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課題・解決手段

特に、がん治療のための組成物及び方法が提供される。この方法は、治療が必要な被験体に、治療に有効な量のブルトンチロシンキナーゼBTK)アンタゴニストとROR−1アンタゴニストとを投与することを含む。さらに、BTKアンタゴニストと、ROR−1アンタゴニストと、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストがイブルチニブであり、ROR−1アンタゴニストがシルムツズマブである。

概要

背景

BCR(B細胞受容体シグナル伝達によるシグナル伝達は、疾患、例えば、慢性リンパ性白血病(CLL)の発病及び/又は進行において、役割を果たすと考えられる。さらに、ブルトンチロシンキナーゼBTK)を阻害する、イブルチニブ及びアカラブルチニブ(4−{8−アミノ−3−[(2S)−1−(2−ブチノイル)−2−ピロリジニルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−イル}−N−(2−ピリジニルベンズアミド)を含むリンパ系悪性腫瘍及び白血病悪性腫瘍におけるB細胞受容体(BCR)シグナル伝達を標的とする薬剤は、顕著な臨床的活性を示す。B細胞シグナル伝達経路を妨害することによって、BTK治療は、劇的なリンパ節応答を伴うが、疾患の根絶及び高リスク疾患再発は、課題のままである。

概要

特に、がんの治療のための組成物及び方法が提供される。この方法は、治療が必要な被験体に、治療に有効な量のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)アンタゴニストとROR−1アンタゴニストとを投与することを含む。さらに、BTKアンタゴニストと、ROR−1アンタゴニストと、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストがイブルチニブであり、ROR−1アンタゴニストがシルムツズマブである。

目的

2つの核酸配列が実質的に同一であることの別の指標は、以下に記載するように、その2つの分子又はそれらの相補体が、ストリンジェントな条件下で互いにハイブリダイズすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

治療を必要とする被験体においてがんを治療する方法であって、前記方法が、前記被験体に、治療に有効な量のブルトンチロシンキナーゼBTK)アンタゴニストとチロシンキナーゼ様オーファン受容体1(ROR−1)アンタゴニストとを投与することを含む、方法。

請求項2

前記BTKアンタゴニストが低分子である、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記BTKアンタゴニストが、イブルチニブ、イデラリシブ、フォスタマチニブ、アカラブルチニブ、ONO/GS−4059、BGB−3111又はCC−292(AVL−292)である、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記BTKアンタゴニストがイブルチニブである、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記ROR−1アンタゴニストが、抗体又は低分子である、請求項1に記載の方法。

請求項6

前記ROR−1アンタゴニストが、抗ROR−1抗体である、請求項1に記載の方法。

請求項7

前記抗体が、ヒト化重鎖可変領域と、ヒト化軽鎖可変領域とを含み、前記ヒト化重鎖可変領域が、配列番号1、配列番号2及び配列番号3に示される配列を含み、前記ヒト化軽鎖可変領域が、配列番号4、配列番号5及び配列番号6に示される配列を含む、請求項5に記載の方法。

請求項8

前記抗体がシルムツズマブである、請求項5に記載の方法。

請求項9

前記抗体が、ヒト化重鎖可変領域と、ヒト化軽鎖可変領域とを含み、前記ヒト化重鎖可変領域が、配列番号7、配列番号8及び配列番号9に示される配列を含み、前記ヒト化軽鎖可変領域が、配列番号10、配列番号11及び配列番号12に示される配列を含む、請求項5に記載の方法。

請求項10

前記BTKアンタゴニストと前記ROR−1アンタゴニストが、組み合わせた相乗的な量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項11

前記BTKアンタゴニストと前記ROR−1アンタゴニストが、同時に投与されるか、又は順次投与される、請求項1に記載の方法。

請求項12

前記ROR−1アンタゴニストが、第1の時間点に投与され、前記BTKアンタゴニストが、第2の時間点に投与され、前記第1の時間点が、前記第2の時間点より前である、請求項1に記載の方法。

請求項13

前記BTKアンタゴニストと前記ROR−1アンタゴニストが、投与の前に混合される、請求項1に記載の方法。

請求項14

前記BTKアンタゴニストが、約1mg/kg、2mg/kg、5mg/kg、10mg/kg又は15mg/kgの量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項15

前記BTKアンタゴニストが、約5mg/kgの量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項16

前記BTKアンタゴニストが、約420mgの量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項17

前記ROR−1アンタゴニストが、約1mg/kg、2mg/kg、3mg/kg、5mg/kg又は10mg/kgの量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項18

前記ROR−1アンタゴニストが、約2mg/kgの量で投与される、請求項1に記載の方法。

請求項19

前記BTKアンタゴニストが、約5mg/kgの量で投与され、前記ROR−1アンタゴニストが、約2mg/kgで投与される、請求項1に記載の方法。

請求項20

前記BTKアンタゴニストが、約5mg/kgの量で投与され、前記ROR−1アンタゴニストが、約1mg/kgで投与される、請求項1に記載の方法。

請求項21

前記BTKアンタゴニストが、毎日、少なくとも14日間にわたって投与される、請求項1に記載の方法。

請求項22

前記BTKアンタゴニストが、毎日、約28日間にわたって投与される、請求項1に記載の方法。

請求項23

前記ROR−1アンタゴニストが、約28日間にわたって1回投与される、請求項1に記載の方法。

請求項24

前記BTKアンタゴニストが静脈内投与される、請求項1に記載の方法。

請求項25

前記ROR−1アンタゴニストが静脈内投与される、請求項1に記載の方法。

請求項26

前記被験体が哺乳動物である、請求項1に記載の方法。

請求項27

前記被験体がヒトである、請求項1に記載の方法。

請求項28

前記がんが、リンパ腫白血病骨髄腫、AML、B−ALL、T−ALL、腎細胞癌腫結腸がん、結腸直腸がん乳がん扁平上皮細胞がん、メラノーマ胃がん、脳がん、肺がん膵臓がん子宮頸がん卵巣がん肝臓がん膀胱がん前立腺がん精巣がん甲状腺がん頭頸部がん子宮がん腺がん又は副腎癌である、請求項1に記載の方法。

請求項29

前記がんが、慢性リンパ性白血病(CLL)、小リンパ球性リンパ腫、周辺細胞B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫又はB細胞白血病である、請求項1に記載の方法。

請求項30

BTKアンタゴニストと、ROR−1アンタゴニストと、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物

請求項31

医薬組成物であって、BTKアンタゴニストと、抗ROR−1抗体と、薬学的に許容される賦形剤とを含み、前記BTKアンタゴニストと前記抗ROR−1抗体が、組み合わせた相乗的な量で存在し、前記組み合わせた相乗的な量が、治療を必要とする被験体においてがんを治療するのに有効である、医薬組成物。

請求項32

前記BTKアンタゴニストが低分子である、請求項30に記載の医薬組成物。

請求項33

前記BTKアンタゴニストが、イブルチニブ、イデラリシブ、フォスタマチニブ、アカラブルチニブ、ONO/GS−4059、BGB−3111又はCC−292(AVL−292)である、請求項30に記載の医薬組成物。

請求項34

前記BTKアンタゴニストがイブルチニブである、請求項30に記載の医薬組成物。

請求項35

前記ROR−1アンタゴニストが抗体又は低分子である、請求項30に記載の医薬組成物。

請求項36

前記ROR−1アンタゴニストが抗ROR−1抗体である、請求項30に記載の医薬組成物。

請求項37

前記抗体が、ヒト化重鎖可変領域と、ヒト化軽鎖可変領域とを含み、前記ヒト化重鎖可変領域が、配列番号1、配列番号2及び配列番号3に示される配列を含み、前記ヒト化軽鎖可変領域が、配列番号4、配列番号5及び配列番号6に示される配列を含む、請求項35に記載の医薬組成物。

請求項38

前記抗体がシルムツズマブである、請求項35に記載の医薬組成物。

請求項39

前記抗体が、ヒト化重鎖可変領域と、ヒト化軽鎖可変領域とを含み、前記ヒト化重鎖可変領域が、配列番号7、配列番号8及び配列番号9に示される配列を含み、前記ヒト化軽鎖可変領域が、配列番号10、配列番号11及び配列番号12に示される配列を含む、請求項35に記載の医薬組成物。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、この全体が全ての目的のために参照により本明細書に組み込まれる、2016年6月27日に出願された米国仮出願第62/355,171号に対する優先権を主張する。

0002

ASCIIファイルとして提出された「配列表」、表又はコンピュータプログラムリスト添付書類の参照
2017年6月19日に作成されたファイル48537−582001WO SL_ST25.TXTに記載された配列表(10,919バイト、機械フォーマットIBM−PC、MS−Windowsオペレーティングシステム)は、参照により本明細書に組み込まれる。

0003

連邦政府による資金提供を受けた研究開発の記載
本発明は、National Institutes of Healthによって付与された付与番号CA081534に基づく政府の援助を用いてなされた。政府は、本発明に一定の権利を有する。

背景技術

0004

BCR(B細胞受容体シグナル伝達によるシグナル伝達は、疾患、例えば、慢性リンパ性白血病(CLL)の発病及び/又は進行において、役割を果たすと考えられる。さらに、ブルトンチロシンキナーゼBTK)を阻害する、イブルチニブ及びアカラブルチニブ(4−{8−アミノ−3−[(2S)−1−(2−ブチノイル)−2−ピロリジニルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−イル}−N−(2−ピリジニルベンズアミド)を含むリンパ系悪性腫瘍及び白血病悪性腫瘍におけるB細胞受容体(BCR)シグナル伝達を標的とする薬剤は、顕著な臨床的活性を示す。B細胞シグナル伝達経路を妨害することによって、BTK治療は、劇的なリンパ節応答を伴うが、疾患の根絶及び高リスク疾患再発は、課題のままである。

発明が解決しようとする課題

0005

本明細書には、当技術分野におけるこれらの問題及び他の問題に対する解決策が提供される。

課題を解決するための手段

0006

本明細書で提供される組成物及び方法は、特に、白血病の治療に有用である。例えば、驚くべきことに、慢性リンパ性白血病(CLL)を治療するために抗ROR−1抗体とBCR阻害剤との組み合わせを使用するための、効果的な方法が、提供される。

0007

ある態様では、治療を必要とする被験体においてがんを治療する方法であって、被験体に、治療に有効な量のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)アンタゴニストとチロシンキナーゼ様オーファン受容体1(ROR−1)アンタゴニストとを投与することを含む、方法が提供される。

0008

ある態様では、BTKアンタゴニストと、ROR−1アンタゴニストと、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。

0009

ある態様では、医薬組成物であって、BTKアンタゴニストと、抗ROR−1抗体と、薬学的に許容される賦形剤とを含み、BTKアンタゴニストと抗ROR−1抗体とが、組み合わせた相乗的な量で存在し、組み合わせた相乗的な量が、治療を必要とする被験体においてがんを治療するのに有効である、医薬組成物が提供される。

0010

ある態様では、治療を必要とする被験体においてがんを治療する方法が提供される。この方法は、被験体に、治療に有効な量のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)アンタゴニストと抗ROR−1抗体とを投与することを含む。

0011

別の態様では、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)アンタゴニストと、抗ROR−1抗体と、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。

図面の簡単な説明

0012

図1A〜1D。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図1A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて又は用いずにインキュベートし、UC−961又はイブルチニブで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1B)未処理CLL細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図1C)イブルチニブ治療された患者(n=5)からCLL細胞を集めた。各レーンの上部に示されるとおりWnt5a又はUC−961を用いて又は用いずに、in vitroで処理されたこれらのCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1D)イブルチニブで治療した患者から集められ、Wnt5a及び/又はUC−961で処理したCLL細胞において、Rac1活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドOD比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図1A〜1D。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図1A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、UC−961又はイブルチニブで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1B)未処理CLL細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図1C)イブルチニブ治療された患者(n=5)からCLL細胞を集めた。各レーンの上部に示されるとおりWnt5a又はUC−961を用いて又は用いずに、in vitroで処理されたこれらのCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1D)イブルチニブで治療した患者から集められ、Wnt5a及び/又はUC−961で処理したCLL細胞において、Rac1活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図1A〜1D。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図1A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、UC−961又はイブルチニブで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1B)未処理CLL細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図1C)イブルチニブ治療された患者(n=5)からCLL細胞を集めた。各レーンの上部に示されるとおりWnt5a又はUC−961を用いて又は用いずに、in vitroで処理されたこれらのCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1D)イブルチニブで治療した患者から集められ、Wnt5a及び/又はUC−961で処理したCLL細胞において、Rac1活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図1A〜1D。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図1A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、UC−961又はイブルチニブで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1B)未処理CLL細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図1C)イブルチニブ治療された患者(n=5)からCLL細胞を集めた。各レーンの上部に示されるとおりWnt5a又はUC−961を用いて又は用いずに、in vitroで処理されたこれらのCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図1D)イブルチニブで治療した患者から集められ、Wnt5a及び/又はUC−961で処理したCLL細胞において、Rac1活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図2A〜2B。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図2A)Wnt5aを用いて又は用いない、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。細胞分裂率と共に、1つの代表的なCLLサンプルを示している。(図2B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの、減少したCFSE蛍光を有する、CLL細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図2A〜2B。UC−961は、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図2A)Wnt5aを用いて、又は用いない、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。細胞分裂率と共に、1つの代表的なCLLサンプルを示している。(図2B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの、減少したCFSE蛍光を有する、CLL細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図3。CLL患者に由来する異種移植マウスにおけるUC−961とイブルチニブとの相加阻害効果。記載の処理の1日前に、CLL細胞をRag2−/−γc−/−マウスの腹膜腔に注射した。細胞注射から7日後に腹膜洗浄液を集め、CD5、CD19及びCD45に特異的なmAbを用いた染色後の細胞数計測及びフローサイトメトリー分析によって残留CLLを決定した。グラフの各バーは、処理を行わなかったマウスから集めた細胞に対して正規化された、処理後のマウスから集めた残留CLL細胞のパーセントを表す。示したデータは、異なる3患者に由来する、各群において5匹のマウスを用いた、平均±SEMである。P値は、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算された。
図4A〜4D。UC−961は、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図4A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて又は用いずにインキュベートし、そしてUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、ROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。(図4B)未処理ROR−1×TCL1白血病細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したROR−1×TCL1白血病細胞においてWnt5aによって誘発された、Rac1の活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図4C)Wnt5aを用いて又は用いずに、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=6)のCD154によって誘発される増殖。1つの代表的なROR−1×TCL1白血病細胞サンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図4D)バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図4A〜4D。UC−961は、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図4A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、そしてUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、ROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。(図4B)未処理ROR−1×TCL1白血病細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したROR−1×TCL1白血病細胞においてWnt5aによって誘発された、Rac1の活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図4C)Wnt5aを用いて又は用いずに、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=6)のCD154によって誘発される増殖。1つの代表的なROR−1×TCL1白血病細胞サンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図4D)バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図4A〜4D。UC−961は、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図4A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、そしてUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。(図4B)未処理ROR−1×TCL1白血病細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したROR−1×TCL1白血病細胞においてWnt5aによって誘発された、Rac1の活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図4C)Wnt5aを用いて又は用いずに、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=6)のCD154によって誘発される増殖。1つの代表的なROR−1×TCL1白血病細胞サンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図4D)バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図4A〜4D。UC−961は、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図4A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aを用いて、又は用いずにインキュベートし、そしてUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。(図4B)未処理ROR−1×TCL1白血病細胞又はUC−961(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したROR−1×TCL1白血病細胞においてWnt5aによって誘発された、Rac1の活性化が測定された。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図4C)Wnt5aを用いて又は用いずに、UC−961又はイブルチニブで処理された、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=6)のCD154によって誘発される増殖。1つの代表的なROR−1×TCL1白血病細胞サンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図4D)バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図5A〜5C。ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961及びイブルチニブの相加阻害効果。(図5A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓が示されている。(図5B)UC−961とイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのUC−961を1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを毎日投与した。B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素を用いて細胞を染色した後に光散乱特徴によって決定した、上部に示した処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めた脾臓リンパ球の蛍光を示す、等高線図各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図5C)1mg/kgのUC−961の注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの脾臓における、ROR−1×TCL1白血病細胞の、フローサイトメトリー分析及び細胞数計測によって決定した合計数。それぞれの形状は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、***P<0.001。
図5A〜5C。ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961及びイブルチニブの相加阻害効果。(図5A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓が示されている。(図5B)UC−961とイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのUC−961を1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを毎日投与した。B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素を用いて細胞を染色した後に光散乱特徴によって決定した、上部に示した処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めた脾臓リンパ球の蛍光を示す、等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図5C)1mg/kgのUC−961の注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの脾臓における、ROR−1×TCL1白血病細胞の、フローサイトメトリー分析及び細胞数計測によって決定した合計数。それぞれの形状は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、***P<0.001。
図5A〜5C。ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961及びイブルチニブの相加阻害効果。(図5A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓が示されている。(図5B)UC−961とイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのUC−961を1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを毎日投与した。B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素を用いて細胞を染色した後に光散乱特徴によって決定した、上部に示した処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めた脾臓リンパ球の蛍光を示す、等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図5C)1mg/kgのUC−961の注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの脾臓における、ROR−1×TCL1白血病細胞の、フローサイトメトリー分析及び細胞数計測によって決定した合計数。それぞれの形状は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、***P<0.001。
図6A〜6D.イブルチニブは、BCRシグナル伝達を阻害するが、Wnt5a/ROR−1シグナル伝達を阻害しない。(図6A)各レーンの上部に示されるように、0、0.25、0.5又は1.0μMの濃度のWnt5a又はイブルチニブと共に、又はこれらなしでインキュベートしたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図6B)CLL細胞を、イブルチニブの濃度を上げつつ1時間処理し、次いで、BTK活性部位占有率についてアッセイした。(図6C)異なる用量のイブルチニブを用い又は用いずに処理した後のCLL細胞における、抗μによって誘発されるカルシウム動員。細胞内カルシウムにおける相対的な平均蛍光強度を時間の関数としてプロットする。「IgM」と記載した矢印は、抗μが細胞に添加された時間を示す。(図6D)DiOC6及びPIで染色することによる細胞生存率の決定。それぞれ水平軸及び垂直軸に関し、白血病細胞の強度における緑色(DiOC6)及び赤色(PI)の相対的な蛍光強度を規定する、代表的な患者に由来するCLL細胞のドットマップが示されている。生細胞数(DiOC6+PI−)は、異なる用量のイブルチニブを用いて処理した後のCLL細胞について決定した。各ドットマップに生細胞のパーセントを示している。
図6A〜6D.イブルチニブは、BCRシグナル伝達を阻害するが、Wnt5a/ROR−1シグナル伝達を阻害しない。(図6A)各レーンの上部に示されるように、0、0.25、0.5又は1.0μMの濃度のWnt5a又はイブルチニブと共に、又はこれらなしでインキュベートしたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図6B)CLL細胞を、イブルチニブの濃度を上げつつ1時間処理し、次いで、BTK活性部位の占有率についてアッセイした。(図6C)異なる用量のイブルチニブを用い又は用いずに処理した後のCLL細胞における、抗μによって誘発されるカルシウム動員。細胞内カルシウムにおける相対的な平均蛍光強度を時間の関数としてプロットする。「IgM」と記載した矢印は、抗μが細胞に添加された時間を示す。(図6D)DiOC6及びPIで染色することによる細胞生存率の決定。それぞれ水平軸及び垂直軸に関し、白血病細胞の強度における緑色(DiOC6)及び赤色(PI)の相対的な蛍光強度を規定する、代表的な患者に由来するCLL細胞のドットマップが示されている。生細胞数(DiOC6+PI−)は、異なる用量のイブルチニブを用いて処理した後のCLL細胞について決定した。各ドットマップに生細胞のパーセントを示している。
図6A〜6D.イブルチニブは、BCRシグナル伝達を阻害するが、Wnt5a/ROR−1シグナル伝達を阻害しない。(図6A)各レーンの上部に示されるように、0、0.25、0.5又は1.0μMの濃度のWnt5a又はイブルチニブと共に、又はこれらなしでインキュベートしたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図6B)CLL細胞を、イブルチニブの濃度を上げつつ1時間処理し、次いで、BTK活性部位の占有率についてアッセイした。(図6C)異なる用量のイブルチニブを用い又は用いずに処理した後のCLL細胞における、抗μによって誘発されるカルシウム動員。細胞内カルシウムにおける相対的な平均蛍光強度を時間の関数としてプロットする。「IgM」と記載した矢印は、抗μが細胞に添加された時間を示す。(図6D)DiOC6及びPIで染色することによる細胞生存率の決定。それぞれ水平軸及び垂直軸に関し、白血病細胞の強度における緑色(DiOC6)及び赤色(PI)の相対的な蛍光強度を規定する、代表的な患者に由来するCLL細胞のドットマップが示されている。生細胞数(DiOC6+PI−)は、異なる用量のイブルチニブを用いて処理した後のCLL細胞について決定した。各ドットマップに生細胞のパーセントを示している。
図6A〜6D.イブルチニブは、BCRシグナル伝達を阻害するが、Wnt5a/ROR−1シグナル伝達を阻害しない。(図6A)各レーンの上部に示されるように、0、0.25、0.5又は1.0μMの濃度のWnt5a又はイブルチニブと共に、又はこれらなしでインキュベートしたCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図6B)CLL細胞を、イブルチニブの濃度を上げつつ1時間処理し、次いで、BTK活性部位の占有率についてアッセイした。(図6C)異なる用量のイブルチニブを用い又は用いずに処理した後のCLL細胞における、抗μによって誘発されるカルシウム動員。細胞内カルシウムにおける相対的な平均蛍光強度を時間の関数としてプロットする。「IgM」と記載した矢印は、抗μが細胞に添加された時間を示す。(図6D)DiOC6及びPIで染色することによる細胞生存率の決定。それぞれ水平軸及び垂直軸に関し、白血病細胞の強度における緑色(DiOC6)及び赤色(PI)の相対的な蛍光強度を規定する、代表的な患者に由来するCLL細胞のドットマップが示されている。生細胞数(DiOC6+PI−)は、異なる用量のイブルチニブを用いて処理した後のCLL細胞について決定した。各ドットマップに生細胞のパーセントを示している。
図7A〜7E。Wnt5aは、イブルチニブで処理されたCLL細胞において、Rac1活性化を誘発する。(図7A)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7B)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたROR−1×TCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7C)Wnt5aで30分間処理した、血清枯渇させたTCL1白血病細胞においてRac1活性化を測定した。全細胞溶解物パラレルゲル上で泳動し、全Rac1を調べた。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに関して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。(図7D)Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたTCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。1つの代表的なTCL1白血病サンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7E)底部に示す条件下でのTCL1白血病細胞(n=3)からのCLL細胞の平均分裂割合。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。ns:有意ではない。
図7A〜7E。Wnt5aは、イブルチニブで処理されたCLL細胞において、Rac1活性化を誘発する。(図7A)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7B)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたROR−1×TCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7C)Wnt5aで30分間処理した、血清を枯渇させたTCL1白血病細胞においてRac1活性化を測定した。全細胞溶解物をパラレルゲル上で泳動し、全Rac1を調べた。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに関して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。(図7D)Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたTCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。1つの代表的なTCL1白血病サンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7E)底部に示す条件下でのTCL1白血病細胞(n=3)からのCLL細胞の平均分裂割合。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。ns:有意ではない。
図7A〜7E。Wnt5aは、イブルチニブで処理されたCLL細胞において、Rac1活性化を誘発する。(図7A)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7B)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたROR−1×TCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7C)Wnt5aで30分間処理した、血清を枯渇させたTCL1白血病細胞においてRac1活性化を測定した。全細胞溶解物をパラレルゲル上で泳動し、全Rac1を調べた。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに関して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。(図7D)Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたTCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。1つの代表的なTCL1白血病サンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7E)底部に示す条件下でのTCL1白血病細胞(n=3)からのCLL細胞の平均分裂割合。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。ns:有意ではない。
図7A〜7E。Wnt5aは、イブルチニブで処理されたCLL細胞において、Rac1活性化を誘発する。(図7A)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7B)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたROR−1×TCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7C)Wnt5aで30分間処理した、血清を枯渇させたTCL1白血病細胞においてRac1活性化を測定した。全細胞溶解物をパラレルゲル上で泳動し、全Rac1を調べた。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに関して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。(図7D)Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたTCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。1つの代表的なTCL1白血病サンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7E)底部に示す条件下でのTCL1白血病細胞(n=3)からのCLL細胞の平均分裂割合。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。ns:有意ではない。
図7A〜7E。Wnt5aは、イブルチニブで処理されたCLL細胞において、Rac1活性化を誘発する。(図7A)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7B)CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたROR−1×TCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで(左パネル)又はこれと共に(右パネル)、HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7C)Wnt5aで30分間処理した、血清を枯渇させたTCL1白血病細胞においてRac1活性化を測定した。全細胞溶解物をパラレルゲル上で泳動し、全Rac1を調べた。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに関して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたGTPaseのバンドIODの比率である。(図7D)Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下、外因性Wnt5aなしで又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたTCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。1つの代表的なTCL1白血病サンプルに対するアッセイの結果を、各パネルの左下に示されている細胞の分裂率と共に示している。(図7E)底部に示す条件下でのTCL1白血病細胞(n=3)からのCLL細胞の平均分裂割合。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。ns:有意ではない。
図8A〜8B。ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961又はイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図8A)ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図8B)ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961の用量依存性阻害効果。それぞれの形状は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;***P<0.001。
図8A〜8B。ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961又はイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図8A)ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図8B)ROR−1×TCL1白血病異種移植マウスにおけるUC−961の用量依存性阻害効果。それぞれの形状は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;***P<0.001。
図9。ROR−1は、BCRシグナル伝達阻害剤によって誘発された。
図10ニッチ依存性動物モデルにおけるCLL細胞除去に対する、イブルチニブと合わせた抗ROR−1抗体の相加効果
図11。ROR−1xTCL1マウス白血病に対する、イブルチニブと合わせた抗ROR−1抗体の相加効果。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ処理CLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ治療されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ治療されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ治療されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ治療されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図12A〜12F。シルムツズマブは、イブルチニブ治療されたCLL細胞において、Wnt5aによって誘発されるRac1活性化を阻害する。(図12A)各レーンの上部に示されるとおり、新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)なしで又はこれと共に無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。(図12B)新しく単離したイブルチニブ処理CLL細胞、又は外因性Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしで無血清培地で培養した、単離イブルチニブ処理CLL細胞において、活性型Rac1を測定した。4つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=4)。(図12C)イブルチニブ治療された患者(n=4)からCLL細胞を集めた。免疫ブロットの各レーンの上に示されるとおり、Wnt5a(200ng/ml)又はシルムツズマブ(10μg/ml)と共に又はこれらなしで処理されたCLL細胞において、活性型Rac1を測定した(図12D)。イブルチニブを用いた治療を受けている患者から集め、Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)で処理したCLL細胞において、Rac1活性化を測定した。5つの独立した実験で観察された平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図12E)各レーンの上部に示されるように、Wnt5aと共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理したCLL細胞において、活性型Rac1が測定された。(図12F)未処理CLL細胞又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブ処理CLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察された、平均Rac1活性化が示される(n=5)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、**P<0.01;***P<0.001;****P<0.0001。
図13A〜13D。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図13A)Wnt5aと共に又はこれなしで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。1つの代表的なCLLサンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図13B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの減少したCFSE蛍光を有するCLL細胞の平均割合を示す。(図13C)CLL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下、HeLaCD154上で共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図13D試験した4患者全てについてのS/G2/M期における細胞の平均分率が示されている。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図13A〜13D。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図13A)Wnt5aと共に又はこれなしで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。1つの代表的なCLLサンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図13B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの減少したCFSE蛍光を有するCLL細胞の平均割合を示す。(図13C)CLL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下、HeLaCD154上で共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図13D)試験した4患者全てについてのS/G2/M期における細胞の平均分率が示されている。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図13A〜13D。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図13A)Wnt5aと共に又はこれなしで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。1つの代表的なCLLサンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図13B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの減少したCFSE蛍光を有するCLL細胞の平均割合を示す。(図13C)CLL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下、HeLaCD154上で共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図13D)試験した4患者全てについてのS/G2/M期における細胞の平均分率が示されている。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図13A〜13D。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたCLL細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図13A)Wnt5aと共に又はこれなしで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で処理された、CFSE標識CLL細胞(n=6)の、CD154によって誘発される増殖。1つの代表的なCLLサンプルを、細胞分裂率と共に示している。(図13B)バーは、底部に示す各培養条件について異なる6患者それぞれからの減少したCFSE蛍光を有するCLL細胞の平均割合を示す。(図13C)CLL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下、HeLaCD154上で共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図13D)試験した4患者全てについてのS/G2/M期における細胞の平均分率が示されている。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図14A〜14B。CLL患者に由来する異種移植片におけるシルムツズマブ及び/又はイブルチニブを用いた処理の効果。(図14A)処理の1日前に、CLL細胞をRag2−/−γc−/−マウスの腹膜腔に注射した。細胞注射から7日後に腹膜洗浄液を集め、CD5、CD19及びCD45に特異的なmAbを用いた染色後の細胞数計測及びフローサイトメトリー分析によって、残留CLLを決定した。各等高線図の右上に示されているパーセントは、処理後にマウスから集められた細胞の中のCLL細胞の割合を示す。(図14B)グラフの各バーは、未処理マウスから集めた細胞の中のCLL細胞のパーセントに対して正規化された、処理後マウスから集めた細胞中のCLL細胞のパーセントを表す(100%まで)。各群の5匹のマウスを用いた3の異なる患者から、示されるデータは、平均±SEMである。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、***P<0.001;****P<0.0001。
図14A〜14B。CLL患者に由来する異種移植におけるシルムツズマブ及び/又はイブルチニブを用いた処理の効果。(図14A)処理の1日前に、CLL細胞をRag2−/−γc−/−マウスの腹膜腔に注射した。細胞注射から7日後に腹膜洗浄液を集め、CD5、CD19及びCD45に特異的なmAbを用いた染色後の細胞数計測及びフローサイトメトリー分析によって残留CLLを決定した。各等高線図の右上に示されているパーセントは、処理後にマウスから集められた細胞の中のCLL細胞の割合を示す。(図14B)グラフの各バーは、未処理マウスから集めた細胞の中のCLL細胞のパーセントに対して正規化された、処理後マウスから集めた細胞中のCLL細胞のパーセントを表す(100%まで)。各群の5匹のマウスを用いた3の異なる患者から、示されるデータは、平均±SEMである。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、***P<0.001;****P<0.0001。
図15A〜15C。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図15A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンド密度の比率である。(図15B)シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)と共に、又はこれらなしで、Wnt5aで処理したROR−1×TCL1白血病細胞における、Rac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図15C)Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)によって処理したか又は未処理の、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=5)における、CD154によって誘発される増殖。バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01;****P<0.0001。
図15A〜15C。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図15A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンド密度の比率である。(図15B)シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)と共に、又はこれらなしで、Wnt5aで処理したROR−1×TCL1白血病細胞における、Rac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図15C)Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)によって処理したか又は未処理の、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=5)における、CD154によって誘発される増殖。バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01;****P<0.0001。
図15A〜15C。シルムツズマブは、イブルチニブ処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、Wnt5aによって高められる増殖を阻害する。(図15A)各レーンの上部に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)と共に又はこれなしでインキュベートし、シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)で処理されたROR−1×TCL1白血病細胞において、活性型Rac1が測定された。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性型GTPaseのバンド密度の比率である。(図15B)シルムツズマブ(10μg/ml)及び/又はイブルチニブ(0.5μM)と共に、又はこれらなしで、Wnt5aで処理したROR−1×TCL1白血病細胞における、Rac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=5)。(図15C)Wnt5a(200ng/ml)及び/又はシルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)によって処理したか又は未処理の、CFSE標識ROR−1×TCL1白血病細胞(n=5)における、CD154によって誘発される増殖。バーは、底部に示す各培養条件について異なる5匹のマウスそれぞれからの、減少したCFSE蛍光を有するROR−1×TCL1白血病細胞の平均割合を示す。データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01;****P<0.0001。
図16A〜16C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫欠損マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた処理の相加阻害効果。(図16A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓を示す。(図16B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのシルムツズマブを1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の蛍光を示す、等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図16C)1mg/kgのシルムツズマブの注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの、脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
図16A〜16C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫欠損マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた処理の相加阻害効果。(図16A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓を示す。(図16B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのシルムツズマブを1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の蛍光を示す、等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図16C)1mg/kgのシルムツズマブの注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
図16A〜16C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫欠損マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた処理の相加阻害効果。(図16A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を受けてから25日後に集めた、Rag2−/−γc−/−マウスの代表的な脾臓を示す。(図16B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、Rag2−/−γc−/−マウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。Rag2−/−γc−/−マウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、1日目に1mg/kgのシルムツズマブを1回静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=5)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の蛍光を示す、等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図16C)1mg/kgのシルムツズマブの注射を1回受けたか、又は5mg/kgのイブルチニブの注射を毎日受けた、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから25日目のレシピエントRag2−/−γc−/−マウスの脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=5)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
図17A〜17C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫応答性マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた治療の相加阻害効果。(図17A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を与えてから25日後に集めた、ROR−1−Tgマウスの代表的な脾臓が示されている。(図17B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、ROR−1−TgマウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。ROR−1−Tgマウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、週に1回、10mg/kgのシルムツズマブを静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=6)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図17C)10mg/kgのシルムツズマブの注射を週に1回受けたか、及び/又はイブルチニブの注射を毎日受けた(5mg/kgで)、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから28日目のレシピエントROR−1−Tgマウスの脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図17A〜17C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫応答性マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた治療の相加阻害効果。(図17A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を与えてから25日後に集めた、ROR−1−Tgマウスの代表的な脾臓が示されている。(図17B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、ROR−1−TgマウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。ROR−1−Tgマウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、週に1回、10mg/kgのシルムツズマブを静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=6)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図17C)10mg/kgのシルムツズマブの注射を週に1回受けたか、及び/又はイブルチニブの注射を毎日受けた(5mg/kgで)、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから28日目のレシピエントROR−1−Tgマウスの脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図17A〜17C。組織適合ROR−1+白血病を移植した免疫応答性マウスにおける、シルムツズマブ及びイブルチニブを用いた治療の相加阻害効果。(図17A)2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞の静脈内注入を与えてから25日後に集めた、ROR−1−Tgマウスの代表的な脾臓が示されている。(図17B)シルムツズマブとイブルチニブとの組み合わせは、ROR−1−TgマウスにおけるROR−1×TCL1白血病細胞の生着を阻害する。ROR−1−Tgマウスに2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を移植し、次いで、週に1回、10mg/kgのシルムツズマブを静脈注射するか、又は5mg/kgのイブルチニブを経口摂取によって毎日投与した。上部に示したとおりの処理を受けた代表的なマウス(n=6)から養子細胞移植25日後に集めたリンパ球の、B220(横座表)及びヒトROR−1(縦座標)に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbを用いて細胞を染色した後の等高線図。各等高線図の右上にあるパーセントは、白血病細胞のCD5+B220lowROR−1+表現型を有する血液単核細胞の割合を示す。(図17C)10mg/kgのシルムツズマブの注射を週に1回受けたか、及び/又はイブルチニブの注射を毎日受けた(5mg/kgで)、2×104個のROR−1×TCL1白血病細胞を養子細胞移植してから28日目のレシピエントROR−1−Tgマウスの脾臓におけるROR−1×TCL1白血病細胞の合計数。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図18A〜18B。CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。(図18A)CLL細胞を分類するためのゲーティング戦略。まず、細胞を大きさ及び単一性についてゲーティングし、その後、PI排除によって、さらなる分析のために生きた細胞を特定した。CFSEを用いて染色した後に、生きたCD5及びCD19 CLL細胞について蛍光を調べた。低いCFSE蛍光を有する細胞のパーセントを計算することによって、CLL細胞の分裂率を計算した。(図18B)IL−4/10存在下で、外因性Wnt5aなしで(上パネル)、又はこれと共に(下パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識CLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対する結果を、各ヒストグラムの左隅下に示されている細胞の分裂率と共に示している。
図18A〜18B。CD154を用いずに、Wnt5aによって誘発されたCLL増殖についてのCFSEアッセイ。(図18A)CLL細胞を分類するためのゲーティング戦略。まず、細胞を大きさ及び単一性についてゲーティングし、その後、PI排除によって、さらなる分析のために生きた細胞を特定した。CFSEを用いて染色した後に、生きたCD5及びCD19 CLL細胞について蛍光を調べた。低いCFSE蛍光を有する細胞のパーセントを計算することによって、CLL細胞の分裂率を計算した。(図18B)IL−4/10存在下で、外因性Wnt5aなしで(上パネル)、又はこれを用いて(下パネル)、野生型HeLa細胞と5日間共培養した、CFSE標識されたCLL細胞(n=6)の蛍光。1つの代表的なCLLサンプルに対する結果を、各ヒストグラムの左隅下に示されている細胞の分裂率と共に示している。
図19A〜19B。外因性Wnt5aを用い、又は用いずに、シルムツズマブ又はイブルチニブで処理されたCLL細胞の細胞周期の分析。(図19A)白血病細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的な白血病サンプルが示されている。(図19B)3種類全てのサンプルについて、S/G2/M期における白血病細胞の平均割合を示している。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図19A〜19B。外因性Wnt5aを用い、又は用いずに、シルムツズマブ又はイブルチニブで処理されたCLL細胞の細胞周期の分析。(図19A)白血病細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的な白血病サンプルが示されている。(図19B)3種類全てのサンプルについて、S/G2/M期における白血病細胞の平均割合を示している。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。
図20A−20B。ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるシルムツズマブ又はイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図20A)ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図20B)ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるシルムツズマブの用量依存性阻害効果。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;***P<0.001。
図20A−20B。ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるシルムツズマブ又はイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図20A)ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるイブルチニブの用量依存性阻害効果。(図20B)ROR−1×TCL1白血病移植マウスにおけるシルムツズマブの用量依存性阻害効果。それぞれの記号は、個々のマウスにおいて見出される白血病細胞の数を表す。各動物群(n=6)について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;***P<0.001。
図21。Wnt5a及び/又はCD154によって誘発されるTCL1白血病細胞増殖についてのCFSEアッセイ。IL−4/10存在下で、外因性Wnt5aなしで、又はこれと共に、野生型HeLa細胞又はHeLaCD154細胞と5日間共培養した、CFSE標識TCL1白血病細胞(n=3)の蛍光。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用い、p値を計算した。
図22A〜22C。原発性MCLにおける抗原発現、及びMCL患者血漿におけるWnt5aレベル。(図22A)CD5及びCD19を発現するMCL細胞に対するゲーティング(左上)。網掛けされたヒストグラムは、他の表面抗原に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbで染色された、ゲーティングされたMCL細胞の蛍光を示す。CLL細胞とは対照的に、MCL細胞は、CD200(右上)又はCD23(左下)に特異的なmAbで染色することができなかった。CLLと同様に、MCLは、高レベルのROR−1を発現する(右下)。白色のヒストグラムは、同位体コントロール抗体で染色された細胞の蛍光を示す。(図22B)MCL対CLLにおけるROR−1のΔMFI。ns=有意ではない。(図22C年齢を合わせたコントロール被験体に対する、MCL患者における血漿Wnt5a(1群あたりn=4;P<0.05、スチューデントt検定)。
図22A〜22C。原発性MCLにおける抗原発現及び、MCL患者血漿におけるWnt5aレベル。(図22A)CD5及びCD19を発現するMCL細胞に対するゲーティング(左上)。網掛けされたヒストグラムは、他の表面抗原に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbで染色された、ゲーティングされたMCL細胞の蛍光を示す。CLL細胞とは対照的に、MCL細胞は、CD200(右上)又はCD23(左下)に特異的なmAbで染色することができなかった。CLLと同様に、MCLは、高レベルのROR−1を発現する(右下)。白色のヒストグラムは、同位体コントロール抗体で染色された細胞の蛍光を示す。(図22B)MCL対CLLにおけるROR−1のΔMFI。ns=有意ではない。(図22C)年齢を合わせたコントロール被験体に対する、MCL患者における血漿Wnt5a(1群あたりn=4;P<0.05、スチューデントのt検定)。
図22A〜22C。原発性MCLにおける抗原発現と、MCL患者血漿におけるWnt5aレベル。(図22A)CD5及びCD19を発現するMCL細胞に対するゲーティング(左上)。網掛けされたヒストグラムは、他の表面抗原に特異的な蛍光色素コンジュゲートmAbで染色された、ゲーティングされたMCL細胞の蛍光を示す。CLL細胞とは対照的に、MCL細胞は、CD200(右上)又はCD23(左下)に特異的なmAbで染色することができなかった。CLLと同様に、MCLは、高レベルのROR−1を発現する(右下)。白色のヒストグラムは、同位体コントロール抗体で染色された細胞の蛍光を示す。(図22B)MCL対CLLにおけるROR−1のΔMFI。ns=有意ではない。(図22C)年齢を合わせたコントロール被験体に対する、MCL患者における血漿Wnt5a(1群あたりn=4;P<0.05、スチューデントのt検定)。
図23A〜23D。MCL細胞におけるRac1活性化及び細胞周期の分析。(図23Aイムノブロットの各レーンの上に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)を用いて、又は用いずに、イブルチニブ(0.5μM)を用いて、又は用いずに、シルムツズマブ(10μg/ml)を用いて、又は用いずに処理したMCL細胞において、活性型Rac1を測定した。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。(図23B)未処理CLL細胞、又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブで処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=3)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、****P<0.0001。(図23C)MCL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図23D)試験したMCL患者全てについてのS/G2期における細胞の平均分率が示されている(n=3)。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。ns=有意ではない。
図23A〜23D。MCL細胞におけるRac1活性化及び細胞周期の分析。(図23A)イムノブロットの各レーンの上に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)を用いて、又は用いずに、イブルチニブ(0.5μM)を用いて、又は用いずに、シルムツズマブ(10μg/ml)を用いて、又は用いずに処理したMCL細胞において、活性型Rac1を測定した。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。(図23B)未処理CLL細胞、又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブで処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=3)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、****P<0.0001。(図23C)MCL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図23D)試験したMCL患者全てについてのS/G2期における細胞の平均分率が示されている(n=3)。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。ns=有意ではない。
図23A〜23D。MCL細胞におけるRac1活性化及び細胞周期の分析。(図23A)イムノブロットの各レーンの上に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)を用いて、又は用いずに、イブルチニブ(0.5μM)を用いて、又は用いずに、シルムツズマブ(10μg/ml)を用いて、又は用いずに処理したMCL細胞において、活性型Rac1を測定した。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。(図23B)未処理CLL細胞、又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブで処理したCLL細胞における、Wnt5aによって誘発されるRac1の活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=3)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、****P<0.0001。(図23C)MCL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図23D)試験したMCL患者全てについてのS/G2期における細胞の平均分率が示されている(n=3)。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。ns=有意ではない。
図23A〜23D。MCL細胞におけるRac1活性化及び細胞周期の分析。(図23A)活性化されたRac1を、イムノブロットの各レーンの上に示されるように、Wnt5a(200ng/ml)を用いて、又は用いずに、イブルチニブ(0.5μM)を用いて、又は用いずに、シルムツズマブ(10μg/ml)を用いて、又は用いずに治療されたMCL細胞で測定した。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。(図23B)治療を行っていないか、又はシルムツズマブ及び/又はイブルチニブで治療したCLL細胞における、Rac1のWnt5aによって誘発される活性化。5つの独立した実験で観察される平均Rac1活性化が示される(n=3)。それぞれのレーンの下の数字は、未処理サンプルに対して正規化された、全GTPaseに対する活性化されたもののバンドIODの比率である。各群について、データは平均±SEMとして示される。テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、****P<0.0001。(図23C)MCL細胞を、IL−4/10又はWnt5a存在下で、HeLaCD154と共培養し、次いで、シルムツズマブ(10μg/ml)又はイブルチニブ(0.5μM)で4日間処理し、PI染色後に細胞周期の分析を行った。1つの代表的なCLLサンプルが示されている。(図23D)試験したMCL患者全てについてのS/G2期における細胞の平均分率が示されている(n=3)。データは平均±SEMとして示され、テューキー多重比較検定を用いた一元配置ANOVAを用いて計算される場合、*P<0.05;**P<0.01。ns=有意ではない。

0013

定義
本発明の様々な実施形態及び態様が本明細書に示され、説明されているが、このような実施形態及び態様が単なる例示として提供されることは当業者には明らかであろう。本発明から逸脱することなく、当業者には数多くの変形、変更及び置換が可能である。本明細書に記載された本発明の実施形態に対する様々な代替物が、本発明の実施において採用されてもよいことが理解されるべきである。

0014

本明細書で使用される章の見出しは、編成目的のみのためのものであり、記載される主題を限定するものと解釈されるべきではない。本出願に引用される全ての文書又は文書の一部は、限定されないが、特許、特許出願、記事書籍マニュアル及び論文を含め、あらゆる目的のためにこの全体が参照により本明細書に明示的に組み込まれる。

0015

本明細書で使用される略語は、化学分野及び生物学分野の中での従来の意味を有する。本明細書に記載の化学構造及び式は、化学分野で知られている化学原子価標準規則に従って構築される。

0016

置換基が、左から右に書かれた従来の化学式によって特定される場合、構造を右から左へ書くことから生じる化学的に同一の置換基を等しく包含する。例えば−CH2O−は、−OCH2−と等価である。

0017

アルキル」という用語は、それ自体又は別の置換基の一部として、特に明記しない限り、直鎖(すなわち、非分枝鎖)又は分枝鎖の非環状炭素鎖(又は炭素)、又はこれらの組み合わせを意味し、完全に飽和していてもよく、一飽和又は多飽和であってもよく、指定の炭素原子数を含む二価及び多価の基(すなわち、C1−C10は、1〜10個の炭素を意味する)を含んでいてもよい。飽和炭化水素基の例としては、限定されないが、メチルエチル、n−プロピルイソプロピルn−ブチル、t−ブチルイソブチル、sec−ブチル、(シクロヘキシル)メチル、これらの同族体及び異性体、例えば、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチルn−オクチルなどが挙げられる。不飽和アルキル基は、1つ以上の二重結合を有するもの又は三重結合を有するものである。不飽和アルキル基の例としては、限定されないが、ビニル、2−プロペニルクロチル、2−イソペンテニル、2−(ブタジエニル)、2,4−ペンタジエニル、3−(1,4−ペンタジエニル)、エチニル、1−及び3−プロピニル、3−ブチニル、及びもっと高級の同族体及び異性体が挙げられる。アルコキシは、酸素リンカー(−O−)を介して分子の残りの部分に結合したアルキルである。アルキル部分は、アルケニル部分であってもよい。アルキル部分は、アルキニル部分であってもよい。アルキル部分は、完全に飽和していてもよい。アルケニルは、1つ以上の二重結合に加えて、1つ以上の二重結合及び/又は1つ以上の三重結合を含んでいてもよい。アルキニルは、1つ以上の三重結合に加えて、1つ以上の多い三重結合及び/又は1つ以上の二重結合を含んでいてもよい。

0018

アルキレン」という用語は、それ自体又は別の置換基の一部として、特に明記しない限り、限定されないが、−CH2CH2CH2CH2−によって例示されるように、アルキルから誘導される二価の基を意味する。典型的には、アルキル(又はアルキレン)基は1〜24個の炭素原子を含み、10個以下の炭素原子を含む基が本発明において好ましい。「低級アルキル」又は「低級アルキレン」は、一般に8個以下の炭素原子を有する、より短い鎖のアルキル基又はアルキレン基である。「アルケニレン」という用語は、それ自体又は別の置換基の一部として、特に明記しない限り、アルケンから誘導される二価の基を意味する。

0019

ヘテロアルキル」という用語は、それ自体又は別の用語と組み合わせて、特に明記しない限り、少なくとも1個の炭素原子と、少なくとも1個のヘテロ原子(例えば、O、N、P、Si及びS)とを含み、窒素原子及び硫黄原子が、任意選択的に酸化されていてもよく、窒素ヘテロ原子が、任意選択的に四級化されていてもよい、安定な直鎖又は分枝鎖の非環状の基、又はこれらの組み合わせを意味する。ヘテロ原子(例えば、O、N、P、Si及びS)は、ヘテロアルキル基の任意の内部位置に、又はアルキル基が分子の残りの部分に結合している位置に、配置されてもよい。例としては、限定されないが、−CH2−CH2−O−CH3、−CH2−CH2−NH−CH3、−CH2−CH2−N(CH3)−CH3、−CH2−S−CH2−CH3、−CH2−CH2、−S(O)−CH3、−CH2−CH2−S(O)2−CH3、−CH=CH−O−CH3、−Si(CH3)3、−CH2−CH=N−OCH3、−CH=CH−N(CH3)−CH3、−O−CH3、−O−CH−2−CH3及び−CNが挙げられる。例えば、−CH2−NH−OCH3及び−CH2−O−Si(CH3)3のように、2個又は3個までのヘテロ原子が連続していてもよい。ヘテロアルキル部分は、1個のヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロアルキル部分は、2個の任意選択的に異なるヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロアルキル部分は、3個の任意選択的に異なるヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロアルキル部分は、4個の任意選択的に異なるヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロアルキル部分は、5個の任意選択的に異なるヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロアルキル部分は、8個の任意選択的に異なるヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。「ヘテロアルケニル」という用語は、それ自体又は別の用語と組み合わせて、特に明記しない限り、少なくとも1つの二重結合を含むヘテロアルキルを意味する。ヘテロアルケニルは、任意選択的に、1つ以上の二重結合に加えて、1つより多い二重結合及び/又は1つ以上の三重結合を含んでいてもよい。「ヘテロアルキニル」という用語は、それ自体又は別の用語と組み合わせて、特に明記しない限り、少なくとも1つの三重結合を含むヘテロアルキルを意味する。ヘテロアルキニルは、任意選択的に、1つ以上の三重結合に加えて、1つより多い三重結合及び/又は1つ以上の二重結合を含んでいてもよい。

0020

同様に、「ヘテロアルキレン」という用語は、それ自体又は別の置換基の一部として、特に明記しない限り、限定されないが、−CH2−CH2−S−CH2−CH2−及び−CH2−S−CH2−CH2−NH−CH2−によって例示されるように、ヘテロアルキルから誘導される二価の基を意味する。ヘテロアルキレン基の場合、ヘテロ原子は、鎖末端の一方又は両方を占有していてもよい(例えば、アルキレンオキシアルキレンジオキシアルキレンアミノ、アルキレンジアミノなど)。さらに、アルキレン連結基及びヘテロアルキレン連結基の場合、連結基の向きは、連結基の式が書かれている方向によって暗示されるものではない。例えば、式−C(O)2R’−は、−C(O)2R’−及び−R’C(O)2−の両方を表す。上記のように、ヘテロアルキル基は、本明細書で使用される場合、−C(O)R’、−C(O)NR’、−NR’R’’、−OR’、−SR’及び/又は−SO2R’などの、ヘテロ原子によって分子の残りの部分に接続する基を含む。「ヘテロアルキル」が引用され、続いて−NR’R’’などのような特定のヘテロアルキル基が列挙される場合、ヘテロアルキル及び−NR’R’’といった用語は、重複するものではなく、又は相互に排他的ではないことが理解されるだろう。むしろ、特定のヘテロアルキル基は、明瞭性を追加するために列挙される。したがって、「ヘテロアルキル」との用語は、本明細書中では、−NR’R’’などの特定のヘテロアルキル基を除外するものであると解釈されるべきではない。

0021

シクロアルキル」及び「ヘテロシクロアルキル」という用語は、それ自体、又は他の用語との組み合わせで、特に明記しない限り、「アルキル」及び「ヘテロアルキル」の非芳香環バージョンをそれぞれ意味し、ここで、非水素原子との結合に関与する全ての炭素原子価に起因して、1つ以上の環を構成する炭素は、必ずしも水素に結合している必要はない。さらに、ヘテロシクロアルキルの場合、ヘテロ原子は、ヘテロ環が分子の残りの部分に結合している位置を占有していてもよい。シクロアルキルの例としては、限定されないが、シクロプロピルシクロブチルシクロペンチル、シクロヘキシル、1−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、シクロヘプチル、3−ヒドロキシシクロブタ−3−エニル−1,2−ジオン、1H−1,2,4−トリアゾリル−5(4H)−オン、4H−1,2,4−トリアゾリルなどが挙げられる。ヘテロシクロアルキルの例としては、限定されないが、1−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジル)、1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−モルホリニル、3−モルホリニル、テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロフラン−3−イル、テトラヒドロチエン−2−イル、テトラヒドロチエン−3−イル、1−ピペラジニル、2−ピペラジニルなどが挙げられる。「シクロアルキレン」及び「ヘテロシクロアルキレン」は、単独で、又は別の置換基の一部として、それぞれシクロアルキル及びヘテロシクロアルキルから誘導される二価の基を意味する。ヘテロシクロアルキル部分は、1個の環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル部分は、2個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル部分は、3個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル部分は、4個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル部分は、5個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。ヘテロシクロアルキル部分は、8個までの任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N、S、Si又はP)を含んでいてもよい。

0022

ハロ」又は「ハロゲン」という用語は、それ自体で、又は別の置換基の一部として、特に明記しない限り、フッ素原子塩素原子臭素原子又はヨウ素原子を意味する。さらに、「ハロアルキル」などの用語は、モノハロアルキル及びポリハロアルキルを含むことを意味する。例えば、「ハロ(C1−C4)アルキル」という用語は、限定されないが、フルオロメチルジフルオロメチルトリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、4−クロロブチル、3−ブロモプロピルなどを含む。

0023

アシル」という用語は、特に明記しない限り、−C(O)Rを意味し、ここでRは、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロアルキル、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、又は置換又は非置換のヘテロアリールである。

0024

「アリール」という用語は、特に明記しない限り、多価不飽和芳香族炭化水素置換基を意味し、単環、又は一緒縮合しているか(すなわち、縮合環アリール)、又は共有結合した多環(好ましくは1〜3個の環)であってもよい。縮合環アリールは、縮合環の少なくとも1つがアリール環である、縮合した複数の環を指す。「ヘテロアリール」との用語は、N、O又はSなどの少なくとも1個のヘテロ原子を含有するアリール基(又は環)を指し、窒素原子及び硫黄原子は、任意選択的に酸化されており、窒素原子は、任意選択的に四級化されている。したがって、「ヘテロアリール」という用語は、縮合環ヘテロアリール基(すなわち、縮合環の少なくとも1つがヘテロ芳香環である、複数の縮合した環)を含む。5,6−縮合環ヘテロアリーレンは、1つの環が5員であり、他の環が6員であり、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。同様に、6,6−縮合環ヘテロアリーレンは、1つの環が6員であり、他の環が6員であり、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。また、6,5−縮合環ヘテロアリーレンは、1つの環が6員であり、他の環が5員であり、少なくとも1つの環がヘテロアリール環である、縮合した2つの環を指す。ヘテロアリール基は、炭素原子又はヘテロ原子を介して分子の残りの部分に結合していてもよい。アリール基及びヘテロアリール基の非限定的な例としては、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、4−ビフェニル、1−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−ピラゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、ピラジニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、2−フェニル−4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジル、4−ピリミジル、5−ベンゾチアゾリルプリニル、2−ベンゾイミダゾリル、5−インドリル、1−イソキノリル、5−イソキノリル、2−キノキサリニル、5−キノキサリニル、3−キノリル及び6−キノリルが挙げられる。上述のアリール環系及びヘテロアリール環系のそれぞれの置換基は、以下に記載される許容される置換基の群から選択される。「アリーレン」及び「ヘテロアリーレン」は、単独で、又は別の置換基の一部として、それぞれアリール及びヘテロアリールから誘導される二価の基を意味する。アリール基及びヘテロアリール基の非限定的な例としては、ピリジニル、ピリミジニルチオフェニル、チエニル、フラニル、インドリル、ベンゾオキサジアゾリルベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニルチアナフタニル、ピロロピリジニル、インダゾリルキノリニル、キノキサリニル、ピリドピラジニル、キナゾリノニル、ベンゾイソオキサゾリル、イミダゾピリジニル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチオフェニル、フェニル、ナフチル、ビフェニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピラジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、フリルチエニル、ピリジル、ピリミジル、ベンゾチアゾリル、プリニル、ベンゾイミダゾリル、イソキノリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、ピロリル、ジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ベンゾチアジアゾリル、イソチアゾリルピラゾロピリミジニル、ピロロピリミジニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサゾリル又はキノリルが挙げられる。上述の例は、置換又は非置換であってもよく、上述の各ヘテロアリールの例の二価の基は、ヘテロアリーレンの非限定的な例である。ヘテロアリール部分は、1個の環ヘテロ原子(例えば、O、N又はS)を含んでいてもよい。ヘテロアリール部分は、2個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N又はS)を含んでいてもよい。ヘテロアリール部分は、3個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N又はS)を含んでいてもよい。ヘテロアリール部分は、4個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N又はS)を含んでいてもよい。ヘテロアリール部分は、5個の任意選択的に異なる環ヘテロ原子(例えば、O、N又はS)を含んでいてもよい。アリール部分は、単環を有していてもよい。アリール部分は、2個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。アリール部分は、3個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。アリール部分は、4個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。ヘテロアリール部分は、1個の環を有していてもよい。ヘテロアリール部分は、2個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。ヘテロアリール部分は、3個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。ヘテロアリール部分は、4個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。ヘテロアリール部分は、5個の任意選択的に異なる環を有していてもよい。

0025

縮合環ヘテロシクロアルキルアリールは、ヘテロシクロアルキルに縮合したアリールである。縮合環ヘテロシクロアルキルヘテロアリールは、ヘテロシクロアルキルに縮合したヘテロアリールである。縮合環ヘテロシクロアルキルシクロアルキルは、シクロアルキルに縮合したヘテロシクロアルキルである。縮合環ヘテロシクロアルキルヘテロシクロアルキルは、別のヘテロシクロアルキルに縮合したヘテロシクロアルキルである。縮合環ヘテロシクロアルキルアリール、縮合環ヘテロシクロアルキルヘテロアリール、縮合環ヘテロシクロアルキルシクロアルキル又は縮合環ヘテロシクロアルキルヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して、非置換であってもよく、又は本明細書に記載の1つ以上の置換基で置換されていてもよい。

0026

オキソ」という用語は、本明細書で使用される場合、炭素原子に二重結合により結合した酸素を意味する。

0027

アルキルスルホニル」という用語は、本明細書で使用される場合、式−S(O2)−R’を有する部分を意味し、ここで、R’は、上で定義した置換又は非置換のアルキル基である。R’は、特定数の炭素(例えば、「C1−C4アルキルスルホニル」)を含んでいてもよい。

0028

上述の用語(例えば、「アルキル」、「ヘテロアルキル」、「シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」及び「ヘテロアリール」)はそれぞれ、示された基の置換型及び非置換型の両方を含む。それぞれの種類の基のための好ましい置換基を、以下に提供する。

0029

アルキル基及びヘテロアルキル基の置換基(アルキレン、アルケニル、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルケニル及びヘテロシクロアルケニルとしばしば呼ばれる基を含む)は、限定されないが、0から(2m’+1)までの範囲の数の−OR’、=O、=NR’、=N−OR’、−NR’R’’、−SR’、−ハロゲン、−SiR’R’’R’’’、−OC(O)R’、−C(O)R’、−CO2R’、−CONR’R’’、−OC(O)NR’R’’、−NR’’C(O)R’、−NR’−C(O)NR’’R’’’、−NR’’C(O)2R’、−NR−C(NR’R’’R’’’)=NR’’’’、−NR−C(NR’R’’)=NR’’’、−S(O)R’、−S(O)2R’、−S(O)2NR’R’’、−NRSO2R’、−NR’NR’’R’’’、−ONR’R’’、−NR’C=(O)NR’’NR’’’R’’’’、−CN、−NO2から選択される種々の基の1つ以上であってもよく、ここで、m’は、このような基の合計炭素原子数である。R、R’、R’’、R’’’及びR’’’’は、それぞれ好ましくは、独立して、水素、置換又は非置換のヘテロアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のアリール(例えば、1〜3個のハロゲンで置換されたアリール)、置換又は非置換のヘテロアリール、置換又は非置換のアルキル、アルコキシ又はチオアルコキシ基、又はアリールアルキル基を指す。本発明の化合物が1つより多いR基を含む場合、例えば、それぞれのR’、R’’、R’’’及びR’’’’基が、これらの基が1つより多く存在する場合と同様に、R基は、それぞれ独立して選択される。R’とR’’が同じ窒素原子に結合している場合、それらは窒素原子と合わさって、4、5、6又は7員を形成することができる。例えば、−NR’R’’としては、限定されないが、1−ピロリジニル及び4−モルホリニルが挙げられる。置換基の上述の考察から、当業者は、「アルキル」という用語を、水素基以外の基に結合した炭素原子を含む基、例えば、ハロアルキル(例えば、−CF3及び−CH2CF3)及びアシル(例えば、−C(O)CH3、−C(O)CF3、−C(O)CH2OCH3など)を含むことを意味すると理解するだろう。

0030

アルキル基について記載した置換基と同様に、アリール基及びヘテロアリール基の置換基は、様々であり、例えば、ゼロから、芳香族環系での占有されていない価数の合計数までの数の−OR’、−NR’R’’、−SR’、−ハロゲン、−SiR’R’’R’’’、−OC(O)R’、−C(O)R’、−CO2R’、−CONR’R’’、−OC(O)NR’R’’、−NR’’C(O)R’、−NR’−C(O)NR’’R’’’、−NR’’C(O)2R’、−NR−C(NR’R’’R’’’)=NR’’’’、−NR−C(NR’R’’)=NR’’’、−S(O)R’、−S(O)2R’、−S(O)2NR’R’’、−NRSO2R’、−NR’NR’’R’’’、−ONR’R’’、−NR’C=(O)NR’’NR’’’R’’’’、−CN、−NO2、−R’、−N3、−CH(Ph)2、フルオロ(C1−C4)アルコキシ及びフルオロ(C1−C4)アルキルから選択され、ここで、R’、R’’、R’’’及びR’’’’は、好ましくは、独立して、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のヘテロアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のアリール及び置換又は非置換のヘテロアリールから選択される。本発明の化合物が1つより多いR基を含む場合、例えば、それぞれのR’、R’’、R’’’及びR’’’’基が、これらの基が1つより多く存在する場合と同様に、R基は、それぞれ独立して選択される。

0031

2つ以上の置換基が接続し、任意選択的にアリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基又はヘテロシクロアルキル基を形成してもよい。このようないわゆる環形成置換基は、必ずしもそうではないが、典型的には、環の基本構造に結合していることが見出される。複数の実施形態では、環形成置換基は、基本構造の隣接する原子に結合している。例えば、環基本構造の隣接する原子に結合した2個の環形成置換基は、縮合環構造を生成する。別の実施形態では、環形成置換基は、基本構造の単一の原子に結合している。例えば、環基本構造の単一の原子に結合した2個の環形成置換基は、スピロ環構造を生成する。さらに別の実施形態では、環形成置換基は、基本構造の隣接していない原子に結合している。

0032

アリール環又はヘテロアリール環の隣接する原子上の2個の置換基は、任意選択的に、式−T−C(O)−(CRR’)q−U−の環を形成し、ここで、T及びUは、独立して、−NR−、−O−、−CRR’−又は単結合であり、qは、0〜3の整数である。アリール環又はヘテロアリール環の隣接する原子上の2個の置換基は、任意選択的に、式−A−(CH2)r−B−の置換基と置き換わっていてもよく、ここで、A及びBは、独立して、−CRR’−、−O−、−NR−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又は単結合であり、rは、1〜4の整数である。このようにして形成された新しい環の単結合の1つが、任意選択的に、二重結合と置き換わっていてもよい。又は、アリール環又はヘテロアリール環の隣接原子上の置換基のうち2つが、任意選択的に、式−(CRR’)s−X’−(C’’R’’R’’’)d−の置換基と置き換わっていてもよく、ここで、s及びdは、独立して、0〜3の整数であり、X’は、−O−、−NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−又は−S(O)2NR’−である。置換基R、R’、R’’及びR’’’は、好ましくは、独立して、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のヘテロアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、及び置換又は非置換のヘテロアリールから選択される。

0033

本明細書で使用される場合、「ヘテロ原子」又は「環ヘテロ原子」という用語は、酸素(O)、窒素(N)、硫黄(S)、リン(P)及びケイ素(Si)を含むことを意味する。

0034

「置換基」は、本明細書で使用される場合、以下の部分から選択される基を意味する:
(A)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC=(O)NHNH2、−NHC=(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル非置換ヘテロアルキル非置換シクロアルキル非置換ヘテロシクロアルキル非置換アリール非置換ヘテロアリール、及び
(B)以下から選択される少なくとも1つの置換基で置換された、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール:
(i)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC=(O)NHNH2、−NHC=(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール、及び
(ii)以下から選択される少なくとも1つの置換基で置換された、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール:
(a)オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC=(O)NHNH2、−NHC=(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアルキル、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール、及び
(b)以下から選択される少なくとも1つの置換基で置換された、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール:オキソ、ハロゲン、−CF3、−CN、−OH、−NH2、−COOH、−CONH2、−NO2、−SH、−SO3H、−SO4H、−SO2NH2、−NHNH2、−ONH2、−NHC=(O)NHNH2、−NHC=(O)NH2、−NHSO2H、−NHC=(O)H、−NHC(O)−OH、−NHOH、−OCF3、−OCHF2、非置換アルキル、非置換ヘテロアリール、非置換シクロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキル、非置換アリール、非置換ヘテロアリール。

0035

「大きさが制限された置換基(size−limited substituent)」又は「大きさが制限された置換基(size−limited substituent group)」は、本明細書で使用される場合、「置換基」について上に記載した全ての置換基から選択される基を意味し、ここで、それぞれの置換又は非置換のアルキルは、置換又は非置換のC1−C20アルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキルは、置換又は非置換の2〜20員ヘテロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキルは、置換又は非置換のC3−C8シクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキルは、置換又は非置換の3〜8員ヘテロシクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のアリールは、置換又は非置換のC6−C10アリールであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアリールは、置換又は非置換の5〜10員ヘテロアリールである。

0036

「低級置換基(lower substituent)」又は「低級置換基(lower substituent group)」は、本明細書で使用される場合、「置換基」について上に記載した全ての置換基から選択される基を意味し、ここで、それぞれの置換又は非置換のアルキルは、置換又は非置換のC1−C8アルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキルは、置換又は非置換の2〜8員ヘテロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキルは、置換又は非置換のC3−C7シクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキルは、置換又は非置換の3〜7員ヘテロシクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のアリールは、置換又は非置換のC6−C10アリールであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアリールは、置換又は非置換の5〜9員ヘテロアリールである。

0037

幾つかの実施形態では、本明細書の化合物に記載の各置換基は、少なくとも1つの置換基で置換されている。より具体的には、幾つかの実施形態では、本明細書の化合物に記載の置換アルキル置換ヘテロアルキル置換シクロアルキル置換ヘテロシクロアルキル置換アリール置換ヘテロアリール置換アルキレン、置換ヘテロアルキレン、置換シクロアルキレン、置換ヘテロシクロアルキレン、置換アリーレン及び/又は置換ヘテロアリーレンは、それぞれ、少なくとも1つの置換基で置換されている。他の実施形態では、これらの基の少なくとも1つ又は全てが、少なくとも1つの大きさが制限された置換基で置換されている。他の実施形態では、これらの基の少なくとも1つ又は全てが、少なくとも1つの低級置換基で置換されている。

0038

本明細書の化合物の他の実施形態では、それぞれの置換又は非置換のアルキルは、置換又は非置換のC1−C20アルキルであってもよく、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキルは、置換又は非置換の2〜20員ヘテロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキルは、置換又は非置換のC3−C8シクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキルは、置換又は非置換の3〜8員ヘテロシクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のアリールは、置換又は非置換のC6−C10アリールであり、及び/又はそれぞれの置換又は非置換のヘテロアリールは、置換又は非置換の5〜10員ヘテロアリールである。本明細書の化合物の幾つかの実施形態では、それぞれの置換又は非置換のアルキレンは、置換又は非置換のC1−C20アルキレンであってもよく、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキレンは、置換又は非置換の2〜20員ヘテロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキレンは、置換又は非置換のC3−C8シクロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキレンは、置換又は非置換の3〜8員ヘテロシクロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のアリーレンは、置換又は非置換のC6−C10アリーレンであり、及び/又はそれぞれの置換又は非置換のヘテロアリーレンは、置換又は非置換の5〜10員ヘテロアリーレンである。

0039

幾つかの実施形態では、それぞれの置換又は非置換のアルキルは、置換又は非置換のC1−C8アルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキルは、置換又は非置換の2〜8員ヘテロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキルは、置換又は非置換のC3−C7シクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキルは、置換又は非置換の3〜7員ヘテロシクロアルキルであり、それぞれの置換又は非置換のアリールは、置換又は非置換のC6−C10アリールであり、及び/又はそれぞれの置換又は非置換のヘテロアリールは、置換又は非置換の5〜9員ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、それぞれの置換又は非置換のアルキレンは、置換又は非置換のC1−C8アルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロアルキレンは、置換又は非置換の2〜8員ヘテロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のシクロアルキレンは、置換又は非置換のC3−C7シクロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のヘテロシクロアルキレンは、置換又は非置換の3〜7員ヘテロシクロアルキレンであり、それぞれの置換又は非置換のアリーレンは、置換又は非置換のC6−C10アリーレンであり、及び/又はそれぞれの置換又は非置換のヘテロアリーレンは、置換又は非置換の5〜9員ヘテロアリーレンである。幾つかの実施形態では、化合物は、以下の実施例の章、図面又は表に記載の化学種である。

0040

「薬学的に許容される塩」との用語は、本明細書に記載される化合物上にみられる特定の置換基に応じて、比較的非毒性の酸又は塩基を用いて調製される活性化合物の塩を含むことを意味する。本発明の化合物が、相対的に酸性官能基を含む場合、塩基付加塩は、無希釈で、又は適切な不活性溶媒中で、このような化合物の中性形態と、十分な量の所望な塩基とを接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される塩基付加塩の例としては、ナトリウムカリウム、カルシウム、アンモニウム有機アミノ、又はマグネシウム塩、又は同様の塩が挙げられる。本発明の化合物が、相対的に塩基性の官能基を含む場合、酸付加塩は、無希釈で、又は適切な不活性溶媒中で、このような化合物の中性形態と、十分な量の所望な酸とを接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される酸付加塩の例としては、塩酸臭化水素酸硝酸炭酸、一水素炭酸、リン酸、一水素リン酸、二水素リン酸、硫酸、一水素硫酸、ヨウ化水素酸又は亜リン酸などの有機酸から誘導されるもの、酢酸プロピオン酸イソ酪酸マレイン酸マロン酸安息香酸コハク酸スベリン酸フマル酸乳酸マンデル酸フタル酸ベンゼンスルホン酸、p−トリルスルホン酸、クエン酸酒石酸メタンスルホン酸などの比較的非毒性の有機酸から誘導される塩が挙げられる。アルギン酸塩などのアミノ酸の塩、グルクロン酸又はガラクツロン酸などの有機酸の塩も含まれる(例えば、Berge et al.、Journal of Pharmaceutical Science 66:1−19(1977)を参照)。特定の具体的な本発明の化合物は、塩基性官能基酸性官能基両方とも含み、この化合物を塩基付加塩又は酸付加塩に変換することができる。当業者に知られている他の薬学的に許容される担体は、本発明に適している。塩は、対応する遊離塩基形態よりも水性溶媒又は他のプロトン性溶媒に可溶性な傾向がある。他の場合に、この調製物は、pH範囲が4.5〜5.5の1mM〜50mMのヒスチジン、0.1%〜2%のショ糖、2%〜7%のマンニトール中、凍結乾燥させた粉末であってもよく、これを使用前にバッファーと合わせる。

0041

したがって、本発明の化合物は、塩として、例えば、薬学的に許容される酸との塩として存在していてもよい。本発明は、このような塩を含む。このような塩の例としては、塩酸塩臭化水素酸塩、硫酸塩、メタンスルホン酸塩硝酸塩マレイン酸塩酢酸塩クエン酸塩フマル酸塩酒石酸塩(例えば、(+)−酒石酸塩、(−)−酒石酸塩、又はラセミ体混合物を含む、これらの混合物)、コハク酸塩安息香酸塩、及びアミノ酸(例えばグルタミン酸)との塩が挙げられる。これらの塩は、当業者に知られている方法によって調製されてもよい。

0042

化合物の中性形態は、好ましくは、塩と塩基又は酸とを接触させ、親化合物を従来の様式で単離することによって再生される。化合物の親形態は、極性溶媒への溶解度など特定の物理特性において、種々の塩形態とは異なっている。

0043

本明細書には、プロドラッグ形態であってもよい薬剤(例えば、化合物、薬物、治療薬剤)が提供される。本明細書に記載の化合物のプロドラッグは、最終的な薬剤(例えば、化合物、薬物、治療薬剤)を与えるように選択した生理学的条件下で容易に化学変化を受ける化合物である。さらに、プロドラッグは、ex vivo環境で、化学的方法又は生化学的方法によって、薬剤(例えば、化合物、薬物、治療薬剤)に変換することができる。本明細書に記載のプロドラッグとしては、生体系(例えば被験体の生体系)に対し、薬剤(例えば、化合物、薬物、治療薬剤)を与えるように選択した生理学的条件下で容易に化学変化を受ける化合物が挙げられる。

0044

特定の本発明の化合物は、溶媒和していない形態及び溶媒和した形態(水和した形態を含む)で存在していてもよい。一般的に、溶媒和した形態は、溶媒和していない形態と等価であり、本発明の範囲内に包含される。特定の本発明の化合物は、複数の結晶形態又はアモルファス形態で存在していてもよい。一般的に、全ての物理形態は、本発明のために想定される使用にとって等価であり、本発明の範囲内であることが意図されている。

0045

本明細書で使用される場合、「塩」との用語は、本発明の方法で使用される化合物の酸又は塩基の塩を指す。許容される塩の具体例は、鉱物酸(塩酸、臭化水素酸、リン酸など)の塩、有機酸(酢酸、プロピオン酸、グルタミン酸、クエン酸など)の塩、第四級アンモニウム(ヨウ化メチルヨウ化エチルなど)の塩である。

0046

本発明の特定の化合物は、不斉炭素原子光学的又はキラル中心)又は二重結合を有する。エナンチオマーラセミ体ジアステレオマー互変異性体幾何異性体、アミノ酸の(R)−又は(S)−又は(D)−又は(L)−として、絶対立体化学の観点から定義されてもよい立体異性体形態は、本発明の範囲内に包含される。本発明の化合物は、合成及び/又は単離するにはあまりにも不安定であることが当該分野で知られているものを含まない。本発明は、ラセミ体及び光学的に純粋な形態の化合物を含むことを意味する。光学活性な(R)−及び(S)−又は(D)−及び(L)−異性体は、キラルシントン又はキラル試薬を用いて調製することができ、又は従来の技術を用いて分割することができる。本明細書に記載の化合物がオレフィン結合又は他の幾何学的な不斉中心を含み、他に特定しない限り、化合物は、E及びZの幾何異性体の両方を含むことが意図される。

0047

本明細書で使用される場合、「異性体」との用語は、同じ数及び種類の原子を有し、したがって同じ分子量であるが、原子の構造配置又は立体配置に関して異なる化合物を指す。

0048

「互変異性体」との用語は、本明細書で使用される場合、平衡状態で存在し、1つの異性体形態から別の異性体形態に容易に変換される2つ以上の構造異性体のうちの1つを指す。

0049

本発明の特定の化合物が互変異性体の形態で存在してもよいことは当業者には明らかであり、そのような化合物の全ての互変異性体は、本発明の範囲内である。

0050

特に明記しない限り、本明細書に示される構造は、その構造の全ての立体化学的形態も含むことを意味する。すなわち、各不斉中心について、R及びSの立体配置を有する。したがって、本発明の化合物の単一の立体化学異性体、エナンチオマー及びジアステレオマー混合物は、本発明の範囲内である。

0051

特に明記しない限り、本明細書に示される構造は、1つ以上の同位体が濃縮された原子が存在するという点でのみ異なる化合物も含むことを意味する。例えば、水素が重水素又はトリチウムと置き換わっており、又は炭素が13C又は14Cを豊富に含む炭素と置き換わっていることを除き、本発明の構造を有する化合物は、本発明の範囲内である。

0052

本発明の化合物は、そのような化合物を構成する原子の1つ以上に、天然とは異なる割合の原子同位体も含んでいてもよい。例えば、化合物は、例えば、トリチウム(3H)、ヨウ素−125(125I)、又は炭素−14(14C)などの放射性同位元素放射性標識されてもよい。放射性であろうとなかろうと、本発明の化合物の全ての同位体変化は、本発明の範囲内に包含される。

0053

アナログ(analog)」及び「アナログ(analogue)」は、相互に置き換え可能に用いられ、化学及び生物学の範囲内の通常の明瞭な意味に従って使用され、別の化合物(すなわち、いわゆる「参照化合物」)と構造的に類似しているが、組成において異なっている(例えば、ある原子の異なる元素の原子との置換によって、又は特定の官能基の存在若しくはある官能基の別の官能基との置換若しくは参照化合物の1つ以上のキラル中心の絶対立体化学によって、異なっている)化学化合物を、その異性体を含めて指す。したがって、アナログは、参照化合物に対し、機能及び外観において似ているか又は同等であるが、構造又は由来は似ていないか又は同等ではない化合物である。

0054

記号

0055

は、分子又は化学式の残りに対する化学部分接続点を示す。

0056

複数の実施形態では、本明細書に記載の化合物は、R2及び/又は他の変数の複数の例を含んでいてもよい。このような実施形態では、各変数は、任意選択的に異なっていてもよく、さらに明確にするために、各群を区別するために適切に標識されていてもよい。例えば、各R2が異なる場合、これらは、例えば、それぞれR2.1、R2.2、R2.3及び/又はR2.4と呼ばれてもよく、R2の定義は、R2.1、R2.2、R2.3及び/又はR2.4によって仮定される。R2の定義内で使用される変数、及び/又は複数の例で現われかつ異なっている他の変数は、同様に、さらに明確にするために、各群を区別するために適切に標識されていてもよい。幾つかの実施形態では、化合物は、本明細書(例えば、ある態様では、実施形態、実施例、特許請求の範囲、表、スキーム、図又は図面)に記載の化合物である。

0057

「1つの(a)」又は「1つの(an)」との用語は、本明細書で使用される場合、1つ以上を意味する。これに加え、「1つの(a(an))・・・で置換された」とのは、本明細書で使用される場合、明記された基が、示されている置換基のいずれか又は全てのうち1つ以上で置換されていてもよいことを意味する。例えば、ある基(例えば、アルキル基又はヘテロアリール基)が、「非置換C1−C20アルキルで置換されているか、又は非置換の2〜20員環ヘテロアルキル」である場合、この基は、1つ以上の非置換C1−C20アルキル及び/又は1つ以上の非置換の2〜20員環ヘテロアルキルを含んでいてもよい。

0058

ある部分がR置換基で置換されている場合、その基は、「R置換され」と呼ばれてもよい。ある部分がR置換されている場合、その部分は、少なくとも1つのR置換基で置換されており、各R置換基は、任意選択的に異なっていてもよい。例えば、本明細書のある部分が、R12置換されたアルキル又は非置換アルキルである場合、複数のR12置換基が、アルキル部分に接続していてもよく、各R12置換基は、任意選択的に異なっていてもよい。R置換された部分が、複数のR置換基で置換されている場合、各R置換基は、R’、R’’などのプライム記号(’)を用い、本明細書で区別されてもよい。例えば、ある部分が、R12置換されたアルキル又は非置換アルキルであり、その部分が複数のR12置換基で置換されている場合、複数のR12置換基は、R12’、R12’’、R12’’’などとして区別されてもよい。複数の実施形態では、複数のR置換基は、3個である。複数の実施形態では、複数のR置換基は、2個である。

0059

複数の実施形態では、本明細書に記載の化合物は、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R9、R10、R11、R12、R13、R14及び/又は他の変数の複数の場合を含んでいてもよい。このような実施形態では、各変数は、任意選択的に異なっていてもよく、さらに明確にするために、各群を区別するために適切に標識されていてもよい。例えば、各R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R9、R10、R11、R12、R13及び/又はR14が異なっている場合、これらは、例えば、それぞれ、R1.1、R1.2、R1.3、R1.4、R2.1、R2.2、R2.3、R2.4、R3.1、R3.2、R3.3、R3.4、R4.1、R4.2、R4.3、R4.4、R5.1、R5.2、R5.3、R5.4、R6.1、R6.2、R6.3、R6.4、R7.1、R7.2、R7.3、R7.4、R9.1、R9.2、R9.3、R9.4、R10.1、R10.2、R10.3、R10.4、R11.1、R11.2、R11.3、R11.4、R12.1、R12.2、R12.3、R12.4、R13.1、R13.2、R13.3、R13.4、R14.1、R14.2、R14.3及び/又はR14.4と呼ばれてもよく、R1の定義は、R1.1、R1.2、R1.3及び/又はR1.4によって仮定され、R2の定義は、R2.1、R2.2、R2.3及び/又はR2.4によって仮定され、R3の定義は、R3.1、R3.2、R3.3及び/又はR3.4によって仮定され、R4の定義は、R4.1、R4.2、R4.3及び/又はR4.4によって仮定され、R5の定義は、R5.1、R5.2、R5.3及び/又はR5.4によって仮定され、R6の定義は、R6.1、R6.2、R6.3及び/又はR6.4によって仮定され、R7の定義は、R7.1、R7.2、R7.3及び/又はR7.4によって仮定され、R9の定義は、R9.1、R9.2、R9.3及び/又はR9.4によって仮定され、R10の定義は、R10.1、R10.2、R10.3及び/又はR10.4によって仮定され、R11の定義は、R11.1、R11.2、R11.3及び/又はR11.4によって仮定され、R12の定義は、R12.1、R12.2、R12.3及び/又はR12.4によって仮定され、R13の定義は、R13.1、R13.2、R13.3及び/又はR13.4によって仮定され、R14の定義は、R14.1、R14.2、R14.3及び/又はR14.4によって仮定される。R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R9、R10、R11、R12、R13及び/又はR14の定義内で使用される変数及び/又は複数の場合で現われ、異なっている他の変数は、同様に、さらに明確にするために、各群を区別するために適切に標識されていてもよい。

0060

本発明の化合物の記載は、当業者に知られている化学結合原理によって制限される。したがって、ある基が、多くの置換基の1つ以上によって置換され得る場合、このような置換は、化学結合の原理と合致し、かつ、本質的に不安定ではなく、かつ/又は周囲条件(例えば、水系、中性、幾つかの既知の生理学的条件)下で不安定である蓋然性が高いことが当業者に知られている化合物を、与えるように選択される。例えば、ヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールは、当業者に知られている化学結合の原理に従って、環ヘテロ原子を介して分子の残りに接続することにより、本質的に不安定な化合物を避ける。

0061

抗体は、複雑な内部構造を有する、大きく複雑な分子である(分子量が約150,000又は約1320アミノ酸)。天然抗体分子は、ポリペプチド鎖の2つの同一の対を含み、それぞれの対が、1つの軽鎖と1つの重鎖とを含む。次に、それぞれの軽鎖と重鎖は、標的抗原に結合する際に関与する可変(「V」)領域と、免疫系の他の構成要素と相互作用する定常(「C」)領域の2つの領域からなる。軽鎖可変領域重鎖可変領域は、三次元空間で合わさって、抗原(例えば、細胞表面上の受容体)に結合する可変領域を形成する。それぞれの軽鎖可変領域又は重鎖可変領域の中に、相補性決定領域(「CDR」)と呼ばれる3個の短いセグメント(平均で10アミノ酸長)が存在する。抗体可変ドメイン中の6個のCDR(軽鎖から3個、重鎖から3個)が三次元空間で一緒に折り畳まれ、標的抗原にドッキングする実際の抗体結合部位を形成する。CDRの位置及び長さは、Kabat,E.et al.,Sequences of Proteins of Immunological Interest,U.S.Department of Health and Human Services,1983,1987によって正確に定義されている。CDRに含まれない可変領域の部分は、フレームワーク(「FR」)と呼ばれ、CDRのための環境を形成する。

0062

「抗体」との用語は、当技術分野において一般的に知られている意味に従って使用される。抗体は、例えばインタクト免疫グロブリンとして、又は種々のペプチダーゼ消化することによって産生される多くの十分に特性決定されたフラグメントとして存在する。したがって、例えば、ペプシンは、ヒンジ領域のジスルフィド結合の下にある抗体を消化して、F(ab)’2(これ自体がジスルフィド結合によってVH−CH1に結合した軽鎖であるFabダイマー)を形成する。F(ab)’2を穏和な条件下で還元し、ヒンジ領域のジスルフィド結合を破壊することによってF(ab)’2ダイマーをFab’モノマーに変換してもよい。Fab’モノマーは、本質的にヒンジ領域の一部を有するFabである(Fundamental Immunology(Paul編集、第3版、1993)を参照)。種々の抗体フラグメントは、インタクトな抗体の消化という観点で定義されるが、当業者は、このようなフラグメントが化学的に、又は組換えDNA方法論を使用して新たに合成されてもよいことを理解するであろう。したがって、抗体との用語は、本明細書で使用される場合、全抗体の改変によって産生される抗体フラグメント、又は組換えDNA方法論を用いて新規に合成される抗体フラグメント(例えば一本鎖Fv)、又はファージディスプレイライブラリーを用いて同定されるものも含む(例えば、McCafferty et al.,Nature 348:552−554(1990)を参照)。

0063

モノクローナル抗体又はポリクローナル抗体の調製のために、当技術分野で公知の任意の技術を使用することができる(例えば、Kohler&Milstein,Nature 256:495−497(1975);Kozbor et al.,Immunology Today 4:72(1983);Cole et al.,pp.77−96 in Monoclonal Antibodies and Cancer Therapy(1985)を参照)。「モノクローナル」抗体(mAb)は、単一クローンから誘導される抗体を指す。一本鎖抗体の製造技術(米国特許第4,946,778号)は、本発明のポリペプチドに対する抗体を生成するように適合させることができる。また、トランスジェニックマウス又は他の有機体(例えば、他の哺乳動物)を使用し、ヒト化抗体を発現させてもよい。又は、ファージディスプレイ技術を用いて、選択された抗原に特異的に結合する抗体及びヘテロマーFabフラグメントを同定することができる(例えば、McCafferty et al.,Nature 348:552−554(1990);Marks et al.,Biotechnology 10:779−783(1992)を参照)。

0064

mAbのエピトープは、その抗原のうち、mAbが結合する領域である。2つの抗体が、それぞれが、抗原に対する他の抗体の結合を競合的に阻害(遮断)する場合、同じエピトープ又は重複するエピトープに結合する。すなわち、競争結合アッセイで測定される場合、1倍、5倍、10倍、20倍又は100倍過剰の片方の抗体が、他方の抗体の結合を少なくとも30%、しかし、好ましくは50%、75%、90%、又は99%まで阻害する(例えば、Junghans et al.、Cancer Res.50:1495、1990を参照)。又は、2つの抗体のうち、一方の抗体の結合を減らすか又はなくす、抗原における本質的に全てのアミノ酸変異が、他方の抗体への結合を減らすか又はなくす場合、この2つの抗体は、同じエピトープを有する。2つの抗体のうち一方の抗体の結合を減らすか又はなくす幾つかのアミノ酸変異が、他方の抗体への結合を減らすか又はなくす場合、この2つの抗体は、重複するエピトープを有する。

0065

抗体は、例えばインタクトな免疫グロブリンとして存在するか、又は種々のペプチダーゼで消化することによって産生される多くの十分に特性決定されたフラグメントとして存在する。したがって、例えば、ペプシンは、ヒンジ領域のジスルフィド結合の下にある抗体を消化して、F(ab)’2(これ自体がジスルフィド結合によってVH−CH1に結合した軽鎖であるFabのダイマー)を形成する。F(ab)’2を穏和な条件下で還元し、ヒンジ領域のジスルフィド結合を破壊することによってF(ab)’2ダイマーをFab’モノマーに変換してもよい。Fab’モノマーは、本質的にヒンジ領域の一部を有する抗原結合(dinging)部位である(Fundamental Immunology(Paul編集、第3版、1993)を参照)。種々の抗体フラグメントは、インタクトな抗体の消化という観点で定義されるが、当業者は、このようなフラグメントが化学的に、又は組換えDNA方法論を使用して新たに合成されてもよいことを理解するであろう。したがって、抗体との用語は、本明細書で使用される場合、全抗体の改変によって産生される抗体フラグメント、又は組換えDNA方法論を用いて新規に合成される抗体フラグメント(例えば一本鎖Fv)、又はファージディスプレイライブラリーを用いて同定されるものも含む(例えば、McCafferty et al.,Nature 348:552−554(1990)を参照)。

0066

一本鎖可変フラグメント(scFv)は、典型的には、免疫グロブリンの重鎖(VH)及び軽鎖(VL)の可変領域の融合タンパク質であり、10〜約25アミノ酸の短いリンカーペプチドに連結する。リンカーは通常、柔軟性のためにグリシンが豊富であり、溶解性のためにセリン又はトレオニンも豊富な場合がある。リンカーは、VHのN末端をVLのC末端に連結するか、又はこの逆でもよい。

0067

本発明の適切な抗体の調製及び本発明による使用のための、例えば組換え抗体、モノクローナル抗体又はポリクローナル抗体のために、当技術分野で公知の多くの技術を使用することができる(例えば、Kohler&Milstein、Nature 256:495−497(1975);Kozborら、Immunology Today 4:72(1983);Coleら、pp.77−96、Monoclonal Antibodies and Cancer Therapy、Alan R.Liss,Inc.(1985);Coligan、Current Protocols in Immunology(1991);Harlow&Lane、Antibodies、A Laboratory Manual(1988);及びGoding、Monoclonal Antibodies:Principles and Practice(第2版、1986)を参照)。目的の抗体の重鎖及び軽鎖をコードする遺伝子を細胞からクローニングすることができ、例えば、モノクローナル抗体をコードする遺伝子をハイブリドーマからクローニングし、組換えモノクローナル抗体を産生するために使用することができる。モノクローナル抗体の重鎖及び軽鎖をコードする遺伝子ライブラリーを、ハイブリドーマ又は形質細胞から製造することもできる。重鎖及び軽鎖の遺伝子産物ランダムな組み合わせは、異なる抗原特異性を有する抗体の大きなプールを生成する(例えば、Kuby、Immunology(第3版、1997)を参照)。一本鎖抗体又は組換え抗体の製造技術(米国特許第4,946,778号、米国特許第4,816,567号)は、本発明のポリペプチドに対する抗体を生成するように適合させることができる。また、トランスジェニックマウス又は他の哺乳動物のような生物を用いて、ヒト化抗体又はヒト抗体を発現させることができる(例えば、米国特許第5,545,807号;第5,545,806号;第5,569,825号;第5,625,126号;第5,633,425号;第5,661,016号、Marks et al.,Bio/Technology 10:779−783(1992);Lonberg et al.,Nature 368:856−859(1994);Morrison,Nature 368:812−13(1994);Fishwild et al.,Nature Biotechnology 14:845−51(1996);Neuberger,Nature Biotechnology 14:826(1996);及びLonberg&Huszar,Intern.Rev.Immunol.13:65−93(1995)を参照)。又は、ファージディスプレイ技術を用いて、選択された抗原に特異的に結合する抗体及びヘテロマーFabフラグメントを同定することができる(例えば、McCafferty et al.,Nature 348:552−554(1990);Marks et al.,Biotechnology 10:779−783(1992)を参照)。抗体は、二重特異性であってもよく、すなわち、2つの異なる抗原を認識することができてもよい(例えば、WO第93/08829号、Traunecker et al.,EMBO J.10:3655−3659(1991);及びSuresh et al.,Methodsin Enzymology 121:210(1986)を参照)。抗体はまた、ヘテロコンジュゲート、例えば、2つの共有結合した抗体、又は免疫毒素であってもよい(例えば、米国特許第4,676,980号、WO91/00360;WO92/200373及びEP03089を参照)。

0068

非ヒト抗体ヒト化又は霊長類化のための方法は、当技術分野で周知である(例えば、米国特許第4,816,567号;第5,530,101号;第5,859,205号;第5,585,089号;第5,693,761号;第5,693,762号;第5,777,085号;第6,180,370号;第6,210,671号;及び第6,329,511号;WO87/02671;欧州特許出願第0173494号;Jones et al.(1986)Nature 321:522;及びVerhoyen et al.(1988)Science 239:1534を参照)。ヒト化抗体は、例えば、Winter and Milstein(1991)Nature 349:293にさらに記載されている。一般に、ヒト化抗体は、非ヒトである供給源から導入された1つ以上のアミノ酸残基を有する。これらの非ヒトアミノ酸残基は、多くの場合、インポート残基と呼ばれ、典型的にはインポート可変ドメインから取られる。ヒト化は、本質的に、げっ歯類のCDR又はCDR配列をヒト抗体の対応する配列に置き換えることによって、Winter及び共同研究者らの方法に従って行うことができる(例えば、Morrison et al.,PNAS USA,81:6851−6855(1984),Jones et al.,Nature 321:522−525(1986);Riechmann et al.,Nature 332:323−327(1988);Morrison and Oi,Adv.Immunol.,44:65−92(1988),Verhoeyen et al.,Science 239:1534−1536(1988)及びPresta,Curr.Op.Struct.Biol.2:593−596(1992),Padlan,Molec.Immun.,28:489−498(1991);Padlan,Molec.Immun.,31(3):169−217(1994)を参照)。したがって、このようなヒト化抗体は、キメラ抗体であり(米国特許第4,816,567号)、インタクトなヒト可変ドメインより実質的に小さい部分が、非ヒト種由来の対応する配列によって置き換えられている。実際には、ヒト化抗体は、典型的には、幾つかのCDR残基及び場合によっては幾つかのFR残基が、げっ歯類抗体の類似部位に由来する残基によって置き換えられているヒト抗体である。例えば、ヒト化免疫グロブリンのフレームワーク領域をコードする第1の配列と、所望の免疫グロブリン相補性決定領域をコードする第2の配列とを含むポリヌクレオチドは、合成的に、又は適切なcDNAゲノムDNAセグメントを組み合わせることによって製造することができる。ヒト定常領域DNA配列は、種々のヒト細胞から周知の方法に従って単離することができる。

0069

「キメラ抗体」は、(a)抗原結合部位(可変領域)が、異なっているか又は改変されたクラス、エフェクター機能及び/又は種の定常領域に連結するか、又はキメラ抗体に新しい特性を与える全く異なる分子(例えば、酵素毒素ホルモン成長因子、薬物など)に連結するように、定常領域又はその一部が変更、置換又は交換されているか;又は(b)可変領域又はその一部が、異なる抗原特異性又は改変された抗原特異性を有する可変領域と改変、置換又は交換されている、抗体分子である。本発明の好ましい抗体、及び本発明によって使用するための好ましい抗体には、ヒト化及び/又はキメラモノクローナル抗体が含まれる。

0070

治療薬剤を抗体にコンジュゲートさせる技術は、よく知られている(例えば、Arnon et al.,「Monoclonal Antibodies For Immunotargeting Of Drugs In Cancer Therapy」,Monoclonal Antibodies And Cancer Therapy,Reisfeld et al.(編集),pp.243−56(Alan R.Liss,Inc.1985);Hellstrom et al.,「Antibodies For Drug Delivery」 in Controlled Drug Delivery(第2版),Robinson et al.(編集),pp.623−53(Marcel Dekker,Inc.1987);Thorpe,「Antibody Carriers Of Cytotoxic Agents In Cancer Therapy:A Review」、Monoclonal Antibodies ‘84:Biological And Clinical Applications,Pinchera et al.(編集),pp.475−506(1985);及びThorpe et al.,「The Preparation And Cytotoxic Properties Of Antibody−Toxin Conjugates」,Immunol.Rev.,62:119−58(1982)を参照)。本明細書で使用される場合、「抗体−薬物コンジュゲート」又は「ADC」との用語は、抗体にコンジュゲート又は他の様式で共有結合した治療薬剤を言う。本明細書で言及する「治療薬剤」は、がんなどの疾患を処置又は予防するのに有用な組成物である。

0071

タンパク質又はペプチドに言及するとき、抗体に「特異的に(又は選択的に)結合する」、又は「特異的に(又は選択的に)免疫反応性である」という句は、しばしばタンパク質及び他の生物製剤の異種集合の中のタンパク質の存在を決定する結合反応を指す。したがって、指定されたイムノアッセイ条件下で、特定の抗体は、バックグラウンドの少なくとも2倍、より典型的にはバックグラウンドの10倍〜100倍を超えて、特定のタンパク質に結合する。このような条件下での抗体への特異的な結合は、特定のタンパク質に対する特異性について選択される抗体を必要とする。例えば、ポリクローナル抗体は、選択された抗原と特異的に免疫反応性であり、他のタンパク質とは特異的に免疫反応性ではない抗体のサブセットのみを得るように選択することができる。この選択は、他の分子と交差反応する抗体を差し引くことによって達成されてもよい。特定のタンパク質と特異的に免疫反応性の抗体を選択するために、様々なイムノアッセイフォーマットを使用することができる。例えば、固相ELISAイムノアッセイは、タンパク質に特異的に免疫反応性である抗体を選択するために日常的に使用されている(例えば、特定の免疫反応性を決定するために使用可能なイムノアッセイのフォーマット及び条件の記載については、Harlow&Lane,Using Antibodies,A Laboratory Manual(1998)を参照)。

0072

リガンド」は、受容体に結合することができる薬剤、例えばポリペプチド又は他の分子を指す。

0073

「接触」は、通常の意味に従って使用され、少なくとも2つの異なる種(例えば、生体分子又は細胞を含む化学化合物)が、反応、相互作用、又は物理的に接触するほど十分に近づくことを可能にする過程を指す。しかしながら、得られた反応生成物は、添加された試薬同士の間の反応から直接的に生成されてもよく、又は1種以上の添加された試薬から反応混合物中で生成することができる中間体から生成されてもよいことを理解されたい。

0074

「接触」との用語は、2つの種を反応させ、相互作用させ、又は物理的に接触させることを含んでいてもよく、2つの種は、例えば、本明細書で与えられるような医薬組成物であってもよい。複数の実施形態において、接触は、例えば、本明細書に記載の医薬組成物を、細胞又は患者と相互作用させることを含む。

0075

別に定義されない限り、本明細書に使用される技術用語及び科学用語は、当技術分野の当業者に共通して理解されるものと同じ意味を有する。例えば、Singleton et al.,DICTIONARY OFMICROBIOLOGY AND MOLECULAR BIOLOGY 2nd ed.,J.Wiley&Sons(New York,NY 1994);Sambrook et al.,MOLECULAR CLONING,A LABORATORYMANUAL,Cold Springs Harbor Press(Cold Springs Harbor, NY 1989)を参照。本明細書に記載されたものと類似又は等価な任意の方法、デバイス及び材料を、本発明の実施において使用することができる。以下の定義は、本明細書において頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするために提供され、本開示の範囲を限定することを意味するものではない。

0076

核酸」は、デオキシリボヌクレオチド又はリボヌクレオチド、及びそれらの一重鎖形態又は二本鎖形態のポリマー及びそれらの相補体を指す。「ポリヌクレオチド」との用語は、ヌクレオチドの直鎖配列を指す。「ヌクレオチド」との用語は、典型的には、ポリヌクレオチドの1個の単位、すなわちモノマーを指す。ヌクレオチドは、リボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオチド又はそれらの改変されたバージョンであってもよい。本明細書で想定されるポリヌクレオチドの例としては、一本鎖及び二本鎖のDNA、一本鎖及び二本鎖のRNA(siRNAを含む)、及び一本鎖及び二本鎖のDNAとRNAの混合物を含むハイブリッド分子が挙げられる。本明細書で使用される核酸は、天然に存在する核酸と同じ基本的な化学構造を有する核酸も指す。このようなアナログは、改変された糖類及び/又は改変された環置換基を有するが、天然に存在する核酸と同じ基本的な化学構造を保持している。核酸模倣物とは、核酸の一般的な化学構造とは異なるが、天然に存在する核酸と同様の様式で機能する構造を有する化学化合物を指す。このようなアナログの例としては、ホスホロチオエートホスホロアデート、メチルホスホネート、キラルメチルホスホネート、2−O−メチルリボヌクレオチド及びペプチド核酸(PNA)が挙げられるが、これらに限定されない。

0077

「ポリペプチド」、「ペプチド」及び「タンパク質」との用語は、アミノ酸残基のポリマーを指すために本明細書で相互に置き換え可能に用いられ、このとき、ポリマーは、複数の実施形態では、アミノ酸からなっていない部分にコンジュゲートしていてもよい。これらの用語は、1つ以上のアミノ酸残基が、対応する天然に存在するアミノ酸の人工的化学模倣物であるアミノ酸ポリマー、並びに天然に存在するアミノ酸ポリマー及び天然に存在しないアミノ酸ポリマーに適用される。「融合タンパク質」は、単一部分として組換えにより発現される、2つ以上の別個タンパク質配列をコードするキメラタンパク質を指す。

0078

ペプチジル」及び「ペプチジル部分」との用語は、一価ペプチドを意味する。

0079

「アミノ酸」との用語は、天然アミノ酸及び合成アミノ酸、及び天然に存在するアミノ酸と同様の様式で機能するアミノ酸アナログ及びアミノ酸模倣物を指す。天然に存在するアミノ酸は、遺伝子コードによってコードされるアミノ酸、並びに後で改変されるアミノ酸、例えばヒドロキシプロリン、γ−カルボキシグルタミン酸及びO−ホスホセリンである。アミノ酸アナログは、天然に存在するアミノ酸と同じ基本化学構造、すなわち水素、カルボキシル基、アミノ基及びR基(例えば、ホモセリンノルロイシンメチオニンスルホキシド、メチオニンメチルスルホニウム)に結合したα炭素を有する化合物を指す。このようなアナログは、改変されたR基(例えば、ノルロイシン)又は改変ペプチド骨格を有するが、天然に存在するアミノ酸と同じ基本化学構造を保持する。アミノ酸模倣物とは、アミノ酸の一般的な化学構造とは異なるが、天然に存在するアミノ酸と同様の様式で機能する構造を有する化学化合物を指す。「天然に存在しないアミノ酸」及び「非天然アミノ酸」との用語は、天然には見出されないアミノ酸アナログ、合成アミノ酸及びアミノ酸模倣物を指す。

0080

アミノ酸は、一般的に知られている3文字の記号又はIUPAC−IUB Biochemical Nomenclature Commissionによって推奨される1文字の記号のいずれかによって、本明細書で言及されてもよい。同様に、ヌクレオチドは、一般に認められている一文字コードによって言及されてもよい。

0081

「保存的に改変された改変体」は、アミノ酸及び核酸配列の両方に適用される。特定の核酸配列に関して、「保存的に改変された改変体」は、同一又は本質的に同一のアミノ酸配列をコードする核酸を指す。遺伝子コードの縮重のために、多くの核酸配列が、任意の所定のタンパク質をコードするであろう。例えば、コドンGCAGCC、GCG及びGCUは全て、アラニンというアミノ酸をコードする。したがって、アラニンがコドンによって特定される全ての位置で、コードされたポリペプチドを変えることなく、記載されている対応するコドンのいずれかにコドンを変更することができる。このような核酸変異は、保存的に改変された変異の1種である「サイレント変異」である。ポリペプチドをコードする本明細書の全ての核酸配列は、核酸のあらゆる可能なサイレント変異も記載する。当業者は、核酸中の各コドン(通常はメチオニンの唯一のコドンであるAUG及び通常はトリプトファンの唯一のコドンであるTGGを除く)を改変し、機能的に同一の分子を得ることができることを認識するであろう。したがって、ポリペプチドをコードする核酸の各サイレント変異は、記載された各配列において、暗黙のものである。

0082

アミノ酸配列に関して、当業者は、コードされる配列中の1個のアミノ酸又は少ないパーセントのアミノ酸を変更、付加又は欠失する、核酸、ペプチド、ポリペプチド又はタンパク質配列に対する個々の置換、欠失又は付加が、改変によって、アミノ酸が、化学的に類似したアミノ酸へと置換される、「保存的に改変された改変体」であることを認識するだろう。機能的に類似のアミノ酸を与える保存的置換の表は、当技術分野で周知である。このような保存的に改変された改変体は、本発明の多型改変体、種間同族体及び対立遺伝子に加えられ、除外されない。

0083

以下の8つのグループはそれぞれ、互いに保存的置換であるアミノ酸を含む。
(1)アラニン(A)、グリシン(G)。
(2)アスパラギン酸(D)、グルタミン酸(E)。
(3)アスパラギン(N)、グルタミン(Q)。
(4)アルギニン(R)、リシン(K)。
(5)イソロイシン(I)、ロイシン(L)、メチオニン(M)、バリン(V)。
(6)フェニルアラニン(F)、チロシン(Y)、トリプトファン(W)。
(7)セリン(S)、トレオニン(T);及び
(8)システイン(C)、メチオニン(M)(例えば、Creighton、Proteins(1984)を参照)。

0084

「〜を参照するとともにナンバリングされた」又は「〜に対応する」との用語は、所与のアミノ酸又はポリヌクレオチドの配列のナンバリングという観点で使用される場合、所与のアミノ酸又はポリヌクレオチドの配列を参照配列と比較したときに、明記された参照配列の残基のナンバリングを指す。あるタンパク質中のアミノ酸残基は、そのタンパク質内で所与の残基と同じ本質的な構造的位置を占める場合、所与の残基に「対応する」。当業者は、異なるナンバリングシステムを用いた他のタンパク質において、あるタンパク質(例えば、ROR−1)の具体的な位置に対応する残基の同一性及び配置をすぐに認識するだろう。例えば、タンパク質(例えば、ROR−1)との単純は配列アラインメントを行うことによって、このタンパク質の具体的な位置に対応する残基の同一性及び配置は、このタンパク質に対してアラインメントする他のタンパク質配列において特定される。例えば、選択した残基が、138位のグルタミン酸と同じ本質的な空間関係又は他の構造関係を占める場合、選択したタンパク質中の選択した残基は、138位のグルタミン酸に対応する。幾つかの実施形態では、選択したタンパク質が、あるタンパク質との最大ホモロジーのためにアラインメントされる場合、グルタミン酸138とアラインメントする、アラインメントされた選択したタンパク質中の位置は、グルタミン酸138に対応すると言われる。一次配列のアラインメントの代わりに、三次元構造のアラインメントを使用してもよく、例えば、選択したタンパク質の構造が、138位のグルタミン酸との最大対応性のためにアラインメントされる場合、全体的な構造を比較する。この場合、構造モデルにおいて、グルタミン酸138と同じ本質的な位置を占めるアミノ酸は、グルタミン酸138残基に対応すると言われる。

0085

配列同一性のパーセント」は、比較ウィンドウにわたって、2つの最適にアラインメントされた配列を比較することによって決定され、この比較ウィンドウ中のポリヌクレオチド又はポリペプチド配列の一部が、2つの配列の最適なアラインメントのために、参照配列(付加又は欠失を含まない)と比較すると、付加又は欠失(例えばギャップ)を含んでいてもよい。このパーセントは、マッチした位置の数を得るために、同一の核酸塩基又はアミノ酸残基が両方の配列に存在する位置の数を決定することによって計算され、このマッチした位置の数を、比較ウィンドウ中の位置の合計数で割り算し、その結果に100を掛け算し、配列同一性のパーセントを得る。

0086

2つ以上の核酸又はポリペプチド配列の文脈における「同一の」との用語又は「同一性」の率は、同じ(すなわち、特定の領域にわたって、比較ウィンドウにわたって最大対応性について比較され、アラインメントされ、又は以下の配列比較アルゴリズムの1つを用いて測定される場合、指定された領域にわたって、又は手動のアラインメント及び視覚観察によって、例えば、本発明の全ポリペプチド配列又は本発明のポリペプチドの個々のドメインの60%の同一性、任意選択的に65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、98%又は99%の同一性)であるか、又は明記されたパーセントの同じであるアミノ酸残基又はヌクレオチドを含む2つ以上の配列又は部分配列を指す。このような配列は、「実質的に同一」であると言われる。この定義は、試験配列の相補体も指す。任意選択的に、同一性は、長さが少なくとも約50ヌクレオチドの領域、又はより好ましくは長さが100〜500又は1000以上のヌクレオチドの範囲にわたって存在する。

0087

列比較のために、典型的には1つの配列が、参照配列として作用し、この配列と試験配列を比較する。配列比較アルゴリズムを用いるとき、試験配列及び参照配列がコンピュータに入力され、部分配列の座標が指定され、必要な場合には、配列アルゴリズムプログラムパラメータが指定される。デフォルトプログラムパラメータを使用してもよく、又は代替パラメータを指定してもよい。次いで、配列比較アルゴリズムは、プログラムパラメータに基づき、参照配列に対する試験配列の配列同一性の率を計算する。

0088

「比較ウィンドウ」は、本明細書で使用される場合、例えば、全長配列又は20〜600、約50〜約200、又は約100〜約150アミノ酸又はヌクレオチドからなる群から選択される連続した位置の数のいずれか1つのセグメントに対する参照を含み、2つの配列を最適にアラインメントした後、ある配列を、同じ数の連続した位置を有する参照配列と比較してもよい。比較のための配列アラインメント方法は、当技術分野でよく知られている。比較のための配列の最適なアラインメントは、例えば、Smith and Waterman(1970) Adv.Appl.Math.2:482cのローカルホモロジーアルゴリズムによって、Needleman and Wunsch(1970) J.Mol.Biol.48:443のホモロジーアラインメントアルゴリズムによって、Pearson and Lipman(1988) Proc.Nat’l.Acad.Sci.USA 85:2444の類似性方法のためのサーチによって、これらのアルゴリズム(Wisconsin Genetics Software Package、Genetics Computer Group、575 Science Dr.、Madison、WIにおけるGAP、BESTFIT、FASTA及びTFASTA)のコンピュータによる実施によって、又は手動のアラインメント及び視覚観察(例えば、Ausubel et al.、Current Protocols in Molecular Biology(1995 supplement)を参照)によって、行うことができる。

0089

配列同一性及び配列類似性のパーセントを決定するのに適したアルゴリズムの一例は、BLAST及びBLAST 2.0アルゴリズムであり、Altschul et al.(1977) Nuc.AcidsRes.25:3389−3402及びAltschul et al.(1990)J.Mol.Biol.215:403−410にそれぞれ記載される。BLAST分析を行うためのソフトウェアは、National Center for Biotechnology Information(ウェブサイトでncbi.nlm.nih.gov/)によって公的に入手可能である。このアルゴリズムは、クエリ配列中の長さWの短い文字列を特定することによって、高スコアの配列対(HSP)を最初に特定することを含み、データベース配列中の同じ長さの文字列を用いてアラインメントしたときに、幾つかの陽性値の閾値スコアTにマッチするか、又は満足する。Tは、隣接文字列スコア閾値(neighborhood word score threshold)と呼ばれる(Altschul et al.、前出)。これらの初期の隣接文字列ヒットは、これらを含有するさらに長いHSPを見つけるためのサーチを開始するための種子として作用する。文字列ヒットを、累積アラインメントスコアが増加していく限り、各配列に沿って両方向に延ばすヌクレオチド配列について、パラメータM(マッチする残基の対について報償スコア;常に0より大きい)及びN(ミスマッチの残基についてペナルティスコア;常に0より小さい)を用い、累積スコアを計算する。アミノ酸配列について、累積スコアを計算するために、スコアリングマトリックスを使用する。それぞれの方向での文字列ヒットの伸張は、累積アラインメントスコアが、最大達成値から量Xだけ小さくなったときに止められる。累積スコアは、1つ以上の陰性スコア残基アラインメントの体積に起因して、又はいずれかの配列の末端が到達するとき、ゼロ又はゼロ未満になる。BLASTアルゴリズムパラメータW、T及びXは、アラインメントの感度及び速度を決定付ける。BLASTNプログラム(ヌクレオチド配列について)は、デフォルトとして、文字列長(W)11、予想(E)又は10、M=5、N=−4及び両鎖の比較を使用する。アミノ酸配列について、BLASTPプログラムは、デフォルトとして、文字列長3、予想(E)10、BLOSUM62スコアリングマトリックス(Henikoff and Henikoff(1989) Proc.Natl.Acad.Sci.USA 89:10915)、アラインメント(B)50、予想(E)10、M=5、N=−4及び量鎖の比較を使用する。

0090

BLASTアルゴリズムは、2つの配列間の類似性の統計学的分析も行う(例えば、Karlin及びAltschul(1993) Proc.Natl.Acad.Sci.USA 90:5873−5787を参照)。BLASTアルゴリズムによって与えられる類似性の1つの指標は、最小合計確率(P(N))であり、2つのヌクレオチド又はアミノ酸配列の間のマッチが偶然に起こる確率の指標を与える。例えば、核酸は、参照配列と類似であるとみなされる。参照核酸に対する試験核酸の比較における最小合計確率は、約0.2未満、より好ましくは約0.01未満、最も好ましくは約0.001未満である。

0091

2つの核酸配列又はポリペプチドが実質的に同一である指標は、以下に記載するように、第1の核酸によってコードされるポリペプチドが、第2の核酸によってコードされるポリペプチドに対して惹起される抗体と免疫学的交差反応性であることである。したがって、ポリペプチドは、典型的には、第2ポリペプチドと実質的に同一であり、例えば、この2つのペプチドは、保存的置換によってのみ異なっている。2つの核酸配列が実質的に同一であることの別の指標は、以下に記載するように、その2つの分子又はそれらの相補体が、ストリンジェントな条件下で互いにハイブリダイズすることである。2つの核酸配列が実質的に同一であることのさらに別の指標は、同じプライマーを用いて配列を増幅させることができることである。

0092

「単離された」との用語は、タンパク質に適用される場合、タンパク質が、それらが自然状態で会合している他の細胞成分を本質的に含まないことを示す。これは、好ましくは、均質な状態であるが、乾燥状態又は水溶液のいずれかであってもよい。純度及び均一性は、典型的には、ポリアクリルアミドゲル電気泳動又は高速液体クロマトグラフィーのような分析化学技術を用いて決定される。調製物中に存在する優勢な種であるタンパク質は、実質的に精製されている。「精製された」との用語は、タンパク質が、電気泳動ゲルにおいて本質的に1つのバンドを生じることを示す。特に、この用語は、少なくとも85%の純度、より好ましくは少なくとも95%の純度、最も好ましくは少なくとも99%の純度であることを意味する。

0093

タンパク質又はペプチドに言及するとき、抗体に「特異的に(又は選択的に)結合する」、又は「特異的に(又は選択的に)免疫反応性である」という句は、タンパク質及び他の生物製剤の異種集合の中のタンパク質の存在を決定する結合反応を指す。したがって、指定されたイムノアッセイ条件下で、特定の抗体は、バックグラウンドの少なくとも2倍、特定のタンパク質に結合し、そのサンプル中に存在する他のタンパク質に対し、顕著な量で実質的に結合しない。典型的には、具体的又は選択的な反応は、バックグラウンドシグナル又はノイズの少なくとも2倍であり、より典型的には、バックグラウンドの10倍を超えて100倍までである。

0094

本明細書で使用される「細胞」は、ゲノムDNAを保存又は複製するのに十分な代謝又は他の機能を実行する細胞を指す。細胞は、例えば、インタクトな膜の存在、特定の色素による染色、子孫を産生する能力、又は配偶子の場合には、第2配偶子と結合し、生存可能な子孫を産生する能力を含め、当技術分野で周知の方法によって同定することができる。細胞は、原核細胞及び真核細胞を含んでいてもよい。原核細胞としては、細菌が挙げられるが、これに限定されない。真核細胞としては、酵母細胞及び植物及び動物由来の細胞、例えば哺乳動物、昆虫(例えばスポドプテラ)及びヒト細胞が挙げられるが、これらに限定されない。

0095

本明細書で定義される場合、タンパク質−阻害剤(例えば、受容体アンタゴニスト又はシグナル伝達経路阻害剤)相互作用に関して、「阻害」、「阻害する」、「阻害すること」などの用語は、阻害剤が存在しない状態でのタンパク質の活性又は機能に対し、タンパク質の活性又は機能に負の影響を与える(例えば、低下させる)(例えば、受容体又はタンパク質の活性を低下させる)ことを意味する。幾つかの実施形態では、阻害は、疾患(例えば、がん)又はその疾患の症状の低減を指す。したがって、阻害は、少なくとも部分的に、刺激を部分的に若しくは完全に遮断すること、活性化を低減するか、防止するか、若しくは遅らせること、又はシグナル伝達若しくは酵素活性若しくはタンパク質(例えば受容体)の量を不活性化するか、脱感作するか、若しくはダウンレギュレートすることを含む。同様に、「阻害剤」は、例えば、結合、部分的又は全体的な遮断、低減、防止、遅延、不活性化、脱感作、又は活性のダウンレギュレーションによって、受容体又は別のタンパク質を阻害する化合物又はタンパク質である。

0096

「BTKアンタゴニスト」との用語は、本明細書で提供される場合、コントロールと比較して、BTK活性を阻害することが可能な物質を指す。BTKの阻害された活性は、コントロールにおける活性の10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又はさらに小さくてもよい。特定の場合には、阻害は、コントロールと比較して、1.5倍、2倍、3倍、4倍、5倍、10倍、又はそれ以上である。BTKアンタゴニストは、BTKアンタゴニストが存在しない状態と比較して、少なくとも部分的に、刺激を部分的に若しくは完全に遮断すること、活性化を低減するか、防止するか、若しくは遅らせること、又はBTKのシグナル伝達若しくは活性若しくは量を不活性化するか、脱感作するか、若しくはダウンレギュレーションすることによって、BTK活性を阻害する。

0097

「ROR−1アンタゴニスト」との用語は、本明細書で提供される場合、コントロールと比較して、ROR−1活性を阻害することが可能な物質を指す。ROR−1の阻害された活性は、コントロールにおける活性の10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又はさらに小さくてもよい。特定の場合には、阻害は、コントロールと比較して、1.5倍、2倍、3倍、4倍、5倍、10倍、又はそれ以上である。ROR−1アンタゴニストは、ROR−1アンタゴニストが存在しない状態と比較して、少なくとも部分的に、刺激を部分的に若しくは完全に遮断すること、活性化を低減するか、防止するか、若しくは遅らせること、又はROR−1のシグナル伝達若しくは活性若しくは量を不活性化するか、脱感作するか、若しくはダウンレギュレーションすることによって、ROR−1活性を阻害する。複数の実施形態では、ROR−1アンタゴニストは、抗体又は低分子である。

0098

「アンタゴニスト」との用語は、本明細書で阻害剤の代わりに使用されてもよい。

0099

「治療に有効な用量又は量」とは、本明細書で使用される場合、投与される効果(例えば、疾患を治療するか、又は予防する)を生じる用量を意味する。実際の投与量及び製剤は、治療の目的に依存し、既知の技術を用い、当業者によって確認され得る(例えば、Lieberman,Pharmaceutical Dosage Forms(vols.1−3,1992);Lloyd,The Art,Science and Technology of Pharmaceutical Compounding(1999);Remington:The Science and Practice of Pharmacy,20th Edition,Gennaro,Editor(2003)及びPickar,Dosage Calculations(1999)を参照)。例えば、所与のパラメータについて、治療に有効な量は、少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、40%、50%、60%、75%、80%、90%、又は少なくとも100%の増加又は減少を示す。治療効能は、何「倍」の増加又は減少として表すこともできる。例えば、治療に有効な量は、標準コントロールに対して少なくとも1.2倍、1.5倍、2倍、5倍又はそれ以上の効果を有し得る。治療に有効な用量又は量は、ある疾患の1つ以上の症状を軽減してもよい。治療に有効な用量又は量は、投与される効果が、ある疾患が進行するリスクがある人を治療することである場合、その疾患又は疾患の1つ以上の症状の発症を予防するか、又は遅らせてもよい。

0100

抗がん剤」は、通常の意味に従って使用され、抗腫瘍特性又は細胞の成長又は増殖を阻害する能力を有する組成物(例えば、化合物、薬物、アンタゴニスト、阻害剤、モジュレーター)を指す。幾つかの実施形態では、抗がん剤は、化学療法薬である。幾つかの実施形態では、抗がん剤は、がんを処置する方法において有用性を有する、本明細書において特定される薬剤である。幾つかの実施形態では、抗がん剤は、がんを処置するために、FDA又は米国以外の国の同様の規制当局によって承認された薬剤である。抗がん剤の例としては、限定されないが、以下のものが挙げられる。MEK(例えば、MEK1、MEK2又はMEK1及びMEK2)阻害剤(例えば、XL518、CI−1040、PD035901、セルメチニブ/AZD6244、GSK1120212/トラメチニブ、GDC−0973、ARRY−162、ARRY−300、AZD8330、PD0325901、U0126、PD98059、TAK−733、PD318088、AS703026、BAY869766)、アルキル化薬剤(例えば、シクロホスファミドイフォスファミドクロラムブシルブスルファンメルファラン、メクロレタミン、ウラスチン、チオテパニトロソウレアナイトロジェンマスタード(例えば、メクロロエタミン、シクロホスファミド、クロラムブシル、メイファラン)、エチレンイミン及びメチルメラミン(例えば、ヘキサメチルメラミン、チオテパ)、スルホン酸アルキル(例えば、ブスルファン)、ニトロソウレア(例えば、カルムスチンロムスチンセムスチン、ストレプトゾシン)、トリアゼンデカルバジン))、抗代謝物(例えば、5−アザチオプリンロイコボリンカペシタビンフルダラビンゲムシタビンペメトレキセド、ラルチトレキセド、葉酸アナログ(例えば、メトトレキセート)、又はピリミジンアナログ(例えば、フルオロウラシルフロキソウリジンシタラビン)、プリンアナログ(例えば、メルカプトプリンチオグアニンペントスタチン)など)、植物アルカロイド(例えば、ビンクリスチンビンブラスチンビノレルビンビンデシンポドフィロトキシンパクリタキセルドセタキセルなど)、トポイソメラーゼ阻害剤(例えば、イリノテカントポテカンアムサクリンエトポシド(VP16)、リン酸エトポシド、テニポシドなど)、抗腫瘍抗生物質(例えば、ドキソルビシンアドリアマイシンダウノルビシンエピルビシンアクチノマイシンブレオマイシンマイトマイシンミトキサントロンプリカマイシンなど)、白金系化合物又は白金を含有する薬剤(例えば、シスプラチンオキサロプラチン、カルボプラチン)、アントラセンジオン(例えば、ミトキサントロン)、置換尿素(例えば、ヒドロキシウレア)、メチルヒドラジン誘導体(例えば、プロカルバジン)、副腎皮質抑制剤(例えば、ミトタンアミノグルテチミド)、エピポフィトキシン(例えば、エトポシド)、抗生物質(例えば、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ブレオマイシン)、酵素(例えば、L−アスパラギナーゼ)、分裂促進因子によって活性化されたタンパク質キナーゼシグナル伝達の阻害剤(例えば、U0126、PD98059、PD184352、PD0325901、ARRY−142886、SB239063、SP600125、BAY 43−9006、ウォルトマンニン又はLY294002、Syk阻害剤、mTOR阻害剤、抗体(例えば、リツキサン)、ゴシポールゲナセンスポリフェノールE、クロロフシン、オールトランスレチノイン酸ATRA)、ブリオスタチン腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘発リガンド(TRAIL)、5−アザ−2’−デオキシシチジン、オールトランスレチノイン酸、ドキソルビシン、ビンクリスチン、エトポシド、ゲムシタビン、イマチニブ(Gleevec.RTM.)、ゲルダナマイシン、17−N−アリルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン(17−AAG)、フラボピリドール、LY294002、ボルテゾミブトラスツズマブ、BAY 11−7082、PKC412、PD184352、20−epi−1、25ジヒドロキシビタミンD3;5−エチニルウラシルアビラテロンアクラルビシン;アシルフルベン;アデシペノール;アドレシン;アルデスロイキン;ALL−TKアンタゴニスト;アルトレタミンアンバムスチン;アミドクスアミフォスチン;アミノレブリン酸アムルビシン;アムサクリン;アナグレリドアナストロゾールアンドログラホリド血管新生阻害剤;アンタゴニストD;アンタゴニストG;アンタレリックス;抗腹側形態形成タンパク質−1;抗アンドロゲン前立腺癌抗エストロゲン抗新生物薬アンチセンスオリゴヌクレオチドアフィジコリングリシネート;アポトーシス遺伝子調整剤;アポトーシス制御剤アプリン酸;ara−CDP−DL−PTBA;アルギニンデアミナーゼアスクリン;アタメスタン;アトリムスチン;アキシナスタチン1;アキシナスタチン2;アキシナスタチン3;アザセトロンアザトキシン;アザチロシン;バッカチンIII誘導体バラノール;バチマスタット;BCR/ABLアンタゴニスト;ベンゾクロリンベンゾイルスタウロスポリンβラクタム誘導体;β−アレチン;ベタクラマイシンB;ベツリン酸;bFGF阻害剤;ビカルタミド;ビサントレンビスアジリジニルスペルミンビスナフィド;ビストラテンA;ビゼレシン;ブレフレートブロピリミン;ブドチタン;ブチオニンスルホキシミンカルシポトリオールカルホスチンC;カンプトテシン誘導体カナリア痘ウイルスIL−2;カペシタビン;カルボキサミド−アミノ−トリアゾール;カルボキシamidoトリアゾール;CaRest M3;CARN 700;軟骨から誘導される阻害剤;カルゼレシン;カゼインキナーゼ阻害剤(ICOS);カスタノスペルミン;セクロピンB;セトロレリックス;クロリン;クロロキノキサリンスルホンアミドシカロスト;cis−ポルフィリンクラドリビンクロミフェンアナログ;クロトリマゾールコリスマイシンA;コリスマイシンB;コムブレタスタチンA4;コムブレタスタチンアナログ;コナゲニンクラムベシジン816;クリストールクリプトフィシン8;クリプトフィシンA誘導体;キュラシンA;シクロペンタアントラキノンシクロプラタム;サイペマイシン;シタラビン オクホスフェート細胞溶解因子;サイトスタチン;ダクリキシマブ;デシタビンデヒドロジデムニンB;デスロレリン;デキサメタゾン;デキシフォサミド;デクスラゾキサンデクベラパミル;ジアジクオン;ジデムニンB;ジドックス;ジエチルノルスペルミン;ジヒドロ−5−アザシチジン;9−ジオキサマイシン;ジフェニルスピロムスチン;ドコサノールドラセトロン;ドキシフルリジンドロロキシフェンドロナビノールデュオカルマイシンSA;エブセレンエコムスチン;エデルホシン;エドレコロマブエフロルニチン;エレメン;エミテフル;エピルビシン;エピリステリド;エストラムスチンアナログ;エストロゲンアゴニストエストロゲンアンタゴニストエタニダゾール;エトポシドホスフェート;エキセメスタンファドロゾール;ファザラビンフェンレチニドフィルグラスチムフィナステリド;フラボピリドール;フレラスチン;フルアステロン;フルダラビン;フルオロダウノルビシン塩酸塩;フォルフェニメックス;フォルメスタン;フォストリエシン;フォテムスチン;ガドリニウムテキサフィリン;硝酸がリウム;ガロシタビン;ガニレリックスゼラチナーゼ阻害剤;ゲムシタビン;グルタチオン阻害剤;ヘプスルファム;ヘレグリン;メキサメチレンビスアセタミドヒペリシンイバンドロン酸イダルビシンイドキシフェン;イドラマントン;イルモフォシン;イルマスタット;イミダゾアクリドンイミキモド免疫刺激ペプチド;インスリン様成長因子−1受容体阻害剤インターフェロンアゴニスト;インターフェロン;インターロイキン;ヨーベングアン;ヨードドキソルビシン;イポメアノール,4−;イロプラクト;イルソグラジンイソベンガゾール;イソホモハリコンドリンB;イタセトロン;ジャスプラキノリド;カハラリドF;ラメラリン−Nトリアセテートランレオチドレイナマイシンレノグラスチム;硫酸レンチナンレプトルスタチンレトロゾール;白血病阻害因子白血球αインターフェロン;ロイプロリドエストロゲンプロゲステロンリュープロレリンレバミゾールリアロゾール;直鎖ポリアミンアナログ;親油性二糖ペプチド;親油性白金化合物;リッソクリナミド7;ロバプラチン;ロムブリシン;ロメトレソールロニダミン;ロソキサントロンロバスタチンロキソリビン;ルートテカンルテチウムテキサフィリン;リソフィリン;溶解ペプチド;マイタンシン;マンノスタチンA;マリマスタット;マソプロコールマスピンマトリリシン阻害剤;マトリックスメタロプロテーアゼ阻害剤;メノガリル;メルロン;メテレリン;メチオニナーゼメトクロプラミドMIF阻害剤;ミフェプリストンミルテフォシン;ミリモスチム;ミスマッチ二本鎖RNAミトグアゾン;ミトラクトール;マイトマイシンアナログ;ミトナフィドマイトトキシン線維芽細胞成長因子サポリン;ミトキサントロン;モファロテン;モルグラモスチム;モノクローナル抗体、ヒト絨毛性ゴナドトロピン;モノホスホリル脂質A+結核菌細胞壁sk;モピダモール多剤耐性遺伝子阻害剤;外発性腫瘍抑制因子1に基づく治療;マスタード抗がん薬マイカペルオキシドB;マイコバクテリウム細胞抽出物;ミリアポロン;N−アセチルジナリン;N置換されたベンズアミド;ナファレリン;ナグレスチップナロキソンペンタゾシン;ナパビン;ナフテルピンナルトグラスチムネダプラチン;ネモルビシンネリドロン酸;中性エンドペプチダーゼニルタミド;ニサマイシン;一酸化窒素調整剤;ニトロキシド抗酸化剤ニトルリン;O6−ベンジルグアニンオクトレオチド;オキセノンオリゴヌクレオチド;オナプリストンオンダンセトロン;オンダンセトロン;オラシン;経口サイトカイン誘導因子オルマプラチン;オサテロン;オキサリプラチン;オキサウノマイシン;パラウアミン;パルミトイルリゾキシンパミドロン酸パナキシトリオール;パノミフェン;パラバクチン;パゼリプチン;ペグアスパラガーゼペルデシンポリ硫酸ペントサンナトリウム;ペントスタチン;ペントロゾール;パーフルブロン;ペルホスファミド;ペリリルアルコール;フェナジノマイシン;酢酸フェニルホスファターゼ阻害剤ピシバニール塩酸ピロカルピンピラルビシン;ピリトレキシム;プラセチンA;プラセチンB;プラスミノーゲン活性化阻害剤;白金錯体;白金化合物;白金−トリアミン錯体ポルフィマーナトリウムポルフィロマイシンプレドニゾン;プロピルビス−アクリドン;プロスタグランジンJ2;プロテアソーム阻害剤;タンパク質A系免疫調整剤;タンパク質キナーゼC阻害剤;タンパク質キナーゼC阻害剤、微細藻類タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤;プリンヌクレオシドホスホリラーゼ阻害剤;プルプリン;ピラゾロアクリジン;ピリドキシルヘモグロビンポリエチレン接合体;rafアンタゴニスト;ラルチトレキセド;ラモセトロン;rasファルネシルタンパク質トランスフェラーゼ阻害剤;ras阻害剤;ras−GAP阻害剤;レテリプチン脱メチル化物レニウムRe186エチドロネート;リゾキシン;リボザイムRIレチナミドログレチミド;ロヒツキンロムルチド;ロキニメックス;ルビジノンB1;ルボキシル;サフィンゴールサイントピン;SarCNU;サルコフィトールA;サルグラモスチム;Sdi 1模倣物;セムスチン;細胞老化に由来する阻害剤1;センスオリゴヌクレオチドシグナル形質導入阻害剤;シグナル形質導入調整剤;一本軽鎖抗原結合タンパク質;シゾフランソブゾキサン;ナトリウムボロカプテイト;フェニル酢酸ナトリウム;ソルベロール;
ソマトメジン結合タンパク質;ソネルミン;スパルフォシン酸;スピカマイシンD;スピロムスチン;スプレペンチン;スポンギスタチン1;スクアラミン幹細胞阻害剤;幹細胞分裂阻害剤;スティピアミド;ストロマリシン阻害剤;スルフィノシン;超活性血管作動性腸管ペプチドアンタゴニストスラジスタ;スラミン;スワインソニン;合成グリコサミノグリカンタリムスチン;タモキシフェンチオジド;タウロムスチンタザロテンテコガランナトリウム;テガフールテルラピリリウム;テロメラーゼ阻害剤テモポルフィンテモゾロミド;テニポシド;テトラクロロデカオキシドテトラゾミン;タリブラスチン;チオコラリントロンボポエチン;トロンボポエチン模倣物;チマルファシンチモポエチン受容体アゴニストチモトナン甲状腺刺激ホルモン;エチルエチオプルプリンスズ;チラパザミン二塩化チタノセン;トプセンチン;トレミフェン全能性幹細胞因子;翻訳阻害剤;トレチノイントリアセチルウリジン;トリシリビントリメトレキセートトリプトレリントロピセトロン;ツロステリドチロシンキナーゼ阻害剤チロフォスチン;UBC阻害剤;ウベニメクス尿生殖洞由来成長阻害因子;ウロキナーゼ受容体アンタゴニスト;バプレオチドバリオリンB;ベクター系赤血球遺伝子治療ベラレゾール;ベラミン;ベルジン;ベルテポルフィン;ビノレルビン;ビンキサルチン;ビタキシン;ボロゾール;ザノテロン;ゼニプラチン;ジラスコルブ;ジノスタチンスチマラマー、アドリアマイシン、ダクチノマイシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、シスプラチン、アシビシン;アクラルビシン;塩酸アコダゾール;アクロニン;アドゼレシン;アルデスロイキン;アルトレタミン;アムボマイシン;酢酸アメタントロン;アミノグルテチミド;アムサクリン;アナストロゾール;アントラマイシン;アスパラギナーゼ;アスペルリン;アザシチジン;アゼテパ;アゾトマイシン;バチマスタット;ベンゾデパ;ビカルタミド;塩酸ビサントレン;メシル酸ビスナフィド;ビゼレシン;硫酸ブレオマイシン;ブレキナールナトリウム;ブロピリミン;ブスルファン;カクチノマイシンカルステロンカラセミド;カルベチマー;カルボプラチン;カルムスチン;塩酸カルビシン;カルゼレシン;セデフィンゴール;クロラムブシル;シロレマイシン;クラドリビン;クリスナトールメシレート;シクロホスファミド;シタラビン;ダカルバジン塩酸ダウノルビシン;デシタビン;デキソルマプラチン;デザグアニン;メシル酸デザグアニン;ジアジコン;ドキソルビシン;塩酸ドキソルビシン;ドロロキシフェン;クエン酸ドロロキシフェン;プロピオン酸ドロスタノロンダウゾマイシン;エダトレキセート;塩酸エフロルニチン;エルサミトルシンエンロプラチン;エンプロメート;エピプロピジン;塩酸エピルビシンエルブロゾール;塩酸エソルビシン;エストラムスチン;エストラムスチンリン酸;エタニダゾール;エトポシド;リン酸エトポシド;エトプリン;塩酸ファドロゾール;ファザラビン;フェンレチニド;フロクスウリジンリン酸フルダラビン;フルオロウラシル;フルオロシタビン;フォスキドン;フォストリエシンナトリウム;ゲムシタビン;塩酸ゲムシタビン;ヒドロキシウレア;塩酸イダルビシン;イフォスファミド;イイモホシン;インターロイキンI1(組換えインターロイキンII又はrlLsub.2を含む)、インターフェロンα−2a;インターフェロンα−2b;インターフェロンα−n1;インターフェロンα−n3;インターフェロンβ−1a;インターフェロンγ−1b;イプロプラチン;塩酸イリノテカン酢酸ランレオチド;レトロゾール;酢酸ロイプロリド;塩酸リアロゾール;ロメトレキソールナトリウム;ロムスチン;塩酸ロソキサントロン;マソプロコール;マイタンシン;塩酸メクロレタミン酢酸メゲストロール酢酸メレンゲストロール;メルファラン;メノガリル;メルカプトプリン;メトトレキセート;メトトレキセートナトリウム;メトプリン;メチュレデパ;ミチンドミド;ミトカルシン;ミトクロミン;ミトギリン;マイトマルシン;マイトマイシン;ミトスペル;ミトタン;塩酸ミトキサントロンミコフェノール酸;ノコダゾール;ノガラマイシン;オルマプラチン;オキシスラン;ペグアスパラガーゼ;ペリオマイシン;ペンタムスチン;硫酸ペプロマイシン;ペルホスファミド;ピポブロマンピポスルファン;塩酸ピロキサントロン;プリカマイシン;プロメスタン;ポルフィマーナトリウム;ポルフィロマイシン;プレニムスチン塩酸プロカルバジンピューロマイシン;塩酸ピューロマイシン;ピラゾフリンリボプリン;ログレチミド;サフィンゴール;塩酸サフィンゴール;セムスチン;シムトラゼン;スパルホセートナトリウム;スパルソマイシン;塩酸スピロゲルマニウム;スピロムスチン;スピロプラチン;ストレプトニグリンストレプトゾトシン;スロフェヌル;タリソマイシン;テコガランナトリウム;テガフール;塩酸テロキサントロン;テモポルフィン;テニポシド;テロキシロンテストラクトン;チアミプリン;チオグアニン;チオテパ;チアゾフリン;チラパザミン;クエン酸トレミフェン;酢酸トレストロン;リン酸トリシリビン;トリメトレキセート;グルクロン酸トリメトレキセート;トリプトレリン;塩酸ツブロゾール;ウラシルマスタード;ウレデパ;バプレオチド;ベルテポルフィン;硫酸ビンブラスチン硫酸ビンクリスチン;ビンデシン;硫酸ビンデシン;硫酸ビネピジン;ビングリシネートスルフェート;硫酸ビンリューロシン;酒石酸ビノレルビン;硫酸ビンロシジン;硫酸ビンゾリジン;ボロゾール;ゼニプラチン;ジノスタチン;塩酸ゾルビシン、G2−M期において細胞を抑止し及び/又は微小管の生成又は安定性を調整する薬剤(例えば、TaxolTM(すなわち、パクリタキセル)、TaxotereTM、タキサン骨格を含む化合物、エルブロゾール(すなわち、R−55104)、ドラスタチン10(すなわち、DLS−10及びNSC−376128)、イセチオン酸ボブリン(すなわち、CI−980として)、ビンクリスチン、NSC−639829、ディスコデルモライド(すなわち、NVP−XX−A−296として)、ABT−751(Abbott、すなわち、E−7010)、アルトルヒルチン(例えば、アルトルヒルチンA及びアルトルヒルチンC)、スポンギスタチン(例えば、スポンギスタチン1、スポンギスタチン2、スポンギスタチン3、スポンギスタチン4、スポンギスタチン5、スポンギスタチン6、スポンギスタチン7、スポンギスタチン8及びスポンギスタチン9)、塩酸セマドチン(すなわち、LU−103793及びNSC−D−669356)、エポチロン(例えば、エポチロンA、エポチロンB、エポチロンC(すなわち、デスオキシエポチロンA又はdEpoA)、エポチロンD(すなわち、KOS−862、dEpoB及びデスオキシエポチロンB)、エポチロンE、エポチロンF、エポチロンB N−オキシド、エポチロンA N−オキシド、16−アザ−エポチロンB、21−アミノエポチロンB(すなわち、BMS−310705)、21−ヒドロキシエポチロンD(すなわち、デスオキシエポチロンF及びdEpoF)、26−フルオロエポチロン、オーリスタチンPE(すなわち、NSC−654663)、ソブリドチン(すなわち、TZT−1027)、硫酸ビンクリスチン、クリプトフィシン52(すなわち、LY−355703)、ビチレブアミド、チュブリシンA、カナデンソール、センタウレイジン(すなわち、NSC−106969)、オンコシジンA1(すなわち、BTO−956及びDIME)、フィジアノリドB、ラウリマリドナルコシン(NSC−5366としても知られる)、ナスカピン、ヘミアステリン、バナドセンアセチルアセトネート、モンサトロール、イナノシン(すなわち、NSC−698666)、エロイテロビン(例えば、レスメチルエロイテロビン、デサエチルエロイテロビン、イソエロイテロビンA及びZ−エロイテロビン)、カリベオシド、カリベオリン、ハリコンドリンB、ジアゾナミドA、タッカノリドA、ジオゾスタチン、(−)−フェニラヒスチン(すなわち、NSCL−96F037)、ミオセベリンB、レスベラスタチンリン酸ナトリウムステロイド(例えば、デキサメタゾン)、フィナステリド、アロマターゼ阻害剤ゴナドトロピン放出ホルモンアゴニスト(GnRH)、例えば、ゴセレリン又はロイプロリド、副腎皮質ステロイド(例えば、プレドニゾン)、プロゲスチン(例えば、カプリル酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸メドロキシプロゲステロン)、エストロゲン(例えば、ジエチルスチルベストロールエチニルエストラジオール)、抗エストロゲン(例えば、タモキシフェン)、アンドロゲン(例えば、プロピオン酸テストステロンフルオキシメステロン)、抗アンドロゲン(例えば、フルタミド)、免疫刺激薬(例えば、Bacillus Calmette−Guerin(BCG)、レバミゾール、インターロイキン−2、α−インターフェロンなど)、モノクローナル抗体(例えば、抗CD20、抗HER2、抗CD52、抗HLA−DR及び抗VEFモノクローナル抗体)、免疫毒素(例えば、抗CD33モノクローナル抗体−カリケアマイシン接合体、抗CD22モノクローナル抗体−シュードモナス外毒素接合体など)、放射免疫療法(例えば、111In、90Y又は131Iなどに接合した抗CD20モノクローナル抗体)、トリプトリドホモハリングトニン、ダクチノマイシン、ドキソルビシン、エピルビシン、トポテカン、イトラコナゾール、ビンデシン、セリバスタチン、ビンクリスチン、デオキシアデノシンセルトラリンピタバスタチン、イリノテカン、クロファジミン、5−ノニルオキシトリプタミン、ベムラフェニブ、ダブラフェニブ、エルロチニブゲフィチニブEGFR阻害剤上皮成長因子受容体(EGFR標的治療又は治療薬(例えば、ゲフィチニブ(IressaTM)、エルロチニブ(TarcevaTM)、セツキシマブ(ErbituxTM)、ラパチニブ(TykerbTM)、パニツムマブ(VectibixTM)、バンデタニブ(CaprelsaTM)、アファチニブ/BIBW2992、CI−1033/カネルチニブ、ネラチニブHKI−272、CP−724714、TAK−285、AST−1306、ARRY334543、ARRY−380、AG−1478、ダコミチニブ/PF299804、OSI−420/デスメチルエルロチニブ、AZD8931、AEE788、ペリチニブ/EKB−569、CUDC−101、WZ8040、WZ4002、WZ3146、AG−490、XL647、PD153035、BMS−599626)、ソラフェニブ、イマチニブ、スニチニブダサチニブホルモン治療など。

0101

「イブルチニブ」との用語は、Imbruvica(R)、PCI32765などとしても知られており、通常の一般的な意味において、1−[(3R)−3−[4−アミノ−3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル]ピペリジン−1−イル]プロパ−2−オン−1−オン(CAS登録番号936563−96−1)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許第7,514,444号;第8,008,309号;第8,497,277号;第8,476,284号;第8,697,711号、第8,703,780号に開示される化合物のいずれか1つである。

0102

「イデラリシブ」との用語は、CAL101、GS−1101、Zydelig(R)などとしても知られており、通常の一般的な意味において、5−フルオロ−3−フェニル−2−[(1S)−1−(7H−プリン−6−イルアミノ)プロピル]−4(3H)−キナゾリノン(CAS登録番号870281−82−6)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許第9,469,643号;第9,492,449号;第8,139,195号;第8,492,389号;第8,865,730号、第9,149,477号に開示される化合物のいずれか1つである。

0103

「R406」などの用語は、通常の一般的な意味において、6−((5−フルオロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−2,2−ジメチル−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オンベンゼンスルホネートを指す。

0104

「フォスタマチニブ」などの用語は、通常の一般的な意味において、6−((5−フルオロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−2,2−ジメチル−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−3(4H)−オンベンゼンスルホネート(CAS登録番号901119−35−5又は1025687−58−4(二ナトリウム塩))を指す。フォスタマチニブは、R406のプロドラッグである。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許第7,449,458号に開示される化合物のいずれか1つである。

0105

「アカラブルチニブ」との用語は、ACP−196などとしても知られており、通常の一般的な意味において、4−[8−アミノ−3−[(2S)−1−ブタ−2−イノイルピロリジン−2−イル]イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−イル]−N−ピリジン−2−イルベンズアミド(CAS登録番号1420477−60−6)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許出願第20140155385号、第20160151364号、第20160159810号に開示される化合物のいずれか1つである。

0106

「ONO/GS−4059」などの用語は、通常の一般的な意味において、6−アミノ−7−(4−フェノキシフェニル)−9−[(3S)−1−プロパ−2−エノイルピペリジン−3−イル]プリン−8−オン(CAS登録番号1351636−18−4)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許第8,940,725号及び第8,557,803号、米国特許出願第20150094299号に開示される化合物のいずれか1つである。

0107

「BGB−3111」などの用語は、通常の一般的な意味において、2−(4−フェノキシフェニル)−7−(1−プロパ−2−エノイルピペリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド(CAS登録番号1633350−06−7)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許出願第20150259354号及び第20160083392号に開示される化合物のいずれか1つである。

0108

「CC−292」などの用語は、AVL−292、スペブルチニブなどとしても知られ、通常の一般的な意味において、N−[3−[[5−フルオロ−2−[4−(2−メトキシエトキシアニリノ]ピリミジン−4−イル]アミノ]フェニル]プロパ−2−エナミド(CAS登録番号1202757−89−8)を指す。複数の実施形態では、BTKアンタゴニストは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許第8,338,439号に開示される化合物のいずれか1つである。

0109

「シルムツズマブ」、「UC−961」及び「99961.1」といった用語は、ヒト受容体チロシンキナーゼ様オーファン受容体1(ROR−1)の細胞外ドメインに結合可能なヒト化モノクローナル抗体を指す。複数の実施形態では、シルムツズマブは、その全体があらゆる目的のために本明細書に参照により組み込まれる米国特許出願第14/422,519号に開示される抗体又はそのフラグメントのいずれか1つである。

0110

本明細書で使用される場合、「約」との用語は、明記された値を含む、ある値の範囲を意味し、当業者は、明記された値と合理的に同様であると考えるだろう。複数の実施形態では、約は、当技術分野で一般的に受け入れられる測定を用いた標準偏差以内であることを意味する。複数の実施形態では、約は、明記された値の±10%に広がる範囲を意味する。複数の実施形態では、約は、明記された値を意味する。

0111

「疾患」又は「状態」との用語は、本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置することができる患者又は被験体の状態又は健康状態を指す。複数の実施形態では、疾患は、がん(例えば、肺がん卵巣がん骨肉腫膀胱がん子宮頸がん肝臓がん腎臓がん、皮膚がん(例えばメルケル細胞癌)、精巣がん、白血病、リンパ腫頭頸部がん結腸直腸がん前立腺がん膵臓がんメラノーマ乳がん神経芽腫)である。この疾患は、自己免疫性炎症性がん性感染性代謝性発達性、心血管性肝臓、腸、内分泌腺神経学的又は他の疾患であってもよい。

0112

本明細書で使用される場合、「がん」との用語は、白血病、リンパ腫、メラノーマ、神経内分泌腫瘍癌腫及び肉腫を含む、哺乳動物にみられるあらゆるタイプのがん、新生物又は悪性腫瘍を指す。本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置され得る例示的ながんとしては、リンパ腫、肉腫、膀胱がん、骨がん、脳腫瘍、子宮頸がん、結腸がん、食道がん胃がん、頭頸部がん、腎臓がん、骨髄腫甲状腺がん、白血病、前立腺がん、乳がん(例えば、トリプルネガティブER陽性、ER陰性、化学療法抵抗性ハーセプチン抵抗性、HER2陽性、ドキソルビシン抵抗性、タモキシフェン抵抗性、腺管癌小葉癌、原発性、転移性)、卵巣がん、前立腺がん、肝臓がん(例えば、肝細胞癌)、肺がん(例えば、非小細胞肺癌扁平上皮細胞肺癌腺癌、大細胞肺癌小細胞肺癌カルチノイド、肉腫)、多形神経膠芽腫神経膠腫、メラノーマ、前立腺がん、去勢抵抗性前立腺がん、乳がん、トリプルネガティブ乳がん、神経膠芽腫、卵巣がん、肺がん、扁平上皮癌(例えば、頭部、頸部又は食道)、結腸直腸がん、白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、B細胞リンパ腫、又は多発性骨髄腫が挙げられる。さらなる例としては、甲状腺がん、内分泌系がん、脳がん、乳がん、子宮頸がん、結腸がん、頭頸部がん、食道がん、肝臓がん、腎臓がん、肺がん、非小細胞肺がん、メラノーマ、中皮腫、卵巣がん、肉腫、胃がん、子宮がん又は髄芽腫ホジキン病非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、神経芽細胞腫、神経膠腫、多形神経膠芽腫、卵巣がん、横紋筋肉腫、原発性血小板増加症原発性マクログロブリン血症原発性脳腫瘍、がん、悪性膵臓インスリノーマ、悪性カルチノイド、膀胱がん、前がん皮膚病変、精巣がん、リンパ腫、甲状腺がん、神経芽細胞腫、食道がん、尿生殖器管がん、悪性高カルシウム血症子宮内膜がん、副腎皮質がん、膵臓内分泌又は外分泌の新生物、様甲状腺がん、髄様甲状腺癌腫、メラノーマ、結腸直腸がん、結腸直腸がん、乳頭様甲状腺がん、肝細胞癌、乳頭のパジェット病葉状腺腫瘍、小葉癌、腺管癌、膵臓星状細胞がん、肝星状細胞がん又は前立腺がんが挙げられる。

0113

「白血病」との用語は、広く、血液形器官進行性悪性疾患を指し、一般に、血液及び骨髄における白血球及びこの前駆体の増殖及び発達の歪みを特徴とする。白血病は、一般に、(1)急性又は慢性の疾患の期間及び特徴、(2)関与する細胞の種類;骨髄(骨髄性)、リンパ球(リンパ性)又は単球性;及び(3)血液白血病又は無白血病(亜白血性)における異常細胞の数が増加していること、又は増加していないことを基準として、臨床的に分類される。本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置し得る例示的な白血病としては、例えば、急性非リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、急性顆粒球性白血病慢性顆粒球性白血病急性前骨髄球性白血病成人T細胞白血病非白血性白血病白血球性白血病、好塩基球性白血病芽球性白血病、ウシ白血病、慢性骨髄性白血病皮膚白血病胎生細胞性白血病、好酸球性白血病グロス白血病、有毛細胞白血病、血芽球性白血病、血芽球細胞性白血病、組織球性白血病、幹細胞性白血病急性単球性白血病白血球減少性白血病リンパ性白血病リンパ芽球性白血病リンパ細胞性白血病、リンパ行性白血病、リンパ様白血病、リンパ肉腫細胞性白血病、肥満細胞性白血病、巨核球性白血病、小骨髄芽球性白血病単球性白血病骨髄芽球性白血病骨髄性白血病、骨髄顆粒球性白血病骨髄単球性白血病、ネーゲリ白血病、形質細胞性白血病、多発性骨髄腫、形質細胞白血病、前骨髄球性白血病、リーダー細胞性白血病シリング白血病、幹細胞性白血病、亜白血性白血病又は未分化細胞性白血病が挙げられる。

0114

「肉腫」という用語は、胎芽結合組織のような物質で形成され、原線維又は同種の物質に埋め込まれた密に集まった細胞から一般的に構成される腫瘍を広く指す。本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置し得る例示的な肉腫としては、軟骨肉腫線維肉腫、リンパ肉腫、黒色肉腫粘液肉腫、骨肉腫、アバーネシー肉腫、脂肪性肉腫、脂肪肉腫胞状軟部肉腫エナメル上皮肉腫ブドウ状肉腫、緑色肉腫、絨毛上皮腫、胎芽性肉腫、ウィルムス腫瘍肉腫、子宮内膜肉腫、間質性肉腫、ユーイング肉腫筋膜肉腫、線維芽細胞性肉腫、巨細胞肉腫顆粒球性肉腫、ホジキン肉腫、特発多発性色素出血性肉腫、B細胞免疫芽球性肉腫、リンパ腫、T細胞免疫芽球性肉腫、イエンセン肉腫カポージ肉腫クップファー細胞肉腫、血管肉腫白血肉腫、悪性間葉肉腫、傍骨性肉腫、網状赤血球性肉腫、ラウス肉腫漿液肉腫、滑膜肉腫又は毛細血管拡張性肉腫が挙げられる。

0115

「メラノーマ」という用語は、皮膚及び他の組織のメラノサイト系から生じる腫瘍を意味するのに用いられる。本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置し得るメラノーマとしては、例えば、末端部黒子黒色腫メラニン欠乏性黒色腫良性若年性黒色腫クラウドマン黒色腫、S91黒色腫、ハーディングパッセー黒色腫、若年性黒色腫、悪性黒子型黒色腫、悪性黒色腫結節性黒色腫、爪下黒色腫又は表在拡大型黒色腫が挙げられる。

0116

「癌腫」という用語は、周囲の組織に浸潤し、転移を引き起こしやすい上皮細胞で形成された悪性の新生物を指す。本明細書で提供される化合物、医薬組成物又は方法で処置し得る例示的な癌腫としては、例えば、髄様甲状腺癌腫、家族性髄様甲状腺癌腫、腺房癌腫、腺癌腫、嚢胞癌腫、腺様嚢胞癌腫、癌腫腺腫、副腎皮質の癌腫、肺胞癌腫、肺胞細胞癌腫、基底細胞癌腫、基底細胞性癌腫、類基底細胞癌腫、基底扁平上皮癌腫、細気管支肺胞上皮癌腫、細気管支癌腫、気管支原生癌腫、大脳様癌腫、胆管細胞性癌腫、絨毛膜癌腫、膠様癌腫、コメド癌腫、コーパス癌腫、篩状癌腫、胴性癌腫、クタノイム癌腫、円柱状癌腫、円柱細胞性癌腫、腺管癌腫、導管性癌腫、デュラム癌腫、胎生期癌腫、脳様癌腫、エピエルモイド癌腫、上皮腺様癌腫、外方増殖性癌腫、潰瘍性癌腫、線維性癌腫、ゼラチン状癌腫、ゼラチン様癌腫、巨細胞癌腫、巨細胞性癌腫、腺癌腫、顆粒膜細胞癌腫、毛母癌腫、血液様癌腫、肝細胞癌腫ヒュルトレ細胞癌腫、硝子様癌腫、副腎様癌腫、幼児胎児性癌腫、原位置癌腫、表皮内癌腫、上皮内癌腫、クロンチャー癌腫、クルチツキ細胞癌腫大細胞癌腫、レンズ状癌腫、レンズ様癌腫、脂肪腫性癌腫、小葉癌腫、リンパ上皮癌腫、骨髄癌腫、髄様癌腫、黒色癌腫、モル癌腫、粘液性癌腫ミューシパーラム癌腫、粘液細胞癌腫、粘液性類表皮癌腫、粘膜癌腫、粘液癌腫、粘液腫性癌腫、鼻咽頭癌腫、燕麦細胞癌腫、骨化癌腫、類骨癌腫、乳頭状癌腫、門脈周囲性癌腫、転移前癌腫、有棘細胞癌腫、髄質様癌腫、腎臓の腎細胞癌腫予備細胞癌腫、肉腫様癌腫、シュナイダー癌腫、硬癌腫、陰嚢癌腫、印環細胞癌腫、単純性癌腫、小細胞癌腫、ソラノイド癌腫、球状細胞癌腫、紡錘体細胞癌腫、海綿状癌腫、鱗状癌腫、扁平上皮癌腫、ストリング癌腫、毛細血管拡張性癌腫、毛細管拡張様癌腫、移行上皮癌腫、結節性癌腫、管状癌腫、結節状癌腫、ゆうぜい癌腫又は絨毛性癌腫が挙げられる。

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