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技術 インターロイキン17受容体mRNAの特異的ノックダウンのためのアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)を提示するリポソーム系球状核酸(SNA)構築物

出願人 イグジキュア,インコーポレーテッド
発明者 カン,リチャードミックス,スコットカンディマラ,エカンバー
出願日 2017年5月5日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2018-558339
公開日 2019年8月15日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-522462
状態 未査定
技術分野 突然変異または遺伝子工学 ナノ構造物 医薬品製剤 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード コア区画 トレイ形 製品候補 グレード化 保管容器内 層状組成物 熱成形トレイ 気密密閉
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月15日)のものです。
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図面 (16)

課題・解決手段

本発明の側面は、インターロイキン17受容体IL-17R)および他の標的を指向するアンチセンスオリゴヌクレオチドに関する。アンチセンスオリゴヌクレオチドの球状核酸製剤または組成物、および処置の関係する方法もまた提供される。

概要

背景

急性または慢性どちらかとして分類され得る炎症には、例えば病原体、感染、刺激物、または細胞ダメージなどの有害刺激応答した免疫系の活性化が関与する。急性炎症は、顆粒球によって媒介され、一方で、慢性炎症単球およびリンパ球などの単核細胞によって媒介される。

急性炎症のプロセスは、マクロファージ樹状細胞組織球クッパー細胞マスト細胞血管内皮細胞、および血管平滑筋細胞などの細胞によって開始される。有害刺激の始まりに、これらの細胞は活性化を受けて、例えば炎症促進性サイトカイン炎症促進性プロスタグランジンロイコトリエンヒスタミンセロトニン中性プロテアーゼブラジキニン、および一酸化窒素などの炎症性媒介および増感分子を放出する。これらの炎症性分子は、局所血管系、免疫系、および損傷組織部位の細胞性および無細胞コンポーネントが関わる複雑な一連生物学的事象を調節して、炎症応答を伝達し、成熟させる。

重度のまたは長期的な刺激は、組織損傷の部位に存在する細胞の型の進行性シフトに至る慢性炎症応答をもたらす。慢性炎症は、炎症プロセスからの組織の同時的な破壊および治癒として描写され得、修復を媒介するよりもむしろ損傷を誘発するという正味の結果を有する。炎症応答は体のいずれの部位でも生起し得るので、慢性炎症は、ヒト疾患の大きい多彩な群の裏にあるさまざまな一見関連しない障害病態生理への関与が推察される。例えば、慢性炎症は、乾癬心血管疾患、癌、アレルギー肥満糖尿病消化器系疾患変性疾患自己免疫障害、およびアルツハイマー病までの多様な疾患に関わる。

概要

本発明の側面は、インターロイキン17受容体IL-17R)および他の標的を指向するアンチセンスオリゴヌクレオチドに関する。アンチセンスオリゴヌクレオチドの球状核酸製剤または組成物、および処置の関係する方法もまた提供される。

目的

これは、ヒトを包含する動物への投与によって生物学的に活性な代謝物質またはその残基を(直接的または間接的に)提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

10-30個の連結されたヌクレオシドからなる一本鎖修飾オリゴヌクレオチドであって、2つから8つの連結されたデオキシヌクレオシドからなるギャップセグメントセグメントと;連結されたヌクレオシド同士からなる5'ウイングセグメントと;連結されたヌクレオシド同士からなる3'ウイングセグメントとを有し;ギャップセグメントが、5'ウイングセグメントと3'ウイングセグメントとの間に位置し;各ウイングセグメントの少なくともいくつかのヌクレオシドが修飾ヌクレオチドを含み;ギャップセグメント内のヌクレオシド間連結部とギャップセグメントを3'ウイングセグメントに繋ぐ連結部とが全てホスホロチオエート連結部(*)であり;5'および3'ウイングセグメント両方のヌクレオシドの残りを繋ぐヌクレオシド間連結部がホスホジエステル連結部であり;オリゴヌクレオチド核酸塩基配列が、配列番号302の等しい長さの部分に対して相補的な10-30個の隣り合う核酸塩基からなる、を有する前記オリゴヌクレオチド、またはその薬学的に受け入れられる塩。

請求項2

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がGCUUGGGCAGGTGGUGAA(配列番号225)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項3

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がCCCACAGGGGCATGUAGU(配列番号288)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項4

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がGUAGGGCGUGTGTGGGUC(配列番号291)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項5

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がmGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA(配列番号225)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項6

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU(配列番号288)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項7

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列がmGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC(配列番号291)である、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項8

化合物が長さ20ヌクレオチドである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項9

さらに分子種末端の1つに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項10

化合物がさらに分子種を両方の末端に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項11

請求項12

分子種が、親油性部分;葉酸ラジカル;ステロイドラジカル;炭水化物ラジカル;ビタミンAラジカル;ビタミンEラジカル;またはビタミンKラジカルからなる群から選択される、請求項9〜10のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項13

分子種が、ホスホジエステル、ホスホロチオエート、メチルホスホネート、およびアミド連結部からなる群から選択される連結部を介して化合物に直接的に繋がれる、請求項9〜10のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項14

分子種がリンカーを介して化合物に間接的に繋がれる、請求項9〜10のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項15

リンカーが非ヌクレオチド系リンカーであり、脱塩基残基(dスペーサー)、オリゴエチレングリコール、例えばトリエチレングリコール(スペーサー9)またはヘキサエチレングリコール(スペーサー18)、およびアルカンジオール、例えばブタンジオールからなる群から選択される、請求項14に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項16

オリゴヌクレオチドの3'末端が、ヘキサエチレングリコール(スペーサー18)である2つの連続したリンカーに繋がれ、第1のヘキサエチレングリコールがオリゴヌクレオチドの3'末端に繋がれ、第2のヘキサエチレングリコールが第1のヘキサエチレングリコールに繋がれ、第2のヘキサエチレングリコールがコレステロールに繋がれる、請求項15に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項17

オリゴヌクレオチドが17-21個の連結されたヌクレオシドからなる、請求項1および9〜16のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項18

オリゴ(olio)ヌクレオチドが、6つの連結されたデオキシヌクレオシドからなるギャップセグメントを有する、請求項1および9〜17のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項19

各ウイングセグメントのヌクレオシドの全てが修飾ヌクレオチドを含む、請求項1および9〜18のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項20

各ウイングセグメントの各ヌクレオシドが2'O-メチルリボヌクレオシド(m)を含む、請求項1および9〜19のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項21

オリゴヌクレオチドが最高で12個の2'O-メチルリボヌクレオシドを有する、請求項20に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項22

オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列が、配列番号302の等しい長さの部分に対して相補的な17-21個の隣り合う核酸塩基からなる、請求項1および9〜21のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド。

請求項23

mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225)を含み、オリゴヌクレオチドが長さ20ヌクレオチドであり、mが2'Oメチルであり、*がホスホロチオエート修飾である、オリゴヌクレオチド。

請求項24

mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)を含み、オリゴヌクレオチドが長さ20ヌクレオチドであり、mが2'Oメチルであり、*がホスホロチオエート修飾である、オリゴヌクレオチド。

請求項25

mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)を含み、オリゴヌクレオチドが長さ20ヌクレオチドであり、mが2'Oメチルであり、*がホスホロチオエート修飾である、オリゴヌクレオチド。

請求項26

コアの外面上に位置するインターロイキン17受容体IL-17RA)を標的化した長さ18から21個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む、安定な自己集合するナノ構造

請求項27

アンチセンスオリゴヌクレオチドが長さ18ヌクレオチドである、請求項20に記載のナノ構造。

請求項28

IL-17RAが配列番号302の配列を有する、請求項26または27に記載のナノ構造。

請求項29

ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しがホスホジエステルである、請求項28に記載のナノ構造。

請求項30

アンチセンスオリゴヌクレオチドがホスホロチオエートヌクレオシド間連結部を有する、請求項26または27に記載のナノ構造。

請求項31

ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しがホスホロチオエートである、請求項30に記載のナノ構造。

請求項32

アンチセンスオリゴヌクレオチドが2'Oメチル修飾を有する、請求項26〜31のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項33

ヌクレオチドの全てよりも少しが2'Oメチル修飾を包含する、請求項32に記載のナノ構造。

請求項34

アンチセンスオリゴヌクレオチドが17個のヌクレオシド間連結部を有し、中央の6つのヌクレオシド間連結部がホスホロチオエートである、請求項26に記載のナノ構造。

請求項35

アンチセンスオリゴヌクレオチドが、配列番号302に記載されている配列の少なくとも8つの隣り合う核酸塩基を含む配列に対して相補的な核酸塩基配列を有する、請求項26〜34のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項36

アンチセンスオリゴヌクレオチドが、mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225);mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288);およびmGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)からなる群から選択され、-がホスホジエステル結合を言い、*がホスホロチオエート結合を言い、mがOメチルを言う、請求項35に記載のナノ構造。

請求項37

ナノ構造がアンチセンスオリゴヌクレオチドの2-1,000コピーを包含する、請求項26〜36のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項38

ナノ構造が少なくとも2つの異なるアンチセンスオリゴヌクレオチドを包含する、請求項37に記載のナノ構造。

請求項39

コアが中実または中空コアである、請求項26〜38のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項40

コアが中実コアであり、さらに、コアを取り囲む脂質二重層を含む、請求項26〜38のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項41

中実コアが、金および銀を包含する貴金属、鉄およびコバルトを包含する遷移金属シリカを包含する金属酸化物ポリマー、またはその組み合わせから構成される、請求項40に記載のナノ構造。

請求項42

コアがポリマー系コアであり、ポリマー系コアが、両親媒性ブロックコポリマーポリスチレンポリ乳酸)、ポリ(乳酸-co-グリコール酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(カプロラクトン)を包含する疎水性ポリマー、および他の生体適合性ポリマーから構成される、請求項40に記載のナノ構造。

請求項43

コアがリポソーム系コアである、請求項26〜38のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項44

リポソーム系コアが1つ以上の脂質から構成され:1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンDOPC)、1,2-ジミリストイル-sn-ホスファチジルコリンDMPC)、1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-ホスファチジルコリン(POPC)、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホ-(l'-rac-グリセロール)(DSPG)、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホ-(1'-rac-グリセロール)(DOPG)、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)、1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DPPC)、1,2-ジ-(9Z-オクタデセノイル)-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミン(DOPE)、および1,2-ジヘキサデカノイル-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミン(DPPE)、スフィンゴ脂質、例えば、種々の長さおよび飽和状態スフィンゴシン、スフィンゴシンリン酸メチル化スフィンゴシンおよびスフィンガニンセラミド、セラミドリン酸、1-Oアシルセラミド、ジヒドロセラミド、2-ヒドロキシセラミド、スフィンゴミエリングリコシル化スフィンゴ脂質、スルファチドガングリオシドスフィンゴリン脂質、およびフィトスフィンゴシン、ならびにそれらの誘導体、リン脂質、例えば、種々の長さ、飽和状態のホスファチジルコリン、リゾホスファチジルコリンホスファチジン酸リゾホスファチジン酸環式LPA、ホスファチジルエタノールアミンリゾホスファチジルエタノールアミンホスファチジルグリセロールリゾホスファチジルグリセロールホスファチジルセリンリゾホスファチジルセリンホスファチジルイノシトールイノシトールリン酸、LPI、カルジオリピンリゾカルジオリピン、ビスモノアシルグリセロ)リン酸、(ジアシルグリセロ)リン酸、エーテル脂質、ジフィタニルエーテル脂質、およびプラズマローゲン、ならびにそれらの誘導体、ステロール、例えば、異なる長さ、飽和状態のコレステロール、デスモステロールスティグマステロールラノステロール、ラトステロール、ジオスゲニンシトステロールチモステロールチモステノール、14-デメチル-ラノステロール、コレステロール硫酸、DHEA、硫酸DHEA、14-デメチル-14-デヒドロ(dehydr)ラノステロール、シトスタノールカンペステロールアニオン性エーテル脂質、カチオン性エーテル脂質、ランタニドキレート脂質、A環置換オキシステロール、B環置換オキシステロール、D環置換オキシステロール、側鎖置換オキシステロール、二重置換オキシステロールコレスタン酸誘導体フッ素化ステロール、蛍光ステロール、スルホン酸化ステロール、リン酸化ステロール、および多価不飽和ステロール、ならびにその誘導体から選択される、請求項43に記載のナノ構造。

請求項45

コアがニオソームである、請求項26〜38のいずれか一項に記載のナノ構造。

請求項46

第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含み、コアが、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルがコアの外面上に位置する、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)。

請求項47

第1の遺伝子および第2の遺伝子がある疾患に関連する、請求項46に記載のmASO-SNA。

請求項48

疾患が炎症性障害である、請求項46または47に記載のmASO-SNA。

請求項49

疾患が乾癬である、請求項46または47に記載のmASO-SNA。

請求項50

第1の遺伝子および第2の遺伝子がある標的経路に関連する、請求項46〜49のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項51

さらに、第3の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項46〜50のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項52

第1の遺伝子がインターロイキン17受容体(IL-17RA)である、請求項46〜51のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項53

第2の遺伝子がTNFである、請求項46〜52のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項54

第1の遺伝子および第2の遺伝子がおよその等モル量でオリゴヌクレオチドシェル中に存在する、請求項46〜53のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項55

障害を有する対象に、第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)を、障害を処置するための有効量で投与することを含み、コアが、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルがコアの外面上に位置する、障害を処置するための方法。

請求項56

障害が炎症性障害である、請求項55に記載の方法。

請求項57

mASO-SNAが第1および第2の遺伝子の同時的なmRNAノックダウンを生ずる、請求項55に記載の方法。

請求項58

第1の遺伝子および第2の遺伝子がある標的経路に関連する、請求項55に記載の方法。

請求項59

mASO-SNAが標的経路の相加的ノックダウンを生ずる、請求項58に記載の方法。

請求項60

障害が乾癬である、請求項55〜59のいずれか一項に記載の方法。

請求項61

炎症性障害を有する対象に、請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチドまたは請求項26〜44のいずれか一項に記載のナノ構造を含む組成物を、炎症性障害を処置するための有効量で投与することを含む、炎症性障害を処置するための方法。

請求項62

炎症性障害が、自己免疫疾患感染性疾患移植拒絶または移植片対宿主病悪性腫瘍肺障害腸障害心臓障害敗血症脊椎関節症代謝障害貧血、痛み、肝障害、皮膚の障害、爪の障害、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎との組み合わせとしての乾癬、潰瘍性大腸炎クローン病血管炎ベーチェット病強直性脊椎炎喘息慢性閉塞性肺障害(COPD)、特発性肺線維症(IPF)、再狭窄糖尿病、貧血、痛み、クローン病に関係する障害、若年性関節リウマチ(JRA)、C型肝炎ウイルス感染、乾癬性関節炎、および慢性性乾癬からなる群から選択される、請求項61に記載の方法。

請求項63

炎症性障害が、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎変形性関節症痛風性関節炎アレルギー多発性硬化症自己免疫性糖尿病、自己免疫性ぶどう膜炎、および腎炎症候群からなる群から選択される、請求項61に記載の方法。

請求項64

対象に、請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチドまたは請求項26〜44のいずれか一項に記載のナノ構造を含む組成物を、インビボのIL-17受容体レベル縮減するための有効量で投与することを含む、インビボのIL-17受容体の発現レベルを縮減するための方法。

請求項65

第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子がある標的経路に関連する、請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項66

第1の遺伝子および第2の遺伝子同士が異なる標的経路に関連する、請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項67

第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子同士が異なる標的経路に関連する、請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項68

第1の遺伝子がインターロイキン-4受容体(IL-4R)である、請求項46〜51のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項69

第2の遺伝子がインターロイキン-1ベータ(IL-1β)である、請求項46〜53のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項70

第3の遺伝子が結合組織成長因子(CTGF)である、請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項71

第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子がおよその等モル量でオリゴヌクレオチドシェル中に存在する、請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNA。

請求項72

自己集合するナノ構造が、コアの外面上に位置するインターロイキン17受容体(IL-17R)を標的化した長さ18から21個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む、安定な自己集合するナノ構造を含む医薬組成物

請求項73

アンチセンスオリゴヌクレオチドが長さ18ヌクレオチドである、請求項72に記載の医薬組成物。

請求項74

IL-17RAが配列番号302の配列を有する、請求項72または73に記載の医薬組成物。

請求項75

ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しがホスホジエステルである、請求項72〜74のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項76

アンチセンスオリゴヌクレオチドがホスホロチオエートヌクレオシド間連結部を有する、請求項72〜74のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項77

ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しがホスホロチオエートである、請求項76に記載の医薬組成物。

請求項78

アンチセンスオリゴヌクレオチドが2'Oメチル修飾を有する、請求項72〜77のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項79

ヌクレオチドの全てよりも少しが2'Oメチル修飾を包含する、請求項78に記載の医薬組成物。

請求項80

アンチセンスオリゴヌクレオチドが17個のヌクレオシド間連結部を有し、中央の6つのヌクレオシド間連結部がホスホロチオエートである、請求項72に記載の医薬組成物。

請求項81

アンチセンスオリゴヌクレオチドが、配列番号302に記載されている配列の少なくとも8つの隣り合う核酸塩基を含む配列に対して相補的な核酸塩基配列を有する、請求項72〜80のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項82

アンチセンスオリゴヌクレオチドが、mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225);mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288);およびmGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)からなる群から選択され、-がホスホジエステル結合を言い、*がホスホロチオエート結合を言い、mがOメチルを言う、請求項81に記載の医薬組成物。

請求項83

医薬組成物がゲル基剤を含む、請求項72〜82のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項84

医薬組成物が、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリンヒドロキシエチルセルロースメチルパラベンプロピルパラベンEDTA二ナトリウムピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む、請求項72〜82のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項85

医薬組成物が、少なくとも0.00007%のmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.0003801%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.5%の水を含む、請求項84に記載の医薬組成物。

請求項86

医薬組成物が、少なくとも0.007%のmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.03801%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.45%の水を含む、請求項84に記載の医薬組成物。

請求項87

医薬組成物が、少なくとも0.01419%のmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.2655%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.2%の水を含む、請求項84に記載の医薬組成物。

請求項88

医薬組成物が、少なくとも0.1419%のmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも2.655%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも65.7%の水を含む、請求項84に記載の医薬組成物。

請求項89

医薬組成物が、少なくとも1.419%のmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも26.55%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも40.5%の水を含む、請求項84に記載の医薬組成物。

請求項90

請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチドを含む、医薬組成物。

請求項91

医薬組成物がさらにゲル基剤を含む、請求項90に記載の医薬組成物。

請求項92

医薬組成物が1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む、請求項90または91に記載の医薬組成物。

請求項93

請求項46-54のいずれか一項に記載のmASO-SNAを含む医薬組成物。

請求項94

医薬組成物がさらにゲル基剤を含む、請求項93に記載の医薬組成物。

請求項95

医薬組成物が1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む、請求項93または94に記載の医薬組成物。

請求項96

障害を有する対象に、第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)を含む医薬組成物を、障害を処置するための有効量で投与することを含み、コアが、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルがコアの外面上に位置する、障害を処置するための方法。

請求項97

医薬組成物がさらにゲル基剤を含む、請求項96に記載の方法。

請求項98

医薬組成物が1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む、請求項96に記載の方法。

請求項99

障害が炎症性障害である、請求項96〜98のいずれか一項に記載の方法。

請求項100

mASO-SNAが第1および第2の遺伝子の同時的なmRNAノックダウンを生ずる、請求項96〜99のいずれか一項に記載の方法。

請求項101

第1の遺伝子および第2の遺伝子がある標的経路に関連する、請求項96〜100のいずれか一項に記載の方法。

請求項102

mASO-SNAが標的経路の相加的ノックダウンを生ずる、請求項101に記載の方法。

請求項103

障害が乾癬である、請求項96〜102のいずれか一項に記載の方法。

請求項104

炎症性障害を有する対象に、請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド、請求項26〜44のいずれか一項に記載のナノ構造、または請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNAを含む医薬組成物を、炎症性障害を処置するための有効量で投与することを含む、炎症性障害を処置するための方法。

請求項105

医薬組成物がさらにゲル基剤を含む、請求項104に記載の方法。

請求項106

医薬組成物が、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む、請求項104に記載の方法。

請求項107

炎症性障害が、自己免疫疾患、感染性疾患、移植拒絶または移植片対宿主病、悪性腫瘍、肺障害、腸障害、心臓障害、敗血症、脊椎関節症、代謝障害、貧血、痛み、肝障害、皮膚の障害、爪の障害、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎との組み合わせとしての乾癬、潰瘍性大腸炎、クローン病、血管炎、ベーチェット病、強直性脊椎炎、喘息、慢性閉塞性肺障害(COPD)、特発性肺線維症(IPF)、再狭窄、糖尿病、貧血、痛み、クローン病に関係する障害、若年性関節リウマチ(JRA)、C型肝炎ウイルス感染、乾癬性関節炎、および慢性尋常性乾癬からなる群から選択される、請求項104〜106のいずれか一項に記載の方法。

請求項108

炎症性障害が、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎、アレルギー、多発性硬化症、自己免疫性糖尿病、自己免疫性ぶどう膜炎、および腎炎症候群からなる群から選択される、請求項104〜106のいずれか一項に記載の方法。

請求項109

対象に、請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド、請求項26〜44のいずれか一項に記載のナノ構造、または請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNAを含む医薬組成物を、インビボのIL-17受容体レベルを縮減するための有効量で投与することを含む、インビボのIL-17受容体の発現レベルを縮減するための方法。

請求項110

対象が哺乳動物である、請求項109に記載の方法。

請求項111

対象がヒトである、請求項109に記載の方法。

請求項112

医薬組成物が少なくとも24時間に渡って対象の細胞との接触をする、請求項109〜111に記載の方法。

請求項113

医薬組成物が外用医薬組成物である、請求項109〜112のいずれか一項に記載の方法。

請求項114

細胞を、請求項1〜25のいずれか一項に記載のオリゴヌクレオチド、請求項26〜44のいずれか一項に記載のナノ構造、または請求項46〜54のいずれか一項に記載のmASO-SNAと、インビトロのIL-17Rレベルを縮減するための有効量で接触させることを含む、インビトロのIL-17受容体(IL-17R)の発現レベルを縮減するための方法。

請求項115

細胞がヒト包皮角化細胞(HFK)である、請求項114に記載の方法。

請求項116

細胞が、1nM、10nM、100nM、または1000nMの濃度でオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと接触させられる、請求項114または115に記載の方法。

請求項117

細胞が、オリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと24時間に渡って接触させられる、請求項114〜116のいずれか一項に記載の方法。

技術分野

0001

関連出願
本願は、2016年5月6日出願の米国仮出願通しNo.62/333,082の米国特許法第119条(e)の下における利益を請求し、その内容全体は参照によって本明細書に組み込まれる。

背景技術

0002

急性または慢性どちらかとして分類され得る炎症には、例えば病原体、感染、刺激物、または細胞ダメージなどの有害刺激応答した免疫系の活性化が関与する。急性炎症は、顆粒球によって媒介され、一方で、慢性炎症単球およびリンパ球などの単核細胞によって媒介される。

0003

急性炎症のプロセスは、マクロファージ樹状細胞組織球クッパー細胞マスト細胞血管内皮細胞、および血管平滑筋細胞などの細胞によって開始される。有害刺激の始まりに、これらの細胞は活性化を受けて、例えば炎症促進性サイトカイン炎症促進性プロスタグランジンロイコトリエンヒスタミンセロトニン中性プロテアーゼブラジキニン、および一酸化窒素などの炎症性媒介および増感分子を放出する。これらの炎症性分子は、局所血管系、免疫系、および損傷組織部位の細胞性および無細胞コンポーネントが関わる複雑な一連生物学的事象を調節して、炎症応答を伝達し、成熟させる。

0004

重度のまたは長期的な刺激は、組織損傷の部位に存在する細胞の型の進行性シフトに至る慢性炎症応答をもたらす。慢性炎症は、炎症プロセスからの組織の同時的な破壊および治癒として描写され得、修復を媒介するよりもむしろ損傷を誘発するという正味の結果を有する。炎症応答は体のいずれの部位でも生起し得るので、慢性炎症は、ヒト疾患の大きい多彩な群の裏にあるさまざまな一見関連しない障害病態生理への関与が推察される。例えば、慢性炎症は、乾癬心血管疾患、癌、アレルギー肥満糖尿病消化器系疾患変性疾患自己免疫障害、およびアルツハイマー病までの多様な疾患に関わる。

0005

本開示は、いくつかの側面において、10-30個の連結されたヌクレオシドからなる一本鎖修飾オリゴヌクレオチド、またはその薬学的に受け入れられる塩を包含し:2つから8つの連結されたデオキシヌクレオシドからなるギャップセグメントと;連結されたヌクレオシド同士からなる5'ウイングセグメントと;連結されたヌクレオシド同士からなる3'ウイングセグメントとを有し;ギャップセグメントは5'ウイングセグメントと3'ウイングセグメントとの間に位置し;各ウイングセグメントの少なくともいくつかのヌクレオシドは修飾ヌクレオチドを含み;ギャップセグメント内のヌクレオシド間連結部とギャップセグメントを3'ウイングセグメントに繋ぐ連結部とは全てホスホロチオエート連結部(*)であり;5'および3'ウイングセグメント両方のヌクレオシドの残りを繋ぐヌクレオシド間連結部はホスホジエステル連結部であり;オリゴヌクレオチド核酸塩基配列は、配列番号302の等しい長さの部分に対して相補的な10-30個の隣り合う核酸塩基からなる。

0006

いくつかの態様において、一本鎖修飾オリゴヌクレオチドは17-21個の連結されたヌクレオシドからなる。他の態様において、ギャップセグメントは6つの連結されたデオキシヌクレオシドからなる。尚他の態様において、各ウイングセグメントの各ヌクレオシドは修飾ヌクレオチドを含む。他の態様において、修飾ヌクレオチドは2'O-メチルリボヌクレオシド(m)である。他の態様において、オリゴヌクレオチドは12個の2'O-メチルリボヌクレオシドを有する。いくつかの態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列は、配列番号302の等しい長さの部分に対して相補的な17-21個の隣り合う核酸塩基からなる。

0007

1つの態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列はGCUUGGGCAGGTGGUGAA(配列番号225)である。別の態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列はCCCACAGGGGCATGUAGU(配列番号288)である。追加の態様は、GUAGGGCGUGTGTGGGUC(配列番号291)の核酸塩基配列を有するオリゴヌクレオチドを包含する。別の態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列はmGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA(配列番号225)である。さらなる態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列はmCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU(配列番号288)である。尚別の態様において、オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列はmGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC(配列番号291)である。

0008

いくつかの態様において、化合物は長さ20ヌクレオチドである。

0009

いくつかの態様において、オリゴヌクレオチドはさらに分子種末端の1つに含む。別の態様において、化合物はさらに分子種を両方の末端に含む。

0011

他の態様において、分子種は、親油性部分;葉酸ラジカル;ステロイドラジカル;炭水化物ラジカル;ビタミンAラジカル;ビタミンEラジカル;またはビタミンKラジカルからなる群から選択される。

0012

いくつかの態様において、分子種は、ホスホジエステル、ホスホロチオエート、ホスホジチオエート、メチルホスホネート、およびアミド連結部からなる群から選択される連結部を介して化合物に直接的に繋がれる。

0013

別の態様において、分子種はリンカーを介して化合物に間接的に繋がれる。いくつかの態様において、リンカーは非ヌクレオチド系リンカーであり、脱塩基残基(dスペーサー)、オリゴエチレングリコール、例えばトリエチレングリコール(スペーサー9)またはヘキサエチレングリコール(スペーサー18)、およびアルカンジオール、例えばブタンジオールからなる群から選択される。

0014

いくつかの態様において、オリゴヌクレオチドの3'末端はヘキサエチレングリコール(スペーサー18)である2つの連続したリンカーに繋がれ、第1のヘキサエチレングリコールはオリゴヌクレオチドの3'末端に繋がれ、第2のヘキサエチレングリコールは第1のヘキサエチレングリコールに繋がれ、第2のヘキサエチレングリコールはコレステロールにに繋がれる。

0015

本開示の別の側面は、mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225)を含むオリゴヌクレオチドを包含し、オリゴヌクレオチドは長さ20ヌクレオチドであり、mは2'Oメチルであり、*はホスホロチオエート修飾である。

0016

本開示の追加の側面は、mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)を含むオリゴヌクレオチドを包含し、オリゴヌクレオチドは長さ20ヌクレオチドであり、mは2'Oメチルであり、*はホスホロチオエート修飾である。

0017

本開示のさらなる側面は、
mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)を含むオリゴヌクレオチドを包含し、オリゴヌクレオチドは長さ20ヌクレオチドであり、mは2'Oメチルであり、*はホスホロチオエート修飾である。

0018

本開示の別の側面は、安定な自己集合するナノ構造を包含し、コアの外面上に位置するインターロイキン17受容体IL-17R、IL-17RA)を標的化した長さ18から21個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む。いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは長さ18ヌクレオチドである。他の態様において、IL-17RAは配列番号302の配列を有する。

0019

別の態様において、ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しはホスホジエステルである。いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドはホスホロチオエートヌクレオシド間連結部を有する。他の態様において、ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しはホスホロチオエートである。別の態様において、オリゴヌクレオチドは立体的濃縮された少なくとも1つのヌクレオシド間ホスホロチオエート連結部を有する。別の態様において、オリゴヌクレオチドは全て立体的に濃縮されたヌクレオシド間ホスホロチオエート連結部を有する。立体的に濃縮されたホスホロチオエート連結部はRpジアステレオマーまたはSpジアステレオマーであり得る。

0020

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは2'Oメチル修飾を有する。他の態様において、ヌクレオチドの全てよりも少しは2'Oメチル修飾を包含する。

0021

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは2'Oアルキル修飾を有する。他の態様において、ヌクレオチドの全てよりも少しは2'Oアルキル修飾を包含する。

0022

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは17個のヌクレオシド間連結部を有し、中央の6つのヌクレオシド間連結部はホスホロチオエートである。

0023

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、配列番号302に記載されている配列の少なくとも8つの隣り合う核酸塩基を含む配列に対して相補的な核酸塩基配列を有する。他の態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、
mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225);
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288);および
mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)からなる群から選択され、-はホスホジエステル結合を言い、*はホスホロチオエート結合を言い、mはOメチルを言う。

0024

いくつかの態様において、ナノ構造はアンチセンスオリゴヌクレオチドの2-1,000コピーを包含する。他の態様において、ナノ構造は少なくとも2つの異なるアンチセンスオリゴヌクレオチドを包含する。

0025

いくつかの態様において、コアは中実または中空コアである。他の態様において、コアは中実コアであり、さらに、コアを取り囲む脂質二重層を含む。別の態様において、中実コアは、金および銀を包含する貴金属、鉄およびコバルトを包含する遷移金属シリカを包含する金属酸化物ポリマー、またはその組み合わせから構成される。いくつかの態様において、コアはポリマー系コアであり、ポリマー系コアは、両親媒性ブロックコポリマーポリスチレンポリ乳酸)、ポリ(乳酸-co-グリコール酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(カプロラクトン)を包含する疎水性ポリマー、および他の生体適合性ポリマーから構成される。

0026

他の態様において、コアはリポソーム系コアである。いくつかの態様において、リポソーム系コアは1つ以上の脂質から構成され:1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンDOPC)、1,2-ジミリストイル-sn-ホスファチジルコリンDMPC)、1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-ホスファチジルコリン(POPC)、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホ-(1'-rac-グリセロール)(DSPG)、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホ-(1'-rac-グリセロール)(DOPG)、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DSPC)、1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DPPC)、1,2-ジ-(9Z-オクタデセノイル)-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミン(DOPE)、および1,2-ジヘキサデカノイル-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミン(DPPE)、スフィンゴ脂質、例えば、種々の長さおよび飽和状態スフィンゴシン、スフィンゴシンリン酸メチル化スフィンゴシンおよびスフィンガニンセラミド、セラミドリン酸、1-Oアシルセラミド、ジヒドロセラミド、2-ヒドロキシセラミド、スフィンゴミエリングリコシル化スフィンゴ脂質、スルファチドガングリオシドスフィンゴリン脂質、およびフィトスフィンゴシン、ならびにそれらの誘導体、リン脂質、例えば、種々の長さ、飽和状態のホスファチジルコリン、リゾホスファチジルコリンホスファチジン酸リゾホスファチジン酸環式LPA、ホスファチジルエタノールアミンリゾホスファチジルエタノールアミンホスファチジルグリセロールリゾホスファチジルグリセロールホスファチジルセリンリゾホスファチジルセリンホスファチジルイノシトールイノシトールリン酸、LPI、カルジオリピンリゾカルジオリピン、ビスモノアシルグリセロ)リン酸、(ジアシルグリセロ)リン酸、エーテル脂質、ジフィタニルエーテル脂質、およびプラズマローゲン、ならびにそれらの誘導体、ステロール、例えば、異なる長さ、飽和状態のコレステロール、デスモステロールスティグマステロールラノステロール、ラトステロール、ジオスゲニンシトステロールチモステロールチモステノール、14-デメチル-ラノステロール、コレステロール硫酸、DHEA、硫酸DHEA、14-デメチル-14-デヒドロ(dehydr)ラノステロール、シトスタノールカンペステロールアニオン性エーテル脂質、カチオン性エーテル脂質、ランタニドキレート脂質、A環置換オキシステロール、B環置換オキシステロール、D環置換オキシステロール、側鎖置換オキシステロール、二重置換オキシステロールコレスタン酸誘導体フッ素化ステロール、蛍光ステロール、スルホン酸化ステロール、リン酸化ステロール、および多価不飽和ステロール、ならびにその誘導体から選択される。

0027

本開示は、いくつかの側面において、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)を包含し、第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含み、コアは、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルはコアの外面上に位置する。

0028

いくつかの態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子はある疾患に関連する。ある態様において、疾患は炎症性障害である。別の態様において、疾患は乾癬である。

0029

いくつかの態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子はある標的経路に関連する。

0030

別の態様において、mASO-SNAは、さらに、第3の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む。いくつかの態様において、第1の遺伝子はインターロイキン17受容体(IL-17RA)である。他の態様において、第2の遺伝子はTNFである。いくつかの態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子はおよその等モル量でオリゴヌクレオチドシェル中に存在する。

0031

別の態様において、mASO-SNAは、4つ以上の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む。

0032

本開示は、いくつかの側面において、障害を処置するための方法を提供し:障害を有する対象に、第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)を、障害を処置するための有効量で投与することを含み、コアは、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルはコアの外面上に位置する。

0033

いくつかの態様において、障害は炎症性障害である。

0034

他の態様において、mASO-SNAは、第1および第2の遺伝子の同時的なmRNAノックダウンを生ずる。別の態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子はある標的経路に関連する。いくつかの態様において、mASO-SNAは標的経路の相加的ノックダウンを生ずる。

0035

他の態様において、障害は乾癬である。

0036

本開示の別の側面は、炎症性障害を処置するための方法を提供し、炎症性障害を有する対象に、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチドまたはナノ構造を含む組成物を、炎症性障害を処置するための有効量で投与することを包含する。

0037

いくつかの態様において、炎症性障害は、自己免疫疾患感染性疾患移植拒絶または移植片対宿主病悪性腫瘍肺障害腸障害心臓障害敗血症脊椎関節症代謝障害貧血、痛み、肝障害、皮膚の障害、爪の障害、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎との組み合わせとしての乾癬、潰瘍性大腸炎クローン病血管炎ベーチェット病強直性脊椎炎喘息、慢性閉塞性肺障害(COPD)、特発性肺線維症(IPF)、再狭窄、糖尿病、貧血、痛み、クローン病に関係する障害、若年性関節リウマチ(JRA)、C型肝炎ウイルス感染、乾癬性関節炎、および慢性性乾癬からなる群から選択される。

0038

他の態様において、炎症性障害は、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎変形性関節症痛風性関節炎、アレルギー、多発性硬化症自己免疫性糖尿病、自己免疫性ぶどう膜炎、および腎炎症候群からなる群から選択される。

0039

本開示の追加の側面は、インビボのIL-17受容体の発現レベル縮減するための方法を包含し、対象に、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチドまたはナノ構造を含む組成物をインビボのIL-17受容体レベルを縮減するための有効量で投与することを包含する。

0040

いくつかの態様において、第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子はある標的経路に関連する。いくつかの態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子同士は異なる標的経路に関連する。いくつかの態様において、第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子同士は異なる標的経路に関連する。いくつかの態様において、第1の遺伝子はインターロイキン-4受容体(IL-4R)である。いくつかの態様において、第2の遺伝子はインターロイキン-1ベータ(IL-1β)である。いくつかの態様において、第3の遺伝子は結合組織成長因子(CTGF)である。

0041

いくつかの態様において、第1の遺伝子、第2の遺伝子、および第3の遺伝子はおよその等モル量でオリゴヌクレオチドシェル中に存在する。

0042

別の側面に従うと、医薬組成物が本明細書において提供される。いくつかの態様において、医薬組成物は安定な自己集合するナノ構造を包含し、自己集合するナノ構造は、コアの外面上に位置するインターロイキン17受容体(IL-17R)を標的化した長さ18から21個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを含む。

0043

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは長さ18ヌクレオチドである。いくつかの態様において、IL-17Rは配列番号302の配列を有する。

0044

いくつかの態様において、ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しはホスホジエステルである。いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドはホスホロチオエートヌクレオシド間連結部を有する。いくつかの態様において、ヌクレオシド間連結部の全てよりも少しはホスホロチオエートである。

0045

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは2'Oメチル修飾を有する。いくつかの態様において、ヌクレオチドの全てよりも少しは2'Oメチル修飾を包含する。

0046

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは17個のヌクレオシド間連結部を有し、中央の6つのヌクレオシド間連結部はホスホロチオエートである。いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、配列番号302に記載されている配列の少なくとも8つの隣り合う核酸塩基を包含する配列に対して相補的な核酸塩基配列を有する。

0047

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、
mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225);
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288);および
mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291)からなる群から選択され、-はホスホジエステル結合を言い、*はホスホロチオエート結合を言い、mはOメチルを言う。

0048

いくつかの態様において、医薬組成物はゲル基剤を包含する。いくつかの態様において、医薬組成物は1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリンヒドロキシエチルセルロースメチルパラベンプロピルパラベンEDTA二ナトリウムピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を包含する。ある種の態様においては、医薬組成物は、少なくとも0.00007%の
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.0003801%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.5%の水を包含する。

0049

いくつかの態様において、医薬組成物は、少なくとも0.007%の
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.03801%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.45%の水を包含する。

0050

いくつかの態様において、医薬組成物は、少なくとも0.01419%の
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも0.2655%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも68.2%の水を含む。

0051

いくつかの態様において、医薬組成物は、少なくとも0.1419%の
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも2.655%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも65.7%の水を含む。

0052

いくつかの態様において、医薬組成物は、少なくとも1.419%の
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288)、少なくとも26.55%のDOPC、少なくとも25%のジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、少なくとも5%のグリセリン、少なくとも1%のヒドロキシエチルセルロース、少なくとも0.15%のメチルパラベン、少なくとも0.05%のプロピルパラベン、少なくとも0.1%のEDTA二ナトリウム、少なくとも0.2%のピロ亜硫酸ナトリウム、および少なくとも40.5%の水を含む。

0053

いくつかの態様において、医薬組成物は本明細書に記載されるオリゴヌクレオチドを包含する。

0054

いくつかの態様において、医薬組成物はさらにゲル基剤を包含する。いくつかの態様において、医薬(phamaceutical)組成物は1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を包含する。

0055

いくつかの態様において、医薬組成物は本明細書に記載されるmASO-SNAを包含する。

0056

いくつかの態様において、医薬組成物はさらにゲル基剤を包含する。いくつかの態様において、医薬組成物は1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む。

0057

別の側面に従うと、医薬組成物を用いて障害を処置するための方法もまた本明細書において開示される。いくつかの態様において、障害を処置するための方法は、障害を有する対象に、第1の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドと第2の遺伝子を標的化した長さ10から30個の連結されたヌクレオシドのアンチセンスオリゴヌクレオチドとから構成されるオリゴヌクレオチドシェルを有するコアを包含する、多重アンチセンスオリゴヌクレオチド球状核酸(mASO-SNA)を包含する医薬組成物を、障害を処置するための有効量で投与することを含み、コアは、脂質二重層によって取り囲まれた固体またはリポソームもしくはリポプレックス複合体コアであり、オリゴヌクレオチドシェルはコアの外面上に位置する。

0058

いくつかの態様において、医薬組成物はさらにゲル基剤を含む。いくつかの態様において、医薬組成物は1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を含む。

0059

いくつかの態様において、障害は炎症性障害である。

0060

いくつかの態様において、mASO-SNAは第1および第2の遺伝子の同時的なmRNAノックダウンを生ずる。いくつかの態様において、第1の遺伝子および第2の遺伝子はある標的経路に関連する。いくつかの態様において、mASO-SNAは標的経路の相加的ノックダウンを生ずる。

0061

いくつかの態様において、障害は乾癬である。

0062

別の側面に従うと、医薬組成物を用いて炎症性障害を処置するための方法もまた本明細書において開示される。いくつかの態様において、炎症性障害を処置するための方法は、炎症性障害を有する対象に、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAを包含する医薬組成物を、炎症性障害を処置するための有効量で投与することを包含する。

0063

いくつかの態様において、医薬組成物はさらにゲル基剤を包含する。いくつかの態様において、医薬組成物は1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DOPC)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol P)、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルパラベン、プロピルパラベン、EDTA二ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、および水の1つ以上を包含する。

0064

いくつかの態様において、炎症性障害は、自己免疫疾患、感染性疾患、移植拒絶または移植片対宿主病、悪性腫瘍、肺障害、腸障害、心臓障害、敗血症、脊椎関節症、代謝障害、貧血、痛み、肝障害、皮膚の障害、爪の障害、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎との組み合わせとしての乾癬、潰瘍性大腸炎、クローン病、血管炎、ベーチェット病、強直性脊椎炎、喘息、慢性閉塞性肺障害(COPD)、特発性肺線維症(IPF)、再狭窄、糖尿病、貧血、痛み、クローン病に関係する障害、若年性関節リウマチ(JRA)、C型肝炎ウイルス感染、乾癬性関節炎、および慢性尋常性乾癬からなる群から選択される。

0065

いくつかの態様において、炎症性障害は、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎、変形性関節症、痛風性関節炎、アレルギー、多発性硬化症、自己免疫性糖尿病、自己免疫性ぶどう膜炎、および腎炎症候群からなる群から選択される。

0066

別の側面に従うと、インビボのIL-17受容体の発現を縮減するための方法が本明細書において提供される。いくつかの態様において、インビボのIL-17受容体の発現レベルを縮減するための方法は、対象に、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAを包含する医薬組成物を、インビボのIL-17受容体レベルを縮減するための有効量で投与することを包含する。

0067

いくつかの態様において、対象は哺乳動物である。いくつかの態様において、対象はヒトである。

0068

いくつかの態様において、医薬組成物は少なくとも24時間に渡って対象の細胞との接触をする。

0069

いくつかの態様において、医薬組成物は外用医薬組成物である。

0070

別の側面に従うと、インビトロのIL-17受容体(IL-17R)の発現レベルを縮減するための方法が本明細書において提供される。

0071

いくつかの態様において、インビトロのIL-17Rの発現レベルを縮減するための方法は、細胞を、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと、インビトロのIL-17Rレベルを縮減するための有効量で接触させることを包含する。

0072

いくつかの態様において、細胞はヒト包皮角化細胞(HFK)である。

0073

いくつかの態様において、細胞は、オリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと1nM、10nM、100nM、または1000nMの濃度で接触させられる。

0074

いくつかの態様において、細胞は、オリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと24時間に渡って接触させられる。

0075

本発明の限定のそれぞれは本発明の種々の態様を包摂し得る。ゆえに、いずれか1つの要素または要素の組み合わせが関わる本発明の限定のそれぞれは、本発明の各側面に包含され得るということが予期されている。本発明は、その適用において、次の記載において提出または図面において図解されているコンポーネントの構築および配置の詳細に限定されない。本発明は、他の態様、および種々のやり方実践または実行されることができる。

図面の簡単な説明

0076

付随する図面は同縮尺で描画されることを意図されてはいない。図面において、種々の図において図解されている同一のまたは同一に近い各コンポーネントは、同類数字によって表される。明瞭性の目的のために、あらゆる図面においてあらゆるコンポーネントが標識されるわけではなくあり得る。図面において:
図1は、標的化SNAを用いるインビトロのIL-17RAmRNAノックダウンを図示している。IL-17RAmRNA発現は、IL-17RAを標的化するASO配列を提示するSNAによって処置されたHFK細胞においては減少している。コントロールSNAによって処置された細胞は、IL-17RA mRNA発現のはっきりした減少を実証していない。
図2は、ヒト皮膚相当物EpiDerm-FT(商標)における外用適用される標的化SNAを用いるIL-17RA mRNAノックダウンを示している。IL-17RA mRNA発現は、ASO IL17RA_219またはASO IL17RA_282どちらかを提示するSNAによって48時間に渡って外用処置されたヒト皮膚相当物組織においては減少している。コントロールASOを提示するSNAによって処置された組織は、qRT-PCRによって測定されるIL-17RA mRNA発現のはっきりした減少を実証していない。示されているデータは、行われた2つの独立した実験を表している。
図3は、ヒト皮膚外植片における外用適用される標的化SNAを用いるエクスビボのIL-17RA mRNAノックダウンを示している。IL-17RA mRNA発現は、ASO IL17RA_219またはASO IL17RA_282どちらかを提示するSNAによって96時間に渡って外用処置されたヒト皮膚外植片生検においては減少している。コントロールASOを提示するSNAによって処置された生検は、qRT-PCRによって測定されるIL-17RA mRNA発現のはっきりした減少を実証していない。
図4はSNAの混合物を用いるTNF mRNAノックダウンを示している。TNF mRNA発現は、抗TNF-SNAおよび抗IL17RA-SNAの混合物によって処置されたHFK細胞においては減少している。コントロールSNAによって処置された細胞は、TNF mRNAレベルのはっきりした減少を実証していない。示されているデータは、行われた2つの独立した実験を表している。
図5は、SNAの混合物を用いるIL17RA mRNAノックダウンを示している。IL17RA mRNA発現は、抗TNF-SNAおよび抗IL17RA-SNAの混合物によって処置されたHFK細胞においては減少している。コントロールSNAによって処置された細胞は、TNF mRNAレベルのはっきりした減少を実証していない。示されているデータは、行われた2つの独立した実験を表している。
図6A-6Dは多重化SNAの構成を示している。リポソームを次の構成で表面機能化した:(図6A)33%TNF-ASO(A)および66%コントロール(D);(図6B)33%IL17RA-ASO(B)および66%コントロール(D);(図6C)33%TNF-ASO(A)、33%IL17RA-ASO(B)、および33%コントロール(D);(図6D)100%コントロール(D)。
図7は多重化SNAを用いるTNF mRNAノックダウンの比較を示している。TNF mRNA発現は、抗TNF-SNAならびに抗TNFおよび抗IL17RA ASOを含有する多重化SNAによって処置されたHFK細胞においては減少している。抗IL17RA-SNAによって処置された細胞は、TNF mRNAレベルのはっきりした減少を実証していない。示されているデータは、行われた2つの独立した実験を表している。
図8は、相加的ノックダウン効果を実証する多重化SNAを用いるIL17RA mRNAノックダウンの比較を示している。IL17RA mRNA発現は、抗IL17RA-SNAならびに抗TNFおよび抗IL17RA ASOを含有する多重化SNAによって処置されたHFK細胞においては減少している。おそらくはTNFおよびIL17RAの関係する生物学的シグナル伝達経路が原因で、抗TNF-SNAによって処置された細胞は軽微な減少を実証している。細胞が抗IL17RA-SNAによって処置されたときには、より優れたIL17RA mRNAノックダウンが観察されている。TNFおよびIL17RA両方を標的化する多重化SNAは相加的効果を有し、抗TNFまたは抗IL17RAのみを標的化するSNAが単独で用いられたときよりも、IL17RA mRNAの優れたノックダウンを示している。示されているデータは、行われた少なくとも2つの独立した実験を表している。
図9はIL-17RA mRNA発現の阻害を図示している。グラフは、qRT-PCRによって測定される24時間処置後の健康なヒト皮膚外植片におけるIL-17RA mRNA発現を示している(未処置パーセント±SEM)。各薬製品処置群、n=9サンプル。未処置群、n=8サンプル。一元配置ANOVA、31DF、p=0.0011(未処置に対して0.007%)および****0%ゲルに対してp<0.0001。
図10はIL-17RA蛋白質発現の阻害を図示している。グラフは、ウエスタンブロットによって測定される、表3に記載されている製剤としてのIL17RA_282による24時間処置後の健康なヒト皮膚外植片におけるIL-17RA蛋白質発現を示している(未処置のパーセント)。各群とも、プールしたサンプル。
図11はIL-17RA mRNA発現の阻害を示している。基剤と比較して*p<0.05;**p<0.01;****p<0.0001。1標本t検定を用いた。
図12A-12Dは多重化SNAの構成を示している。リポソームを次の構成で表面機能化した:一重SNA(図12A);2つの標的化アンチセンスオリゴヌクレオチドを含有する多重SNA(図12B);3つの標的化アンチセンスオリゴヌクレオチドを含有する多重SNA(図12C);非標的化コントロールSNA(図12D)。
図13は、種々の多重SNA構成によって処置された細胞におけるIL4R mRNAの阻害を示している。リポソームを種々の標的化アンチセンスオリゴヌクレオチド(単数もしくは複数)またはコントロールオリゴヌクレオチドによって表面機能化した。IL4R mRNAの発現は、細胞がIL4Rを標的化するSNAによって処置されたときに目立って縮減されている。コントロールSNAおよび非標的化オリゴヌクレオチドによって機能化されたSNAは、IL4R mRNA発現を同じ程度まで縮減しない。
図14は、種々の多重SNA構成によって処置された細胞におけるIL1b mRNAの阻害を示している。リポソームを種々の標的化アンチセンスオリゴヌクレオチド(単数もしくは複数)またはコントロールオリゴヌクレオチドによって表面機能化した。IL1b mRNAの発現は、細胞がIL1bを標的化するSNAによって処置されたときに目立って縮減されている。コントロールSNAおよび非標的化オリゴヌクレオチドによって機能化されたSNAは、IL1b mRNA発現を同じ程度まで縮減しない。
図15は、種々の多重SNA構成によって処置された細胞におけるCTGF mRNAの阻害を示している。リポソームを種々の標的化アンチセンスオリゴヌクレオチド(単数もしくは複数)またはコントロールオリゴヌクレオチドによって表面機能化した。CTGF mRNAの発現は、細胞がCTGFを標的化するSNAによって処置されたときに目立って縮減されている。コントロールSNAおよび非標的化オリゴヌクレオチドによって機能化されたSNAは、CTGF mRNA発現を同じ程度まで縮減しない。

0077

本発明は、いくつかの側面において、全身性炎症に関わる細胞シグナル伝達蛋白質受容体、インターロイキン17受容体(IL-17RA)のアンチセンス阻害剤に関する。IL-17およびその標的受容体IL-17RAは、乾癬において重要な役割を果たす。IL-17はIL-17RAに結合することによってその効果を誘起し、これらの後者はほぼ専ら表皮内の角化細胞に発現されている。アンチセンステクノロジーは、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的化しmRNAの翻訳を防止することによって特定の遺伝子産物の発現を縮減するための有用な手段である。しかしながら、特異的な治療上機能的なアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)の選択は難題であり得る。さらに、直鎖状形態で治療上活性であるASOは、ナノ粒子または三次元提示フォーマットの他の型として製剤化されたときに必ずしも活性を保持しない。

0078

本発明の側面においては、適当な構造特性を有するアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)によって表面機能化された球状核酸(SNA)が、意図される標的mRNAの高度に有効な遺伝子ノックダウンを媒介し得るということが発見された。例えば、IL-17RA発現が、初代ヒト包皮角化細胞(HFK)において、ヒトIL-17RA(例えばGeneBankアクセッション番号NM_014339.6を見よ)mRNAを標的化するSNA(抗IL17RA-SNA)の使用によって、関連する毒性または免疫刺激性効果なしに阻害され得るということが本明細書において実証されている。さらに、抗IL-17RA SNAがヒト皮膚相当物モデルおよびヒト皮膚外植片においてmRNA発現を阻害するということが示されている。いくつかの態様において、応答、抗IL-17RA SNAはIL-17RA mRNA発現をドーズ依存的な様式で阻害する。本明細書に記載されるように、SNA幾何構造中に配置されたオリゴヌクレオチドは向上した透過および増大した細胞取り込みを見せる。

0079

異なる治療標的指向する異なるASO同士を有する多重SNAが有意な標的ノックダウンおよび治療効果を生じ得るということもまた発見された。それらが他のASOの活性に干渉しないやり方で、特定の量の異なるASO同士をあるSNAの表面上に担持させる能力は、意外であった。実施例において示されているように、抗IL-17RA-SNAが抗TNF-SNAと混合され、細胞に共に投与されたときには、各標的化された遺伝子の同時的なmRNAノックダウンが達成された。加えて、それぞれが異なるmRNAを標的化する2つ以上のASO配列を同じ粒子上において提示するSNAが細胞に投与されたときには、単一の粒子を用いて標的化される各遺伝子の同時的なmRNAノックダウンが同じ細胞において達成された。これらのSNAは多重化ASO-SNA(mASO-SNA)と言われる。さらにその上、mASO-SNAが、ある関係する生物学的経路に関わる遺伝子の2つのmRNAを標的化するASOによって多重化されたときには、相加的ノックダウン効果が観察された。2つのASOの共の提示は他の共に提示されたASOの活性に干渉しなかったのみならず、ある共通の経路を標的化するときには、mASO-SNAによって観察される治療効果はどちらかのASO-SNA単独によって観察されるよりも優れていた。

0080

本発明は、いくつかの側面において、IL-17RAを縮減するための組成物、およびそれらの組成物を用いて炎症性障害を処置するための方法に関する。高度に有効なIL-17RA阻害剤が本発明の側面に従って同定された。IL-17RA阻害剤は核酸に基づくアンチセンス組成物である。用語「IL-17RA」はサイトカインIL-17の受容体を言う。

0081

本明細書において用いられる「IL-17RA阻害剤」は、IL-17RA活性に干渉する核酸に基づく薬剤を言う。特に、本発明のIL-17RAアンチセンス阻害剤またはIL-17RAアンチセンスオリゴヌクレオチドはIL-17RA遺伝子の発現を縮減する。IL-17RA遺伝子の発現を縮減することによって、内在性IL-17は受容体とのその相互作用を介する細胞シグナル伝達を促進することが能わない。IL-17RAがIL-17への結合のために利用可能であるときには、IL17RAは活性化され、炎症性ケモカインおよびサイトカイン、例えばCXCL1、CXCL8/IL8、およびIL6の発現の誘導に至る。これらのシグナル伝達カスケードは本発明のASO-SNAを用いてブロッキングされ得る。

0082

本発明のIL17RA阻害剤はアンチセンス核酸である。アンチセンス核酸は、典型的には修飾または未修飾のRNA、DNA、または混合ポリマー核酸を包含し、一次的にはマッチする配列に特異的に結合することによって機能し、ペプチド合成の調節をもたらす。アンチセンス核酸はワトソンクリック塩基対形成によって標的RNAに結合し、立体障害的にブロッキングによってまたはRNaseH酵素を活性化することによってどちらかで、結合された配列のリボソーム翻訳を防止することによって遺伝子発現をブロッキングする。アンチセンス分子は、RNAプロセシングまたは核から細胞質への輸送に干渉することによってもまた蛋白質合成を変改し得る。

0083

いくつかの態様において、本発明は、インターロイキン-4受容体(IL-4R)(例えばGenBank:NM_000418(配列番号306)を見よ)を縮減するための組成物と、それらの組成物を用いて炎症性障害を処置するための方法とに関する。本発明の側面に従って、高度に有効なIL-4R阻害剤が同定された。IL-4R阻害剤は核酸に基づくアンチセンス組成物である。用語「IL-4R」はサイトカインIL-4またはIL-13の受容体を言う。

0084

本明細書において用いられる「IL-4R阻害剤」はIL-4R活性に干渉する核酸に基づく薬剤を言う。特に、本発明のIL-4Rアンチセンス阻害剤またはIL-4RアンチセンスオリゴヌクレオチドはIL-4R遺伝子の発現を縮減する。いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは長さ18ヌクレオチドである。他の態様において、IL-17RAは配列番号302の配列を有する。IL-4R遺伝子の発現を縮減することによって、内在性IL-4またはIL-13は受容体とのその相互作用を介する細胞シグナル伝達を促進することが能わない。IL-4RがIL-4またはIL-13への結合のために利用可能であるときには、IL-4Rは活性化され、JAK1/2/3-STAT6経路へのカップリングに至る。IL4応答はTh2分化を促進することに関わっている。IL-4/IL-13応答は、IgE産生ならびにアレルギー性炎症の部位におけるケモカインおよび粘液産生を制御することに関わっている。ある種の細胞型においては、インスリン受容体基質IRS1/IRS2の活性化を介してシグナル伝達し得る。可溶性IL4R(sIL4R)はIL4によって媒介される細胞増殖とT細胞によるIL5上方制御とを阻害する(Keegan et al., Cell (1994) 76:811-820)。これらのシグナル伝達カスケードは本発明のASO-SNAを用いてブロッキングされ得る。

0085

本発明のIL-4R阻害剤はアンチセンス核酸である。アンチセンス核酸は、典型的には修飾または未修飾のRNA、DNA、または混合ポリマー核酸を包含し、一次的にはマッチする配列に特異的に結合することによって機能し、ペプチド合成の調節をもたらす。アンチセンス核酸はワトソン・クリック塩基対形成によって標的RNAに結合し、立体障害的なブロッキングによってまたはRNaseH酵素を活性化することによってどちらかで、結合された配列のリボソーム翻訳を防止することによって遺伝子発現をブロッキングする。アンチセンス分子は、RNAプロセシングまたは核から細胞質への輸送に干渉することによってもまた蛋白質合成を変改し得る。

0086

いくつかの態様において、本発明は、インターロイキン-1ベータ(IL-1β)(例えばGenBank:NM_000576(配列番号307)を見よ)を縮減するための組成物と、それらの組成物を用いて炎症性障害を処置するための方法とに関する。本発明の側面に従って、高度に有効なIL-1β阻害剤が同定された。IL-1β阻害剤は核酸に基づくアンチセンス組成物である。用語「IL-1β」は、最初は主要な内在性発熱物質として発見された炎症促進性サイトカインを言い、プロスタグランジン合成好中球流入および活性化、T細胞活性化およびサイトカイン産生B細胞活性化および抗体産生、ならびに線維芽細胞増殖およびコラーゲン産生を誘導する。T細胞のTh17分化を促進する。

0087

本明細書において用いられる「IL-1β阻害剤」は、IL-1β活性に干渉する核酸に基づく薬剤を言う。特に、本発明のIL-1βアンチセンス阻害剤またはIL-1βアンチセンスオリゴヌクレオチドはIL-1β遺伝子の発現を縮減する。IL-1β遺伝子の発現を縮減することによって、シグナル伝達は縮減されるかまたは実行されない(Van Damme et al., Nature (1985) 314:266-268;Piccioli et al., Semin Immunol (2013) 25(6):425-9)。IL-1βが関わるシグナル伝達カスケードは本発明のASO-SNAを用いてブロッキングされ得る。

0088

本発明のIL-1β阻害剤はアンチセンス核酸である。アンチセンス核酸は、典型的には修飾または未修飾のRNA、DNA、または混合ポリマー核酸を包含し、一次的にはマッチする配列に特異的に結合することによって機能し、ペプチド合成の調節をもたらす。アンチセンス核酸はワトソン・クリック塩基対形成によって標的RNAに結合し、立体障害的なブロッキングによってまたはRNaseH酵素を活性化することによってどちらかで、結合された配列のリボソーム翻訳を防止することによって遺伝子発現をブロッキングする。アンチセンス分子は、RNAプロセシングまたは核から細胞質への輸送に干渉することによってもまた蛋白質合成を変改し得る。

0089

いくつかの態様において、本発明は、結合組織成長因子(CTGF)(例えばGenBank:NM_001901(配列番号308)を見よ)を縮減するための組成物と、それらの組成物を用いて障害(例えば、アテローム性動脈硬化および腎線維化障害、ならびに癌)を処置するための方法とに関する。本発明の側面に従って、高度に有効なCTGF阻害剤が同定された。CTGF阻害剤は核酸に基づくアンチセンス組成物である。用語「CTGF」は、細胞(例えば、血管内皮細胞)によって分泌される結合組織誘引分裂促進因子を言い、これは、とりわけ、軟骨細胞の増殖および分化を促進し;線維芽細胞筋線維芽細胞内皮および上皮細胞を包含する多くの細胞型において、ヘパリンおよび二価カチオン依存性細胞接着を媒介し;線維芽細胞成長因子によって誘導されるDNA合成を向上させる。

0090

本明細書において用いられる「CTGF阻害剤」はCTGF活性に干渉する核酸に基づく薬剤を言う。特に、本発明のCTGFアンチセンス阻害剤またはCTGFアンチセンスオリゴヌクレオチドはCTGF遺伝子の発現を縮減する。CTGF遺伝子の発現を縮減することによって、細胞シグナル伝達は促進されない。例えば、CTGFは成長因子表面受容体、およびマトリックスコンポーネントと相互作用し、その幅広い発現が原因で胚発生ならびに正常な細胞および結合組織機能の維持において重要な役割を有する。CTGFは損傷後の組織修復にとってもまた重要であり、アテローム性動脈硬化、肺および腎線維化障害、ならびに癌を包含する広く知られた疾患への関与が推察されている(de Winter et al., Growth Factors (2008) 26(2):80-91)。CTGFが関わるシグナル伝達カスケードは本発明のASO-SNAを用いてブロッキングされ得る。

0091

本発明のCTGF阻害剤はアンチセンス核酸である。アンチセンス核酸は、典型的には修飾または未修飾のRNA、DNA、または混合ポリマー核酸を包含し、一次的にはマッチする配列に特異的に結合することによって機能し、ペプチド合成の調節をもたらす。アンチセンス核酸はワトソン・クリック塩基対形成によって標的RNAに結合し、立体障害的なブロッキングによってまたはRNaseH酵素を活性化することによってどちらかで、結合された配列のリボソーム翻訳を防止することによって遺伝子発現をブロッキングする。アンチセンス分子は、RNAプロセシングまたは核から細胞質への輸送に干渉することによってもまた蛋白質合成を変改し得る。

0092

本明細書において用いられる用語「アンチセンス核酸」または「アンチセンスオリゴヌクレオチド」は、生理条件下において、具体的な遺伝子を含むDNAまたはその遺伝子のmRNA転写物、このケースではIL17RAにハイブリダイゼーションし、それによってその遺伝子の転写および/またはそのmRNAの翻訳を阻害する核酸を言い表している。アンチセンス分子は、標的遺伝子または転写物とのハイブリダイゼーションによって標的遺伝子の転写または翻訳に干渉するように設計される。当業者は、アンチセンスオリゴヌクレオチドの厳密な長さとその標的に対するその相補性度合いとが、標的の配列とその配列を含む具体的な塩基とを包含する、選択される特定の標的に依存するであろうということを認識するであろう。

0093

「遺伝子発現の阻害」は、IL17RA遺伝子などの標的遺伝子からの蛋白質および/またはmRNA産物の非存在またはレベルの観察可能な減少を言う。「特異性」は、細胞の他の遺伝子への明白な効果なしに標的遺伝子を阻害する能力を言う。阻害の帰結は、細胞もしくは生物の外面的特性の検討によって、または生化学的技術、例えばRNA溶液ハイブリダイゼーション、ヌクレアーゼ保護、ノザンハイブリダイゼーション、逆転写マイクロアレイによる遺伝子発現モニタリング、抗体結合、酵素結合免疫吸着法ELISA)、ウエスタンブロッティングラジオイムノアッセイRIA)、他のイムノアッセイ、および蛍光活性細胞分析FACS)によって、確認され得る。

0094

本発明のアンチセンスオリゴヌクレオチドはIL17RA発現を阻害する。アッセイに依存して、遺伝子発現の量の定量化は、人が、本発明に従って処置されていない細胞と比較して5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%、または99%よりも優れた阻害の度合いを決定することを許す。例として、阻害の効率は細胞内の遺伝子産物の量を算定することによって決定され得る。

0095

本明細書に記載されるASOはその生物学的同等な化合物、塩、およびプロドラッグを包含する。本明細書において用いられる、薬学的に受け入れられる塩およびプロドラッグを包含する用語生物学的同等な化合物は、肝心のアンチセンスオリゴヌクレオチドと同じ一次構造を有するが、肝心のアンチセンスオリゴヌクレオチドと同じ型の生物学的効果を有するように切断または修飾され得る塩形態または構造を包含する、アンチセンスオリゴヌクレオチドを言う。これは、ヒトを包含する動物への投与によって生物学的に活性な代謝物質またはその残基を(直接的または間接的に)提供することができる、いずれかの薬学的に受け入れられる塩、エステル、もしくはかかるエステルの塩、またはいずれかの他の化合物を包摂することが意図されている。

0096

「薬学的に受け入れられる塩」は、本発明の核酸の生理的および薬学的に受け入れられる塩:すなわち、肝心の化合物の所望の生物学的活性を保持し、望まれない毒物学的効果をそれに付与しない塩である。薬学的に受け入れられる塩は、(a)カチオン、例えばナトリウムカリウムアンモニウムマグネシウムカルシウムポリアミン、例えばスペルミンおよびスペルミジンなどによって形成される塩;(b)無機酸、例えば塩酸臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸、および同類によって形成される酸付加塩;(c)例えば、酢酸シュウ酸酒石酸コハク酸マレイン酸フマル酸グルコン酸クエン酸リンゴ酸アスコルビン酸安息香酸タンニン酸パルミチン酸アルギン酸ポリグルタミン酸ナフタレンスルホン酸メタンスルホン酸p-トルエンスルホン酸ナフタレンジスルホン酸ポリガラクツロン酸、および同類などの有機酸によって形成される塩;ならびに(d)元素アニオン、例えば塩素臭素、およびヨウ素によって形成される塩を包含するが、これに限定されない。

0097

本発明の化合物は「プロドラッグ」形態で送達されるようにもまた調製され得る。「プロドラッグ」は不活性形態で調製される治療薬剤であり、これが体またはその細胞内において内在性酵素もしくは他の化学物質および/または条件の作用によって活性形態(すなわち薬)に変換される。

0098

本発明のアンチセンスオリゴヌクレオチドはIL17RAアンチセンスオリゴヌクレオチドである。アンチセンスIL17RAオリゴヌクレオチドは、アンチセンスオリゴヌクレオチドが典型的にはワトソン・クリック塩基対形成によってIL17RA標的mRNA配列にハイブリダイゼーションして、標的配列内にRNA:オリゴマーテロ2重鎖を形成することを許す、ヌクレオチド塩基の配列とサブユニットからサブユニットへのバックボーンとを有する化合物を言う。

0099

その標的核酸IL17RAmRNAとのアンチセンスオリゴヌクレオチドの特異的ハイブリダイゼーションは、IL17RA mRNAの正常な機能に干渉する。それに特異的にハイブリダイゼーションする化合物による標的核酸の機能の調節は一般的に「アンチセンス」と言われる。干渉されるべきDNAの機能は複製および転写を包含する。干渉されるべきRNAの機能は、例えば蛋白質翻訳の部位へのRNAの移動、RNAからの蛋白質の翻訳、1つ以上のmRNA種を生むためのRNAのスプライシング、およびRNAによって実行または容易化され得る触媒活性などの、全ての不可欠な機能を包含する。標的核酸機能へのかかる干渉の総体的な効果はIL17RA蛋白質の発現の調節である。本発明の文脈において、「調節」は遺伝子の発現の減少または阻害を意味する。

0100

アンチセンスオリゴヌクレオチドは、オリゴヌクレオチドが生理条件下においてIL17RA標的にハイブリダイゼーションし、実質的に37℃よりも優れ、好ましくは少なくとも45℃、典型的には50℃-80℃、またはより高い熱融解温度(Tm)を有する場合には、標的ポリヌクレオチドに「特異的にハイブリダイゼーションする」。かかるハイブリダイゼーションは好ましくは厳しいハイブリダイゼーション条件に対応し、定められたイオン強度およびpHにおける特異的配列のTmよりも約10℃、好ましくは約50℃低いように選択される。所与のイオン強度およびpHにおいて、Tmは標的配列の50%が相補的なポリヌクレオチドにハイブリダイゼーションする温度である。

0101

ポリヌクレオチド同士は、ハイブリダイゼーションが2つの一本鎖ポリヌクレオチド間において逆平行構成で生起するときに、互いに「相補的」と言い表される。二本鎖ポリヌクレオチドは、ハイブリダイゼーションが第1のポリヌクレオチドの鎖の1つと第2のものとの間において生起し得る場合に、別のポリヌクレオチドに対して「相補的」であり得る。相補性(1つのポリヌクレオチドが別のものに対して相補的である度合い)は、一般的に認められた塩基対形成ルールに従って互いと水素結合を形成すると予想される対向する鎖同士の塩基の割合に換算して定量可能である。アンチセンス化合物は、2つの塩基配列同士が100%相補的ではない場合でさえも、化合物および転写物の間に形成されるヘテロ2重鎖構造が所望のTm安定性を有する限りは、標的転写物の標的領域に対して相補的であり得る。

0102

具体的な核酸を標的化するアンチセンスオリゴヌクレオチドを同定することはマルチステッププロセスであり得る。プロセスは、通常はその機能が調節されるべき核酸配列の同定から始まる。これは、例えば、その発現が具体的な炎症性の障害または疾患状態に関連する細胞の遺伝子(または遺伝子から転写されるmRNA)であり得る。標的化プロセスは、所望の効果、例えば蛋白質の発現の検出または調節がもたらされるようにアンチセンス相互作用が生起するためのこのIL17RA遺伝子内の部位(単数または複数)の決定をもまた包含する。

0103

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、ヒトインターロイキン17受容体(IL-17RA)、例えば、下で提出されているインターロイキン17受容体A(IL-17RA)に対応する配列番号302のヌクレオチド配列を標的化するように設計される。ヒトIL-17RAcDNA配列はGenbankアクセッション番号NM_014339で開示されている。
1 ctgggcccgg gctggaagcc ggaagcgagc aaagtggagc cgactcgaac tccaccgcgg
61 aaaagaaagc ctcagaacgt tcgttcgctg cgtccccagc cggggccgag ccctccgcga
121 cgccagccgg gccatggggg ccgcacgcag cccgccgtcc gctgtcccgg ggcccctgct
181 ggggctgctc ctgctgctcc tgggcgtgct ggccccgggt ggcgcctccc tgcgactcct
241 ggaccaccgg gcgctggtct gctcccagcc ggggctaaac tgcacggtca agaatagtac
301 ctgcctggat gacagctgga ttcaccctcg aaacctgacc ccctcctccc caaaggacct
361 gcagatccag ctgcactttg cccacaccca acaaggagac ctgttccccg tggctcacat
421 cgaatggaca ctgcagacag acgccagcat cctgtacctc gagggtgcag agttatctgt
481 cctgcagctg aacaccaatg aacgtttgtg cgtcaggttt gagtttctgt ccaaactgag
541 gcatcaccac aggcggtggc gttttacctt cagccacttt gtggttgacc ctgaccagga
601 atatgaggtg accgttcacc acctgcccaa gcccatccct gatggggacc caaaccacca
661 gtccaagaat ttccttgtgc ctgactgtga gcacgccagg atgaaggtaa ccacgccatg
721 catgagctca ggcagcctgt gggaccccaa catcaccgtg gagaccctgg aggcccacca
781 gctgcgtgtg agcttcaccc tgtggaacga atctacccat taccagatcc tgctgaccag
841 ttttccgcac atggagaacc acagttgctt tgagcacatg caccacatac ctgcgcccag
901 accagaagag ttccaccagc gatccaacgt cacactcact ctacgcaacc ttaaagggtg
961 ctgtcgccac caagtgcaga tccagccctt cttcagcagc tgcctcaatg actgcctcag
1021 acactccgcg actgtttcct gcccagaaat gccagacact ccagaaccaa ttccggacta
1081 catgcccctg tgggtgtact ggttcatcac gggcatctcc atcctgctgg tgggctccgt
1141 catcctgctc atcgtctgca tgacctggag gctagctggg cctggaagtg aaaaatacag
1201 tgatgacacc aaatacaccg atggcctgcc tgcggctgac ctgatccccc caccgctgaa
1261 gcccaggaag gtctggatca tctactcagc cgaccacccc ctctacgtgg acgtggtcct
1321 gaaattcgcc cagttcctgc tcaccgcctg cggcacggaa gtggccctgg acctgctgga
1381 agagcaggcc atctcggagg caggagtcat gacctgggtg ggccgtcaga agcaggagat
1441 ggtggagagc aactctaaga tcatcgtcct gtgctcccgc ggcacgcgcg ccaagtggca
1501 ggcgctcctg ggccgggggg cgcctgtgcg gctgcgctgc gaccacggaa agcccgtggg
1561 ggacctgttc actgcagcca tgaacatgat cctcccggac ttcaagaggc cagcctgctt
1621 cggcacctac gtagtctgct acttcagcga ggtcagctgt gacggcgacg tccccgacct
1681 gttcggcgcg gcgccgcggt acccgctcat ggacaggttc gaggaggtgt acttccgcat
1741 ccaggacctg gagatgttcc agccgggccg catgcaccgc gtaggggagc tgtcggggga
1801 caactacctg cggagcccgg gcggcaggca gctccgcgcc gccctggaca ggttccggga
1861 ctggcaggtc cgctgtcccg actggttcga atgtgagaac ctctactcag cagatgacca
1921 ggatgccccg tccctggacg aagaggtgtt tgaggagcca ctgctgcctc cgggaaccgg
1981 catcgtgaag cgggcgcccc tggtgcgcga gcctggctcc caggcctgcc tggccataga
2041 cccgctggtc ggggaggaag gaggagcagc agtggcaaag ctggaacctc acctgcagcc
2101 ccggggtcag ccagcgccgc agcccctcca caccctggtg ctcgccgcag aggagggggc
2161 cctggtggcc gcggtggagc ctgggcccct ggctgacggt gccgcagtcc ggctggcact
2221 ggcgggggag ggcgaggcct gcccgctgct gggcagcccg ggcgctgggc gaaatagcgt
2281 cctcttcctc cccgtggacc ccgaggactc gccccttggc agcagcaccc ccatggcgtc
2341 tcctgacctc cttccagagg acgtgaggga gcacctcgaa ggcttgatgc tctcgctctt
2401 cgagcagagt ctgagctgcc aggcccaggg gggctgcagt agacccgcca tggtcctcac
2461 agacccacac acgccctacg aggaggagca gcggcagtca gtgcagtctg accagggcta
2521 catctccagg agctccccgc agccccccga gggactcacg gaaatggagg aagaggagga
2581 agaggagcag gacccaggga agccggccct gccactctct cccgaggacc tggagagcct
2641 gaggagcctc cagcggcagc tgcttttccg ccagctgcag aagaactcgg gctgggacac
2701 gatggggtca gagtcagagg ggcccagtgc atgagggcgg ctccccaggg accgcccaga
2761 tcccagcttt gagagaggag tgtgtgtgca cgtattcatc tgtgtgtaca tgtctgcatg
2821 tgtatatgtt cgtgtgtgaa atgtaggctt taaaatgtaa atgtctggat tttaatccca
2881 ggcatccctc ctaacttttc tttgtgcagc ggtctggtta tcgtctatcc ccaggggaat
2941 ccacacagcc cgctcccagg agctaatggt agagcgtcct tgaggctcca ttattcgttc
3001 attcagcatt tattgtgcac ctactatgtg gcgggcattt gggataccaa gataaattgc
3061 atgcggcatg gccccagcca tgaaggaact taaccgctag tgccgaggac acgttaaacg
3121 aacaggatgg gccgggcacg gtggctcacg cctgtaatcc cagcacactg ggaggccgag
3181 gcaggtggat cactctgagg tcaggagttt gagccagcct ggccaacatg gtgaaacccc
3241 atctccacta aaaatagaaa aattagccgg gcatggtgac acatgcctgt agtcctagct
3301 acttgggagg ctgaggcagg agaattgctt gaatctggga ggcagaggtt gcagtgagcc
3361 gagattgtgc cattgcactg cagcctggat gacagagcga gactctatct caaaaaaaaa
3421 aaaaaaaaaa gatggtcacg cgggatgtaa acgctgaatg ggccaggtgc agtggctcat
3481 gcttgtaatc ccagcacttt gggaaggcga ggcaggtgga ttgcttgagc tcaggagttc
3541 aagaccagcc tgggcgacat agtgagacct catctctacc taaatttttt tttagtcagt
3601 catggtggca catgcctgta gtcccagcta ctcgggaggc tgatgccaga tgatcacttg
3661 agcccaggag gtagaggctg cagtgagcta taatggtacc attgcaatcc agcctgggca
3721 gcagagtgag accctgtctc aaaaaaaata aaaaagtaga aagatggagt ggaagcctgc
3781 ccagggttgt gagcatgcac gggaaaggca cccaggtcag gggggatccc cgaggagatg
3841 cctgagctga aggattgtgg ttggggaaag cgtagtccca gcaaggaagc agtttgtggg
3901 taagtgctgg gaggtgagtg gagtgagctt gtcagggagc tgctggtgga gcctggaggg
3961 gaaggaggga ggcagtgaga gagatcgggg tggggggtgg ggggatgtcg ccagagctca
4021 ggggtgggga cagccttgtg cgcatcagtc ctgaggcctg gggcaccttt cgtctgatga
4081 gcctctgcat ggagagaggc tgagggctaa acacagctgg atgtcacctg agttcattta
4141 taggaagaga gaaatgtcga ggtgaaacgt aaaagcatct ggcaggaagg tgagtctgaa
4201 gccctgcacc cgcgttccga ctatcagtgg ggagctgtta gcacgtagga ttcttcagag
4261 cagctgggct ggagctcccc tgagctcagg aagccccagg gtgcaagggc aaggaaatga
4321 ggggtggtgg gtcagtgaag atctgggcag accttgtgtg gggaaggggt gctgctgtga
4381 cttcagggtc tgaggtccaa agacagcatt tgaaaagagg ctctgaagcc agtgtttgaa
4441 gaatttgttc ctgaagtacc tcctgggggt aggctagagg cttctggctt cagggtcctg
4501 aagaacacat tgaggtgccg tctgacactg gaatagggtg cccttcattc ctatgcctga
4561 gtccttaact atatttccaa cctccagtga ggaggagaag attcggaaat gtgacaggag
4621 agcaaacagg acagtttgca tgtgtgtgtg cgcacacata catgtgcgtg aaagattatc
4681 aataaaagtg cataaatttg ttgatctggt aagagtttct agcaggaagg tcgagccact
4741 tactgtaggt caagaagttg ctagttgcgg agttttttct tgcagttaga ctttacctag
4801 tggtagcagg gccaccaaag ctctgtgtcc cagatggtgt atggcccata atccacccaa
4861 cagcagcaaa ggaccaggca aaggagaaca ggagcagaag cctcccagcc actagccttt
4921 tgggctcagt ctctccaata atcctggaga ggggcttcgt tgggtctgga cacctaccat
4981 gcattctgtg acctttccct agcttccaat aaataactgt ttgacgccca gagtacagga
5041 taccacaatg cactcttcct gcgtagagca catgttccca tctgctccca ttcctcagga
5101 accttgaatt ctagctctgc tggcctttga gcccatgcca gtaaatgtcc tgatgggcat
5161 tgcctactat ctccagggca gctgcctttg tcctcctaac agctttattg gagtacagtt
5221 cacttaccat acaatccaca attgaccctg cacaatttga tgccggttta gtatagtcac
5281 agttcagcag ccatcagcac agtcagtctt agagtttact acccccaaaa gaaatccagc
5341 cccccttagt caccacccca acctccccat ccctaggcac ccctaggcta ctttgatctc
5401 tgtagacttg cctcttctgg acatgacata gagaaaggag tcataaattc tccaaggtgt
5461 ctgtttcttc tttaatgtca ttccctgttt ctcctcacat tccctcccca tttcctgggc
5521 ccagtctcac actggtcctt gcttacccta aatgctatta attccatcac tctgagtatg
5581 gtgtttgctg tccgctgaat gccaagagct tcaagagtgt gtgtaaataa agccacacct
5641 ttatttttgt attattctga accatggcta ataaattgtt tcaccaagaa atgtctctct
5701 aagaacaggt gccctccacg ctgtgcccct cccacctctt cagctcgtct cctgagtgtg
5761 cagaggtggt tccggttggg aaagaagcag cggagcatct aaccatgcct gtgtccaggc
5821 cgattatgca cgcagccacc aacaagctcc caactcccgc gtagagtttc atgacttttt
5881 cctgcctact atcttgatcc tagttttttt tttgtttttt ttttttttaa ggaataatta
5941 ctttgattca aaaccagttt ctcttttctg cataggaagg tccttgaagg tgtttagggt
6001 ctaaaaaggg tggtgttcgg tctctgaaac atccattcag cagtttgagc tgggatctct
6061 gaatgcaagg gtatgatgga tatacttctt tcttgctttt gttgtgtttt ggttttttgt
6121 ttgtttttaa gtcagggtct ctctgtcacc aggctgtatt acagtggtgc aatcatggct
6181 cactgcagcc tcgacctccc aggctcaagc catctttcca cctcagcctg ccagtggcta
6241 gaactacagg cgtgcaccac tgtgcccggc taatttgtgt gtatatattt tgtagaaatg
6301 gggtttcacc atgttgtcca ggctggtcac gaactcctgg gctcaagcca tctgcccgcc
6361 tcatcctccc aaagtgctgg gattataggc ctgagcccac cgtgcctggc ctttcctgtt
6421 tatctttgaa aattaaatag ggcataagag agaagaagat gtacttacaa tgcagtgggt
6481 ggttttaact ctatagcctt tgggctctgt ggttggtgct ccccttccta aataaatgag
6541 gtgtatgcag ggccctcttc tgccttagcg ccctgccagc tgggactcca gcaaggcccg
6601 gggcacctga ggacagagtg agatggaggg ccgctgctcc agcagccggg cctgcatccc
6661 acaagtcaac tgtgtcggac agaggatcct tacaaagaag aggcagcagg gttgggggct
6721 ggccagctgc tcgtccgccc taggtagctt gctcatctgt aaagtgggtg gggcaggagt
6781 tcccacctca tggggtcctg gcaagcctgc agtatccccg agtggcacca gcctgcttct
6841 ggggcagagc agtttgtgcc ccctgaggta ccactgatcc tctttccctg ctattaggta
6901 ttgctctctt cctccggtgt ttgccttttc agattataga agtaatatgt gttcccatat
6961 ttggcgtctc tcaggagctc aggaagtact tggctgagtg aacatgtcca ttgtggaaaa
7021 atggcaacaa tatggattcc atgggtatat tttatagaag aatatgaaga aaagcagcta
7081 cccctaaacc cattgcacaa gctgttcatg ttaattctgt acccgacgct ttccccacgg
7141 ggcctcccct cactctgaaa tggcatccag gtccatcttg ccctccacct ctgcatggct
7201 ctccatgccc catcgcctct cccagatcct agcactgggt ccacactctc gccctgtcca
7261 tttaggttga tgaaagcagg cagtcacccg ggtgggccag tcttgcctgt gggaggaaca
7321 tgcagtctcc tgtctcatgg tttgaagtgt gccaggaagc ctggcccagc ccacctcccc
7381 ctggagtcct tcccaggagg aataacccct taggtcattg actataagat gagttcgctc
7441 actggatcct tcctctctga tgagacagga agaaggtaca cagtgaccag gtaggaggag
7501 gagagggagt agaaaggagg gatgcgggtg gctggtccct gcatttgcct gcttccctgc
7561 acgggtgtcc cactggccgc ctctgctcac cagtgtcatg ggattctctc agaagatgaa
7621 aacagcccct gcttttttgc tagaatggct gagctttcat ggaaaggaag ctggacccaa
7681 gcaacagccg actaccgaag gttgcctgga gcagtgcaga tgtgggagga agaagggcct
7741 tggtgcacac tggcttttct tcctgactgc aatgtggcat tgtgccagct acctcctctt
7801 tctcggcctc aggaaaatgg agagaaagca gccctgaagg tggctgtgac gagggaaggg
7861 gcagagggcc tgacagtcaa ccacgcgcta tattttcctg ttcttcctta gggcaagaac
7921 tgcatggcca gactcaggca aggcctaggt gtgggctggg cattgcctac acgtgaagag
7981 atcactccgc gtccctactg cacctgtcac aaagtgcctt ctgatatgcc tggcaaacca
8041 aaatcggtga gcgccagctt gcttccctag aagacatttc taaatattca taacatgctt
8101 gctcaaatca atcaccttat tttacatccg ctccagggag aaatgaagac atggtcctac
8161 gttgttctgt aattattttc tatgtaaatt ttgttccttg ttacaattat atatgtctta
8221 ggggaaagga ccatttcaca tgtgtcacct catgtgattc tcaccacagc cctgtgattg
8281 ctcctgtttt ataaataatg acatagttcc agttgatggc caaagccaca gctaacgaga
8341 ggcagagaga gctcaggctc ccaggagctt ccactctcag accttgcctc ccgggctgcc
8401 ctgagtgaaa cgcctgctta gcatttggca cagccagaag cagcaagcta gggtcacaac
8461 acagagaggg gctgtgtaat actggctgcc tctgtgctaa gaaaaaaaaa aaatcactgt
8521 gtgtttgttt attttggtgc aggcccagtg ttcttgctta gacttaatac tacccttcat
8581 gttaaaataa aaccaaacaa aaacccat(配列番号302)

0104

いくつかの態様において、IL-17RAASOは次の蛋白質配列をコードする核酸に対して相補的である:
MGAARSPPSAVPGPLLGLLLLLLGVLAPGGASLRLLDHRALVCSQPGLNCTVKNSTCLDDSWIHPRNLTPSSPKD
LQIQLHFAHTQQGDLFPVAHIEWTLQTDASILYLEGAELSVLQLNTNERLCVRFEFLSKLRHHHRRWRFTFSHFV
VDPDQEYEVTVHHLPKPIPDGDPNHQSKNFLVPDCEHARMKVTTPCMSSGSLWDPNITVETLEAHQLRVSFTLWN
ESTHYQILLTSFPHMENHSCFEHMHHIPAPRPEEFHQRSNVTLTLRNLKGCCRHQVQIQPFFSSCLNDCLRHSAT
VSCPEMPDTPEPIPDYMPLWVYWFITGISILLVGSVILLIVCMTWRLAGPGSEKYSDDTKYTDGLPAADLIPPPL
KPRKVWIIYSADHPLYVDVVLKFAQFLLTACGTEVALDLLEEQAISEAGVMTWVGRQKQEMVESNSKIIVLCSRG
TRAKWQALLGRGAPVRLRCDHGKPVGDLFTAAMNMILPDFKRPACFGTYVVCYFSEVSCDGDVPDLFGAAPRYPL
MDRFEEVYFRIQDLEMFQPGRMHRVGELSGDNYLRSPGGRQLRAALDRFRDWQVRCPDWFECENLYSADDQDAPS
LDEEVFEEPLLPPGTGIVKRAPLVREPGSQACLAIDPLVGEEGGAAVAKLEPHLQPRGQPAPQPLHTLVLAAEEG
ALVAAVEPGPLADGAAVRLALAGEGEACPLLGSPGAGRNSVLFLPVDPEDSPLGSSTPMASPDLLPEDVREHLEG
LMLSLFEQSLSCQAQGGCSRPAMVLTDPHTPYEEEQRQSVQSDQGYISRSSPQPPEGLTEMEEEEEEEQDPGKPA
LPLSPEDLESLRSLQRQLLFRQLQKNSGWDTMGSESEGPSA(配列番号305).

0105

いくつかの態様において、本明細書において用いられるASOは次のIL-17RA ASOのいずれか1つ以上を包含する:
mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号225);
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号288);
mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC/isp18//isp18//3CholTEG/(配列番号291);
mGmCmUmUmGmGG*C*A*G*G*T*mGmGmUmGmAmA(配列番号225);
mCmCmCmAmCmAmGG*G*G*C*A*T*mGmUmAmGmU(配列番号288);
mGmUmAmGmGmGmCmGmUG*T*G*T*G*G*mGmUmC(配列番号291);GCUUGGGCAGGTGGUGAA(配列番号225);CCCACAGGGGCATGUAGU(配列番号288);もしくはGUAGGGCGUGTGTGGGUC(配列番号291)、またはその塩。

0106

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは下で提出されているIL-4Rに対応するヌクレオチド配列を標的化するように設計される。ヒトIL-4RcDNA配列はGenbankアクセッション番号NM_000418で開示されている。
1 gggtctccgc gcccaggaaa gccccgcgcg gcgcgggcca gggaagggcc acccaggggt
61 cccccacttc ccgcttgggc gcccggacgg cgaatggagc aggggcgcgc agataattaa
121 agatttacac acagctggaa gaaatcatag agaagccggg cgtggtggct catgcctata
181 atcccagcac ttttggaggc tgaggcgggc agatcacttg agatcaggag ttcgagacca
241 gcctggtgcc ttggcatctc ccaatggggt ggctttgctc tgggctcctg ttccctgtga
301 gctgcctggt cctgctgcag gtggcaagct ctgggaacat gaaggtcttg caggagccca
361 cctgcgtctc cgactacatg agcatctcta cttgcgagtg gaagatgaat ggtcccacca
421 attgcagcac cgagctccgc ctgttgtacc agctggtttt tctgctctcc gaagcccaca
481 cgtgtatccc tgagaacaac ggaggcgcgg ggtgcgtgtg ccacctgctc atggatgacg
541 tggtcagtgc ggataactat acactggacc tgtgggctgg gcagcagctg ctgtggaagg
601 gctccttcaa gcccagcgag catgtgaaac ccagggcccc aggaaacctg acagttcaca
661 ccaatgtctc cgacactctg ctgctgacct ggagcaaccc gtatccccct gacaattacc
721 tgtataatca tctcacctat gcagtcaaca tttggagtga aaacgacccg gcagatttca
781 gaatctataa cgtgacctac ctagaaccct ccctccgcat cgcagccagc accctgaagt
841 ctgggatttc ctacagggca cgggtgaggg cctgggctca gtgctataac accacctgga
901 gtgagtggag ccccagcacc aagtggcaca actcctacag ggagcccttc gagcagcacc
961 tcctgctggg cgtcagcgtt tcctgcattg tcatcctggc cgtctgcctg ttgtgctatg
1021 tcagcatcac caagattaag aaagaatggt gggatcagat tcccaaccca gcccgcagcc
1081 gcctcgtggc tataataatc caggatgctc aggggtcaca gtgggagaag cggtcccgag
1141 gccaggaacc agccaagtgc ccacactgga agaattgtct taccaagctc ttgccctgtt
1201 ttctggagca caacatgaaa agggatgaag atcctcacaa ggctgccaaa gagatgcctt
1261 tccagggctc tggaaaatca gcatggtgcc cagtggagat cagcaagaca gtcctctggc
1321 cagagagcat cagcgtggtg cgatgtgtgg agttgtttga ggccccggtg gagtgtgagg
1381 aggaggagga ggtagaggaa gaaaaaggga gcttctgtgc atcgcctgag agcagcaggg
1441 atgacttcca ggagggaagg gagggcattg tggcccggct aacagagagc ctgttcctgg
1501 acctgctcgg agaggagaat gggggctttt gccagcagga catgggggag tcatgccttc
1561 ttccaccttc gggaagtacg agtgctcaca tgccctggga tgagttccca agtgcagggc
1621 ccaaggaggc acctccctgg ggcaaggagc agcctctcca cctggagcca agtcctcctg
1681 ccagcccgac ccagagtcca gacaacctga cttgcacaga gacgcccctc gtcatcgcag
1741 gcaaccctgc ttaccgcagc ttcagcaact ccctgagcca gtcaccgtgt cccagagagc
1801 tgggtccaga cccactgctg gccagacacc tggaggaagt agaacccgag atgccctgtg
1861 tcccccagct ctctgagcca accactgtgc cccaacctga gccagaaacc tgggagcaga
1921 tcctccgccg aaatgtcctc cagcatgggg cagctgcagc ccccgtctcg gcccccacca
1981 gtggctatca ggagtttgta catgcggtgg agcagggtgg cacccaggcc agtgcggtgg
2041 tgggcttggg tcccccagga gaggctggtt acaaggcctt ctcaagcctg cttgccagca
2101 gtgctgtgtc cccagagaaa tgtgggtttg gggctagcag tggggaagag gggtataagc
2161 ctttccaaga cctcattcct ggctgccctg gggaccctgc cccagtccct gtccccttgt
2221 tcacctttgg actggacagg gagccacctc gcagtccgca gagctcacat ctcccaagca
2281 gctccccaga gcacctgggt ctggagccgg gggaaaaggt agaggacatg ccaaagcccc
2341 cacttcccca ggagcaggcc acagaccccc ttgtggacag cctgggcagt ggcattgtct
2401 actcagccct tacctgccac ctgtgcggcc acctgaaaca gtgtcatggc caggaggatg
2461 gtggccagac ccctgtcatg gccagtcctt gctgtggctg ctgctgtgga gacaggtcct
2521 cgccccctac aacccccctg agggccccag acccctctcc aggtggggtt ccactggagg
2581 ccagtctgtg tccggcctcc ctggcaccct cgggcatctc agagaagagt aaatcctcat
2641 catccttcca tcctgcccct ggcaatgctc agagctcaag ccagaccccc aaaatcgtga
2701 actttgtctc cgtgggaccc acatacatga gggtctctta ggtgcatgtc ctcttgttgc
2761 tgagtctgca gatgaggact agggcttatc catgcctggg aaatgccacc tcctggaagg
2821 cagccaggct ggcagatttc caaaagactt gaagaaccat ggtatgaagg tgattggccc
2881 cactgacgtt ggcctaacac tgggctgcag agactggacc ccgcccagca ttgggctggg
2941 ctcgccacat cccatgagag tagagggcac tgggtcgccg tgccccacgg caggcccctg
3001 caggaaaact gaggcccttg ggcacctcga cttgtgaacg agttgttggc tgctccctcc
3061 acagcttctg cagcagactg tccctgttgt aactgcccaa ggcatgtttt gcccaccaga
3121 tcatggccca cgtggaggcc cacctgcctc tgtctcactg aactagaagc cgagcctaga
3181 aactaacaca gccatcaagg gaatgacttg ggcggccttg ggaaatcgat gagaaattga
3241 acttcaggga gggtggtcat tgcctagagg tgctcattca tttaacagag cttccttagg
3301 ttgatgctgg aggcagaatc ccggctgtca aggggtgttc agttaagggg agcaacagag
3361 gacatgaaaa attgctatga ctaaagcagg gacaatttgc tgccaaacac ccatgcccag
3421 ctgtatggct gggggctcct cgtatgcatg gaacccccag aataaatatg ctcagccacc
3481 ctgtgggccg ggcaatccag acagcaggca taaggcacca gttaccctgc atgttggccc
3541 agacctcagg tgctagggaa ggcgggaacc ttgggttgag taatgctcgt ctgtgtgttt
3601 tagtttcatc acctgttatc tgtgtttgct gaggagagtg gaacagaagg ggtggagttt
3661 tgtataaata aagtttcttt gtctctttaa aaaaaaaaaa aaaaaaaaaa(配列番号306)

0107

いくつかの態様において、IL-4RASOは次の蛋白質配列をコードする核酸に対して相補的である:
MGWLCSGLLFPVSCLVLLQV ASSGNMKVLQEPTCVSDYMS ISTCEWKMNG
PTNCSTELRL LYQLVFLLSEAHTCIPENNG GAGCVCHLLMDDVVSADNYT
LDLWAGQQLL WKGSFKPSEH VKPRAPGNLT VHTNVSDTLLLTWSNPYPPD
NYLYNHLTYA VNIWSENDPADFRIYNVTYLEPSLRIAASTLKSGISYRAR
VRAWAQCYNTTWSEWSPSTK WHNSYREPFE QHLLLGVSVS CIVILAVCLL
CYVSITKIKK EWWDQIPNPA RSRLVAIIIQDAQGSQWEKR SRGQEPAKCP
HWKNCLTKLL PCFLEHNMKR DEDPHKAAKEMPFQGSGKSA WCPVEISKTV
LWPESISVVRCVELFEAPVECEEEEEVEEE KGSFCASPES SRDDFQEGRE
GIVARLTESL FLDLLGEENG GFCQQDMGES CLLPPSGSTSAHMPWDEFPS
AGPKEAPPWG KEQPLHLEPS PPASPTQSPD NLTCTETPLV IAGNPAYRSF
SNSLSQSPCP RELGPDPLLA RHLEEVEPEMPCVPQLSEPT TVPQPEPETW
EQILRRNVLQ HGAAAAPVSA PTSGYQEFVH AVEQGGTQAS AVVGLGPPGE
AGYKAFSSLL ASSAVSPEKC GFGASSGEEGYKPFQDLIPG CPGDPAPVPV
PLFTFGLDRE PPRSPQSSHL PSSSPEHLGLEPGEKVEDMP KPPLPQEQAT
DPLVDSLGSG IVYSALTCHLCGHLKQCHGQ EDGGQTPVMASPCCGCCCGD
RSSPPTTPLRAPDPSPGGVP LEASLCPASLAPSGISEKSK SSSSFHPAPG
NAQSSSQTPK IVNFVSVGPTYMRVS(配列番号309)

0108

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、下で提出されているIL-1βに対応するヌクレオチド配列を標的化するように設計される。ヒトIL-1βcDNA配列はGenbankアクセッション番号NM_000576で開示されている。
1 accaaacctc ttcgaggcac aaggcacaac aggctgctct gggattctct tcagccaatc
61 ttcattgctc aagtgtctga agcagccatg gcagaagtac ctgagctcgc cagtgaaatg
121 atggcttatt acagtggcaa tgaggatgac ttgttctttg aagctgatgg ccctaaacag
181 atgaagtgct ccttccagga cctggacctc tgccctctgg atggcggcat ccagctacga
241 atctccgacc accactacag caagggcttc aggcaggccg cgtcagttgt tgtggccatg
301 gacaagctga ggaagatgct ggttccctgc ccacagacct tccaggagaa tgacctgagc
361 accttctttc ccttcatctt tgaagaagaa cctatcttct tcgacacatg ggataacgag
421 gcttatgtgc acgatgcacc tgtacgatca ctgaactgca cgctccggga ctcacagcaa
481 aaaagcttgg tgatgtctgg tccatatgaa ctgaaagctc tccacctcca gggacaggat
541 atggagcaac aagtggtgtt ctccatgtcc tttgtacaag gagaagaaag taatgacaaa
601 atacctgtgg ccttgggcct caaggaaaag aatctgtacc tgtcctgcgt gttgaaagat
661 gataagccca ctctacagct ggagagtgta gatcccaaaa attacccaaa gaagaagatg
721 gaaaagcgat ttgtcttcaa caagatagaa atcaataaca agctggaatt tgagtctgcc
781 cagttcccca actggtacat cagcacctct caagcagaaa acatgcccgt cttcctggga
841 gggaccaaag gcggccagga tataactgac ttcaccatgc aatttgtgtc ttcctaaaga
901 gagctgtacc cagagagtcc tgtgctgaat gtggactcaa tccctagggc tggcagaaag
961 ggaacagaaa ggtttttgag tacggctata gcctggactt tcctgttgtc tacaccaatg
1021 cccaactgcc tgccttaggg tagtgctaag aggatctcct gtccatcagc caggacagtc
1081 agctctctcc tttcagggcc aatccccagc ccttttgttg agccaggcct ctctcacctc
1141 tcctactcac ttaaagcccg cctgacagaa accacggcca catttggttc taagaaaccc
1201 tctgtcattc gctcccacat tctgatgagc aaccgcttcc ctatttattt atttatttgt
1261 ttgtttgttt tattcattgg tctaatttat tcaaaggggg caagaagtag cagtgtctgt
1321 aaaagagcct agtttttaat agctatggaa tcaattcaat ttggactggt gtgctctctt
1381 taaatcaagt cctttaatta agactgaaaa tatataagct cagattattt aaatgggaat
1441 atttataaat gagcaaatat catactgttc aatggttctg aaataaactt cactgaag(配列番号307)

0109

いくつかの態様において、IL-1βASOは次の蛋白質配列をコードする核酸に対して相補的である:
MAEVPELASEMMAYYSGNED DLFFEADGPKQMKCSFQDLD LCPLDGGIQL
RISDHHYSKG FRQAASVVVA MDKLRKMLVP CPQTFQENDL STFFPFIFEE
EPIFFDTWDN EAYVHDAPVRSLNCTLRDSQ QKSLVMSGPY ELKALHLQGQ
DMEQQVVFSMSFVQGEESNDKIPVALGLKEKNLYLSCVLKDDKPTLQLES
VDPKNYPKKK MEKRFVFNKIEINNKLEFES AQFPNWYIST SQAENMPVFL
GGTKGGQDITDFTMQFVSS(配列番号310)

0110

いくつかの態様においては、アンチセンスオリゴヌクレオチドは下で提出されているCTGFに対応するヌクレオチド配列を標的化するするように設計される。ヒトCTGFcDNA配列はGenbankアクセッション番号NM_001901で開示されている。
1 aaactcacac aacaactctt ccccgctgag aggagacagc cagtgcgact ccaccctcca
61 gctcgacggc agccgccccg gccgacagcc ccgagacgac agcccggcgc gtcccggtcc
121 ccacctccga ccaccgccag cgctccaggc cccgccgctc cccgctcgcc gccaccgcgc
181 cctccgctcc gcccgcagtg ccaaccatga ccgccgccag tatgggcccc gtccgcgtcg
241 ccttcgtggt cctcctcgcc ctctgcagcc ggccggccgt cggccagaac tgcagcgggc
301 cgtgccggtg cccggacgag ccggcgccgc gctgcccggc gggcgtgagc ctcgtgctgg
361 acggctgcgg ctgctgccgc gtctgcgcca agcagctggg cgagctgtgc accgagcgcg
421 acccctgcga cccgcacaag ggcctcttct gtgacttcgg ctccccggcc aaccgcaaga
481 tcggcgtgtg caccgccaaa gatggtgctc cctgcatctt cggtggtacg gtgtaccgca
541 gcggagagtc cttccagagc agctgcaagt accagtgcac gtgcctggac ggggcggtgg
601 gctgcatgcc cctgtgcagc atggacgttc gtctgcccag ccctgactgc cccttcccga
661 ggagggtcaa gctgcccggg aaatgctgcg aggagtgggt gtgtgacgag cccaaggacc
721 aaaccgtggt tgggcctgcc ctcgcggctt accgactgga agacacgttt ggcccagacc
781 caactatgat tagagccaac tgcctggtcc agaccacaga gtggagcgcc tgttccaaga
841 cctgtgggat gggcatctcc acccgggtta ccaatgacaa cgcctcctgc aggctagaga
901 agcagagccg cctgtgcatg gtcaggcctt gcgaagctga cctggaagag aacattaaga
961 agggcaaaaa gtgcatccgt actcccaaaa tctccaagcc tatcaagttt gagctttctg
1021 gctgcaccag catgaagaca taccgagcta aattctgtgg agtatgtacc gacggccgat
1081 gctgcacccc ccacagaacc accaccctgc cggtggagtt caagtgccct gacggcgagg
1141 tcatgaagaa gaacatgatg ttcatcaaga cctgtgcctg ccattacaac tgtcccggag
1201 acaatgacat ctttgaatcg ctgtactaca ggaagatgta cggagacatg gcatgaagcc
1261 agagagtgag agacattaac tcattagact ggaacttgaa ctgattcaca tctcattttt
1321 ccgtaaaaat gatttcagta gcacaagtta tttaaatctg tttttctaac tgggggaaaa
1381 gattcccacc caattcaaaa cattgtgcca tgtcaaacaa atagtctatc aaccccagac
1441 actggtttga agaatgttaa gacttgacag tggaactaca ttagtacaca gcaccagaat
1501 gtatattaag gtgtggcttt aggagcagtg ggagggtacc agcagaaagg ttagtatcat
1561 cagatagcat cttatacgag taatatgcct gctatttgaa gtgtaattga gaaggaaaat
1621 tttagcgtgc tcactgacct gcctgtagcc ccagtgacag ctaggatgtg cattctccag
1681 ccatcaagag actgagtcaa gttgttcctt aagtcagaac agcagactca gctctgacat
1741 tctgattcga atgacactgt tcaggaatcg gaatcctgtc gattagactg gacagcttgt
1801 ggcaagtgaa tttgcctgta acaagccaga ttttttaaaa tttatattgt aaatattgtg
1861 tgtgtgtgtg tgtgtgtata tatatatata tgtacagtta tctaagttaa tttaaagttg
1921 tttgtgcctt tttatttttg tttttaatgc tttgatattt caatgttagc ctcaatttct
1981 gaacaccata ggtagaatgt aaagcttgtc tgatcgttca aagcatgaaa tggatactta
2041 tatggaaatt ctgctcagat agaatgacag tccgtcaaaa cagattgttt gcaaagggga
2101 ggcatcagtg tccttggcag gctgatttct aggtaggaaa tgtggtagcc tcacttttaa
2161 tgaacaaatg gcctttatta aaaactgagt gactctatat agctgatcag ttttttcacc
2221 tggaagcatt tgtttctact ttgatatgac tgtttttcgg acagtttatt tgttgagagt
2281 gtgaccaaaa gttacatgtt tgcacctttc tagttgaaaa taaagtgtat attttttcta
2341 taaaaaaaaa aaaaaaaa(配列番号308)

0111

いくつかの態様において、CTGFASOは次の蛋白質配列をコードする核酸に対して相補的である:
MTAASMGPVR VAFVVLLALCSRPAVGQNCS GPCRCPDEPA PRCPAGVSLV
LDGCGCCRVC AKQLGELCTE RDPCDPHKGL FCHFGSPANRKIGVCTAKDG
APCIFGGTVY RSGESFQSSC KYQCTCLDGA VGCMPLCSMDVRLPSPDCPF
PRRVKLPGKC CEEWVCDEPKDQTVVGPALA AYRLEDTFGP DPTMIRANCL
VQTTEWSACS KTCGMGISTRVTNDNASCRL EKQSRLCMVRPCEADLEENI
KKGKKCIRTP KISKPIKFEL SGCTSMKTYR AKFCGVCTDG RCCTPHRTTT
LPVEFKCPDGEVMKKNMMFI KTCACHYNCPGDNDIFESLY YRKMYGDMA(配列番号311)

0112

本発明は、いくつかの側面において、複数の遺伝子標的の発現を縮減するための多重ASO-SNAに関する。いくつかの態様において、mASO-SNAはIL-17RAおよびTNFαを標的化するASOを包含する。これらの具体的なmASO-SNAは炎症性障害を処置することにとって特に有用である。本明細書において用いられる「TNFαアンチセンスオリゴヌクレオチド」または「TNF-α ASO」は、TNFα活性に干渉する核酸に基づく薬剤を言う。特に、本発明のTNFαアンチセンス阻害剤またはTNFαアンチセンスオリゴヌクレオチドはTNFα遺伝子の発現を縮減する。

0113

TNF-α(腫瘍壊死因子-アルファ)は活性化マクロファージ/単球およびリンパ球によって生ずる多機能性サイトカインであり、これは多くの場合には炎症応答を促進し、種々の疾患に至る。TNF-αはマクロファージ、単球、およびナチュラルキラー細胞から放出され、細菌および他の微生物感染の間の、および炎症性物質による刺激後の損傷組織への白血球リクルートを包含する炎症および免疫応答において重要な役割を果たしている。過剰な数量で存在するときに、TNF-αは組織損傷を引き起こすことが公知であり、炎症性および自己免疫疾患に関連する病態への関与が推察されている。

0114

TNF-αは、2つの別個膜蛋白質受容体TNF-RIおよびTNF-RIIを介して生物学的効果を媒介し、これらは配列および分子質量が異なる。TNF-RIは全てではないまでも大部分のヒト細胞型において低いレベルで存在することが報告されており、ヒトにおけるTNF-RI遺伝子の発現は、感染、インターフェロン、およびホルボールエステルなどのセカンドメッセンジャー調節因子によって上方制御され得る。両方のTNF受容体の細胞外部分可溶性形態でもまた存在し、それらは細胞表面における蛋白質加水分解的な切断によって受容体の膜結合形態に由来する。可溶性TNF受容体は溶液中においてTNF-αに結合する能力を保持している。可溶性TNF受容体は健康な個人からの尿および血清中に同定されており、いくつかの慢性疾患においておよびTNF-αを誘導する薬剤の接種後に上がることが示されている。

0115

いくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、ヒトTNFα、例えば下で提出されている配列番号304のヌクレオチド配列を標的化するように設計される。ヒトTNF-αcDNA配列はNedwin, G. E. et al.によって公開されており(Nucleic AcidsRes. 1985, 13, 6361-6373);Genbankアクセッション番号X02910およびNM_000594で開示されている。
1 gaattccggg tgatttcact cccggctgtc caggcttgtc ctgctacccc acccagcctt
61 tcctgaggcc tcaagcctgc caccaagccc ccagctcctt ctccccgcag gacccaaaca
121 caggcctcag gactcaacac agcttttccc tccaacccgt tttctctccc tcaacggact
181 cagctttctg aagcccctcc cagttctagt tctatctttt tcctgcatcc tgtctggaag
241 ttagaaggaa acagaccaca gacctggtcc ccaaaagaaa tggaggcaat aggttttgag
301 gggcatgggg acggggttca gcctccaggg tcctacacac aaatcagtca gtggcccaga
361 agacccccct cggaatcgga gcagggagga tggggagtgt gaggggtatc cttgatgctt
421 gtgtgtcccc aactttccaa atccccgccc ccgcgatgga gaagaaaccg agacagaagg
481 tgcagggccc actaccgctt cctccagatg agctcatggg tttctccacc aaggaagttt
541 tccgctggtt gaatgattct ttccccgccc tcctctcgcc ccagggacat ataaaggcag
601 ttgttggcac acccagccag cagacgctcc ctcagcaagg acagcagagg accagctaag
661 agggagagaa gcaactacag accccccctg aaaacaaccc tcagacgcca catcccctga
721 caagctgcca ggcaggttct cttcctctca catactgacc cacggcttca ccctctctcc
781 cctggaaagg acaccatgag cactgaaagc atgatccggg acgtggagct ggccgaggag
841 gcgctcccca agaagacagg ggggccccag ggctccaggc ggtgcttgtt cctcagcctc
901 ttctccttcc tgatcgtggc aggcgccacc acgctcttct gcctgctgca ctttggagtg
961 atcggccccc agagggaaga ggtgagtgcc tggccagcct tcatccactc tcccacccaa
1021 ggggaaatga gagacgcaag agagggagag agatgggatg ggtgaaagat gtgcgctgat
1081 agggagggat gagagagaaa aaaacatgga gaaagacggg gatgcagaaa gagatgtggc
1141 aagagatggg gaagagagag agagaaagat ggagagacag gatgtctggc acatggaagg
1201 tgctcactaa gtgtgtatgg agtgaatgaa tgaatgaatg aatgaacaag cagatatata
1261 aataagatat ggagacagat gtggggtgtg agaagagaga tgggggaaga aacaagtgat
1321 atgaataaag atggtgagac agaaagagcg ggaaatatga cagctaagga gagagatggg
1381 ggagataagg agagaagaag atagggtgtc tggcacacag aagacactca gggaaagagc
1441 tgttgaatgc tggaaggtga atacacagat gaatggagag agaaaaccag acacctcagg
1501 gctaagagcg caggccagac aggcagccag ctgttcctcc tttaagggtg actccctcga
1561 tgttaaccat tctccttctc cccaacagtt ccccagggac ctctctctaa tcagccctct
1621 ggcccaggca gtcagtaagt gtctccaaac ctctttccta attctgggtt tgggtttggg
1681 ggtagggtta gtaccggtat ggaagcagtg ggggaaattt aaagttttgg tcttggggga
1741 ggatggatgg aggtgaaagt aggggggtat tttctaggaa gtttaagggt ctcagctttt
1801 tcttttctct ctcctcttca ggatcatctt ctcgaacccc gagtgacaag cctgtagccc
1861 atgttgtagg taagagctct gaggatgtgt cttggaactt ggagggctag gatttgggga
1921 ttgaagcccg gctgatggta ggcagaactt ggagacaatg tgagaaggac tcgctgagct
1981 caagggaagg gtggaggaac agcacaggcc ttagtgggat actcagaacg tcatggccag
2041 gtgggatgtg ggatgacaga cagagaggac aggaaccgga tgtggggtgg gcagagctcg
2101 agggccagga tgtggagagt gaaccgacat ggccacactg actctcctct ccctctctcc
2161 ctccctccag caaaccctca agctgagggg cagctccagt ggctgaaccg ccgggccaat
2221 gccctcctgg ccaatggcgt ggagctgaga gataaccagc tggtggtgcc atcagagggc
2281 ctgtacctca tctactccca ggtcctcttc aagggccaag gctgcccctc cacccatgtg
2341 ctcctcaccc acaccatcag ccgcatcgcc gtctcctacc agaccaaggt caacctcctc
2401 tctgccatca agagcccctg ccagagggag accccagagg gggctgaggc caagccctgg
2461 tatgagccca tctatctggg aggggtcttc cagctggaga agggtgaccg actcagcgct
2521 gagatcaatc ggcccgacta tctcgacttt gccgagtctg ggcaggtcta ctttgggatc
2581 attgccctgt gaggaggacg aacatccaac cttcccaaac gcctcccctg ccccaatccc
2641 tttattaccc cctccttcag acaccctcaa cctcttctgg ctcaaaaaga gaattggggg
2701 cttagggtcg gaacccaagc ttagaacttt aagcaacaag accaccactt cgaaacctgg
2761 gattcaggaa tgtgtggcct gcacagtgaa gtgctggcaa ccactaagaa ttcaaactgg
2821 ggcctccaga actcactggg gcctacagct ttgatccctg acatctggaa tctggagacc
2881 agggagcctt tggttctggc cagaatgctg caggacttga gaagacctca cctagaaatt
2941 gacacaagtg gaccttaggc cttcctctct ccagatgttt ccagacttcc ttgagacacg
3001 gagcccagcc ctccccatgg agccagctcc ctctatttat gtttgcactt gtgattattt
3061 attatttatt tattatttat ttatttacag atgaatgtat ttatttggga gaccggggta
3121 tcctggggga cccaatgtag gagctgcctt ggctcagaca tgttttccgt gaaaacggag
3181 ctgaacaata ggctgttccc atgtagcccc ctggcctctg tgccttcttt tgattatgtt
3241 ttttaaaata tttatctgat taagttgtct aaacaatgct gatttggtga ccaactgtca
3301 ctcattgctg agcctctgct ccccagggga gttgtgtctg taatcgccct actattcagt
3361 ggcgagaaat aaagtttgct tagaaaagaa acatggtctc cttcttggaa ttaattctgc
3421 atctgcctct tcttgtgggt gggaagaagc tccctaagtc ctctctccac aggctttaag
3481 atccctcgga cccagtccca tccttagact cctagggccc tggagaccct acataaacaa
3541 agcccaacag aatattcccc atcccccagg aaacaagagc ctgaacctaa ttacctctcc
3601 ctcagggcat gggaatttcc aactctggga attc(配列番号304)

0116

本明細書に記載される(descried)ナノ構造は安定な自己集合するナノ構造であり得る。例えば、ナノ構造は本明細書に記載される配列を有する長さ18-21ヌクレオチドのアンチセンスオリゴヌクレオチドであり得、3'または5'末端の疎水性基自己会合して、水または他の好適な溶媒中においてナノ構造のコアを形成する。本明細書において用いられる疎水性基は、コレステロール、コレステリルもしくは修飾コレステリル残基、アダマンタン(adamantine)、ジヒドロテストステロン(dihydrotesterone)、長鎖アルキル長鎖アルケニル、長鎖アルキニル、オレイル-リトコール、コレン、オレオイル-コレン、パルミチルヘプタデシルミリスチル(myrisityl)、胆汁酸、コール酸もしくはタウロコール酸、デオキシコール酸、オレイルリトコール酸、オレオイルコレン酸、糖脂質、リン脂質、スフィンゴ脂質、イソプレノイド、例えばステロイド、ビタミン、例えばビタミンE、飽和もしくは不飽和どちらかの脂肪酸、脂肪酸エステル、例えばトリグリセリド、ピレン、ポルフィリン、テキサフィリン、アダマンタン、アクリジン、ビオチン、クマリン、フルオレセイン、ローダミン、Texas-Red、ジゴキシゲニン、ジメトキシトリチル、t-ブチルジメチルシリル、t-ブチルジフェニルシリル、シアニン色素(例えばCy3またはCy5)、ヘキスト33258色素、ソラレン、またはイブプロフェンを包含し得る。

0117

アンチセンスオリゴヌクレオチドは典型的には10-30または15-20塩基の長さを有し、一般的には、これは1つの相補的な配列を哺乳動物ゲノム中に有するためには十分長い。加えて、長さ少なくとも12、典型的には少なくとも15ヌクレオチドの長さを有するアンチセンス化合物は、それらの標的mRNAと良くハイブリダイゼーションする。それゆえに、本発明のアンチセンスオリゴヌクレオチドは、典型的には長さ8-100ヌクレオチド、より好ましくは12-50ヌクレオチドのサイズ範囲である。本発明のいくつかの態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは長さ18-19ヌクレオチドである。アンチセンスオリゴヌクレオチドはオリゴヌクレオチドの5'および/または3'末端にさらなるヌクレオチドを包含し得る。しかしながら、長さ18ヌクレオチドに限定されるアンチセンスオリゴヌクレオチドは、例えば、分子の5'または3'末端にいずれかの追加のヌクレオチドを有さない。他の非ヌクレオチド分子がそれらのオリゴヌクレオチドの5'および/または3'末端に共有結合的または非共有結合的に連結され得る。

0118

用語「核酸」および「オリゴヌクレオチド」は、複数のヌクレオチドを意味するために交換可能に用いられる(すなわち、置換ピリミジン(例えば、シトシン(C)、チミン(T)、もしくはウラシル(U))または置換プリン(例えば、アデニン(A)もしくはグアニン(G)どちらかである交換可能な有機塩基リン酸基とに連結された糖(例えば、リボースまたはデオキシリボース)を含む分子)。本明細書において用いられる用語「核酸」および「オリゴヌクレオチド」はオリゴリボヌクレオチドおよびオリゴデオキシリボヌクレオチドを言う。用語「核酸」および「オリゴヌクレオチド」は、ポリヌクレオシド(すなわち、ポリヌクレオチドマイナスリン酸)およびいずれかの他の有機塩基含有ポリマーをもまた包含するものとする。核酸分子は好ましくは合成である(例えば、核酸合成によって生ずる)。オリゴヌクレオチドは、アンチセンス効果を生ずることにとって有用ないずれかのサイズであり得る。いくつかの態様において、それらは長さ18-23ヌクレオチドである。他の態様において、アンチセンスオリゴヌクレオチドは長さ18ヌクレオチドである。

0119

用語「核酸」および「オリゴヌクレオチド」は、置換または修飾を例えば塩基および/または糖に有する核酸またはオリゴヌクレオチドをもまた包摂し得る。例えば、それらは、2'位置のヒドロキシル基以外かつ5'位置のリン酸基またはヒドロキシ基以外の低分子量有機基に共有結合的に取り付けられたバックボーン糖を有する核酸を包含する。それゆえに、修飾核酸は2'-O-アルキル化リボース基を包含し得る。加えて、修飾核酸はリボースの代わりにヘキソース、2'-Fヘキソース、2'-アミノリボース、CEt-LNA、アラビノース、または2'-フルオロアラビノースなどの糖を包含し得る。それゆえに、核酸はバックボーン組成不均質であり得、それによって、一緒に連結されたポリマー単位同士のいずれかの可能な組み合わせ、例えばペプチド核酸を含有する(これは核酸塩基を有するアミノ酸バックボーンを有する)。他の例は下でより詳細に記載される。

0120

オリゴヌクレオチドはDNA、RNA、PNA、LNA、ENA、またはハイブリッドであり得、そのいずれかの化学もしくは天然修飾を包含する。化学および天然修飾は当分野において周知である。かかる修飾は、例えば、標的鎖への結合を増大させる(すなわちそれらの融解温度を増大させる)ように、オリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチド-標的複合体の同定を支援するように、細胞透過を増大させるように、オリゴヌクレオチドを分解またはその構造もしくは活性に干渉するヌクレアーゼおよび他の酵素に対して安定化するように、ひとたび配列特異的に標的に結合すると遮断終結事象)モードを提供するように、およびオリゴヌクレオチドの薬物動態特性を改善するように設計された修飾を包含する。

0121

修飾は、例えば、(a)末端修飾、例えば5'末端修飾(リン酸化、脱リン酸化コンジュゲーション逆位連結部など)、3'末端修飾(コンジュゲーション、DNAヌクレオチド、逆位連結部など)、(b)塩基修飾、例えば、修飾塩基、安定化塩基、不安定化塩基、もしくは拡大された相手レパートリーと塩基対形成する塩基への取り替え、またはコンジュゲーションされた塩基、(c)糖修飾(例えば、2'位置もしくは4'位置における)または糖の取り替え、および(d)ホスホジエステル連結部の修飾または取り替えを包含するヌクレオシド間連結部修飾を包含するが、これに限定されない。かかる修飾が翻訳に干渉する(すなわち、例えばインビトロ翻訳アッセイにおいて、修飾の欠如に対して相対的に翻訳の50%、60%、70%、80%、もしくは90%、またはより多くの縮減をもたらす)程度に応じて、修飾は本明細書に記載される方法および組成物にとって最適ではなくあり得る。

0122

修飾ヌクレオシド間連結部の限定しない例は、正常な3'-5'連結部を有するホスホロチオエート、キラルホスホロチオエート、ホスホロジチオエート、ホスホトリエステルアミノアルキルホスホトリエステル、3'-アルキレンホスホネートおよびキラルホスホネートを包含するメチルおよび他のアルキルホスホネート、ホスフィネート、3'-アミノホスホロアミダートおよびアミノアルキルホスホロアミダートを包含するホスホロアミダート、チオノホスホロアミダート、チオノアキルホスホネート、チオノアルキルホスホトリエステル、ならびにボラノホスフェート、それらの2'-5'連結アナログ、ならびにヌクレオシド単位の隣接するペア同士が3'-5'から5'-3'または2'-5'から5'-2'連結されている逆位の極性を有するものを包含する。種々の塩、混合塩、および遊離酸形態もまた包含される。

0123

いくつかの態様において、修飾オリゴヌクレオチドは一本鎖修飾オリゴヌクレオチドである。いくつかの態様において、一本鎖修飾オリゴヌクレオチドは10-30、10-35、10-40、10-45、10-50、10-60、10-70、10-80、10-90、10-100、または100個よりも多くの連結されたヌクレオシドからなり、ギャップセグメントを有する。いくつかの態様において、ギャップセグメントは、一本鎖修飾オリゴヌクレオチドなどの修飾オリゴヌクレオチドの中央または中央近くに所在する、デオキシヌクレオシドからなる1つ以上の連結された核酸を言う。いくつかの態様において、ギャップセグメントは2-3、2-4、2-5、2-6、2-7、2-8、2-9、2-10、2-20、2-30、2-40、2-50、10-20、10-30、10-40、または10-50個の連結されたデオキシヌクレオシドからなる。

0124

5'ウイングセグメントは、修飾オリゴヌクレオチドの5'末端からギャップセグメントの5'末端の最初の核酸の前の核酸までの、連結された核酸(例えばヌクレオシド)に対応する。3'ウイングセグメントは、修飾オリゴヌクレオチドの3'末端の最後の核酸までの、ギャップセグメントの3'末端の最後の核酸の後の連結された核酸(例えばヌクレオシド)に対応する。

0125

ギャップセグメントは5'ウイングセグメントと3'ウイングセグメントとの間に位置する。いくつかの態様においては、5'ウイングセグメントの少なくとも1つのヌクレオシドおよび/または3'ウイングセグメントの少なくとも1つのヌクレオシドは修飾ヌクレオシドを含む。いくつかの態様において、ギャップセグメント内のヌクレオシド間連結部とギャップセグメントを3'ウイングセグメントおよび/または5'ウイングセグメントに繋ぐ連結部とは、全てホスホロチオエート連結部(*)である。いくつかの態様において、5'および3'ウイングセグメント両方のヌクレオシドの残りを繋ぐヌクレオシド間連結部はホスホジエステル連結部である。いくつかの態様において、修飾オリゴヌクレオチド中のヌクレオシドは2'O-メチル基によって修飾される。修飾オリゴヌクレオシド中のヌクレオシドは本明細書に記載されるいずれかの他の修飾によってもまた修飾され得る。

0126

いくつかの態様において、修飾オリゴヌクレオチドの核酸塩基配列は、10-30、10-35、10-40、10-45、10-50、10-60、10-70、10-80、10-90、10-100、または100個よりも多くの連結されたヌクレオシドからなり、IL-17R、例えばIL-17RA(例えば、IL-17RAのcDNA配列は配列番号302によって表される)、IL-17RB、IL-17RC、IL-17RD、もしくはIL-17RE)のコード配列(例えばcDNA)の等しい長さの部分に対して相補的なギャップセグメント(例えばJohansen et al., Br J Dermatol (2009) 160(2):319-24を見よ、またはその薬学的に受け入れられる塩を有する。

0127

その中にリン原子を包含しない修飾ヌクレオシド間連結部は、短鎖アルキルもしくはシクロアルキルヌクレオシド間連結部、混合ヘテロ原子およびアルキルもしくはシクロアルキルヌクレオシド間連結部、または1つ以上の短鎖ヘテロ原子式もしくはヘテロ環式ヌクレオシド間連結部によって形成されるヌクレオシド間連結部を有する。これらは、モルフォリノ連結部(部分的にヌクレオシドの糖部分から形成される);シロキサンバックボーン;スルフィドスルホキシド、およびスルホンバックボーン;ホルムアセチルおよびチオホルムアセチルバックボーン;メチレンホルムアセチルおよびチオホルムアセチルバックボーン;アルケン含有バックボーン;スルファミン酸バックボーン;メチレンイミノおよびメチレンヒドラジノバックボーン;スルホン酸およびスルホンアミドバックボーン;アミドバックボーン;ならびに混合N、O、S、およびCH2コンポーネント部を有する他のものを有するものを包含する。

0128

置換糖部分は2'位置における次の1つを包含するが、これに限定されない:H(デオキシリボース);OH(リボース);F、O、S、もしくはN-アルキル;O、S、もしくはN-アルケニル;O、S、もしくはN-アルキニル;またはO-アルキル-O-アルキル。アルキル、アルケニル、およびアルキニルは置換または無置換のC1からC10アルキルまたはC2からC10アルケニルおよびアルキニルであり得る。

0129

化学または天然修飾オリゴヌクレオチドは、例えば、糖の2'位置を修飾された少なくとも1つのヌクレオチド、最も好ましくは2'-O-アルキル、2'-O-アルキル-O-アルキル、もしくは2'-フルオロ修飾ヌクレオチド、または末端キャップを包含し得る。他の態様において、RNA修飾は、ピリミジンのリボース上の2'-フルオロ、2'-アミノ、および2'O-メチル修飾、脱塩基残基、またはRNAの3'末端の逆位塩基を包含する。

0130

本発明に従って有用なオリゴヌクレオチドは単一の修飾ヌクレオシドを包含し得る。他の態様において、オリゴヌクレオチドは、少なくとも2つの修飾ヌクレオシド、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20個以上のヌクレオシド、最高でオリゴヌクレオチドの全体の長さを包含し得る。

0131

ヌクレオシドまたは核酸塩基は、天然のプリン塩基アデニン(A)およびグアニン(G)、ならびにピリミジン塩基チミン(T)、シトシン(C)、およびウラシル(U)を包含する。修飾ヌクレオシドは、他の合成および天然核酸塩基、例えばイノシンキサンチンヒポキサンチンネブリン(nubularine)、イソグアノシン(isoguanisine)、ツベルシジン、2-(ハロ)アデニン、2-(アルキル)アデニン、2-(プロピル)アデニン、2(アミノ)アデニン、2-(アミノアルキル(alkyll))アデニン、2(アミノプロピル)アデニン、2(メチルチオ)N6(イソペンテニル)アデニン、6(アルキル)アデニン、6(メチル)アデニン、7(デアザ)アデニン、8(アルケニル)アデニン、8-(アルキル)アデニン、8(アルキニル)アデニン、8(アミノ)アデニン、8-(ハロ)アデニン、8-(ヒドロキシル)アデニン、8(チオアルキル)アデニン、8-(チオール)アデニン、N6-(イソペンチル)アデニン、N6(メチル)アデニン、N6,N6(ジメチル)アデニン、2-(アルキル)グアニン、2(プロピル)グアニン、6-(アルキル)グアニン、6(メチル)グアニン、7(アルキル)グアニン、7(メチル)グアニン、7(デアザ)グアニン、8(アルキル)グアニン、8-(アルケニル)グアニン、8(アルキニル)グアニン、8-(アミノ)グアニン、8(ハロ)グアニン、8-(ヒドロキシル)グアニン、8(チオアルキル)グアニン、8-(チオール)グアニン、N(メチル)グアニン、2-(チオ)シトシン、3(デアザ)5(アザ)シトシン、3-(アルキル)シトシン、3(メチル)シトシン、5-(アルキル)シトシン、5-(アルキニル)シトシン、5(ハロ)シトシン、5(メチル)シトシン、5(プロピニル)シトシン、5(プロピニル)シトシン、5(トリフルオロメチル)シトシン、6-(アゾ)シトシン、N4(アセチル)シトシン、3(3アミノ-3カルボキシプロピル)ウラシル、2-(チオ)ウラシル、5(メチル)2(チオ)ウラシル、5(メチルアミノメチル)-2(チオ)ウラシル、4-(チオ)ウラシル、5(メチル)4(チオ)ウラシル、5(メチルアミノメチル)-4(チオ)ウラシル、5(メチル)2,4(ジチオ)ウラシル、5(メチルアミノメチル)-2,4(ジチオ)ウラシル、5(2-アミノプロピル)ウラシル、5-(アルキル)ウラシル、5-(アルキニル)ウラシル、5-(アリルアミノ)ウラシル、5(アミノアリル)ウラシル、5(アミノアルキル)ウラシル、5(グアニジニウムアルキル)ウラシル、5(1,3-ジアゾール-1-アルキル)ウラシル、5-(シアノアルキル)ウラシル、5-(ジアルキルアミノアルキル)ウラシル、5(ジメチルアミノアルキル)ウラシル、5-(ハロ)ウラシル、5-(メトキシ)ウラシル、ウラシル-5オキシ酢酸、5(メトキシカルボニルメチル)-2-(チオ)ウラシル、5(メトキシカルボニル-メチル)ウラシル、5(プロピニル)ウラシル、5(プロピニル)ウラシル、5(トリフルオロメチル)ウラシル、6(アゾ)ウラシル、ジヒドロウラシル、N3(メチル)ウラシル、5-ウラシル(すなわち、シュードウシル)、2(チオ)シュードウラシル、4(チオ)シュードウラシル、2,4-(ジチオ)シュード(psuedo)ウラシル、5-(アルキル)シュードウラシル、5-(メチル)シュードウラシル、5-(アルキル)-2-(チオ)シュードウラシル、5-(メチル)-2-(チオ)シュードウラシル、5-(アルキル)-4(チオ)シュードウラシル、5-(メチル)-4(チオ)シュードウラシル、5-(アルキル)-2,4(ジチオ)シュードウラシル、5-(メチル)-2,4(ジチオ)シュードウラシル、1置換シュードウラシル、1置換2(チオ)-シュードウラシル、1置換4(チオ)シュードウラシル、1置換2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1(アミノカルボニルエチレニル)-シュードウラシル、1(アミノカルボニルエチレニル)-2(チオ)-シュードウラシル、1(アミノカルボニルエチレニル)-4(チオ)シュードウラシル、1アミノカルボニルエチレニル)-2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-シュードウラシル、1(アミノアルキルアミノ-カルボニルエチレニル)-2(チオ)-シュードウラシル、1(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-4(チオ)シュードウラシル、1(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、7-置換1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-置換1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-置換1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-置換1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキル-ヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、1,3,5-(トリアザ)-2,6-(ジオキサ)-ナフタレン、イノシン、キサンチン、ヒポキサンチン、ネブラリン(nubularine)、ツベルシジン、イソグアノシン(isoguanisine)、イノシニル、2-アザ-イノシニル、7-デアザ-イノシニル、ニトロイミダゾリルニトピラゾリル、ニトロベンズイミダゾリル、ニトロインダゾリル、アミノインドリルピロロピリミジニル、3-(メチル)イソカルボスチリル(isocarbostyrilyl)、5-(メチル)イソカルボスチリル(isocarbostyrilyl)、3-(メチル)-7-(プロピニル)イソカルボスチリル(isocarbostyrilyl)、7-(アザ)インドリル、6-(メチル)-7-(アザ)インドリル、イミダゾ(imidizo)ピリジニル、9-(メチル)-イミダゾ(imidizo)ピリジニル、ピロロピリジニル、イソカルボスチリル(isocarbostyrilyl)、7-(プロピニル)イソカルボスチリル(isocarbostyrilyl)、プロピニル-7-(アザ)インドリル、2,4,5-(トリメチルフェニル、4-(メチル)インドリル、4,6-(ジメチル)インドリル、フェニル、ナフタレニルアントラセニル、フェナントラセニル、ピレニルスチルベニル、テトラセニル、ペンタセニル、ジフルオロ(diiluoro)トリル、4-(フルオロ(iluoro))-6-(メチル)ベンズイミダゾール、4-(メチル)ベンズイミダゾール、6-(アゾ)チミン、2-ピリジノン、5ニトロインドール、3ニトロピロール、6-(アザ)ピリミジン、2(アミノ)プリン、2,6-(ジアミノ)プリン、5置換ピリミジン、N2-置換プリン、N6-置換プリン、O6-置換プリン、置換1,2,4-トリアゾール、ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、パラ置換6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、オルト置換6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、ビス-オルト置換6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、パラ-(アミノアルキルヒドロキシ)-6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、オルト-(アミノアルキルヒドロキシ)-6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、ビス-オルト-(アミノアルキルヒドロキシ)-6-フェニル-ピロロ-ピリミジン-2-オン-3-イル、ピリドピリミジン-3-イル、2-オキソ-7-アミノ-ピリドピリミジン-3-イル、2-オキソ-ピリドピリミジン-3-イル、またはそのいずれかのO-アルキル化もしくはN-アルキル化誘導体を包含する。

0132

本発明のアンチセンスオリゴヌクレオチドはキメラ型オリゴヌクレオチドであり得る。本発明のキメラ型アンチセンス化合物は、上に記載されている2つ以上のオリゴヌクレオチド、修飾オリゴヌクレオチド、オリゴヌクレオチド、および/またはオリゴヌクレオチドミメティックコンポジット構造として形成され得る。かかる化合物は、当分野においてはハイブリッドもしくは混合バックボーンまたはキメラ型もしくはギャップマーともまた言われている。特に、ギャップマーは少なくとも3つの個別の部分を有するオリゴヌクレオチドであり、それらの2つは類似であり、すなわち1つ以上のバックボーン修飾を包含し、別個であるすなわちバックボーン修飾を包含しない領域を取り囲んでいる。

0133

オリゴヌクレオチドは、1つまたは両方の末端に、すなわち3'および/または5'末端に分子種を包含し得る。本明細書において用いられる分子種は、天然に生起するまたは天然に生起しないヌクレオチドではないいずれかの化合物を言う。分子種は、スペーサー、脂質、ステロール、脂質部分、例えばコレステロール部分、コール酸、チオエーテル、例えばヘキシル-S-トリチルチオール、チオコレステロール、脂肪族鎖、例えばドデカンジオールもしくはウンデシル残基、リン脂質、例えばジ-ヘキサデシル-rac-グリセロールもしくはトリエチルアンモニウム1,2-ジ-O-ヘキサデシル-rac-グリセロ-3-H-ホスホネート、ポリアミンもしくはポリエチレングリコール鎖、もしくはアダマンタン酢酸、パルミチル部分、オクタデシルアミンもしくはヘキシルアミノ-カルボニル-オキシコレステロール部分、ステアリル、C16アルキル鎖、胆汁酸、コール酸、タウロコール酸、デオキシコール酸、オレイルリトコール酸、オレオイルコレン酸、糖脂質、リン脂質、スフィンゴ脂質、イソプレノイド、例えばステロイド、ビタミン、例えばビタミンE、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、脂肪酸エステル、例えばトリグリセリド、ピレン、ポルフィリン、テキサフィリン、アダマンタン、アクリジン、ビオチン、クマリン、フルオレセイン、ローダミン、Texas-Red、ジゴキシゲニン、ジメトキシトリチル、t-ブチルジメチルシリル、t-ブチルジフェニルシリル、シアニン色素(例えばCy3もしくはCy576)、ヘキスト33258色素、ソラレン、またはイブプロフェンを包含するが、これに限定されない。

0134

分子種はオリゴヌクレオチドの種々の位置に取り付けられ得る。上に記載されているように、分子種はオリゴヌクレオチドの2'末端、3'末端、または5'末端に連結され得、そこでそれは3'または5'-エキソヌクレアーゼに対するオリゴマーの安定性を向上させる目的にもまた資する。代替的には、それは内部のヌクレオチドまたは分枝上のヌクレオチドに連結され得る。分子種はヌクレオチドの2'位に取り付けられ得る。分子種はヌクレオチドのヘテロ環式塩基にもまた連結され得る。

0135

分子種はリンカー部分によってオリゴヌクレオチドに繋がれ得る。任意に、リンカー部分は非ヌクレオチド系リンカー部分である。非ヌクレオチド系リンカーは、例えば脱塩基残基(dスペーサー)、オリゴエチレングリコール、例えばトリエチレングリコールもしくはヘキサエチレングリコール、またはアルカンジオール、例えばブタンジオールである。スペーサー単位は好ましくはホスホジエステル、ホスホロジチオエート、またはホスホロチオエート結合によって連結される。リンカー単位は、例えばホスホジエステル、ホスホロチオエート、メチルホスホネート、またはアミド連結部を介して、分子中にちょうど1回出現し得るかまたは数回組み込まれ得る。

0136

本発明のオリゴヌクレオチドは(ヌクレオチドを分子種に繋ぐリンカーとは別に)、非ヌクレオチド系リンカー、特に脱塩基リンカー(dスペーサー)、トリエチレン(trietyhlen)グリコール単位、またはヘキサエチレングリコール単位をもまた含有し得る。さらなる好ましいリンカーは、アルキルアミノリンカー、例えばC3、C6、C12アミノリンカーであり、アルキルチオールリンカー、例えばC3またはC6チオールリンカーでもまたある。

0137

IL-17RAおよびTNFαは多種多様な炎症性障害において役割を果たしている。本明細書において用いられる炎症性障害は、IL-17またはTNFα活性が対象の具体的な生理学的機能にとって不利益である障害を言う。本明細書において用いられる用語「IL-17またはTNFα活性が不利益である障害」は、障害を患う対象において発現されているこれらのサイトカインのレベルが、障害の病態生理において、または障害の悪化もしくは維持に寄与する因子として役割を果たしている、疾患および他の障害を包含することが意図されている。従って、IL-17またはTNFα活性が不利益である障害は、IL-17/IL-17RAまたはTNFα活性の阻害が障害の少なくとも1つの症状および/または進行もしくは悪化を緩和すると予想される障害である。かかる障害は、例えば、障害を患う対象の生体液のIL-17またはTNFαの濃度の増大(例えば、対象の血清血漿滑液などのIL-17またはTNFαの濃度の増大)によって立証され得、これは、例えば、それぞれIL-17またはTNFαメッセージまたは蛋白質を検出するためのプローブまたは抗体を用いて検出され得る。

0138

炎症性障害は、敗血症、感染、自己免疫疾患、癌、移植拒絶および移植片対宿主病、移植拒絶、悪性腫瘍、肺障害、腸障害、心臓障害、敗血症、脊椎関節症、代謝障害、貧血、痛み、肝障害、皮膚の障害、爪の障害、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎との組み合わせとしての乾癬、潰瘍性大腸炎、クローン病、血管炎、ベーチェット病、強直性脊椎炎、喘息、慢性閉塞性肺障害(COPD)、特発性肺線維症(IPF)、再狭窄、糖尿病、貧血、痛み、クローン病に関係する障害、若年性関節リウマチ(JRA)、C型肝炎ウイルス感染、乾癬性関節炎、ならびに慢性尋常性乾癬を包含するが、これに限定されない。

0139

これらの疾患においてIL-17またはTNFαによって果たされる生物学的役割が公知である。これらの疾患においてIL-17RAおよび/またはTNFα発現を阻害することは、障害の治療処置を提供する。

0140

ASO-SNAおよびmASO-SNAは、単独で、または炎症性障害の処置のための別の治療薬剤と併せて投与され得る。本発明のASO-SNAおよびmASO-SNAが組み合わせられ得る治療薬剤の限定しない例は次を包含する:非ステロイド系抗炎症薬(単数もしくは複数)(NSAIDs);サイトカイン抑制性抗炎症薬(単数もしくは複数)(CSAIDs);CDP-571/BAY-10-3356(ヒト化抗TNFα抗体;Celltech/Bayer);cA2/インフリキシマブ(キメラ型抗TNFα抗体;Centocor);75kdTNFR-IgG/etanercept(75kD TNF受容体-IgG融合蛋白質;Immunex;55kdTNF-IgG(55kD TNF受容体-IgG融合蛋白質;Hoffmann-LaRoche);IDEC-CE9/SB210396(非細胞除去型霊長類抗CD4抗体;IDEC/SmithKline;DAB486-IL-2および/またはDAB 389-IL-2(IL-2融合蛋白質;Seragen;Anti-Tac(ヒト化抗IL-2Rα;Protein Design Labs/Roche);IL-4(抗炎症性サイトカイン;DNAX/Schering);IL-10(SCH52000;組換え体IL-10、抗炎症性サイトカイン;DNAX/Schering);IL-4;IL-10および/またはIL-4アゴニスト(例えばアゴニスト抗体);IL-1RA(IL-1受容体アンタゴニスト;Synergen/Amgen);アナキンラ(Kineret/Amgen);TNF-bp/s-TNF(可溶性TNF結合蛋白質);R973401(ホスホジエステラーゼIV型阻害剤;MK-966(COX-2阻害剤;イロプロストメトトレキサートサリドマイドおよびサリドマイドに関係する薬(例えばCelgen);レフルノミド抗炎症およびサイトカイン阻害剤;トラネキサム酸プラスミノーゲン活性化の阻害剤;T-614(サイトカイン阻害剤;プロスタグランジンE1;Tenidap(非ステロイド系抗炎症薬;ナプロキセン(非ステロイド系抗炎症薬;メロキシカム(非ステロイド系抗炎症薬);イブプロフェン(非ステロイド系抗炎症薬);ピロキシカム(非ステロイド系抗炎症薬);ジクロフェナク(非ステロイド系抗炎症薬);インドメタシン(非ステロイド系抗炎症薬);スルファサラジンアザチオプリンICE阻害剤(酵素インターロイキン-1-ベータ変換酵素の阻害剤);zap-70および/またはIck阻害剤(チロシンキナーゼzap-70またはIckの阻害剤);VEGF阻害剤および/またはVEGF-R阻害剤(血管内皮細胞成長因子または血管内皮細胞成長因子受容体の阻害剤;血管新生の阻害剤);コルチコステロイド抗炎症薬(例えばSB203580);TNF変換酵素阻害剤;抗IL-12抗体;抗IL-18抗体;インターロイキン-11;インターロイキン-13;インターロイキン-17阻害剤;金;ペニシラミンクロロキンヒドロキシクロロキンクロラムブシルシクロスポリンシクロホスファミド;全リンパ組織照射抗胸腺細胞グロブリン;抗CD4抗体;CD5-毒素経口投与ペプチドおよびコラーゲンロベンザリット二ナトリウム;サイトカイン制御薬(CRA)HP228およびHP466(Houghten Pharmaceuticals, Inc.);ICAM-1アンチセンスホスホロチオエートオリゴデオキシヌクレオチドISIS 2302;Isis Pharmaceuticals, Inc.);可溶性補体受容体1(TP10;T Cell Sciences, Inc.);プレドニゾン;orgotein;多硫酸化グリコサミノグリカンミノサイクリン;抗IL2R抗体海産性および植物性脂質(魚類および植物種子脂肪酸;オーラノフィンフェニルブタゾンメクロフェナム酸フルフェナム酸静注免疫グロブリンジロートン;azaribine;ミコフェノール酸(RS-61443);タクロリムス(FK-506);シロリムスラパマイシン);amiprilose(therafectin);クラドリビン(2-クロロデオキシアデノシン);メトトレキサート;抗ウイルス薬;ならびに免疫調節剤

0141

本発明の予防および/または治療プロトコールの毒性および効能は、例えばLD50(集団の50%にとって致死的なドーズ)およびED50(集団の50%において治療有効なドーズ)を決定するための、細胞培養物または実験動物における標準的な薬学的手続きによって決定され得る。毒性および治療効果の間のドーズ比治療指数であり、これは比LD50/ED50として表現され得る。大きい治療指数を見せる予防および/または治療薬剤が好ましい。毒性副作用を見せる予防および/または治療薬剤は用いられ得るが、非感染細胞のあり得るダメージを最小化し、それによって副作用を縮減するために、かかる薬剤を患部組織の部位へと標的化する送達系を設計するよう配慮されるべきである。

0142

細胞培養アッセイおよび動物研究から得られるデータは、ヒトへの使用のための予防および/または治療薬剤の用量のある範囲を製剤化することに用いられ得る。かかる薬剤の用量は好ましくは、毒性がないかまたはほとんどないED50を包含する循環中濃度の範囲内に在る。用量は、使用される剤形および利用される投与経路に依存してこの範囲内で変わり得る。本発明の方法に用いられるいずれかの薬剤について、治療有効なドーズは最初に細胞培養アッセイから見積もられ得る。ドーズは、細胞培養によって決定されるIC50(すなわち、症状の半数阻害を達成する試験化合物の濃度)を包含する循環血漿中濃度範囲を達成するように、動物モデルにおいて処方され得る。かかる情報はヒトにおける有用なドーズをより正確に決定するために用いられ得る。血漿中のレベルは例えば高速液体クロマトグラフィーによって測定され得る。いくつもの研究がアンチセンスオリゴヌクレオチドの最適用量を検討してきた。

0143

ある種の態様においては、医薬組成物は例えば少なくとも約0.000001%(w/w)の活性化合物を含み得る。他の態様において、活性化合物は、単位(w/w)の重量の約2%から約75%の間、または約25%から約60%の間、および例えばその中の導出可能ないずれかの範囲を含み得る。いくつかの態様において、本明細書に記載される活性化合物(例えば、オリゴヌクレオチドまたはナノ構造)は、0.000001%および0.00001%の間、0.00001%および0.0001%の間、0.0001%および0.001%の間、0.001%および0.01%の間、0.01%および0.1%の間、0.1%および1%の間、1%および5%の間、5%および10%の間、10%および15%の間、15%および20%の間、20%および25%の間、25%および30%の間、30%および40%の間、40%および50%の間(w/w)、ならびにその間の導出可能ないずれかの範囲を含む。いくつかの態様において、本明細書に記載される活性化合物(例えば、オリゴヌクレオチドまたはナノ構造)は、0.00007%、0.007%、0.01%、0.1%、1%(w/w)を含む

0144

本明細書に記載される化合物の対象ドーズは、典型的には約0.1μgから10,000mg、より典型的には約1μg/日から8000mg、最も典型的には約10μgから100μgの範囲である。対象体重に換算して書くと、典型的な用量は、投与あたり、約1マイクログラム/kg/体重、約5マイクログラム/kg/体重、約10マイクログラム/kg/体重、約50マイクログラム/kg/体重、約100マイクログラム/kg/体重、約200マイクログラム/kg/体重、約350マイクログラム/kg/体重、約500マイクログラム/kg/体重、約1ミリグラム/kg/体重、約5ミリグラム/kg/体重、約10ミリグラム/kg/体重、約50ミリグラム/kg/体重、約100ミリグラム/kg/体重、約200ミリグラム/kg/体重、約350ミリグラム/kg/体重、約500ミリグラム/kg/体重から、約1000mg/kg/体重、またはより多くまでの範囲であり、およびその中の導出可能ないずれかの範囲である。本明細書において挙げられている数の導出可能な範囲の限定しない例においては、約5mg/kg/体重から約100mg/kg/体重、約5マイクログラム/kg/体重から約500ミリグラム/kg/体重などの範囲が、上に記載されている数に基づいて投与され得る。絶対量は、並行しての処置、投薬数、ならびに年齢身体状態、サイズ、および重量を包含する個々の患者パラメータを包含する、種々の因子に依存するであろう。これらは当業者に周知の因子であり、せいぜい通例の実験作業によって対処され得る。一般的には、最大ドーズ、すなわちしっかりした医学的判断に従う最も高い安全なドーズが用いられることが好ましい。

0145

本発明の分子の複数のドーズもまた企図される。いくつかの場合において、本発明の分子が別の治療薬、例えば抗炎症剤と投与されるときには、分子もしくは別の薬剤どちらかの治療用量未満、または両方の治療用量未満が、炎症性障害を有するかまたはそれを発生するリスクがある対象の処置に用いられる。薬の2つのクラスが一緒に用いられるときには、別の薬剤は望ましい治療結果を生ずるために治療ドーズ未満で投与され得る。本明細書において用いられる「治療ドーズ未満」は、別の薬剤の非存在下において投与される場合に対象に治療結果を生ずるであろう用量よりも少ない用量を言う。それゆえに、治療薬剤の治療ドーズ未満は、本発明の分子の投与の非存在下においては対象に所望の治療結果を生じないであろうものである。炎症性障害を処置することにとって有用な薬剤の治療ドーズは医学の分野において周知である。それらの用量は、Remington's Pharmaceutical Sciencesなどの参照;ならびに感染性疾患、癌、および自己免疫疾患の処置のガイダンスとして医者から頼られる多くの他の医学的参照に広範囲に記載されている。オリゴヌクレオチドの治療用量もまた当分野において記載されている。

0146

投薬レジメンは、1日数回、毎日、隔日、毎週、隔週、その間の回数のいずれか、またはより低頻度であり得る。本明細書において用いられる用語「隔週投薬」は、2週毎に1回対象に物質(例えば抗IL-17RA核酸)を投与する時系列を言う。オリゴヌクレオチドは例えば7-20日毎、11-17日毎、または13-15日毎に投与され得る。

0147

いくつかの態様において、本明細書に記載される化合物(例えば、オリゴヌクレオチド、ナノ構造など)は、ある投薬スケジュールにおいてドーズあたり4、8、12、16、20、24、28、32、36、40、44、48、72、96、120、240、480時間、またはその間のいずれかの範囲に渡って投与される。

0148

オリゴヌクレオチドは有効量で投与される。本明細書に記載される疾患の処置における本発明の化合物の有効量は、用いられる特定の化合物、化合物の送達モード、およびそれが単独でまたは組み合わせとして用いられるかどうかに依存して変わり得る。いずれかの具体的な適用のための有効量もまた、処置されようとする疾患、投与されようとする具体的な化合物、対象のサイズ、または疾患もしくは状態の重さなどの因子に依存して変わり得る。当業者は、過度の実験作業をやむなくさせることなしに、本発明の具体的な分子の有効量を経験的に決定し得る。本明細書において提供される教示と組み合わせて、種々の活性化合物ならびに重み因子、例えば力価、相対的なバイオアベイラビリティ患者体重、有害な副作用の重さ、および好ましい投与モードから選ぶことによって、実質的な毒性を引き起さず、具体的な対象を処置するために尚全く有効である、有効な予防または治療処置レジメン計画され得る。

0149

いくつかの態様において、細胞は、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと、少なくとも0.001nM、少なくとも0.01nM、少なくとも0.1nM、少なくとも1nM、少なくとも10nM、少なくとも100nM、少なくとも1000nM、少なくとも10μM、少なくとも100μM、少なくとも1000μM、または1000μMよりも上の濃度で接触させられる。いくつかの態様において、細胞は、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと、0.001nMから0.01nM、0.01nMから0.1nM、0.1nMから1nM、1nMから10nM、10nMから100nM、100nMから1000nM、1000nMから10μM、10μMから100μM、または100μMから1000μMの濃度範囲で接触させられる。いくつかの態様において、細胞は、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチド、ナノ構造、またはmASO-SNAと、0.001nM、0.01nM、0.1nM、1nM、10nM、100nM、1000nM、10μM、100μM、1000μM、または1000μMよりも上の濃度で接触させられる。

0150

本明細書に記載されるオリゴヌクレオチドは、本明細書により詳細に記載されるように、単独で、または検出もしくは細胞毒性薬剤などの他の分子とのコンジュゲートとして、本発明の検出および処置方法に用いられ得る。

0151

例えば、オリゴヌクレオチドは、検出可能な標識にカップリングまたはコンジュゲーションされ得る。検出可能な標識は、その存在が直接的または間接的に確かめられ得る部分である。一般的には、標識の検出には標識によるエネルギーの放出が関わる。標識は、具体的な波長光子または他の原子粒子を放出および/または吸収するその能力(例えば、放射能ルミネッセンス光学または電子密度など)によって直接的に検出され得る。標識は、それ自体が具体的な波長の光を放出または吸収し得る別の部分に結合する、それをリクルートする、およびいくつかのケースではそれを切断するその能力によって間接的に検出され得る(例えば、FLAGエピトープなどのエピトープタグ西ワサビペルオキシダーゼなどの酵素タグなど)。間接的検出の例は、基質を切断して可視の産物にする第1の酵素標識の使用である。標識は化学物質、ペプチド、または核酸分子の性質であり得るが、そこに限定はされない。他の検出可能な標識は、P32もしくはH3などの放射能性の同位体蛍光物質などのルミネッセンスマーカー、光学もしくは電子密度マーカーなど、またはFLAGエピトープもしくはHAエピトープなどのエピトープタグ、ビオチン、アビジン、および酵素タグ、例えば西洋ワサビペルオキシダーゼ、β-ガラクトシダーゼなどを包含する。標識はその合成の間または後にオリゴヌクレオチドに結合され得る。当業者に公知の多くの異なる標識および標識方法がある。本発明に用いられ得る標識の型の例は、酵素、放射性同位体蛍光化合物金属コロイド化学発光化合物、および生物発光化合物を包含する。当業者は、本明細書に記載されるオリゴヌクレオチドのための他の好適な標識を知っているか、または通例の実験作業を用いてそれを確かめることが能うであろう。さらにその上、本発明のオリゴヌクレオチドへのこれらの標識のカップリングまたはコンジュゲーションは当業者に広く知られた標準的な技術を用いて行われ得る。

0152

検出可能な標識へのオリゴヌクレオチドのコンジュゲーションは、とりわけ診断アッセイへのかかる薬剤の使用を容易化する。検出可能な標識の別のカテゴリーは、診断およびイメージング標識(一般的に、インビボ検出可能な標識と言われる)、例えば核磁気共鳴イメージングMRI):Gd(DOTA);核医学のためには:201Tl、ガンマ線放出放射性核種99mTc;ポジトロン断層法(PET)のためには:ポジトロン放出同位体、(18)F-フルオロデオキシグルコース((18)FDG)、(18)F-フッ化物、銅-64、ガドジアミド、および203PbなどのPb(II)の放射性同位体;111Inを包含する。かかる場合において、オリゴヌクレオチドの使用は、オリゴヌクレオチドがアンチセンス効果を提供すると観察され得る。

0153

本明細書に記載されるコンジュゲーションまたは修飾は通例のケミストリーを使用し、このケミストリーは本発明の一部を形成せず、このケミストリーは化学の分野の業者に周知である。保護基ならびにホモ(mono)およびヘテロ二官能性リンカーなどの公知のリンカーの使用は文献中に良く記述されており、ここでは繰り返されない。

0154

本明細書において用いられる「コンジュゲーションされる」は、いずれかの物理化学的手段によって互いに安定に結合された2つの実体を意味する。取り付けの性質は、それがどちらかの実体の有効性を実質的に損なわないということが重要である。それらのパラメータに留意して、当業者に公知のいずれかの共有結合的または非共有結合的連結部が使用され得る。いくつかの態様においては、共有結合的な連結部が好ましい。非共有結合的なコンジュゲーションは、疎水性相互作用イオン性相互作用高親和性相互作用、例えばビオチン-アビジンおよびビオチン-ストレプトアビジン複合体形成、ならびに他の親和性相互作用を包含する。取り付けのかかる手段および方法は当業者に周知である。種々の方法が標識を検出するために用いられ得、標識および他のアッセイコンポーネントの性質に依存する。

0155

本発明の医薬組成物は、薬学的に受け入れられる担体中に溶解または分散した1つ以上の薬剤の有効量を含む。表現「薬学的に(pharmaceutical)または薬理学的に受け入れられる」は、例えばヒトなどの動物に適当に投与されたときに、有害な、アレルギー性の、または他の予想外の反応を生じない分子実体および組成物を言う。その上、動物(例えばヒト)投与のためには、調製物FDAOffice of Biological Standardsによって要求される無菌性発熱性、一般的安全性、および純度規格に合うべきであるということは理解されるであろう。一般的に、化合物はヒトへの投与にとって好適である。この用語は、化合物または組成物のさらなる操作がヒトへの投与に先立って必要とされないように、化合物または組成物が無毒性かつ十分に純粋であるということを要求する。

0156

本明細書において用いられる「薬学的に受け入れられる担体」は、当業者に公知であろういずれかおよび全ての溶媒、分散媒体コーティング界面活性剤抗酸化剤保存料(例えば、抗細菌剤抗菌剤)、等張化剤、吸収遅延剤、塩、保存料、薬、薬安定化剤、ゲル、結合剤添加剤崩壊剤滑剤甘味料香料、色素、同類の材料、およびその組み合わせを包含する。

0157

薬剤は担体の異なる型を含み得、それが固体、液体、ゲル、クリーム、またはエアロゾル形態で投与されるべきかどうか、およびそれが注射などの投与経路のために無菌であることを必要とするかどうかに依存する。本発明は、静注、皮内、動脈内、病変内、腫瘍内、頭蓋内、髄腔内、関節内、前立腺内胸腔内気管内、鼻腔内、硝子体内内、直腸内、外用、腫瘍内、筋肉内、腹腔内、皮下、結膜下精嚢内、経粘膜心膜内内、眼内、点眼液によって、経口的に、外用、局所的に、吸入(例えばエアロゾル吸入)、注射、点滴連続点滴、標的細胞を直接的に浸す限局的灌流カテーテルによって、洗浄によって、クリームによって、ゲルによって、脂質組成物(例えばリポソーム)によって、または当業者には公知であろう他の方法もしくは前述のいずれかの組み合わせによって投与され得る。

0158

いずれかのケースでは、組成物は1つ以上のコンポーネントの酸化を遅らせるための種々の抗酸化剤を含み得る。加えて、微生物の作用の防止は種々の抗細菌および抗菌剤などの保存料によって成し遂げられ得、パラベン(例えばメチルパラベン、プロピルパラベン)、クロロブタノールフェノールソルビン酸チメロサール、またはその組み合わせを包含するが、これに限定されない。

0159

薬剤は、自由な塩基、中性、または塩形態で組成物へと製剤化され得る。薬学的に受け入れられる塩は、酸付加塩、例えば蛋白質系組成物の自由なアミノ基によって形成されるか、あるいは例えば塩酸もしくはリン酸などの無機酸、または酢酸、シュウ酸、酒石酸、もしくはマンデル酸などの有機酸によって形成されるものを包含する。自由なカルボキシル基によって形成される塩もまた、例えば、水酸化ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、もしくは第二鉄などの無機塩基;またはイソプロピルアミントリメチルアミンヒスチジン、もしくはプロカインなどの有機塩基に由来し得る。

0160

組成物が液体形態である態様において、担体は溶媒または分散媒体であり得、水、エタノールポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、液体ポリエチレングリコールなど)、脂質(例えば、トリグリセリド、野菜油、リポソーム)、およびその組み合わせを含むが、これに限定されない。正しい流動性は、例えばレシチンなどのコーティングの使用によって;例えば液体ポリオールもしくは脂質などの担体中への分散による要求される粒子サイズの維持によって;例えばヒドロキシプロピルセルロースなどの界面活性剤の使用によって;またはかかる方法の組み合わせによって維持され得る。多くのケースでは、例えば糖、塩化ナトリウム、またはその組み合わせなどの等張化剤を包含することが好ましいであろう。

0161

本発明の化合物は組織に直接的に投与され得る。直接的な組織投与は直接注射、外用適用、または局所適用によって達成され得る。化合物は1回投与され得、または代替的にはそれらは複数の投与によって投与され得る。複数回投与される場合に、化合物は異なる経路によって投与され得る。例えば、最初の(または最初の数度の)投与は患部組織に直接的になされ得、一方、後の投与は全身的であり得る。

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