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技術 非アクティブ使用に対するRANにおけるUEコンテキストの格納

出願人 テレフオンアクチーボラゲットエルエムエリクソン(パブル)
発明者 ミルドー,グンナースクリワ−ベルトリング,ポール
出願日 2017年5月19日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2018-560829
公開日 2019年8月8日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-522398
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム 電話通信サービス
主要キーワード デジタルユニット リソースコスト 仮想コンポーネント マッピングパラメータ 開始モジュール 電力ノード タイプ通信 例示的実施
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題・解決手段

本明細書では、例えば無線アクセスネットワーク(RAN)制御の非アクティブ状態に対する周期更新タイマの設定に関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノード動作方法は、周期的更新タイマに対するタイマ値Tでユーザ装置(UE)を設定することを含む。このようにして、RANノードは、例えばUEが非アクティブ状態、例えばRAN制御非アクティブ状態で動作している間に周期的な更新メッセージを提供するためにUEによって使用されるように、UEを時間値Tで設定することができる。

概要

背景

2015年5月6日に出願され、WO2016/178605 A1として公開されたPCT特許出願第PCT/SE2015/050497(その全体が参照により本明細書に組み込まれる)は、ユーザ装置(UE)が接続されていない状態にあるときにUEおよびRANにUE無線アクセスネットワーク(RAN)コンテキストをUEおよびRANに格納し、その後UEが接続状態に戻るときにコンテキストを再利用する概念が導入されている。

典型的な無線セルラ、または無線通信ネットワークでは、移動局端末、および/またはUEとしても知られている無線デバイスは、RANを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、セルに分割された地理的エリアカバーし、各セルは、無線基地局(RBS)等の基地局、いくつかのネットワークにおいて「ノードB」または「拡張または進化型ノードB(eNB)」とも呼ばれることがあるネットワークノードによってサービスが提供される。セルは地理的エリアであり、アンテナおよびRBSが共に配置されていない場合には、基地局サイトまたはアンテナサイトのRBSによって無線カバレッジが提供される。1つのRBSは1つ以上のセルにサービスを提供する。

ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、第2世代(2G)グローバル移動通信システム(GSM)から進化した第3世代移動通信システムである。UMTSユニバーサル地上RAN(UTRAN)は、本質的に、UEと通信するために広帯域符号分割多元接続(WCDMA)および/または高速パケットアクセス(HSPA)を使用するRANである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)と呼ばれるフォーラムでは、電気通信サプライヤが第3世代ネットワークとUTRANの標準を提案し合意し、データレートと無線キャパシティの向上を検討している。RANのいくつかのバージョンでは、例えば、 UMTSにおいて、いくつかの基地局は、地上通信線またはマイクロ波等により、無線ネットワーク制御装置(RNC)または基地局制御装置(BSC)のようなコントローラノードに接続され得る。当該コントロールパネルノードは、接続された複数の基地局の様々な活動を管理および調整する。RNCは典型的には1つ以上のCNに接続される。

進化型パケットシステムEPS(Evolved Packet System))の仕様は3GPPで完了しており、この作業は今後の3GPPリリースで継続されている。EPSは、LTEロングタームエヴォリューション無線アクセスとも呼ばれる進化型UTRAN(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャ進化(SAE(System Architecture Evolution))CNとしても知られる進化型パケットコア(EPC)を含む。E−UTRAN/LTEは、RBSノードがRNCではなくEPC CNに直接接続されている3GPP無線アクセスネットワークの変形である。一般的に、E−UTRAN/LTEにおいて、RNCの機能は、LTEにおけるeNB等のRBSノードとCNとの間で分散される。このように、EPSのRANは、RNCに報告することなくRBSノードを含む本質的に平坦アーキテクチャを有する。

図1は、無線通信ネットワークの現在の標準的なEPCアーキテクチャを示す。その構成要素とインタフェースを含むEPCアーキテクチャは、3GPP技術仕様書(TS)23.401 V12.0.0に更に記載されている。現在の標準E−UTRANアーキテクチャは、例えば、3GPP TS 36.300 V12.0.0に更に記載され、定義されている。

図2は、E−UTRANに対する無線インタフェースユーザおよび制御プレーンプロトコルを示す。E−UTRAN無線インタフェースユーザおよび制御プレーンは、以下のプロトコルレイヤメインの機能性で構成される。

無線リソース制御(RRC)(制御プレーンのみ)]
制御プレーンに対する主な機能:非アクセス層(NAS)およびアクセス層(AS)の両方に対するシステム情報ブロードキャストページングRRC接続処理、UEに対する一時的な識別子の割り当て、RRC接続に対するシグナリング無線ベアラの設定、無線ベアラの処理、QoS(Quality of Service)管理機能キー(鍵)管理を含むセキュリティ機能モビリティ機能(UE管理の報告および報告の制御、ハンドオーバ、UEセル選択および再選択、およびセル選択および再選択の制御を含む)、およびUEへの/UEからのNAS直接メッセージ転送

パケットデータコバージェンスプトコル(PDCP)]
UEに対する各無線ベアラに対して1つのPDCPエンティティが存在する。PDCPは、制御プレーン、すなわちRRCと、ユーザプレーン、すなわち汎用パケット無線システム(GPRS)トンネリングプロトコルユーザプレーン(GTP−U)シグナリングを介して受信されたユーザデータの両方に使用される。制御プレーンに対する主な機能は、暗号化/復号化完全性保護である。ユーザプレーンに対する主な機能は、暗号化/復号化、ロバストヘッダ圧縮(ROHC)を用いたヘッダ圧縮および復元インシーケンス順序通りの)配信、重複検出、および再送である。

無線リンク制御(RLC)]
RLCレイヤはPDCPレイヤに対するサービスを提供し、UEに対する各無線ベアラに対して1つのRLCエンティティが存在する。制御およびユーザプレーンの両方に対する主な機能は、セグメンテーション/連結、再送処理、重複検出、およびより高いレイヤへのインシーケンス配信が含まれる。

媒体アクセス制御(MAC)]
MACは、論理チャネルの形態でRLCレイヤにサービスを提供し、これらの論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行する。主な機能は、アップリンクおよびダウンリンクスケジューリングスケジューリングメッセージの報告、ハイブリッド自動再送要求HARQ)再送、およびキャリアアグリゲーションのための複数のコンポーネントキャリアに渡るデータの多重化逆多重化である。

物理レイヤ(PHY)]
PHYは、トランスポートチャネルの形態でMACレイヤにサービスを提供し、トランスポートチャネルと物理チャネルとの間のマッピングを処理する。

これらのプロトコルレイヤとそれらの機能性の1つ以上に関連する情報は、RANコンテキスト情報としてここでは称される。すなわち、特定の無線デバイスに対するこれらのプロトコルの設定は、無線通信ネットワークにおけるこの特定の無線デバイスのRANコンテキスト情報となり得る。これらのプロトコルレイヤの設定は、典型的には、RRC設定メッセージを介してRRCによりなされる。設定特定情報の1つの例は、無線デバイスに対する異なるプロトコルレイヤ上の異なる識別子である。しかしながら、RANコンテキスト情報は、例えば、無線デバイスの無線アクセス能力、無線デバイスの以前の移動性またはトラフィック履歴などの追加の情報をさらに含み得ることにも留意されたい。

例えば、無線デバイスのRANコンテキスト情報は、無線デバイスのRRCプロトコル情報を含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスに対して使用される1つ以上の識別子を含み得る。そのような識別子の例は、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)、SAE一時的移動体加入者アイデンティティ(S−TMSI)、グローバリユニーク一時的アイデンティティ(GUTI)などを含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、RRCプロトコルレイヤよりも下位レイヤ上の通信プロトコルに対する無線デバイスの設定パラメータを含み得る。そのような設定パラメータの例は、RLC確認応答モード(RLC−AM)またはRLC否定応答モード(RLC−UM)等のRLC設定パラメータを含み得る、または、リソースブロック(RB)と論理チャネルとの間のマッピングパラメータを含み得る。いくつかの実施形態ではRANコンテキスト情報は、無線デバイスの無線アクセス能力情報を含み得る。そのような無線アクセス能力の例は、例えば、どのリリースを無線デバイスがサポートするか、どの無線デバイスカテゴリに無線デバイスが属するか、どの周波数帯域および無線アクセス技術(RAT)を無線デバイスがサポートするかといった、3GPP 36.331規格において定義された能力である「UE−EUTRA−Capability」のいくつかまたは全てを含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線デバイスの1つ以上の進行中の無線ベアラに関連する情報を含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線デバイスに関連付けられる1つ以上のセキュリティキーおよび/またはシーケンス番号を含み得る。そのようなセキュリティキーの例は、eNBキー(KeNB)、KRRCint(すなわち、RRCメッセージ保全性保護にために使用されるセキュリティキー)、KRRCenc(すなわち、RRCメッセージの暗号化のために使用されるセキュリティキー)、KUPenc(すなわち、ユーザプレーンデータの暗号化のために使用されるセキュリティキー)等であり得る。そのようなシーケンス番号の例は、PDCPシーケンス番号、COUNT番号などであり得る。

ネットワークノード(eNB)の上述の機能性は、異なる手法で展開され得る。1つの例では、全てのプロトコルレイヤと関連する機能性は、アンテナを含む同じ物理ノードにおいて配備される。この1つの例は、いわゆるピコまたはフェムトeNBである。別の例は、いわゆるメイン−遠隔分割である。この場合、eNBはメインユニット遠隔ユニットに分けられる。メインユニットはデジタルユニット(DU)と称されてもよく、遠隔ユニットは遠隔無線ユニット(RRU)と称されてもよい。この場合、メインユニットは、遠隔ユニットに配置されているPHYの下位部分を除くすべてのプロトコルレイヤを含む。更なる例では、遠隔ユニットとアンテナは、同じ場所に配置する。これは、アンテナ統合無線(AIR)システムと称され得る。

[RANにおける非アクティブUEの処理]
2016年5月の3GPP RAN 3 WG会議への寄書R3−161290では、CN/RAN接続が下記のように維持されるRAN制御された非アクティブ状態を導入する提案がある。RAN制御非アクティブ状態(RAN-controlled inactive state)(ここではRANベース非アクティブ状態とも称される)は、UEがCNレベルでしか知られておらず、RAN内にコンテキストを有さない従来のIDLE状態とは区別されるべきである。RAN制御非アクティブ状態は、ここではRANベース非アクティブ状態とも称される。

RAN制御非アクティブ状態にあるUEは、この状態を利用し、そしてこの状態から利益を得ることができるUEの数を最大にすることを可能にするRAN/CNにおいて最小のシグナリングおよびリソースコスト被るべきであることが提案されている。また、RAN制御非アクティブにあるUEは、ネットワークに通知せずにエリア内でモビリティを実行することも提案されている。RANがRAN制御非アクティブ状態にあるUEのページングを始動できることも提案されている。

RAN制御非アクティブ状態がサポートされる場合、これは、RANにおいて非アクティブ状態からアクティブ状態への遷移がCNに対して透過的であることを意味する。
−ダウンリンクでは、これは、デフォルト解決法では、ダウンリンクパケットが、UEが接続されていた最後のノード(アンカーRANノード)に送信されることを意味する。その場合、そのノードは、ネットワークに通知することなくUEが移動することを許可されているページングエリア内で開始されたUEページングに対して責任を負うことになる。
・アップリンクでは、それは、データを送信するためにUEがアクティブ状態に遷移するためにRANレベルの手順を実行する必要があることを意味する。UEが別のRANノードに移動した場合、このRANノードは別のRANノードからUEコンテキストを取得する必要があり、必要に応じて、UEが新しいノードに移動したことをCNに通知する。
・UEがページングエリアの外側に移動した場合、ページングエリアを更新できるように、モビリティについてネットワークに通知する必要がある。この手順は、RANノードの再配置を引き起こす可能性があり、またはRANノードを維持することができる。

以下のRAN機能が想定される。
ダウンリンクデータに対するページング。
・移動中のUEを処理するためのコンテキストフェッチ(既存のLTE手順と同様)。
・モビリティの更新(これはコンテキストフェッチと同様のメカニズムを使用する可能性がある)。

これらのメカニズムを可能にするために、UEは、RAN内のUEコンテキストを一意に識別するRAN識別子を割り当てられる必要がある。

UEのRANコンテキストを検索することが不可能であるような何らかの失敗がある場合、新しい接続設定の場合に起こり得るように、RANコンテキストが再構築され得ると想定される。

図3と図4に基本原理を示す。

概要

本明細書では、例えば無線アクセスネットワーク(RAN)制御の非アクティブ状態に対する周期更新タイマの設定に関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノードの動作方法は、周期的更新タイマに対するタイマ値Tでユーザ装置(UE)を設定することを含む。このようにして、RANノードは、例えばUEが非アクティブ状態、例えばRAN制御非アクティブ状態で動作している間に周期的な更新メッセージを提供するためにUEによって使用されるように、UEを時間値Tで設定することができる。

目的

このようにして、RANノードは、例えば、UEが例えばRAN制御非アクティブ状態といった非アクティブ状態で動作している間に周期的更新メッセージを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

セルラ通信ネットワーク(10)における無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)の動作方法であって、周期更新タイマに対するタイマ値Tを用いてユーザ装置(UE)(20)を設定すること(202、206)を含む、方法。

請求項2

請求項1に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)が前記UE(20)のRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である、方法。

請求項3

請求項1または2に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)の1つ以上の特性の関数である、方法。

請求項4

請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、別のネットワークノードから受信される、方法。

請求項5

請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記周期的更新タイマは、前記UE(20)がRAN非アクティブ状態であるときに、周期的な更新のために前記UE(20)によって利用されるタイマである、方法。

請求項6

請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)がマクロノードである場合、第1の値であり、前記RANノード(12、16)が低電力ノードLPN)である場合、第2の値であり、前記第2の値は前記第1の値より小さい、方法。

請求項7

請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定すること(202、206)は、前記UE(20)を解放する前に前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定することを(202)を含む、方法。

請求項8

請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定すること(202、206)は、前記UE(20)の解放時に前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定することを(206)を含む、方法。

請求項9

請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定すること(202、206)は、解放メッセージを前記UE(20)へ送信すること(206)を含み、前記解放メッセージは前記タイマ値Tを含む、方法。

請求項10

請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、更に、前記UE(20)との接続を解放すること(206)と、前記UE(20)との前記接続を解放した後に、前記周期的更新タイマの満了時に、前記UE(20)から更新メッセージを受信すること(210)を含む、方法。

請求項11

セルラ通信ネットワーク(10)に対する無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)であって、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてユーザ装置(UE)を設定するように適合された、RANノード(12、16)。

請求項12

請求項11に記載のRANノード(12、16)であって、更に、請求項2から10のいずれか1項に記載の前記方法を実行するように構成された、RANノード(12、16)。

請求項13

セルラ通信ネットワーク(10)に対する無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16、26)であって、1つ以上の送信器(38)と、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてユーザ装置(UE)を設定するように構成された処理回路(30、48)とを有する、RANノード(12、16、26)。

請求項14

請求項13に記載のRANノード(12、16、26)あって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)が前記UE(20)のRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である、RANノード(12、16、26)。

請求項15

請求項13または14に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)の1つ以上の特性の関数である、RANノード(12、16、26)。

請求項16

請求項13から15のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記タイマ値Tは、別のネットワークノードから受信される、RANノード(12、16、26)。

請求項17

請求項13から16のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記周期的更新タイマは、前記UE(20)がRAN非アクティブ状態であるときに、周期的な更新のために前記UE(20)によって利用されるタイマである、RANノード(12、16、26)。

請求項18

請求項13から17のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)がマクロノードである場合、第1の値であり、前記RANノード(12、16)が低電力ノード(LPN)である場合、第2の値であり、前記第2の値は前記第1の値より小さい、RANノード(12、16、26)。

請求項19

請求項13から18のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記RANノード(12、16、26)は更に、UE(20)を解放する前に前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定するように動作可能である、RANノード(12、16、26)。

請求項20

請求項13から18のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記RANノード(12、16、26)は更に、UE(20)を解放時に前記タイマ値Tを用いてUE(20)を設定するように動作可能である、RANノード(12、16、26)。

請求項21

請求項13から18のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記タイマ値Tを用いて前記UE(20)を設定するために、前記RANノード(12、16、26)は更に、解放メッセージを前記UE(20)へ送信するように動作可能であり、前記解放メッセージは前記タイマ値Tを含む、RANノード(12、16、26)。

請求項22

請求項13から21のいずれか1項に記載のRANノード(12、16、26)であって、前記RANノード(12、16、26)は更に、前記UE(20)との接続を解放し、前記UE(20)との前記接続を解放した後に、前記周期的更新タイマの満了時に、前記UE(20)から更新メッセージを受信するように動作可能である、RANノード(12、16、26)。

請求項23

セルラ通信ネットワーク(10)に対する無線アクセスネットワーク(RANノード(12、16、26)であって、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてユーザ装置(UE)を設定するように動作可能であるタイマ設定モジュール(56)を有する、RANノード(12、16、26)。

請求項24

コンピュータプログラムであって、少なくとも1つのプロセッサにおいて実行される場合に、請求項1から10のいずれか1項に記載の前記方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。

請求項25

請求項24に記載の前記コンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号光信号無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。

請求項26

セルラ通信ネットワーク(10)におけるユーザ装置(UE)(20)の動作方法であって、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)から、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信すること(202、206)と、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の接続が解放されると、前記周期的更新タイマを開始すること(208)と、前記周期的更新タイマ(208)の満了時に周期的更新メッセージを前記RANノード(12、16)へ送信すること(210)を含む、方法。

請求項27

請求項26に記載の方法であって、更に、前記RAN制御非アクティブ状態にあるときに、前記UE(20)のRANコンテキストを前記UE(20)に格納することを含む、方法。

請求項28

請求項27記載の方法であって、更に、前記RAN制御非アクティブ状態からアクティブ状態移行する際に、必要に応じてUE(20)のRANコンテキストを再構築することを含む方法。

請求項29

請求項26または27に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)が前記UE(20)のRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である、方法。

請求項30

請求項26から27に記載の方法であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)の1つ以上の特性の関数である、方法。

請求項31

請求項26から30のいずれか1項に記載の方法であって、前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信すること(202、206)は、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の前記接続の解放の前に前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信すること(202)を含む、方法。

請求項32

請求項26から30のいずれか1項に記載の方法であって、前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信すること(202、206)は、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の前記接続の解放時に前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信すること(206)を含む、方法。

請求項33

請求項26から30のいずれか1項に記載の方法であって、前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信すること(202、206)は、解放メッセージを前記RANノード(12、16)から受信すること(206)を含み、前記解放メッセージは前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tを含む、方法。

請求項34

セルラ通信ネットワーク(10)に対するユーザ装置(UE)(20)であって、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)から、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信し、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の接続が解放されると、前記周期的更新タイマを開始し、前記周期的更新タイマ(208)の満了時に、周期的更新メッセージを前記RANノード(12、16)へ送信するように適合される、UE(20)。

請求項35

請求項34に記載のUE(20)であって、前記RANノード(12、16)は更に、請求項27から33のいずれか1項に記載の前記方法を実行するように構成される、UE(20)。

請求項36

セルラ通信ネットワーク(10)に対するユーザ装置(UE)(20)であって、1つ以上の送信器(64)と、1つ以上の受信器(66)と、処理回路(58)であって、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)から、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信し、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の接続が解放されると、前記周期的更新タイマを開始し、周期的更新タイマの満了時に周期的更新メッセージを前記RANノード(12、16)へ送信するように構成された、処理回路とを含む、UE(20)。

請求項37

請求項36に記載のUE(20)であって、更に、前記RAN制御非アクティブ状態にあるときに、前記UE(20)のRANコンテキストを前記UE(20)に格納することを含む、UE(20)。

請求項38

請求項37に記載のUE(20)であって、更に、前記RAN制御非アクティブ状態からアクティブ状態に移行する際に、必要に応じてUE(20)のRANコンテキストを再構築することを含む、UE(20)。

請求項39

請求項36または37に記載のUE(20)であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)が前記UE(20)のRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である、UE(20)。

請求項40

請求項36または37に記載のUE(20)であって、前記タイマ値Tは、前記RANノード(12、16)の1つ以上の特性の関数である、UE(20)。

請求項41

請求項36から40のいずれか1項に記載のUE(20)であって、前記処理回路(58)は更に、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の前記接続の解放の前に前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信するように構成される、UE(20)。

請求項42

請求項36から40のいずれか1項に記載のUE(20)であって、前記処理回路(58)は更に、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の前記接続の解放時に前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tの前記設定を受信するように構成される、UE(20)。

請求項43

請求項36から40のいずれか1項に記載のUE(20)であって、前記タイマ値Tの前記設定を受信するために、前記処理回路(58)は更に、前記RANノード(12、16)から解放メッセージを受信するように構成され、前記解放メッセージは前記周期的更新タイマに対する前記タイマ値Tを含む、UE(20)。

請求項44

セルラ通信ネットワーク(10)に対するユーザ装置(UE)(20)であって、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(12、16)から、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの構成を受信するように動作可能な受信モジュール(70)と、前記UE(20)と前記RANノード(12、16)との間の前記接続が解放されると、前記周期的更新タイマを開始するように動作可能なタイマ開始モジュール(70)と、前記周期的更新タイマ(208)の満了時に前記周期的更新メッセージを前記RANノード(12、16)へ送信するように動作可能な送信モジュール(70)と、を有する、UE(20)。

請求項45

コンピュータプログラムであって、少なくとも1つのプロセッサにおいて実行される場合に、請求項26から33のいずれか1項に記載の前記方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。

請求項46

請求項45に記載の前記コンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可動記憶媒体のうちの1つである、キャリア。

技術分野

0001

本開示は、セルラ通信ネットワークに関し、特に、非アクティブユーザ装置デバイス(UE)に対する無線アクセスネットワーク(RAN)におけるUEコンテキストの格納に関する。

背景技術

0002

2015年5月6日に出願され、WO2016/178605 A1として公開されたPCT特許出願第PCT/SE2015/050497(その全体が参照により本明細書に組み込まれる)は、ユーザ装置(UE)が接続されていない状態にあるときにUEおよびRANにUE無線アクセスネットワーク(RAN)コンテキストをUEおよびRANに格納し、その後UEが接続状態に戻るときにコンテキストを再利用する概念が導入されている。

0003

典型的な無線セルラ、または無線通信ネットワークでは、移動局端末、および/またはUEとしても知られている無線デバイスは、RANを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、セルに分割された地理的エリアカバーし、各セルは、無線基地局(RBS)等の基地局、いくつかのネットワークにおいて「ノードB」または「拡張または進化型ノードB(eNB)」とも呼ばれることがあるネットワークノードによってサービスが提供される。セルは地理的エリアであり、アンテナおよびRBSが共に配置されていない場合には、基地局サイトまたはアンテナサイトのRBSによって無線カバレッジが提供される。1つのRBSは1つ以上のセルにサービスを提供する。

0004

ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、第2世代(2G)グローバル移動通信システム(GSM)から進化した第3世代移動通信システムである。UMTSユニバーサル地上RAN(UTRAN)は、本質的に、UEと通信するために広帯域符号分割多元接続(WCDMA)および/または高速パケットアクセス(HSPA)を使用するRANである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)と呼ばれるフォーラムでは、電気通信サプライヤが第3世代ネットワークとUTRANの標準を提案し合意し、データレートと無線キャパシティの向上を検討している。RANのいくつかのバージョンでは、例えば、 UMTSにおいて、いくつかの基地局は、地上通信線またはマイクロ波等により、無線ネットワーク制御装置(RNC)または基地局制御装置(BSC)のようなコントローラノードに接続され得る。当該コントロールパネルノードは、接続された複数の基地局の様々な活動を管理および調整する。RNCは典型的には1つ以上のCNに接続される。

0005

進化型パケットシステムEPS(Evolved Packet System))の仕様は3GPPで完了しており、この作業は今後の3GPPリリースで継続されている。EPSは、LTEロングタームエヴォリューション無線アクセスとも呼ばれる進化型UTRAN(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャ進化(SAE(System Architecture Evolution))CNとしても知られる進化型パケットコア(EPC)を含む。E−UTRAN/LTEは、RBSノードがRNCではなくEPC CNに直接接続されている3GPP無線アクセスネットワークの変形である。一般的に、E−UTRAN/LTEにおいて、RNCの機能は、LTEにおけるeNB等のRBSノードとCNとの間で分散される。このように、EPSのRANは、RNCに報告することなくRBSノードを含む本質的に平坦アーキテクチャを有する。

0006

図1は、無線通信ネットワークの現在の標準的なEPCアーキテクチャを示す。その構成要素とインタフェースを含むEPCアーキテクチャは、3GPP技術仕様書(TS)23.401 V12.0.0に更に記載されている。現在の標準E−UTRANアーキテクチャは、例えば、3GPP TS 36.300 V12.0.0に更に記載され、定義されている。

0007

図2は、E−UTRANに対する無線インタフェースユーザおよび制御プレーンプロトコルを示す。E−UTRAN無線インタフェースユーザおよび制御プレーンは、以下のプロトコルレイヤメインの機能性で構成される。

0008

無線リソース制御(RRC)(制御プレーンのみ)]
制御プレーンに対する主な機能:非アクセス層(NAS)およびアクセス層(AS)の両方に対するシステム情報ブロードキャストページングRRC接続処理、UEに対する一時的な識別子の割り当て、RRC接続に対するシグナリング無線ベアラの設定、無線ベアラの処理、QoS(Quality of Service)管理機能キー(鍵)管理を含むセキュリティ機能モビリティ機能(UE管理の報告および報告の制御、ハンドオーバ、UEセル選択および再選択、およびセル選択および再選択の制御を含む)、およびUEへの/UEからのNAS直接メッセージ転送

0009

パケットデータコバージェンスプトコル(PDCP)]
UEに対する各無線ベアラに対して1つのPDCPエンティティが存在する。PDCPは、制御プレーン、すなわちRRCと、ユーザプレーン、すなわち汎用パケット無線システム(GPRS)トンネリングプロトコルユーザプレーン(GTP−U)シグナリングを介して受信されたユーザデータの両方に使用される。制御プレーンに対する主な機能は、暗号化/復号化完全性保護である。ユーザプレーンに対する主な機能は、暗号化/復号化、ロバストヘッダ圧縮(ROHC)を用いたヘッダ圧縮および復元インシーケンス順序通りの)配信、重複検出、および再送である。

0010

無線リンク制御(RLC)]
RLCレイヤはPDCPレイヤに対するサービスを提供し、UEに対する各無線ベアラに対して1つのRLCエンティティが存在する。制御およびユーザプレーンの両方に対する主な機能は、セグメンテーション/連結、再送処理、重複検出、およびより高いレイヤへのインシーケンス配信が含まれる。

0011

媒体アクセス制御(MAC)]
MACは、論理チャネルの形態でRLCレイヤにサービスを提供し、これらの論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行する。主な機能は、アップリンクおよびダウンリンクスケジューリングスケジューリングメッセージの報告、ハイブリッド自動再送要求HARQ)再送、およびキャリアアグリゲーションのための複数のコンポーネントキャリアに渡るデータの多重化逆多重化である。

0012

物理レイヤ(PHY)]
PHYは、トランスポートチャネルの形態でMACレイヤにサービスを提供し、トランスポートチャネルと物理チャネルとの間のマッピングを処理する。

0013

これらのプロトコルレイヤとそれらの機能性の1つ以上に関連する情報は、RANコンテキスト情報としてここでは称される。すなわち、特定の無線デバイスに対するこれらのプロトコルの設定は、無線通信ネットワークにおけるこの特定の無線デバイスのRANコンテキスト情報となり得る。これらのプロトコルレイヤの設定は、典型的には、RRC設定メッセージを介してRRCによりなされる。設定特定情報の1つの例は、無線デバイスに対する異なるプロトコルレイヤ上の異なる識別子である。しかしながら、RANコンテキスト情報は、例えば、無線デバイスの無線アクセス能力、無線デバイスの以前の移動性またはトラフィック履歴などの追加の情報をさらに含み得ることにも留意されたい。

0014

例えば、無線デバイスのRANコンテキスト情報は、無線デバイスのRRCプロトコル情報を含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスに対して使用される1つ以上の識別子を含み得る。そのような識別子の例は、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)、SAE一時的移動体加入者アイデンティティ(S−TMSI)、グローバリユニーク一時的アイデンティティ(GUTI)などを含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、RRCプロトコルレイヤよりも下位レイヤ上の通信プロトコルに対する無線デバイスの設定パラメータを含み得る。そのような設定パラメータの例は、RLC確認応答モード(RLC−AM)またはRLC否定応答モード(RLC−UM)等のRLC設定パラメータを含み得る、または、リソースブロック(RB)と論理チャネルとの間のマッピングパラメータを含み得る。いくつかの実施形態ではRANコンテキスト情報は、無線デバイスの無線アクセス能力情報を含み得る。そのような無線アクセス能力の例は、例えば、どのリリースを無線デバイスがサポートするか、どの無線デバイスカテゴリに無線デバイスが属するか、どの周波数帯域および無線アクセス技術(RAT)を無線デバイスがサポートするかといった、3GPP 36.331規格において定義された能力である「UE−EUTRA−Capability」のいくつかまたは全てを含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線デバイスの1つ以上の進行中の無線ベアラに関連する情報を含み得る。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト情報は、無線デバイスに関連付けられる1つ以上のセキュリティキーおよび/またはシーケンス番号を含み得る。そのようなセキュリティキーの例は、eNBキー(KeNB)、KRRCint(すなわち、RRCメッセージ保全性保護にために使用されるセキュリティキー)、KRRCenc(すなわち、RRCメッセージの暗号化のために使用されるセキュリティキー)、KUPenc(すなわち、ユーザプレーンデータの暗号化のために使用されるセキュリティキー)等であり得る。そのようなシーケンス番号の例は、PDCPシーケンス番号、COUNT番号などであり得る。

0015

ネットワークノード(eNB)の上述の機能性は、異なる手法で展開され得る。1つの例では、全てのプロトコルレイヤと関連する機能性は、アンテナを含む同じ物理ノードにおいて配備される。この1つの例は、いわゆるピコまたはフェムトeNBである。別の例は、いわゆるメイン−遠隔分割である。この場合、eNBはメインユニット遠隔ユニットに分けられる。メインユニットはデジタルユニット(DU)と称されてもよく、遠隔ユニットは遠隔無線ユニット(RRU)と称されてもよい。この場合、メインユニットは、遠隔ユニットに配置されているPHYの下位部分を除くすべてのプロトコルレイヤを含む。更なる例では、遠隔ユニットとアンテナは、同じ場所に配置する。これは、アンテナ統合無線(AIR)システムと称され得る。

0016

[RANにおける非アクティブUEの処理]
2016年5月の3GPP RAN 3 WG会議への寄書R3−161290では、CN/RAN接続が下記のように維持されるRAN制御された非アクティブ状態を導入する提案がある。RAN制御非アクティブ状態(RAN-controlled inactive state)(ここではRANベース非アクティブ状態とも称される)は、UEがCNレベルでしか知られておらず、RAN内にコンテキストを有さない従来のIDLE状態とは区別されるべきである。RAN制御非アクティブ状態は、ここではRANベース非アクティブ状態とも称される。

0017

RAN制御非アクティブ状態にあるUEは、この状態を利用し、そしてこの状態から利益を得ることができるUEの数を最大にすることを可能にするRAN/CNにおいて最小のシグナリングおよびリソースコスト被るべきであることが提案されている。また、RAN制御非アクティブにあるUEは、ネットワークに通知せずにエリア内でモビリティを実行することも提案されている。RANがRAN制御非アクティブ状態にあるUEのページングを始動できることも提案されている。

0018

RAN制御非アクティブ状態がサポートされる場合、これは、RANにおいて非アクティブ状態からアクティブ状態への遷移がCNに対して透過的であることを意味する。
−ダウンリンクでは、これは、デフォルト解決法では、ダウンリンクパケットが、UEが接続されていた最後のノード(アンカーRANノード)に送信されることを意味する。その場合、そのノードは、ネットワークに通知することなくUEが移動することを許可されているページングエリア内で開始されたUEページングに対して責任を負うことになる。
・アップリンクでは、それは、データを送信するためにUEがアクティブ状態に遷移するためにRANレベルの手順を実行する必要があることを意味する。UEが別のRANノードに移動した場合、このRANノードは別のRANノードからUEコンテキストを取得する必要があり、必要に応じて、UEが新しいノードに移動したことをCNに通知する。
・UEがページングエリアの外側に移動した場合、ページングエリアを更新できるように、モビリティについてネットワークに通知する必要がある。この手順は、RANノードの再配置を引き起こす可能性があり、またはRANノードを維持することができる。

0019

以下のRAN機能が想定される。
ダウンリンクデータに対するページング。
・移動中のUEを処理するためのコンテキストフェッチ(既存のLTE手順と同様)。
・モビリティの更新(これはコンテキストフェッチと同様のメカニズムを使用する可能性がある)。

0020

これらのメカニズムを可能にするために、UEは、RAN内のUEコンテキストを一意に識別するRAN識別子を割り当てられる必要がある。

0021

UEのRANコンテキストを検索することが不可能であるような何らかの失敗がある場合、新しい接続設定の場合に起こり得るように、RANコンテキストが再構築され得ると想定される。

0022

図3図4基本原理を示す。

0023

本明細書では、例えば無線アクセスネットワーク(RAN)制御の非アクティブ状態に対する周期更新タイマの設定に関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノードの動作方法は、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてユーザ装置(UE)を設定することを含む。このようにして、RANノードは、例えば、UEが例えばRAN制御非アクティブ状態といった非アクティブ状態で動作している間に周期的更新メッセージを提供するためにUEによって使用される時間値Tを用いてUEを設定することができる。

0024

いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがUEのRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードの1つ以上の特性の関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは別のネットワークノードから受信される。いくつかの実施形態では、周期的更新タイマは、UEがRAN非アクティブ状態であるときに、周期的な更新のためにUEによって利用されるタイマである。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがマクロノードである場合、第1の値であり、RANノードが低電力ノードLPN)である場合、第2の値であり、当該第2の値は当該第1の値より小さい。

0025

いくつかの実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、UEを解放する前にタイマ値Tを用いてUEを設定することを含む。他の実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、UEを解放すると(解放時に)タイマ値Tを用いてUEを設定することを含む。

0026

いくつかの実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、解放メッセージをUEへ送信することを含み、当該解放メッセージはタイマ値Tを含む。

0027

いくつかの実施形態では、方法は更に、UEとの接続を解放することと、UEとの接続を解放した後に、周期的更新タイマが満了すると(満了時に)UEから更新メッセージを受信することを含む。

0028

セルラ通信ネットワークに対するRANノードの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定するように適合(構成)される。更に、いくつかの実施形態では、RANノードは更に、ここに開示した実施形態の任意の1つに従ってRANノードの動作方法を実行するように適合される。

0029

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、1つ以上の送信器、1つ以上のプロセッサ、および1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を格納するメモリを備え、それによりRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定するように動作可能である。更に、いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサによる命令の実行により、RANノードは更に、ここに開示した実施形態の任意の1つに従ったRANノードの動作方法を実行するように動作可能である。

0030

いくつかの実施形態では、無線通信ネットワークに対するRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値を用いてUEを設定するように動作可能なタイマ設定モジュールを有する。

0031

少なくとも1つのプロセッサにおいて実行される場合に、当該少なくとも1つのプロセッサにここに開示した任意の1つに従ったRANノードの動作方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムの実施形態も開示される。上記のコンピュータプログラムを含むキャリアの実施形態も開示される。当該キャリアは、電気信号光信号無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。

0032

セルラ通信ネットワークにおけるUEの動作方法の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるUEの動作方法は、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定をRANノードから受信することを含む。方法は更に、UEとRANノードとの間の接続が解放されると周期的更新タイマを開始することと、周期的更新タイマが満了すると周期的更新メッセージをRANノードへ送信することを含む。

0033

いくつかの実施形態では、方法は更に、RAN制御非アクティブ状態にあるときに、UEのRANコンテキストをUEに格納することを含む。いくつかの実施形態では、方法は更に、RAN制御された非アクティブ状態からアクティブ状態に移行する際に、必要であればUEのRANコンテキストを再構築することを含む。

0034

いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがUEのRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードの1つ以上の特性の関数である。

0035

いくつかの実施形態では、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信することは、UEとRANノードとの間の接続の解放の前に周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信することを含む。いくつかの他の実施形態では、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信することは、UEとRANノードとの間の接続の解放時に周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信することを含む。いくつかの実施形態では、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信することは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを含む解放メッセージをRANノードから受信することを含む。

0036

セルラ通信ネットワークに対するUEの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定をRANノードから受信するように適合される。UEは更に、UEとRANノードとの間の接続が解放されると周期的更新タイマを開始し、周期的更新タイマが満了すると(満了時に)周期的更新メッセージをRANノードへ送信するように適合される。いくつかの実施形態では、UEは更に、ここに開示した実施形態の任意の1つに従ってUEの動作方法を実行するように適合される。

0037

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、1つ以上の送信器、1つ以上の受信器、1つ以上のプロセッサ、および当該1つ以上のプロセッサにより実行可能な命令を格納するメモリを有し、それにより、UEは、周期的更新タイマのためのタイマ値Tの設定をRANノードから受信し、UEとRANノードとの間の接続が解放されると周期的更新タイマを開始し、周期的更新タイマが満了すると(満了時に)RANノードへ周期的更新メッセージを送信するように動作可能である。いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサによる命令の実行により、UEは更に、ここに開示した実施形態の任意の1つに従ったUEの動作方法を実行するように動作可能である。

0038

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、受信モジュール、タイマ開始モジュール、および送信モジュールを有する。受信モジュールは、RANノードから、周期的更新タイマに対するタイマ値Tの設定を受信するように動作可能である。タイマ開始モジュールは、UEとRANノードとの間の接続が解放されると、周期的更新タイマを開始するように動作可能である。送信モジュールは、周期的更新タイマが満了すると、周期的更新メッセージをRANノードへ送信するように動作可能である。

0039

命令を含むコンピュータプログラムの実施形態は、少なくとも1つのプロセッサにおいて実行される場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、ここに開示された実施形態の任意の1つに従ってUEの動作方法を実行させる。上記のコンピュータプログラムを含むキャリアの実施形態も開示される。当該キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。

0040

業者であれば、本開示の範囲を理解し、添付の図面に関連付けられる以下の詳細な説明を読んだ後に、その追加的な観点を実現化するだろう。

図面の簡単な説明

0041

本明細書に組み入れられ、一部を構成する添付の図面は、本開示の原理を説明するのに役立つ説明と共に、本開示のいくつかの観点を説明する。
図1は、無線通信ネットワークの現在の標準的な進化型パケットコア(EPC(Evolved Packet Core))アーキテクチャを示す。
図2は、E−UTRAN(進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network))に対する無線インタフェースユーザと制御プレーンプロトコルを示す。
図3は、無線アクセスネットワーク(RAN)における非アクティブのユーザ装置デバイス(UE)の処理の基本原理を示す。
図4は、無線アクセスネットワーク(RAN)における非アクティブのユーザ装置デバイス(UE)の処理の基本原理を示す。
図5は、本開示の実施形態を実装することができるセルラ通信ネットワークの一例を示す図である。
図6は、本開示のいくつかの実施形態によるUE RANコンテキスト格納を示す図である。
図7は、本開示のいくつかの実施形態に従う周期的更新タイマのRAN設定を示す。
図8は、本開示のいくつかの実施形態に従う、UEのUE RANコンテキストを保持するかどうかに関しての決定を行うRANノードを示す図である。
図9は、ネットワークノードの例示的な実施形態を示す。
図10は、ネットワークノードの例示的な実施形態を示す。
図11は、ネットワークノードの例示的な実施形態を示す。
図12は、UEの例示的な実施形態を示す。
図13は、UEの例示的な実施形態を示す。

実施例

0042

以下に説明する実施形態は、当業者が実施形態を実行するための情報を表し、実施形態を実行するベストモードを説明する。添付の図面の観点から以下の説明を読むと、当業者は本開示の観点を理解し、ここに特に検討しない、これらの観点のアプリケーションを認識するだろう。これらのコンセプトおよびアプリケーションは、本開示と添付の特許請求の範囲に含まれる。

0043

無線ノード:ここで使用される「無線ノード」は、無線アクセスノードまたは無線デバイスのいずれかである。

0044

無線アクセスノード: ここで使用される「無線アクセスノード」は、無線で信号を送信および/または無線で信号を受信するように動作するセルラ通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN)におけるあらゆるノードである。用語「無線アクセスノード」および「RANノード」は、ここでは同じ意味に使用される。無線アクセスノードのいくつかの例には、基地局(例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエヴォリューション(LTE)ネットワークにおける拡張型または進化型ノードB(eNB))、高電力またはマクロ基地局低電力基地局(例えば、マイクロ基地局ピコ基地局ホームeNBなど)、および中継ノード等が含まれるが、これらに限定されない。

0045

マクロノード:ここで使用される「マクロノード」は、無線アクセスノードの一種である。マクロノードは、高電力ノードとも呼ばれることがある。マクロノードの一例は、LTEeNBである。

0046

低電力ノード(LPN):ここで使用される「低電力ノード(LPN)」は、無線アクセスノードの一種であり、マクロノードと区別されるべきである。一般に、LPNは、マクロノードよりも低い送信電力を有し、したがって、マクロノードよりも小さいカバレージエリアを有する。LPNのいくつかの例は、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNB等を含む。

0047

コアネットワーク(CN)ノード:ここで使用される「コアネットワーク(CN)ノード」は、CNにおける任意の種類のノードである。CNノードのいくつかの例は、例えば、モビリティ管理エンティティ(MME)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、サービス機能公開機能(SCEF)等を含む。

0048

無線デバイス:ここで使用される「無線デバイス」は、無線で信号を無線アクセスノードへ送信および/または無線で信号を無線アクセスノードから受信することにより、セルラ通信ネットワークにアクセスする(すなわち、セルラ通信ネットワークによりサービスを受ける)任意の種類のデバイスである。「無線デバイス」および「ユーザ装置(UE)」という用語は、「UE」という用語が、他に特定されない限り(例えば、LTEUEとして特定されない限り)任意の種類の無線デバイスを意味するように広義に使用されるように、互換的に使用される。無線デバイスのいくつかの例は、3GPPネットワーク内のUEおよびマシンタイプコミュニケーションMTC)装置を含むが、これらに限定されない。

0049

ネットワークノード:ここで使用される「ネットワークノード」は、セルラ通信ネットワーク/システムのRANまたはCNのいずれか部分の任意のノードである。

0050

なお、ここに与えられる説明は、3GPPセルラ通信システムを目的し、それにより、3GPPLTEの用語または、3GPP LTEの用語と同様の用語が頻繁に使用される。しかしながら、ここに開示される概念は、LTEまたは3GPPシステムに限定されない。

0051

なお、本説明では、「セル」という用語を参照することがあるが、特に第5世代(5G)の概念に関しては、セルの代わりにビームを使用することができ、したがって、本説明で説明されている概念は、セルとビームの両方に等しく適用可能であることに留意することが重要である。

0052

接続されていない、または非アクティブであるUEのためにRANにUE RANコンテキストを格納することは、例えばRANノードの再起動のためにUE RANコンテキストが失われるという潜在的なリスクをもたらす。UEコンテキストがCNに格納されている場合も同様の問題が発生する可能性があるが、通常はCNノードが安全な中央環境に配置され、追加の冗長方式が使用されるため、UEコンテキストが失われるリスクは低くなるとみなされる。一方、ピコまたはフェムト基地局などのいくつかのRANノードは、コーヒーショップ、企業、ショッピングモール等を含む制御されていない環境内の至る所に配置され得る。これらのノードは、場合によっては低コストである必要がある可能性があり、追加の高価な冗長方法は使用されなくてもよい。

0053

UE RANコンテキストを失うことは、ある時間期間中に、到来するデータ、ページング、またはサービスのためにUEが到達可能ではないということにつながる可能性がある。時間期間は、UE自身のアクティビティと、UEからの周期的な位置更新シグナリングによって異なる。一旦UEがネットワークにコンタクトすると、UE RANコンテキストは何らかの方法で再構築されることが想定される。

0054

レガシーシステムでは、コンテキストが失われた場合にUEに到達できないというリスクと、ネットワーク内のシグナリングの量の間の適切なトレードオフをとるために、コアネットワークによって使用される周期的位置更新タイマは1時間より長く設定される。しかしながら、UE RANコンテキストがより信頼性の低いノードに格納されている場合、UE RANコンテキストがより頻繁に失われる可能性があることを考えると、現在の解決策は十分に良くない。

0055

UEが到達不可能な状態に陥るリスクを最小限に抑える1つの方法は、CNベースのページングおよび登録更新もサポートされる3GPPリリース13無線リソース制御(RRC)中断再開の解決策におけるようなものであり得る。そのような解決策では、RANコンテキストが失われても、CNは依然としてページングしてUEに到達することができる。しかしながら、この解決策の欠点は、RANにおけるページング性能を最適化するためにRANページングをサポートすることが望ましい場合、RANコンテキストが失われた場合にもUEは依然としてCNベースのページングを監視する必要があることである。UEとネットワークにおけるこの余分な複雑さは、ごくまれにしか起こらないことに対して支払うためのかなり高い代償である。

0056

本開示は、UEが到達不可能な状態に陥るリスクが最小化されるように、RANにおいてUEコンテキストを処理する方法をもたらす。以下の高レベルの実施形態が想定される。
・より信頼性が低いと考えられるRANノード(例えば、ピコまたはフェムトノード)が非アクティブ状態において短い周期的更新タイマをUEに割り当てるように使用される、UEにおける設定可能な周期的更新タイマの使用。ここで、信頼性が高いと考慮されるRANノードはより長いタイマを使用する。このようにして、周期的な更新の合計量はそれほど影響されないが、UEが到達不可能な状態に陥るリスクは最小限に抑えられる。
・UEがそのような信頼できないRANノードによって非アクティブ状態に送り出されるときに、信頼できないRANノード(例えば、ピコまたはフェムトノード)からより信頼できるRANノードへUEコンテキストを移動する可能性。これは、RANがUEを非アクティブ状態にすることを決定したときになされ得る。それは、最初にそれがインタフェースを有する、より信頼性の高いRANノードにUE RANコンテキストを転送し、そして次にそのより信頼性の高いRANノードに関連するコンテキスト識別子をUEに提供する。
・RANベースの非アクティブ状態(RANページングを含む)が信頼できるRANノードに格納されたコンテキストを有するUEに対してのみ使用される解決策に対しては、信頼できないRANノードにおけるUEはCNページングを伴うCNベースのスリープ状態でのみサポートされる。この解決策では、UEは1つのタイプのページングを監視するだけでよい。

0057

ここに開示されている実施形態を使用することによって、UEが到達不可能な状態に陥るリスクを低減することが可能となり、これはオペレータおよびエンドユーザの両方にとって有益である。それはまた、多くの余分な複雑さをもたらすRANページングに加えてCNページングの必要性を回避する。

0058

これに関して、図5は、本開示の実施形態を実施することができるセルラ通信ネットワーク10の一例を示す。図示するように、セルラ通信ネットワーク10は、RANを含む。この例では、RANは、マクロセル14にサービスを提供するマクロノード12と、スモールセル18にサービスを提供するLPN16を含む。UE20は、無線信号をマクロノード12および/またはLPN16に送信し、無線信号をマクロノード12および/またはLPN16から受信する。ここに説明される実施形態のこの文脈では、マクロノード12は、UE20のRANコンテキストがマクロノード12に確実に格納され得るという意味で信頼できる無線アクセスノードまたは基地局の一例である。逆に、この例では、LPN16は、UE20のRANコンテキストがLPN16に確実に格納されない可能性があるという意味で信頼できない無線アクセスノードまたは基地局の一例である。ただし、これは一例である。

0059

マクロノード12およびLPN16は、有線または無線インタフェースであり得る対応するCNインタフェース(例えば、S1インタフェース)を介してコアネットワーク22に接続される。図示されていないが、マクロノード12およびLPN16は、有線または無線インタフェースであり得る基地局間インタフェース(例えば、X2インタフェース)を介して互いに接続され得る。コアネットワーク22は、適切なインタフェースを介してデータネットワーク24に接続されている。

0060

図6は、本開示のいくつかの実施形態に従うUE RANコンテキスト格納を示す。特に、図6は、本開示のいくつかの実施形態に従って、RAN_ピコとして指定された信頼性が低いピコRANノード(例えば図5のLPN16)により、RAN_マクロとして指定された信頼性の高いマクロRANノード(例えば図5のマクロノード12)において、UE(例えば、図5のUE20のうちの1つ)のUE RANコンテキストがどのように格納されるかを示す。なお、この例ではピコRANノードが使用されているが、プロセスは、より一般的なLPN、またはさらに一般的には、UEのRANコンテキスト情報を確実に格納することができない他の任意の種類の無線アクセスノード(すなわち、任意の他のタイプのRANノード)にも等しく適用可能である。例えば、RANノードは、例えば、メモリ不足などの様々な問題のために、UE RANコンテキスト情報を確実に格納することができない可能性がある。

0061

図示するように、図6のプロセスは以下の通りである。
●ステップ100:データ接続は、UEとデータ_ネットワーク(例えば、図5のデータネットワーク24)との間に確立され、それにより、UEは、RAN_ピコとのアクティブな接続を有する。
●ステップ102:例えば、非アクティブのために、RAN_ピコノードは、UEとの接続を解放する、例えば、それを非アクティブ状態(例えば、RAN制御非アクティブ状態)に移行(移動)させることを決定する。
●ステップ104:RAN_ピコノードは、UE RANコンテキスト格納手順をサポートするインタフェースを介して、UE RANコンテキストの格納のためにRAN_マクロノードへ要求を送信する。当該要求は、UEのUE RANコンテキストを含む。
●ステップ106:RAN_マクロノードは、UEのUE RANコンテキストを格納し、そのRAN_マクロノード上のUEのUE RANコンテキストに割り当てられたUE RANコンテキスト識別情報(identity)を含む応答メッセージ応答する。
●ステップ108:RAN_ピコノードは、例えばUEを非アクティブ状態(例えば、RAN制御非アクティブ状態)に移行させることによって、UEとの接続を解放する。それは、ステップ106において、RAN_マクロノードによって提供されたUE RANコンテキスト識別情報をUEに提供する。

0062

図7は、本開示のいくつかの実施形態に従う周期的更新タイマのRAN設定を示す。特に、図7は、RANノード(この例ではRAN_ピコであるが他の何らかのRANノードでもあり得る)がUEの周期的更新タイマのためにタイマ値Tをどのように設定するかを示す。また、ここで、RAN_ピコは、例えば、図5のLPN16であり得る。また、UEは、図5のUE20のうちの1つであり得る。プロセスは以下の通りである。
●ステップ200:データ接続は、UEとデータ_ネットワーク(例えば、図5のデータネットワーク24)との間に確立され、それにより、UEは、RAN_ピコノードとのアクティブな接続を有する。
●ステップ202:いくつかの実施形態では(すなわち、第1の選択肢では)、RAN_ピコノードは、接続解放の前に周期的更新タイマをタイマ値Tに設定する。この例では、RAN_ピコノードは、UE RANコンテキストを格納することに関して信頼できないと考えられるので、タイマ値Tは、信頼性の高いRANノード(例えば、マクロノード12)に対するそれぞれのタイマ値Tよりも小さい。例えば、RAN_ピコノードによって設定されたタイマ値Tは、数時間程度ではなく、数秒または数分程度であり得る。
●ステップ204:例えば、非アクティブのために、RAN_ピコノードは、UEとの接続を解放すること、例えば、それを非アクティブ状態に移行させる(例えば、それをRAN制御された非アクティブ状態に移行させる)ことを決定する。なお、ここでは「解放」という用語が使用されているが、例えば「中断」、「UEをRAN制御非アクティブ状態にする」などの他の用語を使用することができることに留意されたい。
●ステップ206:RAN_ピコノードは、例えばUEを非アクティブ状態(例えば、RAN制御非アクティブ状態)に移行させることによって、UEとの接続を解放する。第2の選択肢では、RAN_ピコノードは、接続を解放するときにタイマ値Tを設定する(例えば、タイマ値Tは解放メッセージに含まれる)。したがって、いくつかの実施形態では、ステップ202でタイマ値Tが設定され、他の実施形態では、接続を解放するときにタイマ値Tがステップ206で設定される。
●ステップ208:一旦接続が解放されると(したがって、UEがRANベースの非アクティブ状態に入ると)、UEは、タイマ値Tに設定された周期的更新タイマを開始する。タイマは、期限切れるまで(満了するまで)動作し続ける。UEは、RANベースの非アクティブ状態にある間、UEのRANコンテキストを記憶する。格納されたRANコンテキストは、RANベースのアクティブ状態に戻るときにUEによって使用される。すなわち、UEは、セル内で(RANベースの)接続状態にもはやないとき、UEのRANコンテキストを記憶する。これは、この情報を破棄する代わりに、セルに戻る場合に、UEがこの情報を保存またはキャッシュすることができることを意味する。
●ステップ210:(ネットワークへのシグナリングを必要とする時間中にUEが他の動作を実行していないと仮定すると)タイマが満了すると(満了時に)、UEは定期的な更新メッセージを送信する。
●ステップ212:オプション的に、ネットワーク(例えば、RAN_ピコノード)は確認応答メッセージを返すことができる。
●ステップ214:UEが送信または受信するデータを持っていない場合、UEはタイマをタイマ値Tにリセットし、タイマが再び満了する(期限が切れる)まで非アクティブ状態に戻る。リセットされると、タイマは満了するまで実行を続ける。
●ステップ216:(UEがその間に他の動作を実行していないと仮定して)タイマが満了すると(満了時に)、UEは周期的更新メッセージを送信する。
●ステップ218:オプション的に、ネットワーク(例えば、RAN_ピコノード)は確認応答メッセージを返すことができる。
プロセスはこのようにして続く。

0063

なお、いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがUEのRANコンテキストを確実に格納できる場所の関数であることに留意されたい(例えば、RANノードの種類またはクラス、RANノードでのメモリ使用量など、または他の方法で決定されるような、RANノードの1以上の特性に基づいて決定される)。いくつかの他の実施形態では、タイマ値Tは、RANノードの1つ以上の特徴(例えば、RANノードの種類またはクラス、メモリの量、メモリの使用量等)の関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノード自身により決定または設定される。しかしながら、他の実施形態では、タイマ値Tは、例えば、ネットワーク内の他の何らかのノード(例えば、運用管理OAM)システム)によって決定または設定され、RANノードに送信される。

0064

図8は、本開示のいくつかの実施形態に従う、UEのUE RANコンテキストを保持するかどうかに関して決定を行うRANノードを示す。特に、図8は、RANノード(例えば、図5のマクロノード12またはLPN16)がどのようにしてUEを非アクティブ状態に解放するという決定を行うかを示す。決定は、RANにRANコンテキストが格納されていないCNアイドル状態、またはUEのRANコンテキストが格納されてUEがCN接続状態に維持されているRAN非アクティブ状態にUEを解放することであり得る。決定は、とりわけ、RANノード内のコンテキスト記憶の信頼性(これは、ノード全体の信頼性であり得る)に基づく。プロセスは以下の通りである。
●ステップ300:データ接続は、UEとデータ_ネットワーク(例えば、図5のデータネットワーク24)との間に確立され、それにより、UEは、RAN_ノードとのアクティブな接続を有する。
●ステップ302:例えば、非アクティブのために、RAN_ノードは、UEとの接続を解放する、例えば、それを非アクティブ状態に移行させることを決定する。RAN_ノードは、RANにRANコンテキストが格納されていないCNアイドル状態に、または、UEのRANコンテキストが格納されてCN接続状態に維持されるRAN非アクティブ状態にUEを解放するかどうかを決定する。
●ステップ304と306:RAN_ノードがUEをCNアイドル状態へ解放することを決定した場合、UEをCNアイドル状態へ解放することを、UE(ステップ304)とコア_ネットワーク(ステップ306)の両方へシグナリングする。上記のように、この場合、UEのRANコンテキストはRANに格納されない。
●ステップ308:RAN_ノードがUEをRAN非アクティブ状態に解放することを決定した場合、RAN_ノードはUEにRAN非アクティブ状態に解放するようにシグナリングする。この場合、UEのRANコンテキストはRANに格納される。RANコンテキストは、従来の方法でRANノードに格納されてもよく、または別のRANノード(例えば、上述のようなより信頼性の高いRANノード)に格納されてもよい。

0065

図9は、本開示のいくつかの実施形態に従う、ネットワークノード26の概略的なブロック図である。ネットワークノード26は、例えば、図5のマクロノード12またはLPN16といったRANノードであり得る。図示するように、ネットワークノード26は、1つ以上のプロセッサ30を含む処理回路(例えば、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA)等)を含む制御システム28を含む。制御システム28は更に、メモリ32とネットワークインタフェース34を含む。また、ネットワークノード26がRANノードである場合、ネットワークノード26はまた、それぞれが1つ以上のアンテナ42に接続された1つ以上の送信器38と1つ以上の受信器40を含む、1つ以上の無線ユニット36を含む。いくつかの実施形態では、無線ユニット36は制御システム28の外部にあり、例えば有線接続を介して制御システム28に接続されている。しかしながら、いくつかの他の実施形態では、無線ユニット36および潜在的にアンテナ42は制御システム28と一体になっている。1つ以上のプロセッサ30は、ここに説明するようなネットワークノードの1つ以上の機能を提供するように動作する。いくつかの実施形態では、機能は、例えばメモリ32に格納され、1つ以上のプロセッサ30によって実行されるソフトウェアで実装される。

0066

図10は、本開示のいくつかの実施形態に従うネットワークノード26の仮想化された実施形態を示す概略的なブロック図である。この議論は、他の種類の無線アクセスノードにも同様に適用可能である。さらに、他のタイプのネットワークノードも、同様な仮想化された構造を有し得る。

0067

ここで使用されるような「仮想化された」ネットワークノード(例えば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)は、ネットワークの機能性の少なくとも一部分が、(例えば、ネットワークにおける物理的な処理ノード上で実行する仮想マシンを介して、)仮想的なコンポーネントとして実装されるネットワークノードの実装である。図示されるように、この例では、ネットワークノード26は、上述したように、1つ以上のプロセッサ30(例えば、CPU、ASIC、FPGA等)を含む制御システム28、メモリ32、およびネットワークインタフェース34、並びに、ネットワークノードの種類に依存して、それぞれが1つ以上のアンテナ42に接続される1つ以上の送信器38と1つ以上の受信器40を含む1つ以上の無線ユニット36を有する。制御システム28は、例えば光ケーブル等を介して、無線ユニット36に接続される。制御システム28は、ネットワークインタフェース34を介してネットワーク46に接続された、または、ネットワークインタフェース34を介してネットワーク46の一部として含まれる、1つ以上の処理ノード44に接続される。各処理ノード44は、1つ以上のプロセッサ48(例えば、CPU、ASIC、FPGA等)、メモリ50、および、ネットワークインタフェース52を含む。

0068

この例では、ここで記載されるネットワークノードの機能54(例えばマクロノード12(RAN_マクロノード)またはLPN16(例えばRAN_ピコノード)の機能またはRAN_ノードの機能)は、1つ以上の処理ノード44において実装されるか、任意の所望の方法で制御システム28と1つ以上の処理ノード44に渡って分散される。機能54は、例えば、図6に関連して記載したRAN_ピコノードにより実行される1つ以上の機能54、図7のRAN_ピコノードにより実行される1つ以上の機能54、および/または図8のRAN_ノードにより実行される1つ以上の機能54を含み得る。いくつかの特定の実施形態では、ここに記載したネットワークノード26の機能54のいくつかまたは全ては、処理ノード44によりホストされる仮想環境において実装される1つ以上の仮想マシンにより実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者には理解されるように、処理ノード44と制御システム28との間の追加的なシグナリングまたは通信は、所望の機能54の少なくともいくつかを実行するために使用される。特に、いくつかの実施形態では、無線ユニット36が適切なネットワークインタフェースを介して直接的に処理ノード44と通信するケースでは、制御システム28は含まれなくてもよい。

0069

いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに、ここに記載した実施形態のいずれかに従う仮想環境におけるネットワークノードの1つ以上の機能54を実装するネットワークノードまたはノード(例えば、処理ノード44)の機能を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラムプロダクトを含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリといった持続性のコンピュータ可読媒体)のいずれか1つである。

0070

図11は、本開示のいくつかの他の実施形態に従う、ネットワークノード26の概略的なブロック図である。ネットワークノード26は、それぞれがソフトウェアにおいて実装される、1つ以上のモジュール56を有する。モジュール56は、ここに記載したネットワークノード26の機能性を提供する。例えば、モジュール56は、図6に関連して記載したRAN_ピコノードの動作を実行する1つ以上のモジュール、図7のRAN_ピコノードの動作を実行する1つ以上のモジュール、および/または、図8のRAN_ノードの動作を実行するように動作する1つ以上のモジュールを含み得る。

0071

図12は、本開示のいくつかの実施形態に従う、UE20の概略的なブロック図である。図示するように、UE20は、1つ以上のプロセッサ58(例えば、CPU、ASIC、FPGA等)を含む。UE20は更に、メモリ60、および、それぞれが1つ以上のアンテナ68に接続された1つ以上の送信器64と1つ以上の受信器66を含む、1つ以上の送受信器62を有する。いくつかの実施形態では、上述したUE20機能性(例えば、図6図7、および/または図8に関連して記載したUE20の機能性)、は、完全に、または、部分的に、例えばメモリ60に格納されたソフトウェアにおいて実装され、プロセッサ58により実行され得る。

0072

いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサにより実行される場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、ここに説明した実施形態のいずれかに従うUE20の機能性を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述のコンピュータプログラムプロダクトを含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリといった持続性のコンピュータ可読媒体)のいずれか1つである。

0073

図13は、本開示のいくつかの他の実施形態に従う、UE20の概略的なブロック図である。UE20は、それぞれがソフトウェアにおいて実装される、1つ以上のモジュール70を有する。モジュール70は、ここに記載したUE20の機能性を提供する。例えば、モジュール70は、図6に関連して記載したUEの動作を実行する1つ以上のモジュール、図7のUEの動作を実行する1つ以上のモジュール、および/または、図8のUEの動作を実行するように動作する1つ以上のモジュールを含み得る。

0074

それに限定されないが、本開示のいくつかの例示的実施形態が以下に提供される。いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノードの動作方法は、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納すること、第2のRANノードに格納されているUEのRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を取得すること、およびRANコンテキスト識別情報をUEに提供することを含む。いくつかの実施形態では、RANコンテキスト識別情報をUEに提供することは、UEの接続を解放した場合にRANコンテキスト識別情報をUEに提供することを含む。いくつかの実施形態では、方法は更に、UEの接続を解放することを決定することを含み、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納することは、UEの接続を解放することを決定すると第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納することを含む。いくつかの実施形態では、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納することは、UEのRANコンテキストを格納する要求であって、UEのRANコンテキストを含む要求を第2のノードへ送信することを含み、RANコンテキスト識別情報を取得することは、要求に応答して第2のRANノードから第2のRANノードに格納されているUEのRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を含む応答を受信することを含む。いくつかの実施形態では、第1のRANノードはLPNであり、第2のRANノードはマクロノードである。

0075

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対する第1のRANノードは、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納し、第2のRANノードに格納されているRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を取得し、RANコンテキスト識別情報をUEに提供するように適合される。更に、いくつかの実施形態では、RANノードは更に、上記の第1のRANノードの動作方法を実行するように適合される。

0076

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対する第1のRANノードは、通信インタフェース、1つ以上の送信器、1つ以上のプロセッサ、および1つ以上のプロセッサにより実行可能な命令を格納するメモリを有し、それにより、第1のRANノードは、通信インタフェースを介して、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納し、第2のRANノードに格納されているUEのRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を取得し、1つ以上の送信器を介して、RANコンテキスト識別情報をUEに提供するように動作可能である。

0077

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対する第1のRANノードは、第2のRANノードにUEのRANコンテキストを格納するように動作可能な格納モジュールと、第2のRANノードに格納されているRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を取得するように動作可能な取得モジュールと、RANコンテキスト識別情報をUEに提供するように動作可能な提供モジュールとを有する。

0078

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるUEの動作方法は、第1のRANノードから、第2のRANノードに格納されているUEのRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を受信することを含む。更に、いくつかの実施形態では、RANコンテキスト識別情報を受信することは、第1のRANノードから接続解放を受信することを含み、当該接続解放はRANコンテキスト識別情報を含む。更に、いくつかの実施形態では、第1のRANノードはLPNであり、第2のRANノードはマクロノードである。

0079

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、第1のRANノードから、第2のRANノードに格納されているRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を受信するように適合される。更に、いくつかの実施形態では、UEは更に、上述のUEの実施形態の任意の1つに従って動作するように適合される。

0080

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、1つ以上の受信器、1つ以上のプロセッサ、および1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を格納するメモリを備え、それによりUEは、第1のRANノードから、第2のRANノードに格納されているUEのRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を受信するように動作可能である。

0081

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するUEは、第1のRANノードから、第2のRANノードに格納されているRANコンテキストのRANコンテキスト識別情報を受信するように動作可能な受信モジュールを有する。

0082

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノードの動作方法は、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定することを含む。更に、いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがUEのRANコンテキストを確実に記憶できるかどうかの関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードの1つ以上の特性の関数である。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは別のネットワークノードから受信される。いくつかの実施形態では、周期的更新タイマは、UEがRAN非アクティブ状態にあるときに周期的更新のためにUEによって利用されるタイマである。いくつかの実施形態では、タイマ値Tは、RANノードがマクロノードである場合、第1の値であり、RANノードがLPNである場合、第2の値であり、当該第2の値は当該第1の値より小さい。いくつかの実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、UEを解放する前にタイマ値Tを用いてUEを設定することを含む。いくつかの実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、UEを解放すると(解放時に)タイマ値Tを用いてUEを設定することを含む。いくつかの実施形態では、タイマ値Tを用いてUEを設定することは、解放メッセージをUEへ送信することを含み、当該解放メッセージはタイマ値Tを含む。

0083

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定するように適合される。更に、いくつかの実施形態では、RANノードは更に、上述したRANノードの動作方法の実施形態の任意の1つの方法を実行するように適合される。

0084

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、1つ以上の送信器、1つ以上のプロセッサ、および1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を格納するメモリを備え、それによりRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定するように動作可能である。

0085

いくつかの実施形態では、無線通信ネットワークに対するRANノードは、周期的更新タイマに対するタイマ値Tを用いてUEを設定するように動作可能なタイマ設定モジュールを有する。

0086

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークにおけるRANノードの動作方法は、UEに対する接続解放決定を行うことを含む。ここで、接続解放決定は、UEをCNアイドル状態またはRAN非アクティブ状態に解放する決定であり、接続解放決定がUEをCNアイドル状態へ解放する決定である場合はUEをCNアイドル状態へ解放し、ここでUEのRANコンテキストはUEがCNアイドル状態であるときにRANへ格納されない。また、接続解放決定がUEをRAN非アクティブ状態に解放する決定である場合はUEをRAN非アクティブ状態に解放し、ここで、UEのRANコンテキストはUEがRAN非アクティブ状態にあるときにRANへ格納され、よってCN接続状態となる。いくつかの実施形態では、接続解放決定を行うことは、UEのRANコンテキストを確実に格納するためのRANノードの能力に基づいて接続解放決定を行うことを含む。いくつかの実施形態では、接続解放決定は、RANノードがLPNである場合に、UEをCNアイドル状態に解放する決定である。

0087

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、UEに対する接続解放決定を行うように適合される。ここで、接続解放決定は、UEをCNアイドル状態またはRAN非アクティブ状態に解放する決定であり、接続解放決定がUEをCNアイドル状態へ解放する決定である場合はUEをCNアイドル状態へ解放し、ここでUEのRANコンテキストはUEがCNアイドル状態であるときにRANノードへ格納されない。また、接続解放決定がUEをRAN非アクティブ状態に解放する決定である場合はUEをRAN非アクティブ状態に解放し、ここで、UEのRANコンテキストはUEがRAN非アクティブ状態にあるときにRANノードへ格納され、よってCN接続状態となる。いくつかの実施形態では、RANノードは更に、上述した実施形態の任意の1つに従ってRANノードの動作方法を実行するように適合される。

0088

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、1つ以上の送信器、1つ以上のプロセッサ、および、1つ以上のプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリを有し、それにより、第1のRANノードは、UEに対する接続解放決定であって、UEをCNアイドル状態またはRAN非アクティブ状態に解放する決定である接続解放決定を行い、接続解放決定がUEをCNアイドル状態へ解放する決定である場合はUEをCNアイドル状態へ解放し、ここでUEのRANコンテキストはUEがCNアイドル状態であるときにRANノードへ格納されず、また、接続解放決定がUEをRAN非アクティブ状態に解放する決定である場合はUEをRAN非アクティブ状態に解放し、ここで、UEのRANコンテキストはUEがRAN非アクティブ状態にあるときにRANノードへ格納され、よってCN接続状態となる、ように動作可能である。

0089

いくつかの実施形態では、セルラ通信ネットワークに対するRANノードは、UEに対する接続解放決定を行うように動作可能な決定モジュールを有し、ここで、接続解放決定は、UEをCNアイドル状態またはRAN非アクティブ状態に解放する決定であり、接続解放決定がUEをCNアイドル状態へ解放する決定である場合はUEをCNアイドル状態へ解放し、ここでUEのRANコンテキストはUEがCNアイドル状態であるときにRANノードへ格納され、また、接続解放決定がUEをRAN非アクティブ状態に解放する決定である場合はUEをRAN非アクティブ状態に解放し、ここで、UEのRANコンテキストはUEがRAN非アクティブ状態にあるときにRANノードへ格納され、よってCN接続状態となる。

0090

以下の頭字語は、本開示を通じて使用される。
・第2世代
・3GPP:第3世代パートナーシッププロジェクト
・5G:第5世代
・AIR:アンテナ統合無線
・AS:アクセス層
・ASIC:特定用途向け集積回路
・BSC:基地局コントローラ
・CN:コアネットワーク
・CPU;中央処理ユニット
・C−RNTI:セル無線ネットワーク一時的識別子
・DU:デジタルユニット
・eNB:強化型(Enhanced)または進化型(Evolved)ノードB
・EPC:進化型パケットコア
・EPS:進化型パケットシステム
・E−UTRAN:進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・FPGA:フィールドプログラマブルゲートアレイ
・GPRS:汎用パケット無線システム
・GSM:移動通信のためのグローバルシステム
・GTP−U:汎用パケット無線システムトンネリングプロトコルユーザプレーン
・GUTI:グローバリユニーク一時的識別情報
・HARQ:ハイブリッド自動再送要求
・HSDPA高速ダウンリンクパケットアクセス
・eNB:強化型(Enhanced)または進化型(Evolved)ノードB
・低電力ノード(LPN)
・LTE:ロングタームエヴォリューション
・媒体アクセス制御(MAC)
・MME:モビリティ管理エンティティ
・MTC:マシーンタイプ通信
・NAS:非アクセス層
・OAM:運用管理
・PDCP:パケットデータコンバージェンスプロトコル
・PDN:パケットデータネットワーク
・P−GW:パケットデータネットワークゲートウェイ
・PHY:物理レイヤ
・QoS:サービスの品質
・RAN:無線アクセスネットワーク
・RAT:無線アクセス技術
・RB:リソースブロック
・RBS:無線基地局
・RRC:無線リンク制御
・RLC−AM:無線リンク制御確認応答モード
・RLC−UM:無線リンク制御否定応答モード
・RNC:無線ネットワークコントローラ
・ROHC:ロバストヘッダ圧縮
・RRC:無線リソース制御
・RRU:遠隔無線ユニット
・SAE:システムアーキテクチャ進化
・SCEF:サービス能力露出機能
・S−TMSI:システムアーキテクチャ進化一時的モバイル加入者識別情報
・TS:技術仕様
・UE:ユーザ装置
・UMTS:ユニバーサルモバイル電気通信システム
・UTRAN:ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・WCDMA:広帯域符号分割多重アクセス

0091

当業者であれば、本開示の実施形態に対する改良および修正を認識するだろう。そのような改良および修正は、ここに開示された概念内で考慮される。

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