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技術 リアルタイムデータ取得・記録システム

出願人 ウィ-トロニックス,リミティッドライアビリティカンパニー
発明者 ジョーダン,ローレンス,ビー.ハムスミス,マシュー
出願日 2017年5月16日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2018-561014
公開日 2019年8月8日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-521898
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 電力喪失 仮想現実装置 鉱山機械 着脱式記憶装置 アクチュエータコマンド イベントレコーダ 事象検出器 燃料データ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題・解決手段

移動資産で用いる、データレコーダを含むデータ取得・記録システム(DARS)。データレコーダは、データエンコーダ搭載データマネジャ、車両事象検出器、少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント、及びキューリポジトリを含む。DARSは、少なくとも1つの入力センサからのデータを処理し、そのデータの圧縮レコードを少なくとも毎秒ローカルメモリコンポーネントモジュールに記憶する。DARSは、準リアルタイムモードで動作して、5分間のデータを含むフルレコードを遠隔メモリモジュールに5分ごとに記憶し、リアルタイムモードでは、データのレコードを少なくとも毎秒、最大10分の1秒ごとにアップロードすることにより、そのデータをその遠隔メモリモジュールにストリーミングするように設計されている。遠隔に位置するユーザは、ウェブブラウザを介して、DARSが取得した映像音声、及びデータを検分することができるため、より迅速な緊急対応を備え、修理及び経路変更の有効性の検証、乗員の業務と安全性の監視を行うことができる。

概要

背景

機関車航空機、大量輸送システム鉱山機械運搬可能な医療機器貨物船舶用船などの高価値移動資産は、通常、搭載型データ取得・記録「ブラックボックス」システム及び/又は「イベントレコーダ」システムを採用している。イベントデータレコーダフライトデータレコーダなどのデータ取得・記録システムは、インシデント調査、乗員の業務評価燃費分析メンテナンス計画、及び予測診断に使用されるさまざまなシステムパラメータログに残す。典型的なデータ収集記録システムは、デジタル及びアナログ入力ならびに圧力スイッチ及び圧力トランスデューサを備え、様々な搭載のセンサ装置からのデータを記録する。記録されたデータは、速度、移動した距離、場所、燃料レベル、1分間当たりのエンジン回転数(RPM)、流体レベル運転者制御、圧力、現在及び予測される天候条件及び周囲条件などのパラメータを含むことができる。基本的事象及び動作データに加えて、映像及び音声事象データ記録機能も、これらの同じ移動資産の多くに配備されている。通常、資産で事件が発生し、調査が必要とされた後、データレコーダ回収されると、そのデータレコーダからデータが抽出される。ところが、データレコーダが回復できない、又は他の理由でデータが利用できない状況が発生することがある。このような状況では、データ取得・記録システム又はそのデータへの物理的アクセス利用可能であるかどうかにかかわらず、データ収集記録システムによって取得された事象及び動作データ、映像データ、及び音声データなどのデータが迅速に必要とされる。

概要

移動資産で用いる、データレコーダを含むデータ取得・記録システム(DARS)。データレコーダは、データエンコーダ搭載データマネジャ、車両事象検出器、少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント、及びキューリポジトリを含む。DARSは、少なくとも1つの入力センサからのデータを処理し、そのデータの圧縮レコードを少なくとも毎秒ローカルメモリコンポーネントモジュールに記憶する。DARSは、準リアルタイムモードで動作して、5分間のデータを含むフルレコードを遠隔メモリモジュールに5分ごとに記憶し、リアルタイムモードでは、データのレコードを少なくとも毎秒、最大10分の1秒ごとにアップロードすることにより、そのデータをその遠隔メモリモジュールにストリーミングするように設計されている。遠隔に位置するユーザは、ウェブブラウザを介して、DARSが取得した映像、音声、及びデータを検分することができるため、より迅速な緊急対応を備え、修理及び経路変更の有効性の検証、乗員の業務と安全性の監視を行うことができる。

目的

本明細書の教示は、高価値の移動資産上でリアルタイムデータ取得・記録システムによって記録された事象及び動作データ、映像データ、及び音声データなどのデータへのリアルタイム又は準リアルタイムのアクセスを提供する

効果

実績

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請求項1

移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送する方法であって、前記移動資産に搭載されたデータレコーダを使用して、前記移動資産に搭載された少なくとも1つのデータソースと、前記移動資産から遠隔にある少なくとも1つのデータソースとの少なくとも1つ、からの少なくとも1つのデータ信号、に基づくデータを受信することと、前記データレコーダのデータエンコーダを使用して、前記データに基づいてビットストリームを含む記録を符号化することと、前記データレコーダに搭載されたデータマネジャを用いて、前記記録をレコードブロックに付加することと、前記搭載のデータマネジャを使用して、前記データレコーダの少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント及び前記データレコーダのキューリポジトリに、設定可能な第1の所定頻度でレコードブロックを記憶することと、を備える方法。

請求項2

前記移動資産に搭載されている前記少なくとも1つのデータソースが、アナログ入力デジタル入力、入力及び出力モジュール車両コントローラエンジンコントローラ惰性センサ全地球測位システム、少なくとも1つのカメラ燃料データ、及びポジティブ列車制御PTC)信号データ、の少なくとも1つを含み、前記移動資産から遠隔にある前記少なくとも1つのデータソースが、マップ成分、経路及び乗員名簿成分、及び天候成分、の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記データが、前記移動資産からの速度、圧力、温度、電流電圧加速度、遠隔にある移動資産からの加速度、スイッチの位置、アクチュエータの位置、警告灯照明、アクチュエータ指令、位置、高度、内部生成された情報、映像情報音声情報、経路、スケジュールカーゴマニフェスト情報環境条件、現天候条件、及び予測天候条件、の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。

請求項4

事前定義事象が前記移動資産に関して発生したという条件で、前記データレコーダの車両事象検出器を用いて、前記移動資産に搭載されている車内オーディオ(in cab audio)及びグラフィックユーザインタフェースGUI)からの前記データ及びマルチメディアデータの少なくとも1つに基づいて、前記事前定義の事象を特定することと、前記事前定義の事象が前記移動資産に関して発生したという前記条件で、前記車両事象検出器を用いて、前記事前定義の事象、データ、及びマルチメディアデータを前記キューリポジトリに記憶することと、前記事前定義の事象が前記移動資産に関して発生したという前記条件で、前記車両事象レコーダを用いて、前記事前定義の事象、データ、及びマルチメディアデータを前記搭載データマネジャに送信することと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記事前定義の事象が、前記移動資産の操作者が開始する、非常停止要求、緊急制動動作、前記資産の任意軸での急加速、前記資産の任意軸での急減速、及び前記データレコーダへの入力電力喪失、の少なくとも1つ、である、請求項4に記載の方法。

請求項6

前記移動資産に搭載されている前記車内オーディオ及びGUIを用いて、前記事前定義の事象、データ、及びマルチメディアデータの少なくとも1つを表示すること、をさらに備える、請求項4に記載の方法。

請求項7

前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントが、衝突保護メモリモジュール及び衝突保護のない着脱式記憶装置(non-crash hardened removable storage device)の少なくとも1つ、を含む、請求項1に記載の方法。

請求項8

前記レコードブロックが、前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの少なくとも2つの一時的記憶位置の1つに記憶される、請求項1に記載の方法。

請求項9

前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントへの前記レコードブロックの記憶が、以前のレコードブロックが前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの第2の一時的記憶位置に記憶されたという条件で、前記レコードブロックを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの第1の一時的記憶位置に記憶することと、前記以前のレコードブロックが前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの前記第1の一時的記憶位置に記憶されたという条件で、前記レコードブロックを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの前記第2の一時的記憶位置に記憶することと、の一方を含む、請求項1に記載の方法。

請求項10

前記データレコーダが、前記移動資産に搭載の無線データリンク及び有線データリンクの少なくとも1つを介して、前記移動資産に搭載された前記少なくとも1つのデータソースから前記データを受信する、請求項1に記載の方法。

請求項11

前記データレコーダのイーサネットスイッチ及びパワーオブイーサネットの少なくとも一方を用いて、前記無線データリンク及び前記有線データリンクの前記少なくとも1つから前記データを受信すること、をさらに備える、請求項10に記載の方法。

請求項12

前記データレコーダが、無線データリンクを介して前記移動資産から遠隔にある前記少なくとも1つのデータソースから前記データを受信する、請求項1に記載の方法。

請求項13

前記データレコーダの無線ゲートウェイ及び無線ルータの少なくとも一方を用いて、前記無線データリンクから前記データを受信すること、をさらに備える、請求項12に記載の方法。

請求項14

前記データエンコーダを用いて、前記記録を時間同期することをさらに含む、請求項1に記載の方法。

請求項15

前記搭載のデータマネジャを用いて、設定可能な第2の所定頻度であって、0〜1秒の範囲内である頻度にて、前記レコードブロックを遠隔のデータマネジャに無線データリンクを介して送信することと、前記遠隔のデータマネジャを用いて、前記レコードブロックを遠隔のデータリポジトリに記憶することと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。

請求項16

前記データデコーダを用いて、前記レコードブロックを復号データに復号することと、前記移動資産に関して事前定義の事象が発生したという条件で、遠隔の事象検出器を用いて、前記復号データに基づいて前記事前定義の事象を特定することと、前記移動資産に関して前記事前定義の事象が発生したという前記条件で、前記遠隔の事象検出器を用いて、前記事前定義の事象及び復号データを前記遠隔のデータリポジトリに記憶することと、をさらに備える、請求項10に記載の方法。

請求項17

前記レコードブロックをレコードセグメントに付加することと、前記レコードセグメントが、少なくとも1つのレコードブロックを含む所定量のレコードブロックを備えるという条件で、前記搭載のデータマネジャを用いて、前記レコードセグメントを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに記憶することと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。

請求項18

前記搭載のデータマネジャを用いて、データリンクを介して、設定可能な第2の所定頻度にて、少なくとも1つのレコードセグメントを含むフルレコードブロックを遠隔データマネジャに送信すること、をさらに備える、請求項17に記載の方法。

請求項19

前記第2の所定頻度が、0〜5分の範囲内である、請求項18に記載の方法。

請求項20

前記遠隔のデータマネジャを用いて、前記フルレコードブロックを遠隔データリポジトリに記憶すること、をさらに備える、請求項17に記載の方法。

請求項21

前記フルレコードブロックが、前記遠隔のデータマネジャに前記無線データリンクを介して前記設定可能な第2の所定の頻度にて送信され、前記第2の所定の頻度が、前記データレコーダがリアルタイムモードであることを条件に0〜1秒の範囲内である、請求項18に記載の方法。

請求項22

前記フルレコードブロックが、前記遠隔メモリコンポーネントに前記設定可能な第2の所定の頻度にて送信され、前記第2の所定の頻度が、前記データレコーダが準リアルタイムモードであることを条件に0〜5分の範囲内である、請求項18に記載の方法。

請求項23

移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送する方法であって、前記移動資産に搭載された少なくとも1つの入力センサからデータ信号を受信することと、前記データ信号に基づいてビットストリームを含む記録を符号化することと、前記記録を、複数の記録を含むレコードブロックに付加することと、前記レコードブロックを、前記移動資産に搭載の少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに記憶することと、前記複数の記録が所定量のデータを含むという条件で、前記レコードブロックを遠隔メモリコンポーネントに記憶することと、を備える方法。

請求項24

前記所定量のデータが、5分間のデータを含む、請求項23に記載の方法。

請求項25

前記レコードブロックが、前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに少なくとも1秒に1度記憶される、請求項23に記載の方法。

請求項26

前記レコードブロックが、前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに少なくとも10分の1秒ごとに記憶される、請求項23に記載の方法。

請求項27

前記記録が事前定義の事象を含むことを条件に、前記記録に基づいて事象情報を特定することと、前記事象情報を前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに記憶することと、をさらに備える、請求項23に記載の方法。

請求項28

移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送するシステムであって、少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント、データエンコーダ、搭載データマネジャ、及びキューリポジトリを含む、前記移動資産に搭載されたデータレコーダであって、前記移動資産に搭載された少なくとも1つのデータソースと前記移動資産から遠隔にある少なくとも1つのデータソースとの少なくとも1つ、からの少なくとも1つのデータ信号に基づくデータ、を受信するように構成されたデータレコーダ、を備え、前記データレコーダは、前記データに基づいてビットストリームを含む記録を符号化するように構成されており、前記搭載データマネジャは、レコードブロックに前記記録を付加し、前記レコードブロックを、設定可能な第1の所定頻度で、前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント及び前記キューリポジトリに記憶する。ように構成されている、システム。

請求項29

前記移動資産に搭載されている前記少なくとも1つのデータソースが、アナログ入力、デジタル入力、入力及び出力モジュール、車両コントローラ、エンジンコントローラ、惰性センサ、全地球測位システム、少なくとも1つのカメラ、燃料データ、及びポジティブ列車制御(PTC)信号データ、の少なくとも1つを含み、前記移動資産から遠隔にある前記少なくとも1つのデータソースが、マップ成分、経路及び乗員名簿成分、及び天候成分、の少なくとも1つを含む、請求項28に記載のシステム。

請求項30

前記データが、前記移動資産からの速度、圧力、温度、電流、電圧、及び加速度、遠隔にある移動資産からの加速度、スイッチの位置、アクチュエータの位置、警告灯の照明、アクチュエータ指令、位置、高度、内部生成された情報、映像情報、音声情報、経路、スケジュール、カーゴマニフェスト情報、環境条件、現天候条件、予測天候条件、の少なくとも1つを含む、請求項28に記載のシステム。

請求項31

前記データエンコーダの車両事象検出器であって、事前定義の事象が前記移動資産に関して発生したという条件で、前記移動資産に搭載されている車内オーディオ及びグラフィックユーザインタフェース(GUI)からの前記データ及びマルチメディアデータの少なくとも1つに基づいて、前記事前定義の事象を特定し、前記事前定義の事象が前記移動資産に関して発生したという前記条件で、前記事前定義の事象、データ、及びマルチメディアデータを前記キューリポジトリに記憶し、前記事前定義の事象が前記移動資産に関して発生したという前記条件で、前記事前定義の事象、データ、及びマルチメディアデータを前記搭載データマネジャに送信する、ように構成された車両事象検出器、をさらに備える、請求項28に記載のシステム。

請求項32

前記事前定義の事象が、前記移動資産の操作者が開始する非常停止要求、緊急制動動作、前記資産の任意軸での急加速、前記資産の任意軸での急減速、又は前記データレコーダへの入力電力の喪失、の少なくとも1つである、請求項31に記載のシステム。

請求項33

前記移動資産に搭載されている前記車内オーディオ及びGUIが、前記事前定義の事象、データ及びマルチメディアデータの少なくとも1つを表示する、請求項31に記載のシステム。

請求項34

前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントが、衝突保護メモリモジュール及び衝突保護のない着脱式記憶装置の少なくとも1つを含む、請求項28に記載のシステム。

請求項35

前記レコードブロックが、前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの少なくとも2つの一時的記憶位置の1つに記憶される、請求項28に記載のシステム。

請求項36

前記搭載のデータマネジャは、以前のレコードブロックが前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの第2の一時的記憶位置に記憶されたという条件で、前記レコードブロックを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの第1の一時的記憶位置に記憶し、以前のレコードブロックが前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの前記第1の一時的記憶位置に記憶されたという条件で、前記レコードブロックを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントの前記第2の一時的記憶位置に記憶する、ように構成されている、請求項28に記載のシステム。

請求項37

前記移動資産に搭載の前記少なくとも1つのデータソースから前記データを受信するように構成された、前記移動資産に搭載の無線データリンク及び有線データリンクの少なくとも一方、をさらに備える、請求項28に記載のシステム。

請求項38

前記無線データリンク及び前記有線データリンクの前記少なくとも一方から前記データを受信する、前記データレコーダのイーサネットスイッチ及びパワーオブイーサネットの少なくとも一方、をさらに備える、請求項36に記載のシステム。

請求項39

前記データを前記移動資産から遠隔にある前記少なくとも1つのデータソースから受信するように構成された、少なくとも1つの無線データリンク、をさらに備える、請求項28に記載のシステム。

請求項40

前記無線データリンクから前記データを受信するように構成された、前記データレコーダの少なくとも1つの無線ゲートウェイ及び無線ルータ、をさらに備える、請求項28に記載のシステム。

請求項41

前記データエンコーダが、前記データを内で時間同期するように構成されている、請求項28に記載のシステム。

請求項42

前記搭載のデータマネジャが、設定可能な第2の所定頻度であって、0〜1秒の範囲内である頻度にて、前記レコードブロックを遠隔のデータマネジャに無線データリンクを介して送信し、前記レコードブロックを遠隔のデータリポジトリに記憶する、ように構成されている、請求項28に記載のシステム。

請求項43

前記レコードブロックを復号データに復号するように構成された遠隔データデコーダと、遠隔事象検出器であって、前記移動資産に関して事前定義の事象が発生したという条件で、前記復号データに基づいて前記事前定義の事象を特定し、前記移動資産に関して前記事前定義の事象が発生したことを条件として、前記事前定義の事象及び復号データを遠隔データリポジトリに記憶する、ように構成された遠隔事象検出器と、をさらに備える、請求項28に記載のシステム。

請求項44

前記搭載のデータマネジャが、前記レコードブロックをレコードセグメントに付加し、少なくとも1つのレコードブロックを含む所定量のレコードブロックを前記レコードセグメントが含むという条件で、前記レコードセグメントを前記少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントに記憶する、ように構成されている、請求項28に記載のシステム。

請求項45

前記搭載のデータマネジャが、少なくとも1つのレコードセグメントを含むフルレコードブロックを、無線データリンクを介して設定可能な第2の所定頻度にて、遠隔データマネジャに送信する、ように構成されている、請求項44に記載のシステム。

請求項46

前記第2の所定頻度が、0〜5分の範囲内である、請求項45に記載のシステム。

請求項47

前記遠隔のデータマネジャが、前記フルレコードブロックを遠隔データリポジトリに記憶するように構成されている、請求項45に記載のシステム。

請求項48

前記フルレコードブロックが、前記遠隔データマネジャに前記無線データリンクを介して、前記設定可能な第2の所定の頻度にて送信され、前記第2の所定の頻度が、前記データレコーダがリアルタイムモードであることを条件に、0〜1秒の範囲内である、請求項45に記載のシステム。

請求項49

前記フルレコードブロックが、前記遠隔メモリコンポーネントに前記設定可能な第2の所定の頻度にて送信され、前記第2の所定の頻度が、前記データレコーダが準リアルタイムモードであることを条件に、0〜5分の範囲内である、請求項45に記載のシステム。

請求項50

移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送するシステムであって、前記移動資産に搭載された少なくとも1つの入力センサからデータ信号を受信し、前記データ信号をビットストリームを含むレコードに圧縮する、ように構成されたデータエンコーダと、前記レコードを複数のレコードを含むレコードブロックに付加し、前記レコードブロックを、前記移動資産に搭載の衝突保護メモリコンポーネントに記憶し、前記複数のレコードが所定量のデータを含むという条件で前記レコードブロックを遠隔メモリコンポーネントに記憶する、ように構成された搭載データマネジャと、を備えるシステム。

請求項51

前記記録が事前定義の事象を含むという条件で、前記記録に基づいて事象情報を特定するように構成された車両事象検出器、をさらに備え、前記搭載のデータマネジャが、前記事象情報及び前記レコードブロックを前記衝突保護メモリコンポーネント及び前記遠隔メモリコンポーネントに記憶するように構成されている、請求項50に記載のシステム。

請求項52

前記所定量のデータは、5分間のデータを含む、請求項50に記載のシステム。

請求項53

前記レコードブロックは、少なくとも毎秒、前記衝突保護メモリコンポーネントに記憶される、請求項50に記載のシステム。

請求項54

前記レコードブロックは、10分の1秒ごとに、前記衝突保護メモリコンポーネントに記憶される、請求項50に記載のシステム。

技術分野

0001

関連出願への相互参照
本願は、法律で認められている範囲で、2016年5月16日に出願された米国仮出願第62/337,227号に対する優先権を主張し、2016年5月16日に提出された米国仮出願第62/337,225号に対する優先権を主張し、2016年5月16日に提出された米国仮出願第62/337,228号に対する優先権を主張し、2017年5月15日に提出された米国非仮出願第15/595,650号に対する優先権を主張し、かつその継続であり、その内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0002

本開示は、高価値資産、特に高価値移動資産で使用されるリアルタイムデータ取得・記録システムに使用される機器に関する。

背景技術

0003

機関車航空機、大量輸送システム鉱山機械運搬可能な医療機器貨物船舶用船などの高価値移動資産は、通常、搭載型データ取得・記録「ブラックボックス」システム及び/又は「イベントレコーダ」システムを採用している。イベントデータレコーダフライトデータレコーダなどのデータ取得・記録システムは、インシデント調査、乗員の業務評価燃費分析メンテナンス計画、及び予測診断に使用されるさまざまなシステムパラメータログに残す。典型的なデータ収集記録システムは、デジタル及びアナログ入力ならびに圧力スイッチ及び圧力トランスデューサを備え、様々な搭載のセンサ装置からのデータを記録する。記録されたデータは、速度、移動した距離、場所、燃料レベル、1分間当たりのエンジン回転数(RPM)、流体レベル運転者制御、圧力、現在及び予測される天候条件及び周囲条件などのパラメータを含むことができる。基本的事象及び動作データに加えて、映像及び音声事象データ記録機能も、これらの同じ移動資産の多くに配備されている。通常、資産で事件が発生し、調査が必要とされた後、データレコーダ回収されると、そのデータレコーダからデータが抽出される。ところが、データレコーダが回復できない、又は他の理由でデータが利用できない状況が発生することがある。このような状況では、データ取得・記録システム又はそのデータへの物理的アクセス利用可能であるかどうかにかかわらず、データ収集記録システムによって取得された事象及び動作データ、映像データ、及び音声データなどのデータが迅速に必要とされる。

課題を解決するための手段

0004

本開示は、概して、高価値移動資産で使用されるリアルタイムデータ取得・記録システムに関する。本明細書の教示は、高価値の移動資産上でリアルタイムデータ取得・記録システムによって記録された事象及び動作データ、映像データ、及び音声データなどのデータへのリアルタイム又は準リアルタイムアクセスを提供することができる。本明細書に記載する、移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送する方法の一実装は、移動資産に搭載されたデータレコーダを使用して、その移動資産に搭載された少なくとも1つのデータソースと移動資産から遠隔にある少なくとも1つのデータソースとの少なくとも1つからの少なくとも1つのデータ信号に基づくデータを受信することと、データレコーダのデータエンコーダを使用して、そのデータに基づくビットストリームを含むレコードを符号化することと、そのデータレコーダに搭載のデータマネジャを使用して、そのレコードをレコードブロックに追加するステップと、その搭載データマネジャを使用して、データレコーダの少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント及びデータレコーダのキューリポジトリ(queueing repository)に、設定可能な第1の所定頻度でレコードブロックを記憶することとを含む。

0005

本明細書に記載の、移動資産からのデータを処理、記憶、及び転送する方法の別の実装は、その移動資産に搭載された少なくとも1つの入力センサからデータ信号を受信することと、そのデータ信号に基づいてビットストリームを含むレコードを符号化することと、そのレコードを、複数のレコードを含むレコードブロックに付加することと、その移動資産に搭載された少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントにそのレコードブロックを記憶することと、その複数のレコードが所定量のデータを含むという条件でそのレコードブロックを遠隔メモリコンポーネントに記憶することとを含む。

0006

本明細書に記載のリアルタイムデータ取得・記録システムの1つの実装は、少なくとも1つのローカルメモリコンポーネントと、データエンコーダと、搭載のデータマネジャと、キューリポジトリ(queueing repository)とを含む、移動資産に搭載されたデータレコーダであって、データレコーダは、その移動資産に搭載された少なくとも1つのデータソースとその移動資産から遠隔にある少なくとも1つのデータソースとの少なくとも1つからの少なくとも1つのデータ信号に基づくデータを受信するように設定されており、そのデータエンコーダは、そのデータに基づいてビットストリームを含むレコードを符号化するように設定されており、搭載されているデータマネジャは、そのレコードをレコードブロックに付加し、かつ少なくとも1つのローカルメモリコンポーネント及びキューリポジトリに、設定可能な第1の所定頻度でその記録ブロックを記憶するように設定されている。

0007

本明細書に記載の、移動資産からデータを処理、記憶、転送するシステムのもう1つの実装は、その移動資産に搭載された少なくとも1つの入力センサからデータ信号を受信し、ビットストリームを含むレコード内にそのデータ信号を圧縮するように設定されたデータエンコーダと、複数のレコードを含むレコードブロックにそのレコードを付加し、その移動体資産に搭載された衝突保護メモリ(crash hardened memory)にその記録ブロックを記憶し、複数のレコードが所定量のデータを含むという条件でそのレコードブロックを遠隔メモリコンポーネントに記憶するように設定された搭載のデータマネジャと、を含む。

0008

本開示のこれらの態様及び他の態様における変形を、以下でさらに詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0009

本明細書の説明を添付の図面を参照して行うが、いくつかの図面では同様の参照番号で同様の部品を示している。
本開示の実装による例示的なリアルタイムデータ取得・記録システムの第1の実施形態の現場設置を示す図。
本開示の実装による例示的なリアルタイムデータ取得・記録システムの第2の実施形態の現場設置を示す図。
本開示の実装による移動資産からのデータ及び/又は情報を記録するプロセスを示すフロー図。
本開示の実装による、停電後に移動資産からのデータ及び/又は情報を付加するプロセスを示すフロー図。
本開示の実装による、衝突保護メモリに保存される例示的な中間(interim)レコードブロック及びフル(full)レコードブロックを示す図。
本開示の実装による、停電前及び電力回復後の衝突保護メモリモジュール内の例示的な暫定レコードブロックを示す図。
本開示の実装による、電力回復後の衝突保護メモリモジュール内の例示的なレコードセグメントを示す図。

実施例

0010

本明細書に記載のリアルタイムデータ取得・記録システムは、資産所有者操作者調査者などのユーザから遠隔に位置する高価値資産に関連する事象及び動作データ、映像データ、及び音声データなどの広範なデータへのリアルタイム又は準リアルタイムのアクセスを提供する。このデータ取得・記録システムは、データレコーダを介してその資産に関するデータを記録し、事故の発生前、発生時及び発生後遠隔データリポジトリ及び遠隔地にいるユーザにデータをストリーミングする。そのデータは、リアルタイム又は準リアルタイムで遠隔データリポジトリにストリーミングされ、少なくとも事故又は緊急事態の発生時までの情報を利用可能にし、これにより、特定データのダウンロード要請ファイル位置特定及び転送、そのデータを検分する特殊アプリケーションの使用と目的として、資産での事故を調査するために「ブラックボックス」を見つけてダウンロードする必要性を実質的に排除し、資産上のデータレコーダと交信する必要性を排除することになる。本開示のシステムは、典型的な記録能力を保持しながら、事故の発生前、発生時及び発生後に遠隔データリポジトリ及び遠隔エンドユーザにデータをストリーミングする能力を追加して有する。大半の状況において、データは既に取得され、遠隔データリポジトリに保存されているため、データレコーダに記録された情報は冗長で不要となる。

0011

本開示のシステム以前では、事件が発生し調査が必要となった後に、「ブラックボックス」又は「イベントレコーダ」からデータが抽出された。「ブラックボックス」が記録した時間セグメントを含むデータファイルは、「ブラックボックス」からダウンロードされて取り出され、独自のソフトウェアを有するユーザによって検分されなければならなかった。そのユーザは、資産への物理的又は遠隔アクセスを得て、「ブラックボックス」からダウンロードすべき所望のデータを選択し、その所望情報を含むファイルを計算装置にダウンロードし、その計算装置で動作するカスタムアプリケーションを使用して、その所望データを有する適切なファイルを探し出さなければならない。 本開示のシステムでは、ユーザがこれらのステップを実行する必要性を排除しており、そのユーザは、所望データへとナビゲートする一般的なウェブブラウザを使用するだけでよい。

0012

資産所有者、操作者、及び/又は調査者などの遠隔地にいるユーザは、選択した資産に関連する生の及び/又は過去の所望データへとナビゲートする一般的なウェブブラウザにアクセスして、その資産の運用効率及び安全性をリアルタイム又は準リアルタイムに検分及び分析することができる。リアルタイム又は準リアルタイムで動作を検分する機能により、挙動(behavior)の迅速な評価と調整が可能になる。事故時には、例えば、リアルタイム情報及び/又はデータにより状況のトリアージが容易になり、最初の応答者に有益な情報を提供することができる。通常の運用時には、例えば、リアルタイム情報及び/又はデータを用いて、乗員の業務を監査し、ネットワーク広域の状況認識補助することができる。

0013

データには、これに限定されるものではないが、資産及び/又は周辺資産に由来する速度、圧力、温度、電流電圧、及び加速度などのアナログ及び周波数パラメータ、スイッチの位置、アクチュエータの位置、警告灯照明、及びアクチュエータコマンドなどのブールデータ、位置、速度、及び高度などの全地球測位システム(GPS)データ及び/又は地理情報システムGIS)データ、現在位置を考慮した上での資産の規制制限頻度などの内部生成情報、資産内、資産上又はその近くの様々な場所に配置されたカメラからの映像及び画像情報、資産内、資産上又はその近くの様々な場所に配置されたマイクロホンからの音声情報、ルート、スケジュール、貨物マニフェスト情報などのデータセンターから資産に送信される資産の運用計画に関する情報、資産が現在運用されている又は運用が予定されている地域の現在及び将来の天候条件を含む環境条件に関する情報、機関車のポジティブ列車制御PTC)などのシステムによって生成される資産管理ステータス及び運用データ、これらに限定されるものではないが、追加データ、映像、及び音声の分析と分析学とを含む、上記のいずれかからの組み合わせから得られるデータが含まれる。

0014

また、図1及び図2は、本開示の態様を実装することができる典型的なリアルタイムデータ取得・記録システム(DARS)100、200の第1の実施形態及び第2の実施形態の現場設置をそれぞれ示している。DARS100、200は、データレコーダから遠隔に位置するエンドユーザにリアルタイム情報を配信するシステムである。DARS100、200は、車両又は移動資産148、248に設置され、搭載の有線及び/又は無線ゲートウェイルータなどの無線データリンク170、270の任意の組み合わせを介して任意の数の種々の情報源、又は無線データリンク146などのデータリンクを介してDARS100、200のデータセンター150、250経由で非搭載の情報源と通信するデータレコーダ154、254を含む。データレコーダ154、254は、搭載のデータマネジャ120、220、データエンコーダ122、222、車両事象検出器(vehicle event detector)156、256、キューリポジトリ158、258、及び無線ゲートウェイ/ルータ172、272を含む。さらに、この実装では、データレコーダ154、254は、衝突保護メモリモジュール118、218及び/又はイーサネットスイッチ162、262を含むことができ、パワーオーバーイーサネット(POE)を備えていてもいなくてもよい。例示的な衝突保護メモリモジュール118、218は、例えば、連邦規則及び連邦鉄道行政規則に遵守する耐衝撃性事象レコーダメモリモジュール、連邦規則及び連邦航空局の規制に遵守するクラッシュサバイバブルメモリユニット(crash survivable memory unit)、適用可能な連邦規則のコードに準拠した衝突保護メモリモジュール、又は当該技術分野において知られている他の適切な強化メモリでよい。第2の実施形態では、図2に示すように、データレコーダ254は、任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219をさらに含むことができる。

0015

有線及び/又は無線データリンク170、270は、離散信号入力、標準又は専用イーサネット登録商標)、シリアル接続、及び無線接続のいずれか1つ又は組み合わせを含むことができる。イーサネット接続デバイスは、データレコーダ154、254のイーサネットスイッチ162、262を利用することができ、POEを利用することができる。イーサネットスイッチ162、262は、内部スイッチ又は外部スイッチであり、POEをサポートすることができる。さらに、図1及び図2におけるマップ成分164、264、ルート/乗員名簿成分124、224、及び天候成分126、226などの遠隔データソースからのデータは、データセンター150、250から無線データリンク146、246及び無線ゲートウェイ/ルータ172、272を介して車載データマネジャ120、220及び車両事象検出器156、256に利用可能である。

0016

データレコーダ154、254は、搭載のデータリンク170、270を介して、資産の構成に基づいて幅広く多様となり得る広範な様々なソースからデータ又は情報を収集する。データエンコーダ122、222は、規制当局によって通常規定される最小組のデータを符号化する。この実装では、データエンコーダ122、222は、広範囲の資産148、248のソース及びデータセンター150、250のソースからデータを受け取る。情報源は、アナログ入力102、202、デジタル入力104、204、I/Oモジュール106、206、車両コントローラ108、208、エンジンコントローラ110、210、慣性センサ112、212、全地球測位システム(GPS)114、214、カメラ116、216、ポジティブ列車制御(PTC)/信号データ166、266、燃料データ168、268、移動体通信送信検出器(図示せず)、内部駆動データ及び任意の追加データ信号のいずれかなどの資産148、248内の任意の数のコンポーネント、及び、ルート/乗員名簿成分124、224、天候成分126、226、及びマップ成分164、264のいずれかなどのデータセンター150、250内の任意の数の成分を含むことができる。データエンコーダ122、222は、そのデータを圧縮又は符号化し、遠隔にあるデータリポジトリ130、230への効率的なリアルタイムの転送及び複製を容易にするために、そのデータを同期する。データエンコーダ122、222は、符号化データを搭載のデータマネジャ120、220に転送する。するとデータマネジャ120、220はその符号化データを、データセンター150、250内にある遠隔データマネジャ132、232を介して遠隔データリポジトリ130、230への複製を目的として、衝突保護メモリモジュール118、218及びキューリポジトリ158、258内に保存する。任意に、搭載のデータマネジャ120、220は、図2に示す第2の実施形態の衝突保護のない着脱式記憶装置219に、符号化したデータの3次コピーを保存することができる。搭載のデータマネジャ120、220及び遠隔のデータマネジャ132、232は、協働してこのデータ複製処理を管理する。データセンター150、250内の単一の遠隔データマネジャ132、232で、複数の資産148、248からのデータの複製を管理することができる。

0017

様々な入力成分からのデータ及び車内オーディオグラフィックユーザインタフェースGUI)160、260からのデータは、車両事象検出器156、256に送られる。車両事象検出器156、256は、このデータを処理して、事象、事故、又は資産148、248で他の所定の状況が発生したかどうかを決定する。車両事象検出器156、256が所定の事象が発生したことを示す信号を検出すると、車両事象検出器156、256は、所定の事象が発生したという処理済データをその所定の事象を取り囲む裏付けデータと共に、搭載のデータマネジャ120、220に送信する。車両事象検出器156、256は、広範の様々なソースからのデータに基づいて事象を検出する。その例として、アナログ入力102、202、デジタル入力104、204、I/Oモジュール106、206、車両コントローラ108、208、エンジンコントローラ110、210、慣性センサ112、212、GPS114、214、カメラ116、216、ルート/乗員名簿成分124、224、天候成分126、226、マップ成分164、264、PTC/信号データ166、266、燃料データ168、268が挙げられるが、これは資産の構成に基づいて可変である。車両事象検出器156、256が事象を検出すると、検出された資産事象情報はキューリポジトリ158、258に記憶され、任意に、車内オーディオ/グラフィックユーザインタフェース(GUI)160、260を介して資産148、248の乗員に提示することができる。

0018

搭載のデータマネジャ120、220もデータをキューリポジトリ158に送信する。準リアルタイムモードでは、搭載のデータマネジャ120、220は、データエンコーダ122、222から受信した符号化データ及びあらゆる事象情報を衝突保護メモリモジュール118、218及びキューリポジトリ158、258に記憶する。図2の第2の実施態様では、搭載のデータマネジャ220は、任意に、衝突保護のない着脱式記憶装置219に符号化データを記憶することができる。5分間の符号化データがキューリポジトリ158、258に蓄積された後、搭載のデータマネジャ120、220はその5分間の符号化データを、無線ゲートウェイ/ルータ172、272を介してアクセスされる無線データリンク146、246を通じて、データセンター150、250内の遠隔データマネジャ132、232を介して遠隔のデータリポジトリ130、230に記憶する。リアルタイムモードでは、搭載のデータマネジャ120、220は、データエンコーダ122、222から受信した符号化データ及びあらゆる事象情報を衝突保護メモリモジュール118、218及び任意に図2の衝突保護のない着脱式記憶装置219に、さらに遠隔データリポジトリ130、230に無線ゲートウェイ/ルータ172、272を介してアクセスされる無線データリンク146、246を通じて、データセンター150、250内の遠隔データマネジャ132、232を介して記憶する。搭載のデータマネジャ120、220及び遠隔のデータマネジャ132、232は、無線ゲートウェイ/ルータ172、272を用いて、Wi−Fi、移動体通信、衛星、及び私設無線システムなどの種々の無線通信リンクを通じて通信することができる。無線データリンク146、246の例としては、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)、私設無線システム、移動体通信ネットワーク、又は、DARS100、200のデータレコーダ154、254からのデータをこの例ではDARS100、200の遠隔データマネジャ130、230へ送信する任意の他の手段が挙げられる。無線データ接続が利用できない場合、このデータはメモリに記憶され、無線接続が復元されてデータ複製プロセスが再開できるようになるまでキューリポジトリ158、258内に入れられる。

0019

データ記録並行して、データレコーダ154、254は、遠隔のデータリポジトリ130、230にデータを連続的かつ自律的に複製する。この複製処理には、リアルタイムモード及び準リアルタイムモードの2つがある。リアルタイムモードでは、データは毎秒、遠隔のデータリポジトリ130、230に複製される。準リアルタイムモードでは、データは5分毎に遠隔データリポジトリ130、230に複製される。準リアルタイムモードで使用する頻度は設定可能であり、リアルタイムモードに使用されるレートは、0.10秒ごとにデータを遠隔データリポジトリ130、230に複製することによって高解像度データをサポートするように調整することができる。DARS100、200が準リアルタイムモードにあるとき、搭載のデータマネジャ120、220は、そのデータを遠隔データマネジャ132、232に複製する前に、データをキューリポジトリ158、258内で待ち合わせ行列に入れる。搭載のデータマネジャ120、220はまた、キューリポジトリ158、258に入れられた車両事象検出器情報を遠隔のデータマネジャ132、232に複製する。このデータ複製処理の効率を高めるためには、大半の条件下で、準リアルタイムモードが通常操作時に用いられる。

0020

リアルタイムモードは、資産148、248に搭載の車両事象検出器156、256により発生が検出された事象に基づいて、又はデータセンター150、250から開始される要求により開始可能である。データセンター150、250が開始するリアルタイムモードの典型的な要求は、遠隔地にいるユーザ152、252がウェブクライアント142、242からのリアルタイム情報を要求すると開始される。資産148、248が発信元となるリアルタイムモードの一般的理由は、車両事象検出器156、256による、操作者が開始する非常停止要求、緊急制動動作、任意軸における急加速又は急減速、又はデータレコーダ154、254への入力電力喪失などの事象又は事件の検出である。準リアルタイムモードからリアルタイムモードへと移行する際、遠隔データリポジトリ130、230にまだ複製されていないデータすべてが遠隔データリポジトリ130、230に複製及び記憶され、複製活動が開始される。準リアルタイムモードからリアルタイムモードへの移行は通常5秒未満で起こる。事象又は事故から所定の時間が経過した後、活動のない状態が所定時間続く、又はユーザ152、252が資産148、248からのリアルタイム情報をもはや望まない場合には、データレコーダ154、254は準リアルタイムモードに戻る。この移行を開始するのに必要な所定時間は設定可能であり、通常は10分に設定される。

0021

データレコーダ154、254がリアルタイムモードであると、搭載のデータマネジャ120、220は、連続的に遠隔のデータマネジャ132、232へとその待ち行列を空けようとして、そのデータを衝突保護メモリモジュール118、218、及び任意に図2の衝突保護のない着脱式記憶装置219に記憶し、そのデータを同時に遠隔データマネジャ132、232へと送信する。搭載のデータマネジャ120、220はまた、キューリポジトリ158、258に入れられている車両情報を検出すると、遠隔データマネジャ132、232へと送信する。

0022

遠隔データマネジャ132、232は、マップ成分164、264、ルート/乗員名簿成分124、224、及び天候成分126、226からのデータと共にデータレコーダ154、254から複製すべきデータを受信すると、その圧縮データを、DARS100、200のデータセンター150、250の遠隔データリポジトリ130、230に記憶する。遠隔データリポジトリ130、230は、例えば、クラウドベースデータ記憶装置、又は他の適した遠隔データ記憶装置でよい。このデータが受信されると、遠隔データリポジトリ130、230へ又は遠隔データリポジトリ130、230から最近複製されたデータをデータデコーダ136、236で復号し、その復号データを遠隔事象検出器134、234に送信する処理が開始される。遠隔データマネジャ132、232は、車両事象情報を遠隔データリポジトリ130、230に記憶する。遠隔事象検出器134、234は、復号データを受信すると、その復号データを処理して、その復号データに対象事象が見つかったかどうかを判定する。次に、その復号情報は、遠隔事象検出器134、234によって使用されて、資産148、248で発生するそのデータ内の事象、事故、又は他の所定の状況を検出する。遠隔事象検出器134、234は、復号データから対象事象を検出すると、その事象情報及び裏付けデータを遠隔データリポジトリ130、230に記憶する。遠隔データマネジャ132、232は、遠隔事象検出器134、234情報を受信すると、その情報を遠隔データリポジトリ130、230に記憶する。

0023

情報遠隔に位置するユーザ152、252は、ウェブブラウザなどの標準ウェブクライアント142、242、又は、この実装では選択カメラからサムネイル画像表示可能な仮想現実装置(図示せず)を用いて、指定の資産148、248又は複数の資産に関連する車両事象検出器情報を含む情報にアクセスすることができる。ウェブクライアント142、242は、一般的なウェブ標準、プロトコル、及び技術を使用して、ネットワーク144、244を介してユーザ152、252の情報要求ウェブサーバ140、240に通信する。ネットワーク144、244は、例えば、インターネットとすることができる。ネットワーク144、244は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、携帯電話ネットワーク、又はウェブサーバ140、240からこの例ではウェブクライアント142、242にデータを送信する任意の他の手段とすることができる。ウェブサーバ140、240は、データデコーダ136、236に所望のデータを要求する。データデコーダ136、236は、ウェブサーバ140、240からの要求に応じて、遠隔データリポジトリ130、230から、特定の資産148、248、又は複数の資産に関して要求したデータを取得する。データデコーダ136、236は、要求したデータを復号化し、その復号データをローカライザ138、238に送る。ローカライゼーションとは、データをユーザの好みの言語と測定単位に変換するなど、エンドユーザが希望する形式にデータを変換するプロセスである。未処理の符号化データ及び検出された事象情報が、協定世界時(UTC)及び国際単位系SI単位)を使用して遠隔データリポジトリ130、230に保存されると、ローカライザ138、238は、ウェブクライアント142、242にアクセスすることによってユーザ152、252が設定したプロファイル設定識別し、そのプロファイル設定を使用して、ユーザ152、252への提示のためにウェブクライアント142、242に送信する情報を準備する。ローカライザ138、238は、復号されたデータを、ユーザ152、252が望むフォーマット、例えばユーザ152、252が好む言語及び測定単位に変換する。ローカライザ138、238は、ユーザ152、252が好むフォーマットでローカライズしたデータを要求通りにウェブサーバ140、240に送信する。次に、ウェブサーバ140、240は、検分及び分析のために、その資産又は複数の資産についてローカライズされたデータをウェブクライアント142、242に送信して、標準映像及び360度映像再生及びリアルタイム表示を提供する。その単一資産のデータ、映像、及び音声を、又は複数の資産のデータ、映像、及び音声を同時に、ウェブクライアント142、242は表示し、ユーザ152、252は見ることができる。ウェブクライアント142、242はまた、資産傍資産及び/又は遠隔にあるサイトの上、内部、及びその近傍にある標準及び360度の映像源からの複数の映像及び音声データと共に、データの同期再生及びリアルタイム表示を提供することができる。

0024

図3は、本開示の一実装に従って、資産148、248からのデータ及び/又は情報を記録する処理300を示すフロー図である。データレコーダ154、254は、頻度、緯度座標経度座標ホーン検出、スロットル位置天候データ、地図データ、又は乗員データ302などのデータを含む、資産148、248及びデータセンター150、250、250からの物理的又は計算されたデータ要素を含む様々な入力成分からデータ信号を受け取る。データエンコーダ122、222は、データ信号情報304を構成及び記録するために使用される構造化された一連ビットを含むレコードを作成する。次に、符号化したレコードが、搭載のデータマネジャ120、220に送られる。データマネジャ120、220は、一連のレコードを時系列に、最大5分のデータ306を含むレコードブロックに順次結合する。暫定レコードブロックには5分未満のデータが含まれ、フルレコードブロックには5分間のデータが含まれる。各レコードブロックには、データ統合チェックを含む、含まれている信号を完全に復号するために必要なすべてのデータが含まれている。少なくとも、レコードブロックは開始レコードで始まり、終了レコードで終わる必要がある。

0025

符号化された信号データのすべてが衝突保護メモリモジュール118、及び任意に図2の衝突保護のない着脱式記憶装置219に保存されることが確実になるには、データレコーダ154、254が衝突又は壊滅的な事象により電力を損失する、又は極端な温度又は機械的ストレスを受け、搭載のデータマネジャ120、220が所定頻度308で衝突保護メモリモジュール118に、及び任意に図2の衝突保護のない着脱式記憶装置219に暫定レコードブロックを記憶しなくてはならない。この所定頻度は、例示の図5に示すように設定可能及び/又は変更可能である。暫定レコードブロックは少なくとも毎秒保存されるが、10分の1秒ごとの頻度で保存してもよい。暫定レコードブロックを保存する頻度は、各信号のサンプリング速度次第である。すべての暫定レコードブロックには、最新のフルレコードブロック以降のレコードのフルセットが含まれる。衝突保護メモリモジュール118、218に、又は任意の図2のデータレコーダ254の衝突保護のない着脱式記憶装置219にデータを記憶中に、データレコーダ154、254が電力を失った際に1秒のデータより多くを破損又は損失することを防止するために各暫定レコードブロックを記録する際、データレコーダ154、254は、衝突保護メモリモジュール118、218と任意の図2の衝突保護のない着脱式記憶装置219との2つの一時的記憶位置で交互に切り替えることができる。新たな暫定レコードブロックは、一時的な衝突保護メモリ場所に保存されるたびに、その場所にある既存の以前に記憶された暫定レコードブロックを上書きする。

0026

5分ごとに、この実装では、データレコーダ154、254が準リアルタイムモードにあれば、搭載のデータマネジャ120、220が、符号化された信号の最新の5分データを含むフルレコードブロックを、図7に示す衝突保護メモリモジュール118、218の記録領域に記憶し、そのフルレコードブロックのコピーを遠隔データマネジャ132、232に送信して、2年などの所定の保管期間310の間、遠隔データリポジトリ130、230に記憶する。衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2のデータレコーダ254の衝突保護のない着脱式記憶装置219は、必須の記憶期間、大半の最近のレコードブロックのレコードセグメントを記憶する。この実装においてこの期間は、データレコーダ154、254が動作データ又は映像データを、24時間バッファを追加して衝突保護メモリモジュール118、218に記憶し、上書きしなければならない連邦要求期間である。

0027

図4は、本開示の一実装による、停電後に資産情報を資産148、248からのデータ及び/又は情報を付加する処理400を示すフロー図である。電力の回復と、データレコーダ154、254は、2つの一時的な衝撃保護メモリ場所402の1つに記憶された最新の暫定レコードブロックを特定し、各レコードブロック404の終了レコードに含まれる32ビットの巡回冗長検査を使用して最新の暫定レコードブロックを検証する。検証した暫定レコードブロックを、衝突保護メモリレコードセグメントに追加し、電力喪失前の最長5分間のデータを含み得る、このレコードセグメントを保存期間406記憶するために遠隔のデータマネジャ132、232に送信する。符号化した信号データを、必須の記憶期間の循環バッファにおいて、衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219に記憶する。衝突保護メモリレコードセグメントは複数のレコードブロックに分割されているため、データレコーダ154、254は、フルレコードブロックが衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219に保存されるたびに、メモリスペースを確保する必要があれば古いレコードブロックを除去する。

0028

図6は、電力喪失前及びデータレコーダ154、254への電力の回復後の例示的な暫定レコードブロックを示す図である。(2/1/2016 10:10:08AM)602にて暫定位置2に記憶された暫定レコードブロックが有効である場合、その暫定レコードブロックは、図7に示すように、衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219にてレコードセグメント702(図7)に付加される。(2/1/2016 10:10:08AM)にて暫定位置2に記憶された暫定レコードブロックが有効でない場合、(2/1/2016 10:10:07AM)にて暫定位置1にある暫定レコードブロックが検証され、有効であれば、衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219に負荷される。

0029

任意のレコードブロックが衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219に保存される必要があるときは必ず、そのレコードセグメントはディスクに直ちにフラッシュされる。データレコーダ154、254は、暫定レコードブロックを保存する際に2つの一時的記憶位置で交互に切り替えるため、修正又は衝突保護メモリモジュール又は衝突保護のない着脱式記憶装置にフラッシュされていない1つの一時的記憶位置が常にある。これにより、一時的な記憶位置に記憶された2つの中間記録ブロックの少なくとも1つが有効であり、データレコーダ154、254が電力を失うたびに、データレコーダ154、254が大部分のデータを1秒以上失わないことを確実にすることができる。同様に、データレコーダ154、254がデータを衝突保護メモリモジュール118、218及び/又は図2に示すデータレコーダ254の任意の衝突保護のない着脱式記憶装置219にデータを書く際、10分の1秒ごとに、データレコーダ154、254は、データレコーダ154、254が電力を失うたびに、大部分のデータを10分の1秒以上失うことはない。

0030

説明を簡単にするために、処理300及び処理400は、一連のステップとして示し、説明している。ただし、本開示によるステップは、様々な順序で及び/又は並行して実施することができる。また、本開示に従ったステップは、本明細書に提示及び記載していない他のステップと共に行うことができる。さらに、図示されたすべてのステップが、開示した主題による方法を実施するために必要とされるわけではない。

0031

本開示を特定の実施形態に関連して記載したが、本開示は開示された実施形態に限定されるものではなく、逆に、添付の請求範囲内に含まれる様々な修正及び均等な構成を包含することを意図するものである。その範囲は、法律で許容されるすべての修正及び均等な構成を包含するように最も広い解釈が与えられるべきである。

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