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技術 相互係止手段を含む表面を覆うためのデバイス

出願人 ベコフレックス
発明者 コアンラエ,ブノワ
出願日 2017年1月26日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2018-557224
公開日 2019年4月11日 (3ヶ月経過) 公開番号 2019-509864
状態 未査定
技術分野 スキー、スケート 公共建築物 特殊荷物運搬車両 車両の非固定式屋根・保護カバー
主要キーワード 並進手 強化インサート 突出ビード 末端フランジ 偏向プーリ 長手方向張力 スポーツグラウンド 張力ローラ
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課題・解決手段

本発明は、(a)カバー(10)であって、その各長手方向縁ビード(12)が設けられたカバー(10)と、(b)回転可能に据え付けられたドラム(2)であって、カバーを巻くことまたは解くことができ、前記表面の両側に置かれたレールの上を可動であるドラム(2)と、(c)ドラムの並進の間にレールにおいてビードを連続的に係止する/係止解除するためのシステムとを含む表面を覆うためのデバイス(1)に関連する。

概要

背景

カバーが表面に施されるが、その理由はこれらの表面の特質に依存している。したがって、スイミングプールなどの槽の場合、カバーは葉または動物による汚染を防止することができ、エネルギー、水および試薬の節約を可能にすることができ、個人特に子どもの安全を提供することができるか、提供しなければならない。淡水化用槽または他の流体処理のために使用される槽の場合、カバーにより、液体が雨水で希釈されること、または熱を原因とする過剰な蒸発を回避することが可能になる。

芝生コートまたはクレーコートのテニスコートなどスポーツグラウンドの場合、カバーは、荒れ天候、特に断続的な雨からの保護を提供する。さらに、車両の動きにより生じる押下において荷重が安定した状態を保つことを確実にし、荒れた天候からそれを保護するために、車体が覆われる。カバーはまた、内部の過熱を防止するために、温室サンルームまたは車両窓のためのブラインドとして、およびテラス日よけのための日よけ格子として使用される。

全ての場合において、追求されているものは、概して経済的な被覆デバイスであって、容易で、信頼でき、繰り返し可能で、迅速に覆うことができるとともにカバーを取ることができ、必要な人の介入が最小限であり、とりわけ、可能な限り寿命が長い被覆デバイスのためである。基本モデルからより高機能のものまで、表面を覆うための数多くのデバイスが開発されてきた。例えば、スイミングプールの場合に使用される第1の完全に基本的なデバイスは、カバーであって、プールの縁まで手で広げられ、伸ばされ、固定される膨張式であってもなくてもよいカバーを含む。このタイプのデバイスは、例えば、文献米国特許第6691334号明細書、英国特許第2379163号明細書、および仏国特許第2652373号明細書において説明されている。取扱いおよび保管要件を考えると、これらがかなり小さい大きさのプールにのみ関連することは明らかである。

より大きい表面のために、保護されることになる表面の横断方向端の1つへ固定されたドラムも有する被覆デバイスを頼みとすることもある。このカバーは、表面を覆うためにドラムから引く、広げることにより手動展開される。カバーの重量および寸法は、適所に好適にセットされ得るように、数人の人間の介入を必然的に伴う。このカバーは、回転によりドラムの周り巻き付けることにより除去される。したがって、カバーは、表面に沿って摺動することにより表面から外れる。カバーを除去するためのドラムの回転は、手動で、または完全に展開したカバーを引くのに十分な電力を有する電気モータにより実施される。取扱い難いデバイスは容易に使用されないことから、カバーの展開の容易さは、特にスイミングプールの場合、安全性の誘因因子であることが強調されるべきである。カバーの展開(これは、ドラムから広げることを意味する)および除去(これは、ドラムに巻いて戻すことを意味する)は、手動で、またはモータを使用して自動的に実施され得る。自動被覆デバイスは、とりわけ、以下の文献:米国特許第3574979号明細書、英国特許第2199741号明細書、米国特許出願公開第2005/0097834号明細書、カナダ国特許第2115113号明細書、米国特許出願公開第2001/0023506号明細書、米国特許第5930848号明細書、米国特許第4001900号明細書およびウェブサイトwww.aquatop.beにおいて説明されている。しかしながら、上で述べたとおり固定されたドラムを備えたこのタイプの被覆デバイスには、カバーが展開および除去されている間に、保護されることになる表面の上を引かれるときに、カバーを摺動させ、したがって、時期尚早なカバーの装着およびそのようにして生じた摩擦を原因とする追加的な作業を招くという主な欠点がある。

本出願において、「長手方向」、「横断方向」という用語およびその派生語は、それぞれ、ドラムの移動の方向およびその回転軸の方向を指す。

固定ドラムデバイスの欠点を軽減するために、電動式ドラムが長手方向並進機構に取り付けられた、代替的なタイプのドラム作動被覆デバイスがある。この機構は、ドラムを、覆われることになる表面上で移動させ、カバーが、展開するにつれて、その長手方向移動と同時にドラムからカバーを広げることにより、文字通り、表面上に「置かれ」、次いで、カバーが除去されるときに、同時にドラムに巻くことにより持ち上げられることを可能にする。したがって、カバーは、展開されるときも除去されるときも表面上を摺動しない。被覆デバイスはまた、ドラムの並進および回転移動により、カバーが、覆われることになる表面の上で広げられるまたは巻き上がるようにするように、覆われることになる表面の1つの横断方向端に被覆を固定するためのシステムを含む。このタイプの自動デバイスの例は、例えば以下の文献で開示されている:国際公開第2005/026473号パンフレット、仏国特許第2900951号明細書、独国特許第2257231号明細書、仏国特許第2893651号明細書、仏国特許第2789425号明細書、仏国特許第2743502号明細書、仏国特許第1719858号明細書。さらに、長手方向並進のための設備が取り付けられたドラムの完全に手動の代替的な形が、文献国際公開第2007/036625号パンフレットおよび米国特許第4195370号明細書において説明される。

上で説明された可動性ドラム被覆デバイスは、カバーの1つの横断方向縁が、覆われることになる表面の1つの横断方向端に固定され、反対側の縁は、ドラムに取り付けられたままとなることのみを計画している。カバーの長手方向縁を固定するためのシステムは提供されない。特に、スイミングプールの場合、カバー上に侵入する個人は、その長手方向縁により引き止められることはなく、したがって、水の中に入ることもあり得る。さらに、その長手方向縁に沿ったカバーのシーリング欠如は、ゴミ枯れ葉および小枝、ならびにネズミまたはヘビなどの小動物のプールへの進入を促し得る。カバーの長手方向縁が、カバーが展開されるときに可逆的に固定されることを可能にするより高機能のデバイスが、例えば、文献仏国特許第2803769号明細書において提案されている。この文献は、カバーの長手方向縁を固定するためのシステムを提供し、このシステムは、格子部分からなり、この格子部分は、隆起し、次いで、カバーの前記長手方向縁上へ部分ごとに折り曲げられ、カバーが徐々に広げられるときに、これらの縁がチャネル内部に曲げられたままとする。この設計において、カバーの長手方向縁は係止されること無く捕捉され、したがって、特にスイミングプールの場合、より低いレベルの安全性を提供する。

別の有利なシステムであって、カバーの長手方向縁がその展開と同時に固定されることを可能にするとともに、カバーに完璧に張力をかけるために横断方向引張力がカバーにかけられることを可能にする別の有利なシステムが、国際公開第2010/010152号明細書、国際公開第2010/054960号明細書、国際公開第2014/064138号明細書、国際公開第2012/095264号明細書、およびベルギー特許出願ベルギー国特許第2012/0725号明細書において説明されている。これらのデバイスにおいて、カバーの長手方向縁には、ロッドまたはビードが設けられ、このロッドまたはビードは、U字断面レールの上向きの開口であって、前記開口を部分的に閉鎖する1つまたは2つのフランジを備えた上向きの開口内へ導入される。ビードはフランジの下に滑り込み、次いで、カバーの長手方向縁がしっかりと固定されることを可能にする好適な固定手段によりこの位置に保持される。そのようなシステムにおいて、偏向プーリが、カバーを広げることをもたらすドラムの第1方向における並進移動中に、ビードを対応するレールにおける開口に関して案内し、位置付けるために一般に使用される。

このようなタイプの係止システムも通常は同様に機能するが、ビードが対応するレールのフランジの下に正しく位置せず、したがって、固定手段が、カバーの関連する長手方向縁をしっかりと固定することを可能にしないことも起こることがある。この状況は、カバー(10)のビード(12)がレールのフランジの下に挿入され、固定手段(31)により固定されたレール(6)を断面図で示す図2に示される。図2(a)は、固定システムを、レールのフランジの下に配置されるとともに固定手段(31)によりこの位置においてブロックされたビード(12)とともに機能すべきであるとして示す。図2(b)は、特に、カバーが展開中に横断方向張力を受けない場合(例えば、スイミングプールのための浮揚性カバーの場合)に起こり得ることを示す。ビードは、実際に、レールにおける開口(14)に滑り込んでいるが、対応するフランジの下に配置されていない。結果として、固定手段(31)は、好適に挿入されるための十分な空間を有さず、カバーの長手方向縁はあるべき程にしっかりとは固定されない。この状況は危険であることが分かり得る。その理由は、このようなシステムの予期される確実さを信頼し、個人が危険を冒してカバーの上に載ることがあり、カバーの縁が、重量およびそれらの不十分な固定の効果でレールから分離されるようになり得るからである。

本発明は、レールの対応するフランジの下での、前記長手方向縁のビードの体系立てられた正しい位置付けを通じて、対応するレールにおけるカバーの長手方向縁の正しい固定を保証することを可能にする解決策を提案する。

概要

本発明は、(a)カバー(10)であって、その各長手方向縁にビード(12)が設けられたカバー(10)と、(b)回転可能に据え付けられたドラム(2)であって、カバーを巻くことまたは解くことができ、前記表面の両側に置かれたレールの上を可動であるドラム(2)と、(c)ドラムの並進の間にレールにおいてビードを連続的に係止する/係止解除するためのシステムとを含む表面を覆うためのデバイス(1)に関連する。

目的

したがって、スイミングプールなどの槽の場合、カバーは葉または動物による汚染を防止することができ、エネルギー、水および試薬の節約を可能にすることができ、個人特に子どもの安全を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

表面(3)を覆うためのデバイス(1)であって、(a)互いに反対側にある2つの長手方向縁と互いに反対側にある2つの横断方向縁とを有する実質的に長方形カバー(10)であって、各長手方向縁が前記縁に沿って延在する突出ビード(12)を備える実質的に長方形のカバー(10)と、(b)前記カバー(10)を巻き上げるおよび広げることができる、回転する能力を有して据え付けられたドラム(2)であって、前記ドラム(2)が、レール(6)に沿った長手方向並進のための機構に据え付けられ、前記レール(6)が、前記表面(3)の各側に1つ配置され、各々が、プロファイルセクションであって、その面のうちの1つに開口(14)を有するとともに、前記覆われることになる表面から離れる方を向いているプロファイルセクションから構成され、前記面が、少なくとも隣接フランジ(6a)であって、前記覆われることになる表面に隣接する側に位置するとともに前記開口(14)を部分的に閉鎖する少なくとも隣接フランジ(6a)を含み、前記並進機構が、前記覆われることになる表面(3)の上に前記カバーが広げられ、展開されるようにする第1方向および前記カバーが巻き上げられ、前記表面(3)から除去されるようにする第2方向に前記ドラムの長手方向並進を可能にする、ドラム(2)と、(c)偏向面(13)であって、前記ドラムが、前記カバーを広げさせる前記第1方向に前記並進移動を生じさせると、前記カバーの各縁の前記ビード(12)を対応するレール(6)における前記開口(14)の方を向くように案内し、位置付けるために、前記覆われることになる表面の各側に提供された偏向面(13)と、(d)前記カバー(10)の長手方向縁の前記ビード(12)を、前記レール(6)の前記開口(14)において連続的に係止するためのシステムであって、前記ビード(12)が前記開口(14)に入ると、前記カバー(10)が徐々に広げられるにつれ、前記対応するレールの前記隣接フランジ(6a)の下に前記ビード(12)を押し込むことにより、前記ビード(12)を係止することを可能にし、前記ドラムが前記第2方向に前記並進移動を生じさせると、前記カバーが徐々に巻き上げられるにつれ、前記ビードを解放し、前記ビードが係合解除することを可能にする、システムとを含む表面(3)を覆うためのデバイス(1)において、前記デバイスが、並進の前記第1方向に前記偏向面(13)の下流で各レール内に滑り込んでいるビード係合シュー(50)を追加的に含み、前記係合シューが、(e)上部分(50X)であって、前記レールの外側に位置するとともに、前記ドラムとともに前記レールに沿って移動するように、前記並進機構に固定された上部分(50X)と、(f)下部分(50Y)であって、前記対応するレールにおける前記開口(14)に挿入され、下ベース(51)であって、その形状が、前記ビードが前記隣接フランジ(6a)の下を案内されるようである下ベース(51)を含む下部分(50Y)とを含むことを特徴とするデバイス(1)。

請求項2

請求項1に記載のデバイスにおいて、前記係止システムが、2つの可撓性ベルト(31)であって、各々、・前記第1方向における前記ドラムの前記並進移動の間、前記ビード(12)が前記対応するレールの前記隣接フランジ(6a)の下で係合させられると、前記カバー(10)が徐々に広げられるにつれ、前記対応するレールにおける前記開口(14)において、徐々に横たわり、したがって、前記ビード(12)を中に押し込むこと、および・前記第2方向における前記ドラムの前記並進移動の間、前記開口(14)からそれ自体を取り外し、したがって、前記ビードを解放するとともに、前記カバーが徐々に巻き上げられるにつれ前記ビードが係合解除することを可能にすることができる2つの可撓性ベルト(31)を追加的に含むことを特徴とするデバイス。

請求項3

請求項2に記載のデバイスにおいて、前記移動機構が、台車(21)であって、前記レール(6)に据え付けられ、前記覆われることになる表面(3)に横断方向に張り出し、前記ドラム(2)を支持する台車(21)を含み、前記台車(21)が、その端部の各々に、・駆動車輪(9)であって、その回転軸が前記ドラム(2)の回転軸に平行である駆動車輪(9)と、・前記レール(6)上に載っているとともに前記台車(21)の前記長手方向並進移動を可能にする少なくとも第1下流ローラ(33av)および少なくとも第2上流ローラ(33am)であって、移動の前記第1方向において、前記第1のものは前記駆動車輪(9)の下流および前記第2のものは上流に据え付けられ、そこで前記駆動車輪(9)が頂点を形成する三角形を構成する、少なくとも第1下流ローラ(33av)および少なくとも第2上流ローラ(33am)とを含み、前記2つの可撓性ベルト(31)が、それらの端部(35)の各々でのみ、前記覆われることになる表面の4つのコーナへ固定され、前記覆われることになる表面の前記長手方向縁に沿って、以下のとおり、すなわち、・それらが、固定ポイント(35)と前記固定ポイントに最も近い前記ローラ(33av、33am)との間に含まれる前記側部(31a)において、前記レール(6)における前記開口(14)において配置される、および・それらが、前記2つのローラ(33av、33am)間に含まれる中央部(31b)に滑り込むこと無く、前記駆動車輪(9)の上に位置するように延在することを特徴とするデバイス。

請求項4

請求項3に記載のデバイスにおいて、各可撓性ベルト(31)が、前記下流ローラ(33av)の上に位置し、前記下流ローラ(33av)が前記各可撓性ベルト(31)を前記対応するレール(6)における前記開口に下ろし、前記係合シュー(50)が、前記対応する下流ローラ(33av)と前記対応する偏向プーリ(13)との間に位置することを特徴とするデバイス。

請求項5

請求項1乃至4の何れか1項に記載のデバイスにおいて、前記係合シュー(50)の前記下ベース(51)が、実質的に平坦な部分を含み、前記実質的に平坦な部分の形状が、実質的に長方形の形状であり、その長方形から、前記覆われることになる表面に隣接する側に位置するとともに前記ビードが収容されることを可能にする最大幅および高さを有する凹部(51R)を画定する部分が除去されており、前記凹部(51R)が、前記凹部がその最大幅を有するとともにその下流端(51B)に到達する前に次第に閉じるその上流端(51A)から、前記下ベースに沿って長手方向に延在し、前記凹部が、前記ビードが前記レールの前記隣接フランジ(6a)の下を案内されることを可能にすることを特徴とするデバイス。

請求項6

請求項5に記載の被覆デバイスにおいて、前記下ベース(51)の上流部分(51A)が、前記係合シュー(50)の前記凹部(51R)への前記ビード(12)の挿入を円滑にするために面取りされていることを特徴とする被覆デバイス。

請求項7

請求項1乃至6の何れか1項に記載の被覆デバイスにおいて、前記レールが、C形であって、前記隣接フランジ(6a)に加えて、末端第2フランジ(6b)であって、前記覆われることになる表面から、前記開口(14)および前記隣接フランジ(6a)により分離されるとともに前記隣接フランジ(6a)により閉鎖された前記開口(14)の反対側を部分的に閉鎖する末端第2フランジ(6b)を含むC形であり、各係合シュー(50)が、突出段部(53)であって、前記末端フランジ(6b)の下または前記対応するレールの前記隣接フランジ(6a)の下に延在するとともに、前記係合シュー(50)、したがって、それが固定された前記長手方向並進機構が前記対応するレールにおける前記開口から出ることを防ぐ突出段部(53)を含むことを特徴とする被覆デバイス。

請求項8

請求項4乃至7の何れか1項に記載の被覆デバイスにおいて、固定シュー(60)であって、各レール内に滑り込んでいるとともに、前記対応する偏向プーリ(13)と上流ローラ(33am)との間に位置する固定シュー(60)を含み、前記固定シューが、・上部分であって、前記レールの外側に位置するとともに、前記ドラムとともに前記レールに沿って移動するような方法で前記並進機構に固定された上部分と、・前記対応するレールにおける前記開口(14)に挿入された下部分であって、突出段部であって、前記対応するレールの前記末端フランジ(6b)の下に延在するとともに、前記固定シュー(60)が前記対応するレールにおける前記開口から出ることを防ぐ、したがって、前記係合シュー(50)が固定された前記長手方向並進機構が前記対応するレールにおける前記開口から出ることを防ぐ際に前記係合シュー(50)を支援する突出段部を含む、下部分とを含むことを特徴とする被覆デバイス。

請求項9

請求項1乃至8の何れか1項に記載の被覆デバイスにおいて、前記偏向面(13)が、前記係合シュー(50)の前記上部分(50X)に配置されたスロット(52)の内面で少なくとも部分的に形成されており、すなわち、・前記スロットが、面開口であって、前記対応するレール(6)に平行な面の上に延在するとともに、前記覆われることになる表面の方を向いている面開口を有し、・前記開口が、前記スロット内部に位置する前記ビード(12)の寸法未満であるとともに、前記開口を介して前記スロットから出る前記カバー(10)の厚さより大きい幅を有し、その結果、前記カバーは前記スロットに沿って摺動できるが、前記ビードは前記面開口を介して前記スロットを離れられず、・前記スロットは、湾曲した断面であって、前記カバー(10)の前記ビードが、前記係合シューの前記下部分(50Y)に向かって接線方向に、したがって、前記対応するレールの前記隣接フランジ(6a)の下にもたらされることを可能にする湾曲した断面を含むことを特徴とする被覆デバイス。

請求項10

請求項9に記載の被覆デバイスにおいて、前記挿入シューの前記上部分が、前記カバーの前記横断方向に平行な軸を中心として回転するように据え付けられた実質的に円筒形の偏向プーリ(13w)を含み、前記偏向プーリが、前記覆われることになる表面から離れている末端部(13d)と、前記表面に隣接する基端部(13p)とを有し、前記曲線セクションが、少なくとも部分的に前記偏向プーリの前記末端部(13d)で形成され、前記偏向プーリの前記末端部(13d)に、向きを変えるために前記偏向プーリ(13)の周りに部分的に巻き付けられた前記カバーの前記対応するビードが当接することを特徴とする被覆デバイス。

請求項11

請求項9または10に記載の被覆デバイスにおいて、前記覆われることになる表面の両側に位置する各偏向プーリ(13)の前記末端部(13d)が、前記対応するビード(12)に当接し、したがって、前記カバーが広げられる際に、引張応力を前記横断方向に前記カバーに加え、前記応力が、前記カバー(10)が前記レール(6)内へ係止されている際には維持されることを特徴とする被覆デバイス。

請求項12

請求項9乃至11の何れか1項に記載の被覆デバイスにおいて、張力軸受(15)であって、各係合シュー(50)上で、好ましくは前記カバーの前記横断方向縁に垂直である横断方向回転軸を中心として回転する能力を有して据え付けられるとともに、前記カバーの前記ビードを前記対応する係合シューの前記スロット(13)へ案内する張力軸受(15)を追加的に含むことを特徴とする被覆デバイス。

請求項13

請求項7乃至12の何れか1項に記載の被覆デバイスにおいて、前記係合シューが、前記係合シューを局所的に強化するために、ポリマーでできている構造と、金属または繊維強化複合材料でできている強化インサート(70)とを含み、好ましくは、・前記強化インサートがL字(または逆さまのT字)形状であり、水平な第1部分(70H)が前記段部(53)と、前記水平部分に垂直であるとともに前記係合シューの前記下部分(50Y)から前記上部分(50X)へ延在する垂直部分(70V)とを強化し、・前記ポリマー構造が、一方では、空洞であって、その中に前記強化インサートの前記垂直部分が挿入される空洞と、他方で、前記段部の下部における窪みとを含み、その結果、前記レールと接触する前記係合シューの全ての表面が、前記ポリマーでできている構造の表面であることを特徴とする被覆デバイス。

請求項14

請求項1乃至13の何れか1項に記載のデバイスの使用において、(a)液体で満たされていてもいなくてもよい槽、例えばプール、水淡水化、処理または保持用槽、(b)スポーツグラウンド、例えば、テニスコートまたはクリケットピッチ、(c)車両のボディシェル、(d)ガラス張りの表面、例えば、温室サンルームまたは車両窓から選択された表面(3)を覆うためであることを特徴とする使用。

請求項15

請求項3乃至13の何れか1項に記載の被覆デバイスを使用して表面(3)をカバー(10)で覆うための方法において、(a)台車が、前記覆われることになる表面の一端に位置付けられ、前記カバーの1つの横断方向縁が前記表面のこの端へ固定され、前記カバーの残りの部分がドラムの周りに巻き上げられ、(b)前記台車が、前記覆われることになる表面の上をレール(6)に沿って、第1方向に進められ、したがって、前記カバーが前記ドラムから広げられるとともに前記ドラムの下流の前記表面部分の上に展開させられ、同時に、前記ドラムが徐々に前進するにつれて、前記カバーの各長手方向縁のビード(12)が案内されるとともに前記対応するレール(6)の開口(14)の方を向いたままで保たれ、(c)前記係合シューを使用して、前記ビードが前記レールにおける前記開口(14)内へ強制的に入れられるとともに前記レールの隣接フランジ(6a)の下を案内され、(d)前記台車の並進の方向において下流の下流ローラ(33av)に直接隣接するベルトの側部(31a)の同じ開口へのすぐ後続の挿入により、前記ビードがその中でブロックされることを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明は、実装するのが容易であるとともに関連する用途の要件をより良好に充たす、表面を覆うためのデバイスに関する。特に、本発明は、被覆デバイスであって、カバーが、特定の固定システムであって、カバーが展開されるときに、カバーの長手方向縁が可逆的に固定されることを可能にするための特定の固定システムを含む、被覆デバイスに関する。

背景技術

0002

カバーが表面に施されるが、その理由はこれらの表面の特質に依存している。したがって、スイミングプールなどの槽の場合、カバーは葉または動物による汚染を防止することができ、エネルギー、水および試薬の節約を可能にすることができ、個人特に子どもの安全を提供することができるか、提供しなければならない。淡水化用槽または他の流体処理のために使用される槽の場合、カバーにより、液体が雨水で希釈されること、または熱を原因とする過剰な蒸発を回避することが可能になる。

0003

芝生コートまたはクレーコートのテニスコートなどスポーツグラウンドの場合、カバーは、荒れ天候、特に断続的な雨からの保護を提供する。さらに、車両の動きにより生じる押下において荷重が安定した状態を保つことを確実にし、荒れた天候からそれを保護するために、車体が覆われる。カバーはまた、内部の過熱を防止するために、温室サンルームまたは車両窓のためのブラインドとして、およびテラス日よけのための日よけ格子として使用される。

0004

全ての場合において、追求されているものは、概して経済的な被覆デバイスであって、容易で、信頼でき、繰り返し可能で、迅速に覆うことができるとともにカバーを取ることができ、必要な人の介入が最小限であり、とりわけ、可能な限り寿命が長い被覆デバイスのためである。基本モデルからより高機能のものまで、表面を覆うための数多くのデバイスが開発されてきた。例えば、スイミングプールの場合に使用される第1の完全に基本的なデバイスは、カバーであって、プールの縁まで手で広げられ、伸ばされ、固定される膨張式であってもなくてもよいカバーを含む。このタイプのデバイスは、例えば、文献米国特許第6691334号明細書、英国特許第2379163号明細書、および仏国特許第2652373号明細書において説明されている。取扱いおよび保管要件を考えると、これらがかなり小さい大きさのプールにのみ関連することは明らかである。

0005

より大きい表面のために、保護されることになる表面の横断方向端の1つへ固定されたドラムも有する被覆デバイスを頼みとすることもある。このカバーは、表面を覆うためにドラムから引く、広げることにより手動で展開される。カバーの重量および寸法は、適所に好適にセットされ得るように、数人の人間の介入を必然的に伴う。このカバーは、回転によりドラムの周り巻き付けることにより除去される。したがって、カバーは、表面に沿って摺動することにより表面から外れる。カバーを除去するためのドラムの回転は、手動で、または完全に展開したカバーを引くのに十分な電力を有する電気モータにより実施される。取扱い難いデバイスは容易に使用されないことから、カバーの展開の容易さは、特にスイミングプールの場合、安全性の誘因因子であることが強調されるべきである。カバーの展開(これは、ドラムから広げることを意味する)および除去(これは、ドラムに巻いて戻すことを意味する)は、手動で、またはモータを使用して自動的に実施され得る。自動被覆デバイスは、とりわけ、以下の文献:米国特許第3574979号明細書、英国特許第2199741号明細書、米国特許出願公開第2005/0097834号明細書、カナダ国特許第2115113号明細書、米国特許出願公開第2001/0023506号明細書、米国特許第5930848号明細書、米国特許第4001900号明細書およびウェブサイトwww.aquatop.beにおいて説明されている。しかしながら、上で述べたとおり固定されたドラムを備えたこのタイプの被覆デバイスには、カバーが展開および除去されている間に、保護されることになる表面の上を引かれるときに、カバーを摺動させ、したがって、時期尚早なカバーの装着およびそのようにして生じた摩擦を原因とする追加的な作業を招くという主な欠点がある。

0006

本出願において、「長手方向」、「横断方向」という用語およびその派生語は、それぞれ、ドラムの移動の方向およびその回転軸の方向を指す。

0007

固定ドラムデバイスの欠点を軽減するために、電動式ドラムが長手方向並進機構に取り付けられた、代替的なタイプのドラム作動被覆デバイスがある。この機構は、ドラムを、覆われることになる表面上で移動させ、カバーが、展開するにつれて、その長手方向移動と同時にドラムからカバーを広げることにより、文字通り、表面上に「置かれ」、次いで、カバーが除去されるときに、同時にドラムに巻くことにより持ち上げられることを可能にする。したがって、カバーは、展開されるときも除去されるときも表面上を摺動しない。被覆デバイスはまた、ドラムの並進および回転移動により、カバーが、覆われることになる表面の上で広げられるまたは巻き上がるようにするように、覆われることになる表面の1つの横断方向端に被覆を固定するためのシステムを含む。このタイプの自動デバイスの例は、例えば以下の文献で開示されている:国際公開第2005/026473号パンフレット、仏国特許第2900951号明細書、独国特許第2257231号明細書、仏国特許第2893651号明細書、仏国特許第2789425号明細書、仏国特許第2743502号明細書、仏国特許第1719858号明細書。さらに、長手方向並進のための設備が取り付けられたドラムの完全に手動の代替的な形が、文献国際公開第2007/036625号パンフレットおよび米国特許第4195370号明細書において説明される。

0008

上で説明された可動性ドラム被覆デバイスは、カバーの1つの横断方向縁が、覆われることになる表面の1つの横断方向端に固定され、反対側の縁は、ドラムに取り付けられたままとなることのみを計画している。カバーの長手方向縁を固定するためのシステムは提供されない。特に、スイミングプールの場合、カバー上に侵入する個人は、その長手方向縁により引き止められることはなく、したがって、水の中に入ることもあり得る。さらに、その長手方向縁に沿ったカバーのシーリング欠如は、ゴミ枯れ葉および小枝、ならびにネズミまたはヘビなどの小動物のプールへの進入を促し得る。カバーの長手方向縁が、カバーが展開されるときに可逆的に固定されることを可能にするより高機能のデバイスが、例えば、文献仏国特許第2803769号明細書において提案されている。この文献は、カバーの長手方向縁を固定するためのシステムを提供し、このシステムは、格子部分からなり、この格子部分は、隆起し、次いで、カバーの前記長手方向縁上へ部分ごとに折り曲げられ、カバーが徐々に広げられるときに、これらの縁がチャネル内部に曲げられたままとする。この設計において、カバーの長手方向縁は係止されること無く捕捉され、したがって、特にスイミングプールの場合、より低いレベルの安全性を提供する。

0009

別の有利なシステムであって、カバーの長手方向縁がその展開と同時に固定されることを可能にするとともに、カバーに完璧に張力をかけるために横断方向引張力がカバーにかけられることを可能にする別の有利なシステムが、国際公開第2010/010152号明細書、国際公開第2010/054960号明細書、国際公開第2014/064138号明細書、国際公開第2012/095264号明細書、およびベルギー特許出願ベルギー国特許第2012/0725号明細書において説明されている。これらのデバイスにおいて、カバーの長手方向縁には、ロッドまたはビードが設けられ、このロッドまたはビードは、U字断面レールの上向きの開口であって、前記開口を部分的に閉鎖する1つまたは2つのフランジを備えた上向きの開口内へ導入される。ビードはフランジの下に滑り込み、次いで、カバーの長手方向縁がしっかりと固定されることを可能にする好適な固定手段によりこの位置に保持される。そのようなシステムにおいて、偏向プーリが、カバーを広げることをもたらすドラムの第1方向における並進移動中に、ビードを対応するレールにおける開口に関して案内し、位置付けるために一般に使用される。

0010

このようなタイプの係止システムも通常は同様に機能するが、ビードが対応するレールのフランジの下に正しく位置せず、したがって、固定手段が、カバーの関連する長手方向縁をしっかりと固定することを可能にしないことも起こることがある。この状況は、カバー(10)のビード(12)がレールのフランジの下に挿入され、固定手段(31)により固定されたレール(6)を断面図で示す図2に示される。図2(a)は、固定システムを、レールのフランジの下に配置されるとともに固定手段(31)によりこの位置においてブロックされたビード(12)とともに機能すべきであるとして示す。図2(b)は、特に、カバーが展開中に横断方向張力を受けない場合(例えば、スイミングプールのための浮揚性カバーの場合)に起こり得ることを示す。ビードは、実際に、レールにおける開口(14)に滑り込んでいるが、対応するフランジの下に配置されていない。結果として、固定手段(31)は、好適に挿入されるための十分な空間を有さず、カバーの長手方向縁はあるべき程にしっかりとは固定されない。この状況は危険であることが分かり得る。その理由は、このようなシステムの予期される確実さを信頼し、個人が危険を冒してカバーの上に載ることがあり、カバーの縁が、重量およびそれらの不十分な固定の効果でレールから分離されるようになり得るからである。

0011

本発明は、レールの対応するフランジの下での、前記長手方向縁のビードの体系立てられた正しい位置付けを通じて、対応するレールにおけるカバーの長手方向縁の正しい固定を保証することを可能にする解決策を提案する。

0012

本発明は、主請求項において定義されるとおりであり、実施形態の好ましい代替的形は従属請求項において定義される。本発明は、とりわけ、表面を覆うためのデバイスであって、
(a)互いに反対側にある2つの長手方向縁と互いに反対側にある2つの横断方向縁とを有する実質的に長方形のカバーであって、各長手方向縁が前記縁に沿って延在する突出ビードを備える実質的に長方形のカバーと、
(b)カバーを巻き上げるおよび広げることができる、回転する能力を有して据え付けられたドラムであって、前記ドラムが、レールに沿った長手方向並進のための機構に据え付けられ、レールが、前記表面の各側に1つ配置され、各々が、プロファイルセクションであって、その面のうちの1つに開口を有するとともに、覆われることになる表面から離れる方を向いているプロファイルセクションから構成され、前記面が、少なくとも隣接フランジであって、覆われることになる表面に隣接する側に位置するとともに前記開口を部分的に閉鎖する少なくとも隣接フランジを含み、前記並進機構が、覆われることになる表面の上にカバーが広げられ、展開されるようにする第1方向およびカバーが巻き上げられ、前記表面から除去されるようにする第2方向にドラムの長手方向並進を可能にする
ドラムと、
(c)偏向面であって、ドラムが、カバーを広げさせる第1方向に並進移動を生じさせると、カバーの各縁の前記ビードを、対応するレールにおける開口の方を向くように案内し、位置付けるために、覆われることになる表面の各側に提供された偏向面と、
(d)カバーの長手方向縁のビードを、前記レールの開口において連続的に係止するためのシステムであって、ビードが開口に入ると、カバーが徐々に広げられるにつれ、対応するレールの隣接フランジの下にビードを押し込むことによりビードを係止することを可能にし、ドラムが第2方向に並進移動を生じさせると、カバーが徐々に巻き上げられるにつれ、ビードを解放し、ビードが係合解除することを可能にする、システムと
を含むデバイスに関する。

0013

本発明のデバイスは、並進の第1方向に偏向面の下流で各レール内に滑り込んでいるビード係合シューを追加的に含み、前記係合シューが、
(a)上部分であって、レールの外側に位置するとともに、ドラムとともにレールに沿って移動するように、並進機構に固定された上部分と、
(b)下部分であって、対応するレールにおける開口に挿入され、下ベースであって、その形状が、ビードが隣接フランジの下を案内されるようである下ベースを含む下部分と
を含む。

0014

実施形態の好ましい代替的形態において、係止システムが2つの可撓性ベルト(31)であって、各々、
・ 第1方向におけるドラムの並進移動の間、ビードが対応するレールの隣接フランジの下で係合させられると、カバーが徐々に広げられるにつれ、対応するレールにおける開口において、徐々に横たわり、ビードを中に押し込むこと、
・ 第2方向におけるドラムの並進移動の間、前記開口からそれ自体を取り外し、したがって、ビードを解放するとともに、カバーが徐々に巻き上げられるにつれビードが係合解除することを可能にすること
ができる2つの可撓性ベルト(31)を追加的に含む。

0015

実施形態の前記好ましい代替的形態において、移動機構は、有利には、台車であって、レールに据え付けられ、覆われることになる表面に横断方向に張り出し、ドラムを支持する台車を含み、台車が、その端部の各々に、
駆動車輪(9)であって、その回転軸が前記ドラムの回転軸に平行である駆動車輪(9)と、
・ レール上に載っているとともに台車の長手方向並進移動を可能にする少なくとも第1下流ローラおよび少なくとも第2上流ローラであって、移動の第1方向において、第1のものは駆動車輪の下流および第2のものは上流に据え付けられ、そこで駆動車輪が頂点を形成する三角形を構成する、少なくとも第1下流ローラおよび少なくとも第2上流ローラと
を含み、
2つの可撓性ベルトが、それらの端部の各々でのみ、覆われることになる表面の4つのコーナへ固定され、覆われることになる表面の長手方向縁に沿って、以下のとおり、すなわち、
・ それらが、固定ポイントと前記固定ポイントに最も近いローラとの間に含まれる側部において、レールにおける開口において配置される、および
・ それらが、2つのローラ間に含まれる中央部に滑り込むこと無く、駆動車輪の上に位置するように延在する。

0016

このような機構においては、各可撓性ベルトが下流ローラの上に位置し、下流ローラが各可撓性ベルトを対応するレールにおける開口に下ろし、係合シューが、前記対応する下流ローラと対応する偏向プーリとの間に位置することが好ましい。

0017

本機構は、固定シューであって、各レール内に滑り込んでいるとともに、対応する偏向プーリと上流ローラとの間に位置する固定シューを追加的に含んでもよく、前記固定シューは、
・ 上部分であって、レールの外側に位置するとともに、ドラムとともにレールに沿って移動するような方法で並進機構に固定された上部分と、
・ 対応するレールにおける開口(14)に挿入された下部分であって、突出段部であって、対応するレールの末端フランジ(6b)の下に延在するとともに、前記固定シューが対応するレールにおける開口から出ることを防ぐ、したがって、前記係合シュー(50)が固定された前記長手方向並進機構が対応するレールにおける開口から出ることを防ぐ際に前記係合シュー(50)を支援する突出段部を含む、下部分と
を含む。

0018

係合シューの下ベースは、好ましくは、実質的に平坦な部分を含み、その実質的に平坦な部分の形状は、実質的に長方形の形状であり、その長方形から、覆われることになる表面に隣接する側に位置するとともにビードが収容されることを可能にする最大幅および高さを有する凹部を画定する部分が除去されており、前記凹部が、凹部がその最大幅を有するとともにその下流端に到達する前に次第に閉じるその上流端から、下ベースに沿って長手方向に延在し、前記凹部が、ビードがレールの隣接フランジ(6a)の下を案内されることを可能にする。下ベースの上流部分は、係合シューの凹部へのビードの挿入を円滑にするために、有利には面取りされている。

0019

実施形態の好ましい代替的形態において、レールが、C形であって、隣接フランジに加えて、末端第2フランジであって、覆われることになる表面から、開口および隣接フランジにより分離されるとともに隣接フランジにより閉鎖された開口の反対側を部分的に閉鎖する末端第2フランジを含むC形であり、各係合シューが、突出段部であって、末端フランジの下または対応するレールの隣接フランジの下に延在するとともに、前記係合シュー、したがって、それが固定された前記長手方向並進機構が対応するレールにおける開口から出ることを防ぐ突出段部を含む。

0020

偏向面は、係合シューの上部分に配置されたスロット内面で少なくとも部分的に形成されていてもよい、すなわち、
・ 前記スロットは、面開口であって、対応するレールに平行な面の上に延在するとともに覆われることになる表面の方を向いている面開口を有し、
・ 前記開口が、スロット内部に位置するビードの寸法未満であるとともに、前記開口を介してスロットから出るカバーの厚さより大きい幅を有し、その結果、カバーはスロットに沿って摺動できるが、ビードは面開口を介してスロットを離れられず、
・ 前記スロットが、湾曲した断面であって、カバーのビードが、係合シューの下部分に向かって接線方向に、したがって、対応するレールの隣接フランジの下にもたらされることを可能にする湾曲した断面を含む。

0021

挿入シューの上部分はこのとき、カバーの横断方向に平行な軸を中心として回転するように据え付けられた実質的に円筒形の偏向プーリを含んでもよく、前記偏向プーリは、覆われることになる表面から離れている末端部と、前記表面に隣接する基端部とを有し、曲線セクションが、少なくとも部分的に偏向プーリの末端部で形成され、偏向プーリの末端部に、向きを変えるために前記偏向プーリの周りに部分的に巻き付けられたカバーの対応するビードが当接する。覆われることになる表面の両側に位置する各偏向プーリの末端部は、好ましくは対応するビードに当接し、したがって、カバーが広げられる際に、引張応力を横断方向にカバーに加え、前記応力は、カバーがレール内へ係止されている際には維持される。デバイスは、張力軸受であって、各係合シュー上で、好ましくはカバーの横断方向縁に垂直である横断方向回転軸を中心として回転する能力を有して据え付けられるとともに、カバーのビードを対応する係合シューのスロットへ案内する張力軸受を追加的に含み得る。

0022

本発明によるデバイスは、
(a)液体で満たされていてもいなくてもよい槽、例えばプール、水淡水化、処理または保持用槽、
(b)スポーツグラウンド、例えば、テニスコートまたはクリケットピッチ
(c)車両のボディシェル
(d)ガラス張りの表面、例えば、温室、サンルームまたは車両窓
の表面のうちの1つを覆うために使用され得る。

0023

表面は、以下の方法を用いて、上で定義された被覆デバイスを使用してカバーにより覆われる:
(a)台車が、覆われることになる表面の一端に位置付けられ、カバーの1つの横断方向縁が表面のこの端へ固定され、カバーの残りの部分がドラムの周りに巻き上げられ、
(b)台車が、覆われることになる表面の上をレールに沿って、第1方向に進められ、したがって、カバーがドラムから広げられるとともにドラムの下流の表面部分の上に展開させられ、同時に、ドラムが徐々に前進するにつれて、カバーの各長手方向縁のビードが案内されるとともに対応するレールの開口の方を向いたままで保たれ、
(c)係合シューを使用して、ビードがレールにおける開口(14)内へ強制的に入れられるとともに、前記レールの隣接フランジの下を案内され、
(d)台車の並進の方向において下流の下流ローラ(33av)に直接隣接するベルトの側部の同じ開口へのすぐ後続の挿入により、ビードがその中でブロックされる。

図面の簡単な説明

0024

これらの態様は、本発明の他の態様と併せて、本発明のいくつかの特定の実施形態の詳細な説明において明らかにされることになり、図面が参照される。

0025

図1は、ドラムが表面の一部のみがカバーにより覆われるような位置にある状態の、表面の全体的な斜視図である。
図2は、レールのフランジの下にビードが挿入された状態のレール、ならびに、(a)成功裏に固定された、および(b)不十分に固定された位置にビードを係止するための手段の断面である。
図3は、本発明による係合シューの第1例を示す。
図4は、本発明による並進手段ならびに係合および固定手段を含む台車の側面図を示す。
図5は、偏向プーリを含む本発明の第1実施形態による、係合手段の作動の原理の斜視断面を示す。
図6は、図5の第1例におけるよりもコンパクトである偏向プーリを含む本発明の第2実施形態による係合手段の作動の原理の斜視断面を示す。
図7は、本発明による係合シューの下部分によるカバーのビードの案内を示す。
図8は、本発明による係合シューの一例を示す。
図9は、本発明による係合シューの別の例を示す。
図10は、本発明による係合シューの別の例を示す。
図11は、本発明による係合シューの別の例を示す。
図12は、本発明による係合シューの別の例を示す。
図13は、本発明による係合シューの別の例を示す。
図14(a)は、プーリも軸受も無い図13の例によるシュー、ならびに図14(b)は、(a)のシューに据え付けられた偏向プーリおよび張力軸受の断面を示す。
図15は、本発明による係合手段の作動の原理の下部から見た図を示す。
図16は、係合シューが、下部分、特に係合シューの段部を強化するために強化インサートを含む、本発明の好ましい代替的形態を示す。

実施例

0026

図1に示されるとおり、本発明による、表面(3)を覆うための自動デバイス(1)は、前記表面(3)を覆うことを意図されたカバー(10)を含む。デバイス(1)は、とりわけ、水槽、例えば、スイミングプール、水処理槽廃水浄化プラント保持槽、淡水化プラントなどの輪郭により画定された表面を画定することを可能にする。しかしながら、本発明は、例えば、クレーコートまたは芝生コートのテニスコート、車体、温室、バスまたは電車などの車両の窓、またはサンルームなどのガラス張りの表面など表面の被覆を必要とする任意の分野において実装され得る。したがって、概して、「表面」により本出願において意味されることは、外周により輪郭が描かれた任意のゾーンである。

0027

デバイス(1)は、カバー(10)の幅に少なくとも等しい長さを有するドラム(2)を含み、カバーは、展開されたときに、保護されることになる表面(3)全体を覆うために十分に幅広いとともに十分に長いことが必要である。ドラム(2)は、長手方向並進機構であって、前記表面(3)の各側に配置されたレール(6)を含むとともにドラムが、カバーが展開されることを可能にする並進の第1方向(D1)およびカバーが除去されることを可能にする並進の第2方向(D2)に移動させられることを可能にする長手方向並進機構に据え付けられる。ドラム(2)の長手方向並進移動の間、ドラム(2)は、2つの方向の回転を有する:ドラム(2)がカバー(10)を広げてカバー(10)を展開させ保護されることになる表面(3)を覆うことを可能にする第1の回転方向(第1方向に並進移動の間)、および、カバー(10)を取り外すとともに前記表面(3)へのアクセスを提供するために、ドラム(2)がカバー(10)を巻き上げることを可能にする第2の回転方向(第2方向に並進移動の間)。

0028

デバイス(1)はまた、好ましくは固定システムであって、覆われることになる表面の1つの横断方向端に位置するとともに、ドラム(2)の並進および回転移動中に、カバーが、覆われることになる表面(3)の上で広げられる/巻き上げられることを可能にする固定システムを含む。用途に応じた応力および安全基準適合する任意の既知のタイプの固定システムが、この目的のために使用され得る。例えば、固定システムは、カバー(10)の可視の横断方向端に取り付けられた複数のストラップを含んでもよく、前記ストラップには、例えば、覆われることになる表面(3)の境界を定める輪郭の横断方向部品に固定され得る固定用フックが装着されている。代替的に、固定されることになるカバーの端部には、小穴であって、表面の横断方向縁に一連固定具、ねじ、ケーブルまたは他の任意の手段を使用して固定され得る小穴が設けられ得る。これらの固定手段は、カバー(10)の可視の横断方向端を固定化された状態に保ち、長手方向張力がその中に生じることを可能にするとともに、カバー(10)が表面(3)を覆うために第1方向(D1)に移動しているときにドラム(2)の回転を電動化する必要無しにカバー(10)が広げられることを可能にする。

0029

前記表面(3)の各側に位置付けられたレール(6)は各々、プロファイルセクションであって、その面のうちの1つに開口(14)を有するとともに、覆われることになる表面から離れる方を向いているプロファイルセクションでできている。開口(14)は、覆われることになる表面に隣接する側に位置する少なくとも隣接フランジ(6a)により、部分的に閉鎖される。本発明の対象を形成するデバイス(1)は、図8〜14に示されるとともに後により詳細に説明される、スロット(52)の内面により形成され得る偏向面(13)および/または、偏向プーリ(13w)の表面を含む。偏向面(13)は、カバーを、覆われることになる表面と平行になるように置き、したがって、ビードを対応するレールの開口(14)に向かって案内するために、ドラムと覆われることになる表面との間の角度で表されるカバーの向きを変えることを可能にする(図5(a)および6(a)参照)。

0030

前記レール(6)における開口(14)においてカバー(10)の長手方向縁のビード(12)を連続的に係止するためのシステムは、カバー(10)が徐々に広がる際に、ビード(12)が開口(14)において係合させられると、ビード(12)を対応するレールの隣接フランジ(6a)の下に押し込むことにより、ビード(12)を係止することを可能にし(参照図2(a)および4)、ドラムが第2方向(D2)に並進して移動させられると、カバーが徐々に巻き上げられるにつれ、ビードを解放して、ビードが係合解除することを可能にする。本発明との関連において特に開発された係合シュー(50)は、ビードが対応するレールにおける開口(14)へ提示されると、ビードが開口内へ、および隣接フランジ(6a)の下へ体系的に案内されることを確実にすることを可能にする。

0031

係合シュー(50)は、図4に示されるとおり、並進移動の第1方向(D1)に偏向面(13)の下流の各レールへ滑り込む。係合シューの一例が図3に示され、
(a)上部分(50X)であって、レールの外側に位置するとともに、ドラムとともにレールに沿って移動するように、並進機構に固定された上部分(50X)と
(b)下部分(50Y)であって、対応するレールにおける開口(14)に挿入され、下ベース(51)であって、その形状が、ビードが対応するレールの隣接フランジ(6a)の下を案内されるようである下ベース(51)を含む、下部分(50Y)と
を含む。

0032

図3に示されるとおり、係合シュー(50)の下ベース(51)は、好ましくは、実質的に平坦な部分を含み、当該平坦な部分の形状は、実質的に長方形の形状であり、そこから、覆われることになる表面に隣接する側に位置する凹部(51R)を画定するとともにビードが収容されることを可能にする最大幅および高さを有する部分が除去される。凹部(51R)は、凹部がその最大幅を有するその上流端(51A)から下ベースに沿って長手方向に延在し、その下流端(51B)に到達する前に次第に閉じる(「上流」および「下流」という用語は、ここでは、ドラムの移動の第1方向(D1)に関して使用される)。図7は、係合シュー(50)の凹部(51R)によりカバービードに与えられた経路を示し、図15は、並進移動の第1方向(D1)に移動するレール(6)(影付きゾーン)に挿入されたこのようなシューの下ベース(51)を示す。図5(c)&(d)、6(c)&(d)および15において見られ得るとおり、レールにおける開口(14)の方を向くように提供されたビード(12)は、前記凹部へ挿入され、前記凹部は、ビード(12)をレールの隣接フランジ(6a)の下で案内する。前記凹部(51R)があるために、ビードにはレールの隣接フランジ(6a)下で正しく位置付けられる以外の選択肢がなく、したがって、係止システム(31)が、図2(a)に示されるとおり、適切に位置付けられ、したがって、レール(6)において、ビード(12)、したがって展開されたカバー部分をしっかりと係止することが可能となる。ビードが係合シュー(50)の凹部(51R)に挿入されることをより容易にするために、下ベース(51)の上流部分(51A)は、図3(a)に示されるとおり、好ましくは面取りされている(プロファイル図)。

0033

係止システムは、レールにおける開口(14)を、カバーの展開された部分に対応するその部分において、部分的に閉鎖し、残っている開口のみをそのままにする手段を含む。部分的閉鎖は、一方では、カバーの厚さが残っている開口を通過することを可能にし、他方では、ビードの厚さが残っている開口を通過することを可能にせず、したがって、レール(6)が内部の隣接フランジ(6a)の下で係止されることを可能にするようである必要がある。部分的閉鎖のこのような手段は、好ましくは、可撓性ベルト(31)であって、開口(14)のスパンよりわずかに小さい幅であり、ビード(12)が隣接フランジ(6a)の下を徐々に案内される際にレールにおける開口に挿入される可撓性ベルト(31)の形をとる。したがって、
・ドラムが第1方向(D1)に並進して移動する際、ビード(12)がその隣接フランジ(6a)の下で係合させられると、ベルト(31)は、徐々に、カバー(10)が広げられるにつれて、対応するレールにおける開口(14)において横たわり、ビード(12)を中に押し込むこと、および
・ 第2方向におけるドラムの並進移動の間、ベルト(31)は前記開口(14)から除去され、したがって、ビードを解放するとともに、カバーが巻き上げられるにつれ、ビードが徐々に係合解除することを可能にする。

0034

ビードが隣接フランジ(6a)の下で係止されると、例えば押下または重力を原因として、極めて高い機械的応力がカバー(10)にかかっている場合であっても、カバー(10)の長手方向縁は、しっかりと保持される。スイミングプールの場合、このことは、カバーへの(許可された、または不正な)アクセスがあった場合に安全性を与える。係止システムの強度は、5〜10kN/m(500〜1000kg/m)の範囲で容易に達成され得、これは多くの用途にとって十分である。使用される材料に依存して、より大きい係止強さが達成され得る。

0035

ビードが係合シューの凹部(51R)に正しく提示されるために、ビード案内手段を提供することが好ましい。第1案内手段は、スロットの内面および/または偏向プーリ(13w)の軸受面により形成され得る偏向面(13)により与えられる。偏向面は係合シューの上部分(50X)の上に含まれてもよく、または、そこから分離していてもよい。好ましい代替的形態において、偏向面(13)は係合シューの上部分の一体部分である。このとき、これは、含まれている機械部品が少ない高度にコンパクトな組立体産出する。偏向面は、カバーの各縁の前記ビード(12)が、ドラムの第1方向(D1)への並進移動中に対応するレール(6)における開口(14)に向いている係合シューの下部分(50Y)に向かって案内されるとともに位置付けられることを可能にし、カバーを広げる(図5&6参照)。

0036

図8に示されるとおり、偏向面(13)は、以下のとおり、係合シュー(50)の上部分(50X)に配置されたスロット(52)の内面により少なくとも部分的に形成され得る。
・ 前記スロットが、面開口であって、対応するレール(6)に平行な面の上に延在するとともに、覆われることになる表面の方を向いている面開口を有する、
・ 前記開口が、スロット内部に位置するビード(12)の寸法未満であるとともに、前記開口を介してスロットから出るカバー(10)の厚さより大きい幅を有し、その結果、カバーはスロットに沿って摺動できるが、ビードは面開口を介してスロットを離れられない、
・ 前記スロットは、湾曲した断面であって、カバー(10)のビードが、係合シューの下部分(50Y)に向かって接線方向に、したがって対応するレールの隣接フランジ(6a)の下にもたらされる湾曲した断面を含む。

0037

実施形態の好ましい代替的形態において、挿入シューの上部分は、カバーの横断方向に平行な軸を中心として回転するように据え付けられた実質的に円筒形の偏向プーリ(13w)を含む(図5(a)、6(a)、9、10および12〜14を参照)。この偏向プーリは、覆われることになる表面から離れている末端部(13d)と、前記覆われることになる表面に隣接する基端部(13p)とを含む。上で説明された偏向面の曲線セクションは、このとき、カバーの対応するビードが当接する偏向プーリの末端部(13d)により少なくとも部分的に形成され、向きを変えるために前記偏向プーリの周りに部分的に巻き付けられる。偏向プーリを含む係合シューのいくつかの配置構成が、図9、10、12〜14に示される。図9および12において、長尺状のシリンダの形の偏向プーリ(13w)が示されている。長尺状のプーリは、カバーの方向変化を生じさせることをより容易にする。しかしながら、特に、以下で検討されるとおり、係止の時点でカバーが横断方向張力を受ける場合、図10、13および14に示されるに示されるもののようなより狭く、より侵入しない偏向プーリもまた有効である。重要なことは、プーリ(13w)の末端部(13d)が、偏向面(13)であって、それに対してビードが当接し得るとともに保持され得る偏向面(13)を提供することである。図14(b)は、どのようにして、ビードが、偏向プーリ(13w)であって、カバーの厚さが通過することを可能にするがビードが通過することを可能にしない偏向プーリ(13w)により押し込まれるかを示す。

0038

好ましい実施形態において、カバーは、滑らかで、安定的で魅力的外観を保証するために、展開される際に横断方向張力を受ける。このような横断方向張力をカバーに適用することにより、ビード(12)をレール(6)における開口に挿入するために、このカバーは、ビード(12)がスロットの内面に当接するか、偏向プーリ(13w)の末端部(13d)の表面に当接するような方法で、各偏向面(13)の周りに巻き付けられる。偏向面(13)に対するビード(12)のそのような位置付けを確実にするために、システムは、張力軸受(15)であって、カバーの横断方向縁に対して横断方向、好ましくは垂直の回転軸を中心として回転するように据え付けられるとともに、カバーのビードを対応する係合シューの偏向面(13)に向かって案内する張力軸受(15)を含み得る。各張力軸受(15)は、有利には、カバーのビードを偏向面(13)に当てて位置付けるために、対応する係合シューの偏向面(13)とドラムとの間に位置付けられ得る。好ましくは、張力軸受は各係合シュー(50)に直接据え付けられる。

0039

図11の係合シューは、カバーの横断方向縁に対して横断方向であるが垂直ではない軸で回転するように据え付けられた張力軸受(15)を含み、横断方向張力をカバーにかけることができるとともにそのビードをシューにおけるスロット(13)内へ案内することができ、その内面が偏向面を形成する。カバーのビードが張力ローラと接触する瞬間から、ビードがレールにおいて係合させられるとともに係止される時点まで、カバーは横断方向張力下で保たれ、カバーの、ドラムの下流ですでに展開された部分に滑らかな外観を与える。

0040

図12は、上述の図11のものと同様の係合シューを示し、張力軸受(15)を含み、スロットの曲線部は、カバーの横断方向縁に平行な軸で回転するように据え付けられた偏向プーリ(13w)により形成される。図13および14は、係合シューであって、スロットと、偏向プーリ(13w)と、偏向プーリの軸に垂直である軸に据え付けられた張力軸受(15)とを含む係合シューの別の例を示す。図14(a)は、高度にコンパクトであり有利である、プーリも軸受も無いシューの例を示す。図14(b)は、リップを含む偏向プーリ(13w)を示す図14(a)によるシューの断面を示し、リップの1つまたは複数の内面が偏向面(13)を形成する。図11および12において、張力軸受は、カバーの横断方向縁に対して横断方向であるが垂直ではない軸で回転するように据え付けられている一方で、図14の例において、張力軸受(15)の回転軸は、偏向プーリ(13w)の軸およびカバーの横断方向縁に垂直である。張力軸受(15)は、対応するビードを偏向面に向かって案内し、必要な場合は、横断方向張力をカバーにかける。偏向面(13)は、対応するビードを係合シューの下部分(50Y)に向かって案内し、その形状が、図7および15に示されるとおり、ビードを隣接フランジ(6a)の下で案内する。このことは、ビードが、レールの隣接フランジ(6a)の下で不正確に案内されるか、案内されないという、図2(b)に示された危険を回避する。

0041

場合により、横断方向張力をカバーにかけることは望ましくない。例えば、スイミングプールを覆う浮揚性カバーの場合、横断方向張力はカバーにかけられない。同様に、カバーが窓または開口を有する場合、材料が無い場合、横断方向張力はカバーのこの部分にかけられ得ない。このような場合、張力軸受(15)を使用しないこと、またはそうでなければ、それらをカバーの幅以下の距離で位置付けないことだけが求められる。横断方向張力がカバーにかけられる必要が無い場合であっても、偏向面は、レールの内部に向かっての2つのビードの案内に依然として必須である。それらの自重以外に横断方向張力をカバーにかけないように、これらは単純に互いから、カバーの幅より大きい距離だけ分離されるだけでよい。

0042

本発明の特に好ましい代替的形態において、ビード(12)を連続的に係止するそれらの機能を実施することとは別に、ベルト(31)はまた、ドラムであって、レール(6)に取り付けられるとともに、覆われることになる表面(3)の上に横断方向に張り出す台車(21)上で回転するように好ましくは据え付けられるドラム(2)の並進移動に寄与する。図1および3に示されるこのような代替的形態において、前記台車は、その端部の各々に、
(a)駆動車輪(9)であって、その回転軸が前記ドラム(2)の回転軸に平行である駆動車輪(9)と、
(b)レール(6)上に載っているとともに台車(21)の長手方向並進移動を可能にする少なくとも第1下流ローラ(33av)および少なくとも第2上流ローラ(33am)であって、移動の第1方向(D1)において、第1のものは駆動車輪(9)の下流および第2のものは上流に据え付けられ、そこで駆動車輪(9)が頂点(または覆われることになる表面から最も離れている頂点)を形成する三角形を構成する、少なくとも第1下流ローラ(33av)および少なくとも第2上流ローラ(33am)と
を含む。

0043

2つの可撓性ベルト(31)の各々は、その端部(35)の各々でのみ、覆われることになる表面の4つのコーナに固定され、以下のとおり、覆われることになる表面の長手方向縁の各々に沿って延在する:
(c)各ベルト(31)は、2つのローラ(33av、33am)間に含まれる中央部(31b)において、駆動車輪(9)の上を滑ること無く適合し、
(d)各ベルトは、固定ポイント(35)と前記固定ポイントに最も近いローラ(33av、33am)との間に含まれる側部(31a)において、レール(6)の開口(14)に配置される。

0044

ベルト(31)と駆動車輪(9)との間の滑りを回避するために、駆動車輪と接触する各ベルトの表面は、好ましくは、駆動車輪上の対応する歯と係合する歯を含む。代替的に、ベルトは、鎖の形をとってもよく、または、駆動車輪(9)に対する滑りを回避することを可能にする粗い面を有してもよい。上で導入されたタイプの並進および係止システムは、例えば、国際公開第2010010152号パンフレット、国際公開第2010054960号パンフレットおよびベルギー特許出願第2012/0725号明細書において説明されている。

0045

並進の第1方向(D1)における台車の下流の側部(31a)(すなわち固定ポイント(35)と台車の下流ローラ(33av)との間に画定された)において、ベルト(35)はまた、上で検討されたとおり、ビード係止システムとしても機能する。係合シュー(50)はこのとき、図4に示されるとおり、前記対応する下流ローラ(33av)と対応する偏向プーリ(13)との間に位置する。

0046

開口(14)の1つの側のみにフランジを含む、レール(6)のためのG形は、本発明によるビード(12)の係止を可能にするのに重要であるが、C形であって、隣接フランジ(6a)に加えて、末端第2フランジ(6b)であって、覆われることになる表面から開口(14)および隣接フランジ(6a)により分離されるとともに、隣接フランジ(6a)により残された開口(14)の反対側を部分的に閉鎖する末端第2フランジ(6b)を含むC形が好ましい。このようなプロファイルは、各係合シュー(50)が、対応するレールの末端フランジ(6b)の下に延在する突出段部(53)を含むようにすることにより、並進機構がよりしっかりとレールに固定されることを可能にする。この段部は、前記係合シュー(50)、したがってそれが取り付けられた前記長手方向並進機構が対応するレールにおける開口から出るのを防ぐ。段部(53)はまた、隣接フランジ(6a)の下に滑り込まされ得るが、段部が末端フランジの下に滑り込まされる場合シューはより安定的となる。なぜなら、カバーは、シューの上部分(50X)に、覆われることになる表面に向かって方向付けられるとともにシューをカバーに向かって枢動させる傾向がある力を受けさせるからである。

0047

段部(53)およびシューへのその接続は、使用の際高い応力を受ける。それらは一方では、並進移動の間にレールのフランジに対する高い摩擦力にさらされる。対応するレールに沿ったシューの並進移動の間摩擦を低減させるために、パッドおよびレールの表面に接触する段部のこれらの部品が、摩擦係数が低い材料でできていると好ましい。例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリオキシメチレン(POM)、フッ素化ポリマー、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(Teflon(登録商標)、PTFE)などのポリマーが使用されてもよい。

0048

さらに、カバーの対応するビードが係合させられると、段部は、特にカバーにかけられた張力により引き起こされた高い曲げ応力を受ける。場合により、特に、空洞の上に張り出す大きいサイズのカバーについて、カバーにおける張力は、上述のとおりのポリマーでできている特定のシューの段部が破損していることが分かるようなものであることが分かっている。

0049

シューの長期間の完全性を確実にすると同時に、シューの、レールに沿った並進移動の間の摩擦を減らすために、本発明の実施形態の好ましい代替的形態において、係合シューは、係合シューを局所的に強化するために、ポリマー構造と、金属または繊維強化複合材料でできている強化インサート(70)とを含む。特に、図16に示されるとおり、強化インサートはL字(または逆さまのT字)形状であってもよく、水平な第1部分(70H)が段部(53)と、水平部分に垂直であるとともに係合シューの下部分(50Y)から上部分(50X)へ延在する垂直部分(70V)とを強化する。この目的のため、ポリマー構造は、一方では、空洞であって、その中に強化インサートの垂直部分が挿入される空洞と、他方で、段部の下部における窪みとを含み得、その結果、レールと接触する係合シューの全ての表面は、ポリマーでできている。強化インサートは、鋼、好ましくはステンレス鋼、またはアルミニウムもしくはアルミニウム合金でできていてもよい。代替的に、インサートは、長いまたは連続的な繊維およびマトリクス、好ましくは有機マトリクス、例えば熱硬化性樹脂、例えばエポキシポリエステルなど、または熱可塑性ポリマー、例えばポリアミド、ポリエステル、ポリウレタンなどを備えた繊維強化複合材料から作られてもよい。

0050

図16は、強化インサート(70)を含む係合シューの様々な例を示す。図16(a)は、係合シューのポリマー構造において提供された空洞への強化インサート(70)の挿入を示す斜視図を示す。図16(b)&(d)の断面に見られ得るとおり、強化インサート(70)は、当業者に既知の任意の固定手段、例えばねじ、スナップ締結手段などにより、空洞における適所に保持され得る。強化インサートは、図16(b)&(c)に示される最も単純なものから、張力軸受(15)を含む図16(d)に示されるより高機能のものまで、係合シューの任意の代替的実施形態のために使用されてもよい。図16(c)の代替的形態において、係合シューは、係合シューの上部分(50X)を強化する第2強化インサートを含む。

0051

図4に示されるとおり、台車(21)をレールによりしっかり動かないように固定するために、デバイスは、好ましくは、固定シュー(60)であって、各レール並進の第1方向(D1)において、上流ローラ(33am)の下流および係合シュー(50)の上流で各レールに滑り込む固定シュー(60)を含む。このような固定シュー(60)は、係合シュー(50)と同様であるが、凹部(51R)を有さず、これを必要としない理由は、固定シュー(60)はカバー(10)ともビード(12)ともいずれの時点でも接触しないからである。固定シューは、したがって、
(a)上部分であって、レールの外側に位置するとともに、ドラムとともにレールに沿って移動するような方法で並進機構に固定された上部分と、
(b)対応するレールにおける開口(14)に挿入された下部分であって、前記下部分が、突出段部であって、対応するレールの末端フランジ(6b)の下に延在するとともに、前記固定シュー(60)、したがって、それが固定された前記長手方向並進機構が対応するレールにおける開口から出るのを防ぎ、したがって、このタスクにおいて係合シュー(50)を支援する突出段部を含む、下部分とを含む。

0052

本発明によるデバイスは、好ましくは、図4に図示された以下の作動を可能にする:
(a)カバーが広がる(=カバーが展開される)につれ、カバーの各長手方向縁のビード(12)は、偏向面(13)および任意選択的に張力軸受(15)の行動により、台車が第1方向(D1)において徐々に進むにつれ、対応するレール(6)における開口(14)に対して案内され保持される、
(b)したがって、ビードは、凹部(51R)を用いてビードをレールにおける開口(14)内に押しやる係合シュー(50)と相互作用し、ビードを前記レールの隣接フランジ(6a)の下で案内する、
(c)ビードは、台車の並進移動の第1方向(D1)の下流の下流ローラ(33av)に直接隣接するベルトの側部(31a)の同じ開口内へのすぐ後続の挿入によりブロックされ、
(d)カバーが巻き上げられて戻される(=カバーが除去されている)とき、ベルトの中央部(31b)であって、第2方向(D2)において、台車の並進移動の方向の上流で、下流ローラ(33av)に直接隣接しているベルトの中央部(31b)は、レールにおける前記開口(14)から除去され、したがって、ビード(12)がレールから係合解除することを可能にし、カバーが、台車のドラム(2)に巻き上げられて戻されることを可能にする。

0053

覆われるかカバーを外されることになる表面に沿ったドラムの移動は、概して、実質的に一定の速度で生じる。したがって、駆動車輪(9)は、実質的に一定の回転速度で回転する必要がある。しかしながら、特に、長手方向寸法が大きい表面について、ドラムの外径は、カバーが展開または除去される際に、かなり変わり得る。カバーが展開/除去される速度は駆動車輪の回転速度(これは概して一定のままである)に依存するため、およびドラムの外径はそこに巻き上げられたカバーの量により変わるため、ドラムおよび駆動車輪(9)は、ドラムの並進移動にわたって同じ速度で回転し得ないことになる。小さいサイズのカバーについて、カバーを引き寄せることにより速度の差異補償することが可能であるときもある。例えばスイミングプールまたはセミトレーラーのための長手方向寸法がより長いカバーについて、カバーを巻く/広げるドラムの回転と駆動車輪(9)の回転軸の相対的速度を修正するための手段を提供することが必要である。これらの手段は、実質的に一定に保たれなければならない駆動車輪の回転速度と、ドラムの外径カバーが徐々に広げられる/巻き上げられるにつれドラムの外径とともに変わるドラムの回転速度との差を補償することを可能にするために、ドラム(2)の内部に配置された渦巻き形ばねを含み得る。カバーが展開されているとき、ドラムは、覆われることになる表面の1つの横断方向縁に固定されたカバーにより生じた張力の結果として自発的に回転する。カバー(10)が表面の上に展開している間に渦巻き形ばねに張力がかけられるようになると、ドラムの回転は渦巻き形ばねの弛緩により引き起こされることから、ドラムの周りでのカバーの回収および再巻き取りのいずれの間にも前記ドラムの回転を電動化する必要はない。このシステムは、ドラムを適切な速度で回転させるために第2のモータまたは伝動装置システムまたはいずれの電子制御システムも必要としないため、極めて有利である。

0054

上述のとおりのドラム回転システムにおけるブレーキまたはばねを使用することによるか、または、ドラムの回転および並進運動差別化され電動化された制御によるかの何れかにより、単純に、ドラムの回転によりカバーが広げられる速度が、長手方向並進ドラムの移動の速度未満であることを確実にすることにより、カバーが展開されているときに、長手方向張力がカバーにかけられ得る。これらの2つの速度が同期している場合、カバーは、スイミングプールなどの空洞を含む表面を覆うカバーの場合それ自体の自重により生じる張力以外の張力無しに展開させられる。

0055

カバーは、問題となっている用途に好適な任意の材料、すなわち合成または天然織物材料ポリマーフィルム、ポリマー、金属または木などでできている薄板でできていることができる。これは、透明、不透明または半透明であってもよく、流体に対する遮蔽体を形成してもよく、または、他方で、多孔性であってもよく、またはさらにはネットのものなどメッシュ開口を含んでもよい。例えば、スイミングプールまたは水処理槽などへの適用のために、カバーが排水穴を含み、したがって雨水がカバー上に堆積しないようにすることができ、したがって、カバーの表面上に水のポケットが形成されるのを回避することが有利である。

0056

本発明による被覆システムは、表面を覆うのに特に適している、例えば、
(a)液体で満たされていてもいなくてもよい槽、例えばプール、水淡水化、処理または保持用槽、
(b)スポーツグラウンド、例えば、テニスコートまたはクリケットピッチ、
(c)自動車、例えばトレーラー
(d)ガラス張りの表面、例えば温室、サンルームまたは車両窓。

0057

本発明の係合シュー(50)のために、カバー(10)の長手方向縁に沿って設けられたビード(12)は、図2(a)に示されるとおり、ビード(12)が中に係止されることになるレールの隣接フランジ(6a)の下に体系的に好適に位置付けられ、ビード(12)がレールに挿入されるときに、カバーに側方張力が無い場合であっても、例えば図2(b)に示される状況が回避される。したがって、覆われることになる表面にカバーを展開および除去する数多くのサイクルの後であっても、デバイスの安全は保障される。

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