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技術 酒石酸および乳酸を含む殺菌組成物

出願人 ワイピングシステムズエイピーエス
発明者 ヤコブソン、モーゲンスエッサー、カールハインツリゾウスキー、トーマス
出願日 2017年5月17日 (2年11ヶ月経過) 出願番号 2019-516052
公開日 2019年6月24日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-517584
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 衛生施設 天然有機酸 ケータリング 製品試験 バイオセキュリティ 間接接触 汚染表面 殺菌剤溶液
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図面 (3)

課題・解決手段

本発明は、人および環境にとって安全であることを意味する、殺生物剤規制(Biocidal regulation)の附属書1の下で機能する新規で非常に有効な表面殺菌組成物に関する。

概要

背景

例えば食品加工生産設備診断検査室、衛生施設病院および一般家庭におけるさまざまな表面上の微生物による汚染は大きな問題を引き起こす。いくつかの既知殺菌溶液販売されているが、その多くは微生物を死滅させるのに攻撃的化学物質を使用している。多くのこのような製品は、使用者の皮膚に対して腐食性および刺激性の両方を有するという欠点を有し、したがって、より生体適合性のある溶液が望まれている。

欧州化学物質(ECHA)は、安全であるか、またはほとんど問題がないと考えられる殺生物剤を含む項を殺生物性製品規制(BPR)に導入している。BPRのこの項は附属書Iと呼ばれ、(本出願の提出時において)19種類の化学物質のリストを含む。附属書Iの列挙された化学物質は、BPRの附属書IIに列挙されている従来の殺生物剤の範囲外である。

殺生物性製品規制(BPR)の附属書Iには、規制(EC)No1907/2006または指令98/8/ECの下で低いリスクを呈すると特定される活性物質食品添加物として特定される物質フェロモン、ならびに化粧品および食品に使用される弱酸アルコールおよび植物油などの、低い毒性を有すると考えられる他の物質が最初に列挙されている。より好ましい環境、人または動物の健康プロファイルを有する製品の使用を奨励するために、これらの活性物質のうちの1つまたは複数を含有する殺生物性製品は、単純化された承認手続きの対象となる。

国際公開第2012/101129A1号は、精油金属イオン有機酸および洗剤を含む抗菌組成物を開示している。国際公開第2012/101129A1号の一般的に好まれる成分のうちのいくつかは、BPRの附属書Iに記載されていないため、附属書Iに列挙されている化学物質ほど環境に優しくもなく安全でもない。

したがって、人と環境の両方に安全であるが、性能の要求に妥協することなく、安全な殺菌製品を開発する必要がある。

概要

本発明は、人および環境にとって安全であることを意味する、殺生物剤規制(Biocidal regulation)の附属書1の下で機能する新規で非常に有効な表面殺菌組成物に関する。

目的

多くのこのような製品は、使用者の皮膚に対して腐食性および刺激性の両方を有するという欠点を有し、したがって、より生体適合性のある溶液が望まれている

効果

実績

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請求項1

以下の殺生物剤を含む殺菌組成物:a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;b)1mM〜70mMの濃度の乳酸;c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物;d)1mM〜10mMの濃度のPCA銅。

請求項2

前記組成物L−アスコルビン酸をさらに含む、請求項1に記載の殺菌組成物。

請求項3

L−アスコルビン酸が1mM〜50mMの濃度で含まれる、請求項2に記載の殺菌組成物。

請求項4

前記少なくとも1種の精油または油抽出物の濃度が、0.05重量%〜2重量%、または0.1重量%〜1重量%、または0.1重量%〜0.5重量%である、請求項1から3のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項5

前記組成物が、0.01重量%〜0.5重量%、または0.05重量%〜0.2重量%、または0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.01重量%〜0.5重量%、または0.05重量%〜0.2重量%、または0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物を含む、請求項1から4のいずれか一項に殺菌組成物。

請求項6

前記酒石酸の濃度が、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMである、請求項1から5のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項7

前記乳酸の濃度が、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMである、請求項1から6のいずれか一に記載の殺菌組成物。

請求項8

少なくとも1つの緩衝物質をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項9

アルコールをさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項10

前記アルコールがエタノールである、請求項9に記載の殺菌組成物。

請求項11

pH2.5〜4で安定なアニオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項12

2〜4、または2.5〜4、または2.5〜3の範囲のpH値を有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の殺菌組成物。

請求項13

子供用施設病院養護施設診療所食品および飲料の処理、農産業農業動物バイオセキュリティ消費者市場食料ケータリング醸造業、石油産業製薬業、洗浄および殺菌剤産業、電子産業、ならびに漁業などにおける汚染表面を処理するための、請求項1から12のいずれか一項に記載の殺菌組成物の使用。

請求項14

汚染表面を殺菌するための方法であって、前記方法は、−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、ならびに1mM〜10mMの濃度のPCA銅を含む、殺菌組成物を提供する工程と、−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる、方法。

請求項15

汚染表面を殺菌するための方法であって、前記方法は、−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、1mM〜10mMの濃度のPCA銅、ならびに1mM〜50mMの濃度のL−アスコルビン酸を含む、殺菌組成物を提供する工程と、−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる、方法。

技術分野

0001

本発明は、人および環境にとって安全であることを意味する、殺生物剤規制(Biocidal regulation)の附属書1の下で機能する新規で非常に有効な表面殺菌組成物(surface disinfecting composition)に関する。

背景技術

0002

例えば食品加工生産設備診断検査室、衛生施設病院および一般家庭におけるさまざまな表面上の微生物による汚染は大きな問題を引き起こす。いくつかの既知殺菌溶液販売されているが、その多くは微生物を死滅させるのに攻撃的化学物質を使用している。多くのこのような製品は、使用者の皮膚に対して腐食性および刺激性の両方を有するという欠点を有し、したがって、より生体適合性のある溶液が望まれている。

0003

欧州化学物質(ECHA)は、安全であるか、またはほとんど問題がないと考えられる殺生物剤を含む項を殺生物性製品規制(BPR)に導入している。BPRのこの項は附属書Iと呼ばれ、(本出願の提出時において)19種類の化学物質のリストを含む。附属書Iの列挙された化学物質は、BPRの附属書IIに列挙されている従来の殺生物剤の範囲外である。

0004

殺生物性製品規制(BPR)の附属書Iには、規制(EC)No1907/2006または指令98/8/ECの下で低いリスクを呈すると特定される活性物質食品添加物として特定される物質フェロモン、ならびに化粧品および食品に使用される弱酸アルコールおよび植物油などの、低い毒性を有すると考えられる他の物質が最初に列挙されている。より好ましい環境、人または動物の健康プロファイルを有する製品の使用を奨励するために、これらの活性物質のうちの1つまたは複数を含有する殺生物性製品は、単純化された承認手続きの対象となる。

0005

国際公開第2012/101129A1号は、精油金属イオン有機酸および洗剤を含む抗菌組成物を開示している。国際公開第2012/101129A1号の一般的に好まれる成分のうちのいくつかは、BPRの附属書Iに記載されていないため、附属書Iに列挙されている化学物質ほど環境に優しくもなく安全でもない。

0006

したがって、人と環境の両方に安全であるが、性能の要求に妥協することなく、安全な殺菌製品を開発する必要がある。

0007

本発明の目的は、人および環境の両方に対して完全に安全であり、非常に高い抗菌効率を有する新しい殺菌組成物を開発することによって前述した問題を解決することである。

0008

これは、以下の殺生物剤を含む殺菌組成物によって達成され得る:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸

0009

特許請求された組成物は、食物との間接接触を認可されてもいる、弱い天然有機酸である酒石酸および乳酸を含む広範囲の強力な殺菌剤であることが示されている。この組成物は、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下で機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がなく、体の腸管生存する酵母微生物であるカンジダおよび細菌を死滅させるのに有効であることを意味する。

0010

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤をさらに含む:
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物。

0011

特許請求されたこの組成物は、食物との間接接触を認可されてもいる、弱い天然有機酸である酒石酸および乳酸を含む広範囲の強力な殺菌剤であることが示されている。この組成物は、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下で機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がなく、細菌、真菌ウイルスマイコバクテリアおよびクロストリジウムディフィシル(Clostridium difficile)を死滅させるのに有効であることを意味する。事実、特許請求された殺菌組成物は、すべての状況の93%超をカバーし、エタノールおよび発癌性PHMBのようないくつかの従来の殺菌剤に取って代わる

0012

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸、
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、
d)1mM〜10mMの濃度のPCA銅(Cu−PCA)。

0013

Cu−PCAは、皮膚の状態を整え、きれいにする、化粧品業界で使用されるエンハンサーである。Cu−PCAは、皮膚のコラーゲンエラスチンにプラスの作用を及ぼし、創傷治癒における細胞再生と皮膚修復を助ける、炎症を抑える皮膚コンディショナーである。

0014

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸、
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、
d)1mM〜10mMの濃度のPCA銅、
e)1mM〜50mMの濃度のビタミンCL−アスコルビン酸)。

0015

アウトブレイクの場合、L−アスコルビン酸またはビタミンCを含む組成物は、塩素過酸化物化合物グルタルアルデヒドなどに取って代わることができる。殺菌組成物がビタミンCで追加免疫されると、殺菌組成物の殺傷力を増加させ、組成物は病原体の100%を死滅させることができる。殺菌組成物は、重要な領域で、すなわち、臨床的なアウトブレイク、内腔を有する内視鏡殺菌(lumened endoscope disinfection)および有毒黒カビによって、使用することができる。

0016

L−アスコルビン酸またはビタミンCを含むこの殺菌組成物は、非常に高い抗菌効率を有し、また、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下でも機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がないことを意味する。この組成物は、細菌、真菌、ウイルス、マイコバクテリア、ならびにアスペルギルスブラジリエンシス(Aspergillus Brasiliensis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バチルススブチリス(Bacillus Subtilis)およびバチルス・セレウス(Bacillus Cereus)を含む胞子を死滅させるのに有効である。

0017

本発明はまた、子供用施設、病院、養護施設診療所、食品および飲料の処理、農産業農業、動物のバイオセキュリティ消費者市場食料ケータリング醸造業、石油産業製薬業、洗浄および殺菌剤産業、電子産業、ならびに漁業などにおける汚染表面を処理するための、本開示および特許請求の範囲による殺菌組成物の使用に関する。

0018

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸および1mM〜70mMの濃度の乳酸を含む殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の細菌および酵母微生物カンジダが、それらのタンパク質および核酸変性させ、可溶化不活性化し(solubilising inactivating)、かつ分解することによって死滅させられる。

0019

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ならびにラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

0020

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、ならびに1mM〜10mMの濃度のPCA銅を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

0021

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、1mM〜10mMの濃度のPCA銅、ならびに1mM〜50mMの濃度のL−アスコルビン酸を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

図面の簡単な説明

0022

本発明の組成物が、以下の生物グラム陽性およびグラム陰性細菌酵母および真菌、エンベロープおよび非エンベロープウイルス、マイコバクテリアおよび細菌胞子を標的とし得ることを示す。
さまざまなタイプの細菌、真菌ウイルスおよび胞子に対する本発明の組成物の接触時間を示す。

実施例

0023

第1の態様における本発明は、以下の殺生物剤を含む殺菌組成物を提供する:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸。

0024

驚くべきことに、酒石酸と乳酸の混合物を含むこの組成物は、体の腸管内で生存している酵母微生物であるカンジダおよび細菌を死滅させるのに有効であり、この新規な殺菌組成物は、人および環境の両方にとって完全に安全であることが見出された。

0025

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤をさらに含む:
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物。

0026

驚くべきことに、酒石酸、乳酸、ならびにラベンダー油および/またはペパーミント油から選択される少なくとも1種の精油または油抽出物の混合物を含むこの組成物は、高い抗菌活性を示すことが見出された。この新規な殺菌組成物は、人および環境の両方に対して完全に安全であり、非常に高い抗菌効率を有する。

0027

特許請求された組成物は、食物との間接接触を認可されてもいる、弱い天然有機酸である酒石酸および乳酸を含む広範囲の強力な殺菌剤であることが示されている。この組成物は、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下で機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がなく、細菌、真菌、ウイルス、マイコバクテリアおよびクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)を死滅させるのに有効であることを意味する。事実、特許請求された殺菌組成物は、すべての状況の93%超をカバーし、エタノールおよび発癌性PHMBのようないくつかの従来の殺菌剤に取って代わる。

0028

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸、
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、
d)1mM〜10mMの濃度のPCA銅(Cu−PCA)。

0029

Cu−PCAは、皮膚の状態を整え、きれいにする、化粧品業界で使用されるエンハンサーである。

0030

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)1mM〜70mMの濃度の酒石酸;
b)1mM〜70mMの濃度の乳酸、
c)ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、
d)1mM〜10mMの濃度のPCA銅(Cu−PCA)。
e)1mM〜50mMの濃度のビタミンC(L−アスコルビン酸)。

0031

アウトブレイクの場合、L−アスコルビン酸またはビタミンCを含む組成物は、塩素、過酸化物化合物、グルタルアルデヒドなどに取って代わることができる。殺菌組成物がビタミンCで追加免疫されると、殺菌組成物の殺傷力を増加させ、組成物は病原体の100%を死滅させることができる。殺菌組成物は、重要な領域で、すなわち、臨床的なアウトブレイク、内腔を有する内視鏡殺菌(lumened endoscope disinfection)および有毒な黒カビによって、使用することができる。

0032

L−アスコルビン酸またはビタミンCを含むこの殺菌組成物は、非常に高い抗菌効率を有し、また、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下でも機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がないことを意味する。この組成物は、細菌、真菌、ウイルス、マイコバクテリア、ならびにアスペルギルス・ブラジリエンシス(Aspergillus Brasiliensis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バチルス・スブチリス(Bacillus Subtilis)およびバチルス・セレウス(Bacillus Cereus)を含む胞子を死滅させるのに有効である。

0033

特許請求される殺菌組成物は、ワイプへと、または流体として配合することができる。微生物は、摩擦、拭き取り、噴霧液浸もしくは浸漬によって、または望ましくない微生物で汚染された汚染表面に組成物溶液を塗布する任意の他の方法で、高効率で死滅させられる。

0034

本発明による殺菌組成物の利点は、以下のとおりである:
−高い効率
手袋なしで使用できる
−危険警告がない
−通常の廃棄物として扱う:環境に優しい
−安全な輸送保管(エタノールとは対照的に、可燃性が高くない)
間接的に食物に接触する表面に承認されていること、つまり、殺菌後は洗浄しないことを意味する
非腐食性
−変色しない
−すべての不浸透性の硬い表面および機器に高い頻度で使用される(1日に数回使用するのに十分安全である)
−あらゆる環境、すなわち病院、医療機関食品産業、動物農場で使用され得る
−表面に有害な残留物が残っていない。

0035

この組成物は、敏感な設備、すなわち固定パネル設備および他の種類の非すすぎ/洗浄可能な設備(すなわち制御パネル)、医療器具、例えば輸液ポンプ聴診器温度計血圧装置、ナノメーターフローメーターベッド看護など、非アルコール耐性家具表面、食品調製の表面および設備、壁、床および他の多くの硬質表面を含む、すべての種類の表面上で使用され得る。

0036

この組成物は、皮膚、手、体、植物、果実および他の食品にも使用することができる。

0037

殺菌組成物の一実施形態では、少なくとも1種の精油または油抽出物の濃度は、0.05重量%〜2重量%、または0.1重量%〜1重量%、または0.1重量%〜0.5重量%である。

0038

一実施形態では、組成物は、0.01重量%〜0.5重量%、または0.05重量%〜0.2重量%、または0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油もしくは油抽出物、および0.01重量%〜0.5重量%、0.05重量%〜0.2重量%、または0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油もしくは油抽出物を含む。

0039

いくつかの精油は、防腐活性を示すことが知られており、特にティーツリー油は細菌および真菌に対して効果的に機能することが知られている。しかし、多くの精油は承認されておらず、殺生物性製品規制(BPR)の附属書Iに組み込まれている。驚くべきことに、ラベンダー油および抽出物ならびにペパーミント油および抽出物の両方が非常に良好な抗菌活性を有し、組み合わせると抗菌活性が増強されることが見出されている。

0040

酒石酸および乳酸は共にカルボン酸であり、それらは天然状態固体または液体のいずれかとして使用でき、水または水性溶媒に容易に可溶であるか、溶解するか、または混和する。一実施形態において、酒石酸は固体として、乳酸は液体または固体として、使用される。

0041

殺菌組成物の一実施形態において、酒石酸の濃度は、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMである。

0042

殺菌組成物の一実施形態において、酒石酸の濃度は、1mM〜30mM、または5mM〜20mM、または5mM〜15mM、または5mM〜10mMである。

0043

殺菌組成物の一実施形態において、乳酸の濃度は、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMである。

0044

殺菌組成物の一実施形態において、乳酸の濃度は、1mM〜30mM、または5mM〜20mM、または5mM〜15mM、または5mM〜10mMである。

0045

一実施形態では、殺菌組成物は、少なくとも1つの緩衝物質をさらに含む。使用可能な緩衝物質は、酢酸ナトリウムまたは乳酸ナトリウムであり得る。緩衝物質を組成物溶液に添加して、特定のpH値を規定することができる。

0046

一実施形態では、殺菌組成物はさらにアルコールを含む。一実施形態では、アルコールはエタノールである。アルコールの濃度は、他の殺菌組成物と比較して低い。一実施形態では、アルコールの濃度は、組成物溶液の全体積に対して、10重量%未満、例えば8重量%未満である。アルコールは、精油のより良好な溶解性および処理すべき表面のより良好な湿潤を容易にする。

0047

一実施形態では、殺菌組成物は、pH2.5〜4で安定なアニオン性界面活性剤をさらに含む。一実施形態では、アニオン性界面活性剤はドデシル硫酸ナトリウム(SDS)である。SDSは、2.5〜4のpH範囲で安定な広く使用されている洗剤である。界面活性物質は、好ましくは、組成物溶液の全体積に対して、0.01重量%〜10重量%、または0.01重量%〜2重量%、または0.1重量%〜1重量%、または0.2重量%〜0.8重量%、または約0.5重量%の濃度で使用される。

0048

一実施形態では、殺菌組成物は、組成物溶液の全体積に対して少量、例えば4重量%未満または1重量%未満のグリセロールをさらに含む。グリセロールは軟化剤として作用する。一実施形態では、殺菌組成物は、水溶性溶媒であるPnB(1−ブトキシプロパン−2−オール)をさらに含む。存在する場合、PnBは、好ましくは、組成物溶液の全体積に対して、0.01重量%〜10重量%、または0.1重量%〜6重量%、または1重量%〜5重量%の濃度で使用される。

0049

一実施形態において、殺菌組成物は、例えば銅塩からの、銅イオンをさらに含む。

0050

一実施形態では、殺菌組成物は、皮膚の状態を整え、きれいにする、化粧品業界で使用されるエンハンサーである、Cu−PCAをさらに含む。存在する場合、Cu−PCAは、好ましくは、組成物溶液の全体積に対して、1mM〜10mM、または2mM〜5mM、または2.5mM〜3.5mM、または約3mMの濃度で使用される。別の実施形態では、殺菌組成物は、Cu−PCAの他に塩化銅および/または硫酸銅などの銅化合物を含むことができる。

0051

一実施形態では、Cu−PCAとグリセロールとの組み合わせは、低濃度であっても全体的な有効性の性能を損なうことなく、皮膚の生体適合性に関して有効であることが見出された。

0052

一実施形態では、殺菌組成物は、2〜4、または2.5〜4、または2.5〜3の範囲のpH値を有する。この範囲内で殺菌効果が最適であるので、酸性pH値を有することは殺菌組成物の利点である。塩基性溶液では、精油の殺菌効果が減少する。pH値は、有機酸の濃度を変えることによって、またはpH調整に適した化学物質を添加することによって、上記の範囲内で調整することができる。

0053

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物。

0054

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物。

0055

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物。

0056

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物。

0057

一実施形態において、殺菌組成物は、少なくとも1種の水溶性ビタミンをさらに含む。少なくとも1種の水溶性ビタミンは、1mM〜50mMの濃度で含まれる。一実施形態では、少なくとも1種の水溶性ビタミンは、ビタミンC(L−アスコルビン酸)である。一実施形態では、殺菌組成物は、1mM〜50mMの濃度のビタミンCを含む。

0058

したがって、一実施形態では、殺菌組成物は、L−アスコルビン酸をさらに含む。すなわち、殺菌組成物は、L−アスコルビン酸自体またはL−アスコルビン酸を含むビタミンCを含むことができる。したがって、説明の全体を通じて、ビタミンCおよびL−アスコルビン酸は互換的に使用される。

0059

一実施形態では、殺菌組成物は、1mM〜50mMの濃度のL−アスコルビン酸を含む。

0060

一実施形態では、殺菌組成物は、水溶性ビタミンC(L−アスコルビン酸)をさらに含む。一実施形態では、ビタミンCは、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMの濃度で含まれる。別の実施形態では、ビタミンCは、1mM〜30mM、または5mM〜30mM、または10mM〜25mM、または約20mMの濃度で含まれる。

0061

一実施形態では、殺菌組成物は、L−アスコルビン酸をさらに含む。一実施形態では、L−アスコルビン酸は、10mM〜50mM、または20mM〜50mM、または30mM〜50mM、または35mM〜45mM、または約40mMの濃度で含まれる。別の実施形態では、L−アスコルビン酸は、1mM〜30mM、または5mM〜30mM、または10mM〜25mM、または約20mMの濃度で含まれる。

0062

少なくとも1種の水溶性ビタミンであるビタミンCまたはL−アスコルビン酸に加えて、組成物は、NaClも含み得る。一実施形態では、NaClは、1mM〜30mM、または5mM〜20mM、または8mM〜12mM、または約10mMの濃度で含まれる。別の実施形態では、NaClは、1mM〜20mM、または2mM〜15mM、または3mM〜10mM、または約5mMの濃度で含まれる。

0063

アウトブレイクの場合、L−アスコルビン酸/ビタミンCを含む組成物は、塩素、過酸化物化合物、グルタルアルデヒドなどに取って代わることができる。殺菌組成物がL−アスコルビン酸/ビタミンCで追加免疫されると、殺菌組成物の殺傷力を増加させ、組成物は病原体の100%を死滅させることができる。殺菌組成物は、重要な領域で、すなわち、臨床的なアウトブレイク、内腔を有する内視鏡殺菌(lumened endoscope disinfection)および有毒な黒カビによって、使用することができる。

0064

L−アスコルビン酸/ビタミンCを含むこの殺菌組成物は、非常に高い抗菌効率を有し、また、殺生物性製品規制(BPR)の附属書1の下でも機能し、このことは、人および環境にとって安全であるため、組成物に危険警告がないことを意味する。この組成物は、細菌、真菌、ウイルス、マイコバクテリア、ならびにアスペルギルス・ブラジリエンシス(Aspergillus Brasiliensis)、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)、バチルス・スブチリス(Bacillus Subtilis)およびバチルス・セレウス(Bacillus Cereus)を含む胞子を死滅させるのに有効である。

0065

L−アスコルビン酸/ビタミンCを含む、特許請求される殺菌組成物は、ワイプへと、または流体として配合することができる。微生物は、摩擦、拭き取り、噴霧、液浸もしくは浸漬によって、または望ましくない微生物で汚染された汚染表面に組成物溶液を塗布する任意の他の方法で、高効率で死滅させられる。

0066

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)10mM〜50mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0067

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)30mM〜50mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0068

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)35mM〜45mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0069

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)約40mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0070

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜30mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0071

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)5mM〜30mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0072

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)10mM〜25mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0073

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)約20mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。

0074

一実施形態では、殺菌組成物は、皮膚の状態を整え、きれいにする、化粧品業界で使用されるエンハンサーである、Cu−PCAをさらに含む。存在する場合、Cu−PCAは、好ましくは、組成物溶液の全体積に対して、1mM〜10mM、または2mM〜5mM、または2.5mM〜3.5mM、または約3mMの濃度で使用される。別の実施形態では、殺菌組成物は、Cu−PCAの他に塩化銅および/または硫酸銅などの銅化合物を含むことができる。

0075

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0076

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0077

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0078

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0079

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0080

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜10mMのPCA銅。

0081

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)2mM〜5mMのPCA銅。

0082

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)2mM〜5mMのPCA銅。

0083

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)10mM〜50mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0084

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)30mM〜50mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0085

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)35mM〜45mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0086

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)約40mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0087

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)10mM〜50mMの酒石酸;
b)10mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)1mM〜30mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0088

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.05重量%〜0.2重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.05重量%〜0.2重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)5mM〜30mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)1mM〜10mMのPCA銅。

0089

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)30mM〜50mMの酒石酸;
b)30mM〜50mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)10mM〜25mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC、
e)2mM〜5mMのPCA銅。

0090

一実施形態では、殺菌組成物は、以下の殺生物剤を含む:
a)約40mMの酒石酸;
b)約40mMの乳酸;
c)0.09重量%〜0.1重量%のラベンダー油または油抽出物、および0.09重量%〜0.1重量%のペパーミント油または油抽出物;
d)約20mMのL−アスコルビン酸またはビタミンC。
e)2mM〜5mMのPCA銅。

0091

現在特許請求されている殺菌組成物は、以下の微生物:グラム陽性およびグラム陰性細菌、酵母および真菌、エンベロープおよび非エンベロープウイルス、マイコバクテリアおよび細菌胞子を標的とすることを目的とする。図1を参照のこと。

0092

本発明はまた、子供用施設、病院、養護施設、診療所、食品および飲料の処理、農産業、農業、動物のバイオセキュリティ、消費者市場、食料ケータリング、醸造業、石油産業、製薬業、洗浄および殺菌剤産業、電子産業、ならびに漁業などにおける汚染表面を処理するための、本開示および特許請求の範囲による殺菌組成物の使用に関する。

0093

この組成物は、敏感な設備、すなわち固定パネル設備および他の種類の非すすぎ/洗浄可能な設備(すなわち制御パネル)、医療器具、例えば輸液ポンプ、聴診器、温度計、血圧装置、ナノメーター、フローメーター、ベッド、看護枕など、非アルコール耐性の家具表面、食品調製の表面および設備、壁、床および他の多くの硬質表面を含む、すべての種類の表面上で使用され得る。

0094

この組成物は、皮膚、手、体、植物、果実および他の食品にも使用することができる。

0095

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸および1mM〜70mMの濃度の乳酸を含む殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の細菌および酵母微生物カンジダが、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し(solubilising inactivating)、かつ分解することによって死滅させられる。

0096

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ならびにラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

0097

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、ならびに1mM〜10mMの濃度のPCA銅を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

0098

本発明はまた、汚染表面を殺菌するための方法に関し、前記方法は、
−1mM〜70mMの濃度の酒石酸、1mM〜70mMの濃度の乳酸、ラベンダー油もしくは油抽出物および/またはペパーミント油もしくは油抽出物から選択される0.01重量%〜1重量%の濃度の少なくとも1種の精油または油抽出物、1mM〜10mMの濃度のPCA銅、ならびに1mM〜50mMの濃度のL−アスコルビン酸を含む、殺菌組成物を提供する工程と、
−汚染表面を前記殺菌組成物で処理する工程と、を含み得、前記表面上の微生物が、それらのタンパク質および核酸を変性させ、可溶化不活性化し、かつ分解することによって死滅させられる。

0099

微生物は、摩擦、拭き取り、噴霧、液浸もしくは浸漬によって、または望ましくない微生物で汚染された汚染表面に組成物溶液を塗布する任意の他の方法で、高効率で死滅させられる。溶液は、室温で表面に塗布され、その表面は、殺菌されている表面から標的化されている特定の生きた微生物を死滅させるために、指定された時間にわたり湿潤状態に保たれるべきである。一実施形態では、溶液は約1分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約2分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約5分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約10分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約15分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約30分間塗布されるべきである。一実施形態では、溶液は約60分間塗布されるべきである。表面と特定のタスクに応じて、塗布方法と塗布時間を変更して調整することができる。

0100

以下では、本発明による例示的な殺菌組成物を、図面および表を参照して説明する。

0101

図1は、本発明が、以下の生物:グラム陽性およびグラム陰性細菌、酵母および真菌、エンベロープおよび非エンベロープウイルス、マイコバクテリアおよび細菌胞子を標的とし得ることを示す。「有効性なし」は「いいえ」と表示され、「完全な有効性」は「はい」と表示される。「ビタミンCを含まない本発明の組成物」は、40mMの酒石酸(CAS番号:87−69−4)、40mMの乳酸(CAS番号:50−21−5)、3mMのCU−PCA(CAS番号:15454−74−7)、0.5%のSDS(CAS番号:151−21−3)、7.9%のEtOH(CAS番号:64−17−5)、4.4%のPnB(CAS番号:5131−66−8)、0.99%のグリセロール(CAS番号:56−81−5)、0.099%のペパーミント油(CAS番号:8006−90−4)および0.099%のラベンダー油(CAS番号:8000−28−0)、を含む。「ビタミンCを含む本発明の組成物」は、40mMのL−アスコルビン(CAS番号:50−81−7)酸および10mMのNaCl(CAS番号:7647−14−5)(ワイプ)または20mMのL−アスコルビン(CAS番号:50−81−7)酸および5mMのNaCl(CAS番号:7647−14−5)(流体)をさらに含む。

0102

本組成物の有効性試験を約20℃で実施し、結果を図1に示し、接触時間を図2に示す。

0103

PHMBやDDACのような低レベルの殺菌剤は、汚染表面との皮膚接触によって促進される病気伝染を防ぐ衛生措置として、表面上で使用される。

0104

エタノールのような中間レベルの殺菌剤は、PHMBおよびDDACのような石けんおよび界面活性殺菌剤で死滅させることができない生物に対する予防措置として、表面上で使用される。

0105

高レベルの殺菌剤は、アウトブレイク、または有機物、すなわち血液および嘔吐物の目に見える汚染の間に表面上で使用される。いくつかの重要な標的生物は、アスペルギルス・ブラジリエンシス、バチルス・スブチリス、セレウスおよびクロストリジウム胞子であり、アルコール、PHMBおよびDDACによって死滅させることはできない。

0106

EN 13727は、接触時間が1分である医療分野フェーズ2、ステップ1)における殺菌活性の評価のための定量的懸濁試験である。

0107

EN 14561は、接触時間が1分である医療分野(フェーズ2、ステップ2)で使用される器具用の化学殺菌剤の殺菌活性の評価のための定量的担体試験である。

0108

EN 13624は、接触時間がカンジダの場合5分、アスペルギルス・ブラジリエンシスの場合30分である医療分野(フェーズ2、ステップ1)における殺真菌または殺酵母活性(yeasticidal activity)の評価のための化学殺菌剤および消毒剤の定量的懸濁試験である。

0109

EN 14562は、接触時間がカンジダの場合5分、アスペルギルス・ブラジリエンシスの場合30分である医療分野(フェーズ2、ステップ2)で使用される器具の殺真菌または殺酵母活性の評価のための定量的担体試験である。

0110

EN 14476は、接触時間が2分である人間医学試験方法および要件(フェーズ2、ステップ1)で使用される化学殺菌剤および消毒剤のための化学殺菌剤および消毒剤の殺ウイルス定量的懸濁試験である。

0111

EN 14476に従う殺ウイルス活性の評価のためには、1容量の妨害物質汚れた状態での試験では0.3%、清浄条件では0.03%)および少なくとも107 TC ID 50/mLの力価を有する1容量のウイルス懸濁液を含む殺菌剤溶液製品試験溶液)の1.25%倍濃縮溶液の8容量部の懸濁液。97%の濃度のウイルス0.1mLを得るために、0.2mLの5倍濃縮充填剤および9.7mLの製品を混合した。接触時間の後、殺菌剤の効果は希釈(またはゲル濾過)によって停止する。残留ウイルス含有量の測定のために、1:10/1:100/1:1000などの進行に従った希釈シリーズを実施する。滴定は、マイクロタイター96ウェルプレート中で行う。さらに、以下のコントロールが行われる:ウイルスコントロール細胞傷害性コントロール、感受性コントロールおよび0.7%ホルムアルデヒドによる基準活性化(reference activation)。計算はSpearman−Karber法に基づいており、95%信頼区間を含むウイルスコントロールの力価と製品試験溶液の力価の差として計算される。

0112

EN 14348は、接触時間が10分である器具殺菌剤を含む医療分野(フェーズ2、ステップ1)における化学殺菌剤の殺マイコバクテリア活性の評価のための定量的懸濁試験である。

0113

EN 14563は、接触時間が10分間である医療分野(フェーズ2、ステップ2)の器具に使用される化学殺菌剤の殺マイコバクテリアまたは結核菌殺菌活性の評価のための定量的担体試験である。

0114

EN 13704は、食品、工業、国内および施設分野(フェーズ2、ステップ1)で使用される化学殺菌剤の殺胞子活性の評価のための定量的懸濁試験であり、接触時間はバチルス・スブチリスおよびセレウスでは15分、クロストリジウム・ディフィシルでは10分である。

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