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図面 (18)

課題

番処理室始端側(前半側)の還元口近くでの2番物停滞を少なくして負荷の増大を軽減し、また、終端側(後半側)でも処理物の漏下を促進して負荷の増大を軽減する。

解決手段

2番処理室(10)内に軸架された2番処理胴(9)の移送方向始端側の所定範囲内には2番還元物を移送する移送螺旋(11)を有し、2番処理室(10)の底部における移送螺旋(11)に対向する部位には無孔の受け板(14)を設け、2番処理胴(9)の移送方向終端側には2番物を脱粒処理する処理歯(12)を有し、2番処理室(10)の底部における処理歯(12)に対向する部位には処理物が漏下しうる格子受網(15)を設ける。

概要

背景

従来、扱室下方の選別室内で発生する2番物を2番処理室内還元し、2番処理胴処理歯処理室内の無孔の受板とで送りながら処理し、終端の排出口から下方の揺動選別棚上に落下させる2番処理手段を備えた脱穀処理装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

番処理室始端側(前半側)の還元口近くでの2番物の停滞を少なくして負荷の増大を軽減し、また、終端側(後半側)でも処理物の漏下を促進して負荷の増大を軽減する。2番処理室(10)内に軸架された2番処理胴(9)の移送方向始端側の所定範囲内には2番還元物を移送する移送螺旋(11)を有し、2番処理室(10)の底部における移送螺旋(11)に対向する部位には無孔の受け板(14)を設け、2番処理胴(9)の移送方向終端側には2番物を脱粒処理する処理歯(12)を有し、2番処理室(10)の底部における処理歯(12)に対向する部位には処理物が漏下しうる格子受網(15)を設ける。

目的

本発明は、かかる問題点を解消し、2番処理性能を高めることを目的とする

効果

実績

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請求項1

扱室(3)の下方に揺動選別棚(21)を備え、前記揺動選別棚(21)による選別処理後の2番物還元して再処理する2番処理室(10)を備えた脱穀装置において、前記2番処理室(10)内に軸架された2番処理胴(9)の移送方向始端側の所定範囲内には2番還元物を移送する移送螺旋(11)を有し、前記2番処理室(10)の底部における前記移送螺旋(11)に対向する部位には無孔の受け板(14)を設け、前記2番処理胴(9)の移送方向終端側には2番物を脱粒処理する処理歯(12)を有し、前記2番処理室(10)の底部における前記処理歯(12)に対向する部位には処理物が漏下しうる格子受網(15)を設けたことを特徴とする脱穀装置。

請求項2

前記格子状受網(15)は、前記2番処理胴(9)の円周方向に弧状の板体(16)が配置され、前記2番処理胴(9)の軸心方向には丸棒(17)が配置された枠組み構成とした請求項1記載の脱穀装置。

請求項3

隣接する前記板体(16)の軸心方向での間隔を、移送方向始端側は狭く、移送方向終端側ほど広くなるよう構成してある請求項2記載の脱穀装置。

請求項4

前記格子状受網(15)のうち、前記板体(16)の上面は前記丸棒(17)よりも高く設定し、前記丸棒(17)は前記板体(16)に設けた孔に貫通した構成としてある請求項2又は請求項3記載の脱穀装置。

請求項5

前記移送螺旋(11)の移送方向終端部を前記格子状受網(15)に対向する位置まで延出させてある請求項1から請求項4のいずれか一項記載の脱穀装置。

請求項6

前記揺動選別棚(21)は、揺動移送方向上手側に備えた移送棚(22)の終端に藁屑選別する複数のラック板(23)を設け、前記揺動選別棚(21)上の処理物の層厚を検出する層厚センサ(24)の作用部を平面視で隣接する前記ラック板(23)の間に配置した請求項1から請求項5のいずれか一項記載の脱穀装置。

技術分野

0001

この発明は、2番処理室を備えた脱穀装置に関する。

背景技術

0002

従来、扱室下方の選別室内で発生する2番物を2番処理室内還元し、2番処理胴処理歯処理室内の無孔の受板とで送りながら処理し、終端の排出口から下方の揺動選別棚上に落下させる2番処理手段を備えた脱穀処理装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特許第3677919号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記構成の2番処理手段では、2番処理胴の始端側から終端側にわたって全て処理歯により構成され、処理室の下壁も終始無孔の受板によって構成されているため、処理室始端側(前半側)の還元口近くでは2番物の送りが緩慢停滞気味となって負荷の増大を招き、また、終端側(後半側)でも処理物の漏下がないため、更に負荷が増大する問題があった。

0005

本発明は、かかる問題点を解消し、2番処理性能を高めることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。

0007

すなわち、請求項1記載の発明は、扱室(3)の下方に揺動選別棚(21)を備え、前記揺動選別棚(21)による選別処理後の2番物を還元して再処理する2番処理室(10)を備えた脱穀装置において、前記2番処理室(10)内に軸架された2番処理胴(9)の移送方向始端側の所定範囲内には2番還元物を移送する移送螺旋(11)を有し、前記2番処理室(10)の底部における前記移送螺旋(11)に対向する部位には無孔の受け板(14)を設け、前記2番処理胴(9)の移送方向終端側には2番物を脱粒処理する処理歯(12)を有し、前記2番処理室(10)の底部における前記処理歯(12)に対向する部位には処理物が漏下しうる格子受網(15)を設けた。

0008

請求項2記載の発明は、請求項1において、前記格子状受網(15)は、前記2番処理胴(9)の円周方向に弧状の板体(16)が配置され、前記2番処理胴(9)の軸心方向には丸棒(17)が配置された枠組み構成とした。

0009

請求項3記載の発明は、請求項2において、隣接する前記板体(16)の軸心方向での間隔を、移送方向始端側は狭く、移送方向終端側ほど広くなるよう構成してある。

0010

請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3において、前記格子状受網(15)のうち、前記板体(16)の上面は前記丸棒(17)よりも高く設定し、前記丸棒(17)は前記板体(16)に設けた孔に貫通した構成としてある。

0011

請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項において、前記移送螺旋(11)の移送方向終端部を前記格子状受網(15)に対向する位置まで延出させてある。

0012

請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記揺動選別棚(21)は、揺動移送方向上手側に備えた移送棚(22)の終端に藁屑選別する複数のラック板(23)を設け、前記揺動選別棚(21)上の処理物の層厚を検出する層厚センサ(24)の作用部を平面視で隣接する前記ラック板(23)の間に配置した。

発明の効果

0013

請求項1記載の発明によれば、2番処理室内に還元される2番物は還元口から一定区間速やかに送ることができるので、還元口付近での2番物の滞留がなく、負荷が軽減され、しかも、2番処理室の終端側では、格子状受網によって脱粒性が高められるばかりでなく、処理物が漏下されることで、更に負荷が軽減され、2番処理性能の向上を図ることができる。

0014

請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、2番処理胴に処理歯を配置した箇所では、円周方向に弧状の板体を設けることで、処理歯と板体による2番処理胴の軸心方向への脱粒抵抗増し扱き作用を受けながら撹拌されて枝梗粒が減少する。また、軸心方向の丸棒によって処理物の漏下を促進することができる。

0015

請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の効果に加えて、板体の間隔変化により、処理物の漏下量が受網全幅に万遍にゆきわたり、ひいては、揺動選別棚上での選別作用が良好に行える。

0016

請求項4記載の発明によれば、請求項2又は請求項3記載の効果に加えて、板体の上面は丸棒より高くすることで、処理物の漏下促進を図ることができ、また、丸棒を板体の穴に貫通させた枠組み構成にすることで、摩耗時に交換することができ、メンテナンスコストを低減できる。

0017

請求項5記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項記載の発明の効果に加えて、移送螺旋の終端部が格子状受網に対向する位置まで延出されているので、送り作用から脱粒作用引継ぎが良好で、一連処理作用をスムーズに行うことができる。

0018

請求項6記載の発明によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項記載の発明の効果に加えて、揺動選別棚の移送棚終端部にラック板を設けることで、処理物がラック板によって後方への送りと捌き作用を受けて篩い選別能力が向上する。また、層厚センサの作用部をラック板の間隔内に配置することで、ラック板に影響されることなく、揺動選別棚上における処理物の層厚を確実に検知することができる。

図面の簡単な説明

0019

脱穀装置の要部の平面図
同上要部の平面図
同上要部の平面図
脱穀装置の要部の側断面図
同上要部の正断面図
揺動選別棚の平面図
汎用コンバイン脱穀部の要部の側断面図
同上要部の正断面図
汎用脱穀部の要部の側面図
汎用脱穀部の要部の側面図
ミッションブレーキ構造を示す断面図
刈脱引継ぎガイドの側面図
GPSアンテナを備えたコンバインの側面図
同上コンバインの正面図
コンバインの側面図
コンバインの正面図
コンバインの平面図

実施例

0020

この発明の実施例を図面に基づき説明する。

0021

図1は、脱穀装置の側断面図を示すものであり、次のような構成になっている。

0022

すなわち、脱穀装置(脱穀部)1は、刈取部側から引き継がれる脱穀フィードチェン2により株元を挟持しながら搬送される穀稈穂先部を扱室3内で駆動回転する扱胴4により脱穀処理するよう構成している。扱室3の下半周部には受網5が張設されている。

0023

扱室3の終端側には多量のわら未処理物を含む排塵処理物を下方に落下させる排塵口6が設けられている。

0024

前記扱室3のフィードチェン2側とは反対側一側には、扱室3下方の脱穀選別室からの2番物(穂切れなどの未処理物を含む)を、2番還元装置7を介して還元口8から受け入れて処理する2番処理胴9を内装する2番処理室10を並設している。2番処理胴9の外周には、還元口8からの2番物を所定区間前方に向けて速やかに送り出す連続の移送螺旋11を巻回し、そして、これより終端側に至る範囲では、前方側(終端側)への送りをかけながら脱粒処理する突条の処理歯12などからなる構成としている。2番処理室10の終端(前端)にまで送られた2番処理物は排出羽根13によって排出口から下方の脱穀選別室内における揺動選別棚の始端側に還元されるようになっている。そして、2番処理胴9の移送螺旋11部分に対向する2番処理室10内の底部は無孔の受け板14によって構成し、また、処理歯12に対向する2番処理室内の底部は処理物を漏下させる格子状受網15によって構成される。

0025

従って、扱室3内では脱穀処理された処理物は、受網5及び排塵口6から下方の選別室内へ落下して選別される。そこで、選別された穀物のうち穂切れなどの未処理物を含む2番物は、2番還元装置7を介して還元口8から2番処理室10内に還元されて再処理されるが、2番処理室10の始端側では、2番処理胴9の移送螺旋11にて速やかに所定範囲送られる。そして、それより以降の移送方向終端側では、2番処理胴9の処理歯12と2番処理室の格子状受網15との間で脱粒処理され、脱粒処理された処理物は、格子状受網15から下方の揺動選別棚21上に漏下しながら送られて、最終的には終端の排出口から排出羽根13を介して下方の揺動選別棚の始端側(移送棚の右側)に排出落下される。

0026

要するに、2番処理室10内に還元される2番物は、還元口から一定区間速やかに送られるので、還元口付近での2番物の滞留がなく、負荷が軽減され、しかも、処理室の終端側では、格子状受網によって脱粒性が高められるばかりでなく、処理物が漏下されるので、更に負荷が軽減され、2番処理性能が向上することになる。

0027

前記格子状受網15は、円周方向に沿わせて2番処理胴9の軸心方向所定間隔おきに弧状の板体16を配設し、2番処理胴9の軸心方向には、処理物を漏下させる丸棒17が円周方向所定間隔おきに配置された構成になっており、2番処理胴9に処理歯12を配置した箇所では、円周方向に板体16を設けることで、処理歯と板体16による軸心方向への脱粒抵抗が増し、扱き作用を受けながら撹拌され枝梗粒も減少する。また、軸心方向の丸棒によって処理物の漏下を促進することができる。

0028

また、板体16は、軸心方向の間隔を始端側は狭く、終端側ほど広くなるよう(L1<L2)構成されている。これによると、板体16の間隔変化により、処理物の漏下量が前後の受網全幅に万遍にゆきわたり、ひいては、揺動選別棚上での作用が良好に行える。

0029

格子状受網15のうち、板体16の上面は丸棒17より高くしてあり、そして、丸棒17は板体16に開けた穴に貫通した後、取付プレート18をボルト締付けて丸棒を固定する組付け方式に構成されている。要するに、板体16の上面は丸棒より高くすることで、処理物漏下の促進を図ることができることはもとより、丸棒は板体16の穴に貫通する組付け方式とすることで、摩耗時には交換することができ、メンテナンスコストが低減する。

0030

移送螺旋11の終端部は、格子状受網15側に臨む位置まで延出させてラップ範囲Aを構成することで、移送螺旋による送り作用から処理歯による脱粒作用の引継ぎが良好で、一連の処理作用をスムーズに行うことができる。

0031

また、前記2番処理胴9の後方にはこれと同一軸心上において排塵処理胴20が排塵処理室20内に架設されている。

0032

扱室3の下方から後方にわたる選別室内には、揺動選別棚21が設けられ、揺動クランク機構によって前後方向に揺動駆動されるようになっていて、脱穀処理後及び2番処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながら篩い選別する構成になっている。

0033

揺動選別棚21は、選別方向上手側から移送棚22、チャフシーブ25、ストロ−ラック26の順に配置し、且つ、前記チャフシ−ブ25の下方にグレンシ−ブ27を配置して設けた構成としている。

0034

また、揺動選別棚21の下方には選別方向の上手側から順に、唐箕28、1番ラセン29、2番ラセン30が設けられ、その上方に吸引排塵フアン31が設けられている。なお、2番ラセン30の搬送終端部は2番還元装置7に連通されている。

0035

前記移送棚22の終端部には、藁屑を処理する複数のラック板23が設けられ、処理物の層厚を検出する層厚センサ24の作用部24aが平面視でラック板23とラック板23との間隔内に位置するよう設けられている。すなわち、移送棚の終端部にラック板を設けることで、処理物がラック板によって後方への送りと捌き作用を受けることになり、篩い選別能力が向上する。また、層厚センサの作用部がラック板の間隔内に配置されることで、ラック板に影響されることなく、揺動選別棚上における処理物の層厚を確実に検知することができる。

0036

なお、ラック板23は、2番処理物の還元される側、つまり、右側(2番処理胴9側)の間隔を狭くし、他の側につれて間隔を広くしてあり、そして、その間隔の狭いラック板側に層厚センサ24が配置されている。

0037

他の別実施例について説明すると、図7及び図8例では、汎用コンバイン用脱穀装置において、脱穀ロータ33終端側のロータ室排稈口34下方に対応し、且つ、揺動選別棚21の終端側上方で選別室全幅にわたって排塵横断流ファン35を設けた構成としている。これによると、揺動選別棚終端部の排塵物吸引されて機外へ排出され、2番還元への藁屑混入が減少する。2番還元量低減により揺動棚処理量が少なくなって3番ロスが低減する。

0038

また、ファン35の上側ケーシング36がロータ室の排稈口34から排出される排稈(藁屑を含む)を受けて後方下方に案内する役目を果たすようになっている。しかも、案内落下される排稈はファンによる排塵風により拡散されることになり、排稈の分散が促進される効果がある。なお、上側ケーシングの一部を図8のように漏斗状に形成し、排稈を中央側に案内しながら案内落下させるように構成することもできる。

0039

脱穀ロータを前部側(始端側)が低く、後部側(終端側)が高く(ロータと選別棚との間隔H1<H2)なるよう傾斜させると、後方部における揺動選別棚とロータとのスペースが大きくなるので、そのスペースに排塵用横断流ファンが設置し易くなる。

0040

図9に示すように、脱穀ロータの始端入口部に設けたインペラー38から連続して揺動選別棚21始端の移送棚22の真上位置まで送込ラセン39を延長して設け、このラセン39とラセン39との間には複数の処理棒40を設けた構成としている。これによると、インペラーから連続する送込ラセンにより処理物は素早く後方に送られるため、引継ぎ部でのもたつきがなくなり、詰りの頻度が少なくなる。また、ラセン間には処理棒を複数個設けることで、扱き、脱粒作用が充分に行える。

0041

また、図10例でも示すように、インペラー38から連続する処理棒40をラセン条に設けることで、ロータにかかる負荷が減少し、処理物がスムースに後方へ移送される。また、これより後半部では処理棒を平行に複数列設けることで、脱粒作用がアップし、ロスの低減を図ることができる。

0042

図11例は、走行軸41端部の内拡式ブレーキ42と一体のクラッチ機構(噛合い爪クラッチ)43は、ミッション44と連携した配置構成となっており、クラッチ機構は油圧によって作動し、内拡式ブレーキ42と一体のクラッチ機構には手動アーム45が設けられ、駐車ペダルに連結されている。

0043

サイドクラッチを左右ともブレーキ押し付ける従来のブレーキ構造は、操作力が重く、左右の効きや時間差がある問題があった。上記構成によれば、駐車ペダルとロッド1本でつなげ、安価で部品点数も少なく、また、メンテナンス性も向上する。

0044

また、走行ギヤボックスにおいて、プッシュシリンダやサイドクラッチシフタに関係する部品廃止し、ブレーキ機構にその機能をもたせ、更に内拡式ブレーキを一体化させる構成とすることで、部品点数が少なくて済み、安価でメンテナンス性も向上する。また、内拡式ブレーキによるため、操作力もかるくなる利点がある。

0045

更に、内拡式ブレーキ一体のクラッチ機構に手動アームを設けてあることで、油圧式では、エンジンをかけている場合にしか作動できないが、手動操作により、いつでも駐車ブレーキを効かすことができる。

0046

エンジン負荷一定値以上で脱穀部入口での扱深さ感知装置感知により一定値以上浅扱ぎにすることで、脱穀作業能率を維持できる。なお、標準位置よりは浅扱ぎにしないことが望ましい。

0047

図12例で示すように、刈取部から脱穀部への刈取穀稈引継ぎ時には、刈取部側から脱穀部1のフィードチエン2始端上面にわたって引継ぎガイド47を設けるが、この引継ぎガイド47は、横軸心Qを支点として上下回動可能に連結され、通常はスプリングによりフィードチエンの上面に弾発されている。そのため、フィードチエンオープン時等に引継ぎガイドが下方に回動落下して危険であった。そこで、引継ぎガイドの脱落を防止するため、固定手段48によって脱落しないように固定すれば、メンテナンス時などにおいて安全に作業することができる。なお、スプリングの支点超えを利用して引継ぎガイドを上方に起立状又は反転状態に持ち上げてロックする構成も容易にできる。

0048

図13及び図14に示すように、GPSを搭載したコンバインにおいて、GPSアンテナ49を運転席50のオペレータの頭上後方に設けるにあたり、GPSのアンテナを設置する支持部材51を運転席の後方で、グレンタンクGの前方上方に立設した構成としている。支持部材は正面視門型に構成され、その上部にGPSアンテナを設置している。研究課題であるGPS搭載コンバインは、ほぼCAB機であり、CAB上面にアンテナを搭載している。上記構成によると、CABの無い機体にも搭載可能であり、アンテナを高位におくことで、機体や障害物の影響を低減し、地面などで反射する信号のマルチパスを防止できる。

0049

また、図15例では、支持部材51の上端から前方に延出した延出部材52にアンテナ49を設置した構成としている。運転席50の上方で前記延出部材52には、サンバイザー53が設けられ、その上にアンテナ49が設置されている。

0050

なお、GPSアンテナの搭載位置は、CAB取付位置と略同一位置に配置すると、CABの有無で測定位置が同一であるため、型式ごとの補正が不要となる。

0051

図16例に示すGPSアンテナ49は、グレンタンクGの排出オーガ54を受けるオーガ受け部材(脱穀部の機枠に強固に取り付けている)55を利用して取り付ける構成になっており、上面視でオーガ収納位置とグレンタンクとの間で、且つ、側面視ではグレンタンク上面より高位に配置している。かかる配置構成によると、アンテナの位置が機体の略中心位置になるため、障害物に干渉しにくい。

0052

また、アンテナ49の位置は、上下方向に可変可能とし、作業位置では上げ位置とし、納屋などへの格納時や輸送時などには下げ位置に調整可能に構成しておくことが望ましい。

0053

図17例のように、GPSアンテナ49F,49Bを前後に複数設け、且つ、左右中心位置に設けることで、機体の向き、前後傾斜を感知することができ、また、前側のGPSアンテナ49Fは刈取部の引起し装置の上方に配置すると、分草具位置に近接させることで、分草位置作物の条に沿わせて機体進行方向を制御する際の誤差を減らすことができる。

0054

なお、図示は省略しているが、排出オーガの排出操作時において、コンバインが運搬車から離れて排出不可の時は警告し、排出可能位置まで接近すると、警告を解除するように構成しておくとよい。

0055

3扱室
7 2番還元装置
8還元口
9 2番処理胴
10 2番処理室
11移送螺旋
12処理歯
14受け板
15格子状受網
16板体
17丸棒
21揺動選別棚
22移送棚
23ラック板
24 層厚センサ

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