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技術 車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを取るためのシステムおよび方法

出願人 オクト・テレマティクス・ソシエタ・ペル・アチオニ
発明者 ジャンネッラ,ジャンフランコアメンドラジーネ,マルコ
出願日 2017年6月30日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2018-569029
公開日 2019年8月22日 (1年4ヶ月経過) 公開番号 2019-523484
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム マルチプログラミング ストアードプログラム 交通制御システム
主要キーワード 運転プロファイル SWモジュール 環境的特性 装備重量 数学的表示 基礎パラメータ 減衰強度 論理的組合せ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題・解決手段

車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るためのシステムおよび方法が提供される。開示される実施形態は、車両においてセンサに関連付けられる信号を受信し、車外での処理のためにネットワークを介して信号を送信し得る。開示される実施形態は、車上で信号を処理する許可を求める要求を行なうことと、要求に対する応答を受信することと、応答に基づいて車上で信号を選択的に処理することと、も行ない得る。

概要

背景

車両の動作の理解には、大量の情報および処理パワーが必要になる可能性がある。この情報は、とりわけ、車両の現在の状態についてのデータ(たとえば、その位置、速度、加速度など)、現在の道路条件についての情報(たとえば、天気交通道路曲率など)、および運転者についての情報(たとえば、運転者の運転履歴精神状態など)を含み得る。従来のデータ獲得ステムは、堅固な態様でこの情報のすべてを収集する、処理する、通信する、および使用する効率的なやり方を提供していない。したがって、そのようなシステムは、計算上非効率であり得る、または精度のために速度を犠牲にし得る。

概要

車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るためのシステムおよび方法が提供される。開示される実施形態は、車両においてセンサに関連付けられる信号を受信し、車外での処理のためにネットワークを介して信号を送信し得る。開示される実施形態は、車上で信号を処理する許可を求める要求を行なうことと、要求に対する応答を受信することと、応答に基づいて車上で信号を選択的に処理することと、も行ない得る。

目的

さらに、開示される実施形態は、信号データ、フィルタリングされた信号データ、検出されたイベント、および他のパラメータを以降の処理のために制御センターに与えるためのシステムおよび方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを取るためのシステムであって、命令の組を記憶するメモリと、前記命令の組を実行して1つ以上の動作を行なうように構成される1つ以上のプロセッサとを備え、前記動作は、前記車両においてセンサに関連付けられる信号を受信することと、車外での処理のためにネットワークを介して前記信号を送信することと、前記信号を前記車両上で処理する許可を求める要求を行なうことと、前記要求に対する応答を受信することと、前記応答に基づいて前記車両上で前記信号を選択的に処理することとを備える、システム。

請求項2

前記要求は、車上での処理用の増大された容量に応答して行なわれる、請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記要求は、前記車外での処理が処理限界に達したのに応答して行なわれる、請求項1に記載のシステム。

請求項4

前記要求は、前記送信することがネットワーク限界に達したのに応答して行なわれる、請求項1に記載のシステム。

請求項5

前記ネットワーク限界は、送信サイズ限界、送信数限界、および送信コストのうち少なくとも1つに関連付けられる、請求項4に記載のシステム。

請求項6

前記要求は、必要とされる処理の増大に応答して行なわれる、請求項1に記載のシステム。

請求項7

必要とされる処理の前記増大は、前記車両の場所、天候条件交通条件気象条件、および履歴運転者挙動のうち少なくとも1つに基づいて判断される、請求項6に記載のシステム。

請求項8

前記動作は、前記要求に応答してソフトウェアモジュールを受信することをさらに備え、前記ソフトウェアモジュールは前記1つ以上のプロセッサの処理容量を増大させる、請求項1に記載のシステム。

請求項9

前記ソフトウェアモジュールは、映像処理モジュール、センサ獲得モジュール、運転者挙動イベント評価ソフトウェアモジュール、および運転文脈評価ソフトウェアモジュールのうち少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。

請求項10

前記動作は、前記ソフトウェアモジュールのロードの後に遠隔コマンドが受信された場合にのみ前記ソフトウェアモジュールを送って実行することをさらに備える、請求項8に記載のシステム。

請求項11

車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るための方法であって、前記車両内の装置に関連付けられる1つ以上のプロセッサを介して行なわれる動作を備え、前記動作は、前記車両においてセンサに関連付けられる信号を受信することと、車外での処理のためにネットワークを介して前記信号を送信することと、前記信号を前記車両上で処理する許可を求める要求を行なうことと、前記要求に対する応答を受信することと、前記応答に基づいて前記車両上で前記信号を選択的に処理することとを備える、方法。

請求項12

前記要求は、車上での処理用の増大された容量に応答して行なわれる、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記要求は、前記車外での処理が処理限界に達したのに応答して行なわれる、請求項11に記載の方法。

請求項14

前記要求は、前記送信することがネットワーク限界に達したのに応答して行なわれる、請求項11に記載の方法。

請求項15

前記ネットワーク限界は、送信サイズ限界、送信数限界、および送信コストのうち少なくとも1つに関連付けられる、請求項14に記載の方法。

請求項16

前記要求は、必要とされる処理の増大に応答して行なわれる、請求項11に記載の方法。

請求項17

必要とされる処理の前記増大は、前記車両の場所、天候条件、交通条件、気象条件、および履歴運転者挙動のうち少なくとも1つに基づいて判断される、請求項16に記載の方法。

請求項18

前記動作は、前記要求に応答してソフトウェアモジュールを受信することをさらに備え、前記ソフトウェアモジュールは前記1つ以上のプロセッサの処理容量を増大させる、請求項11に記載の方法。

請求項19

前記ソフトウェアモジュールは、映像処理モジュール、センサ獲得モジュール、運転者挙動イベント評価ソフトウェアモジュール、および運転文脈評価ソフトウェアモジュールのうち少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。

請求項20

前記動作は、前記ソフトウェアモジュールのロードの後に遠隔コマンドが受信された場合にのみ前記ソフトウェアモジュールを送って実行することをさらに備える、請求項18に記載の方法。

請求項21

命令を記憶する有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るための方法を実行させ、前記車両においてセンサに関連付けられる信号を受信することと、車外での処理のためにネットワークを介して前記信号を送信することと、前記信号を前記車両上で処理する許可を求める要求を行なうことと、前記要求に対する応答を受信することと、前記応答に基づいて前記車両上で前記信号を選択的に処理することとを備える、有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項22

前記要求は、車上での処理用の増大された容量に応答して行なわれる、請求項21に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項23

前記要求は、前記車外での処理が処理限界に達したのに応答して行なわれる、請求項21に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項24

前記要求は、前記送信することがネットワーク限界に達したのに応答して行なわれる、請求項21に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項25

前記ネットワーク限界は、送信サイズ限界、送信数限界、および送信コストのうち少なくとも1つに関連付けられる、請求項24に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項26

前記要求は、必要とされる処理の増大に応答して行なわれる、請求項21に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項27

必要とされる処理の前記増大は、前記車両の場所、天候条件、交通条件、気象条件、および履歴運転者挙動のうち少なくとも1つに基づいて判断される、請求項26に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項28

前記動作は、前記要求に応答してソフトウェアモジュールを受信することをさらに備え、前記ソフトウェアモジュールは前記1つ以上のプロセッサの処理容量を増大させる、請求項21に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項29

前記ソフトウェアモジュールは、映像処理モジュール、センサ獲得モジュール、運転者挙動イベント評価ソフトウェアモジュール、および運転文脈評価ソフトウェアモジュールのうち少なくとも1つを含む、請求項28に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

請求項30

前記動作は、前記ソフトウェアモジュールのロードの後に遠隔コマンドが受信された場合にのみ前記ソフトウェアモジュールを送って実行することをさらに備える、請求項28に記載の有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体。

技術分野

0001

背景
本開示は概して、センサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るためのシステムおよび方法に関する。より特定的にはかつ限定されることなく、開示される実施形態は、車内の制御装置車外制御センターとの間でのセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るためのシステムおよび方法に関する。

背景技術

0002

車両の動作の理解には、大量の情報および処理パワーが必要になる可能性がある。この情報は、とりわけ、車両の現在の状態についてのデータ(たとえば、その位置、速度、加速度など)、現在の道路条件についての情報(たとえば、天気交通道路曲率など)、および運転者についての情報(たとえば、運転者の運転履歴精神状態など)を含み得る。従来のデータ獲得システムは、堅固な態様でこの情報のすべてを収集する、処理する、通信する、および使用する効率的なやり方を提供していない。したがって、そのようなシステムは、計算上非効率であり得る、または精度のために速度を犠牲にし得る。

課題を解決するための手段

0003

要約
開示される実施形態は、車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的にとる強度変調を処理するためのシステムおよび方法を含む。開示される実施形態は、リアルタイムでまたはリアルタイムに近い状態で、車上および車外で完了されるプロセスの種類および/または量を連続的かつ動的に調整し得る。開示される実施形態は、求められるレベルサービスおよび/または具体的な文脈条件(たとえば、車両の地理的場所、場所同士の間の遷移交通条件気象条件履歴運転者挙動など)に応じて、これらのプロセスの性能を調整し得る。処理のバランスを調整するまたはシフトさせるという決定は、車上の制御装置、車外制御センター、または車上の制御装置と車外制御センターとの両方によってなされ得る。

0004

開示される実施形態は、たとえば、車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るおよび/またはシフトさせるためのシステムを含む。システムは、命令の組を記憶するメモリと、当該命令の組を実行して1つ以上の動作を行なうように構成される1つ以上のプロセッサとを含み得る。動作は、車両においてセンサに関連付けられる信号を受信することと、車外での処理のためにネットワークを介して信号を送信することとを含み得る。動作は、車両上で信号を処理するための許可を求める要求を行なうことと、要求に対する応答を受信することと、応答に基づいて車両上で信号を選択的に処理することと、も含み得る。

0005

開示される実施形態は、たとえば、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、車両においてセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るおよび/またはシフトさせるための方法を実行させる命令を記憶する有形の非一時的コンピュータ読出可能媒体(メモリ)も含む。方法は、車両においてセンサに関連付けられる信号を受信することと、車外での処理のためにネットワークを介して信号を送信することとを含み得る。方法は、車両上で信号を処理する許可を求める要求を行なうことと、要求に対する応答を受信することと、応答に基づいて車両上で信号を選択的に処理することと、も含み得る。

0006

車上の制御装置と車外の制御センターとの間でセンサベースのデータおよび信号の処理のバランスを動的に取るおよび/またはシフトさせることにより、車上の制御装置と車外の制御センターとの間の通信リンク上で交換されるデータの量を削減し得る。さらに、この動的なバランス取りは、通信速度、完全性、およびコストを含むある通信パラメータを改善するように選択的に指令され得る。さらに、車外の制御センターにかかる処理負荷も削減され得、車外の制御センターのより一貫した、多様な、効率的な、生産的な、および/または確実な使用が可能になる。

0007

開示される実施形態の付加的な特徴および利点は、部分的に以下の説明において述べられかつ部分的に説明から自明であるか、または開示される実施形態の実践によって学習され得る。開示される実施形態の特徴および利点は、添付の請求項で特に指摘される要素および組合せによって実現されかつ達成される。

0008

以上の一般的な説明と以下の詳細な説明との両方は例示および説明のみにすぎず、請求されるような開示される実施形態を制限するものではないことを理解すべきである。

0009

添付の図面はこの明細書の一部を構成する。図面は、本開示のいくつかの実施形態を例示し、記載とともに、添付の請求項で述べるような開示される実施形態の原則を説明するように働く。

図面の簡単な説明

0010

開示される実施形態に整合する、実施形態を実現するための例示的なシステム環境の図である。
開示される実施形態に整合する、プロセスを実現するための例示的なコンピューティングシステムの図である。
開示される実施形態に整合する、動的に調整される車両データを収集しかつ処理するための例示的なプロセスのフローチャートである。
開示される実施形態に整合する、例示的な適応制御装置およびデータの流れの概略ブロック図である。
開示される実施形態に整合する、例示的な帯域フィルタプロセスのフローチャートである。
開示される実施形態に整合する、例示的なイベント検出プロセスのフローチャートである。
開示される実施形態に整合する、例示的なイベント検証プロセスのフローチャートである。
開示される実施形態に整合する、境界条件および危険指数を生成するための例示的なプロセスのフローチャートである。

実施例

0011

詳細な説明
開示される実施形態は、車両においてセンサベースのデータ獲得を動的に制御するためのシステムおよび方法に関する。開示される実施形態は、受信した信号の信号処理および他の外部プロセスによって駆動される制御変数に基づいて、車両に関連付けられるセンサから受信した信号と、それらのそれぞれのサンプリングレートとを動的に制御し得る。開示される実施形態は、帯域フィルタを信号に適用し得、それにより、フィルタリングされた帯域がリアルタイムでまたはリアルタイムに近い状態で動的に調整される。さらに、開示される実施形態は、現在の道路条件、検出されたイベント、変動する危険と危害に晒されること、運転者の挙動、ならびに他の考慮点に対応するためにその場で動的に調整されるイベント検出アルゴリズムを適用し得る。開示される実施形態は、収集される信号の種類、信号に関連付けられる数学的重み、関連のイベント検出しきい値を通知するパラメータなどを動的に調整することによって、これらのイベント検出方式を修正し得る。開示される実施形態は、検出されたイベントの検証も行なって、高いデータ忠実度を確実にし、さらに入力信号帯域幅、重み、しきい値などを調整し得る。さらに、開示される実施形態は、信号データ、フィルタリングされた信号データ、検出されたイベント、および他のパラメータを以降の処理のために制御センターに与えるためのシステムおよび方法を提供する。開示される実施形態は、受信したデータを制御センターで処理して、以降の処理のために関連データ、情報、および命令をセンサと通信する遠隔の装置に提供するためのシステムおよび方法も提供し得る。

0012

車両においてセンサベースのデータ獲得を動的に調整することにより、1つ以上の技術的利点が与えられ得る。信号処理の文脈では、たとえば、車両センサからのより小さな組の信号をサンプリングして、精度に影響を与えることなく計算上の効率を向上させることが有利だとわかり得る。不要な信号または他の情報に関連付けられるデータの処理または記憶は、ほとんど価値のないデータに計算上のリソースを費やすことになり得る。同様な利点は、より低いまたはより特化されたサンプリングレートで信号をサンプリングすることから生じ得る。さらに、サンプリングされた信号および付随するサンプリングレートをカスタマイズすることにより、データを他のコンピューティングシステムに送信する効率と、データを他のコンピューティングシステムで処理する効率とを向上させ得る。別の例では、センサベースのイベント検出のパラメータを動的に制御することにより、これらのアルゴリズムの精度および効率が向上し得る。そのような動的に調整されたイベント検出方式には、最も関連のあるレートで最も関連のある信号をサンプリングするという有利があり得る。さらに、リアルタイムのイベントに応答してこれらのプロセスのしきい値および入力パラメータを動的に調整することにより、それらの効率および信頼性が向上し得る。開示される実施形態は、サンプリングされた信号、それらのサンプリングレートを動的に制御することと、連続的なデータの更新に基づいてイベント検出および検証方式のパラメータを修正することとにより、少なくともこれらの技術的利点を与える。

0013

ここで本開示の実施形態を詳細に参照する。その例は添付の図面に示される。可能な場合、同じまたは同様の部分を参照するのに図面を通じて同じ参照番号を用いる。

0014

図1は、開示される実施形態に整合するシステムおよび方法を実現するための例示的なシステム環境100を示す。ある局面では、環境100は、車両110に関連付けられる1組の1つ以上のセンサ114に通信接続される1つ以上の適応制御装置(たとえば、適応制御装置112)を含み得る。環境100は、1つ以上の制御センターシステム(たとえば、制御システム132)を含み得、これは1つ以上の制御センター(たとえば、制御センター130)に関連付けられ得る。環境100は、1つ以上の外部コンピューティングシステム(たとえば、外部システム142)も含み得、これは、1つ以上の外部エンティティ(たとえば、外部エンティティ140)に関連付けられ得る。1つ以上の通信ネットワーク(たとえば、通信ネットワーク120)は、環境100の構成要素のうち1つ以上を通信接続し得る。

0015

適応制御装置112は、情報を収集する、取得する、処理する、記憶する、および/または送信するために、1つ以上のコンピューティングデバイスデータ処理装置、または信号処理装置(たとえば、図2に関連して記載されるコンピューティングデバイス200)を含む。いくつかの実施形態では、たとえば、適応制御装置112は、開示される実施形態に整合する処理を行なうハードウェアおよび/またはその上で実行されるソフトウェアアプリケーションを有するチップセットを備える。適応制御装置112は、通信ネットワーク120などの通信ネットワークを介して他のコンピューティングシステムにデータまたは信号を送信しかつそれらからデータまたは信号を受信するように動作可能であり得る。適応制御装置112は、1つ以上のプロセッサまたはコンピュータベースのシステムによって実現され得る。適応制御装置112は、以下に記載される実施形態に整合する情報を記憶するための1つ以上のデータ記憶によっても実現され得る。いくつかの局面では、適応制御装置112は、1つ以上のセンサ(たとえば、加速度計ジャイロスコープコンパスGNSS受信機など)を含むが、そのような内部センサ要件とはされていない。

0016

ある局面では、適応制御装置112は、(たとえば、配線接続された回路構成、NFC接続などの通信ネットワーク120を介して)1組のセンサ114から情報をエンコードする信号の組を受信する。センサ114は、車両110に関連付けられる任意の物理的、時間的、動作的、および/または環境的特性を測定し得る。たとえば、センサ114は、GNSS受信機/トランシーバGPS受信機、加速度計、ジャイロスコープ、温度計湿度計圧力センサクロック、CAN線もしくはCANバス(および/もしくはブレーキセンサエンジンセンサ、クルーズコントロールセンサ、タイヤ圧センサオーディオシステムドアセンサナビゲーションシステムなどのそれらの接続される構成要素)、任意の車両センサもしくはマイクロコントローラ、または他のそのようなセンサを含み得る。センサ114は、車両の内部または外部の特性(たとえば、周囲温度湿度気圧など)ならびに車両の性質(たとえば、位置、横/縦加速度、高度など)を測定し得る。

0017

いくつかの実施形態では、適応制御装置112は、センサ114から受信した信号を用いて、車両110に関連付けられる情報を判断または導出する。一例では、たとえば、適応制御装置112は、温度計から受信した信号に基づいて車両110の外部の温度を計測し得る。別の例では、適応制御装置112は、(たとえば、GNSS受信機からの)車両110の位置、(たとえば、GNSSクロックからの)時間、および/または(たとえば、加速度計からの)縦加速度に基づいて、車両110の速度を導出し得る。適応制御装置112は、(たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、CANバス、圧力センサ、および/または湿度計などを用いて)同様の態様で、車両の加速度、車両のコーナリング、または外部空気圧および湿度などの情報も判定し得る。適応制御装置112は、開示される実施形態に整合する、センサ114からの任意のそのような情報を導出、検出、または判定し得る。以下で用いるような、任意のセンサ信号またはそれらから即時に導出される(たとえば、速度、加速度、時間、コーナリング、周囲温度などの)車両特性を「信号」と称し得るが、そのような記載は例示の目的のみのために用いられるものであり、限定を意図しない。たとえば、適応制御装置112は、速度、加速度、制動、コーナリング、温度、空気圧、湿度、時間、位置、縦加速度、横加速度、スロットル位置ブレーキペダル位置、ヨー、ピッチロール、急な動き水分レベル、および以下に記載される任意の他の種類の信号を受信して、開示される実施形態に整合するプロセスを行ない得る。適応制御装置112は、これらの信号を組合せて付加的な信号および/または情報も生成し得る。たとえば、適応制御装置112は、位置、加速度、制動、コーナリング、および/または速度信号に基づいて、運転者の運動挙動を判定し得る。別の例では、適応制御装置112は、同様の態様で(たとえば、温度、圧力、および/もしくは湿度信号に基づいて)周囲データを、または(たとえば、位置、加速度、および/もしくは速度信号に基づいて)衝突データを判定し得る。

0018

環境100は、1つ以上の通信ネットワーク120を含む。いくつかの局面では、通信ネットワーク120は、コンピューティングデバイス同士の間で情報を送信するためのデジタル通信の任意の種類の通信ネットワークまたは媒体を表わし得る。たとえば、通信ネットワーク120は、セルラーネットワーク衛星ネットワーク、LAN、無線LAN、RFネットワーク、近距離無線通信(NFC)ネットワーク(たとえば、ワイファイ登録商標)ネットワーク)、複数の無線LANを接続する無線メトロポリタンエリアネットワークMAN)、NFC通信リンク、(たとえば、I/Oポート、物理的回路構成などを介した)任意の物理的に配線された接続または回路構成、およびWAN(たとえば、インターネット)を含み得る。いくつかの実施形態では、通信ネットワーク120は、物理的暗号化(たとえば、ライン暗号化)、他のコンピュータシステム上での情報の暗号化を要件とすること(たとえば、エンド暗号化)などによって、セキュリティ保護され得る。

0019

ある局面では、通信ネットワーク120は、ハイパーテキスト転送プロトコルHTTP)および送信制御プロトコルインターネットプロトコル(TCP/IP)を含む1つ以上の通信プロトコルを介して相互に接続される、任意のアクセス可能な1つのネットワークまたは複数のネットワークを含む。開示される実施形態に整合する通信プロトコルは、無線周波数識別RFID)通信および/またはNFCを用いてデータ転送を容易にするプロトコルも含む。いくつかの局面では、通信ネットワーク120は、装置(たとえば、適応制御装置112、外部システム142など)が本明細書中に記載されるものを含む適用可能な通信プロトコルを介してデータを送受信できるようにするGSM(登録商標)ネットワークまたはPCSネットワークなどの1つ以上の移動体装置ネットワークも含み得る。

0020

環境100は、情報を処理する、記憶する、受信する、取得する、および送信するように構成される1つ以上の制御システム132も含む。ある局面では、制御システム132は、1つ以上のコンピューティングシステム(たとえば、コンピューティングシステム200、サーバメインフレームコンピュータなど)を反映し得、(たとえば、図2−図10を参照して記載されるような)開示される実施形態に整合する1つ以上の動作を行なうハードウェア装置および/またはソフトウェア命令によって実現され得る。ソフトウェア命令は、当業者には明らかな単一のコンピュータ、単一のサーバ、または任意の付加的なもしくは代替的なコンピューティングデバイスに組入れられ得る。制御システム132は、分散されたコンピューティングデバイスおよびコンピューティングシステムも含み得、ネットワーク(たとえば、通信ネットワーク120)を介して遠隔に通信することによって別個のコンピューティングシステムおよびサーバ上でソフトウェア命令を実行し得る。制御システム132は複数のサーバを含み得、複数のサーバまたはロードバランシングシステムを含むサーバファームを備え得る。制御システム132は、任意の適用可能なネットワーク(たとえば、通信ネットワーク120)を介して、適応制御装置112または外部システム142などの環境100内の他のシステムから情報を受信し得るまたはそれに情報を送信し得る。制御システム132は、他の装置または通信ネットワークにアクセスせずに、開示される実施形態の局面も実現し得る。

0021

制御システム132は、情報を記憶しかつ維持するための1つ以上のデータリポジトリ、メモリ、または記憶を含み得る。システム環境100内のコンピューティングシステム(たとえば、適応制御装置112、外部システム142など)は、開示される実施形態に整合する制御システム132内に記憶されるデータを受信し得、かつそれにデータを転送し得る。制御システム132の記憶は、データベースまたはコンピュータ読出可能記憶媒体の任意の組合せを用いても実現され得る。たとえば、記憶は、ネットワークに装着される記憶装置記憶領域ネットワーク、何らかのその組合せなどにおいて維持され得る。

0022

いくつかの実施形態では、制御システム132は、制御センター130に関連付けられ得る。制御センター130は、適応制御装置112と通信する任意のエンティティを反映し得る。いくつかの局面では、たとえば、制御センター130は、ビジネス組織、企業、教育機関行政体もしくは政府期間、人物、または任意の他のエンティティを反映し得る。制御センター130は、開示される実施形態に整合する制御システム132を介して情報を収集し、処理し、記憶し、かつ適応制御装置112および他のシステム(たとえば、外部システム142)に提供し得る。

0023

環境100は、情報を受信、処理、生成、記憶、および提供するための1つ以上の外部システム(たとえば、外部システム142)を含み得る。外部システム142は、制御システム132、適応制御装置112、または(たとえば、図2に関連して記載されるような)任意の他のコンピューティングデバイスと同様の、それ自身のコンピューティングシステム、サーバ、データリポジトリ、プロセッサなどを含み得る。たとえば、外部システム142は、1つ以上のサーバ、パーソナルコンピュータラップトップコンピュータタブレットコンピュータノート型コンピュータ携帯型コンピュータパーソナルデジタルアシスタント携帯型ナビゲーション装置携帯電話ウェアラブル装置埋込型装置、スマートフォン、および任意の付加的なまたは交互のコンピューティングデバイスを含み得る。環境100の構成要素(たとえば、制御システム132、適応制御装置112など)は、外部システム142から情報を受信し、かつ情報を外部システム142に与えて、開示される実施形態に整合するプロセスを行なうように構成され得る。

0024

いくつかの局面では、外部システム142は、外部エンティティ140に関連付けられ得る。外部エンティティ140は、外部システム142を用いて情報を処理する任意のビジネス、エンティティ、教育機関、行政体もしくは政府機関、人物などを表わし得る。たとえば、1つの実施形態では、外部エンティティ140は車両110の運転者を含み得る。別の例では、外部エンティティ140は、ソーシャルネットワーキングサイトなどのビジネスを反映し得る。

0025

図2は、開示される実施形態のある局面を実現するための例示的なコンピュータシステム200のブロック図を示す。たとえば、いくつかの局面では、コンピュータシステム200は、本明細書中に開示されるプロセスのうち1つ以上を行なう装置(たとえば、適応制御装置112、制御システム132、外部システム142など)に関連付けられるコンピュータシステムを反映し得る。いくつかの実施形態では、コンピュータシステム200は、バスまたは外部通信ネットワークなどの通信バックボーン206(たとえば、LAN、MAN、WAN、セルラーネットワーク、ワイファイ(登録商標)ネットワーク、NFCリンクブルートゥース(登録商標)、GSMネットワーク、PCSネットワーク、I/O接続などのデジタルデータ通信の任意の媒体、USBまたは配線接続された回路構成などの任意の配線接続、およびHTTP、TCP/IP、RFIDなどの任意の関連付けられるプロトコル)に接続される1つ以上のプロセッサ202を含み得る。

0026

ある局面では、コンピュータシステム200はメインメモリ208を含む。メインメモリ208は、プロセッサ202を用いて実行されるコンピュータプログラム、命令の組、コード、またはデータを記憶する有形のかつ非一時的コンピュータ読出可能媒体であるランダムアクセスメモリ(RAM)を備え得る。プロセッサ202によって実行されると、そのような命令、コンピュータプログラムなどは、プロセッサ202が、開示される実施形態に整合する1つ以上のプロセスまたは機能を果たせるようにする。いくつかの局面では、そのような命令は、(たとえば、コンパイラからの)機械コードおよび/またはインタープリタを用いてプロセッサ202が実行し得るコードを含有するファイルを含み得る。

0027

いくつかの局面では、メインメモリ208は、二次メモリ210も含み得る、またはこれに接続もし得る。二次メモリ210は、ディスクドライブ212(たとえば、HDD、SSD)および/または磁気テープドライブフラッシュメモリ光ディスクドライブ、CD/DVDドライブなどの着脱可能記憶ドライブ214を含み得る。着脱可能記憶ドライブ214は、当業者には公知の態様で着脱可能記憶ユニット218からの読出および/またはこれへの書込をし得る。着脱可能記憶ユニット218は、着脱可能記憶ドライブ214によって読出されるおよび書込まれる磁気テープ光ディスク、または他の記憶媒体であり得る。着脱可能記憶ユニット218は、プロセッサ202によって実行されるコンピュータプログラム、命令の組、コード、またはデータをその中に記憶した有形のかつ非一時的コンピュータ読出可能媒体であり得る。

0028

他の実施形態では、二次メモリ210は、コンピュータプログラムまたは他のプログラム命令がコンピュータシステム200にロードされるようにするための他の手段を含み得る。そのような手段は、たとえば、別の着脱可能記憶ユニット218またはインターフェイス220を含み得る。そのような手段の例は、着脱可能メモリチップ(たとえば、EPROM、RAM、ROM、DRAM、EEPROM、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性もしくは不揮発性メモリデバイス)および関連付けられるソケット、または他の着脱可能記憶ユニット218およびインターフェイス220を含み得、これらは、命令およびデータが着脱可能記憶ユニット218からコンピュータシステム200に転送されるようにする。

0029

コンピュータシステム200は、1つ以上の通信インターフェイス224も含む。通信インターフェイス224は、ソフトウェアおよびデータが、(たとえば、バックボーン206に加えて)コンピュータシステム200と外部システムとの間で転送されるようにし得る。通信インターフェイス224は、モデムネットワークインターフェイス(たとえば、イーサネット(登録商標)カード)、通信ポートPCMCIスロット、およびカードなどを含み得る。通信インターフェイス224は、信号の形態でソフトウェアおよびデータを転送し得、それらは電子的、電磁的光学的信号、または通信インターフェイス224が受信することができる他の信号であり得る。これらの信号は、通信経路(たとえば、チャネル228)を介して通信インターフェイス224に与えられ得る。チャネル228は信号を搬送し得、配線、ケーブル光ファイバ、RFリンク、および/または他の通信チャネルを用いて実現され得る。1つの実施形態では、信号は、プロセッサ202に送られるデータパケットを備える。たとえば、コンピュータシステム200は、通信インターフェイス224および/または通信バックボーン206を介してセンサ(たとえば、センサ114)から信号を受信し得る。処理されたパケットを表わす情報も、通信経路228を通してプロセッサ202から信号の形態で送られ得る。

0030

ある局面では、本明細書中に記載のコンピュータで実現される方法は、コンピュータシステム200のプロセッサ202などのコンピュータシステムの単一のプロセッサ上で実現可能である。他の実施形態では、これらのコンピュータで実現される方法は、単一のコンピュータシステム内の1つ以上のプロセッサを用いて、および/またはネットワークを介して通信している別個のコンピュータシステム内の1つ以上のプロセッサ上で、実現され得る。

0031

図2に関連するある実施形態では、「記憶装置」および「記憶媒体」という用語は、メインメモリ208、二次メモリ210、ハードディスクドライブ212に設置されるハードディスク、および着脱可能記憶ユニット218を含むがそれらに限定されない特定の装置を指し得る。さらに、「コンピュータ読出可能媒体」という用語は、コンピュータシステム200のプロセッサ202にコンピュータプログラムおよび/または命令の組をそれぞれ与え得る、ハードディスクドライブ212に設置されるハードディスク、メインメモリ208と二次メモリ210との任意の組合せ、および着脱可能記憶ユニット218を含むがそれらに限定されない装置を指し得る。そのようなコンピュータプログラムおよび命令の組は、1つ以上のコンピュータ読出可能媒体内に記憶可能である。ある局面では、コンピュータプログラムおよび命令の組は、通信インターフェイス224を介して受信されたり、1つ以上のコンピュータ読出可能媒体に記憶されたりもし得る。

0032

開示される実施形態は、車両に関するセンサベースのデータ獲得プロセスを動的に制御するためのシステムおよび方法を含む。これらの実施形態は、制御変数に対する変更に基づいて、適応制御装置112において車両センサ114から受信した信号およびそれらのそれぞれのサンプリングレートを動的に制御し得る。制御変数のこれらの変更は、外部システム(たとえば、制御システム132、外部システム142など)から受信した信号および情報によって駆動され得る。開示される実施形態は、制御変数に基づいて動的に調整される帯域フィルタを用いて、受信した信号のフィルタリングも行ない得る。さらに、開示される実施形態は、イベント検出を用いて、あるイベントの発生および非発生を検出し得る。これらのイベント検出プロセスは、制御変数の変更に対応するように動的に調整され得る。開示される実施形態は、制御変数を用いて、検出されたイベントを検証することをさらに含み得る。開示される実施形態は、各々のプロセス内で生成される情報を通信し、送信し、かつ受信して、制御変数を継続的に更新し、これにより各々のルーチンが現在のデータに基づいて動的に調整されるようにするさまざまな遠隔のコンピューティングデバイスを含み得る。このように、開示される実施形態は、常に進化する有効制御変数の組により、開示されるシステムの各々において計算の効率および精度を向上させ得る。これらの動的調整により、開示される実施形態は、情報の変更、環境要因、および他のソースからの情報に迅速かつ連続的に反応できるようになる。

0033

図3は、開示される実施形態に整合する、動的に調整される車両データを収集しかつ処理するための例示的なプロセス300のフローチャートを示す。プロセス300に関連して記載される実施形態は、適応制御装置112、制御システム132、その何らかの組合せなどの環境100の構成要素のうち1つ以上の上でハードウェアおよび/またはソフトウェアを介して実現され得る。1つの局面では、たとえば、プロセス300のステップは、以下に記載するように適応制御装置112上で行なわれ得る。他の局面では、プロセス300の実施形態は、任意の数のコンピューティングシステム間で分割され得る。さらに、プロセス300のある局面は、開示される実施形態に整合するやり方で、再順序付け再配置、繰返し、省略、補足、修正、または付加的なプロセスへの統合がなされ得る。

0034

ある実施形態では、プロセス300は、適応制御装置112においてコントロールシステム132などの外部コンピューティングシステムから境界条件の組を受信すること(ステップ302)を含む。ある局面では、境界条件は、車両110外部の条件、ステータス、状態、変数、または状況に関連付けられる情報を反映し得る。この情報は、ローカルに(たとえば、適応制御装置112上に)および/または遠隔の装置(たとえば、制御システム132)上に、記憶または生成され得る。さらに、このデータは、外部システム142などの他の外部システムから取得した情報および適応制御装置112から受信したまたは処理された情報(たとえば、受信した信号、検出したイベントなど)に基づき得る。境界条件は、現在の情報、予測される(たとえば、予想される)情報、および/または履歴情報に基づき得る。

0035

1つの例では、たとえば、境界条件の組は、車両が現在走行している道路、(たとえば、ナビゲーションシステムもしくは履歴データから予測されるルートに基づいて)走行するであろう道路、または過去に履歴的に走行した道路についての特徴を反映する、道路の種類、経路、および/または自動車道条件を含み得る。そのような道路の特徴は、(たとえば、道路に沿ったさまざまな地点での)その長さ、幅、曲率、車線の数、種類または分類(たとえば、高速道路有料道路幹線道路地方道路)、含まれる道路区間または交差点の一覧などの、道路の任意の性質を含み得る。

0036

境界条件の組は、現在の環境条件、予測される環境条件、または履歴環境条件を反映する天候条件も含み得る。この環境情報は、温度、湿度、降水レベルまたは降水量、気圧、風速または風向露点視界熱指数雲量度(たとえば、晴れ、ほとんど曇りなど)などの天候に関連付けられる任意のデータを含み得る。いくつかの実施形態では、天候条件は、(たとえば、現在のまたは過去の温度、圧力、および湿度信号を介した)適応制御装置112から受信した情報に基づき得る。これに加えてまたはこれに代えて、天候条件は、外部システム142上で利用可能な情報に基づき得る。

0037

境界条件の組は、車両110の現在の場所または予測される場所に関連付けられる現在の混雑レベル、履歴混雑レベル、および/または予想される混雑レベルを反映する交通条件を含み得る。この情報は、たとえば、(たとえば、装置自身の一部としてまたは別個の外部システム142としてなどの適応制御装置112と通信する)ナビゲーションシステムに記憶される情報から発生する現在のもしくは予想される車両110のルート、および/または(以下にさらに論じる)運転者が履歴的に好むルートもしくは道路に基づき得る。一例として、交通条件は、ある道路または道路の種類に対する運転者の履歴的嗜好に対応するために、予測される迂回とともに(たとえば、車載ナビゲーションシステム、運転者の携帯装置142上の経路設定アプリケーション、適応制御装置112内に記憶されるデータなどに基づいて)、車両110の現在アクティブなルートに関連付けられる混雑レベルを反映し得る。

0038

いくつかの実施形態では、境界条件の組は、車両110のある距離または近さの範囲内(たとえば、50フィート、100フィート、500フィートなど)の車両の平均速度を反映する平均速度マップ条件も含み得る。いくつかの局面では、平均速度マップ条件は、車両110の現在の場所(たとえば、第2の近さ範囲、道路、道路区間など)に関連付けられる車両の現在の平均速度、履歴平均速度、または予想される平均速度にも基づき得る。

0039

境界条件の組はさらに、事故に巻込まれる可能性が高い(たとえば、事故の可能性がしきい値を超える)経路、ルート、道路区間、交差点、地点、場所などを反映する要注意条件を含み得る。いくつかの局面では、要注意条件は、本明細書中に記載するものなどの、車両110の現在の、履歴的、または予測される場所またはルートに基づき得る。要注意条件は、環境100中のシステム(たとえば、適応制御装置112、高速道路パトロールシステムなどの外部システム142など)上に記憶される事故情報も反映し得る。事故情報は、場所に関連付けられる履歴事故割合、場所および/またはその近くの場所に関連付けられる混雑レベル(履歴、現在、予測など)、ならびに開示される実施形態に整合する他の情報などのデータを含み得る。いくつかの実施形態では、要注意条件は、他の場所および経路に関連付けられる事故情報も組入れ得る。たとえば、要注意条件は、(たとえば、道路の種類などによる)同様の場所、近くの場所、特定のルート沿いの場所、および他のそのようなパラメータと比較したある場所の事故割合、混雑レベルなどの関数として生じ得る。ある例示的な例では、たとえば、要注意条件は、同様の場所の事故率の地方または国の平均よりも高い事故率の道路区間または他の場所を反映し得る。

0040

境界条件の組は、何人かのまたはすべての運転者にわたる平均的または集合的運転者挙動(たとえば、加速、位置、制動、コーナリング、および/または速度プロファイル)を反映する標準的運転者条件を含み得る。ある実施形態では、標準的運転者条件は、(たとえば、すべての天候条件、道路の種類などにわたる)一般的に運転者に関連付けられる挙動情報を含み得る。他の実施形態では、標準的運転者条件は、特定の道路、道路の種類、道路区間、カーブまたは交差点、時間帯、天候条件、車両のつくり/型式車種、運転者の年齢群などの特定の次元制約され得る。いくつかの局面では、運転者の組は、適応制御装置112に関連付けられるものに限定され得る。

0041

同様に、境界条件の組は、現在車両110を動かしている運転者についての平均的または集合的運転者挙動(たとえば、運転者による加速、位置、制動、コーナリング、および/または速度情報)を反映する現在の運転者条件を含み得る。この情報は、(たとえば、すべての次元にわたって)一般的に、または(たとえば、上述のように特定の道路、道路区間、カーブ、時間帯、天候条件などに沿った)ある次元内で、運転者の挙動を具体化し得る。現在の運転者条件は、たとえば、適応制御装置112から受信した情報および/または車両110の現在の運転者を識別する(たとえば、適応制御装置に与えられる)運転者の信用情報に基づき得る。

0042

いくつかの局面では、境界条件の組は、運転者に関連付けられる電子デバイス(たとえば、外部システム142)に関連付けられるまたはそれから受信する情報を反映する運転者装置条件も含み得る。この情報は、現在の、予測される、もしくは履歴的バイオリズムデータ(たとえば、睡眠情報心拍血圧、歩いた歩数)および/または装置使用データ(たとえば、通話ログメッセージングもしくは電子メール、カレンダー計画されたナビゲーションルート、聞いた音楽、訪れたウェブサイト、ソフトウェアアプリケーションデータなどに関連付けられる情報)を含み得る。

0043

境界条件の組は、車両110の運転者が典型的に好むルート、道路の種類、道路、および/または道路区間に関連付けられる情報を反映する通常ルート条件も含み得る。そのような情報は、たとえば、適応制御装置112が追跡する履歴ルーティングおよび運転情報、車両110または運転者に関連付けられるナビゲーションシステム上に(たとえば、携帯電話などの外部システム142上に)記憶される同様の情報などに基づき得る。1つの例では、たとえば、通常ルート条件は、運転者が典型的には高速道路を避ける、特定の高速道路の特定の区間についてそのようにする、1つの道路またはルートを別のものよりも好むなどを反映し得る。

0044

境界条件の組は、車両110の運転者に関連付けられる1つ以上のソーシャルネットワークから取得した情報を反映するソーシャルネットワーク条件も含み得る。このソーシャルネットワーク情報は、投稿の時間および場所;(たとえば、興味感情、将来のもしくは過去のイベントなどの関連の情報を抽出するための語彙もしくは語義の処理によって構文解析される)そのような投稿の内容;示される興味、「好み」もしくはお気に入り(たとえば、音楽、映画趣味スポーツ、人、政治など);友人フォロワなどについての以上の情報のうちの任意のもの;略歴もしくは人口統計情報(たとえば、誕生日学位、学位授与機関住居雇用または被雇用の種類、宗教、関係ステータスなど);共有される情報(たとえば、共有される新聞記事);ならびに/または当業者には公知の任意のソーシャルネットワークから抽出可能な任意の他の情報などのデータを含み得る。そのような情報を取得するコンピューティングシステム(たとえば、制御システム132)は、(たとえば、外部システム142としての)ソーシャルネットワークによって記憶され、ホスティングされ、かつ管理される情報に基づいて、ネットワーク(たとえば、通信ネットワーク120)を介してそのようにし得る。

0045

いくつかの局面では、境界条件の組は、車両110に関連付けられる1つ以上の保険請求に関連付けられる情報を反映する請求履歴条件も含み得る。この請求情報は、多数の請求、請求の頻度、請求に関連付けられる金額(たとえば、各個別の請求の金額、平均、総額、中間など)、請求の性質、および他のそのような情報などのデータを含み得る。

0046

ある実施形態では、プロセス300は、車両110またはその運転者に関連付けられる危険指数の組を受信すること(ステップ302)を含み得る。いくつかの局面では、危険指数は、特定の時点における運転者または車両110に関連付けられる危険に晒される尺度または度合を反映し得る。危険指数は、履歴情報、現在の情報、および/または予想される情報を組入れ得、過去の期間、現在の期間、または将来の期間(たとえば、予想される、将来に運転者が危険に晒されること)に関連付けられ得る。危険指数は、たとえば、制御システム132によって受信されるもしくは生成される1つ以上の境界条件、および/または適応制御装置112から受信した情報(たとえば、図3図8に関連して記載した任意の信号もしくは他の情報)に基づき得る。いくつかの局面では、危険指数は、(たとえば、速度、加速度、コーニング破壊、および/もしくは適応制御装置112が受信する位置信号に基づく)運転者の運転挙動に基づく、運転者が危険に晒されること、(たとえば、運転者がテキストメッセージを送っているか否かなどの、運転者装置条件、ソーシャルネットワーク条件、平均速度マップ条件に関連付けられる情報に基づく)注意力、ならびに/または(たとえば、温度、視界、降水、水分レベルなどの、適応制御装置112を介して受信した天候条件もしくは関連の信号に基づく)環境を反映し得る。危険指数は、図8に関連して記載したものなどの、開示される実施形態に整合する任意のプロセスを用いて生成および更新され得る。

0047

いくつかの局面では、プロセス300は、開示される実施形態のさまざまな局面を管理する制御変数の組のうちの1つ以上の制御変数を生成、更新、修正、追加、変更、および/または削除すること(ステップ304)を含み得る。ある局面では、制御変数の組は、どのように適応制御装置112および/または制御システム132がデータを収集する、扱う、および処理するかを支配し得る。たとえば、制御変数の組は、とりわけ、車両センサ114からサンプリングされた特定の信号、適応制御装置112が選択された信号をサンプリングするレート、ならびに/または帯域フィルタリング、イベント検出、および後処理に関連付けられるプロセスにおけるさまざまなパラメータ、入力、およびしきい値などの、図3図8に関連して記載されるルーチンのあるパラメータ、入力、およびしきい値を規定し得る。このように、いくつかの局面では、制御変数は、収集される入力および他の情報(たとえば、サンプリングされた信号、検索された外部情報など)と、(たとえば、フィルタ、重み、およびしきい値を変更することによって)この情報を用いてイベントが起こったか否かを判断するプロセスとを規定する。これらのプロセスは、以下により詳細に記載される。有効制御変数(たとえば、任意の所与の時間にアクティブな制御変数)の組は、境界条件の組、危険指数の組、および/または本明細書中に記載の任意の情報に基づき得る。一例として、制御変数の組は、適応制御装置112において車両センサ114から受信した信号、特定のイベントの検出、特定のフィルタの適用、現在の天候条件、ソーシャルメディアについての情報、運転者が取ると予想される予測ルート、道路区間の曲率などに部分的に基づき得る。制御変数の組は、適応制御装置112のメモリおよび/または制御システム132などの任意の好適なコンピューティングデバイス中のメモリに記憶され得る。

0048

制御変数は、ある局面では、適応制御装置112がどのようにデータを収集しかつ処理するかを支配し得るので、制御変数の有効な組に対する変更(たとえば、新たな変数の創出、既存の変数の削除または修正など)は、適応制御装置112が情報を処理するやり方に対する変更を生じさせ得る。たとえば、有効制御変数の組に対する変更は、適応制御装置112を用いてサンプリングされる信号、それらの対応のサンプリングレート、適用される帯域フィルタ、イベント検出もしくは検証しきい値、および/または開示される実施形態に整合する任意の他の可変のパラメータに対する変更を生じさせ得る。適応制御装置112は、制御変数の組に対する変更を自動的かつ継続的に検出して、本明細書中に開示されるプロセスを動的に調整し得る。

0049

制御変数の組は、ローカル制御変数の組および/または外部制御変数の組を含み得る。外部制御変数は、適応制御装置112の外部の情報によって生成される、更新される、および/または影響される制御変数を反映し得る。たとえば、いくつかの局面では、外部制御変数は、制御システム132から受信した境界条件の組および/または危険指数の組に基づき得る。1つの実施形態では、たとえば、外部制御変数の組は、履歴的な、現在の、または予測される天候条件、交通パターン、道路および経路情報平均運転者挙動、または境界条件もしくは危険指数に関連付けられる任意の他の情報に基づき得る。これに加えてまたはこれに代えて、外部制御変数の組は、外部システム142または制御システム132から取得または受信した他の種類の情報に基づき得る。1つの局面では、たとえば、適応制御装置112は、境界条件または危険指数に対する任意の対応の変更があるまたはない外部制御変数を追加する、修正する、削除するなどの命令を制御システム132から受信し得る。外部制御変数は、適応制御装置112上でローカルに(たとえば、制御システム132から受信した情報に応答して)生成され得る、または外部システム(たとえば、制御システム132)上で生成されて適応制御装置に送信され得る。

0050

ローカル制御変数は、適応制御装置112にとってローカルの情報によって生成される、更新される、および/または影響される制御変数を反映し得る。いくつかの局面では、ローカル制御変数は適応制御装置112上で生成および更新され得、図3図7に関連して記載される実施形態に整合する任意の情報に基づき得る。たとえば、適応制御装置112は、車両センサ114から受信した信号の組(たとえば、信号の組中にエンコードされる情報、サンプリングされた信号の組など)に基づいて、ローカル制御変数の組を生成または更新し得る。1つの例示では、適応制御装置112は、温度センサからの現在の温度信号に基づいてローカル制御変数を生成または更新し得る。別の例では、適応制御装置112は、(たとえば、履歴加速度、位置、制動、コーナリング、および/または速度信号に基づいて)適応制御装置がモニタするような運転者の履歴運転挙動に基づいてローカル制御変数の組を更新し得る。ローカル制御変数の組は、適応制御装置112上で行なわれるプロセスから創出される制御変数も備え得る。たとえば、ローカル制御変数の組は、図5図7を参照して記載されるような、適用される帯域フィルタ、イベント検出分析、および/または後処理から生成される制御変数を含み得る。ある実施形態では、ローカル制御変数および外部制御変数の組は相互に排他的ではない。たとえば、制御変数の組は、適応制御装置112で受信した信号によって測定されるような運転者の履歴運転挙動および制御システム132から受信した境界条件に基づいて更新され得る。

0051

いくつかの実施形態では、プロセス300は、車両センサ114の組に関連付けられる信号の組を適応制御装置112において受信すること(ステップ306)を含み得る。これらの信号は、速度、加速度、破壊、コーナリング、温度、空気圧、位置、ヨー、ピッチ、ロール、および/または開示される実施形態に整合するセンサ(たとえば、エンジンまたはタイヤ圧センサなどのCANバスに接続される任意の車両構成要素)に関連付けられる任意の他の情報などの、センサ114を用いて測定される(もしくはそれから導出される)特性に関連付けられる情報を中継し得る。いくつかの実施形態では、受信されるまたはサンプリングされる信号の組は、適応制御装置112上に記憶される制御変数の組に基づき得る。たとえば、制御変数の組は、図5図7を参照してさらに記載されるような帯域フィルタ分析、イベント検出分析、および/またはイベント検証分析に必要な信号に基づいてサンプリングすべき信号の組を規定し得る。一例として、制御変数は、コーナリングイベントの発生を判断するまたは検証するために、適応制御装置112に、コーナリング、生、ピッチ、および/またはロールに関連付けられる信号をサンプリングするように命令し得る。適応制御装置112は、記憶されるまたは受信される制御変数の組に基づいてサンプリングすべき信号の組を決定し得、この決定に整合する信号の組のうちの識別された信号をサンプリングし得る。

0052

いくつかの局面では、適応制御装置112は、有効制御変数の組の変更を検出すると、サンプリングされた信号の組を修正または調整し得る(ステップ304)。有効制御変数の組に対する変更は、適応制御装置112を用いてサンプリングされる信号の種類、数、および/またはアイデンティティを調整し得る。制御変数の組は時間とともに継続的にまたは周期的に変化し得るため、この配置により、適応制御装置112が、センサ114からサンプリングされた信号の組を動的に調整できるようになる。適応制御装置112は、1つ以上のプロセッサによって実行されるハードウェアおよび/またはソフトウェアを介してサンプリングされる信号の組を調整し得る。たとえば、適応制御装置112は、以前にサンプリングした信号(たとえば、第1の組の信号中の信号)をスイッチオフすることおよび/または以前にサンプリングされなかった信号(たとえば、第1の組の信号の中にない信号)をスイッチオンすることによって、第1の組のサンプリングされた信号をハードウェアを介して調整し、これにより、第2の異なる組の信号をサンプリングし得る。そのようなハードウェアは、たとえば、適応制御装置112の埋込み回路構成中のスイッチの形態を取り得る。別の例では、適応制御装置112は、たとえば、選択された信号の値をゼロに低減することまたはそのようなゼロ条件を別の信号から取除くことによって、ソフトウェアを介してこれらの信号をディスエーブルまたはイネーブルし得る。

0053

適応制御装置112は、それぞれのサンプリングレートで信号の組中の各々の信号をサンプリングし得る(ステップ306)。これらのサンプリングレートは、受信した信号同士の間で異なり得、制御変数の組において規定され得る。たとえば、適応制御装置112は、第1のレート(たとえば、6kHz)で第1の信号(たとえば、加速度、角速度)をサンプリングし得、第2のレート(たとえば、1Hz)で第2の信号(たとえば、外部温度)をサンプリングし得る。サンプリングレートは、受信した信号の種類に部分的に基づき得る。以上の例では、たとえば、適応制御装置112は、温度信号よりもより頻繁に加速度信号をサンプリングし得る。適応制御装置112は、制御変数の組に基づいて、信号の組中の各々の信号毎に、それぞれのサンプリングレートを決定し得る。

0054

いくつかの実施形態では、1つ以上の有効制御変数の組に対する検出される変更は、サンプリングレートの組のうちのサンプリングレートの1つ以上を調整し得る(ステップ304)。適応制御装置112は、制御変数の組に対する変更の検出に基づいて、特定の信号のサンプリングレートをどのように調整すべきかを判断し得る。いくつかの実施形態では、制御変数の組の変更は、特定の信号または条件が、開示される実施形態に整合するプロセス(たとえば、図5図8に関連して記載されるルーチン)にとってより重要になったまたはより重要でなくなったことを反映し得る。たとえば、制御変数の組は、より厳しい天候条件を検出すると変化して、適応制御装置112に、天候条件(たとえば、温度、水分レベル、視界、降水量など)、速度情報などに関連付けられる信号を、より穏やかで乾燥した条件下でよりもより頻繁にサンプリングさせ得る。

0055

ある実施形態では、適応制御装置112は、信号の組(たとえば、信号値自体および/またはサンプリングされた信号の種類)、サンプリングレートの組、および/またはサンプリングされたセンサの組(たとえば、受信した信号に関連付けられるセンサ)に関連の他の情報を、以降の処理のために別のコンピューティングシステムに送信する。この処理は、制御システム132における、図8に関連して記載されたものなどのプロセスを含み得る。たとえば、制御システム132は、とりわけ、適応制御装置112から出力された信号の組およびそれらのサンプリングレートを受信し、受信した情報に応答して1つ以上の境界条件および/または危険指数を調整し、更新された境界条件の組を適応制御装置に与え(ステップ302)、これは適応制御装置に制御変数の有効な組を調整させ得(ステップ304)、これは次に、適応制御装置に、サンプリングされた信号の組および/またはそのサンプリングレートを変更させ得る(ステップ306)。これに加えてまたはこれに代えて、適応制御装置112は、サンプリングされた信号の組の中にエンコードされる情報および開示される実施例に整合する他の情報に基づいて、有効制御変数の組を生成または更新し得る。

0056

いくつかの実施形態では、適応制御装置112は、帯域フィルタの組を受信した信号に適用して、ノイズまたは他のアーティファクトを低減する(ステップ308)。信号を帯域フィルタに通すことにより、フィルタリングされていない信号よりも信号対ノイズ比(SNR)が高いフィルタリング済信号の組が創出され得る。帯域フィルタの適用は、ハードウェア(たとえば、スイッチ、キャパシタ抵抗器、および他の回路構成を介して)および/または(たとえば、プロセッサを用いて命令を実行する)ソフトウェアを介して行なわれて所望の効果を創出し得る。適応制御装置112は、図5に関連して記載される帯域フィルタリングプロセスなどの、開示される実施形態に整合するやり方で、帯域フィルタの組を適用し得る。たとえば、適応制御装置112は、メモリに記憶される制御変数の組に基づいて帯域フィルタの組をどのように適用すべきかを判断し得る。適応制御装置112は、制御変数の組の変更を検出し、帯域フィルタの組をどのように適用するかを動的に調整し得る(ステップ304および308)。いくつかの実施形態では、適応制御装置112は、帯域フィルタリングプロセスに関連付けられる情報(たとえば、図5に関連して記載される実施形態に整合するデータ)を、(たとえば、図8を参照して記載されるものなどの)以降の処理のために制御システム132に出力または送信し得る。1つの例では、制御システム132は、帯域フィルタリングプロセスに関する情報を適応制御装置112から受信し、受信した情報に基づいて境界条件または危険指数を更新し、かつ更新された境界条件または危険指数を適応制御装置に送り得る(ステップ302)。本明細書中に開示されるように、境界条件および/または危険指数に対するそのような変更は、有効制御変数の組に対する変更を生じさせ得(ステップ304)、これは次に、適応制御装置112が帯域フィルタの組をどのように適用するかを動的に調整し得る(ステップ308)。さらに、適応制御装置112は、帯域フィルタプロセスの間に発生される情報に基づいて制御変数の組を自身で更新し得る。

0057

プロセス300は、ステップ308で発生されるフィルタリング済信号の組、センサ114からのフィルタリングされていない信号の組などの信号の組に対してイベント検出分析を行なうこと(ステップ310)を含む。適応制御装置112は、以下にさらに詳細に記載されるように、イベント検出分析を行なってイベントの発生または非発生を判断し得る。ある局面では、この判断は、イベントしきい値の組を信号の組と比較することと、比較に基づいてブール型応答を生成することとを含み得る。適応制御装置112は、図6に関連して記載されるイベント検出プロセスなどの、開示される実施形態に整合する任意のプロセスを用いて、イベント検出を行ない得る。たとえば、適応制御装置112は、制御変数の組に基づいて、イベントフィルタのイベントしきい値(たとえば、数学的重み、信号とイベント因子との組合せなど)に影響するパラメータを含む信号の組にイベントフィルタの組をどのように適用するかを判断し得る。さらに、適応制御装置112は、制御変数の組に対する変更を検出し、これに応じてイベント検出ルーチンを動的に調整し得る(ステップ304および310)。適応制御装置112は、図8に関連して記載される処理または上記のものなどの以降の処理のために、イベント検出プロセスに関連付けられる情報を制御システム132に出力または送信することもし得る。適応制御装置112は、イベント検出の結果の処理を行なって有効制御変数の組を更新することもし得る。

0058

プロセス300は、イベントを検出したことまたは検出しなかったことに応答して後処理を行なうこと(ステップ312)を含む。ある局面では、この後処理は、図7を参照して記載される検証プロセスなどの、検出されたイベントが起こったまたは起こっていないことを確認する検証プロセスを反映し得る。いくつかの実施形態では、この検証プロセスは、検出されたイベントの後に続く期間の間選択信号をモニタすることと、それらの信号を検証しきい値の組と比較することとを含み得る。いくつかの局面では、適応制御装置112は、制御変数の組に基づいて、そのような後処理ルーチンの入力およびパラメータ(たとえば、数学的重み、サンプリングされた信号、検証しきい値など)を決定し得る。さらに、適応制御装置112は、制御変数の組の変更を検出し、これに応じて後処理ルーチンを動的に調整し得る(ステップ304および312)。ある実施形態では、適応制御装置112は、図8を参照して記載されるまたは上述されたものなどの、開示される実施形態に整合する以降の処理を行なうように検証される別のコンピューティングシステムに(たとえば、イベントを検証すると、制御システム132に)、後処理に関連付けられる情報を送信し得る。

0059

いくつかの局面では、プロセッサ300は、イベントデータを出力することまたはそれを適応制御装置112から制御システム132に送信すること(ステップ312)を含み得る。イベントデータは、信号受信、帯域フィルタリング、イベント検出、および/または後処理ステップに関連付けられる情報を含み得る。たとえば、イベントデータは、適応制御装置112が、イベントを検出した、イベントを検証した、イベントを検出していないなどの指示を含み得る。イベントデータは、たとえば、サンプリングされた信号の組、サンプリングレートの組、検出および検証ステップで用いられるイベントもしくは検証しきい値、イベントが起こったもしくは検証されたこと、または図3図8に関連付けられる任意の他の情報などの、これらのステップに関連付けられる情報も含み得る。イベントデータは、信号、コンピュータファイル、記録、電子レポート、電子メール、テキストメッセージなどの情報を伝えるための任意の適切な形態を取り得る。

0060

適応制御装置112は、通信ネットワーク120を介してイベントデータを制御システム132に送信し得る。ある局面では、制御システム132は、イベントデータを受信し、上述されたまたは図8に関連して記載されるプロセスなどの、開示される実施形態に整合する以降の処理を行ない得る。たとえば、制御システム132は、イベントデータを受信し、境界条件の組を決定または修正し、そのような境界条件に関する情報を収集または生成し、かつ境界条件および関連の情報を適応制御装置112に与え得る(ステップ302)。これらの更新された境界条件および情報は、適応制御装置112を支配する1つ以上の制御変数を調整し得(ステップ304)、これは次に、本明細書中に記載されるような開示される実施形態に対する動的な調整(たとえば、ステップ306−314に関連の任意のルーチン)を生じさせ得る。

0061

図4は、開示される実施形態に整合する、他の構成要素と通信する例示的な適応制御装置112のブロック概略400を示す。図4は、開示されるプロセスのある局面に整合する、信号処理およびデータの流れの一般的な概略を与える。いくつかの局面では、図4に関連して記載される実施形態は、(たとえば、信号送信、フィルタリングなどのための回路構成を備える)ハードウェアおよび/または(たとえば、適応制御装置112、制御システム132などの上のプロセッサによって実行される)ソフトウェアを介して実現され得る。

0062

図4に示されるように、適応制御装置112は、制御論理420を有する車両センサ114の組から信号の組を受信し得る。ある局面では、制御論理420は、適応制御装置112内のプロセスを支配する制御変数422の組を生成、更新、修正、および/または管理するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアを反映し得る。制御論理420の制御変数422は、開示される実施形態に整合する任意の種類または事例の制御変数を備え得る。いくつかの局面では、たとえば、制御変数422の組は、ローカル制御変数424の組と外部制御変数426の組とを含み得る。上述したようにかつ図4に示されるように、ローカル制御変数424の組は、センサ114から受信した信号に部分的に基づき得る。ある実施形態では、制御論理420は、図3図8に関連して開示されるものなどの、開示される実施形態に整合する任意の好適なプロセスを用いて、ローカル制御変数424および/または外部制御変数426の組を生成し得る。適応制御装置112は、制御変数422の組をメモリに記憶し得る。

0063

いくつかの局面では、制御論理420は、制御変数422の組またはその部分セットに基づいて制御信号442を生成しかつこれを動的獲得論理410に送り得る。動的獲得論理410は、制御論理420から受信した制御信号442に基づいて、センサ114からの信号の組を動的に獲得、サンプリング、およびフィルタリングするためのハードウェアおよび/またはソフトウェアを反映し得る。ある局面では、制御信号442は、特定の組の信号を、各々それぞれのサンプリングレートでサンプリングする命令を反映し得る。動的獲得論理410は、(たとえば、命令された信号を適切なレートでサンプリングすることによって)、制御信号442に従いセンサ114からの信号の選択された組をサンプリングし得る。たとえば、動的獲得論理410は、制御信号442の命令の中に含まれていない一切の信号をスイッチ412を介してスイッチオフし得る。同様に、動的獲得論理410は、スイッチ412を用いて、制御信号442中に指定される信号をスイッチオンし得、これによりそれらの信号が信号のサンプリングされた組に含まれるようになる。動的獲得論理410は、上述したように、適応制御装置112に対して内部プロセッサによって実行されるソフトウェアプロセスを介して適切な信号のスイッチオフおよびオンも行ない得る。いくつかの実施形態では、動的獲得論理410は、(たとえば、制御変数422の同じまたは異なる組に基づいて)、同様の態様でセンサ114から制御論理420に渡された信号のスイッチオンおよびオフも行ない得るが、そのような操作は要件とはされていない。これに加えてまたはこれに代えて、動的獲得論理410は、図3を参照して記載されたものなどの、本明細書中に記載されるような信号受信およびサンプリングプロセスの局面を行ない得る。

0064

いくつかの実施形態では、動的獲得論理410は、帯域フィルタ414の組を通して、サンプリングされた信号のうち1つ以上を送り得る。以上に説明したようにおよび図5を参照して以下に説明するように、帯域フィルタ414の組は、サンプリングされた信号中のノイズおよび他のアーティファクトを低減し得る。いくつかの実施形態では、動的獲得論理410は、サンプリングされた信号のすべてを帯域フィルタ414の組に通し得る。他の実施形態では、動的獲得論理410は、制御論理420からの制御信号442(たとえば、上述の同じまたは異なる制御信号)に含有される命令に基づいて、サンプリングされた信号の部分セットのみを帯域フィルタ414の組に供し得る。制御信号442は、開示される実施形態に整合する他の情報および命令を含み得る。

0065

ある局面では、動的獲得論理410は、応答信号444を制御論理420に与える。応答信号444は、獲得論理410が生成または処理する任意の情報を含み得る。たとえば、応答信号444は、サンプリングされた信号の組(たとえば、信号自体、サンプリングされたセンサ、サンプリングレートなど)、ディスエーブルもしくはイネーブルされた信号、および/または(たとえば、図5に関連して開示されるような)帯域フィルタに関連付けられる任意の情報に関連付けられる情報を含み得る。いくつかの局面では、制御論理420は、応答信号444を受信し、これに応じて制御変数422の組を更新し得る。たとえば、制御論理420は、応答信号444中に与えられる情報に基づいて(たとえば、ローカル制御変数424の組を変更することによって)1つ以上の制御変数422を修正、追加、および/または削除するよう判断し得る。制御変数422のこの変更は、適応制御装置112および開示される実施形態に整合するそのプロセスに対する付加的な変更および動的調整を生じさせ得る。一例として、制御論理420は、(たとえば、境界条件情報、フィルタリングされた信号データなどに基づいて)、車両110の運転者が標準範囲内でコーナリングしていることを示す、応答信号444中の動的獲得論理410からの帯域フィルタリングされたコーナリング信号を受信し得る。制御論理420は次に制御変数422を更新し得るので、この更新が適応制御装置112において検出されると、動的獲得論理410は、より低いサンプリングレートなどでコーナリング信号をサンプリングする、まったくサンプリングしない(たとえば、コーナリング信号がスイッチオフされている)、などする。

0066

図4に示されるように、適応制御装置112は、動的獲得論理410からの、フィルタリングされたまたはフィルタリングされていないサンプリングされた信号を適応イベント論理430に通す。いくつかの実施形態では、適応イベント論理430は、受信した信号の組に基づいてイベントの発生または非発生を判断するためのイベント検出プロセスを反映する。適応イベント論理430は、図6を参照して記載するものなどの、開示される実施形態に整合するハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素の形態を取り得る。

0067

いくつかの局面では、適応イベント論理430は、信号の組をイベントフィルタ432の組に通し得る。ある実施形態では、イベントフィルタ432は、特定の組の信号のイベントしきい値を生成し、これらの信号をイベントしきい値と比較してブール型応答を生成するための命令の組を反映し得る。これらの実施形態では、イベントしきい値は、いつイベントまたはサブイベント(たとえば、イベントの発生を判断するのに必要であるが十分ではない何らかの補足的判断)が発生したと見做されるかを規定する1つ以上の信号の臨界値または尺度を表わし得る。イベントフィルタ432は、特定の組の入力信号(たとえば、速度、加速度、および/またはコーナリング)を考慮してどのようにイベントしきい値を生成するかを適応イベント論理430に命令し、次に信号の組を生成されたイベントしきい値と比較してブール型応答を生成し得る。一例として、イベントフィルタ432は、速度信号などの信号がイベントフィルタを用いて確立されたイベントしきい値を超えたときに、真型ブール型応答を出力し得る。イベントフィルタ432は、単一の信号をイベントしきい値と、またはいくつかの信号の組合せをイベントしきい値と比較し得る。これらの実施形態を図6を参照してさらに詳細に記載する。いくつかの局面では、イベントフィルタ432、その規定されたイベントしきい値、その処理される信号の組などは、適応制御装置112内に記憶される制御変数の組によって駆動され得る。

0068

適応イベント論理430は、組合せ論理434を用いて、各々のイベントフィルタ432毎に信号の組および/または結果を組合せ得る。組合せ論理434は、イベントフィルタ432からの1つ以上の信号および/または出力の論理結合または数学結合の観点で、イベントの表示(たとえば、イベント表示)を反映し得る。すなわち、イベント表示は、イベントフィルタ432からの信号および/または出力の数学結合または論理結合に基づいて、イベントが起こるか否かを適応制御装置112(または制御システム132)がどのように判断するかを識別し得る。組合せ論理434は、図6を参照して記載されるものなどの開示される実施形態に整合するやり方で、信号の組またはイベントフィルタ結果の組に対して動作し得る。

0069

図4に示されるように、たとえば、組合せ論理434は、(たとえば、イベント表示に基づいて)論理式中のイベントフィルタ432の組の結果を組合せて、イベントが起こったか否かのブール型指示を生成し得る。論理式は、論理項においてイベント表示を反映するAND、NOT、XOR、および/またはOR演算子の任意の順列を用い得る。一例として、3つのイベントフィルタ432からの3つのサブイベント結果SR1、SR2、およびSR3を与えられると、組合せ論理434は、 (SR1 AND SR2) OR (NOT SR3)が真であるときにイベントEが発生したと規定し得る。すなわち、イベント表示は

0070

0071

であり得る。
図4に描かれていない別の実施形態では、組合せ論理434は、信号をイベントフィルタ432に通す前に、数学項においてイベント(またはサブイベント)Eのイベント表示を反映する1つ以上の数式においてフィルタの組を組合せ得る。組合せ論理434の結果は次に、イベントフィルタ432を通ってEが発生したか否かを判断し得る。たとえば、信号xの組を与えられると、組合せ論理434は、xの何らかの関数としてのEのイベント表示を生成または反映し得、これは次にイベントフィルタ432が規定するイベントしきい値Tと比較され、これにより、Eは、f(x)>Tである場合に発生すると見做される。

0072

また他の実施形態では、適応イベント論理430は、イベント表示のさらにより複雑な式でいくつかのそのような組合せ論理434およびイベントフィルタ432を用い得る。これらの実施形態を図6に関連して以下にさらに詳細に記載する。

0073

図4に示されるように、イベントフィルタ432および組合せ論理434のパラメータは、制御論理420中の制御変数422の組に基づき得る。いくつかの局面では、たとえば、制御論理420は、制御信号446を介して、イベントフィルタのパラメータ(たとえば、信号の規定された組、すなわちイベントフィルタにおいてサンプリングされた信号の組などを与えられると、各々のイベントフィルタがどのようにイベントしきい値を生成するか)、組合せ論理434(たとえば、数学項または論理項におけるイベントの表示)、およびそれらがどのように対話するか(たとえば、イベントフィルタおよび組合せ論理の順序および入力)を適応イベント論理430に命令し得る。これらの局面では、制御信号446はこのように、信号入力の組を与えられるとイベントが起こったか否かに対するブール型応答を生成するための適応イベント論理430への命令を反映し得る。ある局面では、適応イベント論理430は次に、制御信号446に整合するイベントフィルタ432の組および/または組合せ論理434を用い得る。

0074

いくつかの局面では、適応イベント論理430は、応答信号448を制御論理420に送信し得る。応答信号448は、適応イベント論理430が生成または処理する任意の情報を含み得る。たとえば、応答信号448は、イベントが起こったか否か、サブイベントが起こったか否か、イベントしきい値を算出するのに用いられる情報、または本明細書中に記載されるイベント検出プロセスに整合する任意の他の情報に関連付けられる情報を含み得る。ある実施形態では、制御論理420は、応答信号448を受信し、これに応じて有効制御変数422の組を更新し得る。たとえば、制御論理420は、応答信号448中に与えられる情報(たとえば、イベントが起こったか否か)に基づいて1つ以上の制御変数422を修正、追加、および/または削除する(たとえば、ローカル制御変数424の組を変更する)ように判断し得る。この制御変数422の変更は、適応制御装置112および開示される実施形態に整合するそのプロセスに対する付加的な動的調整を生じさせ得る。一例として、制御論理420は、あるイベント(たとえば、スピード違反イベントまたは衝突イベント)が起こったことを示す応答信号448を適応イベント論理430から受信し得る。制御論理は次に、この変更が適応制御装置112で検出されると、動的獲得論理410が特定のレートで特定の信号(たとえば、速度)をサンプリングし、適応イベント論理430においてイベントしきい値が(たとえば、上昇した危険レベルを考慮するよう)低減されるなどするように、制御変数422を更新し得る。

0075

以上のプロセスの任意のステップで、適応制御装置112は、開示される実施形態に整合する付加的な処理のために、生成されるデータまたは関連付けられる情報を制御システム132(または外部システム142)に送信し得る。たとえば、図4に示されるように、適応制御装置112は、適応イベント論理430のイベント検出プロセスの結果を制御システム132に送信し得る。いくつかの実施形態では、制御システム132は、送信された情報を受信して、(たとえば、図8に関連して記載されるように)本明細書中に開示される付加的なプロセスを行ない得る。たとえば、制御システム132は、適応制御装置112から受信した情報に基づいて、1つ以上の境界条件を修正、追加、および/もしくは削除し、1つ以上の危険指数を更新し、または外部システム142から付加的な情報を取得し得る。制御システム132は、これらの更新された境界条件、危険指数、および/または付加的情報を適応制御装置112に与えて、それに対して以降の処理を行ない得る。1つの例では、適応制御装置112は、(たとえば、新たな境界条件情報および/または危険指数に基づいて、外部制御変数426の組を更新することによって)受信したデータを用いて1つ以上の制御変数422を更新し得る。別の例では、適応制御装置112は、制御システム132から受信した情報を用いて、1つ以上のイベントしきい値を生成し得る。

0076

図5は、開示される実施形態に整合する例示的な帯域フィルタプロセス500のフローチャートを示す。プロセス500に関連して開示される局面は、適応制御装置112および制御システム132などの、環境100の1つ以上のコンピューティングシステム上でハードウェアおよび/またはソフトウェアを介して実現され得る。プロセス500のある局面は、開示される実施形態に整合するやり方で、再順序付け、再配置、繰返し、省略、補足、修正、または付加的なプロセスへの統合がなされ得る。たとえば、プロセス500に関連して記載される実施形態は、図3のステップ308に関連して記載されるものなどの帯域フィルタの組を適用するように、適応制御装置112の中でまたは図4の動的獲得論理410内などで実現され得る。

0077

いくつかの局面では、プロセス500は、車両センサ114の組に関連付けられる信号の組を受信する(ステップ502)。受信した信号は任意の形態を取り得、任意のセンサ114の出力または開示される実施形態に整合する導出信号を反映し得る。一例として、プロセス500は、破壊、コーナリング、位置、および縦加速度信号を備える4つの信号の組を受信し得る。任意の数の信号をこの態様で受信し得る。

0078

プロセス500は、受信した(ノイズのある)信号のうち1つ以上に対してノイズ分析を行ない得る(ステップ504)。いくつかの局面では、プロセス500は、あらゆる受信した信号に対してノイズ分析を行ない得る。他の局面では、プロセス500は、適応制御装置112上に記憶される信号種類(たとえば、パラメータ信号が尺度である)および/または制御変数422の組に基づいて、受信した信号(たとえば、ノイズのある信号)に対してノイズ分析を行なうか否かを判断し得る。いくつかの実施形態では、プロセス500は、1秒または5秒などのある時間増分にわたって平均された信号レベルに対してノイズ分析を行ない得る。

0079

ある実施形態では、ノイズ分析は、対象のノイズのある信号に対してフーリエ分析を行なうことを含み得る。そのようなフーリエ分析は、たとえば、受信した信号のフーリエ変換を生成して周波数領域で信号を表わす(たとえば、信号のスペクトル密度を生成する)ことを含み得る。プロセス500は次に、周波数領域中の変換された信号をしきい値パワーレベルと比較することと、信号のスペクトルパワー(たとえば、周波数領域中でのそのパワー)がその中でしきい値パワーレベルを超えた1つ以上のノイズ周波数範囲を判定することとを含み得る。これらの実施形態では、ノイズ周波数範囲は、受信した信号がその中で実質的なノイズアーティファクトを呈する周波数帯を反映し得る。たとえば、プロセス500は、5秒にわたって加速度信号を平均してこれを周波数領域に変換し、その平均されたスペクトルパワーが500〜1,000Hzおよび2,000〜3,000Hzの周波数の間でしきい値パワーレベルを超えたと判断し得る。これらの2つの範囲は、信号のノイズ周波数範囲(たとえば、信号がその中で強いノイズレベルを呈する周波数)を反映し得る。しきい値パワーレベルは、予め規定され得る、信号の種類に依存し得る、および/または開示される実施形態に整合する制御変数の組に基づき得る。1つの実施形態では、たとえば、適応制御装置112は、制御論理420が管理する制御変数422の組に基づいて各々の信号毎にしきい値パワーレベルを判定し得る。

0080

いくつかの局面では、プロセス500のノイズ分析は、さらに、1つ以上のノイズ周波数範囲のうち最小周波数を判定することを含み得る。ある実施形態では、この最小周波数は、スペクトルパワーがそれについてしきい値パワーレベルを超える最も低い周波数値を反映し得る。以上の例では、たとえば、適応制御装置112は、最小周波数が500Hzであると判断し得る。これに加えてまたはこれに代えて、プロセス500は、1つ以上のノイズ周波数範囲中の各々のノイズ周波数範囲毎に最小周波数を計算することを含み得る。上の例に戻って、プロセス500は、最小周波数500Hzおよび2,000Hzにそれぞれ関連付けられるべきノイズ周波数範囲を判定し得る。

0081

プロセス500は、1つ以上の周波数範囲の1つ以上の最小周波数がしきい値周波数を超えるか否かを判断することを含み得る。いくつかの実施形態では、しきい値周波数は、適応制御装置112が低域フィルタを適用し得る最小遮断周波数を反映し得る。たとえば、適応制御装置112は、周波数遮断が異なる信号の組の各々に接続される低域フィルタの組を含み得る。一例として、適応制御装置112は、200Hz、400Hz、1,000Hz、および3,000Hzよりも上の信号をフィルタリングするための4つの低域フィルタの組を含み得る。この例では、プロセス500は、しきい値周波数が200Hzであると判断し得る。というのも、この値は、適応制御装置112の利用可能な低域フィルタの最小遮断周波数を反映するからである。いくつかの局面では、低域フィルタは、128タップFIRフィルタなどの、開示される実施形態に整合するプロセスを行なうための任意の好適な低域フィルタを備え得る。

0082

いくつかの局面では、プロセス500は、ある条件下で低域フィルタを選択および適用すること(ステップ506)を含む。たとえば、プロセス500は、ノイズ周波数範囲の最小周波数が判定されたしきい値周波数を超えると、低域フィルタを適用し得る。すなわち、プロセス500は、適応制御装置112がそのノイズ周波数範囲中のノイズあり信号をフィルタリングすることができる低域フィルタを含むときに、低域ノイズあり信号を適用し得る。いくつかの実施形態では、低域フィルタを選択することは、遮断周波数がノイズ周波数範囲の最小周波数に最も近いがそれを超えない適応制御装置112の低域フィルタの組のうちの低域フィルタを識別することを備え得る。たとえば、ノイズ周波数範囲が500Hz〜1,000Hzでありかつ適応制御装置112が遮断周波数が200Hz、400Hz、1,000Hz、および3,000Hzである低域フィルタを含む場合、プロセス500は、400Hzのフィルタを選択されたフィルタとして識別し得る。いくつかの局面では、プロセス500は次に、選択されたフィルタを適用して(たとえば、ノイズのある信号を選択された低域フィルタに通して)、フィルタリング済信号を創出し得る。ある実施形態では、プロセス500は、ノイズ周波数範囲の最小周波数が低域フィルタの組の中の最も低い遮断周波数(たとえば、しきい値周波数)を下回ると、低域フィルタのいずれも適用しないことがある。プロセス500は、あらゆるサンプリングされたまたはノイズのある信号について、あらゆるノイズ周波数範囲について、このプロセスを繰返し得る。

0083

低域フィルタリングプロセスに加えてまたはその代わりに、プロセス500は、サンプリングされた信号の組内に残留ノイズアーティファクトが存在するか否かを判断することを含み得る(ステップ508)。いくつかの実施形態では、プロセス500は、周波数領域中の幅がしきい値ノイズ幅未満であるノイズ周波数範囲として、そのようなアーティファクトを識別し得る。一例として、信号の組の中の信号は、600−640Hzのノイズ周波数範囲(たとえば、ノイズアーティファクトが存在する周波数範囲)を有し得る。この例では、プロセス500は、(たとえば、環境100のシステム内に記憶されるパラメータに基づいて)しきい値ノイズ幅が50Hzであると判断し得る。これらの条件下で、プロセス500は、以下に記載するように、この信号を付加的なフィルタリングを保証するものとして識別し得る。プロセス500が信号がそのような条件を満たさないと判断すれば、プロセス500は終了して(ステップ510)、開示される実施形態に整合する他の処理(たとえば、図6のイベント検出プロセス)を継続し得る。これらの判断は、各々のサンプリングされた信号毎に、各々のノイズ周波数範囲毎に繰返され得る。いくつかの実施形態では、しきい値ノイズ幅は、たとえば、適応制御装置112上に記憶される制御変数422の組に基づいて予め規定または生成され得る。さらに、このプロセスでのノイズ周波数範囲は、上記低域フィルタリングプロセスと同じまたはこれとは異なるしきい値パワーレベルに基づき得る。たとえば、ステップ508で用いられるノイズ周波数範囲は、上述の低域フィルタリングプロセスで用いられるものよりも低いしきい値パワーレベルを適用し得る。

0084

プロセス500が残留ノイズアーティファクトを呈する1つ以上の信号を識別すると、これは帯域消去フィルタを選択して、当該フィルタをそれらの信号に適用して、関連の周波数にわたってそれらを減衰し得る(ステップ512)。たとえば、適応制御装置112は、周波数範囲および/または減衰強度が異なる信号の組の各々に接続される1つ以上の帯域消去フィルタを含み得る。これらの帯域消去フィルタは、2つのタップを有するFIRフィルタなどの、開示される実施形態に整合するプロセスを行なうための任意の好適な帯域消去フィルタを備え得る。いくつかの局面では、プロセス500は、適応制御装置112内に含まれるまたは構成可能な帯域消去フィルタが、特定の信号について識別された残留アーティファクトの範囲内に実質的にある(たとえば、帯域消去フィルタのフィルタリングされた幅の25%、50%、75%などがノイズ周波数範囲内にある)かどうかを判断し得る。そうであれば、プロセス500は、帯域消去フィルタを選択してこれを信号に適用し(たとえば、信号を帯域消去フィルタに通し)、それを遮断範囲内で減衰し得る。プロセス500は、あらゆる残留ノイズアーティファクトおよびあらゆる構成可能な帯域消去フィルタについて、このプロセスを繰返し得る。次にプロセス500は終了し(ステップ510)、開示される実施形態に整合する他の処理を継続し得る。

0085

本明細書中に記載するように、生成されるまたはそれ以外にプロセス500に関連付けられる任意の情報は、遠隔のコンピューティングシステム(たとえば、制御システム132)に送信され得る、および/または適応制御装置112が当該情報を用いて(たとえば、制御論理420に与えられる応答信号444を介して)有効制御変数422の組を更新し得る。たとえば、プロセスは、判定されたノイズ周波数範囲、しきい値パワーレベル、ノイズ周波数範囲の最小周波数、選択された帯域フィルタ、サンプリングされた信号のスペクトル密度、しきい値ノイズ幅などに関連付けられる情報を用いて、制御変数422の組を更新し得るおよび/またはそのような情報を制御システム132に送信し得る。プロセス500の任意の変数量、表示、等式、関係などは制御変数の組によって制御可能であることが意図され、あるパラメータまたはそれらの関連付けられる情報の列挙は限定を意図するものではない。適応制御装置112は、制御変数422に対するそのような変更をモニタおよび検出し得、これに応じて、開示される実施形態のプロセスを動的に調整し得る。

0086

図6は、開示される実施形態に整合する例示的なイベント検出プロセス600のフローチャートを示す。プロセス600に関連して開示される局面は、適応制御装置112および制御システム132などの、環境100の1つ以上のコンピューティングシステム上でハードウェアおよび/またはソフトウェアを介して実現され得る。プロセス600のある局面は、開示される実施形態に整合するやり方で、再順序付け、再配置、繰返し、省略、補足、修正、または付加的なプロセスへの統合がなされ得る。たとえば、プロセス600に関連して記載される実施形態は、図3のステップ310に関連して記載されるものなどのイベントの発生を検出するように、適応制御装置112においてまたは図4の適応イベント論理430内などで実現され得る。

0087

いくつかの局面では、プロセス600は、車両センサ114の組に関連付けられる信号の組を受信すること(ステップ602)を含む。受信した信号は任意の形態を取り得、任意のセンサ114の出力または開示される実施形態に整合する導出信号を反映し得る。一例として、プロセス600は、破壊、コーナリング、時間、および加速度信号を備える4つの信号の組を受信し得る。この態様で任意の数の信号を受信し得る。さらに、図3図5に関連して記載される実施形態に整合する帯域フィルタリングをこれらの信号に施し得るが、そのようなフィルタリングは要件とはされていない。

0088

ある実施形態では、プロセス600は、受信した信号が特定のクラスの潜在的イベントの存在を示すか否かを判断するイベント分類を行なうこと(ステップ604)を含む。いくつかの局面では、イベントクラスを識別することは、受信した信号が潜在的運転イベントまたは潜在的衝突イベントに対応または相関するか否かを判断することを含み得る。潜在的運転イベントは、危ない、危険な、または安全でない運転または条件との関連付けまたは相関による適応制御装置112からのさらなる分析を保証する具体的挙動および/または条件を反映し得る。潜在的運転イベントは、任意の非衝突イベントを含み得、開示される実施形態に整合する任意の信号に対応し得る。たとえば、潜在的運転イベントは、潜在的加速イベント、制動イベント、コーナリングイベント、速度イベントなど、または受信した信号に対応する任意の他のイベントを含み得る。これらのイベントは、たとえば、粗っぽい破壊イベント、突然のコーニングイベント、急激な車線変更イベントなどの存在を反映し得る。ある局面では、潜在的衝突イベントは、車両110が衝突に今にも巻込まれそうな見込みまたは衝突に最近巻込まれた見込みを示し得る。

0089

プロセス600は、受信した信号をメモリに記憶される1つ以上のイベント分類モデルに相関させることによって、潜在的イベントのイベントクラスを判断し得る。これらのイベント分類モデルは、たとえば、潜在的運転イベントおよび/または潜在的衝突イベントに関連付けられる慣性力プロファイル遠心力プロファイル、速度および速度変化プロファイル、ピッチ、ロール、およびヨープロファイル、加速度プロファイル、加速度マトリックスなどを含み得る。これらのプロファイルは、履歴分析、実験室分析、衝突テスト、制御変数422などから生じ得、適応制御装置112に与えられ得るまたはそこにローカルに記憶され得る。いくつかの局面では、プロセス600は、受信した信号のうち1つ以上とイベント分類モデルとの間の相関尺度が分類しきい値を超えるか否かを判断することによって、潜在的イベントのイベントクラスを識別し得る。相関尺度は、相関係数、判断の係数多重相関の係数などの、データとモデルとの間の適合度を示す任意の尺度を反映し得る。潜在的イベント(たとえば、衝突イベント、コーナリングイベント、速度イベントなど)の各々のイベント種類は、対応の分類しきい値を有する1つ以上のイベント分類モデルに関連付けられ得る。

0090

いくつかの局面では、イベント分類モデルおよび/または分類しきい値は、車両110に関連付けられる車両パラメータの組に基づいて選択され得る。これらの車両パラメータは、その重量、高さ、長さ、重心、装備重量回転半径重量分散、ホイールベース加速度数値レッドゾーン馬力トルク、破壊数値抵抗係数、車種、つくり、型式、年式などの、車両110の任意の物理的または技術的特性を反映し得る。一例として、適応制御装置112は、車両110と同じつくりまたは型式、同様の重量分散、サイズなどの車両のイベント分類モデルを選択して、イベント分類を行なう際にそれが車両110と同様の車両とを確実に比較するようにし得る。

0091

いくつかの実施形態では、イベント分類プロセスのさまざまなパラメータ(またはプロセス600の任意のルーチン)は、適応制御装置112に記憶される制御変数422の組によって動的に調整され得る。たとえば、制御変数422の組は、潜在的運転イベント(たとえば、コーナリングイベント、速度イベント、加速度イベントなど)、イベント分類モデル中の信号およびデータプロファイルに関連付けられる情報、イベントクラス、利用可能な潜在的運転イベントの種類などの各イベント種類毎に分類しきい値を規定し得る。さらに、以上の実施形態で生成される情報は、制御変数422の組の変更を生じさせ得る。たとえば、1つの局面では、適応制御装置112は、1つ以上の信号と潜在的イベントとの間の相関を算出すると、(たとえば、制御論理420に与えられる応答信号448を介して)制御変数422の組を更新して、相関が分類しきい値を超えるまたは下回るなどと判断し得る。

0092

プロセス600は、受信した信号の組、イベント分類モデル、および上述のような分類しきい値に基づいて、潜在的イベントのイベントクラスを判断し得る(ステップ606および618)。いくつかの局面では、信号の組が潜在的運転イベント(ステップ606)または潜在的衝突イベント(ステップ618)のいずれの存在も示さない場合、プロセス600は終了して(ステップ614)、開示される実施形態に整合する継続処理(たとえば、信号の組のモニタ、制御変数422の更新、制御センター132への情報の送信など)を容易にし得る。

0093

プロセス600が、信号の組が潜在的運転イベントのイベントクラスの事例を反映すると判断すると(ステップ606)、プロセス600は、イベントフィルタ432の組および/または信号の組の関数としてイベントの表示(たとえばイベント表示)を生成または決定し得る。このイベント表示は、イベントが実際に起こったか否かを判断するのに用いられる信号の組のためのイベントフィルタ432の特定の組合せを反映し得る。図4に関連して記載したように、たとえば、このイベント表示は、(たとえば、組合せ論理434を介した)イベントフィルタ432の組からの個別の結果の論理的組合せとして、単一のイベントフィルタを通される個別の信号の数学結合として、またはその何らかの組合せとして、イベントを表示し得る。イベントフィルタ432および(組合せ論理434を介した)その組合せは、図4を参照して記載されたものおよび以下に記載されるものなどの、開示される実施形態に整合する任意のイベントフィルタまたは組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、イベント表示は、適応制御装置112上に記憶される制御変数の組によって駆動され得る。

0094

いくつかの局面では、プロセス600は、イベントを駆動するための1つ以上のイベントスコアを生成すること(ステップ608)を含み得る。イベントスコアはイベントまたはサブイベントが起こった見込みを反映し得る。イベントスコアは、受信した信号の組の中の1つ以上の信号に基づき得る。ある局面では、イベントスコアは、イベントまたはサブイベントのイベント表示に基づき得る。1つの実施形態では、たとえば、イベントスコアSは、信号重みaによって重み付けされる信号xの現在のまたは(たとえば、ある期間にわたる)時間平均された値を反映し得る:S=ax。

0095

いくつかの局面では、信号重みは、イベントまたはサブイベントに対する信号の関係、影響、相関、関連、または重要性の度合を反映し得る。低い信号重みは、対応の信号がイベントまたはサブイベントの発生に強く相関していないことを反映し得る一方で、高い信号重みは(サブ)イベントとの強い相関を反映し得る。

0096

同様に、低いまたは負の信号重みは、信号がイベントの非発生に相関する(たとえば、信号はイベントに逆相関する)ことを反映し得る。信号重みは、[0,1]、[−1,1]、[1,100]などの範囲の数など、開示される実施形態に整合する任意の適切な値を取り得る。いくつかの局面では、イベントスコアSは、信号重みに基づかないことがある(たとえば、各信号毎の重みは単一であるもしくは存在しない)、またはイベントスコアは信号を全く組入れない(たとえば、信号がスイッチオフされる、その信号重みがゼロである、など)ことがある。別の例として、適応制御装置112がいくつかの信号を単一のイベントフィルタ432に組合せるなどの場合、イベントスコアSは、信号およびそれらの対応の信号重みの何らかの数学的関数を反映し得る。たとえば、イベントスコアSは、信号xiの組およびそれらの対応の信号重みaiの一次結合を反映し得る。

0097

0098

いくつかの局面では、プロセス600は、この態様で、あらゆるイベントまたはサブイベント毎に(たとえば、イベントの表示におけるあらゆるイベントフィルタ432毎に)、イベントスコアSを判断し得る。

0099

当然ながら、当業者は、イベントスコアSの以上の式が例示に過ぎないことを認めるであろう。好適なイベント表示が認める限りにおいて、信号および/または信号重みの任意の数学結合を用いて特定のイベントまたはサブイベントのイベントスコアを判断し得る。たとえば、イベントスコアSは、信号とそれらの信号重みとの積(たとえば

0100

0101

)として、各々の信号が対応の信号重みとべき乗とを有する多変量多項式関数(たとえば、

0102

0103

)として、信号の組の何らかの統計的分析、これらの考え方の任意の組合せなどとして、与えられ得る。さらに、xの値は、時間平均値、生の値から変換された信号の有意性または大きさの尺度などとしての、信号に基づく任意の尺度を反映し得る。このように、イベントスコアSは、信号の組の任意の関数を具体化し得る(たとえば、図4に関連して記載されるようなS=f(x))。式中、関数fは、単一の関数、または信号の組に影響する関数の組の複合を備え得る。

0104

いくつかの実施形態では、プロセス600は、イベントスコアの生成された組をイベントフィルタ432の組の中のイベントしきい値の対応の組と比較すること(ステップ610)を含み得る。上述のように、イベントしきい値は、イベントまたはサブイベントがいつ起こったかを1つ以上の入力信号に基づいて規定する値または尺度を反映し得る。いくつかの実施形態では、イベントしきい値は、(ステップ604で判断されるような)イベントのイベントクラス、イベントクラスのイベント種類(たとえば、一般的な運転イベントのコーナリングイベント、速度イベントなど)、および/またはイベント因子の組に基づき得る。いくつかの局面では、イベント因子は、イベントまたはサブイベントが起こったか否かを判断するのに関連する、相互に関連する情報の数値尺度を反映し得る。イベント因子に関連付けられる情報は、制御変数422、境界条件、および/またはそのような手順の任意の組合せに基づいて、適応制御装置112によってモニタされ得る、制御センター132から受信され得る(たとえば、1つ以上の受信される境界条件に反映され得る)、外部システム142から収集され得る。

0105

たとえば、イベント因子の組は、固定値を反映する基本しきい値因子を含み得る。いくつかの実施形態では、基本しきい値因子は、イベントまたはサブイベントのイベントクラスおよび/またはイベント種類に基づき得る。たとえば、コーナリングイベントは第1の基本しきい値因子を有し得る一方で、速度イベントは第2の異なる基本しきい値因子を有する。

0106

イベント因子の組は、運転者の標準的または履歴的運転行為を反映する標準的挙動因子も含み得る。標準的挙動因子は、ある中程度の期間(たとえば、数日、数週間、または数ヶ月)にわたる運転者の運転挙動(たとえば、速度、位置加速度、コーナリング、破壊など)などの情報に基づき得る。標準的挙動因子は、運転者の請求履歴、一般的運転統計、および車両110の物理的または技術的特性を反映する1つ以上の車両パラメータにも基づき得る。

0107

イベント因子の組は、運転者の現在の運転挙動を反映する個人ステータス因子も含み得る。いくつかの局面では、個人ステータス因子は、短い直前の期間(たとえば、数分、数秒、数時間など)にわたる運転者の運転挙動に基づき得る。個人ステータス因子は、時間帯、(たとえば、ナビゲーションシステムから取得されるまたは適応制御装置112が測定するような)走行情報、ソーシャルネットワーク情報、および運転者装置情報(たとえば、バイオリズム、睡眠データ、テキストメッセージ送信情報、運転者が聞いている音楽、計画されたルートなど)にも基づき得る。

0108

イベント因子の組は、制御システム132から受信する1つ以上の境界条件に関連付けられる情報を反映する境界条件因子も含み得る。境界条件因子は、任意の境界条件および天候条件、道路種類条件、要注意条件、平均速度マップ条件、通常ルート条件などの関連付けられる基礎情報に基づき得る。

0109

いくつかの局面では、イベント因子は連続的にまたは周期的に更新され得る。ある実施形態では、各々のイベント因子はそれぞれの更新期間に関連付けられ得る。更新期間は、イベント因子情報の連続更新(たとえば、制御システム132からの情報の受信、適応制御装置112上での情報のローカル生成など)同士の間の持続時間を反映し得る。更新期間はイベント因子に基づき得る。たとえば、基本的しきい値因子は、固定されているため、決して更新しないものであり得る。別の例では、標準的挙動因子の更新期間は、週に一度、週に二度、月に一度などであり得る。また別の例では、個人ステータス因子および境界条件因子の更新期間は、30秒または60秒などより短いものであり得る。いくつかの局面では、開示される実施形態は、イベント因子に関連付けられる情報に対する変更に基づいて、任意の他の関連の情報を動的に調整(たとえば、制御変数422の組を更新、イベントしきい値を再算出など)し得る。

0110

さらに、特定のイベントまたはサブイベントのイベント因子の組は、イベントクラス、イベント種類、または基礎イベントのサブイベントに依存し得るので、異なるイベントクラス、イベント種類、およびサブイベントは、異なるイベント因子、各々のイベント因子に異なって関する重み情報を有したり、イベントしきい値に対して異なる影響を有したりなどする。イベント因子の組は、イベントしきい値との比較で用いられる信号(たとえば、適切なイベントスコアを生成するのに用いられる信号)にも基づき得る。したがって、各々のイベント因子に関連付けられる情報のすべてが各々のイベント毎に実現、問合せ、または受信され得るわけではなく、あらゆるイベント因子が以下に記載されるように等しく重み付けされ得るわけではない。

0111

プロセス600は、イベントフィルタの組のうちの各々のイベントフィルタ432毎にイベントしきい値を生成してイベントしきい値の組を創出し得る。いくつかの実施形態では、イベントしきい値は、イベントのイベントクラス、そのイベント種類、および/またはイベント因子の組に基づき得る。1つの実施形態では、たとえば、イベントフィルタ432のイベントしきい値Tは、因子重みwで重み付けされるイベント因子fを反映し得る:T=wf。

0112

いくつかの局面では、因子重みは、イベントまたはサブイベントに対する因子の関係、影響、相関、関連付け、または重要性の度合を反映し得る。低い因子重みは、対応の因子がイベントまたはサブイベントの発生に強く相関していないことを反映し得、高い因子は高い相関を反映し得るなどである。因子重みは、[0,1]、[−1,1]、[1,100]などの範囲の数などの、開示される実施形態に整合する任意の適切な値を取り得る。いくつかの局面では、イベントしきい値Tは、因子重みに基づかないものであり得る(たとえば、各々の因子毎の重みは単一であり得る)、またはイベントしきい値は、因子を全く組入れないものであり得る(たとえば、その印紙重みはゼロである、など)。別の例として、イベントしきい値Tは、イベント因子およびそれらの対応の因子重みの何らかの数学的関数に基づき得る。たとえば、イベントしきい値Tは、イベント因子fiおよびそれらの対応の因子重みwiの積を反映し得る。

0113

0114

いくつかの局面では、プロセス600は、この態様で、あらゆるイベントまたはサブイベントの(たとえば、イベントの表示中のあらゆるイベントフィルタ432の)イベントしきい値Tを判断し得る。

0115

上記イベントスコアの考察と同様に、当業者は、イベントしきい値Tの以上の式が例示に過ぎないことを認めるであろう。因子および/または因子重みの任意の数学結合は、好適なイベント表示が認める限り、特定のイベントまたはサブイベントのイベントしきい値Tを与え得る。たとえば、イベントしきい値Tは、イベント因子とそれらの因子重みとの一次結合(たとえば

0116

0117

)として、各々の信号が対応の信号重みとべき乗とを有する多変量多項式関数(たとえば

0118

0119

)として、信号の組の何らかの統計的分析として、これらの考え方の任意の組合せなどとして、与えられ得る。このように、イベントしきい値Tは、図4に関連して記載されるように、因子の組の任意の関数を(たとえば、単一の関数としてまたは関数の組の複合として)具体化し得る。

0120

いくつかの局面では、因子重みの組は、イベント因子を備える構成要素情報と因子自体との間の重要性、関係、関連付けなども反映し得る。個人ステータス因子を例に取ると、この因子は、運転者の直前の運転履歴に対してソーシャルネットワーク情報よりもより重いまたはより軽い重みを付与し得る。因子重みの組は、各々の因子毎に、構成要素情報(たとえば、各々のサブ因子)のこの重み付けを反映し得る。このように、いくつかの局面では、各々のサブ因子は、それぞれの因子重みおよび/または更新期間に関連付けられ得、次にこれは、サブ因子がそれについて構成要素として働くイベント因子に基づき得る。たとえば、イベント因子fiがサブ因子tijからなる場合、イベント因子fiの値は、例示的な関係

0121

0122

中(式中、wjはイベント因子iのサブ因子jの因子重みを反映する)などのように、そのサブ因子の重みを組入れ得る。この例を拡張して、プロセス600は次に、このイベントフィルタ432のイベントしきい値Tを判断して、あらゆるイベント因子についてのこれらのサブ因子重みを組入れ得る。

0123

0124

さらに、各々のイベント因子は、そのサブ因子の因子重みとは別個のそれ自身の因子重みに関連付けられ得るため、各々のイベント因子も別個に重み付けられる。

0125

0126

しかしながら、以上注記したように、これらの式は例示の目的のみのために意図される。開示される実施形態は、その構成要素サブ因子の因子重みの観点でイベントしきい値を表現する任意の種類の数学的関係(たとえば、一次結合、多項式表現、統計的特性など)を企図する。

0127

いくつかの局面では、プロセス600は、イベントスコアの組をイベントしきい値の組と比較して、イベントが起こったかどうかを判断し得る(ステップ612)。プロセス600は、(たとえば、ステップ608で判断された)イベントスコアの組とイベントのイベント表示に基づく(たとえば、ステップ610で判断された)対応のイベントしきい値との比較に基づいて、イベントが起こったと判断し得る。いくつかの実施形態では、イベントフィルタが1つだけ適用される場合などでは、プロセス600は、イベントスコアがイベントしきい値を超えた、すなわちS>Tであるときに、イベントの発生を判断し得る。他の実施形態では、(たとえば、イベント表示で規定されるように)いくつかのイベントフィルタ432が適用される場合などでは、プロセス600は、(たとえば、組合せ論理434およびイベント表示を介した)イベントスコアとイベントしきい値との間の各々の比較の結果の論理結合に基づいて、いつイベントが起こったかを判断し得る。この論理結合は、図4を参照して記載されたような論理項でのイベント表示を反映するAND、OR、XOR、および/またはNOTなどの論理演算子の任意の順列を用い得る。

0128

拡張された例として、適応制御装置112が2つの信号x1およびx2(たとえば、ピッチおよびヨー)をサンプリングしてイベントEが起こったか否かを判断すると想定する。これらの信号は、信号重みa1およびa2に関連付けられると想定する。さらに、Eについてのイベントしきい値は、以上列挙した4つの因子、すなわち、各々が多数のサブ因子からなる、省略形ではBTF、SBF、PSF、BCFを備え、かつ各々の因子重みが単一である(たとえば、重み因子は複数存在しない)と想定する。最後に、生成されたイベント表示は、イベントスコア(たとえば、一次結合)およびイベントしきい値(たとえば、イベント因子の積)について上記式を用いると想定する。これらのパラメータの任意のものまたはすべては、適応制御装置112に記憶される制御変数422に基づき(かつこれによって制御され)得る。これらの条件下での第1の例では、適応制御装置112は、

0129

0130

である場合に、Eが起こると判断し得る。
これらの条件下での第2の例では、代わりに、イベント表示は、両方の信号がそれら自身のイベントフィルタ432を通されることと、サブイベントのための両方のイベントフィルタが真を返した場合にEが起こることとを反映すると想定する。適応制御装置112は次に、

0131

0132

である場合にEが起こると判断し得る。
以上説明したように、そのような式は例示であることが意図され、開示される実施形態を特定の式に限定するものではない。

0133

プロセス600が、イベントスコアの組およびイベントしきい値の組に基づいてイベントが起こっていないと判断する場合、プロセス600は終了して(ステップ614)、開示される実施形態に整合する以降の処理(たとえば、制御変数422の更新、制御センター132への情報の送信など)を継続し得る。プロセス600は、イベントが起こったと判断すると、イベントデータを制御システム132などの遠隔システムに送信し得る(ステップ616)。イベントデータは任意の形態を取り得、図3のステップ312に関連して記載されるものなどの、開示される実施形態に整合する任意の情報を任意に含む。たとえば、イベントデータはイベントが起こったという通知を含み得るので、制御システム132は、この情報を受信して、(たとえば、図8を参照して記載されるような)付加的な処理を行ない得る。

0134

プロセス600が、信号の組が潜在的衝突イベントのイベントクラスの事例を反映すると判断する場合(ステップ618)、プロセス600は上述したのと同様の動作を行ない得る。たとえば、プロセス600は、信号の組についてのイベントフィルタ432の特定の組合せとして、衝突イベントを表わすイベント表示を生成または決定する。プロセス600は、部分的にイベント表示に基づいて(たとえば、イベントフィルタ432の配置に基づいて)、衝突イベントのイベントスコアの組も生成し得る(ステップ620)。次に、プロセス600は、イベントしきい値の組を生成して、イベントスコアの組の中の各々のイベントスコアを対応のイベントしきい値と比較し得る(ステップ622)。

0135

いくつかの局面では、衝突イベントのイベントしきい値は、運転イベントと同様の態様で決定され得る。たとえば、イベントしきい値の組は、イベントのイベントクラス(たとえば、衝突イベント)、イベント種類(たとえば、衝突の種類)、および/またはイベント因子の組に基づき得る。イベント因子の組は、開示される実施形態に整合する他の情報に加えて、イベントクラスおよび/またはイベント種類に基づき得る。衝突イベントのイベント因子は、運転イベントのイベント因子と同じであり得るまたはこれとは異なり得る。1つの実施形態では、たとえば、衝突イベントは、運転イベントとは異なるイベント因子に関連付けられ得る。さらに、イベント因子の組の中の各々の因子は、それぞれの更新期間にも関連付けられ得、上述のと同様のやり方で維持され得る。イベント因子の組は、以上の実施形態に整合するイベント因子および/またはそれらのサブ因子に属する因子重みの組にも関連付けられ得る。

0136

たとえば、イベント因子の組は、適応制御装置112の設置および車両とのその関係に関連付けられる情報を反映する装置因子を含み得る。いくつかの局面では、たとえば、装置因子は、適応制御装置112に関連付けられる装置種類、車両110内の適応制御装置112の設置の位置および品質、ならびに/または車種などの1つ以上の車両パラメータに関連付けられる情報を含み得る。

0137

イベント因子の組は、車両110のある車群クラス内のすべての車両の平均挙動を反映する相対しきい値因子も含み得る。いくつかの実施形態では、車両110の車群クラスは、車両110の同じ市、州などの内に位置する同様のまたはすべての車を含み得る。これに加えてまたはこれに代えて、車両110の車群クラスは、(たとえば、モニタまたは記憶される運転挙動に基づいて)同様の運転プロファイルを有するすべての運転者用の一部のまたはすべての車両などを含み得る。

0138

イベント因子の組は、車両110に関連付けられる現在の危険因子を含み得る。いくつかの局面では、現在の危険因子は、制御センター132から受信されるまたは適応制御装置112を用いて生成されかつメモリに記憶される危険指数などの、車両110に現在関連付けられる危険指数に基づき得る。本明細書中に記載のように、危険指数は、車両110に関連付けられる危険または安全でない運転に晒される度合を反映し得る。現在の危険因子および/または危険指数は、たとえば、粗っぽい破壊イベント、突然のコーニングイベント、急激な車線変更イベント、または衝撃前運転挙動に整合する他の種類のイベントなどの危ないイベントが起こったことの検出に基づき得る。

0139

イベント因子の組は、車両110付近の現在の天候条件を反映する天候因子を含み得る。いくつかの実施形態では、この因子は、制御センター132から受信した天候条件および/または温度、湿度、水分レベルなどのセンサ114で検知した環境条件に含有される情報に基づき得る。

0140

イベント因子の組は、車両110の運転者とのサービスレベル合意に関連付けられる情報を反映するサービスレベル因子も含み得る。いくつかの局面では、サービスレベル因子は、運転者が適応制御装置112および/または制御システム132に収集、モニタ、検出、処理、または検索を許可した情報の量および/または種類に基づき得る。

0141

これらのイベント因子および/または運転イベントを参照して上述したものを用いて、プロセス600は、以上説明した式および考え方を用いて、イベントしきい値の組を生成し得る。いくつかの実施形態では、プロセス600は、イベントフィルタの組のうちの各々のイベントフィルタ432毎にイベントしきい値を生成し得るので、これはイベントスコアの組をイベントしきい値の組と比較し得る(ステップ622)。たとえば、プロセス600は、各々のイベントフィルタ432毎に、(たとえば、因子またはそれらの構成要素サブ因子を支配する)因子重みwiの組と各々のイベント因子とに基づいて、例示的な関係

0142

0143

などのイベントしきい値Tを算出し得る。当業者は、開示される実施形態に整合するこの例示的な式に対する変形を認めるであろう。

0144

プロセス600は、ステップ612に関連して記載したものなどの上記プロセスと同様の態様でイベントスコアの組をイベントしきい値の組と比較して、イベントが起こったかどうかを判断することを含み得る。たとえば、プロセス600は、(たとえば、ステップ620からの)イベントスコアの組の(たとえば、ステップ622からの)対応のイベントしきい値との比較に基づいて、イベントが起こったと判断し得る。この判断は、たとえば、イベントフィルタ432および/またはイベントを象徴する信号の数学結合および/または論理結合を反映するイベント表示に基づき得る。上述のように、プロセス600は次に、イベントが検出されなかった場合は終了して(ステップ614)、開示される実施形態に整合する処理を継続し得る。プロセス600がイベントを検出すると、プロセス600は、本明細書中に開示されるように、イベントデータを制御システム132に送信し得る。

0145

プロセス600のさまざまなパラメータは、適応制御装置112上に記憶される制御変数422の組によって制御され得る。1つの例では、制御変数422の組は、既存のイベントクラス(たとえば、利用可能なクラスの特性および種類)、イベント種類(たとえば、コーナリングイベント、速度イベントなどの運転イベントの利用可能な種類)、イベント分類モデル(たとえば、モデル信号プロファイル、モデルがどのように適用されるか、車両のために適切なモデルがどのように車両パラメータに基づいて選択されるか)、相関尺度(たとえば、信号もしくはプロファイルの組が与えられると、どのように尺度が算出されるか)、ならびに/または分類しきい値(たとえば、しきい値、各々のしきい値がイベントクラス/種類に応じてどのように変わるかなど)などに関連付けられるプロセスを支配し得る。別の例では、制御変数422の組は、イベントスコアの組(たとえば、イベントスコアが信号の組の関数としてどのように算出されるか)、イベントしきい値(たとえば、イベントしきい値がイベント因子の関数としてどのように算出されるか)、イベント因子(たとえば、各々の因子を備えるサブ因子、イベントしきい値を計算するのに用いられる因子の組)、信号重みおよび因子重み(たとえば、さまざまな重みの値、因子重みがサブ因子に適用するか否か)などに関連付けられるプロセスを制御し得る。プロセス600の任意の可変量、表示、等式、関係などは、制御変数422の組によって制御可能であり、あるパラメータまたはそれらの関連付けられる上記情報の列挙は限定を意図されない。

0146

ある局面では、上述の任意のパラメータの生成または判断(たとえば、イベントを検出すること、イベントしきい値またはイベントスコアを算出すること、イベント表示を判断することなど)は、適応制御装置112に、(たとえば、応答信号448を介して)有効制御変数422の組を変更させ得る。たとえば、1つの実施形態では、適応制御装置112は、イベントの発生または非発生を検出すると、制御変数422の組を更新し得る。制御変数の組に対する変更は、適応制御装置112に、検出された変更に基づいて(たとえば、図3図8に関連して開示されるパラメータを調整することによって)、開示される実施形態を動的に調整させ得る。たとえば、適応制御装置112は、制御変数の有効な組の変更に応答して、上記パラメータのうち任意のものを調整し得る。適応制御装置112は、制御変数422の組に対する変更を自動的かつ継続的にモニタし得るので、これは、検出された変更に応答して、開示される実施形態上でパラメータを動的に調整し得る。さらに、以上のパラメータまたはそれらの関連付けられる情報の任意の局面は制御センター132に送信されて、開示される実施形態に整合する以降の処理を行ない得る。

0147

図7は、開示される実施形態に整合する、例示的なイベント検証プロセス700のフローチャートを示す。プロセス700に関連して開示される局面は、適応制御装置112および制御システム132などの、環境100の1つ以上のコンピューティングシステム上でハードウェアおよび/またはソフトウェアを介して実現され得る。プロセス700のある局面は、開示される実施形態に整合するやり方で、再順序付け、再配置、繰返し、省略、補足、修正、または付加的なプロセスへの統合がなされ得る。たとえば、プロセス700に関連して記載される実施形態は、適応制御装置112において実現されて、図3の後処理ステップ312に関連して記載されるものなどの、検出されたイベントの発生を検証し得る。

0148

プロセス700は、開示される実施形態に整合するイベントを検出すること(ステップ702)を含み得る。ある局面では、このイベント検出は、図3図4、および図6を参照して開示されるイベント検出プロセスの局面を含み得る。たとえば、プロセス700は、本明細書中に開示されるプロセスを用いて、適応制御装置112を用いて衝突イベントを検出することを含み得る。いくつかの実施形態では、プロセス700は、あるイベントクラス(たとえば、衝突イベント)またはあるイベント種類の検出の際にのみ行なわれ得る。1つの実施形態では、たとえば、プロセス700は、衝突イベントの検出に応答してのみ行なわれ得る。

0149

プロセス700は、イベントを検出することに応答して適応制御装置112を用いて信号の組をモニタすること(ステップ704)を含み得る。信号の組は固定され得る、または検出されたイベントのイベントクラス、そのイベント種類、もしくは制御変数422の組などに依存し得る。たとえば、1つの実施形態では、プロセス700は、速度、縦加速度、ヨー、および距離に関連付けられる信号などの信号を測定し得る。プロセス700は、イベントが起こったのを検出した後の観察期間に等しい期間(たとえば、15秒、30秒、1分など)の間、信号の組をモニタし得る。ある局面では、観察期間は、イベントクラス、イベント種類、モニタされる信号の組、有効制御変数422の組などに基づき得る。他の局面では、観察期間は固定されたままであり得る。

0150

プロセス700は、モニタされた信号の信号分析を行なってイベントを検証し得る(ステップ706)。モニタされた信号の信号分析を行なうことは、モニタされた信号の組に関連付けられる検証尺度を生成することと、これを検証しきい値と比較することとを含み得る。いくつかの実施形態では、検証尺度は、検出されたイベントが真に起こった見込みまたは確かさの度合を反映し得る。いくつかの局面では、検出尺度は、検出パラメータの組の関数としての、信号と検出されたイベントとの間の関係または相関の度合を反映する検証重みの組に基づき得る。検証パラメータの組は検証重みの根拠を表わし得るので、任意の検証重みは検証パラメータの式として構築され得る。たとえば、検証パラメータの組は、(たとえば、ある期間にわたる)検出されたイベント前の速度トレンド、車両110が走行している道路の種類、時間帯、および天候条件を含み得る。

0151

いくつかの局面では、プロセス700は、モニタされた信号および検証重みの組の関数として検証尺度を決定し得る。この式は、開示される実施形態に整合する任意の適切な数学的または統計的形態を取り得る。たとえば、モニタされる信号x(たとえば、イベントクラスに基づく速度、縦加速度、ヨー、および距離)の組を与えられると、プロセス700は、検証パラメータvの組を用いて検証尺度Vを決定し得る。

0152

0153

式中、fi(v)は、検証パラメータvの関数fとして表わされる信号iの検証重みを反映する。イベントスコアおよびイベントしきい値の式と同じように、上記関係は、例示的であることを意図される。当業者は、入力信号および検証パラメータの組に基づいて、(たとえば、単一のまたは複合の関数として)、検証尺度の交互の式を認めるであろう。

0154

プロセス700は、決定された検証尺度を検証しきい値と比較してイベントを検証すること(ステップ708)を含み得る。いくつかの実施形態では、検証しきい値は、検出されたイベントが起こったと検証するのに必要な最小見込みまたは確かさ度合を反映する。検証しきい値は、固定され得る、または検出されたイベントのイベントクラスもしくはイベント種類、モニタされる信号、用いられる検証パラメータなどの他の考慮点に基づき得る。プロセス700が、検証尺度が検証しきい値を超えていないと判断すると、イベントは検証されないことがあり、プロセス700は終了して、以降の処理を容易にし得る(ステップ710)。これに代えて、プロセス700が、検証尺度が検証しきい値を超えると判断すると、プロセス700はイベントを検証する(ステップ712)。いくつかの実施形態では、そのような処理は、メモリ中にそのような検証に関連付けられる情報を記憶することを含み得、検証に基づいて有効制御変数422の組を更新するなどの以降の処理を行ない得る。さらに、プロセス700は、検証データを制御システム132に送信し得る(ステップ714)。ある局面では、検証データは、イベントデータと同様の形態を取り得、プロセス700の検証ルーチンに関連付けられる任意の情報を含み得る。たとえば、検証データは、検出されたイベントが検証されたことの指示、検証尺度または検証しきい値の値、モニタされる信号の組、用いられるイベントパラメータの組などを任意に含む。検証データは、信号、コンピュータファイルなどの、開示される実施形態に整合する任意の適切な形態を取り得る。

0155

プロセス700のさまざまなパラメータは、適応制御装置112上に記憶される制御変数422の組によって制御され得る。1つの例では、制御変数422の組は、信号をモニタすること(たとえば、観察期間、モニタすべき信号の組を決定することなど)、ならびに/または信号分析を行なうこと(たとえば、検証しきい値を規定すること、検証パラメータおよび検証重みを規定すること、検証パラメータの組および信号の組が与えられた場合にどのように検証しきい値を計算するかを規定することなど)に関連付けられるプロセスを支配し得る。プロセス700の任意の可変量、表示、式、関係などは、制御変数の組によって制御可能であり、あるパラメータまたはそれらの上記関連付けられる情報の列挙は限定を意図されない。さらに、プロセス700を参照して記載される任意のパラメータの生成または決定は、(たとえば、応答信号448を介して)有効制御変数422の組の変更を生じさせ得る。たとえば、適応制御装置112は、検出されるイベントの発生を検証すると、制御変数の組を更新し得る。制御変数422の組に対する変更は、適応制御装置112に、検出された変更に基づいて(たとえば、図3図8に関連して開示されるパラメータを調整することによって)、開示される実施形態を動的に調整させ得る。たとえば、適応制御装置112は、制御変数の有効な組の変更に応答して、上記パラメータのうち任意のものを調整し得る。適応制御装置112は、制御変数422の組に対する変更を自動的かつ継続的にモニタし得るので、これは、検出された変更に応答して、開示される実施形態のパラメータを動的に調整し得る。さらに、以上のデータまたはパラメータおよびそれらの関連付けられる情報の任意の局面は、外部システム(たとえば、制御システム132)に送信されて、開示される実施形態に整合する以降の処理を行ない得る。

0156

図8は、開示される実施形態に整合する、境界条件および危険指数を生成するための例示的なプロセス800のフローチャートを示す。プロセス800に関連して開示される局面は、適応制御装置112および制御システム132などの、環境100の1つ以上のコンピューティングシステム上でハードウェアおよび/またはソフトウェアを介して実現され得る。プロセス800のある局面は、開示される実施形態に整合するやり方で、再順序付け、再配置、繰返し、省略、補足、修正、または付加的なプロセスへの統合がなされ得る。たとえば、プロセス800に関連して記載される実施形態は、図3のステップ302に関連して記載されるものなどの境界条件および危険指数の組をするように、制御システム132において実現され得る。

0157

ある局面では、プロセス800は、検出されるイベントに関連付けられる信号の組または情報を適応制御装置112から受信すること(ステップ802)を含み得る。いくつかの実施形態では、プロセス800は、とりわけ、帯域フィルタリングプロセス、イベント検出プロセス、および/または検証プロセスなどの他のプロセスに関連付けられる情報およびパラメータも受信し得る。たとえば、制御システム132は、適用される低域フィルタ、適応制御装置112を介して受信する信号、イベントしきい値、検証尺度などに関連付けられる情報を受信し得る。そのような受信される情報は、開示される実施形態に関連付けられる任意の情報を含み得、以上のプロセスの任意のステップに到達し得る(たとえば、適応制御装置112によって送信され得る)。

0158

プロセス800は、受信した情報に基づいて境界条件の組を決定してこれを適応制御装置112に与えること(ステップ804)を含み得る。いくつかの局面では、境界条件の組を決定することは、受信した信号が暗示する可能なイベントの組を識別することと、可能なイベントの組に属する1つ以上の境界条件を決定することとを備え得る。たとえば、制御システム132は、適応制御装置112から、車両110が高い速度のレートで走行中であることを示す速度信号を受信し得る。応答して、制御システム132は、速度の高いレートが、たとえば、速度イベント、衝突イベント、制動イベントなどにしばしば関連付けられると判断し得る。制御システム132は、これらのイベントにしばしば属する境界条件が、たとえば、(たとえば、高速道路を説明する)道路種類条件、(たとえば、運転者が雨の中でスピードを出していないことを確実にするための)天候条件、(たとえば、運転者をその近傍の運転者と比較するもしくは評価するための)平均速度マップ条件、および/または(たとえば、運転者をその典型的な習慣に対して比較するための)個人ステータス因子と標準的挙動因子との間の比較を含むとさらに判断し得る。これらの識別される境界条件は、決定された境界条件の組を備え得る。当然ながら、境界条件の他の並べ替えが可能であり、上記の例は例示の目的のみのために与えられる。いくつかの局面では、制御システム132は、メモリの中に、信号の組の中の観察されるトレンド、プロファイル、または署名を潜在的イベントの組にマッピングするイベントマッピングを記憶し得る。さらに、制御システム132は、潜在的イベントの組を関連のある境界条件の組にマッピングする境界条件マッピングを記憶し得る。このように、制御システム132は、センサの組の値をイベントマッピングと比較して潜在的イベントを識別することと、次に境界条件マッピングを用いて識別された潜在的イベントに基づいて関連のある境界条件の組を識別することとによって、関連のある境界条件を判断し得る。

0159

プロセス800は、識別された境界条件の組に関連付けられる情報を集める、収集する、および生成すること(ステップ806)を含み得る。この情報は、識別された境界条件に関連するデータを反映し得、識別される境界条件の組に依存し得る。たとえば、プロセス800が天候条件またはソーシャルネットワーク条件を識別する場合、プロセス800は、(たとえば、上述のように、予想されるルートに基づく現在のもしくは予測される)車両110の周囲の天候条件に関連付けられる情報を収集もしくは生成し得る、または運転者に関連付けられる1つ以上のソーシャルネットワーキングサイトから情報を収集し得る。プロセス800は、識別される境界条件の組に依存して、他の種類の情報を収集し得る。プロセス800を用いて収集されるまたは生成される情報は、(たとえば、制御システム132上で)ローカルに創出され得る、または遠隔のシステム(たとえば、外部システム142)から取得され得る。たとえば、プロセス800がソーシャルネットワーキングまたは装置条件を識別すると、プロセス800は、運転者の装置(たとえば、スマートフォン、スマートウォッチのようなウェアラブル装置、ナビゲーションシステムなど)を反映するいくつかの外部システム142および1つ以上のソーシャルネットワーキングサイトに関連付けられるサーバから求められる情報を取得し得る。プロセス800は、交通情報天候情報などを記憶する外部システム142からデータを取得することを含み得る。他の例では、プロセス800は、制御システムが(たとえば、適応制御装置112からのモニタされた信号に基づいて)運転者の履歴的運転条件などに関連付けられる情報を生成するときなどに、制御システム132上でローカルに行なわれ得る。このように収集または生成される情報は、天候情報、車速マップ、交通条件、運転者統計、道路情報、または図3に関連して記載された他の情報などの、開示される境界条件に整合する任意の情報を含み得る。

0160

プロセス800は、以降の処理のために境界条件および/または関連付けられる情報を適応制御装置112に与えること(ステップ808)も含み得る。プロセス800は、任意の好適な通信ネットワーク(たとえば、通信ネットワーク120)を介して、境界条件および他の情報を与え得る。与えられる境界条件および他の情報は、信号、コンピュータファイルなどの任意の好適な形態を取り得る。いくつかの実施形態では、適応制御装置112は、制御システム132から境界条件および関連付けられる情報を受信して、本明細書中に記載される付加的なプロセスを行ない得る。たとえば、いくつかの局面では、適応制御装置112は、(たとえば、境界条件の新たな組に対応するために外部変数426の組を更新することによって)受信した情報に基づいて、制御変数422の組を更新し得る。適応制御装置112は、たとえば、新たな組の境界条件に関連付けられる情報を記憶して制御変数422に対する付加的な変更を判定する、またはこれをイベント検出などの開示されるプロセスにおいて用いることも行ない得る。このように、適応制御装置112は、制御センター132から受信した情報を用いてその内部プロセスで変更を駆動し、かつそれがどのようにデータを収集し処理するかを動的に調整し得る。プロセス800は、(たとえば、更新される境界条件に基づいて)、適応制御装置112から受信した信号または他の情報をモニタし続けて、プロセスを新たに開始し得る(ステップ802)。

0161

いくつかの実施形態では、プロセス800は、運転者または車両110に関連付けられる危険指数を生成すること(ステップ810)を含み得る。この危険指数は、適応制御装置112から受信した情報(ステップ802)および/または以前に生成されたもしくは新たに決定された任意の識別される境界条件(たとえば、ステップ804)に基づき得る。いくつかの局面では、プロセス800は、制御システム132上に記憶されるもしくは生成される情報および/または適応制御装置112によってモニタされる情報に基づいて、危険指数を判断し得る。プロセス800は、以上開示されるものに整合する公式、重み、およびパラメータ(たとえば、さまざまなパラメータの重み平均、積、関数など)を用いて、危険指数の値を決定し得る。1つの実施形態では、プロセス800は、運転者の運転挙動に基づいて危険指数の値を決定し得る。プロセス800は、適応制御装置112から受信する信号または他の情報(たとえば、速度、加速度、コーニング、破壊、および/または位置信号;高速走行またはコーナリングイベントなどの運転イベントを検出することなど)ならびに制御システム132上に記憶される情報(たとえば、運転者の履歴運転挙動および統計)に基づいて、運転者の挙動を識別し得る。

0162

ある実施形態では、危険指数は、運転者の注意力にも基づき得る。プロセス800は、現在の境界条件に関連付けられる情報に基づいて、運転者の注意力の尺度を決定し得る。たとえば、プロセス800は、(たとえば、運転者が運転中にテキストメッセージを送っていることを示す)装置条件、(たとえば、運転者が、所与の期間の間、その近隣の他の運転者とは大きく異なる速度で運転していることを示す)平均速度マップ条件、および他のそのような境界条件などのデータに基づいて、運転者の注意力を測定し得る。これに加えてまたはこれに代えて、プロセス800は、短い時間窓内のいくつかのコーニングイベントまたは加速度イベントの存在などの、適応制御装置112から受信する信号または情報に基づいて、運転者の注意力を測定し得る。

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