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技術 低可動性の人用ストレッチャー

出願人 ボルヘスベルサ,マヌエルハシント
発明者 ボルヘスベルサ,マヌエルハシント
出願日 2016年7月7日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2019-521187
公開日 2019年9月5日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-524400
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 中央サポート ウォームスクリュー 伸張アーム 固定サポート 対向姿勢 内側アーム 中央モジュール 最終動作
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図面 (17)

課題

高さを調整可能であり、横臥状態患者を収容するためのベッドとしての水平姿勢と、椅子としての段付き姿勢との間で切り替え可能な、低可動性患者用、特に、四肢麻痺人用自律的なストレッチャーを提供する。

解決手段

ストレッチャーには、患者を支持するための搬送担架部(12)が組み込まれている。搬送担架部(12)は、サポート(4、5、8)の幅方向に移動し、それ自体の移動方向の両方、すなわち、例えば、ストレッチャーからベッドまたは車椅子へと患者を移乗させるためにストレッチャーの外側に向けて、そして、患者をストレッチャー上に収容するためにストレッチャーの内側に向けて移動する。ストレッチャーの長手方向または幅方向の姿勢をフレームに対して変更することができ、患者は、ストレッチャーにより着座姿勢生理的な排泄ニーズを果たすことができる。

概要

背景

連結式ストレッチャーとして、ベッド様式の水平配置または椅子様式の非整列配置を採用可能なものが公知となっており、背受部、座席部および脚受部の3部材を構成するアームが組み込まれており、背受部、座席部および脚受部は、一方では油圧シリンダの作用により高さ方向に移動可能であり、他方では同様に油圧シリンダにより背受部または脚受部が座席部に対して揺動可能であり、水平姿勢から非整列姿勢へと、そしてその逆へと変位するようになっている。

この種のストレッチャーにより、体の不自由な患者は、ストレッチャーの動作を制御して、所望の姿勢をとることができる。しかし、患者がストレッチャーからベッドまたは車椅子へと移乗しなければならないとき、この種のストレッチャーはこの様な移乗を容易にする手段がないので、看護師介助が必要となる。

この状況は、手術後に患者を手術台からストレッチャーへと移乗しなければならない場合、または患者を直接ベッドに移乗しなければならない場合に、さらに危機的である。なぜなら、患者は、麻酔により嗜眠状態にあり、この動作に協力しないからである。看護師は、腕を使って患者を移乗するが、患者の体の保持や伸張、載置に関する一様な理解がないため、また、患者の手術創は通常ガーゼ包帯で覆われて見えないため、看護師が不本意にも患者の1、2針の縫合離開を起こす可能性もある。

さらに、一般的に、体の不自由な人々に関する主要な関心事の一つは、身繕い清掃シャワーに加えて、生理排泄物排泄のための生理的ニーズについても患者を介助したり、患者がベッドから移動せずに別の場所、例えば、視覚的な娯楽や気晴らしのために窓の側に移動することを望む場合に対処したりする専門的な看護師が必要になることである。この様な場合も、看護師の介助が必要となる。

概要

高さを調整可能であり、横臥状態の患者を収容するためのベッドとしての水平姿勢と、椅子としての段付き姿勢との間で切り替え可能な、低可動性患者用、特に、四肢麻痺人用自律的なストレッチャーを提供する。ストレッチャーには、患者を支持するための搬送担架部(12)が組み込まれている。搬送担架部(12)は、サポート(4、5、8)の幅方向に移動し、それ自体の移動方向の両方、すなわち、例えば、ストレッチャーからベッドまたは車椅子へと患者を移乗させるためにストレッチャーの外側に向けて、そして、患者をストレッチャー上に収容するためにストレッチャーの内側に向けて移動する。ストレッチャーの長手方向または幅方向の姿勢をフレームに対して変更することができ、患者は、ストレッチャーにより着座姿勢で生理的な排泄ニーズを果たすことができる。

目的

本発明は、数多くの動作を容易に行うある程度の自由度を与えたり、特に、患者をストレッチャーから車椅子またはベッドへと自動的に移乗させたり、看護師の介助の必要なしになんとか移動して体重を分散させたり、特に、直接的にこのストレッチャー自体によって患者の生理的な排泄ニーズを満足させたりして、先に詳述した問題点に対する満足のいく解決策を提供する

効果

実績

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請求項1

横臥する患者を収容するベッド様式の水平姿勢から、着座する患者を収容する椅子様式の非整列姿勢へと変換可能な、低可動性人用ストレッチャーであって、フレーム(1)と、前記フレーム(1)に対して高さ方向に伸縮する、上端部および下端部を有するカラム(3)と、前記カラム(3)の前記上端部に取り付けられた固定中央サポート(4)と、前記固定中央サポート(4)に対して傾動する前サポート(5)および後サポート(8)と、前記前サポート(5)と中央サポート(4)と後サポート(8)にそれぞれ連結可能な前モジュール(9)と、中央モジュール(10)と、後モジュール(11)とを含み、前記モジュール(9、10、11)が、横臥姿勢または着座姿勢における患者を支持する領域に形成されているストレッチャーにおいて、前記モジュール(9、10、11)が、患者を支持することを目的として、前記サポート(4、5、8)の幅方向に移動可能であり、その両方向、すなわち、患者をストレッチャーから降ろすためにストレッチャーの外側に向けて、そして患者をストレッチャーに収容するためにストレッチャーの内側に向けて移動可能な搬送担架部(12)と、前記担架部(12)の動作を決定する駆動モータとを含むことを特徴とし、さらに、前記フレーム(1)に幅方向に移動可能に取り付けられ、前記カラム(3)を支持するキャリッジ(2)と、前記キャリッジ(2)と前記カラム(3)との間に設けられ、その動作の際に、前記キャリッジ(2)に対する前記カラム(3)の傾動を決定する油圧傾動シリンダ(28)とを含むストレッチャー。

請求項2

前記モジュール(9、10、11)が、駆動ローラ(33)および受動ローラ(34)を有し、前記搬送担架部(12)が、駆動モータにより起動されて、駆動ローラ(33)および受動ローラ(34)の周りを継続的に周回することを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項3

前記各モジュール(9、10、11)が、前記駆動ローラ(33)を回転させる前記駆動モータに関連して設けられた伝達機構(35)と、前記担架部(12)を保護する下トレイ(36)と、前記モジュール(9、10、11)を前記サポート(5、4、8)に固定するための固定手段(38)を有するシャシー(37)とをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項4

前記サポート(5、4、8)にそれぞれ取り付けられた保持引摺機構(71)をさらに含み、前記各保持引摺機構(71)が、前記担架部の移動方向と同じ方向に患者を押すスクープ(43)を有していることを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項5

前記各保持引摺機構(71)が、前記各サポート(5、4、8)に結合可能なマスト(39)と、前記マスト(39)に固定され、長手方向に移動可能な伸張可ロッド(42)を有するシリンダ(41)とを含み、前記スクープ(43)が、関節部(44)を介して前記伸張可能ロッド(42)の端部に関連して設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の低可動性の人用ストレッチャー

請求項6

前記関節部(44)が、保持位置または引摺位置において、前記スクープ(43)の向きを固定する回転ブロック素子を含むことを特徴とする、請求項5に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項7

前記関節部(44)が、前記伸張可能ロッド(42)の動作中に前記スクープ(43)の傾動を容易にし、患者を降ろすために、前記スクープ(43)の位置を固定したり解除したりする傾動ブロック素子を含むことを特徴とする、請求項5または6に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項8

前記スクープ(43)には、その底部にローラ(70)が組み込まれていることを特徴とする、請求項4に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項9

前記カラム(3)は、その上部がヘッド(25)を介して前記中央サポート(4)に固定され、その底部がハウジング(26)に固定され、前記カラム(3)を上下動させる油圧シリンダ(27)が、前記ハウジング(26)と前記ヘッド(25)との間に組み込まれていることを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項10

前記カラム(3)が、上シリンダ(29)と、中間シリンダ(30)と、下シリンダ(31)とを含み、前記上シリンダ(29)および前記中央サポート(4)が、前記中間シリンダ(30)に対して回転可能であり、前記モジュール(9、10、11)を長手方向の姿勢から幅方向の姿勢へと一括回転させることが想定されていることを特徴とする、請求項9に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項11

前記上シリンダ(29)を前記中間シリンダ(30)に固定し、前記長手方向の姿勢または前記幅方向の姿勢を固定する固定素子(32)をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項12

前記中央モジュール(10)が、2つの小型搬送担架部(13)を含み、前記小型搬送担架部(13)の間には、患者の生理的な排泄を容易にするための空間が形成され、さらに、モータ(14)と、前記2つの小型担架部(13)の連係動作を連結するシャフト(67)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項13

前記キャリッジ(2)に取り付けられたモータ(53)と、前記フレーム(1)に関連して設けられ、前記モータ(53)に付勢されて、前記フレーム(1)に対する前記キャリッジ(2)の幅方向の移動、故に、前記カラム(3)および前記モジュール(9、10、11)の幅方向の移動を可能とするウォームスクリュー(50)とをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項14

前記前サポート(5)が、内側前アーム(15)と、前記内側前アーム(15)に対して長手方向に移動可能な伸張可能前アーム(16)とで構成され、同様に、前記前モジュール(9)が、前記伸張可能前アーム(16)に取り付けられており、前記後サポート(8)が、内側後アーム(17)と、前記内側後アーム(17)に対して長手方向に移動可能な伸張可能後アーム(18)とで構成され、同様に、前記後モジュール(11)が、前記伸張可能後アーム(18)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項15

水口を備え、前記モジュール(9、10、11)に連結可能な入浴用包囲体(57)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項16

前記フレーム(1)が、浄水タンク(55)と、汚水タンク(56)とを備え、前記浄水タンク(55)から前記入浴用包囲体(57)の内部に向けて浄水ダクト(58)が延び、前記汚水タンク(56)から汚水ダクト(59)が延びて前記入浴用包囲体(57)の前記排水口に接続されていることを特徴とする、請求項15に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項17

前記サポート(5、4、8)が、前記保持引摺機構(71)の前記マスト(39)を受け入れる受口(40)を備えていることを特徴とする、請求項5に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項18

前記受口(40)に連結可能なカーテン(65)をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項19

前記フレーム(1)に組み込まれ、前記モータおよび油圧素子給電するバッテリー(62)をさらに含み、付随的な機器を接続するための出力コネクタ(63)を有することを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項20

前記フレーム(1)が、管状輪郭部と、伸張可能部材(52)に設けられた車輪(51)とを有し、前記車輪(51)が、ストレッチャーの保持性および安定性を容易に確保するために、前記管状輪郭部に対して収容および突出可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

請求項21

前記車輪(51)が延出している位置に前記フレーム(1)を保持および維持する際に協働するブレーキ(54)が、前記フレーム(1)に組み込まれていることを特徴とする、請求項20に記載の低可動性の人用ストレッチャー。

技術分野

0001

本発明は、完全不動四肢麻痺)状態または部分不動(対麻痺)状態の患者用アルツハイマー病の患者用、または、手術後における手術室または手術台から通常のストレッチャーへの移乗またはベッドへの直接移乗のためのストレッチャーに関し、一般的に、このストレッチャーは、低可動性の人々にとって有用であると言える。

背景技術

0002

連結式のストレッチャーとして、ベッド様式の水平配置または椅子様式の非整列配置を採用可能なものが公知となっており、背受部、座席部および脚受部の3部材を構成するアームが組み込まれており、背受部、座席部および脚受部は、一方では油圧シリンダの作用により高さ方向に移動可能であり、他方では同様に油圧シリンダにより背受部または脚受部が座席部に対して揺動可能であり、水平姿勢から非整列姿勢へと、そしてその逆へと変位するようになっている。

0003

この種のストレッチャーにより、体の不自由な患者は、ストレッチャーの動作を制御して、所望の姿勢をとることができる。しかし、患者がストレッチャーからベッドまたは車椅子へと移乗しなければならないとき、この種のストレッチャーはこの様な移乗を容易にする手段がないので、看護師介助が必要となる。

0004

この状況は、手術後に患者を手術台からストレッチャーへと移乗しなければならない場合、または患者を直接ベッドに移乗しなければならない場合に、さらに危機的である。なぜなら、患者は、麻酔により嗜眠状態にあり、この動作に協力しないからである。看護師は、腕を使って患者を移乗するが、患者の体の保持や伸張、載置に関する一様な理解がないため、また、患者の手術創は通常ガーゼ包帯で覆われて見えないため、看護師が不本意にも患者の1、2針の縫合離開を起こす可能性もある。

0005

さらに、一般的に、体の不自由な人々に関する主要な関心事の一つは、身繕い清掃シャワーに加えて、生理排泄物排泄のための生理的ニーズについても患者を介助したり、患者がベッドから移動せずに別の場所、例えば、視覚的な娯楽や気晴らしのために窓の側に移動することを望む場合に対処したりする専門的な看護師が必要になることである。この様な場合も、看護師の介助が必要となる。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、数多くの動作を容易に行うある程度の自由度を与えたり、特に、患者をストレッチャーから車椅子またはベッドへと自動的に移乗させたり、看護師の介助の必要なしになんとか移動して体重を分散させたり、特に、直接的にこのストレッチャー自体によって患者の生理的な排泄ニーズを満足させたりして、先に詳述した問題点に対する満足のいく解決策を提供する、低可動性の人用ストレッチャーに関する。

課題を解決するための手段

0007

このストレッチャーは、基本的に、ベースまたはフレームと、フレームに対して高さ方向に伸縮する、上端部および下端部を有するカラムと、カラムの上端部に取り付けられた固定中央サポートと、固定中央サポートに対して傾動する前サポートと、固定中央サポートに対して傾動する後サポートとを備えている。同様に、ストレッチャーは、前サポートと中央サポートと後サポートにそれぞれ連結可能な前モジュールと、中央モジュールと、後モジュールとを有し、これらのモジュールは、患者の横臥姿勢または着座姿勢において患者が寄り掛かる領域に形成される。

0008

この構成に基づき、基本的に、モジュールには、駆動モータにより起動されてサポートの幅方向に移動可能な搬送担架部が付与されており、本発明の対象物としてのストレッチャーを際立たせている。担架部は、サポートの幅方向に移動可能であり、その両方向、すなわち、患者をストレッチャーから降ろすためにストレッチャーの外側に向けて、そして患者を収容するためにストレッチャーの内側に向けて移動可能である。

0009

ベッドからストレッチャーへの患者の移乗を容易にするために、オプションの可能性として、ストレッチャーに複数の保持引摺機構を組み込むことが想定されている。保持引摺機構は、サポート上に取り付けられ、スクープをそれぞれ有し、スクープは、患者に接触して初期段階で患者を保持し、次に最終段階で担架部の移動方向と同じ方向に患者を引き摺る。

0010

ストレッチャーに対して患者を移乗する動作と協働するために、モジュールを支持するカラムが、フレームに対する傾動動作、およびフレーム自体に対する幅方向の変位動作を有することも想定されている。これに関して、キャリッジに対して傾動する可能性をカラムに付与することが想定されており、キャリッジはフレームに対して幅方向に変位可能で有り、フレームは好ましくは中央キャビティを有し、キャリッジは中央キャビティ上を移動するようになっている。

0011

さらに、前述のように、着座姿勢における患者の生理的な排泄行為を容易にするためにストレッチャーを使用することができ、この場合、中央モジュールが、1つではなく2つの離間配置の小型搬送担架部を備え、その間に患者の排泄を可能とする空間を形成し、例えば、この空間に関連してその下部に簡易トイレを配置することができる。

0012

また、これらの小型担架部の移動を連係するシャフトおよびモータにより、小型担架部を連係起動することも想定されている。このようにして、中央モジュールの小型担架部の移動と、前モジュールおよび後モジュールの担架部の移動とを実行して、患者を着座姿勢においてストレッチャーに横付けされた車椅子へとストレッチャーから移乗させ、それとは逆に、車椅子からストレッチャーへと移乗させてもよい。

0013

さらに、ストレッチャーは、その位置を患者の寸法に合わせるために、中央モジュールに対して前モジュールおよび後モジュールを移動する可能性も想定されており、この目的のために、前サポートおよび後サポートにはそれぞれアームが組み込まれている。すなわち、固定アームと、固定アームに対して伸張可能なアームとが組み込まれており、各モジュールを各伸張アームの位置上で起動して、各患者の背丈に合わせて中央モジュールに対して前モジュールおよび後モジュールを位置決めできるように、各モジュールが伸張可能アームに連結されている。

0014

モジュールの長手方向姿勢から幅方向姿勢へと変位させるために、フレームに対して前モジュール、中央モジュールおよび後モジュールを一括回転させることによって、本発明の対象物であるストレッチャーを回転させることができ、ストレッチャーは、前記姿勢を固定するブロック手段を有する。このようにして、患者は、その向きを変えて、例えば、テーブルの側に着席したり、窓の外を眺めたりすることができる。

0015

さらに、患者の個人的な身繕いの場所としてストレッチャーを使用することもでき、この目的のために、入浴用包囲体、好ましくはモジュールに連結可能な排水口を備えた可撓性プラスチック製の入浴用包囲体が組み込まれていてもよい。

0016

したがって、フレームには、それぞれダクトを設けた浄水タンクおよび汚水タンクと、入浴用包囲体へと延びる浄水ダクトと、入浴用包囲体の排水口に接続された汚水ダクトとが組み込まれていることが想定されている。

0017

同様に、ストレッチャーには、例えば、入浴時または患者の生理的な排泄ニーズを満たす際に患者のプライバシーを守るために、モジュールに連結されるカーテンが組み込まれていてもよい。

0018

ストレッチャーは、好ましくは自律的であり、モータやその他油圧素子給電するフレームと一体化したバッテリーセットが組み込まれており、例えば入浴後に患者を乾燥するために使用可能なドライヤーなどの付随的な機器を接続するためのコネクタを有している。

0019

要約すると、このストレッチャーは、体の不自由な人々の自立を促すストレッチャーである。なぜなら、体の不自由な人々は、通常、単純な自動化方式によりベッドで床についているが、全てのストレッチャー姿勢を調節するための様々なモータや油圧素子を指令する単一のコマンドまたは制御素子を単に起動することによって、そのベッドの外側で移動し様々な姿勢をとることができるからである。

0020

同様に、このストレッチャーは、患者の生理的な排泄ニーズを満たす際に、他の人々の存在や介助の必要がなく、患者に独立性を付与する。この最後の態様は、ストレッチャー自体において患者自身の身繕いが可能になるなど、患者にとって非常に重要である。

0021

さらに、ストレッチャーは、病院診療所または外来診療所、特に自宅における使用のために寸法設定されている。そのため、75cm幅出入口を通過するための適切な手段を有している。

0022

本発明の特徴をより良く理解する目的を持って説明を補足するために、本発明の好適な実施形態に従い、本明細書は、限定的ではなく例示的に下記に示す図面一式を説明の不可欠な一部として伴っている。

図面の簡単な説明

0023

図1は、長手方向に向けた伸張水平姿勢のストレッチャーの斜視図を示す。
図2は、例えば、患者の生理的排泄ニーズを満たすために、患者を配置した状態の椅子姿勢のストレッチャーの側面図を示す。
図3は、図2の中央モジュールを使用する場合において、患者の生理的排泄行為を容易にする、長手方向に向けた水平姿勢のストレッチャーの斜視図を示す。
図4は、中央モジュールから離間する前モジュールおよび後モジュールを採用する可能性を観察可能な平面図を示す。
図5は、前サポート、中央サポートおよび後サポートの分解図を示す。
図6は、前サポート、中央サポートおよび後サポートの組立体の斜視図を示す。
図7は、前サポートと固定サポートとの間の関節部の詳細斜視図を示す。
図8は、カラム上の固定サポートの組立体と、キャリッジ上のカラムの組立体を観察可能な概略図を示す。
図9は、幅方向に向けた水平姿勢のストレッチャーの斜視図と、その向きを固定するブロック手段の詳細を示す。
図10は、患者をベッドからストレッチャーへと移乗させる初期動作の側面図を示す。
図11は、患者をベッドからストレッチャーへと移乗させる最終動作の斜視図を示す。
図12は、担架部引摺動作を決定する素子を有するモジュールが決定される場合の概略図を示す。
図13は、保持引摺機構の側面図を示す。
図14は、図13の機構の一部の分解側面図を示す。
図15は、ストレッチャーの下面斜視図を示す。
図16は、入浴用包囲体を組み立てたストレッチャーの斜視図を示す。

実施例

0024

図面を参照しながら、本発明の対象物を構成する低可動性の人用ストレッチャーの好適な実施形態を下記に示す。

0025

図1で観察されるように、ストレッチャーは、基本的に、幅広の中央キャビティを有するベースまたはフレーム(1)と、前記キャビティ内で幅方向に移動可能なキャリッジ(2)と、上端部および下端部を有し、高さ方向に伸縮するカラム(3)とを備え、前記下端部がキャリッジ(2)に対して傾動可能に組み立てられており、前端部(6)および後端部(7)を有する中央固定サポート(4)が、カラム(3)の上端部に取り付けられている。

0026

同様に、ストレッチャーは、固定中央サポート(4)の前端部(6)に対して傾動する前サポート(5)と、中央固定サポート(4)の後端部(7)に対して傾動する後サポート(8)と、前サポート(5)と中央サポート(4)と後サポート(8)とにそれぞれ連結可能な前モジュール(9)と、中央モジュール(10)と、後モジュール(11)とを備え、前モジュール(9)、中央モジュール(10)および後モジュール(11)は、例えばストレッチャーからベッドへの患者の移乗、またはベッドからストレッチャーへの患者の移乗を目的とする搬送担架部(12)を有し、搬送担架部(12)は駆動モータにより起動される。

0027

モジュール(9、10、11)は、図1で観察されるように、患者の脚、胴体および頭がそれぞれ前モジュール(9)、中央モジュール(10)および後モジュール(11)上に寄り掛かる、患者の横臥姿勢を容易にするために、ベッド様式で同一平面配置とすることができる。

0028

ストレッチャーにおいて想定される更なる可能性としては、前モジュール(9)および後モジュール(11)を中央モジュール(10)に対して傾動して、モジュール(9、10、11)を非整列配置とし、図2で観察されるように、前モジュール(9)を脚受部として機能させ、後モジュール(11)を背受部として機能させて、患者の着座姿勢を容易にするために椅子または肘掛椅子様式の構成を採用する場合がある。

0029

前記図2に示すように、この着座姿勢において患者の生理的行為を容易にするために、ストレッチャーを使用することができ、この目的のために、中央サポート(4)に連結可能な中央モジュール(10)が、1つではなく2つの離間配置の小型搬送担架部(13)を備え、図3で明確に観察されるように、小型搬送担架部(13)の間に患者の生理的な排泄を可能とする空間が形成されることが想定されている。

0030

これらの小型担架部(13)は、駆動モータ(14)と、2つの小型担架部(13)の動作を連係するシャフト(67)とにより連係起動される。

0031

図4は、前サポート(5)が、内側前アーム(15)と、内側前アーム(15)に対して長手方向に移動可能な伸張可能前アーム(16)とを備えていることを示す。さらに、前モジュール(9)は、伸張可能前アーム(16)上に取り付けられている。

0032

同様に、後サポート(8)は、内側後アーム(17)と、内側後アーム(17)に対して長手方向に移動可能な伸張可能後アーム(18)とを備えている。さらに、後モジュール(11)は、伸張可能後アーム(18)上に取り付けられている。

0033

前記の構成により、伸張可能後アーム(18)の動作が中央モジュール(10)に対する後モジュール(11)の連係動作を決定するのと同様に、伸張可能前アーム(16)の動作は、中央モジュール(10)に対する前モジュール(9)の連係動作を決定し、これにより、図4で観察されるように、モジュール(9、11)の位置を患者の寸法に合わせることができる。

0034

図5は、伸張可能アーム(16、18)の端部に取り付けられた回転スイッチ(23)により、内側アーム(15、17)に対する伸張可能アーム(16、18)の動作を好ましくはどのようにして行うかを示す。これらの回転スイッチ(23)は、ブッシング(20)の回転動作を伸張可能アーム(16、18)の長手方向の移動に変換するように、内側アーム(15、17)に強固に接続されたブッシング(20)に螺合するウォームスクリュー(19)を回転させる。

0035

図6に示す中央サポート(4)に対する前サポート(5)の傾動または後サポート(8)の傾動に関して、故に、中央モジュール(10)に対する前モジュール(9)の傾動および後モジュール(11)の傾動に関して、図5で観察されるように、さらに詳細に図7で観察されるように、中央サポート(4)に各モータ(21)を取り付けて組み込むことが想定されている。モータ(21)は、ウォームスクリュー(24)を有し、ウォームスクリュー(24)は、各モータ(21)の回転動作が、図7で詳細に観察されるように、中央サポート(4)に対する前サポート(5)の傾動または後サポート(8)の傾動を決定するように、前サポート(5)または後サポート(8)にそれぞれ強固に接続され、中央モジュール(10)に対して前モジュール(9)または後モジュール(11)にそれぞれ強固に接続されるギア(22)を付勢(attack)する。この態様において、ストレッチャーは、図2の着座姿勢をとる。

0036

前述のように、カラム(3)は、高さ方向に伸縮可能で、中央モジュール(10)の昇降、故に、前モジュール(9)および後モジュール(11)の昇降を決定する。これは、前モジュール(9)および後モジュール(11)の位置に応じて横臥姿勢であっても着座姿勢であっても、ストレッチャー上に位置する患者の昇降を伴う。

0037

図8に示すように、カラム(3)は、その上部がヘッド(25)を介して中央サポート(4)に結合され、その下部が前記キャリッジ(2)に対して傾動するハウジング(26)に結合されており、カラム(3)の上下動を可能とする油圧シリンダ(27)が、ハウジング(26)とヘッド(25)との間に組み込まれている。

0038

カラム(3)は、上シリンダ(29)、中間シリンダ(30)および下シリンダ(31)を含む様々なシリンダにより構成されており、中間シリンダ(30)に対して上シリンダ(29)および中央サポート(4)を回転させ、モジュール(9、10、11)を図1に示す長手方向の姿勢から図9に示す幅方向の姿勢へと一括回転させることが想定されている。ストレッチャーを長手方向の姿勢または幅方向の姿勢に固定するために、図8で観察されるように、または図9で詳細に観察されるように、上シリンダ(29)を中間シリンダ(30)に連結する固定素子(32)をカラム(3)に組み込むことが想定されている。

0039

モジュール(9、10、11)の位置および向きを固定し、同時にシリンダ(29、30、31)の上下動を容易にするために、シリンダ(29、30、31)をその間で案内移動することが想定されており、この目的のために、上シリンダ(29)および中間シリンダ(30)には、図15に示すガイド(68)が、例えば図8に示す凸部(69)に関連して設けられている。凸部(69)は、それぞれ中間シリンダ(30)および下シリンダ(31)に想定されており、凸部(69)に沿って前記ガイド(68)が移動する。

0040

同様に、図8に示すように、油圧傾動シリンダ(28)が、キャリッジ(2)とハウジング(26)との間に組み込まれており、その動作時には、キャリッジ(2)に対するハウジング(26)の傾動、故に、カラム(3)の傾動を決定する。

0041

カラム(3)の傾動は、特に、図10または図11に示すように、患者をストレッチャーからベッドへと移乗させたり、その逆へと移乗させたりする動作を容易にするために必要とされる。

0042

この様な場合、モジュール(9、10、11)の同期動作、より具体的には、図10図11で観察されるように、ストレッチャーに対する患者の移動時に協働する搬送担架部(12)の同期動作が、特に重要である。これらの図で観察されるように、ベッドからストレッチャーへの患者の移乗の際に搬送担架部(12)と協働するために、固定引摺機構(71)がサポート(5、4、8)上に組み込まれている。

0043

図12に示すように、モジュール(9、10、11)は、搬送担架部(12)が継続的に周回する駆動ローラ(33)および受動ローラ(34)と、駆動ローラ(33)を回転させる伝達機構(35)を起動するモータ(図示せず)と、担架部(12)を保護する下トレイ(36)と、モジュール(9、10、11)をサポート(5、4、8)に固定する固定手段(38)を有するフレーム(37)とで構成されている。

0044

図13で観察されるように、患者の移動のために使用する前記固定引摺機構(71)は、それぞれ、各サポート(5、4、8)に想定されている受口(40)に連結可能なマスト(39)(図4参照)と、マスト(39)に連結されて長手方向に移動可能な伸張可能ロッド(42)を有するシリンダ(41)とを備えている。このロッド(42)の端部に関連して、スクープ(43)が関節部(44)を介して設けられている。スクープ(43)は、ベッドからストレッチャーへの移乗動作の初期段階において、図10で観察されるように患者を支持し、最終段階において対向姿勢で患者を引き摺って、図11に示すように患者をストレッチャー上に収容する。

0045

図10にも示すように、スクープ(43)には、ベッドからストレッチャーへの初期移乗動作において、そして図11に示す担架部(12)の引摺動作において、患者の保持を容易にするために、下トレイ(36)上に載置可能なローラ(70)がその下部に組み込まれている。ローラ(70)は、担架部(12)に接触したままとなる。

0046

関節部(44)は、図10の固定位置または図11の引摺位置においてスクープ(43)の向きを固定する回転ブロック素子を備えることが想定されている。

0047

同様に、関節部(44)は、伸張可能ロッド(42)の動作中におけるスクープ(43)の傾動を容易にし、患者を持ち上げ、そして、保持姿勢から引摺姿勢へと切り換えたり、その逆へと切り換えたりするために、スクープ(43)の位置を固定したり解除したりする傾動ブロック素子を備えている。

0048

関節部(44)は、前記回転ブロック手段の組み込みに加えて、伸張可能ロッド(42)の端部が貫通する貫通孔を有するヘッド(45)付きのボルトと、図14に示すようにヘッド(45)の下部から伸び円筒部(46)と、スクープ(43)の背部に強固に接続するブッシング(47)とを備え、前記回転ブロック手段は、円筒部(46)に形成された螺子部と、前記螺子部と螺合してスクープ(43)の向きを固定する第1のナット(48)とを備えている。

0049

シリンダ(41)の伸張可能ロッド(42)は、傾動ブロック手段によりヘッド(45)に連結されており、傾動ブロック手段は、伸張可能ロッド(42)に形成された螺子部と、第2のナット(49)とを備えている。第2のナット(49)を緩めれば、その後の伸張可能ロッド(42)の伸張時に患者を降ろすために、スクープ(43)、ブッシング(47)およびボルトを伸張可能ロッド(42)の周りに上向きに傾動させることができる。

0050

次に、スクープ(43)が患者を降ろすと、第2のナット(49)によってスクープ(43)の位置を伸張可能ロッド(42)に固定し、その後に第1のナット(48)を外せるように、スクープ(43)は下方に回転する。これにより、ストレッチャー(図11参照)への患者の引摺動作を継続するために、引摺位置に対応するスクープ(43)の対向姿勢を達成するまで、スクープ(43)およびブッシング(47)を円筒部(46)の周りに回転させることができる。

0051

さらに、フレーム(1)に関連して、図15で観察されるように、中央の空所にはウォームスクープ(50)が組み込まれており、ウォームスクープ(50)は、キャリッジ(2)上のモータ(53)により付勢(attack)されており、フレーム(1)に対するキャリッジ(2)の幅方向の移動を可能とする。同様に、フレーム(1)は、管状輪郭部を有し、伸張可能部材(52)に取り付けられた車輪(51)を有している。伸張可能部材(52)は、フレーム(1)の前記管状輪郭部に対して収容または突出可能となっており、フレーム(1)に対するカラム(3)の任意の位置および/または向き、故に、モジュール(9、10、11)の任意の位置および/または向きに関して、ストレッチャーの保持性および安定性を容易に確保することができる。同様に、車輪(51)が延出している位置にフレーム(1)を保持、維持する際に協働するブレーキ(54)(図10参照)が、フレーム(1)に組み込まれている。

0052

補足的に、図16で観察されるように、患者が個人的に身繕いをする場所としてストレッチャーを使用する可能性が想定されており、この場合、ストレッチャーには排水口を備えた入浴用包囲体(57)が組み込まれる。

0053

この入浴用包囲体は、この様な目的を想定した固定手段を有するモジュール(9、10、11)に連結可能である。同様に、フレーム(1)には、浄水タンク(55)および汚水タンク(56)が組み込まれており、浄水タンク(55)からストレッチャーに向けて浄水ダクト(58)が延び、汚水タンク(56)から汚水ダクト(59)が延びて入浴用包囲体(57)の排水口に接続されている。同様に、各タンク(55、56)から浄水供給ダクト(60)および汚水排水ダクト(61)が延出することが想定されている。

0054

同様に、ストレッチャーは、バッテリー(62)をフレーム(1)に組み込むことによって自律性を有すると考えられ、例えば、入浴後に患者を乾燥するためのドライヤーなどの付随的な機器を接続するための出力コネクタ(63)を有し、バッテリー充電を容易にするための充電コンセント(64)を有している。

0055

さらに、同じ図16または図2で観察されるように、ストレッチャーには、患者の入浴中または患者の生理的な排泄ニーズを満たすときに患者のプライバシーを守るために、モジュール(5、4、8)、特に、固定サポート(4)の受口(40)に連結可能なカーテン(65)が組み込まれている。

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