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図面 (10)

課題・解決手段

一実施形態において、機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された装置が提供され、この装置は、流路であり、流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートと、交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートとに連結されるように構成され、 流体循環システムと少なくとも1個の交換可能な流体容器との間に、少なくとも1つの弁を有した流路と、制御装置であり、少なくとも1つの弁を制御して流体循環システムと少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体の流れを制御するように構成された制御装置と、 を有する。

概要

背景

発明の背景
多くの乗り物エンジンは、その作動に1種以上の流体を利用する。このような流体は、液体であることが多い。例えば、内燃機関は、液体潤滑油を利用する。また、電動エンジンも、例えば、エンジンを冷却するように、及び/又はエンジンを加熱するように、及び/又は種々の動作条件時にエンジンを冷却し加熱するように、熱交換機能を発揮し得る流体を利用する。流体の熱交換機能は、例えば電荷伝導及び/又は電気接続を含んでいてもよい他の機能(第1の機能など)に加えて、発揮され得る。このような流体は、通常、エンジンに関連する貯留槽内に収容され、定期的な交換が必要であり得る。

このような流体は、エンジンの作動時に消費されることが多い。また、このような流体の特性は、経時的に劣化することもあり、これによって流体の性能が低下し、その結果、新しい流体と交換する必要が生じる。このような交換は、手順が複雑で、時間がかかる場合がある。例えば、乗り物エンジンにおけるエンジン潤滑油の交換には、通常、エンジンサンプから潤滑油を排出させることを必要とする。また、この手順には、エンジンオイルフィルタの取り外しと交換も必要とする。このような手順は、通常、エンジンの下側から、エンジンサンプドレーンプラグ及びオイルフィルタへ入る必要があり、手動工具の使用が必要な場合があり、また、通常、排出させた潤滑油の適切な回収法が必要である。

概要

一実施形態において、機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された装置が提供され、この装置は、流路であり、流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートと、交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートとに連結されるように構成され、 流体循環システムと少なくとも1個の交換可能な流体容器との間に、少なくとも1つの弁を有した流路と、制御装置であり、少なくとも1つの弁を制御して流体循環システムと少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体の流れを制御するように構成された制御装置と、 を有する。

目的

詳細な説明
本開示の実施形態は、例えば図1〜6に示されているように、機器3に関連する少なくとも1つの流体循環システム2と、少なくとも2個の交換可能な流体容器4との間の流体分配を制御するように構成された装置1を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された制御装置にであって、前記流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートを、前記交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートに連結するように構成された流路であり、該流路は、前記流体循環システムと少なくとも1個の交換可能な流体容器との間に、少なくとも1つの弁を備えた流路と、前記少なくとも1つの弁を制御して前記流体循環システムと少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体の流れを制御するように構成された制御装置と、を備える、流体分配を制御するように構成された制御装置。

請求項2

前記流路が、前記流体循環システムの流体排出ポートへの、少なくとも1個の交換可能な流体容器の流体入口ポート、前記流体循環システムの流体供給ポートへの、少なくとも1個の交換可能な流体容器の流体出口ポート、又は前記流体循環システムのベントポートへの、少なくとも1個の交換可能な流体容器の少なくとも1つのベントポートのうちの少なくとも1つに連結するように構成される、請求項1に記載の装置。

請求項3

前記流路が、前記少なくとも1個の交換可能な流体容器の前記流体出口ポートと、前記流体循環システムの前記流体供給ポートとの間の弁、前記少なくとも1個の交換可能な流体容器の前記ベントポートと、前記流体循環システムの前記ベントポートとの間の弁、又は前記流路内に流体を流すように構成された、少なくとも1つのポンプのうちの少なくとも1つを備える、請求項1又は2に記載の装置。

請求項4

少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器と、流体循環システムと、前記流体循環システムと前記少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された制御装置と、を備え、前記流体分配が、前記少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器のうちの1個が存在しない状態においては、中断されない流体交換システム

請求項5

流体が潤滑油である、請求項4に記載の流体交換システム。

請求項6

請求項1から3に記載の制御装置を備える、請求項4又は5に記載の流体交換システム。

請求項7

機器の動作を維持する方法であって、装置が、これに関連する流体循環システムを有し、該流体循環システム内に流体を循環させて作用させる必要があり、前記方法が、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、第1の独立して交換可能な流体容器を選択することと、前記第1の独立して交換可能な流体容器と前記流体循環システムとの間の流路を開くことと、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、第2の独立して交換可能な流体容器を選択することと、前記第2の独立して交換可能な流体容器と前記流体循環システムとの間の流路を開くことと、前記装置から第1の交換可能な流体容器を取り外すことができると判断することと、前記第2の独立して交換可能な流体容器を用いて、前記第1の独立して交換可能な流体容器の取り外し時に、機器の動作を維持することと、を含む方法。

請求項8

前記少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、前記第1の独立して交換可能な流体容器を選択することが、前記装置の流体循環システム内に存在する流体の状態を分析するステップと、前記状態を用いて、前記機器を継続的に作動させることが可能な流体属性要件を決定するステップと、前記第1の交換可能な流体容器内に収容された第1の流体が、前記流体属性要件を満たすか否かを判断するステップと、第2の交換可能な流体容器内に収容された第2の流体が、前記流体属性要件を満たすか否かを判断するステップと、前記判断に基づいて、前記第1の流体又は前記第2の流体のいずれかを選択して、前記循環システム内に存在する流体を補充するステップと、を含む、請求項7に記載の方法。

請求項9

少なくとも1つの弁を制御して、少なくとも1個の独立して交換可能な流体容器と前記流体循環システムとの間を流体が循環できるようにすることを更に含む、請求項7又は8に記載の方法。

請求項10

前記流体循環システムから、独立して交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個への流体の返送を制御することと、前記少なくとも1つの弁を制御して、前記流体循環システムと1個以上の独立して交換可能な流体容器との間に流体が流れるのを選択的に抑制することと、を更に含む、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記装置から前記第1の交換可能な流体容器を取り外すことができると判断するステップは、独立して交換可能な流体容器の性能に基づいて、1個以上の独立して交換可能な流体容器の予想使用期間を算出すること、又は前記機器の性能に基づいて、前記1個以上の独立して交換可能な流体容器の予想使用期間を算出することを更に含む、請求項7に記載の方法。

請求項12

プロセッサ上で実行されるときに、該プロセッサに請求項7から11の何れか一項に記載のステップを実行させる、非一時的媒体に記憶されたコンピュータプログラム

請求項13

乗り物オートバイ乗用車バントラック客車、重量車、土工車、採掘車オフハイウェイ車ヨットモーターボートプレジャーボートジェットスキー漁船、空中産業機械モータエンジンドライブトレーンギアボックス、又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、請求項1から3の何れか一項に記載の装置の使用。

請求項14

乗り物、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車、ヨット、モーターボート、プレジャーボート、ジェットスキー、漁船、空中船、産業機械、モータ、エンジン、ドライブトレーン、ギアボックス、又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、請求項4から6の何れか一項に記載のシステムの使用。

請求項15

乗り物、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車、ヨット、モーターボート、プレジャーボート、ジェットスキー、漁船、空中船、産業機械、モータ、エンジン、ドライブトレーン、ギアボックス、又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、請求項7から11の何れか一項に記載の方法の使用。

技術分野

0001

発明の分野
本発明は、装置(apparatus)であって、機器(equipment)に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された装置に関する。また、本発明は、このような装置を備えた関連システムにも関する。さらに、本発明は、機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体分配を制御する方法にも関する。

背景技術

0002

発明の背景
多くの乗り物エンジンは、その作動に1種以上の流体を利用する。このような流体は、液体であることが多い。例えば、内燃機関は、液体潤滑油を利用する。また、電動エンジンも、例えば、エンジンを冷却するように、及び/又はエンジンを加熱するように、及び/又は種々の動作条件時にエンジンを冷却し加熱するように、熱交換機能を発揮し得る流体を利用する。流体の熱交換機能は、例えば電荷伝導及び/又は電気接続を含んでいてもよい他の機能(第1の機能など)に加えて、発揮され得る。このような流体は、通常、エンジンに関連する貯留槽内に収容され、定期的な交換が必要であり得る。

0003

このような流体は、エンジンの作動時に消費されることが多い。また、このような流体の特性は、経時的に劣化することもあり、これによって流体の性能が低下し、その結果、新しい流体と交換する必要が生じる。このような交換は、手順が複雑で、時間がかかる場合がある。例えば、乗り物エンジンにおけるエンジン潤滑油の交換には、通常、エンジンサンプから潤滑油を排出させることを必要とする。また、この手順には、エンジンオイルフィルタの取り外しと交換も必要とする。このような手順は、通常、エンジンの下側から、エンジンサンプドレーンプラグ及びオイルフィルタへ入る必要があり、手動工具の使用が必要な場合があり、また、通常、排出させた潤滑油の適切な回収法が必要である。

0004

発明の概要
本開示の態様及び例は、制御装置であって、機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器との間の流体分配を制御するように構成された制御装置を対象とする。この装置は、流路であって、流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートを、交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートに連結するように構成された流路を備え、流路が、流体循環システムと少なくとも1個の交換可能な流体容器との間に、少なくとも1つの弁を備える。また、本装置は、制御装置であって、少なくとも1つの弁を制御して流体循環システムと少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体の流れを制御するように構成された制御装置も備える。

0005

本開示の他の態様及び例は、流体交換システムを対象とする。本開示の他の態様及び例は、機器の動作を維持する方法を対象とする。本開示の他の態様及び例は、本開示のあらゆる態様の装置、システム及び方法の使用を対象とする。

0006

ここで、添付図面を参照し、実施形態を単に例のみとして説明する。

図面の簡単な説明

0007

2個の交換可能な流体容器に連結された、機器の第1の例示的な装置の概略図を示す。
2個の交換可能な流体容器に連結された、機器の第2の例示的な装置の概略図を示す。
3個の交換可能な流体容器に連結された、機器の第3の例示的な装置の概略図を示す。
3個の交換可能な流体容器に連結された、機器の第4の例示的な装置の概略図を示す。
n個の交換可能な流体容器に連結された、機器の第5の例示的な装置の概略図を示す。
図5による例示的な装置の2個の交換可能な流体容器の弁の状態の詳細についての概略図を示す。
機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2つの交換可能な流体システムとの間の流体分配を制御する方法に必要な手順の例を示したフローチャートを示す。
機器の動作を維持する方法に必要な手順の例を示したフローチャートを示す。
流体分配を制御する方法に必要な手順の例を示したフローチャートを示し、この方法は、複数の容器の中から選択することを含む。

実施例

0008

詳細な説明
本開示の実施形態は、例えば図1〜6に示されているように、機器3に関連する少なくとも1つの流体循環システム2と、少なくとも2個の交換可能な流体容器4との間の流体分配を制御するように構成された装置1を提供する。

0009

以下に更に詳細に説明するように、機器3は、乗り物、オートバイ乗用車バントラック客車、重量車、土工車、採掘車(mining vehicle)、オフハイウェイ車(off-highway vehicle)、ヨットモーターボートプレジャーボート(pleasure craft)、ジェットスキー漁船及び空中(airborne vessel)のうちの1種以上の少なくとも一部を構成し得る。代わりに又は加えて、一部の例では、機器3は、産業機械の少なくとも一部を構成していてもよい。代わりに又は加えて、一部の例では、機器3は、モータ、エンジン、ドライブトレーン、及びギアボックスのうちの1種以上の少なくとも一部を構成していてもよい。代わりに又は加えて、一部の例では、機器3は、リバースエンジン(reverse engine)、発電機又は風力タービンのうちの1種以上の少なくとも一部を構成していてもよい。空中船の限定的ではない例としては、飛行船又は有航空機が挙げられる。一部の例では、流体循環システム2は、例えばサンプ23(例えば、図5及び6に示されているもの)を備えたエンジンを備えていてもよい。以下に更に詳細に説明するように、一部の例では、流体循環システム2は、流体循環システム2内に流体を循環させるように、流体圧送機能(fluid pumpingfunction)を備えていてもよい。流体圧送機能は、機械的又は電気的であり得るポンプを含み得る。

0010

装置1は、流体循環システム2の少なくとも1つの流体ポート6と、交換可能な流体容器4それぞれの少なくとも1つの流体ポート7とに連結されるように構成された流路5(例えば、マニホールドユニットを含む。)を備えている。

0011

一部の例では、以下に更に詳細に説明するように、流路5は、流体循環システム2の少なくとも1つの流体ポート6を、交換可能な流体容器4それぞれの少なくとも1つの流体ポート7に連結するように構成されていてもよい。

0012

図1及び2の例では、流路5は、2個の交換可能な流体容器4の流体ポート7に連結されている。図3及び4の例では、流路5は、例えば3個の交換可能な流体容器4の流体ポート7に連結され、また、図5の例では、流路5は、n個の交換可能な流体容器4の流体ポート7に連結され、nは2以上の整数である。例えば、流路5は、限定的ではない例として、4個、5個又はそれ以上の交換可能な流体容器に連結されていてもよい。交換可能な流体容器の数は、例えば、機器充填容積点検プロトコル(service protocol)、及び機器内のパッケージングによって異なり得る。

0013

流路5は、流体循環システム2と少なくとも1個の交換可能な流体容器4との間に、少なくとも1つの弁8を備えている。弁8は図5に概略的にのみ示されており、そして、図6に更に詳細に示されている。

0014

本開示において、「弁(valve)」とは、流路5中における流体の通過を制御するのに適した器具(device)を意味する。弁の限定的ではない例としては、逆止弁ボール弁バタフライ弁クラッパー弁、チョーク弁ダイアフラム弁電磁弁、弁シーケンサ(valve sequencers)、多方弁(multiway valves)、並びに他の適切な弁及び同様の器具が挙げられる。

0015

図1〜6の例では、弁8は、少なくとも2つの状態の間において作動するように構成され、また、開状態において流路5内でポート6とポート7との間を流体が循環できるように、そして、閉状態では流路5を遮断するように構成されている。代わりに又は加えて、一部の例では、弁8は、流量制限器及び/又は絞り弁として機能してもよい。このような例では、弁は、閉状態又は開状態の間に、複数の中間状態を有していてもよい。弁8が流量制限器及び/又は絞り弁として機能可能な場合、弁は、流路5の流体流れを制御することが可能である。以下に更に詳細に説明するように、一部の例では、装置1は、流路5内に配置され得る、複数の弁8を備えていてもよい。

0016

図1〜6に示されている例では、装置1は、少なくとも1つの弁8を制御して、流体循環システム2と少なくとも2個の交換可能な流体容器4との間の流体の流れを制御するように構成された制御装置9も備えている。一部の例では、弁8は、制御装置9によって直接、制御装置9により制御されるアクチュエータによって双方を組み合わせることで、開状態から閉状態へ(又はその逆に)作動してもよい。例えば、制御装置9は、アクチュエータを機械的及び/又は電気的に制御してもよい。

0017

制御装置9の更なる詳細については、本開示の終了付近において論じる。

0018

以下に更に詳細に説明するように、制御装置9は、流体循環システム2と、少なくとも2個の交換可能な流体容器4との間の流体の流れを制御するように構成することができる。これによって、利用者は流体の交換を計画し、機器の望ましくない停止を回避することができる。流体交換は、能動的予測(active prognostic)、診断又は先行的点検(pre-emptive servicing)に基づき得る。一部の例では、制御装置9は、流体の流れ及び流体の分配を制御して、機器の流体要件によってのみ決定されるメンテナンス又はメンテナンス間隔の必要性をなくすように構成されていてもよい。本開示に関連して、通常動作では、必要に応じてオンオフとの切り替えを含めて、機器は正常に稼動し、メンテナンスのための過度中断時間は回避される。加えて、交換可能な流体容器を交換するのにかかる時間は、流体の完全な排出と交換に関連する時間よりもはるかに短い。単一容器内の大量の流体を排出するか又は交換するのではなく、全流体要件の一部を付与する小型の容器が交換され用いられる。機器メンテナンスのための作業場ベースの点検の頻度及び/又は依存が減るか、又は場合によってはなくなり、機器の作動時間が長くなる可能性がある。これは、例えば、大型の機器にとって、そして、定期点検の利用が困難であり及び/又は危険な場合に、好適である。また、他の非流体機器パラメータのメンテナンスも最適化され、機器の全体的な運転費用と中断時間が削減され得る。流体容器とその流体を再利用するのに適切な準備をして、環境上安全な点検を計画することができる。一部の例では、制御装置9は、流体の流れ及び流体の分配を制御するように構成されていてもよく、その結果、機器は、そのメンテナンス時に、変わらず能動的に作動する。例えば、本開示に関連して、能動的動作は、機器の継続的動作、すなわち、機器がオンとオフとに切り替えられることなく稼動していることを包含する。一部の例では、制御装置9は、流体循環システム2と少なくとも2個の交換可能な流体容器4との間の流体の流れを制御するように構成されていてもよく、これによって、1個以上の流体容器4を交換することができ、一方、1個以上の他の交換可能な流体容器4は、機器を能動的に作動させることができる。

0019

本開示では、以下に更に詳細に説明するように、「交換可能な(replaceable)」とは、容器を装置又は機器から非破壊的に取り外せることを意味する。容器は、装置又は機器に非破壊的に再び連結され、例えば、装置若しくは機器に非破壊的に再び嵌め込まれ及び/又は再び取り付けられ及び/又は再びつなげられてもよい。また、交換可能な容器は詰め替え可能であり、容器には、新しく未使用の流体を供給するか、新しい(未使用の)流体を満たすことができ、又は容器は空とすることができ、装置若しくは機器に再び連結されてもよい。

0020

本開示では、それぞれの交換可能な流体容器は、他の交換可能な流体容器から独立して交換可能であるように構成されていることが理解される。それぞれの流体容器は、他の交換可能な流体容器が交換されている(又は交換されていない)か否かにかかわらず、それぞれ独立して交換可能な流体容器を交換できる(又は交換できない)ように、互いに分離している。

0021

本開示では、「非破壊的に(in a non-destructive manner)」とは、場合によっては、シール(流体ポート上のシールなど)、又は容器の他の使い捨て要素の破損及び/又は破壊を除いて、容器の完全性が変更されないことを意味する。

0022

図4、5及び6に示されているように、一部の例では、装置1は、流路5内に流体を流すように構成された、少なくとも1つのポンプ11を備えていてもよい。一部の例では、ポンプ11は、制御装置9によって制御されるように構成されている。一部の例では、以下に説明するように、制御装置9は、機器に関連する情報、及び/又は交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個に関連する情報に基づいて、少なくとも1つの弁8及び/又はポンプ11を制御するように構成されていてもよい。

0023

ここで、図1に示されている例を更に詳細に説明する。

0024

図1の例では、流路5は、流体循環システム2と第1の交換可能な流体容器4(図1の左側の容器41)との間に、単一の弁8を備えている。流体循環システム2と第2の交換可能な流体容器4(図1の右側の容器42)との間には、弁は設けられていない。流体循環システム2と第1の交換可能な流体容器41との間の流路5中における流体の通過は、弁8によって制御することができる。流体循環システム2と第2の交換可能な流体容器42との間の流路5中における流体の通過は、流路5内に配置された、いかなる弁によっても制御されない。容器4から流体循環システム2への流体供給は、例えば重力によって行われてもよい。

0025

作動時に、第2の交換可能な流体容器42から流路5を介して流体循環システム2へ流体を供給することができる。制御装置9は、弁8を制御して、第1の交換可能な流体容器41から流路5を介して流体循環システム2への流体の流れを制御することができる。

0026

制御装置9は、必要に応じて、弁8を最初に閉状態にした後、開状態にして、流路5を介して流体循環システム2内に第2の種類の流体を流すことができる。これは、例えば、所定時間が経過した後、又は、別の所定の条件若しくは例えば制御装置9によって決定された条件が満たされた後であってもよい。

0027

弁8は、必要に応じて、閉状態に再び制御されてもよいことが理解される。

0028

図2に示されている例は、図1に示されている例の要素を含み、共通する要素は、簡潔に、また、明瞭にするために、本明細書では説明しない。

0029

図2の例では、流路5は、流体循環システム2と交換可能な流体容器4との間に、単一の弁8を備えている。図2の例では、弁8は三方弁であり、すなわち、流体循環システム2に対して一方向であり、2個の交換可能な流体容器4それぞれに対して一方向である。流体循環システム2と交換可能な流体容器4それぞれとの間の流路5中における流体の通過は、弁8によって制御することができる。容器4から流体循環システム2への流体供給は、例えば重力によって行われてもよい。

0030

作動時に、制御装置9は、弁8を制御して、第1の交換可能な流体容器4(図2の左側の容器41)から流路5を介して流体循環システム2への流体の流れを制御することができる。制御装置9は、弁8を最初に第1の交換可能な流体容器41に対して開状態にすることができる。第1の交換可能な流体容器41から流路5を介して流体循環システム2へ流体を供給することができる。制御装置9は、弁8を制御して、第2の交換可能な流体容器4(図2の右側の容器42)から流路5を介して流体循環システム2への流体の流れを制御することができる。制御装置9は、弁8を最初に、例えば第2の交換可能な流体容器42に対して閉状態にしてもよい。

0031

そして、制御装置9は、弁8を、第1の交換可能な流体容器41に対して閉状態にし、また、第2の交換可能な流体容器42に対して開状態にすることができる。これは、例えば、所定時間が経過した後、又は、別の所定の条件若しくは例えば制御装置9によって決定された条件が満たされた後であってもよい。第2の交換可能な流体容器42から流路5を介して流体循環システム2へ流体を供給することができる。

0032

図1及び2に示されている装置は、機器3の少なくとも一部を構成し、すなわち、機器3は、図1及び2に示されている装置を備えることが理解される。

0033

図3及び4に示されている例は、図1に示されている例の要素を含み、共通する要素は、簡潔に、また、明瞭にするために、本明細書では説明しない。

0034

図3及び4の例では、流路5は、流体循環システム2と交換可能な流体容器4それぞれとの間に、弁8を備えている(流路5は3つの弁8を備えている。)。図3及び4の例では、弁8はそれぞれ二方弁であり、すなわち、流体循環システム2に対して一方向であり、対応する流体容器4に対して一方向である。容器4から流体循環システム2への流体供給は、重力、圧力勾配によって行われるか、又はポンプにより行われ得る。図3及び4の例では、流体循環システム2と交換可能な流体容器4それぞれとの間の流路5中における流体の通過は、弁8によって制御されてもよい。

0035

図4の例では、第1の交換可能な流体容器41から流体循環システム2への流体供給、及び/又は流体循環システム2から第1の(左側の)容器41への流体返送は、ポンプ11によって行われてもよい。図4の例では、少なくとも1つのポンプ11は、可逆回転形ポンプ11であって、流体を、流体循環システム2から第1の(左側の)交換可能な流体容器41へ、及び/又は第1の交換可能な流体容器から流体循環システムへ流すように構成された可逆回転形ポンプを含んでいる。図4の例では、他の容器42、43から流体循環システム2への流体供給は、重力又は圧力勾配によって行われてもよい。

0036

以下に更に詳細に説明する一部の例では、制御装置9は、少なくとも1つの弁8を制御して、流体循環システム2と、1個以上の第1の交換可能な流体容器4との間に流体が流れるのを選択的に抑制するように構成されていてもよい。流体は、流体循環システム2と、1個以上の第2の交換可能な流体容器4との間を選択的に流れるようにすることができる。

0037

作動時に、図3及び4の例では、制御装置9は、弁8のうちの少なくとも1つを制御して、第1の交換可能な流体容器41から流路5を介して流体循環システム2への流体の流れを制御してもよい。制御装置9は、第1の弁8aを最初に第1の交換可能な流体容器41に対して開状態にすることができる。第1の交換可能な流体容器41から流路5を介して流体循環システム2へ流体を供給することができる。制御装置9は、他の弁8b及び8cを制御して、第2の交換可能な流体容器42及び/又は第3の交換可能な流体容器43から流路5を介して流体循環システム2への流体の流れを制御することができる。第1の交換可能な流体容器41から流体を流すように、制御装置9は、第2の交換可能な流体容器42及び第3の交換可能な流体容器43に対して、弁8b及び8cを閉状態にすることができる。第2の交換可能な流体容器42及び/又は第3の交換可能な流体容器43から流体を流すように、制御装置9は、弁8b及び8cを開位置にすることができる。第1の交換可能な流体容器41からの流体に対する弁8aは、必要に応じて開閉されてもよい。

0038

また、流体循環システムに流体を供給する交換可能な流体容器の選択は、以下に説明するように、必要であれば、制御装置9によって経時的に変更されてもよいことも理解される。

0039

そして、制御装置9は、弁8a及び8cを、第1の交換可能な流体容器41及び第3の交換可能な流体容器43に対して閉状態にし、また、弁8bを第2の交換可能な流体容器42に対して開状態にすることができる。第2の交換可能な流体容器42から流路5を介して流体循環システム2へ流体を供給することができる。これによって、流体循環システム2内に流体を連続的に流すことができる。

0040

上述の動作例では、一度に1個の交換可能な流体容器(例えば、交換可能な流体容器41、又は交換可能な流体容器42)からのみ流体が供給される。代わりに又は加えて、制御装置9は、一度に2個以上の交換可能な流体容器から又は2個以上の交換可能な流体容器へ流体を供給するか又は返送することが可能なように、弁8を制御してもよいことが理解される。換言すると、少なくとも2個以上の選択された交換可能な流体容器4を、同時に用いることができる。

0041

図3の例では、機器3は、1個以上の交換可能な流体容器4に連結するドック12を備えている。

0042

図4の例(さらに、以下に説明するように、図5の例)では、装置1は、交換可能な流体容器4に連結されるように構成された第1のインターフェース13と、機器3に連結されるように構成された第2のインターフェース14と、を備えている。装置1は、ハウジング15を備え、このハウジングは、第1のインターフェース13と第2のインターフェース14とを備え得る。図4及び5の例では、ハウジング15は、流路5、少なくとも1つの弁8、及び制御装置9を少なくとも部分的に収容するように構成されている。ハウジング15は、容器4のハウジング及び/又は機器3とは別のものであり得る。

0043

図4の例では、流路5は、流体循環システム2の流体ポート6に連結されるように構成された流体ポート56と、それぞれの流体容器4において、交換可能な流体容器4の流体ポート7に連結されるように構成された流体ポート57と、を備えている。機器3は、制御装置9に接続可能な機器制御ユニット16を備えている。一部の例では、制御装置9は、機器3に関連する情報、例えば機器制御ユニット16によって制御装置9に提供される情報に基づいて、少なくとも1つの弁8を制御するように構成されていてもよい。

0044

一部の例では、機器に関連する情報は、エンジン速度負荷履歴、停止及び開始周波数、平均機器温度機器起動数、乗り物燃料消費量(機器が乗り物を構成する場合)などの機器燃料消費量、排気物質、乗り物走行距離(機器が乗り物を構成する場合)、平均サンプ充填量、並びに運転者攻撃因子(機器が乗り物を構成する場合)などの利用者の行動のうちの少なくとも1種に関するデータを含んでいてもよい。機器制御ユニット16は、例えば容器4に関連する情報のような他の情報を提供するように構成できることが理解される。

0045

図5及び6に示されている例は、図1に示されている例の要素を含み、共通する要素は、簡潔に、また、明瞭にするために、本明細書では説明しない。

0046

図5は、n個の交換可能な流体容器4を示しており、図6を参照して、制御装置9及び弁8の動作を説明する。図6は、簡潔に、また、明瞭にするために、図5の交換可能な流体容器のうちの2個のみを示している。流体循環システム2の少なくとも1つの流体ポート6は、流体排出ポート(fluid scavenging port)61と、流体供給ポート62と、を備えている。それぞれの交換可能な流体容器4の少なくとも1つの流体ポート7は、流体入口ポート71と、流体出口ポート72と、を備えている。第1の交換可能な流体容器41に関して示されているように、流路5は、流体循環システム2の流体排出ポート561と、少なくとも1個の交換可能な流体容器4の流体入口ポート571とに連結されるように構成されている。また、流路5は、少なくとも1個の交換可能な流体容器4の流体出口ポート572と、流体循環システム2の流体供給ポート562とに接続されている。

0047

装置1の少なくとも1つのポンプ11は、流体排出ポート61と交換可能な流体容器4の流体入口ポート71との間に流体を流すように構成されたポンプ111を含んでいる。図5及び6の例では、流路5は、(図6にも更に詳細に示されているように)更に、流体排出ポート61と交換可能な流体容器4の流体入口ポート71との間の流路5内に、弁8を備えている。流路5は、(図6にも示されているように)少なくとも1個の交換可能な流体容器4の流体出口ポート72と流体循環システム2の流体供給ポート62との間の流路5内に、弁8を備えている。

0048

少なくとも1つのポンプ11は、更に、交換可能な流体容器4の流体出口ポート72と流体循環システム2の流体供給ポート62との間に流体を流すように構成されたポンプ112を含んでいる。ただし、ポンプ112は任意であり、一部の例では、容器4から流体循環システム2への流体供給は、例えば重力又は圧力勾配によって行われてもよいことが理解される。

0049

流体循環システム2の少なくとも1つの流体ポート6は、更に、ベントポート63を備え、それぞれの交換可能な流体容器4の少なくとも1つの流体ポート7は、更に、少なくとも1つのベントポート7を備えている。第1の交換可能な流体容器41に関して示されているように、流路5は、ベントポート563とベントポート573とに連結されるように構成されている。流体循環システム2のベントポート63は、(例えば、周囲大気に接続された)流体循環システム2のブリーザ流体接続しており、流体容器4内の流体量ベルが変化するために、交換可能な流体容器4内の過度の負圧及び/又は正圧を回避するように構成されている。

0050

流路5は、(図6に示されているように)ベントポート63とベントポート73との間の流路5内に、弁8を備えている。弁8はそれぞれ二方弁であり、その一方向が、流体を流体循環システム2内に流すことが可能であり、他方が、交換可能な流体容器の対応する流体ポート中に流体を流すことが可能である。流体循環システム2と交換可能な流体容器4それぞれとの間の流路5中における流体の選択的な通過は、以下に説明するように、弁8によって制御することができる。作動時に、制御装置9は、弁8のうちの少なくとも1つを制御して、第1の交換可能な流体容器41と流体循環システム2との間において流路5を介する流体の流れを制御することができる。

0051

図6に更に詳細に示されているように、制御装置9は、排出ポート61と流体入口ポート71との間に配置された弁8a、及び出口ポート72と流体供給ポート62との間に配置された弁8bを、第1の交換可能な流体容器41に対して開状態にすることができる。一部の例では、ベントポート63とベントポート73との間に配置された弁8cは、最初に、第1の交換可能な流体容器41に対して閉状態にあってもよい。

0052

作動時に、第1の交換可能な流体容器41から、流路5、出口ポート72、弁8b及び流体供給ポート62を介して、流体循環システム2へ流体を供給することができる。流体循環システム2に供給された流体は、流体循環システム2内を循環し得る。流体循環システム2内を循環した後、流体は、流体循環システム2から、流路5、排出ポート61、ポンプ111、弁8a及び流体入口ポート71を介して、第1の交換可能な流体容器41に返送され得る。ベントポート63とベントポート73との間に配置された弁8cは、流路5及び流体容器41中における流体の循環時に、第1の交換可能な流体容器41の流体量レベルが変化しないため、第1の交換可能な流体容器41に対して閉状態にあり得る。代わりに又は加えて、流体は、流体循環システム2内の循環と同時に、第1の交換可能な流体容器41に返送されてもよい。

0053

制御装置9は、(図6に示されているように)弁8を制御して、第2の(右側の)交換可能な流体容器42と流体循環システム2との間における流路5を介する流体の流れを制御することができる。制御装置9は、排出ポート61と流体入口ポート71との間に配置された弁8d、出口ポート72と流体供給ポート62との間に配置された弁8e、及びベントポート63とベントポート73との間に配置された弁8fを最初に、例えば第2の交換可能な流体容器42に対して閉状態にしてもよい。これは、上で説明したように、流体が容器41とシステム2との間を循環している間に生じ得る。

0054

そして、制御装置9は、弁8a、8b及び8cを、第1の交換可能な流体容器41に対して閉状態にし、また、弁8d及び8eを第2の交換可能な流体容器42に対して開状態にすることができる。

0055

一部の例では、第1の交換可能な流体容器41に関して上で説明したように、流体が第2の交換可能な流体容器42とシステム2との間を循環するとき、ベントポート63とベントポート73との間に配置された弁8fは閉状態のままであってもよい。第1の流体容器41に関して説明したように、第2の交換可能な流体容器42と流体循環システム2との間において流路5を介して、流体を供給し返送することができる。

0056

第2の交換可能な流体容器42について説明したように、弁8d、8e及び8fの動作は、第1の交換可能な流体容器41以外のn個の容器4のすべてに対して該当し得ることが理解される。また、制御装置9は、n個の容器4のすべてに対応する弁8を制御して、流体循環システム2と、1個以上の第1の交換可能な流体容器4との間に流体が流れるのを選択的に抑制するように構成されていてもよいが、流体循環システム2と1個以上の第2の交換可能な流体容器4との間に、又はその逆も同様に流体を選択的に流せることも理解される。

0057

図5及び6の例では、1個以上の交換可能な流体容器4には、データプロバイダ17が設けられている。データプロバイダ17は、制御装置9に接続され得る。一部の例では、データプロバイダ17は、データプロバイダ17と制御装置9及び/又は機器3との間の電子ハンドシェイクを介して、機器の要件(エンジンなど)に流体(オイルグレード又は流体の他の特性)を適合させることが可能である。一部の例では、制御装置9は、容器4に関連する情報、例えばデータプロバイダ17によって制御装置9に提供される情報に基づいて、少なくとも1つの弁8を制御するように構成されていてもよい。または、データプロバイダ17は、機器又は装置に接続されていてもよい。

0058

一部の例では、交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個に関連する情報は、流体の特性及び/又は交換可能な流体容器の特性のうちの少なくとも1種に関するデータを含んでいてもよい。一部の例では、流体の特性は、流体の種類、流体のグレード、流体の配合、流体の添加剤、流体の粘度、流体の経過時間(age)、流体の純度、流体の導電率、流体の温度及び/又は流体の圧力のうちのいずれか1種以上を含んでいてもよい。流体の特性は、機器のセンサによって直接提供され得る。代わりに又は加えて、流体の特性は、容器のセンサによって直接提供されてもよい。代わりに又は加えて、流体の特性は、機器又は容器のセンサによって提供されるデータから決定されてもよい。機器又は容器のセンサによって提供されるデータには、プロキシ特性、すなわち、他の特性を決定するのに用いられる特性が含まれ得る。

0059

一部の例では、交換可能な流体容器の特性は、容器が新しいか又は以前に補充されたか若しくは交換されたか否かの表示、容器が補充された若しくは再使用された回数、容器を使い切るのに要した走行距離若しくは期間、容器が充填されたか若しくは補充された日付、及び/又は容器独自の識別子のうちのいずれか1種以上を含んでいてもよい。データプロバイダ17は、機器に関連する情報を提供するように構成され得ることが理解される。

0060

図5及び6の例では、機器3は、制御装置9に接続され得る乗り物を構成する場合に、運転者などの利用者からのデータ入力又は利用者へのデータ出力を可能にするユーザインターフェース18を備えている。一部の例では、制御装置9は、機器3及び/又は容器4に関連する情報に基づいて、少なくとも1つの弁8を制御するように構成されていてもよい。この情報は、ユーザインターフェース18によって制御装置9に提供され得る。ポンプ111と任意のポンプ112は、交換可能な流体容器4のすべてに対して共通である。換言すると、ポンプ111及び112は、流体循環システム2と弁8との間に配置され、弁8は、ポンプ111及び112と流体容器4との間に配置されている。一部の例では、それぞれの交換可能な流体容器4は、専用ポンプ11及び/又は任意のポンプ112を備えていてもよいことが理解される。

0061

ここで、本開示に説明されている制御装置の例のうちの少なくとも一部に共通し得る制御装置9の動作例を以下に説明する。

0062

一部の例では、制御装置9は、例えば図1〜6を参照して説明したように、交換可能な流体容器4のうちの少なくとも1個から流体循環システム2への流体の供給を制御するように構成されていてもよい。流体供給は、(例えば、流体が潤滑油の場合)機器の耐久性を向上させることができる。一部の例では、制御装置9は、流体循環システムにおいて、1個以上の第1の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環が望ましい(例えば、所定の条件を満たす、及び/又は流体を供給する必要がある、すなわち、潤滑及び/又は添加剤が必要である)と判断するように構成されていてもよい。この状況では、制御装置9は、少なくとも1つの弁を制御して、1個以上の第1の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるように構成され得る。この状況では、例えば、流体を流体循環システムに供給してもよい。一部の例では、1個以上の第1の交換可能な流体容器から、流体を回収してもよい。

0063

加えて又は代わりに、一部の例では、制御装置9は、流体循環システムにおいて、1個以上の第1の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環が停止され得ると判断するように構成されていてもよい。一部の例では、所定の条件が満たされ、及び/又は1個以上の第1の交換可能な流体容器からの流体は、もはや必要ではなく、及び/又は1個以上の第1の交換可能な流体容器は空である。この場合、制御装置9は、流体循環システムにおいて、1個以上の第2の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環が望ましいと判断するように構成することができる。一部の例では、所定の条件が満たされ、及び/又は、流体循環システムには、更に多くの及び/又は種々の種類の潤滑及び/又は添加剤が必要である。制御装置9は、少なくとも1つの弁を制御して、1個以上の第2の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できる(例えば、流体が流体循環システムに供給される(及び/又は1個以上の第2の交換可能な流体容器から回収される))ように構成することができる。加えて又は代わりに、一部の例では、制御装置9は、少なくとも1つの弁を制御して、1個以上の第2の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるように構成されていてもよい。これによって、機器を、オフ又はオンに切り替えずに(すなわち、「能動的動作」にある。)、1個以上の第1の交換可能な流体容器を流路から分離させて、稼動させることができる。例えば、1個以上の第1の交換可能な流体容器は、機器が依然として稼動しているときに交換されてもよい。

0064

加えて又は代わりに、一部の例では、制御装置9は、流体システム内を循環している流体の少なくとも1つの流体属性要件を決定して、機器の通常動作を維持できるように構成されていてもよい。本開示に関連して、通常動作時に、機器は正常に作動するが、必要に応じて、オンとオフとに切り替えられてもよい。一部の例では、所定の機器メンテナンス間隔は、もはや流体が交換されるか否かに依存されない。流体属性要件の決定は、流体システム内を循環している流体に関連する情報に基づき得る。流体属性要件の限定的ではない例としては、所定の及び/又は決定された流体属性要件が挙げられる。流体属性要件の限定的ではない例としては、添加剤の種類、粘度の値、及び流体の純度が挙げられる。一部の例では、1つ以上の流体属性要件は、流体循環システム内を循環している流体に関連する情報に基づいて決定されてもよい。一部の例では、流体循環システム内を循環している流体に関連する情報は、機器及び/又は容器のセンサによって提供されてもよい。

0065

一部の例では、流体循環システム内を循環している流体に関する情報を用いて、流体循環システム内の流体の状態を判断してもよい。このような例では、制御装置9は、少なくとも1つの弁を制御して、決定された1つ以上の流体属性要件に基づいて、流体循環システムと1個以上の交換可能な流体容器との間を循環できるように構成されていてもよい。このような例では、制御装置は、決定された少なくとも1つの流体属性要件に基づいて、1個以上の第1の交換可能な流体容器と1個以上の第2の交換可能な流体容器との間を選択的に循環できるように構成されていてもよい。

0066

一部の例では、制御装置は、第1の交換可能な流体容器内に収容された流体が、1つ以上の流体属性要件を満たすか否かを判断し、及び/又は第2の交換可能な流体容器内に収容された流体が、1つ以上の流体属性要件を満たすか否かを判断するように構成されていてもよい。

0067

代わりに又は加えて、制御装置9は、例えば図4〜6を参照して説明したように、流体循環システム2から交換可能な流体容器4のうちの少なくとも1個への流体の返送を制御するように構成されていてもよい。流体返送は、使用済み流体閉ループ再利用を向上させることができる。

0068

一部の例では、制御装置9は、流体循環システム内の流体の循環がもはや望ましくないと判断するように構成されていてもよい。これは、例えば、所定の条件が満たされる場合、及び/又は流体が流体循環システムから回収される必要がある場合であり得る。このような例では、交換可能な流体容器から流体システムへの流体の供給に関する説明と同様に、制御装置は、弁(場合により、ポンプ)を制御して、1個以上の交換可能な流体容器へ流体を返送できるように構成されていてもよい。返送は、例えば、1個以上の容器において選択的に実行されてもよい。

0069

代わりに又は加えて、交換可能な流体容器4のうちの少なくとも1個が(例えば、図1、2、5及び6に示されているように)フィルタ10を備える場合、制御装置9は、交換可能な流体容器4のフィルタ10を通した流体循環システムからの流体のろ過を制御するように構成されていてもよい。例えば、流体循環システム2内を循環している流体が一定量の不純物(例えば、汚染物質)を含むと判断された場合、例えばセンサを用いて、例えば機器3及び/又は容器4によって判断され、閾値(例えば、所定の閾値、又は例えば機器3及び/又は容器4によって決定された閾値)を上回っているとき、流体は、流体循環システム2に返送される前に、フィルタ10を備えた交換可能な流体容器に返送され、フィルタ10によってろ過されてもよい。ろ過の制御は、機器耐久性及び機器効率(例えば、燃料効率及びエンジン寿命)を向上させることができる。

0070

代わりに又は加えて、制御装置9は、流体循環システム2と交換可能な流体容器4のうちの少なくとも1個との間の流体の比率を制御するように構成されていてもよい。このような例では、制御装置9は、少なくとも1個の交換可能な流体容器4から供給される流体の量(及び/又は少なくとも1個の交換可能な流体容器に返送される流体の量)を制御するように構成されていてもよい。一部の例では、(例えば、サンプが存在する場合に機器のサンプ内の)流体量を管理することによって、例えば機器の暖機時の燃料消費が削減されてもよい。

0071

ここで、図5及び6の例を参照して、動作例について説明する。例では、作動時に、制御装置9は、第1の流体が流体容器4を出て及び/又は流体容器に入り、これによって、第1の容器41内の流体量レベルが変化するため、弁8bを制御して、流体出口ポート72と流体供給ポート62との間に流体が流れるのを抑制し、弁8cを制御して、流体循環システム2のベントポート73とベントポート63との間に流体(例えば、空気及び/又は蒸気のような気体)を流すことが可能である。また、作動時に、制御装置9は、流体入口ポート71と流体排出ポート61との間の弁8aを制御して、流体を(例えば、以下に説明するような可逆回転形ポンプ111を用いて)交換可能な流体容器から及び/又は交換可能な流体容器へ流してもよい。

0072

このような動作例では、以下に説明するように、第1の交換可能な流体容器41から及び/又は第1の交換可能な流体容器への流体の量は、(例えば、流体循環システムの充填動作時に)制御されてもよい。

0073

流体循環システム2内の、第1の交換可能な流体容器41からの流体の量(及び/又は比率)が閾値(例えば、所定の閾値、又は例えば機器3によって決定された閾値)を下回ると判断された場合、ポンプ111は、交換可能な流体容器41から流体循環システム2へ流体を流すことができる。

0074

代わりに又は加えて、流体循環システム2内の、第1の交換可能な流体容器41からの流体の量(及び/又は比率)が閾値(例えば、所定の閾値、又は例えば機器3によって決定された閾値)を上回ると判断された場合、ポンプ111は、流体循環システム2から交換可能な流体容器41へ流体を流すことができる。

0075

上述の動作例は、例えば図4に示されている例を参照して、本開示の他の例にも該当し得ることが理解される。

0076

上述した一部の例では、制御装置9は、少なくとも1つの弁8を制御して、流体循環システム2と、1個以上の第1の交換可能な流体容器4との間に流体が流れるのを選択的に抑制するように構成されていてもよいが、流体循環システム2と1個以上の第2の交換可能な流体容器4との間に流体を選択的に流すことができる。このような例では、図3上向き矢印によって示されているように、制御装置9は、1個以上の第1の交換可能な流体容器4(例えば、第1の交換可能な流体容器41)の流体ポート7から流路5を分離させることができるように構成されていてもよく、流体は、1個以上の第2の交換可能な流体容器4と流体循環システム2との間を流れる。交換可能な流体容器は、装置若しくは機器から非破壊的に取り外すことができ、及び/又は装置若しくは機器に非破壊的に再び連結することができ、例えば、装置若しくは機器に非破壊的に再び嵌め込まれ及び/又は再び取り付けられ及び/又は再びつなげられてもよい。

0077

上述の動作例を、制御装置9に関して説明する。以下に更に詳細に説明するように、一部の例では、装置1に含まれる制御装置9は、単一体でなくてもよく、装置1の種々の部品に分散していてもよい。加えて又は代わりに、装置1は、既に説明した制御装置9に加えて、他の制御装置及び/又はプロセッサを備えていてもよい。したがって、本開示では、説明されているステップのうちの1つ以上を、少なくとも部分的に、制御装置9によって実行される代わりに又はこれに加えて、装置1によって実行されてもよいことが理解される。制御装置9は、例えば、交換可能な流体容器4内にあり、また、機器又は装置の制御システムと通信するように構成されていてもよい。

0078

一部の例では、装置1及び/又は制御装置9は、1個以上の交換可能な流体容器の予想使用期間を決定するように構成されていてもよい。予想期間の限定的ではない例としては、次のものが挙げられる。機器及び/又は流体の温度が閾値を下回っている限り、期間は、流体の有効期限に達する前である。一部の例では、予想期間は、経過時間に基づいていてもよく、及び/又は機器に関する情報(周囲温度、及び/又は機器が乗り物を構成する例では走行距離など)に基づいていてもよく、交換可能な流体容器に関する情報(流体量レベル若しくは流体の温度などの情報)に基づいていてもよい。同様に、装置1及び/又は制御装置9は、代わりに又は加えて、1個以上の交換可能な流体容器の使用必要性(required use)を決定するように構成されていてもよいことが理解される。これは、例えば、交換可能な流体容器が空である場合、及び/又は流体循環システム内を循環している流体の状態が検出された場合に、実行されてもよい。上で説明したように、装置1は、制御装置9を備えているため、上述のステップのうちの少なくとも一部を実行してもよく、代わりに又は加えて、装置1は、制御装置9に加えて、他の制御装置及び/又はプロセッサも備えていてもよい。

0079

このような例では、制御装置9は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づいて、少なくとも1つの弁8を制御するように構成されていてもよい。

0080

このような例では、装置1及び/又は制御装置9は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づいて、流体循環システム2と1個以上の交換可能な流体容器4との間に流体を流すことができ及び/又は流体が流れるのを抑制するように構成されていてもよい。

0081

一部の例では、装置1及び/又は制御装置9は、予想期間(及び/又は使用必要性)に達する前に、1個以上の第1の流体容器間に流体を流すことができるように構成されていてもよい。流すことができるようにすることは、例えば、1個以上の第2の流体容器間に流体が流れるのを抑制する間に生じてもよい。一部の例では、装置1及び/又は制御装置9は、予想期間(及び/又は使用必要性)に達するとき及びその後に、1個以上の第1の交換可能な流体容器間に流体が流れるのを抑制するようにも構成されていてもよい。これは、例えば、第1の交換可能な流体容器が空であるか、又は有効期限に達した場合であり得る。流れるのを抑制することは、例えば、1個以上の第2の流体容器間に流体を流すことができる間に生じてもよい。

0082

装置1及び/又は制御装置9は、低粘度の流体(潤滑油など)を選択的に流すことができるように構成されていてもよい。これは、周囲温度及び/又は流体の温度が閾値よりも低い場合であり得る。また、これは、機器の停止又は始動デューティサイクル時にもあり得る。一部の例では、装置1及び/又は制御装置9は、高粘度の流体(潤滑油など)を選択的に流すことができるようにも構成されていてもよい。これは、周囲温度及び/又は流体の温度が閾値よりも高い場合であり得る。また、これは、機器の通常動作時にもあり得る。

0083

流体(例えば、潤滑油)が燃料及び/又は水により希釈されるとき、流体の粘度及び/又は純度が所望のレベル(例えば、所定の仕様)と比較して非常に低い、という状況も生じ得る。したがって、これは、使用される流体の全体的な品質を決定するのに用いられ得る。

0084

一部の例では、装置1及び/又は制御装置9は、少なくとも1つの流体循環システムと少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器との間の流体分配を制御して、所定の機器メンテナンス又は他のメンテナンス間隔において機器の通常動作を維持し、これによって、機器の予期しない停止又はメンテナンスを回避するように構成されていてもよい。一部の例では、交換可能な流体容器及び/又は2種類の流体の間の切り替えは、機器のゼロの中断時間によって完了されてもよい。一部の例では、予想期間(及び/又は使用必要性)の決定は、いったん先の予想期間(及び/又は使用必要性)に達すると、リセットされてもよい。

0085

代わりに又は加えて、装置1及び/又は制御装置9は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づいて、1個以上の交換可能な流体容器を交換する必要があることを示す出力(例えば、視覚的及び/又は聴覚的なもの)を発生させるように構成されていてもよい。一部の例では、交換可能な流体容器(例えば、どの交換可能な流体容器)を交換する必要があることを利用者に示すメッセージを、ユーザインターフェース18に送信してもよい。一部の例では、1個の交換可能な流体容器のみをいつでも交換してもよく、これによって、例えば機器が作動している間に、迅速に流体を交換することができる。これは、機器の能動的動作、すなわち、例えば機器が稼動しているときに生じ得る。機器の能動的動作の限定的ではない例としては、発電機が依然として稼動している間に、乗り物が積み替えられるか又は作動することが挙げられる。

0086

一部の例では、ポンプ11は、機器がドライサンプを備える場合には掃気ポンプとして機能するように、又は、機器がウェットサンプを備える場合には返送ポンプとして機能するように構成されていてもよい。一部の例では、少なくとも1つのポンプ11は、機器3によって少なくとも部分的に動力が供給され及び/又は駆動するように構成されている。機器がエンジンを構成する場合、ポンプはエンジン自体によって直接駆動し得る。一部の例では、ポンプ11は、機器3の動作によって動力が供給されてもよい。このような例では、機器が例えばエンジンを構成する場合、ポンプ11は、エンジンの動作によって(例えばエンジンの回転を用いて、例えばエンジンのクランクシャフトによって動力が供給されて)動力が供給され、及び/又はエンジンによって(例えば、エンジンのクランクシャフトによって駆動して)駆動してもよい。

0087

ポンプ11は、機械ポンプを含み得る。一部の例では、ポンプ11は機械ポンプである。一部の他の例では、ポンプ11の一部のみが機械ポンプであり、ポンプ11は他の構成部品を含んでいる。

0088

一部の例では、機器3は、例えばバッテリーを含む電源19を備えていてもよい。一部の例では、電源19は、(例えば、機器がハイブリッドエンジンを構成する場合)機器のエンジンの一部であってもよい。代わりに又は加えて、電源19は、予備専用電源であってもよい。一部の例では、電源19は、機器3の外部にある電源であってもよい。

0089

一部の例では、少なくとも1つのポンプ11は、電動ポンプを含んでいる。一部の例では、ポンプ11は、(図5に示されているように)電源19によって電力が供給され及び/又は駆動する。一部の例では、ポンプは、電源19によって電力が供給される電気機械装置によって駆動してもよい。

0090

図5に示されている例では、電動ポンプ11は、流体を、必要な水圧及び/又は速度において、交換可能な流体容器4と流体循環システム2との間において流路5を介して流すことが可能である。電動ポンプ11は、制御することができるため、従来の機械ポンプにより発生する場合があり、そしてエネルギーの浪費を発生させる場合がある、非常に高い流体圧力を回避することができる。電動ポンプ11は、リリーフ弁をエンジンサンプに戻す必要性をなくすことができる。図4及び5に示されている例では、装置1は、パッケージングに設け、容器4と機器3との間に設置することができ、例えば、機器のエンジンに取り付けられていてもよい。一部の例では、本装置は、例えば、機器3にレトロフィットされてもよい(retro-fitted)。本装置は、機器の外部にオールインワンモジュールパッケージングを備え得る。

0091

図4及び5に示されている例では、本装置は、例えば交換可能な流体容器とともに用いるように乗り物を設計するか又は適合させる場合に、エンジン及び乗り物のエンジンルーム(under-bonnet)の再設計及び再パッケージングの必要性をなくすことができる。流体が潤滑油(oil lubricant)である例では、装置1は、機器(例えば、乗り物及び/又はエンジン)の種々の位置において、潤滑油ポンプ潤滑油通路及び潤滑油コネクタの分散を回避することができ、このため、信頼性及び機器統合を向上させる。流体が潤滑油である例では、電動ポンプによって、所望の種々のトライボロジー形態(tribological regimes)下で潤滑油を維持することが可能である。

0092

一部の例では、制御装置9は、少なくとも部分的に、機器制御ユニット、例えば、乗り物制御ユニット、又は乗り物のエンジンコントロールユニット(ECU)のうちの一部を構成していてもよい。加えて又は代わりに、一部の例では、制御装置9は、少なくとも部分的に、少なくとも1個の容器4、例えば、容器4のデータプロバイダ17のうちの一部を構成していてもよい。加えて又は代わりに、制御装置9は単一体でなくてもよく、機器3、装置1又は1個以上の容器4の1つ以上の種々の部品に分散していてもよい。

0093

流体循環システム2は、(図5及び6に示されているように)流体圧送機能21と調節機能22とを統合することができる。

0094

一部の例では、調節機能22には、(例えば、流体循環システム2内の流体を加熱し及び/又は冷却して、流体の温度及び/又は粘度を制御する)少なくとも1つの温度調節システムが含まれている。一部の例では、温度調節流体は、例えば温度制御システムを介して温度調節流体を流すように構成されたポンプ(図には示されていない。)を備える、温度調節システム内を流れてもよい。一部の例では、温度調節流体は、空気、水素不活性ガス、水及び不凍液のうちの1種以上を含む。一部の例では、調節機能22には、あらゆる種類のものであり得る熱交換器が含まれていてもよい。例えば、熱交換器は、第1の流体(例えば、温度調節システムからの流体)が流れる外壁と、外壁内に、第2の流体(例えば、流体循環システム2からの流体)が流れる、1つ以上の管と、を備えていてもよい。他の種類の熱交換器も想定される。一部の限定的ではない例では、温度調節システムは、1つ以上の放熱器を備えていてもよい。

0095

一部の例では、機器3の温度調節システムは、更に、少なくとも1つのエネルギー貯蔵装置、例えば、機器冷却システム、及び/又は機器の暖房換気及び空調(HVAC)システム、及び/又は電源19、及び/又は潜熱蓄熱器に関連付けられていてもよい。

0096

一部の例では、流体容器のうちの少なくとも1個は、流体の温度又は粘度を制御するように、温度調節システム(ヒーター若しくは蓄熱ユニットなど)に関連付けられていてもよい。一部の例では、温度調節システムは、機器及び/又は装置のドックに配置されていてもよい。代わりに又は加えて、流体の粘度は、流体の配合によって制御されてもよいことが理解される。

0097

本開示の一部の他の限定的ではない例としては、流体交換システムが挙げられる。この流体交換システムは、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器4と、流体循環システム2と、流体循環システム5と少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器4との間の流体分配を制御するように構成された制御装置9と、を備えている。流体分配は、独立して交換可能な流体容器4のうちの1個が存在しない状態においては、中断されない。

0098

流体交換システムの一部の例では、流体は潤滑油であってもよい。

0099

一部の例では、流体交換システムは、本開示のあらゆる態様に係る制御装置9を備えていてもよい。

0100

本開示の例は、図7に示されているように、機器に関連する少なくとも1つの流体循環システムと、少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体分配を制御する方法を提供する。

0101

一部の例では、流路は、流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートと、交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートとに連結されている。流路は、流体循環システムの少なくとも1つの流体ポートを、交換可能な流体容器それぞれの少なくとも1つの流体ポートに連結することができる。流路は、流体循環システムと少なくとも1個の交換可能な流体容器との間に、少なくとも1つの弁を備えている。制御装置は、少なくとも1つの弁を制御するように構成されている。

0102

図8には、機器の動作を維持する方法が示されており、本装置は、これに関連する流体循環システムを有し、流体循環システム内に流体を循環させて作用させる必要がある。一部の例では、この方法は、S1において、次のステップを含む。
ステップ100:少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、第1の独立して交換可能な流体容器を選択するステップ、
ステップ102:第1の独立して交換可能な流体容器と流体循環システムとの間の流路を開くステップ、
ステップ104:少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、第2の独立して交換可能な流体容器を選択するステップ、
ステップ106:第2の独立して交換可能な流体容器と流体循環システムとの間の流路を開くステップ、
ステップ108:装置から第1の交換可能な流体容器を取り外すことができると判断するステップ、及び
ステップ110:第2の独立して交換可能な流体容器を用いて、第1の独立して交換可能な流体容器の取り外し時に、機器の動作を維持するステップ。

0103

図9に示されているように、例えばS1において、少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器から、第1の独立して交換可能な流体容器を選択するステップは、次のステップを含む。
ステップ112:装置の流体循環システム内に存在する流体の状態を分析するステップ、
ステップ114:この状態を用いて、機器を継続的に作動させることが可能な流体属性要件を決定するステップ、
ステップ116:第1の交換可能な流体容器内に収容された第1の流体が、流体属性要件を満たすか否かを判断するステップ、
ステップ118:第2の交換可能な流体容器内に収容された第2の流体が、流体属性要件を満たすか否かを判断するステップ、及び
ステップ120:判断に基づいて、第1の流体又は第2の流体のいずれかを選択して、循環システム内に存在する流体を補充するステップ。

0104

一部の例では、上述され図8及び9を参照して示されている方法は、更に、少なくとも1つの弁を制御して、少なくとも1個の独立して交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるようにすることを含んでいてもよい。一部の例では、本方法は、更に、流体循環システムから、独立して交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個への流体の返送を制御することと、少なくとも1つの弁を制御して、流体循環システムと1個以上の独立して交換可能な流体容器との間に流体が流れるのを選択的に抑制することと、を含んでいてもよい。第1の流体及び第2の流体は、理想的には潤滑油であるか、又は所望の潤滑性を得るように潤滑油に有用な添加剤である。

0105

一部の例では、装置から第1の交換可能な流体容器を取り外すことができると判断するステップは、更に、独立して交換可能な流体容器の性能に基づいて、1個以上の独立して交換可能な流体容器の予想使用期間を算出すること、又は機器の性能に基づいて、1個以上の独立して交換可能な流体容器の予想使用期間を算出することを含む。

0106

他の例としては、乗り物、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車、ヨット、モーターボート、プレジャーボート、ジェットスキー、漁船、空中船;産業機械;モータ、エンジン、ドライブトレーン、ギアボックス;又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、本開示の態様のうちのいずれか1つの装置の使用が挙げられる。

0107

他の例としては、乗り物、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車、ヨット、モーターボート、プレジャーボート、ジェットスキー、漁船、空中船;産業機械;モータ、エンジン、ドライブトレーン、ギアボックス;又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、本開示の態様のうちのいずれか1つの流体交換システムの使用が挙げられる。

0108

他の例としては、機器の動作を維持する方法の使用が挙げられ、この方法は、乗り物、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車、ヨット、モーターボート、プレジャーボート、ジェットスキー、漁船、空中船;産業機械;モータ、エンジン、ドライブトレーン、ギアボックス;又は、リバースエンジン、発電機若しくは風力タービンにおける、本開示の態様のうちのいずれか1つのものである。

0109

以下に、例えば図7を参照して、本開示の方法及び手順の他の限定的ではない例を説明する。

0110

一部の例では、本方法は、S1において、少なくとも1つの弁を制御して、流体循環システムと少なくとも2個の交換可能な流体容器との間の流体の流れを制御することを含んでいてもよい。

0111

一部の例では、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個から流体循環システムへの流体の供給を制御することを含んでいてもよい。一部の例では、S1は、流体循環システムにおいて、1個以上の第1の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環要件を決定することと、少なくとも1つの弁を制御して、1個以上の第1の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるようにすることと、流体循環システムにおいて、1個以上の第1の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環がもはや必要でないと判断することと、流体循環システムにおいて、1個以上の第2の交換可能な流体容器内に収容された流体の循環要件を決定することと、少なくとも1つの弁を制御して、1個以上の第2の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるようにすることと、を含んでいてもよい。

0112

このような例では、S1は、更に、少なくとも1つの弁を制御し、1個以上の第2の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間を流体が循環できるようにして、1個以上の第1の交換可能な流体容器を流路から分離させて、機器を作動できるようにすることを含んでいてもよい。

0113

加えて又は代わりに、S1は、更に、機器を正常に作動させることができるように、流体循環システム内を循環している流体に関連する情報に基づいて、流体システム内を循環している流体の少なくとも1つの流体属性要件を決定することと、少なくとも1つの弁を制御して、少なくとも1つの決定された流体属性要件に基づき、流体循環システムと1個以上の交換可能な流体容器との間を循環できるようにすることと、を含んでいてもよい。

0114

一部の例では、S1は、更に、1個以上の第1の交換可能な流体容器と、1個以上の第2の交換可能な流体容器との間を選択的に循環できるようにすることを含んでいてもよい。

0115

代わりに又は加えて、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、流体循環システムから、交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個への流体の返送を制御することを含んでいてもよい。代わりに又は加えて、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、(フィルタが存在する場合)少なくとも1個の交換可能な流体容器のフィルタを通して、流体循環システムから流体がろ過されるのを制御することを含んでいてもよい。代わりに又は加えて、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、流体循環システムと交換可能な流体容器のうちの少なくとも1個との間の流体の比率を制御することを含んでいてもよい。代わりに又は加えて、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、流体循環システムと1個以上の第1の交換可能な流体容器との間に流体が流れるのを選択的に抑制するが、流体循環システムと1個以上の第2の交換可能な流体容器との間に流体を選択的に流せることを含んでいてもよい。代わりに又は加えて、S1において、少なくとも1つの弁を制御することは、1個以上の第1の交換可能な流体容器の流体ポートから流路を分離させることができ、1個以上の第2の交換可能な流体容器と流体循環システムとの間に流体が流れることを含んでいてもよい。

0116

一部の例では、本方法は、1個以上の交換可能な流体容器の予想使用期間及び/又は使用必要性を決定することを含んでいてもよい。少なくとも1つの弁の制御は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づき得る。本方法は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づいて、流体循環システムと1個以上の交換可能な流体容器との間に流体を流せるようにすること及び/又は流体が流れるのを抑制することを含み得る。代わりに又は加えて、本方法は、決定された予想期間及び/又は使用必要性に基づいて、1個以上の交換可能な流体容器を交換する必要があることを示す出力を発生させることを含んでいてもよい。

0117

一部の例では、本方法は、少なくとも1つの流体循環システムと少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器との間の流体分配を制御して、所定の機器メンテナンス間隔において機器の通常動作を維持することを含んでいてもよい。

0118

一部の例では、流体の温度は、少なくとも1個の交換可能な流体容器及び/又は装置及び/又は機器に設けられた流体温度センサ(図には示されていない。)によって提供される温度データを用いて決定されてもよい。

0119

一部の例では、図7、8及び9に示されている方法は、図1〜6に示されている装置において実施されてもよい。

0120

図7、8及び9に示されている方法は、少なくとも部分的に、上述した装置1によって、例えば装置の制御装置9によって、実行することができる。一部の例では、図7、8及び9に示されている方法は、少なくとも部分的に、制御装置9のプロセッサによって実行されてもよい。

0121

本開示の一部の他の限定的ではない例としては、機器を作動させることができるようにする方法が挙げられ、機器は、流体循環システムに関連付けられ、流体を作用させることを必要とし、この方法は、第1の流体を収容する1個以上の第1の交換可能な流体容器、及び、第2の流体を収容する1個以上の第2の交換可能な流体容器の中から選択することと、第1の流体を用いることを決定し、第1の流体を、1個以上の第1の交換可能な流体容器から流体循環システムに引き出すことと、1個以上の第1の交換可能な流体容器を機器から取り外すことができると判断することと、第2の流体を用いることを決定し、第2の流体を、1個以上の第2の交換可能な流体容器から流体循環システムに引き出すことと、1個以上の第1の流体容器が取り外されている間、第2の流体を用いて機器の動作を維持することと、を含む。

0122

他の限定的ではない例としては、少なくとも1個の第1の交換可能な流体容器、及び、少なくとも1個の第2の交換可能な流体容器の中から選択する方法が挙げられ、それぞれの交換可能な容器は、機器の動作に必要な流体を収容し、この方法は、機器の流体循環システム内の流体の状態を分析することと、分析された状態を用いて、機器を作動させることが可能な流体属性要件を決定することと、少なくとも1個の第1の交換可能な流体容器内に収容された第1の流体が、流体属性要件を満たすか否かを判断することと、少なくとも1個の第2の交換可能な流体容器内に収容された第2の流体が、流体属性要件を満たすか否かを判断することと、判断に基づいて、循環システム内の流体に供給される、第1の流体及び/又は第2の流体を選択することと、を含む。

0123

他の限定的ではない例としては、先の態様のうちのいずれか1つの装置と、少なくとも1つの流体循環システムに関連する機器とを備えたシステムが挙げられる。場合により、システムは、更に、機器用の少なくとも2個の独立して交換可能な流体容器を備えていてもよい。

0124

他の限定的ではない例としては、プロセッサ上で実行されるときに、本開示の先の態様のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように操作可能なコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品が挙げられる。他の限定的ではない例としては、プロセッサ上で実行されるときに、プロセッサをプログラムして、本開示の先の態様のうちのいずれか1つに係る装置及び/又はシステムを提供するように操作可能なコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品が挙げられる。

0125

以下に、想定され得る変更例及び変形例を説明する。

0126

図4及び5の例では、装置1及び交換可能な流体容器4は、機器の一部ではないものとして示されている。一部の例では、装置1及び/又は交換可能な流体容器4は、少なくとも部分的に、機器の一部を構成していてもよいことが理解される。このような例では、装置1及び/又は交換可能な流体容器4は、機器のハウジング内に、例えば乗り物のエンジンルームに配置されていてもよい。

0127

本開示のあらゆる態様の装置を備えたシステムは、少なくとも部分的に、1個以上の交換可能な流体容器又は機器に連結するドックを備え得ることが理解される。他の例では、本装置は、少なくとも部分的に、1個以上の交換可能な流体容器又は機器に連結するドックであってもよい。一部の他の例では、本開示のあらゆる態様の装置を備えたシステムは、少なくとも部分的に、ドック以外の機器の一部を備えるか、又はドック以外の機器の一部であってもよい。このような例では、機器の一部は、少なくとも部分的に、機器のエンジンを備えていてもよい。

0128

制御装置9に関連するプロセッサは、例えば通信(例えば、エンジンコントロールユニット(ECU)又はエンジン管理システムつなぐ制御装置エリアネットワーク(CAN)バス)を用いて、装置1及び/又は交換可能な流体容器4及び/又は機器3との通信(暗号化された通信であってもよい。)を管理するマイクロコントローラ装置などの制御装置、又は当該制御装置を有する同種のものであり得る。

0129

制御装置9に関連するプロセッサは、温度センサによって測定された温度を用いて、流体容器内の流体の温度を決定することができる。プロセッサは、装置1の温度センサ(存在する場合)により、流体容器内の流体の温度を決定するのに、温度測定値に対して補正を加えることができる。例えば、装置1の温度センサ(存在する場合)は、容器から所与の距離を置いて配置され、温度センサから流体までの距離を補正するように、補正係数を用いてもよい。

0130

流体は、機器及び/又は例えば機器のエンジンの機能をサポートするように、機器内を循環する及び/又は機器に関連する流体循環システム内を循環する(すなわち、必ずしも機器内を循環しない)あらゆる種類の流体であり得る。機能は、機器の補助的機能であり得る。

0131

本開示は、「ドライサンプ(dry sump)」又は「ウェットサンプ(wet sump)」(例えば、流体循環システムがエンジンを備える場合)を有する機器(例えば、乗り物)に応用することができる。

0132

容器4は、液体である流体用の容器であり得る。適切な液体の例としては、電動エンジン用のエンジン潤滑油(エンジンオイル)及び熱交換流体が挙げられる。

0133

一部の例では、潤滑油は、少なくとも1種の基油(base stock)と、少なくとも1種の潤滑油添加剤と、を含んでいてもよい。適切な基油としては、生物由来基油、鉱物油由来基油、合成基油及び半合成基油が挙げられる。適切なエンジン潤滑油添加剤は、当技術分野において知られている。潤滑油は、単粘度グレード(mono-viscosity grade)又は多粘度グレード(multi-viscosity grade)の潤滑油であり得る。潤滑油は、専用潤滑油(single purpose lubricating oil)又は多目的潤滑油であり得る。潤滑油が用いられる場合、それぞれの交換可能な流体容器4は、所望の特性、例えば粘度又は添加剤が異なる、種々のグレード又は種類の潤滑油を収容し得る。このように、種々の交換可能な流体容器内の種々の多くの基油及び添加剤からの選択に基づいて、所望の性能を有する潤滑油を混合することが可能である。例えば、第1の流体容器4は、低温において特に有効で、かつ、低温始動を促進する潤滑油を収容してもよい。第2の流体容器4は、特定の状況下で、例えば長距離移動(long journeys)又は暑い天候において有用な添加剤を収容し得る。

0134

一部の例では、機器は、少なくとも1つの電動ドライブトレーンを構成していてもよい。一部の例では、機器は、ハイブリッド車を構成していてもよい。

0135

電動エンジンには、エンジンを加熱し及び/又はエンジンを冷却するのに熱交換流体が必要であり得るため、容器は、電動エンジンの熱交換流体用の容器であり得る。これは、エンジンの動作サイクルによって異なり得る。また、電動エンジンには、熱交換流体の貯留槽も必要であり得る。交換可能な流体容器は、必要に応じて電動エンジンを加熱するのに用いる熱交換流体を貯蔵することが可能な蓄熱容器であり得る。交換可能な流体容器は、必要に応じて電動エンジンを冷却するのに用いる冷却液を、エンジンの動作温度よりも低い温度において貯蔵する容器であり得る。

0136

電動エンジン用の適切な熱交換流体は、例えば電荷伝導及び/又は電気接続を含んでいてもよい付加的な機能(第1の機能など)を有し、水性又は非水性流体であり得る。電動エンジン用の適切な熱交換流体は、有機及び/又は非有機性能向上添加剤を含み得る。適切な熱交換流体は、人工又は生物由来であり、例えばベタインであってもよい。熱交換流体は、防火特性及び/又は水力学特性を有し得る。適切な熱交換流体には、相変化流体が含まれる。適切な熱交換流体には、溶融金属又は塩が含まれる。適切な熱交換流体には、ナノ流体が含まれる。ナノ流体は、固体、液体又は気体であり得るベース流体中に懸濁したナノ粒子を含む。適切な熱交換流体には、気体と液体とが含まれる。適切な熱交換流体には、液化ガスが含まれる。

0137

他の例としては、凍結防止剤、及び/又は作動液ブレーキ系に用いられる流体など)、及び/又は空気流体(pneumatic fluid)、及び/又は洗浄液、及び/又は燃料添加剤、及び/又は電荷伝導液体、及び/又は電気接続性液体(electrical connectivity liquid)、及び/又は熱交換流体、又は機器及び/又は機器のエンジンのあらゆる機能に関連する他の流体のうちの少なくとも1種が挙げられる。

0138

交換可能な流体容器のデータプロバイダは、プロセッサを備え得る。データプロバイダは、交換可能な流体容器内の流体について記述するデータを記憶するメモリを備え得る。例えば、メモリは、流体のグレード、流体の種類、容器が充填されたか又は補充された日付、容器独自の識別子、容器が新しいか又は以前に補充されたか若しくは交換されたか否かの表示、乗り物の走行距離の表示、容器が補充された又は再使用された回数、及び、容器を使い切るのに要した総走行距離又は期間のうちの少なくとも1種を含むデータを記憶してもよい。

0139

また、制御装置9に関連するプロセッサは、容器のデータプロバイダのメモリ又はデータストアへのデータを読み取り及び/又は当該メモリ又はデータストアにデータを書き込みすることもできる。このデータは暗号化され、データには、機器データ及びセンサパラメータが含まれ得る。データ保存は、容器を保有する乗り物が、例えば走行距離のマイル及びエンジン稼働時間を蓄積するため、始動時に及び定期的に行うことができる。

0140

一部の例では、空であるか又は使用済みの若しくは消費した流体を収容する容器を容易に交換することが可能な、新しい、補給された又は未使用の流体を収容する内蔵型容器として、容器4を設けてもよい。

0141

容器4が更にフィルタを備える場合、消費した又は使用済みの流体とともに、フィルタも交換されてもよい。このため、流体循環システムと流体連通するように保持され、消費した又は使用済みの流体を収容する、交換可能な流体容器は、流体循環システムから分離され、取り外され、また、新しい、補給された又は未使用の流体を収容し、存在する場合、新しい、取り替えられた又は新規のフィルタを含有する容器に交換され得る。

0142

一部の例では、容器4の一部(例えば、ポート、及び/又はフィルタが存在する場合にはフィルタを備えた部分)は、容器の別の部分から分離され、また、新しい部分が別の部分に取り付けられていてもよい。このため、部品は、再使用され及び又は再利用されてもよい。

0143

ドックは、容器が取り付けられた後につなげられる物理的構造体であり得る。別の可能性として、ドックは、単に、容器の少なくとも1つの流体ポートに連結する、機器及び/又は流体循環システムの流体継手であってもよい。

0144

一部の例では、流体出口ポートは、逆止弁を備えていてもよい。逆止弁は、機器が作動していない場合に、流体が容器に逆流するのを防止するか、又は少なくとも抑制することができ、また、流体を満たした循環ポンプへの流体ラインを維持しやすくすることができ、その結果、機器の作動が開始されるとすぐに流体が循環する。加えて又は代わりに、流体入口ポートは、例えば、容器から機器への流体の排出を防止するか又は低減するように、機器が作動していないときに閉じ得る制御弁又は遮断弁を備えていてもよい。加えて又は代わりに、容器が流体循環システムに接続されているとき(そして、流路内の弁が開状態にあるとき)に、流体、例えば、この場合は気体及び/又は蒸気が、ベントポートを通って容器間を流れる必要があり得るため、ベントポートは、弁を含有していなくてもよい。

0145

流体ポートは流体継手を備え、これはセルフシールであってもよい。

0146

適切な乗り物としては、オートバイ、乗用車、バン、トラック、客車、重量車、土工車、採掘車、オフハイウェイ車が挙げられる。また、動力を備えた水上輸送船も乗り物として想定され、水上輸送船としては、ヨット、モーターボート(例えば、船外機付き)、プレジャーボート、ジェットスキー又は漁船が挙げられる。本開示の用途は、乗り物の部品のみ、例えば、1つ以上の可動部品(例えば、ギアボックス)を含む部品が想定される。

0147

適切な機械としては、産業機械及び/又は製造機械及び/又は組立機械が挙げられる。

0148

適切なモータとしては、乗り物又は機器の静的部品若しくは可動部品の、エンジン、ドライブトレーン及び/又はギアボックスが挙げられる。

0149

適切なリバースエンジンとしては、風力タービン発電機などの発電機、又は発電機のギアボックスが挙げられる。本装置は、定期点検の利用が困難であり及び/又は危険な場合がある風力タービンギアボックスにおいて好適であり得る。

0150

適切な空中船としては、飛行船又は有翼航空機が挙げられる。

0151

容器は、金属及び/又はプラスチック材料から製造することができる。適切な材料としては、例えば最大150℃の温度において長時間作用させるのに適し得る強化熱可塑性プラスチック材料が挙げられる。

0152

容器は、少なくとも1つの商標ロゴ製品情報広告情報、他の識別可能な特徴、又はこれらの組合せを含み得る。容器には、少なくとも1つの商標、ロゴ、製品情報、広告情報、他の識別可能な特徴、又はこれらの組合せが印刷され及び/又はラベル付けされ得る。これは、偽造を防止するという利点があり得る。容器は、単色又は多色であり得る。商標、ロゴ又は他の識別可能な特徴は、容器の他の部分と同じ色及び/又は材料であってもよいし、容器の他の部分とは異なる色及び/又は材料であってもよい。一部の例では、容器には、包装、例えば箱又はパレットが施されていてもよい。一部の例では、包装は、複数の容器に対して施されていてもよく、一部の例では、複数の容器に対して箱及び/又はパレットが施されていてもよい。

0153

図面を全体的に参照すると、概略的な機能ブロック図は、本明細書に説明されている装置、要素及びシステムの機能を示すのに用いられることが認識される。ただし、このように機能を分ける必要はなく、以下に説明され、特許請求の範囲に記載されているもの以外のハードウェアの特定の構造を意味するものではないことが認識される。図面に示されている1つ以上の要素の機能は、更に、本開示の装置、要素及びシステム全体にわたって細分され及び/又は分散し得る。一部の実施形態では、図面に示されている1つ以上の要素の機能は、単一の機能単位に統合され得る。

0154

上述の実施形態は、例示として理解される。更なる実施形態も想定される。いずれか1つの実施形態に関して説明されている特徴(限定的ではない例として、弁、ポンプ、ポート、制御装置、センサなど)は、単独で、又は説明されている他の特徴と組み合わせて用いてもよく、また、他の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせて用いるか、又は他の実施形態のあらゆる組合せを用いてもよいことも理解される。さらに、添付の特許請求の範囲に規定されている本発明の範囲から逸脱することなく、上述されていない均等物及び改変物も利用してもよい。

0155

一部の例では、1つ以上の記憶素子は、本明細書に説明されている動作を実行するのに用いられるデータ及び/又はプログラム命令を記憶してもよい。本開示の実施形態は、有形の非一時的な記憶媒体であって、プロセッサをプログラムして、本明細書に説明されている及び/又は特許請求の範囲に記載されている方法のうちのいずれか1つ以上を実行し、及び/又は本明細書に説明されている及び/又は特許請求の範囲に記載されている流体分配装置データ処理及び/又は制御を行うように操作可能なプログラム命令を含む、有形の非一時的な記憶媒体を提供する。

0156

本明細書に概説されている動作並びに装置、要素及びシステムは、ロジックゲートアセンブリなどの固定ロジック、又はソフトウェア及び/又はプロセッサによって実行されるコンピュータプログラム命令などのプログラマブルロジックによって提供され得る制御装置及び/又はプロセッサを用いて実行することができる。他の種類のプログラマブルロジックとしては、プログラマブルプロセッサプログラマブルデジタルロジック(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA))、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリEPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、特定用途向け集積回路ASIC)、若しくは他の種類のデジタルロジック、ソフトウェア、コード、電子命令フラッシュメモリ光ディスクCD‐ROM、DVD‐ROM、磁気若しくは光カード、電子命令を記憶するのに適した他の種類の機械可読媒体、又はこれらの適切な組合せが挙げられる。

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