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課題・解決手段
概要
背景
一般に、バドミントンは室外又は室内に設置されたコートにおいてラケットでシャトルコックを打って相手コートの地面に落とすことにより得点する運動であり、単式及び複式で行われるスポーツである。
このようなバドミントンは、少なくとも二人以上がコートで競技を行い、コーチ又は演習相手がいない場合には、一人でスイング、ステップなどの個人演習だけしか行うことができないという問題点がある。
また、初級者、中級者又は上級者の実力に見合った円滑な競技ができておらず、実力による興味誘発の効果が低いという問題点がある。
このような問題点を解決するために、従来公知となった技術として、大韓民国実用新案登録第20−0306604号の“バドミントン演習装置”が提示されている。
しかし、従来提示されたバドミントン演習装置は、順次供給されるシャトルコックをラケットで繰り返し打つスイング動作ができるように構成されているが、シャトルコックが一定方向にのみ供給されるので、バドミントンコートの様々な位置においてスイング演習ができず、ラケットでシャトルコックを打ち出すスイング動作になっているので、固定されたラケットが損傷したり、或いは、ラケットの固定位置が変更されると、正確なコースにシャトルコックが飛ばないという問題点がある。
概要
本発明はバドミントン演習装置及びその制御方法に関し、より詳しくは保管された多数のシャトルコックを順次引き出し、シャトルコックの損傷なしに前方に飛ばすことができ、使用中に上下左右の角度調節が可能なバドミントン演習装置及びその制御方法に関する。
目的
本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、多数のシャトルコックを保存し、上下及び左右に移動しながらバドミントンコートの任意の地点に順次送球することにより、一人でも打球の姿勢、タイミング、打点、ステップなどの演習を行うことができるバドミントン演習装置及びその制御方法を提供する
効果
実績
- 技術文献被引用数
- - 件
- 牽制数
- - 件
この技術が所属する分野
請求項1
シャトルコックを発射してバドミントンスイングを練習することができるバドミントン演習装置であって、多数のシャトルコックが保存された保存部と、前記保存部に保存されたシャトルコックを引き出して供給する供給手段、前記供給手段から供給された前記シャトルコックを移送して前方に発射する発射手段及び前記供給手段と前記発射手段が装着される第1支持板からなるシャトルコック発射部と、前記シャトルコック発射部の下部に結合され、前記シャトルコック発射部を左右に移動させる左右移動部及び上下に移動させる上下移動部からなる移動手段と、前記移動手段の下部に結合され、前記シャトルコック発射部を移動させる支持部と、を含んでなり、前記供給手段は、前記第1支持板上部に結合され、上端には前記シャトルコックを感知する感知手段が形成された支持台と、前記支持台に昇降可能に結合され、下部には前方に突出したガイド突起が形成された移動板と、前記移動板に結合されて動力を伝達する第2モーター、及び前記感知手段によって前記シャトルコックを感知すれば、第2モーターによって回転して前記シャトルコックを摘んで引き出す一対のやっとこ部からなる引出部とを含んでなり、前記発射手段は、前記供給手段から引き出された前記シャトルコックが載置される載置板が形成され、一側面にはラックギアが長手方向に結合されたベースと、前記第1支持板に結合され、前記ベースが長手方向に移動するようにするレールと、前記ラックギアと噛み合い、第3モーターから動力を受けて回転して前記ベースを長手方向に移動させるピニオンギアと、前記ベースの他側面に結合され、前記ガイド突起が挿入されるもので、前記ベースの移動時に前記供給手段を昇降させるガイド溝が形成されたガイド板と、前記ベースに結合される測定板、前記ベースの移動によって前記測定板を感知して前記供給手段の上昇及び下降位置を測定する第1測定部材及び第2測定部材、及び前記載置板が前方に前進した位置を測定する第3測定部材からなる第2測定手段と、前記載置板によって移送された前記シャトルコックを前方に発射する一対のローラー及び前記ローラーに動力を伝達する第4モーターが結合されたローラー部とを含んでなることを特徴とする、バドミントン演習装置。
請求項2
前記保存部は、一定間隔で配置された多数の保存容器、前記保存容器の上部と下部にそれぞれ結合され、前記シャトルコックを挿入及び引き出すことができる通孔が形成された固定板、及び前記固定板の下方に突出して前記シャトルコック発射部に回転可能に結合され、外周面に第1従動ギアが形成された第1回転軸からなる本体と、前記第1従動ギアと噛み合い、第1モーターから動力を受けて前記本体を回転させる第1駆動ギア、及び前記第1駆動ギアの回転状態を測定する第1測定手段からなる動力部とを含んでなり、前記保存容器の配置間隔に合わせて前記第1回転軸の側面に長溝が形成され、前記長溝に挿入されて回転する前記保存容器の位置を固定するように前記シャトルコック発射部に取り付けられた固定手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載のバドミントン演習装置。
請求項3
前記上下移動部は、前記第1支持板から一定間隔で離隔して下方に取り付けられる第2支持板と、前記第2支持板の後面の端部で上方に突出して前記シャトルコック発射部に回転可能にヒンジで結合される固定部と、前記第2支持板の上部に結合され、第5モーターによって回転するカムと、前記カムに回転可能に接触し、前記シャトルコック発射部に結合される回動体と、前記第2支持板に結合され、前記カムの回転状態を測定する第3測定手段とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載のバドミントン演習装置。
請求項4
前記左右移動部は、前記第2支持板から一定間隔で離隔して下方に取り付けられる第3支持板と、前記第3支持板に回転可能に結合され、前記第2支持板が固定され、外周面に第2従動ギアが形成された第2回転軸と、前記第2従動ギアと噛み合い、前記支持板の下部に取り付けられた第6モーターから動力を受けて前記第2従動ギアを回転させる第2駆動ギアと、前記第2回転軸の回転状態を測定する第4測定手段と、前記第2支持板に結合され、前記第3支持板を移動可能に支持するベアリングを含む支持体とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載のバドミントン演習装置。
請求項5
前記シャトルコックをガイドする傾斜面を備えた開放部が形成され、前記供給手段、前記ベース、前記レール、前記第3モーター、前記ガイド板、前記第2測定手段及び前記ローラー部を収容するカバーを含むことを特徴とする、請求項1に記載のバドミントン演習装置。
請求項6
シャトルコックのコルクが露出するとともにコーンによって固定されるように保存容器に多数のシャトルコックを積層させて保管する準備段階と、前記準備段階で露出した前記シャトルコックを昇降する供給手段によって感知して把持した後、移動動線に沿って移動しながらシャトルコックを引き出し、前後に移動する発射手段の位置を測定してシャトルコックをローラー部に供給する移動段階と、前記移動段階で移送されたシャトルコックを回転中のローラー部の間に進入させて前方に送球する送球段階と、前記送球段階で前方に送球されるシャトルコックの上下方向を個別的に調節する上下調節段階と、前記送球段階で前方に送球されるシャトルコックの左右方向を個別的に調節する左右調節段階と、を含んでなることを特徴とする、バドミントン演習装置の制御方法。
請求項7
前記移動段階は、前記準備段階で下方に露出したシャトルコックを感知手段によって感知し、供給手段で把持する把持段階と、前記把持段階でシャトルコックが把持されれば、発射手段を前進させて前記供給手段を下降させることによってシャトルコックを引き出した後、発射手段が第2測定部材によって感知されれば、シャトルコックを載置板に落下させる供給段階と、前記供給段階で落下したシャトルコックを前方に移動させ、第3測定部材によって感知される位置で回転中のローラー部に進入させる進入段階と、前記進入段階で第3測定部材によって測定されれば、供給手段を後進させて第1測定部材によって測定される位置に後進させる後進段階と、を含んでなることを特徴とする、請求項6に記載のバドミントン演習装置の制御方法。
技術分野
0001
本発明はバドミントン演習装置及びその制御方法に関し、より詳しくは保管された多数のシャトルコックを順次引き出し、シャトルコックの損傷なしに前方に飛ばすことができ、使用中に上下左右の角度調節が可能なバドミントン演習装置及びその制御方法に関する。
背景技術
0006
しかし、従来提示されたバドミントン演習装置は、順次供給されるシャトルコックをラケットで繰り返し打つスイング動作ができるように構成されているが、シャトルコックが一定方向にのみ供給されるので、バドミントンコートの様々な位置においてスイング演習ができず、ラケットでシャトルコックを打ち出すスイング動作になっているので、固定されたラケットが損傷したり、或いは、ラケットの固定位置が変更されると、正確なコースにシャトルコックが飛ばないという問題点がある。
発明が解決しようとする課題
0007
本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、多数のシャトルコックを保存し、上下及び左右に移動しながらバドミントンコートの任意の地点に順次送球することにより、一人でも打球の姿勢、タイミング、打点、ステップなどの演習を行うことができるバドミントン演習装置及びその制御方法を提供することにある。
0008
本発明の他の目的は、供給されるシャトルコックが損傷せず、順次供給されるシャトルコックを感知して誤作動を防止することができるバドミントン演習装置及びその制御方法を提供することにある。
0009
本発明のさらに他の目的は、シャトルコックを送球しているうちに速かに方向を変更してバドミントンコートの全領域に規則的又は不規則的に送球することによって敏捷性及びステップを向上させることができるバドミントン演習装置及びその制御方法を提供することにある。
課題を解決するための手段
0010
前記のような目的を達成するために、本発明は、シャトルコックを発射してバドミントンスイングを練習することができるバドミントン演習装置であって、多数のシャトルコックが保存された保存部と、前記保存部に保存されたシャトルコックを引き出して供給する供給手段、前記供給手段から供給された前記シャトルコックを移送して前方に発射する発射手段及び前記供給手段と前記発射手段が装着される第1支持板からなるシャトルコック発射部と、前記シャトルコック発射部の下部に結合され、前記シャトルコック発射部を左右に移動させる左右移動部及び上下に移動させる上下移動部からなる移動手段と、前記移動手段の下部に結合され、前記シャトルコック発射部を移動させる支持部と、を含んでなり、前記供給手段は、前記第1支持板上部に結合され、上端には前記シャトルコックを感知する感知手段が形成された支持台と、前記支持台に昇降可能に結合され、下部には前方に突出したガイド突起が形成された移動板と、前記移動板に結合されて動力を伝達する第2モーター、及び前記感知手段によって前記シャトルコックを感知すれば、第2モーターによって回転して前記シャトルコックを摘んで引き出す一対のやっとこ部からなる引出部とを含んでなり、前記発射手段は、前記供給手段から引き出された前記シャトルコックが載置される載置板が形成され、一側面にはラックギアが長手方向に結合されたベースと、前記第1支持板に結合され、前記ベースが長手方向に移動するようにするレールと、前記ラックギアと噛み合い、第3モーターから動力を受けて回転して前記ベースを長手方向に移動させるピニオンギアと、前記ベースの他側面に結合され、前記ガイド突起が挿入されるもので、前記ベースの移動時に前記供給手段を昇降させるガイド溝が形成されたガイド板と、前記ベースに結合される測定板、前記ベースの移動によって前記測定板を感知して前記供給手段の上昇及び下降位置を測定する第1測定部材及び第2測定部材、及び前記載置板が前方に前進した位置を測定する第3測定部材からなる第2測定手段と、前記載置板によって移送された前記シャトルコックを前方に発射する一対のローラー及び前記ローラーに動力を伝達する第4モーターが結合されたローラー部とを含んでなることを特徴とする。
0011
前記保存部は、一定間隔で配置された多数の保存容器、前記保存容器の上部と下部にそれぞれ結合され、前記シャトルコックを挿入及び引き出すことができる通孔が形成された固定板、及び前記固定板の下方に突出して前記シャトルコック発射部に回転可能に結合され、外周面に第1従動ギアが形成された第1回転軸からなる本体と、前記第1従動ギアと噛み合い、第1モーターから動力を受けて前記本体を回転させる第1駆動ギア、及び前記第1駆動ギアの回転状態を測定する第1測定手段からなる動力部とを含んでなり、前記保存容器の配置間隔に合わせて前記第1回転軸の側面に長溝が形成され、前記長溝に挿入されて回転する前記保存容器の位置を固定するように前記シャトルコック発射部に取り付けられた固定手段とを含むことが好ましい。
0012
前記上下移動部は、前記第1支持板から一定間隔で離隔して下方に取り付けられる第2支持板と、前記第2支持板の後面の端部で上方に突出して前記シャトルコック発射部に回転可能にヒンジで結合される固定部と、前記第2支持板の上部に結合され、第5モーターによって回転するカムと、前記カムに回転可能に接触し、前記シャトルコック発射部に結合される回動体と、前記第2支持板に結合され、前記カムの回転状態を測定する第3測定手段とを含んでなることが好ましい。
0013
前記左右移動部は、前記第2支持板から一定間隔で離隔して下方に取り付けられる第3支持板と、前記第3支持板に回転可能に結合され、前記第2支持板が固定され、外周面に第2従動ギアが形成された第2回転軸と、 前記第2従動ギアと噛み合い、前記支持板の下部に取り付けられた第6モーターから動力を受けて前記第2従動ギアを回転させる第2駆動ギアと、前記第2回転軸の回転状態を測定する第4測定手段と、前記第2支持板に結合され、前記第3支持板を移動可能に支持するベアリングを含む支持体とを含んでなることが好ましい。
0014
前記シャトルコックをガイドする傾斜面を備えた開放部が形成され、前記供給手段、前記ベース、前記レール、前記第3モーター、前記ガイド板、前記第2測定手段及び前記ローラー部を収容するカバーを含むことが好ましい。
0015
また、本発明は、シャトルコックのコルクが露出するとともにコーンによって固定されるように保存容器に多数のシャトルコックを積層させて保管する準備段階と、前記準備段階で露出した前記シャトルコックを昇降する供給手段によって感知して把持した後、移動動線に沿って移動しながらシャトルコックを引き出し、前後に移動する発射手段の位置を測定してシャトルコックをローラー部に供給する移動段階と、前記移動段階で移送されたシャトルコックを回転中のローラー部の間に進入させて前方に送球する送球段階と、前記送球段階で前方に送球されるシャトルコックの上下方向を個別的に調節する上下調節段階と、前記送球段階で前方に送球されるシャトルコックの左右方向を個別的に調節する左右調節段階と、を含んでなることを特徴とする。
0016
前記移動段階は、前記準備段階で下方に露出したシャトルコックを感知手段によって感知し、供給手段で把持する把持段階と、前記把持段階でシャトルコックが把持されれば、発射手段を前進させて前記供給手段を下降させることによってシャトルコックを引き出した後、発射手段が第2測定部材によって感知されれば、シャトルコックを載置板に落下させる供給段階と、前記供給段階で落下したシャトルコックを前方に移動させ、第3測定部材によって感知される位置で回転中のローラー部に進入させる進入段階と、前記進入段階で第3測定部材によって測定されれば、供給手段を後進させて第1測定部材によって測定される位置に後進させる後進段階と、を含んでなることが好ましい。
発明の効果
0017
本発明によるバドミントン演習装置及びその制御方法によれば、多数のシャトルコックを保存し、上下及び左右に方向を転換しながら順次バドミントンコート内の任意の地点に送球するようにバドミントンコートの全領域の様々な位置にシャトルコックを飛ばすことによって一人でも打球姿勢、タイミング、打点、ステップなどの演習を行うことができる効果がある。
0019
本発明によれば、シャトルコックを送球しているうちに速かに方向を変更してシャトルコックをバドミントンコートの全領域に規則的又は不規則的に飛ばすことによって敏捷性及びステップを向上させることができる利点がある。
図面の簡単な説明
0020
本発明によるバドミントン演習装置を示す側面図である。
本発明によるシャトルコック発射部を示す斜視図である。
本発明による供給手段を示す斜視図である。
本発明による移動手段を示す側面図である。
本発明による測定手段を示す斜視図である。
本発明によるシャトルコック発射部の作動状態を示す概念図である。
本発明による移動手段の作動状態を示す概念図である。
本発明による制御方法を示すフローチャートである。
本発明による移動段階を示すフローチャートである。
実施例
0021
以下では本発明によるバドミントン演習装置及びその制御方法について添付図面に基づいて詳細に説明する。
0022
<バドミントン演習装置>
図1は本発明によるバドミントン演習装置を示す側面図、図2は本発明によるシャトルコック発射部を示す斜視図、図3は本発明による供給手段を示す斜視図、図4は本発明による移動手段を示す側面図、図5は本発明による測定手段を示す斜視図、図6は本発明によるシャトルコック発射部の作動状態を示す概念図、図7は本発明による移動手段の作動状態を示す概念図である。
0023
図1〜図5に示すように、本発明はバドミントン演習装置に関するもので、より詳しくは保存部に保管された多数のシャトルコックを感知して順次引き出した後、一対のローラー部を介して前方にシャトルコックをバドミントンコートに飛ばすことができ、上下左右の角度を調節して前方のバドミントンコートに送球することができるバドミントン演習装置に関する。
0024
このような本発明は、多数のシャトルコックを保存し、順次供給されるシャトルコック600を前方のバドミントンコートに送球することができるように、保存部100、シャトルコック発射部200、移動手段300及び支持部400からなる。
0025
前記保存部100には多数のシャトルコック600が保存される。
0026
ここで、前記保存部100は、多数のシャトルコックを保存する本体110と前記本体110を回転させる動力部120とからなる。
0027
前記本体110は、一定間隔で配置された多数の保存容器111と、前記保存容器111の上部及び下部に結合され、前記シャトルコック600を挿入するか又は引き出すことができるようにする通孔113が形成された固定板112と、前記固定板112の下方に突出して前記シャトルコック発射部200に回転可能に結合され、外周面に第1従動ギア115が形成された第1回転軸114とからなる。
0028
また、前記固定板112には、前記保存容器111が配置される位置に通孔113が形成される。
0029
そして、前記保存容器111の下部に位置する前記通孔113の直径は前記保存容器111の直径より相対的に小さく形成されることにより、前記シャトルコック600の羽部を保持することが好ましい。
0030
前記動力部120は、前記第1従動ギア115と噛み合って前記本体110を回転させる第1駆動ギア122と、前記第1駆動ギア122に動力を伝達する第1モーター121と、前記第1駆動ギア122の回転状態を感知する第1測定手段123とからなる。
0031
そして、前記動力部120は前記シャトルコック発射部200に結合され、前記第1駆動ギア122の1回転時に前記第1従動ギア115が回転して前記保存容器111を回転させるギア比を有するように形成される。
0032
また、前記第1駆動ギア122は第1測定手段123によって1回転を測定することができるようになる。
0033
また、前記保存容器111の間隔に合わせて長溝116が形成され、前記長溝116に挿入される固定手段130によって正確な位置に固定される。
0035
したがって、前記固定手段130は前記動力部120によって回転する前記第1回転軸114を正確な位置に固定して前記シャトルコック600が正確な位置で露出するようにする。
0036
前記シャトルコック発射部200は、前記保存部100に保存された前記シャトルコック600を引き出して供給する供給手段210と、前記供給手段210から供給された前記シャトルコック600を移送して前方に発射する発射手段220と、前記供給手段210と前記発射手段220が装着される第1支持板250とからなる。
0037
前記供給手段210は前記第1支持板250の上部に結合され、前記保存部に保存された前記シャトルコック600を引き出して前記発射手段220に供給することができるように、支持台211と、ベース221と、引出部215とからなる。
0038
前記支持台211の上部には前記保存部100に保存されたシャトルコック600を感知する第2感知手段212が形成される。
0039
前記移動板213は前記支持台211に昇降可能に結合され、下部には前方に突出したガイド突起214が形成される。
0040
前記引出部215は前記移動板213に結合され、前記第2感知手段212が前記シャトルコック600を感知すると、前記第2モーター216によって回転して前記シャトルコックを摘んで引き出す一対のやっとこ部217を含む。
0041
ここで、一対の前記やっとこ部217は前記第2モーター216とギアで結合されることにより前記シャトルコック600を摘むことができる。
0042
そして、前記発射手段220は、前記供給手段210から引き出された前記シャトルコック600を前方に飛ばすことができるように、ベース221、レール224、ピニオンギア226、ガイド板227、第3測定手段316、ローラー部230及びカバー240からなる。
0043
前記ベース221は、前面に前記供給手段210から引き出された前記シャトルコック600が載置される載置板222が結合され、一側面にはラックギア223が長手方向に結合される。
0044
前記レール224は前記第1支持板250に結合され、前記ベース221が長手方向に移動することができるように構成される。
0045
前記ピニオンギア226は前記ラックギア223と噛み合い、第3モーター225から動力を受けて回転して前記ベース221を長手方向に移動させる。
0046
ここで、前記第3モーター225は前記ピニオンギア226に動力を伝達するように結合され、前記第1支持板250に取り付けられる。
0047
前記ガイド板227は前記ベース221の他側面に結合され、前記ガイド突起214が挿入されるガイド溝228が形成され、前記ベース221の長手方向への移動時、前記供給手段210を昇降させるように結合される。
0048
したがって、前記ガイド溝228は長手方向に形成され、前部が上方に傾くように形成されることにより、前記ベース221が後方に移動するとき、前記供給手段210が上昇し、前方に移動するとき、前記供給手段210が下降する。
0049
前記第2測定手段229は前記ベース221の特定位置を測定する。
0050
ここで、前記第2測定手段229の位置は、ベース221が後方に移動して前記供給手段210が上昇した位置、前記ベース221が前進して前記供給手段210が下降した位置、及び前記ベース221が最前方に移動した位置をそれぞれ確認することができるように決められる。
0051
前記ローラー部230は、前記載置板222によって移送された前記シャトルコック600を前方に送球することができる一対のローラー231と、前記ローラー231に動力を伝達する第4モーター232とからなる。
0052
ここで、前記一対のローラー231は前記シャトルコック600を前方に飛ばすことができるように回転し、前記第4モーター232から、ギア、ベルトなどを介して動力が伝達されるように構成される。
0053
前記カバー240は前記シャトルコック600をガイドする傾斜面を備えた開放部241が形成されるもので、前記ベース221、前記レール224、前記ピニオンギア226、前記ガイド板227、前記第3測定手段316及び前記ローラー部230を収容して外部から保護する。
0054
前記移動手段300は、前記シャトルコック発射部200の下部に結合され、前記シャトルコック発射部200を上下に移動させる上下移動部310と、左右に移動させる左右移動部320とからなる。
0055
このような前記上下移動部310は、第2支持板311、固定部312、カム313、回動体315及び第3測定手段316からなる。
0056
前記第2支持板311は前記第1支持板250の下方に一定間隔に離れて位置する。
0057
前記固定部312は前記第2支持板311の端部から上方に突出し、これに前記シャトルコック発射部200が回転可能にヒンジで結合される。
0058
前記カム313は前記固定部312の前方に位置するように前記第1支持板250の上部に結合され、第5モーター314によって回転する。
0059
前記回動体315は前記カム313に回転可能に接触し、前記シャトルコック発射部200に結合される。
0060
前記第3測定手段316は前記第2支持板311に結合されて前記カム313の回転状態を測定する。
0061
したがって、前記固定部312を中心に前記カム313の回転によって前記第1支持板250が昇降して前記シャトルコック発射部200の上下角度を調節することができる。
0062
また、前記第3測定手段316によって前記カム313の回転状態を測定して角度を測定する。
0063
前記左右移動部320は、第3支持板321、第2回転軸322、第2駆動ギア325、第4測定手段326及び支持体327からなる。
0064
前記第3支持板321は前記第2支持板311の下方に一定間隔に離れて位置する。
0065
前記第2回転軸322は前記第3支持板321に回転可能に結合され、外周面には第2従動ギア323が形成される。
0066
そして、前記第2回転軸322の上端には前記第2支持板311が固定される。
0067
前記第2駆動ギア325は前記第2従動ギア323と噛み合い、前記第6モーター324から動力を受けて前記第2従動ギア323を回転させる。
0068
前記第4測定手段326は前記第2回転軸322の回転状態を測定する。
0069
前記支持体327は、前記第2支持板311に結合され、前記第3支持板321に接触して移動可能に支持するベアリングを含んでなる。
0070
したがって、前記第2駆動ギア325が回転すれば、これと噛み合っている前記第2従動ギア323を中心に回転して前記第2支持板311が左右に回転する。
0071
ここで、前記支持体327によって前記第2支持板311と前記第3支持板321が支持される。
0072
また、前記第4測定手段326は、前記第2従動ギア323の回転状態を測定して回転角度を測定し、所望の角度に調節することができる。
0073
前記支持部400は前記移動手段300の下部に結合され、前記シャトルコック発射部200の位置を移動させることができる。
0074
また、本発明は、前記保存部100、前記シャトルコック発射部200及び前記移動手段300を制御して操作することができるように操作部が形成された制御部500をさらに含む。
0075
前記制御部500は前記支持部400及び移動手段300のいずれか一つに干渉が発生しないように結合され、前記第1、2、3及び4測定手段123、229、316、326、感知手段212及び前記第1、2、3、4、5及び6モーター121、216、225、232、314、326を操作及び制御し、設定された情報によってバドミントンコートの様々な位置に前記シャトルコック600を飛ばすように構成される。
0077
そして、図4に示すように、前記第1、2、3及び4測定手段123、229、316、326は、設置された位置で移動及び回転する各構成に結合される測定板Pと、前記測定板Pを特定の位置で感知することができる測定部Sとからなる。
0078
したがって、測定板Pが前記第1従動ギア115、前記ベース221、前記カム313及び前記第2従動ギア323にそれぞれ結合される。
0079
そして、前記測定部Sは、前記第1従動ギア115、前記ベース221、前記カム313及び前記第2従動ギア323の移動及び回転を感知することができるように、前記第1、2、及び3支持板250、311、321に取り付けられる。
0080
このような各構成を詳細に説明すると次のようである。
0081
前記第1測定手段123の測定板Pは前記第1駆動ギア122に結合され、前記測定部Sは前記測定板Pを感知することができる前記シャトルコック発射部200に固定される。
0082
したがって、前記第1駆動ギア122の1回転時に前記測定板Pが回転し、前記測定部Sで前記測定板Pを感知して前記第1駆動ギア122の1回転を測定することができる。
0083
前記第2測定手段229は前記ベース221の長手方向への移動によって昇降して前記シャトルコック600を供給する供給手段210の位置を測定する。
0084
すなわち、前記第2測定手段229は、第1測定部材S1、第2測定部材S2及び第3測定部材S3からなる。これを詳細に説明すると次のようである。
0085
前記第1測定部材S1は、前記ベース221が端部側に後進して上方に移動した前記供給手段210がシャトルコック600を感知することができる位置を測定する。
0086
前記第2測定部材S2は、前記ベース221の前進時に下降した前記供給手段210から前記シャトルコック600が前記載置板222に載置される位置を測定する。
0087
前記第3測定部材S3は、前記載置板222に載置された前記シャトルコック600が前方に前進して前記ローラー部230を介して前方に飛ぶ位置を測定する。
0089
そして、前記測定部Sは前記カム313の回転時に前記測定板Pを測定することができるように結合される。
0090
すなわち、前記測定部Sは前記カム313の中心に対して平行に両側に位置し、前記カム313の回転時に前記測定板Pを感知して回転状態を測定することができる。
0091
前記第4測定手段326は、前記第2従動ギア323が左右に回転するとき、最大回転及び定位置を測定することができるように構成される。
0092
したがって、前記測定板Pは前記シャトルコック発射部200の定位置を基準に左右に測定することができるように前記第2従動ギア323に結合される。
0093
そして、前記測定部Sは前記第2従動ギア323の定位置及び両側最大角度を測定することができる位置に取り付けられる。
0094
このような作動によって各測定部材とモーターが連動して次のようにそれぞれの作動を測定して正確性を向上させることができる。
0095
すなわち、前記ベース221が後方に移動すれば、前記移動板213が上方に上昇し、前記第1測定部材S1によって前記ベース221が測定されれば、前記第3モーター225の作動が停止する。
0096
その後、上昇した前記供給手段210が前記感知手段212によって前記シャトルコック600を感知する。
0097
そして、前記第2モーター216によって一対の前記やっとこ部217を作動させて前記シャトルコック600を摘んで固定する。
0098
前記やっとこ部217が前記シャトルコック600を摘めば、前記第3モーター225によって前記ベース221が前方に移動して前記移動板213を下降させることによって前記シャトルコック600を引き出す。
0099
そして、前記ベース221が前記第2測定部材S2に位置すれば、前記供給手段210の下降が完了し、前記やっとこ部217に摘まれた前記シャトルコック600を下方に落として前記載置板222に載置させる。
0100
このとき、前記シャトルコック600は前記載置板222に載置され、前記カバー240の開放部241に密着して定位置を維持する。
0101
前記シャトルコック600が前記載置板222に載置されれば、前記ベース221が前進して前記第3測定部材S3によって測定される位置で前記シャトルコック600を前記ローラー部230の間に進入させて前方に送球する。
0102
そして、前記第3モーター225が逆回転することによって前記ベース221を後進させ、前記第1測定手段123によって感知される位置で停止させる。
0103
このような作動順に前記シャトルコック600を受けて前方に送球することができる。
0104
これにより、前記シャトルコック600は前記シャトルコック発射部200から一定時間の間隔で連続的に送球される。
0105
そして、前記シャトルコック600は移動中にずっと固定された状態でローラー部230に供給されるので、衝撃及び風などの影響を受けない。
0106
また、前記シャトルコック600を一つずつ引き出して供給し、それぞれの位置で固定及び載置することによって誤作動を防止し、前記シャトルコック600が重複して供給されることを防止することができる。
0107
また、前記シャトルコック600の羽部を把持していない状態で移動及び送球することによって損傷を防止する。
0108
そして、前記保存容器111に保管された前記シャトルコック600を全て消尽した後には次のように作動する。
0109
前記ベース221が後方に移動して前記第3測定手段316によって測定されれば、前記感知手段212によって前記シャトルコック600を感知する。
0110
このとき、前記感知手段212で前記シャトルコック600が感知されなければ、前記第1モーター121を作動して前記保存部100を回転させる。
0111
ここで、前記第1駆動ギア122の1回転時、前記第1従動ギア115が一定に回転して前記保存容器111が順次移動する。
0112
したがって、前記第1駆動ギア122の1回転によって前記シャトルコック600が保存された前記保存容器111を前記供給手段210の上端に移動させる。
0113
このとき、前記第1回転軸114は前記固定手段130によって正確な位置に固定され、前記第1測定手段123によって前記第1駆動ギア122の1回転を測定することができる。
0114
このように作動して前記保存容器111に保存された前記シャトルコック600が全て消尽されれば、前記保存容器111を回転させることにより、保存された前記シャトルコック600を供給することができる。
0115
これにより、前記感知手段212によって前記シャトルコック600を感知して前記シャトルコック600を供給し、保存された前記シャトルコック600が全て消尽されれば、次の位置に保存された前記シャトルコック600を供給することができ、使用中にシャトルコックを補充することができる。
0116
図7に示すように、前記シャトルコック発射部200は左右及び上下に移動してバドミントンコートに前記シャトルコック600を飛ばすことができるように、次のように前記移動手段300が作動する。
0117
ここで、上下移動部310と左右移動部320とは個別的に作動することができる。
0118
まず、図7の(a)に示すように、上下移動部310は前記第2支持板311の後面に位置する前記固定部312が前記第1支持板250と回転可能に結合される。
0119
そして、前記固定部312の前方には前記カム313が前記第5モーター314の動力によって回転する。
0120
ここで、前記回動体315は前記カム313と接触するとともに前記第1支持板250に固定されているので、前記カム313の回転によって前記第1支持板250を上昇及び下降させる。
0121
このとき、前記カム313の回転状態において、前記第3測定手段316によって角度を測定して所望の角度で前記シャトルコック600を飛ばすように調節する。
0122
また、前記カム313は第5モーター314の回動によって角度の変更を確認することができるように構成されることが好ましい。
0123
このように、カム313の回転によって上下角度を変更することができるように構成される。
0124
したがって、前記固定部312を中心に前記カム313によって前記第1支持板250の前方で昇降することによって角度を調節する。
0125
そして、図7の(b)に示すように、前記左右移動部320は、前記第3支持板321に結合された第2駆動ギア325によって前記第2従動ギア323を回転させることによって前記上下移動部310及び前記シャトルコック発射部200を左右に移動させる。
0126
したがって、前記第2駆動ギア325の回転によって前記第2従動ギア323が一定角度で回転することによって左右に回転する。
0127
このとき、前記第2回転軸322の後方に位置する前記支持体327によって前記第2支持板311が上下に撓むことを防止するとともに円滑に回転するようにする。
0128
ここで、第4測定手段326が前記第2従動ギア323を測定し、左右への移動角度を変更してバドミントンコートに前記シャトルコック600を送球する。
0129
このように、前記第2従動ギア323によって左右に移動するとき、前記第4測定手段326によって移動角度を測定し、バドミントンコートから離脱しないように前記シャトルコック600を送球する。
0130
これにより、前記上下移動部310及び前記左右移動部320は個別的に作動し、バドミントンコート内に位置を変更しながら前記シャトルコックを送球する。
0132
次に、図8及び9を参照してバドミントン演習装置の制御方法について説明する。
0133
バドミントン演習装置の制御方法は、供給されるシャトルコックを順次移動させてバドミントンコートの全領域に任意に送球することができるように、準備段階(S10)、移動段階(S20)、送球段階(S30)、上下調節段階(S40)及び左右調節段階(S50)からなる。
0134
前記準備段階(S10)は、シャトルコックのコルクが露出するとともにコーンによって固定されるように保存容器に多数のシャトルコックを積層させて保管する。
0135
前記移動段階(S20)は、前記準備段階(S10)で露出した前記シャトルコックを昇降する供給手段によって感知して把持した後、移動動線に沿って移動しながらシャトルコックを引き出し、前後に移動する発射手段の位置を測定してシャトルコックをローラー部に供給する。
0136
ここで、前記移動段階(S20)は、保存容器に保存されたシャトルコックを引き出して供給する方式で連続作動するように、把持段階(S21)、供給段階(S22)、進入段階(S23)及び後進段階(S24)からなる。
0137
前記把持段階(S21)は、前記準備段階(S10)で下方に露出したシャトルコックを感知手段によって感知し、供給手段で把持する。
0138
前記供給段階(S22)は、前記把持段階(S21)でシャトルコックを把持すれば、発射手段を前進させ、下降する前記供給手段によってシャトルコックを引き出した後、発射手段が第2測定部材によって感知されれば、シャトルコックを載置板に落下させる。
0139
前記進入段階(S23)は、前記供給段階(S22)で落下したシャトルコックを前方に移動させ、第3測定部材によって感知される位置で回転中のローラー部に進入させる。
0140
前記後進段階(S24)は、前記進入段階(S23)で第3測定部材によって測定されれば、供給手段を後進させて第1測定部材によって測定される位置に後進させる。
0141
これにより、前記発射手段と前記供給手段は互いに連動して移動動線に沿って反復的にシャトルコックを引き出して供給し、第2測定手段によってシャトルコックの移動を確認することができる。
0142
前記送球段階(S30)は、前記移動段階(S20)で移送されたシャトルコックを回転中のローラー部の間に進入させて前方に送球する。
0143
前記上下調節段階(S40)は、前記送球段階(S30)で前方に送球されるシャトルコックの上下方向を個別的に調節する。
0144
前記左右調節段階(S50)は、前記送球段階(S30)で前方に送球されるシャトルコックの左右方向を個別的に調節する。
0145
これにより、保存容器111に保存されたシャトルコック600を順次引き出して供給することができ、第2測定手段229及び感知手段212によって位置に応じて正確に作動して誤作動を防止する。