図面 (/)

技術 均質化したたばこ材料の製造方法

出願人 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
発明者 パイネンブルクヨハネスペトルスマリアローエンシュタインシュテファン
出願日 2017年5月25日 (2年11ヶ月経過) 出願番号 2018-553206
公開日 2019年8月29日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-523629
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 乾燥プロファイル 受容ステーション 特徴レベル 補正処置 補助設備 計量ステーション 空気輸送ライン 葉巻たばこ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題・解決手段

本発明は、均質化したたばこ材料の製造方法に関し、該方法は、第一のたばこの特徴に対して第一の標的値を選択する工程と;複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを別々に粉砕する工程(102)と;第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように、該複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程(104)と;第二のたばこ粉末ブレンドを形成するように、該複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程(104)と;第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一のたばこの特徴の値をチェックする工程(1123)と;第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴の該値が第一の標的値と異なる場合には、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物において、第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一のたばこの特徴の該値とは異なる、第一のたばこの特徴の値を得るために、第二のたばこ粉末ブレンドを第一のたばこ粉末ブレンドに添加する工程と;第一のたばこ粉末ブレンドを混合する間に第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程(1129)と、を含む。

概要

背景

今日では、たばこ製品の製造では、たばこ葉の他に均質化したたばこ材料も使用される。この均質化したたばこ材料は一般的に、カットフィラーの製造にあまり適していないたばこ植物の部分(例えば、たばこまたはたばこダスト)から製造される。一般に、たばこダストは製造中にたばこ葉の取り扱いの間に副産物として作り出される。

均質化したたばこ材料の最も一般的に使用される形態は、再構成たばこシートおよびキャストリーフである。均質化したたばこ材料シートを形成するプロセスは一般的に、スラリーを形成するためにたばこダストと結合剤とを混合する工程を含む。次に、スラリーがたばこウェブを作り出すために使用される。例えば、いわゆるキャストリーフを製造するために粘性のあるスラリーを移動する金属ベルト上にキャスティングすることによってである。別の方法として、再構成たばこを作り出すために、粘性が低くかつ含水量が高いスラリーを製紙と似たプロセスで使用することができる。調製されると、紙巻たばこおよび他の喫煙物品のために適切なたばこカットフィラーを製造するための葉たばこと類似した様式で、均質化したたばこウェブを切断してもよい。従来の紙巻たばこで使用するための均質化したたばこの機能は、実質的に充填力、引き出し抵抗、たばこロッドの硬さ、および燃焼特性などのたばこの物理的特性に限定される。この均質化したたばこは、一般に味わいに対する影響を有するようには設計されていない。このような均質化したたばこを作成するプロセスは、例えば、欧州特許第EP0565360号に開示されている。

エアロゾル生物品では、エアロゾル形成基体は、エアロゾルを形成する一方でたばこ材料の燃焼を防ぐために、例えば、比較的低い温度に加熱される。さらに、均質化したたばこ材料に含まれるたばこは、こうしたいわゆる「燃やさない加熱式」エアロゾル発生物品の均質化したたばこ材料に含まれる、唯一のたばこであるか、またはたばこの大部分を包含するのが典型的である。これは、このような「燃やさない加熱式」エアロゾル発生物品によって発生されるエアロゾル組成が実質的に均質化したたばこ材料のみに基づくことを意味する。従って、例えば、エアロゾルの味わいの制御のためには、均質化したたばこ材料の組成にわたる良好な制御を有することが重要である。

同じ均質化したたばこ材料を使用して、均質化したたばこ材料を燃焼させる「従来的な」たばこ製品を製造することもできると考えられる。

均質化したたばこ材料は、たばこ粉末ブレンドを製造するように様々なタイプのたばこを粉砕して得られる。前述のたばこ粉末ブレンドは、例えば、様々な種類のたばこ葉全体を粉砕して粉末にすることによって作製される。

このたばこ粉末ブレンドは、その組成に関して、特に、還元糖ベルニコチンレベル、およびアンモニアレベルに関して、特定の性質または特徴を有することが好ましく、これは、均質化したたばこ材料の組成が、完成したエアロゾル発生物品の還元糖レベル、ニコチンレベル、およびアンモニアレベルを決定することになるためである。これらのレベルは、粉砕されている葉のバッチの持つ固有品質に依存する。均質化したたばこ材料が、エアロゾル発生物品における実質的に唯一のたばこ供給源である場合、これらの性質または特徴のうちの少なくとも1つを制御することが好ましい。

また、たばこブレンドが同様に用いられる、紙巻たばこまたは葉巻などの「伝統的な」喫煙物品を製造する際にも、上述のレベルが制御されることが好ましい。このため、公知の従来技術のプロセスには、完成製品に用いられるたばこ材料を作製するのに使用する乾燥処理された葉全体のバッチの中の、あるサンプルの分析工程が含まれるのが一般的である。この分析では、例えば、所望される特徴のレベル、例として、乾燥処理済みの葉全体の、ニコチンレベル、またはアンモニアレベル、または還元糖レベル、または他のレベルが算出される。特徴のレベルが、所望される予め設定した範囲の範囲外である場合には、様々な解決策が実行されることになりうる。例えば、植物におけるその位置、またはその特質(例えば、垂直葉脈が低いニコチンレベルを有すること)によって所望される特徴のレベルよりも多いかまたは少ないレベルを有するたばこ葉を、分析した乾燥処理済みの葉に添加することが可能であり、その結果、たばこの総量の特徴レベル全体を変える。添加した葉を含めた乾燥処理済み葉のバッチを混合し、再評価して、新しいサンプルの新規な特徴レベルを算出する。このプロセスは、葉のバッチが望ましい特徴レベルに到達するまで実施される。

均質化したたばこ材料を形成するのに用いられる前述のたばこ粉末を製造するプロセスに、従来技術の既知のプロセスおよび解決策を用いることは困難である。提示された既知のプロセスに従って、たばこ葉の各ベール梱包の任意のパラメータまたは特徴のレベルを調整するのは極めて時間がかかることになる。上述の得られるたばこ粉末の特徴のレベルが、均質化したたばこ材料を得るための所望のブレンドを確保するように通常行われる様々な種類のたばこのブレンドに左右されるために、様々なたばこタイプのベール梱包がチェックされなければならず、また一部の場合には可能ですらないこともあるからである。

一方で、たばこ粉末を製造するのに用いられる様々な種類のたばこ葉全体をブレンドし、たばこ葉のブレンド全体の所望のパラメータまたは特徴の全体レベルを調整することは、葉全体に対して特定のブレンダーを作製することを意図することになる。さらに、特定の装置の構成が必要になる。

したがって、たばこブレンドの特徴のレベルを調整するのに適した、特に、均質化したたばこ材料において使用されるたばこブレンドの特徴のレベル(例えば、ニコチンレベル、還元糖レベル、またはアンモニアレベルなど)を制御しかつ変動させることが可能な、加熱式エアロゾル発生物品タイプ用の均質化したたばこ材料の新規な調製方法が必要とされている。

概要

本発明は、均質化したたばこ材料の製造方法に関し、該方法は、第一のたばこの特徴に対して第一の標的値を選択する工程と;複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを別々に粉砕する工程(102)と;第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように、該複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程(104)と;第二のたばこ粉末ブレンドを形成するように、該複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程(104)と;第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一のたばこの特徴の値をチェックする工程(1123)と;第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴の該値が第一の標的値と異なる場合には、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物において、第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一のたばこの特徴の該値とは異なる、第一のたばこの特徴の値を得るために、第二のたばこ粉末ブレンドを第一のたばこ粉末ブレンドに添加する工程と;第一のたばこ粉末ブレンドを混合する間に第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程(1129)と、を含む。

目的

従って、最終的なたばこ材料の品質に対する影響がないまたは影響が最小限である、このような取り扱いに耐えるように適合された均質化したたばこウェブを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
- 件
牽制数
- 件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

該当するデータがありません

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

均質化したたばこ材料の製造方法であって、−第一のたばこの特徴に対して第一の標的値を選択する工程と;−複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを別々に粉砕する工程と;−第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように、前記複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程と;−第二のたばこ粉末ブレンドを形成するように、前記複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程と;−前記第一のたばこ粉末ブレンドにおける前記第一のたばこの特徴の値をチェックする工程と;−前記第一のたばこ粉末ブレンドの前記第一の特徴の前記値が前記第一の標的値と異なる場合には、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの混合物において、前記第一のたばこ粉末ブレンドにおける前記第一のたばこの特徴の前記値とは異なる、前記第一のたばこの特徴の値を得るために、前記第二のたばこ粉末ブレンドを前記第一のたばこ粉末ブレンドに添加する工程と;−前記第一のたばこ粉末ブレンドを混合する間に前記第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程と、を含む、前記方法。

請求項2

前記混合物において前記第一のたばこの特徴の値を改変する工程が、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの前記混合物における前記第一のたばこの特徴の前記値を、前記第一の標的値に近づけることを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記第二のたばこ粉末ブレンドが、前記第一のたばこ粉末ブレンドにおける前記第一の特徴の前記値とは異なる第一の特徴の値を有する、請求項1または請求項2に記載の方法。

請求項4

請求項3に記載の方法であって、前記第一のたばこ粉末ブレンドの前記第一の特徴の前記値が前記第一の標的値よりも高い場合には、前記方法が、前記第一の標的値よりも低い第一の特徴の値を有する第二のたばこブレンドを添加する工程を含み;または、前記第一のたばこ粉末ブレンドの前記第一の特徴の前記値が前記第一の標的値よりも低い場合には、前記方法が、前記第一の標的値よりも高い第一の特徴の値を有する第二のたばこブレンドを添加する工程を含む、前記方法。

請求項5

前記第一のたばこの特徴が、前記均質化したたばこ材料の中に存在するたばこ合計量の乾燥重量基準での還元糖総アルカロイド、または総アンモニアの量である、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項6

−前記第二のたばこ粉末ブレンドの添加後に前記第一のたばこの特徴の値をチェックすることと、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの前記混合物における前記第一のたばこの特徴の前記値が前記第一の標的値付近許容範囲内にある場合には、i.前記混合物を含むスラリーを形成することと;ii.前記スラリーから均質たばこ材料のシートを形成することと、を含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項7

前記第二のたばこ粉末ブレンドを添加することが、前記第一のたばこ粉末ブレンドと実質的に同じ比率で同一のたばこタイプを含む、第二のたばこ粉末ブレンドを添加することを含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項8

複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを粉砕する前記工程が、−第一の平均粉末サイズを有する複数の異なる粗く粉砕されたたばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを粗く粉砕する工程と;−前記第一の平均粉末サイズよりも小さい第二の平均粉末サイズを有する前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの前記混合物を得るように、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの前記混合物を細かく粉砕する工程と、を含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項9

先行請求項のいずれかに記載の方法であって、異なるたばこタイプを別々に粉砕する前記工程の前に、前記方法が、−第三の平均サイズを有する複数の異なるたばこ細片を得るように、前記異なるたばこタイプを別々に細断することを含む、前記方法。

請求項10

前記第一の平均粉末サイズが前記第三の平均細片サイズよりも小さい、請求項8および請求項9に記載の方法。

請求項11

前記第一の平均粉末サイズが、約300マイクロメートル〜約1200マイクロメートルに包含されている、請求項8または請求項10に記載の方法。

請求項12

前記第二の平均粉末サイズが、約50マイクロメートル〜約150マイクロメートルに包含されている、請求項8、請求項10、または請求項11に記載の方法。

請求項13

前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの前記混合物の量が、前記均質化したたばこ材料の乾燥重量基準で約20パーセント〜約93パーセントに包含されている、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項14

−第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように、前記異なる粉砕たばこ粉末をブレンドする工程と;−前記第一のたばこ粉末ブレンドを混合する工程とが;−異なるたばこタイプの前記異なる粉砕たばこ粉末をミキサーに入れて、前記第一のたばこ粉末ブレンドを形成する工程と;−前記ミキサー内で前記第一のたばこ粉末ブレンドによって得られるレベルをチェックする工程と;前記ミキサー内の前記第一のたばこ粉末ブレンドの前記レベルが閾値レベルを超える場合には、前記ミキサーから前記第一のたばこ粉末ブレンドの一部を除去した後に前記第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程と、を含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。−前記第一のたばこ粉末ブレンドにおける前記第一の特徴の前記値に対して、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドの混合物における前記第一のたばこの特徴の値を改変するのに適正な特徴を有する第二のたばこ粉末ブレンドが利用できない場合には、前記第一のたばこ粉末ブレンドを保存する工程を含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項15

−均質たばこ材料の前記シートを乾燥する工程を含む、請求項4に従属した場合の先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項16

金属体と考えられるものの存在を検出することを含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

請求項17

前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドとを混合する工程が、前記第一のたばこ粉末ブレンドと前記第二のたばこ粉末ブレンドとを、約5分〜約480分に含まれる時間間隔の間、混合することを含む、先行請求項のいずれかに記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、均質化したたばこ材料を製造するためのプロセスに関する。特に本発明は、例えば紙巻たばこ、または「燃やさない加熱式」タイプのたばこを含有する製品などのエアロゾル生物品で使用するための均質化したたばこ材料を製造するためのプロセスに関する。

背景技術

0002

今日では、たばこ製品の製造では、たばこ葉の他に均質化したたばこ材料も使用される。この均質化したたばこ材料は一般的に、カットフィラーの製造にあまり適していないたばこ植物の部分(例えば、たばこまたはたばこダスト)から製造される。一般に、たばこダストは製造中にたばこ葉の取り扱いの間に副産物として作り出される。

0003

均質化したたばこ材料の最も一般的に使用される形態は、再構成たばこシートおよびキャストリーフである。均質化したたばこ材料シートを形成するプロセスは一般的に、スラリーを形成するためにたばこダストと結合剤とを混合する工程を含む。次に、スラリーがたばこウェブを作り出すために使用される。例えば、いわゆるキャストリーフを製造するために粘性のあるスラリーを移動する金属ベルト上にキャスティングすることによってである。別の方法として、再構成たばこを作り出すために、粘性が低くかつ含水量が高いスラリーを製紙と似たプロセスで使用することができる。調製されると、紙巻たばこおよび他の喫煙物品のために適切なたばこカットフィラーを製造するための葉たばこと類似した様式で、均質化したたばこウェブを切断してもよい。従来の紙巻たばこで使用するための均質化したたばこの機能は、実質的に充填力、引き出し抵抗、たばこロッドの硬さ、および燃焼特性などのたばこの物理的特性に限定される。この均質化したたばこは、一般に味わいに対する影響を有するようには設計されていない。このような均質化したたばこを作成するプロセスは、例えば、欧州特許第EP0565360号に開示されている。

0004

エアロゾル発生物品では、エアロゾル形成基体は、エアロゾルを形成する一方でたばこ材料の燃焼を防ぐために、例えば、比較的低い温度に加熱される。さらに、均質化したたばこ材料に含まれるたばこは、こうしたいわゆる「燃やさない加熱式」エアロゾル発生物品の均質化したたばこ材料に含まれる、唯一のたばこであるか、またはたばこの大部分を包含するのが典型的である。これは、このような「燃やさない加熱式」エアロゾル発生物品によって発生されるエアロゾル組成が実質的に均質化したたばこ材料のみに基づくことを意味する。従って、例えば、エアロゾルの味わいの制御のためには、均質化したたばこ材料の組成にわたる良好な制御を有することが重要である。

0005

同じ均質化したたばこ材料を使用して、均質化したたばこ材料を燃焼させる「従来的な」たばこ製品を製造することもできると考えられる。

0006

均質化したたばこ材料は、たばこ粉末ブレンドを製造するように様々なタイプのたばこを粉砕して得られる。前述のたばこ粉末ブレンドは、例えば、様々な種類のたばこ葉全体を粉砕して粉末にすることによって作製される。

0007

このたばこ粉末ブレンドは、その組成に関して、特に、還元糖ベルニコチンレベル、およびアンモニアレベルに関して、特定の性質または特徴を有することが好ましく、これは、均質化したたばこ材料の組成が、完成したエアロゾル発生物品の還元糖レベル、ニコチンレベル、およびアンモニアレベルを決定することになるためである。これらのレベルは、粉砕されている葉のバッチの持つ固有品質に依存する。均質化したたばこ材料が、エアロゾル発生物品における実質的に唯一のたばこ供給源である場合、これらの性質または特徴のうちの少なくとも1つを制御することが好ましい。

0008

また、たばこブレンドが同様に用いられる、紙巻たばこまたは葉巻などの「伝統的な」喫煙物品を製造する際にも、上述のレベルが制御されることが好ましい。このため、公知の従来技術のプロセスには、完成製品に用いられるたばこ材料を作製するのに使用する乾燥処理された葉全体のバッチの中の、あるサンプルの分析工程が含まれるのが一般的である。この分析では、例えば、所望される特徴のレベル、例として、乾燥処理済みの葉全体の、ニコチンレベル、またはアンモニアレベル、または還元糖レベル、または他のレベルが算出される。特徴のレベルが、所望される予め設定した範囲の範囲外である場合には、様々な解決策が実行されることになりうる。例えば、植物におけるその位置、またはその特質(例えば、垂直葉脈が低いニコチンレベルを有すること)によって所望される特徴のレベルよりも多いかまたは少ないレベルを有するたばこ葉を、分析した乾燥処理済みの葉に添加することが可能であり、その結果、たばこの総量の特徴レベル全体を変える。添加した葉を含めた乾燥処理済み葉のバッチを混合し、再評価して、新しいサンプルの新規な特徴レベルを算出する。このプロセスは、葉のバッチが望ましい特徴レベルに到達するまで実施される。

0009

均質化したたばこ材料を形成するのに用いられる前述のたばこ粉末を製造するプロセスに、従来技術の既知のプロセスおよび解決策を用いることは困難である。提示された既知のプロセスに従って、たばこ葉の各ベール梱包の任意のパラメータまたは特徴のレベルを調整するのは極めて時間がかかることになる。上述の得られるたばこ粉末の特徴のレベルが、均質化したたばこ材料を得るための所望のブレンドを確保するように通常行われる様々な種類のたばこのブレンドに左右されるために、様々なたばこタイプのベール梱包がチェックされなければならず、また一部の場合には可能ですらないこともあるからである。

0010

一方で、たばこ粉末を製造するのに用いられる様々な種類のたばこ葉全体をブレンドし、たばこ葉のブレンド全体の所望のパラメータまたは特徴の全体レベルを調整することは、葉全体に対して特定のブレンダーを作製することを意図することになる。さらに、特定の装置の構成が必要になる。

0011

したがって、たばこブレンドの特徴のレベルを調整するのに適した、特に、均質化したたばこ材料において使用されるたばこブレンドの特徴のレベル(例えば、ニコチンレベル、還元糖レベル、またはアンモニアレベルなど)を制御しかつ変動させることが可能な、加熱式エアロゾル発生物品タイプ用の均質化したたばこ材料の新規な調製方法が必要とされている。

0012

第一の態様によると、本発明は、均質化したたばこ材料の製造方法であって、第一のたばこの特徴のための第一の標的値を選択する工程と;複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを別々に粉砕する工程と;第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程と;第二のたばこ粉末ブレンドを形成するように複数の異なる粉砕たばこ粉末のうちの少なくとも2種類をブレンドする工程と;第一のたばこ粉末ブレンドにおける該第一のたばこの特徴の値をチェックする工程と、を含む、該方法に関する。第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴の値が第一の標的値と異なる場合には、本発明の方法は、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物において、第一のたばこ粉末ブレンドにおける該第一のたばこの特徴の値とは異なる、第一のたばこの特徴の値を得るために、第二のたばこ粉末ブレンドを第一のたばこ粉末ブレンドに添加する工程と;第一のたばこ粉末ブレンドを混合する間に第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程と、をさらに含む。

0013

均質化したたばこ材料内に存在するたばこが、エアロゾル発生物品内に存在するたばこの実質的に大部分を構成するので、エアロゾルの特徴(例えば、その風味など)への影響は、主に均質化したたばこ材料に由来する。したがって、本発明によると、均質化したたばこ材料の成分は、結果として得られるブレンドしたたばこ粉末の少なくとも一特徴が既知になるようにブレンドされる。これは、調製のために使用されるたばこダストの厳密な組成が完全には周知でない従来の再構成たばこシートを凌ぐ著しい利点である。従って、均質化したたばこ材料の製造のためにたばこをブレンドすることは、結果として得られる異なる種類のたばこのブレンドのある一定の特徴(例えば、風味特徴など)に対して所定の標的値を設定し、かつこれに適合することを可能にする。本発明によるエアロゾル発生物品のための均質化したたばこ材料の製造のための出発材料は、それゆえたばこ葉であるカットフィラーをブレンドするためのたばことサイズおよび物理的特性がほぼ同一であるたばこ葉である。

0014

本発明によると、たばこが粉末状態であり、従来技術で見られるような葉の状態ではない場合に、たばこブレンドの所望の特徴(いわゆる第一の特徴)のレベルまたは値のチェックを行う。本発明の均質化したたばこ材料を製造する方法は、混合工程の間に、2つの処置である、ブレンドを形成するためにたばこ粉末の異なる種類を混合する処置と、たばこ粉末ブレンドの第一の特徴の所望される値を調整する処置とを同時に行うので、比較的効率が良くなりうる。さらに、たばこが粉末状態のときに、たばこ粉末ブレンドの所望される第一の特徴の値を調整することにより、それに続く均質化したたばこ材料製造においても、その結果を高い可能性で予測できるようになる。たばこ粉末ブレンドが本発明に従って調製される場合、所望される第一の特徴の値だけでなく、他のパラメータ(例えば、粉粒の平均サイズ、ブレンドの成分、ブレンドの重量、その他など)も含めた、たばこ粉末ブレンドの複数のパラメータが既知であってもよい。これらの全てのパラメータを知ることにより、混合物の特徴の大部分を完全に制御することができ、これは簡易的な再現を可能にして、エアロゾル発生装置消費者体感する均質化したたばこ材料の風味および味わいに一貫性を持たせることを可能にする。

0015

「均質化したたばこ材料」という用語は本明細書を通して、たばこ材料の粒子凝集によって形成される任意のたばこ材料を含むように使用される。本発明では、均質化したたばこのシートまたはウェブは、たばこ葉ラミナおよびたばこ葉茎の一方または両方を粉砕することによって、またはその他の方法で粉末化することによって得られた粒子状たばこを凝集することにより形成される。

0016

さらに、均質化したたばこ材料は、たばこの処理、取り扱い、および輸送の間に形成された少量のたばこダスト、たばこ微粉、およびその他の粒子状たばこ副産物のうちの一つ以上を含んでもよい。

0017

均質化したたばこ材料は、たばこの粒子の凝集を助けるために、1つ以上の内因性の結合剤、1つ以上の外因性の結合剤、またはその組み合わせを備えてもよい。均質化したたばこ材料は、たばこおよび非たばこ繊維、エアロゾル形成体、湿潤剤可塑剤風味剤フィラー水性および非水性の溶媒、ならびにこれらの組み合わせを含むがこれに限定されないその他の添加剤を含んでもよい。

0018

加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体としての使用が意図されている時、均質化したたばこは、乾燥質量基準で約5パーセントを超えるエアロゾル形成体含有量を持つことが好ましい場合がある。加熱式エアロゾル発生物品で使用するための再構成たばこは、エアロゾル形成体含有量が乾燥質量基準で約5重量パーセント〜約30重量パーセントでありうることが好ましい。

0019

本発明では、たばこブレンドはスラリーを作製するのに用いられるのが好ましく、該スラリーは適切にブレンドされた様々なたばこタイプのたばこラミナおよびたばこ茎によって形成される。「たばこタイプ」という用語は、たばこの異なる品種のうちの一つを意味する。本発明に関しては、これらの様々なたばこタイプは、ブライトたばこ、ダークたばこ、およびアロマティックたばこの3つの主な群に区別されうる。これらの3つの群間の区別は、たばこがたばこ製品において、さらに加工される前にたどる乾燥処理プロセスに基づく。

0020

ブライトたばこは、一般的に大きく、明るい色の葉を有するたばこである。本明細書を通して、「ブライトたばこ」という用語は熱風送管乾燥処理されたたばこに対して使用される。ブライトたばこの例としては、中国産の熱風送管乾燥処理されたたばこ、ブラジル産の熱風送管乾燥処理されたたばこ、米国産の熱風送管乾燥処理されたたばこ(バージニアたばこなど)、インド産の熱風送管乾燥処理されたたばこ、タンザニア産の熱風送管乾燥処理されたたばこ、または他のアフリカ産の熱風送管乾燥処理されたたばこが挙げられる。ブライトたばこは、糖対窒素の比が高いことによって特徴付けられる。感覚的な見方からは、ブライトたばこは、乾燥処理後、スパイスが効いていて活気のある感覚と関連付けられたたばこタイプである。ブライトたばこは、還元糖の含有量が葉の乾燥重量基準の約2.5パーセント〜約20パーセントであり、かつ総アンモニア含有量が葉の乾燥重量基準の約0.12パーセント未満であるたばこであるとされている。還元糖には、例えばグルコースまたはフルクトースが含まれる。総アンモニアには、例えばアンモニアおよびアンモニア塩が含まれる。

0021

ダークたばこは、一般的に大きく暗い色の葉を有するたばこである。本明細書を通して、「ダークたばこ」という用語は空気乾燥処理したたばこに対して使用される。さらに、ダークたばこは発酵していてもよい。主として噛みタバコ嗅ぎたばこ葉巻たばこ、およびパイプブレンド用に使用されるたばこもこの範疇に含まれる。感覚的な見方からは、ダークたばこは、乾燥処理後、スモキーでダークシガータイプの感覚と関連付けられるたばこタイプである。ダークたばこは糖対窒素の比が低いことによって特徴付けられる。ダークたばこに対する例は、バーレーマラウイまたは他のアフリカンバーレー、乾燥処理したダークブラジルガルパオ日光乾燥処理または空気乾燥処理したインドネシアカストリ(Kasturi)である。ダークたばこは、還元糖の含有量が葉の乾燥重量基準の約5パーセント未満、かつ総アンモニア含有量が葉の乾燥重量基準の最大約0.5パーセントのたばこであるとされている。

0022

アロマティックたばこは、しばしば小さい明るい色の葉を有するたばこである。本明細書を通して、「アロマティックたばこ」という用語は、芳香成分含有量、例えば精油の含有量が高い他のたばこに対して使用される。感覚的な見方からは、アロマティックたばこは、乾燥処理後、スパイスが効いていて芳香を持つ感覚と関連付けられたたばこタイプである。アロマティックたばこの例には、グリークオリエント、オリエントターキー、セミオリエントたばこであるが火力乾燥処理されたたばこ、ペリクなどのUSバーレー、ルスティカ、USバーレーまたはメリーランドがある。

0023

さらに、たばこブレンドは、いわゆるフィラーたばこを含んでもよい。フィラーたばこは具体的なたばこタイプではないが、ブレンドで使用され、かつ最終製品に特定の特徴を有する芳香の方向性をもたらさないその他のたばこタイプを補完するために主に使用される。フィラーたばこの例は、他のたばこタイプの茎、中央脈、または葉柄である。具体的な例は、ブラジル産の熱風送管乾燥された葉柄下部の熱風送管乾燥処理された茎でありうる。

0024

たばこの各種類の中で、たばこ葉は、例えば原産、植物内での配置、色、表面性状、サイズ、および形状に関してさらに等級分けされる。たばこ葉のこれらの特徴および他の特徴は、たばこブレンドを形成するために使用される。たばこのブレンドは、同一のタイプまたは異なるタイプに属するたばこの混合物であり、その結果、たばこブレンドは凝集した特定の特徴を持つ。この特徴は例えば、加熱または燃焼された時の独特の味わいまたは特定のエアロゾルの組成とすることができる。ブレンドは、一方の他方に対する所与比率の特定のたばこタイプおよび等級を含む。

0025

本発明によると、同一のたばこタイプ内での異なる等級は、各ブレンド構成成分のばらつきを低減するためにクロスブレンドされてもよい。本発明によると、少なくともある特定の予め定められた特徴を持つ所望のブレンドを実現するために、異なるたばこタイプおよび等級が選択されうる。例えば、ブレンドは、均質化したたばこ材料の乾燥重量基準あたりの還元糖、総アンモニア、または総アルカロイドの第一の標的値を持っていてもよい。総アルカロイドは、例えばニコチンおよび少量アルカロイドノルニコチン、アナタビンアナバシンミオスミンを含む)である。

0026

様々なたばこタイプは、一般的にラミナおよび茎で利用可能である。均質化したたばこ材料のためのたばこ混合物を製造するために、適切なたばこサイズ(例えば、スラリーを形成するのに適切なたばこサイズ)を得る目的で、選択されたたばこタイプを粉砕する必要がある。

0027

本発明によると、ブレンドを形成するように混合される種々のたばこタイプは、別々に区別されて粉砕され、すなわち、複数の「たばこ粉末」である各たばこタイプの粉末が、粉砕工程の終了時に使用可能になる。

0028

複数のたばこ粉末が形成される、この粉砕工程の後に、第一のブレンドが行われる。第一のブレンドは、好ましくは完成製品の感覚的な両方の特徴、つまり、その喫煙感覚が消費者に伝わることが望まれる特徴を考慮して、またたばこ粉末ブレンドの所望される第一の特徴の標的値に合致することを目的に、作製される。言い換えると、ブレンドは、獲得すべき特徴の所望される第一の標的値をもとより考慮して形成されるのが好ましい。

0029

本発明に従って選択された異なるたばこタイプのブレンドは粉砕した後に行われ、すなわち、ブレンドの工程は粉砕の工程の後に続けて行う。これにより単一の製造施設でのインラインブレンドが可能になる。さらに、ブレンドしたたばこ葉または細片の中間的な箱詰めプロセスおよび保存プロセスが必要とされない。有利なことに、選択されたたばこ粉末を、たばこ葉のための標準的な輸送用クレートに入れて、粉砕たばこ粒子が製造される施設へと送達することができる。粉砕たばこ粒子が製造される施設の出口において、粗く粉砕されたたばこ粒子を混合装置へとインラインで搬送することができる。好ましくは、混合装置、さらにはキャスティング装置が同じ場所にある。

0030

このように、ブレンド工程では、第一のたばこ粉末ブレンドが形成される。この第一のたばこ粉末ブレンドは複数の特徴を持っている。これらの特徴のうちの1つは、第一の特徴と称され、第一の標的値が予め決められている特徴である。したがって、第一のたばこ粉末ブレンドにおいて、この第一の特徴の値を、それが形成された後にチェックして、その値が所望の第一の標的値に合致するか否かを調べる。

0031

第一の混合工程で形成される第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値が、第一の標的値に等しいか、または実質的に等しい場合、すなわち、第一の標的値の許容範囲内である場合には、好ましくは続いてスラリーの調製を行い、第一のたばこ粉末ブレンドに他のスラリー成分(結合剤、エアロゾル形成体、水など)を添加する。

0032

第一のたばこ粉末ブレンドで測定された第一の特徴の値が所望の標的値とは異なる場合には、「補正処置」が行われる。第二のたばこ粉末ブレンドと称され、同様に様々な粉砕たばこタイプのブレンドである、さらなるたばこ粉末ブレンドが、第一のたばこ粉末ブレンドに添加される。この第二のたばこ粉末ブレンドは、適正に形成された場合、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物における第一の特徴の値全体を変える。第二のたばこ粉末ブレンドは、第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値とは異なる第一の特徴の値を有する。したがって、第一の粉末ブレンドと第二の粉末ブレンドとが混合されると、得られる第一の特徴の値は、第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値と、第二のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値の両方の値と異なることになる。

0033

たばこ粉末ブレンドが混合されている間に、第二のたばこ粉末ブレンドを添加する。最初は第一のたばこ粉末ブレンドのみが混合され、第二のたばこ粉末ブレンドが添加されている間には、均質混合物が得られるように混合を継続するのが好ましい。

0034

第一のたばこ粉末ブレンドが既にスラリーの状態、つまり既に液体混合物の状態であるときに、第二のたばこ粉末ブレンドが添加されてもよい。第一のたばこ粉末ブレンドは、水を含有する他のスラリー成分(パルプなど)と混合されてもよく、続いて第二のたばこ粉末ブレンドが、既に形成されたスラリーに添加されて、スラリー状態で存在する第一の特徴を改変してもよい。第二のたばこ粉末ブレンドが添加されるときに行われる第一のたばこ粉末ブレンドの混合は、第二のたばこ粉末ブレンドがスラリーに添加されている間の、第一のたばこ粉末ブレンドを含有するスラリーの混合を意味する。

0035

第一の特徴を含む混合物の特徴は、2種類のたばこ粉末ブレンドのいくつかの特徴が既知であるために、容易に再現することができる。例えば、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドのたばこ粉末のサイズは既知である。また、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの重量および重量間の比は既知である。したがって、第一の特徴の所定の値が望まれる場合には、こうした値は、さらなるたばこ混合物を製造するためのさらなるバッチで容易に再現することができる。

0036

第一の特徴の値が、まだ全葉の状態である時のたばこで測定され、したがって、ブレンドを形成する異なるたばこタイプの全ベール梱包を分析しなければならなくなった場合には、葉の段階での第一の特徴の種々の程度が、粉末段階での同一の特徴の程度とは異なる恐れがあるために、第一のたばこ粉末ブレンドにおいて得られた第一の特徴の値が異なっていた可能性がある。さらに、全葉のたばこの各ベール梱包における第一の特徴の値を調整することは、極めて時間がかかるプロセスであり、加えて、種々のたばこタイプをブレンドすることによって最終結果が変更される場合もある。第一のたばこブレンドに第二のたばこブレンドを添加することによって、混合する間、ブレンドを形成するのに使用される全ての異なるたばこタイプでこうした第一の特徴の値をチェックする必要なしに、第一の特徴の値を容易に改変することが可能になる。

0037

また、この方法の一段階では、混合により均質ブレンドが形成され、また第一の特徴の調整が行われる。

0038

少なくとも一標的値を選択することによってブレンド中のたばこの少なくとも第一の特徴を制御すると、たばこブレンドが用いられているエアロゾル形成物品のエアロゾルに含まれる化合物の少なくとも一部の制御が可能になりうる。これは、たばこの第一の特徴によって決まる芳香または化学的性質が、ある程度予見可能であり、再現可能であることを意味している。従って、均質化したたばこ材料は、特定のブレンドが可燃性エアロゾル発生物品(紙巻たばこなど)を特徴付ける仕方と同様に、例えば、均質化したたばこ材料を定義する特異的な特徴、または「風味」、または再現可能な特徴を有する。

0039

別の方法としてまたは追加的に、第一の特徴の選択は、均質化したたばこ材料の特徴の制御に影響を与える場合があり、これは芳香または風味には影響しないが、材料が処理されうる方法に影響を及ぼす。ある一定のたばこの特徴の制御は、エアロゾルの特徴にある程度影響を与えるだけでなく、最終製品を得るための均質化したたばこ材料の処理中の特徴にも影響を与えることが分かっている。すなわち、処理の種類ならびに所望される効果および結果に依存して、均質化したたばこ材料のある特徴を増強または抑制するように、たばこブレンド中に存在するたばこの第一の特徴を選択することができる。

0040

好ましくは、該第二のたばこ粉末ブレンドは、第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値とは異なる第一の特徴の値を有する。

0041

好ましくは、混合物における第一のたばこの特徴の値を改変する工程は、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物における第一のたばこの特徴の値を、第一の標的値に近づけることを含む。第一のたばこの特徴の第一の標的値が望まれる場合には、第二のたばこ粉末ブレンドが第一のたばこ粉末ブレンドに添加され、この第二のたばこ粉末ブレンドは、第一のたばこ混合物の第一の特徴の値を「正しい方向に」変えることができる第一の特徴の値を有している。

0042

さらに好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴の値が第一の標的値よりも高い場合には、方法は、該第一の標的値よりも低い第一の特徴の値を有する第二のたばこブレンドを添加する工程を含み;または、第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴の値が第一の標的値よりも低い場合には、方法は、該第一の標的値よりも高い第一の特徴の値を有する第二のたばこブレンドを添加する工程を含む。したがって、2種類のたばこブレンドの混合物における第一の特徴の値は、容易に変えることができる。第一のたばこブレンドにおける第一の特徴の値を知った上で、第一の標的値とは異なるが、相対して超過する方向に異なる第一の特徴の値を有する第二のたばこブレンドを好ましくは添加し、その結果、添加によって第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物の第一の特徴の値が第一の標的値に近づくようになる。

0043

好ましくは、該第一のたばこの特徴は、均質化したたばこ材料の中に存在するたばこ合計量の乾燥重量基準での還元糖、総アルカロイド、または総アンモニアの量である。さらに好ましくは、総アルカロイドの中で、第一のたばこの特徴は、均質化したたばこ材料の中に存在するたばこ合計量の乾燥重量基準でのニコチンの量である。

0044

還元糖は、たばこの中の様々な他の化合物(アミノ酸など)のレベルに対する指標になりうる。特定のアミノ酸はある一定のエアロゾル成分のレベルに影響する場合があるため、還元された糖はある一定のエアロゾル成分の間接的な指標である場合がある。たばこの中の還元糖の含有量が非常に高いと、エアロゾルに酸性を付与するため望ましくない場合がある。還元糖はエアロゾルの中の含水量を増加する場合があるので、軟化剤として作用する場合がある。アルカロイドに対する糖の比を、逆の効果のバランスの指標とすることができ、それゆえ良好なエアロゾル品質の指標として機能する。高い比はマイルドさおよび滑らかさを示す傾向があるが、一方で非常に低い比は強過ぎて不快なエアロゾルを示す場合がある。この比が高すぎる場合、たばこがマイルドすぎると考えられることを示す場合がある。適度なアルカロイド含有量と組み合わされた高い糖含有量は、エアロゾル発生物品のエアロゾル中の特に好ましい特徴である。還元糖に対する標的値は、均質化したたばこ材料の中に存在するたばこ合計量の乾燥重量基準で約8パーセント〜約18パーセントであることが好ましい。還元糖の量のこの選択された標的値はエアロゾルに心地良い芳香を与えることが分かっている。さらに、還元糖量のこの選択された標的値が処理中に均質化したたばこ材料の可塑性を高めることが分かっている。

0045

均質化したたばこ材料ウェブに由来する均質化したたばこ材料を含むエアロゾル発生物品の製造中、均質化したたばこウェブは、一般にある程度の物理的取り扱い(例えば、湿潤、移動、乾燥、および切断など)に耐える必要がある。従って、最終的なたばこ材料の品質に対する影響がないまたは影響が最小限である、このような取り扱いに耐えるように適合された均質化したたばこウェブを提供することが望ましいことになる。特に、均質化したたばこ材料ウェブが完全な破れまたは部分的な破れをほとんど示さないのが望ましいことになる。破れた均質化したたばこウェブは、製造の間のたばこ材料の損失につながる可能性がある。部分的にまたは完全に破れた均質化したたばこウェブは、機械ダウンタイム、ならびに機械の停止中および起動中の廃棄物にもつながる場合がある。従って、製造中の欠陥および裂けを回避するために均質化したたばこ材料が非常に均質であることを必要とする一方で、他方では処理中に均質化したたばこ材料に作用する力に耐える十分高い引張強さを有する必要がある。

0046

従って、やや高い引張強さを意味する可塑性の特徴は、機械の停止の回避および生産収率の増加のために重要な態様である。本発明によると、この態様は、有利なことに、ブレンドの中に存在する還元糖の所定値を標的化することによって制御することができる。要約すると、還元糖量は、エアロゾルの風味だけでなく、キャスティングおよび処理した時に均質化したたばこ材料の品質にも影響を与えることが分かっている。

0047

さらなる標的値である、合計アンモニア量または合計アルカロイド量のいずれかは、本発明により選択されることが好ましい。合計アルカロイドは、エアロゾルの中のニコチン量の指標である。従って、たばこの中の合計アルカロイド量を制御することによって、エアロゾル発生物品を使用する間に形成され吸い込まれるエアロゾルの中のニコチン量を制御できるようにする。

0048

合計アンモニアは、エアロゾルの中の合計アンモニアのある程度の指標でありうる。有利なことに、第二のたばこの特徴は合計アルカロイドであり、そして前記第二の標的値は、乾燥質量基準で均質化したたばこ材料の中に存在するたばこの合計量の約0.5パーセント〜約3.8パーセントから成る。合計アルカロイド標的値は、乾燥質量基準で均質化したたばこ材料の中に存在するたばこの合計量の約1.5パーセント〜約3.5パーセントから成ることが好ましい。ニコチンはアルカロイドであり、それゆえ合計アルカロイド量を制御することは、その結果均質化したたばこ材料の中のニコチン量を制御する場合がある。前記第二のたばこの特徴は合計アンモニアであり、かつ前記第二の標的値は、乾燥質量基準で均質化したたばこ材料の中に存在するたばこの合計量の約0.2パーセント未満であることが好ましい。合計アンモニア含有量を可能な限り低く保つことが好ましい。ブレンドの中の合計アンモニアの制御は、エアロゾル発生物品の中の均質化したたばこ材料が使用される時に送達される、エアロゾルの化学組成の制御にある程度リンクしている。このようにして、エアロゾルの中のニコチン送達は、ある程度予測可能かつ再現可能である。

0049

ニコチンは、エアロゾル発生物品において重要なパラメータである。ニコチンの値は、例えば、エアロゾル発生物品自体の種別を決定する。それは、エアロゾル発生物品の風味または味わいの有力な要因ともなる。それゆえに、一般的に、その値を制御することが望ましい。例えば、ニコチンの範囲は、たばこ粉末の乾燥重量基準で0.01%〜7%であるか、または1%〜2%でありうる。

0050

好ましくは、発明の方法は、第二のたばこ粉末ブレンドの添加後に第一のたばこの特徴の値をチェックすることを含み、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物における第一のたばこの特徴の値が第一の標的値付近の許容範囲内にある場合には、方法はさらに、混合物を含むスラリーを形成することと、スラリーから均質たばこ材料のシートを形成することと、を含む。混合物が第一の特徴の所望される値を有する場合、すなわち、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物中に存在するたばこ粉末が第一の特徴の標的値に達していた場合には、混合物中に存在するたばこ粉末のこの含量から、スラリーを形成し、続いてスラリーを用いて、均質化したたばこシートを例えばキャスティング工程により形成する。

0051

好ましくは、第二のたばこ粉末ブレンドを添加することは、第一のたばこ粉末ブレンドと実質的に同じ比率で同一のたばこタイプを含む、第二のたばこ粉末ブレンドを添加することを含む。好ましくは、第二のたばこ粉末ブレンドのブレンドは、第一のたばこ粉末ブレンドのブレンドと好ましくは同一である。ブレンドが同一でありうる、つまり第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの両方に対して、同一の比率で同一のたばこタイプが使用されているが、第一の特徴の値は2種類のブレンドの間で異なりうる。上述したように、同一のたばこタイプ内で、第一の特徴の値は、例えば、等級、植物における葉の位置などに依存して異なりうる。好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドとは、たばこタイプおよびその比率において同一であり、したがって、第二のたばこブレンドを添加しても、混合物のブレンド自体は変化しておらず、すなわち、たばこタイプとこれらのたばこタイプが混合物中に存在する比率とが、第二のたばこ粉末ブレンドを第一のたばこ粉末ブレンドに添加することによって変化しない。

0052

好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドに添加される第二のたばこ粉末ブレンドとその量が、平均計算によって選択される。上述したように、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの両方が同一のブレンドによって形成される、すなわち、これら両方が同一のたばこタイプを同一の比率で含んでいることが好ましい。しかしながら、好ましくは、これらは第一の特徴の値において異なっており、例えば、第一の特徴の値は、標的値よりも高いか、または低い可能性がある。利用可能なたばこ粉末ブレンドのうちのどの第二のたばこ粉末ブレンドを、どの程度の量で第一のたばこ粉末ブレンドに添加すべきかを決定するために、好ましくは以下の計算を行う:
混合物における第一の特徴の最終の所望される値=((ミキサー内の第一のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値)×(ミキサー内の第一のたばこ粉末ブレンドの量(kg))+(保存された第二のたばこ粉末ブレンドにおける第一の特徴の値)×(添加済みの保存された第二のたばこ粉末ブレンドの量(kg)))/(ミキサー内の第一のたばこ粉末ブレンドの量+添加済みの保存された第二のたばこ粉末ブレンドの量)。

0053

こうした計算の利点はかなり分かり易いことであり、またミキサーにおける予想される値の挙動を予測することができ、第一の特徴のチェックされた値を迅速に調整することができることである。

0054

好ましくは、第二のたばこ粉末ブレンドを添加し、混合した後に、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物における第一の特徴の値をチェックする。

0055

好ましくは、複数の異なる粉砕たばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを粉砕する工程が、第一の平均粉末サイズを有する複数の異なる粗く粉砕されたたばこ粉末を得るように異なるたばこタイプを粗く粉砕することと;第一の平均粉末サイズよりも小さい第二の平均粉末サイズを有する、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物を得るように、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物を細かく粉砕することと、を含む。

0056

本発明による粉砕する段階中に使用されるエネルギーを最小化するために、粉砕する段階は2つの工程へと分けられる。本発明によると、粗く粉砕する工程はたばこ細片を小さいサイズへと粉砕することを含む一方で、それと同時にたばこの細胞構造は実質的に損傷されないままとなることが好ましい。それゆえ、粗く粉砕したたばこ粒子は実質的に乾燥したままである。乾燥したたばこ粒子は、例えば、保存するため、ブレンドするため、および他のその後のプロセスのために簡単に取り扱うことができるためこれは有利である。粗く粉砕する工程を含むことによって、有利なことに、細かく粉砕する工程でのエネルギー消費量を約30パーセント減少できることが分かっている。従って、粗い粉砕がない場合と同一のレベルにエネルギー消費量が保持される場合に、細かく粉砕する工程を通して可能な処理量を増加するために、この細かく粉砕する工程でのエネルギー消費量の減少を利用することができる。有利なことに、粗く粉砕されたたばこ粒子の製造には細かく粉砕されたたばこ粉末の製造のために必要とされるよりも高機能な機械を利用する必要がないため、これは製造コストの低下も可能にする。

0057

このように、本発明の方法の第一の粉砕工程では、たばこは粗く粉砕される、すなわち、たばこの細胞が概して壊されないか、または破壊されない粒子サイズまで細かくされる。有利なことに、この段階では、結果として得られる粗く粉砕されたたばこは乾燥した状態に留まり、そのため結果として得られる粗い粉砕されたたばこの粘性のあるまたは粘着性の挙動も回避される。

0058

この第一の粗く粉砕する工程の後、追加的に粉砕する工程では、たばこは、スラリーの形成に適切な平均粒子サイズを有するたばこ粉末へと粉砕される。この第二の粉砕する工程では、たばこの細胞はある程度までまたは完全に破壊される。

0059

たばこ粉末の平均サイズを減少させることによって、本明細書に記述される均質化したたばこウェブを形成するために必要とされる結合剤がより少量で済む場合がある。より細かい粉末サイズまでたばこを細かく粉砕することによって、例えば、ペクチン、ニコチン、精油、および他の風味などのたばこ細胞内の物質をたばこ細胞からより簡単に放出することができるとも考えられる。

0060

たばこの粗い粉砕を、例えば、ブレンドで使用される各たばこタイプのための並列的なプロセスラインで行えることが好ましい。あるいは、たばこの粗い粉砕を直列で、すなわち順々に1つのたばこタイプで行うことができる。第一の実施形態は、異なるたばこタイプが粗く粉砕する間に異なる処理を必要とする場合には好ましい。

0061

好ましくは、異なるたばこタイプを別々に粉砕する工程の前に、本発明の方法は、第三の平均サイズを有する複数の異なるたばこ細片を得るように、該異なるたばこタイプを別々に細断することを含む。さらに好ましくは、第一の平均サイズは、第三の平均サイズよりも小さい。たばこ粒子サイズを減少させることを複数の別々の工程に分割することによって、各個別の低減工程の間の全体的なエネルギー消費量をさらに減少させる。したがって、たばこをラミナおよび茎のサイズから第一の平均サイズを有する粒子サイズへと粉砕する工程はまた、2つの下位工程、すなわち、たばこが数センチメートルの平均サイズまで細断される第一の細断工程と、続いて所望の第一の平均サイズまで粗く粉砕する工程とで実施されることが好ましい。

0062

好ましくは、第一の平均粉末サイズは、約300マイクロメートル〜約1200マイクロメートルに包含されている。このサイズでは、好ましくは、たばこ細胞は損傷されていないままである。特にこのサイズでは、たばこ粒子は本質的に乾燥したままであり、また非粘着性である。細かく粉砕するプロセスに割り当てられるエネルギーの量は粒子サイズと反比例する。すなわち、粗く粉砕する段階後の粒子サイズが小さいほど、粗く粉砕するプロセスにより多くのエネルギーを割り当てることができる。したがって、その後の細かく粉砕するプロセスのために必要とされるエネルギーの量を低減することができる。

0063

細かい粉砕に対して、ふるい、または好ましくはミル分級機を使用してもよい。

0064

好ましくは、第二の平均粉末サイズは、約50マイクロメートル〜約150マイクロメートルに包含されている。第二の平均サイズは、粉砕によってたばこ細胞が少なくとも部分的に破壊されるサイズを表す。さらに、この第二の平均サイズを有するたばこの粉末を使用して得られたスラリーは滑らかで均一である。

0065

好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物の量は、均質化したたばこ材料の乾燥重量基準で約20パーセント〜約93パーセントに包含されている。さらに好ましくは、混合物におけるブレンドされたたばこ粉末は、均質化したたばこ材料の中に含まれるたばこの合計量の約50パーセント〜約100パーセントを含んでいる。たばこブレンドは、均質化したたばこ材料の中に存在するたばこの全体または少なくとも大部分を実質的に表す。たばこブレンドを形成するたばこの特徴を制御することは、均質化したたばこ材料の中のたばこの少なくとも大部分の特徴を制御することを意味する。特定されたたばこの特徴の標的値の適切な選択は、ブレンドが実際に均質化したたばこ材料のたばこの大部分を含有するという事実に起因して、均質化したたばこ材料がエアロゾル形成体として使用される時に形成されるエアロゾルの特徴の制御、および均質化したたばこ材料製造プロセスの制御を可能にする。

0066

好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドを形成するように異なる粉砕たばこ粉末をブレンドする工程と、第一のたばこ粉末ブレンドを混合する工程とには、異なるたばこタイプの異なる粉砕たばこ粉末をミキサーに入れて、第一のたばこ粉末ブレンドを形成する工程と;ミキサー内で第一のたばこ粉末ブレンドによって得られるレベルをチェックする工程と;ミキサー内の第一のたばこ粉末ブレンドのレベルが閾値レベルを超える場合には、ミキサーから第一のたばこ粉末ブレンドの一部を除去した後に第二のたばこ粉末ブレンドを添加する工程と、が含まれる。

0067

このミキサー内のたばこ粉末ブレンドのレベルをチェックする工程は、スラリーがバッチで製造される時、つまりスラリーが単位時間あたり所定の量で製造される時に行われるか、またはオンラインで行われうる。続いて、スラリーバッチはさらに処理され、時間のずれが2種類の異なるバッチ製造の間に生じる。オンラインスラリー製造は、スラリーが、間断なく連続的に製造されるプロセスである。

0068

好ましくは、本発明の方法は、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドの混合物において、第一のたばこ粉末ブレンドでチェックした第一のたばこの特徴の値を改変するのに適正な第一の特徴の値を有する第二のたばこ粉末ブレンドが利用できない場合には、第一のたばこ粉末ブレンドを保存する工程を含む。こうした第二のたばこ粉末ブレンドが利用できない場合には、すなわち、得られた混合物において第一の特徴の値を適正な方法で変動させることができる追加のたばこブレンドがない場合には、2種類のブレンドの混合物は、所望の性質を持たないことになるため、形成されることはない。続いて、第一のたばこ粉末ブレンドは保存され、所望の特徴の値を有する第二のたばこ粉末ブレンドが利用できるようになるまで、好ましくは保管される。

0069

有利なことに、この方法は均質なたばこ材料のシートを乾燥する工程を含む。均質化したたばこ材料のウェブまたはシートは、上述のたばこ粉末のブレンドを含んで調製されたスラリーを支持表面上でキャスティングすることを一般的に含むタイプのキャスティングプロセスによって形成されることが好ましい。次に、均質化したたばこ材料のシートを形成するためにキャストたばこウェブを乾燥し、次に、支持表面から取り外すことが好ましい。キャスティングにおける該キャストたばこウェブの水分は、約60パーセント〜約80パーセントであることが好ましい。均質化したたばこ材料の製造のための方法は、前記キャストたばこウェブを乾燥し、前記キャストたばこウェブを巻き取る工程を含むことが好ましい。巻き取る工程における該キャストたばこウェブの水分は、たばこ材料ウェブの乾燥重量の約7パーセント〜約15パーセントであることが好ましい。巻き取る工程における前記均質化したたばこウェブの水分は、均質化したたばこウェブの乾燥重量の約8パーセント〜約12パーセントであることが好ましい。

0070

有利なことに、発明の方法は、金属体と考えられるものの存在を検出することを含む。たばこのベール梱包は、夾雑物または異物をその中に含みうる。一部の夾雑物は、粉砕の間に破砕されうるが、金属要素は破砕されない可能性があり、粉砕に使用される粉砕機またはミルに悪影響さえも及ぼしうる。したがって、これらの金属要素は除去されるのが好ましく、自動的に、例えば1つ以上の磁石もしくはフラップ付きの金属検出器を用いて、またはその両方の組み合わせを用いて除去されるのがより好ましい。

0071

好ましくは、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドとを混合する工程は、第一のたばこ粉末ブレンドと第二のたばこ粉末ブレンドとを、約5分〜約480分に含まれる時間間隔の間、混合することを含む。たばこ混合物で製造された均質化したたばこ材料の重要な特徴は、その均質性である。あまり均質ではない均質化したたばこシートは一般的にいくつかの欠陥を含み、これは、所望の仕様の範囲内に入らないために廃棄しなければならない不十分な完成製品をもたらす。それゆえに、たばこ混合物は、所望の均質性が得られるまで混合されるのが好ましい。混合時間は、特に、たばこ粉末のサイズ、ブレンド内に存在するたばこのタイプ、および得られる均質化したたばこシートの所望の特徴に依存する。

0072

混合の間に第一の特徴の値がチェックされ、標的値と同等ではない場合に調整プロセスを行うという上述した制御は、他のたばこの特徴に対して繰り返されうる。このように、複数の標的値(第一の標的値、第二の標的値など)を設定することができ、混合の間にこれらの標的値の値がチェックされる。その値が標的値に対して同一ではない場合には、これらの値を修正するために、別の追加のブレンドをミキサーに導入することができる。

0073

したがって、好ましくは、複数の追加のたばこ粉末ブレンドが保存されている。これら複数のうちの各異なるたばこ粉末ブレンドは、同一のたばこタイプを同一の比率で用いて得られ、すなわち、同一のブレンドを含んでいるが、標的値のうちの1つと同等ではない様々な特徴のうちの1つを有する。換言すると、得られる第一のたばこ粉末ブレンドのバッチを安定化するために保存されたたばこ粉末ブレンドは、予め設定した標的値とは異なる特徴の値を1つのみ有するものである。

0074

標的値とは異なる特徴の値を2つ以上有するたばこ粉末ブレンドがある場合には、そのブレンドは保存されるが、所望の特徴の中から1つの特徴に達するまで、同一のブレンドの他の保存されたたばこ粉末を用いて、他のブレンドと混合される。
具体的な実施形態を以下の添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに説明する。

図面の簡単な説明

0075

図1は、本発明による均質化したたばこ材料のためのスラリーを製造する方法の流れ図を示す。
図2は、図1の方法のブロック図の異形を示す。
図3は、本発明による均質化したたばこ材料の製造方法のブロック図を示す。
図4は、図1図2、または図3の方法の工程のうちの1つの拡大図を示す。
図5は、図1図2、または図3の方法の工程のうちの1つの拡大図を示す。
図6は、図1および図2の方法を実施するための装置の概略図を示す。
図7は、図3の方法を実施するため装置の概略図を示す。
− 本発明の方法で使用し得るキャスティングステーションの概略図を示す。

実施例

0076

最初に図1および図2を参照すると、本発明によるたばこ混合物の製造方法が示されている。本発明の方法の第一の工程は、均質化したたばこ材料を製造するためのたばこブレンドに使用されるたばこタイプの選択100である。本方法で使用されるたばこタイプは、例えばブライトたばこ、ダークたばこ、アロマティックたばこ、およびフィラーたばこである。

0077

均質化したたばこ材料に使用されるものの製造を意図した選択されたたばこタイプのみが、本発明の方法の以下の工程による処理を受ける。

0078

方法は、選択したたばこを設置するさらなる工程101を含む。この工程は、例えば、製品追跡およびトレーサビリティのためにバーコードリーダーによって検証することができる等級および量などのたばこの完全性点検する工程を含んでもよい。たばこの葉は、収穫および乾燥処理の後、葉柄位置、品質、および色を記述する等級が与えられる。

0079

さらに、均質化したたばこ材料の製造のためにたばこを製造施設に移送する場合には、設置する工程101は、たばこ箱を再度箱詰めする工程またはたばこ箱のケースを開ける工程も含んでもよい。次に、再度箱詰めされたたばこは、たばこを計量するために計量ステーションに供給されることが好ましい。

0080

さらに、たばこを設置する工程101は、通常たばこ葉は箱詰めされて移送される時にベール梱包内で搬送されるので、必要に応じてベール梱包を開く工程を含んでもよい。

0081

たばこのベール梱包はたばこタイプに応じて分離される。例えば、各たばこタイプのための処理ラインがあってもよい。従って、以下に詳細に述べるように、各たばこタイプに対して以下の工程が実施される。これらの工程は、続いて、1つの生産ラインのみを必要とするように、タイプ毎に実施されてもよい。あるいは、異なるたばこタイプは分離したラインで処理されてもよい。一部のたばこタイプに対する処理工程が異なる場合、これは有利でありうる。例えば、従来の主なたばこプロセスでは、ダークたばこは通常追加的なケーシングを受けるので、ブライトたばことダークたばことは少なくとも部分的に分離されたプロセスで処理される。ところが、本発明によると、均質化したたばこウェブの形成の前にブレンドされたたばこ粉末にケーシングを添加しないことが好ましい。

0082

さらに、本発明の方法はたばこ葉を粗く粉砕する工程102を含む。

0083

本発明の方法の変形例によると、図2に図示するように、たばこを設置する工程101の後で、かつたばこを粗く粉砕する工程102の前に、細断する工程103が実施される。細断する工程103では、たばこは、平均サイズが約1ミリメートル〜約100ミリメートルである細片へと細断される。

0084

細断する工程103の後、細片から非たばこ材料を取り除く工程(例えば、金属除去工程)を実施することが好ましい(図1および図2に図示せず)。

0085

その後、細断されたたばこは、粗く粉砕する工程102に向かって搬送される。たばこ葉の細片を粗く粉砕するためのミルへのたばこの流量を制御および測定することが好ましい。

0086

粗く粉砕する工程102では、たばこ細片のサイズは、約0.3ミリメートル〜約1.2ミリメートルの第一の平均粒子サイズまで減少する。この段階では、たばこ粒子はその細胞がまだ実質的に損傷されておらず、また結果として得られる粒子はこれに関連する搬送問題をもたらさない。

0087

粗く粉砕する工程102の後、たばこ粒子は、ブレンドする工程104へ(例えば、空気輸送によって)搬送されることが好ましい。ブレンドする工程104では、所望される第一のたばこ粉末ブレンドを形成するために、たばこブレンド用に選択された様々なたばこタイプの粗く粉砕されたたばこ粒子の一部をブレンドする。従って、ブレンドする工程104は全ての選択されたたばこタイプに対して単一の工程である。これは、ブレンドする工程の後には、第一のたばこブレンドに含まれる異なるたばこタイプの全てに対して単一のプロセスラインのみが必要であることを意味する。

0088

ブレンドする工程104では、粒子状の様々なたばこタイプの混合を実施することが好ましい。第一のたばこ粉末ブレンドの性質のうちの1つ以上を測定および制御する工程112を実施することが好ましい。この制御について以下に詳述する。

0089

図4では、ブレンドする工程104の間の、様々なたばこタイプ、本特定の実施例では1、2、3、4と称する4種類の異なるのたばこタイプの導入を示す。このように、第一のたばこ粉末ブレンドを形成する。当然のことながら、各たばこタイプはそれ自体が下位ブレンドである可能性があり、言い換えれば、「ブライトたばこタイプ」は、例えば、バージニアたばことブラジル熱風送管乾燥処理たばことの異なる等級のブレンドである可能性がある。

0090

ブレンドする工程104では、標的値が、得られる第一のたばこ粉末ブレンドの第一の特徴に対して設定される。この第一の特徴は、例えば、均質化したたばこ材料用のスラリーを得る前の第一のたばこ粉末ブレンドに存在するニコチンの量またはアンモニアの量であり、したがって、標的値は、均質化したたばこ材料に存在するニコチンの所望されるレベルまたはアンモニアの所望されるレベルとなる。

0091

ブレンドする工程104、および測定および制御する工程112の後、約0.05ミリメートル〜約0.15ミリメートルのたばこ粉末平均サイズまで細かく粉砕する工程105が実施される。この細かく粉砕する工程105は、たばこのサイズをスラリーの調製のために適切な粉末サイズまで減少する。この細かく粉砕する工程105の後、たばこの細胞は少なくとも部分的に破壊され、たばこ粉末が粘着性になる場合がある。

0092

このようにして得られたたばこ粉末は、たばこスラリーを形成するためにすぐ使用することができる。あるいは、例えば、適切な容器内でのさらなるたばこ粉末の保存の工程を挿入してもよい(図示せず)。

0093

図3には、測定および制御する工程112の詳細を示す。粗く粉砕する工程102では、好ましくは、各粉砕されたたばこタイプをミキサーに入れる。異なるタイプの粉砕たばこ粉末がミキサーに入ったままになる一方、所望される第一のたばこ粉末ブレンドの組成に含まれる他のたばこタイプの別のベール梱包のたばこ葉も粉砕され、ミキサーに入る。

0094

このプロセスは、第一のたばこ粉末ブレンドを構成するのに必要なたばこタイプの全てが適正な相対量でミキサーの中に入る時点まで実施される。実際には、第一のたばこ粉末ブレンドを形成するたばこタイプの全てがミキサーに導入されたか否かをチェックする(工程1121)。導入されていない場合には、導入を続ける。導入された場合には、ミキサーはその内容物を混合し始める。好ましくは、ミキサーを、ミキサー内が均質材料になる時点まで作動させる。

0095

さらに、第一の特徴の値、例えば、工程1122においてミキサー内に存在する第一のたばこ粉末ブレンドのニコチンレベルの値またはアンモニアレベルの値についてチェックを行う。例えば、ミキサー内容物のサンプルを採取し、特定の成分(ニコチン、アンモニアなど)のレベルをチェックする。

0096

こうして、工程1123では第一の標的値との比較を行う。第一の特徴の値が第一の標的値と同等であるか、または標的値付近の所望される値の範囲内である場合には、上記に詳述したように、細かく粉砕する工程105により製造を続行する。

0097

第一の特徴の値が第一の標的値と同等ではないか、または標的値付近の所望される値の範囲にはない場合、例えば、第一の特徴の値が高過ぎるかまたは低過ぎる場合には、以下のことを行う。

0098

任意選択的に、工程1124でミキサーが一杯になっているか否かをチェックする。ミキサーが一杯になっている場合、工程1125でミキサー内容物の一部を抽出および保存し、残りの部分、すなわちミキサーに残留している第一のたばこ粉末ブレンドの一部に関して、次に続く工程を行う。

0099

ミキサーが一杯ではない場合か、またはミキサーの内容物の一部が工程1124で部分的に除去された場合には、第一の特徴の値を相対して超過する量を有する同一のブレンドの保存されたたばこ粉末があるか否かをチェックする(工程1126)。この粉末が保存場所にある場合には(工程1127)、保存されたたばこ粉末をミキサーに添加する(工程1129)。

0100

使用される保存されたたばこ粉末の選択、ならびにミキサーに添加される保存されたたばこ粉末の定量は、標準平均計算を用いて、得られた混合物中の第一の特徴(1C)の評価値を計算することにより行う。

0101

例えば:
第一の特徴の最終の推定される獲得値=((ミキサー内の1Cの値)×(ミキサー内の第一のブレンドの量(kg))+(保存されたたばこにおける1Cの値)×(添加済みの保存されたたばこの量(kg)))/(ミキサー内の第一のブレンドの量+添加済みの保存されたたばこの量)。

0102

こうした保存されたたばこ粉末が存在しない場合には、ミキサー内に存在する第一のたばこ粉末ブレンドを保存し、ミキサーから除去する(工程1128)。

0103

保存されたたばこ粉末を加えた後、混合する工程を行う(工程1130)。

0104

続いて、プロセスが工程1122に戻り、そこで、第一のたばこ粉末ブレンドと添加済みの保存されたたばこ粉末との混合物となっている、ミキサーの内容物から新しいサンプルを採取し、第一の特徴の値を再度評価する。

0105

その結果がなおも第一の標的値と実質的に同等ではないか、またはその付近の許容範囲内ではない場合には、第一の特徴の所望の標的値を得るまで、工程1123〜工程1130を繰り返す。

0106

所望される第一の特徴値が得られた場合、ミキサー内のたばこの混合物を細かく粉砕する工程105にかけ、続いて好ましくは、細かく粉砕されたたばこ粉末の混合物を用いてスラリーを調製する。

0107

ここで図5を参照すると、均質化したたばこウェブの製造のための本発明の方法が示されている。工程112から、細かく粉砕する工程105を実現した後、ミキサー内のたばこ粉末ブレンドをそれに続くスラリー調製工程106で使用する。スラリー調製工程106の前またはその間に、本発明の方法は、2つのさらなる工程、すなわち、繊維を水中に均一に分散して精製するためにセルロース繊維5と水6とをパルプ化するパルプ調製工程107と、エアロゾル形成体7と結合剤8とを予混合する懸濁液調製工程108とを含む。エアロゾル形成体7はグリセロールを、結合剤8はグアーを含むことが好ましい。有利なことに、懸濁液調製工程108は、水を導入することなくグアーとグリセロールとを予混合することを含む。

0108

スラリー調製工程106は、エアロゾル形成体と結合剤との予混合溶液をスラリー混合タンクへ移送することと、パルプをスラリー混合タンクへ移送することと、を含むことが好ましい。さらに、スラリー調製工程は、パルプが入ったスラリー混合タンクへたばこ粉末ブレンドを投与し、そしてグアーとグリセロールとの懸濁液を投与する工程を含む。この工程は、スラリーの均一性および均質性を確保するために高剪断ミキサーを用いてスラリーを処理する工程も含むことがより好ましい。

0109

スラリー調製工程106は水を添加する工程も含むことが好ましく、望ましい粘性および水分を得るためにスラリーに水が添加される。

0110

均質化したたばこウェブを形成するために、工程106により形成されたスラリーをキャスティング工程109でキャスティングすることが好ましい。このキャスティング工程109は、キャスティングステーションへスラリーを移送することと、スラリーを均質で均一なフィルム厚さを有するウェブへと支持体上でキャスティングすることとを含むことが好ましい。キャスティング工程中、キャストウェブの厚さ、水分、および密度がキャスティングの直後に制御されることが好ましく、またプロセス全体にわたりスラリー測定装置を使用して連続的にモニターしてフィードバック制御することもより好ましい。

0111

次に、均質化したキャストウェブを、例えば、循環ステンレス鋼製ベルトドライヤーで均一かつ穏やかに乾燥することを含む乾燥工程110で乾燥する。循環ステンレス鋼製ベルトドライヤーは、個別の制御可能ゾーンを備えてもよい。乾燥工程は、各乾燥ゾーンにおいて穏やかな乾燥プロファイルを確保するために各乾燥ゾーンにおけるキャストリーフ温度をモニターする工程、および均質化したキャストウェブが形成される支持体を加熱する工程を含むことが好ましい。乾燥プロファイルは、いわゆるTLC乾燥プロファイルであることが好ましい。

0112

ウェブ乾燥工程110の最後に、乾燥したウェブに含まれる含水量および欠陥の数を測定するようにモニターする工程(図示せず)を実行する。

0113

標的とされた含水量まで乾燥した均質化したたばこウェブは、次に、例えば、単一のマスターボビンを形成するために、巻き取り工程111で巻き取られることが好ましい。その後、切り込みを入れて小さいボビンを形成するプロセスによって、より小さいボビンの製造を実施するために、このマスターボビンを使用してもよい。その後、エアロゾル発生物品(図示せず)の製造のために、より小さいボビンを使用してもよい。

0114

図1または図2による均質化したたばこ材料のためのスラリーの製造の方法を、図7に概略的に図示したスラリー製造のための装置200を使用して実施する。装置200は、異なるたばこタイプの積み重ね積み替え、計量、および検査が行われるたばこ受容ステーション201を含む。随意に、たばこがカートンの中に入れられて移送されている場合には、たばこを収容するカートンの取り出しが受容ステーション201で実施される。随意に、たばこ受容ステーション201は、たばこベール梱包分割ユニットも備える。

0115

図7では、たばこの一タイプための生産ラインのみを示すが、本発明による均質化したたばこ材料ウェブで使用される各たばこタイプ用に同一の設備が存在してもよい。さらにたばこは、細断する工程103のためにシュレッダー202内に導入される。シュレッダー202は、例えば、ピンシュレッダーとすることができる。シュレッダー202は、たばこ細片を解いて細片をより小さい葉片へと細断するように、全てのサイズのベール梱包を取り扱うように適合されることが好ましい。各生産ライン内の細断されたたばこは、例えば、空気輸送203によって、粗く粉砕する工程102のためにミル204へ運ばれる。搬送中に細断されたたばこの中の異物が取り除かれるように制御がなされることが好ましい。例えば、細断されたたばこの空気輸送に沿って、ストリング除去コンベアシステム重粒子分離装置、および金属検出器が存在してもよく、添付図ではこれら全てが205で示される。

0116

ミル204は、たばこ細片を、約0.3ミリメートル〜約1.2ミリメートルのサイズまで粗く粉砕するのに適応している。ミルのローターの速さを制御することができ、またたばこ細断片の流量に基づいて変化させることができる。

0117

均一なマスフロー制御のためのバッファサイロ206を粗い粉砕機ミル204の後に位置させることが好ましい。さらに、ミル204は、安全のためにスパーク検出器および安全停止ステム207を装備していることが好ましい。

0118

例えば、空気輸送208によって、たばこ粒子がミル204からブレンダー210へ搬送される。ブレンダー210は、その中に適切な弁制御システムが存在するサイロを含むことが好ましい。ブレンダー内に、所定のブレンドのために選択されたたばこの全ての異なる種類の全てのたばこ粒子が導入される。ブレンダー210内でたばこ粒子は均一なブレンドへと混合される。たばこ粒子のブレンドは、ブレンダー210から細かく粉砕するステーション211へと搬送される。

0119

ブレンダー210を図6の拡大図で示している。ブレンダー210は、異なるタイプのたばこ粉末をミル204から受ける。さらに、ブレンダー210は、いくつかの保存たばこ粉末ユニットと接続しており、図面では2つのみが216、217として図示されている。2つの図示されたたばこ粉末ユニットは、一方では標的値未満の第一の特徴の値を有するたばこ粉末を備え、他方では標的値を超える第一の特徴の値を有するたばこ粉末を備えている。ユニット216、ユニット217に含まれるたばこ粉末を用いて、工程112で詳述したブレンダー210内のたばこ粉末における第一のたばこの特徴の値を調整することができる。

0120

細かく粉砕するステーション211は、例えば、適正な仕様に対して、すなわち約0.05ミリメートル〜約0.15ミリメートルのたばこ粉末に対して細かいたばこ粉末を製造するように適切に設計された補助設備を有する衝撃分類ミルである。スラリー調製プロセスが行われる下流のスラリーバッチ混合タンクへの連続供給のためのバッファ粉末サイロ213へ細かいたばこ粉末を運ぶために、細かく粉砕するステーション211の後に、空気輸送ライン212が適合される。

0121

本発明の方法の工程100〜109、および工程112に記載の上記のたばこ粉末を使用して調製されたスラリーは、図8に示すキャスティングステーション300でキャスティングされることも好ましい。

0122

バッファタンクからのスラリー(図示せず)は、精密流量制御測定付きの適切なポンプによってキャスティングステーション300へ移動される。キャスティングステーション300は、以下のセクションを備えることが好ましい。スラリーが、適切なウェブ形成のために必要とされる均質性および厚さを有して、ステンレス鋼製ベルトなどの支持体303の上へキャストされる精密スラリーキャスティングボックスおよびナイフアセンブリ301は、ポンプからスラリーを受ける。キャストたばこウェブを乾燥するために、乾燥ゾーンまたは乾燥セクションを有する主ドライヤー302が提供される。個別の乾燥ゾーンは、支持体上方の加熱空気および調節可能な排気制御とともに、支持体の下側に蒸気加熱を有することが好ましい。主ドライヤー302の中では、均質化したたばこウェブが支持体303上で望ましい最終的水分を有するまで乾燥される。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

この 技術と関連性が強い技術

該当するデータがありません

この 技術と関連性が強い法人

該当するデータがありません

この 技術と関連性が強い人物

該当するデータがありません

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ