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図面 (6)

課題

テストステロン分泌促進剤を提供すること。

解決手段

ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロン分泌促進剤。

概要

背景

テストステロンは、筋量、骨密度等の身体構造や、活力等の精神的状態等に影響を与えるホルモンである。テストステロン値は、若年者においては高いものの、加齢に伴い低下する。このため、加齢により、テストステロン値の低下に起因する種々の問題、例えば筋量低下、骨密度低下、活力減退等の問題が生じる。また、これらの問題は、長期的には、糖尿病高血圧肥満メタボリックシンドローム等の代謝疾患に繋がるとされている。よって、上記問題の改善、テストステロン値の向上が重要である。

ユーグレナは、ミドリムシ属(=ユーグレナ属)に属する微細藻類であり、食品材料として利用されている。また、ユーグレナ抽出物を皮膚に適用することも行われている(特許文献1)。

概要

テストステロン分泌促進剤を提供すること。ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロン分泌促進剤。なし

目的

本発明は、テストステロン分泌促進剤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

請求項2

前記ユーグレナがユーグレナ・グラリスである、請求項1に記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項3

前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)である、請求項1又は2に記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項4

前記パラミロンがユーグレナ・グラシリス由来のパラミロンである、請求項1に記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項5

前記パラミロンがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)由来のパラミロンである、請求項1又は4に記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項6

テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、及び貧血の予防又は改善からなる群より選択される少なくとも1種のために用いられる、請求項1〜5のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項7

ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、及び貧血の予防又は改善からなる群より選択される少なくとも1種に用いるための組成物

請求項8

食品組成物である、請求項1〜6のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項9

栄養補助食品である、請求項1〜6及び8のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤。

請求項10

食品添加剤である、請求項1〜6のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤。

技術分野

0001

本発明は、テストステロン分泌促進剤等に関する。

背景技術

0002

テストステロンは、筋量、骨密度等の身体構造や、活力等の精神的状態等に影響を与えるホルモンである。テストステロン値は、若年者においては高いものの、加齢に伴い低下する。このため、加齢により、テストステロン値の低下に起因する種々の問題、例えば筋量低下、骨密度低下、活力減退等の問題が生じる。また、これらの問題は、長期的には、糖尿病高血圧肥満メタボリックシンドローム等の代謝疾患に繋がるとされている。よって、上記問題の改善、テストステロン値の向上が重要である。

0003

ユーグレナは、ミドリムシ属(=ユーグレナ属)に属する微細藻類であり、食品材料として利用されている。また、ユーグレナ抽出物を皮膚に適用することも行われている(特許文献1)。

先行技術

0004

特開第2008−526954号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、テストステロン分泌促進剤を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明者は、上記課題に鑑みて鋭意研究した結果、ユーグレナ及びパラミロンが、テストステロン分泌促進作用を有することを見出した。この知見に基づいてさらに研究を進めた結果、本発明が完成した。 即ち、本発明は、下記の態様を包含する:
項1. ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロン分泌促進剤.
項2. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラリスである、項1に記載のテストステロン分泌促進剤.
項3. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)である、項1又は2に記載のテストステロン分泌促進剤.
項4. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリス由来のパラミロンである、項1に記載のテストステロン分泌促進剤.
項5. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)由来のパラミロンである、項1又は4に記載のテストステロン分泌促進剤.
項6.テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、及び貧血の予防又は改善からなる群より選択される少なくとも1種のために用いられる、項1〜5のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤.
項7. ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、及び貧血の予防又は改善からなる群より選択される少なくとも1種に用いるための組成物
項8.食品組成物である、項1〜6のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤.
項9.栄養補助食品である、項1〜6及び8のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤.
項10.食品添加剤である、項1〜6のいずれかに記載のテストステロン分泌促進剤.

発明の効果

0007

本発明によれば、テストステロン分泌促進剤を提供することができる。これにより、テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、貧血の予防又は改善等を図ることができる。

図面の簡単な説明

0008

被験者全体についての、唾液中のテストステロンの測定結果を示す(試験例1)。縦軸は、唾液中のテストステロン濃度を示す。横軸中、「摂取前」は試験食摂取開始前に測定した結果を示し、「摂取後」は試験食摂取終了後に測定した結果を示す。***はp<0.001であることを示す。
運動群についての、唾液中のテストステロンの測定結果を示す(試験例1)。縦軸及び横軸については図1と同様である。***はp<0.001であることを示す。
一般群についての、唾液中のテストステロンの測定結果を示す(試験例1)。縦軸及び横軸については図1と同様である。*はp<0.05であることを示す。
試験例2の試験デザイン及び試験フローを示す。図中、対照食はコーンスターチを含有するカプセル錠であり、試験食はユーグレナ乾燥粉末を含有するカプセル錠である。
唾液中のテストステロンの測定結果を示す(試験例2)。縦軸は、唾液中のテストステロン濃度を示す。横軸中、「0w」は摂取開始前に測定した結果を示し、「4w」は4週間の摂取期間終了の翌日に測定した結果を示し、「8w」は計8週間の摂取期間終了の翌日に測定した結果を示す。*はp<0.05であることを示し、**はp<0.01であることを示す。
液中のテストステロンの測定結果を示す(試験例2)。縦軸は、血清中のテストステロン濃度を示す。横軸中、「0w」は摂取開始前に測定した結果を示し、「4w」は4週間の摂取期間終了の翌日に測定した結果を示し、「8w」は計8週間の摂取期間終了の翌日に測定した結果を示す。*はp<0.05であることを示す。

0009

明細書中において、「含有」及び「含む」なる表現については、「含有」、「含む」、「実質的にからなる」及び「のみからなる」という概念を含む。

0010

本発明は、その一態様において、ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、テストステロン分泌促進剤(本明細書において、「本発明の剤」と示すこともある。)に関する。以下に、これについて説明する。

0011

1.ユーグレナ
ユーグレナは、ミドリムシ属(=ユーグレナ属)に属する微細藻類であり、その限りにおいて特に制限されない。ユーグレナとして、具体的には、例えばEuglena gracilis(ユーグレナ・グラシリス)、Euglena longa、Euglena caudata、Euglena oxyuris、Euglena tripteris、Euglena proxima、Euglena viridis、Euglena sociabilis、Euglena ehrenbergii、Euglena deses、Euglena pisciformis、Euglena spirogyra、Euglena acus、Euglena geniculata、Euglena intermedia、Euglena mutabilis、Euglena sanguinea、Euglena stellata、Euglena terricola、Euglena klebsi、Euglena rubra、Euglena cyclopicolaなどが挙げられる。これらの中でも、本発明の効果をより確実に発揮できるという観点から、好ましくはユーグレナ・グラシリスが挙げられ、より好ましくはユーグレナ・グラシリスEOD-1株[2013年6月28日付で独立行政法人製品評価技術基盤機構特許生物寄託センター{NITE-IPOD(郵便番号292-0818 日本国千葉県木更津市かずさ足2-5-8 120号室)}にブダペスト条約の規定下で、受託番号FERM BP-11530として国際寄託済み]が挙げられる。

0012

ユーグレナの形態は、ユーグレナの細胞体又はその成分の大半を含むものである限り、特に制限されない。ユーグレナの形態としては、例えばユーグレナの乾燥粉末形態、ユーグレナの懸濁液、ユーグレナエキス等が挙げられ、中でも、好ましくはユーグレナの乾燥粉末形態が挙げられる。

0013

ユーグレナの乾燥状態におけるパラミロン含有率は、例えば50%以上、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上である。

0014

ユーグレナは、1種単独であってもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。

0015

2.パラミロン
パラミロンは、ユーグレナ由来のβ-1,3-グルカンであり、その限りにおいて特に制限されない。

0016

パラミロンが由来するユーグレナについてはは、上記「1.パラミロン」における説明と同様である。

0017

パラミロンの質量平均分子量は、特に限定されないが、例えば1×104〜5×106、好ましくは2×104〜1×106、より好ましくは5×104〜1×106、さらに好ましくは1×105〜5×105である。

0018

なお、質量平均分子量は、SEC-MALS分析により、以下の条件で測定 することができる:
SEC装置:LC−10AVPsystem(Shimadzu Co.、日本)、
使用カラム:KD-806M(shodex.、日本)、
MALS検出器:DAWNHELEOSII(wyatt Technologies.、U.S.A.)、
溶離液:1%LiCl/DMI
流速:0.5 mL/分。

0019

パラミロンは、ユーグレナの細胞内において、通常、β-1,3-グルカン鎖が形成する3重螺旋構造体が一定の規則性の基に高度に集積してなるパラミロン粒子として存在している。本発明の効果をより確実に発揮できるという観点から、パラミロンとして、パラミロン粒子を好ましく用いることができる。

0020

パラミロン粒子の形状は、特に制限されないが、通常は、偏平回転楕円体状である。

0021

パラミロン粒子の粒子径分布は、特に制限されないが、例えば0.5〜15μm、好ましくは1〜6μmである。また、パラミロン粒子の平均粒子径も特に制限されないが、例えば1〜10、好ましくは2〜4μmである。

0022

パラミロンの形態は、パラミロンを含むものである限り、特に制限されない。ユーグレナの形態としては、例えばパラミロンの乾燥粉末形態、パラミロンの懸濁液等が挙げられ、中でも、好ましくはパラミロンの乾燥粉末形態が挙げられる。

0023

パラミロンは、1種単独であってもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。

0024

3.ユーグレナ及びパラミロンの製造方法
ユーグレナは、液体に含まれたユーグレナを培養する工程(培養工程)を含む方法により、大量に調製することが可能である。培養工程は、例えば公知の方法(例えば、特許第5883532号公報に記載の方法)に従って行うことができる。該培養工程では、典型的には、水と、ユーグレナと、ユーグレナが利用できる栄養素とを含む液体(培養液)を撹拌しつつ好気条件でユーグレナ属微細藻類を培養する。

0025

栄養素としては、糖類(グルコースブドウ糖)、フルクトース果糖)などの単糖類、又は、スクロースショ糖)、マルトース麦芽糖)などの二糖類)、ミネラル類(例えばナトリウムカリウムマグネシウムカルシウム、鉄、亜鉛モリブデン、銅、リン窒素硫黄、又は、ホウ素など)、ビタミンB類(例えばビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ナイアシンパントテン酸、ビタミンB6(ピリドキシンピリドキサール、又はピリドキサミン)、ビタミンB12(シアノコバラミン)、葉酸ビオチンなど)などが挙げられる。培養液中の栄養素の濃度は、ユーグレナの生存、増殖等が可能な濃度である限り特に制限されない。

0026

培養工程の光条件は特に制限されず、培養工程は明条件と暗条件のいずれで行われてもよい。従属栄養培養にて培養する際には暗条件で培養される。明条件としては、藻類を増殖させるための通常の光強度を採用することができる。暗条件としては、例えば10μmol/m2/s未満、好ましくは光が全く当たらない完全な暗所条件が挙げられる。

0027

培養工程における培養温度は、ユーグレナが増殖できる温度であれば、特に限定されない。該培養温度(培養液の温度)としては、例えば、20℃〜35℃が採用される。

0028

培養工程における液体のpHは、ユーグレナが増殖できるpHであれば、特に限定されない。ユーグレナが増殖できるpHとしては、例えば3.0〜5.5が採用される。

0029

培養工程の後に、液体の遠心分離重力分離などによってユーグレナを濃縮することが好ましい。得られたユーグレナは、所望の形態に応じて、追加の処理(例えば、液体への懸濁、水中又は油中への分散、エキス抽出乾燥粉末化等)に供することができる。

0030

パラミロン粒子は、公知の方法(例えば特許第5883532号公報に記載の方法)に従って又は準じて、ミドリムシから分離、単離、又は精製することによって製造することができる。パラミロン粒子は、例えばミドリムシの細胞膜破壊することによって得られる細胞内容成分回収することによって、容易に得ることができる。また、必要に応じて、パラミロン粒子を精製してもよい。パラミロン粒子の精製については各種知られており(例えば、特許第5883532号公報)、それらの方法に従って行うことができる。精製工程としては、例えば、界面活性剤処理工程、洗浄工程などが挙げられる。得られたパラミロン粒子は、所望の形態に応じて、追加の処理(例えば、液体への懸濁、水中又は油中への分散、乾燥粉末化等)に供することができる。

0031

4.用途
ユーグレナ及び/又はパラミロンは、テストステロン分泌促進作用、より具体的には体液中のテストステロン濃度を促進させる作用を有することから、テストステロン分泌促進剤の有効成分として利用することができる。体液としては、例えば全血血清血漿髄液唾液関節液、尿、組織液気管支肺胞洗浄液を含む)、喀痰鼻汁等が挙げられる。

0032

また、ユーグレナ及び/又はパラミロンは、例えば、テストステロンレベル向上、テストステロンレベル維持(例えばテストステロンレベルの低下(例えば季節変化による低下、加齢による低下等)の抑制)、筋組織成長促進、筋組織再生促進、タンパク質合成促進、筋量低下の予防又は改善、筋量増加促進、筋力低下の予防又は改善、筋力増加促進、サルコペニアの予防又は改善、男性更年期障害の予防又は改善、骨密度低下の予防又は改善、骨密度増加促進、性欲減退の予防又は改善、性欲増加促進、性活動減少の予防又は改善、性活動増加促進、勃起障害の予防又は改善、勃起力増加促進、活力低下の予防又は改善、活力増加促進、抑うつの予防又は改善、集中力低下の予防又は改善、集中力増加促進、記名力低下の予防又は改善、記名力増加促進、睡眠障害の予防又は改善、体脂肪増加の予防又は改善、貧血の予防又は改善等に利用することができる。ユーグレナ及び/又はパラミロンは、好ましくは、これらの用途の内の複数(2つ以上、より好ましくは3つ以上、さらに好ましくは4つ以上、よりさらに好ましくは5つ以上、よりさらに好ましくは6つ以上)の用途を含む包括的な用途に利用することができる。

0033

なお、「改善」とは、症状又は状態の好転又は緩和、症状又は状態の悪化の防止又は遅延、症状又は状態の進行の逆転、防止又は遅延をいう。

0034

本発明の剤の適用対象は、例えば、日常的に高強度の運動を行っている者、日常的には運動を行っていない者等、特に制限されない。該対象は、好ましくは、日常的に高強度の運動を行っている者である。「日常的に高強度の運動を行っている」の程度については、例えば、好ましくは8METs×1回/週以上、より好ましくは8METs×3回/週以上である。

0035

MET(metabolic equivalent)は運動強度の単位であり、快適な温度の条件で測定した活動時のエネルギー消費量を座位安静時の代謝量(3.5mL/kg/分)で除した値である。

0036

また、本発明の剤の適用対象年代も特に制限されない。本発明の剤は、テストステロンが低下する年代の人、例えば40以上、好ましくは50歳以上、より好ましくは60歳以上、さらに好ましくは65歳以上の人に適用することができる。また、別の分類の観点から、本発明の剤は、例えば中年の人、好ましくは高齢者に適用することができる。

0037

本発明の剤は、各種分野において、例えば食品添加剤、食品組成物(健康食品、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)を包含する)、医薬化粧品飼料などとして用いることができる。

0038

本発明の剤は、通常は経口摂取されるが、これに限定されるものではない。

0039

本発明の剤の形態は、特に限定されず、用途に応じて、各用途において通常使用される形態をとることができる。

0040

本発明の剤の形態としては、用途が食品添加剤、医薬、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)などである場合は、例えば錠剤口腔内側崩壊錠咀嚼可能錠、発泡錠トローチ剤ゼリー状ドロップ剤などを含む)、丸剤顆粒剤細粒剤散剤硬カプセル剤軟カプセル剤ドライシロップ剤液剤懸濁剤シロップ剤を含む)、ゼリー剤などが挙げられる。

0041

本発明の剤の形態としては、用途が食品組成物の場合は、液状、ゲル状あるいは固形状の食品、例えばジュース清涼飲料スープ豆乳などの飲料、サラダ油ドレッシングヨーグルトゼリープリン、ふりかけ、育児用粉乳ケーキミックス乳製品(例えば、粉末状、液状、ゲル状、固形状等)、パン菓子(例えば、クッキー等)などが挙げられる。

0042

本発明の剤は、必要に応じてさらに他の成分を含んでいてもよい。他の成分としては、食品添加剤、食品組成物、医薬、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)、化粧品、飼料などに配合され得る成分である限り特に限定されるものではないが、例えば基剤担体溶剤分散剤乳化剤緩衝剤、安定剤、賦形剤結合剤崩壊剤滑沢剤増粘剤着色料香料キレート剤などが挙げられる。

0043

本発明の剤におけるユーグレナ及びパラミロンの合計含有量は、用途、使用態様、適用対象の状態などに左右されるものであり、限定はされないが、例えば0.0001〜100質量%、好ましくは0.001〜50質量%とすることができる。

0044

本発明の剤の適用(例えば、投与、摂取、接種など)量は、薬効発現する有効量であれば特に限定されず、通常は、ユーグレナ及びパラミロンの合計乾燥重量として、一般に一日あたり0.1〜10000 mg/kg体重である。上記適用量は1日1回以上(例えば1〜3回)に分けて適用するのが好ましく、年齢病態、症状により適宜増減することもできる。

0045

以下に、実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。

0046

製造例1
ユーグレナ・グラシリスEOD-1株(独立行政法人製品評価技術基盤機構特許生物寄託センター(NITE-IPOD)の乾燥粉末(神鋼環境ソリューション製、パラミロン含有率70%以上)を下記配合でカプセル錠としたものを試験食とし、対照食としてコーンスターチを配合したカプセル錠を製造した。

0047

0048

試験例1
試験概要は以下のとおりである。
・試験食摂取期間: 4週間
・試験食の摂取量 :ユーグレナ乾燥粉末換算で 500mg/day
・被験者:男性30名
なお、被験者の内、23名は、日常的に高強度の運動(運動強度:8METs×3回/週)を行っている運動群であり、7名は、日常的には運動を行っていない一般群(運動強度:3METs×1回/週)である。

0049

試験内容
試験食摂取開始前の被験者から、短いストローを用いて流涎採取した。得られた唾液中のテストステロン濃度をキット(Testosterone Salivary Immunoassay Kit (1-2402)、Salimetrics社製)を用いて測定した。該測定の翌日から、被験者に試験食の摂取を開始させ、約4週間摂取させた。摂取終了後、摂取前と同様に唾液中のテストステロン濃度を測定した。

0050

<試験結果>
得られた結果について、IBMSPSSStatistics 25を使用して統計解析した。検定は、ウィルコクソン符号順位和検定(Wilcoxon signed-rank test)で実施した。結果を図1〜3に示す。

0051

図1〜3に示されるように、ユーグレナ摂取により、テストステロン値が促進した。このことから、ユーグレナがテストステロン分泌促進作用を有することが示唆された。また、この作用は、ユーグレナが含むパラミロンに起因すると推察された。

0052

試験例2
二重盲検プラセボ比較平行群間試験を行った。試験概要は以下のとおりである。また、試験デザイン及び試験フローを図4に示す。図4中、対照食及び試験食は製造例1で製造したカプセル錠である。

0053

・試験期間 :試験食摂取群及び対照食摂取群それぞれ8週間(からにかけて)
・試験食の摂取量 :ユーグレナ乾燥粉末換算で 500mg/day
・対照食の摂取量 : 試験食と同量
・被験者:男性15名(試験食摂取群8名(平均年齢:70.0歳、SD:3.1歳)、対照食摂取群7名(平均年齢:69.3歳、SD:2.5歳))

0054

<試験内容>
摂取開始前(0w)の被験者について、試験例1と同様にして唾液中のテストステロン濃度を測定した。また、0wの被験者について、血液を採取し、得られた血液中のテストステロン濃度をキット(エクルーシス試薬テストステロンII、ロシュダイアグスティックス社製)を用いて測定した。該測定の翌日から、試験食摂取群には試験食を、対照食摂取群には対照食を、4週間摂取させた。4週間の摂取期間終了の翌日(4w)に、試験前と同様に唾液中及び血液中のテストステロン濃度を測定した。該測定の翌日から、試験食摂取群には試験食を、対照食摂取群には対照食を、さらに4週間摂取させた。計8週間の摂取期間終了の翌日(8w)に、試験前と同様に唾液中及び血液中のテストステロン濃度を測定した。

0055

<試験結果>
得られた結果について、IBMSPSSStatistics 25を使用して統計解析した。試験食摂取群と対照食摂取群間の検定はマンホイットニーU検定(Mann-Whitney U test)で実施し、各群の測定時期間(0w、4w、8w)の検定はウィルコクソンの符号順位和検定(Wilcoxon signed-rank test)で実施した。

0056

唾液中のテストステロンの測定結果を図5に示す。対照食摂取群については、試験期間が経過するに従い、テストステロン値が有意に減少していた。ここで、テストステロン値は秋から冬にかけて大きく減少するという報告がある(Psychoneuroendocrinology (2006) 31, 895-899)。本試験も秋から冬にかけて行われているところ、対照食摂取群におけるテストステロン値の減少はこれに起因するものであると考えられる。これに対して、試験食摂取群については、試験期間が経過してもテストステロン値の有意な減少は見られず、また試験食摂取後(4w、8w)は対照食摂取群よりもテストステロン値が有意に高かった。

0057

血液中のテストステロンの測定結果を図6に示す。試験食群について、試験期間が経過するに従い、テストステロン値が有意に上昇していた。

実施例

0058

これらの結果より、65歳以上の高齢者に対しても、ユーグレナがテストステロン分泌促進作用を有することが示唆された。また、ユーグレナは、テストステロン値の低下を抑制する作用を有することも分かった。なお、これらの作用は、ユーグレナが含むパラミロンに起因すると推察された。

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