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課題・解決手段

種子をコーティングするための農薬製剤において使用するのに好適なエマルジョンポリマー系。このエマルジョンポリマー系は、コアポリマー及び安定剤ポリマーを含んでなり、前記コアは低いガラス転移温度(−100℃〜10℃)を有するポリマーであり、前記安定剤は高いガラス転移温度(30℃〜300℃)を有する。前記コア−安定剤系を製造する方法も提供される。前記コア−安定剤系は、種子コーティング製剤に好適であり、ダストオフ、発及び良好な流動をもたらした。

概要

背景

商業的農業事業は、ここ数年で、コーティング組成物をますます使用するようになった。典型的には、これらのコーティング組成物は、例えば農薬活性物質などの様々な成分を植物又は種子の表面に結合させるために使用される。

コーティング組成物の目的は、農薬活性物質を種子もしくは植物の表面に付着させること、顔料を種子もしくは植物の表面に付着させること、又は、単に種子に体積もしくは嵩を加えることなどを含む多数の機能を含み得る。全ての場合において、コーティングは、施用するのが容易であり、種子又は植物の表面に固定されたままであり、水及び/又は空気に対して透過性であり、ダストオフ(dust-off)に対して抵抗性であり、そして均一なコーティングを形成することが望ましい。

概要

種子をコーティングするための農薬製剤において使用するのに好適なエマルジョンポリマー系。このエマルジョンポリマー系は、コアポリマー及び安定剤ポリマーを含んでなり、前記コアは低いガラス転移温度(−100℃〜10℃)を有するポリマーであり、前記安定剤は高いガラス転移温度(30℃〜300℃)を有する。前記コア−安定剤系を製造する方法も提供される。前記コア−安定剤系は、種子コーティング製剤に好適であり、ダストオフ、発及び良好な流動をもたらした。なし

目的

本発明は、また、濃厚エマルジョン希釈によって形成される農薬コーティング組成物におけるコーティング組成物の使用を提供する

効果

実績

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請求項1

コア−安定剤コポリマーを含む、農薬用途のためのエマルジョンポリマー系であって、前記コポリマーが、酸系モノマー疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマー;及び−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマー、を含む、エマルジョンポリマー系。

請求項2

前記安定剤ポリマーが50℃〜160℃の範囲内のTgを有する、請求項1に記載のエマルジョンポリマー。

請求項3

前記安定剤ポリマーが、2,000〜25,000の範囲内の分子量を有する、請求項1又は2に記載のエマルジョンポリマー。

請求項4

前記安定剤ポリマーがスチレンメタアクリル酸コポリマーであることができる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエマルジョンポリマー。

請求項5

前記安定剤ポリマーがナトリウム塩又はカリウム塩の形態にある、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエマルジョンポリマー。

請求項6

前記コアポリマーが−70℃〜0℃の範囲内のTgを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のエマルジョンポリマー。

請求項7

前記コアポリマーがビニル芳香族のモノマーと、アクリル酸又はアルキルアクリル酸アルキルエステルのモノマーとを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエマルジョンポリマー。

請求項8

請求項1〜7のいずれか一項に記載の農薬用途のためのエマルジョンポリマー系を調製する方法であって、酸系モノマーと疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマー;及び−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマーを形成するのに好適なモノマー、を混合することを含む、前記方法。

請求項9

農薬用途のためのエマルジョンポリマー系であって、i)アクリル酸モノマービニル芳香族モノマーとから形成された安定剤ポリマー;及びii)ビニル芳香族モノマーとアクリル酸又はアルキルアクリル酸モノマーのアルキルエステルとから形成されたコアポリマー、を含む、エマルジョンポリマー系。

請求項10

植生、植物及び/又は種子をコーティングするための皮膜形成剤として使用するために、必要に応じて、農薬活性物質微量栄養素染料顔料及び/又は増量剤のうちの少なくとも1つも含む、皮膜形成剤として使用するための、請求項1〜7のいずれか一項又は請求項9に記載のエマルジョンポリマー系。

請求項11

合計で0.0001〜10質量%の範囲内の前記コア−安定剤コポリマーを含む、希釈された、請求項1〜7のいずれか一項又は請求項9に記載のエマルジョンポリマー系。

請求項12

農薬化合物又は物質と、請求項1〜7のいずれか一項又は請求項9に定義されるとおりのコア−安定剤コポリマーとを含む農薬組成物施用することにより種子をコーティングする方法。

請求項13

コーティングされた種子であって、コーティングが、30℃〜300℃の範囲内のTg及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマーと、−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマーとを含む、コーティングされた種子。

請求項14

植生、植物及び/又は種子を処理する方法であって、請求項1〜7のいずれか一項又は請求項9に定義されるとおりのエマルジョンポリマーを含むコーティング製剤を前記植生又は種子に施用することにより、植生、植物及び/又は種子を処理して微量栄養素、活性物質、染料、顔料及び/又は増量剤を付与する方法。

請求項15

コア−安定剤コポリマーと第2のポリマーとを含む農薬用途のためのエマルジョンポリマー系であって、前記コポリマーが、酸系モノマーと疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマー;及び−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマー、を含み、前記第2のポリマーが、30℃〜300℃の範囲内のTgを有する、エマルジョンポリマー系。

技術分野

0001

本発明は、農業用途に使用するためのポリマーベースコーティング組成物及び製剤、並びに前記コーティング組成物に使用するためのポリマーに関する。本発明は、かかる製剤により作物を処理する方法も含む。

背景技術

0002

商業的農業事業は、ここ数年で、コーティング組成物をますます使用するようになった。典型的には、これらのコーティング組成物は、例えば農薬活性物質などの様々な成分を植物又は種子の表面に結合させるために使用される。

0003

コーティング組成物の目的は、農薬活性物質を種子もしくは植物の表面に付着させること、顔料を種子もしくは植物の表面に付着させること、又は、単に種子に体積もしくは嵩を加えることなどを含む多数の機能を含み得る。全ての場合において、コーティングは、施用するのが容易であり、種子又は植物の表面に固定されたままであり、水及び/又は空気に対して透過性であり、ダストオフ(dust-off)に対して抵抗性であり、そして均一なコーティングを形成することが望ましい。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、前記分散剤が上記の問題を克服することができる、農薬製剤におけるコーティング組成物としての使用に適したポリマー組成物を提供しようとするものである。さらに、本発明は、種子又は植物の表面に施用された場合に、接着性、透過性、保水性などの所望の特性を有するコーティングを提供しようとするものである。

0005

本発明は、また、濃厚エマルジョン希釈によって形成される農薬コーティング組成物におけるコーティング組成物の使用を提供する。本発明は、また、作物及び種子の処理のための希釈コーティング組成物の使用を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1の態様によれば、コア−安定剤コポリマーを含む農薬用途のためのエマルジョンポリマー系であって、前記コポリマーが、
酸系モノマー(acid-based monomer)と疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質(acid to hydrophobe)の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマー;及び
−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマー
を含む、エマルジョンポリマー系が提供される。

0007

本発明の第2の態様によれば、第1の態様による農薬用途のためのエマルジョンポリマー系を調製する方法であって、
酸系モノマーと疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマーと、−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマーを形成するのに好適なモノマーとを混合することを含む方法が提供される。

0008

本発明の第3の態様によれば、
i)アクリル酸モノマービニル芳香族モノマーとから形成された安定剤ポリマー;及び
ii)ビニル芳香族モノマーとアクリル酸又はアルキルアクリル酸モノマーのアルキルエステルとから形成されたコアポリマー、
を含む、農薬用途のためのエマルジョンポリマー系が提供される。

0009

本発明の第4の態様によれば、植生(vegetation)、植物(plants)及び/又は種子をコーティングするための皮膜形成剤として使用するために、必要に応じて、農薬活性物質、微量栄養素染料、顔料及び/又は増量剤のうちの少なくとも1つも含む、皮膜形成剤として使用するための、第1又は第3の態様で定義したとおりのエマルジョンポリマー系が提供される。

0010

本発明の第5の態様によれば、合計で0.0001〜10質量%の範囲内のコア−安定剤コポリマーを含む、第1又は第3の態様による希釈エマルジョンポリマー系が提供される。

0011

本発明の第6の態様によれば、農薬化合物又は物質と、第1又は第3の態様で定義したとおりのコア−安定剤コポリマーとを含む農薬組成物を施用することによって種子をコーティングする方法が提供される。

0012

本発明の第7の態様によれば、コーティングが、30℃〜300℃の範囲内のTg及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマーと、−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマーとを含む、コーティングされた種子が提供される。

0013

本発明の第8の態様によれば、第1又は第3の態様のエマルジョンポリマーを含むコーティング製剤を前記植物又は種子に施用することにより植生、植物及び/又は種子を処理して微量栄養素、活性物質、染料、顔料及び/又は増量剤を付与する方法が提供される。

0014

本明細書で定義される安定剤ポリマーとソフトコアポリマーとの組み合わせを含むエマルジョンポリマー系は、農薬製剤において使用された場合に、コーティング組成物を提供し、所望の特性を有する種子コーティングを提供でき、そして、それにより被覆されている植生/植物/種子への周囲からの水の通過を可能にすることができることが見出された。さらに、本発明の種子コーティングは、当該コーティング中に含まれる農薬活性物質の放出を抑制又は妨げないことが見出された。

0015

本明細書で使用される場合、用語「例えば(‘for example’, ‘for instance’)」、「例えば・・・などの(such as)」又は「含む(including)」は、より一般的な主題をさらに明確にする例を紹介することを意味する。他に特定しない限り、これらの例は、本開示で例示される用途を理解するための助けとしてのみ提供され、決して限定することを意味しない。

0016

置換基(例えば、「C1〜C6アルキル」とは)中の炭素原子の数を説明する場合、その数は、その置換基中に存在する炭素原子の総数を指し、この総数には、任意の分岐基中に存在するものも含まれる。さらに、例えば脂肪酸中の炭素原子の数を説明する場合、これはカルボン酸に存在する炭素及び任意の分岐基中に存在する任意の炭素を含む炭素原子の総数を指す。

0017

本明細書で使用される「種子(seed)」という用語は、裸子植物及び被子植物成熟した胚珠(ovule)であって、保護被覆(protective cover)によって囲まれたを含む胚珠を指す。特に、この用語は穀物粒(cereal kernels)を含む。保護被覆は種皮(seed coat (testa))を含むことがある。ある種の種子は、種皮のまわりに果皮(pericarp又はfrui coat)を含む。特に、穀物粒におけるようにこの層が種子に密着している場合、それは、頴果(caryopsis)又は痩果(achene)と呼ばれることがある。本明細書で使用される場合、「種皮」という用語は、頴果又は痩果を含む。実際には、「種子」という用語は、ペレット種子、本物の種子、植物の実生台木、植物の挿し穂(plant cuttings)、及び、例えば塊茎又は球根などの植物の部分を含む、植物を生産するために農業で植えることができるものを含むが、これらに限定されない。

0018

本明細書で使用される「コーティング」という用語は、例えば種子の周囲の材料の層として、種子の表面に材料を施用することを広く指す。コーティングは、フィルムコーティングペレット化、及び外殻で覆うことを含む。ペレット化により得られたペレットはシードピルとしても知られている。コーティングは、好ましくは、層を形成するために、例えば種子の表面積の90%以上など、種子の実質的に表面全体に施用される。しかしながら、コーティングは、完全なもの、又は、部分的、例えば種子の表面積の20%を超える、又は50%を超えるものでもよい。

0019

ガラス転移温度(Tg)は多くのポリマーについて知られており、もし必要ならば、例えばASTME1356−08(2014)「示差走査熱量測定によるガラス転移温度の決定のための標準試験方法(Standard Test Method for Assignment of the Glass Transition Temperature by differential scanning Calorimetry)」に従って決定することができる。例えば、水及び/又は溶媒の影響を排除するために110℃で1時間乾燥させて、10〜15mgのDSC試料サイズで、N2下で20℃/分で−100℃から100℃までのDSCによって、Tgは遷移領域の中点として定義される。最低成膜温度MFFT)は、例えばASTM D2354−10elに従って測定することができる。

0020

安定剤ポリマーは、酸系モノマーと疎水性モノマーとのコポリマーから形成されたものであることができ、水溶性ポリマーであってもよく、前記溶解性はポリマー又はそれに含まれるモノマーの中和の結果として生じる。

0021

安定剤ポリマーは、30℃〜300℃、好ましくは50℃〜160℃、より好ましくは70℃〜150℃、最も好ましくは80℃〜120℃の範囲内のTgを有していることができる。

0022

得られたエマルションポリマーが、それによって被覆された種子が単にくっつき合ってしまうという過度粘着性のある被覆を生じないことを確実にするために、特定の範囲内のTg値が望ましい。安定剤ポリマーのTg値は、コモノマーの正しい選択によって制御することができる。

0023

安定剤ポリマーは、それが安定剤として作用するためには比較的低分子量でなければならないということである。これは、100,000未満の分子量を有するポリマーを意味する。より高い分子量のポリマーは、水性エマルジョン最終製品の高い粘度を生じるであろうから、それは製造と使用の両方にとって有害であろう。この態様は、重合プロセスによって制御することができる。

0024

安定剤ポリマーは、50,000未満の分子量を有することができる。好ましくは、35,000未満である。より好ましくは、25,000未満である。分子量は2,000〜25,000の範囲内であることができる。より好ましくは、4,000〜18,000の範囲内である。さらに好ましくは、6,000〜12,000の範囲内である。最も好ましくは、7,500〜10,000の範囲内である。

0025

好ましい安定剤ポリマーは、アクリル酸とアルキルメタクリレート又はスチレンとの、20,000未満の分子量及び30℃を超えるTgを有するコポリマーである。

0026

安定剤ポリマーの酸系モノマーは、例えばカルボン酸モノマースルホン酸モノマー及びホスホン酸誘導体などの酸を含む広範なモノマー群から選択することができる。モノマーの選択は、中和形態にある場合及び疎水性モノマーと共重合された場合に、安定剤を水溶性にすることを可能にする。

0027

安定剤ポリマーは、10〜90:90〜10、好ましくは12〜50:50〜88、より好ましくは15〜40:85〜60、最も好ましくは20〜30:80のカルボン酸対疎水性物質の質量比を有することができる。

0028

安定剤ポリマーの酸系モノマーは、アクリル酸、メタクリル酸イタコン酸マレイン酸クロトン酸、(メタ)アクリル酸の硫酸誘導体、例えばAMPSなどのスルホン酸モノマー、スチレンスルホン酸ビニルスルホン酸アリルスルホン酸、例えばビニルホスホン酸などのホスホン酸誘導体、又はそれらの混合物からなるモノマー群から選択することができる。好ましくは、アクリル酸、又はメタクリル酸である。より好ましくは、モノマーはメタクリル酸である。

0029

別の実施形態では、安定剤ポリマーはポリビニルアルコールPVA)のホモポリマーであることができ、前記ホモポリマーは70%超加水分解されたものであることができる。

0030

疎水性モノマーはビニルモノマー又はビニル芳香族モノマーであることができる。あるいは、ビニル芳香族モノマーは、例えばメチルメタクリレート又は他の適切な代替物などの他の適切なモノマーによって置き換えられてもよい。

0031

適切なビニル芳香族モノマーは、好ましくは8〜20個の炭素原子、最も好ましくは8〜14個の炭素原子を含むことができる。ビニル芳香族モノマーの例は、置換スチレンを含むスチレン、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、t−ブチルスチレン、4−シクロヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2−エチル−4−ベンジルスチレン、4−(フェニルブチル)スチレン、α−メチルスチレン、及びハロゲン化スチレンである。

0032

ビニル芳香族モノマーは、それ自体がスチレンであるか、又は、置換基(1又は複数)がビニル基上又は芳香族環上にある置換スチレン、特にヒドロカルビル置換、望ましくはアルキル置換スチレン、例えばα−メチルスチレン及びビニルトルエンであることができる。

0033

スチレンモノマーは、強酸、特にスルホン酸置換基を含むスチレンモノマーであるか、又はそれを含むことができる。存在する場合、かかる強酸変性モノマーは、コポリマー中のスチレンモノマーの通常1〜30モル%、より通常は2〜20モル%、望ましくは5〜15モル%を構成する。

0034

好ましくは、ビニル芳香族モノマーは、スチレン、α−メチルスチレン、又はそれらの組み合わせである。

0035

ビニル芳香族モノマーがスチレンと置換スチレンとの混合物である場合、モノマー混合物は80〜95質量%のスチレン及び5〜20質量%の置換スチレンを含むことができる。

0036

好ましくは、安定剤ポリマーはスチレン(メタ)アクリル酸コポリマーであることができる。コポリマー中の繰り返し単位は、都合のよいことに、モノマー成分の残基とみなされる。

0037

本発明において使用される水分散性スチレン(メタ)アクリル酸コポリマーにおいて、(メタ)アクリル酸モノマーの残基とスチレンモノマーの残基とのモル比は、一般的に20:1〜1:5、より通常は10:1〜1:2、特に3:1〜1:1である。

0038

一般的に、対応して、モノマーの残基の質量基準での割合は、(メタ)アクリル酸モノマーが、典型的には93質量%〜10質量%、より通常は87質量%〜25質量%、特に67質量%〜40質量%、及び、スチレンモノマーが7質量%〜90質量%、より通常は13質量%〜75質量%、特に33質量%〜60質量%である。

0039

(メタ)アクリル酸モノマーは、(メタ)アクリル酸の誘導体であるさらなるモノマーを含むことができる。(メタ)アクリル酸の誘導体は、強酸、特に硫酸又はスルホン酸基を含む強酸(又はそれらの塩)を含むことができる。かかるモノマーの例としては、アクリルアミドメチルプロピルスルホネート(AMPS)及び(メタ)アクリル酸イセチオネートが挙げられる。

0040

存在する場合、かかる強酸変性モノマーは、コポリマー中のアクリル酸モノマーの、通常1〜30モル%、より通常は2〜20モル%、望ましくは5〜15モル%を構成する。

0041

他のモノマー、例えば、酸性モノマー、例えば、イタコン酸もしくはマレイン酸又は酸無水物;例えばメタリルスルホン酸(又はその塩)などの強酸性モノマー;又は非酸性アクリル酸系モノマー、例えば、アルキルエステル、特に、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレートもしくはブチルアクリレートなどのC1〜C6アルキルエステル、又はヒドロキシアルキルエステル、特に、ヒドロキシエチルメタクリレート又はヒドロキシプロピルメタクリレートなどのC1〜C6ヒドロキシアルキルエステルであることができるアクリル酸エステル;又は例えば酢酸ビニルなどのビニルモノマーを含むことができる。他のモノマーの質量割合は、典型的には約30質量%以下、通常は約20質量%以下、より通常は約10質量%以下である。

0042

ポリマーは、単一種のスチレンアクリル酸コポリマー又は2種以上のかかるコポリマーを含むブレンドであることができる。特に、強酸残基高分子分散剤に含まれる場合、分散剤は強酸残基を含むコポリマーとかかる残基を含まないコポリマーとのブレンドであることができる。このようなブレンドにおいて、かかるコポリマーの質量比は1:10〜10:1、より通常は5:1〜1:5であることが一般的に望ましい。特に、強酸残基を含むコポリマーの割合は、ポリマーの少なくとも25質量%、より通常は少なくとも40質量%であることが望ましい。

0043

高分子分散剤中に強酸性置換基を有するモノマーを含めることにより、例えば固形粒状農薬活性物質などの製剤中の固形成分の分散性を向上させることができる。

0044

ポリマーは遊離酸として又は塩として使用することができる。実際には、製剤中に存在する形態は、製剤の酸性度によって決定される。望ましくは、製剤はほぼ中性であり、そのため、ほとんどの酸基は塩として存在するであろう。任意のそのような塩中のカチオンは、アルカリ金属、特にナトリウム及び/又はカリウムアンモニウム、又は、例えばエタノールアミン、特にトリエタノールアミンなどのアルカノールアミンを含むアミンであることができる。特に、ナトリウム又はカリウム塩の形態の安定剤ポリマーが好ましい。ナトリウム塩が特に好ましい場合がある。

0045

少なくとも80%のナトリウム、好ましくは90%、最も好ましくは95%超のナトリウムによる中和が好ましい。

0046

本発明の製剤に使用されるポリマーは、全体がスチレン(メタ)アクリルコポリマーであるか、又は、本発明の製剤に使用されるポリマーは、例えば、上述の従来の分散剤などの他の分散剤材料、例えばナフタレンスルホネートホルムアルデヒド縮合物リグノスルホネート無水マレイン酸コポリマー及び縮合フェノールスルホン酸及びそれらの塩などのような他の分散剤材料を含むことができる。かかる組み合わせで使用される場合、スチレン(メタ)アクリルコポリマーとかかる従来の分散剤との質量比は、通常それぞれ16〜2:1、より通常は12〜4:1、特に10〜6:1になるであろう。

0047

安定剤は、好ましくはアニオン性である。

0048

安定剤ポリマー中に存在するアクリル酸モノマーの量は、10質量%〜70質量%の範囲内であることができる。好ましくは、20質量%〜60質量%である。より好ましくは、25質量%〜50質量%である。最も好ましくは、30質量%〜40質量%である。

0049

安定剤ポリマー中に存在するビニル芳香族モノマーの量は、90質量%〜30質量%の範囲内であることができる。好ましくは、80質量%〜40質量%である。より好ましくは、75質量%〜50質量%である。最も好ましくは、70質量%〜60質量%である。

0050

安定剤のpHは5〜10の範囲内であることができる。より好ましくは6〜9の範囲内である。さらに好ましくは7〜9の範囲内である。最も好ましくは、7.5〜8.5の範囲内である。

0051

安定剤ポリマーは、例えば過酸化物又はレドックス開始剤を使用して、フリーラジカル開始重合によって、特に、構成モノマー溶液重合によって、必要に応じてポリマーの分子量を制御するように作用するアルキルメルカプタンなどの連鎖移動剤を併用して製造することができる。好適な方法は、例えば欧州特許第0697422号に記載されている。

0052

安定剤ポリマーは、開始剤と共にモノマー供給原料を添加しながら、親水性溶媒混合物、例えばIPA/水混合物中で、モノマーを反応させ、次に同時に蒸留及び中和する、溶媒交換法によって製造することもできる。

0053

コアポリマーは、水不溶性である軟質疎水性ポリマーであることが好ましい。好ましくは、コアポリマーは水溶性モノマー及び/又は酸系モノマーを含まない。コアポリマーは、好ましくは中性ポリマーである。

0054

コアポリマーは、−100℃〜0℃、好ましくは−70℃〜0℃、より好ましくは−55℃〜−10℃、最も好ましくは−40〜−10℃の範囲内のTgを有することができる。

0055

コアポリマーは、ビニル芳香族モノマー及びアクリル酸又はアルキルアクリル酸のアルキルエステルを含むことができる。典型的には、コアポリマーは疎水性アルキル(メタ)アクリレート、スチレン及びビニル化合物から構成される。

0056

好ましくは、例えばブチルアクリレート及び2−エチルヘキシルアクリレートなどの軟質のアルキル(メタ)アクリレートのホモポリマー、又はスチレンとのコポリマーである。

0057

アクリル酸又はアルキルアクリル酸モノマーのアルキルエステルは、アクリル酸のアルキルエステル又はメタクリル酸のアルキルエステルから選択することができる。好ましくは、アクリル酸のアルキルエステルである。

0058

アクリル酸及びメタクリル酸の好適なアルキルエステルは、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレートエチルメタクリレートプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、及び2−エチルヘキシルアクリレートである。好ましくは、2−エチルヘキシルアクリレートである。

0059

好適なビニル芳香族モノマーは安定剤重合体に関して既に定義したとおりである。

0060

安定剤ポリマー中に存在するビニル芳香族モノマーの量は、10質量%〜70質量%の範囲内であることができる。好ましくは、15〜55質量%である。より好ましくは、20質量%〜45質量%である。最も好ましくは、25質量%〜35質量%である。

0061

安定剤ポリマー中に存在するアクリル酸又はアルキルアクリル酸モノマーのアルキルエステルの量は、90質量%〜30質量%の範囲内であることができる。好ましくは、85質量%〜45質量%である。より好ましくは、80質量%〜55質量%である。最も好ましくは、75質量%〜65質量%である。

0062

コアポリマーの他の例としては、アクリルポリマースチレンポリマー及びそれらの水素化生成物ビニルポリマー及びそれらの誘導体、ポリオレフィン及びそれらの水素化又はエポキシ化生成物アルデヒドポリマー、エポキシドポリマー、ポリアミドポリエステルポリウレタンスルホン系ポリマー、並びに天然ポリマー及びそれらの誘導体が挙げられる。

0063

アクリルモノマーの例は、(メタ)アクリル酸又はその塩、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、例えばエチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート又はヘキシル(メタ)アクリレートなどのC1−6−アルキル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、例えばグリシジルメタクリレート及びアセトアセトキシエチルメタクリレートなどの置換C1−6−アルキル(メタ)アクリレート、例えばジメチルアミノエチルアクリレート又はジエチルアミノエチルアクリレートなどのジ(C1−4−アルキルアミノ)C1−6−アルキル(メタ)アクリレート、C1−6−アルキルアミンから形成されたアミド、例えば2−アミノ−2−メチル−1−プロパンスルホン酸アンモニウム塩などの置換C1−6−アルキル−アミン、又はジ(C1−4−アルキル−アミノ)C1−6−アルキルアミン、並びにそれらの(メタ)アクリル酸及びC1−4−アルキルハライド付加物である。

0064

アクリルポリマーの例は、ポリ(メチルメタクリレート)及びポリ(ブチルメタクリレート)、並びに、例えばCibaにより商品名Ciba(登録商標)Glascol(登録商標)LE15、LS20及びLS24で販売されているカルボキシル化アクリルコポリマー、例えばCibaにより商品名Ciba(登録商標)Glascol(登録商標)LS26及びCiba(登録商標)Glascol(登録商標)C44で販売されているスチレンアクリルコポリマー、及び例えばCibaにより商品名Ciba(登録商標)Glascol(登録商標)E11として販売されているポリアクリル酸ポリマーである。

0065

スチレンモノマーの例は、スチレン、4−メチルスチレン及び4−ビニルビフェニルである。スチレンポリマーの例は、スチレンブタジエンスチレンブロックポリマー、スチレンエチレンブタジエンブロックポリマー、スチレンエチレンプロピレンスチレンブロックポリマー及びスチレン−無水マレイン酸コポリマーである。

0066

ビニルモノマーの例は、ビニルアルコール塩化ビニル塩化ビニリデンビニルイソブチルエーテル及び酢酸ビニルである。オレフィンモノマーの例は、エチレン、プロピレンブタジエン及びイソプレン、並びにそれらの塩素化又はフッ素化誘導体、例えばテトラフルオロエチレンである。マレイン酸モノマーの例は、マレイン酸、無水マレイン酸及びマレイミドである。

0068

ポリオレフィンの例は、ポリエチレンポリプロピレンポリブタジエン及びイソプロピレン−無水マレイン酸コポリマーである。

0069

アルデヒドモノマーの例は、ホルムアルデヒドフルフラール及びブチラールである。アルコールモノマーの例は、フェノールクレゾールレゾルシノール及びキシレノールである。ポリアルコールの例は、ポリビニルアルコールである。アミンモノマーの例は、アニリン及びメラミンである。尿素モノマーの例は、尿素、チオ尿素及びジシアンジアミドである。

0070

アルデヒドポリマーの例は、ブチラールとポリビニルアルコールから形成されたポリビニルブチラールである。

0071

エポキシドモノマーの例は、エピクロロヒドリン及びグリシドールである。アルコールモノマーの例は、フェノール、クレゾール、レゾルシノール、キシレノール、ビスフェノールA及びグリコールである。エポキシドポリマーの例は、エピクロロヒドリン及びビスフェノールAから形成されるフェノキシ樹脂である。

0072

アミド基を有するモノマーの例はカプロラクタムである。ジアミンの例は1,6−ジアミノヘキサンである。ジカルボン酸の例は、アジピン酸テレフタル酸イソフタル酸及び1,4−ナフタレンジカルボン酸である。ポリアミドの例は、ポリヘキサメチレンアジパミド及びポリカプロラクタムである。

0073

ヒドロキシ基及びカルボキシ基を有するモノマーの例はアジピン酸である。ジオールの例はエチレングリコールである。ラクトン基を有するモノマーの例は、カルプロラクトンである。ジカルボン酸の例は、テレフタル酸、イソフタル酸及び1,4−ナフタレンジカルボン酸である。ポリエステルの例は、ポリエチレンテレフタレートである。いわゆるアルキド樹脂ポリエステルポリマーに属すると見なされる。

0075

スルホン系ポリマーの例は、ポリアリールスルホン、ポリエーテルスルホンポリフェニル−スルホン及びポリスルホンである。ポリスルホンは、4,4−ジクロロジフェニルスルホン及びビスフェノールAから形成されたポリマーである。

0077

コアポリマーは、ポリマーバインダーの混合物であってもよく、及び/又は、コアポリマーは、コーティング後にUV照射下で列挙したコアポリマーのうちの1つを形成する液体モノマーと適切な光開始剤との混合物であることができる。

0078

好ましくは、コアポリマーは、アクリルポリマー、スチレンポリマー、ビニルポリマー及びそれらの誘導体、ポリオレフィン、ポリウレタン及び天然ポリマー、並びにそれらの誘導体からなる群から選択される。

0079

より好ましくは、コアポリマーは、アクリルポリマー、スチレンブタジエンコポリマー、スチレン−無水マレイン酸コポリマー、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸コポリマー、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール及びケイ素変性ポリビニルアルコール、イソプロピレン−無水マレイン酸共重合体、ポリウレタン、セルロース、ゼラチン、カゼイン、酸化デンプン、デンプン−酢酸ビニルグラフトコポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びアセチルセルロースからなる群から選択される。

0080

最も好ましくは、コアポリマーは、アクリレートとスチレンのコポリマーから選択される。前記アクリレートは、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、エチルアクリレート、メチルアクリレート、アクリル酸、アクリルアミド、iso−ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、又はそれらの組み合わせを含むリストから選択される。 前記スチレンは、スチレン、tert−ブチルスチレン、パラ−メチルスチレン、又はそれらの組み合わせを含むリストから選択される。

0081

ポリマーは、望ましくは、10,000以下の分子量を有する。

0082

コアポリマーは当技術分野において知られており、公知の方法、例えば、適切なモノマーから出発する重合によって製造することができる。コアポリマーは、好ましくは、予め形成された安定剤ポリマーと共にエマルジョンポリマーを形成するときに現場で形成することができる。

0083

エマルジョンポリマーは、任意の既知の方法によって、特にエマルジョン重合によって製造することができる。特に、コアポリマーは、乳化重合プロセス中に現場で形成されて、低分子量安定剤により安定化されたコアポリマーを形成することができる。

0084

例えばバルク重合などの他の方法を使用してポリマーを形成してもよいことが理解されるであろう。

0085

使用される反応方法は、ポリマードロップレット又は粒子を形成することができる。

0086

好ましいエマルジョンポリマーは、以下から選択することができる。
−コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸65%、スチレン35%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約10,000Da、コア:安定剤比70:30、46%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸52%、スチレン48%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約6,500Da、コア:安定剤比60:40、44%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム(66%)及びアンモニウム(33%)の混合塩であり、分子量約8,000Da、コア:安定剤比70:30、43%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム(66%)及びアンモニウム(33%)の混合塩であり、分子量約8000Da、コア:安定剤比70:30、46.5%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約8,000Da、コア:安定剤比70:30、55%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、25%スチレンであり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約8,000Da、コア:安定剤比60:40、50.5%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約8,000Da、コア:65:35の安定剤比、45%と求められた%固形分。
− コアポリマーがブチルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約8,000Da、コア:安定剤比70:30、45%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、メチルメタクリレート25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸28%、スチレン72%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約8,000Da、コア:安定剤比70:30、45%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがアクリル酸35%、メチルメタクリレート65%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約6,500Da、コア:安定剤比70:30、45%と求められた%固形分。
− コアポリマーが2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤ポリマーがメタクリル酸35%、スチレン65%で、ナトリウム塩(100%)であり、分子量約6,500Da、コア:安定剤比70:30、45%として求められた%固形分。

0087

エマルジョンポリマー中の安定剤ポリマー対コアポリマーの比は50:50であることができる。より好ましくは、40:60である。さらに好ましくは30:70である。最も好ましくは、安定剤は15〜25の量で存在し、コアは85〜75の量で存在する。

0088

エマルジョンポリマーは、好ましくは水溶性及び水膨潤性である。

0089

エマルジョンポリマー及び/又は安定剤ポリマーは、いくらかグラフトを有する。そのため、本発明によれば、用語「エマルジョンポリマー」は、各個々のポリマーの単なるブレンドではなく、コポリマーと見なすことができる2つのポリマーの系を指す。エマルジョンポリマーは個々のポリマーの単なるブレンドでないこと、及び、ポリマーの単純なブレンドは本発明のエマルジョンポリマーで見られる効果を提供しないことが示される。

0090

エマルジョンコポリマー中にまとめられる上記ポリマーは不混和性であると考えられる場合があるが、それらを一緒にし、2つの間にいくらかのグレーティング(grating)を形成することによって、通常は不混和性の複数のポリマーを一つにまとめることが可能となる。

0091

必要に応じて、安定剤コアコポリマーは架橋されていてもよく、エマルジョンポリマーを製造する方法は、架橋剤の添加を含むことができ、架橋剤の特定の選択は当業者によって決定可能である。

0092

エマルジョンポリマーの100rpmにおける粘度は100cP未満であることができる。好ましくは、80cP未満である。より好ましくは、50cP未満である。

0093

エマルジョンポリマーの10rpmにおける粘度は200cP未満であることができる。好ましくは、150cP未満である。より好ましくは100cP未満である。

0094

エマルジョンポリマーの固形分は、好ましくは20〜80%の範囲内である。より好ましくは30〜70%である。最も好ましくは、40〜60%である。

0095

粒度分布の形では、ポリマー粒子メジアン体積粒子径値を有するであろう。D(v,0.9)粒子径は、粒子の直径に対する体積%に関する累積分布曲線上で読み取られる、等価球直径が全粒子の体積のそれぞれ90%又は10%に対応する分布上の点、すなわち、分布の10%がその値より上であり、90%がその値より下である点に対応する等価球直径を指すことが理解されるであろう。

0096

D(v,0.9)値を決定するために使用される粒子径値は、2,100rpmに設定された水上で動作するHydro 2000SMアタッチメントを備えたMalvern Mastersizer 2000を使用することによる動的光散乱分析によって決定した。材料の屈折率は、吸光度0.1で1.53に設定した。データを得るために、12秒間で12,000回の写真撮影を行った。3回の実験平均値を用いて最終粒度を決定した。得られた粒度値から、D(v,0.9)値が容易に決定された。

0097

ポリマー粒子は、1,000nm〜20nmの範囲内のD(v,0.9)s値を有することができる。好ましくは、500nm〜30nmの範囲内である。より好ましくは、400nm〜40nmの範囲内である。最も好ましくは、200nm〜50nmの範囲内である。

0098

エマルジョンポリマー組成物は、着色剤(顔料及び染料)、微量栄養素、農薬活性物質、増量剤、及びそれらの組み合わせから選択されるさらなる成分を含んでもよい。これらのさらなる成分は、本明細書において総称して「農薬化合物又は物質」と呼ばれることがある。

0099

好適な増量剤は、比較的不活性であるか、又はいかなる混和性の問題も示さないが、種子コーティングに体積を与える材料であることができる。増量剤は、例えばタルク粉末ケイ酸塩粒子炭酸塩粒子硫酸塩粒子、又は他の不活性粒子などの無機粒子から選択することができる。

0100

適切なケイ酸塩粒子の例は、粘土鉱物(例えばカオリンイライトスメクタイトモンモリロナイトバーミキュライト、タルク、パリゴルスカイト及びパイロフィライトなど)、及び雲母(例えばフロパイト、黒雲母、チンワルド雲母、リチア雲母白雲母、海緑石及びクリトン石など)を含むケイ酸塩鉱物である。好ましいケイ酸塩粒子としては、カオリナイト、タルク及び雲母が挙げられる。

0101

好適な炭酸塩粒子としては、例えば炭酸カルシウム(一般的にチョークと呼ばれている)、炭酸マグネシウム炭酸ナトリウム炭酸バリウム、及びドロマイト(例えばCaFe(CO3)2、CaMg(CO3)2、CaZn(CO3)2及びBaCa(CO3)2など)などの炭酸塩鉱物が挙げられる。好ましい炭酸塩粒子としては、炭酸カルシウム、及びドロマイトが挙げられる。

0102

好適な硫酸塩粒子としては、硫酸カルシウム硫酸ストロンチウム、及び硫酸バリウムが挙げられる。好ましい硫酸塩は硫酸バリウムである。

0103

本発明に従って使用することができるさらなる無機粒子としては、石英ゼオライト軽石パーライト珪藻土熱分解法シリカ、Sb2O3、TiO2、リトポン、ZnO、及び水和酸化アルミニウムが挙げられる。

0104

種子コーティング組成物は、ケイ酸塩粒子、炭酸塩粒子及び硫酸塩粒子からなる群から選択された少なくとも2種を含むことができる。

0105

存在する場合、本発明の種子コーティング組成物中の粒子の量は、当該コーティング組成物の総質量を基準として、35質量%以上、例えば40質量%以上、又は50質量%以上であることができる。組成物中の粒子の濃度がより低いほど、一般的に、コーティングされた種子表面の粘着性がより高くなる。本発明の種子コーティング組成物中の粒子の上限は、コーティング組成物の全質量を基準として、98質量%、例えば95質量%、90質量%又は80質量%であることができる。

0106

本発明による製剤に使用するのに好適な農薬活性物質は、室温で固体又は液体であることができる全ての農薬活性化合物である。本発明のエマルションポリマー組成物はあらゆる種類の農薬活性物質への広い適用性を有すると考えられる。

0107

農薬活性物質は、本発明の文脈において、植物保護剤、より具体的には、例えば医療、農業、林業、及び防除などの分野で使用される、様々な形態の生物殺すことができる化学物質である殺生物剤を指す。殺生物剤のグループには、いわゆる植物生長調節剤も含まれる。

0108

さらに、農薬活性物質は生物農薬(biopesticides)を含む。生物農薬は、細菌、真菌ウイルス線虫原生動物、及び酵母から任意の組み合わせで選択することができ、かかる生物農薬は望ましくない生物を殺すことができる。

0109

本発明の農薬製剤において使用するための殺生物剤は、典型的には、2つのサブグループに分けられる:
殺真菌剤(fungicides)、除草剤(herbicides)、殺虫剤(insecticides)、殺藻剤(algicides)、殺軟体動物剤(moluscicides)、殺ダニ剤(miticides)及び殺鼠剤(rodenticides)を含む農薬、並びに
・殺病原菌剤(germicides)、抗生物質(antibiotics)、抗細菌剤(antibacterials)、抗ウイルス剤(antivirals)、抗真菌剤(antifungals)、抗原虫剤(antiprotozoals)及び抗寄生虫剤(antiparasites)を含む抗微生物剤(antimicrobials)。

0110

特に、殺虫剤、殺真菌剤又は除草剤から選択される殺生物剤は、とりわけ好ましいことがある。

0111

農薬
用語「農薬」は、任意の害虫を予防し、駆除し、忌避し、又は減じることが意図された任意の物質又は物質の混合物を指すことが理解されるであろう。農薬は、昆虫植物病原体雑草軟体動物哺乳動物、線虫(回虫)や、人と食物を競い合い、所有物破壊し、病気拡散し、又は不快である微生物を含む害虫に対して使用される化学物質また生物剤ウィルス又は細菌等)であってもよい。以下の実施例では、本発明にかかる農薬組成物に好適な農薬を示されている。

0112

殺真菌剤は、真菌の化学的防除剤である。殺真菌剤は、耕作地帯及び農作物における真菌の拡散を予防するために使用される化合物である。殺真菌剤は、真菌感染症と闘うためにも使用される。殺真菌剤は、接触性又は浸透性のいずれかであることができる。接触性殺真菌剤は、真菌の表面に噴霧されたときに真菌を殺す。浸透性殺真菌剤は、真菌が死ぬ前に、真菌により吸収されなければならない。

0113

本発明にかかる好適な殺真菌剤の例は、以下の種を包含する:(3−エトキシプロピル)水銀臭化物、2−メトキシエチル銀塩化物、2−フェニルフェノール8−ヒドロキシキノリンスルフェート、8−フェニル水銀オキシキノリンアシベンゾラル(acibenzolar)、アシルアミノ酸殺真菌剤、アシペタクス(acypetacs)、アルモルフ(aldimorph)、脂肪族窒素殺真菌剤、アリルアルコール、アミド殺真菌剤、アンプロピルホス(ampropylfos)、アニラジン(anilazine)、アニリド殺真菌剤、抗生物質殺真菌剤、芳香族殺真菌剤、オーレオフンギン(aureofungin)、アザコナゾール(azaconazole)、アジチラム(azithiram)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、バリウムポリスルフィドベナラキシル−M(benalaxyl-M)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベンキノックス(benquinox)、ベンタルロン(bentaluron)、ベンチバリカルブ(benthiavalicarb)、塩化ベンザルコニウム(benzalkonium chloride)、ベンザマクリル(benzamacril)、ベンズアミド殺真菌剤、ベンザモルフ(benzamorf)、ベンズアニリド殺真菌剤、ベンゾイミダゾール殺真菌剤、ベンゾイミダゾール前駆体殺真菌剤、ベンゾイミダゾリルカーバメート殺真菌剤、ベンゾヒドロキサム酸ベンゾチアゾール殺真菌剤、ベトキサジン(bethoxazin)、ビナパクリル(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ビテルタノール(bitertanol)、ビチオノール(bithionol)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S)、ボルドー混合物(Bordeaux mixture)、ボスカリド(boscalid)、架橋ジフェニル殺真菌剤、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブピリメート(bupirimate)、ブルゴーニュ混合物(Burgundy mixture)、ブチオベート(buthiobate)、ブチルアミンカルシウム多硫化物(calcium polysulphide)、カプタホール(captafol)、キャプタン(captan)、カーバメート殺真菌剤、カルバモルフ(carbamorph)、カルバニラート殺真菌剤、カルベンダジム(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、カルプロパミド(carpropamid)、カルボン(carvone)、チェシュント混合物(Cheshunt mixture)、キノメチオナート(chinomethionat)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロラニホルメタン(chloraniformethan)、クロラニル(chloranil)、クロルフェナゾール(chlorfenazole)、クロロジニトロナフタレン(chlorodinitronaphthalene)、クロロネブ(chloroneb)、クロロピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil)、クロルキノックス(chlorquinox)、クロゾリネート(chlozolinate)、シクロピロックス(ciclopirox)、クリンバゾール(climbazole)、クロトリマゾール(clotrimazole)、コナゾール殺真菌剤、コナゾール殺真菌剤(イミダゾール)、コナゾール殺真菌剤(トリアゾール)、酢酸銅(II)、炭酸銅(II)、塩基性銅殺真菌剤、水酸化銅ナフテン酸銅オレイン酸銅オキシ塩化銅、硫酸銅(II)、硫酸銅、塩基性クロム酸亜鉛basic, copper zinc chromate)、クレゾール(cresol)、クフラネブ(cufraneb)、クプロバム(cuprobam)、酸化第一銅(cuprous oxide)、シアゾファミド(cyazofamid)、シクラフラミド(cyclafuramid)、環状ジチオカーバメート殺真菌剤、シクロヘキシミド(cycloheximide)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、シモキサニル(cymoxanil)、シペンダゾール(cypendazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、ダゾメット(dazomet)、DBCP、デバカルブ(debacarb)、デカフェンチン(decafentin)、デヒドロ酢酸ジカルボキシイミド殺真菌剤、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、ジクロン(dichlone)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジクロロフェニル、ジカルボキシイミド殺真菌剤、ジクロゾリン(dichlozoline)、ジクロブトラゾール(diclobutrazol)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジクロラン(dicloran)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ピロ炭素ジエチル(diethyl pyrocarbonate)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニトロフェノール殺真菌剤、ジノブトン(dinobuton)、ジノカップ(dinocap)、ジノクトン(dinocton)、ジノペントン(dinopenton)、ジノスルホン(dinosulphon)、ジノテルボン(dinoterbon)、ジフェニルアミン、ジピリチオン(dipyrithione)、ジスルフィラム(disulphiram)、ジタリムホス(ditalimfos)、ジチアノン(dithianon)、ジチオカーバメート殺真菌剤、DNOC、ドデモルフ(dodemorph)、ドジシン(dodicin)、ドジン(dodine)、ドナトジン(donatodine)、ドラゾキソロン(drazoxolon)、エジフェンホス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、エタコナゾール(etaconazole)、エテム(etem)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモール(ethirimol)、エトキシキン(ethoxyquin)、エチル水銀2,3−ジヒドロキシプロピルメルカプチド、エチル水銀酢酸塩、エチル水銀臭化物、エチル水銀塩化物、エチル水銀ホスフェートエトジアゾール(etridiazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、フェナミノスルフ(fenaminosulph)、フェナパニル(fenapanil)、フェナリモル(fenarimol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェニトパン(fenitropan)、フェノサニル(fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチン(fentin)、ファーバム(ferbam)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトベル(flumetover)、フルオピコリド(fluopicolide)、フルオロイミド(fluoroimide)、フルオトリマゾール(fluotrimazole)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulphamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホール(flutriafol)、ホルペット(folpet)、ホルムアルデヒド、ホセチル(fosetyl)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furametpyr)、フラミド殺真菌剤、フルアニリド殺真菌剤、フルカルバニル(furcarbanil)、フルコナゾール(furconazole)、フルコナゾール−シス(furconazole-cis)、フルフラール(furfural)、フルメシクロックス(furmecyclox)、フロファネート(furophanate)、グリオジン(glyodin)、グリセオフルビン(griseofulvin)、グアザチン(guazatine)、ハラクリネート(halacrinate)、ヘキサクロロベンゼンヘキサクロロブタジエンヘキサクロロフェン(hexachlorophene)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヘキシルチオホス(hexylthiofos)、ヒドロガフェン(hydrargaphen)、ヒメキサゾール(hymexazol)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミダゾール殺真菌剤、イミノクタジン(iminoctadine)、無機殺真菌剤、無機水銀殺真菌剤、ヨードメタン(iodomethane)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロベンホス(iprobenfos)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、イソレジオン(isovaledione)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシムメチル(kresoxim-methyl)、石灰硫黄合剤(lime sulphur)、マンカッパー(mancopper)、マンゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メベニル(mebenil)、メカルビンジド(mecarbinzid)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、塩化第二水銀(mercuric chloride)、酸化水銀(mercuric oxide)、塩化第一水銀(mercurous chloride)、水銀殺真菌剤、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル−M(metalaxyl-M)、メタム(metam)、メタゾキソロン(metazoxolon)、メトコナゾール(metconazole)、メタスルホカルブ(methasulphocarb)、メトフロキサム(methfuroxam)、臭化メチルイソチオシアン酸メチル安息香酸メチル水銀、メチル水銀ジシアンジアミド、メチル水銀ペンタクロロフェノキシド、メチラム(metiram)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メトスルホバックス(metsulphovax)、ミルネブ(milneb)、モルホリン殺真菌剤、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミクロゾリン(myclozolin)、N−(エチル水銀)−p−トルエンスルホンアニリド、ナーバム(nabam)、ナタマイシン(natamycin)、ニトロスチレン(nitrostyrene)、ニトロタル−イソプロピル(nitrothal-isopropyl)、ヌアリモール(nuarimol)、OCH、オクチリノン(octhilinone)、オフラセ(ofurace)、有機水銀殺真菌剤、有機リン殺真菌剤、有機スズ殺真菌剤、オリサストロビン(orysastrobin)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキサチイン殺真菌剤、オキサゾール殺真菌剤、オキシン銅(oxine copper)、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ペンタクロロフェノール(pentachlorophenol)、ペンチオピラド(penthiopyrad)、フェニル水銀尿素、酢酸フェニル水銀、フェニル水銀塩化物、ピロカテコール(pyrocatechol)のフェニル水銀誘導体硝酸フェニル水銀サリチル酸フェニル水銀、フェニルスルファミド殺真菌剤、ホスジフェン(phosdiphen)、フタリド(phthalide)、フタルイミド殺真菌剤、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピペラリン(piperalin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、高分子ジチオカーバメート殺真菌剤、ポリオキシン(polyoxins)、ポリオソリム(polyoxorim)、ポリスルフィド殺真菌剤、アジ化カリウム、多硫化カリウムチオシアン酸カリウムプロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ(propamocarb)、プロピコナゾール(propiconazole)、プロピネブ(propineb)、プロキナジド(proquinazid)、プロチオカルブ(prothiocarb)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾール殺真菌剤、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリジン殺真菌剤、ピリジニトリル(pyridinitril)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピリミジン殺真菌剤、ピロキロン(pyroquilon)、ピロキシクロル(pyroxychlor)、ピロキシフィア(pyroxyfiir)、ピロール殺真菌剤、キナセトール(quinacetol)、キナザミド(quinazamid)、キンコナゾール(quinconazole)、キノリン殺真菌剤、キノン殺真菌剤、キノキサリン殺真菌剤、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene)、ラベンザゾール(rabenzazole)、サリチルアニリド(salicylanilide)、シルチオファム(silthiofam)、シメコナゾール(simeconazole)、アジ化ナトリウム、ナトリウムオルトフェニルフェノキシド、ナトリウムペンタクロロフェノキシド、多硫化ナトリウム(sodium polysulphide)、スピロサミン(spiroxamine)、ストレプトマイシン(streptomycin)、ストロビルリン(strobilurin)殺真菌剤、スルホンアニリド殺真菌剤、硫黄、スルトロペン(sultropen)、TCMTB、テブコナゾール(tebuconazole)、テクフタラム(tecloftalam)、テクナゼン(tecnazene)、テコラム(tecoram)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チアジフルオール(thiadifluor)、チアゾール殺真菌剤、チシオフェン(thicyofen)、チフルザミド(thifluzamide)、チオカーバメート殺真菌剤、チオクロルフェンヒム(thiochlorfenphim)、チオメルサール(thiomersal)、
チオファネート(thiophanate)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、チオフェン殺真菌剤、チオキノックス(thioquinox)、チラム(thiram)、チアジニル(tiadinil)、チオキシミド(tioxymid)、チベド(tivedo)、トルクロホスメチル(tolclofos-methyl)、トルナフテート(tolnaftate)、トリルフルアニド(tolylfluanid)、酢酸トリル水銀、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアミホス(triamiphos)、トリアリモール(triarimol)、トリアズブチル(triazbutil)、トリアジン殺真菌剤、トリアゾール殺真菌剤、トリアゾキシド(triazoxide)、酸化トリブチルスズ(tributyltin oxide)、トリクラミド(trichlamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazole)、未分類の殺真菌剤、ウンデシレン酸ウニコナゾール(uniconazole)、尿素殺真菌剤、バリダマイシン(validamycin)、バリンアミド殺真菌剤、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ザリラミド(zarilamid)、ナフテン酸亜鉛(zinc naphthenate)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)、ゾキサミド(zoxamide)、及びそれらの混合物。

0114

除草剤は、不要な植物を枯殺するために使用される農薬である。選択性除草剤は、所望の農作物を比較的無傷のまま残しながら、特定の標的を枯殺する。これらのいくつかは、雑草の成長を妨げることにより作用し、そして、しばしば植物ホルモンに基づくものである。荒廃地をきれいにするために使用される除草剤は、非選択的であり、それらが接触した全ての植物物質を枯殺する。除草剤は、農業及び造園管理において広く使用されている。それらは、高速道路及び線路維持管理のためのあらゆる植生防除(TVCプログラムに施用されている。より少ない量が、林業、牧場ステム、及び野生動物生息環境として確保された領域の管理において使用されている。

0115

好適な除草剤は、アリールオキシカルボン酸、例えばMCPA、アリールオキシフェノキシプロピオネート、例えばクロジナホップ(clodinafop)、シクロヘキサンジオンオキシム、例えばセトキシジム(sethoxydim)、ヒドロキシベンゾニトリル、例えばブロモキシニル(bromoxynil)、スルホニル尿素、例えばニコスルフロン(nicosulphuron)、トリアゾロピリミジン、例えばペノキススラム(penoxsulam)、トリケチオン(triketiones)、例えばメソトリオン(mesotriones)、トリアジン除草剤、例えばメトリブジン(metribuzin)、ヘキサシノン(hexaxinone)又はアトラジン(atrazine)など;スルホニル尿素除草剤、例えばクロルスルフロンなど;ウラシル(uracils)、例えばレナシル(lenacil)、ブロマシル(bromacil)又はテルバシル(terbacil)など;尿素除草剤、例えばリニュロン(linuron)、ジウロン(diuron)、シデュロン(siduron)、又はネブロン(neburon)など;アセトアニリド系除草剤、例えばアラクロール(alachlor)、メトラクロール(metolachlor)など;チオカーバメート系除草剤、例えばベンチオカルブ(benthiocarb)、トリアレート(triallate)など;オキサジアゾロン除草剤、例えばオキサジアゾン(oxadiazon)など;イソオキサゾリドン除草剤、フェノキシ酢酸ジフェニルエーテル系除草剤、例えばフルアジホップ(fluazifop)、アシフルオルフェン(acifluorfen)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)など;ジニトロアニリン系除草剤、例えばトリフルラリン(trifluralin)など;有機ホスホネート除草剤、例えばグルホシネート塩及びエステル並びにグリホサート塩及びエステル;及び/又はジハロベンゾニトリル除草剤、例えばブロモキシニル(bromoxynil)又はアイオキシニル(ioxynil)など、安息香酸除草剤、ジピリジリウム除草剤、例えばパラコートなど;並びに他の除草剤、例えばクロマゾン(clomazone)、カルフェントラゾン(carfentrazone)、サフルフェナシル(saflufenacil)及びピロキサスルホン(pyroxasulphone)などから成る群から選択することができる。

0116

特に好ましい除草剤は、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、アトラジン、安息香酸としてのジカンバ(dicamba)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、イミダゾリノンとしてのイマザピック(imazapic)、クロロアセトアミドとしてのメトラクロール、ピクロラム(picloram)、クロピラリド(clopyralid)及びピリジンカルボン酸としてのトリクロピル(triclopyr)、又は合成オーキシン、それらのそれぞれの水溶性塩及びエステル、並びにそれらの混合物から選択することができる。

0117

殺虫剤は、昆虫に対して使用される全ての開発形態にある農薬であり、昆虫の及び幼虫に対して使用される殺卵剤及び幼虫駆除剤を含む。殺虫剤は、農業、医療、産業及び家庭において使用される。

0118

好適な殺虫剤は、塩素化殺虫剤、例えばカンフェクロル(Camphechlor)、DDTヘキサクロロシクロヘキサンガンマヘキサクロロシクロヘキサンメトキシクロル(Methoxychlor)、ペンタクロロフェノール、TDE、アルドリン(Aldrin)、クロルダン(Chlordane)、クロルデコン(Chlordecone)、ディルドリン(Dieldrin)、エンドスルファン(Endosulphan)、エンドリン(Endrin)、ヘプタクロル(Heptachlor)、マイレックス(Mirex)及びそれらの混合物など;有機リン化合物、例えばアセフェート(Acephate)、アジンホスメチル(Azinphos-methyl)、ベンスリド(Bensulide)、クロルエトキシホス(Chlorethoxyfos)、クロルピリホス(Chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(Chlorpyriphos-methyl)、ダイアジノン(Diazinon)、ジクロルボス(Dichlorvos)(DDVP)、ジクロトホス(Dicrotophos)、ジメトエート(Dimethoate)、ジスルフォトン(Disulphoton)、エトプロプ(Ethoprop)、フェナミホス(Fenamiphos)、フェニトロチオン(Fenitrothion)、フェンチオン(Fenthion)、ホスチアゼート(Fosthiazate)、マラチオン(Malathion)、メタミドホス(Methamidophos)、メチダチオン(Methidathion)、メチル−パラチオン(Methyl-parathion)、メビンホス(Mevinphos)、ナレド(Naled)、オメトエート(Omethoate)、オキシデメトンメチル(Oxydemeton-methyl)、パラチオン(Parathion)、ホレート(Phorate)、ホサロン(Phosalone)、ホスメット(Phosmet)、ホステブピリム(Phostebupirim)、ピリミホスメチル(Pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(Profenofos)、テルブホス(Terbufos)、テトラクロルビンホス(Tetrachlorvinphos)、トリブホス(Tribufos)、トリクロルホン(Trichlorfon)及びそれらの混合物など;カーバメート、例えばアルジカルブ(Aldicarb)、カルボフラン(Carbofuran)、カルバリル(Carbaryl)、メソミル(Methomyl)、2−(1−メチルプロピルフェニルメチルカーバメート及びそれらの混合物など;ピレスロイド、例えばアレスリン(Allethrin)、ビフェントリン(Bifenthrin)、デルタメトリン(Deltamethrin)、ペルメトリン(Permethrin)、レスメトリン(Resmethrin)、スミスリン(Sumithrin)、テトラメトリン(Tetramethrin)、トラロメトリン(Tralomethrin)、トランスフルトリン(Transfluthrin)及びそれらの混合物など;植物毒素誘導化合物、例えばデリス(Derris)(ロテノン(rotenone))、ピレツルム(Pyrethrum)、ニーム(Neem)(アザジラクチン(Azadirachtin))、ニコチンカフェイン及びそれらの混合物など;ネオニコチノイド、例えばイミダクロプリド(imidacloprid)など;アバメクチン(Abamectin)、例えばエマメクチン(emamactin);オキサジアジン、例えばインドキサカルブ(indoxacarb)など;及び/又はアントラニルジアミド、例えばリナキシピル(rynaxypyr)などから選択されたものを含む。

0119

殺ダニ剤は、ダニを殺す農薬である。抗生物質殺ダニ剤、カーバメート殺ダニ剤、ホルムアミジン殺ダニ剤、ダニ成長調整剤有機塩素、ペルメトリン及び有機ホスフェート殺ダニ剤は、全てこの区分に属する。殺軟体動物剤は、蛾、ナメクジ及びカタツムリなどの軟体動物を防除するために使用される農薬である。これらの物質としては、メタアルデヒドメチオカルブ(methiocarb)及び硫酸アルミニウムが挙げられる。殺線虫剤は、寄生線虫類蠕虫門)を殺すために使用される化学的な農薬の型である。

0120

最も好ましくは、活性物質は、本発明の農薬製剤中に存在する場合、殺虫剤及び/又は殺真菌剤から選択される。好ましくは、殺虫剤及び/又は殺真菌剤は浸透性の殺虫剤及び/又は殺菌剤である。

0121

希釈製剤中の農薬活性物質の濃度は、本発明の目的にとって重要ではなく、必要に応じて他の要因によって決定されてもよい。農薬活性濃縮物の濃度は、好ましくは10g/l〜800g/lの範囲内である。より好ましくは75g/l〜350g/lの範囲内である。最も好ましくは、90g/l〜180g/lの範囲内である。

0122

着色剤の例としては、染料又は着色顔料分散液が挙げられる。

0123

エマルジョンポリマー組成物は顔料を含んでもよく、これは活性剤、微量栄養素及び/又は増量剤と組み合わされてもよい。一実施形態において、エマルジョンポリマー組成物は、活性剤、微量栄養素及び/又は増量剤なしで、顔料のみを含んでもよく、これは、カラー仕上げ流動増進又は粉塵低減特性のみが望まれる場合、及び、活性剤が不要の場合であることができる。

0124

好適な染料の例としては、アントラキノントリフェニルメタンフタロシアニン及びそれらの誘導体、並びにジアゾニウム塩が挙げられる。顔料分散体は、例えばピグメントレッド112(CAS番号6535−46−2)、ピグメントレッド2(CAS番号6041−94−7)、ピグメントレッド48:2(CAS番号7023−61−2)、ピグメントブルー15:3(CAS番号147−14−8)、ピグメントグリーン36(CAS番号14302−13−7)、ピグメント-グリーン7(CAS番号1328−53−6)、ピグメントイエロー74(CAS番号6358−31−2)、ピグメントオレンジ5(CAS番号3468−63−1)、ピグメントバイオレット23(CAS番号6358−30−1)、ピグメントブラック7(CAS番号97793−37−8)、及びピグメントホワイト6(CAS番号98084−96−9)などの顔料を含むことができる。

0125

着色剤は、種子コーティング組成物中に、当該コーティング組成物の総質量を基準として、0〜50質量%、例えば1〜10質量%の量で存在することができる。

0126

好適な効果顔料の例としては、様々な粒径真珠光沢顔料が挙げられる。15μm以下の粒径又は60μm以下の粒径を有する効果顔料が一般的に使用される。効果顔料の粒径は、通常200μm以下、好ましくは100μm以下である。通常、効果顔料の粒径は1μm以上である。他の効果顔料はアルミニウムであることができる。全ての効果顔料は、一般的に、種子に良好な化粧外観を生じさせるために使用される。

0127

エマルジョンポリマー組成物は少なくとも1つの微量栄養素を含むことができる。かかる濃縮物において、微量栄養素は典型的には乾燥形態にある。

0128

栄養素は、植物の成長を促進又は改善するために望ましい又は必要な化学元素及び化合物を指す。栄養素は、一般的に、多量栄養素又は微量栄養素として記載される。本発明に従って使用するのに好適な栄養素は微量栄養素化合物、好ましくは室温で固体であるか又は部分的に可溶性であるものである。

0129

微量栄養素は、典型的には、微量金属又は微量元素を指し、往々にして低用量で施用される。好適な微量栄養素は、亜鉛、ホウ素、塩素、銅、鉄、モリブデン、及びマンガンから選択される微量元素を含む。本発明の分散剤は、あらゆる種類の微量栄養素に対して広い適応性を有すると考えられる。

0130

微量栄養素は、可溶性の形態でも不溶性の固体として含まれてもよく、塩又はキレートの形態でもよい。好ましくは、微量栄養素は炭酸塩又は酸化物の形態にある。

0131

好ましくは、微量栄養素は、亜鉛、カルシウム、モリブデンもしくはマンガン、又はマグネシウムから選択することができる。本発明と共に使用するのに特に好ましい微量栄養素は、酸化亜鉛炭酸マンガン酸化マンガン、又は炭酸カルシウムから選択することができる。

0132

存在する微量栄養素の量は、全濃縮物を基準にして、典型的には5質量%〜40質量%、より一般的には10質量%〜35質量%、特に15質量%〜30質量%である。

0133

典型的には、製造の際に製剤に混合されるとき、固形農薬の平均粒径は50μm〜100μmであるが、製剤は、典型的には、混合後に、平均粒径を1μm〜10μm、より好ましくは1μm〜5μmまで減少させるために、湿式粉砕される。

0134

本発明は、少なくとも1種の多量栄養素を含んでもよい。多量栄養素とは、通常、窒素、リン及びカリウムを含むものを指し、硫酸アンモニウムなどの肥料、及び水質調整剤を含む。好適な多量栄養素としては、肥料及び他の窒素、リン又は硫黄含有化合物、並びに水質調整剤が挙げられる。

0135

好適な肥料としては、窒素、リン、カリウム又は硫黄などの栄養素を供給する無機肥料が挙げられる。かかる肥料の例は、次のとおりである:
栄養素としての窒素の場合:硝酸塩及び/又はアンモニウム塩、例えば、uran型材料のような尿素との組み合わせを含む硝酸アンモニウム硝酸カルシウムアンモニウム、硫酸硝酸アンモニウムリン酸アンモニウム、特にリン酸一アンモニウムリン酸二アンモニウム及びポリリン酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、並びにそれほど一般的に使用されない硝酸カルシウム、硝酸ナトリウム硝酸カリウム及び塩化アンモニウム
栄養素としてのリンの場合:リンの酸性形態、例えばリン酸ピロリン酸又はポリリン酸など、しかし、より一般的には、例えばリン酸アンモニウム、特にリン酸一アンモニウム、リン酸二アンモニウム、及びポリリン酸アンモニウム、リン酸カリウム、特にリン酸二水素カリウム及びポリリン酸カリウム;
栄養素としての硫黄の場合:硫酸アンモニウム及び硫酸カリウム、例えばマグネシウムとの混合硫酸塩

0136

粉塵低減特性のみが望まれる場合、エマルジョンポリマー組成物は、顔料、染料、活性剤、微量栄養素、又は増量剤を含まなくてもよい。

0137

エマルジョンポリマー組成物は、所望により他の成分を含んでもよい。これらの他の成分は、
バインダー、特に、容易に水に溶けて、高いバインダー濃度で低粘度の溶液を与えるバインダー、例えば、ポリビニルピロリドン;ポリビニルアルコール;カルボキシメチルセルロース;アラビアガム;糖、例えばスクロース又はソルビトール;デンプン;エチレン−酢酸ビニルコポリマー、スクロース及びアルギネートなど;
希釈剤吸収剤又は担体、例えば、カーボンブラック;タルク;珪藻土;カオリン;ステアリン酸アルミニウムステアリン酸カルシウム又はステアリン酸マグネシウムトリポリリン酸ナトリウム四ホウ酸ナトリウム硫酸ナトリウムケイ酸ナトリウムケイ酸アルミニウム及び混合ナトリウム−アルミニウムシリケート:並びに安息香酸ナトリウムなど;
崩壊剤、例えば、界面活性剤、水中で膨潤する材料、例えばカルボキシメチルセルロース、コロジオン, ポリビニルピロリドン及び微結晶性セルロース膨潤剤酢酸ナトリウム又は酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸ナトリウム、硫酸アンモニウム及びリン酸水素二カリウムなどの塩など;
湿潤剤、例えば、アルコールエトキシレート及びアルコールエトキシレート/プロポキシレート湿潤剤など;
・分散剤、例えば、スルホン酸化ナフタレンホルムアルデヒド縮合物、及びアクリルポリマー、例えばポリアクリル酸骨格上にキャップポリエチレングリコール側鎖を有する櫛状コポリマーなど;
乳化剤、例えば、アルコールエトキシレート、ABAブロックコポリマー、又はヒマシ油エトキシレートなど;
消泡剤、例えば、ポリシロキサン消泡剤、典型的には、製剤の0.005質量%〜10重量%の量で;並びに
粘度調整剤、例えば、商業的に入手可能な水溶性又は混和性ガム、例えばキサンタンガム、及び/又はセルロース、例えばカルボキシ−メチル、エチルもしくはプロピルセルロースなど;及び/又は
防腐剤及び/又は抗細菌剤、例えば、有機酸又はそれらのエステルもしくは塩、例えば、アスコルビン酸化合物、例えばパルミチン酸アスコルビルなど、ソルビン酸化合物、例えばソルビン酸カリウムなど、安息香酸類、例えば安息香酸並びに4−ヒドロキシ安息香酸メチル及びプロピル、プロピオン酸類、例えばプロピオン酸ナトリウムフェノール類、ナトリウム2−フェニルフェネート;1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン;もしくはホルムアルデヒドそれ自体もしくはパラホルムアルデヒド;又は無機材料、例えば亜硫酸及びその塩など、典型的には製剤の0.01質量%〜1質量%の量で:
などの成分から選択することができる。

0138

本発明によるエマルジョンポリマー組成物は、乳化剤系の一部を形成する界面活性剤材料のような成分を含んでもよい。前記界面活性剤は界面活性剤分散剤を含んでもよい。

0139

エマルジョンポリマーは、特に、さらなるポリマーを含んでもよい。前記さらなるポリマーは、30℃〜300℃のTgを有していてもよく、安定剤ポリマーとして本明細書に記載したポリマーから選択されてもよい。

0140

したがって、本発明の第9の態様によれば、コア−安定剤コポリマーと30℃〜300℃の範囲内のTgを有するポリマーを含む、農薬用途のためのエマルジョンポリマー系が提供される。前記コポリマーは、
酸系モノマー(acid-based monomer)と疎水性モノマーとを含んでなる安定剤ポリマーであって、10〜90:90〜10の前記酸対疎水性物質(acid to hydrophobe)の質量/数比、30℃〜300℃の範囲内のTg、及び100,000未満の分子量を有する安定剤ポリマー;及び
−100℃〜10℃の範囲内のTgを有するコアポリマー、
を含む。

0141

例えば、界面活性剤アジュバントなどの本発明の範囲内にない他のアジュバントは、本発明の組成物及び製剤に含まれてもよく、本発明において使用されてもよい。例としては、アルキル多糖(より正確にはアルキルオリゴ糖と呼ばれる);脂肪アミンエトキシレート、例えばココナッツアルキルアミン2EO;及びアルキル(アルケニルコハク酸無水物の誘導体、特にPCT出願WO94/00508及びWO96/16930に記載されているものが挙げられる。

0142

エマルジョンポリマー組成物は、30〜70質量%の量の水を含んでもよい。好ましくは40〜50質量%である。

0143

エマルジョンポリマー系は、対応する用途の製剤を形成するために、水(又は水性液体)で希釈されるように設計される。前記組成物としては、液体形態(溶液、エマルジョン、又は分散液など)及び固体形態(特に水分散性固体形態)、例えば顆粒又は粉末のもが挙げられる。

0144

本明細書で使用される「コーティング製剤(coating formulation)」という用語は、希釈された濃縮物及びスプレー製剤を含むすべての形態の組成物を含むことを意図している。具体的に述べられていない限り、本発明のコーティング製剤は、希釈されたエマルジョンポリマー組成物、又はスプレー可能な製剤の形態であることができる。

0145

顧客の要望に応じて、前記エマルジョンポリマー系を使用のために希釈して、希釈コーティング組成物を得ることができる。エマルジョンポリマー系の希釈コーティング(製剤)で得られる濃度は、合計で約0.2質量%〜約2質量%であることができる。

0146

エマルジョンポリマー組成物が使用されるとき、エマルジョンポリマー組成物は典型的には希釈されてコーティング製剤を形成する。希釈は、コーティング製剤を形成するために、エマルジョンポリマー組成物の総質量の1〜10,000倍、特に10〜1,000倍であることができる。

0147

コーティング製剤は、一次又は補助アジュバントと関連して、溶剤(水以外)、例えばモノプロピレングリコールなど、植物油又はスプレー油非界面活性剤としてスプレー製剤に含まれる油)などの鉱油であることができる油を含んでもよい。かかる溶剤は、アジュバント用の溶媒として、及び/又は、保湿剤として(例えば、特にプロピレングリコール)、含まれてもよい。使用される場合、かかる溶剤は、典型的には、アジュバントの5質量%〜500質量%、望ましくは10質量%〜100質量%の量で含まれる。そのような組み合わせは、また、特にゲル防止助剤として、塩化アンモニウム及び/又は安息香酸ナトリウムなどの塩、及び/又は、尿素を含むことができる。

0148

本発明は、さらに、本明細書で定義されるとおりのコーティング製剤を用いて植物又は種子を処理する方法を含む。エマルジョンポリマーは、種子又は植物の任意の部分への施用又はコーティングのためのコーティング組成物において使用することができる。エマルジョンポリマーは、種子を被覆するためのコーティング組成物に特に用途を見出すことができる。

0149

したがって、本発明は、さらに、第1の態様の少なくとも1種のエマルジョンポリマー組成物を含むコーティング製剤を植生又は種子に施用することによって、植生又は種子に微量栄養素、活性物質、染料、顔料及び/又は増量剤を付与する方法を含む。

0150

本発明のエマルジョンポリマー系を含むコーティングは、種子の表面又は植物の他の部分への良好な付着性、及び洗い落ちの低減をもたらす。施用される製剤は、本明細書に記載されているように、種子又は植物表面にそれらの成分を保持するための活性物質、顔料などを含むことができる。

0151

本発明のエマルションポリマーの特に有利な効果は、それが種子の発を改善することであり、これは、種子上のコーティングに保水性の増大をもたらすポリマー系の結果であると考えられる。

0152

本発明のエマルジョンポリマー系は、種子表面に施用された場合、未処理の種子と比較したとき、6日間のインキュベーション期間内で、少なくとも100%、より好ましくは150%、最も好ましくは200%のステージ6の発芽を達成する種子の増加をもたらす。

0153

本発明のエマルジョンポリマー系は、種子表面に施用された場合、未処理の種子と比較したとき、6日間のインキュベーション期間内で、少なくとも5%、より好ましくは8%、最も好ましくは10%のより高い平均成長ステージを達成する種子の増加をもたらす。

0154

したがって、発芽はより速く、しかもより多くの種子が発芽の後期に到達する。コーティング後及び水中に浸漬されると、質量が増加することがわかり、これは水が吸収されたことを示しており、これはコーティングを構成しているエマルジョンポリマーによってもたらされた水取り込み特性(water-uptake properties)を表す。

0155

平均成長ステージ及びステージ6の発芽試験の具体的な方法論は本明細書に記載の通りである。

0156

エマルジョンポリマー系を含むコーティングは、また、良好なダストオフ及び耐摩耗性を提供し、それによって種子の移動中に生じる粉塵を減少させ、コーティング損失の減少ために、より少量の活性成分を組み込むことを可能にする。

0157

エマルジョンポリマーは、また、種子全体にわたってより均一であり、皮膜形成特性が良好で、追加の皮膜形成剤を必要としないコーティングを提供する。コーティングは、良好な付着性を有する強靭で柔軟なコーティングであることも判明した。

0158

エマルジョンポリマー系を含むコーティングは、コーティングされた種子に良好なウェット及びドライフローも提供する。その結果、種子を、後で使用するために袋に入れて販売すること、又は、直ちに使用することができ、種子は貯蔵中に互いにくっついてしまうので、種子は濡れていない。

0159

本発明のエマルジョンポリマーを含む形成されたコーティングは、取扱い易さ及びコーティングされるべき種子への施用を可能にする所望の粘度も提供する。

0160

本明細書に記載の特徴の全ては、任意の組み合わせで、上記の態様のいずれとも組み合わせることができる。

0161

本発明をより容易に理解することができるように、ここで、例として、以下の説明を参照する。

0162

本明細書で別段の定めがない限り、又は、引用する試験方法及び手順で別段の定めがない限り、列挙する全ての試験及び物理的性質は、大気圧及び室温(すなわち、25℃)で決定されたことが理解されよう。

0163

以下の試験方法を用いてアジュバント組成物の性能を決定した。

0164

粘度 −スピンドル27を有する小型サンプルアダプターを用いて、Brookfield DV−2粘度計によりサンプルを試験した。1分後に10rpm及び100rpmで粘度の示度を読み取った。

0165

ウェット及びドライフロー−流動試験湿式及び乾式)は、国際公開第2011/014720号に記載の試験に従って実施した。

0166

発芽試験− 発芽試験は以下の試験方法に従って実施した。
・約1mのペーパータオル四角)を折り畳んで20mLの水で湿らせる。
・湿ったタオルの上に50個のコーティングされた種子をまき散らす
・種子を含んだペーパータオルを巻き上げる。
・次に、巻き上げたペーパータオルをさらなる20mlの水を入れたジャーの中に入れ、プラスチック袋で覆い、固定する(イメージ1参照)。
・ジャーを五晩六日間生育用キャビネットに入れる(温度は25℃に制御し、暗所に置く)。
・次に、種子を分類して計数する(ガイダンスについてはイメージ2を参照)。
上記のプロトコルの完了時に、種子を、発芽なし、新芽見える、根及び新芽が見える、複数の根及び新芽が見える、複数の根及び大きい新芽が出ている、複数の根及び大きい新芽が出ていて第一葉がはっきり見える、の6つのカテゴリーに分けた。条件は、種子試験に関する国際規則(ISTA)に準拠する。

0167

水の取り込み − この方法は以下のように実施した。
10個の種子(処理又は未処理)を正確に3d.pに量し、次に、これらを20mlの脱イオン水を含む別のビーカーに入れた。次に、この混合物を、マグネチックスターラーバーを使用して撹拌し、適切な時間経過後に内容物をに通して種子を捕獲した。次に湿った種子を秤量し、それらの湿潤質量を記録した。

0168

次に、種子を撹拌している水に戻して次の時間間隔を待って試験を繰り返す。その後、間の時間にわたって吸収された水の量を計算し、質量増加パーセント計算を用いて、様々な処理による経時的な質量増加を表した。

0169

粉塵−ダストオフは、ヨーロッパ種子連合(European Seed Association)により規定された業界標準のHeubach粉塵法によって測定した。これは、処理種子品質パラメータとして、処理種子の浮遊粉塵及び摩耗粒子について認められている評価法である。100gの種子を5分間のHeubach試験に3回かけ、結果を種子100kg当たりのダストオフの総量に平均化した。

0170

合成
安定剤
使用した反応方法は、全てのモノマー原料を水とイソプロピルアルコール溶媒混合物に加えて、一緒に反応させる溶液重合であった。

0171

水浴温度を90℃に設定した。装置を窒素下で1時間脱気した。反応器原料を、撹拌及び還流下で、反応器に加えた。モノマーフィードを用意し、3時間にわたって供給した。同時に、開始剤フィードを用意し、4時間にわたって供給した。全てのフィードを加えたとき、全てのモノマーが反応することを確保するために、系をさらに1時間放置した。

0172

次に、溶液ポリマー放冷した。冷めたら、溶液ポリマーを容器から取り出した。示したように、ロータリーエバポレーターを使用してポリマーを蒸留し、水酸化ナトリウム又はアンモニウムを使用して中和した。

0173

表1に記載の安定剤ポリマーは全て上記の詳細な方法を使用して合成した。

0174

0175

さらに、以下の安定剤ポリマーを使用した。
SP3 − 安定剤、アクリル酸28%、スチレン72%、分子量(MW)約8000、100%Na塩
SP4 − SP3のアンモニウム塩バージョン
SP5 − 安定剤、メタクリル酸50%、スチレン50%、MW<15,000、100%Na塩
SP6 − 安定剤、アクリル酸35%、スチレン65%、MW<15,000、100%Na塩

0176

エマルジョンポリマー
表1に記載の安定剤ポリマーを含むエマルジョンポリマーを形成した。使用した反応方法は乳化重合であり、処方は表2に従った。表1で製造したポリマーを安定剤として使用し、そして添加した追加のモノマーはポリマードロップレットを形成した。

0177

水浴を使用し、90℃の温度に設定した。装置を窒素下で1時間脱気した。反応器原料を撹拌及び還流下で反応器に加えた。モノマー及び開始剤フィードを用意した。モノマー及び開始剤フィードをそれぞれ3時間及び4時間かけて同時に反応器に供給した。全てのモノマー及び開始剤を容器に加えたら、それをさらに1時間放置し、次に、エマルジョンポリマーを放冷した。エマルジョンポリマーが室温に冷却されたら、得られたポリマーを容器から取り出し、乾燥質量測定値を生じさせることによって固形分を評価した。

0178

0179

製造され表2に記載したエマルジョンポリマーをさらに詳細に説明する:
EP1 −コアは2−エチルヘキシルアクリレート、スチレンであり、安定剤はアクリル酸65%、スチレン35%であり、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は46.2である。
EP2 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はアクリル酸52%、スチレン48%であり、安定剤分子量約6500、100%Na塩、コア:安定剤比は60/40であり、%固形分は44.2である。
EP3 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はアクリル酸28%、スチレン72%であり、安定剤分子量約8000、33%のNH3塩及び66%のNa塩、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は43.4である。
EP4 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はアクリル酸28%、スチレン72%であり、安定剤分子量約8000、66%NH3塩及び33%Na塩、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は46.53である。
EP5 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はアクリル酸28%、スチレン72%であり、安定剤分子量約8000、100%Na塩、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は55である。
EP6 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はアクリル酸28%、スチレン72%であり、安定剤分子量約8000、100%Na塩、コア:安定剤比は60/40であり、%固形分は50.51である。

0180

さらに、以下のシードエマルジョンポリマーを製造した。
EP7 −コアは2−ベヘニルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はSP3であり、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は45.1である。
EP8 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、メチルメタクリレート25%であり、安定剤はSP3であり、コア:安定剤比は70/30であり、%固形分は45である。
EP9 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はSP5であり、コア:安定剤比は65/35であり、%固形分は44.9である。
EP10 − コアは2−エチルヘキシルアクリレート75%、スチレン25%であり、安定剤はSP6であり、コア:安定剤比は65/35であり、%固形分は45.3である。

0181

製剤
以下の方法を使用して、表2に列挙したエマルジョン各々のコーティング製剤を調製した。プレミックス水、キサンタン、Vangel B及びイミダクロプリドを除く全ての原料を500rpmで撹拌しながら混合した。イミダクロプリドを連続撹拌下で添加した。

0182

次に、スラリーを、Eigar Torrence mini motor mullを用いて3,500rpmで15分間ミリングした。残りの原料を500rpmで撹拌しながらプレミックスとして加え、配合物を500rpmで均質になるまで撹拌した。

0183

以下のコーティング製剤が形成された。
・CON −エマルジョンポリマーなし(対照)、脱イオン水(溶媒)40.74w/w%
・CF1 − EP1が12.83w/w%、脱イオン水(溶媒)27.905w/w%
・CF2 − EP1が13.47w/w%、脱イオン水(溶媒)27.265w/w%
・CF3 − EP1が13.05w/w%、脱イオン水(溶媒)27.685w/w%
・CF4 − EP1が12.74w/w%、脱イオン水(溶媒)27.995w/w%
・CF5 − EP1が10.78w/w%、脱イオン水(溶媒)31.915w/w%
・CF6 − EP1が11.73w/w%、脱イオン水(溶媒)30.965w/w%
・CF7 − EP1が13.16w/w%、脱イオン水(溶媒)27.58w/w%

0184

全てのコーティング製剤は、
Atlox 4913(分散剤)4.83w/w%
Atlas G5002L(湿潤剤)0.97w/w%
Unidisperse red 3RS-E2(顔料分散体)4.00w/w%
イミダクロプリド(95.1%)(活性)48.25w/w%
Vangel B(構造化剤)0.175w/w%
プロピレングリコール(液状可塑剤)1.00w/w%
キサンタンガム(構造化剤)0.04w/w%
も含んでいた。

0185

種子処理剤
形成された製剤を、室温で24時間後に、種子処理剤として塗布した。処理を、小麦種子1kgあたり0.6g A.I.の処理量小麦種子(ex-Wood Head種子)に施用した。

0186

製剤を10.4ml/kgのスラリー速度に希釈し(Valentの米国特許出願公開第2012/088806号に従う)、1.03mlのFS及び9.37mlの脱イオン水を用いてスラリーを形成した。

0187

Winterseiger種子処理機で、100g当たり1.04ml(合計5.2ml)のスラリーにより500gの冬小麦種子を処理した。

0188

粘度及び流動性
本明細書に記載の方法を用いて、エマルジョンポリマーを、安定性、粘度及び流動性について試験した。エマルジョンの形態についての観察結果も記した。結果を表3に示す。結果は、農薬活性剤含有製剤を製造するための成分の添加前のエマルジョンポリマーに関するものである。安定性及び流動性は、エマルジョンが何らかの分離を受けたかどうかについての目視観察結果である。

0189

0190

表4の結果は、低粘度、安定性及び流動性を有するエマルジョンポリマーを示している。これらの特性は、配合の容易さ、取り扱い性及び使用適性にとって望ましい。高分子量安定剤(約10,000ダルトン)を使用した場合でも所望の特性が得られる。

0191

ウェットフロー(Wet flow)
エマルジョンポリマーを含む製剤により処理された種子を、本明細書に記載の方法を使用して、ウェットフローについて試験した。結果を表4に示す。

0192

0193

種子は全て良好なウェットフロー結果をもたらした。値は、漏斗を通過する流れの量を表し、全ての値は所望とされる範囲内である。

0194

ドライフロー(Dry flow)
エマルジョンポリマーを含む製剤により処理された種子を、本明細書に記載の方法を使用して、ドライフローについて試験した。結果を表5に示す。

0195

0196

種子は全て良好なドライフロー結果をもたらした。値は、種子が乾燥したことを示しており、これはウェットフロー結果と比較した場合に、値が実質的に増加したことから分かる。

0197

発芽試験
エマルジョンポリマーを含む製剤により処理された種子を、本明細書に記載の方法を使用して、発芽について試験した。一組の未処理種子を対照として試験した。結果を表6に示す。

0198

0199

種子は、上記の方法論に概説されているように計数し、分類した。これが完了したら、成長の各ステージにおける種子の量を記録する(1〜6)。次に、各ステージでの種子の数にステージ数掛け、そして50(種子の総数)で割ることにより、平均が得られる。計算例は以下のとおりである。
(ステージ1での数×1 + ステージ2での数×2 + ステージ3での数×3 + ステージ4での数×4 + ステージ5での数×5 + ステージ6での数×6)/50
これは、50個の種子のセットが到達した平均成長ステージを与える。この数が大きいほど、より多くの種子が試験のより後期の成長ステージに到達したことになる。

0200

0201

表7の結果は、6日間のインキュベーション期間中にステージ6の発芽までに発育した種子の割合、及び未処理種子のベースラインと比較した場合のパーセント改善率を示す。

0202

処理された種子は全て、未処理種子と比較して、発芽が改善され、そしてより多くの種子が未処理種子よりも早く発芽の後期に到達することに留意されたい。

0203

各発芽ステージにおいて、エマルジョンポリマーにより処理された種子は、未処理種子と比較した場合に、はるかに成熟した成長レベルに達した。これは、観察された根の数と長さの増加と子葉鞘からの第一本葉出現によって示された。

0204

水の取り込み
エマルジョンポリマーを含む製剤により処理された種子を、本明細書に記載の方法を使用して、水の取り込みについて試験した。一組の未処理種子を対照として試験した。結果を表8に示す。

0205

0206

結果は、全てのポリマーについての吸水性を示し、ポリマー処理種子は全て、ポリマーを含まない製剤と比較して増加した吸水性を示す。増加した吸水性が、初期の時間間隔とより長い時間間隔の両方で示されている。

0207

粉塵
エマルジョンポリマーを含む製剤により処理された種子を、本明細書に記載の方法を使用して、ダストオフについて試験した。一組の未処理種子を対照として試験した。結果を表9に示す。

0208

0209

処理された種子のダストオフ性能結果は、未処理種子と比較して有意に改善されている。

0210

未処理種子は種子100キログラム当たり1.2グラムの粉塵を放出したのに対し、処理された小麦種子の場合、これは、コーティング組成物が、本明細書に記載のエマルジョンポリマーの例として、CF5を含む場合には4分の1減少させることができ、また、CF6を含む場合には約40%減少させることができた。ここに、ダストオフが少ないことは、種子上により多くのコーティングが残っていることも意味する。

0211

まとめ
上記結果から、エマルジョンポリマーが改善されたウェット及びドライフローを示し、非常に低い粘度(約100cps)であり、良好な発芽増進及び良好な吸水性増進を示すことが分かる。

実施例

0212

本発明は、例としてのみ記載されている上記実施形態の詳細に限定されるべきではないことが理解されるべきである。多くの変形が可能である。

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