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課題

次元対象物積層造形的な製造の為の改善された設備であって、特に改善された搬送車の提供。

解決手段

少なくとも一つの作業ステーション2を有し、特にユーザー側で移動可能、特にスライド可能な少なくとも一つの搬送車5を有し、搬送車5が、粉末モジュール4の収容の為、ラーメン構造6の内部に設けられる収容室8aを有するラーメン構造を有し、ラーメン構造6が、少なくとも二つのラーメン構造部分6a,6bを有し、第一のラーメン構造部分6aが、第二のラーメン構造部分6bに対して、特に垂直に向けられた移動方向内を移動可能に支承されており、搬送車5が、特にモーターによる少なくとも一つのストローク装置7を有し、このストローク装置7が、第一のラーメン構造部分6aを第二のラーメン構造部分6bに対して移動させるストローク力を発生するために設けられている。

概要

背景

次元対象物積層造形的な製造の為の設備は、基本的に公知である。相応する設備は、典型的には、一または複数の作業ステーションを有する。これらは、其々、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内で少なくとも一つの作業過程を実施するために設けられている。

構成室(この中で三次元の対象部の積層造形的な構成が行われる)を画成する例えば構成モジュールのような粉末モジュールを、設備の異なる作業ステーションの間で搬送することが公知である。相応する粉末モジュールの搬送の為に、搬送車が提案される。これは、搬送すべき粉末モジュールの収容の為の収容可能性を提供している。

相応する搬送車側の収容可能性内に収容される粉末モジュールを、相応する粉末モジュールから相応する作業ステーションへと、若しくは相応する作業ステーション内へと、又はその逆に引き渡すために、搬送車は、其々作業ステーション側のハウジング構造に連結される。各作業ステーション側のハウジング構造に対する各搬送車連結過程は、従来、高費用かつ手間のかかるものだった。

この為、搬送車の取扱い、特に粉末モジュールを積んだ状態における取扱いは、従来、改善を望まれるものであり、このことは、粉末モジュールを「積んでいない」状態と比較して、「積んだ」状態での搬送車の比較的高い重心に起因するものであった。

概要

三次元の対象物の積層造形的な製造の為の改善された設備であって、特に改善された搬送車の提供。少なくとも一つの作業ステーション2を有し、特にユーザー側で移動可能、特にスライド可能な少なくとも一つの搬送車5を有し、搬送車5が、粉末モジュール4の収容の為、ラーメン構造6の内部に設けられる収容室8aを有するラーメン構造を有し、ラーメン構造6が、少なくとも二つのラーメン構造部分6a,6bを有し、第一のラーメン構造部分6aが、第二のラーメン構造部分6bに対して、特に垂直に向けられた移動方向内を移動可能に支承されており、搬送車5が、特にモーターによる少なくとも一つのストローク装置7を有し、このストローク装置7が、第一のラーメン構造部分6aを第二のラーメン構造部分6bに対して移動させるストローク力を発生するために設けられている。

目的

本発明は、三次元の対象物の積層造形的な製造の為の改善された設備であって、特に改善された搬送車によって際立っているものを提供する

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請求項1

次元対象物積層造形的な製造の為の設備(1)であって、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内の少なくとも一つの作業過程の実施の為に設けられている少なくとも一つの作業ステーション(2)を有し、特にユーザー側で移動可能、特にスライド可能な少なくとも一つの搬送車(5)を有し、この搬送車が、粉末モジュール(4)の収容の為、ラーメン構造(6)の内部に設けられる収容室(8a)を有するラーメン構造を有し、ラーメン構造(6)が、少なくとも二つのラーメン構造部分(6a,6b)を有し、第一のラーメン構造部分(6a)が、第二のラーメン構造部分(6b)に対して、特に垂直に向けられた移動方向内を移動可能に支承されており、搬送車(5)が、特にモーターによる少なくとも一つのストローク装置(7)を有し、このストローク装置が、第一のラーメン構造部分(6a)を第二のラーメン構造部分(6b)に対して移動させるストローク力を発生するために設けられていることを特徴とする設備。

請求項2

搬送車側のストローク装置(7)が、第一のラーメン構造部分(6a)を、少なくとも搬送位置と引き渡し位置の間を移動させるために設けられており、搬送位置において、搬送車(5)から作業ステーション(2)への粉末モジュール(4)の引き渡し、又はその逆の引き渡しが不可能であり、引き渡し位置で、搬送車(5)から作業ステーション(2)への粉末モジュールの引き渡しが可能であることを特徴とする請求項1に記載の設備。

請求項3

搬送車(5)が、連結前位置に移動可能であり、連結前位置において、搬送車が、作業ステーション側のハウジング構造(3)から所定の間隔、特に5cmから15cmの間の領域の間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の設備。

請求項4

第一の固定装置(9)が、連結前位置へ移動させられている搬送車(5)の連結前位置における固定の為に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の設備。

請求項5

第一の検出装置(11)が、連結前位置に移動させられる搬送車(5)の検出の為に設けられており、及び連結前位置に移動させられる搬送車(5)を表す連結前位置情報の生成の為に設けられており、及び/又は、第一の固定装置(9)によって実現される、連結前位置に移動させられている搬送車(5)の固定の検出の為に設けられており、及び、第一の固定装置(9)によって実現される、連結前位置に移動させられる搬送車(5)の固定を表す第一の固定情報の生成の為に設けられている請求項3または4に記載の設備。

請求項6

第一のラーメン構造部分(6a)を、特に搬送位置から出発して、第二のラーメン構造部分(6a)に対して移動させるストローク力を、連結前位置情報に基づいて、及び/又は固定情報に基づいて発生させるために、搬送車側のストローク装置(7)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の設備。

請求項7

搬送車側のストローク装置(7)に付設されるストロークリリース装置が、特に搬送車側のユーザーインターフェースを介してユーザー側で発せられるリリース指令に基づいて、リリース情報を発生するために設けられており、搬送車側のストローク装置(7)が、各第一のラーメン構造部分(6a)を、各第二のラーメン構造部分(6b)に対して移動させるストローク力を、ストロークリリース装置によって発生されるリリース情報に基づいて発生させるために設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の設備。

請求項8

搬送車側のストローク装置(7)が、第一のラーメン構造部分(6a)を、第一のラーメン構造部分(6a)の特に搬送位置から出発して、そして搬送車(5)の連結前位置から出発して、引き渡し位置の上に存在するプレ引き渡し位置へと移動するために設けられていることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の設備。

請求項9

第二の検出装置(12)が、プレ引き渡し位置に移動させられる第一のラーメン構造部分(6a)の検出のため、及びプレ引き渡し位置に移動させられる第一のラーメン構造部分(6a)を表すプレ引き渡し位置情報の生成の為に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の設備。

請求項10

搬送車(5)が、特に搬送車(5)の連結前位置から出発して、及び第一のラーメン構造部分(6a)のプレ引き渡し位置から出発して、連結位置に移動可能であり、連結位置において、これが、連結前位置と比較して、各作業ステーション側のハウジング構造(3)からより小さい間隔をあけて、または各作業ステーション側のハウジング構造(3)に直接当接して配置されていることを特徴とする請求項9に記載の設備。

請求項11

ラーメン構造部分(6a)を、特にプレ引き渡し位置から出発して、各引き渡し位置へと、プレ引き渡し位置情報に基づいて移動させるために、搬送車側のストローク装置(7)が設けられていることを特徴とする請求項9または10に記載の設備。

請求項12

第二の固定装置(13)が、引き渡し位置に移動させられている、搬送車(5)の第一のラーメン構造部分(6a)の引き渡し位置における固定の為に設けられていることを特徴とする請求項2から11のいずれか一項に記載の設備。

請求項13

搬送車側のラーメン構造(6)が、少なくとも一つの引き渡しインターフェースを有し、これが特に開口部の形式であり、これが、収容装置(8)から作業ステーション側のハウジング構造(3)への粉末モジュールの引き渡し、又は、作業ステーション側のハウジング構造(3)から収容装置(8)への粉末モジュール(4)の引き渡しを可能とし、そして、作業ステーション側のハウジング構造(3)が、少なくとも一つの引き渡しインターフェースを有し、これが特に開口部の形式であり、これが、作業ステーション側のハウジング構造(3)から搬送車側の収容装置(8)への粉末モジュール(4)の引き渡し、又は搬送車側の収容装置(8)から作業ステーション側のハウジング構造(3)への粉末モジュール(4)の引き渡しを可能とすることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の設備。

請求項14

搬送車側の引き渡しインターフェースが、作業ステーション側の引き渡しインターフェースと、各搬送車(5)の第一のラーメン構造部分(6a)の引き渡し位置において一列に並んでいるので、粉末モジュール(4)の引き渡しが、搬送車(5)から作業ステーション側のハウジング構造(3)へ、又はその逆へと可能であることを特徴とする請求項13に記載の設備。

請求項15

各作業ステーション側の、及び各搬送車側の引き渡しインターフェースが、設備に付設される全ての作業ステーション(2)及び搬送車(5)に対して、特に幾何構造的に同じに形成されていることを特徴とする請求項13または14に記載の設備。

請求項16

各引き渡しインターフェースに付設されるロック装置が設けられており、各ロック装置が、ロック要素を有し、各引き渡しインターフェースが、各搬送車(5)から各作業ステーション側のハウジング構造(3)への、またはその逆の粉末モジュール(4)の引き渡しの為にリリースされている開口位置と、各引き渡しインターフェースが、各搬送車(5)から各作業ステーション側のハウジング構造(3)への、またはその逆の粉末モジュール(4)の引き渡しのためにリリースされていない閉鎖位置の間を、ロック要素が移動可能であるよう支承されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の設備。

請求項17

搬送車側の収容装置(8)が、支承装置(14)を有し、この支承装置が、収容室(8)内における少なくとも一つの粉末モジュール(4)の、特に吊架された支承の為に設けられており、粉末モジュール(4)を、特に、収容室(8a)内に完全に収容される第一の位置と、収容室(8a)から部分的に外に出ている第二の位置の間を、第一のラーメン構造部分(6a)に対して移動可能に支承するために支承装置(14)が設けられていることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の設備。

請求項18

支障装置(14)に付設される粉末モジュール固定装置が、収容室(8a)内に収容される粉末モジュール(4)の位置の固定の為に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の設備。

請求項19

各作業ステーション(2)が、支承装置(15)を有するハウジング構造(3)を有し、支承装置が、粉末モジュール(4)を、作業ステーション(2)を通って延在する搬送路に沿って、ハウジング構造(3)に対して移動可能に支承するために設けられていることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の設備。

請求項20

請求項1から19のいずれか一項に記載の設備(1)の為の搬送車(5)であって、ラーメン構造(6)を有し、このラーメン構造が、収容装置(8)を有し、この収容装置が、粉末モジュール(4)の収容の為にラーメン構造(6)内に設けられる収容室(8a)を有し、ラーメン構造(6)が、少なくとも二つのラーメン構造部分(6a,6b)を有し、第一のラーメン構造部分(6a)が、第二のラーメン構造部分(6b)に対して移動可能、特に垂直に向けられた移動方向において移動可能に支承されており、搬送車(5)が、少なくとも一つの、特にモーターによるストローク装置(7)を有し、このストローク装置(7)が、第一のラーメン構造部分(6a)を第二のラーメン構造部分(6b)に対して移動させるストローク力を発生するために設けられていることを特徴とする搬送車。

技術分野

0001

本発明は、三次元対象物積層造形的な製造のための設備に関する。当該設備は、少なくとも一つの作業ステーションを有し、この作業ステーションは、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内で少なくとも一つの作業過程を実施するために設けられているものである。

背景技術

0002

三次元の対象物の積層造形的な製造の為の設備は、基本的に公知である。相応する設備は、典型的には、一または複数の作業ステーションを有する。これらは、其々、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内で少なくとも一つの作業過程を実施するために設けられている。

0003

構成室(この中で三次元の対象部の積層造形的な構成が行われる)を画成する例えば構成モジュールのような粉末モジュールを、設備の異なる作業ステーションの間で搬送することが公知である。相応する粉末モジュールの搬送の為に、搬送車が提案される。これは、搬送すべき粉末モジュールの収容の為の収容可能性を提供している。

0004

相応する搬送車側の収容可能性内に収容される粉末モジュールを、相応する粉末モジュールから相応する作業ステーションへと、若しくは相応する作業ステーション内へと、又はその逆に引き渡すために、搬送車は、其々作業ステーション側のハウジング構造に連結される。各作業ステーション側のハウジング構造に対する各搬送車連結過程は、従来、高費用かつ手間のかかるものだった。

0005

この為、搬送車の取扱い、特に粉末モジュールを積んだ状態における取扱いは、従来、改善を望まれるものであり、このことは、粉末モジュールを「積んでいない」状態と比較して、「積んだ」状態での搬送車の比較的高い重心に起因するものであった。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、三次元の対象物の積層造形的な製造の為の改善された設備であって、特に改善された搬送車によって際立っているものを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

この課題は、請求項1に記載の設備によって解決される。これに従属する請求項は、設備の可能な実施形に関する。

0008

ここに記載される設備(「設備」)は、三次元の対象物、つまり例えば技術的な部材や技術的な部材群の積層造形的な製造の為に使用される。設備は、複数の作業ステーションを有する。これら作業ステーションは、三次元の対象物(「対象物」)の積層造形的な製造の枠内で少なくとも一つの作業過程を実施するために設けられている。相応する作業過程は、対象物の積層造形的な製造の枠内で、一方では積層造形的な作業過程、つまり積層造形的な構成過程(この過程において、対象物の実際の積層造形的な構成が行われ、これは特に、漸次的、層ごと、かつ選択的な露光と、これに伴う漸次的、層ごと、かつ選択的な構成材料層エネルギー照射によって硬化可能な構成材料からなる構成材料層)の硬化によって行われる)に関し、そして、積層造形的な作業過程若しくは構成過程の前に実施されるべき、又は実施される前処理的な作業過程、つまり例えば、粉末モジュールの洗浄過程不活性化過程(独語:Inertisierungsvorgaenge)、及び温度調整過程(独語:Temperierungsvorgaenge)と、積層造形的な作業過程又は構成過程の後に実施されるべき、又は実施される後処理的な作業過程、つまり例えば、積層造形的に製造された対象物の相応する粉末モジュールからの取り出し過程に関する。

0009

積層造形的な作業過程の実施の為に設けられる、プロセスステーションとも称される、第一の作業ステーションは、対象物の積層造形的な製造の為の装置(「装置」)として形成されている、又はそのようなものを有する。相応する装置は、対象物、つまり例えば技術的な構成部材、又は技術的な構成部材群の、硬化可能な構成材料から成る構成材料層の、漸次的、層ごと、かつ選択的な露光と、これに伴う漸次的、層ごと、かつ選択的な硬化による積層造形的な製造の為に設けられている。構成材料は、粉末状、又は粉末形状金属材料プラスチック材料、及び/又はセラミック材料であることが可能である。選択的に硬化すべき構成材料層の選択的な硬化は、対象に関する構成データに基づいて行われる。相応する構成データは、積層造形的に製造すべき各対象物幾何構造的な形態を表し、そして例えば積層造形的に製造すべき対象物の「スライス式の」CADデータを含みうる。装置は、例えばSLM装置、つまり選択的レーザー溶融法SLM法)の実施の為の装置、又はSLS装置、つまり選択的レーザー焼結法SLS法)の実施の為の装置として形成されていることが可能である。

0010

相応する装置は、積層造形的な構成過程の実施の為に典型的に必要である機能コンポ
ネントを有する。この為、特に層形成装置露光装置が挙げられる。層形成装置は、(装置の構成面内における)選択的に硬化すべき構成材料層の形成の為に設けられている。露光装置は、(装置の構成面内における)選択的に硬化すべき構成材料層の選択的な露光の為に設けられている。層形成装置は、典型的には複数の構成部材、つまり例えば、特に刃形状の層形成ツールを有する層形成要素と、層形成要素を定義された移動路に沿って案内するための案内装置を有する。露光装置も、典型的には複数の構成部材、つまり例えば、エネルギー線、又はレーザー線の発生の為の照射発生装置、照射発生装置によって発生されたエネルギー線、又はレーザー線を、選択的に硬化すべき構成材料層の露光すべき領域へと転向するための照射転向装置スキャナー装置)と、例えばレンズ要素(独語:Linsenelemente)、対物レンズ要素(独語:Objektivelement)等の種々の光学的な要素を有する。装置の上述した機能コンポーネントは、典型的には、装置の(典型的には不活性化可能である)プロセスチャンバーに、又はプロセスチャンバー内に設けられている、又は形成されている。

0011

後処理的な作業過程の実施の為に設けられている、後処理ステーションとも称される、光学的な別の(又は第二の)作業ステーションは、積層造形的に製造される対象物の取り出し為の装置として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。装置は、積層造形的に製造される対象物を取り囲む、典型的には硬化されていない構成材料を取り除くことにより、積層造形的に製造される対象物を取り出すために設けられている。相応する装置は、積層造形的に製造される対象物を取り囲む、典型的には硬化されていない構成材料を取り除くために必要な機能コンポーネントを有する。この為、特に、吸引装置、及び/又はファン装置が挙げられる。これは、吸引流、及び/又はファン流を発生するために設けられている。これらによって、取り除かれるべき構成材料が吸引され、又は吹き飛ばされることが可能である。

0012

前処理的な作業過程の実施の為に設けられる、前処理ステーションとも称される、光学的な別の(又は第三の)作業ステーションは、粉末モジュールの洗浄、及び/又は、不活性化(独語:Inertisieren)、及び/又は、温度調整(独語:Temperieren)の為の装置として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。装置は、粉末モジュールの洗浄、及び/又は不活性化、及び/又は温度調整の為に設けられていることが可能である。相応する装置は、粉末モジュールの洗浄、及び/又は不活性化、及び/又は温度調整の為に必要な機能コンポーネントを有する。この為、特に洗浄装置不活性化装置、又は温度調整装置が挙げられる。洗浄装置は、例えば粉末モジュール側に含まれる粉末チャンバーを洗浄する洗浄流の発生の為に設けられている。不活性化装置は、粉末モジュール側に含まれる粉末チャンバーを不活性化する不活性化流を発生するために設けられている。温度調整装置は、所定の目標温度への粉末モジュールの温度調整の為に設けられている。

0013

その具体的な機能形成とは別に、各作業ステーションは典型的には独自のハウジング構造を有する。これに、又はこの中に、各作業ステーションの機能コンポーネントが設けられている、又は形成されている。作業ステーションは、よって、各ハウジング構造によって空間的・物理的に定義される独立した機能ユニット(設備の機能ユニット)と見られ得る。これらは、種々の構成で、例えば一又は複数の構造体(部分)内に、特に工場ホール内に互いに相対的に位置決め可能である。

0014

設備は、典型的には、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内で使用される複数の粉末モジュールを有する。各粉末モジュールは、構成材料の収容の為、及び放出の為に設けられており、そしてこの為、典型的には、粉末チャンバーを有する。粉末チャンバーは、構成材料により充填可能な粉末室を画成する。粉末室は、通常中空直方体状、又は中空シリンダー状に形成された粉末チャンバーの壁部(粉末チャンバー壁部)によって少なくと
側方を画成されている。底部側では、粉末室は、担持装置により画成されていることが可能である。相応する担持装置は、典型的には、二つの端部位置の間、つまり、(粉末モジュールの高さに関して)上側の端部位置と下側の端部位置の間を粉末チャンバーに対して相対的に可動に支承されている。担持装置の移動可能な支承は、特に線形的な担持装置の移動を可能とする。これは、垂直方向移動軸に沿ったもの、又は垂直方向の移動方向におけるものである。担持装置の移動可能な支承は、典型的には、これと連結される、特に(電動モーターによる駆動装置、及び/又はアクチュエーター装置によって実現されている。

0015

具体的には、粉末モジュールは、構成モジュールで有るか、又は調量モジュールであるか、又は収集若しくはオーバーフローモジュールで有り得る。構成モジュールの中では、対象物の本来の積層造形的な構成が行われ、構成モジュールはこの為、積層造形的な構成過程の実施の枠内で、漸次的、かつ層ごとに選択的に硬化すべき構成材料で満たされる。調量モジュールを介して、積層造形的な構成過程の実施の枠内で、構成材料はプロセスチャンバー内へと調量される。収集若しくはオーバーフローモジュールは、積層造形的な構成過程の枠内で、硬化されない構成材料によって満たされる。

0016

設備は更に、少なくとも一つの搬送車を有する。以下で多くの場合、一つの搬送車が話題となるけれども、典型的には設備は複数の相応する搬送車を(も)有する。搬送車は、ユーザー側で、つまりユーザーによるアクティブな移動によって、及び/又は(部分)自動的に、組み込まれた、特に(電動)モーターによっる駆動装置を介して、設備の種々の作業ステーションの間を移動可能、又は走行可能である。搬送車側に存在する限り、相応する作業装置は、典型的には力伝達装置を有する。これは、駆動装置によって発生される駆動力地盤へと伝達するために設けられている。力伝達装置は、例えば、いくつかの車輪ローラーチェーン等を有する。これらを介して、駆動装置によって発生される駆動力の地盤への伝達が実現可能である。

0017

搬送車は、ラーメン構造を有する。ラーメン構造は、少なくとも二つのラーメン構造部分を有する。第一のラーメン構造部分は、特に垂直に向けられている移動軸、又は移動方向において、第二のラーメン構造部分に対して移動可能に支承されている。基本的に考えうるけれども、第二のラーメン構造部分が典型的には移動不可能に支承されている。第一のラーメン構造部分は、典型的には、第二のラーメン構造部分の上に配置されている、又は形成されている。第一のラーメン構造部分の第二のラーメン構造部分に対する移動の実現の為に、搬送車は、少なくとも一つの、特に(電動)モーター駆動によるストローク装置を有している。ストローク装置は、第一のラーメン構造部分を第二のラーメン構造部分に対して移動させる、つまりストローク移動させる、又は、沈降移動させるストローク力を発生させるために設けられている。

0018

ラーメン構造は、収容装置を有する。収容装置は、収容室、又は収容ボリュームを有している。収容室は、ラーメン構造内に少なくとも一つの粉末モジュールを収容するために設けられている。収容室の寸法は、よって、収容室が、少なくとも一つの粉末モジュールの(完全な)収容の為に設けられているよう選択されている。収容装置は、つまり特に、収容室は、典型的には第一のラーメン構造部分内に配置されている、又は形成されている。

0019

ストローク装置は、特に、第一のラーメン構造部分を、少なくとも搬送位置(この搬送位置において粉末モジュールの搬送車から作業ステーションへの引き渡し、又はその逆の引き渡しは不可能である)と引き渡し位置(この引き渡し位置において、粉末モジュールの搬送車から作業ステーションへの引き渡しは可能である)の間を移動させるために設けられている。搬送位置、又は、引き渡し位置は、典型的には、第二のラーメン構造部分に
対する第一のラーメン構造部分の所定の垂直方向位置である。引き渡し位置は、典型的には、特に搬送位置に比して、第一のラーメン構造部分の上側の位置である。搬送位置は、典型的には、特に引き渡し位置に比して、第一のラーメン構造部分の下側の位置である。第一のラーメン構造部分の第二のラーメン構造部分に対する移動可能な支承は、第一のラーメン構造部分の(垂直方向の)様々な位置を実現することを可能とする。この位置は、典型的には、搬送車の重心の移動を伴う。重心移動は、搬送車の移動特性、又は走行特性ポジティブな影響を及ぼす。搬送位置における、搬送車の比較的低い重心は、搬送車の起こり得る傾倒の危険性を排除する、又は減少させる。

0020

搬送車は、連結前位置へと移動可能である。連結前位置において、搬送車は、作業ステーション側のハウジング構造から所定の間隔、つまり特に5cmから15cmの領域の間隔をあけて配置されている。連結前位置は、後の連結位置前段階として見られることが可能である。この位置で搬送車は実際に作業ステーション側のハウジング構造と連結する。連結前位置においては、搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の、粉末モジュールの引き渡しは、典型的には不可能である、又は意図されていない。

0021

設備は、第一の固定装置を有する。第一の固定装置は、連結前位置に移動さえる搬送車の連結前位置における固定の為に設けられている。第一の固定装置は、よって、作業ステーション側のハウジング構造に対する、連結前位置に移動された搬送車の位置の固定の為に設けられている。

0022

固定装置は、作業ステーション側の少なくとも一つの第一の固定装置と、相応する搬送車側の少なくとも一つの対向固定装置を有することができる。連結前位置に移動された搬送車が、作業ステーション側のハウジング構造に対して固定され、よって搬送車が連結前位置から動かされることができないよう、作業ステーション側の、つまり作業ステーションに設けられる、又は形成される第一の固定装置は、搬送車側の、つまり搬送車に設けられる、又は形成される対向固定装置と相互作用する。作業ステーション側の固定装置と、搬送車側の対向固定装置は、固定位置において形状結合的に相互作用することが可能である。作業ステーション側の固定装置は、よって、形状結合要素4、例えば特に、フック状、又はフック形状の突出部として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。搬送車側の対向固定装置は、相応する対向形状結合要素、つまり例えば、特に溝状、又は溝形状の収容部(突出部の収容部)として形成されていることが可能であるか、又はそのようなものを有する。

0023

作業ステーション側の固定装置は、固定位置(この固定位置において、搬送車側の対向固定装置と、搬送車の連結前位置の固定を形成しつつ相互作用するよう搬送車側の対向固定装置に対して動かされる)と非固定位置(この非固定位置において、搬送車側の対向固定装置と、搬送車の連結位置の固定を形成しつつ相互作用するよう搬送車側の対向固定装置に対して動かされる)の間を移動可能に支承されていることが可能である。固定装置の移動可能な支承は、調整装置によって実現されていることが可能である。調整装置は、固定装置と(移動可能に)連結される少なくとも一つの調整要素を有することが可能である。調整装置は、例えば、移動可能に支承される調整ピストンを有するピストンシリンダー装置として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。

0024

代替的に、又は補足的に、搬送車側の対向固定装置は(も)、固定位置(この固定位置において、作業ステーション側の固定装置と、搬送車の連結前位置の固定を形成しつつ相互作用するよう作業ステーション側の固定装置に対して動かされる)と非固定位置(この非固定位置において、作業ステーション側の固定装置と、搬送車の連結位置の固定を形成しつつ相互作用するよう作業ステーション側の固定装置に対して移動させられる)の間を移動可能に支承されていることが可能である。対向固定装置の移動可能な支承も、調整装
置によって実現されていることが可能である。調整装置は、対向固定装置と(移動可能に)連結される少なくとも一つの調整要素を有し得る。調整装置は、搖動装置として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。揺動装置は、固定位置と非固定位置の間の対向固定装置の旋回揺動の為に設けられている。

0025

設備は、第一の検出装置を有することが可能である。第一の検出装置は、連結前位置に動かされる搬送車の検出のため、及び連結前位置に動かされる搬送車を表す連結前位置情報の検出の為に設けられている。代替的に、又は補足的に、第一の検出装置は、第一の固定装置によって実現される、連結前位置に移動された搬送車の固定の為に、及び、第一の固定装置によって実現される、連結前位置に移動された搬送車の固定を表す第一の固定情報の検出の為に設けられている。第一の検出装置は、例えば、音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な検出要素を有する。これは、例えば、音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な信号に基づいて、連結前位置における搬送車の位置及び/又は固定を推測する。検出要素に対する具体的な例は、(音響的、又は光学的な)バリア、又は(電気的、及び/又は機械的な)接点である。各検出要素は、作業ステーション側、及び/又は搬送車側に配置されている、又は形成されていることが可能である。その具体的実施形によらず、第一の検出装置を介して、搬送車が連結前位置に動かされたか、及び/又は、連結前位置に動かされた搬送車が連結前位置で固定されているか、が検出されることができる。各検出結果は、連結前位置、又は固定情報を介して形成される。

0026

搬送車側のストローク装置は、第一のラーメン構造部分を、特に搬送位置に基づいて、第二のラーメン構造部分に対して移動させるストローク力を、連結前位置情報、及び/又は固定情報に基づいて発生させるために設けられている。搬送車が連結前位置に動かされるとき、及び/又は、連結前位置に動かされる搬送車が県列前位置において固定されているとき、特に、ストローク装置は、特に搬送位置から出発して、第一のラーメン構造部分を以下に記載するプレ引き渡し位置へ、又は引き渡し位置の方向へ移動させるために設けられていることが可能である。そのようにして特に、設備の安全性が改善されることが可能である。

0027

搬送車は、搬送車側ストローク装置に付設されるストロークリリース装置を有し得る。ストロークリリース装置は、特に搬送車側のユーザーインターフェースを介して、ユーザー側から、例えば触覚技術的な入力によって発生されるリリース指令に基づいてリリース情報を発生させるために設けられている。ストロークリリース装置は、相応して、ユーザー側より走査可能な、又は操作される操作インターフェース、つまり例えばキーボード、ボタンタッチスクリーン等を有することが可能である。ストローク装置は、第一のラーメン構造部分を第二のラーメン構造部分に対して移動させるストローク力を、ストロークリリース装置によって発生されるリリース情報に基づいて発生させるために設けられていることが可能である。第一のラーメン構造部分の実際の移動が行われる前に、ユーザーリリースが必要で有り得る。その様にして、設備の安全性が更に改善されることができる。

0028

搬送車側のストローク装置は、特に、第一のラーメン構造部分を搬送位置と引き渡し位置の間で移動させるために設けられていることが述べられる。ストローク装置は、更に、第一のラーメン構造部分を、特に第一のラーメン構造部分の搬送位置及び搬送車の連結前位置から出発して、引き渡し位置の上に位置するプレ引き渡し位置に移動させるために設けられている。プレ引き渡し位置は、(垂直方向において)数cm、つまり例えば5cmから15cm、引き渡し位置の上に位置することができる。プレ引き渡し位置は、引き渡し位置(上述したようにこの位置において搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の粉末モジュールの引き渡しが可能である)の前段階として見られることができる。プレ引き渡し位置では、粉末モジュールの搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の引き渡しは未だ不可能、又は意図されていない。

0029

設備は、第二の検出装置を有し得る。第二の検出装置は、プレ引き渡し位置へ動かされる第一のラーメン構造部分の検出の為、及び、プレ引き渡し位置へ動かされる第一のラーメン構造部分を表すプレ引き渡し位置情報の検出の為に設けられている。第二の検出装置は、例えば音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な少なくとも一つの検出要素を有することが可能である。これは、例えば音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な信号に基づいて、プレ引き渡し位置における第一のラーメン構造部分の位置を推測する。検出要素の具体的な例は、ここでもまた、(音響的、又は光学的な)バリア、又は(電気的及び/又は機械的な)接点である。各検出要素は、ここでもまた、作業ステーション側に、及び/又は搬送車側に配置されている、又は形成されていることが可能である。その具体的な実施形によらず、第二の検出装置を介して、第一のラーメン構造部分がプレ引き渡し位置へ動かされているかどうかが検出されることが可能である。検出結果は、プレ引き渡し位置情報を介して形成される。

0030

搬送車が、特に連結前位置から出発して連結位置にも移動可能であることが述べられた。連結前位置及び連結位置は、典型的には、作業ステーション側のハウジング構造に対する搬送車の所定の水平方向(横)位置である。搬送車の連結位置においては、搬送車は、連結前位置と比較して、各作業ステーション側のハウジング構造からより小さな間隔をあけて配置されている、又は作業ステーション側のハウジング構造に直接当接して配置されている。搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の粉末モジュールの引き渡しが可能であるよう、搬送車は、連結前位置において、作業ステーション側のハウジング構造に連結されている。よって連結位置においては、搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の粉末モジュールの引き渡しが可能である、又は意図されている。

0031

もちろん連結前位置から連結位置への搬送車の移動は、第一の固定装置によって実現される固定(連結前位置における搬送車の固定)の万一の解除前提としている。基本的に、連結位置への搬送車の移動は、手動で、又は(部分的に)自動で行われることが可能である。後者の場合、例えば第一の固定装置は、搬送車を連結前位置から出発して連結位置へと移動させるために使用されることが可能である。作業ステーション側の固定装置と搬送車側の対向固定装置のお互いの相互作用及び移動によって、連結前位置から連結位置へ搬送車を移動させる力(典型的には張力)が発生されることが可能である。当該力は、具体的には、搬送車側の対向固定装置と相互作用する、つまり特に連結されている、作業ステーション側の固定装置の、搬送車を連結位置に移動させる移動によって発生されることができる。

0032

第一のラーメン構造部分を、特に、プレ引き渡し位置情報に基づいて、プレ引き渡し位置から出発して引き渡し位置へと移動させる(沈降させる)為に、搬送車側のストローク装置は、設けられていることが可能である。搬送車が連結位置に移動させられているとき、第一のラーメン構造部分を、特にプレ引き渡し位置から出発して引き渡し位置の方向へと移動させるために、特に、ストローク装置は、設けられていることが可能である。このようにして、ここでもまた、特に設備の安全性が改善されることができる。

0033

設備は更に、第二の固定装置を有し得る。第二の固定装置は、引き渡し位置へ動かされる搬送車の第一のラーメン構造部分の、引き渡し位置における固定の為に設けられている。第二の固定装置は、よって引き渡し位置へ動かされる第一のラーメン構造部分の位置の固定の為に、特に作業ステーション側のハウジング構造に対する固定の為に設けられている。

0034

第二の固定装置は、作業ステーション側の少なくとも一つの第一の固定装置と、相応する搬送車側の少なくとも一つの対向固定装置を有し得る。作業ステーション側の、つまり
作業ステーションに設けられている、又は形成されている、第一の固定装置は、搬送車側の、つまり搬送車に設けられる、又は形成される対向固定装置と相互作用し、引き渡し位置へと動かされる第一のラーメン構造部分の位置を、作業ステーション側のハウジング構造に対して固定し、これによって第一のラーメン構造部分が(ストローク装置の操作無しに)引き渡し位置から動かされることが無いように設けられている。

0035

作業ステーション側の固定装置と搬送車側の対向固定装置は、引き渡し位置において形状結合的に相互査証することができる。作業ステーション側の固定装置は、よって、形状結合的に、つまり例えば、特に球状、若しくは円錐状、又は球形状、若しくは円錐形状の突出部として形成されていることが可能である、又はそのようなものを有し得る。搬送車側の対向固定装置は、相応する対向形状結合要素として、つまり例えば、特に、球状、若しくは円錐状、又は球形状、若しくは円錐形状の収容部、又はブッシュとして形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。相応する形状結合要素、特に球状、若しくは円錐状、又は球形状、若しくは円錐形状の突出部の形式の形状結合要素は、その幾何・構造的形態に基づいて、例えばセンタリングボルトのようにセンタリング機能を及ぼす。よって、形状結合要素、及び対向形状結合要素の相互作用によって、作業ステーション側のハウジング構造に対する第一のラーメン構造部分の、又は全搬送車のセンタリングが実現可能であり、これによって、第一のラーメン構造部分、又は全搬送車の位置の固定が、少なくとも二つ、特に三つの、互いに直交する向きの空間方向において実現されることが可能である。

0036

引き渡し位置における、搬送車から作業ステーションへの、又はその逆の粉末モジュールの引き渡しが可能であることが複数回述べられた。搬送車側のラーメン構造は、この為、少なくとも一つの引き渡しインターフェース、特に、開口部の形式の引き渡しインターフェースを有する。これは、収容装置から作業ステーションへの粉末モジュールの引き渡し、又は作業ステーションから搬送車側の収容装置への粉末モジュールの引き渡しを可能とする。同様に、作業ステーション側のハウジング構造は、少なくとも一つの引き渡しインターフェース、特に開口部の形式の引き渡しインターフェースを有する。これは、作業ステーションから搬送車側の収容装置への粉末モジュールの引き渡し、又は、搬送車側の収容装置から作業ステーションへの粉末モジュールの引き渡しを可能とする。各搬送車の第一のラーメン構造部分の引き渡し位置において、搬送車側の引き渡しインターフェースは、典型的には作業ステーション側の引き渡しインターフェースと一列に並ぶので、粉末モジュールの引き渡しが、搬送車から引き渡しステーションへと、又はその逆へと可能とされる。

0037

設備内での、設備に付設される搬送車と、設備に付設される作業ステーションの間の標準化され、簡易化された粉末モジュールの引き渡しを可能とするために、各作業ステーション側の、及び各搬送車側の引き渡しインターフェースは、設備に付設される全ての作業ステーションと搬送車に対して、幾何・構造的に同じ、つまり標準化されて形成されていることが可能である。

0038

各搬送車側の、及び各作業ステーション側の引き渡しインターフェースは、ロック装置を介してロック可能であり得る。ロック装置は、ロック要素を有し得る。これは、開口位置(この位置で各引き渡しインターフェースは、粉末モジュールの引き渡しの為にリリースされている)と、閉鎖位置(この位置で各引き渡しインターフェースは粉末モジュールの引き渡しの為にリリースされていない)の間を移動可能に支承されていることが可能でらう。ロック要素の開口位置及び閉鎖位置への移動は、自動的、例えば、引き渡し位置の検出に応じて、つまり引き渡し位置へと動かされる第一のラーメン構造の検出に応じて行われることが可能である。引き渡し位置の検出、又は引き渡し位置へと動かされる第一のラーメン構造部分の検出は、第二の検出装置を介して、又は第三の検出装置を介して行わ
れることが可能である。第三の検出装置は、第二の検出装置と同様に設けられていることが可能であるので、これに関する説明が参照される。

0039

搬送車側の収容装置は、支承装置を有し得る。これは、収容室内での粉末モジュールの、特に吊架された支承の為に設けられている。支承装置は、粉末モジュールを、特に収容室、又はラーメン構造に完全に収容された第一の位置(粉末モジュール支承位置)と、収容室、又はラーメン構造から部分的に引き出された第二の位置(粉末モジュール引き渡し位置)の間を、ラーメン構造部分に対して移動可能に支承するために設けられていることが可能である。この為、支承装置は、複数の支承要素を有し得る。これらは、収容室内に収容される粉末モジュールの、第一のラーメン構造部分い対する移動可能な支承を可能とする。相応する支承要素は、例えば滑り支承部、又は転がり支承部であることが可能である。これらは、粉末モジュールと、移動可能な支承を形成しつつ相互作用する、つまり例えば、ここでは粉末モジュール側に設けられる、例えば粉末モジュール側に存在する空所部によって形勢される作用部分内に介入する。

0040

相応する支承装置は、粉末モジュール固定装置を有し得る。粉末モジュール固定装置は、収容室内に収容される粉末モジュールの位置の固定の為に設けられている。粉末モジュール固定装置は、ラーメン構造側の少なくとも一つの固定装置を有し得る。これは、粉末モジュール側の対向固定装置と相互作用し、収容室内に収容される粉末モジュールの位置が固定されているようにする。相応する固定装置は、固定位置(この位置で、粉末装置側の対向固定装置と粉末モジュールの位置の固定を形成しつつ相互作用するよう、粉末モジュール側の対向固定装置に向かって動かされている)と、非固定位置(この位置で、粉末モジュール側の対向お亭装置と、粉末モジュールの位置の固定を形成しつつ相互作用するよう、粉末モジュール側の対向固定装置に向かって動かされている)の間を移動可能出あり得る。

0041

ラーメン構造側の固定装置は、各粉末モジュール側の対向固定装置と、第一のラーメン構造の搬送位置において相互作用することが可能である。搬送位置は、よって、固定位置に相当する。固定位置においては、粉末モジュールの位置は望まれない位置変化に対して固定されている。これは、粉末モジュール側の対向固定装置が、搬送位置においてラーメン構造側の固定装置に向かって、これらが収容室に収容される粉末モジュールの固定を形成しつつ相互作用するよう動かされていることによって実現可能である。

0042

ラーメン構造側の固定装置と粉末モジュール側の対向固定装置は、形状結合的に相互作用することができる。固定装置は、形状結合要素として、つまり例えば、特にボルト状の、又はボルト形状の突出部として形成されていることが可能である、又はそのようなものを有し得、そして対向固定装置は、相応する対向形状結合要素として、つまり例えば、特にブッシュ状、又はブッシュ形状の収容部(突出部のための収容部)として形成されている、又はそのようなものを有することが可能である。

0043

搬送車側の収容装置と同様の方法で、各作業ステーションも支承装置を有し得る。支承装置は、粉末モジュールを、作業ステーションを通って延在する搬送路に沿って、ハウジング構造に対して移動可能であるよう支承するために設けられていることが可能である。この為、支承装置は、複数の支承要素を有する。これらは、支承装置内に配置される粉末モジュールを作業ステーション側のハウジング構造に対して移動可能に支承することを可能とする。相応する支承要素は、ここでもまた滑り支承要素、又は転がり支承要素であることが可能である。これらは、移動可能な支承を形成しつつ粉末モジュールと相互作用する、つまり例えば、この為に粉末モジュール側に設けられる、例えば粉末モジュール側に存在する空所部によって形成される作用部分内に介入する。

0044

各搬送車側の、及び各作業ステーション側の支承装置は、各搬送車の第一のラーメン構造部分の引き渡し位置において、目的に適って互いに一列に並んでいるので、搬送車と作業ステーションの間を延在通過する搬送路が生じる。これは、各支承装置内に支承される複数の粉末モジュールを、問題無く搬送車から作業ステーションへと、又はその逆へと引き渡し可能である。目的に適って、各搬送車側の支承装置と、各作業ステーション側の支承装置は、目的に適って同じに、又は標準化されて形成されている。

0045

本発明は設備に他にも相応する設備の為の搬送車にも関する。搬送車は、ラーメン構造を有し、このラーメン構造が収容装置を有し、この収容装置が、粉末モジュールの収容の為に、ラーメン構造内部に設けられる収容室を有し、その際、第一のラーメン構造部分が、第二のラーメン構造部分に対して移動可能に、特に垂直方向に向けられた移動方向において支承されており、その際、搬送車が、少なくとも一つのモーター駆動によるストローク装置を有し、これが、第一のラーメン構造部分を第二のラーメン構造部分に対して移動させるストローク力の発生の為に設けられていることにおいて際立っている。設備と関連する全ての説明は、搬送車にも同様に有効である。

0046

本発明を以下に図面に貴志あされた実施例に基づき詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0047

実施例に従う三次元の対象物の積層造形的製造の為の設備の部分原理
実施例に従う三次元の対象物の積層造形的製造の為の設備の部分原理図
実施例に従う三次元の対象物の積層造形的製造の為の設備の部分原理図

実施例

0048

図1から3は、実施例に従う三次元の対象部の積層造形的な製造のための設備1の一部分の原理図を示す。

0049

設備1は、図にはそれぞれ一つのみの作業ステーション2が示されているけれども、典型的には複数の作用ステーション2を有する。つまり例えば、積層造形的な作業過程の実施の為に設けられる、三次元の対象物の積層造形的な製造の為の(詳細に示されない)装置として形成されている、又はそのようなものを有する複数のプロセスステーションを有する。相応する装置は、積層造形的な構成過程の実施の為に必要な機能コンポーネントを有する。このため、特に層形成装置(図示せず)が挙げられる。これは、選択的に硬化すべき構成材料層の形成の為に設けられている。さらに、露光装置(図示せず)が挙げられる。これは、選択的に硬化すべき構成材料層の選択的な露光の為に設けられている。

0050

他の作業ステーション2は、後処理的な作業過程の実施の為に設けられる、後処理ステーションとも称される作業ステーション2であるか、又は、前処理的な作業過程の実施の為に設けられる、前処理ステーションとも称される作業ステーション2であることが可能である。

0051

その具体的な機能実施形によらず、各作業ステーション2は、独自のハウジング構造3を有する。これに、又はこの中に、各作業ステーション2の機能コンポーネントが設けられている、又は形成されている。作業ステーション2は、各ハウジング構造3によって、空間的・物理的に定義される°クリスした、設備1の機能ユニットと見られることが可能である。これらは、種々の構造で、互いに、例えば一又は複数の構造体又は建物(部分)内、特に工場ホール内に位置どることが可能である。

0052

設備1は、三次元の対象物の積層造形的な製造の枠内で使用される複数の粉末モジュール3を有する。粉末モジュール4は、構成材料の収容及び/又は放出の為に設けられてお
り、この為、典型的には一つの粉末チャンバーを有している。粉末チャンバーは、構成材料により充填可能な粉末室である。粉末室は、少なくとも側方が、粉末チャンバーの壁部(粉末チャンバー壁部)によって画成されている。底部側では、粉末室は、担持装置(図示せず)によって画成されていることが可能である。担持装置は、二つの端部位置の間、つまり、(粉末モジュール4の高さに関して)上側及び下側の端部位置の間を、粉末チャンバーに対して相対的に移動可能に支承されていることが可能である。担持装置の移動可能な支承は、垂直な移動軸に沿っての、又は垂直な移動方向での、特に線形な移動の実現を可能とする。担持装置の移動可能な支承は、これと連結される、特に(電動)モーターによる駆動装置、及び/又はアクチュエーター装置によって実現されていることが可能である。

0053

具体的には、粉末モジュール4は、構成モジュールであり、調量モジュールであり、又は収集若しくはオーバーフローモジュールである。

0054

設備1は、更に、何台かの搬送車5を有する。各搬送車5は、ユーザー側、つまりユーザーによる積極的な移動によって、及び/又は、(部分的に)自動的な、特に(電動)モーターによる、組み込まれた駆動装置(図示せず)によって、設備1の作業ステーション2の間を移動可能、又は走行可能である。

0055

搬送車5は、ラーメン構造6を有している。ラーメン構造6は、二つのラーメン構造部分6a,6bを有している。第一のラーメン構造部分6bは、両矢印P1に示唆された垂直方向に向けられた移動軸、又は移動方向を、第二のラーメン構造部分6bに対して移動可能に支承されている。第一のラーメン構造部分6aが、第二のラーメン構造部分6bの上に配置されているのが見て取れる。第二のラーメン構造部分6bに対するラーメン構造部分6aの移動の実現の為に、搬送車5は、特に(電動)モーターによる、単に簡略的に示唆されたストローク装置7を有している。ストローク装置7は、第一のラーメン構造部分6aを第二のラーメン構造部分6bに対して移動させる、つまりストローク移動させる、又は垂直移動させるストローク力を発生するために設けられている。

0056

ラーメン構造6は、第一のラーメン構造部分6a内に配置された収容装置8を有している。収容装置8は、収容室8aを有する。これは、少なくとも一つの粉末モジュール4をラーメン構造6内に収容するために設けられている。収容室8aの寸法は、収容室8aが、少なくとも一つの粉末モジュール4を(完全に)収容するために設けられているよう選択されている。

0057

ストローク装置7は、第一のラーメン構造部分6aを、少なくとも、図1に示された搬送位置(この位置で粉末モジュール4は搬送車5によって作業ステーション2内へ、又はその逆へと引き渡し不可能である)と、図3に示された引き渡し位置(この位置において、粉末モジュール4は、搬送車5によって作業ステーション内へと引き渡しが可能である)の間を移動するために設けられている。引き渡し位置は、特に搬送位置に比較して、第一のラーメン構造部分6aの上側の位置である。搬送位置は、典型的には、特に引き渡し位置に比較して、第二のラーメン構造部分6bに対して、第一のラーメン構造部分の下側の位置である。よって、搬送位置、又は引き渡し位置は、第一のラーメン構造部分6aの所定の垂直方向位置である。

0058

搬送車5は、図2に示された連結前位置へと移動可能である。連結前位置においては、搬送車5は、所定の間隔、つまり作業ステーション側のハウジング構造3から5cm乃至15cmの領域の間隔をあけて配置されている。連結前位置は、作業ステーション側のハウジング構造3へ搬送車が連結する連結位置の前段階として見られることが可能である。連結位置においては、粉末モジュール4の搬送車5による作業ステーション2への、又は
その逆の引き渡しは不可能である、若しくは意図されていない。

0059

設備1は、第一の固定装置9を有する。これは、連結前位置に移動する搬送車5の連結前位置における固定の為に設けられている。第一の固定装置9は、作業ステーション側の少なくとも一つの第一の固定装置9aと、搬送車側の対応する対向固定装置9bを有する。連結前位置に移動する搬送車5の位置が、作用ステーション側のハウジング構造3に対して確実であるよう、作業ステーション側の、つまり作用ステーション2に設けられた、若しくは形成された第一の各固定装置9aは、搬送車側の、つまり搬送車5に設けられた、若しくは形成された各対向固定装置9bと協働するよう設けられている。作業ステーション側の固定装置9aと搬送車側の対向固定装置9bは、固定位置(固定位置)において形状結合的に相互作用する。作業ステーション側の固定装置9aは、形状結合要素として、つまり例えば、特にフック上、又はフック形状の突出部として形成されている。搬送車側の対向固定装置は、対応する対向形状結合要素、つまり例えば、特に溝状、又は溝形状の突出部に対する収容部として形成されている。

0060

図1から3の比較によって、作業ステーション側の固定装置9が、図2に示された固定位置(この位置において、対向固定装置9bと搬送車5の連結前位置の固定を形成しつつ相互作用するよう、搬送車側の対向固定装置9bに対して動かされる)と、図1に示された非固定位置(この位置において、対向固定装置9bと搬送車の連結位置における固定を形成しつつ相互作用しないよう、搬送車側の対向固定装置9bに対して動かされる)の間を移動可能に支承されている点が見て取れる。固定装置9aの移動可能な支承は、調整装置10によって実現されている。これは、固定装置9aと(移動可能に)連結された調整要素10aを有する。調整要素10は、図2に示された実施例において、移動可能に支承された調整ピストンを有するピストンシリンダー装置として形成されている。

0061

搬送車側の対向固定装置9bも、図2に示された固定位置(この位置において、固定装置9aと、搬送車5の連結前位置の固定を形成しつつ相互作用するよう作業ステーションぐぁの固定装置9aに対して動かされる)と、図1に示された非固定位置(この位置において、固定装置9aと、搬送車5の連結位置における固定を形成しつつ協働するよう作業ステーション側の固定装置9aに対して動かされる)の間を移動可能に支承されている。対向固定装置9bの移動可能な支承は、調整装置(図示せず)によって実現されている。これは、対向固定装置9bと(移動可能に)連結された調整要素を有している。調整要素は、図に示された実施例においては、搖動装置として形成されている。これは、対向固定装置9bを固定位置と非固定位置の間で揺動させるために設けられている。

0062

設備1は、第一の検出装置11を有している。これは、連結前位置に動かされる搬送車5の検出の為、及び、連結前位置に動かされる搬送車5を表す連結前位置情報の検出の為、及び/又は、第一の固定装置9によって実現される、連結前位置に動かされる搬送車5の固定の検出の為、及び、第一の固定装置9によって実現される、連結前位置に動かされる搬送車5の固定を表す第一の固定情報の検出の為に設けられている。第一の検出装置11は、少なくとも一つの、例えば音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な信号に基づいて、連結前位置における搬送車5の位置、及び/又は固定を推測することができる、例えば音響的、電気的、光学的、又は触覚技術的な少なくとも一つの検出要素11aを有する。具体的には、検出要素11aは、例えば、(音響的、又は光学的な)バリア(独語:Schranke)として、又は(電気的、及び/又は機械的な)接点として形成されていることが可能である。相応する検出要素11aは、作業ステーション側、及び/又は搬送車側に配置されている、又は形成されていることが可能である。

0063

搬送車側のストローク装置7は、第一のラーメン構造部分6aを、特に搬送装置から出発して、第二のラーメン構造部分6aに対して移動させるストローク力を、連結前位置情
報に基づいて、及び/又は固定情報に基づいて発生させるために設けられている。特に、ストローク装置は、特に搬送位置から出発して、第一の構造部分6aを、搬送車5が連結前位置へと動かされるとき、及び/又は、連結前位置へと動かされる搬送車5が連結前位置において固定されているとき、引き渡し位置への移動させるために設けられている。

0064

搬送車5は、搬送車側のストローク装置7に付設されるストロークリリース装置(図示せず)を有する。ストロークリリース装置は、特に搬送車側のユーザーインターフェース(図示せず)を介してユーザー側で、例えば触覚技術的な入力によって発生させられるリリース指令に基づいて、リリース情報を発生するために設けられている。ストロークリリース装置は、相応して、ユーザー側で走査可能な、又は操作する操作インターフェース、つまり例えば、キーボード、ボタン、タッチスクリーン等を有している。ストローク装置7は、第一のラーメン構造部分6aを、第二のラーメン構造部分6bに対して移動させるストローク力を、そのストロークリリース装置に基づいて発生させられるリリース情報に基づいて発生するために設けられていることが可能である。よって、第一のラーメン構造部分6aの実際の移動が行われる前に、ユーザーリリースが必要であることができる。

0065

ストローク装置7は、図2から生じるように、更に、第一のラーメン構造部分6aを、特にラーメン構造部分6aの搬送位置と搬送車5の連結前位置から出発して、図2に示される、図3に示される引き渡し位置の上に位置するプレ引き渡し位置へと移動させるために設けられている。プレ引き渡し位置は、(垂直方向で)数cm、つまり5cmから15cmの間、引き渡し位置の上に位置している。プレ引き渡し位置は、引き渡し位置の前段階と見られることが可能である。この段階において、上述したように、搬送車5から作業ステーション2への、又はその逆の粉末モジュール4の引き渡しが可能である。プレ引き渡し位置では、粉末モジュール4の引き渡しは、典型的には未だ不可能である、若しくは意図されていない。

0066

設備1は更に、第二の検出装置12を有する。これは、プレ引き渡し位置へ動かされる第一のラーメン部分6aの検出と、プレ引き渡し位置に動かされる第一のラーメン構造部分6aを意味するプレ引き渡し位置情報の検出の為に設けられている。第二の検出装置12は、少なくとも一つの、例えば音響的、電気的、光学的、若しくは触覚技術的な検出要素12aを有する。これは、例えば音響的、電気的、光学的、若しくは触覚技術的な信号に基づいて、プレ引き渡し位置における第一のラーメン構造部分の位置を推測することが可能である。具体的には、検出要素12aは、ここでもまた、例えば(音響的、若しくは光学的な)バリアとして、又は(電気的、及び/又は機械的な)接点として形成されていることが可能である。相応する検出要素12aは、ここでもまた、作業ステーション側に、及び/又は搬送車側に配置されている、又は形成されていることが可能である。

0067

図から、連結前位置(図2)と連結位置(図3)は、作業ステーション側のハウジング構造3に対する搬送車5の所定の水平方向位置横位置)であることが見て取れる。図2,3の比較から、連結位置における搬送車5は、連結前位置と比較してより小さな間隔を作業ステーション側のハウジング構造3に対してあけて、又は、直接作業ステーション側のハウジング構造3に当接して配置されていることが見て取れる。搬送車5から作業ステーション2への、又はその逆の粉末モジュール4の引き渡しが可能であるよう、搬送車5は、連結位置において、作業ステーション側のハウジング構造3に連結されている。

0068

当然、搬送車5の連結前位置から連結位置への移動は、第一の固定装置9によって実現される搬送車5の連結前位置における固定の解除を前提としている。基本的に、搬送車5の連結位置への移動は、手動式に、又は(部分)自動的に行われることが可能である。後者の場合、搬送車5を連結前位置から連結位置へと移動させるために、例えば第一の固定装置9が使用されることが可能である。これは、作業ステーション側の固定装置9aと搬
送車側の対向固定装置9bのお互いに対する相互作用と移動によって、搬送車5aを連結位置に移動させる力、典型的には張力が発生されることによって実現可能である。当該力は、具体的には搬送車側の対向固定装置9bと相互作用する、つまり特に連結される、作業ステーション側の固定装置9aの搬送車を連結位置に移動させる移動によって実現されていることが可能である。

0069

搬送車側のストローク装置7は、第一のラーメン構造部分6aを、プレ引き渡し位置から引き渡し位置へと、プレ引き渡し位置情報に基づいて移動させる(沈降させる)為に設けられている。特に、ストローク装置7は、搬送車5が連結位置へと移動させられているとき、第一のラーメン構造部分6aを、特にプレ引き渡し位置から出発して引き渡し位置の方向へと移動させるために設けられている。

0070

設備1は、更に、第二の固定装置13を有する。これは、引き渡し位置へと移動させる第一のラーメン構造部分6aの引き渡し位置における固定の為に設けられている。第二の固定装置13は、作業ステーション側の少なくとも一つの第一の固定装置13aと、相応する搬送車側の少なくとも一つの対向固定装置13bを有する。引き渡し位置へ動かされる第一のラーメン構造部分6bが、作業ステーション側のハウジング構造3に対して固定されており、よって第一のラーメン構造部分6aが(ストローク装置7の操作なしに)引き渡し位置から動かされることが無いよう、作業ステーション側の、つまり作業ステーション2に設けられる、若しくは形成される各第一の固定装置13aは、搬送車側の、つまり搬送奏者5に設けられる、若しくは形成される対向固定装置13bと相互作用する

0071

作業ステーション側の各固定装置13aと、搬送車側の各対向固定装置13bは、引き渡し位置において形状結合的に相互作用する。作業ステーション側の固定装置13aは、形状結合要素として、つまり特に球状、円錐状、若しくは形状の突出部として形成されている。搬送車側の各対向固定想定13bは、相応する対向形状結合要素として、つまり特に球状、若しくは円錐状、又は球形状、若しくは円錐形状の収容部、又はブッシュとして形成されている。特に球状、若しくは円錐状、又は球形状、若しくは円錐形状の突出部の形式の相応する形状結合要素は、その幾何・構造的な形態に基づいて、例えばセンタリングボルトのようにセンタリング機能を発揮する。よって、各形状結合要素、及び各対向形状結合要素の相互作用によって、第一のラーメン構造部分6a、又は全搬送車5の、作業ステーション側のハウジング構造3に対するセンタリングと、これに伴う第一のラーメン構造部分6a又は全搬送車の位置の固定が、少なくとも二つの、特に三つの、互いに直交する向きの空間軸内で、又は空間方向で(記載の座標系参照)実現される。

0072

引き渡し位置において、粉末モジュール4の搬送車5から作業ステーション2への、又はその逆の引き渡しが可能であることが複数回、述べられた。搬送車側のラーメン構造6は、この為、少なくとも一つの引き渡しインターフェース(図示せず)を有する。これは特に開口部の形式である。この開口部は、搬送車側の収容装置8から作業ステーション3への粉末モジュール4の引き渡し、又は作業ステーション2から搬送車側の収容装置8への粉末モジュール4の引き渡しを可能とする。同様に、作業ステーション側のハウジング構造3は、少なくとも一つの引き渡しインターフェース(図示せず)を有する。これは特に開口部の形式である。この開口部は、作業ステーション2から搬送車側の収容装置8への粉末モジュール4の引き渡し、又は搬送車側の収容装置8から作業ステーション2への粉末モジュール4の引き渡しを可能とする。搬送車側の引き渡しインターフェースは、引き渡し位置において作業ステーション側の引き渡しインターフェースと一列に並ぶので、粉末モジュール4の搬送車5から作業ステーション2への、又はその逆の引き渡しが可能である。

0073

設備1内での、設備1に付設される搬送車5と、設備1に付設される作業ステーション
2の間の粉末モジュール4の、標準化されており簡易化された引き渡しを可能とするために、各作業ステーション側の、及び各搬送車側の引き渡しインターフェースは、設備1に付設される全ての作業ステーション2及び搬送車5に対して幾何・構造的に同じ、つまり標準化されて形成されている。

0074

各搬送車側の、及び各作業ステーション側の引き渡しインターフェースは、ロック装置(図示せず)を介してロック可能であることができる。相応するロック装置は、ロック要素を有する。これは、開口位置(この位置で各引き渡しインターフェースは、粉末モジュール4の引き渡しの為にリリースされている)と、閉鎖位置(この位置で各引き渡しインターフェースは、粉末モジュールの引き渡しの為にリリースされていない)の間を移動可能に支承されていることが可能である。開口位置又は閉鎖位置への、又はその逆のロック要素の移動は、自動的に、例えば引き渡し位置の検出に応じて、つまり引き渡し位置へ移動される第一のラーメン構造部分6aの検出に応じて行われることが可能である。引き渡し位置の検出、又は引き渡し位置へ移動される第一のラーメン構造部分6aの検出は、第二の検出装置12を介して、又は第三の検出装置(図示せず)を介して行われることが可能である。第三の検出装置は、第二の検出装置12と同様に設けられていることが可能である。

0075

図1に基づいて、搬送車側の収容装置8が、支承装置14を有することが見て取れる。この支承装置は、少なくとも一つの粉末モジュール4の、特に吊架された支承の為、支承室8a内に設けられている。支障装置14は、粉末モジュール4を、特に収容室8a、又はラーメン構造6内に完全に収容された第一の位置(粉末モジュール支承位置)と、収容室8a、又はラーメン構造6から部分的に外に出た第二の位置(粉末モジュール引き渡し位置)の間で移動可能に支承するために設けられている。このため、支承装置14は、複数の支承要素14aを有する。これらは、収容室8a内に収容された粉末モジュール4の移動可能な支承を可能とする。支承要素14aは、例えば滑り支承要素、又は転がり支承要素であることが可能である。これは、移動可能な支承を形成しつつ粉末モジュール4と相互作用する。つまり例えば、この為に粉末モジュール側に設けられる、例えば粉末モジュール側に存在する空所部によって形成された作用部分(図示せず)内に介入する。

0076

相応する支承装置14は、粉末モジュール固定装置(図示せず)を有することができる。粉末モジュール固定装置は、収容室8内に収容される粉末モジュール4の位置の固定の為に設けられている。粉末モジュール固定装置は、ラーメン構造側の少なくとも一つの固定装置を有することができる。これは、収容室8内に収容される粉末モジュール4の位置が固定されているように、粉末モジュール側の対向固定装置と相互作用する。相応する固定装置は、固定位置(この位置で、粉末モジュール4の位置の固定を形成しつつ粉末モジュール側の対向固定装置と相互作用するよう、粉末モジュール側の対向固定装置に対して動かされる)と、非固定位置(この位置で、粉末モジュール4の位置の固定を形成しつつ粉末モジュール側の対向固定装置と相互作用するよう、粉末モジュール側の対向固定装置に対して動かされる)の間を移動可能出あり得る。

0077

各ラーメン構造側の固定装置は、第一のラーメン構造部分6aの搬送位置において、各粉末モジュール側の対向固定装置と相互作用する。搬送位置は、よって固定位置に相当する。この位置では、粉末モジュール4の位置が、望まれない位置変化に対して固定されている。これは、収容室8に収容される粉末モジュール4の固定を形成しつつ、これら(粉末モジュール側の対向固定装置とラーメン構造側の固定装置)が相互作用するよう、搬送位置の粉末モジュール側の対向固定装置が、ラーメン構造側の固定装置に向かって動かされることによって実現される。

0078

各ラーメン構造側の固定装置と、各粉末モジュール側の対向固定装置は形状結合的に相
互作用する。固定装置は、形状結合要素として、つまり例えば、特にボルト状、又はボルト形状の突出部として形成されていることが可能である。そして対向固定装置は、対応する対向形状結合要素として、つまり例えば、特にブッシュ状、又はブッシュ形状の収容部(突出部の収容部)として形成されていることが可能である。

0079

搬送車側の収容装置8と同様に、作業ステーション2は、相応する支承装置15を有することができる。支障装置15は、粉末モジュール4を、両矢印P2によって示唆される、作業ステーション2を通って延在する搬送路に沿って、ハウジング構造3に対して移動可能に支承するために設けられている。この為、支承装置15は、支承要素15aを有する。これは、支承装置15内に設けられる粉末モジュール14の移動可能な支承を、ハウジング構造4に対して可能とする。相応する支承要素15aは、個々でもまた、例えば、滑り支承要素、又は転がり支承要素であることが可能である。これらは、粉末モジュール4と移動可能な支承を形成しつつ相互作用する。つまり例えば、この為、粉末モジュール側に設けられる、例えば粉末モジュール側に存在する空所部によって形成される、作用部分内に介入する。

0080

各搬送車側の、及び各作業ステーション側の支承装置14,15は、第一のラーメン構造部分6aの引き渡し位置において、互いに一列に並ぶ。その結果、搬送車5と作業ステーション2の間を延在貫通する搬送路が生じる。これは、各支承装置14、15内に支承される粉末モジュール4を、搬送車5から作業ステーション2へと、及びその逆へと問題なく引き渡し可能である。同じ目的の為、各搬送車側の支承装置14と各作業ステーション側の支承装置15は、同じように、または標準化されて形成されている。

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