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技術 バイオメトリクスによるウェアラブルデバイスのユーザ認証又は登録方法

出願人 メフォンベンチャーズインク.
発明者 ワン、シャン
出願日 2017年2月9日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2018-529241
公開日 2019年4月18日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-511021
状態 未査定
技術分野 オンライン・システムの機密保護 移動無線通信システム
主要キーワード 法執行官 デジタル表示画面 ウェアラブルデバイス ブロッキング信号 ステルスモード 触覚インターフェース ブロッキングデバイス 検証状態
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月18日)のものです。
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図面 (17)

課題・解決手段

本発明は、バイオメトリクスにより登録ユーザを認証し、対話相手アイデンティティリアルタイムに認証するための方法及び装置を開示する。前記方法は、第1コンピューティングデバイスにより第2コンピューティングデバイスのキャプチャデータを受信し、受信したキャプチャデータに応答して、キャプチャデータとメモリに格納されたデータとを関連させ、前記第2コンピューティングデバイスのユーザのアイデンティティを決定し、前記第2コンピューティングデバイスのアイデンティティ情報を前記第1通信デバイス伝送することを含み、前記第1及び第2コンピューティングデバイスはもう、サーバ登録されている。

概要

背景

電子商取引オンラインインターネットソーシャルネットワークプラットフォームは、もう現代生活の重要な一部となっている。現代のコンピューティングプラットフォームでは、特にコンピューティングデバイスを介して行われる不正、犯罪、又はテロ活動との戦いの際に、安全性、保安性、正確性が求められている。

付き合うヒトのアイデンティティを正確かつシームレスに認証することができる全体システムに対する必要がある。そのようなシステムは、通信における障害を取り除き、それにより、個人交流の相互信頼を促進するのに役立つ。

個体に特有生体特徴を認識することができる様々な生体識別技術が開発されている。このようなシステムでは、特定の目的が必要とされるとき(例えば、特定の許可されたコンピュータシステム建物又はその他の施設へのアクセス純正品のオンライン販売、緊急時や救助サービスへの連絡など)に、いつでも個体が認識されるように、固体の特徴を捉えて記録することが必要である。

したがって、個人ユーザーを確実かつ正確に認証することができるウェアラブルコンピューティングデバイスとインターロックする登録システムが望ましい。

概要

本発明は、バイオメトリクスにより登録ユーザを認証し、対話相手のアイデンティティをリアルタイムに認証するための方法及び装置を開示する。前記方法は、第1コンピューティングデバイスにより第2コンピューティングデバイスのキャプチャデータを受信し、受信したキャプチャデータに応答して、キャプチャデータとメモリに格納されたデータとを関連させ、前記第2コンピューティングデバイスのユーザのアイデンティティを決定し、前記第2コンピューティングデバイスのアイデンティティ情報を前記第1通信デバイス伝送することを含み、前記第1及び第2コンピューティングデバイスはもう、サーバ登録されている。2

目的

本発明の一態様は、それを着用した人々が互いに確実に識別することができるウェアラブルコンピューティングデバイスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ウェアラブルデバイスによるユーザの登録方法であって、サーバアクセスするステップと、前記ウェアラブルデバイスに関連する識別子を前記サーバに伝送するステップと、前記サーバによって前記識別子が前記ウェアラブルデバイスに対応するか否かを検証するステップと、前記ユーザに関する生体情報を前記サーバに伝送するステップと、前記ユーザの画像を前記サーバに伝送するステップと、前記サーバによって前記ユーザの画像が前記ユーザに対応するか否かを検証するステップと、前記サーバによって前記ウェアラブルデバイスと前記ユーザの生体情報とをリンクするステップと、前記サーバから前記ウェアラブルデバイスの登録を示すメッセージを受信するステップと、を含むことを特徴とするウェアラブルデバイスによるユーザの登録方法。

請求項2

前記サーバによって前記ユーザの画像が前記ユーザに対応するか否かを検証するステップは、前記サーバによって承認済の信頼できる機関によってメンテナンスする1つ又は複数の信頼できるデータベースにアクセスするステップと、前記サーバによって、前記ユーザの前記画像と前記1つ又は複数の信頼できるデータベース内の前記ユーザの1つ又は複数の信頼できる画像とを比較するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項3

前記サーバによって、前記生体情報を1つ又は複数のデータベースに格納するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項4

前記生体情報が、脈拍骨格構造音声パターン虹彩パターン網膜パターン指紋、顔構造、体温皮膚温度呼吸パターン、又は生体電気信号のうちの1つ又は複数を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項5

前記ユーザに関する生体情報を前記サーバに送信するステップは、前記ウェアラブルデバイスを用いて前記ユーザに関する前記生体情報を取得するステップを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項6

前記識別子は前記ウェアラブルデバイスにマーキングされることを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項7

1つ又は複数の信頼できるデータベースは、信頼できる識別子を格納する、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。

請求項8

前記サーバによって、前記ユーザの前記生体情報を前記ウェアラブルデバイスにリンクするステップは、前記識別子と前記信頼できる識別子の1つ又は複数とを比較するステップを含む、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項9

特定のウェアラブルデバイスのユーザの認証方法であって、前記特定のウェアラブルデバイスによって、前記ユーザの1つ又は複数の生体情報を取得するステップと、前記特定のウェアラブルデバイスによって、前記1つ又は複数の生体情報をサーバに伝送するステップと、前記サーバによって、前記1つ又は複数の生体情報が、前記特定のウェアラブルデバイスに特定の、記憶された前記ユーザの生体情報に対応するか否かを検証するステップと、前記サーバによって、前記特定のウェアラブルデバイスを認証する前記ユーザのメッセージを伝送するステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項10

2人以上のユーザ間の無線通信用のシステムであって、サーバと、前記サーバと通信するデータベースと、それぞれ前記ユーザのうちの1人に関連する2つ又は複数のデバイスとを含み、前記2つ又は複数のデバイスは、前記関連ユーザの生体情報を捉えるための1つ又は複数のセンサと、前記サーバと無線通信するための1つ又は複数のトランシーバとを含み、前記2つ又は複数のデバイスは、それぞれ、前記関連ユーザによって着用され、前記データベースは、前記ユーザの各々に対して格納された生体情報に関するデータを含み、前記デバイスの各々は、前記捉えられた生体情報を前記サーバに伝送して、前記捉えられた生体情報が、記憶された前記関連ユーザの生体情報に対応するか否かを検証することを特徴とする2人以上のユーザ間の無線通信用のシステム。

請求項11

前記デバイスは、中央フレームと、前記中央フレームに支持された2つのレンズ素子と、中央フレームから延びる2つのアームと、を更に備え、前記センサ及び前記トランシーバは前記中央フレーム及び前記アームの一方又は両方に取り付けられていることを特徴とする請求項10に記載のシステム。

請求項12

前記デバイスは、1つ又は複数のカメラを更に備え、前記カメラは、前記中央フレーム及び前記アームの一方又は両方に取り付けられる、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。

請求項13

前記カメラは、前記アームの端部に近接して取り付けられる、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項14

前記デバイスは、前記中央フレームに取り付けられた1つ又は複数のパッドを更に備える、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。

請求項15

前記デバイスは、前記パッドに接続された1つ又は複数のマイクロフォンを更に備える、ことを特徴とする請求項14に記載のシステム。

請求項16

前記生体情報が、脈拍、骨格構造、音声パターン、虹彩パターン、網膜パターン、指紋、顔構造、体温、皮膚温度、呼吸パターン、又は生体電気信号のうちの1つ又は複数を含む、ことを特徴とする請求項10に記載のシステム。

請求項17

前記デバイスは、1つ又は複数のスピーカを更に備え、前記スピーカは、前記中央フレーム及び前記アームの一方又は両方に取り付けられる、ことを特徴とする請求項10に記載のシステム。

請求項18

前記スピーカは、前記アームの端部に近接して取り付けられている、ことを特徴とする請求項17に記載のシステム。

請求項19

前記レンズ素子は、基板レンズ電源、及び表示スクリーンのうちの1つ又は複数を含む、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。

請求項20

前記表示スクリーンは、タッチスクリーン機能を含む、ことを特徴とする請求項19に記載のシステム。

請求項21

前記カメラは、視覚データを捉えるように構成されている、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項22

前記視覚データは、画像又はビデオのうちの1つを含む、ことを特徴とする請求項21に記載のシステム。

請求項23

前記視覚データはメタデータを含み、前記メタデータは、前記デバイスに関連する前記ユーザのアイデンティティ、前記視覚データを捉えるときの前記デバイスの高度、前記視覚データが捉えられた時間、及び前記視覚データが捉えられた位置を含む、ことを特徴とする請求項22に記載のシステム。

請求項24

前記位置は、又はに対する角度を含む、ことを特徴とする請求項23に記載のシステム。

請求項25

前記メタデータは、前記ユーザには見えない、ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。

請求項26

前記メタデータは、ドットの形で前記視覚データに埋め込まれる、ことを特徴とする請求項25に記載のシステム。

請求項27

前記レンズ素子の不透明度が調節可能である、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。

請求項28

前記レンズ素子は複数の層を含む、ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。

請求項29

前記カメラのうちの1つ又は複数が、前記ユーザの背面のビデオを捉えるように配向されている、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項30

前記ビデオは、1つ又は複数の前記レンズ素子に表示される、ことを特徴とする請求項29に記載のシステム。

請求項31

前記カメラのうちの1つ又は複数は、前記ユーザの1つ以上の網膜パターンのビデオを捉えるように配向されている、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項32

前記カメラのうちの1つ又は複数は、前記ユーザの眼球の一方又は両方の動きのビデオを捉えるように配向されている、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項33

前記カメラのうちの1つ又は複数は、前記中央フレームの内面に取り付けられている、ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。

請求項34

前記デバイスのうちの第1デバイスは、前記視覚データを前記デバイスのうちの前記第2デバイスに伝送して、前記デバイスのうちの第2デバイスのレンズ素子に表示するように構成されている、ことを特徴とする請求項21に記載のシステム。

請求項35

1つ又は複数のブロッキングデバイスを更に備え、前記ブロッキングデバイスは、1つ又は複数の前記デバイスと前記サーバとの間の無線通信をブロックする、ことを特徴とする請求項10に記載のシステム。

技術分野

0001

本発明は、トップに着用可能なコンピューティングデバイスに関する。具体的には、本発明は、複雑なソフトウェアと組み合わせることにより、ホリスティックオンラインインターネットソリューションを介してよりスマートで、安全で、且つ信頼通信と、ウェアラブルコンピューティングデバイスによって撮影された画像又はビデオ正確な検索とを保証する一連ハードウェアデバイスに関する。

背景技術

0002

電子商取引とオンライン/インターネットのソーシャルネットワークプラットフォームは、もう現代生活の重要な一部となっている。現代のコンピューティングプラットフォームでは、特にコンピューティングデバイスを介して行われる不正、犯罪、又はテロ活動との戦いの際に、安全性、保安性、正確性が求められている。

0003

付き合うヒトのアイデンティティを正確かつシームレスに認証することができる全体システムに対する必要がある。そのようなシステムは、通信における障害を取り除き、それにより、個人交流の相互信頼を促進するのに役立つ。

0004

個体に特有生体特徴を認識することができる様々な生体識別技術が開発されている。このようなシステムでは、特定の目的が必要とされるとき(例えば、特定の許可されたコンピュータシステム建物又はその他の施設へのアクセス純正品のオンライン販売、緊急時や救助サービスへの連絡など)に、いつでも個体が認識されるように、固体の特徴を捉えて記録することが必要である。

0005

したがって、個人ユーザーを確実かつ正確に認証することができるウェアラブルコンピューティングデバイスとインターロックする登録システムが望ましい。

0006

システム、ツール及び方法を結び合わせて実施形態及びその態様を説明するが、それは、例示的に説明するために過ぎず、それに限定されていない。それぞれの実施形態では、上記の問題の1つ又は複数がもう低減又は排除されているが、他の実施形態は他の改善に向けられている。

0007

本発明は、以下の複数の態様を含むが、それに限定されていない。
カメラGPS測位機能及びインスタントアップロードオンライン通信機能とを備えたウェアラブルコンピューティングデバイス
ウェアラブルデバイスと、ウェアラブルコンピューティングデバイスによって取得され、ウェアラブルコンピューティングデバイスに伝送されたメディアを受信し格納するように構成されたデータベースを含むシステム
・ウェアラブルデバイスが仲介するトランザクションを管理し、処理及び表示のためのダウンロード及びアップロードを含む入力、出力及び検証するためのオンラインシステム
・ウェアラブルコンピューティングデバイスを有する登録ユーザが他の登録ユーザが見ているものを同時に見ることを可能にする「共有ビュー
・目が過度疲れないように健康な視距離又は健康なビューイングタイムを保つための制御可能な不透明な視覚
・専用のカメラ(例えば、X線又は他の光学デバイス)を使用して、許可された人がマスクされた容疑者を見てかつ関連するデータベースを介して確認することを可能にする「シースルー」機能
・メディアを管理して、ウェアラブルデバイスによって取得された、プログラムに基づいてアップロードされるメディアへアクセスするためのオンラインシステム。
・ウェアラブルデバイスが仲介するトランザクションを実行するための方法
・ウェアラブルデバイスにおいて照合するための生体認証システム
・本物のメディアを索引付け検索するための方法及び装置
・オンライン又はオフラインで、人員と純正品を識別するための方法及び装置
・コンピューティングデバイスを特定の認証された個人と関連付けするための方法及び装置
・検証のためにユーザのアイデンティティを認証してユーザ登録されたコンピューティングデバイスにアクセスするための方法及び装置
・ユーザ登録されたコンピューティングデバイスとオンライン接続とを使用して対話するユーザのアイデンティティを検証するための方法及び装置
・ウェアラブルコンピューティングデバイスを用いて緊急事態に対応するための方法及び装置
・(ほとんどの)指名手配犯(容疑者)及び/又は異常な活動を監視するための方法及び装置
・コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスを登録するための方法と、ユーザ登録されたコンピューティングデバイスにアクセスするためにユーザのアイデンティティを認証する方法と、ユーザ登録されたコンピューティングデバイスを使用して対話するユーザのアイデンティティを検証する方法と、危険な状況及び/又は犯罪者又はテロリストを検出すると前記ユーザ登録されたコンピューティングデバイスを使用して緊急信号アクティブする方法と、のうちの1つ又は複数の方法を実行するように配置されている。
・コンピューティングデバイスは、前記デバイスによって捉えられてアップロードされたメディアを認証するように配置され、ただし、捉えられた各メディアの認証情報は、メディア自体に嵌め込まれ、真実のオンラインソースリンクされることができ、かつメディアが表示されるときに視認できルことができる。
ウェアラブルデバイスは、複数の機能層を有するレンズを含み、前記複数の機能層は、1層又は複数層デジタル表示画面、プログラムされた透明体及び電源を備えることができる。いくつかの実施形態では、電源は光電池であってもよい。

0008

本発明の一態様では、ウェアラブルデバイスによるユーザの登録方法は、サーバにアクセスするステップと、ウェアラブルデバイスに関連する識別子をサーバに伝送するステップと、前記サーバによって前記識別子が前記ウェアラブルデバイスに対応することを検証するステップと、前記ユーザに関する生体情報を前記サーバに伝送するステップと、前記ユーザの画像を前記サーバに伝送するステップと、前記サーバによって前記ユーザの画像が前記ユーザに対応することを検証するステップと、前記サーバを介して前記ウェアラブルデバイスと前記ユーザの生体情報とをリンクするステップと、前記ウェアラブルデバイスの登録を示すメッセージを前記サーバから受信するステップと、を含む。

0009

本発明の別の態様では、特定のウェアラブルデバイスのユーザの認証方法は、特定のウェアラブルデバイスによって、ユーザの1つ又は複数の生体情報を取得するステップと、前記特定のウェアラブルデバイスによって、前記1つ又は複数の生体情報をサーバに伝送するステップと、前記サーバによって前記1つ又は複数の生体情報が、前記ユーザの記憶されて前記特定のウェアラブルデバイスに固有する生体情報に対応するか否かを検証するステップと、前記サーバによって、前記サーバによって前記ユーザが前記特定のウェアラブルデバイスを介して認証されるメッセージを伝送するステップと、を含む。

0010

本発明のさらなる態様では、2人以上のユーザ間の無線通信用システムは、サーバと、前記サーバと通信するデータベースと、2つ以上のデバイスとを備える。前記デバイスはそれぞれ、1つのユーザに関連付けられ、関連ユーザに関する生体情報を捉えるための1つ以上のセンサと、前記サーバと無線通信するための1つ以上のトランシーバとを備える。前記デバイスはそれぞれ、前記関連ユーザによって着用されてもよい。 前記データベースは、前記各ユーザの記憶された生体情報データを含む。 前記デバイスはそれぞれ、捉えた前記生体情報を前記サーバに伝送して、捉えた前記生体情報が、前記関連ユーザの記憶された生体情報に対応するか否かを検証することができる。

0011

上述の例示的な態様及び実施形態に加えて、さらなる態様及び実施形態は、図面を参照して以下の詳細な説明を検討することによって明らかになる。

図面の簡単な説明

0012

図面を参照しながら例示的な実施形態を説明したが、 本明細書に開示される実施形態及び図面は、例示的なものであり、それに限定されていない。

0013

一実施形態によるシステムの概略模式図である。

0014

一実施形態によるウェアラブルデバイスの透視正面図である。

0015

一実施形態によるウェアラブルデバイスの透視背面図である。

0016

一実施形態によるウェアラブルデバイスの大部分のコンポーネントブロック図である。

0017

一実施形態によるウェアラブルデバイスの緊急モードを示すブロック図である。

0018

一実施形態によるウェアラブルデバイスの透視正面図である。

0019

一実施形態によるレンズ素子の層を示す断面図である。

0020

ウェアラブルデバイスの登録システムの例示的な応用を概説する概略図である。

0021

一実施形態によるウェアラブルデバイスの登録方法のフローチャートである。

0022

一実施形態によるユーザのアイデンティティを認証してそのウェアラブルデバイスにアクセスする方法のフローチャートである。

0023

一実施形態によるウェアラブルデバイスを使用して緊急コマンドをアクティブにする方法のフローチャートである。

0024

一実施形態による4c5dメタデータがどのように配置され又は配列されるか、4c5dメタデータが肉眼で見ることができるかどうかにかかわらず、ウェアラブルデバイスによって捉えられた画像の概略図である。

0025

一実施形態によるウェアラブルデバイスを使用して捉えられた電子透かしを含む画像の概略図である。

0026

電子透かしの例を示す図13の拡大図である。

0027

一実施形態によるウェアラブルデバイスを使用して捉えられた電子透かしを含む第2画像の模式図である。

0028

一実施形態による電子透かしを示す図15の拡大図である。

0029

一実施形態によるウェアラブルデバイスを使用して対話するユーザのアイデンティティを検証する方法を示す。

0030

一実施形態によるウェアラブルデバイスを使用して危険な状態を検出すると緊急信号をアクティブにする方法を示す。

実施例

0031

以下、特定の詳細を説明して当業者を完全に理解させる。しかしながら、本発明を必要以上に不明瞭にしないように、周知の要素を詳しく図示して説明しない可能性がある。したがって、説明及び図面は、例示的なものであり、それに限定されていない。

0032

本発明の一態様は、それを着用した人々が互いに確実に識別することができるウェアラブルコンピューティングデバイスを提供する。各デバイスは特定者に関連付けられている。各デバイスは、生体センサーを使用して、該デバイスが登録時の関連者に着用されているか否かを検証する。前記デバイスはそれぞれ、デバイスが互いに通信することを許可する無線データ通信設備と、信頼可能な機関によってメンテナンスされる公的データベースとを含む。前記データベースには、異なるウェアラブルデバイスに関連する人物のある情報が含まれている。

0033

図1は、1つ又は複数のウェアラブルデバイス12を含むシステム10の例示的な応用を示す模式図である。この例示的な実施形態では、3つのウェアラブルデバイス(12a、12b、12b)が示されている。

0034

各ウェアラブルデバイス12は、ユーザP(例えば、図1に示すPa、Pb、及びPc)に関連付けられている。各ウェアラブルデバイス12は、1つ以上のセンサを備える生体識別システムを含む。前記センサは、好ましくは、ウェアラブルデバイス12において、ユーザが関連するウェアラブルデバイス12を着用するときに、ユーザの生体特徴を検知することができる箇所に配置される。前記センサは、例えば、音響センサ超音波センサ赤外線センサ撮像センサ、又は振動センサなどを含む。前記センサは、ユーザの脈拍特徴、ユーザの骨格構造特徴、ユーザの音波特徴、ユーザの目の特徴(例えば、虹彩又は網膜パターン)、ユーザの生体電気信号の特徴、ユーザの呼吸特徴、身体及び/又は皮膚の温度測定ガルバニック皮膚反応指紋スキャニング、顔構造、又はこれらの組み合わせなどの生体特徴を検知できる。これらの特徴の全ては、複数の人々によって使用され得る従来のスマートフォンとは異なり、それぞれのアクティブされたウェアラブルデバイス12が1人のユーザのみに関連又はインターロックすることを保証することを意図している。

0035

図2は、ウェアラブルデバイス12の一実施形態の一例を示している。この実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、通常の眼鏡のような形態を採用することができる。しかしながら、ウェアラブルデバイス12は、腕時計リストバンド衣類などの他の形態を採用してもよい。

0036

図2に示す実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、中央フレーム16から延びる2つのアーム14を備える。中央フレーム16は、2つのレンズ素子18を支持する。好ましくは、パッド20は、中央フレーム16の下部に取り付けられ、ウェアラブルデバイス12が着用されたときに使用者の鼻に係止する。

0037

前記ウェアラブルデバイス12は、1つ以上のプロセッサ22を備える。前記プロセッサ22は、アーム14の一方又は両方に配置されることができる(図2参照)。しかしながら、前記プロセッサ22はウェアラブルデバイス12の他の部分に配置されることもできる。

0038

前記ウェアラブルデバイス12は、サーバ100(図1参照)とデータを送受信するためのトランシーバ30を備える。好ましくは、前記トランシーバ30は、図1に示すように、ネットワーク102を介してサーバ100と無線通信する。そのような通信は、Wi−Fi、ブルートゥース(登録商標)、4G、5G、LTEなどのセルラ伝送などの1つ又は複数の既知プロトコルを使用してもよい。前記サーバ100はデータベース104に接続されてもよい。前記トランシーバ30は、アーム14の一方又は両方に配置され、且つ、前記プロセッサ22と通信することができる。

0039

前記パッド20は、好ましくは、マイクロホン24を備える。一実施形態では、前記マイクロホン24は、骨伝導マイクロホンであるが、他のタイプのマイクロホンであってもよい。骨伝導マイクロフォンは、鼻骨からの音声振動を検知して受け取り、そして、前記音声振動を電気信号に変換してプロセッサ22に伝送されて処理される。

0040

ユーザはマイクロホン24を使用して音声コマンドを入力することができる。プロセッサ22は、ウェアラブルデバイス12の様々な機能を制御するための所定のコマンドの辞書を含む音声認識プログラムを含むことができる。例えば、ユーザがマイクロフォン24に音声コマンドを入力すると、プロセッサ22は、音声認識プログラムを使用して、ユーザによって入力されたコマンドを確認して適切な動作を行うことができる。好ましくは、プロセッサ22は、ユーザのアイデンティティが変化したことを認識した場合に、コマンドを実行することを拒否することができる。これは、ウェアラブルデバイス12が盗難され、或いは承認済み人に着用された場合に、ウェアラブルデバイス12の安全性及び保安性を向上させる。

0041

マイクロフォン24は、好ましくは高感度であり、高い信号対雑音比を有することができる。したがって、緊急事態では、ウェアラブルデバイス12を着用したユーザは、マイクロホン24を介して他人が気が付いたり聞いたりしないように音声コマンドを静かに発することができる。

0042

レンズ素子18は、透明レンズ又は処方レンズを含むことができる。いくつかの実施形態では、レンズ素子18は、取り外し可能かつ交換可能であってもよい。例えば、ユーザは、レンズ素子18を透明レンズと逆タッチスクリーンディスプレイレンズとの間に切り替えるこができ、前記逆タッチスクリーンディスプレイレンズは、ユーザが指でレンズ素子18(後述参照)の外面におけるコマンドアイコンに触れることを許可する。レンズ素子18の不透明性は、例えば光色レンズを使用することによって制御可能である。これは、音声コマンド、適切なボタンを押すこと、又は眼球追跡技術によって制御することができる。

0043

前記ウェアラブルデバイス12は、好ましくは、プロセッサ22と通信する複数のカメラ26を備える。図2に示す実施形態では、カメラ26は中央フレーム16に取り付けられる。ユーザは、カメラ26を使用して、ユーザの視野内の画像及び/又はビデオを捉える。複数のカメラ26の一部又は全ては、ウェアラブルデバイス12における任意の他の適切な位置に取り付けられてもよい。例えば、カメラ26のいくつかは、アーム14に沿って取り付けられてもよい(例えば、図2の26aのようなアーム14の端部)。そのような実施形態では、ユーザは、ユーザの視野の周辺に位置する物体の画像及び/又はビデオに加えて、ユーザの視野の側面又は後方に位置する物体の画像及び/又はビデオを捉えることができる。

0044

背面カメラ26(例えば、カメラ26a)からの画像又はビデオは、記録され、前記画像又はビデオは、プロセッサ22に伝送され、そして、1つ又は2つのレンズ素子18に表示されることができる(後述参照)。このようにして、ユーザは、前方及び後方を同時に見ることができる。

0045

カメラ26aは、後ろからの予期せぬ事態を未然に防ぐために有用である。被害者は、通常、後ろを見え能力がないため、背中から攻撃されるのが一般的である。例えば、ウェアラブルデバイス12を着用したユーザは、自分が追跡されていると疑われる場合、ウェアラブルデバイス12が1つ以上のカメラ26aをオンにすることを指令し、かつ画像及び/又はビデオの捉え及びアップロードを開始することができる。このような写真をネットワーク102を介してサーバ100によって関係機構に伝送することを自動又は手動的に指示することができる(後述)。

0046

ユーザに対して、1つ以上のカメラ26aからの画像又はビデオを(例えば、レンズ素子18の一部に)表示することもできる。図2に示されるように、前記レンズ素子18は、ユーザに対してカメラ26aからの画像又はビデオを表示するための小型スクリーン28を含む。小型スクリーン28は、レンズ素子18における異なる位置に(例えば、レンズ素子18の異なる角部又は縁部に)配置されてもよい。カメラ26は、虹彩又は網膜のパターンを検出することができ、或いは眼球動きを追跡することができるように、中央フレーム16の内面に配置されてもよい(例えば、図3のカメラ26b)。

0047

いくつかの実施形態では、前記カメラ26は、暗視及び/又は望遠鏡の機能を有する。暗視機能を有するカメラ26は、非常に低い照明条件下で動作可能である。このようなカメラは赤外線に敏感であり、ユーザが完全な暗闇の中でも場面を見たり記録したりすることができる赤外線撮像モードを有する。カメラ26は、画像又はビデオの品質を改善するためのフラッシュ及び/又はIR光エミッタを備えることもできる。

0048

カメラ26は、光が入るための窓と、光を通過させるための少なくとも1つのカメラレンズ素子をそれぞれ含む少なくとも1つのカメラレンズと、光を捉えるための画像センサを含むことができる。いくつかの実施形態では、カメラ26は、ソフトウェア及び/又はハードウェアによってズーム機能を提供することができる。このような実施形態では、ユーザは、ソフトウェアプロセス又は他のレンズ駆動ユニットによるハードウェアズームにより捉えられた画像を拡大することができ、前記レンズ駆動ユニットは、焦点の所望のズームを実現するように、少なくとも1つのカメラレンズの画像センサに対するに対する距離を調整することに用いられる。

0049

カメラ26は、ユーザコマンドによってオン又はオフに切り替えることができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、マイクロホン24を介して音声コマンドを発することができる。他の実施形態では、ユーザは、レンズ素子18に触れることによってコマンドを提供することができる。

0050

アーム14は複数のセンサ32を含むことができる。その目的を説明するために、図2には、4つのセンサ32a、32b、32c、32dを示している。しかしながら、アーム14は任意の数のセンサ32を含んでもよい。センサ32は、心臓及び呼吸数、身体又は皮膚の温度、ガルバニック皮膚反応、指紋スキャンニング音声認識、顔構造、又はそれらの組み合わせを検出するための生体センサであってもよい。このようなセンサ32は、識別子として特定の登録ユーザをウェアラブルデバイス12にロックすることができる。センサ32は、周辺の音を受信するための1つ以上のマイクロフォンを含むこともできる。センサ32は、プロセッサ22と通信している。

0051

ウェアラブルデバイス12は、オーディオを出力するための1つ以上のスピーカ34を更に備えてもよい。図2に示す実施形態では、スピーカ34は、アーム14の端部に近接して配置され、それにより、ユーザがウェアラブルデバイス12を着用したときに、前記スピーカ34は、ユーザのに近接して配置される。しかしながら、スピーカ34は、ウェアラブルデバイス12における任意の適切な位置に取り付けられてもよい。例えば、スピーカ34の一部又は全部は、ユーザのテンプル及び/又はユーザの鼻の近くに取り付けられてもよい。

0052

スピーカ34は、従来のオーディオスピーカ骨伝導スピーカ、又はトランスデューサであってもよい。スピーカ34が骨伝導スピーカである実施形態では、スピーカ34は、出力信号をユーザの骨構造に伝達され得る振動に変換することができる。

0053

ウェアラブルデバイス12は、アーム14の一方又は両方に配置され得る全地球測位システム(GPS)コンポーネント36を更に備えることができる。GPSコンポーネント36は、ウェアラブルデバイス12の位置を提供することができる。GPSコンポーネント36は、さらに、ユーザの現在検出位置又はユーザの意図された目的地に基づいてナビゲーション指示を提供することができる。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、GPSコンポーネント36を含まなくてもよいが、ユーザの位置を決定し或いは要求に応じてユーザに対してナビゲーション指示を提供するためのGPSコンポーネント36を含む別のウェアラブルデバイス12と無線通信することができる。

0054

ウェアラブルデバイス12は電池38を更に備えることができる。電池38は、ウェアラブルデバイス12の様々な他の部材(例えば、プロセッサ22、センサ32、スピーカ34、カメラ26、マイクロホン24など)に接続されて運転電力を供給することができる。電池38は、太陽光発電運動エネルギー無線充電有線充電などの様々な方法で充電できる。

0055

前記プロセッサ22は、さらに、データメモリ、例えば、メモリ40に結合されることができる。例えば、メモリ40は、プロセッサ22によって実行可能なソフトウェア、例えば、リアルタイム認証ソフトウェアを記憶することに用いられることができる。図2に示される実施形態では、プロセッサ22、メモリ40、電池38、及びトランシーバ30は、アーム14の一方又は両方の上又は内側に取り付けられる。一般的に、図4に示されるように、プロセッサ22は、ウェアラブルデバイス12の他の部材(例えば、センサ32、スピーカ34、カメラ26、マイクロホン24、レンズ素子18、小型スクリーン28など)と有線又は無線で通信することができる。

0056

いくつかの実施形態では、1つ以上のセンサ32は、ユーザがウェアラブルデバイス12を着用しているときユーザの頭の動きを検出するように配置されてもよい。これにより、ユーザは、ウェアラブルデバイス12の向きが水平であり、かつ捉えれる画像又はビデオも水平であることを確保できる。カメラ26の任意の防振技術を除いて、この特徴は、更に、ユーザの頭又は手のジェスチャを介してなされたコマンドを検出することに適用されてもよい。

0057

1つ以上のセンサ32は、傾斜センサ(例えば、32a)を更に含んでもよい。前記傾斜センサ32aは、加速度計及び/又はジャイロスコープを含むことができる。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、ユーザにウェアラブルデバイス12の傾きを通知することに適用する。図3に示されるように、通知ディスプレイ42は、中央フレーム16の内面に取り付けられ、各レンズ素子18のほぼ上方に配置されている。このような構成により、ユーザは、上方を一瞥したときに通知ディスプレイ42におけるいずれかの通知を視覚的に見ることができる。例えば、通知ディスプレイ42は、1つ以上の傾斜センサ32aがウェアラブルデバイス12の過度の傾きを検知したときに、点滅する赤色光を発することができる。ウェアラブルデバイス12の過度の傾きは、例えば水平から25°以上の傾斜角として定義されるように予めプログラムされていてもよい。いくつかの実施形態では、通知ディスプレイ42は、1つ以上の傾斜センサ32aがウェアラブルデバイス12が傾斜していないこと(例えば、傾斜角が水平から25°以下である場合)を検知すると、緑色光を発することができる。

0058

このような実施形態では、傾斜センサ32aの出力を監視することにより運動パターンを検出する。ユーザは、自分の頭を特定の方法で傾けることによってコマンドをトリガーすることができる。

0059

いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12が過度に傾けられたときにユーザに通知するように構成された振動モータ44を備えることができる。例えば、1つ以上の傾斜センサ32aがウェアラブルデバイス12の過度の傾きを検出すると、プロセッサ22は、振動モータ44にメッセージを伝送して、ウェアラブルデバイス12を振動させて過度の傾きをユーザに通知する。通知ディスプレイ42の以外、振動モータ44を含むことができる。

0060

いくつかの場所又は状況では、ウェアラブルデバイス12がネットワーク102に接続する能力が損なわれる可能性がある。そのような状況では、ウェアラブルデバイス12は、あるプロトコルがその標準プロトコルを覆す「非接続モード」に進入する可能性がある。例えば、ウェアラブルデバイス12が、測定されたユーザの生体情報をデータベース104(後述)に記憶された認証生体情報と比較する場合、「非接続モード」では、このように操作することができない可能性がある。したがって、ウェアラブルデバイス12は、図4に示すように、メモリ40の一部である一時的生体メモリ45においていずれかの捉えられた生体情報を格納するように配置されてもよい。一度ウェアラブルデバイス12が「非接続モード」を終了して、かつサーバ100に再接続されることができると、一時的生体メモリ45内のデータは、サーバ100によって検証目的のために使用され得る。このようにして、すべてのオフラインデータが検証されて、「非接続モード」で改ざんが発生していないことを確保できる。

0061

ウェアラブルデバイス12が「非接続モード」に入ったときに、ユーザに提示することができ、かつユーザに対してネットワーク102への接続を回復する方法を指示することができる。例えば、ユーザに対して、ネットワーク102への接続が強かった最後の既知の場所と、接続が見つかる最も近い場所が提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは従来の接続性が弱い場所に入ろうとしているときに提示される。ユーザに対して、より強い接続性のためにどこに行くべきかを提示することもできる。

0062

ウェアラブルデバイス12は、「非接続モード」で追加の生体情報、画像、又は記録を取り込み、それにより接続が回復するとすぐにアップロードするように配置されてもよい。このようにして、ウェアラブルデバイス12が「非接続モード」にあるときに何かが発生した場合、関連当局は、より多くの情報を処理する必要がある。ウェアラブルデバイス12が盗まれた場合、登録ユーザの真正性再検証することができるので、ウェアラブルデバイス12を盗む者はそれを使用又は販売することができなくなる。あるいは、ウェアラブルデバイス12は、後述するように、「ステルスモード」に入るようにトリガすることができる。

0063

好ましくは、ウェアラブルデバイス12は、「非接続モード」であっても、画像、オーディオ又はビデオをメモリ40に記録するように配置されている。そのような画像、オーディオ、又はビデオは、メモリ40の一部であるオフラインメモリ46に記憶されてもよい。接続が再確立されると、前記ウェアラブルデバイス12は、画像、オーディオ、又はビデオを自動的にサーバ100におけるユーザの指定されたアカウントにアップロードする。

0064

上記機能に加えて、ウェアラブルデバイス12は、「緊急モード」を提供することができる。ウェアラブルデバイス12は、コマンド(例えば、音声コマンドや、タッチコマンド、ジェスチャコマンド、眼球追跡コマンドなど)によって「緊急モード」がトリガされると、好ましくは静止画像及び/又は動画位置情報(例えば、GPS座標)及びオーディオを含む情報を取得して、ネットワーク102を介してサーバ100へ伝送する。この情報は、関連当局だけでなく、ユーザにより予め設定された親戚友人、同僚などもアクセスできる、データベース104におけるユーザのアカウントの「制限」領域に格納することができる。一実施形態では、関連当局、ユーザにより予め設定された親戚、友人、同僚などは「共有ビュー」を介してユーザが見ているものを見ることができる。ユーザが支援に直接連絡できない場合、彼らはユーザの代り行動できる。

0065

「共有ビュー」は、ユーザにより予め設定された特定の人がユーザの「制限」領域にアクセスして、ユーザが見ている内容(例えば、カメラ26によって捉えられた内容)を見ることを許可する。図1に示されるように、例えば、ユーザPaがユーザPb及びPcのである場合、ユーザPaが「緊急モード」をトリガするとき、「共有ビュー」機能が自動的にアクティブされて、ユーザPb、PcがユーザPaのウェアラブルデバイス12におけるカメラ26によって捉えれる内容を見ることができる。

0066

「緊急モード」に入ると、ウェアラブルデバイス12は、図5に示すように、ネットワーク102を介して緊急信号200をサーバ100に伝送することもできる。緊急信号200は、サーバ100に警報信号202を生成させて関連当局に伝送されることができる。警報信号202は、ユーザの名前、現在位置、及び記録された画像又はビデオを示すウェアラブルデバイス12からの情報を添付することができる。関連当局(又はユーザにより予め設定された任意の人)は、警報202に従って行動できる。

0067

ウェアラブルデバイス12がもう「緊急モード」に入ったことを示す緊急信号200を受信すると、前記サーバ100は、関連当局に関連する可能性があるデータを含むオンラインリソース204を自動的に作成し、リンク206をオンラインリソース204に提供することができる。リンク206は、警報信号202に含まれてもよい。オンラインリソース204は、ウェブページファイル転送プロトコル(file transfer protocol,FTP)ソース、Dropbox(登録商標)フォルダ、又は任意の他の可能な記憶形態を含むことができる。

0068

関連当局(例えば、警察)は、音声又はデータメッセージをユーザのウェアラブルデバイス12に伝送できる。ウェアラブルデバイス12がウェアラブルデバイスに登録されているユーザに対してのみ機能するように予め設定されるため(後述)、これらのメッセージは間違った人に伝送される懸念がない。

0069

ウェアラブルデバイス12が「緊急モード」にある間、前記ウェアラブルデバイス12は「ステルスモード」をトリガすることもできる。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12が、登録ユーザではない人によって着用されていることを検出すると、「ステルスモード」がトリガされる。「ステルスモード」では、ウェアラブルデバイス12は、オフされることを表示し、あるいはその伝送機能が無効にされているかもしれないが、実際にはビデオ、静止画像、オーディオ及び/又は位置情報を送信し続けている。「ステルスモード」で、ウェアラブルデバイス12は、さらに、局所的に検出可能なホーミング信号208を発することができ、それにより関連当局は、ユーザがウェアラブルデバイス12を取り外す最後の場所を特定できる。

0070

また、別体の無線電池48(図2参照)は、ウェアラブルデバイス12と組み合わせて使用することができる。無線電池48は、電池38内の残留電力が低く(例えば、20%未満)になると、電池38を自動的に充電する。電池38は、緊急時のために少なくとも10%の電力保留するように予め設定されてもよい。プロセッサ22は、「緊急モード」又は「ステルスモード」で動作を延長させるように、経時的にデータ伝送頻度及び量を自動的に減少させる電池管理プロセスを含んでもよい。また、プロセッサ22は、一旦無線電池48が予め設定された距離を超えて(例えば、5メートルを超える)ウェアラブルデバイス12から離れると、予め設定された警報信号を生成してユーザに提示することができる。

0071

ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12のユーザが、例えば、劇場映画や、講義試験ビジネス会議などの資料を記録するのを防ぐために、ブロックユニット50(図2参照)の範囲内で画像又はビデオを記録することを一時的に無効にすることができる。ブロッキングユニット50は、システム10(図1)に関連する秘密鍵を使用して標記されたデータ信号ブロードキャストすることができ、それにより、ブロッキング機能は、ブロッキングユニット50だけでトリガされることができ、当該ブロッキングユニット50は、システム10の一部であるか、又はシステム10によって承認される。ウェアラブルデバイス12は、好ましくは、上述のように「緊急モード」にある間に、画像、ビデオ、又は音声の記録をブロックしない。

0072

ブロッキングユニット50(図2参照)はそれぞれ、GPS機能を含み、且つ事前登録された所定位置での使用のみがシステム10によって承認されてもよい。ブロッキングユニット50は、これらの承認済位置にあるときにのみブロッキング信号を発するように配置されてもよい。

0073

ウェアラブルデバイス12は、異なるレベルの機能を提供する異なるユーザインタフェース52(図4参照)を有することができる。異なる実施形態は、以下のインタフェースを提供する。
インジケータ専用のインターフェイス(例えば、ユーザが見える小さなLEDランプ及び/又は英数字ディスプレイ)
・オーディオインターフェース(例えば、ノイズ、予め記録されたスピーチ、及び/又は合成されたスピーチ、音声コマンドなど)
・ビジュアルインターフェイス(例えば、眼球追跡コマンド)
・ウェアラブルデバイス12のレンズを通してビューの上又は傍に重ね合わされ得るグラフィカルインタフェース
触覚インターフェース(例えば、タッチ、圧力、振動、温度、これらの組み合わせをユーザの皮膚に適用することによってユーザに通信するインターフェース)

0074

ユーザインタフェース52(図4参照)は、レンズ素子18と一体化されたディスプレイを含むことができる。いくつかの実施形態では、レンズ素子18は、以下の機能のうちの1つ又は複数を提供する。
・電力獲得(例えば、レンズ素子18に組み込まれた太陽電池による)
可変光伝送
電力貯蔵(例えば、レンズ素子18に組み込まれた透明な蓄電デバイス
ディスプレイ機能(例えば、1つ又は2つのレンズ素子18に組み込まれたLCD、LED及びOLED、及び/又は、1つ又は2つのレンズ素子18に投影された画像、及び/又は、1つ又は2つのレンズ素子18に組み込まれたプリズム光反射器)、及び/又は
制御入力機能(例えば、1つ又は2つのレンズ素子18の外面及び/又は縁部にタッチセンサを設けること、又は眼球追跡システムによる)

0075

いくつかの実施形態では、レンズ素子18は複数の層を含む。図7図6のレンズ素子18の断面図である)に示されるように、前記層は、1層以上のレンズ電源54、1層以上の基板56、及び1層以上の表示スクリーン58を含む。

0076

1層以上の前記レンズ電源54は、ウェアラブルデバイス12のために電力を生成することに適用される。レンズ電源54は、ユーザがレンズ電源54を通して見ることができるように透明であり得る。レンズ電源54を含む1つ以上の層は、表示スクリーン58及び/又は基板56を含む層に隣接して配置され、当該層が基本的に、互いに接触して重なり合うようにする。

0077

図7に示すように、表示スクリーン58は、好ましくは、レンズ素子18の内面(すなわち、ユーザの目に最も近い)に配置され、レンズ電源54は、好ましくは、内面の反対側かつ表示スクリーン58に隣接する位置に配置され、基板56は、好ましくは、レンズ電源54が表示スクリーン58と基板56との間に取り付けられるように、レンズ電源54に隣接して配置される。しかしながら、この層の特定の順序に制限されない。

0078

基板56は、透明又は基本的に透明であることが好ましい。必要に応じて、それを通過する光を減衰させることができ、及び/又は、レンズ素子18は、光を減衰させる層又はコーティングを含むことができる。基板56は、例えば、プラスチックガラスポリカーボネート及び/またはその類似物などの任意の適切な材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、基板56は、処方レンズを提供するように成形されて設計される。

0079

レンズ電源54は、光電池のような太陽電池を含むことができる。光電池は、薄膜光電池を含むことができる。いくつかの実施形態では、太陽電池は、透明導電性酸化物(transparent conducting oxide,TCO)を含む薄膜を含むことができる。例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、及び、Gaドープ酸化亜鉛GZO)、Alドープ酸化亜鉛(AZO)などの不純物ドープZnOなどが挙げられる。いくつかの実施形態では、TCOは、グラフェンシートの形態として、単一層又は互いに積層された多層などであってもよいグラフェンを含む。

0080

レンズ電源54が光電池である実施形態では、光電池は、レンズ素子18を透過する色のバランスを選択的に変化させることができるエレクトロクロミック材料(すなわち、組み合わされた電池の層に亘って電圧印加することによって、レンズの不透明度光学的透明から不透明に変化させるように作動する材料)と組み合わせることができる。レンズ素子18は、そのような電圧を取り消すと、光学的透明状態に戻る。レンズ素子18の外層は、予め設定された光強度(例えば、500ルクス)を超えると、「サングラス」効果に自動的に変わる。光強度が予め設定された光強度よりも低くなると、通常の透明度に戻ることができる。

0081

ユーザは、ウェアラブルデバイス12を手動で制御して、この電圧を印加又は取り消すことができる。例えば、ユーザは、必要に応じて、レンズ素子18の色及び/又は光学的透明度改変するための信号を送信することができる。このようなコマンドを受信すると、ウェアラブルデバイス12は、電圧を印加又は取り消すようになっている。レンズ素子18の色及び/又は光学的透明度は、照明強度に応じて変化するようにプログラムされてもよい。例えば、アンビエント照明の強度が500luxを超えると、色及び/又は光学的透明度が暗くなるか、又は透明度が低くなり、ユーザの目を保護する。ユーザは、必要に応じて改変をトリガするための強度レベルを変更することができる。

0082

また、ウェアラブルデバイス12は、光源によって提供される所定の照明レベルがウェアラブルデバイス12に取り付けられたセンサ32の1つによって検知されるときに電圧を印加又は取り消すように配置されてもよい。いくつかの実施形態では、光電池は、電源及び光センサの両方として機能する。例えば、電圧を印加する所定の照明レベルを500ルクス以上に設定し、電圧を取り消す所定の照明レベルを100ルクス以下に設定してもよい。したがって、ウェアラブルデバイス12におけるセンサ32が、照明レベルが少なくとも500ルクスに達したことを検知すると、ウェアラブルデバイス12は、電圧を印加してレンズ素子18の色を不透明にする。センサ32により照明レベルが500ルクス未満であると検知されるまで、レンズ素子18は不透明のままである。そのような場合、ウェアラブルデバイス12は、電圧を取り消して、レンズ素子18の色をほぼ透明又は透明(例えば90〜100%透明)に戻す。いくつかの実施形態では、センサ32により照明レベルが閾値(例えば、100ルクス)未満であることを検知すると、ウェアラブルデバイス12は、1つ以上のカメラ26を暗視低光モードに切り替えて、カメラの光に対する感度を高める。

0083

レンズ素子18は、異なるレベルの不透明度を提供できる。例えば、レンズ素子18は、センサによって検出された照明レベルに応じて異なるレベルの不透明度を表示する。一例では、検出された照明レベルが300ルクスに達すると、レンズ素子18は50%の不透明度(すなわち、光の約50%が透過され、光の約50%が遮られる)に設定され、検出された照明レベルが500ルクスに達すると、レンズ素子18は90%の不透明度に設定される。

0084

レンズ素子18が不透明になると、光電池は太陽エネルギーを吸収して電気エネルギーに変換する。太陽エネルギーの吸収量は、レンズ素子18の不透明度のレベルに依存する。光電池は、電池38に電気的に接続される。光電池から供給されて変換された電気エネルギーは、電池38を充電するか、表示スクリーン58を自動的に点灯させることに使用されることができる。

0085

いくつかの実施形態では、レンズ電源54は、光電コーティングを含む。光電コーティングは、透明であってもよく、例えば、カーボンナノチューブカーボンフラーレン及びグラフェンを含む。そのような化合物は、異なる波長の光を吸収し、吸収された太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギー貯蔵材料である。次いで、前記電気エネルギーは電池38に供給されてもよい。

0086

表示スクリーン58は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)、発光ダイオード(light-emitting diode,LED)ディスプレイ、又は具体的に有機発光ダイオード(organic light-emitting diode,OLED)ディスプレイを提供するために、複数の材料層を含んでもよい。表示スクリーン58は、透明なOLEDディスプレイを含むことができる。OLEDディスプレイを提供するために使用され得る複数の材料層は、例えばITO、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、ZnOなどを含むことができる。透明なOLEDディスプレイデバイスは、単層又は多層のグラフェンシートを含むことができる。表示スクリーン58は、可撓性材料層を含むことができるので、平坦であっても湾曲していてもよい。

0087

いくつかの実施形態では、透明なOLEDディスプレイは、デバイスが照射されたときに、材料層の一方の側からのみ光を放射する。これは、レンズ素子18の一方の側にのみ表示されることを意味する。このような実施形態では、OLEDディスプレイは、ユーザがウェアラブルデバイス12を着用しているとき、内側表面へ、ユーザの目の方向に光を放出することができる。したがって、ウェアラブルデバイス12を着用しているユーザのみが、表示スクリーン58に表示された内容を見ることができる(図7参照)。レンズ素子18は背景層を含むことができる。背景層は、表示スクリーン58の前面に配置されてもよい。表示スクリーン58の前側は、内面よりも外面に近い。ウェアラブルデバイス12は、背景層の色を濃くするように配置されてもよい。いくつかの実施形態では、背景層の色を完全に暗くすることで、ウェアラブルデバイス12を着用しているユーザが表示スクリーン58に表示された、黒い背景と対比をなす内容を見ることを可能にする(例えば、映画館における効果と同様である)。

0088

いくつかの実施形態では、透明なOLEDディスプレイは、照明されたときに、材料層の両側から光を放射する。これは、内容を両側に表示できることを意味する。このような実施形態では、ウェアラブルデバイス12を着用したユーザは、表示スクリーン58に表示された内容を内面から見ることができるだけでなく、ユーザの前にいる他の人も、表示スクリーン58に表示された内容を、ウェアラブルデバイス12の外表面から、反対の左右ミラー効果で見ることができる。また、ユーザが見ることのできるディスプレイを提供する第1OLEDディスプレイと、外部から見えるディスプレイを提供する第2OLEDディスプレイとを提供することも可能である。これらのディスプレイは、異なる情報又はパターンを提供できる。いくつかの実施形態では、外向きのディスプレイは、固定されているか又は経時的に変化する審美的、スタイリッシュな画像を提供する。ユーザは、ユーザが外向きのディスプレイに表示される異なる効果を選択することを可能にするコントロールを有する。

0089

OLEDディスプレイが照明されていないとき、レンズ素子18は、光学的透明、又はほぼ透明であってもよい。したがって、ユーザはウェアラブルデバイス12を処方ガラス、サングラス、又は単に無線通信用の通信装置として使用するための付属品として使用できる。

0090

表示スクリーン58は、ユーザが表示スクリーン58の外側に触れることによってウェアラブルデバイス12の動作を制御することを可能にするタッチ制御パネルを提供する、逆タッチスクリーン機能を含むことができる。表示スクリーン58の外側はウェアラブルデバイス12の外面にある。タッチ制御パネルは、単一及び複数のタッチ動作、例えば、タップホールドスクロールプレス及びピンチのうちの1つ又は複数を検出できる。ユーザが表示スクリーン58の外側にタッチすると、タッチ制御パネルは、その動作を検出して、タッチに応答して信号を生成する。そして、信号を処理してタッチ位置を決定する。その後、タッチスクリーンに表示された機能に従って、タッチの位置を特定のユーザコマンドに関連付ける。逆タッチスクリーンが指で汚れるのを防ぐために、スクリーンナノ材料スプレーすることで、防水性又は防汚性を付与することができる。

0091

電池38は、好ましくは、ウェアラブルデバイス12を(有線接続又は無線を介して)電源に接続することによって充電することができる充電電池である。電池38は、ウェアラブルデバイス12の動作のために主電源を供給するように動作する。いくつかの実施形態では、レンズ電源54は、表示スクリーン58又はウェアラブルデバイス12の動作のために主電源を供給するように動作する。電池38は、リチウムイオンバッテリアルカリバッテリ硫化ナトリウムバッテリなどのいずれかの適切なタイプのバッテリを含むが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、電池38は、1層又は複数層のグラフェンシートを含むことができる。

0092

次に、システム10の動作について説明する。システム10は、センサ32からの読取値に基づいてウェアラブルデバイス12を着用しているユーザのアイデンティティを検証することができる。これは、センサからの読取値又は値のセットを、以前に取得したユーザの基準値又は値のセットと比較することにより実施することができる。システム10は、他のユーザがウェアラブルデバイス12を使用することができないように、ウェアラブルデバイス12を着用しているユーザのアイデンティティを定期的に又は連続的に検証するように配置されてもよい。ウェアラブルデバイス12は、サーバ100と無線通信することが好ましい。

0093

ウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーに対応する基準値は、ウェアラブルデバイス12自体に格納され(例えば、ウェアラブルデバイス12が承認済ユーザーに割り当てられたときに、ウェアラブルデバイス12のファームウェア焼き付けられる)及び/又はデータベース104に格納されてもよい。データベース104は、各ウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーに関する情報も含むことができる。例えば、データベース104は、承認済ユーザーの名前、連絡先情報医療情報、及び承認済ユーザーに関連するほかの認証情報を含む。好ましくは、適切な許可が与えられていない限り、他人はこの情報にアクセスすることはできない。

0094

システム10は、ウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーが、信頼できる方法で別のウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーのアイデンティティを取得することを可能にする機能を提供するように配置されてもよい。この機能は、ウェアラブルデバイス12とサーバ100との間で様々な方式で分配されたハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって提供できる。システム10は、識別が信頼できることを保証するために、センサ32を介して生体識別を使用する。

0095

例えば、ウェアラブルデバイス12は、それぞれの承認済ユーザーに関する情報を交換するように(例えば、別のユーザに近接しているユーザのアイデンティティを確認するように)配置されてもよい。この交換は、ウェアラブルデバイス12が互いに近接している場合、又は1つのウェアラブルデバイス12のユーザがそのウェアラブルデバイス12に別のウェアラブルデバイス12のユーザのアイデンティティの要求を送信させる場合に、自動的に発生できる。ウェアラブルデバイス12は、承認済ユーザーに関する情報が別のウェアラブルデバイス12のユーザに提供される前に、承認済ユーザーからの承認を要求するように配置されてもよい。例えば、システム10は、視覚的及び/又は音声的認識により、指示を受信してそのような識別情報共有する。

0096

図1に示されるように、第1ユーザPaはウェアラブルデバイス12aの承認済ユーザーであり、第2ユーザPbはウェアラブルデバイス12bの承認済ユーザーである。ユーザPaがウェアラブルデバイス12aのセンサ32を初期化してユーザPaに関する生体情報を取得すると、センサ32から特定された生体情報がユーザPaの基準情報と一致すると特定されるまで、ウェアラブルデバイス12aの検証状態が抑制される。ウェアラブルデバイス12aを取り外したあと、さらに着用するごとに初期化ステップを実行する可能性があり、それにより、他人は、ウェアラブルデバイス12aが着用され、かつ検証された状態セットで操作している任意の場合に、ウェアラブルデバイス12aを着用している人が確実に承認済ユーザーPaであることを信じている。同様に、他人は、デバイス12bが着用され、かつ検証された状態セットで操作している任意の場合に、ウェアラブルデバイス12bを着用している人が確実に承認済ユーザーPbであることを信じている(ウェアラブルデバイス12cの着用者Pcなども同様である)。

0097

検証状態にある前、ウェアラブルデバイス12の各方面の機能を抑制することができる。それによって、ウェアラブルデバイス12が承認済ユーザー以外の人に使用されることができないので、盗まれたり、他人に使用されたウェアラブルデバイス12を保護する。いくつかの実施形態では、検証状態にある前、ウェアラブルデバイス12のレンズ素子18は、不透明になり及び/又は外見上の視覚的インジケータ(「このハードウェアは盗まれる」というメッセージなど)を表示するように配置されてもよい。検証状態であるか否かに応じて選択的に禁止されるほかの特性は、以下の通りである。
・サーバ100にログインするためのクレデンシャルへのアクセス。
・ログやその他のローカル記憶情報を復号するためのクレデンシャルへのアクセス
・サーバ100との間の通信を復号及び/又は暗号化するためのクレデンシャルへのアクセス
ユーザインターフェイスの操作、及び/又は
・ディスプレイ、オーディオシステム、又はその他のユーザインターフェイス要素の操作

0098

別の実施形態では、検証状態ではなくとも、他の方面は運転し続けることができる。例えば、ウェアラブルデバイス12を介して緊急サービスを連絡する能力は、運転し続き、それにより傍観者が緊急サービスを連絡できる。同様に、カメラ26、マイクロフォン24、及びGPSコンポーネント36は、ユーザが緊急サービスからの要求に応じて自分自身を確認し、かつなぜ自分のアイデンティティが承認済ユーザのアイデンティティと異なるのかを説明できる限り、追跡目的のために運転し続けることができる。

0099

ウェアラブルデバイス12aが別のウェアラブルデバイス12bに近接しているとき、当該デバイスは、例えばBluetooth(登録商標)、WiFi、Li−Fi、4G又は5G、近距離通信、又はそのほかのローカル無線通信プロトコルを介して別のデバイスと通信可能である。あるいは、ウェアラブルデバイス12は、サーバ100を介して互いに通信することもできる。

0100

システム10は、ウェアラブルデバイス12が他のウェアラブルデバイス12からの信号を直接検出することによって、2つ又は複数のウェアラブルデバイス12が互いに近接していると判断できる。あるいは、サーバー100は、ウェアラブルデバイス12の位置情報(例えば、位置情報は、GPSシステム座標、ウェアラブルデバイス12へのセルラー又は他のデータ接続から特定された座標、及び/又はウェアラブルデバイス12によって検出されたWiFi信号などの分析信号から特定された座標を含む)を受信して、位置情報を比較することによって異なるウェアラブルデバイス12が互いに近接している時間を特定することができる。

0101

ウェアラブルデバイス12aとウェアラブルデバイス12bとが、互いに近接していると判定され、かつそれらの検証状態セットを有すると、ウェアラブルデバイス12aと12bは、それらの承認済ユーザーに関する情報を交換することができる。この情報は音声で提供されてもよく、かつ例えば各承認済ユーザーの実名を含んでもよい。例示的な一実施形態では、ウェアラブルデバイス12の間で交換される基本情報は、好ましくは、それぞれの承認済ユーザーの名前及びその出生地を含む。承認済ユーザーの生年月日などの一部の情報は、非公開にして交換しなくてもよい(承認済ユーザーが特にそのような情報を共有することを許可する場合を除く)。ウェアラブルデバイス12a及び12bは、どこで、いつで承認済ユーザーに会ったかを記録することができる。

0102

また、ウェアラブルデバイス12は、基本情報以外の付加的な情報を交換することもできる(いくつかの実施形態では、交換される情報のタイプは、ウェアラブルデバイス12の承認済ユーザー及び/又はウェアラブルデバイス12の管理者によって設定され得る)。そのような情報は、承認済ユーザーに関する以下の情報の1つ又は複数を含むことができる。
職業雇用主職位組織部門事業アドレス、又は年齢
興味教育又は資格、又は現行証明書(例えば、応急手当運転免許証、貿易証明書など)
・連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレスソーシャルメディアの連絡先情報などの1つ又は複数)
・医療情報(例えば、アレルギー病状投薬血液型など)
市民権、出身国、又は居住
文書情報(例えば、運転免許証番号パスポート番号、専門家会員番号など)、住所アドレス、及び/又は
公開暗号化キー、承認済着用者の写真、又は配偶者の有無。

0103

一実施形態では、上記情報の一部又は全部は、承認済ユーザーから許可が得られた後にのみ交換される(例えば、そのような情報を、承認済ユーザーのアカウントの「私的」領域から「制限」領域に移動する)。信頼できる関係の場合、ウェアラブルデバイス12は、ユーザのアイデンティティ(例えば、社会保険番号、クレジットカード、パスポートなど)を置き換えることができる。

0104

いくつかの実施形態では、第1ウェアラブルデバイス12の第1承認済ユーザーの交換される情報の選択は、第2ウェアラブルデバイス12の第2承認済ユーザーの役割に依存する。例えば、システム10は、第2承認済着用者が以下の人であるかどうかに応じて、第1承認済着用者の「制限」領域に異なる情報セットを提供するように構成されてもよい。
警察官税関又は入国管理官、最初の承認済着用者の同僚、異性メンバー、緊急時対応者、隣人及び/又は
・同じ国の同市民。

0105

交換される情報は、多様な種類のうちのいずれであってもよい。この情報には、承認済ユーザーの「私的」領域における機密及び個人情報が含まれることもある(承認済ユーザーによって許可されている場合)。各情報交換の日付、時間、内容、受信者、並びに環境は、データベース104に記録されて、悪用があった場合の追跡を可能にする。これは、生体検証とともに、承認済ユーザーが以下を満たすことに有利である。
・ユーザがサーバ100から受信した他の承認済ユーザーに関する情報は正確である。
・承認済ユーザーが対話している人は、他の承認済ユーザーであり、他の誰かが他の承認済ユーザーを装うことではない。及び/又は
・自分の機密情報は、機密情報を受け取るべき人にのみ提供される。

0106

本発明の具体的な態様は、ウェアラブルデバイス12を登録するための登録プロセスを提供する。ウェアラブルデバイス12を特定の個人に関連付ける必要がある。ウェアラブルデバイス12が特定の個人に確実に関連付けられている場合、ウェアラブルデバイス12は信頼できるネットワークの一部を形成する。これは、取引促進及び人間関係取り決めのためのウェアラブルデバイス12に対して多くの可能性を提供する。

0107

特定のウェアラブルデバイス12を個人に関連付ける1つの方法は、個人(例えば政府職員)が身分証明書を調べて、その後、識別された個人を特定のウェアラブルデバイス12にリンクさせ、それにより自分で個人のアイデンティティを直接検証することである。これは実施可能であるが、官僚的で大きな労働力を要する。

0108

その反対、セルフサービスによる自動無線登録プロセスは、後述する唯一番号とインターロックした特定のウェアラブルデバイス12から送受信するリンク情報収集し、既知の特定個人に関する検証情報を収集し、かつ当該特定個人の識別と登録が正確であることを確実にするように、リンク及び検証情報を収集してもよい。

0109

これは、情報収集と検証情報のリンクを同時にすることと、リンク情報と検証情報が異なる個人に対応できないことを確保するするための監視メカニズムを提供することの一方又は両方によって行うことができる。

0110

例示的な実施形態では、検証情報は、公的の信頼できるデータベース(例えば、パスポート、身分証明書、運転免許証などの公的証明書を発行する政府機関によって維持されているデータベース)における同じ個人の写真と比較することができる特定の個人の写真を含むことができる。生体情報も公的の信頼されたデータベースに格納されている場合、検証情報は生体情報を含むこともでき、或いは選択として生体情報を含めることもできる。他の確証される検証情報(特定の個人に知られているが、他人に容易に知られていない情報など)の使用は、検証情報の一部を形成してもよい。

0111

リンク情報は、(1)特定のウェアラブルデバイス12を確認する情報と、(2)特定の個人を確認する情報との組み合わせを含むことができる。例えば、特定のウェアラブルデバイス12を確認するリンク情報は、ウェアラブルデバイス12に組み込まれた不変シリアル番号(又は複数のシリアル番号の組み合わせ)を含むことができる。特定の個人を確認するリンク情報は、ウェアラブルデバイス12のセンサによって収集された生体情報を含むことができる。

0112

登録プロセスは、特定の人Pa、Pb、Pcをそれぞれ対応するウェアラブルデバイス12a、12b、12cにリンクすることを含む。ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12の特定の機能を起動する前に、このような登録プロセスが実行されるように要求するように構成されてもよい。例えば、承認済ユーザーが、カメラ26、マイクロフォン24、又はGPSコンポーネント36(図2及び図3参照)にアクセスするなど、ウェアラブルデバイス12によって提供される任意の特性を使用する前に、登録が必要とされ得る。あるいは、ユーザが銀行口座又は電子ウォレットへのアクセス、又は認証を必要とするサービスへのアクセスなど、ウェアラブルデバイス12の高度な特性を使用する前に、登録が必要とされてもよい。

0113

図8及び9は、登録プロセスの例を示す。ユーザは登録プロセスを(例えば、ウェブサイトにアクセスするか、又はウェアラブルデバイス12又は他のネットワーク接続デバイス上で運行するアプリケーションをアクティブ化することによって)起動する。登録プロセスが起動された後、ユーザは、ウェアラブルデバイス12を着用していない場合、ウェアラブルデバイス12を着用する。そして、前記ウェアラブルデバイス12は、ユーザに関する生体情報を取得するためにセンサ32のうちの1つ又は複数を動作させる。ウェアラブルデバイス12とは別のモニタリング装置60は、ユーザの写真を取得するために動作することができる。一実施形態では、当該写真は、生体情報と基本的に同時に取得されてもよい。いくつかの実施形態では、登録プロセスは、検証情報の取得と生体情報の取得との間で、同一の個人によってウェアラブルデバイス12が継続的に着用されることを保証する。

0114

いくつかの実施形態では、検証情報は、特定のウェアラブルデバイス12も確認する情報を含む。これは、例えば、ウェアラブルデバイス12に、モニタリング装置60によって検出された唯一の信号(例えば、点滅パターン)を送信させることによって達成できる。

0115

図8は、登録プロセスの一例を示す説明図である。この例では、モニタリング装置60は別個計算装置を含む。モニタリング装置60は、ウェアラブルデバイス12とは別個であるが、それに無線接続されている。モニタリング装置60は、少なくとも1つの画像キャプチャ装置62(例えば、内蔵又は取り付けられたカメラ)を含み、サーバ100と通信可能である。

0116

上述したように、サーバ100は、データベース104に接続されている。サーバ100は、別個の承認済の信頼できるデータベース108をメンテナンスする1つ以上の承認済の信頼できる機関106にも接続されている。あるいは、データベース104は、承認済の信頼できるデータベース108からのデータを既に含むことがある。承認済の信頼できる機関106は、例えば、政府機関を含むことができる。

0117

図9は、登録プロセスの一例を示すフローチャートである。この例では、ユーザは、例えばモニタリング装置60を介してサーバ100にログオンすることによって登録を開始する。次に、ユーザは、ウェアラブルデバイス12に関連付けられた少なくとも1つの唯一コードをサーバ100に入力してアップロードする。唯一コード、例えば、ウェアラブルデバイス12のシリアル番号を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12をモニタリング装置60に接続することによって、唯一コードをウェアラブルデバイス12から直接読み取ることができる。いくつかの実施形態では、登録プロセスの開始は、ウェアラブルデバイス12自体がアプリケーションを実行して登録プロセスを開始することによりトリガされてもよい。 他の実施形態では、ユーザは、唯一コードを組み込んだシンボル又はパターンをスキャンすることによって、キーボードを用いて唯一コードを入力することができる。各ウェアラブルデバイス12の唯一コードは、ウェアラブルデバイス12の承認された製造者によってデータベース104に予めアップロードされていてもよい。

0118

サーバ100は、ユーザによって入力された唯一コードを受信する。サーバ100は、データベース104にアクセスし、ユーザが入力した唯一コードと、承認された製造者によってデータベース104に格納された唯一コードのコレクションとの照合を試みる。このステップの結果は、ウェアラブルデバイス12の信頼性を検証することに用いられ、偽造品を防止する。ユーザが入力した唯一コードがデータベース104に格納された唯一コードのコレクションで見つからない場合、ウェアラブルデバイス12が偽造品であるか、ユーザが間違った唯一コードを入力するかを示す。検証ステップが失敗した場合、登録プロセスは、続行しないか、又はサーバ100がさらなる調査のためにユーザをマークした状態で継続する。

0119

サーバ100が、唯一コードが、特定の人に既に登録されているウェアラブルデバイス12に対応すると判定した場合、検証ステップが失敗する可能性もある。この場合、サーバ100は、ユーザに更なる援助を求めるように請求する。

0120

次に、ユーザは、例えば、名前、アドレス、生年月日、出生地、運転免許証番号、パスポート番号、社会保険番号、電話番号、雇用者及び/又はクレジットカード番号の1つ又は複数を含む個人情報を提供する。このような個人情報は、サーバ100にアップロードされることができ、かつユーザに対してアカウントを作成することに用いられ、それによりこのような個人情報をデータベース104に格納する。当該情報は、ユーザのアカウントの「私的」領域に格納され得る。これにより、他人がこの情報にアクセスすることを防くが、サーバ100は、自動検証の目的で当該情報を使用することができる。

0121

次に、ユーザは、ウェアラブルデバイス12を着用し、画像キャプチャ装置62の方を向けるように指示される。モニタリング装置60は、ウェアラブルデバイス12を着用したユーザの少なくとも1つの顔画像を捉える画像キャプチャ装置62を向けるようにユーザを促すメッセージを表示することができる。そのあと、顔画像は、モニタリング装置60からサーバ100に伝送され、データベース104に格納される。その後、サーバ100は、検証のために、顔画像を承認済の信頼できる機関106に伝送することができる。

0122

生体情報は、ウェアラブルデバイス12の1つ又は複数のセンサ32を使用して取得される。前記生体情報は、ウェアラブルデバイス12にローカルに格納され、及び/又は、サーバ100にアップロードされてデータベース104に格納され得る。また、サーバ100は、検証のために、生体情報を承認済の信頼できる機関106に伝送することができる。

0123

ウェアラブルデバイス12は、動きを検出するためのセンサ32(例えば、センサ32b)を備えてもよい。動きセンサ32bは、ユーザがウェアラブルデバイス12を着用すると、ウェアラブルデバイス12の任意の動きを検出する。動きセンサ32bの出力は、サーバ100に伝送し、及び/又は、プロセッサ22によって処理されることができ、さらに、他のセンサ32を検証又は選択的に監視することにより、ウェアラブルデバイス12が連続的に着用されることを確保することもできる。他のセンサ32は、生体情報を取得するための同じセンサ32の一部又は全部を備えてもよい。

0124

動きセンサ32bが登録プロセスの間に、ウェアラブルデバイス12を着用しているユーザの顔画像のキャプチャと、ユーザの生体情報の取得との間のある時点に、ユーザがウェアラブルデバイス12を取り外したことを示すウェアラブルデバイス12の動きを検知するか否かをサーバー100に通知することができる。このチェックは、ユーザが顔画像の取得と生体情報の取得との間の全期間にウェアラブルデバイス12を取り外さないことを保証する。ユーザが登録プロセスの間にウェアラブルデバイス12を移動又は取り外したことがサーバ100に通知された場合、登録プロセスが失敗し、又は再起動が必要になる可能性がある。

0125

偽造を更に防止するために、第2回のチェックを提供することができる。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、顔画像を捉えるときにコードを表示することができる。当該コードは、例えば、各ウェアラブルデバイス12の登録のためにサーバー100で一意的に生成された色、数字、又は点滅パターンのランダムな組み合わせを含むことができる。サーバ100は、当該コードをウェアラブルデバイス12に伝送して表示させる。前記コードは、表示スクリーン58に表示されてもよい。コードは、顔画像が捉えれているときに画像キャプチャ装置62により視認可能なウェアラブルデバイス12における任意の他の適切な場所に表示されてもよい。モニタリング装置60からの信号を受信したときに伝送を行う。

0126

ウェアラブルデバイス12でのコードの伝送及び表示は、顔画像及び生体情報のキャプチャの前(及び/又はその間又は直後)に実行されてもよい。このようにして、表示されたコードを顔画像と共に捕捉することができる。顔画像を受信したとき、サーバ100は、顔画像内に捉えられた表示コードを比較して、キャプチャされ顔画像内に可視であるコードが特定のウェアラブルデバイス12の登録のために生成された正しいコードであることを検証する。

0127

上記チェックの1つの目的は、2人以上の人が(例えば2人の異なる人の検証情報を提供することによって)システム10を「ゲーム」しようとするのを防ぐことである。このような追加チェックは、ユーザPaが自分の個人情報及び顔画像をサーバ100にアップロードするが、ユーザPb(画像キャプチャ装置62の視野にいない者)が、生体情報取得ステップの間にウェアラブルデバイス12を着用する場合を防止する。このような場合、ウェアラブルデバイス12内のメモリに記憶された生体情報は、ユーザPaの生体情報に対応せず、ユーザPb(のアイデンティティを使用する)がユーザPaのアイデンティティを使用してウェアラブルデバイス12へアクセスすることを誤って許可する。

0128

このような状況が検出された場合、ウェアラブルデバイス12はシステム10内で疑わしいとフラグを立てられ(後述)、その活動が監視される。

0129

次に、サーバ100は、ユーザ情報(ユーザによって入力された)と、顔画像と、生体情報とを検証のために1つ以上の承認済の信頼できる機関106に伝送する。これは、承認済の信頼できる機関106によってメンテナンスされる、承認済の信頼できるデータベース108に含まれる情報に対して、ユーザ自分が記録した情報、顔画像及び生体情報をチェックするためである。

0130

いくつかの実施形態では、顔認識エンジンをサーバ100に組み込む。このような実施形態では、1つ以上の承認済の信頼できる機関106は、サーバによって要求されると、特定のユーザの1つ又は複数の顔画像をサーバ100に伝送する。顔認識エンジンは、先に捉えられた顔画像を承認済の信頼できる機関106によって送信された検証済み顔画像とマッピングして、ユーザのアイデンティティを検証する。他の実施形態では、顔認識エンジンを、承認済の信頼できる機関106のサーバに組み込むことができる。そのような実施形態では、承認済の信頼できるデータベース108に格納された検証済み顔画像と、捉えられた顔画像とのマッピングは、承認済の信頼できる機関106のサーバで実行される。その後、検証結果は、承認済の信頼できる機関106のサーバからサーバ100に送信される。

0131

場合によっては、承認済の信頼できる機関106との間で画像を送信することに代わり、画像を合理的に一意に識別する「指紋」又は他の特性を送信してもよい。当該指紋は、顔画像から計算された指紋と比較して、モニタリング装置60によって取得された顔画像が、承認済の信頼できる機関106に記録されたユーザの1つ又は複数の画像と一致するかどうかを特定することができる。

0132

顔画像の認証に加えて、ユーザ自分が記録したクレデンシャル及び/又は生体情報は、サーバ100によって、アイデンティティ検証のために、承認済の信頼できる機関106のサーバに伝送されてもよい。承認済の信頼できる機関106のサーバは、承認済の信頼できるデータベース108に含まれる情報を、サーバ100によって伝送されたクレデンシャル及び/又は生体情報と比較して、ユーザのアイデンティティを検証する。

0133

モニタリング装置60で受信されたすべての情報が、承認済の信頼できる機関106に格納された認定情報と一致する場合、登録プロセスは完了する(したがって、ユーザが承認される)。したがって、ユーザの個人及び生体情報は、特定のウェアラブルデバイス12に関連付けられる。そのような情報は、データベース104に格納され、承認済の信頼できる機関106の承認済の信頼できるデータベース108に格納されてもよい。

0134

ユーザ自分が記録したクレデンシャル、生体情報、及び/又は顔画像のいずれかが、承認済の信頼できる機関106によってメンテナンスされる情報と一致しない場合、又は、ユーザ自分が記録したクレデンシャルが、既にデータベース104に存在する(例えば、ユーザがすでに登録されているウェアラブルデバイス12を登録しようとしている)場合、様々なアクションが可能である。一例では、承認済の信頼できる機関106によってメンテナンスされる認定顔画像は、画像キャプチャ装置62によって捉えられた顔画像とは著しく異なる場合がある。これらの2つの顔画像は同じ人物を表すが、異なる時間帯に捉えれるものであり、顔の特徴が変わった。そのような状況では、サーバ100は、モニタリング装置60で、ユーザに対して指定されたある機関(例えば、パスポートオフィス)での写真を更新するように通知される。新たな顔画像が承認済の信頼できる機関106に更新されるまで、ユーザのウェアラブルデバイス12へのアクセスや操作は阻止されることがある。

0135

別の例では、ウェアラブルデバイス12は、それが適切に登録されているかのように動作可能にされてるが、ユーザのアイデンティティが疑わしいことを示すようにウェアラブルデバイス12にフラグを立てる可能性がある。システム10は、ユーザが偽造情報を使用して自分を登録しようとした場合に、ウェアラブルデバイス12を疑わしいものとしてフラグを立てるように構成されている。例えば、サーバ100は、登録プロセスの間に、ユーザ自分が真実に記録したクレデンシャル/顔画像をサーバ100にアップロードする3つの機会をユーザに許可するようにプログラムされる。ユーザが失敗すれば、ユーザが登録しようとしているウェアラブルデバイス12は疑わしいとフラグされる。いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12にフラグが立てられたときに、関連当局が自動的に通知される。このような場合には、関連当局はこのようなウェアラブルデバイス12を追跡できる。特定の実施形態では、システム10は、そのようなユーザに疑わしいフラグを取り除く機会を与えることができ、それは、例えば、ウェアラブルデバイス12の表示スクリーン58に通知を送信してユーザのアイデンティティが疑わしいことを示すことにより実現する。次いで、ユーザは、最も近い政府機関(例えば、警察署)に行ってアイデンティティチェックを行うことができる。関連当局は、サーバ100にアクセスして、承認したときに特定のウェアラブルデバイス12に関連する疑わしいフラグを取り除く権限を有する。

0136

唯一コード(ウェアラブルデバイス12のシリアル番号であってもよい)は、特定のウェアラブルデバイス12を特定し、登録プロセスにおいて特定のウェアラブルデバイス12を1人のユーザに関連付けるために使用される。唯一コードは、各ウェアラブルデバイス12を特定する複数の唯一識別番号と共にデータベース104に格納することができる。各唯一コードは1組の唯一識別番号に対応する。登録プロセスにおいて特定のユーザと各唯一コードとの関連付けが成功すると、この1組の唯一識別番号もユーザにリンクされる。したがって、ウェアラブルデバイス12の登録時に、各組の唯一識別番号は、各ユーザの生体情報にリンクされる。特定の実施形態では、唯一コードは登録プロセスでのみ使用される。そのような唯一コードは、登録プロセスが完了した後にデータベース104から永久に除去されてもよく、除去されなくてもよい。したがって、この1組の唯一識別番号は、サーバ100及びデータベース104又は承認済の信頼できる機関106のサーバの識別子として使用されて、各ウェアラブルデバイス12の登録ユーザをデバイスの登録後に特定する。この1組の唯一コード内の身分識別は、ロックインされたウェアラブルデバイスが想定されていない人によってハッキング、盗難、又は乱用されるのを防止するために、様々なアルゴリズムを利用できる。

0137

複数の唯一識別番号は、ハードウェア識別情報を含んでもよい。そのような情報は、通常ネットワークを介して送信されたり、インターネットに晒されたり、又はメディアアクセス制御(Media Access Control,MAC)アドレスなどのようなインターネットプロトコル((Internet Protocol,IP)アドレスに組み込まれたりしない情報を含む。ハードウェア識別情報は、電子に記録することができ、かつ承認された製造者によってウェアラブルデバイス12に組み込まれた1つ以上のハードウェアコンポーネントに固定又はエッチングされることができる識別子を含む。換言すれば、ハードウェア識別情報は、各ウェアラブルデバイス12の静的な識別子を含む。ハードウェア識別情報の非限定的な例としては、中央処理装置(central processing unit,CPU)のシリアル番号、プリント回路基板(printed circuit board,PCB)のシリアル番号、国際携帯機器識別番号((international mobile equipment identity,IMEI)を含むが、それらに制限されない。

0138

各登録済みのウェアラブルデバイス12のハードウェア識別情報及び対応するユーザ情報(例えば、生体情報、個人情報、及び顔画像)とのセットは、検証目的のために、承認済の信頼できる機関106によってデータベース104に格納されることができる。

0139

ユーザが登録を完了すると、各登録ユーザ及びリンクされたウェアラブルデバイス12のためにデータベース104にユーザアカウント110(図10参照)がセットアップされる。ユーザアカウントは、ユーザのプロファイルデータ112を含んでもよい。

0140

別の実施形態では、各登録済みのウェアラブルデバイス12は、いつでも他の機関と通信することに適用される。各通信は、ウェアラブルデバイス12からサーバ100を介して他の機関のサーバへの情報の伝送を含む。各通信は、ユーザ認証プロセスから始まる。認証プロセスを実行することにより、他の機関はデータの伝送に先立ってウェアラブルデバイス12のアイデンティティを確認することができる。そのようなデータは、他の機関が銀行であると、取引の完了を含むことができ、他の機関が警察であると、緊急電話をかけることを含む。これによって、他の機関は、ユーザが自己確認すること(例えば、緊急時に貴重な時間の浪費となるパスワードの使用)を要求することなく、ユーザの真実のアイデンティティを確実に確認することができる。

0141

特定の実施形態では、システム10を不正ユーザによる攻撃から保護するために(例えば、認証プロセスにおいてハッカーがウェアラブルデバイス12から承認済の信頼できる機関106のサーバへの情報をインターセプトすることを防止するために)、それぞれのウェアラブルデバイス12が1つ以上の動的識別子を生成する。サーバ28は1つ以上の動的識別子を生成できる。動的識別子は、ハードウェア識別情報の一部又は全部に基づくデータを使用して(適切なアルゴリズムを使用して)生成することができる。動的識別子は、所定の時間内に自動的に更新又は変更するようにプログラムされてもよい。いくつかの実施形態では、各認証プロセスの前又はその期間に動的識別子を更新することができる。1つ以上の動的識別子は、ユーザにより視認可能にウェアラブルデバイス12に印刷されるか、又は、ユーザによって位置決め及び検索可能な方法でウェアラブルデバイス12内のメモリ40にローカルに格納されることしない。動的識別子はユーザに開示されておらず、必ずしも固定フォーマットである必要はない。

0142

ウェアラブルデバイス12は、失われ、或いは予め設定された期間に使用されない場合、前記ウェアラブルデバイス12は運転を停止させることができる。ウェアラブルデバイス12に欠陥がある場合、前記ウェアラブルデバイスは、この特定のウェアラブルデバイス12の検証を中断することができる。その後、ユーザは、当該検証を、同じ登録ユーザの別のウェアラブルデバイス12に切り替えることができる。ユーザが現在着用しているアクティブしたウェアラブルデバイス12のみは正常に運転して検証し、他の(現在、非着用の)ウェアラブルデバイス12は暗くなり、システム10内で停止する。

0143

認証プロセスの間、動的識別子はサーバ100から承認済の信頼できる機関106のサーバに送信される。承認済の信頼できる機関106のサーバは、動的識別子を復号して元のハードウェア識別情報のセットを再生することに適用される。次いで、承認済の信頼できる機関106のサーバは、動的識別子から復号されたハードウェア識別情報のセットを、そのデータベースのメモリに本来に記憶されたハードウェア識別情報のセットと照合する。2つのハードウェア識別情報のセットが一致する場合に、登録ユーザのアイデンティティを認証する。認証が成功すると、登録ユーザは、ウェアラブルデバイス12を使用して、承認済の信頼できる機関106のサーバにデータを伝送し続け、或いは承認済の信頼できる機関106のサーバと通信することができる。認証が失敗したと(すなわち、復号されたハードウェア識別情報のセットがそのデータベースに本来に記憶されているセットと同じでない場合)、ユーザはウェアラブルデバイス12を使用して承認済の信頼できる機関106のサーバにデータを伝送し、或いはそれと通信することを防止することができる。

0144

アルゴリズムの多様性は、複数のハードウェア識別情報の暗号化及び復号に適用されてもよい。アルゴリズムは、加算、減算、乗算除算平方根演算三角関数二次関数、これらの組み合わせ、より複雑な関数などの算術演算を含むことができる。いくつかの実施形態では、暗号化は、公開鍵暗号化アルゴリズムを使用して実行される。当業者であれば、多くの異なる算術演算の組み合わせは、複数のハードウェア識別番号を使用して動的識別子を生成することが可能であると理解すべきである。アルゴリズムの一例は、ハードウェア識別番号B(例えば、Bがプリント回路基板にエッチングされたシリアル番号である)からハードウェア識別番号A(例えば、Aが中央処理装置にエッチングされたシリアル番号である)を減算し、さらにハードウェア識別C(例えば、Cが国際携帯機器識別番号である)に加算する演算を含む。別の例示的なアルゴリズムは、ハードウェア識別番号A(例えば、Aが中央処理装置にエッチングされたシリアル番号である)の平方根を求め、ハードウェア識別番号B(例えば、Bがプリント回路基板にエッチングされたシリアル番号である)に加算して、次にその結果をハードウェア識別C(例えば、Cが国際携帯機器識別番号である)で除算する演算を含む。いくつかの実施形態では、異なるアルゴリズムは、例えば、性別、年齢、婚姻状態、郵便番号、特定の生体特性、又は時刻などに応じて、所定の時間にエンドユーザの異なるグループに適用できる。例えば、所定の時間に、特定のアルゴリズムはすべての女性のエンドユーザに使用し、別のアルゴリズムはすべての男性のエンドユーザに使用することができる。アルゴリズムは時々(定期的又は不定期的に)切り替えて、或いは更新することができる。この不規則な複雑さの目的は、ハッカーがシステム10をハッキングするのを防ぐことである。

0145

図10は、本発明の例示的な実施形態によるユーザを認証して当該ユーザが登録済みのウェアラブルデバイス12にアクセスできるかどうかを判定する方法を示す。ユーザはまず、ウェアラブルデバイス12をユーザの身体に固定する。ウェアラブルコンピューティングデバイス12がユーザの身体に適切に固定されると、ウェアラブルデバイス12に取り付けられたセンサ32は、ユーザの生体情報の収集を開始する。次いで、ウェアラブルデバイス12によって生体情報を処理してユーザのアイデンティティを認証する。収集された生体情報が、ウェアラブルデバイス12のメモリ40に記憶され及び/又はデータベース104から検索された登録ユーザの基準生体情報と一致する場合、ユーザのアイデンティティを認証し、かつウェアラブルデバイス12を検証状態に切り替える。登録済みのウェアラブルデバイス12が検証状態になると、ユーザはウェアラブルデバイス12にアクセスすることが許可され、例えば、カメラ26、マイクロフォン24、GPSコンポーネント36、ユーザインタフェース52のうちの1つ又は複数を使用して、及び/又は無線ネットワーク102へアクセスすることが許可される。

0146

無線ネットワーク102にアクセスすることにより、ユーザは、登録済みのウェアラブルデバイス12を、例えば、電話、タブレットラップトップドア(家又は車両)及び/又は類似物などのユーザの追加のコンピューティングデバイスの1つ又は複数にリンクさせることができる。追加のコンピューティングデバイスにアクセスするためのパスワード及び/又は暗号化クレデンシャルは、暗号化された形式でウェアラブルデバイス12に格納され、或いは自分のオンラインアカウントにアップロードされ、かつウェアラブルデバイス12がその検証状態にあるときに利用可能になる。ウェアラブルデバイス12が追加のコンピューティングデバイスと通信を確立した後、ユーザは、登録済みのウェアラブルデバイス12にコマンドを送信することによって、追加のコンピューティングデバイスを遠隔制御及び動作させることができる。例えば、ユーザは、ウェアラブルデバイス12のマイクロフォン24に音声コマンドを送信することによって、接続された電話機(未図示)から音声電話呼び出しを行うことができる。代替的に又は追加的には、ユーザは、ウェアラブルデバイス12によって捉えられたジェスチャーを用いて、1つ以上の追加のコンピューティングデバイスにおけるグラフィカルユーザインターフェースを制御することができる。更に、ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12にリンクされているものである限り、ドローン、車両、ロボット真空掃除機、ドア、電気器具などの他のアイテムを制御することもできる。

0147

無線ネットワーク102にアクセスすることにより、ユーザは、サーバ100を介してデータベース104内のユーザアカウント110にアクセスすることもできる。ユーザは、ユーザアカウント1内のプロファイルデータ112に対して特定の方面を変更できる。プロファイルデータ112のいくつかのアイテムを変更するには、データベース104における登録ユーザに関する情報が常に信頼できるように、検証が必要な場合がある。

0148

プロファイルデータ112は、ユーザによってウェアラブルデバイス12又は他のコンピュータデバイスからデータベース104にアップロードされた内容を含む。このような内容の例には、ウェアラブルデバイス12に組み込まれたカメラ26によって撮影された画像及びビデオ、登録ユーザと他のユーザとの会話、及びユーザによって作成されたテキスト素材を含む。

0149

ユーザはまた、他のユーザのプロファイルデータ112の少なくとも特定の情報を見ることができる。登録ユーザは、選択された登録ユーザの一部又は全部と特定の情報を共有することを選択できる。例えば、「公開」領域における情報は、すべてのユーザに表示される。「制限」領域における情報は、予め選択されたユーザ、例えば、近親者、友人、救急隊員(緊急の場合)にしか表示されない。「私的」領域における情報は、登録ユーザ自身によってしか閲覧、変更、削除することができない。「コマーシャル」領域における情報は、ユーザの好みに応じて、他のユーザにより閲覧されてもよく、他のユーザにより閲覧されなくてもよい。例えば、ユーザは、購入した特定商品を他人に示すことを望む可能性がある。この情報は、ユーザの「コマーシャル」領域に表示されることができる。ユーザが当該情報を表示したくない場合、情報は非表示のままであるが、統計情報は引き続き保持される。各登録ユーザが生体検証されるので、承認されていないユーザはパスワードを推測することによってデータベース104内の情報にアクセスすることができない。これにより、ハッカーが登録ユーザの禁止領域に入るのを防ぐ。

0150

また、サーバ100はウェブサーバ114に接続されることができ、それによりユーザが自分の「制限」「公開」又は「コマーシャル」領域を介して互いにデータを共有することを可能にするソーシャルメディアプラットフォームをホスティングする。登録ユーザは、特定の情報を選択して、共有又は機密保持することが可能である。一部のデータを「制限」領域における「緊急データ」と見なして、登録ユーザのアイデンティティの真正性を心配する必要がないように、所定の緊急時対応プロバイダに直接伝送することもできる。緊急事態では、音声又は眼球追跡によって援助を求めることはできる。

0151

プロファイルデータ112は、私的データ、制限データ公開データ、及びコマーシャルデータを含んでもよい。ユーザーは、個々のプロファイル領域を私的データ、公開データ、制限データ及びコマーシャルデータの1つとしてマークすることができる。私的データは、ユーザが誰とも共有したくないアイテムを含む。制限データは、警察、近親者、友人、雇用者/従業員、又は同僚などの政府機関又は信頼できる機関と共有したいアイテムを含む。制限プロファイルデータは、自動的かつ瞬時に承認済機関に伝送されることができる。特定の実施形態では、そのような承認済機関は、新たな制限プロファイルデータを受信すると、すぐに警告し、又は通知する。公開データは、ユーザが共有したいため、すべての登録ユーザがアクセスすることができるアイテムを含む。コマーシャルデータは、登録ユーザが他人と共有したく、あるいは又は共有したくないショッピング行動に関するデータを含む。

0152

いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12からサーバ100に特定のアイテム/アクティビティを自動的にアップロードするようにプログラムされることができる。サーバ100は、アップロードされたアイテム/アクティビティを制限プロファイルデータとしてデータベース104に格納してもよい。そのようなアイテムは、ユーザからウェアラブルデバイス12へ入力して、緊急事態を示す予め選択された文字を含むテキスト又は音声など、緊急支援を必要とする活動を含む。「ヘルプ」、「レスキュー」、「911」、及び/又は「警察」などの言葉は、ウェアラブルデバイス12のカメラ26をオンにしてビデオ撮影を開始し、かつ即座にサーバ100にアップロードするコマンドとして解釈されてもよい。同様に、ウェアラブルデバイス12におけるセンサ32(目の動きを追跡するセンサ32など)は、眼球の特定の動きを追跡することによってカメラ26をオンにする緊急コマンドを検出するようにプログラムされてもよい。次いで、ビデオは、ユーザからの音声入力を必要とせずに、自動的にアップロードされて、データベース104に格納される。

0153

ユーザは、自分のウェアラブルデバイス12に特有の緊急コマンドを自分でプリプログラムすることもできる(例えば、ユーザは、自分のウェアラブルデバイス12に、「天気はどうですか」又は「可いですね」又は「しばらく話しましょう」というフレーズを緊急起動コマンドとしてプログラムすることができる)。そのような種類の緊急コマンドは、いかなる加害者にも警告されることなく、関連する緊急機関に通知されるように使用され得る。そのような例では、「天気はどうですか」又は「可愛いですね」又は「しばらく話しましょう」というフレーズのテキスト又は音声入力がウェアラブルデバイス12に入力されると、緊急事態が示される。その結果、ビデオ撮影機能はすぐにオンになってアップロードする。記録されたビデオファイルは、サーバ100に同時にアップロードされ、ユーザの「制限」領域に格納されることができる。そのようなデータは、適切な緊急機関(例えば、警察署)に自動的に伝送されてもよい。これは、ユーザーが緊急電話をしたり、話したりすることができない緊急時に特に役立つ。緊急機関は、登録プロセスで使用される承認済の信頼できる機関106と同じであってもよく、それと異なっていてもよい。

0154

いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、1つ以上の緊急ボタン64を備える。1つ以上の緊急ボタン64は、レンズ素子18及び/又はアーム14に配置されることができる。特定の実施形態では、センサ32を介して緊急信号をアクティブして目の動きを追跡することに用いられることができる。緊急ボタン64のうちの1つをアクティブすると、ビデオ撮影が直ちに開始され、サーバ100のユーザの「制限」領域へのアップロードが開始される。

0155

図11は、ウェアラブルデバイス12の緊急コマンドをアクティブさせる方法の例示的な応用を示すフローチャートである。ユーザは、自分のウェアラブルデバイス12で予めプログラムされた緊急コマンドをアクティブする。緊急コマンドは、テキスト、音声コマンド、タッチコマンド、又はサイレント眼球追跡コマンドの形であってもよい。次に、ウェアラブルデバイス12は、緊急コマンドを受信するとカメラ26を作動させる。カメラ26は、少なくとも1つの周囲環境の画像及び/又はビデオをキャプチャして、(トランシーバ30を介して)サーバ100にアップロードする。カメラ26に応じて、捉えられた画像及び/又はビデオは、ユーザの視界を越える場合もある。

0156

サーバ100にアップロードされた少なくとも1つの画像及び/又はビデオは、ユーザの「制限」領域に自動的に配置され、ユーザがデータを更に分類する必要はない。少なくとも1つの当該画像及び/又はビデオは、警察署などの適切な緊急機関に伝送される。各画像は、各画像及び/又はビデオに関連するメタデータとして記憶される情報を含み、当該情報は、画像を取得し、及び画像及び/又はビデオを作成する日付、地理的位置を取得する特定者を確認する(詳細後述)。1つ以上の画像及び/又はビデオを受信した緊急機関は、ユーザからのさらなる入力を必要とすることなく、行動することができる。

0157

システム10は、ウェアラブルデバイス12によって撮影された画像データ、ビデオデータ、又はオーディオデータに電子透かし又は他の情報を自動的に埋め込み、かつ対応する承認済ユーザーにリンクすることができる。この情報には、誰が何をしたか、又はに関連する角度、時間、及び位置のうちの1つ又は複数を含んでもよい。
・画像、ビデオ、又は音声を撮影した登録ユーザを特定する情報
・画像、ビデオ、又は音声を撮影するウェアラブルデバイス12のユーザを特定する情報
・画像、ビデオ、又は音声を撮影する日付(この情報は、例えば、ウェアラブルデバイス12のGPS調整リアルタイムクロックを使用して取得できる。)
・画像、ビデオ、又は音声が取得された場所(及び標高)(例えば、座標、国、都市、近くのランドマークなど)、及び/又は
・画像、ビデオ、又はオーディオに示されている内容に関する情報

0158

ウェアラブルデバイス12によって撮影された画像の検証可能なリンケージの一例は、
「www.mefon.ca/ca.wang.shan.kunming.cn/275.68/seen-obama-in-NY.us/161130153048/A-95.68/N-48.376/W-30.2514」であってもよい。これは、データベース104がカナダに位置すること、及び画像に関する他の情報(例えば、緯度48.376°N、経度30.2514°W、標高95.68メートル、北に対して275.68°の角度、日付2016年11月30日の15:30:48など)を示す。同じ登録ユーザーが同じ場所(48.376°N、30.2514°W)、同じ標高(95.68メートル)、同じ角度(北275.68°)に戻っても、時間は異なる。これは、ウェアラブルデバイス12によって撮影されたすべての画像又はビデオに関する情報が一意であり、複製することができないことを意味する。これにより、異なる基準を独立して(昇順又は降順のいずれか)検索することができるので、後の検索はより効率的になる。

0159

このような情報は、各画像、ビデオ、及び/又はオーディオファイルにおけるメタデータとして格納することができる。メタデータは、それに加えて、又はそれに代わりに、電子透かし(人間の目に見えても目に見えなくてもよい)の形で、各メディアファイル(画像及び/又はビデオ及び/又は音声)に格納されていてもよい。したがって、データベース104にアップロードされたすべての写真、ビデオ、又はオーディオは、メタデータを携帯することができ、当該メタデータは、画像、ビデオ、又はオーディオを取得し、及び画像、ビデオ、オーディオを作成する日付、時間及び地理的位置を取得する特定者を確認する。この情報は、メディアの真正性(ビデオ及び/又は静止画像及び/又はオーディオ)が確立されるように、ウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーのデジタル証明書が割り当てられてもよい。ウェアラブルデバイス12は、ウェアラブルデバイス12を着用しているユーザが生体検証された場合にのみ、デジタル署名機能を有効にすることができ、それは、彼/彼がウェアラブルデバイス12の承認済ユーザーであるからである。

0160

ウェアラブルデバイス12は、デジタル証明書がウェアラブルデバイス12を使用するときのみで有効であるだけでなく、真実性が追跡可能である限り、いずれかの実用的な方法でコピーし、或いはウェアラブルデバイス12から当該デジタル証明書を抽出されるように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、デジタル証明書は、専用回路のみがアクセス可能な、ウェアラブルデバイス12のメモリ44の一部に格納され、前記専用回路は、デジタル証明書をメディアファイルなどのデジタル署名されたファイルに適用するように構成される。いくつかの実施形態では、別個のメモリ及び専用回路はともに、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit,ASIC)に設けられる。いくつかの実施形態では、専用回路は、ウェアラブルデバイス12の登録ユーザの生体情報と、ユーザのアイデンティティを受信して、及び前記生体情報を使用してユーザのアイデンティティを識別して検証するための回路とを共に永久に書き込む部分を含む。

0161

いくつかの実施形態では、画像又は他のメディアを取得するたびに、ウェアラブルデバイス12は、画像又は他のメディアを取得する同時に、ウェアラブルデバイス12のユーザのアイデンティティの生体識別チェックを実行する。これにより、画像(又は他のメディア)を撮影する人のアイデンティティを正確に特定できることが保証される。

0162

いくつかの実施形態では、情報は画像又はビデオ自体に埋め込まれ、例えば図12に示すように、画像又はビデオを見るときに可視になる。図12は、位置410、ユーザアイデンティティ420、日付430、及び画像説明440が埋め込まれた画像400を示す。この情報は、例えば、画像400のコーナー又はエッジに表示することができる。画像400を撮影するコンパスの方向は、画像400、例えば画像400の上端や、底端側端に表示されてもよい。他の実施形態では、情報は、画像400における他の位置に埋め込まれてもよい。更に、前記情報は、複数の言語(例えば、英語、中国語など)の1種であってもよい。一部の言語では、情報が(水平ではなく)垂直に表示されることができる。情報を表示することに加えて、前記情報は、1つ又は複数の指定されたデータベースにリンクされることもでき、それにより、これらの4c5dデータ(「5つのデータは、4つのコーナー又はエッジに位置している」を意味する)が切断又は切り捨てられても、そのソースを検証できる。

0163

この情報のいずれか又はすべてはまた、画像400に関連付けられた検索可能及びコンピュータ読み取り可能なメタデータとして格納されてもよい。好ましくは、高精度の位置及び方向情報は、画像400にリンクされたメタデータに含まれる。画像400に関連可能な別の情報は、カメラがズーム機能を有する場合に変化することができる視野である。前記視野は方向情報と一緒に使用して、様々な角度又は異なる高さで特定の位置乃至同一位置に発生するイベントを表示することができる画像を位置決めすることに用いられる。

0164

いくつかの実施形態では、色/トーンが画像400の周囲の部分に対して対照を形成する背景により、明暗差がある情報を表示する。展示する情報テキストの色及び/又はトーンは、背景と対比するために自動的に選択されてもよい。例えば、画像処理を実行することにより、画像400において情報を表示しようとするコーナー領域代表色及びトーンを決定することができる。次に、背景に対して逆又は対照的な色及び/又はトーンを自動的に選択することができる。次に、画像400においてテキストを表示しようとする領域は、選択された逆及び/又は対照的な色及び/又はトーンに設定されることができる。それと同時に、テキストを表示するための色及び/又はトーンを自動的に選択することができる。このプロセスは、画像400において情報を表示しようとするの各エッジ又はコーナーに対して別々に実行される。

0165

いくつかの実施形態では、画像データを改変することにより、情報を含むテキスト及びその対比背景領域が画像400自体の一部となる。他の実施形態では、原画像400のデータが保存され、情報を含むテキスト及びその対比背景領域を表示画像400に重ね合わする。いずれの実施形態においても、画像400に関連する情報(画像400の撮影場所、画像400の撮影時間、南北に関する角度及び画像400の撮影者)は、デジタル署名パッケージにおける画像データと関連付けられてもよく、その結果、画像データも関連情報検出せずに変更することができない。

0166

メタデータ(例えば、誰が何をするか、北南に対する角度、時間、箇所、高さなど)が画像400に表示されている場合、前記メタデータは理解しやすい形式でなければならない。例えば、コンパスの方向は、コンパスポイント(例えば、N、NW、S、SWなど)及び/又はコンパスのヘッディング(例えば、322度、113度)で示されることができる。前記方向情報は、磁北方眼北真北などを参照することができる。ウェアラブルデバイス12は、異なる方向で写真を撮るように方向付けられたカメラ26(例えば、前向きカメラ及び後向きカメラ)を備える場合、各カメラ26によって撮影された画像は異なるコンパス方向に関連付けることができる。画像やビデオにおいて個体データを表示する特定の場所は変わることができる。

0167

いくつかの実施形態では、透かしは、ASCII桁又はコードに関連する個別の小さなパケット(又はピクセルドット)の形態であってもよく、たとえ画像が切り取られたとしても、前記ASCII桁又はコードは、それぞれ、メタデータの一部を明らかにする。複数のパケットは、画像全体又はビデオ全体にわたって分布されてもよい。前記複数のパケットは、画像内の所定のパターンに従って分布される可能性があるが、それに従って分布しない可能性もある。このような所定のパターンはランダムなものであってもよい。当該特定のパターンは、ユーザに知られていない可能性がある。小さなパケット(又はピクセルドット)及びそれに埋め込まれた情報は、人間の目に見えないものである。前記情報は、パケットが拡大されるときに識別可能である。特定の実施形態では、承認された政府機関のみが、透かし情報を識別することができ、ウェアラブルデバイス12によって撮影された特定の画像又はビデオの信頼性を検証するための適切な拡大装置にアクセスする。

0168

いくつかの実施形態では、各パケットは、メタデータを確認する情報を含み、当該メタデータは、ファイルに描かれている画像又はビデオを取得し、及び画像又はビデオを作成する日付、時間、及び地理的位置を取得する特定者に関するものである。そのような実施形態では、小さなパケットの各々は、これらの4c5d因子のうちの少なくとも1つを説明するメタデータを含むが、誰が何をするか、北南に対する方向、高さ、時間および箇所(4c5d)のみに限定される。

0169

図13は、例示的な実施形態による電子透かしを組み込んだ画像500を示す。画像500は、ウェアラブルデバイス12によって捉えられた写真であり、当該写真は、人間の目に見えるか又は目に見えない所定領域全体又はパターンに分配された複数の小さなパケット502を含む。この実施形態では、小さなパケット502は、画像500内に規則的に分配されるが、不規則に配置されてもよい。小さなパケット502はまた、画像500内にランダムに分配されてもよい。図14は、各パケット502の拡大図である。各パケット502は、画像500に埋め込まれた位置504、ユーザアイデンティティ506、日付508及び画像説明510を含む。いくつかの実施形態では、各パケットは略正方形の構成を含み、各パケット内の各情報項は正方形の角又は辺縁位置付けられるが、これは必須ではない。各パケットは、通常人間の目に見えない任意の類型又はパターンの任意の適切な構成を含むことができる。各パケットにおける情報は、画像内の任意の適切な場所に埋め込まれることができる。

0170

いくつかの実施形態では、画像又はビデオに埋め込まれた各小さなパケットは、異なるメタデータを含む。そのような実施形態では、各小さなパケットは、完全なメタデータの一部を含み、それにより、小さなパケットの各々に埋め込まれた情報のすべてが結合されたときに、完全の真実画像又はビデオファイルのメタデータ情報を形成する。

0171

完全の画像ファイルのメタデータ情報は、列によって分離されることができ、小さなパケットが画像内の列に位置している。これは、図15及び図16に示されている。図16は、ウェアラブルデバイス12によって捉えられた図15の画像600に埋め込まれた1列の小さなパケットの拡大図である。画像600は、列によって画像600の特定の領域内に分布された小さなパケット612を含む。図15及び図16に示す実施形態では、図16における小さいパケットの拡大された列610は、画像600が撮影されるウェアラブルデバイス12に割り当てられた登録ユーザの名前及び生年月日などの情報を含む(例えば、登録ユーザは11−11−1955で生まれたJOEDOEである)。各小さなパケット612Aは、1文字又は1数字を含むことができるが、これは必須ではない。各小さなパケットは、同じ識別情報を提供するために複数の文字又は数字を含んでもよい。パケットの他の列は、ユーザの出生地及び位置(高度、緯度及び経度として表現されてもよい)などの情報を含むことができる。当業者であれば、多くの組み合わせが存在し、それにより、メタデータ情報を画像内の異なる位置に埋め込まれた小さなパケットに分布させると理解すべきである。具体的には、小さなパケットは、任意の適切なパターンで分布することができる。このような実施形態では、小さなパケットの特定のパターン内で任意の合理の方式でメタデータ情報を分離させることができ、それにより、ビデオ又は画像が切り取られても残りの部分が依然としてメタデータ情報を提供することができる。

0172

いくつかの実施形態では、上述のように、小さなパケットに加えて、可視電子透かしは画像に挿入される。このような可視電子透かしは、人間の目に見える可能性がある。可視デジタル透かしは、不可視的な小さなパケットの透かしと同じ情報を含むことができる。特定の実施形態では、可視デジタル透かしとして画像に埋め込まれたメタデータ情報は、画像又はビデオのエッジ又はコーナーに配置されてもよい。

0173

サーバ100は、メタデータに従って、例えば、国家、画像又はビデオを撮影するユーザの家名及び/又は名、画像又は動画を撮影するユーザの出生地、画像又はビデオの内容、画像又はビデオを撮影する日付、画像又はビデオを撮影する場所などにより、画像及びビデオを分類するように構成されてもよい。これにより、降順又は昇順のさまざまなカテゴリにより、強力で正確に検索することができる。

0174

サーバ100は顔認識エンジンを含んでもよく、前記顔認識エンジンは、下記目的の1つ又は複数の目的のために、データベース14にアップロードされた画像及びビデオを自動的に処理する。
・関心のある人と画像又はビデオにおける顔とを自動的に比較し、マッチングする場合に関係当局に通知する。
・画像又はビデオにおける人を自動的に識別し、前記人は、システム10によって認識されたユーザでもよい。

0175

ウェアラブルデバイス12は、互いに通信することができる。例えば、2つ以上の登録済みのウェアラブルデバイス12が互いに近接している場合、これらの2つのウェアラブルデバイス12は、互いに通信することができる。図17は、本発明の例示的な実施形態による登録済みのウェアラブルデバイス12を使用して登録ユーザのアイデンティティを検証する方法を示す。示された実施形態では、2人のユーザ、すなわちユーザPaとユーザPbは、それぞれウェアラブルデバイス12aと12bを使用又は着用している。ユーザPa及びユーザPbは、予定距離にあるとき、ユーザPa又はユーザPbは、自分のウェアラブルデバイス12が他人のアイデンティティの検証を要求するように命令することができる。

0176

そのようなコマンドは、ウェアラブルデバイス12によって提供される任意のユーザインターフェースモダリティを使用して行うことができる。例えば、当該コマンドは、ウェアラブルデバイス12のマイクロフォン24によってピックアップされた音声コマンド、入力デバイスの入力、眼球追跡などであってもよい。このコマンドを受信すると、ウェアラブルコンピューティングデバイス12は、他人のアイデンティティを検証するための1つ以上のデータアイテムを取得することができる認証プログラムをアクティブする。そのようなデータアイテムには以下を含む。
・アイデンティティが検証されるべきユーザのウェアラブルデバイス12を確認するデータ−これは、他のデバイスとの無線通信によって直接的に取得することができ、或いはサーバ100を介して取得することができる。
・アイデンティティが検証されるべきユーザの顔画像−これはカメラ26を用いて取得することができる。
・アイデンティティが検証されるべきユーザの音声記録−これはマイクロホン24を使用して取得することができる。

0177

この情報は、本来の形態又は処理された形態のいずれかでサーバ100に送信できる。サーバ100は、情報を使用して、データベース104内の情報と組み合わせて、情報に対応する承認済ユーザーを確認し、かつ別のアイデンティティの検証を要求した他の承認済ユーザーに対して個人情報、例えば、承認済ユーザーの名前などを検索して提供することができる。

0178

例えば、認証プログラムは、顔認識コンポーネントを含むことができる。ユーザPaの音声コマンドを介して認証プログラムをアクティブすると、顔認識コンポーネントは、ウェアラブルデバイス12のうちの1つ以上のカメラ26を自動的にアクティブさせる。カメラ26は、ユーザPbの顔画像をキャプチャし始める。そのような画像ファイルは、ネットワーク102を介してサーバ100に伝送される。サーバ100は、顔認識コンポーネントを使用して、捉えられた画像とデータベース104に格納されたすべての登録ユーザの画像(又は画像認識パラメータ)とを比較する。認証プロセスが完了した後、サーバ100は、ネットワーク102を介して、ユーザPbのアイデンティティ情報をユーザPaに送信する。

0179

2つ又は複数の登録済みのウェアラブルデバイス12は、無線通信によって、さらい、互いに通信して、テキスト、写真、ビデオ、位置又は他の適切な情報を交換することができる。更に、ユーザPaが、そのウェアラブルデバイス12aにおいて、ユーザPbが自分のウェアラブルデバイス12bで捉えられた画像及び/又はビデオを見ることが可能である。これは、リアルタイムに行うことができ、それにより、ユーザPa及びPbの両方が同じ画像及び/又はビデオを同時に見ることができる。これは、危険な状況に遭った子供たちにとって特に有益である。

0180

いくつかの実施形態では、ウェアラブルデバイス12は、図18に示すように、登録ユーザでない個人のアイデンティティを検証することができる。データベース104は、システム10の登録ユーザ及び関心のある他の人々の識別情報を含むことができる。例えば、関心のある他の人々は、例えば、犯罪者を含むことができる。

0181

サーバ100は、犯罪者の識別情報が自動的に検索されるように、法執行機関又は国家安全機関のデータベース(未図示)にリンクされてもよい。あるいは、サーバ100は、法執行機関の1つ以上のデータベースから犯罪者の識別情報を検索するように請求することができる。このような請求は、所定の時間間隔(例えば、毎日毎週など)で行うことができる。識別情報は、そのような個人の顔、声、又は指紋情報を含むことができる。サーバ100は、システム10の登録ユーザの識別情報に加えて、そのような識別情報を検索してもよい。

0182

このような実施形態におけるウェアラブルデバイス12のカメラ26は、犯罪者を検出することができるスキャナのネットワークとして機能することができる。各ウェアラブルデバイス12は、群衆の中のこれらの犯罪者に対するスキャナ又は監視カメラのように動作する。それによって、ウェアラブルデバイス12の着用者に対して、安全素子を提供し、それは、着用者は、犯罪者が検出されたときに犯罪者を回避するか、又は各当局に警告することができるからである。

0183

図18に示されるように、登録済みウェアラブルデバイス12を着用又は使用している登録ユーザPaが非ユーザP−3の所定距離内に犯罪者であると思われる個人に会うと、ユーザPaは、自分のウェアラブルデバイス12に人員P−3のアイデンティティをチェックするように命令できる。これにより、認証プログラムがアクティブされる。サーバ100におけるリアルタイム認証ソフトウェアは、ユーザPaが捉えた画像を処理して、捉えられた画像をサーバ100がアクセス可能な識別情報と照合しようとする。サーバ100が人員P−3を識別しない場合、サーバ100はその結果をユーザPaに通知し、そして、ユーザPaは、何もしないことを決定するか、又はウェアラブルデバイス12を介して1つ以上の緊急信号をアクティブにすることを決定し得る。人員P−3が犯罪者であることが確認された場合、サーバ100はその結果をユーザPaに通知し、そして、ユーザPaはウェアラブルデバイス12を介して緊急信号をアクティブするか、又は逃げることができる。

0184

ユーザPaが犯罪者を探している法執行官である場合、ウェアラブルデバイス12−1と領域内の他のデバイス12−2、12−3等(図18には図示せず)は、デバイス12−1、12−2、12−3等で撮影された画像に捉えられた人を共同してスキャンすることができる。

0185

あるいは、サーバ100は、人員P−3が犯罪者であることを確認すると、最も近い法執行官にメッセージを送信するように構成されてもよい。サーバ100は、捉えられた画像と付随するすべてのメタデータとを法執行官に送信することもできる。法執行官は、犯罪者(すなわち、人員P−3)のアイデンティティのメタデータ及び捉えられた画像の地理位置を有することにより、迅速かつ適切に対応することができる。

0186

いくつかの実施形態では、リアルタイム認証ソフトウェアは、各ウェアラブルデバイス12に組み込まれ、或いは更新される。このような実施形態では、各ウェアラブルデバイス12は、識別情報、例えば、犯罪者の画像を受信してメモリ40にローカル記憶する。この識別情報は、間隔的にネットワーク102を介して更新することができ、それにより、各ウェアラブルデバイス12は、最新の情報を保有する。一旦ユーザ(例えば、人員Pa)が画像を捉えると、ウェアラブルデバイス12におけるリアルタイム認証ソフトウェアをアクティブし、リアルタイム認証ソフトウェアによりユーザPaにより捉えられた画像を処理して、捉えられた画像における個体画像とウェアラブルデバイス12のメモリ40に記憶された識別情報とをマッチングしようと試みる。以上のように、マッチングした場合は、ウェアラブルデバイス12のユーザ及び/又は関係当局を自動的に通知することができる。上記のような特徴は、失われた子供及び他の行方不明者を見つけることに適用され得る。

0187

上述したように、本明細書で説明するように、ウェアラブルデバイス12は、サーバ100及びデータベース104と共に、システム10を形成する。好ましくは、ウェアラブルデバイス12は、サーバ100を介してデータベース104に無線でアクセスすることができる。ウェアラブルデバイス12は、取得されたメディア(例えば、画像又はビデオ)及び録音をサーバ100に伝送してデータベース100に格納することができる。それぞれの技術に従い、オーディオをソートして検索することができ、それにより、類似したオーディオを入力することによって音楽を伴う画像又はビデオを検索して発見することができる。ウェアラブルデバイス12は、自動的に及び/又はユーザコマンドに応答してそのようなメディアをデータベース104に送信することができる。いくつかの実施形態では、一部又はすべてのウェアラブルデバイス12は、自動的に周期的又は連続的にメディアを取得してデータベース104に送信するように構成される。

0188

データベース104がウェアラブルデバイス12のメディアを受信すると、データベース104は、いくつかの機能(例えば、受信されたメディアを認証する)を実行することができる。当該認証は、例えば、ビデオ又は画像におけるデジタル署名が承認済のウェアラブルデバイス12に対応するか否か、及び/又は、デジタル署名が真実のメディアを受信された特定のウェアラブルデバイス12に対応するか否かを検証することができる。いくつかの実施形態では、データベース104は、受信したメディアを索引付けすることができ、それにより、メディアに関連付けられたメタデータを使用してソート及び検索する。メタデータは、メディアが取得された場所、日付、高度位置、緯度、経度及び視線方向の1つ又は複数の組合せを含むことができるが、音楽メロディのような関連するオーディオデータを含むが、それに制限されない。それにより検索効率を高める。

0189

データベース104は、高性能顔認識ソフトウェアを介して画像を処理することができる。いくつかの実施形態では、データベース104は、画像における任意の顔を指名手配犯の顔と比較する。関連当局は自動的に通知されることができる。

0190

警察又は他の法執行機関は、データベース104を検索できる。警察又は他の法執行機関は、特定の地域、特定の日付に記録された画像を検索することができる。特定の場所及び特定の時間に取得された画像に指名手配犯が出現しているという警告を受信したことに応答して、警察は、データベース104において、ほぼ同じ時間、ほぼ同じ領域で取得された他の画像を検索することもできる。いくつかの実施形態では、第1画像において指名手配犯とのマッチングを検出したことに応答して、データベース104は、データベース104における1組の他のメディアを自動的に集め、当該メディアは、第1画像の所定時間内、第1画像が取得された位置の所定距離に取得された。

0191

本明細書で説明するデータベース104は、公衆安全を維持するための多くの利点を提供し得る。これらの利点は以下を含む。
・データベース104には、登録されている各人の本名が含まれている。データベース104における各メディアファイルは、画像が取得されるときの特定者にはっきり、かつ迅速に関連付けることができる。
・いくつかの実施形態では、警察又は他の法執行機関がサーバ100を介してデータベース104にアクセスして、かつウェアラブルデバイス12のユーザと通信することができる。ウェアラブルデバイス12は、通信が警察官のふりをする人ではなく承認された人から来たものであることをユーザに検証することができ、それは、これらの安全機関が事前にシステム10に登録しなければならないからである。
幅広い検索が可能である。このような検索は、要求に応じて実行されてもよく、事前に設定されて自動的に実行されてもよい。例えば、データベース104は、疑わしいパターンを探すために、ある場所で又はある方向に向いた場所で取得された画像を容易にスキャンすることができる。例えば、データベース104は、ある日のある時間点に銀行又は他の場所の近くに繰り返して出現する任意の人を確認するようにプログラムされてもよい。
・実行可能な検索タイプの別の例は、特定の時間範囲内に特定のスポットを示す全ての画像に関して実行される。これは、データベース104に格納された画像の位置、視野方向及び視野を指定するメタデータを処理して、ターゲット位置が可視である画像を選択し、取得日付を示すメタデータを使用して所望の時間範囲/所望の時間範囲内の検索結果を制限する。
・逃亡中の容疑者、気象警報津波警報地震などのようなものに関する警告を含む公共サービスアナウンスメントは、ウェアラブルデバイス12を介して配信されてもよい。それぞれの場合、ウェアラブルデバイス12のユーザは、承認ソースからの公共サービスアナウンスメントを信じることができる。

0192

説明のために、本明細書は、システム、方法及び装置の具体例について説明したが、これらは例に過ぎない。本明細書で提供される技術は、上記の例示的なシステム以外のシステムにも適用できる。本発明の実施において、多くの変更、修正、追加、省略、及び置換が可能である。本発明は、前記実施形態についての変形も含み、前記変形は、当業者にとって明らかである。前記変形は、特徴、要素及び/又は動作を同等の特徴、要素及び/又は動作に置き換えること、異なる実施形態の特徴、要素及び/又は動作の混合及びマッチングすること、本明細書に説明された特徴、要素及び/又は動作を他の技術による特徴、要素、及び/又は動作と組み合わせること、及び/又は、前記実施形態が組み合わせた特徴、要素及び/又は動作を省略することによって取得した変形を含む。

0193

本明細書は、いくつかの例示的な態様及び実施形態を説明したが、当業者であれば、その特定の変更、置換、追加及び部分的な組合せが可能であることが理解できる。したがって、以下の添付の特許請求の範囲及びその後に説明する特許請求の範囲は、合理的に推測できる、このような変更、置換、追加、省略及び部分的な組合せの全てを含むと解釈されることが意図される。特許請求の範囲は、実施例に記載された好ましい実施形態によって限定されず、説明全体と一致する最も広い解釈として理解すべきである。

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    【課題】無線端末を通じた情報漏洩防止することができる無線システムおよび無線通信方法を提供する。【解決手段】実施形態の無線システムは、(1)複数の中継器と、(2)信号放射器と、(3)無線端末とを備えてい... 詳細

  • 株式会社NTTドコモの「 ユーザ装置及び無線通信方法」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】衝突型のアクセス方式が用いられる場合に、効率的にUL信号の再送を行うことを可能にする技術を提供すること。【解決手段】複数のユーザ装置と基地局とを有し、当該複数のユーザ装置が上り無線リソースを共... 詳細

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