伴って、スイッチ部12が、オン信号「Turn SW L ON」を出力し始める(図3(A)参照)。それに伴って、制御部13が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生し始める(図3(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が点滅し始める(図3(E)参照)。
図3に示す例では、時刻t11に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影していないため、左側コーナリングライトV3が点灯せず、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始せず、聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始しない。
一方、他の例では、時刻t11に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、左側コーナリングライトV3が点灯し、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始し、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する。

0051

図3に示す例では、次いで、時刻t12に、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW L ON」からオフ信号「Turn SW L OFF」に切り替わる(図3(A)参照)。制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力する判定期間DP1(時刻t11〜時刻t12)が、設定期間SP1(時刻t11〜時刻t13)未満であると判定する。その結果、制御部13は、時刻t12以降も、左折用のターンシグナル(ワンタッチターンシグナル)「TurnLTL」を発生し続ける(図3(B)参照)。詳細には、制御部13は、左側ターンシグナルランプV1を3回点滅させようとする。

0052

次いで、制御部13が左折用のワンタッチターンシグナル「TurnLTL」を発生している設定期間SP2(時刻t11〜時刻t15)(図3(B)参照)中の時刻t14に、運転者が、左折用のワンタッチターンシグナル「Turn LT L」(図3(B)参照)をキャンセルする(すなわち、ワンタッチターン制御がキャンセルされる)。詳細には、運転者が、例えば操作部11を第2位置11Cの非保持位置に移動させる。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が消灯する(図3(E)参照)。また、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し始める(図3(C)参照)。一方、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」をまだ発生し始めない(図3(D)参照)。そのため、右側ターンシグナルランプV2はまだ点滅し始めない(図3(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4もまだ点灯しない(図3(G)参照)。
また、時刻t14に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始する(図3(H)参照)。一方、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合であっても、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力をまだ開始しない(図3(I)参照)。
また、時刻t14に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を開始する(図3(J)参照)。

0053

次いで、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力する判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が、設定期間SP3(例えば350[ms])(図3(C)参照)以上であるか否かを判定する。詳細には、時刻t16に、判定部13Aは、判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が設定期間SP3以上になったと判定する。その結果、時刻t16に、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生し始める(図3(D)参照)。それに伴って、右側ターンシグナルランプV2が点滅し始める(図3(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4が点灯する(図3(G)参照)。
また、時刻t16に、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する(図3(I)参照)。
視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3は、点滅表示を継続し(図3(H)参照)、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を継続する(図3(J)参照)。
他の例では、右側コーナリングライトV4が点灯するタイミングおよび/または聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始するタイミングが、例えばライムラグ分だけ、時刻t16と異なっていてもよい。

0054

図3に示す例では、次いで、時刻t17に、操作部11が中立位置11Aに復帰する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW R ON」からオフ信号「Turn SW R OFF」に切り替わる(図3(C)参照)。それに伴って、制御部13が、右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生しなくなる(図3(D)参照)。それに伴って、右側ターンシグナルランプV2が消灯する(図3(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4も消灯する(図3(G)参照)。
また、時刻t17に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を終了し(図3(H)参照)、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を終了する(図3(I)参照)。
また、時刻t17に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を終了する(図3(J)参照)。

0055

判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が設定期間SP3(図3(C)参照)以上である場合、つまり、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が継続している場合には、例えば車両Vの運転者が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」(図3(B)参照)を解除しようとしているのみならず、右折用のターンシグナル「Turn LT R」(図3(D)参照)を発生させようとしていると推定できる。
そこで、図3に示す例では、上述したように、判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が設定期間SP3(図3(C)参照)以上である場合、つまり、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が継続している場合に、制御部13は、右折用のターンシグナル「Turn LT R」(図3(D)参照)を発生する。そのため、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生させようとしている車両Vの運転者の要求を満足させることができる。
また、図3に示す例では、判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が設定期間SP3(図3(C)参照)以上である場合、つまり、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が継続している場合、聴覚的注意喚起部15Bは、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号の出力「Turn SW R ON」(図3(C)参照)と、検知部14のカメラ14Bの検知結果(車両Vの右後側方に存在する他車両の画像)とに基づいて、聴覚的な注意喚起を行う。そのため、注意喚起部15による注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。
図3に示す例では、時刻t16に、触覚的注意喚起部15Cが触覚的な注意喚起を行わないが、他の例では、時刻t16に、触覚的注意喚起部15Cが触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0056

また、図3に示す例では、判定期間DP2(時刻t14〜時刻t17)が設定期間SP3(図3(C)参照)以上である場合、つまり、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が継続している場合に、制御部13は、右折用のターンシグナル「TurnLTR」(図3(D)参照)に対応する右側コーナリングライトV4を作動する信号を発生し、それに伴って、右側コーナリングライトV4が点灯する。
そのため、時刻t16に右側コーナリングライトV4が点灯しない場合よりも、安全性を向上させることができる。

0057

図3に示す例では、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)の開始時に、運転者が、操作部11を1回だけ第2位置11Cに移動させるが、他の例では、設定期間SP3(時刻t14〜時刻t16)中に、運転者が、操作部11を2回移動させる。詳細には、設定期間SP3中に操作部11が中立位置11Aに復帰する操作の後、再度、第2位置11Cに操作される。その結果、この例では、制御部13が、設定期間SP3の経過前(時刻t16以前)に、右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生させる。また、設定期間SP3の経過前(時刻t16以前)に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、聴覚的注意喚起部15Bは、オン信号「Turn SW R ON」の出力に基づいて、警告音の出力を開始する。

0058

図4は制御部13がフルターンシグナル「TurnLTL」を発生し、次いで、そのフルターンシグナル「Turn LT L」を解除しようとする車両Vの運転者が操作部11を第2位置11Cに誤って操作した一例を説明するための図である。
詳細には、図4(A)はスイッチ部12が出力する左折用のオン信号「Turn SW L ON」およびオフ信号「Turn SW L OFF」を示している。図4(B)は制御部13が発生する左折用のターンシグナル「Turn LT L」を示している。図4(C)はスイッチ部12が出力する右折用のオン信号「Turn SW R ON」およびオフ信号「Turn SW R OFF」を示している。図4(D)は制御部13が発生する右折用のターンシグナル「Turn LT R」を示している。図4(E)は左側ターンシグナルランプV1の状態(点滅または消灯)を示している。図4(F)は右側ターンシグナルランプV2の状態(点滅または消灯)を示している。図4(G)は右側コーナリングライトV4の状態(点灯または消灯)を示している。図4(H)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3の状態(点滅表示中または非表示中)を示している。図4(I)は聴覚的注意喚起部15Bの状態(警告音出力中または非出力中)を示している。図4(J)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4の状態(画像表示中または非表示中)を示している。

0059

図4に示す例では、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」(図4(A)参照)を出力する期間である判定期間DP1(図4(A)参照)が、設定期間SP1(例えば1000[ms])(図4(A)参照)以上であるか否かを判定する。
制御部13は、判定期間DP1が設定期間SP1以上である場合に、判定期間DP1(図4(A)参照)にわたってターンシグナル(フルターンシグナル)「TurnLTL」(図4(B)参照)を発生するフルターン制御(図4に示す制御)を実行する。

0060

図4に示す例では、時刻t21に、運転者が、操作部11を第1位置11Bの保持位置に移動させる。それに伴って、スイッチ部12が、オン信号「Turn SW L ON」を出力し始める(図4(A)参照)。それに伴って、制御部13が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生し始める(図4(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が点滅し始める(図4(E)参照)。
図4に示す例では、時刻t21に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影していないため、左側コーナリングライトV3が点灯せず、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始せず、聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始しない。
一方、他の例では、時刻t21に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、左側コーナリングライトV3が点灯し、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始し、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する。

0061

図4に示す例では、次いで、時刻t22に、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力する判定期間DP1(時刻t21〜時刻t23)が、設定期間SP1(時刻t21〜時刻t22)以上になったと判定する。

0062

次いで、時刻t23に、上述した所定条件を満足し、操作部11が、第1位置11Bから中立位置11Aに移動する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW L ON」からオフ信号「Turn SW L OFF」に切り替わる(図4(A)参照)。それに伴って、制御部13が、左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生しなくなる(図4(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が消灯する(図4(E)参照)。
つまり、図4に示す例では、上述した所定条件を満足するまで(時刻t23まで)、制御部13が、左折用のターンシグナル「Turn LT L」を継続して発生する。

0063

次いで、時刻t24に、フルターンシグナル「TurnLTL」(図4(B)参照)を解除しようとする車両Vの運転者が、誤って操作部11を中立位置11Aから第2位置11Cに移動させる。つまり、運転者が、誤って右折用のワンタッチターン操作を行う。それに伴って、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し始める(図4(C)参照)。一方、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生し始めない(図4(D)参照)。そのため、右側ターンシグナルランプV2は点滅し始めない(図4(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4も点灯しない(図4(G)参照)。

0064

図4に示す例では、フルターンシグナル「TurnLTL」(図4(B)参照)の発生後の時刻t24に操作部11が第2位置11Cに移動させられるが、他の例では、フルターンシグナル「Turn LT L」(図4(B)参照)の発生中に操作部11が第2位置11Cに移動させられてもよい。この例では、操作部11が第2位置11Cに移動させられる時点で、操作部11の第1位置11Bに応じたフルターン制御がキャンセルされる。

0065

図4に示す例では、時刻t24に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始する(図4(H)参照)。一方、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合であっても、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始しない(図4(I)参照)。
また、時刻t24に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を開始する(図4(J)参照)。
他の例では、表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始するタイミングおよび/または表示部15A4が画像の表示を開始するタイミングが、例えばライムラグ分だけ、時刻t24と異なっていてもよい。

0066

図4に示す例では、次いで、時刻t25に、操作部11が第2位置11Cから中立位置11Aに復帰する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW R ON」からオフ信号「Turn SW R OFF」に切り替わる(図4(C)参照)。
制御部13の判定部13Aは、判定期間DP1(時刻t21〜時刻t23)の終了時点(時刻t23)から設定期間SP4(時刻t23〜時刻t25)が経過する時点(時刻t25)以降の期間である判定期間DP3中に、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図4(C)参照)を出力し続けているか否かを判定する。詳細には、判定部13Aは、判定期間DP3中にスイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」(図4(C)参照)を出力し続けていないと判定する。その結果、時刻t25以降に、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生せず(図4(D)参照)、右側ターンシグナルランプV2は点滅し始めない(図4(F)参照)。
また、時刻t25に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を終了する(図4(H)参照)。
また、時刻t25に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を終了する(図4(J)参照)。

0067

つまり、図4に示す例では、制御部13が判定期間DP1(時刻t21〜時刻t23)にわたって操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」(図4(B)参照)を発生した後、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図4(C)参照)を出力する場合に、判定部13Aは、判定期間DP1の終了時点(時刻t23)から設定期間SP4(時刻t23〜時刻t25)が経過する時点(時刻t25)以降の期間である判定期間DP3中に、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けているか否かを判定する。
判定期間DP3中にスイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けていない場合には、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「Turn LT L」(図4(B)参照)を解除しようとする車両Vの運転者が、操作部11の第2位置11Cに応じたターンシグナル「Turn LT R」(図4(D)参照)を発生する意図がないにもかかわらず、誤って操作部11を第2位置11Cに操作してしまったと推定できる。
そこで、図4に示す例では、判定期間DP3中(時刻t25以降)にスイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図4(C)参照)を出力し続けていない場合に、注意喚起部15のうちの聴覚的注意喚起部15B及び/又は触覚的注意喚起部15Cは聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起を行わない。
そのため、図4に示す例では、車両Vの運転者が誤って操作部11を操作した場合に聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。つまり、車両Vの運転者が望んでいないときに聴覚的及び/又は触覚的な注意喚起が行われてしまうおそれを抑制することができる。

0068

図4に示す例では、時刻t24〜時刻t25に、注意喚起部15のうちの視覚的注意喚起部15Aのみ(詳細には、表示部15A2または表示部15A3、および表示部15A4)が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図4(C)参照)の出力と、検知部14の検知結果(車両Vの右後側方に存在する他車両の画像)とに基づいて、視覚的な注意喚起を行う。

0069

また、図4に示す例では、時刻t24〜時刻t25に、右側サイドミラーV6に設けられている表示部15A2、または、車両Vの室内のうちの運転席V7の前方から外れた場所に設けられている表示部15A3および15A4が、視覚的な注意喚起を行う。
そのため、図4に示す例では、運転席V7の前方で視覚的な注意喚起を行う場合よりも、運転者が不快感を有するおそれを抑制することができる。

0070

図5は制御部13が左折用のフルターンシグナル「TurnLTL」を発生し、次いで、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生させようとする車両Vの運転者が操作部11を操作した一例を説明するための図である。
詳細には、図5(A)はスイッチ部12が出力する左折用のオン信号「Turn SW L ON」およびオフ信号「Turn SW L OFF」を示している。図5(B)は制御部13が発生する左折用のターンシグナル「Turn LT L」を示している。図5(C)はスイッチ部12が出力する右折用のオン信号「Turn SW R ON」およびオフ信号「Turn SW R OFF」を示している。図5(D)は制御部13が発生する右折用のターンシグナル「Turn LT R」を示している。図5(E)は左側ターンシグナルランプV1の状態(点滅または消灯)を示している。図5(F)は右側ターンシグナルランプV2の状態(点滅または消灯)を示している。図5(G)は右側コーナリングライトV4の状態(点灯または消灯)を示している。図5(H)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3の状態(点滅表示中または非表示中)を示している。図5(I)は聴覚的注意喚起部15Bの状態(警告音出力中または非出力中)を示している。図5(J)は視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4の状態(画像表示中または非表示中)を示している。

0071

図5に示す例では、図4に示す例と同様に、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」(図5(A)参照)を出力する期間である判定期間DP1(図5(A)参照)が、設定期間SP1(例えば1000[ms])(図5(A)参照)以上であるか否かを判定する。
制御部13は、判定期間DP1が設定期間SP1以上である場合に、判定期間DP1(図5(A)参照)にわたってターンシグナル(フルターンシグナル)「TurnLTL」(図5(B)参照)を発生するフルターン制御(図5に示す制御)を実行する。

0072

図5に示す例では、時刻t31に、運転者が、操作部11を第1位置11Bの保持位置に移動させる。それに伴って、スイッチ部12が、オン信号「Turn SW L ON」を出力し始める(図5(A)参照)。それに伴って、制御部13が、操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生し始める(図5(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が点滅し始める(図5(E)参照)。
図5に示す例では、時刻t31に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影していないため、左側コーナリングライトV3が点灯せず、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始せず、聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始しない。
一方、他の例では、時刻t31に、検知部14のカメラ14Aが、車両Vの左後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、左側コーナリングライトV3が点灯し、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A1または表示部15A3が点滅表示を開始し、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する。

0073

図5に示す例では、次いで、時刻t32に、上述した所定条件を満足し、制御部13の判定部13Aは、スイッチ部12がオン信号「Turn SW L ON」を出力する判定期間DP1(時刻t31〜時刻t33)が、設定期間SP1(時刻t31〜時刻t32)以上になったと判定する。

0074

次いで、時刻t33に、操作部11が、第1位置11Bから中立位置11Aに移動する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW L ON」からオフ信号「Turn SW L OFF」に切り替わる(図5(A)参照)。それに伴って、制御部13が、左折用のターンシグナル「TurnLTL」を発生しなくなる(図5(B)参照)。それに伴って、左側ターンシグナルランプV1が消灯する(図5(E)参照)。
つまり、図5に示す例では、上述した所定条件を満足するまで(時刻t33まで)、制御部13が、左折用のターンシグナル「Turn LT L」を継続して発生する。

0075

次いで、時刻t34に、右折用のターンシグナル(例えばフルターンシグナル)「TurnLTR」(図4(B)参照)を発生させようとする車両Vの運転者が、操作部11を中立位置11Aから第2位置11Cに移動させる。つまり、運転者が、右折用の例えばフルターン操作を行う。それに伴って、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し始める(図5(C)参照)。一方、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」をまだ発生し始めない(図5(D)参照)。そのため、右側ターンシグナルランプV2はまだ点滅し始めない(図5(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4も、まだ点灯しない(図5(G)参照)。
また、時刻t34に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を開始する(図5(H)参照)。一方、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合であっても、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力をまだ開始しない(図5(I)参照)。
また、時刻t34に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を開始する(図5(J)参照)。

0076

次いで、制御部13の判定部13Aは、判定期間DP1(時刻t31〜時刻t33)の終了時点(時刻t33)から設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)が経過する時点(時刻t35)以降の期間である判定期間DP3(時刻t35〜時刻t36)中に、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図5(C)参照)を出力し続けているか否かを判定する。詳細には、判定部13Aは、判定期間DP3中にスイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」(図5(C)参照)を出力し続けていると判定する。その結果、時刻t35に、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生し始める(図5(D)参照)。それに伴って、右側ターンシグナルランプV2が点滅し始める(図5(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4が点灯する(図5(G)参照)。
また、時刻t35に、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を開始する(図5(I)参照)。
視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3は、点滅表示を継続し(図5(H)参照)、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を継続する(図5(J)参照)。
他の例では、右側コーナリングライトV4が点灯するタイミングおよび/または聴覚的注意喚起部15Bが警告音の出力を開始するタイミングが、例えばライムラグ分だけ、時刻t35と異なっていてもよい。

0077

図5に示す例では、次いで、時刻t36に、操作部11が中立位置11Aに復帰する。それに伴って、スイッチ部12からの出力が、オン信号「Turn SW R ON」からオフ信号「Turn SW R OFF」に切り替わる(図5(C)参照)。それに伴って、制御部13が、右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生しなくなる(図5(D)参照)。それに伴って、右側ターンシグナルランプV2が消灯する(図5(F)参照)。また、右側コーナリングライトV4も消灯する(図5(G)参照)。
また、時刻t36に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A2または表示部15A3が点滅表示を終了し(図5(H)参照)、聴覚的注意喚起部15Bは、警告音の出力を終了する(図5(I)参照)。
また、時刻t36に、視覚的注意喚起部15Aの表示部15A4は、検知部14のカメラ14Bが撮影している車両Vの右後側方の状況の画像の表示を終了する(図5(J)参照)。

0078

つまり、図5に示す例では、制御部13が判定期間DP1(時刻t31〜時刻t33)にわたって操作部11の第1位置11Bに応じた左折用のターンシグナル「TurnLTL」(図5(B)参照)を発生した後、スイッチ部12が、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」(図5(C)参照)を出力する場合に、判定部13Aは、判定期間DP1の終了時点(時刻t33)から設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)が経過する時点(時刻t35)以降の期間である判定期間DP3中に、スイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けているか否かを判定する。
図5に示す例では、判定期間DP3中にスイッチ部12が操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けているため、時刻t35に、制御部13は、操作部11の第2位置11Cに応じた右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生し始める。

0079

判定期間DP3中に(時刻t35以降に)スイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」(図5(C)参照)を出力し続けている場合、つまり、設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が発生している場合には、車両Vの運転者の誤操作によって操作部11が第2位置11Cしているのではなく、車両Vの運転者が右折用のターンシグナル「TurnLTR」(図5(D)参照)を発生させようとしていると推定できる。
そこで、図5に示す例では、上述したように、判定期間DP3中にスイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けている場合、つまり、設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が発生している場合に、制御部13は、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生する。そのため、右折用のターンシグナル「Turn LT R」を発生させようとしている車両Vの運転者の要求を満足させることができる。
また、図5に示す例では、判定期間DP3中にスイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けている場合、つまり、設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が発生している場合に、聴覚的注意喚起部15Bは、操作部11の第2位置11Cに応じたオン信号の出力「Turn SW R ON」(図5(C)参照)と、検知部14のカメラ14Bの検知結果(車両Vの右後側方に存在する他車両の画像)とに基づいて、聴覚的な注意喚起を行う。そのため、注意喚起部15による注意喚起が行われない場合よりも、安全性を向上させることができる。
図5に示す例では、時刻t35に、触覚的注意喚起部15Cが触覚的な注意喚起を行わないが、他の例では、時刻t35に、触覚的注意喚起部15Cが触覚的な注意喚起を行ってもよい。

0080

また、図5に示す例では、判定期間DP3中にスイッチ部12がオン信号「Turn SW R ON」を出力し続けている場合、つまり、設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)の経過後にオン信号「Turn SW R ON」の出力が発生している場合に、制御部13は、右折用のターンシグナル「TurnLTR」(図5(D)参照)に対応する右側コーナリングライトV4を作動する信号を発生し、それに伴って、右側コーナリングライトV4が点灯する。
そのため、時刻t35に右側コーナリングライトV4が点灯しない場合よりも、安全性を向上させることができる。

0081

図5に示す例では、時刻t34に、運転者が、操作部11を1回だけ第2位置11Cに移動させるが、他の例では、設定期間SP4(時刻t33〜時刻t35)中に、運転者が、操作部11を2回移動させる。詳細には、設定期間SP4中に操作部11が中立位置11Aに復帰する操作の後、再度、第2位置11Cに操作される。その結果、この例では、制御部13が、設定期間SP4の経過前(時刻t35以前)に、右折用のターンシグナル「TurnLTR」を発生させる。また、設定期間SP4の経過前(時刻t35以前)に、検知部14のカメラ14Bが、車両Vの右後側方に存在する他車両の画像を撮影している場合に、聴覚的注意喚起部15Bは、オン信号「Turn SW R ON」の出力に基づいて、警告音の出力を開始する。

0082

上述した判定期間DP1、判定期間DP2、判定期間DP3、設定期間SP1、設定期間SP2、設定期間SP3および/または設定期間SP4は、設定によって変更可能である。他の例では、それらを車速等のパラメータに応じて変化させてもよい。

0083

上述した例では、レーンチェンジ信号とフルターン信号とが分けられていないが、他の例では、例えば特開2016−43805号公報に記載された技術のように、レーンチェンジ信号とフルターン信号とを分ける構成であってもよい。

0084

上述した例のブラインドスポットインフォメーション機能では、運転者の死角に他車両が存在する場合にライトを点灯させる制御が行われないが、他の例では、ブラインドスポットインフォメーション機能において、運転者の死角に他車両が存在する場合にライトを点灯させる制御が行われてもよい。
上述した例のブラインドスポットインフォメーション機能では、運転者が操作部11のターンレバー操作を行う場合にライトを点滅させる制御が行われないが、他の例では、ブラインドスポットインフォメーション機能において、運転者が操作部11のターンレバー操作を行う場合にライトを点滅させる制御が行われてもよい。
上述した例では、ブラインドスポットインフォメーション機能がカスタマイズによってOFFにされないが、他の例では、ブラインドスポットインフォメーション機能がカスタマイズによってOFFにされてもよい。

0085

図6はオルタネイト式の操作部11を備える第1実施形態の車両運転支援システム1において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図6に示す例では、ステップS1において、例えば制御部13は、スイッチ部12からのオン信号の出力が開始したか否かを判定する。スイッチ部12からのオン信号の出力が開始した場合には、ステップS2に進む。一方、スイッチ部12からのオン信号の出力が開始していない場合には、図6に示す処理を終了する。
ステップS2において、制御部13は、ターンシグナルの発生を開始する。詳細には、ステップS2において、ターンシグナルランプの点滅が開始し、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を開始し、コーナリングライトが点灯を開始する。
次いで、ステップS3において、判定部13Aは、上述した判定期間DP1が、上述した設定期間SP1以上であるか否かを判定する。判定期間DP1が設定期間SP1以上である場合には、ステップS4に進む。一方、判定期間DP1が設定期間SP1未満である場合には、ステップS11に進む。

0086

ステップS4において、制御部13は、フルターンシグナルを発生する。
次いで、ステップS5において、例えば制御部13は、スイッチ部12からの出力がオン信号からオフ信号に切り替わったか否かを判定する。スイッチ部12からの出力がオン信号からオフ信号に切り替わった場合には、ステップS6に進む。一方、スイッチ部12からの出力がオン信号からオフ信号に切り替わっていない場合には、ステップS5を繰り返す。
ステップS6において、ターンシグナルランプの点滅が終了する。ステップS6以前に視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を行っていた場合には、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を停止する。また、ステップS6以前にコーナリングライトが点灯していた場合には、コーナリングライトが消灯する。
次いで、ステップS7において、例えば制御部13は、所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始したか否かを判定する。所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始した場合には、ステップS8に進む。一方、所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始しなかった場合には、図6に示す処理を終了する。
ステップS8において、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aのみが注意喚起を開始する。
次いで、ステップS9において、例えば制御部13は、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力し続けているか否か、あるいは、運転者が設定期間SP4中に操作部11を2回移動させたか否かを判定する。スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力し続けている場合、あるいは、運転者が設定期間SP4中に操作部11を2回移動させた場合には、ステップS10に進む。一方、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力しておらず、かつ、運転者が設定期間SP4中に操作部11を2回移動させていない場合には、図6に示す処理を終了する。
ステップS10において、逆方向のターンシグナルランプの点滅が開始し、検知部14の検知結果に応じて、聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を開始し、逆方向のコーナリングライトが点灯を開始する。

0087

ステップS11において、制御部13は、ワンタッチターンシグナルを発生し、ターンシグナルランプが3回だけ点滅する。ターンシグナルランプの点滅中、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を行い、コーナリングライトが点灯する。
次いで、ステップS12において、例えば制御部13は、上述したターンシグナルランプの点滅中、または、上述したターンシグナルランプの点滅後の所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始したか否かを判定する。スイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始した場合には、ステップS13に進む。一方、スイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始しなかった場合には、図6に示す処理を終了する。
ステップS13において、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aのみが注意喚起を開始する。
次いで、ステップS14において、例えば制御部13は、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力し続けているか否か、あるいは、運転者が設定期間SP3中に操作部11を2回移動させたか否かを判定する。スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力し続けている場合、あるいは、運転者が設定期間SP3中に操作部11を2回移動させた場合には、ステップS15に進む。一方、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力しておらず、かつ、運転者が設定期間SP3中に操作部11を2回移動させていない場合には、図6に示す処理を終了する。
ステップS15において、逆方向のターンシグナルランプの点滅が開始し、検知部14の検知結果に応じて、聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を開始し、逆方向のコーナリングライトが点灯を開始する。

0088

図7はモーメンタリ式の操作部11を備える第1実施形態の車両運転支援システム1において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図7に示す例では、ステップS21において、例えば制御部13は、スイッチ部12からワンタッチターンのオン信号の出力が開始したか否かを判定する。スイッチ部12からワンタッチターンのオン信号の出力が開始した場合には、ステップS22に進む。一方、スイッチ部12からワンタッチターンのオン信号の出力が開始していない場合には、図7に示す処理を終了する。
ステップS22において、例えば制御部13は、スイッチ部12がレーンチェンジ信号を出力したか否かを判定する。スイッチ部12がレーンチェンジ信号を出力した場合には、ステップS23に進む。一方、スイッチ部12がレーンチェンジ信号を出力しなかった場合には、ステップS29に進む。

0089

ステップS23において、制御部13は、フルターンシグナルを発生する。詳細には、ステップS23において、ターンシグナルランプが点滅し、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を行い、コーナリングライトが点灯する。
次いで、ステップS24において、例えば制御部13は、オートキャンセル条件が成立したか否かを判定する。オートキャンセル条件が成立した場合には、ターンシグナルランプの点滅が終了する。ステップS24以前に視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を行っていた場合には、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を停止する。また、ステップS24以前にコーナリングライトが点灯していた場合には、コーナリングライトが消灯する。次いで、ステップS25に進む。一方、オートキャンセル条件が成立していない場合には、ステップS24を繰り返す。
ステップS25において、例えば制御部13は、所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始したか否かを判定する。所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始した場合には、ステップS26に進む。一方、所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始しなかった場合には、図7に示す処理を終了する。
ステップS26において、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aのみが注意喚起を開始する。
次いで、ステップS27において、例えば制御部13は、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力し続けているか否かを判定する。スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力し続けている場合には、ステップS28に進む。一方、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP4経過後の判定期間DP3中に出力していない場合には、図7に示す処理を終了する。
ステップS28において、逆方向のターンシグナルランプの点滅が開始し、検知部14の検知結果に応じて、聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を開始し、逆方向のコーナリングライトが点灯を開始する。

0090

ステップS29において、制御部13は、ワンタッチターンシグナルを発生し、ターンシグナルランプが3回だけ点滅する。ターンシグナルランプの点滅中、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aおよび聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を行い、コーナリングライトが点灯する。
次いで、ステップS30において、例えば制御部13は、上述したターンシグナルランプの点滅中、または、上述したターンシグナルランプの点滅後の所定時間内にスイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始したか否かを判定する。スイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始した場合には、ステップS31に進む。一方、スイッチ部12からの逆方向のオン信号の出力が開始しなかった場合には、図7に示す処理を終了する。
ステップS31において、検知部14の検知結果に応じて、視覚的注意喚起部15Aのみが注意喚起を開始する。
次いで、ステップS32において、例えば制御部13は、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力し続けているか否かを判定する。スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力し続けている場合には、ステップS33に進む。一方、スイッチ部12が逆方向のオン信号を設定期間SP3経過後の判定期間DP2中に出力していない場合には、図7に示す処理を終了する。
ステップS33において、逆方向のターンシグナルランプの点滅が開始し、検知部14の検知結果に応じて、聴覚的注意喚起部15Bが注意喚起を開始し、逆方向のコーナリングライトが点灯を開始する。

0091

上述した第1実施形態の車両運転支援システム1では、制御部13が上述した第1制御および第2制御の両方を実行するが、第2実施形態の車両運転支援システム1では、制御部13が第1制御のみを実行する。第3実施形態の車両運転支援システム1では、制御部13が第2制御のみを実行する。

0092

本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0093

1…車両運転支援システム、11…操作部、11A…中立位置、11B…位置、11C…位置、12…スイッチ部、13…制御部、13A…判定部、14…検知部、14A…カメラ、14B…カメラ、15…注意喚起部、15A…視覚的注意喚起部、15A1…表示部、15A2…表示部、15A3…表示部、15A4…表示部、15B…聴覚的注意喚起部、15C…触覚的注意喚起部、V…車両、V1…ターンシグナルランプ、V2…ターンシグナルランプ、V3…コーナリングライト、V4…コーナリングライト、V5…サイドミラー、V6…サイドミラー、V7…運転席

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