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技術 速放性外部コーティング含有経口剤形

出願人 グラクソスミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ホールディングス・ユーエス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
発明者 クリストファー、ジョセフ、プルフォード
出願日 2017年7月5日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2019-500421
公開日 2019年9月5日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-524709
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 温感覚 中間コーティング 冷感覚 ブロック計画 外部コーティング グリセリンケタール ペリトリン 含油樹脂
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この項目の情報は公開日時点(2019年9月5日)のものです。
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図面 (1)

課題・解決手段

本発明の面は、1種以上の有効成分を含有しているコアおよび速放性外コーティングを含む経口剤形に関する。速放性外部コーティングは水溶性ポリマー、糖類もしくは糖アルコール、またはそれらの組み合わせ、および香味料を含んでいる。香味料は使用者が口の中で経口剤形を入れた後に口腔内で放出される温感覚惹起剤でもよい。

概要

背景

錠剤カプレットおよびカプセルなどの経口剤形は様々な病気と関係する症状を治療または緩和するために一般的に使用されている。1種の有効成分または複数の有効成分を剤形中に製剤化することで、使用者投与に際し、剤形を飲み込み、剤形が使用者の胃内で溶解し、有効成分(actives)が吸収され、使用者を治療する。また、投与する上で、剤形を劣化から防ぐため、または剤形の放出プロフィルの変化から防ぐために、剤形を種々のコーティングでコーティングしてもよいことは公知である。例えば、剤形が胃内で溶解することを防ぎ、むしろpHがより高い小腸で溶解するために、剤形は、腸溶コーティングでコーティングされてもよい。

経口剤形の欠点のうちの1つは、それらが使用者により経口的に投与されて飲み込まれるので、使用者が直ちに薬の効果を感じないかもしれないということである。経口剤形には、例えば、ニコチン含有トローチ剤など、口腔内で溶解するように設計されているものがある。これらの事例では、トローチ剤は完全に溶解するまでの長期間の間、口内で保持する必要がある。その後、ニコチンは使用者の口腔内を介して吸収され、使用者は短期間に有効成分の効果を体験する。

多くの事例では、しかしながら、上で言及される剤形は実用的ではない。第一に、多くの有効成分は、例えば有効成分が口腔のpHでは不溶性であるなど、様々な理由で口腔内を介して吸収されないかもしれない。しかしながら、より実用的なレベルでは、多くの使用者は、長期間の間口内で錠剤またはカプレットを保持することを望まず、使用者順守の問題につながる。

これらの前述の問題のために、使用者に即時の有益性をもたらすために口腔内に味または感覚惹起剤を素早く放出するであろう外部コーティングを有する経口剤形をコーティングすることが好ましいだろう。この有益性は、身体的な有益性、例えば、鎮痛効果でもよい。例えば、使用者が風邪および/またはインフルエンザ(flu)の症状を治療するために経口剤形を摂取している場合、身体的な有益性としては使用者の咽頭炎に対しての鎮痛効果かもしれない。他の実例では、有益性は心理的であってもよい。例えば、うずきや暖まる感覚は、使用者にとって、彼らの症状を軽減または除去するために薬が効いているか、または間もなく効いてくるという引き金となるだろう。ニコチンが有効成分である場合など、経口剤形が口腔内で溶解されることが意図されている場合、ニコチンが放出される前に味または感覚惹起剤を放出する速放性層でトローチ剤をコーティングすることが有益となるだろう。そのような香味料または感覚惹起剤の放出は、望されている緩和をもたらし得るが、ニコチンの強力な不快な風味のために口腔内を準備(prepare)することももたらし得る。従前の試みでは、使用者が剤形を飲み込む前に、香味料または感覚惹起剤を、有益性または体験を付与するのに十分に素早く放出しない外部コーティングがもたらされたために、使用者にそのような有益性を提供することは困難であると分かった。したがって、使用者が剤形を飲み込む前に、使用者に、より素早く有益性または経験を付与することができる、経口投与剤形のためのコーティングが高く所望されるだろう。

概要

本発明の面は、1種以上の有効成分を含有しているコアおよび速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。速放性外部コーティングは水溶性ポリマー、糖類もしくは糖アルコール、またはそれらの組み合わせ、および香味料を含んでいる。香味料は使用者が口の中で経口剤形を入れた後に口腔内で放出される温感覚惹起剤でもよい。

目的

従前の試みでは、使用者が剤形を飲み込む前に、香味料または感覚惹起剤を、有益性または体験を付与するのに十分に素早く放出しない外部コーティングがもたらされたために、使用者にそのような有益性を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
- 件
牽制数
- 件

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請求項1

1種以上の有効成分を含有しているコア;ならびに水溶性ポリマー、糖類もしくは糖アルコールまたはその組み合わせ、および香味料を含んでなる速放性外コーティングを含んでなる経口剤形

請求項2

前記水溶性ポリマーが約10%(w/w)〜約90%(w/w)の間の量で前記コーティング中に存在している、請求項1に記載の経口剤形。

請求項3

前記水溶性ポリマーが、アルキルセルロースまたはヒドロキシアルキルセルロースである、請求項1または2に記載の経口剤形。

請求項4

前記水溶性ポリマーがヒドロキシアルキルセルロースである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項5

前記水溶性ポリマーがヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリエチレングリコールである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項6

前記糖類もしくは糖アルコールまたはその組み合わせが、約1%(w/w)〜約50%(w/w)の合計量で前記コーティング中に存在している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項7

前記糖類が単糖類二糖類多糖類またはそれらの混合物である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項8

前記糖類がマルトデキストリンである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項9

前記香味料が温感覚惹起剤または冷感覚惹起剤を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項10

前記温感覚惹起剤または冷感覚惹起剤が使用者口腔内感覚的効果をもたらす、請求項1〜9のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項11

前記香味料が、メントールペパーミント緑樹、スイートミントスペアミントバニリンチョコレートコーヒーシナモンクローブタバコ柑橘類、および果実風味またはそれらの混合物からなる群から選択されるフレーバーを含んでなる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項12

前記コーティングが約10μm〜約100μmの間の厚さを有している、請求項1〜11のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項13

前記コーティングが前記経口剤形の約0.5%(w/w)〜約20%(w/w)の重量を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項14

前記感覚惹起剤が、使用者によって口内に前記経口剤形を置いてから約10秒以内に気付かれる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項15

前記コアがカプレットである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項16

約250mg〜約2,500mgの間の総重量を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項17

前記コアが3種の有効成分を含有している、請求項1〜16のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項18

前記3種の有効成分がアセトアミノフェンフェニレフリン、およびデキストロメトルファンである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項19

前記3種の有効成分がアセトアミノフェン、フェニレフリン、およびジフェンヒドラミンである、請求項1〜18のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項20

前記コアと前記速放性コーティングとの間に中間コーティングをさらに含んでなる、請求項1〜19のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項21

前記中間コーティングが水溶性ポリマーを含んでなる、請求項20に記載の経口剤形。

請求項22

前記水溶性ポリマーがヒドロキシプロピルメチルセルロースである、請求項20に記載の経口剤形。

請求項23

前記中間コーティングが約10μm〜約100μmの間の厚さを有している、請求項20〜22のいずれか一項に記載の経口剤形。

請求項24

アセトアミノフェン、デキストロメトルファンおよびフェニレフリンを含有しているコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形。

請求項25

アセトアミノフェン、ジフェンヒドラミンおよびフェニレフリンを含有しているコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形。

請求項26

請求項1〜25のいずれか一項に記載の経口剤形を、それを必要とする被験者投与することを含んでなる、風邪および/もしくはインフルエンザアレルギーまたはニコチン渇望の症状を治療する方法。

請求項27

風邪および/またはインフルエンザを治療するための請求項1〜25のいずれか一項に記載の経口剤形。

技術分野

0001

本発明の面は、香味料(flavoring)を含有している速放性外コーティング(exterior coating)を含有している経口剤形、特に使用者口腔内での感覚惹起剤(sensate)の放出を可能にする速放性コーティングを含有している経口剤形に関する。

背景技術

0002

錠剤カプレットおよびカプセルなどの経口剤形は様々な病気と関係する症状を治療または緩和するために一般的に使用されている。1種の有効成分または複数の有効成分を剤形中に製剤化することで、使用者が投与に際し、剤形を飲み込み、剤形が使用者の胃内で溶解し、有効成分(actives)が吸収され、使用者を治療する。また、投与する上で、剤形を劣化から防ぐため、または剤形の放出プロフィルの変化から防ぐために、剤形を種々のコーティングでコーティングしてもよいことは公知である。例えば、剤形が胃内で溶解することを防ぎ、むしろpHがより高い小腸で溶解するために、剤形は、腸溶コーティングでコーティングされてもよい。

0003

経口剤形の欠点のうちの1つは、それらが使用者により経口的に投与されて飲み込まれるので、使用者が直ちに薬の効果を感じないかもしれないということである。経口剤形には、例えば、ニコチン含有トローチ剤など、口腔内で溶解するように設計されているものがある。これらの事例では、トローチ剤は完全に溶解するまでの長期間の間、口内で保持する必要がある。その後、ニコチンは使用者の口腔内を介して吸収され、使用者は短期間に有効成分の効果を体験する。

0004

多くの事例では、しかしながら、上で言及される剤形は実用的ではない。第一に、多くの有効成分は、例えば有効成分が口腔のpHでは不溶性であるなど、様々な理由で口腔内を介して吸収されないかもしれない。しかしながら、より実用的なレベルでは、多くの使用者は、長期間の間口内で錠剤またはカプレットを保持することを望まず、使用者順守の問題につながる。

0005

これらの前述の問題のために、使用者に即時の有益性をもたらすために口腔内に味または感覚惹起剤を素早く放出するであろう外部コーティングを有する経口剤形をコーティングすることが好ましいだろう。この有益性は、身体的な有益性、例えば、鎮痛効果でもよい。例えば、使用者が風邪および/またはインフルエンザ(flu)の症状を治療するために経口剤形を摂取している場合、身体的な有益性としては使用者の咽頭炎に対しての鎮痛効果かもしれない。他の実例では、有益性は心理的であってもよい。例えば、うずきや暖まる感覚は、使用者にとって、彼らの症状を軽減または除去するために薬が効いているか、または間もなく効いてくるという引き金となるだろう。ニコチンが有効成分である場合など、経口剤形が口腔内で溶解されることが意図されている場合、ニコチンが放出される前に味または感覚惹起剤を放出する速放性層でトローチ剤をコーティングすることが有益となるだろう。そのような香味料または感覚惹起剤の放出は、望されている緩和をもたらし得るが、ニコチンの強力な不快な風味のために口腔内を準備(prepare)することももたらし得る。従前の試みでは、使用者が剤形を飲み込む前に、香味料または感覚惹起剤を、有益性または体験を付与するのに十分に素早く放出しない外部コーティングがもたらされたために、使用者にそのような有益性を提供することは困難であると分かった。したがって、使用者が剤形を飲み込む前に、使用者に、より素早く有益性または経験を付与することができる、経口投与剤形のためのコーティングが高く所望されるだろう。

0006

本発明の面は、1種以上の有効成分を含有しているコア;ならびに水溶性ポリマー、糖類もしくは糖アルコールまたはその組み合わせ、および香味料を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形に関する。

0007

本発明の追加の面は、アセトアミノフェンデキストロメトルファンおよびフェニレフリンを含有しているコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤(warming sensate)を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形に関する。

0008

本発明の追加の面は、約300mg〜約400mgの間のアセトアミノフェン、約5mg〜約15mgの間のデキストロメトルファン、および約2.5mg〜約7.5mgの間のフェニレフリンを含むコア;約10mg〜約20mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む中間コーティング;ならびに約2mg〜約6mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロース、約3mg〜約5mgの間のマルトデキストリン、および約0.5mg〜約2.5mgの間の温感覚惹起剤を含む速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。

0009

本発明の追加の面は、アセトアミノフェン、ジフェンヒドラミンおよびフェニレフリンを含むコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形に関する。

0010

本発明の追加の面は、約300mg〜約400mgの間のアセトアミノフェン、約10mg〜約15mgの間のジフェンヒドラミン、および約2.5mg〜約7.5mgの間のフェニレフリンを含むコア;約10mg〜約20mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む中間コーティング;ならびに、約2mg〜約6mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロース、約3mg〜約5mgの間のマルトデキストリン、および約0.5mg〜約2.5mgの間の温感覚惹起剤を含む速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。

0011

本発明の追加の面は、使用者の口腔内に前記請求項のうちのいずれか1つの経口剤形を入れること;感覚的な経験が使用者によって観察されるまで使用者の口腔内に経口剤形を保持すること;および経口剤形を飲み込むことを含む方法に関する。

0012

本発明の追加の面は、本明細書に記載の経口剤形を、それを必要とする被験者に投与することを含んでなる、風邪および/もしくはインフルエンザ、アレルギーまたはニコチン渇望の症状を治療する方法に関する。

0013

本発明の追加の面は、本明細書に記載の経口剤形を、それを必要とする被験者に投与することを含む、風邪および/またはインフルエンザの症状を治療する方法に関する。

0014

本発明の追加の面は、風邪および/もしくはインフルエンザ、アレルギーまたはニコチン渇望の症状を治療するための本明細書に記載の経口剤形の使用に関する。

0015

本発明の追加の面は、風邪および/またはインフルエンザを治療するための本明細書に記載の経口剤形の使用に関する。

図面の簡単な説明

0016

図1は、応答者が本発明の経口剤形から感覚惹起剤をどの程度素早く体験したかのグラフを示す。

発明の具体的な説明

0017

本発明の面は、1種以上(one more)の有効成分を含むコア、および速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。速放性外部コーティングは水溶性ポリマー;糖類もしくは糖アルコールまたはその組み合わせ;および香味料を含んでいる。

0018

今回開示されている経口剤形は、速放性外部コーティングが従来のコーティングを施した経口剤形より素早く香味料を放出することを可能にするために、少なくとも従前の経口剤形に対する改善である。そのような加速された香味料の放出は、症状の迅速な軽減の必要性に直面している使用者に有益性を提供し得る。香味料は必ずしも症状の軽減をもたらさないかもしれないものの、速放性の感覚惹起剤は使用者に鎮静効果をもたらし得るか、または渇望もしくは彼らが苦しんでいる病気の症状から気をそらし得る。さらに、感覚惹起剤は、剤形の有効成分が効いているかまたは間もなく効いてくるであろうという兆候をもたらし得る。

0019

速放性外部コーティングは水溶性ポリマー;糖類または糖アルコール、またはその組み合わせ;および香味料を含む。反対の記載がない限り、水溶性ポリマーは、単一の水溶性ポリマーまたは水溶性ポリマーの混合物であってもよい。好適な水溶性ポリマーの例として、アルキルセルロースヒドロキシアルキルセルロースヒドロキシアルキルアルキルセルロースポリアルキレンオキシドカルボキシアルキルセルロースエステルメタクリレートコポリマーポリビニルアルコールポリビニルピロリドン酢酸ビニルとポリビニルピロリドンのコポリマー;ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンおよびエチレンオキシドプロピレンオキシドとのコポリマーの組み合わせ、またはそれらの組み合わせが挙げられる。特定の実施態様では、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、ポリアルキレンオキシドまたはそれらの組み合わせである。特定の実施態様では、水溶性ポリマーはアルキルセルロースまたはヒドロキシアルキルセルロースである。好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシアルキルセルロースである。より好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシプロピルメチルセルロースである。いくつかの実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシアルキルセルロース(hydroxyalkylcelloluse)とポリエチレングリコールとの組み合わせである。好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシプロピルメチルセルロース(hydroxypropylmethylcelloluse)とポリエチレングリコールとの組み合わせである。水溶性ポリマーは、約10%(w/w)〜約90%(w/w)の間、好ましくは約15%(w/w)〜約50%(w/w)の間、より好ましくは約20%(w/w)〜約25%(w/w)の間の量でコーティング中に存在していてもよい。

0020

また速放性外部コーティングは糖類もしくは糖アルコールまたはその組み合わせを含む。反対の記載がない限り、糖類または糖アルコールは、単独の糖類もしくは糖アルコール、または糖類もしくは糖アルコールの混合物であってもよい。好適な糖類は単糖類二糖類多糖類またはその混合物を含んでいてもよい。例えば、糖類はマルトースフルクトースグルコーストレハローススクロースデキストロース、マルトデキストリン、ポリデキストロースまたはその混合物を含んでいてもよい。好ましい実施態様では、速放性外部コーティングは糖類のみを含有している。より好ましい実施態様では、速放性外部コーティングはマルトデキストリンのみを含有している。好適な糖アルコールは例えば、ソルビトールマンニトールキシリトールイソマルト(isomalt)、エリスリトールラクチトールまたはそれらの混合物を含んでいてもよい。

0021

糖類、糖アルコールまたはそれらの組み合わせは、約1%(w/w)〜約50%(w/w)の間、好ましくは約10%(w/w)〜約30%(w/w)の間、より好ましくは約20%(w/w)〜約25%(w/w)の間の量でコーティング中に存在していてもよい。

0022

速放性外部コーティングは香味料も含んでいる。香味料は、約0.01%(w/w)〜約5%(w/w)の間、好ましくは約0.05%(w/w)〜約2.5%(w/w)の間、より好ましくは約0.09%(w/w)〜約1.0%(w/w)の間の量でコーティング中に存在していてもよい。

0023

好ましくは、香味料は1種の感覚惹起剤を含んでいる。本明細書で使用されるように、感覚惹起剤は、使用者に感覚的経験をもたらす化合物または化合物の組み合わせを指し、具体的には、米国公開公報第2011/0015227号および国際特許出願公開公報第WO2007/144800号に記載されているように、三叉神経刺激して、使用者に加温感覚、加冷感覚唾液分泌感覚または刺激性感覚を引き起こす化合物または化合物の組み合わせである。感覚的な経験は加温経験でもよいし、加冷経験でもよい。好ましい実施態様では、感覚惹起剤は温感覚惹起剤である。好適な温感覚惹起剤としては、例えばUS2011/0015227、WO2007/144800に記載のもの、カプサイシンピペリンジヒドロカプサイシン、チャビシンノニバミド(nonivamide)、シス−ペリトリン(cis-pellitorine)、エチルエーテルバニリルプロピルエーテルバニリンプロピレングリコールアセタールエチルバニリンプロピレングリコールアセタール、ギンゲロールバニリルブチルエーテル、4−(I−メントキシメチル)−2−フェニル−1,3−ジオキソラン、4−(I−メントキシ−メチル)−2−(3’,4’−ジヒドロキシ−フェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(I−メントキシ−メチル)−2−(2’−ヒドロキシ−3’−メトキシ−フェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(I−メントキシ−メチル)−2−(4’−メトキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、4−(I−メントキシ−メチル)−2−(3’4’−メチレンジオキシ−フェニル)−1,3−ジオキソラン、トウガラシ油トウガラシ含油樹脂(capsicum oleoresin)、ショウキョウ樹脂油(ginger oleoresin)、ノニル酸バニリルアミド、および4−(I−メントキシ−メチル)−2−(3’−メトキシ−4’−ヒドロキシフェニル)−1,3−ジオキソラン、Art Sensate 553409 T(Firmenich)またはそれらの組み合わせが挙げられる。Art Sensate 553409T(Firmenich)は、10〜25%(w/w)の温感覚惹起剤を含んでいる。

0024

好適な加冷感覚惹起剤は、例えば、US2011/0015227、WO2007/144800に記載のもの、イソプレゴール(isopulegole)、3−(I−メントキシ)プロパン−1 2−ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、6−イソプロピル−9−メチル−1,4−ジオキサスピロ−(4,5)−デカン−2−メタノールコハク酸メンチル、コハク酸メンチルのアルカリ土類塩トリメチルシクロヘキサノール、N−エチル−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサンカルボキサミド、3−(I−メントキシ)−2−メチル−プロパン−1,2−ジオール、ミント油はっか油緑樹(winter green)、メントン、メントングリセリンケタール乳酸メンチル、[1’R、2’S、5’R]−2−(5’−メチル−2’−(メチルエチルシクロヘキシルオキシエタン−1−オール、[1’R、2’S、5’R]−3−(5’−メチル−2’−(メチルエチル)シクロヘキシルオキシ)プロパン−1−オール、[1’R、2’S、5’R]−4−(5’−メチル−2’−(メチルエチル)シクロヘキシルオキシ)ブタン−1−オール、スペアミントガルダミド(gardamide)、N−置換p−メンタンカルボキサミドメントキシプロパン−1,2−ジオール、メントールおよびメンチルエステル、Hazlet N.J.のInternational Flavors&Frangrancesより入手可能なCooler#2など、またはそれらの組み合わせが挙げられる。

0025

好ましい実施態様では、感覚惹起剤は温感覚惹起剤、好ましくはArt Sensate 553409T(Firmenich)である。上記にて説明されているように、Art Sensate 553409Tは10〜25%の温感覚惹起剤を含む。好ましい実施態様では、感覚惹起剤は、使用者の口腔内で感覚的な経験をもたらす。

0026

また香味料は、感覚惹起剤に加えて第二の香味料を含んでいてもよい。好適な香味料としては例えば、ミント、メントール、ペパーミント、冬緑樹、スイートミント、スペアミント、バニリン、カラメルチョコレートコーヒーシナモンクローブタバコ柑橘類レモンライム、オレンジブドウチェリーイチゴフルーツポンチはちみつ、はちみつレモン、他の果物味またはそれらの混合物が挙げられる。

0027

好ましくは、水溶性ポリマー;糖類または糖アルコール、またはそれらの組み合わせ;および香味料は、速放性外部コーティングの全体にわたって均一に分配される。同様に、速放性外部コーティングはコアの少なくとも一部に存在していてもよいし、またはコアのほぼ全体に分配されていてもよく、好ましくは速放性外部コーティングはコアのほぼ全体に均一に分配されている。特定の実施態様では、速放性外部コーティングは、約10μm〜約100μmの間、好ましくは約40μm〜約80μmの間、より好ましくは約50μm〜訳70μmの間の厚さを有していてもよい。コーティングは約0.5%(w/w)〜約20%(w/w)の間の重量での経口剤形、好ましくは約1%(w/w)〜約10%(w/w)の間の重量での経口剤形、より好ましくは約2%(w/w)〜約5%(w/w)の間の重量での経口剤形を有していてもよい。

0028

特定の実施態様において、速放性外部コーティングは、保存料溶媒甘味料またはそれらの組み合わせを含んでいてもよい。好適な保存料は安息香酸ナトリウム安息香酸プロピルパラベンメチルパラベンを含んでいてもよい。1つの実施態様において保存料は安息香酸である。速放性外部コーティング中の保存料の好適な量は、約0.1%(w/w)〜約1%(w/w)の間であってもよい。好適な溶媒としては例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリソルベートが挙げられてもよい。1つの実施態様では、溶媒はポリソルベート60(NF)(Tween 60)である。速放性外部コーティング中の溶媒の好適な量は、約1%(w/w)〜約10%(w/w)の間であってもよい。好適な甘味料としては例えば、アスパルテームアセスルファムK、スクラロースサッカリンステビア、スクロースが挙げられてもよい。1つの実施態様では、甘味料はスクラロースでもよい。速放性外部コーティング中の甘味料の好適な量は、約1%(w/w)〜約2%(w/w)の間であってもよい。

0029

本発明が先行技術より有益であることは、従来のコーティングにおけるよりも外部コーティングからより素早く放出されるという香味料、特に感覚惹起剤の性能である。伝統的には飲み込まれることが意図された経口剤形については、使用者は口内で剤形を保持せずに、むしろ直ちに剤形を飲み込んでしまうだろう。使用者が剤形を飲み込んだ場合に、感覚惹起剤がコーティング内に依然として含まれていれば、望まれるならば感覚惹起剤は口内または内で使用者によって経験されないだろう。より速放性のコーティングによって、使用者は口内での感覚惹起剤を経験することが可能になる。

0030

いくつかの実施態様では、使用者は経口剤形を口内に置いた後に約10秒以内に感覚惹起剤に気付く。好ましい実施態様では、使用者は経口剤形を口内に置いた後に約5秒以内に感覚惹起剤に気付く。より好ましい実施態様では、使用者は経口剤形を口内に置いた後に約3秒以内に感覚惹起剤に気付く。より好ましい実施態様では、使用者は経口剤形を口内に置いた後に約2秒以内に感覚惹起剤に気付く。

0031

また本発明の経口剤形は、1種以上の有効成分を含有しているコアを含んでいる。コアは口腔内で可溶性でも不溶性でもよい。特定の実施態様では、コアは口腔内で不溶性であるか、および/または使用者によって飲み込まれることが意図されている。コアは、例えば錠剤、カプレット、カプセル、チューインガムまたはトローチ剤などの一般に知られた幾つかの形態のうちの1つであってもよい。好ましい実施態様では、コアはカプレットである。

0032

経口剤形の全重量は、約250mg〜約2,500mgの間、または約500mg〜約1,000mgの間、または約600mg〜約700mgの間であってもよい。1つの実施態様では、経口剤形は、約625mgの重量を有している。

0033

コアは1種以上の有効成分を含有していてもよい。好適な有効成分は、例えば、経口剤形として伝統的に投与されてきた有効成分が挙げられ、例えば鎮痛薬抗炎症剤うっ血除去薬咳止め薬去痰薬および抗ヒスタミン剤である。特定の実施態様では、有効成分は、アセトアミノフェン、フェニレフリン、プソイドエフェドリン、デキストロメトルファン、ジフェンヒドラミン、ニコチン、グアイフェネシンアセチルシステインクロルフェニラミンセチリジンレボセチリジン、それらの任意の塩、またはそれらの組み合わせでもよい。いくつかの実施態様では、コアは3種の有効成分を含有している。3種の有効成分はアセトアミノフェン、フェニレフリンおよびデキストロメトルファンでもよい。特定の実施態様では、3種の有効成分はアセトアミノフェン、フェニレフリンHClおよびデキストロメトルファンHBrでもよい。他の実施態様では、3種の有効成分はアセトアミノフェン、フェニレフリンおよびジフェンヒドラミンでもよい。さらに別の実施態様では、3種の有効成分はアセトアミノフェン、フェニレフリンHClおよびジフェンヒドラミンHClでもよい。

0034

特定の実施態様では、1種以上の有効成分は約1mg〜約1,000mgの間の量で存在していてもよい。コアがアセトアミノフェンを含有している実施態様では、約300mg〜約650mgの間の量で存在している。好ましい実施態様では、アセトアミノフェンは約325mgの量で存在している。コアがフェニレフリンを含有している実施態様では、それは約2.5mg〜約20mgの間で存在している。好ましい実施態様では、フェニレフリンは約5mgの量で存在している。コアがデキストロメトルファンを含有している実施態様では、それは約5mg〜約30mgの間で存在している。好ましい実施態様では、デキストロメトルファンは約10mgの量で存在している。コアがジフェンヒドラミンを含有している実施態様では、それは約5mg〜約40mgの間の量で存在している。好ましい実施態様では、ジフェンヒドラミンは約12.5mgの量で存在している。

0035

さらに、コアはフィラー崩壊剤流動促進剤滑沢剤酸化防止剤、または当業者に理解されているようなそれらの組み合わせを含有していてもよい。好適なフィラーとしては、例えば、Avicel PH101、Avicel PH102、およびAvicelPH200などの様々な等級結晶セルロースコーンスターチ;またはそれらの組み合わせが挙げられる。1つの実施態様では、フィラーはAvicel PH102である。フィラーは、コア内に、約10%(w/w)〜約50%(w/w)の間、または約20%(w/w)〜約30%(w/w)の間の量で存在していてもよい。好適な崩壊剤としては例えば、グリコール酸ナトリウムデンプン[Explotab]、架橋ポリビニルピロリドン、コーンスターチ、アカシアクロスカルメロースナトリウム[Ac−di−sol]、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、veegum、アルギネート、またはそれらの組み合わせが挙げられてもよい。1つの実施態様では、崩壊剤はクロスカルメロースナトリウムである。崩壊剤は、コア内に、約1%(w/w)〜約10%(w/w)、約2%(w/w)〜約6%(w/w)の間の量で存在していてもよい。好適な流動促進剤としては例えば、タルク、コーンスターチ、ステアリン酸ステアリン酸カルシウム、ポリエチレングリコール、二酸化ケイ素ステアリルフマル酸ナトリウムステアリン酸マグネシウム野菜油、鉱油およびそれらの混合物が挙げられてもよい。1つの実施態様では、流動促進剤は二酸化ケイ素である。流動促進剤は、コア内に、約.001%(w/w)〜約1%(w/w)の間、約.005%(w/w)〜約0.1%(w/w)の間の量で存在していてもよい。好適な滑沢剤としては例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸およびその薬学的に許容可能なアルカリ金属塩、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム、Cab−O−Sil、Syloid、ラウリル硫酸ナトリウム塩化ナトリウムラウリル硫酸マグネシウム、タルク、またはそれらの組み合わせが挙げられてもよい。1つの実施態様では、滑沢剤はステアリン酸およびステアリン酸マグネシウムである。滑沢剤は、コア内に約0.1%(w/w)〜約2%(w/w)の間、または約0.2%(w/w)〜約1%(w/w)の間の量で存在していてもよい。好適な酸化防止剤としては例えば、アルファトコフェロールベータトコフェロールガンマトコフェロールデルタトコフェロール、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、アスコルビン酸フマル酸リンゴ酸アスコルビン酸パルミテート没食子酸プロピルアスコルビン酸ナトリウムメタ重亜硫酸ナトリウムまたはそれらの組み合わせが挙げられてもよい。

0036

いくつかの実施態様では、経口剤形はコアと速放性外部コーティングの間に中間コーティングをさらに含んでいてもよい。好ましい実施態様において、中間コーティングは速放性外部コーティングより遅く溶解する。中間コーティングは、コア中の有効成分の分解を防ぐ役割を果たしてもよい。中間コーティングは、さらにコアが口腔内で溶解するのを防ぐ役割を果たしてもよい。これは有効成分が使用者の口の中で後味が悪い場合に特に有用であり得る。外部コーティング中の香味料分子間の相互作用がコア内で有効成分と有害な相互作用になり得るかもしれない実例において、中間コーティングは香味料分子と有効成分との間の障壁としての役割を果たし得る。中間コーティングは水溶性ポリマーを含んでいてもよく、これは速放性外部コーティング中の水溶性ポリマーと同一でも異なっていてもよい。好適な水溶性ポリマーにはアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、ポリアルキレンオキシド、カルボキシアルキルセルロースエステルメタクリルレートコポリマー;ポリビニルアルコール;ポリビニルピロリドン、酢酸ビニルとのポリビニルピロリドンのコポリマー;ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンおよびエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマーの組み合わせ、またはそれらの組み合わせが含まれていてもよい。特定の実施態様では、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、ポリアルキレンオキシド、またはそれらの組み合わせである。特定の実施態様では、水溶性ポリマーはアルキルセルロースまたはヒドロキシアルキルセルロースである。好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシアルキルセルロースである。より好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシプロピルメチルセルロースである。いくつかの実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシアルキルセルロースとポリエチレングリコールの組み合わせである。好ましい実施態様では、水溶性ポリマーはヒドロキシプロピルメチルセルロースとポリエチレングリコールの組み合わせである。水溶性ポリマーは、中間コーティングの約50%(w/w)〜約100%(w/w)の間、または中間コーティングの約90%(w/w)〜約100%(w/w)の間で存在していてもよい。

0037

中間コーティングは約10μm〜約100μmの間、または約50μm〜約70μmの間の厚さを有していてもよい。中間コーティングは経口剤形の約1%(w/w)〜約10%(w/w)の間、または経口剤形の約2%(w/w)〜約5%(w/w)の間の重量を有していてもよい。

0038

中間コーティングは保存料を含んでいてもよく、これは速放性外部コーティング中の保存料と同一でも異なっていてもよい。好適な保存料は安息香酸ナトリウム、安息香酸、プロピルパラベン、メチルパラベンを含んでいてもよい。1つの実施態様において、保存料は安息香酸である。中間コーティング中の保存料の好適な量は、約0.1%(w/w)〜約1%(w/w)の間であってもよい。

0039

本発明の1つの実施態様はアセトアミノフェン、デキストロメトルファンおよびフェニレフリンを含有しているコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形に関する。

0040

本発明の別の実施態様は約300mg〜約400mgの間のアセトアミノフェン、約5mg〜約15mgの間のデキストロメトルファン、および約2.5mg〜約7.5mgの間のフェニレフリンを含むコア;約10mg〜約20mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリエチレングリコールを含む中間コーティング;ならびに約2mg〜約6mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリエチレングリコール、約3mg〜約5mgの間のマルトデキストリン、および約0.5mg〜約2.5mgの間の温感覚惹起剤を含む速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。

0041

本発明の別の実施態様はアセトアミノフェン、ジフェンヒドラミンおよびフェニレフリンを含有しているコア;ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んでなる中間コーティング;ならびにヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、および温感覚惹起剤を含んでなる速放性外部コーティングを含んでなる経口剤形に関する。

0042

本発明の別の実施態様は約300mg〜約400mgの間のアセトアミノフェン、約10mg〜約15mgの間のジフェンヒドラミン、および約2.5mg〜約7.5mgの間のフェニレフリンを含むコア;約10mg〜約20mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリエチレングリコールを含む中間コーティング;ならびに約2mg〜約6mgの間のヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリエチレングリコール、約3mg〜約5mgの間のマルトデキストリン、および約0.5mg〜約2.5mgの間の温感覚惹起剤を含む速放性外部コーティングを含む経口剤形に関する。

0043

本発明の更なる面は本発明の経口剤形の投与方法に関する。使用者は、口腔内へ本明細書に記載された経口剤形を差し込み、感覚惹起剤が感じられるまでそこにそれを保持していてもよい。感覚惹起剤を感じた後に、経口剤形を飲み込んでもよい。いくつかの実施態様では、経口剤形は、約10秒未満の、または約5秒未満、または約3秒未満、または約2秒未満の間、口腔内で保持されてもよい。方法は口腔内に経口剤形を入れる直前または入れた後に液体消費することを含んでいてもよい。

0044

本発明の更なる面は、本明細書に記載の経口剤形を、それを必要とする被験者に投与することを含んでなる、風邪および/もしくはインフルエンザ、アレルギーまたはニコチン渇望の症状の治療方法に関する。特定の実施態様では、前記方法は風邪および/またはインフルエンザの治療に関係する。本発明の更なる面は、風邪および/もしくはインフルエンザ;アレルギー、またはニコチン渇望を治療するための本明細書に記載の経口剤形の使用に関する。特定の実施態様では、本明細書に記載の経口剤形の使用は、風邪および/またはインフルエンザを治療するためである。さらなる実施態様は、風邪および/またはインフルエンザを治療するための本明細書に記載の経口剤形に関する。

0045

以下の実施例は、本発明の範囲内の実施態様についてさらに説明し、かつ実証する。実施例はもっぱら例証の目的に提供され、本発明の制限として解釈されるべきではない。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、これらの多くの変更が可能である。

0046

コーティング錠調製
次の調合物がある上塗りを施したカプレットは次工程を使用して準備された。

0047

0048

0049

製造方法
以下の方法を使用して、実施例の処方を有するコーティングを施したカプレットを調製した。

0050

コアの調製
コア成分を適切なサイズにしたメッシュスクリーニングに通してスクリーニングし、クランピングを排除し、かつ予備ブレンド物へと組み合わせて有効成分の適切な分布がもたらされた。その後、予備ブレンド物をV−Blenderで混合して最終ブレンド物(Final Blend)を生成した。最終ブレンド物を錠剤プレス仕込み、以下の重量および硬度パラメーターを有している錠剤コア圧縮した。

0051

0052

錠剤コーティング
中間コーティング
中間コーティング成分を十分に混合し、下記条件下で60D Accela Cota噴霧器を使用して、錠剤コア上に噴霧した。

0053

0054

適正量のコーティングが施されたことを確保するために、コーティング中に錠剤を計量した。

0055

外部コーティング
外部コーティング成分を十分に混合し、下記条件下で60D Accela Cota噴霧器を使用して、錠剤コア上に噴霧した。

0056

0057

適正量のコーティングが施されたことを確保するために、コーティング中に錠剤を計量した。

0058

実施例3−使用者試験
実施例1または実施例2に従ったコーティングを施した2つのプラセボカプレットを試験して温感覚惹起剤の効果発現時間を決定した。下記は、感覚惹起剤の効果発現時間に関係する試験デザイン、手順および試験の一部の概要である。

0059

試験デザイン(Study Design)
少なくとも100人の完了者(completers)(n=100)を得るためにおよそ115人(n=115)の健常な成人男性および成人女性の応答者(respondent)(18〜65の間)を採用した。

0060

採用した応答者はそれぞれ1日当たり1つのセッションで2つのセッションに参加した。各セッションは、最大60分の長さであった。各セッションにおいて、応答者は2つの試料を評価し、各試料の質問表のすべての項目記入した。試料と試料の使用の間には最短で30分の休憩時間があった。試料提示の後にランダム化完全ブロック計画(randomized complete block design)によるシークエンシャルモナディック法(sequential monadic fashion)が続いた。

0061

一度再スクリーニング成功すると、各個人はそれぞれ個別のワークステーションへと移り、ブラインドした(blind)3桁のコードを有する試料を消費し、紙面の質問表のすべての項目に記入した。30分の休憩後、応答者は第二の試料を消費し、質問表のすべての項目に記入した。第2のセッションで同一の手順を追った。

0062

手順:
応答者には試験セッションの少なくとも1時間前は飲食をしない(水以外)ように指示した。投与直前に試料を準備することは試験コーディネーター責任であった。試験コーディネーターは、試料(カプレット2つ)を合致した3桁のコードが付いた1オンス投薬カップへ分配し、試料および水を供給した。

0063

セッションの前半の間に、各応答者は1つの試料および1つの使用説明書を受け取った。応答者は、質問を読み、彼らが香味の付けられた(flavored)カプレット製品を飲み込むような方法でカプレット試料を普通に飲み込むか、または同時に2つのカプレットを飲み込み、彼らが飲み込んだ後に投票用紙回答するように依頼された。水を一口飲みつつ飲み込むことを好む者には室温の水が提供された。

0064

セッションの後半の間、各応答者は1つの試料および1つの使用説明書を受け取った。セッションの前半におけるように、課題を繰り返した。

0065

試料と使用説明書は以下のとおりである。

0066

0067

他の質問に加えて、各応答者には次の質問がされた:どれくらい速く温感を感じ始めたか?可能な回答は以下のとおりであった。

0068

0069

結果
図1は、上に列挙された質問の結果を示す。表4に列挙された仕様説明にかかわらず、すべての実例において、大多数の応答者は、約1〜2秒(カプレットを使用して直ちに)で感覚惹起剤を経験し、何人かは約3〜10秒(カプレットを使用して間もなく)で感覚惹起剤を経験し、少数は10秒超の後(感覚惹起剤を感じるまで少し時間がかかった)に感覚惹起剤を経験した。

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